JPH09246094A - トリマブル積層セラミックコンデンサ - Google Patents

トリマブル積層セラミックコンデンサ

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JPH09246094A
JPH09246094A JP8324896A JP8324896A JPH09246094A JP H09246094 A JPH09246094 A JP H09246094A JP 8324896 A JP8324896 A JP 8324896A JP 8324896 A JP8324896 A JP 8324896A JP H09246094 A JPH09246094 A JP H09246094A
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JP
Japan
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ceramic
trimming
electrode
trimmable
trimming electrode
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8324896A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Asakura
教真 朝倉
Yasunobu Yoneda
康信 米田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性やトリミング後の耐候性に優れ、か
つ製造の容易なトリマブル積層セラミックコンデンサを
提供する。 【解決手段】 セラミック素子1の表裏両面の少なくと
も一方に近い位置に、静電容量を調整するためのトリミ
ング電極4を配設するとともに、トリミング電極4がそ
の近くに配設されたセラミック素子1の表面から該トリ
ミング電極4までの距離(すなわち保護セラミック層の
厚みt)を3〜20μmとする。トリミング電極4を、
内部電極3を構成する材料と同一の材料から構成し、か
つ、保護セラミック層2aを、セラミック素子1を構成
するセラミック材料と同一の材料から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層セラミックコ
ンデンサに関し、詳しくは、静電容量の大きさを調整す
ることが可能なトリマブル積層セラミックコンデンサに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】積層セ
ラミックコンデンサは、小型で大きな静電容量を得るこ
とができるという特徴を有しており、種々の用途に広く
用いられている。
【0003】そして、この積層セラミックコンデンサの
なかには、静電容量を調整することができるように構成
されたトリマブル積層セラミックコンデンサがある。図
3はその一例を示すものであり、このトリマブル積層セ
ラミックコンデンサは、セラミック素子21中にセラミ
ック層22を介して内部電極23を配設し、かつ、セラ
ミック素子21の表面に、レーザー光線を照射するなど
してトリミングすることにより静電容量を所望の値に調
整するためのトリミング電極24を配設するとともに、
セラミック素子21の両端側に、内部電極23、トリミ
ング電極24などと導通する外部電極25を配設するこ
とにより形成されている。
【0004】しかし、上記従来のトリマブル積層セラミ
ックコンデンサにおいては、トリミング電極24がセラ
ミック素子21の表面に形成されているため、トリミン
グ工程で熱的衝撃や化学的衝撃、あるいは機械的衝撃な
どの種々の衝撃を受け、さらにはトリミング後にも使用
環境の影響を受けることになる。
【0005】そのため、従来は、トリミング電極用の
材料として、熱的、化学的、機械的に安定な材料を用い
たり、あるいは、トリミング電極を環境雰囲気から保
護するためにガラスなどでコーティングしたりする方法
がとられている。
【0006】しかし、上記の方法では、トリミング電
極として特別の材料を用いることが必要になるため原料
コストの上昇を招いたり、あるいは、セラミック素子を
形成した後、別途トリミング電極を形成することが必要
になるため、製造工程が複雑化したりするという問題点
がある。また、上記の方法では、ガラスなどをコーテ
ィングする工程が必要になり、製造工程が複雑化してコ
ストの増大を招くという問題点がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、耐衝撃性やトリミング後の耐候性などに優れ、かつ
製造の容易なトリマブル積層セラミックコンデンサを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のトリマブル積層セラミックコンデンサ
は、セラミック素子中に配設された静電容量形成用の内
部電極と、静電容量調整用のトリミング電極を具備して
なるトリマブル積層セラミックコンデンサであって、前
記セラミック素子の表裏両面の少なくとも一方に近い位
置にトリミング電極を配設するとともに、前記トリミン
グ電極がその近くに配設された前記セラミック素子の表
面から該トリミング電極までの距離(すなわち保護セラ
ミック層の厚み)を3〜20μmとしたことを特徴とし
ている。
【0009】このように、セラミック素子の表面に近い
位置にトリミング電極を配設するとともに、セラミック
素子の表面から該トリミング電極までの距離(すなわち
保護セラミック層の厚み)を3〜20μmとすることに
より、トリミング電極が直に周囲雰囲気と接触すること
を防止して、トリミング後の耐候性を向上させるととも
に、外部電極にメッキを施す際にトリミング電極とセラ
ミック素子の界面が悪影響を受けることを防止できるよ
うになる。また、トリミング電極が他の部品や部材など
と接触して損傷することを確実に防止することができる
ようになり、耐久性に優れた信頼性の高いトリマブル積
層セラミックコンデンサを得ることが可能になる。ま
た、トリミング電極上の保護セラミック層を、セラミッ
