JPH0924420A - ローラ矯正装置 - Google Patents
ローラ矯正装置Info
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- JPH0924420A JPH0924420A JP17754595A JP17754595A JPH0924420A JP H0924420 A JPH0924420 A JP H0924420A JP 17754595 A JP17754595 A JP 17754595A JP 17754595 A JP17754595 A JP 17754595A JP H0924420 A JPH0924420 A JP H0924420A
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定ローラに対する可動ローラの位置を常に
適切にするための調整を自動化することによって、板材
の矯正作業の自動化を図る。 【構成】 固定側ベース2に並設してある複数の固定ロ
ーラ3と、固定側ベース2に対して進退可能に設けられ
た可動側ベース5に各固定ローラ3の間隔の中間位置に
配設してある複数の可動ローラ6とからなり、可動側ベ
ース5を変位させることによって可動ローラ6の押込量
を調整する調整手段Aを少なくとも2か所に備えている
ローラ矯正装置において、供給される板材Wがロール材
であり、矯正作業が進むに従って変化するロール材のロ
ール径に対応して可動ローラ6の押込量を変更させる制
御手段Bを設け、この制御手段Bを介して調整手段Aを
制御するように構成してある。また、上記の構成のロー
ラ矯正装置において、調整手段Aの近傍に可動ローラ6
の押込量を測定する変位センサ18を設け、変位センサ
18の出力を制御手段Bにフィードバックして可動ロー
ラ6の押込量を微調整することが望ましい。
適切にするための調整を自動化することによって、板材
の矯正作業の自動化を図る。 【構成】 固定側ベース2に並設してある複数の固定ロ
ーラ3と、固定側ベース2に対して進退可能に設けられ
た可動側ベース5に各固定ローラ3の間隔の中間位置に
配設してある複数の可動ローラ6とからなり、可動側ベ
ース5を変位させることによって可動ローラ6の押込量
を調整する調整手段Aを少なくとも2か所に備えている
ローラ矯正装置において、供給される板材Wがロール材
であり、矯正作業が進むに従って変化するロール材のロ
ール径に対応して可動ローラ6の押込量を変更させる制
御手段Bを設け、この制御手段Bを介して調整手段Aを
制御するように構成してある。また、上記の構成のロー
ラ矯正装置において、調整手段Aの近傍に可動ローラ6
の押込量を測定する変位センサ18を設け、変位センサ
18の出力を制御手段Bにフィードバックして可動ロー
ラ6の押込量を微調整することが望ましい。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ローラ矯正装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷間圧延された金属板材はゆが
みがあり、とくにロール状に巻き取られた帯状の板材は
湾曲している。このため、そのままの状態で加工したも
のは精密部品としての用途に供し得ないことから、通常
はプレス加工などの加工前に矯正を行なっている。この
ようなゆがみや湾曲の矯正は、一般に多数のローラを備
えたローラ矯正装置を用いて行なわている。
みがあり、とくにロール状に巻き取られた帯状の板材は
湾曲している。このため、そのままの状態で加工したも
のは精密部品としての用途に供し得ないことから、通常
はプレス加工などの加工前に矯正を行なっている。この
ようなゆがみや湾曲の矯正は、一般に多数のローラを備
えたローラ矯正装置を用いて行なわている。
【0003】ローラ矯正装置は、複数のローラを所定間
隔で配設してある固定ローラと、固定ローラの配設ピッ
チと半ピッチだけずれた位置に配設してある可動ローラ
とからなる。矯正されるべき板材は、これらのローラ間
を通過する間に交互に変形させられながら平坦化してい
くのであるが、板材の所望の矯正を得るためには可動ロ
ーラが固定ローラに対して常に最適な間隔で位置してい
ることが条件となる。
隔で配設してある固定ローラと、固定ローラの配設ピッ
チと半ピッチだけずれた位置に配設してある可動ローラ
とからなる。矯正されるべき板材は、これらのローラ間
を通過する間に交互に変形させられながら平坦化してい
くのであるが、板材の所望の矯正を得るためには可動ロ
ーラが固定ローラに対して常に最適な間隔で位置してい
ることが条件となる。
【0004】可動ローラの位置は、可動ローラを支持す
る可動側ベースに、この可動側ベースを昇降させる移動
