JPH09244355A - 帯電装置、画像記録装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

帯電装置、画像記録装置及びプロセスカートリッジ

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JPH09244355A
JPH09244355A JP8079622A JP7962296A JPH09244355A JP H09244355 A JPH09244355 A JP H09244355A JP 8079622 A JP8079622 A JP 8079622A JP 7962296 A JP7962296 A JP 7962296A JP H09244355 A JPH09244355 A JP H09244355A
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charger
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Yasunori Kono
康則 児野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷注入接触帯電方式・AC印加方式の帯電
装置、該装置を使用した画像記録装置等について、帯電
均一性と、帯電不良の防止を両立させ、画像記録装置に
あっては高品位な画像記録を長期に渡り安定に維持させ
ること。 【解決手段】 被帯電体移動方向に沿って、少なくと
も、第1の帯電器2Aと、それよりも被帯電体移動方向
下流側の第2の帯電器2Bを有し、印加交流電圧に起因
して発生する被帯電体表面の電位変動ΔVに関して、第
1の帯電器2Aにおける該電位変動ΔV1と、第2の帯
電器2Bにおける該電位変動ΔV2とが、ΔV1>ΔV
2となるように両帯電器の帯電特性が設定されているこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電装置、画像記
録装置及びプロセスカートリッジに関する。
【0002】より詳しくは、電圧を印加した帯電器(接
触帯電部材)を被帯電体に接触させて被帯電体を帯電
(除電も含む)する接触帯電方式の帯電装置、該帯電装
置を用いた画像記録装置やプロセスカートリッジに関す
る。
【0003】
【従来の技術】例えば、電子写真方式・静電記録方式等
の複写機・プリンタなど、電子写真感光体・静電記録誘
電体等の像担持体に該像担持体を帯電する工程を含む作
像プロセスを適用して画像形成を実行する画像記録装置
においては、被帯電体としての像担持体を一様に帯電処
理する手段機器として従来一般にコロナ帯電装置が利用
されていた。
【0004】これは、コロナ帯電器を被帯電体に非接触
に対向配設し、高圧を印加したコロナ帯電器から発生す
るコロナシャワーに被帯電体面をさらすことで被帯電体
面を所定の極性・電位に帯電させるものである。
【0005】近年は、コロナ帯電装置よりも低オゾン・
低電力等の利点を有することから、中・低速機種の画像
記録装置などには接触帯電装置(直接帯電装置)が実用
されるようになってきている。
【0006】これは、被帯電体に、所定の電圧を印加し
た帯電器を当接させて被帯電体面を所定の極性・電位に
帯電させるものである。接触帯電器は導電性の部材であ
り、弾性ローラ(ローラ帯電器)、ブレード(ブレード
帯電器)、磁気ブラシ(磁気ブラシ帯電器)、ファーブ
ラシ(ファーブラシ帯電器)等の形態のものが用いられ
る。
【0007】磁気ブラシ帯電器は、給電電極を兼ねる回
転或は非回転の担持部材に磁気拘束して担持させた導電
性磁性粒子の磁気ブラシ部を有し、該磁気ブラシ部を被
帯電体に接触させ、担持部材に給電するものである。
【0008】ファーブラシ帯電器は、給電電極を兼ねる
回転或は非回転の担持部材に担持させた導電性繊維のブ
ラシ部を有し、該導電性繊維ブラシ部を被帯電体に接触
させ、担持部材に給電するものである。
【0009】磁気ブラシ帯電器やファーブラシ帯電器は
帯電、接触の安定性という点から好ましく用いられる。
【0010】接触帯電には、放電現象による帯電が支配
的である系と、被帯電体面に対する電荷の直接注入(充
電)による帯電が支配的である系(電荷注入接触帯電方
式)がある。
【0011】電荷注入接触帯電方式については例えば特
開平6−3921号公報に開示されている。これは上記
のような接触帯電器に電圧を印加し、表面に電荷注入層
を設けた、被帯電体としての感光体上のフロート電極に
該感光体面に接触させた接触帯電器から電荷を注入して
帯電を行なう方法である。具体的には、特開平6−39
21号公報では、電荷注入層として、感光体表面にアク
リル樹脂に導電フィラー(導電性粒子)であるアンチモ
ンドープで導電化したSnO2 を分散したものを塗工し
て用いることが可能であるとの記述がある。
【0012】このような電荷注入接触帯電方式は、放電
現象を用いないため、所望する感光体表面電位に等しい
直流電圧を接触帯電器に印加することで感光体を該所望
の表面電位に帯電可能であり、またオゾンの発生もな
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】接触帯電装置におい
て、接触帯電器に対する印加電圧は、直流電圧(DCバ
イアス)のみとする「DC印加方式」と、DCバイアス
と交流電圧(ACバイアス)を重畳した振動電圧(時間
とともに電圧値が周期的に変化する電圧)を印加する
「AC印加方式」がある。
【0014】DC印加方式の場合、接触帯電器の汚染や
変性、環境変動等に起因する抵抗上昇の影響が帯電不良
となって現れやすい。これに比べて、AC印加方式の場
合は、ACバイアスを印加し高電位差を生むことで、高
抵抗化した接触帯電器であっても、帯電均一性・帯電安
定性がある。
【0015】しかしながら、AC印加方式の場合も、A
Cバイアスを印加したことに起因する被帯電体表面の細
かな電位ムラの帯電不良があり、被帯電体としての像担
持体の帯電を接触帯電方式・AC印加方式にした電子写
真装置等の画像記録装置においては、このACバイアス
を印加したことに起因する細かな電位ムラによる「かぶ
り」(ACかぶり)が出力画像に発生して記録画像の品
質を低下させることがある。
【0016】「かぶり」とは、本来非画像部(白紙部)
であるはずのところが、わずかに現像され画像部との光
学的コントラストをそこなう画像不良である。
【0017】電荷注入による接触帯電方式においては、
接触帯電器から被帯電体に直接電荷を注入し帯電を行な
うため、印加バイアスに対してリニアに被帯電体を帯電
することができる。従って、DCバイアスのみでも帯電
可能であるが、画像記録装置にあっては繰り返し印字す
ることにより接触帯電器が徐々に汚染されていく等によ
り抵抗上昇して帯電不良による画像不良が発生する。A
C印加方式にすることで、高抵抗化した接触帯電器であ
っても、より安定した帯電が可能となるが、その反面、
ACバイアスを印加したときはACバイアスに起因する
像担持体表面の細かな電位ムラを生じて画像ムラやかぶ
りを生じさ画像品質を低下させることがある。
【0018】即ち、電荷注入接触帯電方式においては接
触帯電器電圧とほぼ等しい電位に被帯電体が帯電される
ため、ACバイアスを重畳して迅速に安定して帯電を行
おうとすると微小な電位ムラを生じやすい。
【0019】この電位ムラを生じないような帯電器構成
をとると、電荷注入能力が低く、画像記録装置にあって
は、帯電不良による、かぶりや帯電不良によるゴースト
画像が現れ画像品位を低下させる。
【0020】本発明は、電荷注入接触帯電方式・AC印
加方式の帯電装置、該帯電装置を使用した画像記録装置
やプロセスカートリッジについて、接触帯電器にACバ
