JPH09243002A - 排熱回収熱交換器 - Google Patents

排熱回収熱交換器

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JPH09243002A
JPH09243002A JP8055196A JP8055196A JPH09243002A JP H09243002 A JPH09243002 A JP H09243002A JP 8055196 A JP8055196 A JP 8055196A JP 8055196 A JP8055196 A JP 8055196A JP H09243002 A JPH09243002 A JP H09243002A
Authority
JP
Japan
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heat transfer
superheater
evaporator
transfer tube
heat
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Application number
JP8055196A
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English (en)
Inventor
Akira Nemoto
本 晃 根
Minoru Yamada
田 実 山
Masashi Tsutsui
井 政 司 筒
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Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
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Publication date
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    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排熱回収熱交換器の内部を流れる排ガスの温
度分布及び速度分布を均一にすることが可能であり、伝
熱性能の向上を図ることができる排熱回収熱交換器を提
供する。 【解決手段】 少なくとも蒸発器を含む複数の熱交換手
段を排ガスの流れ方向に沿って順次配設する。また、前
記各熱交換手段に、排ガスの流れ方向に直交する方向に
配置された各伝熱管を設ける。そして、前記蒸発器の伝
熱管以外の少なくとも1つの前記伝熱管を、前記蒸発器
の伝熱管と異なる方向に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排熱回収熱交換器に
係わり、特に、伝熱性能の向上を図ることができる排熱
回収熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンバインドサイクル発電プラ
ントは、ガスタービンから排出された排ガスを排熱回収
熱交換器(排熱回収ボイラ)に送り、この排ガスを熱源
として蒸気を発生させ、発生した蒸気を蒸気タービンに
送って電力を取り出すものである。このため、コンバイ
ンドサイクル発電プラントは、ガスタービンの排熱を有
効に利用できると共に、起動・停止時間を大幅に短縮で
きるという特徴を備えている。
【0003】図33は、従来のコンバインドサイクル発
電プラントの一部を構成する横置型の自然循環型排熱回
収熱交換器の一例を示した側面図である。図33におい
て符号100は排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱
回収熱交換器本体100の内部にガスタービン(図示せ
ず)からの排ガスGが図中左側から供給される。排熱回
収熱交換器100の内部には、排ガスGの流れ方向の最
上流部に過熱器101が配置されている。この過熱器1
01は、U字ベンド管102、102を有して鉛直方向
に設置された過熱器伝熱管103を備えており、この過
熱器伝熱管103は水平方向に多段に配設されている。
この過熱器伝熱管103の入口部及び出口部には過熱器
入口ヘッダ104及び過熱器出口ヘッダ105が設けら
れ、また、U字ベンド管102、102には過熱器中間
ヘッダ106、106が設けられている。
【0004】過熱器101からみて排ガスGの流れ方向
の下流側には再熱器107が配置されており、この再熱
器107はU字ベンド管108、108を有して鉛直方
向に設置された再熱器伝熱管109を備え、この再熱器
伝熱管109は水平方向に多段に配設されている。この
再熱器伝熱管109の入口部及び出口部には再熱器入口
ヘッダ110及び再熱器出口ヘッダ111が設けられ、
また、U字ベンド管108、108には再熱器中間ヘッ
ダ112、112が設けられている。
【0005】再熱器107からみて排ガスGの流れ方向
の下流側には鉛直方向に設置された蒸発器伝熱管113
を有する蒸発器114が配置されており、蒸発器伝熱管
113は排ガスGの流れ方向に多段に配設されている。
蒸発器114の入口部及び出口部には蒸発器入口ヘッダ
115及び蒸発器出口ヘッダ116が設けられている。
【0006】蒸発器114からみて排ガスGの流れ方向
の下流側には節炭器117が配置されており、この節炭
器117はU字ベンド管118、118を有して鉛直方
向に設置された節炭器伝熱管119を備え、この節炭器
伝熱管119は水平方向に多段に配設されている。この
節炭器伝熱管119の入口部及び出口部には節炭器入口
ヘッダ120及び節炭器出口ヘッダ121が設けられ、
U字ベンド管118、118には節炭器中間ヘッダ12
2、122が設けられている。
【0007】節炭器入口ヘッダ120には給水配管12
3が接続されており、この給水配管123の途中には給
水ポンプ124が設けられている。節炭器出口ヘッダ1
21は配管125を介して蒸気ドラム126に接続され
ており、この蒸気ドラム126は配管127を介して蒸
発器入口ヘッダ115に接続されている。蒸発器出口ヘ
ッダ116は配管128を介して蒸気ドラム126に接
続されており、この蒸気ドラム126は配管129を介
して過熱器入口ヘッダ104に接続されている。過熱器
出口ヘッダ105は配管130を介して蒸気タービン
(図示せず)に接続されており、この蒸気タービンの出
口側は配管131を介して再熱器入口ヘッダ110に接
続されている。再熱器出口ヘッダ111は配管132を
介して蒸気タービンの入口側に接続されている。
【0008】そして、上記構成を備えた従来の排熱回収
熱交換器においては、排熱回収熱交換器本体100の内
部に、図中左側から右側に向けてガスタービンから排出
された排ガスGが供給される。一方、蒸気を生成するた
めの給水Wが給水ポンプ124で昇圧されて給水配管1
23を介して節炭器入口ヘッダ120に送り込まれ、複
数の節炭器伝熱管119を通る間に、排熱回収熱交換器
本体100の内部を流れる排ガスGの熱によって加熱さ
れる。このときの加熱温度は、蒸気ドラム126の内部
圧力によって定まる飽和温度よりも少し低い温度であ
る。さらに、給水Wは、節炭器出口ヘッダ121から配
管125を介して蒸気ドラム126に送られる。蒸気ド
ラム126に送られた給水Wは、配管127を介して蒸
発器入口ヘッダ115に送られ、複数の蒸発器伝熱管1
13を通過する際に排ガスGの熱によってさらに加熱さ
れる。加熱された給水Wは、沸騰して気水混合流体とな
り、蒸発器出口ヘッダ116から配管128を介して再
び蒸気ドラム126に送られる。そして、気水混合流体
は蒸気ドラム126において蒸気と水とに分離され、分
離された蒸気は配管129を介して過熱器入口ヘッダ1
04に送られる。過熱器入口ヘッダ104に送られた蒸
気は、複数の過熱器伝熱管103を通過する際に排ガス
Gの熱によって加熱され、所定の蒸気条件の過熱蒸気と
なった後に過熱器出口ヘッダ105に接続された配管1
30を介して蒸気タービンに送られる。そして、蒸気タ
ービンにおいて仕事をして過熱度が低くなった蒸気は、
配管131を介して再熱器入口ヘッダ110に送られ、
複数の再熱器伝熱管109を通過する際に排ガスGによ
って再加熱されて再び蒸気タービンに送られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の排熱回収熱交換器においては、上述したように過熱
器伝熱管103、再熱器伝熱管109、蒸発器伝熱管1
13及び節炭器伝熱管119のすべての伝熱管が鉛直方
向に配置されているために、排熱回収熱交換器本体10
0の内部において排ガスGの撹拌作用が生じにくい。こ
のため、排熱回収熱交換器本体100の内部に導入され
た排ガスGの温度分布及び速度分布が、排熱回収熱交換
器本体100の内部で不均一になる傾向があった。この
ように排ガスGの温度分布及び速度分布が排熱回収熱交
換器本体100の内部で不均一になると、過熱器10
1、再熱器107、蒸発器114及び節炭器117にお
ける伝熱性能が劣化し、排熱回収熱交換器における過熱
蒸気の生成に支障をきたすという問題があった。
【0010】また、上記従来の排熱回収熱交換器は、上
述したように節炭器伝熱管5、蒸発器伝熱管11、再熱
器伝熱管15及び過熱器伝熱管19はすべて鉛直方向に
配置されているため、各伝熱管を支持するために上部ヘ
ッダを支えて伝熱管を吊るか、又は下部ヘッダを支える
必要があり、いずれにしても各伝熱管にヘッダを取り付
けることが必要であった。これらのヘッダは排熱回収熱
交換器の構成を複雑にするばかりでなく、全体の重量の
増加を招き、さらには、溶接部分の増加によって機器信
頼性の低下をもたらすという問題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、排熱回収熱交換
器の内部を流れる排ガスの温度分布及び速度分布を均一
にすることが可能であり、伝熱性能の向上を図ることが
できる排熱回収熱交換器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
水平方向に供給される排ガスの流れ方向に沿って順次配
設され、少なくとも蒸発器を含む複数の熱交換手段と、
前記各熱交換手段に設けられ、排ガスの流れ方向に直交
する方向に配置された各伝熱管とを備え、前記蒸発器の
伝熱管は鉛直方向に配置された横置型の排熱回収熱交換
器において、前記蒸発器の伝熱管以外の少なくとも1つ
の前記伝熱管は前記蒸発器の伝熱管と異なる方向に配置
されたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、上向きに供給され
る排ガスの流れ方向に沿って順次配設され、少なくとも
蒸発器を含む複数の熱交換手段と、前記各熱交換手段に
設けられ、水平方向に配置された各伝熱管とを備えた竪
置型の排熱回収熱交換器において、前記蒸発器の伝熱管
以外の少なくとも1つの前記伝熱管は前記蒸発器の伝熱
管と異なる方向に配置されたことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、前記少なくとも1
つの前記伝熱管は前記蒸発器の伝熱管と直交する方向に
配置されていることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、前記各伝熱管は隣
り合う他の前記伝熱管と異なる方向に配置されたことを
特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、前記各伝熱管は隣
り合う他の前記伝熱管と直交する方向に配置されたこと
を特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、前記蒸発器以外の
少なくとも1つの前記熱交換手段は、第1の入口及び出
口ヘッダと、前記第1の入口及び出口ヘッダに対向する
ようにして配置された第2の入口及び出口ヘッダと、前
記第1の入口及び出口ヘッダに接続された複数の第1の
