JPH0924255A - スパイラル膜モジュール - Google Patents
スパイラル膜モジュールInfo
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- JPH0924255A JPH0924255A JP19796295A JP19796295A JPH0924255A JP H0924255 A JPH0924255 A JP H0924255A JP 19796295 A JP19796295 A JP 19796295A JP 19796295 A JP19796295 A JP 19796295A JP H0924255 A JPH0924255 A JP H0924255A
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- vessel
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- spiral membrane
- membrane
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベッセル内に一列に充填した前後複数段のど
のスパイラル膜エレメントにも原水を膜に接して高流速
で流し、透過水を増収する。 【解決手段】 前後方向に細長い筒形のベッセル10の
内部に、中心部に透過水の集水管7を有する複数のスパ
イラル膜エレメント1を前後方向に一列に収容し、各エ
レメントの外周とベッセルの内周をシールすると共に、
前後のスパイラル膜エレメントの集水管を直列に接続
し、ベッセルの前端から内部に加圧して供給した原水を
前段のスパイラル膜エレメントから後段のスパイラル膜
エレメントに順次通水し、膜を透過した透過水を集水管
に導入し、ベッセルの後端から透過水と、濃縮水とを分
離して排出するようにしたスパイラル膜モジュールにお
いて、ベッセル内に配列した前後、複数段のスパイラル
膜エレメントの原水流路断面積を前段から後段に向かっ
て順次小さくする。
のスパイラル膜エレメントにも原水を膜に接して高流速
で流し、透過水を増収する。 【解決手段】 前後方向に細長い筒形のベッセル10の
内部に、中心部に透過水の集水管7を有する複数のスパ
イラル膜エレメント1を前後方向に一列に収容し、各エ
レメントの外周とベッセルの内周をシールすると共に、
前後のスパイラル膜エレメントの集水管を直列に接続
し、ベッセルの前端から内部に加圧して供給した原水を
前段のスパイラル膜エレメントから後段のスパイラル膜
エレメントに順次通水し、膜を透過した透過水を集水管
に導入し、ベッセルの後端から透過水と、濃縮水とを分
離して排出するようにしたスパイラル膜モジュールにお
いて、ベッセル内に配列した前後、複数段のスパイラル
膜エレメントの原水流路断面積を前段から後段に向かっ
て順次小さくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、逆浸透(RO)
膜や、MF膜、UF膜によるスパイラル膜エレメントを
複数個、前後方向に細長い筒形のベッセルの内部に前後
方向に一列に収容し、原水中のトリハロメタン前駆物質
などの微量有機成分や、溶存無機成分を効率よく膜濾過
して分離し、半導体素子の洗浄用の超純水などの透過水
を採水するためのスパイラル膜モジュールに関する。
膜や、MF膜、UF膜によるスパイラル膜エレメントを
複数個、前後方向に細長い筒形のベッセルの内部に前後
方向に一列に収容し、原水中のトリハロメタン前駆物質
などの微量有機成分や、溶存無機成分を効率よく膜濾過
して分離し、半導体素子の洗浄用の超純水などの透過水
を採水するためのスパイラル膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】スパイラル膜エレメントは、シート状の
透過水の流路スペーサと、膜と、シート状の原水の流路
スペーサと、もう1枚の膜を積層した状態で集水管の回
りに巻付けて構成されている。例えば、その一例を図5
に基づいて説明すると、集水孔7´を有する集水管7
に、膜や、原水の流路スペーサよりも幅が少し狭い透過
水の流路スペーサ3の一端が巻付けられ、他端は拡がっ
