JPH09242333A - 型枠構造及びこれを用いた建物の施工方法 - Google Patents
型枠構造及びこれを用いた建物の施工方法Info
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- JPH09242333A JPH09242333A JP5518796A JP5518796A JPH09242333A JP H09242333 A JPH09242333 A JP H09242333A JP 5518796 A JP5518796 A JP 5518796A JP 5518796 A JP5518796 A JP 5518796A JP H09242333 A JPH09242333 A JP H09242333A
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柱の鉄筋の組み上げ及び型枠の建て起こしを
不要とし、低所作業で高所部分のスラブ及び屋根を構築
できるようにする。 【解決手段】 下円筒枠12、中円筒枠14、及び上円
筒枠16が互いにスライド可能に組合わされて構成され
たスライド型枠10が、閉塞状態で伸縮するようになっ
ている。下円筒枠12をボルト20で、基礎面22に直
立した状態で固定して柱の型枠とする。スライド型枠1
0内へコンクリートCを圧送すると、内部は閉塞状態と
なっているので、コンクリートが充填されながら、スラ
イド型枠10が伸張する。このようにして、所望の高さ
のコンクリート柱を短時間で構築でき、このスライド型
枠10の上部に屋根等を載せておけば、上方に持ち上げ
られるので、足場の必要がなく全ての作業を地上で行う
ことができる。
不要とし、低所作業で高所部分のスラブ及び屋根を構築
できるようにする。 【解決手段】 下円筒枠12、中円筒枠14、及び上円
筒枠16が互いにスライド可能に組合わされて構成され
たスライド型枠10が、閉塞状態で伸縮するようになっ
ている。下円筒枠12をボルト20で、基礎面22に直
立した状態で固定して柱の型枠とする。スライド型枠1
0内へコンクリートCを圧送すると、内部は閉塞状態と
なっているので、コンクリートが充填されながら、スラ
イド型枠10が伸張する。このようにして、所望の高さ
のコンクリート柱を短時間で構築でき、このスライド型
枠10の上部に屋根等を載せておけば、上方に持ち上げ
られるので、足場の必要がなく全ての作業を地上で行う
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型枠構造及びこれ
を用いた建物の施工方法に関する。
を用いた建物の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】RC構造の建物を構築する場合、通常
は、柱の鉄筋を階高まで組み上げ、次に、柱の型枠を建
て起こし、型枠内へコンクリートを打設する。コンクリ
ートが硬化すると、型枠を脱型して、柱間に梁を掛け渡
し、床スラブを施工し、この床スラブを作業場として、
床スラブの上に2階部分の柱を上記手順で構築してい
く。
は、柱の鉄筋を階高まで組み上げ、次に、柱の型枠を建
て起こし、型枠内へコンクリートを打設する。コンクリ
ートが硬化すると、型枠を脱型して、柱間に梁を掛け渡
し、床スラブを施工し、この床スラブを作業場として、
床スラブの上に2階部分の柱を上記手順で構築してい
く。
【0003】しかし、このような施工方法では、床スラ
ブや屋根の材料を揚重するクレーン等が必要となり、高
所作業を避けることができない。さらに、屋外作業なの
で、天候に工程が左右されてしまう。また、柱の鉄筋の
組み上げ及び型枠の建て起こしには、足場や特殊な技能
を持った作業員が必要となり、工期の短縮や施工コスト
を低減することが困難である。さらに、型枠内にコンク
リートを不用意に流し込むと、落下中にコンクリートが
分離してしまい品質の確保が困難となる。
ブや屋根の材料を揚重するクレーン等が必要となり、高
所作業を避けることができない。さらに、屋外作業なの
で、天候に工程が左右されてしまう。また、柱の鉄筋の
組み上げ及び型枠の建て起こしには、足場や特殊な技能
を持った作業員が必要となり、工期の短縮や施工コスト
を低減することが困難である。さらに、型枠内にコンク
リートを不用意に流し込むと、落下中にコンクリートが