イアスを印加したことに起因する被帯電体表面の細かな
電位ムラの抑制(帯電均一性)と、帯電不良の防止(帯
電安定性)を両立させること、画像記録装置やプロセス
カートリッジにあっては、該帯電均一性と帯電安定性の
両立により高品位な画像記録を長期に渡り安定に維持さ
せることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする、帯電装置、画像記録装置及びプロセスカート
リッジである。
【0022】(1)直流電圧と交流電圧を重畳した電圧
が印加され、被帯電体に接触して該被帯電体を帯電する
帯電器を有する帯電装置において、被帯電体移動方向に
沿って、少なくとも、第1の帯電器と、それよりも被帯
電体移動方向下流側の第2の帯電器を有し、該第1と第
2の両帯電器についてそれぞれ一方極性の直流電圧を印
加したときの直流電圧と被帯電体電位の関係がおよそ比
例関係にある帯電特性を有し、帯電器の時定数をτ(s
ec)、印加する交流電圧の周波数をf(Hz)、交流
電圧の実効電圧をVAC(V)、とするとき、
【0023】
【数5】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する被帯電
体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電器における
該電位変動ΔV1と、第2の帯電器における該電位変動
ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
両帯電器の帯電特性が設定されていることを特徴とする
帯電装置。
【0024】(2)直流電圧と交流電圧を重畳した電圧
が印加され、被帯電体に接触して該被帯電体を帯電する
帯電器を有する帯電装置において、帯電器は、被帯電体
移動方向に沿って、少なくとも、第1の給電部材による
第1の帯電部と、それよりも被帯電体移動方向下流側の
第2の給電部材による第2の帯電部を有し、該第1と第
2の両帯電部についてそれぞれ一方極性の直流電圧を印
加したときの直流電圧と被帯電体電位の関係がおよそ比
例関係にある帯電特性を有し、帯電部の時定数をτ(s
ec)、給電部材に印加する交流電圧の周波数をf(H
z)、交流電圧の実効電圧をVAC(V)、とするとき、
【0025】
【数6】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する被帯電
体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電部における
該電位変動ΔV1と、第2の帯電部における該電位変動
ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
両帯電部の帯電特性が設定されていることを特徴とする
帯電装置。
【0026】(3)帯電器は、担持部材に磁気拘束して
担持させた導電磁性粒子の磁気ブラシ部を有し、該磁気
ブラシ部を被帯電体に接触させた磁気ブラシ帯電器であ
ることを特徴とする(1)または(2)に記載の帯電装
置。
【0027】(4)帯電器は、導電性繊維のブラシ部を
有し、該導電性繊維ブラシ部を被帯電体に接触させたフ
ァーブラシ帯電器であることを特徴とする(1)または
(2)に記載の帯電装置。
【0028】(5)被帯電体が表面抵抗109 〜1014
Ω/cmの低抵抗層を有することを特徴とする(1)な
いし(4)のいずれか1つに記載の帯電装置。
【0029】(6)被帯電体が絶縁性材料に導電性粒子
を分散した表面層を有することを特徴とする(1)ない
し(5)のいずれか1つに記載の帯電装置。
【0030】(7)導電性粒子がSnO2 であることを
特徴とする(6)に記載の帯電装置。
【0031】(8)被帯電体が画像記録装置における像
担持体であることを特徴とする(1)ないし(7)の何
れか1つに記載の帯電装置。
【0032】(9)像担持体に該像担持体を帯電する工
程を有する作像プロセスを適用して画像形成を実行する
画像記録装置において、像担持体の帯電工程手段が、直
流電圧と交流電圧を重畳した電圧が印加され、像担持体
に接触して該像担持体を帯電する帯電器を有する帯電装
置であり、像担持体移動方向に沿って、少なくとも、第
1の帯電器と、それよりも像担持体移動方向下流側の第
2の帯電器を有し、該第1と第2の両帯電器についてそ
れぞれ一方極性の直流電圧を印加したときの直流電圧と
像担持体電位の関係がおよそ比例関係にある帯電特性を
有し、帯電器の時定数をτ(sec)、印加する交流電
圧の周波数をf(Hz)、交流電圧の実効電圧をV
AC(V)、とするとき、
【0033】
【数7】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する像担持
体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電器における
該電位変動ΔV1と、第2の帯電器における該電位変動
ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
両帯電器の帯電特性が設定されていることを特徴とする
画像記録装置。
【0034】(10)像担持体に該像担持体を帯電する
工程を有する作像プロセスを適用して画像形成を実行す
る画像記録装置において、像担持体の帯電工程手段が、
直流電圧と交流電圧を重畳した電圧が印加され、像担持
体に接触して該像担持体を帯電する帯電器を有する帯電
装置において、帯電器は、像担持体移動方向に沿って、
少なくとも、第1の給電部材による第1の帯電部と、そ
れよりも像担持体移動方向下流側の第2の給電部材によ
る第2の帯電部を有し、該第1と第2の両帯電部につい
てそれぞれ一方極性の直流電圧を印加したときの直流電
圧と像担持体電位の関係がおよそ比例関係にある帯電特
性を有し、帯電部の時定数をτ(sec)、給電部材に
印加する交流電圧の周波数をf(Hz)、交流電圧の実
効電圧をVAC(V)、とするとき、
【0035】
【数8】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する像担持
体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電部における
該電位変動ΔV1と、第2の帯電部における該電位変動
ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
両帯電部の帯電特性が設定されていることを特徴とする
画像記録装置。
【0036】(11)像担持体が光導電性であり、この
像担持体に、該像担持体を帯電する工程、その帯電面に
露光により静電潜像を形成する工程、該静電潜像を帯電
したトナーにより可視化する工程を有する作像プロセス
で画像形成が実行されることを特徴とする(9)または
(10)に記載の画像記録装置。
【0037】(12)帯電器は、担持部材に磁気拘束し
て担持させた導電磁性粒子の磁気ブラシ部を有し、該磁
気ブラシ部を像担持体に接触させた磁気ブラシ帯電器で
あることを特徴とする(9)ないし(11)のいずれか
1つに記載の画像記録装置。
【0038】(13)帯電器は、導電性繊維のブラシ部
を有し、該導電性繊維ブラシ部を像担持体に接触させた
ファーブラシ帯電器であることを特徴とする(9)ない
し(11)のいずれか1つに記載の画像記録装置。
【0039】(14)像担持体が表面抵抗109 〜10
14Ω/cmの低抵抗層を有することを特徴とする(9)
ないし(13)のいずれか1つに記載の画像記録装置。
【0040】(15)像担持体が絶縁性材料に導電性粒
子を分散した表面層を有することを特徴とする(9)な
いし(14)のいずれか1つに記載の画像記録装置。
【0041】(16)導電性粒子がSnO2 であること
を特徴とする(15)に記載の画像記録装置。
