JPH09244640A - 楽音制御装置 - Google Patents
楽音制御装置Info
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- JPH09244640A JPH09244640A JP8057174A JP5717496A JPH09244640A JP H09244640 A JPH09244640 A JP H09244640A JP 8057174 A JP8057174 A JP 8057174A JP 5717496 A JP5717496 A JP 5717496A JP H09244640 A JPH09244640 A JP H09244640A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 残響音の広がり感を向上し、自然音に近い残
響効果を得る。 【解決手段】 トーンジェネレータ12は、左右の音源
の楽音波形データを生成しパンポット回路13へ送り、
右楽音波形データSRは初期反射音付加回路14Rへ送
り、異なるディレイタイムで遅延され、異なる減衰率で
減衰されて出力データSRA、SRBを生成し、左楽音
波形データSLは左の初期反射音付加回路14Lへ送り
異なるディレイタイムと減衰率の出力データSLC、S
LDを生成する。加算器50により楽音波形データSR
AとSLCと合成し、ディレイ回路52により繰り返し
遅延、減衰する。加算器51により楽音波形データSL
DとSRBを合成し、この楽音波形データがディレイ回
路53により繰り返し遅延し、減衰する。右の残響装置
10Rからの出力データSSAは右のサウンドシステム
11Rへ送り、左音源用の残響装置10Lからの出力デ
ータSSBは左サウンドシステム11Lへ送る。
響効果を得る。 【解決手段】 トーンジェネレータ12は、左右の音源
の楽音波形データを生成しパンポット回路13へ送り、
右楽音波形データSRは初期反射音付加回路14Rへ送
り、異なるディレイタイムで遅延され、異なる減衰率で
減衰されて出力データSRA、SRBを生成し、左楽音
波形データSLは左の初期反射音付加回路14Lへ送り
異なるディレイタイムと減衰率の出力データSLC、S
LDを生成する。加算器50により楽音波形データSR
AとSLCと合成し、ディレイ回路52により繰り返し
遅延、減衰する。加算器51により楽音波形データSL
DとSRBを合成し、この楽音波形データがディレイ回
路53により繰り返し遅延し、減衰する。右の残響装置
10Rからの出力データSSAは右のサウンドシステム
11Rへ送り、左音源用の残響装置10Lからの出力デ
ータSSBは左サウンドシステム11Lへ送る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広がり感のある
残響音を生成する楽音制御装置に関する。
残響音を生成する楽音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2チャンネルのステレオサウンド
システムにおいては、音像を形成するために右音源の楽
音波形データSRと左音源の楽音波形データが生成され
る。そして、図8に示すように右音源の楽音波形データ
SRは、右音源用の残響装置20Rによって残響音デー
タが付加され、右音源用のサウンドシステム21Rへ送
られる。また、左音源の楽音波形データSLは、左音源
用の残響装置20Lによって残響音データが付加され、
左音源用のサウンドシステム21Lへ送られる。このよ
うなステレオ残響音を生成する装置は、特開昭57−1
16500号公報に開示されている。
システムにおいては、音像を形成するために右音源の楽
音波形データSRと左音源の楽音波形データが生成され
る。そして、図8に示すように右音源の楽音波形データ
SRは、右音源用の残響装置20Rによって残響音デー
タが付加され、右音源用のサウンドシステム21Rへ送
られる。また、左音源の楽音波形データSLは、左音源
用の残響装置20Lによって残響音データが付加され、
左音源用のサウンドシステム21Lへ送られる。このよ
うなステレオ残響音を生成する装置は、特開昭57−1
16500号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、右音源用の残響装置20Rと左音源用の残
響装置20Lとが互いに独立しており、右音源用のサウ
ンドシステム21Rからは右音源の楽音とその残響音が
発音され、左音源用のサウンドシステム21Lからは左
音源の楽音とその残響音が発音される。このため、右音
源の残響音は右に偏り、左音源の残響音は左に偏って、
左右の広がり感が十分に得られない。
来装置では、右音源用の残響装置20Rと左音源用の残
響装置20Lとが互いに独立しており、右音源用のサウ
ンドシステム21Rからは右音源の楽音とその残響音が
発音され、左音源用のサウンドシステム21Lからは左
音源の楽音とその残響音が発音される。このため、右音
源の残響音は右に偏り、左音源の残響音は左に偏って、
左右の広がり感が十分に得られない。
【0004】例えばピアノを弾く場合に、低音(高音)
は奏者の左方向(右方向)から発音されるから、直接音
は奏者の左耳(右耳)に大きなレベルで到達する。ま
た、この低音の残響音は奏者の周囲の壁に複雑に反射し
て左右の耳へ到達する。すなわち、奏者の左方(右方)
の壁に反射した楽音の一部は奏者の左耳(右耳)に到達
し、他の一部は奏者の右方(左方)の壁へ到達してさら
に反射されて奏者の右耳(左耳)に到達する。
は奏者の左方向(右方向)から発音されるから、直接音
は奏者の左耳(右耳)に大きなレベルで到達する。ま
た、この低音の残響音は奏者の周囲の壁に複雑に反射し
て左右の耳へ到達する。すなわち、奏者の左方(右方)
の壁に反射した楽音の一部は奏者の左耳(右耳)に到達
し、他の一部は奏者の右方(左方)の壁へ到達してさら
に反射されて奏者の右耳(左耳)に到達する。
【0005】ところが、上記従来装置では右音源用の残
響装置20Rによって生成される残響音と、左音源用の
残響装置20Lで生成される残響音とは互いに独立して
いる。このため、上記従来装置では、右音源の残響音が
奏者の右側において複数回反射する残響音と、左音源の
残響音が奏者の左方において複数回反射する残響音が生
成されるに過ぎない。すなわち、上記のように奏者の左
方(右方)の壁に反射されて右方(左方)の壁へ至り、
さらに反射されて奏者の右耳(左耳)に到達するような
反射音を作り出すことができない。
響装置20Rによって生成される残響音と、左音源用の
残響装置20Lで生成される残響音とは互いに独立して
いる。このため、上記従来装置では、右音源の残響音が
奏者の右側において複数回反射する残響音と、左音源の
残響音が奏者の左方において複数回反射する残響音が生
成されるに過ぎない。すなわち、上記のように奏者の左
方(右方)の壁に反射されて右方(左方)の壁へ至り、
さらに反射されて奏者の右耳(左耳)に到達するような
反射音を作り出すことができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、音像を形成するための処理が施された複数
の楽音データを複数の楽音合成手段によって合成し、そ
れぞれの楽音合成手段から出力された合成楽音データに
残響音を付加するようにしたものである。また、上記複
数の楽音データとして、各楽音データ独自の初期反射音
が付加された楽音データと、他の楽音データに与える初
期反射音が付加された楽音データが生成されても良い。
に本発明は、音像を形成するための処理が施された複数
の楽音データを複数の楽音合成手段によって合成し、そ
れぞれの楽音合成手段から出力された合成楽音データに
残響音を付加するようにしたものである。また、上記複
数の楽音データとして、各楽音データ独自の初期反射音
が付加された楽音データと、他の楽音データに与える初
期反射音が付加された楽音データが生成されても良い。
【0007】
【作用】例えば、ステレオサウンドシステムにおいて、
右音源用のサウンドシステムから左音源の残響音が遅延
されて発音され、左音源用のサウンドシステムから右音
源の残響音が遅延されて発音される。これにより、残響
音の広がり感が向上し、より自然音に近い残響効果を得
ることができる。
右音源用のサウンドシステムから左音源の残響音が遅延
されて発音され、左音源用のサウンドシステムから右音
源の残響音が遅延されて発音される。これにより、残響
音の広がり感が向上し、より自然音に近い残響効果を得