伝熱管と、前記第2の入口及び出口ヘッダに接続された
複数の第2の伝熱管とを備え、前記ヘッダの軸線方向に
沿って前記第1の伝熱管と前記第2の伝熱管とを交互に
配設したことを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、少なくとも1つの
前記熱交換手段は複数の伝熱管を備え、前記複数の伝熱
管は、排ガスの流れ方向の上流側の伝熱管同士の間隔が
排ガスの流れ方向の下流側の伝熱管同士の間隔よりも小
さいことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 以下、本発明による排熱回収熱交換器の第1実施形態に
ついて図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は
本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成を示した
側面図であり、図2は同平面図である。
【0020】図1及び図2において符号1は横置型の自
然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回収熱
交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)からの
排ガスGが図中左側から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に過
熱器2が配置されており、この過熱器2はU字ベンド管
3、3、3を有する過熱器伝熱管4を備えている。この
過熱器伝熱管4は、水平方向に且つ排ガスGの流れ方向
に対して直交する方向に配置されるとともに、鉛直方向
に多段に配設されている。過熱器伝熱管4の入口部及び
出口部には、過熱器入口ヘッダ5及び過熱器出口ヘッダ
6が、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交
する方向に配置されている。
【0021】過熱器2からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発器7は、
鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方
向に配置された蒸発器伝熱管8を備え、この蒸発器伝熱
管8は排ガスGの流れ方向に多段に配設されている。蒸
発器7の入口部及び出口部には、蒸発器入口ヘッダ9及
び蒸発器出口ヘッダ10が、水平方向に且つ排ガスGの
流れ方向に対して直交する方向に配置されている。
【0022】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、鉛直方向に多段に配設されている。節
炭器伝熱管13の入口部及び出口部には、節炭器入口ヘ
ッダ14及び節炭器出口ヘッダ15が、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0023】このように、過熱器伝熱管4及び節炭器伝
熱管13は水平方向に配置されており、これらの中間に
位置する蒸発器伝熱管8は鉛直方向に配置されている。
つまり、各伝熱管4、8、13は、それらの配置方向が
水平方向と鉛直方向とを排ガスGの流れ方向に向かって
交互に変化するように配置されている。
【0024】節炭器入口ヘッダ14には給水配管16が
接続されており、この給水配管16の途中には給水ポン
プ17が設けられている。節炭器出口ヘッダ15は配管
18を介して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸
気ドラム19は配管20を介して蒸発器入口ヘッダ9に
接続されている。蒸発器出口ヘッダ10は配管21を介
して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸気ドラム
19は配管22を介して過熱器入口ヘッダ5に接続され
ている。過熱器出口ヘッダ6は配管23を介して蒸気タ
ービン(図示せず)の入口側に接続されている。
【0025】次に、本実施形態の作用について説明す
る。排熱回収熱交換器本体1の内部に、図中左側から右
側に向けてガスタービンから排出された排ガスGが供給
される。一方、蒸気を生成するための給水Wが給水ポン
プ17で昇圧されて給水配管16を介して節炭器入口ヘ
ッダ14に送り込まれ、複数の節炭器伝熱管13を通る
間に、排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスG
の熱によって加熱される。このときの加熱温度は、蒸気
ドラム19の内部圧力によって定まる飽和温度よりも少
し低い温度である。さらに、給水Wは、節炭器出口ヘッ
ダ15から配管18を介して蒸気ドラム19に送られ
る。蒸気ドラム19に送られた給水Wは、配管20を介
して蒸発器入口ヘッダ9に送られ、複数の蒸発器伝熱管
8を通過する際に排ガスGの熱によってさらに加熱され
る。加熱された給水Wは、沸騰して気水混合流体とな
り、蒸発器出口ヘッダ10から配管21を介して再び蒸
気ドラム19に送られる。気水混合流体は蒸気ドラム1
9において蒸気と水とに分離され、分離された蒸気は配
管22を介して過熱器入口ヘッダ5に送られる。過熱器
入口ヘッダ5に送られた蒸気は、複数の過熱器伝熱管4
を通過する際に排ガスGの熱によって加熱され、所定の
蒸気条件の過熱蒸気となった後に過熱器出口ヘッダ6に
接続された配管23を介して蒸気タービンに送られる。
【0026】そして、本実施形態においては、過熱器伝
熱管4を水平方向に配置し、その下流に位置する蒸発器
伝熱管8を鉛直方向に配置し、その下流に位置する節炭
器伝熱管13を水平方向に配置しているので、排熱回収
熱交換器1の内部に導入された排ガスGは、交互に向き
を変えて配置された各伝熱管4、8、13を通過するこ
とによって撹拌され、排熱回収熱交換器1の内部を流れ
る排ガスGの温度分布及び速度分布は均一化される。
【0027】以上述べたように本実施形態によれば、排
熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されるので、過熱器2、蒸発器7及
び節炭器11における伝熱性能が向上し、過熱蒸気の生
成を適切に行うことができる。
【0028】また、本実施形態によれば、過熱器伝熱管
4及び節炭器伝熱管13は水平方向に配設されているの
で、ヘッダによる伝熱管支持を行う必要がなく、このた
め、構成を簡略化できるばかりでなく、全体の重量を軽
量化することが可能であり、さらに、溶接部が減少して
機器信頼性が向上する。
【0029】また、図3及び図4は本実施形態の一変形
例を示しており、この変形例は上記第1実施形態におけ
る過熱器2及び節炭器11の伝熱管4、13及びヘッダ
5、6、14、15の構成を変更したのものである。す
なわち、この変形例においては、鉛直方向の同一高さに
おいて、過熱器入口ヘッダ5と過熱器出口ヘッダ6との
間に外周及び内周の2本の過熱器伝熱管4、4が並列に
接続されており、同様に節炭器入口ヘッダ14と節炭器
出口ヘッダ15との間にも外周及び内周の2本の節炭器
伝熱管13、13が並列に接続されている。このような
構成を備えた本実施形態においても、上記第1実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0030】第2の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第2実施形態に
ついて図5及び図6を参照して説明する。なお、図5は
本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成を示した
側面図であり、図6は同平面図である。
【0031】図5及び図6において符号1は横置型の自
然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回収熱
交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)からの
排ガスGが図中左側から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に過
熱器2が配置されており、この過熱器2はU字ベンド管
3、3を有する過熱器伝熱管4を備えている。この過熱
器伝熱管4は、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対
して直交する方向に配置されるとともに、水平方向に多
段に配設されている。過熱器伝熱管4の入口部及び出口
部には、過熱器入口ヘッダ5及び過熱器出口ヘッダ6
が、水平方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交す
る方向に配置されている。また、U字ベンド管3、3に
は、中間ヘッダ24、24が設けられている。
【0032】過熱器2からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には再熱器25が配置されており、この再熱器25
はU字ベンド管26、26、26を有する再熱器伝熱管
27を備えている。この再熱器伝熱管27は、水平方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、鉛直方向に多段に配設されている。再
熱器25の入口部及び出口部には、再熱器入口ヘッダ2
8及び再熱器出口ヘッダ29が、鉛直方向に且つ排ガス
Gの流れ方向に対して直交する方向に配置されている。
また、再熱器入口ヘッダ28及び再熱器出口ヘッダ29
には、配管30及び配管31がそれぞれ接続されてい
る。
【0033】再熱器25からみて排ガスGの流れ方向の
下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発器7
は、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交す
る方向に配置された蒸発器伝熱管8を備え、この蒸発器
伝熱管8は排ガスGの流れ方向に多段に配設されてい
る。蒸発器7の入口部及び出口部には、蒸発器入口ヘッ
ダ9及び蒸発器出口ヘッダ10が、水平方向に且つ排ガ
スGの流れ方向に対して直交する方向に配置されてい
る。
【0034】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、鉛直方向に多段に配設されている。節
炭器伝熱管13の入口部及び出口部には、節炭器入口ヘ
ッダ14及び節炭器出口ヘッダ15が、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0035】このように、再熱器伝熱管27及び節炭器
伝熱管13は水平方向に配置されており、過熱器伝熱管
4及び蒸発器伝熱管8は鉛直方向に配置されている。つ
まり、各伝熱管4、27、8、13は、それらの配置方
向が水平方向と鉛直方向とを排ガスGの流れ方向に向か
って交互に変化するように配置されている。
【0036】節炭器入口ヘッダ14には給水配管16が
接続されており、この給水配管16の途中には給水ポン
プ17が設けられている。節炭器出口ヘッダ15は配管
18を介して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸
気ドラム19は配管20を介して蒸発器入口ヘッダ9に
接続されている。蒸発器出口ヘッダ10は配管21を介
して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸気ドラム
19は配管22を介して過熱器入口ヘッダ5に接続され
ている。過熱器出口ヘッダ6は配管23を介して蒸気タ
ービン(図示せず)の入口側に接続されている。
【0037】次に、本実施形態の作用について説明す
る。排熱回収熱交換器本体1の内部に、図中左側から右
側に向けてガスタービンから排出された排ガスGが供給