た状態にあり、一方、RO膜などの分離膜を中央で折り
返して形成される2枚の膜2,2の間に原水の流路スペ
ーサ5を挟み、膜の折返し部2´が集水管に接するよう
にして前記透過水の流路スペーサ3上に配置する。そし
て、膜の周辺部に接着剤を塗布して膜、及び2種のスペ
ーサ3,5を一緒に巻付け、のり巻き状積層体6を形成
する。これにより透過水の流路スペーサ3は結果として
周辺部が接着された2枚の膜2,2の間に介在する。
尚、集水管7の各端部は該積層体の両端から突出する。
又、のり巻き状積層体の外には不透水性のシート8を巻
いて接着する。透過水の流路スペーサ3は、凹凸状の表
面を形成するトリコット編の布(例えばポリエステル
製)であり、原水の流路スペーサ5は編成、又は織成し
た合成繊維のネットである。
透過水の流路スペーサと、膜と、シート状の原水の流路
スペーサと、もう1枚の膜を積層した状態で集水管の回
りに巻付けて構成されている。例えば、その一例を図5
に基づいて説明すると、集水孔7´を有する集水管7
に、膜や、原水の流路スペーサよりも幅が少し狭い透過
水の流路スペーサ3の一端が巻付けられ、他端は拡がっ
た状態にあり、一方、RO膜などの分離膜を中央で折り
返して形成される2枚の膜2,2の間に原水の流路スペ
ーサ5を挟み、膜の折返し部2´が集水管に接するよう
にして前記透過水の流路スペーサ3上に配置する。そし
て、膜の周辺部に接着剤を塗布して膜、及び2種のスペ
ーサ3,5を一緒に巻付け、のり巻き状積層体6を形成
する。これにより透過水の流路スペーサ3は結果として
周辺部が接着された2枚の膜2,2の間に介在する。
尚、集水管7の各端部は該積層体の両端から突出する。
又、のり巻き状積層体の外には不透水性のシート8を巻
いて接着する。透過水の流路スペーサ3は、凹凸状の表
面を形成するトリコット編の布(例えばポリエステル
製)であり、原水の流路スペーサ5は編成、又は織成し
た合成繊維のネットである。
【0003】このスパイラル膜エレメントは、図7に示
すように前後方向に細長い筒形のベッセル10の内部に
前後方向に複数個、一列に収容し、各エレメント1の外
周とベッセルの内周を環状のシール材9でシールすると
共に、最前段のエレメント1−1の、原水供給口11を
有するベッセルの前端に向いた集水管の前端部7Aはキ
ャップ12を取付けて塞ぎ、最後段のエレメント1−N
の、濃縮水排出口13を有するベッセルの後端に向いた
集水管の後端部7Bは直接、又は間接にベッセルの後端
壁に貫通支持し、それ以外の前段のエレメントの集水管
の後端部と、後段のエレメントの集水管の前端部とをジ
ョイント筒14で連結してスパイラル膜モジュールを構
成する。
すように前後方向に細長い筒形のベッセル10の内部に
前後方向に複数個、一列に収容し、各エレメント1の外
周とベッセルの内周を環状のシール材9でシールすると
共に、最前段のエレメント1−1の、原水供給口11を
有するベッセルの前端に向いた集水管の前端部7Aはキ
ャップ12を取付けて塞ぎ、最後段のエレメント1−N
の、濃縮水排出口13を有するベッセルの後端に向いた
集水管の後端部7Bは直接、又は間接にベッセルの後端
壁に貫通支持し、それ以外の前段のエレメントの集水管
の後端部と、後段のエレメントの集水管の前端部とをジ
ョイント筒14で連結してスパイラル膜モジュールを構
成する。
【0004】これによりベッセルの前端の原水供給口1
1からベッセルの内部に原水を圧入すると、原水は最前
段から最後段までの各段のスパイラル膜エレメントの、
のり巻き状積層体6中を軸方向に流れ、その際に膜2を
透過した透過水は膜と膜の間の透過水の流路スペーサ3
を伝わりのり巻き状積層体の中心に向かって渦状に流
れ、集水管の外周に接触した膜を透過し、ジョイント筒
14で直列に接続された各段のエレメントの集水管7内
に集水孔7´から流入する。従って、ベッセルの後端壁
を貫通して突出した集水管の端部7Bからは透過水が流
出し、この後端壁に設けられた濃縮水排出口13からは
各段のエレメントの膜を透過しなかった濃縮水が流出す
る。集水管の端部から流出する透過水は、前述したよう
に原水中のトリハロメタン前駆物質などの微量有機成分
や、溶存無機成分を膜濾過により分離、除去した超純水