分離してしまい品質の確保が困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、柱の鉄筋の組み上げ及び型枠の建て起こしを不要
とし、低所作業で高所部分のスラブ及び屋根を構築でき
るようにすることを課題とする。
慮し、柱の鉄筋の組み上げ及び型枠の建て起こしを不要
とし、低所作業で高所部分のスラブ及び屋根を構築でき
るようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、複数の枠体が互いにスライド可能に組合わされて構
成されたスライド型枠が、閉塞状態で伸縮するようにな
っている。このスライド型枠を固定手段で、基礎面に直
立した状態で固定して柱の型枠とする。
は、複数の枠体が互いにスライド可能に組合わされて構
成されたスライド型枠が、閉塞状態で伸縮するようにな
っている。このスライド型枠を固定手段で、基礎面に直
立した状態で固定して柱の型枠とする。
【0006】スライド型枠内へ圧送手段でコンクリート
を圧送すると、内部は閉塞状態となっているので、コン
クリートが充填されながら、枠体がスライドして上方へ
押し上げられスライド型枠が伸張する。
を圧送すると、内部は閉塞状態となっているので、コン
クリートが充填されながら、枠体がスライドして上方へ
押し上げられスライド型枠が伸張する。
【0007】このように、低所でスライド型枠を基礎面
に固定する作業だけで、鉄筋の組み上げ及び型枠の建て
起こしの作業を経ることなく、所望の高さのコンクリー
ト柱を短時間で構築することができる。別の見方をすれ
ば、型枠を建て起こしながら、コンクリートを打設して
いくということになる。
に固定する作業だけで、鉄筋の組み上げ及び型枠の建て
起こしの作業を経ることなく、所望の高さのコンクリー
ト柱を短時間で構築することができる。別の見方をすれ
ば、型枠を建て起こしながら、コンクリートを打設して
いくということになる。
【0008】請求項2に記載の発明では、スライド型枠
に枠体の抜け出しを阻止するストッパーが設けられてお
り、このストッパーにOリング等のスライド手段が設け
られている。
に枠体の抜け出しを阻止するストッパーが設けられてお
り、このストッパーにOリング等のスライド手段が設け
られている。
【0009】すなわち、ストッパーが機能するまで、換
言すれば、スライド型枠が伸び切るまでコンクリートを
圧送することで、設計高さの柱を容易に構築することが
できる。また、スライド手段を摺動させることで、枠体
が伸張するときの摩擦力が削減され、コンクリートの圧
送力を低減させることができる。
言すれば、スライド型枠が伸び切るまでコンクリートを
圧送することで、設計高さの柱を容易に構築することが
できる。また、スライド手段を摺動させることで、枠体
が伸張するときの摩擦力が削減され、コンクリートの圧
送力を低減させることができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、スライド型枠
の頂部にエア抜き手段及び余盛り部が設けられている。
の頂部にエア抜き手段及び余盛り部が設けられている。
【0011】このエア抜き手段を開放することで、スラ
イド型枠内へコンクリートを充填するとき、内圧によっ
てコンクリートが充填され難いということがなく、コン
クリートがスライド型枠の頂部まで行き渡る。
イド型枠内へコンクリートを充填するとき、内圧によっ
てコンクリートが充填され難いということがなく、コン
クリートがスライド型枠の頂部まで行き渡る。
【0012】また、余盛り部まで、コンクリートを充填
することにより、コンクリートを充填した後、コンクリ
ートの沈下によって上昇した水が余盛り部に溜り(ブリ
ージング)、コンクリートの上部(スライド型枠の頂
部)が多孔質になることがない。この余盛り部は、コン
クリートが硬化した後、取り外される。
することにより、コンクリートを充填した後、コンクリ
ートの沈下によって上昇した水が余盛り部に溜り(ブリ
ージング)、コンクリートの上部(スライド型枠の頂
部)が多孔質になることがない。この余盛り部は、コン
クリートが硬化した後、取り外される。
【0013】請求項4に記載の発明では、スライド型枠
の下部に取入口が設けられており、この取入口に取付管
が固定されている。この取付管には、スライド型枠から