ねじ機構を設け、矯正済みの板材の矯正の状態から判断
して、各移動ねじ機構を手動で回転させることによって
調整している。
る可動側ベースに、この可動側ベースを昇降させる移動
ねじ機構を設け、矯正済みの板材の矯正の状態から判断
して、各移動ねじ機構を手動で回転させることによって
調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ロール材は、そのゆが
みや湾曲がロール径の変化とともに逐次変化していくの
で、可動ローラと固定ローラとの間の間隔はロール材の
ロール径に追従して逐次変更することが要求される。矯
正された板材の矯正状態を判断し、かつそれに対応して
固定ローラに対するローラの位置を調整することは、作
業者に熟練が要求され、したがって、板材の矯正作業に
は常に検査と調整のために熟練作業者を配置しておかな
ければならないという問題がある。
みや湾曲がロール径の変化とともに逐次変化していくの
で、可動ローラと固定ローラとの間の間隔はロール材の
ロール径に追従して逐次変更することが要求される。矯
正された板材の矯正状態を判断し、かつそれに対応して
固定ローラに対するローラの位置を調整することは、作
業者に熟練が要求され、したがって、板材の矯正作業に
は常に検査と調整のために熟練作業者を配置しておかな
ければならないという問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、固定ローラに対す
る可動ローラの位置を常に適切にするための調整を自動
化することによって、ロール材を原材料とする板材の矯
正作業の自動化を図ることにある。
る可動ローラの位置を常に適切にするための調整を自動
化することによって、ロール材を原材料とする板材の矯
正作業の自動化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、固定側ベースに並設してある複数の固
定ローラと、固定側ベースに対して進退可能に設けられ
た可動側ベースに各固定ローラの間隔の中間位置に配設
してある複数の可動ローラとからなり、可動側ベースを
変位させることによって可動ローラの押込量を調整する
調整手段を少なくとも2か所に備えているローラ矯正装
置において、供給される板材がロール材であり、矯正作
業が進むに従って変化するロール材のロール径に対応し
て可動ローラの押込量を変更させる制御手段を設け、こ
の制御手段を介して調整手段を制御するように構成して
ある。
に、本発明では、固定側ベースに並設してある複数の固
定ローラと、固定側ベースに対して進退可能に設けられ
た可動側ベースに各固定ローラの間隔の中間位置に配設
してある複数の可動ローラとからなり、可動側ベースを
変位させることによって可動ローラの押込量を調整する
調整手段を少なくとも2か所に備えているローラ矯正装
置において、供給される板材がロール材であり、矯正作
業が進むに従って変化するロール材のロール径に対応し
て可動ローラの押込量を変更させる制御手段を設け、こ
の制御手段を介して調整手段を制御するように構成して
ある。
【0008】また、上記の構成のローラ矯正装置におい
て、調整手段の近傍に可動ローラの押込量を測定する変
位センサを設け、変位センサの出力を制御手段にフィー
ドバックして可動ローラの押込量を微調整することが望
ましい。
て、調整手段の近傍に可動ローラの押込量を測定する変
位センサを設け、変位センサの出力を制御手段にフィー
ドバックして可動ローラの押込量を微調整することが望
ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を添付図面に
示した好適な実施例にそって説明する。初めに、装置の
構成について説明する。図1,2に示すように、床面1
上に固定側ベース2が固定してある。固定側ベース2に
は、ローラ取付部材2aを介して複数の固定ローラ3が
軸支してある。固定側ベース2の対角4隅部には、後述
するそれぞれの可動ローラ3の押込量を調整する調整手
段Aを構成する調整軸4が立設してある。これらの4本
の調整軸4は固定側ベース2の上方に位置する可動側ベ
ース5の透孔5bに遊嵌している。可動側ベース5は各
調整軸4の下端部に装着してある圧縮ばね7によって弾
性支持されている。
示した好適な実施例にそって説明する。初めに、装置の
構成について説明する。図1,2に示すように、床面1
上に固定側ベース2が固定してある。固定側ベース2に
は、ローラ取付部材2aを介して複数の固定ローラ3が
軸支してある。固定側ベース2の対角4隅部には、後述
するそれぞれの可動ローラ3の押込量を調整する調整手
段Aを構成する調整軸4が立設してある。これらの4本
の調整軸4は固定側ベース2の上方に位置する可動側ベ