であって、半導体素子の洗浄用水などとして必要個所に
配管で供給する。
1からベッセルの内部に原水を圧入すると、原水は最前
段から最後段までの各段のスパイラル膜エレメントの、
のり巻き状積層体6中を軸方向に流れ、その際に膜2を
透過した透過水は膜と膜の間の透過水の流路スペーサ3
を伝わりのり巻き状積層体の中心に向かって渦状に流
れ、集水管の外周に接触した膜を透過し、ジョイント筒
14で直列に接続された各段のエレメントの集水管7内
に集水孔7´から流入する。従って、ベッセルの後端壁
を貫通して突出した集水管の端部7Bからは透過水が流
出し、この後端壁に設けられた濃縮水排出口13からは
各段のエレメントの膜を透過しなかった濃縮水が流出す
る。集水管の端部から流出する透過水は、前述したよう
に原水中のトリハロメタン前駆物質などの微量有機成分
や、溶存無機成分を膜濾過により分離、除去した超純水
であって、半導体素子の洗浄用水などとして必要個所に
配管で供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、前段の膜エ
レメントの流路スペーサ5に流入する原水の水量は、該
膜エレメントののり巻き状積層体6中を膜に接して軸方
向に流れ、膜を透過して該エレメントの集水管に採水さ
れた透過水と、膜を透過し得ずに原水流路スペーサから
軸方向に流出する濃縮水との合計水量であるのに対し、
後段の膜エレメントののり巻き状積層体中に流入する原
水は、前段の膜エレメントの原水流路スペーサから流出
する濃縮水であって、その水量は前段の膜エレメントの
のり巻き状積層体に流入する原水の水量に対し、前段の
膜エレメントの集水管に採水された透過水の水量分少な
い。
レメントの流路スペーサ5に流入する原水の水量は、該
膜エレメントののり巻き状積層体6中を膜に接して軸方
向に流れ、膜を透過して該エレメントの集水管に採水さ
れた透過水と、膜を透過し得ずに原水流路スペーサから
軸方向に流出する濃縮水との合計水量であるのに対し、
後段の膜エレメントののり巻き状積層体中に流入する原
水は、前段の膜エレメントの原水流路スペーサから流出
する濃縮水であって、その水量は前段の膜エレメントの
のり巻き状積層体に流入する原水の水量に対し、前段の
膜エレメントの集水管に採水された透過水の水量分少な
い。
【0006】膜濾過においては、のり巻き状積層体中を
膜2に接して流れる原水の流速が速い程、濃度分極を防
止でき、見掛けの塩の阻止率が高い。しかし従来の膜モ
ジュールに使用されているスパイラル膜エレメントのの
り巻き状積層体の原水流路断面積(のり巻き状積層体中
の、原水の通過可能な空間の断面積)は、前段の膜エレ
メントも、後段の膜エレメントも一定にしてある。この
ため、前段の膜エレメントののり巻き状積層体には、後
段の膜エレメントののり巻き状積層体に流入するよりも
量が多い原水が流入し、膜に接して高流速で流れるの
で、濃度分極を効率よく防止できるが、前段の膜エレメ
ントののり巻き状積層体と原水流路断面積が同じ後段の
膜エレメントののり巻き状積層体に流入する原水(前段
の膜エレメントの原水の流路スペーサから流出する濃縮
水)は前段にくらべて少ないため、のり巻き状積層体中
を流れる原水の流速は低下し、濃度分極が発達し、塩の
阻止率が悪くなる。その上、濃度分極現象の進行によっ
てスケールなどが生成し、透過水の採水量が減少する。
膜2に接して流れる原水の流速が速い程、濃度分極を防
止でき、見掛けの塩の阻止率が高い。しかし従来の膜モ
ジュールに使用されているスパイラル膜エレメントのの
り巻き状積層体の原水流路断面積(のり巻き状積層体中
の、原水の通過可能な空間の断面積)は、前段の膜エレ
メントも、後段の膜エレメントも一定にしてある。この
ため、前段の膜エレメントののり巻き状積層体には、後
段の膜エレメントののり巻き状積層体に流入するよりも
量が多い原水が流入し、膜に接して高流速で流れるの
で、濃度分極を効率よく防止できるが、前段の膜エレメ
ントののり巻き状積層体と原水流路断面積が同じ後段の
膜エレメントののり巻き状積層体に流入する原水(前段
の膜エレメントの原水の流路スペーサから流出する濃縮
水)は前段にくらべて少ないため、のり巻き状積層体中
を流れる原水の流速は低下し、濃度分極が発達し、塩の