される。一方、蒸気を生成するための給水Wが給水ポン
プ17で昇圧されて給水配管16を介して節炭器入口ヘ
ッダ14に送り込まれ、複数の節炭器伝熱管13を通る
間に、排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスG
の熱によって加熱される。このときの加熱温度は、蒸気
ドラム19の内部圧力によって定まる飽和温度よりも少
し低い温度である。さらに、給水Wは、節炭器出口ヘッ
ダ15から配管18を介して蒸気ドラム19に送られ
る。蒸気ドラム19に送られた給水Wは、配管20を介
して蒸発器入口ヘッダ9に送られ、複数の蒸発器伝熱管
8を通過する際に排ガスGの熱によってさらに加熱され
る。加熱された給水Wは、沸騰して気水混合流体とな
り、蒸発器出口ヘッダ10から配管21を介して再び蒸
気ドラム19に送られる。気水混合流体は蒸気ドラム1
9において蒸気と水とに分離され、分離された蒸気は配
管22を介して過熱器入口ヘッダ5に送られる。過熱器
入口ヘッダ5に送られた蒸気は、複数の過熱器伝熱管4
を通過する際に排ガスGの熱によって加熱され、所定の
蒸気条件の過熱蒸気となった後に過熱器出口ヘッダ6に
接続された配管23を介して蒸気タービンに送られる。
【0038】そして、本実施形態においては、過熱器伝
熱管4を鉛直方向に配置し、その下流に位置する再熱器
伝熱管27を水平方向に配置し、その下流に位置する蒸
発器伝熱管8を鉛直方向に配置し、その下流に位置する
節炭器伝熱管13を水平方向に配置しているので、排熱
回収熱交換器1の内部に導入された排ガスGは、交互に
向きを変えて配置された各伝熱管4、27、8、13を
通過することによって撹拌され、排熱回収熱交換器1の
内部を流れる排ガスGの温度分布及び速度分布は均一化
される。
【0039】以上述べたように本実施形態によれば、排
熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されるので、過熱器2、再熱器2
5、蒸発器7及び節炭器11における伝熱性能が向上
し、過熱蒸気の生成を適切に行うことができる。
【0040】また、本実施形態によれば、再熱器伝熱管
27及び節炭器伝熱管13は水平方向に配設されている
ので、ヘッダによる伝熱管支持を行う必要がなく、この
ため、構成を簡略化できるばかりでなく、全体の重量を
軽量化することが可能であり、さらに、溶接部が減少し
て機器信頼性が向上するという効果が得られる。
【0041】第3の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第3実施形態に
ついて図7及び図8を参照して説明する。なお、図7は
本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成を示した
側面図であり、図8は同平面図である。
【0042】図7及び図8において符号1は横置型の自
然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回収熱
交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)からの
排ガスGが図中左側から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に第
1過熱器2aが配置されており、この第1過熱器2aは
U字ベンド管3a、3a、3aを有する第1過熱器伝熱
管4aを備えている。この第1過熱器伝熱管4aは、水
平方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向
に配置されるとともに、鉛直方向に多段に配設されてい
る。第1過熱器伝熱管4aの入口部及び出口部には、第
1過熱器入口ヘッダ5a及び第1過熱器出口ヘッダ6a
が、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交す
る方向に配置されている。
【0043】第1過熱器2aからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には再熱器25が配置されており、この再熱
器25はU字ベンド管26、26を有する再熱器伝熱管
27を備えている。この再熱器伝熱管27は、鉛直方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、水平方向に多段に配設されている。再
熱器25の入口部及び出口部には、再熱器入口ヘッダ2
8及び再熱器出口ヘッダ29が、鉛直方向に且つ排ガス
Gの流れ方向に対して直交する方向に配置されている。
また、U字ベンド管26、26には中間ヘッダ32、3
2が設けられている。さらに、再熱器入口ヘッダ28及
び再熱器出口ヘッダ29には、配管30及び配管31が
それぞれ接続されている。
【0044】再熱器25からみて排ガスGの流れ方向の
下流側には第2過熱器2bが配置されており、この第2
過熱器2bはU字ベンド管3b、3b、3bを有する第
2過熱器伝熱管4bを備えている。この第2過熱器伝熱
管4bは、水平方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して
直交する方向に配置されるとともに、鉛直方向に多段に
配設されている。第2過熱器伝熱管4bの入口部及び出
口部には、第2過熱器入口ヘッダ5b及び第2過熱器出
口ヘッダ6bが、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に
対して直交する方向に配置されている。
【0045】第2過熱器2bからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発器
7は、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交
する方向に配置された蒸発器伝熱管8を備え、この蒸発
器伝熱管8は排ガスGの流れ方向に多段に配設されてい
る。蒸発器7の入口部及び出口部には、蒸発器入口ヘッ
ダ9及び蒸発器出口ヘッダ10が、水平方向に且つ排ガ
スGの流れ方向に対して直交する方向に配置されてい
る。
【0046】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、鉛直方向に多段に配設されている。節
炭器伝熱管13の入口部及び出口部には、節炭器入口ヘ
ッダ14及び節炭器出口ヘッダ15が、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0047】このように、第1過熱器伝熱管4a、第2
過熱器伝熱管4b及び節炭器伝熱管13は水平方向に配
置されており、再熱器伝熱管27及び蒸発器伝熱管8は
鉛直方向に配置されている。つまり、各伝熱管4a、2
5、4b、8、13は、それらの配置方向が水平方向と
鉛直方向とを排ガスGの流れ方向に向かって交互に変化
するように配置されている。
【0048】節炭器入口ヘッダ14には給水配管16が
接続されており、この給水配管16の途中には給水ポン
プ17が設けられている。節炭器出口ヘッダ15は配管
18を介して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸
気ドラム19は配管20を介して蒸発器入口ヘッダ9に
接続されている。蒸発器出口ヘッダ10は配管21を介
して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸気ドラム
19は分岐配管22a、22bを有する配管22を介し
て第1過熱器入口ヘッダ5a及び第2過熱器入口ヘッダ
5bに接続されている。第1過熱器出口ヘッダ6a及び
第2過熱器出口ヘッダ6bは配管23a、23bを有す
る配管23を介して蒸気タービン(図示せず)の入口側
に接続されている。
【0049】次に、本実施形態の作用について説明す
る。排熱回収熱交換器本体1の内部に、図中左側から右
側に向けてガスタービンから排出された排ガスGが供給
される。一方、蒸気を生成するための給水Wが給水ポン
プ17で昇圧されて給水配管16を介して節炭器入口ヘ
ッダ14に送り込まれ、複数の節炭器伝熱管13を通る
間に、排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスG
の熱によって加熱される。このときの加熱温度は、蒸気
ドラム19の内部圧力によって定まる飽和温度よりも少
し低い温度である。さらに、給水Wは、節炭器出口ヘッ
ダ15から配管18を介して蒸気ドラム19に送られ
る。蒸気ドラム19に送られた給水Wは、配管20を介
して蒸発器入口ヘッダ9に送られ、複数の蒸発器伝熱管
8を通過する際に排ガスGの熱によってさらに加熱され
る。加熱された給水Wは、沸騰して気水混合流体とな
り、蒸発器出口ヘッダ10から配管21を介して再び蒸
気ドラム19に送られる。気水混合流体は蒸気ドラム1
9において蒸気と水とに分離され、分離された蒸気は配
管22を介して第1及び第2過熱器入口ヘッダ5a、5
bに送られる。第1及び第2過熱器入口ヘッダ5a、5
bに送られた蒸気は、複数の第1及び第2過熱器伝熱管
4a、4bを通過する際に排ガスGの熱によって加熱さ
れ、所定の蒸気条件の過熱蒸気となった後に第1及び第
2過熱器出口ヘッダ6a、6bに接続された配管23を
介して蒸気タービンに送られる。
【0050】そして、本実施形態においては、第1過熱
器伝熱管4aを水平方向に配置し、その下流に位置する
再熱器伝熱管27を鉛直方向に配置し、その下流に位置
する第2過熱器伝熱管4bを水平方向に配置し、その下
流に位置する蒸発器伝熱管8を鉛直方向に配置し、その
下流に位置する節炭器伝熱管13を水平方向に配置して
いるので、排熱回収熱交換器1の内部に導入された排ガ
スGは、交互に向きを変えて配置された各伝熱管4a、
27、4b、8、13を通過することによって撹拌さ
れ、排熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度
分布及び速度分布は均一化される。
【0051】以上述べたように本実施形態によれば、排
熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されるので、第1過熱器2a、再熱
器25、第2過熱器2b、蒸発器7及び節炭器11にお
ける伝熱性能が向上し、過熱蒸気の生成を適切に行うこ
とができる。
【0052】また、本実施形態によれば、第1過熱器伝
熱管4a、第2過熱器伝熱管2b及び節炭器伝熱管13
は水平方向に配設されているので、ヘッダによる伝熱管
支持を行う必要がなく、このため、構成を簡略化できる
ばかりでなく、全体の重量を軽量化することが可能であ
り、さらに、溶接部が減少して機器信頼性が向上すると
いう効果が得られる。
【0053】第4の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第4実施形態に
ついて図9及び図10を参照して説明する。なお、図9
は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成を示し
た側面図であり、図10は同平面図である。
【0054】図9及び図10において符号1は横置型の
自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回収
熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)から
の排ガスGが図中左側から供給される。排熱回収熱交換
器本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に
第1再熱器25aが配置されており、この第1再熱器2
5aはU字ベンド管26a、26a、26aを有する第
1再熱器伝熱管27aを備えている。この第1再熱器伝
熱管27aは、水平方向に且つ排ガスGの流れ方向に対
して直交する方向に配置されるとともに、鉛直方向に多
