JPH09246214A - 薄膜形成方法、半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
薄膜形成方法、半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH09246214A JPH09246214A JP8047661A JP4766196A JPH09246214A JP H09246214 A JPH09246214 A JP H09246214A JP 8047661 A JP8047661 A JP 8047661A JP 4766196 A JP4766196 A JP 4766196A JP H09246214 A JPH09246214 A JP H09246214A
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Abstract
ルテニウム膜を形成する薄膜形成方法を提供する。ま
た、これらルテニウム膜、酸化ルテニウム膜を有する半
導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 Ru(DMHPD)3を原料に用いた化
学気相成長法により、ルテニウム膜又は酸化ルテニウム
膜を形成する。Ru(DMHPD)3を安定して供給す
るために、Ru(DMHPD)3は、液体状にしたRu
(DMHPD)3を気化して用いる。
Description
り、特にルテニウム膜、酸化ルテニウム膜を形成する薄
膜形成方法、半導体装置及びその製造方法に関する。
rTiO3、(Ba,Sr)TiO3等の高誘電性材料の
電極として用いられている。従来、半導体装置の製造工
程においてルテニウム膜や酸化ルテニウム膜を成膜する
には、スパッタ法やCVD(化学気相成長:Chemical V
apor Deposition)法が主として用いられていた。特
に、基板表面の凹凸パターンの段差上面と側面に同じ厚
さで膜を堆積できることから、近年ではCVD法が主に
検討されている。
ウム膜を堆積する際には、ルテニウム原料として、2,
2,6,6トリメチル−3,5−ヘプタンジオン ルテ
ニウム(2,2,6,6-Tetramethyl 3,5-heptanedione Ruthe
nium:以下、Ru(DPM) 3と表す)が用いられてい
た。Ru(DPM)3は室温において粉末状の固体であ
るため、CVD法に用いるには気体状にする必要があ
る。そこで、Ru(DPM)3は、以下の手順により気
化されていた。
用の原料容器に充填して恒温槽内に載置する。次いで、
恒温槽内をRu(DPM)3の昇華温度まで昇温し、R
u(DPM)3を昇華する。続いて、Ru(DPM)3を
不活性ガスによりバブリングし、昇華したRu(DP
M)3を不活性ガスとともに成膜室内に導入する。こう
して、成膜室内に導入した原料を約300℃に加熱保持
されている基板上で分解・反応させ、基板上にルテニウ
ム膜が堆積されていた。
M)3の導入と同時に酸素ガスを成膜室内に導入するこ
とにより堆積されていた。
来の薄膜形成方法では、融点(160〜170℃)より
低い温度(約135℃)においてRu(DPM)3を昇
華していたため、成膜室に導入されるRu(DPM)3
の供給量を一定にすることが困難であった。すなわち、
Ru(DPM)3の供給量はキャリアガスとRu(DP
M)3粉末とが接触する面積に依存するが、成膜時間の
増加とともにRu(DPM)3粉末が減少してキャリア
ガスとの接触する面積が減少するため、時間とともにR
u(DPM)3供給量が低下することがあった。
堆積したルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜の膜厚やシ
ート抵抗がバッチ処理毎に異なることがあった。本発明
の目的は、ルテニウム原料を安定に供給することにより
安定したルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜を堆積する
薄膜形成方法に関する。また、本発明の他の目的は、こ
のように形成したルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜を
用いることにより、信頼性の高い半導体装置及びその製
造方法を提供することにある。
HPD)3を原料に用いた化学気相成長法により、ルテ
ニウム膜又は酸化ルテニウム膜を成膜することを特徴と
する薄膜形成方法によって達成される。Ru(DMHP