阻止率が悪くなる。その上、濃度分極現象の進行によっ
てスケールなどが生成し、透過水の採水量が減少する。
【0007】このように、膜に接触して流れる原水の流
速の速度差によって、前段の膜エレメントほど透過水の
採水量が多く、後段の膜エレメントほど透過水の採水量
が極端に減少する傾向は、ベッセルの前端内部に原水を
供給する水圧を大にするほど顕著になる。そこで、従来
は各段の膜エレメントでの透過水の採水量をなるべく同
じにするため、ベッセルへの原水の供給圧力を低くして
いるが、これでは膜に膜濾過の機能を充分に発揮させる
ことができず、装置の運転効率は頗る悪い。
速の速度差によって、前段の膜エレメントほど透過水の
採水量が多く、後段の膜エレメントほど透過水の採水量
が極端に減少する傾向は、ベッセルの前端内部に原水を
供給する水圧を大にするほど顕著になる。そこで、従来
は各段の膜エレメントでの透過水の採水量をなるべく同
じにするため、ベッセルへの原水の供給圧力を低くして
いるが、これでは膜に膜濾過の機能を充分に発揮させる
ことができず、装置の運転効率は頗る悪い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
のスパイラル膜モジュールの問題点を解消するためのも
ので、前後方向に細長い筒形のベッセルの内部に、中心
部に透過水の集水管を有する複数のスパイラル膜エレメ
ントを前後方向に一列に収容し、各エレメントの外周と
ベッセルの内周をシールすると共に、前後のスパイラル
膜エレメントの集水管を直列に接続し、ベッセルの前端
から内部に加圧して供給した原水を前段のスパイラル膜
エレメントから後段のスパイラル膜エレメントに順次通
水し、膜を透過した透過水を集水管に導入し、ベッセル
の後端から透過水と、濃縮水とを分離して排出するよう
にしたスパイラル膜モジュールにおいて、ベッセル内に
配列した前後、複数段のスパイラル膜エレメントの原水
流路断面積を前段から後段に向かって順次小さくしたこ
とを特徴とする。
のスパイラル膜モジュールの問題点を解消するためのも
ので、前後方向に細長い筒形のベッセルの内部に、中心
部に透過水の集水管を有する複数のスパイラル膜エレメ
ントを前後方向に一列に収容し、各エレメントの外周と
ベッセルの内周をシールすると共に、前後のスパイラル
膜エレメントの集水管を直列に接続し、ベッセルの前端
から内部に加圧して供給した原水を前段のスパイラル膜
エレメントから後段のスパイラル膜エレメントに順次通
水し、膜を透過した透過水を集水管に導入し、ベッセル
の後端から透過水と、濃縮水とを分離して排出するよう
にしたスパイラル膜モジュールにおいて、ベッセル内に
配列した前後、複数段のスパイラル膜エレメントの原水
流路断面積を前段から後段に向かって順次小さくしたこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1から図4は本発明の実施形態
であって、図5〜7の従来装置と同じ構成要素には同じ
符号を付してある。図1の第1実施形態では最前段の膜
エレメント1−1ののり巻き状積層体6の直径はAで、
その外に不透水性シート8を巻いて接着し、シートの外
に環状のシール材9を取付けてベッセル10の内周にシ
ール材9でシールして保持する。2段目以降の膜エレメ
ントののり巻き状積層体6の原水流路断面積を、最前段
で使用したのと同じ透過水の流路スペーサ、原水の流路
スペーサを使用して最前段よりも小さくするため、のり
巻き状積層体の直径をAよりも小さくし、その外を不透
水包囲層21で包囲して不透水包囲層の直径を最前段の
のり巻き状積層体の直径Aと同径にする。そして、不透
水包囲層の外に不透水性シート8を巻いて接着し、この
シートの外に環状のシール材9を取付け、ベッセルの内
周にシール材でシールして保持する。この場合、3段目
の膜エレメント1−3ののり巻き状積層体の直径は、2
段目の膜エレメント1−2ののり巻き状積層体の直径B
(但しB<A)よりも小さいCにし、同様に4段目の膜
エレメント1−4ののり巻き状積層体の直径は、3段目
の膜エレメント1−3ののり巻き状積層体の直径Cより
も小さいDにしてある。従って、後の段の不透水包囲層
21ほど筒壁の厚さは増加する。