コンクリートの逆流を制止する制止弁が設けられてい
る。
の下部に取入口が設けられており、この取入口に取付管
が固定されている。この取付管には、スライド型枠から
コンクリートの逆流を制止する制止弁が設けられてい
る。
【0014】取付管にコンクリートポンプ車のトランス
ファホースを接続し、スライド型枠内へコンクリートを
充填していく。このとき、コンクリートは下方から上方
に盛り上がるように打設されるので、落下によるコンク
リートの分離が生じない。
ファホースを接続し、スライド型枠内へコンクリートを
充填していく。このとき、コンクリートは下方から上方
に盛り上がるように打設されるので、落下によるコンク
リートの分離が生じない。
【0015】スライド型枠内へコンクリートの充填が完
了すると、制止弁を閉じて取付管からトランスファホー
スを外し、コンクリートを養生して硬化するのを待つ。
了すると、制止弁を閉じて取付管からトランスファホー
スを外し、コンクリートを養生して硬化するのを待つ。
【0016】コンクリートが硬化した後、コンクリート
が硬化した詰まった取付管を取外すことで、コンクリー
ト柱が構築される。
が硬化した詰まった取付管を取外すことで、コンクリー
ト柱が構築される。
【0017】請求項5に記載の発明では、スライド型枠
が鋼管で構成されている。このため、充填されたコンク
リートが鋼管で拘束され、RC柱で見られるような、ひ
び割れによる脱落がなく、コンクリートの強度も高ま
る。
が鋼管で構成されている。このため、充填されたコンク
リートが鋼管で拘束され、RC柱で見られるような、ひ
び割れによる脱落がなく、コンクリートの強度も高ま
る。
【0018】請求項6に記載の発明では、閉塞状態で伸
縮する第1スライド型枠を基礎面に直立した状態で所定
本数固定する。次に、基礎面の上に固定された第1スラ
イド型枠の頂部に床スラブを載置し固定する。この床フ
ラブの上へ、さらに第2スライド型枠を直立した状態で
固定し、その頂部に屋根を載置する。
縮する第1スライド型枠を基礎面に直立した状態で所定
本数固定する。次に、基礎面の上に固定された第1スラ
イド型枠の頂部に床スラブを載置し固定する。この床フ
ラブの上へ、さらに第2スライド型枠を直立した状態で
固定し、その頂部に屋根を載置する。
【0019】ここで、第1スライド型枠内へコンクリー
トを圧送してコンクリートを充填しながら第1スライド
型枠を伸張させ床スラブを所定高さまでリフトする。次
に、第2スライド型枠内へコンクリートを圧送してコン
クリートを充填しながら第2スライド型枠を伸張させ屋
根を所定高さまでリフトする。
トを圧送してコンクリートを充填しながら第1スライド
型枠を伸張させ床スラブを所定高さまでリフトする。次
に、第2スライド型枠内へコンクリートを圧送してコン
クリートを充填しながら第2スライド型枠を伸張させ屋
根を所定高さまでリフトする。
【0020】このように、コンクリートの液圧で、床ス
ラブや屋根等をリフトすることで、揚重機が不要とな
り、低所で全ての作業が完了する。また、当初より屋根
がセッテングされるので、作業が天候に左右されず、工
程管理が容易になる。
ラブや屋根等をリフトすることで、揚重機が不要とな
り、低所で全ての作業が完了する。また、当初より屋根
がセッテングされるので、作業が天候に左右されず、工
程管理が容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、本形態
に係るスライド型枠10は、それぞれ径の異なる上円筒
枠16、中円筒枠14、及び下円筒枠12が互いに重合
するように差し込まれて、多段状に伸張するようになっ
ている。
に係るスライド型枠10は、それぞれ径の異なる上円筒
枠16、中円筒枠14、及び下円筒枠12が互いに重合
するように差し込まれて、多段状に伸張するようになっ
ている。
【0022】下円筒枠12の底部には、フランジ18が
張り出しており、ボルト20で基礎面22へ固定できる
ようになっている。なお、基礎面22はレベリングされ
ており、スライド型枠10は直立した状態で固定され
る。
張り出しており、ボルト20で基礎面22へ固定できる
ようになっている。なお、基礎面22はレベリングされ
ており、スライド型枠10は直立した状態で固定され
る。
【0023】また、下円筒枠12の側部には、取入口2
