JPH09244074A - 光リミッタ回路 - Google Patents

光リミッタ回路

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JPH09244074A
JPH09244074A JP4763196A JP4763196A JPH09244074A JP H09244074 A JPH09244074 A JP H09244074A JP 4763196 A JP4763196 A JP 4763196A JP 4763196 A JP4763196 A JP 4763196A JP H09244074 A JPH09244074 A JP H09244074A
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light
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optical limiter
intensity
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JP4763196A
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Inventor
Hiroyuki Tsuda
裕之 津田
Akira Hirano
章 平野
Kazuo Hagimoto
和男 萩本
Akira Takahashi
亮 高橋
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高速光信号に対して動作する光リミッタ回
路を提供する。 【解決手段】 入射光強度に対して損失が変化する光リ
ミッタ素子11を用い、その前段または後段に光増幅器
13、14を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光信号の伝送に利用
する。特に、超高速ビットレートの入射光パルス列のピ
ーク強度の変動に対して出力光パルス列のピーク強度の
変動量を抑圧する光リミッタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来例の光リミッタ回路を示す
図である。この従来例は進行波型半導体光増幅器21の
利得飽和を利用したものであり、進行波型半導体光増幅
器21の前段および後段に戻り光を阻止するための光ア
イソレータ22、23を備え、さらに出力側には不要な
光波長を除去する光フィルタ24を備える。進行波型半
導体光増幅器21には駆動電流を供給するための光増幅
器電源回路25が接続される。
【0003】図12はこの光リミッタ回路の利得の入射
平均光強度依存性を示す。入射平均光強度を増大するに
したがって、ある光強度範囲で利得が飽和する。この光
強度範囲が光リミッタ動作領域として利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の進行波
型半導体光増幅器を用いた光リミッタ回路では、入射す
る光信号のビットレートが進行波型半導体光増幅器内の
光増幅に関わる励起準位の寿命により支配され、リミッ
タ特性の得られる帯域の上限が決定されてしまう。すな
わち、入射光パルス列のビットレートが励起準位の寿命
の逆数程度以上では、進行波型半導体光増幅器が各光パ
ルスのピーク強度の変動に追随できず、リミッタ特性は
得られない。励起準位の寿命は1ns程度であり、光リ
ミッタ回路の動作帯域は高々数百MHz止まりである。
【0005】本発明は、このような課題を解決し、超高
速光信号に対して動作する光リミッタ回路を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光リミッタ回路
は、入射光のピーク強度変動に対して出力光のピーク強
度の変動量を抑圧する光リミッタ素子と、この光リミッ
タ素子への光入出力を行う光入出力手段とを備えた光リ
ミッタ回路において、光リミッタ素子は入射光強度に対
して損失が変化する光非線形素子を含み、光リミッタ素
子の前段および後段の少なくとも一方に光増幅器を備え
たことを特徴とする。
【0007】光非線形素子は光非線形現象を用いてお
り、その動作は高速であるが、一般に高エネルギーある
いは高ピーク強度の光パルスで駆動する必要がある。そ
こで本発明では、そのような光非線形素子を用いた光リ
ミッタ素子の前段に光増幅器を用いることで、弱い光強
度の信号でも光リミッタ素子を駆動することができる。
また、出力光信号に高強度の光信号が必要な場合には、
後段に光増幅器を設ける。
【0008】光リミッタ素子として二つの光反射層の間
に入射光強度に対して吸収率が飽和する可飽和吸収層が
配置された光ゲート素子を用い、この光ゲート素子の光
入出力側に配置された光反射層の反射率をR1、他方の
反射率をR2、可飽和吸収層の吸収率をA0とすると
き、 R1−R2(1−A2)2 >0 を満たすようにその二つの光反射層および可飽和吸収層
が設定されることが望ましい。このような光ゲート素子
を用いると、二つの光反射層により構成される共振器の