であって、図5〜7の従来装置と同じ構成要素には同じ
符号を付してある。図1の第1実施形態では最前段の膜
エレメント1−1ののり巻き状積層体6の直径はAで、
その外に不透水性シート8を巻いて接着し、シートの外
に環状のシール材9を取付けてベッセル10の内周にシ
ール材9でシールして保持する。2段目以降の膜エレメ
ントののり巻き状積層体6の原水流路断面積を、最前段
で使用したのと同じ透過水の流路スペーサ、原水の流路
スペーサを使用して最前段よりも小さくするため、のり
巻き状積層体の直径をAよりも小さくし、その外を不透
水包囲層21で包囲して不透水包囲層の直径を最前段の
のり巻き状積層体の直径Aと同径にする。そして、不透
水包囲層の外に不透水性シート8を巻いて接着し、この
シートの外に環状のシール材9を取付け、ベッセルの内
周にシール材でシールして保持する。この場合、3段目
の膜エレメント1−3ののり巻き状積層体の直径は、2
段目の膜エレメント1−2ののり巻き状積層体の直径B
(但しB<A)よりも小さいCにし、同様に4段目の膜
エレメント1−4ののり巻き状積層体の直径は、3段目
の膜エレメント1−3ののり巻き状積層体の直径Cより
も小さいDにしてある。従って、後の段の不透水包囲層
21ほど筒壁の厚さは増加する。
【0010】不透水包囲層21は、発泡樹脂など、それ
自体が不透水材料で成形した2つの半円筒形部材で構成
してもよいし、可撓性のシートを、直径がAよりも小さ
いのり巻き状積層体の外に、直径がAになるまで巻付
け、シートが吸水性の場合は、両端面に不透水性の塗料
を塗るなどして不透水塗層を設けてもよい。
自体が不透水材料で成形した2つの半円筒形部材で構成
してもよいし、可撓性のシートを、直径がAよりも小さ
いのり巻き状積層体の外に、直径がAになるまで巻付
け、シートが吸水性の場合は、両端面に不透水性の塗料
を塗るなどして不透水塗層を設けてもよい。
【0011】こうして、第1実施形態ではのり巻き状積
層体の直径を後段の膜エレメントほど小さくすることに
より原水流路断面積を小にし、後段の膜エレメントのの
り巻き状積層体に流入する原水の水量が前段より少なく
ても、膜に接して流れる原水の流速を高速に保つことが
できる。
層体の直径を後段の膜エレメントほど小さくすることに
より原水流路断面積を小にし、後段の膜エレメントのの
り巻き状積層体に流入する原水の水量が前段より少なく
ても、膜に接して流れる原水の流速を高速に保つことが
できる。
【0012】図2の第2実施形態では、透過水の流路ス
ペーサを前段、後段とも同じにしながら、原水の流路ス
ペーサ5のネットを構成する繊維22の太さを、前段で
は太いd1 にし、後段では細いd2 にしてある。これに
より、原水の流路スペーサの厚さは後段のものほど薄く
なり、のり巻き状積層体6中の原水の流路スペーサ5が
占める断面積の割合は後段の膜エレメントほど小にな
る。従って、前後の各段の膜エレメントの直径は同じで
あるが、原水の流路スペーサ5の厚さが後段のものほど
薄くなることによってのり巻き状積層体の原水流路断面
積は後段のものほど小になり、後段の膜エレメントのの
り巻き状積層体に流入する原水の水量が前段より少なく
ても、膜に接して流れる原水の流速を高速に保つことが
できる。
ペーサを前段、後段とも同じにしながら、原水の流路ス
ペーサ5のネットを構成する繊維22の太さを、前段で
は太いd1 にし、後段では細いd2 にしてある。これに
より、原水の流路スペーサの厚さは後段のものほど薄く
なり、のり巻き状積層体6中の原水の流路スペーサ5が
占める断面積の割合は後段の膜エレメントほど小にな
る。従って、前後の各段の膜エレメントの直径は同じで
あるが、原水の流路スペーサ5の厚さが後段のものほど
薄くなることによってのり巻き状積層体の原水流路断面
積は後段のものほど小になり、後段の膜エレメントのの
り巻き状積層体に流入する原水の水量が前段より少なく
ても、膜に接して流れる原水の流速を高速に保つことが
できる。
【0013】図3の第3実施形態では、原水の流路スペ
ーサを前段、後段とも同じにしながら、膜2と2の間に
介在するトリコット編の布からなる透過水の流路スペー
サ3の厚さを前段では薄いT1 、後段は厚いT2 にして
ある。又、後段の流路スペーサ3の厚さを前段のものゝ