4が開口されており、この取入口24を補強するよう
に、補強プレート26が溶接されている。
4が開口されており、この取入口24を補強するよう
に、補強プレート26が溶接されている。
【0024】この補強プレート26には、ボルト孔が穿
設されており、ディスポーザブルパイプ28のフランジ
32がボルト30で固定できるようになっている。ディ
スポーザブルパイプ28には、制止バルブ34が備えら
れており、ホイール36を回すことによって、ディスポ
ーザブルパイプ28の貫通路を開閉できるようになって
いる。
設されており、ディスポーザブルパイプ28のフランジ
32がボルト30で固定できるようになっている。ディ
スポーザブルパイプ28には、制止バルブ34が備えら
れており、ホイール36を回すことによって、ディスポ
ーザブルパイプ28の貫通路を開閉できるようになって
いる。
【0025】また、ディスポーザブルパイプ28の口部
には、フランジ38が形成されており、コンクリートポ
ンプ車Pのトランスファホース40が接続されるように
なっている。
には、フランジ38が形成されており、コンクリートポ
ンプ車Pのトランスファホース40が接続されるように
なっている。
【0026】一方、下円筒枠12の上部には、中心に向
かって延出するリング状の鍔部42が設けられており、
この鍔部42が形成する開口44から中円筒枠14が下
円筒枠12内へ挿入されている。中円筒枠14の下部に
は、外側に拡がる鍔部46が形成され、この鍔部46に
パッキンとしてのOリング48が装着されている。この
Oリング48が、下円筒枠12の内周壁と摺動すること
で、中円筒枠14が下円筒枠12と閉塞状態を保持しな
がら、上下にスムーズにスライドするようになってい
る。
かって延出するリング状の鍔部42が設けられており、
この鍔部42が形成する開口44から中円筒枠14が下
円筒枠12内へ挿入されている。中円筒枠14の下部に
は、外側に拡がる鍔部46が形成され、この鍔部46に
パッキンとしてのOリング48が装着されている。この
Oリング48が、下円筒枠12の内周壁と摺動すること
で、中円筒枠14が下円筒枠12と閉塞状態を保持しな
がら、上下にスムーズにスライドするようになってい
る。
【0027】また、中円筒枠14の上部には、中心に向
かって延出するリング状の鍔部50が設けられており、
この鍔部50が形成する開口52から上円筒枠16が中
円筒枠14内へ挿入されている。上円筒枠16の下部に
は、外側に拡がる鍔部54が形成され、この鍔部54に
パッキンとしてのOリング56が装着されている。この
Oリング56が、中円筒枠14の内周壁と摺動すること
で、上円筒枠16が中円筒枠14と閉塞状態を保持しな
がら、上下にスムーズにスライドするようになってい
る。
かって延出するリング状の鍔部50が設けられており、
この鍔部50が形成する開口52から上円筒枠16が中
円筒枠14内へ挿入されている。上円筒枠16の下部に
は、外側に拡がる鍔部54が形成され、この鍔部54に
パッキンとしてのOリング56が装着されている。この
Oリング56が、中円筒枠14の内周壁と摺動すること
で、上円筒枠16が中円筒枠14と閉塞状態を保持しな
がら、上下にスムーズにスライドするようになってい
る。
【0028】一方、上円筒枠16の上部は上壁58で閉
じられており、この上壁58には、図9に示すように、
筒状のケーシング64が上円筒枠16の内部と連通した
状態で、ボルト76で固定されている。ケーシング64
の中にはピストン60が摺動可能に配設されている。ピ
ストン60の外周部には、Oリング68が装着されてお
り、水密状態とされている。また、ピストン60には、
軸方向へ貫通する通水孔80が形成され、フィルター7
8で覆われている。
じられており、この上壁58には、図9に示すように、
筒状のケーシング64が上円筒枠16の内部と連通した
状態で、ボルト76で固定されている。ケーシング64
の中にはピストン60が摺動可能に配設されている。ピ
ストン60の外周部には、Oリング68が装着されてお
り、水密状態とされている。また、ピストン60には、
軸方向へ貫通する通水孔80が形成され、フィルター7
8で覆われている。
【0029】これによって、スライド型枠10内に充填
されたコンクリートCがケーシング64内に流れ込んだ