反共振条件波長で用い、共振器内の損失が大きいことか
ら、動作帯域を極めて広くとることができる。
【0009】光リミッタ素子として、非線形ループミラ
ー、非線形カップラ、非線形マッハツェンダ干渉計その
他の光非線形素子を用いることもできる。
【0010】また、光増幅器の出力光強度を制御する手
段を設け、光リミッタ素子への平均入射光強度を一定に
保つことで光リミッタ回路の動作レンジを拡大するとと
もに、平均入射光強度のゆったりした変動に対して動作
レンジを追随させることができる。また、光リミッタ素
子の後段に光増幅器を設けてその出力光強度を制御する
場合には、光リミッタ回路の出力を安定化することがで
きる。
【0011】光リッミッタ素子を構成する非線形素子の
入出力特性は一般にパルス幅によって変化するので、各
素子の前段に分散制御素子を設けることが望ましい。特
に可飽和吸収体を用いた光リミッタ素子の場合には、可
飽和吸収体の緩和時間よりパルス幅が長いとスイッチン
グエネルギーが大きくなるので、分散制御素子によりパ
ルス幅を短くし、光リミッタ素子の消費エネルギーを低
減することが望ましい。光リミッタ素子からの出力パル
ス幅を制御するために、その後段に分散制御素子を配置
することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態を
示すブロック構成図である。ここでは、光リミッタ素子
の前段および後段にそれぞれ光増幅器を配置した例を示
す。
【0013】すなわちこの光リミッタ回路は、入射光の
ピーク強度変動に対して出力光のピーク強度の変動量を
抑圧する光リミッタ素子11と、この光リミッタ素子1
1への光入出力を行う光入出力部12とを備え、光リミ
ッタ素子11は入射光強度に対して損失が変化する光非
線形素子により構成され、光リミッタ素子11の前段お
よび後段にそれぞれ光増幅器13、14を備える。
【0014】光増幅器13、14としては、エルビウム
ドープ光ファイバ、励起光源回路、光アイソレータ、波
長多重カップラ、光フィルタから構成されるEDFA
(Erbium Doped Fiber Optical Amplifier)、あるいは
進行波型半導体光増幅器、光アイソレータ、光フィルタ
および電源回路からなる光増幅器を用いることができ
る。
【0015】図2は光入出力部12の構成例を光リミッ
タ素子11の構成例と共に示す。光入出力部12は、第
一のポートから入射した光を第二のポートに出力し第二
のポートから入射した光を第三のポートに出力する光サ
ーキュレータ201と、この光サーキュレータ201の
第二のポートの入出力光をコリメートするコリメータレ
ンズ202と、コリメータレンズ202からの光を光リ
ミッタ素子に集光するとともにその反射光をコリメータ
レンズ202に入射する集光レンズ203とにより構成
される。この構成は一例であり、光入出力部の構成はこ
の例に限定されるものではない。
【0016】図3は図2に示した光リミッタ素子の構成
例を拡大して示す。ここでは、光リミッタ素子として、
二つの光反射層の間に入射光強度に対して吸収率が飽和
する可飽和吸収層が配置された光ゲート素子を用いた例
について説明する。この光リミッタ素子は、二つの光反
射層としてDBR型ミラー101およびAuミラー層1
02を備え、その間に、可飽和吸収層として量子井戸層
103を備える。Auミラー層102と量子井戸層10
3との間には位相調整層104が設けられる。さらに詳
しく説明すると、この光リミッタ素子は、InP基板1
00の一方の面に、InGaAsP/InPのDBR型
ミラー101と、200℃で低温成長しドーパントとし
てBeを5×1017cm-3添加したInGaAsP/I
nAlAs多重量子井戸であり膜厚が1ないし5ミクロ
ン程度の量子井戸層103と、InGaAsP/InP
の位相調整層104と、Auミラー層102とを積層
し、InP基板100の他方の面には低反射コーティン
グ105を設け、Auミラー層102側をIn半田10
6によりCuヒートシンク107に取り付けた構造をも
つ。入射光は低反射コーティング105側から入射す
る。
【0017】DBR型ミラー101の反射率は20〜5
0%程度に設定する。また、微弱な入射光に対するDB
R型ミラー101の反射率R1、Auミラー層102の
反射率R2および量子井戸層103の吸収率A0に対
し、R1−R2(1−A0)2>0を満たすように、各
反射率および可飽和吸収層(量子井戸層103)の層厚
を設定する。
【0018】図4および図5はこのような構造の光リミ
ッタ素子の動作を説明する図である。入射した光が可飽
和吸収層(量子井戸層103)で吸収されると、生成キ
ャリアによって位相空間が充填され、吸収係数が減少す
る。図4には、入射光強度に対するDBR型ミラー10
1およびAuミラー層102の反射率の依存性を示す。
入射光はDBR型ミラー101およびAuミラー層10
2から反射されるが、入射光の光強度が弱い場合は、反
射光は主としてDBR型ミラー101からのものとな
る。入射光強度が高まるにつれて可飽和吸収層での吸収
が少なくなるので、Auミラー層102からの反射が強
くなる。ところが、DBR型ミラー101とAuミラー