ース5の透孔5bに遊嵌している。可動側ベース5は各
調整軸4の下端部に装着してある圧縮ばね7によって弾
性支持されている。
【0010】可動側ベース5の下部にはローラ取付部材
5aを介して複数の可動ローラ6が軸支してある。各可
動ローラ6は固定ローラ3の配設ピッチと半ピッチだけ
ずれた位置に配設してあり、これらの固定ローラ3と可
動ローラ6間を通過する板材Wを交互に押圧・変形可能
である。
5aを介して複数の可動ローラ6が軸支してある。各可
動ローラ6は固定ローラ3の配設ピッチと半ピッチだけ
ずれた位置に配設してあり、これらの固定ローラ3と可
動ローラ6間を通過する板材Wを交互に押圧・変形可能
である。
【0011】可動側ベース5の上部には各調整軸4に遊
嵌された状態でカラー8が取り付けてあり、これらの各
カラー8の上側には調整手段Aを構成する変位歯車9が
位置している。各変位歯車9の軸穴の内周部には精密ボ
ールねじ用の螺旋溝が設けてあり、変位歯車9が螺合し
ている部分の調整軸4の外周部には、精密ボールねじ用
の螺旋溝が形成してある。この調整軸4の外周部に設け
られた螺旋溝と変位歯車9の軸穴の内周部に設けられた
螺旋溝とが対向するようにしてあり、これらの両螺旋溝
を対向させてできる通路に剛球を介在させることによっ
て精密ボールねじ機構を構成している。変位歯車9の回
転により、調整軸4の下端部が固定側ベース2に固定さ
れているため、この変位歯車9はカラー8を介して圧縮
ばね7のばね力に抗して変位歯車9の回転量に対応した
分だけ可動側ベース5を固定側ベース2に対して接離さ
せることになる。したがって、変位量を下方に調整する
ことによって可動ローラ6の押込量を調整可能である。
嵌された状態でカラー8が取り付けてあり、これらの各
カラー8の上側には調整手段Aを構成する変位歯車9が
位置している。各変位歯車9の軸穴の内周部には精密ボ
ールねじ用の螺旋溝が設けてあり、変位歯車9が螺合し
ている部分の調整軸4の外周部には、精密ボールねじ用
の螺旋溝が形成してある。この調整軸4の外周部に設け
られた螺旋溝と変位歯車9の軸穴の内周部に設けられた
螺旋溝とが対向するようにしてあり、これらの両螺旋溝
を対向させてできる通路に剛球を介在させることによっ
て精密ボールねじ機構を構成している。変位歯車9の回
転により、調整軸4の下端部が固定側ベース2に固定さ
れているため、この変位歯車9はカラー8を介して圧縮
ばね7のばね力に抗して変位歯車9の回転量に対応した
分だけ可動側ベース5を固定側ベース2に対して接離さ
せることになる。したがって、変位量を下方に調整する
ことによって可動ローラ6の押込量を調整可能である。
【0012】各変位歯車9の上方にはナット10が螺合
しており、これらのナット10はモータ取付ベース11
を支持している。モータ取付ベース11には4隅に設け
られた各取付穴11aが設けられている。モータ取付ベ
ース11の上側は、調整軸4の上端から所定位置まで刻
設されたねじ部に螺合する固定ナット12が設けられて
おり、モータ取付ベース11は調整軸4の上端近傍に固
定されている。なお、各変位歯車9とナット10との間
には、暴走により変位歯車9が上方に上昇してしまった
際のためにクッション13が設けられている。
しており、これらのナット10はモータ取付ベース11
を支持している。モータ取付ベース11には4隅に設け
られた各取付穴11aが設けられている。モータ取付ベ
ース11の上側は、調整軸4の上端から所定位置まで刻
設されたねじ部に螺合する固定ナット12が設けられて
おり、モータ取付ベース11は調整軸4の上端近傍に固
定されている。なお、各変位歯車9とナット10との間
には、暴走により変位歯車9が上方に上昇してしまった
際のためにクッション13が設けられている。
【0013】モータ取付ベース11の上部には4基のエ
ンコーダ(図示せず)内蔵のサーボモータ14(2基図
示)が設置してある。各サーボモータ14には、後述の
モータ駆動回路54との間で信号の授受を行なうための
エンコーダ信号ケーブル15およびモータ駆動ケーブル
16が接続されている。
ンコーダ(図示せず)内蔵のサーボモータ14(2基図
示)が設置してある。各サーボモータ14には、後述の
モータ駆動回路54との間で信号の授受を行なうための
エンコーダ信号ケーブル15およびモータ駆動ケーブル
16が接続されている。
【0014】各サーボモータ14の駆動軸14aはモー
タ取付ベース11に設けられた透孔(図示せず)を貫通
してその下側に突出しており、その下端部に駆動歯車1
7がテーパピン17aを介してこれと一体に回転可能に
取り付けてある。各駆動歯車17は上述した変位歯車9
とサーボモータ14の回転によって連動可能にそれぞれ
噛合している。