【0042】(17)少なくとも、像担持体と、(1)
ないし(8)の何れか1つに記載の帯電装置の少なくと
も帯電器を包含して画像記録装置本体に対して着脱され
ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0043】〈作 用〉 1)本発明は、電荷注入接触帯電方式の帯電系が抵抗と
コンデンサの時定数を有する帯電特性を持つことを利用
し、AC印加方式において印加ACバイアスが被帯電体
表面に与える電位変動(電位振れ巾)ΔV、つまり印加
ACバイアスに起因する被帯電体表面の細かな電位ムラ
を、実質的に悪影響しない一定量以下に抑えながら、し
かも帯電性を向上させるものである。
【0044】2)即ち、上記本発明において、
【0045】
【数9】 は、電荷注入接触帯電方式・AC印加方式で被帯電体を
帯電処理した場合のACバイアスに起因して定常的に発
生する被帯電体表面の電位振れ巾ΔV(V)、つまり印
加ACバイアスに起因する被帯電体表面の細かな電位ム
ラを意味する。
【0046】この電位振れ巾(電位ムラ)ΔVが小さい
程ACバイアスによるかぶりは低下するが、同時に帯電
安定性は低下し、被帯電体の繰り返し帯電(印字)を行
ったときには、帯電不良を生じやすくなる。
【0047】そこで本発明においては、被帯電体(像担
持体)移動方向に沿って、少なくとも、第1の帯電器
と、それよりも被帯電体移動方向下流側の第2の帯電器
を具備させ、第1の帯電器における該電位振れ巾ΔV1
と、第2の帯電器における該電位振れ巾ΔV2とが、Δ
V1>ΔV2となるように第1と第2の両帯電器の帯電
特性を設定して、あるいは、帯電器に、被帯電体移動方
向に沿って、少なくとも、第1の給電部材による第1の
帯電部と、それよりも被帯電体移動方向下流側の第2の
給電部材による第2の帯電部を具備させ、第1の帯電部
における該電位振れ巾ΔV1と、第2の帯電部における
該電位振れ巾ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように
第1と第2の両帯電部の帯電特性を設定して、第2の帯
電器(第2の帯電部)よりも被帯電体移動方向上流側で
ある第1の帯電器(第1の帯電部)での被帯電体の帯電
は帯電性能を優先させて被帯電体電位を瞬時に上げるが
高い電位振れ巾ΔV1を生じる構成をとり、この第1の
帯電器よりも被帯電体移動方向下流側である第2の帯電
器での被帯電体の帯電はACバイアスを印加したことに
起因する細かな電位ムラを被帯電体上に実質的に残さな
いよう十分低い電位振れ巾ΔV2(100V以下が望ま
しい)となる状態で帯電する2重帯電の構成にする。
【0048】第1と第2の帯電器(帯電部)における電
位振れ巾ΔV1,ΔV2は、第1と第2の帯電器それぞ
れにおいて印加ACバイアスの実効電圧VACの倍数、周
波数f、時定数τを調整することにより所望に調整でき
る。
【0049】これにより、電荷注入接触帯電方式・AC
印加方式の帯電装置、該帯電装置を使用した画像記録装
置やプロセスカートリッジについて、接触帯電器にAC
バイアスを印加したことに起因する被帯電体表面の細か
な電位ムラの抑制(帯電均一性)と、帯電不良の防止
(帯電安定性)を両立させることができて、画像記録装
置やプロセスカートリッジにあっては、該帯電均一性と
帯電安定性の両立により高品位な画像記録を長期に渡り
安定に維持させることができる。
【0050】3)また接触帯電器は特に磁気ブラシ帯電
器を使用することにより、かぶりがなく、帯電均一性に
も優れた帯電を行うことができ、優れた画像記録を可能
にする。接触帯電であっても、放電現象による帯電が支
配的である系においては、接触帯電器と被帯電体の電位
差は最小放電開始電圧(常温常圧において325V)以
下には成りえないため本発明の構成をとる効果はない
が、被帯電体面に対する電荷の直接注入(充電)による
帯電が支配的である系においては、接触帯電器に印加し
たDCバイアスとほぼ等しい電位に被帯電体が帯電され
るため、ACバイアスを重畳し、迅速に安定して帯電を
行おうとすると、前述したように微小な帯電ムラを生じ
やすい。本発明は、このような電荷注入による帯電方式
において、ACバイアスを印加するときに非常に有効な
構成を提供するものである。これは接触帯電器が磁気ブ
ラシ帯電器のみでなく、ファーブラシ帯電器やローラ帯
電器等の形態の部材であっても被帯電体が印加DCバイ
アスとほぼ等しく帯電される帯電装置において共通して
有効である。ただ、磁気ブラシ帯電器のように、より均
一に細かく被帯電体に接触できる部材の方が、接触によ
る帯電ムラも少なく、本発明の構成を取ることでACバ
イアスによるムラも少なく、より優れた帯電を実現可能
である。
【0051】
【発明の実施の形態】
〈実施形態例1〉(図1〜図8) (1)画像記録装置例の概略(図1) 図1は本発明に従う画像記録装置例の概略構成図であ
る。本例の画像記録装置は、転写式電子写真方式・プロ
セスカートリッジ着脱方式のレーザービームプリンタで
ある。
【0052】1は像担持体(被帯電体)としての回転ド
ラム型の電子写真感光体であり、中心支軸を中心に矢示
の時計方向aに所定の周速度(プロセススピード)、本
例では100mm/secをもって回転駆動される。本
例の感光体は表面に電荷注入層を設けたOPC感光体
(有機感光体)である。これについては(3)項で詳述
する。
【0053】2A・2Bは該感光体1に対する第1の接
触帯電器と、これよりも感光体回転方向下流側の第2の
接触帯電器であり、本例の第1及び第2の帯電器2A・
2Bはそれぞれ矢示の時計方向bに回転駆動されるスリ
ーブ回転タイプの磁気ブラシ帯電器である。これについ
ては(4)項で詳述する。
【0054】この第1と第2の磁気ブラシ帯電器2A・
2Bにそれぞれ帯電バイアス印加電源S1・S2から帯
電バイアスとして所定の直流バイアスと交流バイアスの
重畳電圧が印加され(AC印加方式)、回転感光体表面
が所定の極性・電位に電荷注入方式で接触帯電処理され
る。本例においてはほぼ−700Vに帯電処理される。
【0055】その回転感光体1の帯電処理面に対して露
光器としてのレーザースキャナ7によりレーザービーム
走査露光Lがなされて目的の画像情報に対応した静電潜
像が形成される。レーザースキャナ7は目的の画像情報
の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレ
ーザー光Lを出力する。7aはレーザースキャナ7から
の出力レーザー光Lを回転感光体1の画像露光部に偏向
するミラーである。
【0056】その回転感光体面の静電潜像が現像器3に
よりトナー画像として現像される。本例の場合は反転現
像器であり、静電潜像の露光明部にトナーが付着して潜
像の現像がなされる。3aは回転現像スリーブ、3bは
該現像スリーブ内に挿入配設したマグネットローラ、S
3は現像スリーブ3aに対する現像バイアス印加電源で
ある。現像スリーブ3aは感光体1の表面と0.3mm
隔てて対向しており、矢示の反時計方向に回転駆動され
てその周面に負に摩擦帯電されたトナーが薄層として塗
布されて感光体との対向部(現像部)へ搬送される。現
像スリーブ3aには現像バイアス印加電源S3により、
本例の場合は、−500VのDC電圧と、周波数2.0
KHz、ピーク間電圧1.6kVのAC電圧を重畳した
現像バイアスを印加することで、感光体1の静電潜像の
露光明部に現像スリーブ3a側のトナーが電界により選
択的に付着して静電潜像のトナー現像がなされる。
【0057】回転感光体1面のトナー画像は感光体1と
転写器4との対向部である転写部Tにおいて、該転写部
Tに不図示の給紙機構部から所定のタイミングで給紙さ
れた記録材(転写材)Pに対して転写される。転写器4
は本例の場合は感光体に当接させた転写ローラであり、