D)3を原料に用いてルテニウム膜又は酸化ルテニウム
膜を形成すれば、ルテニウム原料を安定に供給すること
ができる。これにより、制御性がよく、バッチ間でのば
らつきが小さいルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜を堆
積することができる。
Ru(DMHPD)3は、液体状にした前記Ru(DM
HPD)3を気化して用いることが望ましい。このよう
にしてRu(DMHPD)3を気化すれば、不活性ガス
とRu(DMHPD)3とが接する面積がほぼ一定とな
り、Ru(DMHPD)3を安定して供給することがで
きる。
ルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を成膜する基板を、
300〜600℃の温度に加熱することが望ましい。ま
た、上記の薄膜形成方法において、前記ルテニウム膜又
は前記酸化ルテニウム膜を成膜する成膜室の反応圧力を
1〜10Torrに設定することが望ましい。
ルテニウム膜を成膜する際には、前記ルテニウム膜を成
膜する成膜室に水素ガスを導入することが望ましい。成
膜の際に成膜室に水素ガスを導入すれば、膜中への炭素
の混入が少なくなるので、配向性に優れた良質なルテニ
ウム膜を成膜することができる。また、上記の薄膜形成
方法において、前記酸化ルテニウム膜を成膜する際に
は、前記酸化ルテニウム膜を成膜する成膜室に酸素ガス
を導入することが望ましい。
たルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を有することを特
徴とする半導体装置によっても達成される。また、上部
電極と、誘電体膜と、下部電極とが順次積層して形成さ
れたキャパシタを有する半導体装置において、前記上部
電極又は前記下部電極は、上記の薄膜形成方法により成
膜されたルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を有するこ
とが望ましい。
ム膜又は酸化ルテニウム膜を形成する工程を有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法によっても達成され
る。このように半導体装置を製造すれば、バッチ処理間
等においてばらつきの小さいルテニウム膜又は酸化ルテ
ニウム膜を有する半導体装置を構成することができる。
形成方法について図1及び図2を用いて説明する。図1
は本実施形態による薄膜形成方法に用いたCVD装置の
概略図、図2は本実施形態による薄膜形成方法により堆
積した酸化ルテニウム膜厚の時間変化を示すグラフ、図
3は本実施形態による薄膜形成方法により形成したルテ
ニウム膜及び酸化ルテニウム膜におけるX線回折スペク
トルである。
ウム原料としてRu(DMHPD) 3を用いるととも
に、これを液化した状態で不活性ガスによりバブリング
して成膜室内に導入することに特徴がある。始めに、本
実施形態による薄膜形成方法に用いたCVD装置を図1
を用いて説明する。
ンプ12が接続されており、成膜室10内部を減圧でき
るようになっている。成膜室10内部には、成膜を行う
基板14を載置するためのサセプタ16が設けられてい
る。サセプタ16上には、成膜の際に基板14を加熱す
るランプヒータ17が設けられている。成膜室10には
更に、H2(水素)ガス及びO2(酸素)ガスを導入する
ガス供給配管18と、有機金属原料を含むガスを導入す
るガス供給配管20が接続されている。また、このよう
にして成膜室10内に導入されたガスが成膜室10内に
均一に供給されるように、成膜室10内にはシャワーヘ
ッド22が形成されている。
物原料をキャリアガスとともに成膜室10に導入するガ
ス制御装置24に接続されている。ガス制御装置24に
は、2,6ジメチル−3,5−ヘプタンジオン ルテニ
ウム(2,6-dimethyl 3,5-heptanedione Ruthenium:以
下、Ru(DMHPD)3と表す)が充填された低蒸気
圧用の原料容器26が設けられている。Ru(DMHP
D)3は室温において粉末状の固体であり、成膜にあた
ってはこれを気体にする必要がある。このため、原料容
器26は、原料を融点以上の温度に加熱するための恒温
槽28の内部に載置されている。
るArガスを導入するガス供給配管30が接続されてお
り、ガス供給配管30からArガスを原料容器26に導
入することにより、Arガスとともに気化されたRu
(DMHPD)3を成膜室10に導入できるようになっ
ている。原料容器26内で気化された原料は蒸気圧が低