段に配設されている。第1再熱器25aの入口部及び出
口部には、第1再熱器入口ヘッダ28a及び第1再熱器
出口ヘッダ29aが、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方
向に対して直交する方向に配置されている。
【0055】第1再熱器25aからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には過熱器2が配置されており、この過熱
器2はU字ベンド管3、3を有する過熱器伝熱管4を備
えている。この過熱器伝熱管4は、鉛直方向に且つ排ガ
スGの流れ方向に対して直交する方向に配置されるとと
もに、水平方向に多段に配設されている。過熱器伝熱管
4の入口部及び出口部には、過熱器入口ヘッダ5及び過
熱器出口ヘッダ6が、水平方向に且つ排ガスGの流れ方
向に対して直交する方向に配置されている。また、U字
ベンド管3、3には、中間ヘッダ24、24が設けられ
ている。
【0056】過熱器2からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には第2再熱器25bが配置されており、この第2
再熱器25bはU字ベンド管26b、26b、26bを
有する第2再熱器伝熱管27bを備えている。この第2
再熱器伝熱管27bは、水平方向に且つ排ガスGの流れ
方向に対して直交する方向に配置されるとともに、鉛直
方向に多段に配設されている。第2再熱器25bの入口
部及び出口部には、第2再熱器入口ヘッダ28b及び第
2再熱器出口ヘッダ29bが、鉛直方向に且つ排ガスG
の流れ方向に対して直交する方向に配置されている。
【0057】第2再熱器25bからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発
器7は、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直
交する方向に配置された蒸発器伝熱管8を備え、この蒸
発器伝熱管8は排ガスGの流れ方向に多段に配設されて
いる。蒸発器7の入口部及び出口部には、蒸発器入口ヘ
ッダ9及び蒸発器出口ヘッダ10が、水平方向に且つ排
ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されてい
る。
【0058】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、鉛直方向に多段に配設されている。節
炭器伝熱管13の入口部及び出口部には、節炭器入口ヘ
ッダ14及び節炭器出口ヘッダ15が、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0059】このように、第1再熱器伝熱管27a、第
2再熱器伝熱管27b及び節炭器伝熱管13は水平方向
に配置されており、過熱器伝熱管4及び蒸発器伝熱管8
は鉛直方向に配置されている。つまり、各伝熱管27
a、4、27b、8、13は、それらの配置方向が水平
方向と鉛直方向とを排ガスGの流れ方向に向かって交互
に変化するように配置されている。
【0060】節炭器入口ヘッダ14には給水配管16が
接続されており、この給水配管16の途中には給水ポン
プ17が設けられている。節炭器出口ヘッダ15は配管
18を介して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸
気ドラム19は配管20を介して蒸発器入口ヘッダ9に
接続されている。蒸発器出口ヘッダ10は配管21を介
して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸気ドラム
19は配管22を介して過熱器入口ヘッダ5に接続され
ている。過熱器出口ヘッダ6は配管23を介して蒸気タ
ービン(図示せず)の入口側に接続されている。また、
第1再熱器入口ヘッダ28a及び第2再熱器入口ヘッダ
28bは、配管30a及び配管30bを有する配管30
を介して蒸気タービンの出口側に接続されている。さら
に、第1再熱器出口ヘッダ29a及び第2再熱器出口ヘ
ッダ29bは、配管31a及び配管31bを有する配管
31を介して蒸気タービンの入口側に接続されている。
【0061】次に、本実施形態の作用について説明す
る。排熱回収熱交換器本体1の内部に、図中左側から右
側に向けてガスタービンから排出された排ガスGが供給
される。一方、蒸気を生成するための給水Wが給水ポン
プ17で昇圧されて給水配管16を介して節炭器入口ヘ
ッダ14に送り込まれ、複数の節炭器伝熱管13を通る
間に、排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスG
の熱によって加熱される。このときの加熱温度は、蒸気
ドラム19の内部圧力によって定まる飽和温度よりも少
し低い温度である。さらに、給水Wは、節炭器出口ヘッ
ダ15から配管18を介して蒸気ドラム19に送られ
る。蒸気ドラム19に送られた給水Wは、配管20を介
して蒸発器入口ヘッダ9に送られ、複数の蒸発器伝熱管
8を通過する際に排ガスGの熱によってさらに加熱され
る。加熱された給水Wは、沸騰して気水混合流体とな
り、蒸発器出口ヘッダ10から配管21を介して再び蒸
気ドラム19に送られる。気水混合流体は蒸気ドラム1
9において蒸気と水とに分離され、分離された蒸気は配
管22を介して過熱器入口ヘッダ5に送られる。過熱器
入口ヘッダ5に送られた蒸気は、複数の過熱器伝熱管4
を通過する際に排ガスGの熱によって加熱され、所定の
蒸気条件の過熱蒸気となった後に過熱器出口ヘッダ6に
接続された配管23を介して蒸気タービンに送られる。
そして、蒸気タービンにおいて仕事をして過熱度が低く
なった蒸気は、配管30を介して第1及び第2再熱器入
口ヘッダ28a、28bに送られ、複数の第1及び第2
再熱器伝熱管27a、27bを通過する際に排ガスGに
よって再加熱され、第1及び第2再熱器出口ヘッダ29
a、29bに接続された配管31を介して再び蒸気ター
ビンに送られる。
【0062】そして、本実施形態においては、第1再熱
器伝熱管27aを水平方向に配置し、その下流に位置す
る過熱器伝熱管4を鉛直方向に配置し、その下流に位置
する第2再熱器伝熱管27bを水平方向に配置し、その
下流に位置する蒸発器伝熱管8を鉛直方向に配置し、そ
の下流に位置する節炭器伝熱管13を水平方向に配置し
ているので、排熱回収熱交換器1の内部に導入された排
ガスGは、交互に向きを変えて配置された各伝熱管27
a、4、27b、8、13を通過することによって撹拌
され、排熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温
度分布及び速度分布は均一化される。
【0063】以上述べたように本実施形態によれば、排
熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されるので、第1再熱器25a、過
熱器2、第2再熱器25b、蒸発器7及び節炭器11に
おける伝熱性能が向上し、過熱蒸気の生成を適切に行う
ことができる。
【0064】また、本実施形態によれば、第1再熱器伝
熱管27a、第2再熱器伝熱管27b及び節炭器伝熱管
13は水平方向に配設されているので、ヘッダによる伝
熱管支持を行う必要がなく、このため、構成を簡略化で
きるばかりでなく、全体の重量を軽量化することが可能
であり、さらに、溶接部が減少して機器信頼性が向上す
るという効果が得られる。
【0065】第5の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第5実施形態に
ついて図11及び図12を参照して説明する。なお、図
11は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成を
示した側面図であり、図12は同平面図である。
【0066】図11及び図12において符号1は横置型
の自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回
収熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)か
らの排ガスGが図中左側から供給される。排熱回収熱交
換器本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部
に第1過熱器2aが配置されており、この第1過熱器2
aはU字ベンド管3a、3aを有する第1過熱器伝熱管
4aを備えている。この第1過熱器伝熱管4aは、鉛直
方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に
配置されるとともに、水平方向に多段に配設されてい
る。第1過熱器伝熱管4aの入口部及び出口部には、第
1過熱器入口ヘッダ5a及び第1過熱器出口ヘッダ6a
が、水平方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交す
る方向に配置されている。また、U字ベンド管3a、3
aには、中間ヘッダ24a、24aが設けられている。
【0067】第1過熱器2aからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には第1再熱器25aが配置されており、こ
の第1再熱器25aはU字ベンド管26a、26a、2
6aを有する第1再熱器伝熱管27aを備えている。こ
の第1再熱器伝熱管27aは、水平方向に且つ排ガスG
の流れ方向に対して直交する方向に配置されるととも
に、鉛直方向に多段に配設されている。第1再熱器25
aの入口部及び出口部には、第1再熱器入口ヘッダ28
a及び第1再熱器出口ヘッダ29aが、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0068】第1再熱器25aからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には第2過熱器2bが配置されており、こ
の第2過熱器2bはU字ベンド管3b、3bを有する第
2過熱器伝熱管4bを備えている。この第2過熱器伝熱
管4bは、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して
直交する方向に配置されるとともに、水平方向に多段に
配設されている。第2過熱器伝熱管4bの入口部及び出
口部には、第2過熱器入口ヘッダ5b及び第2過熱器出
口ヘッダ6bが、水平方向に且つ排ガスGの流れ方向に
対して直交する方向に配置されている。また、U字ベン
ド管3b、3bには、中間ヘッダ24b、24bが設け
られている。
【0069】第2過熱器2bからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には第2再熱器25bが配置されており、こ
の第2再熱器25bはU字ベンド管26b、26b、2
6bを有する第2再熱器伝熱管27bを備えている。こ
の第2再熱器伝熱管27bは、水平方向に且つ排ガスG
の流れ方向に対して直交する方向に配置されるととも
に、鉛直方向に多段に配設されている。第2再熱器25
bの入口部及び出口部には、第2再熱器入口ヘッダ28
b及び第2再熱器出口ヘッダ29bが、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0070】第2再熱器25bからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発
器7は、鉛直方向に且つ排ガスGの流れ方向に対して直
交する方向に配置された蒸発器伝熱管8を備え、この蒸
発器伝熱管8は排ガスGの流れ方向に多段に配設されて
いる。蒸発器7の入口部及び出口部には、蒸発器入口ヘ
ッダ9及び蒸発器出口ヘッダ10が、水平方向に且つ排
ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されてい
る。