この転写ローラ4に転写バイアス印加電源S4からトナ
ーの帯電極性とは逆極性の所定電圧の転写バイアスが印
加されて、転写部Tに導入された記録材Pの表面側に感
光体1面側のトナー画像が静電的に転写される。
【0058】転写部Tを通ってトナー画像の転写を受け
た記録材Pは回転感光体面から分離されて定着器5に導
入され、トナー画像の定着処理を受けてプリントとして
出力される。
【0059】また記録材分離後の回転感光体の面はクリ
ーニング器6により転写残りトナー等の付着残留物の除
去を受けて清浄面化され、繰り返して作像に供される。
【0060】(2)プロセスカートリッジ10 10はプリンタ本体内の所定の部位に対して着脱自在に
装着されるプロセスカートリッジである。本例のもの
は、像担持体としての感光体1と、接触帯電部材として
の第1及び第2の磁気ブラシ帯電器2A・2Bと、現像
器3と、クリーニング器6の4つのプロセス機器を所定
の相互配置関係をもって一体的にカートリッジ筐体内に
組み付けてプロセスカートリッジ10としてある。
【0061】このプロセスカートリッジ10をプリンタ
本体内の所定の部位に対して装着することで、該プロセ
スカートリッジ10とプリンタ本体側とが機械的・電気
的に所定に結合状態になり、プリンタが画像形成動作可
能状態になる。8・8はプロセスカートリッジ10の着
脱ガイド部材兼保持部材である。
【0062】(3)感光体1(図2) 本例で使用の感光体1は前述したように、表面に電荷注
入層を設けたOPC感光体(有機感光体)である。
【0063】図2は該感光体1の層構成模型図である。
11はアルミニウム製のドラム基体(Alドラム基体)
であり、その上に、下引き層12、正電荷注入防止層1
3、電荷発生層14、電荷輸送層15を順次に重ねて塗
工することで一般的なOPC感光体層を形成し、更にそ
の上に電荷注入層16を塗布して形成具備させたもので
ある。
【0064】本例における電荷注入層16は、光硬化型
のアクリル樹脂に、導電性粒子としてのSnO2 超微粒
子16a(径が約0.03μm)、4フッ化エチレン樹
脂(テフロン)などの滑剤、重合開始剤等を混合分散
し、塗工後、光硬化法により膜形成したものである。電
荷注入層16の抵抗値としては1×109 〜1×1014
(Ω・cm)の範囲が適当である。
【0065】感光体層はCdSや、Si,Seなど無機
物半導体を用いることもできる。
【0066】(4)第1と第2の磁気ブラシ帯電器2A
・2B(図3・図4) 図3は第1と第2の磁気ブラシ帯電器2A・2B部分の
構成模型図である。この両磁気ブラシ帯電器2A・2B
は何れも同様構成のスリーブ回転タイプの磁気ブラシ帯
電器である。
【0067】即ち、何れも、固定支持させたマグネット
ローラ2aと、このマグネットローラ2aの外回りに同
心に回転自由に外嵌させた、表面の平均粗さRa1.2
μmの非磁性の導電性帯電スリーブ2bと、この帯電ス
リーブ2bの外周面に帯電スリーブ内部のマグネットロ
ーラ2aの磁力により吸着保持させて形成させた導電性
磁性粒子の磁気ブラシ層2cからなる。
【0068】マグネットローラ2aは帯電スリーブ表面
上で半径方向の磁束密度のピークが600Gを発生する
磁極を4極有するものを使用し、感光体1側に一つの磁
極が向くようにマグネットローラ2aを固定支持させ
た。
【0069】磁気ブラシ層2cを構成させる導電性磁性
粒子は、所定の抵抗値、形状及び磁気特性を有する必要
がある。例えば、平均粒径が30μm、体積抵抗のオー
ダが1×106 (Ωcm)のフェライト粒子であり、飽
和磁化が60(A・m2 /kg)のものを使用した。
【0070】導電性磁性粒子の抵抗測定は、底面積22
8mm2 の筒状の容器に導電性磁性粒子を2g充填して
15Kgで加圧し、上下から100Vの電圧を印加して
この系に流れる電流から算出し正規化したもので定義し
た。
【0071】導電性磁性粒子としては、フェライト、マ
グネタイトなど磁性金属粒子や、またこれらの磁性粒子
を樹脂で決着したものも使用可能である。抵抗値は1×
104 〜1×107 Ωcmのものが適当である。粒径に
ついては5〜50μmが適性であった。また、複数の磁
性粒子を混合し用いることで帯電性の向上も図ることが
可能である。本発明において、帯電ニップの構成、導電
性磁性粒子の抵抗、流刑は磁気ブラシを構成したとき
に、帯電器全体として後述するある一定の条件を満足す
るように適切な特性をもつ必要がある。
【0072】導電性磁性粒子の平均粒径は、水平方向最
大弦長で示し、測定法は顕微鏡法により、粒子300個
以上をランダムに選び、その径を実測して算術平均をと
ることによって算出した。
【0073】導電性磁性粒子の磁気特性測定には理研電
子株式会社の直流磁化B−H特性自動記録装置BHH−
50を用いることができる。この際、直径(内径)6.
5mm、高さ10mmの円柱状の容器に導電性磁性粒子
を荷重約2g重程度で充填し、容器内で粒子が動かない
ようにしてそのB−Hカーブから飽和磁化を測定する。
【0074】而して、上記の第1と第2の磁気ブラシ帯
電器2A・2Bをそれぞれ、感光体1と略並行にして、
帯電スリーブ2bの表面と感光体1の表面との離間距離
が0.5mmになるように長手方向の端部をスペーサ部
材(不図示)を介して感光体の端部表面に当接して配設
することで、磁気ブラシ層2cを感光体1面に所定幅の
帯電部(帯電ニップ部)n1・n2を形成させて接触さ
せてある。
【0075】第1と第2の磁気ブラシ帯電器2A・2B
の帯電スリーブ2bはそれぞれ帯電部n1・n2におい
て感光体1の回転方向aとは逆方向である矢示の時計方
向bに感光体1の回転周速度100mm/secと同じ
周速度で回転駆動され、これに伴い磁気ブラシ層2cも
同方向に回転して感光体1面を摺擦する。
【0076】そして帯電時に、第1の磁気ブラシ帯電器
2Aの帯電スリーブ2bに対して帯電バイアス印加電源
S1から DCバイアス; −700V ACバイアス; 実効電圧1000V、周波数100
0Hz、矩形波 の重畳電圧が印加されることで、磁気ブラシ層2cの導
電性磁性粒子を通して帯電部n1において感光体1の電
荷注入層16に電荷が注入(充電)され、感光体表面は
この第1の磁気ブラシ帯電器2Aに対する上記印加帯電
バイアスのDCバイアスとほぼ同電位に帯電される。
【0077】また、第2の磁気ブラシ帯電器2Bの帯電
スリーブ2bに対して帯電バイアス印加電源S2から DCバイアス; −700V ACバイアス; 実効電圧500V、周波数1000
Hz、矩形波 の重畳電圧が印加されることで、磁気ブラシ層2cの導
電性磁性粒子を通して帯電部n2において感光体1の電
荷注入層16に電荷が注入(充電)され、感光体表面は
この第2の磁気ブラシ帯電器2Bに対する上記印加帯電
バイアスのDCバイアスとほぼ同電位に帯電される。
【0078】即ち、回転感光体1は第1の磁気ブラシ帯
電器2Aによる帯電に次いで第2の磁気ブラシ帯電器2
Bによる帯電の2重の帯電処理を受ける。
【0079】この場合、後述するように、第1の磁気ブ
ラシ帯電器2Aによる感光体1の帯電は、帯電性能を優
先して高い電位振れ巾ΔV1を生じるように、次の第2
の磁気ブラシ帯電器2Bによる感光体1の帯電は、第1
の磁気ブラシ帯電器2Aによる帯電で生じたACバイア
スによる電位ムラを抑えるよう低い電位振れ巾ΔV1で
帯電するように、第1と第2の磁気ブラシ帯電器2A・
2Bのそれぞれに印加する帯電バイアスを上記のように
設定してある。
【0080】図4の(a)は第1または第2の磁気ブラ
シ帯電器2A・2Bの帯電回路系の構成模型図、(b)
はその等価回路図である。
【0081】電荷注入帯電は、中抵抗の接触帯電部材で
中抵抗の表面抵抗を持つ被帯電体(感光体)表面に電荷
注入を行なうものであり、本例においては感光体表面材