タ取付ベース11に設けられた透孔(図示せず)を貫通
してその下側に突出しており、その下端部に駆動歯車1
7がテーパピン17aを介してこれと一体に回転可能に
取り付けてある。各駆動歯車17は上述した変位歯車9
とサーボモータ14の回転によって連動可能にそれぞれ
噛合している。
【0015】可動側ベース5の4隅外側には、可動ロー
ラ6の変位量を検出するための変位センサ18が設けら
れている。変位センサ18は、可動側ベース5に固着さ
れている変位センサ取付ブロック19に固定部材19a
により固定されている。
ラ6の変位量を検出するための変位センサ18が設けら
れている。変位センサ18は、可動側ベース5に固着さ
れている変位センサ取付ブロック19に固定部材19a
により固定されている。
【0016】変位センサ18としては、例えば、電磁コ
イルを縦に設置し、その内側に可動鉄心を設け、この可
動鉄心の下端部にセンサヘッド18aを設けたものから
なる差動変圧式センサなどが用いられる。
イルを縦に設置し、その内側に可動鉄心を設け、この可
動鉄心の下端部にセンサヘッド18aを設けたものから
なる差動変圧式センサなどが用いられる。
【0017】変位センサ固定ブロック19aの下方には
固定側ベース2に取り付けられた検出プレート20が配
設されている。検出プレート20のセンサヘッド18a
と対向する位置にはねじ穴が設けられており、ねじ穴に
はねじ穴に螺合する軸部を有する度当たり21が螺合し
ている。度当たり21はねじ部によってセンサヘッド1
8aの零点調整が可能である。
固定側ベース2に取り付けられた検出プレート20が配
設されている。検出プレート20のセンサヘッド18a
と対向する位置にはねじ穴が設けられており、ねじ穴に
はねじ穴に螺合する軸部を有する度当たり21が螺合し
ている。度当たり21はねじ部によってセンサヘッド1
8aの零点調整が可能である。
【0018】ローラ矯正装置の本体部分は、安全操業、
騒音防止、美観等の観点からカバー22で覆われてい
る。
騒音防止、美観等の観点からカバー22で覆われてい
る。
【0019】次に、本発明のローラ矯正装置の制御手段
Bの構成について説明する。図3に示すように、ローラ
矯正装置の制御手段Bには、作業者が矯正する板材Wの
材質、厚さ、ロール径、幅等の諸条件を入力したり、作
業中の状況を表示するためのシステムコントローラであ
るパソコン(以下「PC」という。)51と、PC51
により入力された諸条件に基づいて可動ローラ6の押込
量を決定するためのプログラムを持つ記憶回路52と、
記憶回路52の処理結果に基づいてローラ矯正装置を稼
動させる中央制御装置(以下「CPU」という。)53
とを有している。CPU53はモータ駆動回路54およ
び変位センサ18と接続されている。CPU53とモー
タ駆動回路54は、CPU53からモータ駆動回路54
へのサーボモータ14の駆動量の指示とモータ駆動回路
54からCPU53へのサーボモータ14の駆動完了と
が両方向で信号がやりとりされるようになっており、C
PU53と変位センサ18は、変位センサ18から現在
の可動ローラ6の押込量の測定値が一方向で送られてく
るようになっている。モータ駆動回路54とサーボモー
タ14は、エンコーダ信号ケーブル15およびモータ駆
動ケーブル16によって接続されている。
Bの構成について説明する。図3に示すように、ローラ
矯正装置の制御手段Bには、作業者が矯正する板材Wの
材質、厚さ、ロール径、幅等の諸条件を入力したり、作
業中の状況を表示するためのシステムコントローラであ
るパソコン(以下「PC」という。)51と、PC51
により入力された諸条件に基づいて可動ローラ6の押込
量を決定するためのプログラムを持つ記憶回路52と、
記憶回路52の処理結果に基づいてローラ矯正装置を稼
動させる中央制御装置(以下「CPU」という。)53
とを有している。CPU53はモータ駆動回路54およ
び変位センサ18と接続されている。CPU53とモー
タ駆動回路54は、CPU53からモータ駆動回路54
へのサーボモータ14の駆動量の指示とモータ駆動回路
54からCPU53へのサーボモータ14の駆動完了と
が両方向で信号がやりとりされるようになっており、C
PU53と変位センサ18は、変位センサ18から現在
の可動ローラ6の押込量の測定値が一方向で送られてく
るようになっている。モータ駆動回路54とサーボモー
タ14は、エンコーダ信号ケーブル15およびモータ駆
動ケーブル16によって接続されている。
【0020】本発明のローラ矯正装置で矯正する板材W
は、ロール材であるため、矯正作業が進むにしたがって
ロール材の径が変化する。ゆえに、常に適切な板材Wの
矯正を行なうためには可動ローラ6の押込量をロール材