ク素子の製造の際に同時に形成するようにして製造工程
を簡略化することができる。また、保護セラミック層の
厚みが3〜20μmの範囲に調整されているため、セラ
ミック素子の表面からトリミング電極の位置を確実に認
識することが可能であり、通常通りのトリミング作業を
行なうことができる。
【0010】なお、本発明のトリマブル積層セラミック
コンデンサにおいては、レーザー光線を用いることによ
り、保護セラミック層の上からトリミング電極を容易か
つ確実にトリミングすることができる。
【0011】また、本発明のトリマブル積層セラミック
コンデンサにおいては、保護セラミック層の厚みを3〜
20μmの範囲とすることが好ましいが、これは、保護
セラミック層の厚みが3μm未満になると、トリミング
電極の耐候性向上や、耐衝撃性向上の効果が不十分にな
り、また、保護セラミック層の厚みが20μmを越える
と、トリミングを行なう際に過大なエネルギーが必要と
なってトリミング電極及びその周囲のセラミック層を劣
化させたり、セラミック素子の表面からトリミング電極
の位置を認識することが困難になり、トリミングを容易
に行なうことができなくなることなどの理由による。
【0012】また、本発明のトリマブル積層セラミック
コンデンサは、前記トリミング電極を、前記内部電極を
構成する材料と同一の材料から構成し、かつ、前記保護
セラミック層を、前記セラミック素子を構成するセラミ
ック材料と同一の材料から構成したことを特徴としてい
る。
【0013】トリミング電極を、内部電極を構成する材
料と同一の材料から構成し、かつ、保護セラミック層
を、セラミック素子を構成するセラミック材料と同一の
材料から構成することにより、通常の積層セラミックコ
ンデンサを製造する場合と同様の、セラミックスグリー
ンシートへの電極の印刷、電極印刷後のセラミックスグ
リーンシートの積層、圧着、その後の焼成などの諸工程
を経て、内部電極、トリミング電極、保護セラミック層
などを具備する本発明のトリマブル積層セラミックコン
デンサを効率よく製造することが可能になり、本発明を
より実効あらしめることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
てその特徴とするところをさらに詳しく説明する。図1
は本発明の一実施形態にかかるトリマブル積層セラミッ
クコンデンサの構成を示す断面図である。
【0015】このトリマブル積層セラミックコンデンサ
は、図1に示すように、セラミック素子1中に、セラミ
ック層2を介して内部電極3及びトリミング電極4を配
設するとともに、セラミック素子1の両端側に、内部電
極3、トリミング電極4などと導通する外部電極5を配
設することにより構成されている。
【0016】なお、このトリマブル積層セラミックコン
デンサにおいて、トリミング電極4は、レーザー光線を
用いてトリミングすることにより静電容量の調整を行な
うことができるように構成されており、他の内部電極3
と同一材料(例えばPdなど)から形成されている。
【0017】また、このトリマブル積層セラミックコン
デンサにおいては、トリミング電極4上に配設されたセ
ラミック層2aが、トリミング電極4を保護するための
保護セラミック層となっており、この保護セラミック層
2aの厚み(すなわち、セラミック素子1の上面からト
リミング電極4までの距離)tは3〜20μmに調整さ
れている。なお、この保護セラミック層2aは他のセラ
ミック層2と同一のセラミック材料(例えば酸化チタン
系のセラミック材料)から形成されている。
【0018】次に、このトリマブル積層セラミックコン
デンサの製造方法について説明する。 まず、スクリーン印刷などの方法により所定の内部電
極パターンを印刷したセラミックスグリーンシートと、
同じくスクリーン印刷などの方法により所定のトリミン
グ電極パターンを印刷したセラミックスグリーンシート
を、必要に応じて、電極を印刷していないセラミックス
グリーンシートを介して積層するとともに、前記トリミ
ング電極パターンが印刷されたセラミックスグリーンシ
ート上に保護セラミック層となるべきセラミックスグリ
ーンシートを積層、圧着することにより積層ブロックを
形成する。 次に、この積層ブロックを切断して、図1に示すよう
な構造を有する個々のセラミック素子1を切り出し、こ
れを所定の条件下で熱処理してセラミック素子1を焼結
させる。 それから、セラミック素子1の両端部に電極ペースト
を塗布し、焼付けを行なって外部電極5を形成すること
により、図1に示すようなトリマブル積層セラミックコ
ンデンサを得る。
【0019】このようにして得られたトリマブル積層セ
ラミックコンデンサにおいては、セラミック素子1中に
トリミング電極4が配設されており、かつ、その上の保
護セラミック層2aの厚みtが3〜20μmの範囲に保
持されているため、トリミング電極4が直接に周囲雰囲
気と接触することを防止して、トリミング後の耐候性を
向上させたり、外部電極5にメッキを施す際にトリミン
グ電極4が悪影響を受けたり、他の部品や部材などと接
触して損傷したりすることを確実に防止できるようにな
り、耐久性を向上させることができる。
【0020】また、保護セラミック層2aの厚みtが3
〜20μmの範囲に調整されているため、セラミック素
子1の表面からトリミング電極4の位置を確実に認識す
ることが可能で、効率よくトリミング作業を行なうこと
ができる。
【0021】また、上記実施形態のトリマブル積層セラ
ミックコンデンサでは、トリミング電極4を、内部電極
2を構成する材料と同一の材料から構成し、かつ、保護
セラミック層2aを、セラミック素子1を構成するセラ
ミック材料と同一の材料から構成しているので、特別な
工程を必要とすることなく、容易にトリミング電極4及
び保護セラミック層2aを形成することが可能になり、
本発明のトリマブル積層セラミックコンデンサを効率よ
く製造することができる。
【0022】なお、上記実施形態では、セラミック素子
1の焼結を行なった後、外部電極を形成するようにした
場合について説明したが、セラミック素子1を構成する