質の持つトラップ電位に電荷を注入するものではなく、
電荷注入層16の導電性粒子(SnO2 )16aに電荷
を充電して帯電を行なう方式であり、図4の(b)の等
価回路のように、電荷輸送層15を誘電体とし、アルミ
ニウムドラム基体11と、電荷注入層16内の導電性粒
子16aを両電極板とする微小なコンデンサーに対し
て、接触帯電部材2A(2B)で電荷を充電する理論に
基づくものである。この際、導電性粒子16aは互いに
電気的には独立であり、一種の微小なフロート電極を形
成している。このため、マクロ的には感光体表面は均一
電位に充電、帯電されているように見えるが、実際には
微小な無数の充電された導電性粒子であるSnO2 が感
光体表面を覆っているような状況となっている。このた
め、レーザー光によって画像露光Lを行なっても、露光
暗部ではそれぞれのSnO2粒子16aは電気的に独立
なため、静電潜像を保持することが可能になる。
【0082】(5)帯電特性(図5〜図8) 電荷注入による帯電方式において、被帯電体としての感
光体1の帯電特性は、接触帯電器2に直流電圧を印加し
たときの感光体電位の上昇する過程を観測することによ
り把握することができる。
【0083】実際の帯電過程を等価回路に当てはめて考
えると、図4の(a)における電源S1(S2)−磁気
ブラシ帯電器2A(2B)−感光体1の帯電系は、図4
の(b)の等価回路のように、感光体1はコンデンサと
して、磁気ブラシ帯電器2A(2B)は抵抗として表さ
れ、帯電はこのコンデンサと抵抗の直列回路に従い充電
が行なわれると考えることができる。
【0084】そこで、接触帯電器としての磁気ブラシ帯
電器2を介して被帯電体としての感光体1に印加する直
流電圧をV(V)、時定数をτ(sec)、印加後経過
時間をt(sec)とするとき、感光体1の充電電圧V
d(V)は以下の式で表される。
【0085】 Vd=V(1−exp(−t/τ)) ・・・・・・(1)式 または、 ln|V−Vd|=−t/τ+lnV ・・・・・・(2)式 (2)式からln|V−Vd|とtの関係において直線
関係が得られることが予想できる。
【0086】図5の(a)は、磁気ブラシ帯電器2のス
リーブ2bに直流電圧のみを印加し感光体1を複数回連
続して回転したときの感光体表面の電位が上昇していく
経過を示している。周回を重ねる毎に表面電位が増加し
ていくことが確認できる。
【0087】感光体1の帯電は磁気ブラシ帯電器2に接
触している間のみ断続的に行われるため、時間に対し帯
電現象を捕らえるためには正味の帯電時間を計算する必
要がある。図5の(b)は磁気ブラシ帯電器2と感光体
1との接触部である帯電ニップ部内通過時間tnip (s
ec)を感光体周回ごとに累積することによりバイアス
印加からの帯電時間を求めた。
【0088】帯電ニップ部通過時間tnip は感光体1の
周速度Vps(mm/sec)と正味の帯電ニップ部巾
Lnip (mm)から、tnip =Lnip /Vpsで求めら
れる。
【0089】また、帯電ニップ部巾Lnip 巾に関して、
磁気ブラシ帯電器2の磁気ブラシ層2cと感光体1の接
触は周方向について不均一であるため、正味の帯電に寄
与する帯電ニップ部巾は見かけ接触しているニップ巾よ
り狭い。
【0090】そこで、本発明においては、正味のニップ
巾は、感光体1表面と磁気ブラシ帯電器2A(2B)の
スリーブ2b間の抵抗分布から正確に求める。方法とし
ては感光体1上にニップに対し充分小さな電極を取り付
け、その電極とスリーブ2b間の抵抗値を測定する。電
極は長手方向長さ50mm、周方向巾0.5mm、厚さ
0.1μmとし、真空蒸着法により形成した。電極は長
手方向と平行になるよう配慮し調整した。抵抗分布の測
定は、スリーブ2b、感光体1共に回転した状態で、感
光体1上に形成した電極とスリーブ2b間に300Vの
電圧を印加し、この系の抵抗を時系列に測定し、感光体
周速から周方向位置を計算し、ニップ内の抵抗分布を求
めた。本例では、この抵抗分布の半値巾をニップの実効
的巾と定義した。正味のニップ巾は2〜5mmの値であ
った。
【0091】そうして求められた帯電ニップ部通過時間
を感光体の周回毎累積することで帯電時間をもとめ、図
5の(b)における縦軸は印加バイアスと感光体表面電
位の差の絶対値の自然対数、つまり(2)式の左辺ln
|V−Vd|を計算し、プロットした。図5の(b)の
グラフよりほぼ直線関係が得られているので、帯電の過
程が前述の等価回路に従い起きていることが確認でき
る。
【0092】図5の(b)の関係から、第1及び第2の
磁気ブラシ帯電器2A・2Bにおける充電過程の時定数
τを求めることができる。こうして求められた時定数τ
は後述するかぶり除去と帯電性維持のための構成を設定
するために重要な値である。
【0093】前述の通り、電荷注入による帯電方式にお
いてDC+ACの重畳バイアスを用いる場合はACバイ
アスによる電位ムラが生じ画像中にかぶりが生じる。更
に帯電性の維持と両立しないという問題がある。接触帯
電器である磁気ブラシ帯電器2A・2Bに印加したバイ
アスに等しい電位に感光体1を帯電できるため、ACバ
イアスのムラを感光体1に与えやすい構成になってい
る。実際その周期が画像記録上充分小さい場合において
も、微小な帯電ムラを生じているためかぶりとなって現
れると考えられる。
【0094】本発明では電荷注入による帯電方式が前述
の抵抗とコンデンサの時定数を有する帯電特性を持つこ
とを利用し、感光体表面に与える電位変動を一定量以下
に抑えながら、帯電性を向上できる構成をとる。
【0095】前述の等価回路において、定常的に発生す
る電圧の変動分ΔV(感光体表面の電位振れ巾)は以下
の式(3)で表わされる。
【0096】
【数10】 ここで、VAC(V)は印加ACバイアスの実効電圧を、
f(Hz)は印加ACバイアスの周波数を、τ(se
c)は前述の方法で求められる帯電装置の時定数を示
す。
【0097】図5の(b)において、直線の傾きから時
定数τを決定するが、実際の充電過程は完全に線形では
ない。この場合、ここで用いるACバイアスの実効値の
電圧量と等しい量の電位差(印加DCバイアスと表面電
位の差)のときの接線の傾きから時定数を求める必要が
ある。
【0098】本発明者の検討の結果、このようにして求
められる感光体表面の電位振れ巾ΔVとかぶりの相関が
得られた。図6はこの感光体表面の電位振れ巾ΔVとか
ぶりの関係をグラフに表わしたものである。
【0099】かぶりは、記録前の記録紙の反射率と記録
後の非画像部の反射率の差をとり、数値化して評価し
た。
【0100】電位振れ巾ΔVが小さい程ACバイアスに
よるかぶりは低下するが、同時に帯電安定性は低下し、
繰り返し印字を行ったときは帯電不良を生じやすくな
る。
【0101】本例においては、第1の磁気ブラシ帯電器
2Aによる感光体1の帯電は、帯電性能を優先して高い
電位振れ巾ΔV1を生じるように、次の第2の磁気ブラ
シ帯電器2Bによる感光体1の帯電は、第1の磁気ブラ
シ帯電器2Aによる帯電で生じたACバイアスによる電
位ムラを抑えるよう低い電位振れ巾ΔV1(100V以
下が望ましい)で帯電するように、第1と第2の磁気ブ
ラシ帯電器2A・2Bのそれぞれに印加する帯電バイア
スを設定した。
【0102】これにより、電荷注入接触帯電方式・AC
印加方式の帯電系について、接触帯電器にACバイアス
を印加したことに起因する被帯電体表面の細かな電位ム
ラの抑制(帯電均一性)と、帯電不良の防止(帯電安定
性)を両立させることができて、画像記録装置やプロセ
スカートリッジにあっては、該帯電均一性と帯電安定性
の両立により高品位な画像記録を長期に渡り安定に維持
させることができる。
【0103】次に、比較例とともに本発明の優位性を説
明する。
【0104】表1は、比較例1・比較例2とともに実施