2倍とする場合には厚さT1 のスペーサを前段に、厚さ
T1 のスペーサを2枚重ねて後段のスペーサとしてもよ
い。従って、2枚の膜2,2の各側縁同志を接着してそ
の間に透過水の流路スペーサ3を挟んだ袋状の扁平な膜
体4は後段のものほど厚くなって膜濾過層中に流入しよ
うとする原水の流れを遮るので、前後の各段の膜エレメ
ントの直径は同じでありながらのり巻き状積層体の原水
流路断面積は後段のものほど小になり、後段の膜エレメ
ントののり巻き状積層体に流入する原水の水量が前段よ
り少なくても、膜に接して流れる原水の流速を高速に保
つことができる。
ーサを前段、後段とも同じにしながら、膜2と2の間に
介在するトリコット編の布からなる透過水の流路スペー
サ3の厚さを前段では薄いT1 、後段は厚いT2 にして
ある。又、後段の流路スペーサ3の厚さを前段のものゝ
2倍とする場合には厚さT1 のスペーサを前段に、厚さ
T1 のスペーサを2枚重ねて後段のスペーサとしてもよ
い。従って、2枚の膜2,2の各側縁同志を接着してそ
の間に透過水の流路スペーサ3を挟んだ袋状の扁平な膜
体4は後段のものほど厚くなって膜濾過層中に流入しよ
うとする原水の流れを遮るので、前後の各段の膜エレメ
ントの直径は同じでありながらのり巻き状積層体の原水
流路断面積は後段のものほど小になり、後段の膜エレメ
ントののり巻き状積層体に流入する原水の水量が前段よ
り少なくても、膜に接して流れる原水の流速を高速に保
つことができる。
【0014】図4の第4実施形態は、第2実施形態と、
第3実施形態を複合したもので前段の膜エレメントに使
用する原水の流路スペーサ5は第2実施形態と同様に厚
いもの、透過水の流路スペーサ4は第3実施形態と同様
に薄いものとし、後段の膜エレメントに使用する原水の
流路スペーサ5は第2実施形態と同様に薄いもの、透過
水の流路スペーサ4は第3実施形態と同様に厚いものと
する。これにより、後段の膜エレメントで使用する厚さ
が薄く、断面積が小さな原水の流路スペーサと、のり巻
き状積層体に流入しようとする原水の流れを大きく遮る
透過水の流路スペーサの相乗効果によって後段の膜エレ
メントののり巻き状積層体の原水流路断面積を、前段の
ものゝ原水流路断面積よりも充分に小さくすることがで
き、そののり巻き状積層体に流入する少ない原水を膜に
接して高流速で流すことができる。
第3実施形態を複合したもので前段の膜エレメントに使
用する原水の流路スペーサ5は第2実施形態と同様に厚
いもの、透過水の流路スペーサ4は第3実施形態と同様
に薄いものとし、後段の膜エレメントに使用する原水の
流路スペーサ5は第2実施形態と同様に薄いもの、透過
水の流路スペーサ4は第3実施形態と同様に厚いものと
する。これにより、後段の膜エレメントで使用する厚さ
が薄く、断面積が小さな原水の流路スペーサと、のり巻
き状積層体に流入しようとする原水の流れを大きく遮る
透過水の流路スペーサの相乗効果によって後段の膜エレ
メントののり巻き状積層体の原水流路断面積を、前段の
ものゝ原水流路断面積よりも充分に小さくすることがで
き、そののり巻き状積層体に流入する少ない原水を膜に
接して高流速で流すことができる。
【0015】図1から4の各実施形態では、のり巻き状
積層体の原水流路断面積を2段目は1段目より小、3段
目は2段目より小にし、後段に向かって1段宛小さくし
たが、例えば1段目と2段目の原水流路断面積を同じに
し、2段目と3段目の原水流路断面積をそれよりも小さ
くするなど、幾つか宛の膜エレメントの原水流路断面積
を同じにまとめ、順次小さくしてもよい。
積層体の原水流路断面積を2段目は1段目より小、3段
目は2段目より小にし、後段に向かって1段宛小さくし
たが、例えば1段目と2段目の原水流路断面積を同じに
し、2段目と3段目の原水流路断面積をそれよりも小さ
くするなど、幾つか宛の膜エレメントの原水流路断面積
を同じにまとめ、順次小さくしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明のスパイ
ラル膜モジュールではベッセル内に一列に充填した前後
複数の膜エレメントののり巻き状積層体の原水流路断面
積を、後に向かって小さくしてあるので、前段の膜エレ