【0071】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置
されるとともに、鉛直方向に多段に配設されている。節
炭器伝熱管13の入口部及び出口部には、節炭器入口ヘ
ッダ14及び節炭器出口ヘッダ15が、鉛直方向に且つ
排ガスGの流れ方向に対して直交する方向に配置されて
いる。
【0072】このように、第1再熱器伝熱管27a、第
2再熱器伝熱管27b及び節炭器伝熱管13は水平方向
に配置されており、第1過熱器伝熱管4a、第2過熱器
伝熱管4b及び蒸発器伝熱管8は鉛直方向に配置されて
いる。つまり、各伝熱管4a、27a、4b、27b、
8、13は、それらの配置方向が水平方向と鉛直方向と
を排ガスGの流れ方向に向かって交互に変化するように
配置されている。
【0073】節炭器入口ヘッダ14には給水配管16が
接続されており、この給水配管16の途中には給水ポン
プ17が設けられている。節炭器出口ヘッダ15は配管
18を介して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸
気ドラム19は配管20を介して蒸発器入口ヘッダ9に
接続されている。蒸発器出口ヘッダ10は配管21を介
して蒸気ドラム19に接続されており、この蒸気ドラム
19は配管22a、22bを有する配管22を介して第
1過熱器入口ヘッダ5a及び第2過熱器入口ヘッダ5b
に接続されている。第1過熱器出口ヘッダ6a及び第2
過熱器出口ヘッダ6bは配管23a、23bを有する配
管23を介して蒸気タービン(図示せず)の入口側に接
続されている。また、第1及び第2再熱器入口ヘッダ2
8a、28bは配管30a、30bを有する配管30を
介して蒸気タービンの出口側に接続されている。さら
に、第1及び第2再熱器出口ヘッダ29a、29bは配
管31a、31bを有する配管31を介して蒸気タービ
ンの入口側に接続されている。
【0074】次に、本実施形態の作用について説明す
る。排熱回収熱交換器本体1の内部に、図中左側から右
側に向けてガスタービンから排出された排ガスGが供給
される。一方、蒸気を生成するための給水Wが給水ポン
プ17で昇圧されて給水配管16を介して節炭器入口ヘ
ッダ14に送り込まれ、複数の節炭器伝熱管13を通る
間に、排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスG
の熱によって加熱される。このときの加熱温度は、蒸気
ドラム19の内部圧力によって定まる飽和温度よりも少
し低い温度である。さらに、給水Wは、節炭器出口ヘッ
ダ15から配管18を介して蒸気ドラム19に送られ
る。蒸気ドラム19に送られた給水Wは、配管20を介
して蒸発器入口ヘッダ9に送られ、複数の蒸発器伝熱管
8を通過する際に排ガスGの熱によってさらに加熱され
る。加熱された給水Wは、沸騰して気水混合流体とな
り、蒸発器出口ヘッダ10から配管21を介して再び蒸
気ドラム19に送られる。気水混合流体は蒸気ドラム1
9において蒸気と水とに分離され、分離された蒸気は配
管22を介して第1及び第2過熱器入口ヘッダ5a、5
bに送られる。第1及び第2過熱器入口ヘッダ5a、5
bに送られた蒸気は、複数の第1及び第2過熱器伝熱管
4a、4bを通過する際に排ガスGの熱によって加熱さ
れ、所定の蒸気条件の過熱蒸気となった後に第1及び第
2過熱器出口ヘッダ6a、6bに接続された配管23を
介して蒸気タービンに送られる。そして、蒸気タービン
において仕事をして過熱度が低くなった蒸気は、配管3
0を介して第1及び第2再熱器入口ヘッダ28a、28
bに送られ、複数の第1及び第2再熱器伝熱管27a、
27bを通過する際に排ガスGによって再加熱され、第
1及び第2再熱器出口ヘッダ29a、29bに接続され
た配管31を介して再び蒸気タービンに送られる。
【0075】そして、本実施形態においては、第1過熱
器伝熱管4aを鉛直方向に配置し、その下流に位置する
第1再熱器伝熱管27aを水平方向に配置し、その下流
に位置する第2過熱器伝熱管4bを鉛直方向に配置し、
その下流に位置する第2再熱器伝熱管27bを水平方向
に配置し、その下流に位置する蒸発器伝熱管8を鉛直方
向に配置し、その下流に位置する節炭器伝熱管13を水
平方向に配置しているので、排熱回収熱交換器1の内部
に導入された排ガスGは、交互に向きを変えて配置され
た各伝熱管4a、27a、4b、27b、8、13を通
過することによって撹拌され、排熱回収熱交換器1の内
部を流れる排ガスGの温度分布及び速度分布は均一化さ
れる。
【0076】以上述べたように本実施形態によれば、排
熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されるので、第1過熱器2a、第1
再熱器25a、第2過熱器2b、第2再熱器25b、蒸
発器7及び節炭器11における伝熱性能が向上し、過熱
蒸気の生成を適切に行うことができる。
【0077】また、本実施形態によれば、第1再熱器伝
熱管27a、第2再熱器伝熱管27b及び節炭器伝熱管
13は水平方向に配設されているので、ヘッダによる伝
熱管支持を行う必要がなく、このため、構成を簡略化で
きるばかりでなく、全体の重量を軽量化することが可能
であり、さらに、溶接部が減少して機器信頼性が向上す
るという効果が得られる。
【0078】第6の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第6実施形態に
ついて図13を参照して説明する。なお、図13は本実
施形態による排熱回収熱交換器の要部の概略構成を示し
た斜視図である。
【0079】図13において符号1は横置型の自然循環
型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回収熱交換器
本体1の内部にガスタービン(図示せず)からの排ガス
Gが供給される。排熱回収熱交換器本体1の内部には、
排ガスGの流れ方向の最上流部に第1過熱器2aが配置
されており、この第1過熱器2aは第1過熱器伝熱管4
aを備えている。第1過熱器2aの下流側には再熱器2
5が配置されており、この再熱器25は再熱器伝熱管2
7を備えている。再熱器25の下流側には第2過熱器2
bが配置されており、この第2過熱器2bは第2過熱器
伝熱管4bを備えている。第2過熱器2bの下流側には
蒸発器(図示せず)が配置され、そのさらに下流側には
節炭器(図示せず)が配置されている。
【0080】そして、第1過熱器伝熱管4aは、排ガス
Gの流れ方向に対して垂直な面内において、鉛直方向に
対して傾斜して配置されている。また、再熱器伝熱管2
7は、排ガスGの流れ方向に対して垂直な面内におい
て、鉛直方向に対して第1過熱器伝熱管4aと逆の方向
に傾斜して配置されている。さらに、第2過熱器伝熱管
4bは、排ガスGの流れ方向に対して垂直な面内におい
て、再熱器伝熱管27と逆の方向、すなわち第1過熱器
伝熱管4aと同じ方向に傾斜して配置されている。
【0081】以上述べたように本実施形態によれば、第
1過熱器伝熱管4a、再熱器伝熱管27、及び第2過熱
器伝熱管4bを交互に逆方向に傾斜させて配置したの
で、排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスG
は、交互に逆方向に傾斜する各伝熱管4a、27、4b
によって撹拌され、その温度分布及び速度分布が均一化
されて排熱回収熱交換器の伝熱性能が向上する。
【0082】第7の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第7実施形態に
ついて図14を参照して説明する。なお、以下の説明で
は過熱器2を例に挙げて説明するが、過熱器2に限ら
ず、再熱器、節炭器に対しても同様の構成を適用するこ
とができ、それらのすべてに適用することも、一部につ
いて適用することもできる。
【0083】図14は本実施形態による横置型の自然循
環型排熱回収熱交換器の一部を示した斜視図であり、図
中符号2は過熱器を示し、この過熱器2の内部には、排
ガスGの流れ方向の上流側からみて右側に過熱器第1入
口ヘッダ5c及び過熱器第1出口ヘッダ6cが立設され
ており、同左側には過熱器第2入口ヘッダ5d及び過熱
器第2出口ヘッダ6dが上記過熱器第1入口及び出口ヘ
ッダ5c、6cに対向するようにして立設されている。
【0084】過熱器第1入口及び出口ヘッダ5c、6c
には、U字ベンド管3c、3c、3cを有する複数の過
熱器第1伝熱管4c、4c…4cが、水平方向に且つ排
ガスGの流れ方向に対して直交するようして鉛直方向に
多段に配設されている。
【0085】一方、過熱器第2入口及び出口ヘッダ5
d、6dには、U字ベンド管3d、3d、3dを有する
複数の過熱器第2伝熱管4d、4d…4dが、上記複数
の過熱器第1伝熱管4c、4c…4cの鉛直方向の隙間
に位置するようにして配設されている。すなわち、過熱
器第1伝熱管4cと過熱器第2伝熱管4dとが鉛直方向
に交互に配設されている。
【0086】以上述べたように本実施形態においては、
過熱器2の内部に過熱器第1伝熱管4cと過熱器第2伝
熱管4dとを鉛直方向に交互に配設したので、これらの
伝熱管4c、4dの内部を流れる流体の流れ方向が対向
し、このため、水平方向でかつ排ガスGの流れ方向に直
交する方向に対して排ガスGの温度分布が均一化され
る。このようにして排ガスGの温度分布が均一化される
ことによって、排熱回収熱交換器における伝熱性能が大
幅に向上する。
【0087】また、図15は本実施形態の変形例を示し
ており、この変形例においては、鉛直方向の同一高さに
おいて、過熱器第1入口ヘッダ5cと過熱器第1出口ヘ
ッダ6cとの間に、U字ベンド管3cを有する、外周及
び内周の2本の過熱器伝熱管4c、4cが並列に接続さ
れており、同様に、過熱器第2入口ヘッダ5dと過熱器
第2出口ヘッダ6dとの間に、U字ベンド管3dを有す
る、内周及び外周の2本の過熱器伝熱管4d、4dが並
列に接続されている。このような構成を備えた本変形例
においても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0088】第8の実施形態 次に、本発明による横置型の自然循環型排熱回収熱交換
器の第8実施形態について図16を参照して説明する。
なお、以下の説明では過熱器2を例に挙げて説明する
が、過熱器2に限らず、再熱器、蒸発器、節炭器に対し
ても同様な構成を適用することができ、それらのすべて
に適用することも、一部について適用することもでき
る。
【0089】図16は排熱回収熱交換器本体(図示せ
ず)の内部に配置された過熱器2の概略を示した側断面
図であり、図16において符号4eは過熱器2の排ガス
入口側伝熱管を示す。また、図16において符号P1 及
びP2 は、排ガス入口側伝熱管4e同士の排ガスGに直
交する方向のピッチを示している。図16から分かるよ
うに、排ガス入口側伝熱管4e同士のピッチは、排ガス
Gの流れ方向の上流側のピッチP1 よりも下流側のピッ
チP2 の方が大きくなっている。
【0090】このように本実施形態によれば、過熱器2
の伝熱管同士のピッチを、排ガスGの流れ方向の上流側
で小さく、下流側で大きくとっているので、排ガスGは
ピッチの小さい上流側の伝熱管を通過する際に圧力損失
を生じ、撹拌されるため、排ガスGの温度分布及び速度
分布が均一化されて排熱回収熱交換器の伝熱性能が向上
する。
【0091】第9の実施形態 以下、本発明による排熱回収熱交換器の第9実施形態に
ついて図17及び図18を参照して説明する。なお、図
17は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成を
示した正面図であり、図18は同側面図である。
【0092】図17及び図18において符号1は竪置型
の自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回
収熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)か