ることができる。
【0008】
1.全体回路 図1は左右2チャンネルのステレオサウンドを発音する
電子楽器の全体回路を示す。キーボード1の各キーは、
楽音の発音/消音の操作を行うものであり、キーボード
スキャン回路2によってスキャンされ、キー操作、すな
わちキーオン、キーオフを示すデータが検出され、CP
U5によってRAM6に書き込まれる。そして、それま
でRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの状態
を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、オフ
イベントの判別が、CPU5によって行われる。これに
より、オン/オフに係るキーのポジションが検出され
る。また、スキャンは周期的に行われるので、キーのオ
ン/オフのタイミングも検出される。なお、上記キーボ
ード1は、電子弦楽器、電子管(リード)楽器、電子打
(パッド)楽器、コンピュータのキーボード等で代用さ
れる。このキーボード1とキーボードスキャン回路2で
は、キーオン、キーオフ、音高の検出のほか、打鍵の遅
速または強弱(タッチ)が検出されてタッチデータとし
てCPU5へ送られる。
電子楽器の全体回路を示す。キーボード1の各キーは、
楽音の発音/消音の操作を行うものであり、キーボード
スキャン回路2によってスキャンされ、キー操作、すな
わちキーオン、キーオフを示すデータが検出され、CP
U5によってRAM6に書き込まれる。そして、それま
でRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの状態
を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、オフ
イベントの判別が、CPU5によって行われる。これに
より、オン/オフに係るキーのポジションが検出され
る。また、スキャンは周期的に行われるので、キーのオ
ン/オフのタイミングも検出される。なお、上記キーボ
ード1は、電子弦楽器、電子管(リード)楽器、電子打
(パッド)楽器、コンピュータのキーボード等で代用さ
れる。このキーボード1とキーボードスキャン回路2で
は、キーオン、キーオフ、音高の検出のほか、打鍵の遅
速または強弱(タッチ)が検出されてタッチデータとし
てCPU5へ送られる。
【0009】パネルスイッチ群3の各スイッチは、パネ
ルスキャン回路4によってスキャンされる。このスキャ
ンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータが検出
され、CPU5によってRAM6に書き込まれる。そし
て、それまでRAM6に記憶されていた各スイッチのオ
ン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチの
オンイベント、オフイベントの判別が、CPU5によっ
て行われる。
ルスキャン回路4によってスキャンされる。このスキャ
ンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータが検出
され、CPU5によってRAM6に書き込まれる。そし
て、それまでRAM6に記憶されていた各スイッチのオ
ン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチの
オンイベント、オフイベントの判別が、CPU5によっ
て行われる。
【0010】上記キーオン、キーオフ、オンイベント、
オフイベント、各スイッチのオンイベント、オフイベン
トのデータは、MIDI(ミュージカル・インスツルメ
ント・デジタル・インターフェイス)回路(図示略)を
介して、他の処理装置(電子楽器)からも発生され受け
取られ、または他の処理装置(電子楽器)へも発生され
送られる。
オフイベント、各スイッチのオンイベント、オフイベン
トのデータは、MIDI(ミュージカル・インスツルメ
ント・デジタル・インターフェイス)回路(図示略)を
介して、他の処理装置(電子楽器)からも発生され受け
取られ、または他の処理装置(電子楽器)へも発生され
送られる。
【0011】上記パネルスイッチ群3の各スイッチのオ
ン/オフに応じた楽音制御信号と、上記キーボード1の
各キーのオン/オフに応じた楽音データは、楽音発生シ
ステム8へ送られる。この楽音発生システム8では、楽
音データに応じた楽音波形データを生成して、この楽音
波形データから右音源の楽音波形データと左音源の楽音
波形データを発生させる。さらに、右音源の楽音波形デ
ータと左音源の楽音波形データに初期反射音データを付
加して、複数の楽音波形データを生成する。
ン/オフに応じた楽音制御信号と、上記キーボード1の
各キーのオン/オフに応じた楽音データは、楽音発生シ
ステム8へ送られる。この楽音発生システム8では、楽
音データに応じた楽音波形データを生成して、この楽音
波形データから右音源の楽音波形データと左音源の楽音
波形データを発生させる。さらに、右音源の楽音波形デ
ータと左音源の楽音波形データに初期反射音データを付
加して、複数の楽音波形データを生成する。
【0012】楽音発生システム8によって生成された複
数の楽音波形データは、右音源用の残響装置10Rと左
音源用の残響装置10Lへ送られる。そして、右音源用
の残響装置10Rへ送られた複数の楽音波形データは、
残響装置10R内において合成された後、残響音が付加
されて右音源用のサウンドシステム11Rへ送られる。
また、左音源用の残響装置10Lへ送られた複数の楽音
波形データは、残響装置10L内において合成された
後、残響音が付加されて左音源用のサウンドシステム1
1Lへ送られる。サウンドシステム11R、11Lは、
D−A変換器で楽音の波形データをアナログ信号に変換
し、増幅器で増幅したのちスピーカから可聴音として楽
音を発音する。
数の楽音波形データは、右音源用の残響装置10Rと左
音源用の残響装置10Lへ送られる。そして、右音源用
の残響装置10Rへ送られた複数の楽音波形データは、
残響装置10R内において合成された後、残響音が付加
されて右音源用のサウンドシステム11Rへ送られる。
また、左音源用の残響装置10Lへ送られた複数の楽音
波形データは、残響装置10L内において合成された
後、残響音が付加されて左音源用のサウンドシステム1
1Lへ送られる。サウンドシステム11R、11Lは、
D−A変換器で楽音の波形データをアナログ信号に変換
し、増幅器で増幅したのちスピーカから可聴音として楽
音を発音する。
【0013】2.データテーブル16(ROM7) ROM7内には図2に示すようなディレイタイムデータ
DT1〜DT6と減衰率データA〜Fのデータテーブル
16が記憶されている。これらのデータは、音楽的ファ
クタ毎、及び発音開始からの経過時間毎、エンベロープ
レベルまたはエンベロープフェーズ毎に多層的に記憶さ
れている。また、0<A、B、C、D、E、F<1であ
る。なお、減衰率は入力レベルに対する出力レベルの変
化率でも良い。これら各データDT1〜6、A〜Fの各
値は何れかが同じであっても良いし、全て異なっていて
も良い。
DT1〜DT6と減衰率データA〜Fのデータテーブル
16が記憶されている。これらのデータは、音楽的ファ
クタ毎、及び発音開始からの経過時間毎、エンベロープ
レベルまたはエンベロープフェーズ毎に多層的に記憶さ
れている。また、0<A、B、C、D、E、F<1であ
る。なお、減衰率は入力レベルに対する出力レベルの変
化率でも良い。これら各データDT1〜6、A〜Fの各
値は何れかが同じであっても良いし、全て異なっていて
も良い。
【0014】上記発音経過時間は音長を表し、発音開始
(キーオン)からの経過時間、エンベロープ等である。
音楽的ファクタは、音高的ファクタ、音色的ファクタ、
タッチ的ファクタ、パート的ファクタ、エフェクト的フ
ァクタ、リズム的ファクタ、クオンタイズ情報、音像情
報(ステレオ的ファクタ)、変調情報、テンポ情報、音
量情報、フォルマント情報、またはエンベロープ情報
(エンベロープレベル)等である。
(キーオン)からの経過時間、エンベロープ等である。
音楽的ファクタは、音高的ファクタ、音色的ファクタ、
タッチ的ファクタ、パート的ファクタ、エフェクト的フ
ァクタ、リズム的ファクタ、クオンタイズ情報、音像情
報(ステレオ的ファクタ)、変調情報、テンポ情報、音
量情報、フォルマント情報、またはエンベロープ情報
(エンベロープレベル)等である。
【0015】上記音高的ファクタは、例えば音高、音域