メントに流入するよりも原水の流入量が少ない後段の膜
エレメントにおいても膜に接して原水を高流速で流すこ
とができる。このため、膜面に濃度分極現象が生じるの
を防止し、見掛けの塩の阻止率を高める。そして、ベッ
セルの前端に供給する原水の水圧を高め、各段の膜エレ
メントののり巻き状積層体に原水を高速で通水し、透過
水をより以上に増収できる。
ラル膜モジュールではベッセル内に一列に充填した前後
複数の膜エレメントののり巻き状積層体の原水流路断面
積を、後に向かって小さくしてあるので、前段の膜エレ
メントに流入するよりも原水の流入量が少ない後段の膜
エレメントにおいても膜に接して原水を高流速で流すこ
とができる。このため、膜面に濃度分極現象が生じるの
を防止し、見掛けの塩の阻止率を高める。そして、ベッ
セルの前端に供給する原水の水圧を高め、各段の膜エレ
メントののり巻き状積層体に原水を高速で通水し、透過
水をより以上に増収できる。
【図1】(A)は本発明の第1実施形態の軸方向断面
図、(B)は同上の前後各段の膜エレメントの断面図で
ある。
図、(B)は同上の前後各段の膜エレメントの断面図で
ある。
【図2】(A)は本発明の第2実施形態の一部の軸方向
断面図、(B)は同上の前段の膜エレメントに使用した
原水の流路スペーサの一部の斜視図、(C)は同じく後
段の膜エレメントに使用した原水の流路スペーサの一部
斜視図である。
断面図、(B)は同上の前段の膜エレメントに使用した
原水の流路スペーサの一部の斜視図、(C)は同じく後
段の膜エレメントに使用した原水の流路スペーサの一部
斜視図である。
【図3】(A)は本発明の第3実施形態の一部の軸方向
断面図、(B)は同上の前段の膜エレメントに使用した
透過水の流路部材の一部の断面図、(C)は同じく後段
の膜エレメントに使用した透過水の流路部材の一部の断
面図である。
断面図、(B)は同上の前段の膜エレメントに使用した
透過水の流路部材の一部の断面図、(C)は同じく後段
の膜エレメントに使用した透過水の流路部材の一部の断
面図である。
【図4】本発明の第4実施形態の一部の軸方向断面図で
ある。
ある。
【図5】膜エレメントを構成する集水管、膜体、原水の
流路部材の分解状態の斜視図である。
流路部材の分解状態の斜視図である。
【図6】(A)は従来の膜エレメントの一部を拡大した
軸方向断面図、(B)は同上のB−B線での断面図であ
る。
軸方向断面図、(B)は同上のB−B線での断面図であ
る。
【図7】従来の膜モジュールの軸方向断面図である。
1 スパイラル膜エレメント 2 膜 3 透過水の流路スペーサ 4 膜体 5 原水の流路スペーサ 6 のり巻き状積層体 7 集水管 8 不透水性シート 9 シール 10 ベッセル 11 原水の導入口 12 キャップ 13 濃縮水の流出口 14 ジョイント筒 21 不透水包囲層 22 原水の流路スペーサの繊維 23 透過水の流路スペーサの突条
Claims (1)
- 【請求項1】 前後方向に細長い筒形のベッセルの内部
に、中心部に透過水の集水管を有する複数のスパイラル
膜エレメントを前後方向に一列に収容し、各エレメント
の外周とベッセルの内周をシールすると共に、前後のス
パイラル膜エレメントの集水管を直列に接続し、ベッセ
ルの前端から内部に加圧して供給した原水を前段のスパ
イラル膜エレメントから後段のスパイラル膜エレメント
に順次通水し、膜を透過した透過水を集水管に導入し、
ベッセルの後端から透過水と、濃縮水とを分離して排出
するようにしたスパイラル膜モジュールにおいて、ベッ
セル内に配列した前後、複数段のスパイラル膜エレメン
トの原水流路断面積を前段から後段に向かって順次小さ