いので、Arガスのバブリングにより成膜室10内に導
入できるようになっている。
0、成膜室10と原料容器26間の配管には、配管内で
のガスの凝縮を抑えるためにヒータ32が設けられてお
り、成膜にあたっては、Ru(DMHPD)3の融点よ
り例えば10℃程度高い温度で保温されている。次に、
本実施形態による薄膜形成方法を図1を用いて説明す
る。
した後、ルテニウム膜を堆積する基板14をランプヒー
タ17により加熱する。次いで、キャリアガスであるA
rガスを所定の流量だけ流し、Ru(DMHPD)3と
ともに成膜室10に導入する。Ru(DMHPD)
3は、原料容器26を加熱することにより液化し、その
後に気化される。気化されたRu(DMHPD)3は蒸
気圧が低いため、そのままでは原料容器26から成膜室
10に導入できない。そこで、例えばキャリアガスとな
るArを原料容器26中に導入してバブリングし、Ar
ガスとともに成膜室10に導入する。
ス供給配管18よりH2ガスを成膜室10内に導入し、
Ru(DMHPD)3とH2ガスとを基板14上で反応さ
せ、基板14上にルテニウム膜を堆積する。このように
して、基板14上にルテニウム膜を堆積することができ
る。基板14上に酸化ルテニウム膜を堆積する際には、
H2ガスに変えてO2ガスを成膜室10内に導入すればよ
い。Ru(DMHPD)3の導入と同時にガス供給配管
18よりO2ガスを導入することにより、Ru(DMH
PD)3の分解とO2ガスによる酸化反応が生じ、基板1
4上に酸化ルテニウム膜を堆積することができる。
法では、ルテニウム原料としてRu(DMHPD)3を
用いるとともに、これを液化した状態で不活性ガスによ
りバブリングしてルテニウム原料を成膜室内に導入し、
ルテニウム薄膜又は酸化ルテニウム膜を堆積する。本実
施形態においてRu(DMHPD)3を液化したのは、
液体状にしたRu(DMHPD)3を用いることによ
り、バブリングの際のArガスとRu(DMHPD)3
との接触面積が常にほぼ一定となり、Ru(DMHP
D)3の供給量を一定に保つことができるからである。
ルテニウム原料を成膜室10内に安定して導入すること
ができるが、従来用いられていたRu(DPM)3では
液化することはできなかった。なぜなら、Ru(DP
M)3の融点は165〜170℃程度の温度であるが、
融点以上の温度にして液化しようとすると、Ru(DP
M)3が分解されてルテニウム原料としては使用できな
くなるからである。
より酸化ルテニウム膜を堆積した場合の、酸化ルテニウ
ム膜厚の時間変化を示す。成膜にあたっては、基板温度
を500℃、成膜室10内の圧力を5Torr、キャリ
アガス流量を300sccm、O2ガスの流量を100
sccm、一回の成膜時間を30minとした。また、
原料容器26内には総量約15gのRu(DMHPD)
3を装填し、そのままの状態で連続して成膜を行った。
したRu(DMHPD)3をかえることなく酸化ルテニ
ウム膜を1000回堆積しても、その膜厚はほぼ100
nmで安定していることが判る。同様の測定をRu(D
PM)3をルテニウム原料として用いた場合についても
調査したが、100回ほどの成膜で、堆積される酸化ル
テニウム膜の膜厚は約半分にまで減少した。
た薄膜の形成では、Ru(DPM)3を用いた場合と比
較して堆積膜厚の変化を大幅に低減することができる。
図3は、本実施形態による薄膜形成方法により形成した
ルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜をX線回折により測
定した結果を示すグラフである。図中、(b)はシリコ
ン基板上に堆積したルテニウム膜上に酸化ルテニウム膜
を堆積した場合の回折スペクトルを、(d)はシリコン
基板上に酸化ルテニウム膜を堆積した場合の回折スペク
トルを示している。
3を用いた従来の薄膜形成方法によりルテニウム膜及び
酸化ルテニウム膜を堆積した場合の回折スペクトルを示
した。(a)はシリコン基板上に堆積したルテニウム膜
上に酸化ルテニウム膜を堆積した場合の回折スペクトル
であり、(c)はシリコン基板上に酸化ルテニウム膜を
堆積した場合の回折スペクトルである。
u(DMHPD)3を用いることにより、配向性に優れ
た良質なルテニウム膜、酸化ルテニウム膜を形成できる
ことが判った。また、ルテニウム原料にRu(DMHP
D)3を用いた場合の回折スペクトルは、Ru(DP
M)3を用いた場合の回折スペクトルとはほぼ一致して
おり、Ru(DPM)3を用いた場合と同等の膜質を有
するルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜が形成できるこ
とが判った。
ウム原料としてRu(DMHPD) 3を用いるととも
に、液体状にしたRu(DMHPD)3を気化し、キャ
リアガスとともに成膜室内に導入するので、ルテニウム
原料を安定して供給することができる。また、これによ
り、成膜したルテニウム膜、酸化ルテニウム膜のウェー
ハ間、ロット間における膜厚、シート抵抗のばらつきを
大幅に低減することができる。
いて、Ru(DMHPD)3を液化する温度は、Ru
(DMHPD)3の融点近傍である90〜120℃の間
に設定することが望ましい。融点にこのような幅がある
のは、原料に含まれる不純物濃度等により融点が左右さ
れるためである。成膜にあたっては原料の純度等に応じ
て加熱温度を適宜設定することが望ましい。
室10内を還元雰囲気にすると同時に、堆積する膜中の
炭素を除去するために有効である。ルテニウム原料であ
るRu(DMHPD)3には多量の炭素が含まれるた
め、成膜したルテニウム膜中にも炭素が混入するが、成
膜室10内にH2ガスを導入することにより、導入した
水素が膜中の炭素と反応して炭化水素を生成して気化す
るので、堆積膜中に混入する炭素濃度を大幅に減少する
ことができる。
向性を劣化させるため、良質なルテニウム膜を形成する
うえでH2ガスの導入は効果的である。また、上記実施
形態では、ルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を堆積す
る際の基板温度を500℃としたが、基板温度は300
〜600℃程度に設定することが望ましい。
ウム膜を形成するためには、成膜時の成膜室内圧力を1
〜10Torr程度に設定することが望ましい。次に、
本発明の第2実施形態による半導体装置及びその製造方
法について図4及び図5を用いて説明する。図4は本実
施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図、図5
は本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断
面図である。
製造方法により形成したルテニウム膜及び酸化ルテニウ
ム膜を半導体装置に応用する例として、ルテニウム膜及
び酸化ルテニウム膜を下部電極に有する薄膜キャパシタ
の構造及びその製造方法について示す。始めに、本実施
形態による半導体装置の構造を図4を用いて説明する。
と、窒化チタン膜44と、ルテニウム膜46と、酸化ル
テニウム膜48とが順次積層して形成された下部電極5
0が形成されている。下部電極50上には、SrTiO
3により形成されたキャパシタ誘電体膜52が形成され
ている。キャパシタ誘電体膜52上には、プラチナ膜に
より形成された上部電極54が形成されている。このよ
うにして形成されたキャパシタ上には、絶縁膜56が形
成されており、絶縁層56に形成されたスルーホールを
介して、上部電極54、下部電極50に接続された配線
層58が形成されている。
方法を図5を用いて説明する。まず、シリコン基板40
上に、膜厚約20nmのチタン膜42をスパッタ法によ
り堆積する。例えば、基板温度を350℃、Ar流量を
40sccm、圧力を5×10-3Torr、パワーを5
00Wとして堆積する。次いで、チタン膜42上に、膜
厚約30nmの窒化チタン膜44をスパッタ法により堆
積する。例えば、基板温度を350℃、Ar流量を40
sccm、N2流量を30sccm、圧力を5×10-3
Torr、パワーを500Wとして堆積する。
0nmのルテニウム膜46をCVD法により堆積する。
ルテニウム膜の成膜には、例えば、第1実施形態による
薄膜形成方法を用いる。ルテニウム原料にはRu(DM
HPD)3を用い、例えば、基板温度を500℃、成膜
室10内の圧力を10Torr、キャリアガス流量を3
00sccm、H2ガス流量を100sccm、恒温槽
28及びヒータ32の温度を各々90℃、100℃とし
て成膜する(図1参照)。
00nmの酸化ルテニウム膜48をCVD法により堆積
する。酸化ルテニウムの成膜には、例えば第1実施形態
による薄膜形成方法を用いる。ルテニウム原料にはRu
(DMHPD)3を用い、例えば、基板温度を500
℃、成膜室10内の圧力を10Torr、キャリアガス
流量を300sccm、O2ガス流量を300scc
m、恒温槽28及びヒータ32の温度を各々90℃、1
00℃として成膜する(図1参照)。
ンミリング技術により、酸化ルテニウム膜48、ルテニ