等である。上記音色的ファクタは、例えば楽器(ピア
ノ、バイオリン、フルート、ドラム等)の種類、高調波
成分、ノイズ成分、楽音波形の形状(正弦波、三角波、
鋸波、またはピアノの楽音波形やフルートの楽音波形等
の楽器の種類に応じた楽音波形等)等である。上記タッ
チ的ファクタは、例えばキー操作の速さまたは強さ、イ
ニシャルタッチ、アフタータッチ、ベロシティ等であ
る。上記パート的ファクタは、具体的には、メロディ、
伴奏、コード、ベース等の演奏パート、楽器の種類等の
楽器的ファクタに応じた楽音パート、ピアノの上鍵盤、
下鍵盤、足鍵盤のように楽器の部分に応じた楽器パート
である。また、上記音像情報(ステレオ的ファクタ)
は、音像ポジションを決めるデータであって、例えば各
チャンネルの楽音のレベルを設定するレベル設定デー
タ、各チャンネルの楽音の位相を設定する位相設定デー
タであって、これらのデータによって音像の位置(方
向)、大きさ等が設定される。
等である。上記音色的ファクタは、例えば楽器(ピア
ノ、バイオリン、フルート、ドラム等)の種類、高調波
成分、ノイズ成分、楽音波形の形状(正弦波、三角波、
鋸波、またはピアノの楽音波形やフルートの楽音波形等
の楽器の種類に応じた楽音波形等)等である。上記タッ
チ的ファクタは、例えばキー操作の速さまたは強さ、イ
ニシャルタッチ、アフタータッチ、ベロシティ等であ
る。上記パート的ファクタは、具体的には、メロディ、
伴奏、コード、ベース等の演奏パート、楽器の種類等の
楽器的ファクタに応じた楽音パート、ピアノの上鍵盤、
下鍵盤、足鍵盤のように楽器の部分に応じた楽器パート
である。また、上記音像情報(ステレオ的ファクタ)
は、音像ポジションを決めるデータであって、例えば各
チャンネルの楽音のレベルを設定するレベル設定デー
タ、各チャンネルの楽音の位相を設定する位相設定デー
タであって、これらのデータによって音像の位置(方
向)、大きさ等が設定される。
【0016】3.データテーブル17(ROM7) また、ROM7内には、音像形成データのデータテーブ
ル17が記憶されている。この音像形成データは、例え
ば図3に示すように、左右の音源の楽音波形データの減
衰比と音像ポジションとを対応させるデータである。左
右の音源の楽音波形データの減衰比は(右音源の楽音波
形データの減衰率)/(左音源の楽音波形データの減衰
率)である。この減衰比が「1」のときには音像ポジシ
ョンは中央にあり、1より大きいときには音像ポジショ
ンが右方へ移動し、1より小さいときには音像ポジショ
ンが左方へ移動する。
ル17が記憶されている。この音像形成データは、例え
ば図3に示すように、左右の音源の楽音波形データの減
衰比と音像ポジションとを対応させるデータである。左
右の音源の楽音波形データの減衰比は(右音源の楽音波
形データの減衰率)/(左音源の楽音波形データの減衰
率)である。この減衰比が「1」のときには音像ポジシ
ョンは中央にあり、1より大きいときには音像ポジショ
ンが右方へ移動し、1より小さいときには音像ポジショ
ンが左方へ移動する。
【0017】減衰比と音像ポジションとの関係は種々設
定可能である。例えば、図3に実線で示された曲線P1
のような特性の場合には、減衰比の変化に対して音像ポ
ジションの変化は緩やかである。また、図3に破線で示
された折れ線P2のような特性の場合には、減衰比が一
定以上または一定以下になると音像ポジションの移動が
緩やかになる。また、図3に一点鎖線で示された直線P
3のような特性であれば、減衰比の変化に比例して音像
ポジションが左右に移動する。
定可能である。例えば、図3に実線で示された曲線P1
のような特性の場合には、減衰比の変化に対して音像ポ
ジションの変化は緩やかである。また、図3に破線で示
された折れ線P2のような特性の場合には、減衰比が一
定以上または一定以下になると音像ポジションの移動が
緩やかになる。また、図3に一点鎖線で示された直線P
3のような特性であれば、減衰比の変化に比例して音像
ポジションが左右に移動する。
【0018】さらに、音像形成データは、図4に示すよ
うに、左右の音源の楽音波形データの遅延比と音像ポジ
ションとを対応させるデータでも良い。左右の音源の楽
音波形データの遅延比は(左音源の楽音波形データの遅
延率)/(右音源の楽音波形データの遅延率)である。
この遅延比が「1」のときには音像ポジションは中央に
あり、1より大きいときには音像ポジションが右方へ移
動し、1より小さいときには音像ポジションが左方へ移
動する。
うに、左右の音源の楽音波形データの遅延比と音像ポジ
ションとを対応させるデータでも良い。左右の音源の楽
音波形データの遅延比は(左音源の楽音波形データの遅
延率)/(右音源の楽音波形データの遅延率)である。
この遅延比が「1」のときには音像ポジションは中央に
あり、1より大きいときには音像ポジションが右方へ移
動し、1より小さいときには音像ポジションが左方へ移
動する。
【0019】遅延比と音像ポジションとの関係は種々設
定可能である。例えば、図4に実線で示された曲線P4
のような特性の場合には、遅延比の変化に対して音像ポ
ジションの変化は緩やかである。また、図4に破線で示
された折れ線P5のような特性の場合には、遅延比が一
定値以上または一定値以下になると音像ポジションの移
動が緩やかになる。また、図4に一点鎖線で示された直
線P6のような特性であれば、遅延比の変化に比例して
音像ポジションが左右に移動する。
定可能である。例えば、図4に実線で示された曲線P4
のような特性の場合には、遅延比の変化に対して音像ポ
ジションの変化は緩やかである。また、図4に破線で示
された折れ線P5のような特性の場合には、遅延比が一
定値以上または一定値以下になると音像ポジションの移
動が緩やかになる。また、図4に一点鎖線で示された直
線P6のような特性であれば、遅延比の変化に比例して
音像ポジションが左右に移動する。
【0020】この図3及び図4では、音像が中央のと
き、左右の減衰比と遅延比は同じである。音像が左へ寄
ると左音源の減衰率は右音源の減衰率より大きくなり、
音像が右へ寄ると左音源の減衰率は右音源の減衰率より
小さくなる。また、音像が左へ寄ると左音源の遅延率は
右音源の遅延率より小さくなり、音像が右へ寄ると左音
源の遅延率は右音源の遅延率より大きくなる。なお、こ
の減衰率(減衰量)及び遅延率(遅延量)の変化は、上
記の変化とは逆にしても良い。
き、左右の減衰比と遅延比は同じである。音像が左へ寄
ると左音源の減衰率は右音源の減衰率より大きくなり、
音像が右へ寄ると左音源の減衰率は右音源の減衰率より
小さくなる。また、音像が左へ寄ると左音源の遅延率は
右音源の遅延率より小さくなり、音像が右へ寄ると左音
源の遅延率は右音源の遅延率より大きくなる。なお、こ
の減衰率(減衰量)及び遅延率(遅延量)の変化は、上
記の変化とは逆にしても良い。
【0021】3.第1実施例の楽音発生システム8 図5は楽音発生システム8と残響装置10R、10Lを
示す。楽音発生システム8は、トーンジェネレータ12
と、パンポット回路13と、右音源用の初期反射音付加
回路14Rと、左音源用の初期反射音付加回路14Lと
を備えている。前述のように、トーンジェネレータ12
へは、上記パネルスイッチ群3の各スイッチのオン/オ
フに応じた楽音制御信号と、上記キーボード1の各キー
のオン/オフに応じた楽音データが入力される。
示す。楽音発生システム8は、トーンジェネレータ12
と、パンポット回路13と、右音源用の初期反射音付加
回路14Rと、左音源用の初期反射音付加回路14Lと
を備えている。前述のように、トーンジェネレータ12
へは、上記パネルスイッチ群3の各スイッチのオン/オ
フに応じた楽音制御信号と、上記キーボード1の各キー
のオン/オフに応じた楽音データが入力される。
【0022】トーンジェネレータ12には、複数チャン
ネル分、例えば32チャンネル分の楽音生成系が時分割
処理により生成されており、楽音をポリフォニックに発
音させることができる。上記32チャンネルの楽音生成
系は、キーボード1の1つのオンキーに対して2チャン
ネルずつ割り当てられる。この2チャンネルはステレオ
楽音を実現するためのものであり、この2チャンネルの
うち一方のチャンネルに右音源の楽音データが割り当て
られ、他方のチャンネルに左音源の楽音データが割り当
てられる。
ネル分、例えば32チャンネル分の楽音生成系が時分割
処理により生成されており、楽音をポリフォニックに発
音させることができる。上記32チャンネルの楽音生成
系は、キーボード1の1つのオンキーに対して2チャン