セラミック材料、内部電極及び外部電極の構成材料を適
宜選択することにより、セラミック素子と外部電極を一
度に熱処理する(同時焼成する)ことにより、さらに効
率よく本発明のトリマブル積層セラミックコンデンサを
製造することも可能である。
【0023】なお、上記実施形態においては、表側(上
側)の最外層の内部電極のみをトリミング電極とした場
合について説明したが、裏側(下側)の最外層の内部電
極をトリミング電極とすることも可能であり、また、表
側及び裏側の両方の最外層の内部電極をトリミング電極
とすることも可能である。
【0024】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、トリミング電極や内部電極の配設態様
や積層枚数などに関して、種々の応用、変形を加えるこ
とが可能であり、例えば、トリミング電極や内部電極
を、図2に示すように、コンデンサ素子がシリーズ接続
になるような態様で配設することも可能であり、さらに
その他の配設態様とすることも可能である。なお、図2
において、図1と同一符号を付した部分は同一部分を示
している。
【0025】本発明はさらにその他の点においても上記
実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内
において、種々の応用、変形を加えることが可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】上述のように、本発明のトリマブル積層
セラミックコンデンサは、セラミック素子の表面に近い
位置にトリミング電極を配設するとともに、セラミック
素子の表面から該トリミング電極までの距離(すなわち
保護セラミック層の厚み)を3〜20μmとしているの
で、トリミング電極が直接に周囲雰囲気と接触すること
を防止して、トリミング後の耐候性を向上させたり、外
部電極にメッキを施す際にトリミング電極が悪影響を受
けることを防止したりすることが可能になる。また、ト
リミング電極が他の部品や部材などと接触して損傷する
ことを確実に防止することができるようになり、耐久性
に優れた信頼性の高いトリマブル積層セラミックコンデ
ンサを得ることができる。また、トリミング電極上の保
護セラミック層を、セラミック素子の製造の際に同時に
形成することにより製造工程を簡略化することができ
る。また、保護セラミック層の厚みが3〜20μmの範
囲に調整されているため、セラミック素子の表面からト
リミング電極の位置を確実に認識することが可能で、効
率よくトリミング作業を行なうことができる。
【0027】また、トリミング電極を、内部電極を構成
する材料と同一の材料から構成し、かつ、保護セラミッ
ク層を、セラミック素子を構成するセラミック材料と同
一の材料から構成した場合、通常の積層セラミックコン
デンサを製造する場合と同様の、セラミックスグリーン
シートへの電極の印刷、電極印刷後のセラミックスグリ
ーンシートの積層、圧着、その後の焼成などの諸工程を
経て、内部電極、トリミング電極、及び保護セラミック
層などを具備する本発明のトリマブル積層セラミックコ
ンデンサを効率よく製造することが可能になり、本発明
をより実効あらしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるトリマブル積層セ
ラミックコンデンサの構成を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態にかかるトリマブル積層
セラミックコンデンサの構成を示す断面図である。
【図3】従来のトリマブル積層セラミックコンデンサを
示す断面図である。
【符号の説明】
1 セラミック素子 2 セラミック層 2a 保護セラミック層 3 内部電極 4 トリミング電極 5 外部電極 t 保護セラミック層の厚み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック素子中に配設された静電容量形
    成用の内部電極と、静電容量調整用のトリミング電極を
    具備してなるトリマブル積層セラミックコンデンサであ
    って、 前記セラミック素子の表裏両面の少なくとも一方に近い
    位置にトリミング電極を配設するとともに、 前記トリミング電極がその近くに配設された前記セラミ
    ック素子の表面から該トリミング電極までの距離(すな
    わち保護セラミック層の厚み)を3〜20μmとしたこ
    とを特徴とするトリマブル積層セラミックコンデンサ。
  2. 【請求項2】前記トリミング電極を、前記内部電極を構
    成する材料と同一の材料から構成し、かつ、前記保護セ
    ラミック層を、前記セラミック素子を構成するセラミッ
    ク材料と同一の材料から構成したことを特徴とする請求
    項1記載のトリマブル積層セラミックコンデンサ。
JP8324896A 1996-03-11 1996-03-11 トリマブル積層セラミックコンデンサ Withdrawn JPH09246094A (ja)

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JP8324896A Withdrawn JPH09246094A (ja) 1996-03-11 1996-03-11 トリマブル積層セラミックコンデンサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000016400A1 (en) * 1998-09-16 2000-03-23 Guobiao Zhang Applications of protective ceramics

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000016400A1 (en) * 1998-09-16 2000-03-23 Guobiao Zhang Applications of protective ceramics

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603