とき、水のみが通水孔80を通じて、ピストン60の上
面側に滲み出る構成である。
されたコンクリートCがケーシング64内に流れ込んだ
とき、水のみが通水孔80を通じて、ピストン60の上
面側に滲み出る構成である。
【0030】一方、ケーシング64の密閉蓋70には、
エア抜きパイプ72が貫通している。このエア抜きパイ
プ72には、コック74が設けられ、スライド型枠10
内にある空気の吐出量を調整できるようになっている。
エア抜きパイプ72が貫通している。このエア抜きパイ
プ72には、コック74が設けられ、スライド型枠10
内にある空気の吐出量を調整できるようになっている。
【0031】さらに、ピストン60には、ロッド62が
接続されており密閉蓋70の外側へ貫通している。この
ロッド62を、図示しないジャッキで加圧することによ
って、ケーシング64内のコンクリートCへ下方向の圧
力が加わる。
接続されており密閉蓋70の外側へ貫通している。この
ロッド62を、図示しないジャッキで加圧することによ
って、ケーシング64内のコンクリートCへ下方向の圧
力が加わる。
【0032】次に、本形態に係るスライド型枠で建物を
構築する手順を説明する。図4に示すように、先ず、コ
ンクリートCを打設して平坦な基礎面22を構築し、直
立した状態でスライド型枠10を所定の位置に固定す
る。次に、ディスポーザブルパイプ28を下円筒枠12
の側部にボルト20で固定する。
構築する手順を説明する。図4に示すように、先ず、コ
ンクリートCを打設して平坦な基礎面22を構築し、直
立した状態でスライド型枠10を所定の位置に固定す
る。次に、ディスポーザブルパイプ28を下円筒枠12
の側部にボルト20で固定する。
【0033】ここで、図1に示すケーシング64に当た
らないように、図5に示すように、2階部分のPCの床
スラブ68を上円筒枠16の上壁58に載せて固定す
る。
らないように、図5に示すように、2階部分のPCの床
スラブ68を上円筒枠16の上壁58に載せて固定す
る。
【0034】次に、図6及び図7に示すように、床スラ
ブ68の上に新たなスライド型枠10を固定し、この上
円筒枠16の上壁58に屋根70を載せて固定する。
ブ68の上に新たなスライド型枠10を固定し、この上
円筒枠16の上壁58に屋根70を載せて固定する。
【0035】ここで、コンクリートポンプ車Pから、ト
ランスファホース40及びディスポーザブルパイプ28
を介して、下側のスライド型枠10内へコンクリートC
を圧送する。
ランスファホース40及びディスポーザブルパイプ28
を介して、下側のスライド型枠10内へコンクリートC
を圧送する。
【0036】圧送されたコンクリートCは、図1に示す
ように、スライド型枠10内の空気をエア抜きパイプ7
2から押し出しながら、下方から上方に盛り上がってい
く。これによって、スライド型枠10内には、コンクリ
ートCのみが充填される。
ように、スライド型枠10内の空気をエア抜きパイプ7
2から押し出しながら、下方から上方に盛り上がってい
く。これによって、スライド型枠10内には、コンクリ
ートCのみが充填される。
【0037】コンクリートCが上円筒枠16の上壁58
に至り、さらにケーシング64内へ流れ込んだ時点で、
コック74をひねってエア抜きパイプ72を閉じる。
に至り、さらにケーシング64内へ流れ込んだ時点で、
コック74をひねってエア抜きパイプ72を閉じる。
【0038】さらに、コンクリートCをスライド型枠1
0内へ圧送すると、図2に示すように、上円筒枠16が
持ち上げられ、上円筒枠16の鍔部54が中円筒枠14
の鍔部50に当たって、コンクリートの液圧で中円筒枠
14を上方に持ち上げていく。
0内へ圧送すると、図2に示すように、上円筒枠16が
持ち上げられ、上円筒枠16の鍔部54が中円筒枠14
の鍔部50に当たって、コンクリートの液圧で中円筒枠
14を上方に持ち上げていく。
【0039】ここで、中円筒枠14が伸び切って、鍔部
46が下円筒枠12の鍔部42に当るまで、コンクリー
トCの圧送を続けた後、圧送を停止し、制止バルブ34
を閉止する。このように、鍔部にストッパー機能を持た
せ、スライド型枠10の伸張量を決めることにより、設
計通りの高さの柱を構築できる。
46が下円筒枠12の鍔部42に当るまで、コンクリー
トCの圧送を続けた後、圧送を停止し、制止バルブ34