の径に追従して変化させる必要がある(図5参照)。そ
こで、記憶回路52には、変化していく上記ロール材の
ロール径に対応して上記可動ローラ6の押込量を変更さ
せるプログラムが記憶されているのである。
は、ロール材であるため、矯正作業が進むにしたがって
ロール材の径が変化する。ゆえに、常に適切な板材Wの
矯正を行なうためには可動ローラ6の押込量をロール材
の径に追従して変化させる必要がある(図5参照)。そ
こで、記憶回路52には、変化していく上記ロール材の
ロール径に対応して上記可動ローラ6の押込量を変更さ
せるプログラムが記憶されているのである。
【0021】変化していくロール径に対応した可動ロー
ラ6の押込量は、本実施例においては、板材Wは矯正し
た後に続けてプレス機(図示せず)に送られてプレスさ
れるような構成であるため、プレス機から出力されるプ
レス回数に基づいて決定している。しかし、可動ローラ
6の押込量は、これに限ることなく、他には、ロール材
の径や重量またはロール材の送込量等を測定することに
よって決定することができる。
ラ6の押込量は、本実施例においては、板材Wは矯正し
た後に続けてプレス機(図示せず)に送られてプレスさ
れるような構成であるため、プレス機から出力されるプ
レス回数に基づいて決定している。しかし、可動ローラ
6の押込量は、これに限ることなく、他には、ロール材
の径や重量またはロール材の送込量等を測定することに
よって決定することができる。
【0022】次に、本実施例のローラ矯正装置の動作に
ついて、図4に示すフローチャートにしたがって説明す
る。詳しくは、制御手段Bによる可動ローラ6の押込量
の調整、すなわち制御手段Bによる調整手段Aの制御に
ついての説明である。なお、4ヶ所の調整手段Aについ
て同様に並行して処理が行なわれるので図4の中の「軸
1、2、3、4」については「軸n」と述する。
ついて、図4に示すフローチャートにしたがって説明す
る。詳しくは、制御手段Bによる可動ローラ6の押込量
の調整、すなわち制御手段Bによる調整手段Aの制御に
ついての説明である。なお、4ヶ所の調整手段Aについ
て同様に並行して処理が行なわれるので図4の中の「軸
1、2、3、4」については「軸n」と述する。
【0023】初めに、矯正するロール状の板材Wの諸条
件がPC51から入力されると、そのデータに基づいて
記憶回路52のプログラムを用いて現時点での最適な可
動ローラ6の押込量を算出、つまりは各々のサーボモー
タ14の駆動量を算出し、CPU53へその算出結果で
ある設定値が入力される(設定値入力)。一方、現時点
での可動側ベース5の位置、つまりは各々の可動ローラ
6の押込量が各々の変位センサ18により測定されてお
り、CPU53はその測定値を取得する(軸n測定値取
得)。そこで、CPU53において軸nの設定値と測定
値の差が算出される(軸n設定値と測定値の差を算
出)。算出された差はパルス変換されて(差→パルス変
換)、各々の調整手段Aを調整するためにCPU53か
ら各モータ駆動回路54にパルスが出力され、軸nのサ
ーボモータ14が駆動(軸nサーボモータ移動)して可
動ローラ6の押込量が調整される。各サーボモータ14
は駆動を完了すると、サーボモータ14に内蔵するエン
コーダにより確認されてエンコーダ信号ケーブル15に
よって各モータ駆動回路54へ完了が伝えられ(軸n位
置決め完了)、各モータ駆動回路54はサーボモータ1
4の駆動完了をCPU53へ伝える(4軸位置決め完
了)。可動ローラ6の押込量は4軸の位置決め完了後も
各々の変位センサ18により測定されており、CPU5
3はその測定値を再び取得し(軸n測定値取得)、CP
U53において軸nの設定値と測定値の差が算出される
(軸n設定値と測定値の差を算出)。そして、設定値と
測定値の差が絶対値で0.01mm以下(|(設定値)
−(測定値)≦0.01|)に収まってない場合は再
び、設定値入力後の所に戻って同様の作業を行なう。設
定値と測定値の差が絶対値で0.01mm以下に収まれ
ば、調整手段Aの調整は、ロール状の板材Wの矯正作業
が進むにしたがってロール径が変化していってある時点
で再びPC51により設定値を変える判断がなされるま
では一旦終了となる。設定の変更は、図5に示すよう
に、供給される板材Wの矯正作業が進むにしたがって変
化していくロール径に対応した可動ローラ6の押込量が
自動的に設定される。
件がPC51から入力されると、そのデータに基づいて
記憶回路52のプログラムを用いて現時点での最適な可
動ローラ6の押込量を算出、つまりは各々のサーボモー
タ14の駆動量を算出し、CPU53へその算出結果で
ある設定値が入力される(設定値入力)。一方、現時点
での可動側ベース5の位置、つまりは各々の可動ローラ
6の押込量が各々の変位センサ18により測定されてお