ネルずつ割り当てられる。この2チャンネルはステレオ
楽音を実現するためのものであり、この2チャンネルの
うち一方のチャンネルに右音源の楽音データが割り当て
られ、他方のチャンネルに左音源の楽音データが割り当
てられる。
【0023】これら各チャンネルに割り当てられた各楽
音の楽音データに応じて生成された各楽音波形データ
は、右音源の楽音波形データと左音源の楽音波形データ
とに分けられ、左右の楽音波形データSが、それぞれパ
ンポット回路13へ送られる。トーンジェネレータ12
で生成された楽音の波形データは、自然音における直接
音に相当する楽音の波形データである。パンポット回路
13からは右音源の楽音波形データSRと左音源の楽音
波形データSLとが区別されて出力される。パンポット
回路13では、右音源と左音源の楽音波形データのレベ
ル制御(音量制御)または位相制御が行われ、ステレオ
楽音化が行われる。そして、右音源の楽音波形データS
Rは右音源用の初期反射音付加回路14Rへ送られ、左
音源の楽音波形データSLは左音源用の初期反射音付加
回路14Lへ送られる。
音の楽音データに応じて生成された各楽音波形データ
は、右音源の楽音波形データと左音源の楽音波形データ
とに分けられ、左右の楽音波形データSが、それぞれパ
ンポット回路13へ送られる。トーンジェネレータ12
で生成された楽音の波形データは、自然音における直接
音に相当する楽音の波形データである。パンポット回路
13からは右音源の楽音波形データSRと左音源の楽音
波形データSLとが区別されて出力される。パンポット
回路13では、右音源と左音源の楽音波形データのレベ
ル制御(音量制御)または位相制御が行われ、ステレオ
楽音化が行われる。そして、右音源の楽音波形データS
Rは右音源用の初期反射音付加回路14Rへ送られ、左
音源の楽音波形データSLは左音源用の初期反射音付加
回路14Lへ送られる。
【0024】右音源用の初期反射音付加回路14Rは、
2つのディレイ回路30、31と2つのクロックジェネ
レータ40、41とレジスタ44を備えている。同様
に、左音源用の初期反射音付加回路14Rは、2つのデ
ィレイ回路32、33と2つのクロックジェネレータ4
2、43とレジスタ45を備えている。上記ディレイ回
路30〜33は、例えばCCD(Charge Coupled devic
e)またはBBD(Bucket Brigade Device)で構成され
ている。
2つのディレイ回路30、31と2つのクロックジェネ
レータ40、41とレジスタ44を備えている。同様
に、左音源用の初期反射音付加回路14Rは、2つのデ
ィレイ回路32、33と2つのクロックジェネレータ4
2、43とレジスタ45を備えている。上記ディレイ回
路30〜33は、例えばCCD(Charge Coupled devic
e)またはBBD(Bucket Brigade Device)で構成され
ている。
【0025】CPU5によってROM7のデータテーブ
ル16からディレイタイムデータDT1、DT2と減衰
率データA、Bが読み出されて、右音源用の初期反射音
付加回路14Rへ送られる。また、CPU5によってR
OM7のデータテーブル16からディレイタイムデータ
DT3、DT4と減衰率データC、Dが読み出されて、
左音源用の初期反射音付加回路14Lへ送られる。これ
らのディレイタイムデータと減衰率データは、発音経過
時間と音楽的ファクタに応じてROM7から読み出され
る。音楽的ファクタ中の音像情報に応じたディレイタイ
ムデータと減衰率データが読み出されるときには、上記
データテーブル17の音像形成データに応じてディレイ
タイムデータと減衰率データが読み出される。
ル16からディレイタイムデータDT1、DT2と減衰
率データA、Bが読み出されて、右音源用の初期反射音
付加回路14Rへ送られる。また、CPU5によってR
OM7のデータテーブル16からディレイタイムデータ
DT3、DT4と減衰率データC、Dが読み出されて、
左音源用の初期反射音付加回路14Lへ送られる。これ
らのディレイタイムデータと減衰率データは、発音経過
時間と音楽的ファクタに応じてROM7から読み出され
る。音楽的ファクタ中の音像情報に応じたディレイタイ
ムデータと減衰率データが読み出されるときには、上記
データテーブル17の音像形成データに応じてディレイ
タイムデータと減衰率データが読み出される。
【0026】クロックジェネレータ40〜43はプログ
ラマブル・クロックジェネレータである。CPU5によ
ってROM7から読み出されたディレイタイムデータD
T1、DT2、DT3、DT4がプログラムデータとし
て入力され、これによってクロックジェネレータ40〜
43からはディレイタイムデータDT1、DT2、DT
3、DT4に応じた周期のクロック信号φ1、φ2、φ
3、φ4が出力される。レジスタ44、45には、CP
U5によってROM7のデータテーブル16から読み出
された減衰率データA、B、C、Dが記憶され、これら
の減衰率データは所定タイミングで乗算器34〜37へ
送られる。
ラマブル・クロックジェネレータである。CPU5によ
ってROM7から読み出されたディレイタイムデータD
T1、DT2、DT3、DT4がプログラムデータとし
て入力され、これによってクロックジェネレータ40〜
43からはディレイタイムデータDT1、DT2、DT
3、DT4に応じた周期のクロック信号φ1、φ2、φ
3、φ4が出力される。レジスタ44、45には、CP
U5によってROM7のデータテーブル16から読み出
された減衰率データA、B、C、Dが記憶され、これら
の減衰率データは所定タイミングで乗算器34〜37へ
送られる。
【0027】右音源用の初期反射音付加回路14R内の
ディレイ回路30は、クロック信号φ1に同期して入力
データを遅延させて出力する。このディレイ回路30の
出力データには減衰率データAが乗じられ、右音源用の
残響装置10Rへ送られる。また、ディレイ回路31
は、クロック信号φ2に同期して入力データを遅延させ
て出力する。このディレイ回路31の出力データには減
衰率データBが乗じられ、左音源用の残響装置10Rへ
送られる。
ディレイ回路30は、クロック信号φ1に同期して入力
データを遅延させて出力する。このディレイ回路30の
出力データには減衰率データAが乗じられ、右音源用の
残響装置10Rへ送られる。また、ディレイ回路31
は、クロック信号φ2に同期して入力データを遅延させ
て出力する。このディレイ回路31の出力データには減
衰率データBが乗じられ、左音源用の残響装置10Rへ
送られる。
【0028】同様に、左音源用の初期反射音付加回路1
4L内のディレイ回路32は、クロック信号φ3に同期
して入力データを遅延させて出力する。このディレイ回
路32の出力データには減衰率データCが乗じられ、左
音源用の残響装置10Lへ送られる。また、ディレイ回
路33は、クロック信号φ4に同期して入力データを遅
延させて出力する。このディレイ回路33の出力データ
には減衰率データDが乗じられ、右音源用の残響装置1
0Lへ送られる。
4L内のディレイ回路32は、クロック信号φ3に同期
して入力データを遅延させて出力する。このディレイ回
路32の出力データには減衰率データCが乗じられ、左
音源用の残響装置10Lへ送られる。また、ディレイ回
路33は、クロック信号φ4に同期して入力データを遅
延させて出力する。このディレイ回路33の出力データ
には減衰率データDが乗じられ、右音源用の残響装置1
0Lへ送られる。
【0029】4.第1実施例の残響装置10R、10L 右音源用の残響装置10Rは、加算器50、ディレイ回
路52、クロックジェネレータ54及びレジスタ56を
備えている。左音源用の残響装置10Lは、加算器5
0、ディレイ回路53、クロックジェネレータ55及び
レジスタ57を備えている。ディレイ回路52、53
は、例えばCCDまたはBBDで構成されている。CP
U5によってROM7のデータテーブル16からディレ
イタイムデータDT5と減衰率データEが読み出され
て、右音源用の残響装置10Rへ送られる。また、CP
U5によってROM7のデータテーブル16からディレ
イタイムデータDT6と減衰率データFが読み出され
て、左音源用の残響装置10Lへ送られる。
路52、クロックジェネレータ54及びレジスタ56を
備えている。左音源用の残響装置10Lは、加算器5
0、ディレイ回路53、クロックジェネレータ55及び
レジスタ57を備えている。ディレイ回路52、53
は、例えばCCDまたはBBDで構成されている。CP