例1の時定数、AC電圧の実効電圧の倍数、周波数、そ
して(3)式から算出される感光体表面の電位振れ巾Δ
V、及び実際画像記録を行ったときのかぶりの数値をま
とめたものである。比較例1及び比較例2は磁気ブラシ
帯電器を1器だけにしたものである。
【0105】
【表1】 比較例1;比較例1の条件においては、電位振れ巾ΔV
は124V(図7)になり、ACかぶりが大きく画像不
良が生じている。しかし、印字耐久に対しては初期の帯
電電位を維持しており安定性としては満足している。
【0106】比較例2;比較例2の条件においては、V
ACを500Vに低下したため、電位振れ巾ΔVは62V
に減少し(図8)、かぶりも1.8%で良好である。し
かし、印字を続けるにつれて、帯電電位が減少し帯電不
良を生じていた。
【0107】比較例1・比較例2に示すように、ACか
ぶりの防止(帯電均一性)と帯電安定性の両立は難しい
ことがわかる。
【0108】実施例1;第1の磁気ブラシ帯電器2Aで
は電位振れ巾ΔV1が124Vであるため、帯電安定性
は優れているが、そのままではかぶりが問題になる。し
かしこの第1の磁気ブラシ帯電器2Aの感光体下流側の
第2の磁気ブラシ帯電器2Bにより電位振れ巾ΔV2が
62Vにまで改善されACバイアスによるかぶりも1.
8%にまで減少し、優れた帯電系を構成することができ
た。
【0109】以上、本実施例においては、第1と第2の
磁気ブラシ帯電器2A・2Bを具備させ、帯電系の時定
数と、印加するACバイアスから計算される感光体表面
の電位振れ巾ΔVについて、第1の磁気ブラシ帯電器2
AのΔV1を、該第1の磁気ブラシ帯電器2Aよりも感
光体回転方向下流側の第2の磁気ブラシ帯電器2BのΔ
V2より小さく構成することにより、ACバイアスによ
る画像劣化を生じることなく、帯電安定性に優れた画像
記録が可能である。
【0110】〈実施形態例2〉(図9・図10) 図9は本例のプリンタの概略構成図である。本例のプリ
ンタも上述実施形態例1のプリンタと同じく、感光体1
の帯電処理手段として第1と第2の2つの磁気ブラシ帯
電器2A・2Bを配設してある。
【0111】ただし、第2の磁気ブラシ帯電器2Bにつ
いては、磁気ブラシ層2cを構成させる導電磁性粒子
を、平均粒径50(μm)、体積比抵抗1×107 (Ω
・cm)のものに変更した。
【0112】また、第1の磁気ブラシ帯電器2Aと第2
の磁気ブラシ帯電器2Bに対する帯電バイアス印加電源
Sは共通にして両者に同じDC+ACの帯電バイアス DCバイアス; −700V ACバイアス; 実効電圧1000V、周波数100
0Hz、矩形波 を印加した。20は第1と第2の磁気ブラシ帯電器2A
と2Bとの区画カバーである。その他の装置構成・条件
は実施形態例1と同じである。
【0113】即ち本例では、第2の磁気ブラシ帯電器2
Bについて、磁気ブラシ層2cを構成させる導電磁性粒
子を、第1の磁気ブラシ帯電器2Aとは異ならせて、該
第2の磁気ブラシ帯電器2Bの帯電系の時定数を0.0
08秒に設定し、ACバイアスに対しかぶりを生じにく
い構成をとっている。
【0114】先の比較例1・2及び本実施例2の感光体
表面の電位振れ巾ΔVの計算結果及び本実施例の結果を
まとめ以下の表2に表わす。
【0115】
【表2】 比較例1・2いずれにおいても、かぶり防止と帯電安定
性が両立しないが、本実施例2では第1の磁気ブラシ帯
電器2Aに対してこれよりも感光体回転方向下流側であ
る第2の磁気ブラシ2Bの帯電系の時定数を0.008
と遅くすることで、第2の磁気ブラシ帯電器2Bの電位
振れ巾ΔVを第1の磁気ブラシ帯電器2Aの電位振れ巾
ΔV=124Vより小さい64Vに減少させかぶりを
1.8%と適切な範囲にまで減少することができた。
【0116】第1や第2の磁気ブラシ帯電器2A・2B
の帯電系の時定数を調節するためには、電源−磁気ブラ
シ帯電器−感光体の帯電系の中で、この系の抵抗あるい
は静電容量を調節することにより同様の効果が得られ
る。
【0117】本実施例では、磁気ブラシ層2cを構成す
る導電磁性粒子の抵抗と粒径を調整したが、他にも、ス
リーブ2bと感光体1の間隔を調節する、あるいは感光
体容量を調節すること等により達成される。
【0118】導電磁性粒子の粒径も系全体の抵抗を左右
する。磁気ブラシ層2cを構成している導電磁性粒子と
感光体1の間には接触抵抗が存在し、小粒径の導電磁性
粒子ほど感光体1に密に接触できるため接触抵抗が小さ
い。
【0119】本実施例2においては、粒子抵抗を高くし
た他に、粒径の大きな導電磁性粒子で磁気ブラシ層2c
を構成したことにより、導電磁性粒子と感光体の接触抵
抗が増加し下流側の第2の磁気ブラシ帯電器2Bの帯電
系の時定数を遅くし、ACかぶりを防止しながら、帯電
安定性をもたせた構成をとる。
【0120】〈実施形態例3〉(図11) 本例は1器の磁気ブラシ帯電器2で本発明の構成を実現
したもので、図11のように、1器の磁気ブラシ帯電器
2の帯電ニップ部における、感光体回転方向上流側部分
(第1の帯電部)n1と、下流側部分(第2の帯電部)
n2にそれぞれ異なる帯電特性をもたせて帯電安定性と
ACかぶり防止を両立させるものである。
【0121】即ち、磁気ブラシ帯電器2の帯電ニップ部
における、感光体回転方向上流側部分n1のスリーブ2
bと感光体1電極(第1の給電部材)27を設け、この
電極27には第1の電圧印加手段S1で DCバイアス; −700V ACバイアス; 実効電圧750V、周波数1000
Hz の帯電バイアスを印加する。
【0122】また磁気ブラシ帯電器2のスリーブ(第2
の給電部材)2bには第2の電圧印加手段S2で DCバイアス; −700V ACバイアス; 実効電圧500V、周波数1000
Hz の帯電バイアスを印加する。
【0123】28は磁気ブラシ帯電器2を覆わせたカバ
ー部材である。
【0124】これにより、磁気ブラシ帯電器2の帯電ニ
ップ部における、感光体回転方向上流側部分n1では電
極27に印加した上記帯電バイアスにより感光体1の帯
電安定性を満足し、下流側部分n2ではスリーブ2bに
印加した上記帯電バイアスにより上流側部分n2で生じ
た電位ムラを低減する。
【0125】表3は、比較例1・2と本実施例3のバイ
アス条件、かぶり、帯電安定性の評価についてまとめた
ものである。
【0126】
【表3】 比較例1と同2ではACかぶり防止と帯電安定性を共に
満足することはできないが、本実施例3では、帯電ニッ
プ部上流に位置した電極27による帯電の電位振れ巾Δ
V1より、下流に配置したスリーブ2bによる帯電の電
位振れ巾ΔV2を小さく設定することで、ACかぶり防
止と帯電安定性を満足する。
【0127】また、本実施例3のような連続した帯電ニ
ップ部内で上流側n1と下流側n2各々の時定数を求め
る方法について補足する。電極27あるいはスリーブ2
bによる時定数を求める時、給電を一方のみに行い、他
方をフロート状態にし帯電電位の上昇過程を前述の方法
により解析することで定義できる。また、帯電ニップ幅
については、前述のように、抵抗分布から上流側、下流
側の二つの抵抗ピークが求められるので各ピークに対し
半値幅を計算することにより定義できる。
【0128】本実施例3の構成は帯電器2は1器で済
み、第1及び第2・・の2器以上の帯電器を配設する場
合よりもスペース的に有利となる。
【0129】〈その他〉 1)本発明の帯電装置は、実施形態例の画像記録装置に
おける像担持体の帯電処理に限らず、広く被帯電体の接
触帯電処理手段として有効であることはもちろんであ
る。
【0130】2)接触帯電器は実施形態例に示した磁気
ブラシ帯電器に限られず、ファーブラシ帯電器や導電性
ゴムや導電性スポンジを用いた帯電ローラ・帯電ブレー
ドなど他の接触帯電部材であってもよいし、回転しない
構成の帯電器であってもよい。