り、CPU53はその測定値を取得する(軸n測定値取
得)。そこで、CPU53において軸nの設定値と測定
値の差が算出される(軸n設定値と測定値の差を算
出)。算出された差はパルス変換されて(差→パルス変
換)、各々の調整手段Aを調整するためにCPU53か
ら各モータ駆動回路54にパルスが出力され、軸nのサ
ーボモータ14が駆動(軸nサーボモータ移動)して可
動ローラ6の押込量が調整される。各サーボモータ14
は駆動を完了すると、サーボモータ14に内蔵するエン
コーダにより確認されてエンコーダ信号ケーブル15に
よって各モータ駆動回路54へ完了が伝えられ(軸n位
置決め完了)、各モータ駆動回路54はサーボモータ1
4の駆動完了をCPU53へ伝える(4軸位置決め完
了)。可動ローラ6の押込量は4軸の位置決め完了後も
各々の変位センサ18により測定されており、CPU5
3はその測定値を再び取得し(軸n測定値取得)、CP
U53において軸nの設定値と測定値の差が算出される
(軸n設定値と測定値の差を算出)。そして、設定値と
測定値の差が絶対値で0.01mm以下(|(設定値)
−(測定値)≦0.01|)に収まってない場合は再
び、設定値入力後の所に戻って同様の作業を行なう。設
定値と測定値の差が絶対値で0.01mm以下に収まれ
ば、調整手段Aの調整は、ロール状の板材Wの矯正作業
が進むにしたがってロール径が変化していってある時点
で再びPC51により設定値を変える判断がなされるま
では一旦終了となる。設定の変更は、図5に示すよう
に、供給される板材Wの矯正作業が進むにしたがって変
化していくロール径に対応した可動ローラ6の押込量が
自動的に設定される。
【0024】なお、変位センサ18による可動ローラ6
の押込量は常時測定されており、矯正作業中に設定値と
測定値の差が絶対値で0.01mm以上になった場合は
上述のフローチャートにしたがって可動ローラ6の押込
量の修正が行なわれる。
の押込量は常時測定されており、矯正作業中に設定値と
測定値の差が絶対値で0.01mm以上になった場合は
上述のフローチャートにしたがって可動ローラ6の押込
量の修正が行なわれる。
【0025】これらの動作はいずれの調整手段Aについ
ても押込量の変化に対応して行なわれるものであり、各
調整手段Aごとに押込量が自動調整可能でありロール状
の板材Wの矯正作業が自動化される。
ても押込量の変化に対応して行なわれるものであり、各
調整手段Aごとに押込量が自動調整可能でありロール状
の板材Wの矯正作業が自動化される。
【0026】サーボモータ14の駆動によって変位歯車
9が回転して調整手段Aが可動ローラ6の押込量を調整
するのであるが、具体的には、変位歯車9が右回転する
場合、変位歯車9は調整軸4に沿って下降するため、可
動側ベース5が圧縮ばね7に抗して下降することによっ
て調整軸4の近くに位置する可動ローラ6の押込量は大
きくなる。逆に、変位歯車9が左回転する場合、変位歯
車9は調整軸4にそって上昇するため、可動側ベース5
が圧縮ばね7によって上昇することによって調整軸4の
近くに位置する可動ローラ6の押込量は小さくなる。
9が回転して調整手段Aが可動ローラ6の押込量を調整
するのであるが、具体的には、変位歯車9が右回転する
場合、変位歯車9は調整軸4に沿って下降するため、可
動側ベース5が圧縮ばね7に抗して下降することによっ
て調整軸4の近くに位置する可動ローラ6の押込量は大
きくなる。逆に、変位歯車9が左回転する場合、変位歯
車9は調整軸4にそって上昇するため、可動側ベース5
が圧縮ばね7によって上昇することによって調整軸4の
近くに位置する可動ローラ6の押込量は小さくなる。
【0027】矯正作業中に可動ローラ6の押込量にずれ
が生じて修正することに関しては、具体的に述べると次
のようなことである。可動側ベース5のいずれかの一角
が変位すると、この変位はセンサヘッド18aを昇降さ
せることになり、センサヘッド18aの昇降によりこれ
と一体の鉄心を昇降させて変位センサ18を構成するコ
イルを変位量に対応した起電力を生じさせる。この起電
力はデジタル変換されて制御手段Bにフィードバックさ
れ、これを受けた制御手段Bでは、この変位量に対応し
てその場所の押込量を設定値に戻すために必要な命令信
号をモータ駆動回路54に出力し、モータ駆動回路54
はモータ駆動ケーブル16を介してサーボモータ14へ
駆動命令を出力する。サーボモータ14の回転は駆動歯
車17を介して変位歯車9を必要な回転角だけ回転させ
る。サーボモータ14の回転はサーボモータ14のエン
コーダにより確認され、エンコーダ信号ケーブル15に
よってモータ駆動回路54へ完了が伝えられる。
が生じて修正することに関しては、具体的に述べると次