層102との光学距離Lを入射光波長λに対して(1/
4+m)λ/2<L<(3/4+m)λ/2(m=0、
1、2、…)となるように設定すると、Auミラー層1
02からの反射光とDBR型ミラー101からの反射光
とが干渉し、部分的に打ち消し合うようになる。L=
(3/4+m)λ/2の場合にはほぼ完全に打ち消し合
う。図5には、光リミッタ素子の干渉後の反射率の入射
光強度依存性を示す。光リミッタ素子は、比較的低強度
の入射光に対してR1−R2(1−A0)2 >0を満た
し、入射光強度が強くなるにつれて反射率が低下する光
リミッタ動作をする。
【0019】二つの光反射層の間に可飽和吸収層が配置
された構造の素子は、二つの光反射層により構成される
共振器の反共振条件波長で用いること、および共振器内
損失が大きいことから、動作帯域は極めて広くなる。具
体的には、30〜50nmの光波長帯域で動作可能であ
る。動作信号帯域はほぼ二つの光反射層からの反射光の
位相遅れがパルス幅に対して無視できる範囲であり、可
飽和吸収層が厚さ4μmの素子では500GHz程度で
ある。この値は材料の応答時間に比較して短いので、素
子の動作帯域は主として材料のキャリア緩和時間で定ま
り、最大200GHzが期待される。
【0020】図6は本実施形態の光リミッタ回路の光入
出力特性を実線により示し(図6の破線は後述する実施
形態の光入出力特性)、図7はピーク強度の変動量の大
きい光信号に対する入出力例を示す。図7において、
(a)は入射信号、(b)はそれに対して光リミッタ回
路により得られる出射信号である。ピーク強度の変動
は、光送信器の変調が不完全であり、光信号がパターン
効果のある媒質を透過する場合に、光多重を行うときの
各経路の損失変動によって生じる。このようなピーク強
度の変動は光信号の受信感度を劣化させるため、取り除
くことが望まれる。光リミッタ回路で処理することで、
図7(b)に示すように、光リミッタ素子の負性入出力
特性を反映してピーク強度の変動が低減される。
【0021】光非線形現象を用いた光リミッタ素子は、
一般に高エネルギーあるいは高ピーク強度の光パルスで
駆動する必要がある。例えば、図3に示した構造の光リ
ミッタ素子では、1パルス当たり1pJ程度のエネルギ
ー必要であり、100Gbit/sでマーク率1/2の
信号に対して50mWの平均光強度が必要である。この
ため、素子の前段に光増幅器を用いることで、弱い光強
度の信号でも光非線形素子を駆動することができる。ま
た、光リミッタ素子および光入出力部での損失は3〜1
0dB程度以上になるので、出力光信号に高強度の光信
号が必要な場合には、後段にも光増幅器を設けることが
よい。
【0022】光リミッタ素子として、他の構造の素子を
用いることもできる。例えば、非対称光カップラの光フ
ァイバとから構成された非線形ループミラーを用いるこ
とができる。非線形ループミラーは、入射光強度が小さ
いときに反射率が高くて透過率が低く、入射光強度を高
くするにしたがって反射率が低く透過率が高くなり、さ
らに入射光強度を高くすると反転して反射率が低くなる
特性をもつ。光入出力特性は非対称光カップラの分岐比
に強く依存する。分岐比が1:1に近づくにしたがって
入出力特性の非線形性および消光比は高まるが、動作光
強度は増大する。これは非線形ループミラーがループ内
の右回りと左回りの光の位相が一致している場合に反射
率が最大となり、光の位相が180度ずれるときに透過
率が最大になるが、この位相差が右回りと左回りの光の
強度差によって生じるからである。したがって、非線形
ループミラーの反射光を取り出す構成で負性入出力特性
をもつので、光リミッタ素子として機能する。
【0023】また、光リミッタ素子として、二つの光導
波路の光結合部に光非線形材料を用いた非線形カップラ
を用いることもできる。このような非線形カップラで
は、光非線形材料が光強度に応じて屈折率が変化するの
で、光強度によって結合係数が変化する。すなわち、非
線形カップラの一方の出力端の損失は、ある光強度領域
のときに光強度の増大に対して増加する。したがって、
このような非線形カップラを光リミッタ素子として用い
ることができ、本発明を同様に実施できる。
【0024】光リミッタ素子として、非線形マッハツェ
ンダー干渉器を用いることもできる。非線形マッハツェ
ンダー干渉器は、マッハツェンダー干渉器の二つのアー
ムの一方に光非線形材料を挿入するか、両方のアームに
光非線形材料を挿入し、かつ両アームへの光の分岐を非
対称(分岐比が1:1以外)としたものである。光非線
形材料は光強度に応じて屈折率が変化するので、マッハ
ツェンダー干渉器の出力側の合波部での両アームからの
光の位相差が光強度によって変化する。すなわち、初期
位相差を適当な値に設定することで、ある光強度領域で
損失が光強度の増大に対して増加するマッハツェンダー
干渉器が得られる。したがって、このようなマッハツェ
ンダー干渉器を光リミッタ素子として用いることがで
き、本発明を同様に実施できる。
【0025】図8は本発明の第二の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この実施形態は、光リミッタ素子1