【0131】磁気ブラシ帯電器にしても、マグネットロ
ーラ2aが回転するものや、マグネットローラ2aの表
面を必要に応じて給電用電極として導電性処理してその
面に直接に導電性磁性粒子を磁気拘束させて磁気ブラシ
層2cを形成保持させ、マグネットローラを回転させる
構成のもの等にすることもできる。回転しないタイプの
磁気ブラシ帯電器とすることもできる。
【0132】3)第1と第2の接触帯電器2A・2Bは
実施形態例のようにどちらも磁気ブラシ帯電器とする以
外にも、例えば、一方を磁気ブラシ帯電器、他方をファ
ーブラシ帯電器にする等、互いに異なるタイプの帯電器
にすることもできる。
【0133】また帯電器を被帯電体移動方向に3器以上
配設することもできる。
【0134】4)被帯電体は注入帯電方式の場合には表
面抵抗が109 〜1014Ω・cmの層を持つことが望ま
しい。像担持体としては、実施形態例のOPC感光体上
にSnO2 等の導電性粒子を分散させた表層(電荷注入
層)をコーティングしたOCL感光体の他にも、α−S
i(アモルファスシリコン、非晶質シリコン)の表層を
有する感光体など電荷注入帯電性を有するものを用いる
ことができる。
【0135】5)画像記録装置における像坦持体の帯電
面に対する情報書き込み手段としての画像露光手段は、
実施形態例で示した様なデジタル的な潜像を形成するレ
ーザ走査露光手段に限定されるものではなく、通常のア
ナログ的な画像露光やLEDなどの他の発光素子でも構
わないし、蛍光燈等の発光素子と液晶シャッタ等の組み
合わせによるものなど、画像情報に対応した静電潜像を
形成できるものであるなら構わない。
【0136】また像担持体は静電記録誘電体などであっ
てもよい。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位
に一様に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除
電手段で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形
成する。
【0137】静電潜像の現像方式・手段は任意であり、
実施形態例の反転現像でなく、正規現像方式であっても
勿論よい。
【0138】6)また、転写方法としては、実施形態例
に示したローラ転写だけでなく、ブレード転写やその他
の接触転写帯電方式、更に転写ドラムや転写ベルトや中
間転写体などを用いて、単色画像形成ばかりでなく多重
転写等により多色、フルカラー画像を形成する画像記録
装置にも適応可能な事は言うまでもない。
【0139】7)接触帯電器に対する印加帯電バイアス
の交流バイアス成分の波形としては、正弦波、矩形波、
三角波等適宜使用可能である。また、直流電源を周期的
にオン/オフすることによって形成された矩形波であっ
てもよい。このように交流電圧の波形としては周期的に
その電圧値が変化するようなバイアスが使用できる。
【0140】8)プロセスカートリッジ10は実施形態
例のものに限らず、任意の作像プロセス機器の組み合わ
せをもって構成することができる。
【0141】9)また、像担持体としての電子写真感光
体や静電記録誘電体を回動ベルト型にし、これに帯電・
潜像形成・現像の工程手段により所要の画像情報に対応
したトナー像を形成させ、そのトナー像形成部を閲読表
示部に位置させて画像表示させ、像担持体は繰り返して
表示画像の形成に使用する画像表示装置もある。本発明
の画像記録装置にはこのような画像表示装置も含む。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
荷注入接触帯電方式・AC印加方式の帯電装置、該帯電
装置を使用した画像記録装置やプロセスカートリッジに
ついて、接触帯電器にACバイアスを印加したことに起
因する被帯電体表面の細かな電位ムラの抑制(帯電均一
性)と、帯電不良の防止(帯電安定性)を両立させるこ
とができて、画像記録装置やプロセスカートリッジにあ
っては、該帯電均一性と帯電安定性の両立により高品位
な画像記録を長期に渡り安定に維持させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における画像記録装置の構成略図
【図2】感光体の層構成模型図
【図3】第1と第2の磁気ブラシ帯電器部分の構成模型
【図4】(a)は帯電回路系の模型図、(b)はその等
価回路図
【図5】(a)は帯電時の感光体表面電位の経過を表わ
すグラフ、(b)は帯電特性グラフ
【図6】ΔVとかぶりの関係を表わすグラフ
【図7】比較例1の電位ムラ計算結果
【図8】比較例2の電位ムラ計算結果
【図9】実施形態例2における画像記録装置の構成略図
【図10】実施例2の電位ムラ計算結果
【図11】実施形態例3における磁気ブラシ帯電器の構
成略図
【符号の説明】 1 被帯電体としての像担持体(電子写真感光体) 2A・2B 接触帯電部材としての第1及び第2の磁
気ブラシ帯電器 2a マグネットローラ 2b 帯電スリーブ 2c 磁気ブラシ層 3 現像器 4 転写器(転写ローラ) 5 定着器 6 クリーニング器 7 露光器(レーザービームスキャナ) 10 プロセスカートリッジ 27 電極(第1の給電部材) S1〜S4 バイアス印加電源

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧と交流電圧を重畳した電圧が印
    加され、被帯電体に接触して該被帯電体を帯電する帯電
    器を有する帯電装置において、 被帯電体移動方向に沿って、少なくとも、第1の帯電器
    と、それよりも被帯電体移動方向下流側の第2の帯電器
    を有し、 該第1と第2の両帯電器についてそれぞれ一方極性の直
    流電圧を印加したときの直流電圧と被帯電体電位の関係
    がおよそ比例関係にある帯電特性を有し、 帯電器の時定数をτ(sec)、 印加する交流電圧の周波数をf(Hz)、 交流電圧の実効電圧をVAC(V)、とするとき、 【数1】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する被帯電
    体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電器における
    該電位変動ΔV1と、第2の帯電器における該電位変動
    ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
    両帯電器の帯電特性が設定されていることを特徴とする
    帯電装置。
  2. 【請求項2】 直流電圧と交流電圧を重畳した電圧が印
    加され、被帯電体に接触して該被帯電体を帯電する帯電
    器を有する帯電装置において、 帯電器は、被帯電体移動方向に沿って、少なくとも、第
    1の給電部材による第1の帯電部と、それよりも被帯電
    体移動方向下流側の第2の給電部材による第2の帯電部
    を有し、 該第1と第2の両帯電部についてそれぞれ一方極性の直
    流電圧を印加したときの直流電圧と被帯電体電位の関係
    がおよそ比例関係にある帯電特性を有し、 帯電部の時定数をτ(sec)、 給電部材に印加する交流電圧の周波数をf(Hz)、 交流電圧の実効電圧をVAC(V)、とするとき、 【数2】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する被帯電
    体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電部における
    該電位変動ΔV1と、第2の帯電部における該電位変動
    ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