U5によってROM7のデータテーブル16からディレ
イタイムデータDT5と減衰率データEが読み出され
て、右音源用の残響装置10Rへ送られる。また、CP
U5によってROM7のデータテーブル16からディレ
イタイムデータDT6と減衰率データFが読み出され
て、左音源用の残響装置10Lへ送られる。
【0030】これらのディレイタイムデータと減衰率デ
ータは、発音経過時間と音楽的ファクタに応じてROM
7から読み出される。音楽的ファクタ中の音像情報に応
じたディレイタイムデータと減衰率データが読み出され
るときには、上記データテーブル17の音像形成データ
に応じてディレイタイムデータと減衰率データが読み出
される。
ータは、発音経過時間と音楽的ファクタに応じてROM
7から読み出される。音楽的ファクタ中の音像情報に応
じたディレイタイムデータと減衰率データが読み出され
るときには、上記データテーブル17の音像形成データ
に応じてディレイタイムデータと減衰率データが読み出
される。
【0031】クロックジェネレータ54、55はプログ
ラマブル・クロックジェネレータである。CPU5によ
ってROM7から読み出されたディレイタイムデータD
T5、DT6がプログラムデータとして入力され、これ
によってクロックジェネレータ54、55からはディレ
イタイムデータDT5、DT6に応じた周期のクロック
信号φ5、φ6が出力される。レジスタ56、57に
は、CPU5によってROM7のデータテーブル16か
ら読み出された減衰率データE、Fが記憶され、これら
の減衰率データは所定タイミングで乗算器38、39へ
送られる。
ラマブル・クロックジェネレータである。CPU5によ
ってROM7から読み出されたディレイタイムデータD
T5、DT6がプログラムデータとして入力され、これ
によってクロックジェネレータ54、55からはディレ
イタイムデータDT5、DT6に応じた周期のクロック
信号φ5、φ6が出力される。レジスタ56、57に
は、CPU5によってROM7のデータテーブル16か
ら読み出された減衰率データE、Fが記憶され、これら
の減衰率データは所定タイミングで乗算器38、39へ
送られる。
【0032】右音源用の残響装置10R内の加算器50
は、右音源用の初期反射音付加回路14Rからの楽音波
形データSRAと、左音源用の初期反射音付加回路14
Lからの楽音波形データSLCとを合成してディレイ回
路52へ送る。ディレイ回路52は、クロック信号φ5
に同期して入力データを遅延させてフィードバックを行
う。フィードバックループには乗算器38が介在されて
おり、フィードバックデータに減衰率Eが乗じられ、加
算器50によって入力データに加算される。
は、右音源用の初期反射音付加回路14Rからの楽音波
形データSRAと、左音源用の初期反射音付加回路14
Lからの楽音波形データSLCとを合成してディレイ回
路52へ送る。ディレイ回路52は、クロック信号φ5
に同期して入力データを遅延させてフィードバックを行
う。フィードバックループには乗算器38が介在されて
おり、フィードバックデータに減衰率Eが乗じられ、加
算器50によって入力データに加算される。
【0033】同様に、左音源用の残響装置10L内の加
算器51は、右音源用の初期反射音付加回路14Rから
の楽音波形データSRBと、左音源用の初期反射音付加
回路14Lからの楽音波形データSLDとを合成してデ
ィレイ回路53へ送る。ディレイ回路53は、クロック
信号φ6に同期して入力データを遅延させてフィードバ
ックを行う。フィードバックループには乗算器39が介
在されており、フィードバックデータに減衰率Fが乗じ
られ、加算器51によって入力データに加算される。
算器51は、右音源用の初期反射音付加回路14Rから
の楽音波形データSRBと、左音源用の初期反射音付加
回路14Lからの楽音波形データSLDとを合成してデ
ィレイ回路53へ送る。ディレイ回路53は、クロック
信号φ6に同期して入力データを遅延させてフィードバ
ックを行う。フィードバックループには乗算器39が介
在されており、フィードバックデータに減衰率Fが乗じ
られ、加算器51によって入力データに加算される。
【0034】5.発音動作 キーボード1のキーが打鍵されると、キーボードスキャ
ン回路2から打鍵されたキーのオンイベント信号がCP
U5へ送られる。CPU5は、キーオンイベントがあっ
たキーのキーナンバデータとパネルスキャン回路4から
送られるスイッチのオン/オフデータや数値データに応
じた楽音制御データをRAM6から読み出してトーンジ
ェネレータ12へ送る。トーンジェネレータ12は、パ
ネルスイッチ群3において設定された音楽的ファクタ及
びキーナンバデータに応じた基本楽音波形データをRA
M6から読み出す。そして、この基本楽音波形データに
エンベロープを付加したり、楽音制御データに応じた変
調を行って波形を整形する等の信号処理を行う。これに
より、自然音における直接音に相当する楽音の左右の音
源の楽音波形データ、すなわち上記直接音データSが生
成される。この直接音データSはパンポット回路13へ
送られる。
ン回路2から打鍵されたキーのオンイベント信号がCP
U5へ送られる。CPU5は、キーオンイベントがあっ
たキーのキーナンバデータとパネルスキャン回路4から
送られるスイッチのオン/オフデータや数値データに応
じた楽音制御データをRAM6から読み出してトーンジ
ェネレータ12へ送る。トーンジェネレータ12は、パ
ネルスイッチ群3において設定された音楽的ファクタ及
びキーナンバデータに応じた基本楽音波形データをRA
M6から読み出す。そして、この基本楽音波形データに
エンベロープを付加したり、楽音制御データに応じた変
調を行って波形を整形する等の信号処理を行う。これに
より、自然音における直接音に相当する楽音の左右の音
源の楽音波形データ、すなわち上記直接音データSが生
成される。この直接音データSはパンポット回路13へ
送られる。
【0035】パンポット回路13では、パネルスイッチ
群3において設定されたまたは自動演奏データ内の音像
位置データに応じて、左右の音源の楽音波形データのレ
ベル制御または位相制御が行われる。パンポット回路1
3によって生成された右音源の楽音波形データSRは右
音源用の初期反射音付加回路14Rへ送られ、左音源の
楽音波形データSLは左音源用の初期反射音付加回路1
4Lへ送られる。これらステレオシステムのレベル制御
または位相制御は特願平3−204404号の明細書及
び図面が参照される。
群3において設定されたまたは自動演奏データ内の音像
位置データに応じて、左右の音源の楽音波形データのレ
ベル制御または位相制御が行われる。パンポット回路1
3によって生成された右音源の楽音波形データSRは右
音源用の初期反射音付加回路14Rへ送られ、左音源の
楽音波形データSLは左音源用の初期反射音付加回路1
4Lへ送られる。これらステレオシステムのレベル制御
または位相制御は特願平3−204404号の明細書及
び図面が参照される。
【0036】右音源用の初期反射音付加回路14Rで
は、2つのディレイ回路30、31によって右音源の楽
音波形データSRを、異なるディレイタイムDT1、D
T2で遅延させ、さらに異なる減衰率A、Bで減衰させ
る。そして、一方の出力データSRAは右音源用の残響
装置10Rへ送られ、他方の出力データSRBは左音源
用の残響装置10Lへ送られる。
は、2つのディレイ回路30、31によって右音源の楽
音波形データSRを、異なるディレイタイムDT1、D
T2で遅延させ、さらに異なる減衰率A、Bで減衰させ
る。そして、一方の出力データSRAは右音源用の残響
装置10Rへ送られ、他方の出力データSRBは左音源
用の残響装置10Lへ送られる。
【0037】また、左音源用の初期反射音付加回路14
Lでは、2つのディレイ回路32、33によって左音源
の楽音波形データSLを、異なるディレイタイムDT
3、DT4で遅延させ、さらに異なる減衰率C、Dで減
衰させる。そして、一方の出力データSLCは右音源用
の残響装置10Rへ送られ、他方の出力データSLDは
左音源用の残響装置10Lへ送られる。
Lでは、2つのディレイ回路32、33によって左音源
の楽音波形データSLを、異なるディレイタイムDT
3、DT4で遅延させ、さらに異なる減衰率C、Dで減
衰させる。そして、一方の出力データSLCは右音源用
の残響装置10Rへ送られ、他方の出力データSLDは
左音源用の残響装置10Lへ送られる。
【0038】右音源用の残響装置10Rでは、加算器5