のようなことである。可動側ベース5のいずれかの一角
が変位すると、この変位はセンサヘッド18aを昇降さ
せることになり、センサヘッド18aの昇降によりこれ
と一体の鉄心を昇降させて変位センサ18を構成するコ
イルを変位量に対応した起電力を生じさせる。この起電
力はデジタル変換されて制御手段Bにフィードバックさ
れ、これを受けた制御手段Bでは、この変位量に対応し
てその場所の押込量を設定値に戻すために必要な命令信
号をモータ駆動回路54に出力し、モータ駆動回路54
はモータ駆動ケーブル16を介してサーボモータ14へ
駆動命令を出力する。サーボモータ14の回転は駆動歯
車17を介して変位歯車9を必要な回転角だけ回転させ
る。サーボモータ14の回転はサーボモータ14のエン
コーダにより確認され、エンコーダ信号ケーブル15に
よってモータ駆動回路54へ完了が伝えられる。
【0028】ロール状の板材6については、図1の正面
に開口している投入口Mにガイド(図示せず)を用いて
送り込まれ、板材Wは図2の左側から固定ローラ3と可
動ローラ6との間に進入する。ここに進入した板材W
は、上下の固定ローラ3および可動ローラ6によって交
互に押され変形しながら進行し、図2の右側から出てく
るときには平坦になっている。
に開口している投入口Mにガイド(図示せず)を用いて
送り込まれ、板材Wは図2の左側から固定ローラ3と可
動ローラ6との間に進入する。ここに進入した板材W
は、上下の固定ローラ3および可動ローラ6によって交
互に押され変形しながら進行し、図2の右側から出てく
るときには平坦になっている。
【0029】ここで、板材Wが固定ローラ3と可動ロー
ラ6との間を進行する際に、一方のローラによって他方
の隣接するローラ間の凹部に押し込まれる深さ、すなわ
ち押込量は、入口側では大きく、出口側に近くなるにし
たがって小さくなっていくように設定されている。その
ため、4隅に設けてある調整手段Aによる押込量はそれ
ぞれ独自に設定する必要がある。特に入口側と出口側と
の押込量の設定には注意を要する。
ラ6との間を進行する際に、一方のローラによって他方
の隣接するローラ間の凹部に押し込まれる深さ、すなわ
ち押込量は、入口側では大きく、出口側に近くなるにし
たがって小さくなっていくように設定されている。その
ため、4隅に設けてある調整手段Aによる押込量はそれ
ぞれ独自に設定する必要がある。特に入口側と出口側と
の押込量の設定には注意を要する。
【0030】本実施例においては、4ヶ所で可動ローラ
6の押込量を自動調整するように構成してあるが、これ
を入口側と出口側の2ヶ所で自動調整するようにしても
構わない。2ヶ所で可動ローラ6の押込量を自動調整す
るように構成すれば、構成が簡単になるので装置として
コスト低減につながることになる。
6の押込量を自動調整するように構成してあるが、これ
を入口側と出口側の2ヶ所で自動調整するようにしても
構わない。2ヶ所で可動ローラ6の押込量を自動調整す
るように構成すれば、構成が簡単になるので装置として
コスト低減につながることになる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、供給される板材の矯正
作業が進むにしたがって変化していくロール径に対応し
た可動ローラの押込量が制御手段により算出され調整手
段が制御されるので、熟練を要することなく常に最適な
可動ローラの押込量に自動的に変更される。
作業が進むにしたがって変化していくロール径に対応し
た可動ローラの押込量が制御手段により算出され調整手
段が制御されるので、熟練を要することなく常に最適な
可動ローラの押込量に自動的に変更される。
【0032】また、4ヶ所で可動側ベースの変位量を検
出する変位センサが備えられているので、この変位セン
サによる可動側ベースの変位量の検出データを基準に制
御手段により調整手段を用いて可動ローラの押込量が自
動的に調整可能であり、押込量を正確に維持可能であ
る。
出する変位センサが備えられているので、この変位セン
サによる可動側ベースの変位量の検出データを基準に制
御手段により調整手段を用いて可動ローラの押込量が自
動的に調整可能であり、押込量を正確に維持可能であ
る。
【図1】本発明のローラ矯正装置の一実施例の部分断面
側面図である。
側面図である。
【図2】本発明のローラ矯正装置の一実施例の部分断面
正面図である。
正面図である。
【図3】本発明のローラ矯正装置の制御手段の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】制御手段が可動ローラの押込量を調整する流れ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】供給されるロール材の半径と可動ローラの押込