    両帯電部の帯電特性が設定されていることを特徴とする
    帯電装置。
  3. 【請求項3】 帯電器は、担持部材に磁気拘束して担持
    させた導電磁性粒子の磁気ブラシ部を有し、該磁気ブラ
    シ部を被帯電体に接触させた磁気ブラシ帯電器であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の帯電装置。
  4. 【請求項4】 帯電器は、導電性繊維のブラシ部を有
    し、該導電性繊維ブラシ部を被帯電体に接触させたファ
    ーブラシ帯電器であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 被帯電体が表面抵抗109 〜1014Ω/
    cmの低抵抗層を有することを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれか1つに記載の帯電装置。
  6. 【請求項6】 被帯電体が絶縁性材料に導電性粒子を分
    散した表面層を有することを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1つに記載の帯電装置。
  7. 【請求項7】 導電性粒子がSnO2 であることを特徴
    とする請求項6に記載の帯電装置。
  8. 【請求項8】 被帯電体が画像記録装置における像担持
    体であることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1
    つに記載の帯電装置。
  9. 【請求項9】 像担持体に該像担持体を帯電する工程を
    有する作像プロセスを適用して画像形成を実行する画像
    記録装置において、 像担持体の帯電工程手段が、直流電圧と交流電圧を重畳
    した電圧が印加され、像担持体に接触して該像担持体を
    帯電する帯電器を有する帯電装置であり、 像担持体移動方向に沿って、少なくとも、第1の帯電器
    と、それよりも像担持体移動方向下流側の第2の帯電器
    を有し、 該第1と第2の両帯電器についてそれぞれ一方極性の直
    流電圧を印加したときの直流電圧と像担持体電位の関係
    がおよそ比例関係にある帯電特性を有し、 帯電器の時定数をτ(sec)、 印加する交流電圧の周波数をf(Hz)、 交流電圧の実効電圧をVAC(V)、とするとき、 【数3】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する像担持
    体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電器における
    該電位変動ΔV1と、第2の帯電器における該電位変動
    ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
    両帯電器の帯電特性が設定されていることを特徴とする
    画像記録装置。
  10. 【請求項10】 像担持体に該像担持体を帯電する工程
    を有する作像プロセスを適用して画像形成を実行する画
    像記録装置において、 像担持体の帯電工程手段が、直流電圧と交流電圧を重畳
    した電圧が印加され、像担持体に接触して該像担持体を
    帯電する帯電器を有する帯電装置において、 帯電器は、像担持体移動方向に沿って、少なくとも、第
    1の給電部材による第1の帯電部と、それよりも像担持
    体移動方向下流側の第2の給電部材による第2の帯電部
    を有し、 該第1と第2の両帯電部についてそれぞれ一方極性の直
    流電圧を印加したときの直流電圧と像担持体電位の関係
    がおよそ比例関係にある帯電特性を有し、 帯電部の時定数をτ(sec)、 給電部材に印加する交流電圧の周波数をf(Hz)、 交流電圧の実効電圧をVAC(V)、とするとき、 【数4】 で算定される、印加交流電圧に起因して発生する像担持
    体表面の電位変動ΔVに関して、第1の帯電部における
    該電位変動ΔV1と、第2の帯電部における該電位変動
    ΔV2とが、ΔV1>ΔV2となるように第1と第2の
    両帯電部の帯電特性が設定されていることを特徴とする
    画像記録装置。
  11. 【請求項11】 像担持体が光導電性であり、この像担
    持体に、該像担持体を帯電する工程、その帯電面に露光
    により静電潜像を形成する工程、該静電潜像を帯電した
    トナーにより可視化する工程を有する作像プロセスで画
    像形成が実行されることを特徴とする請求項9または1
    0に記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 帯電器は、担持部材に磁気拘束して担
    持させた導電磁性粒子の磁気ブラシ部を有し、該磁気ブ
    ラシ部を像担持体に接触させた磁気ブラシ帯電器である
    ことを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1つに
    記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 帯電器は、導電性繊維のブラシ部を有
    し、該導電性繊維ブラシ部を像担持体に接触させたファ
    ーブラシ帯電器であることを特徴とする請求項9ないし
    11のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 像担持体が表面抵抗109 〜1014Ω
    /cmの低抵抗層を有することを特徴とする請求項9な
    いし13のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  15. 【請求項15】 像担持体が絶縁性材料に導電性粒子を
    分散した表面層を有することを特徴とする請求項9ない
    し14のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  16. 【請求項16】 導電性粒子がSnO2 であることを特
    徴とする請求項15に記載の画像記録装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも、像担持体と、請求項1な
    いし8の何れか1つに記載の帯電装置の少なくとも帯電
    器を包含して画像記録装置本体に対して着脱されること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
JP8079622A 1996-03-07 1996-03-07 帯電装置、画像記録装置及びプロセスカートリッジ Pending JPH09244355A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09288400A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Canon Inc 接触帯電部材及び接触帯電装置
JPH09288401A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Canon Inc 接触帯電部材及び接触帯電装置
US6947688B2 (en) * 2002-07-04 2005-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus including first and second charging members with a target potential charging feature

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