くしたことを特徴とするスパイラル膜モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19796295A JPH0924255A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | スパイラル膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19796295A JPH0924255A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | スパイラル膜モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924255A true JPH0924255A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16383219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19796295A Pending JPH0924255A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | スパイラル膜モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924255A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1707254A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-04 | Special Membrane Technologies, Inc. | High density filtration module |
| JP2007523744A (ja) * | 2004-02-25 | 2007-08-23 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレーテッド | 高い浸透力の溶液を処理する装置 |
| WO2010024291A1 (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | 富士フイルム株式会社 | 膜脱気モジュール |
| JP2011120996A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Panasonic Corp | 脱塩方法と装置 |
| KR20210150119A (ko) * | 2020-06-03 | 2021-12-10 | 두산중공업 주식회사 | 역삼투장치 및 이를 포함하는 해수 담수화 시스템 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP19796295A patent/JPH0924255A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007523744A (ja) * | 2004-02-25 | 2007-08-23 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレーテッド | 高い浸透力の溶液を処理する装置 |
| EP1707254A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-04 | Special Membrane Technologies, Inc. | High density filtration module |
| WO2010024291A1 (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | 富士フイルム株式会社 | 膜脱気モジュール |
| JP2011120996A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Panasonic Corp | 脱塩方法と装置 |
| KR20210150119A (ko) * | 2020-06-03 | 2021-12-10 | 두산중공업 주식회사 | 역삼투장치 및 이를 포함하는 해수 담수화 시스템 |
| US11617987B2 (en) | 2020-06-03 | 2023-04-04 | Doosan Enerbility Co., Ltd. | Reverse osmosis apparatus and seawater desalination system having the same |
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