量の関係を示す図である。
量の関係を示す図である。
2 固定側ベース 3 固定ローラ 5 可動側ベース 6 可動ローラ 18 変位センサ A 調整手段 B 制御手段 W 板材
Claims (2)
- 【請求項1】 固定側ベースに並設してある複数の固定
ローラと、上記固定側ベースに対して進退可能に設けら
れた可動側ベースに上記各固定ローラの間隔の中間位置
に配設してある複数の可動ローラとからなり、上記可動
側ベースを変位させることによって上記可動ローラの押
込量を調整する調整手段を少なくとも2か所に備えてい
るローラ矯正装置において、 供給される板材がロール材であり、矯正作業が進むに従
って変化する上記ロール材のロール径に対応して上記可
動ローラの押込量を変更させる制御手段を設け、この制
御手段を介して上記調整手段を制御するように構成した
ことを特徴とするローラ矯正装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のローラ矯正装置におい
て、上記調整手段の近傍には上記可動ローラの押込量を
測定する変位センサが設けられており、上記変位センサ
の出力を上記制御手段にフィードバックして上記可動ロ
ーラの押込量を微調整することを特徴とするローラ矯正
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17754595A JPH0924420A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ローラ矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17754595A JPH0924420A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ローラ矯正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924420A true JPH0924420A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16032830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17754595A Pending JPH0924420A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ローラ矯正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924420A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007508148A (ja) * | 2003-10-13 | 2007-04-05 | ヴァイ・クレシム | かわら状に合わせられたロールからなるロール型水準器を通る製品経路の制御精度を高める方法及び当該方法を行うためのレベリング装置 |
| KR100987402B1 (ko) * | 2010-04-09 | 2010-10-12 | 김정환 | 코터핀과 디지털 웜 구동부가 설치된 알루미늄합금판 레벨링용 상부 탑 프레임 업다운장치 |
| CN107866505A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-04-03 | 惠州市恒盛市政工程有限公司 | 一种用于市政工程的线缆拉直设备 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17754595A patent/JPH0924420A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007508148A (ja) * | 2003-10-13 | 2007-04-05 | ヴァイ・クレシム | かわら状に合わせられたロールからなるロール型水準器を通る製品経路の制御精度を高める方法及び当該方法を行うためのレベリング装置 |
| KR100987402B1 (ko) * | 2010-04-09 | 2010-10-12 | 김정환 | 코터핀과 디지털 웜 구동부가 설치된 알루미늄합금판 레벨링용 상부 탑 프레임 업다운장치 |
| CN107866505A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-04-03 | 惠州市恒盛市政工程有限公司 | 一种用于市政工程的线缆拉直设备 |
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