らの排ガスGが下方から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に過
熱器2が配置されており、この過熱器2はU字ベンド管
3、3、3を有する過熱器伝熱管4を備えている。この
過熱器伝熱管4は、水平方向に配置されるとともに、伝
熱管の軸線に直交する方向に多段に配設されている。過
熱器伝熱管4の入口部及び出口部には、過熱器入口ヘッ
ダ5及び過熱器出口ヘッダ6が、水平方向に且つ過熱器
伝熱管4の軸線に直交する方向に配置されている。
【0093】過熱器2からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発器7は、
水平方向に配置された蒸発器伝熱管8を備え、この蒸発
器伝熱管8は、水平方向に且つ過熱器伝熱管4の軸線に
直交する方向に配置されるとともに、蒸発器伝熱管8の
軸線に直交する方向に多段に配設されている。蒸発器7
の入口部及び出口部には、蒸発器入口ヘッダ9及び蒸発
器出口ヘッダ10が、水平方向に且つ蒸発器伝熱管8の
軸線に直交する方向に配置されている。
【0094】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ蒸発器伝熱管8の軸線に直交する方向に配置され
るとともに、節炭器伝熱管13の軸線に直交する方向に
多段に配設されている。節炭器伝熱管13の入口部及び
出口部には、節炭器入口ヘッダ14及び節炭器出口ヘッ
ダ15が、水平方向に且つ節炭器伝熱管13の軸線に直
交する方向に配置されている。
【0095】このように、過熱器伝熱管4と節炭器伝熱
管13とは同方向に配置されており、これらの伝熱管の
間に位置する蒸発器伝熱管8は、過熱器伝熱管4及び節
炭器伝熱管13に直交する方向に配置されている。つま
り、各伝熱管4、8、13は、それらの配置方向が、排
ガスGの流れ方向に向かって交互に変化するように配置
されている。このため、排熱回収熱交換器1の内部に導
入された排ガスGは、交互に向きを変えて配置された各
伝熱管4、8、13を通過することによって撹拌され、
排熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布
及び速度分布は均一化される。
【0096】以上述べたように本実施形態によれば、排
熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されるので、過熱器2、蒸発器7及
び節炭器11における伝熱性能が向上し、過熱蒸気の生
成を適切に行うことができる。
【0097】また、図19及び図20は本実施形態の一
変形例を示しており、この変形例は上記第9実施形態に
おける過熱器2、蒸発器7及び節炭器11の各伝熱管
4、8、13及び各ヘッダ5、6、9、10、14、1
5の構成を変更したのものである。すなわち、この変形
例においては、同一垂直面内において、過熱器入口ヘッ
ダ5と過熱器出口ヘッダ6との間に外周及び内周の2本
の過熱器伝熱管4、4が並列に接続されており、同様
に、蒸発器入口ヘッダ9と蒸発器出口ヘッダ10との
間、及び節炭器入口ヘッダ14と節炭器出口ヘッダ15
との間にも、それぞれ、外周及び内周の2本の蒸発器伝
熱管8、8及び節炭器伝熱管13、13が並列に接続さ
れている。このような構成を備えた本実施形態において
も、上記第9実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0098】第10の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第10実施形態
について図21及び図22を参照して説明する。なお、
図21は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成
を示した正面図であり、図22は同側面図である。
【0099】図21及び図22において符号1は竪置型
の自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回
収熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)か
らの排ガスGが下方から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に過
熱器2が配置されており、この過熱器2はU字ベンド管
3、3を有する過熱器伝熱管4を備えている。この過熱
器伝熱管4は、水平方向に配置されるとともに、伝熱管
の軸線に直交する方向に多段に配設されている。過熱器
伝熱管4の入口部及び出口部には、過熱器入口ヘッダ5
及び過熱器出口ヘッダ6が、水平方向に且つ過熱器伝熱
管4の軸線に直交する方向に配置されている。
【0100】過熱器2からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には再熱器25が配置されており、この再熱器25
はU字ベンド管26、26、26を有する再熱器伝熱管
27を備えている。この再熱器伝熱管27は、水平方向
に且つ過熱器伝熱管4の軸線に直交する方向に配置され
るとともに、再熱器伝熱管27の軸線に直交する方向に
多段に配設されている。再熱器25の入口部及び出口部
には、再熱器入口ヘッダ28及び再熱器出口ヘッダ29
が、水平方向に且つ再熱器伝熱管27に直交する方向に
配置されている。
【0101】再熱器25からみて排ガスGの流れ方向の
下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発器7は
蒸発器伝熱管8を備えている。この蒸発器伝熱管8は、
水平方向に且つ再熱器伝熱管27の軸線に直交する方向
に配置されるとともに、蒸発器伝熱管8の軸線に直交す
る方向に多段に配設されている。蒸発器7の入口部及び
出口部には、蒸発器入口ヘッダ9及び蒸発器出口ヘッダ
10が、水平方向に且つ蒸発器伝熱管8の軸線に直交す
る方向に配置されている。
【0102】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ蒸発器伝熱管8の軸線に直交する方向に配置され
るとともに、節炭器伝熱管13の軸線に直交する方向に
多段に配設されている。節炭器伝熱管13の入口部及び
出口部には、節炭器入口ヘッダ14及び節炭器出口ヘッ
ダ15が、水平方向に且つ節炭器伝熱管13の軸線に直
交する方向に配置されている。
【0103】このように、過熱器伝熱管4、再熱器伝熱
管27、蒸発器伝熱管8、節炭器伝熱管13は、それら
の配置方向が排ガスGの流れ方向に向かって交互に変化
するように配置されているので、排熱回収熱交換器1の
内部を流れる排ガスGの温度分布及び速度分布が均一化
される。このため、過熱器2、再熱器25、蒸発器7及
び節炭器11における伝熱性能が向上し、過熱蒸気の生
成を適切に行うことができる。
【0104】第11の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第11実施形態
について図23及び図24を参照して説明する。なお、
図23は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成
を示した正面図であり、図24は同側面図である。
【0105】図23及び図24において符号1は竪置型
の自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回
収熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)か
らの排ガスGが下方から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に第
1過熱器2aが配置されており、この第1過熱器2aは
U字ベンド管3a、3a、3aを有する第1過熱器伝熱
管4aを備えている。この第1過熱器伝熱管4aは、水
平方向に配置されるとともに、伝熱管の軸線に直交する
方向に多段に配設されている。第1過熱器伝熱管4aの
入口部及び出口部には、第1過熱器入口ヘッダ5a及び
第1過熱器出口ヘッダ6aが、水平方向に且つ第1過熱
器伝熱管4aに直交する方向に配置されている。
【0106】第1過熱器2aからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には再熱器25が配置されており、この再熱
器25はU字ベンド管26、26を有する再熱器伝熱管
27を備えている。この再熱器伝熱管27は、水平方向
に且つ第1過熱器伝熱管4aの軸線に直交する方向に配
置されるとともに、再熱器伝熱管27の軸線に直交する
方向に多段に配設されている。再熱器25の入口部及び
出口部には、再熱器入口ヘッダ28及び再熱器出口ヘッ
ダ29が、水平方向に且つ再熱器伝熱管27の軸線に直
交する方向に配置されている。
【0107】再熱器25からみて排ガスGの流れ方向の
下流側には第2過熱器2bが配置されており、この第2
過熱器2bはU字ベンド管3b、3b、3bを有する第
2過熱器伝熱管4bを備えている。この第2過熱器伝熱
管4bは、水平方向に且つ再熱器伝熱管27の軸線に直
交する方向に配置されるとともに、第2過熱器伝熱管4
bの軸線に直交する方向に多段に配設されている。第2
過熱器伝熱管4bの入口部及び出口部には、第2過熱器
入口ヘッダ5b及び第2過熱器出口ヘッダ6bが、水平
方向に且つ第2過熱器伝熱管4bの軸線に直交する方向
に配置されている。
【0108】第2過熱器2bからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発器
7は蒸発器伝熱管8を備えている。この蒸発器伝熱管8
は、水平方向に且つ第2過熱器伝熱管4bに直交する方
向に配置されるとともに、蒸発器伝熱管8の軸線に直交
する方向に多段に配設されている。蒸発器7の入口部及
び出口部には、蒸発器入口ヘッダ9及び蒸発器出口ヘッ
ダ10が、水平方向に且つ蒸発器伝熱管8の軸線に直交
する方向に配置されている。
【0109】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ蒸発器伝熱管8の軸線に直交する方向に配置され
るとともに、節炭器伝熱管13の軸線に直交する方向に
多段に配設されている。節炭器伝熱管13の入口部及び
出口部には、節炭器入口ヘッダ14及び節炭器出口ヘッ
ダ15が、水平方向に且つ節炭器伝熱管13の軸線に直
交する方向に配置されている。
【0110】以上述べたように、第1過熱器伝熱管4
a、再熱器伝熱管27、第2過熱器伝熱管4b、蒸発器
伝熱管8、節炭器伝熱管13は、それらの配置方向が排
ガスGの流れ方向に向かって交互に変化するように配置
されているので、排熱回収熱交換器1の内部に導入され
た排ガスGは、交互に向きを変えて配置された各伝熱管
4a、27、4b、8、13を通過することによって撹
拌され、排熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの
温度分布及び速度分布は均一化される。このため、第1
過熱器2a、再熱器25、第2過熱器2b、蒸発器7及
び節炭器11における伝熱性能が向上し、過熱蒸気の生
成を適切に行うことができる。
【0111】第12の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第12実施形態
について図25及び図26を参照して説明する。なお、
図25は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成
を示した正面図であり、図26は同側面図である。
【0112】図25及び図26において符号1は竪置型
の自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回
収熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)か