を閉止する。このように、鍔部にストッパー機能を持た
せ、スライド型枠10の伸張量を決めることにより、設
計通りの高さの柱を構築できる。
【0040】次に、同じように、上側のスライド型枠1
0にも、コンクリートCを圧送して、図8に示すよう
に、屋根70を所定の位置まで持ち上げた状態で、コン
クリートCの圧送を停止し、制止バルブ34を閉止して
コンクリートCの逆流を阻止する。
0にも、コンクリートCを圧送して、図8に示すよう
に、屋根70を所定の位置まで持ち上げた状態で、コン
クリートCの圧送を停止し、制止バルブ34を閉止して
コンクリートCの逆流を阻止する。
【0041】次に、コンクリートCが硬化するまでロッ
ド62を下方へ加圧して、上壁58に接するまだ固まら
ないコンクリートCの粒子圧を高め、この粒子圧で上載
荷重支持する。すなわち、空気やブリージング水の洩れ
に起因するスライド型枠10の下がりを防止することに
より、完全な伸張状態を維持できる。
ド62を下方へ加圧して、上壁58に接するまだ固まら
ないコンクリートCの粒子圧を高め、この粒子圧で上載
荷重支持する。すなわち、空気やブリージング水の洩れ
に起因するスライド型枠10の下がりを防止することに
より、完全な伸張状態を維持できる。
【0042】このように、予め工場で製造されたスライ
ド型枠10を建物Mの建設現場に搬入し、これを基礎面
22に固定するだけで、言わば、コンクリートの液圧を
利用したジャッキとして用いることができる。また、全
ての作業を地上で行うことができるので足場の必要がな
く、作業の安全と工期の短縮が図れる。
ド型枠10を建物Mの建設現場に搬入し、これを基礎面
22に固定するだけで、言わば、コンクリートの液圧を
利用したジャッキとして用いることができる。また、全
ての作業を地上で行うことができるので足場の必要がな
く、作業の安全と工期の短縮が図れる。
【0043】なお、試算によると、スライド型枠10の
平均内径を50cmとし、6つセットして、コンクリー
トCの圧力を10kg/cm2 とすると、約117to
nの揚力が生じる。これにより、クレーンに替わり得る
リフト能力があることが判る。
平均内径を50cmとし、6つセットして、コンクリー
トCの圧力を10kg/cm2 とすると、約117to
nの揚力が生じる。これにより、クレーンに替わり得る
リフト能力があることが判る。
【0044】また、コンクリートの締固めは、スライド
型枠10の外部に取付けられた図示しない振動機によっ
て、型枠全体を振動させることによって行われる。
型枠10の外部に取付けられた図示しない振動機によっ
て、型枠全体を振動させることによって行われる。
【0045】一方、コンクリートCが硬化した後は、ボ
ルト30を弛めてコンクリートCが残留したディスポー
ザブルパイプ28を取外し、切断面をモルタル等で後処
理する。また、ロッド62に加えている圧力を解除し、
ケーシング64を取外して、コンクリートが充填された
スライド型枠10を柱として機能させる。このように、
ケーシング64をコンクリートの余盛り部とすること
で、コンクリートの沈下によって上昇した水がスライド
型枠10の頂部に溜まって多孔質となることがないの
で、水密なコンクリートが打設できる。
ルト30を弛めてコンクリートCが残留したディスポー
ザブルパイプ28を取外し、切断面をモルタル等で後処
理する。また、ロッド62に加えている圧力を解除し、
ケーシング64を取外して、コンクリートが充填された
スライド型枠10を柱として機能させる。このように、
ケーシング64をコンクリートの余盛り部とすること
で、コンクリートの沈下によって上昇した水がスライド
型枠10の頂部に溜まって多孔質となることがないの
で、水密なコンクリートが打設できる。
【0046】なお、柱だけを構築する場合又はスライド
型枠10の上部に屋根等の大きな上載荷重が掛からない
場合は、エア抜きをした後、コンクリート余盛り部とし
てのケーシング64を密閉状態とするだけで、スライド
型枠10の伸張状態を維持できる。
型枠10の上部に屋根等の大きな上載荷重が掛からない
場合は、エア抜きをした後、コンクリート余盛り部とし
てのケーシング64を密閉状態とするだけで、スライド
型枠10の伸張状態を維持できる。
【0047】また、スライド型枠10が伸び切ったと
き、あるいは、コンクリートが硬化した後に、各型枠の