1の前段および後段、正確には光入出力部12の前段と
光増幅器14の後段に、それぞれ分散制御素子15、1
6を備えたことが第一の実施形態と異なる。これらの分
散制御素子15、16としては、高分散ファイバ、ファ
イバグレーティング、石英光導波路、プリズム、回折格
子、エタロン、マッハツェンダー干渉計等を用いること
ができる。
【0026】一般に、入射する信号光パルスはチャーピ
ングを伴い、時間軸上で周波数が変動している。チャー
ピングした光パルスは、分散制御素子を通すことで、そ
のパルス幅を変化さることができる。光非線形素子の入
出力特性は一般にパルス幅によって変化する。可飽和吸
収体を用いた光リミッタ素子では、可飽和吸収体の緩和
時間よりもパルス幅が短いときにはスイッチングエネル
ギーが1pJ程度であるが、可飽和吸収体の緩和時間よ
りもパルス幅が長いときには、スイッチングエネルギー
が10pJ程度になる。そこで図8に示した実施形態で
は、分散制御素子15によってパルス幅を短くし、光リ
ミッタ素子11における消費エネルギーを低減すること
ができる。また、図8に示した実施形態では、光リミッ
タ素子11からの出力光パルス幅を制御するために、分
散制御素子16が後置される。
【0027】図9は本発明の第三の実施形態を示すブロ
ック構成図である。この実施形態は、光増幅器13、1
4のそれぞれの出力光強度を制御する光増幅器制御回路
17を備えたことが第一の実施形態と異なる。
【0028】図10は一つの光増幅器とそれに対する光
増幅器制御回路の構成例を示す。ここでは、光増幅器と
してEDFAを例に説明する。光増幅器は、光入射側で
逆方向の光を遮断する光アイソレータ301、励起光に
より励起されて入射光を増幅するエルビウムドープ光フ
ァイバ302、エルビウムドープ光ファイバ302に励
起光を導く波長多重カップラ303、出力側で逆方向の
光を遮断する光アイソレータ304、不要な光を除去す
る光フィルタ305および励起光を発生する励起光源回
路306により構成される。励起光源回路306には、
励起光源、励起光源用電源回路および励起光源の温度制
御回路を備える。光増幅器制御回路には、光増幅器の入
射光の一部を分岐する光分岐素子501、この光分岐素
子501により分岐された光のパワーを測定する光パワ
ー測定器502、光増幅器の出力光の一部を分岐する光
分岐素子503、およびこの光分岐素子503により分
岐された光のパワーを測定する光パワー測定器504を
備える。
【0029】この構成例では、光パワー測定器502、
504の光パワー測定値に基づき、励起光源回路306
からの励起光強度を制御する。これにより、この光増幅
器の光出力が制御される。光パワー測定値に基づく励起
光源回路306の制御については各光増幅器に共通であ
り、図10では省略する。
【0030】ここではEDFAを例に説明したが、進行
波型半導体光増幅素子、光アイソレータ、光フィルタお
よび電源回路からなる光増幅器を用いた場合にも同様に
実施できる。
【0031】光非線形現象を利用した光リミッタ素子
は、そのダイナミックレンジ内ではリミッタ動作する
が、その範囲外の入力に対してはリミッタ動作をしな
い。本実施形態では、光リミッタ素子への平均入射光強
度を一定に保つことで、光リミッタ回路の動作ダイナミ
ックレンジを拡大することができる。この場合の光入出
力特性を図6に破線で示す。また、平均入射光強度のゆ
ったりした変動、例えばEDFAの場合で数百Hz以下
の変動、進行波型半導体光増幅素子を用いた光増幅器の
場合で数十Hz以下の変動に対して、動作レンジを追随
させることが可能である。また、出力側にも光増幅器を
配置することで、出力を安定化することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光リミッ
タ回路は、超高速かつ広帯域で動作する。また、入射信
号光パルス幅を最適値として低消費エネルギーで光リミ
ッタ動作を行うことができる。さらに、低光強度の入射
信号や平均入射光がゆっくりと変動する場合でも、光リ
ミッタ動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成
図。
【図2】光入出力部の構成例を光リミッタ素子の構成例
と共に示す図。
【図3】図2に示した光リミッタ素子の構成例を拡大し
て示す図。
【図4】光リミッタ素子の動作を説明する図であり、入
射光強度に対するDBR型ミラーおよびAuミラー層の
反射率の依存性を示す図。
【図5】光リミッタ素子の動作を説明する図であり、干
渉後の反射率の入射光強度依存性を示す図。
【図6】光リミッタ回路の光入出力特性を示す図。
【図7】ピーク強度の変動量の大きい光信号に対する入
出力例を示す図。
【図8】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成
図。
【図9】本発明の第三の実施形態を示すブロック構成
図。
【図10】一つの光増幅器とそれに対する光増幅器制御
回路の構成例を示す図。
【図11】従来例の光リミッタ回路を示す図。