ウム膜46、窒化チタン膜44、チタン膜42よりなる
積層膜をパターニングし、下部電極50を形成する(図
5(a))。続いて、下部電極50上に、SrTiO3
膜をCVD法により堆積し、キャパシタ誘電体膜52を
形成する。例えば、基板温度を450℃、O2流量を1
slm、圧力を5Torrとして堆積する。
タ誘電体膜52をエッチングしてパターニングを行う
(図5(b))。次いで、キャパシタ誘電体膜52上
に、プラチナ膜をCVD法により堆積する。プラチナ源
としてPt(HFA)2を用い、例えば、基板温度を5
00℃、成膜室10内の圧力を10Torr、キャリア
ガス流量を300sccm、H2ガスの分圧を0.5T
orrとして成膜する。
膜をエッチングして、上部電極54を形成する(図5
(c))。この後、このように形成されたキャパシタ上
にCVD法により絶縁膜56を堆積する。次いで、下部
電極50と上部電極54から配線を引き出すためのスル
ーホールを絶縁膜54に開口する。その後、配線層とな
るAlをスパッタ法により成膜してパターニングするこ
とにより、配線層58を形成する(図5(d))。
原料に用いてルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜を形成
することにより、下部電極の膜厚や膜質を再現性よく形
成することができる。これにより、形成した薄膜キャパ
シタの信頼性をも高めることができる。このように、本
実施形態によれば、Ru(DMHPD)3を原料に用い
たCVD法により、下部電極となるルテニウム膜、酸化
ルテニウム膜を堆積したので、SrTiO3等の高誘電
性材料を用いたキャパシタの電極を制御性よく形成する
ことができる。
してルテニウム酸化膜/ルテニウム膜/窒化チタン膜/
チタン膜よりなる積層構造を用い、上部電極54として
プラチナ膜を用い、キャパシタ誘電体膜52としてSr
TiO3膜を用いたが、これらに限定されるものではな
い。例えば、プラチナ膜/酸化ルテニウム膜/ルテニウ
ム膜/窒化チタン膜/チタン膜よりなる構造や、プラチ
ナ膜/ルテニウム膜/窒化チタン膜/チタン膜よりなる
構造を下部電極として適用することができる。
rTiO3膜の代わりに、(Ba,Sr)TiO3膜を用
いてもよいし、Pb(Zr,Ti)O3膜等を用いても
よい。また、上部電極54を下部電極50と同一の構造
にしてもよい。なお、積層膜により上部電極54を形成
する場合には、例えば、各層の積層順を下部電極50と
逆にすることにより構成すればよい。
適用する例を示したが、上記のキャパシタ構造をDRA
MやFeRAM(強誘電体メモリー:Ferro-electrosta
ticRandom Access Memory)等に適用することもでき
る。
MHPD)3を原料に用いた化学気相成長法により、ル
テニウム膜又は酸化ルテニウム膜を成膜するので、ルテ
ニウム原料を安定に供給することができる。これによ
り、制御性がよく、バッチ間でのばらつきが小さいルテ
ニウム膜及び酸化ルテニウム膜を堆積することができ
る。
状にした前記Ru(DMHPD)3を気化して用いれ
ば、不活性ガスとRu(DMHPD)3とが接する面積
がほぼ一定となり、Ru(DMHPD)3を安定して供
給することができる。また、上記の薄膜形成方法におい
て、ルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を成膜する基板
を300〜600℃の温度に加熱すれば、良質なルテニ
ウム膜又は酸化ルテニウム膜を形成することができる。
ニウム膜又は酸化ルテニウム膜を成膜する成膜室の反応
圧力を1〜10Torrに設定すれば、良質なルテニウ
ム膜又は酸化ルテニウム膜を形成することができる。ま
た、上記の薄膜形成方法において、ルテニウム膜を成膜
する際に、ルテニウム膜を成膜する成膜室に水素ガスを
導入すれば、膜中への炭素の混入が少なくなるので、配
向性に優れた良質なルテニウム膜を成膜することができ
る。
室に酸素ガスを導入すれば、酸化ルテニウム膜を形成す
ることができる。また、上記の薄膜形成方法により形成
されたルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜は、半導体装
置の電極等に用いることができる。また、上部電極と、
誘電体膜と、下部電極とが順次積層して形成されたキャ
パシタを有する半導体装置において、上部電極又は下部
電極としては、上記の薄膜形成方法により成膜されたル
テニウム膜又は酸化ルテニウム膜を適用することができ