らの排ガスGが下方から供給される。排熱回収熱交換器
本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部に第
1再熱器25aが配置されており、この第1再熱器25
aはU字ベンド管26a、26a、26aを有する第1
再熱器伝熱管27aを備えている。この第1再熱器伝熱
管27aは、水平方向に配置されるとともに、伝熱管の
軸線に直交する方向に多段に配設されている。第1再熱
器25aの入口部及び出口部には、第1再熱器入口ヘッ
ダ28a及び第1再熱器出口ヘッダ29aが、水平方向
に且つ第1再熱器伝熱管27aの軸線に直交する方向に
配置されている。
【0113】第1再熱器25aからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には過熱器2が配置されており、この過熱
器2はU字ベンド管3、3を有する過熱器伝熱管4を備
えている。この過熱器伝熱管4は、水平方向に且つ第1
再熱器伝熱管27aに直交する方向に配置されるととも
に、過熱器伝熱管4の軸線に直交する方向に多段に配設
されている。過熱器伝熱管4の入口部及び出口部には、
過熱器入口ヘッダ5及び過熱器出口ヘッダ6が、水平方
向に且つ過熱器伝熱管4に直交する方向に配置されてい
る。
【0114】過熱器2からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には第2再熱器25bが配置されており、この第2
再熱器25bはU字ベンド管26b、26b、26bを
有する第2再熱器伝熱管27bを備えている。この第2
再熱器伝熱管27bは、水平方向に且つ過熱器伝熱管4
に直交する方向に配置されるとともに、第2過熱器伝熱
管27bの軸線に直交する方向に多段に配設されてい
る。第2再熱器25bの入口部及び出口部には、第2再
熱器入口ヘッダ28b及び第2再熱器出口ヘッダ29b
が、水平方向に且つ第2再熱器伝熱管27bに直交する
方向に配置されている。
【0115】第2再熱器25bからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発
器7は蒸発器伝熱管8を備えている。この蒸発器伝熱管
8は水平方向に且つ第2再熱器伝熱管27bに直交する
方向に設けられるとともに、蒸発器伝熱管8の軸線に直
交する方向に多段に配設されている。蒸発器7の入口部
及び出口部には、蒸発器入口ヘッダ9及び蒸発器出口ヘ
ッダ10が、水平方向に且つ蒸発器伝熱管8に直交する
方向に配置されている。
【0116】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ蒸発器伝熱管8に直交する方向に配置されるとと
もに、節炭器伝熱管13の軸線に直交する方向に多段に
配設されている。節炭器伝熱管13の入口部及び出口部
には、節炭器入口ヘッダ14及び節炭器出口ヘッダ15
が、水平方向に且つ節炭器伝熱管13に直交する方向に
配置されている。
【0117】以上述べたように、第1再熱器伝熱管27
a、過熱器伝熱管4、第2再熱器伝熱管27b、蒸発器
伝熱管8、節炭器伝熱管13は、それらの配置方向が排
ガスGの流れ方向に向かって交互に変化するように配置
されているので、排熱回収熱交換器1の内部に導入され
た排ガスGは、交互に向きを変えて配置された各伝熱管
27a、4、27b、8、13を通過することによって
撹拌され、排熱回収熱交換器1の内部を流れる排ガスG
の温度分布及び速度分布は均一化される。このため、第
1再熱器25a、過熱器2、第2再熱器25b、蒸発器
7及び節炭器11における伝熱性能が向上し、過熱蒸気
の生成を適切に行うことができる。
【0118】第13の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第13実施形態
について図27及び図28を参照して説明する。なお、
図27は本実施形態による排熱回収熱交換器の概略構成
を示した正面図であり、図28は同側面図である。
【0119】図27及び図28において符号1は竪置型
の自然循環型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回
収熱交換器本体1の内部にガスタービン(図示せず)か
らの排ガスGが図中下側から供給される。排熱回収熱交
換器本体1の内部には、排ガスGの流れ方向の最上流部
に第1過熱器2aが配置されており、この第1過熱器2
aはU字ベンド管3a、3aを有する第1過熱器伝熱管
4aを備えている。この第1過熱器伝熱管4aは、水平
方向に配置されるとともに、伝熱管の軸線に直交する方
向に多段に配設されている。第1過熱器伝熱管4aの入
口部及び出口部には、第1過熱器入口ヘッダ5a及び第
1過熱器出口ヘッダ6aが、水平方向に且つ第1過熱器
伝熱管4aに直交する方向に配置されている。
【0120】第1過熱器2aからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には第1再熱器25aが配置されており、こ
の第1再熱器25aはU字ベンド管26a、26a、2
6aを有する第1再熱器伝熱管27aを備えている。こ
の第1再熱器伝熱管27aは、水平方向に且つ第1過熱
器伝熱管4aに直交する方向に配置されるとともに、第
1再熱器伝熱管27aの軸線に直交する方向に多段に配
設されている。第1再熱器25aの入口部及び出口部に
は、第1再熱器入口ヘッダ28a及び第1再熱器出口ヘ
ッダ29aが、水平方向に且つ第1再熱器伝熱管27a
に直交する方向に配置されている。
【0121】第1再熱器25aからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には第2過熱器2bが配置されており、こ
の第2過熱器2bはU字ベンド管3b、3bを有する第
2過熱器伝熱管4bを備えている。この第2過熱器伝熱
管4bは、水平方向に且つ第1再熱器伝熱管27aに直
交する方向に配置されるとともに、第2過熱器伝熱管4
bに直交する方向に多段に配設されている。第2過熱器
伝熱管4bの入口部及び出口部には、第2過熱器入口ヘ
ッダ5b及び第2過熱器出口ヘッダ6bが、水平方向に
且つ第2過熱器伝熱管4bに直交する方向に配置されて
いる。
【0122】第2過熱器2bからみて排ガスGの流れ方
向の下流側には第2再熱器25bが配置されており、こ
の第2再熱器25bはU字ベンド管26b、26b、2
6bを有する第2再熱器伝熱管27bを備えている。こ
の第2再熱器伝熱管27bは、水平方向に且つ第2感熱
器伝熱管4bに直交する方向に配置されるとともに、第
2再熱器伝熱管27bの軸線に直交する方向に多段に配
設されている。第2再熱器25bの入口部及び出口部に
は、第2再熱器入口ヘッダ28b及び第2再熱器出口ヘ
ッダ29bが、水平方向に且つ第2再熱器伝熱管27b
に直交する方向に配置されている。
【0123】第2再熱器25bからみて排ガスGの流れ
方向の下流側には蒸発器7が配置されており、この蒸発
器7は蒸発器伝熱管8を備えている。この蒸発器伝熱管
8は水平方向に且つ第2再熱器伝熱管27bに直交する
方向に配置されるとともに、蒸発器伝熱管8の軸線に直
交する方向に多段に配設されている。蒸発器7の入口部
及び出口部には、蒸発器入口ヘッダ9及び蒸発器出口ヘ
ッダ10が、水平方向に且つ蒸発器伝熱管8に直交する
方向に配置されている。
【0124】蒸発器7からみて排ガスGの流れ方向の下
流側には節炭器11が配置されており、この節炭器11
はU字ベンド管12、12、12を有する節炭器伝熱管
13を備えている。この節炭器伝熱管13は、水平方向
に且つ蒸発器伝熱管8に直交する方向に配置されるとと
もに、節炭器伝熱管13に直交する方向に多段に配設さ
れている。節炭器伝熱管13の入口部及び出口部には、
節炭器入口ヘッダ14及び節炭器出口ヘッダ15が、水
平方向に且つ節炭器伝熱管13の軸線に直交する方向に
配置されている。
【0125】このように、第1過熱器伝熱管4a、第1
再熱器伝熱管27a、第2過熱器伝熱管4b、第2再熱
器伝熱管27b、蒸発器伝熱管8、節炭器伝熱管13
は、それらの配置方向が排ガスGの流れ方向に向かって
交互に変化するように配置されているので、排熱回収熱
交換器1の内部に導入された排ガスGは、交互に向きを
変えて配置された各伝熱管4a、27a、4b、27
b、8、13を通過することによって撹拌され、排熱回
収熱交換器1の内部を流れる排ガスGの温度分布及び速
度分布は均一化される。このため、第1過熱器2a、第
1再熱器25a、第2過熱器2b、第2再熱器25b、
蒸発器7及び節炭器11における伝熱性能が向上し、過
熱蒸気の生成を適切に行うことができる。
【0126】第14の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第14実施形態
について図29を参照して説明する。なお、図29は本
実施形態による排熱回収熱交換器の要部の概略構成を示
した斜視図である。
【0127】図29において符号1は竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器本体を示し、この排熱回収熱交換器
本体1の内部にガスタービン(図示せず)からの排ガス
Gが供給される。排熱回収熱交換器本体1の内部には、
排ガスGの流れ方向の最上流部に第1過熱器2aが配置
されており、この第1過熱器2aは第1過熱器伝熱管4
aを備えている。第1過熱器2aの下流側には再熱器2
5が配置されており、この再熱器25は再熱器伝熱管2
7を備えている。再熱器25の下流側には第2過熱器2
bが配置されており、この第2過熱器2bは第2過熱器
伝熱管4bを備えている。第2過熱器2bの下流側には
蒸発器(図示せず)が配置され、そのさらに下流側には
節炭器(図示せず)が配置されている。
【0128】そして、第1過熱器伝熱管4aは、水平面
内において、本体胴40に対して傾斜して配置されてい
る。また、再熱器伝熱管27は、水平面内において、本
体胴40に対して第1過熱器伝熱管4aと逆の方向に傾
斜して配置されている。さらに、第2過熱器伝熱管4b
は、水平面内において、再熱器伝熱管27と逆の方向、
すなわち第1過熱器伝熱管4aと同じ方向に傾斜して配
置されている。
【0129】以上述べたように本実施形態によれば、第
1過熱器伝熱管4a、再熱器伝熱管27及び第2過熱器
伝熱管4bを交互に逆方向に傾斜させて配置したので、
排熱回収熱交換器本体1の内部を流れる排ガスGは、交
互に逆方向に傾斜する各伝熱管4a、27、4bによっ
て撹拌され、その温度分布及び速度分布が均一化されて
排熱回収熱交換器の伝熱性能が向上する。
【0130】第15の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第15実施形態
について図30を参照して説明する。なお、以下の説明
では過熱器2を例に挙げて説明するが、過熱器2に限ら
ず、再熱器、蒸発器、節炭器にも同様の構成を適用する
ことができ、それらのすべて、又は一部について適用す
ることもできる。
【0131】図30は本実施形態による竪置型の自然循
環型排熱回収熱交換器の内部に設けられた過熱器2を示
し、この過熱器2の内部には、水平方向に配置された過
熱器第1入口ヘッダ5c及び過熱器第1出口ヘッダ6c
が並設されている。また、過熱器2の内部には、水平方
向に配置された過熱器第2入口ヘッダ5d及び過熱器第
2出口ヘッダ6dが、過熱器第1入口及び出口ヘッダ5
c、6cに対向するようにして上下に並設されている。
【0132】過熱器第1入口及び出口ヘッダ5c、6c
には、U字ベンド管3c、3c、3cを有する過熱器第
1伝熱管4cが水平方向に設けられ、この過熱器第1伝
熱管4cはその軸線に直交する方向に多段に配設されて
いる。
【0133】一方、過熱器第2入口及び出口ヘッダ5
d、6dには、U字ベンド管3d、3d、3dを有する
複数の過熱器第2伝熱管4d、4d…4dが、上記複数
の過熱器第1伝熱管4c、4c…4cの隙間に位置する