0によって楽音波形データSRAとSLCが合成され、
この合成された楽音波形データがディレイ回路52によ
ってディレイタイムDT5毎に繰り返し遅延され、減衰
される。また、左音源用の残響装置10Lでは、加算器
51によって楽音波形データSLDとSRBが合成さ
れ、この合成された楽音波形データがディレイ回路53
によってディレイタイムDT6毎に繰り返し遅延され、
減衰される。そして、右音源用の残響装置10Rからの
出力データSSAは右音源用のサウンドシステム11R
へ送られ、左音源用の残響装置10Lからの出力データ
SSBは左音源用のサウンドシステム11Lへ送られ
る。
0によって楽音波形データSRAとSLCが合成され、
この合成された楽音波形データがディレイ回路52によ
ってディレイタイムDT5毎に繰り返し遅延され、減衰
される。また、左音源用の残響装置10Lでは、加算器
51によって楽音波形データSLDとSRBが合成さ
れ、この合成された楽音波形データがディレイ回路53
によってディレイタイムDT6毎に繰り返し遅延され、
減衰される。そして、右音源用の残響装置10Rからの
出力データSSAは右音源用のサウンドシステム11R
へ送られ、左音源用の残響装置10Lからの出力データ
SSBは左音源用のサウンドシステム11Lへ送られ
る。
【0039】上記楽音波形データSRAは右音源の楽音
が演奏者または聴者の右方で反射された初期反射音に相
当し、上記楽音波形データSRBは右音源の楽音が演奏
者または聴者の左方で反射された初期反射音に相当す
る。また、上記楽音波形データSLCは左音源の楽音が
演奏者または聴者の左方で反射された初期反射音に相当
し、上記楽音波形データSLDは左音源の楽音が演奏者
または聴者の右方で反射された初期反射音に相当する。
そして、上記楽音波形データSSAは右音源と左音源が
演奏者または聴者の右方で反射された初期反射音が、演
奏者または聴者の右方で何度も反射されて右耳に到達す
る残響音に相当する。また、上記楽音波形データSSB
は右音源と左音源が演奏者または聴者の左方で反射され
た初期反射音が、演奏者または聴者の左方で何度も反射
されて左耳に到達する残響音に相当する。
が演奏者または聴者の右方で反射された初期反射音に相
当し、上記楽音波形データSRBは右音源の楽音が演奏
者または聴者の左方で反射された初期反射音に相当す
る。また、上記楽音波形データSLCは左音源の楽音が
演奏者または聴者の左方で反射された初期反射音に相当
し、上記楽音波形データSLDは左音源の楽音が演奏者
または聴者の右方で反射された初期反射音に相当する。
そして、上記楽音波形データSSAは右音源と左音源が
演奏者または聴者の右方で反射された初期反射音が、演
奏者または聴者の右方で何度も反射されて右耳に到達す
る残響音に相当する。また、上記楽音波形データSSB
は右音源と左音源が演奏者または聴者の左方で反射され
た初期反射音が、演奏者または聴者の左方で何度も反射
されて左耳に到達する残響音に相当する。
【0040】このように本実施例では、右音源の初期反
射音成分を左音源用の残響装置10Lへ送って左音源の
残響音を生成し、左音源の初期反射音成分を右音源用の
残響装置10Rへ送って、右音源の残響音を生成する。
これによって、本実施例では、演奏者または聴者の右側
で発音された右音源の楽音と演奏者または聴者の左側で
発音された左音源の楽音とが、左右の壁で反射してでき
る初期反射音、及びこの初期反射音がさらに左右の壁で
複雑に反射してできる後期残響音が生成され、残響効果
の左右の広がり感を高めることができる。また、ディレ
イタイムDT1〜DT6、及び減衰率A〜Fが変えられ
ることによって、左右の広がり感および音像位置を細か
く変えることができる。
射音成分を左音源用の残響装置10Lへ送って左音源の
残響音を生成し、左音源の初期反射音成分を右音源用の
残響装置10Rへ送って、右音源の残響音を生成する。
これによって、本実施例では、演奏者または聴者の右側
で発音された右音源の楽音と演奏者または聴者の左側で
発音された左音源の楽音とが、左右の壁で反射してでき
る初期反射音、及びこの初期反射音がさらに左右の壁で
複雑に反射してできる後期残響音が生成され、残響効果
の左右の広がり感を高めることができる。また、ディレ
イタイムDT1〜DT6、及び減衰率A〜Fが変えられ
ることによって、左右の広がり感および音像位置を細か
く変えることができる。
【0041】6.第2実施例の楽音発生システム8と残
響装置10R、10L 図6に示すように、第2実施例の楽音発生システム8で
は、第1実施例におけるディレイ回路31、32と、ク
ロックジェネレータ41、42が省略されている。ま
た、本実施例の残響装置10R、10Lでは、第1実施
例におけるフィードバックループが省略され、乗算器3
8、39と、レジスタ56、57が省略されている。こ
の他の構成部分は第1実施例と同じである。
響装置10R、10L 図6に示すように、第2実施例の楽音発生システム8で
は、第1実施例におけるディレイ回路31、32と、ク
ロックジェネレータ41、42が省略されている。ま
た、本実施例の残響装置10R、10Lでは、第1実施
例におけるフィードバックループが省略され、乗算器3
8、39と、レジスタ56、57が省略されている。こ
の他の構成部分は第1実施例と同じである。
【0042】本実施例では、右音源用の初期反射音付加
回路14Rによって付加される初期反射音成分は、一つ
のディレイ回路30による遅延処理によって生成され
る。同様に、左音源用の初期反射音付加回路14Lによ
って付加される初期反射音成分は、一つのディレイ回路
33による遅延処理によって生成される。そして、左右
の残響装置10R、10Lでは、フィードバックが行わ
れず、入力データには一回の遅延処理によって生成され
る残響音が付加される。
回路14Rによって付加される初期反射音成分は、一つ
のディレイ回路30による遅延処理によって生成され
る。同様に、左音源用の初期反射音付加回路14Lによ
って付加される初期反射音成分は、一つのディレイ回路
33による遅延処理によって生成される。そして、左右
の残響装置10R、10Lでは、フィードバックが行わ
れず、入力データには一回の遅延処理によって生成され
る残響音が付加される。
【0043】従って、本実施例では第1実施例よりも左
右の広がり感の可変範囲が限定されるが、遅延処理量が
減少するので、コスト減少が可能になる。なお、左右の
残響装置10R、10Lは第1実施例と同様にフィード
バック式のディレイ回路としても良い。
右の広がり感の可変範囲が限定されるが、遅延処理量が
減少するので、コスト減少が可能になる。なお、左右の
残響装置10R、10Lは第1実施例と同様にフィード
バック式のディレイ回路としても良い。
【0044】7.第3実施例の楽音発生回路路8と残響
装置10R、10L 図7に示すように、第3実施例の楽音発生システム8で
は、第2実施例におけるディレイ回路30、33と、ク
ロックジェネレータ40、43が省略されている。ま
た、トーンジェネレータ12とパンポット回路13の間
にディレイ回路60が挿入されている。この他の構成部
分は第2実施例と同じである。ディレイ回路60は、例
えばCCDまたはBBDで構成されている。
装置10R、10L 図7に示すように、第3実施例の楽音発生システム8で
は、第2実施例におけるディレイ回路30、33と、ク
ロックジェネレータ40、43が省略されている。ま
た、トーンジェネレータ12とパンポット回路13の間
にディレイ回路60が挿入されている。この他の構成部
分は第2実施例と同じである。ディレイ回路60は、例
えばCCDまたはBBDで構成されている。
【0045】本実施例では、第2実施例では左右別々に
行われている遅延処理がパンポット回路13の前で行わ
れることによって、初期反射音付加処理が左右の音源の
楽音波形データSについて同じ条件で行われる。従っ
て、遅延処理量が減少するので、コスト減少が可能にな
る。なお、左右の残響装置10R、10Lは第1実施例
と同様にフィードバック式のディレイ回路としても良
い。
行われている遅延処理がパンポット回路13の前で行わ
れることによって、初期反射音付加処理が左右の音源の
楽音波形データSについて同じ条件で行われる。従っ
て、遅延処理量が減少するので、コスト減少が可能にな
る。なお、左右の残響装置10R、10Lは第1実施例
と同様にフィードバック式のディレイ回路としても良
い。
【0046】8.変形例 なお、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、残響