継ぎ目を溶接又はボルト締めすれば、柱の支持荷重を大
きくすることができる。
き、あるいは、コンクリートが硬化した後に、各型枠の
継ぎ目を溶接又はボルト締めすれば、柱の支持荷重を大
きくすることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、鉄筋の組
み上げ及び型枠の建て起こしが不要となり、低所作業で
高所部分のスラブ及び屋根を構築でき、また、屋根が先
行して架けられるので、雨天でも下部構造の施工が可能
となる。このため、工期の短縮を図ることができる。
み上げ及び型枠の建て起こしが不要となり、低所作業で
高所部分のスラブ及び屋根を構築でき、また、屋根が先
行して架けられるので、雨天でも下部構造の施工が可能
となる。このため、工期の短縮を図ることができる。
【図1】本形態に係るスライド型枠が縮んだ状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本形態に係るスライド型枠が伸張する状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本形態に係るスライド型枠が伸び切った状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】本形態に係る建物の施工方法を示した概念図で
ある。
ある。
【図5】本形態に係る建物の施工方法を示した概念図で
ある。
ある。
【図6】本形態に係る建物の施工方法を示した概念図で
ある。
ある。
【図7】本形態に係る建物の施工方法を示した概念図で
ある。
ある。
【図8】本形態に係る建物の施工方法を示した概念図で
ある。
ある。
【図9】コンクリート余盛り部の拡大図である。
10 スライド型枠 20 ボルト(固定手段) 24 取入口 28 ディスポーザブルパイプ(圧送手段) 34 制止弁(圧送手段) 42 ストッパー(鍔部) 46 ストッパー(鍔部) 50 ストッパー(鍔部) 54 ストッパー(鍔部) 64 ケーシング(余盛り部) 68 床スラブ 70 屋根 72 エア抜きパイプ(エア抜き手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の枠体が互いにスライド可能に組合
わされ閉塞状態で伸縮するスライド型枠と、前記スライ
ド型枠を基礎面に直立した状態で固定する固定手段と、
前記スライド型枠内へコンクリートを圧送する圧送手段
と、を有することを特徴とする型枠構造。 - 【請求項2】 前記スライド型枠に形成され前記枠体の
抜け出しを阻止するストッパーと、前記ストッパーに設
けられ前記枠体の内壁と摺動可能なスライド手段と、を
有することを特徴とする請求項1に記載の型枠構造。 - 【請求項3】 前記スライド型枠の頂部に設けられたエ
ア抜き手段と、前記スライド型枠の頂部から突設された
余盛り部と、を有することを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の型枠構造。 - 【請求項4】 前記圧送手段が、前記スライド型枠の下
部に設けられた取入口と、前記取入口へ固定され取外し
可能な取付管と、前記取付管に設けられ前記スライド型
枠からコンクリートの逆流を制止する制止弁と、で構成
されたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに
記載の型枠構造。 - 【請求項5】 前記スライド型枠が鋼管で構成されたこ
とを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の型
枠構造。 - 【請求項6】 複数の枠体が互いにスライド可能に組合
わされ閉塞状態で伸縮する第1スライド型枠を基礎面に
直立した状態で複数固定する工程と、前記第1スライド
型枠の頂部に床スラブを載置する工程と、前記床スラブ
に第2スライド型枠を直立した状態で複数固定する工程
と、前記第2スライド型枠の頂部に屋根を載置する工程
と、前記第1スライド型枠内へコンクリートを圧送して
第1スライド型枠を伸張させ前記床スラブを所定高さま
でリフトする工程と、前記第2スライド型枠内へコンク
リートを圧送して第2スライド型枠を伸張させ前記屋根
を所定高さまでリフトする工程と、を有することを特徴