る。
ム膜又は酸化ルテニウム膜を形成する工程を用いて半導
体装置を製造すれば、バッチ処理間等においてばらつき
の小さいルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を有する半
導体装置を構成することができる。
いたCVD装置の概略図である。
り酸化ルテニウム膜を堆積した場合の酸化ルテニウム膜
厚の時間変化を示すグラフである。
り形成したルテニウム膜及び酸化ルテニウム膜における
X線回折スペクトルである。
を示す図である。
方法を示す工程断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 Ru(DMHPD)3を原料に用いた化
学気相成長法により、ルテニウム膜又は酸化ルテニウム
膜を成膜することを特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の薄膜形成方法において、 前記Ru(DMHPD)3は、液体状にした前記Ru
(DMHPD)3を気化して用いることを特徴とする薄
膜形成方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の薄膜形成方法にお
いて、 前記ルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を成膜する基板
を、300〜600℃の温度に加熱することを特徴とす
る薄膜形成方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の薄膜
形成方法において、 前記ルテニウム膜又は前記酸化ルテニウム膜を成膜する
成膜室の反応圧力を1〜10Torrに設定することを
特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の薄膜
形成方法において、 前記ルテニウム膜を成膜する際には、前記ルテニウム膜
を成膜する成膜室に水素ガスを導入することを特徴とす
る薄膜形成方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載の薄膜
形成方法において、 前記酸化ルテニウム膜を成膜する際には、前記酸化ルテ
ニウム膜を成膜する成膜室に酸素ガスを導入することを
特徴とする薄膜形成方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の薄膜
形成方法により形成されたルテニウム膜又は酸化ルテニ
ウム膜を有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 上部電極と、誘電体膜と、下部電極とが
順次積層して形成されたキャパシタを有する半導体装置
において、 前記上部電極又は前記下部電極は、請求項1乃至6のい
ずれかに記載の薄膜形成方法により成膜されたルテニウ
ム膜又は酸化ルテニウム膜を有することを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれかに記載の薄膜
形成方法によりルテニウム膜又は酸化ルテニウム膜を形
成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (10)
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|---|---|---|---|
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| US08/621,597 US5874364A (en) | 1995-03-27 | 1996-03-26 | Thin film deposition method, capacitor device and method for fabricating the same, and semiconductor device and method for fabricating the same |
| KR1019960008522A KR100235545B1 (ko) | 1995-03-27 | 1996-03-27 | 박막형성방법 |
| US09/166,141 US6515843B2 (en) | 1995-03-27 | 1998-10-02 | Semiconductor capacitive device |
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