音には、後期残響音のほかに、初期反射音が含まれる。
また、本発明がステレオシステムに適用される場合に
は、ステレオチャンネル数は左右の2チャンネルに限ら
れず、左右上下前後等の3チャンネル以上であっても良
い。また、本発明はモノラルシステムにも適用できる。
また、遅延時間を決定するためのクロックジェネレータ
40〜43、54、55は、左右の初期反射音付加回路
14R、14Lまたは残響装置10R、10Lについて
共通のものとしても良い。同様に、減衰率データを供給
するためのレジスタ44、45、56、57も、左右の
初期反射音付加回路14R、14Lまたは残響装置10
R、10Lについて共通のものとしても良い。
を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、残響
音には、後期残響音のほかに、初期反射音が含まれる。
また、本発明がステレオシステムに適用される場合に
は、ステレオチャンネル数は左右の2チャンネルに限ら
れず、左右上下前後等の3チャンネル以上であっても良
い。また、本発明はモノラルシステムにも適用できる。
また、遅延時間を決定するためのクロックジェネレータ
40〜43、54、55は、左右の初期反射音付加回路
14R、14Lまたは残響装置10R、10Lについて
共通のものとしても良い。同様に、減衰率データを供給
するためのレジスタ44、45、56、57も、左右の
初期反射音付加回路14R、14Lまたは残響装置10
R、10Lについて共通のものとしても良い。
【0047】また、上記実施例では楽音波形データSR
AとSLC、楽音波形データSRBとSLDの合成が加
算器50、51によって行われているが、他の合成手
段、例えば、加算以外の演算または混合等によって行わ
れても良い。さらに、上記ディレイタイムDT1〜DT
6は互いに異なっていても良いし、一部または全部が等
しくても良い。
AとSLC、楽音波形データSRBとSLDの合成が加
算器50、51によって行われているが、他の合成手
段、例えば、加算以外の演算または混合等によって行わ
れても良い。さらに、上記ディレイタイムDT1〜DT
6は互いに異なっていても良いし、一部または全部が等
しくても良い。
【0048】また、上記ディレイタイムDT1〜DT
6、または減衰率A〜Fの値を可変としても良い。例え
ばパネルスイッチ群3にツマミ、スイッチ、ベンダー、
テンキー等のエフェクト量の設定手段が設けられ、この
設定手段がマニュアル操作されることによって入力され
たエフェクト量に応じてディレイタイムDT1〜DT6
及び減衰率A〜Fの値が可変設定される。また、上記楽
音発生システム8または残響装置10R、10Lは、D
SP(Digital Signal Processor)またはマイクロコン
ピュータLSIに置き換えられても良く、上記の動作を
ソフトウェアによる処理によって行っても良い。
6、または減衰率A〜Fの値を可変としても良い。例え
ばパネルスイッチ群3にツマミ、スイッチ、ベンダー、
テンキー等のエフェクト量の設定手段が設けられ、この
設定手段がマニュアル操作されることによって入力され
たエフェクト量に応じてディレイタイムDT1〜DT6
及び減衰率A〜Fの値が可変設定される。また、上記楽
音発生システム8または残響装置10R、10Lは、D
SP(Digital Signal Processor)またはマイクロコン
ピュータLSIに置き換えられても良く、上記の動作を
ソフトウェアによる処理によって行っても良い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、音像を
形成するための処理が施された複数の楽音データを複数
の楽音合成手段によって合成し、それぞれの楽音合成手
段から出力された合成楽音データに残響音を付加するよ
うにしたものである。これによって、例えば、ステレオ
サウンドシステムにおいて、右音源用のサウンドシステ
ムから左音源の残響音が遅延されて発音され、左音源用
のサウンドシステムから右音源の残響音が遅延されて発
音される。従って、演奏者または聴者の右側で発音され
た右音源の楽音と演奏者または聴者の左側で発音された
左音源の楽音とが、左右の壁で反射してできる初期反射
音、及びこの初期反射音がさらに左右の壁で複雑に反射
してできる後期残響音が生成され、残響効果の左右の広
がり感を高めることができ、より自然に近い残響効果を
得ることができる。
形成するための処理が施された複数の楽音データを複数
の楽音合成手段によって合成し、それぞれの楽音合成手
段から出力された合成楽音データに残響音を付加するよ
うにしたものである。これによって、例えば、ステレオ
サウンドシステムにおいて、右音源用のサウンドシステ
ムから左音源の残響音が遅延されて発音され、左音源用
のサウンドシステムから右音源の残響音が遅延されて発
音される。従って、演奏者または聴者の右側で発音され
た右音源の楽音と演奏者または聴者の左側で発音された
左音源の楽音とが、左右の壁で反射してできる初期反射
音、及びこの初期反射音がさらに左右の壁で複雑に反射
してできる後期残響音が生成され、残響効果の左右の広
がり感を高めることができ、より自然に近い残響効果を
得ることができる。
【図1】 電子楽器の全体回路を示す図である。
【図2】 ROM7内のディレイタイムデータと減衰率
データを記憶したデータテーブル16を示す図である。
データを記憶したデータテーブル16を示す図である。
【図3】 ROM7内のデータテーブル17に記憶され
ている音像形成データを示す図である。
ている音像形成データを示す図である。
【図4】 ROM7のデータテーブル17に記憶されて
いる音像形成データの他の例を示す図である。
いる音像形成データの他の例を示す図である。
【図5】 第1実施例における楽音発生システム8と残
響装置10R、10Lのブロック図である。
響装置10R、10Lのブロック図である。
【図6】 第2実施例における楽音発生システム8と残
響装置10R、10Lのブロック図である。
響装置10R、10Lのブロック図である。
【図7】 第3実施例における楽音発生システム8と残
響装置10R、10Lのブロック図である。
響装置10R、10Lのブロック図である。
【図8】 従来装置における残響音形成回路のブロック
図である。
図である。
1…キーボード、3…パネルスイッチ群、5…CPU、
6…RAM、7…ROM、8…楽音発生システム、10
R、10L…残響装置、11R、11L…サウンドシス
テム、12…トーンジェネレータ、13…パンポット回
路、14R、14L…初期反射音付加回路、30〜3
3、52、53、60…ディレイ回路、40〜43、5
4、55…クロックジェネレータ、44、45、56、
57…レジスタ、34〜39…乗算器、50、51…加
算器。
6…RAM、7…ROM、8…楽音発生システム、10
R、10L…残響装置、11R、11L…サウンドシス
テム、12…トーンジェネレータ、13…パンポット回
路、14R、14L…初期反射音付加回路、30〜3
3、52、53、60…ディレイ回路、40〜43、5
4、55…クロックジェネレータ、44、45、56、
57…レジスタ、34〜39…乗算器、50、51…加
算器。
Claims (9)
- 【請求項1】 楽音データを発生する少なくとも1つの
楽音発生手段と、 この楽音発生手段から発生された楽音データにつき音像
を形成するための音像形成データを発生する音像形成デ
ータ発生手段と、 この音像形成データ発生手段から発生された音像形成デ
ータに基づいて、上記楽音発生手段から発生された楽音
データに対して音像を形成する制御を行って、複数の楽
音データを発生する音像制御手段と、 この音像制御手段から発生された複数の楽音データを合
成する複数の楽音合成手段と、 この複数の楽音合成手段それぞれから出力された合成楽
音データに残響音を付加する残響音付加手段とを備えた
ことを特徴とする楽音制御装置。 - 【請求項2】 上記楽音発生手段は、楽音データを発生
するとともに、発生された楽音データに反射音を付加
し、この楽音発生手段は、入力される楽音データを1回
または繰り返し遅延させて反射音を生成し、これにより
上記楽音制御装置は反射音生成機能を有することを特徴
とする請求項1記載の楽音制御装置。 - 【請求項3】 上記残響音付加手段は、入力される楽音
データを1回または繰り返し遅延させて残響音を生成
し、これにより上記楽音制御装置は残響音生成機能を有
することを特徴とする請求項1または2記載の楽音制御