とする建物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5518796A JPH09242333A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 型枠構造及びこれを用いた建物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5518796A JPH09242333A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 型枠構造及びこれを用いた建物の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242333A true JPH09242333A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12991714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5518796A Pending JPH09242333A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 型枠構造及びこれを用いた建物の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09242333A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108316648A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-24 | 中国二十冶集团有限公司 | 框架梁底构造柱的浇筑辅模及其使用方法 |
| CN112502317A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-03-16 | 福建金启点实业有限公司 | 一种高强度钢结构建筑及施工方法 |
| CN115627940A (zh) * | 2022-11-03 | 2023-01-20 | 青岛方硕建筑科技有限公司 | 一种智能引导施工装置和方法 |
| CN116575706A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-08-11 | 北京住总第四开发建设有限公司 | 可拆卸构造柱簸箕口模板及其使用方法 |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP5518796A patent/JPH09242333A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108316648A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-24 | 中国二十冶集团有限公司 | 框架梁底构造柱的浇筑辅模及其使用方法 |
| CN112502317A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-03-16 | 福建金启点实业有限公司 | 一种高强度钢结构建筑及施工方法 |
| CN115627940A (zh) * | 2022-11-03 | 2023-01-20 | 青岛方硕建筑科技有限公司 | 一种智能引导施工装置和方法 |
| CN116575706A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-08-11 | 北京住总第四开发建设有限公司 | 可拆卸构造柱簸箕口模板及其使用方法 |
| CN116575706B (zh) * | 2023-05-06 | 2025-08-08 | 北京住总第四开发建设有限公司 | 可拆卸构造柱簸箕口模板及其使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040525 |
|
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|
| A02 | Decision of refusal |
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