ようにして配設されている。すなわち、過熱器第1伝熱
管4cと過熱器第2伝熱管4dとが水平方向に交互に配
設されている。
【0134】以上述べたように本実施形態においては、
過熱器2の内部に過熱器第1伝熱管4cと過熱器第2伝
熱管4dとを水平方向に交互に配設したので、これらの
伝熱管4c、4dの内部を流れる流体の流れ方向が対向
し、このため、過熱器第1及び第2伝熱管4c、4dの
軸線方向に対して排ガスGの温度分布が均一化される。
このように排ガスGの温度分布が均一化されることによ
って、排熱回収熱交換器における伝熱性能が大幅に向上
する。
【0135】また、図31は本実施形態の変形例を示し
ており、この変形例においては、過熱器第1入口ヘッダ
5cと過熱器第1出口ヘッダ6cとの間に、U字ベンド
管3cを有する、外周及び内周の2本の過熱器伝熱管4
c、4cが同一鉛直面内に並列に接続されており、同様
に、過熱器第2入口ヘッダ5dと過熱器第2出口ヘッダ
6dとの間に、U字ベンド管3dを有する、外周及び内
周の2本の過熱器伝熱管4d、4dが同一鉛直面内に並
列に接続されている。このような構成を備えた本変形例
においても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0136】第16の実施形態 次に、本発明による排熱回収熱交換器の第16実施形態
について図32を参照して説明する。なお、以下の説明
では過熱器2を例に挙げて説明するが、過熱器2に限ら
ず、再熱器、蒸発器、節炭器に対しても同様な構成を適
用することができ、それらのすべてに適用することも、
一部について適用することもできる。
【0137】図32は竪置型の自然循環型排熱回収熱交
換器本体(図示せず)の内部に配置された過熱器2の概
略を示した側断面図であり、図32において符号4eは
過熱器2の排ガス入口側伝熱管を示す。また、図32に
おいて符号P1 及びP2 は、排ガス入口側伝熱管4e同
士の水平方向のピッチを示している。図32から分かる
ように、排ガス入口側伝熱管4e同士の水平方向のピッ
チは、排ガスGの流れ方向の上流側のピッチP1 よりも
下流側のピッチP2 の方が大きくなっている。
【0138】このように本実施形態によれば、過熱器2
の伝熱管の水平方向のピッチを、排ガスGの流れ方向の
上流側で小さく、下流側で大きくとっているので、排ガ
スGはピッチの小さい上流側の伝熱管を通過する際に圧
力損失を生じ、撹拌されるため、排ガスGの温度分布及
び速度分布が均一化されて排熱回収熱交換器の伝熱性能
が向上する。
【0139】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、蒸発
器の伝熱管以外の少なくとも1つの伝熱管を蒸発器の伝
熱管と異なる方向に配置したので、排熱回収熱交換器の
内部を流れる排ガスが撹拌されてその温度分布及び速度
分布が均一化され、排熱回収熱交換器における伝熱性能
が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の横置型の自然循環型排
熱回収熱交換器の概略構成を示した側面図。
【図2】図1に示した横置型の自然循環型排熱回収熱交
換器の平面図。
【図3】本発明の第1実施形態の横置型の自然循環型排
熱回収熱交換器の変形例の概略構成を示した側面図。
【図4】図3に示した横置型の自然循環型排熱回収熱交
換器の平面図。
【図5】本発明の第2実施形態の横置型の自然循環型排
熱回収熱交換器の概略構成を示した側面図。
【図6】図5に示した横置型の自然循環型排熱回収熱交
換器の平面図。
【図7】本発明の第3実施形態の横置型の自然循環型排
熱回収熱交換器の概略構成を示した側面図。
【図8】図7に示した横置型の自然循環型排熱回収熱交
換器の平面図。
【図9】本発明の第4実施形態の横置型の自然循環型排
熱回収熱交換器の概略構成を示した側面図。
【図10】図9に示した横置型の自然循環型排熱回収熱
交換器の平面図。
【図11】本発明の第5実施形態の横置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の概略構成を示した側面図。
【図12】図11に示した横置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の平面図。
【図13】本発明の第6実施形態の横置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の要部の概略構成を示した斜視図。
【図14】本発明の第7実施形態の横置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の過熱器の概略構成を示した斜視図。
【図15】本発明の第7実施形態の横置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の過熱器の変形例の概略構成を示した
斜視図。
【図16】本発明の第8実施形態の横置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の過熱器の概略構成を示した図。
【図17】本発明の第9実施形態の竪置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の概略構成を示した正面図。
【図18】図17に示した竪置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の側面図。
【図19】本発明の第9実施形態の竪置型の自然循環型
排熱回収熱交換器の変形例の概略構成を示した正面図。
【図20】図19に示した竪置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の側面図。
【図21】本発明の第10実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の概略構成を示した正面図。
【図22】図21に示した竪置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の側面図。
【図23】本発明の第11実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の概略構成を示した正面図。
【図24】図23に示した竪置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の側面図。
【図25】本発明の第12実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の概略構成を示した正面図。
【図26】図25に示した竪置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の側面図。
【図27】本発明の第13実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の概略構成を示した正面図。
【図28】図27に示した竪置型の自然循環型排熱回収
熱交換器の側面図。
【図29】本発明の第14実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の要部の概略構成を示した斜視図。
【図30】本発明の第15実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の過熱器の概略構成を示した斜視
図。
【図31】同実施形態の変形例を示した斜視図。
【図32】本発明の第16実施形態の竪置型の自然循環
型排熱回収熱交換器の過熱器の概略構成を示した側断面
図。
【図33】従来の横置型の自然循環型排熱回収熱交換器
の概略構成を示した側面図。
【符号の説明】
1 排熱回収熱交換器 2、2a、2b 過熱器 4、4a、4b、4c、4d、4e 過熱器伝熱管 5、5a、5b、5c、5d 過熱器入口ヘッダ 6、6a、6b、6c、6d 過熱器出口ヘッダ 7 蒸発器 8 蒸発器伝熱管 9 蒸発器入口ヘッダ 10 蒸発器出口ヘッダ 11 節炭器 13 節炭器伝熱管 14 節炭器入口ヘッダ 15 節炭器出口ヘッダ 16 給水配管 17 給水ポンプ 19 蒸気ドラム 24 中間ヘッダ 25、25a、25b 再熱器 27、27a、27b 再熱器伝熱管 28、28a、28b 再熱器入口ヘッダ 29、29a、29b 再熱器出口ヘッダ G 排ガス P1 、P2 伝熱管同士のピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒 井 政 司 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 東芝アイテック株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に供給される排ガスの流れ方向に
    沿って順次配設され、少なくとも蒸発器を含む複数の熱
    交換手段と、前記各熱交換手段に設けられ、排ガスの流
    れ方向に直交する方向に配置された各伝熱管とを備え、
    前記蒸発器の伝熱管は鉛直方向に配置された横置型の排
    熱回収熱交換器において、 前記蒸発器の伝熱管以外の少なくとも1つの前記伝熱管
    は前記蒸発器の伝熱管と異なる方向に配置されたことを
    特徴とする排熱回収熱交換器。
  2. 【請求項2】上向きに供給される排ガスの流れ方向に沿
    って順次配設され、少なくとも蒸発器を含む複数の熱交
    換手段と、前記各熱交換手段に設けられ、水平方向に配
    置された各伝熱管とを備えた竪置型の排熱回収熱交換器
    において、 前記蒸発器の伝熱管以外の少なくとも1つの前記伝熱管
    は前記蒸発器の伝熱管と異なる方向に配置されたことを
    特徴とする排熱回収熱交換器。
  3. 【請求項3】前記少なくとも1つの前記伝熱管は前記蒸
    発器の伝熱管と直交する方向に配置されたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の排熱回収熱交換器。
  4. 【請求項4】前記各伝熱管は隣り合う他の前記伝熱管と
    異なる方向に配置されたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか一項に記載の排熱回収熱交換器。
  5. 【請求項5】前記各伝熱管は隣り合う他の前記伝熱管と
    直交する方向に配置されたことを特徴とする請求項4記
    載の排熱回収熱交換器。
  6. 【請求項6】前記蒸発器以外の少なくとも1つの前記熱
    交換手段は、第1の入口及び出口ヘッダと、前記第1の
    入口及び出口ヘッダに対向するようにして配置された第
    2の入口及び出口ヘッダと、前記第1の入口及び出口ヘ
    ッダに接続された複数の第1の伝熱管と、前記第2の入
    口及び出口ヘッダに接続された複数の第2の伝熱管とを
    備え、前記ヘッダの軸線方向に沿って前記第1の伝熱管
    と前記第2の伝熱管とを交互に配設したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の排熱回
    収熱交換器。
  7. 【請求項7】少なくとも1つの前記熱交換手段は複数の
    伝熱管を備え、前記複数の伝熱管は、排ガスの流れ方向
    の上流側の伝熱管同士の間隔が排ガスの流れ方向の下流
    側の伝熱管同士の間隔よりも小さいことを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の排熱回収熱
    交換器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130132580A (ko) * 2012-01-17 2013-12-04 알스톰 테크놀러지 리미티드 수평 관류형 증발기에서의 튜브 및 배플 배열
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