装置。 - 【請求項4】 上記音像制御手段から発生された複数の
楽音データそれぞれは、上記楽音発生手段において、異
なる反射音が付加されまたは異なる反射音付加処理が行
われていることを特徴とする請求項1、2または3記載
の楽音制御装置。 - 【請求項5】 上記音像制御手段から発生された複数の
楽音データそれぞれは、上記残響音付加手段において、
異なる残響音が付加されまたは異なる残響音付加処理が
行われていることを特徴とする請求項1、2、3または
4記載の楽音制御装置。 - 【請求項6】 上記異なる反射音の付加または異なる反
射音付加処理は、反射音の遅延における、遅延される楽
音データの減衰率または遅延率が異なっていることを特
徴とする請求項4記載の楽音制御装置。 - 【請求項7】 上記異なる残響音の付加または異なる残
響音付加処理は、残響音の遅延における、遅延される楽
音データの減衰率または遅延率が異なっていることを特
徴とする請求項5記載の楽音制御装置。 - 【請求項8】 上記楽音発生手段における反射音付加の
遅延内容、または上記残響音付加手段における遅延内容
における、遅延される楽音データの減衰率または遅延率
は、音高的ファクタ、音色的ファクタ、タッチ的ファク
タ、音長的ファクタ、ステレオ的ファクタまたは設定エ
フェクト量に応じて変更され異なっていることを特徴と
する請求項1、2、3、4、5、6または7記載の楽音
制御装置。 - 【請求項9】 ステレオサウンドを作るための複数チャ
ンネルの音源の楽音波形データを発生する楽音波形デー
タ発生手段と、 この楽音波形データ発生手段から発生された各チャンネ
ルの音源の楽音波形データを遅延させて各チャンネル毎
の初期反射音データを付加する第1の初期反射音付加手
段と、 前記楽音波形データ発生手段から発生された楽音波形デ
ータまたは前記第1の初期反射音付加手段から発生され
た楽音波形データについて、手動入力または音楽的ファ
クタに応じた音像を形成するための音像形成データを発
生する音像形成データ発生手段と、 この音像形成データ発生手段から発生された音像形成デ
ータに基づいて、上記楽音発生手段から発生された楽音
波形データに対して音像を形成する制御を行って、複数
チャンネルの楽音波形データを発生する音像制御手段
と、 この音像制御手段から発生された複数チャンネルの楽音
波形データを、そのままのレベルで、または一回だけ減
衰させて、あるいは繰り返し減衰させて、各チャンネル
毎の初期反射音データおよび他のチャンネルに与えるた
めの初期反射音データを付加する第2の初期反射音付加
手段と、 この音像制御手段から発生された複数チャンネルの楽音
波形データを、一回または繰り返し遅延させて、さら
に、そのままのレベルで、または一回だけ減衰させて、
あるいは繰り返し減衰させて、各チャンネル毎の初期反
射音データおよび他のチャンネルに与えるための初期反
射音データを付加する第3の初期反射音付加手段と、 各チャンネル毎に一つずつ設けられ、前記第2または第
3の初期反射音付加手段によって初期反射音データが付
加された複数チャンネルの楽音波形データについて、各
チャンネル毎の初期反射音データが付加された楽音波形
データのうちの一つのチャンネルの楽音波形データと、
前記他のチャンネルに与えるための初期反射音データが
付加された楽音波形データのうち当該チャンネルに与え
るための初期反射音データが付加された楽音波形データ
とを合成する複数の楽音合成手段と、 この複数の楽音合成手段それぞれから出力された合成楽
音波形データを、一回だけ遅延させ、またはフィードバ
ックを行って繰り返し遅延させ、さらに、そのままのレ
ベルで、または一回だけ減衰させて、あるいはフィード
バックを行って繰り返し遅延させて、前記合成楽音波形
データに残響音を付加し、チャンネル毎に別々に設けら
れたサウンドシステムへ送る複数の残響音付加手段と、 上記ステレオの各チャンネルの間に形成される音像がシ
フトすると、このシフトによって音像が近付いたチャン
ネルの楽音波形データの上記減衰量がより大きくなり、
または上記遅延量がより小さくなる減衰量・遅延量制御
手段とを備えたことを特徴とする楽音制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05717496A JP3586030B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | ステレオ楽音制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05717496A JP3586030B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | ステレオ楽音制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09244640A true JPH09244640A (ja) | 1997-09-19 |
| JP3586030B2 JP3586030B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=13048184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05717496A Expired - Fee Related JP3586030B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | ステレオ楽音制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3586030B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012123361A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Radsone Co Ltd | 音質向上効果を有するオーディオ信号を生成するオーディオ装置及び方法 |
| JPWO2022049761A1 (ja) * | 2020-09-07 | 2022-03-10 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP05717496A patent/JP3586030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012123361A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Radsone Co Ltd | 音質向上効果を有するオーディオ信号を生成するオーディオ装置及び方法 |
| CN102543094A (zh) * | 2010-12-07 | 2012-07-04 | 来得声有限公司 | 产生具有声音增强效果的音频信号的装置和方法 |
| KR101217544B1 (ko) * | 2010-12-07 | 2013-01-02 | 래드손(주) | 음질 향상 효과를 가지는 오디오 신호를 생성하는 오디오 장치 및 방법 |
| US9076452B2 (en) | 2010-12-07 | 2015-07-07 | Radsone Inc. | Apparatus and method for generating audio signal having sound enhancement effect |
| JPWO2022049761A1 (ja) * | 2020-09-07 | 2022-03-10 | ||
| WO2022049761A1 (ja) * | 2020-09-07 | 2022-03-10 | AlphaTheta株式会社 | 音声信号処理装置、音声信号処理方法およびプログラム |
| US12379892B2 (en) | 2020-09-07 | 2025-08-05 | Alphatheta Corporation | Audio signal processing device, audio signal processing method, and program |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3586030B2 (ja) | 2004-11-10 |
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