【図12】従来例における利得の入射平均光強度依存性
を示す図。
【符号の説明】
11 光リミッタ素子 12 光入出力部 13、14 光増幅器 15、16 分散制御素子 17 光増幅器制御回路 21 進行波型半導体光増幅器 22、23 光アイソレータ 24 光フィルタ 25 光増幅器電源回路 100 基板 101 DBR型ミラー 102 Auミラー層 103 量子井戸層 104 位相調整層 105 低反射コーティング 106 In半田 107 Cuヒートシンク 201 光サーキュレータ 202 コリメータレンズ 203 集光レンズ 301 光アイソレータ 302 エルビウムドープ光ファイバ 303 波長多重カップラ 304 光アイソレータ 305 光フィルタ 306 励起光源回路 501、503 光分岐素子 502、504 光パワー測定器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】光リミッタ素子を構成する非線形素子の入
出力特性は一般にパルス幅によって変化するので、各素
子の前段に分散制御素子を設けることが望ましい。特に
可飽和吸収体を用いた光リミッタ素子の場合には、可飽
和吸収体の緩和時間よりパルス幅が長いとスイッチング
エネルギーが大きくなるので、分散制御素子によりパル
ス幅を短くし、光リミッタ素子の消費エネルギーを低減
することが望ましい。光リミッタ素子からの出力パルス
幅を制御するために、その後段に分散制御素子を配置す
ることもできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】光非線形現象を利用した光リミッタ素子
は、そのダイナミックレンジ内ではリミッタ動作する
が、その範囲外の入力に対してはリミッタ動作をしな
い。本実施形態では、光リミッタ素子への平均入射光強
度を一定に保つことで、光リミッタ回路の動作ダイナミ
ックレンジを拡大することができる。この場合の光入出
力特性を図6に破線で示す。また、平均入射光強度のゆ
ったりした変動、例えばEDFAの場合で数百Hz以下
の変動、進行波型半導体光増幅素子を用いた光増幅器の
場合で数十Hz以下の変動に対して、動作レンジを追
随させることが可能である。また、出力側にも光増幅器
を配置することで、出力を安定化することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 亮 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光のピーク強度変動に対して出力光
    のピーク強度の変動量を抑圧する光リミッタ素子と、こ
    の光リミッタ素子への光入出力を行う光入出力手段とを
    備えた光リミッタ回路において、 前記光リミッタ素子は入射光強度に対して損失が変化す
    る光非線形素子を含み、 前記光リミッタ素子の前段および後段の少なくとも一方
    に光増幅器を備えたことを特徴とする光リミッタ回路。
  2. 【請求項2】 前記光リミッタ素子は二つの光反射層の
    間に入射光強度に対して吸収率が飽和する可飽和吸収層
    が配置された光ゲート素子を含み、 この光ゲート素子の光入出力側に配置された光反射層の
    反射率をR1、他方の反射率をR2、可飽和吸収層の吸
    収率をA0とするとき、 R1−R2(1−A2)2 >0 を満たすようにその二つの光反射層および可飽和吸収層
    が設定された請求項1記載の光リミッタ回路。
  3. 【請求項3】 前記光増幅器の出力光強度を制御する手
    段を備えた請求項1記載の光リミッタ回路。
  4. 【請求項4】 前記光リミッタ素子の前段および後段の
    少なくとも一方に光パルスの幅を制御する分散制御素子
    を備えた請求項1記載の光リミッタ回路。
JP4763196A 1996-03-05 1996-03-05 光リミッタ回路 Pending JPH09244074A (ja)

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JP4763196A JPH09244074A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 光リミッタ回路

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JP4763196A JPH09244074A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 光リミッタ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0933665A3 (en) * 1998-01-30 2001-09-19 Nec Corporation Light limiter
US6515793B2 (en) 1999-12-27 2003-02-04 Ddi Corporation Optical waveform shaper

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