JPH09246267A - Cvd法による酸化珪素膜の製造方法 - Google Patents
Cvd法による酸化珪素膜の製造方法Info
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- JPH09246267A JPH09246267A JP9163896A JP9163896A JPH09246267A JP H09246267 A JPH09246267 A JP H09246267A JP 9163896 A JP9163896 A JP 9163896A JP 9163896 A JP9163896 A JP 9163896A JP H09246267 A JPH09246267 A JP H09246267A
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Landscapes
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板表面の凹凸を平坦化すること、製膜温度
を低下させること、製膜費用を安価にすること等を目的
とする。 【構成】 ジシランとテトラエトキシシランを主原料と
して併用しCVD法で酸化珪素膜を製造する。また、ジ
シランとテトラエトキシシランからなる主原料に、ホウ
酸エステル、リン酸エステルあるいは亜リン酸エステル
の一種以上の副原料を併用し、酸化珪素膜中に酸化ホウ
素あるいは酸化リンの一種以上を含有した酸化珪素膜を
製造する。
を低下させること、製膜費用を安価にすること等を目的
とする。 【構成】 ジシランとテトラエトキシシランを主原料と
して併用しCVD法で酸化珪素膜を製造する。また、ジ
シランとテトラエトキシシランからなる主原料に、ホウ
酸エステル、リン酸エステルあるいは亜リン酸エステル
の一種以上の副原料を併用し、酸化珪素膜中に酸化ホウ
素あるいは酸化リンの一種以上を含有した酸化珪素膜を
製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CVD法による酸化珪
素膜、ホウ珪酸膜、リン珪酸膜およびホウリン珪酸膜の
製造方法に関する。
素膜、ホウ珪酸膜、リン珪酸膜およびホウリン珪酸膜の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置製造工程において、酸化珪素
膜は電気的絶縁体、誘電体,空間充填体、保護膜等とし
て用いられている。従来から酸化珪素系CVD成膜材料
としては、SiH4気体原料が用いられてきた。
膜は電気的絶縁体、誘電体,空間充填体、保護膜等とし
て用いられている。従来から酸化珪素系CVD成膜材料
としては、SiH4気体原料が用いられてきた。
【0003】しかし、集積回路に使用されるパターン寸
法は回路パターンの高密度化とともに年々微細化の一途
をたどり、今やサブミクロンの時代に入っている。ま
た、集積回路の微細化、高集積化に伴い、配線のチップ
に占める面積が大きくなり、配線の多層化がますます進
展している。さらに、今後の多層配線においては、配線
抵抗を小さく維持する必要から配線のアスペクト比が大
きくなり、その結果、基板表面の凹凸はますます激しく
なっている。したがって、酸化珪素のような絶縁膜の平
坦化は欠くことのできない必須技術となっている。
法は回路パターンの高密度化とともに年々微細化の一途
をたどり、今やサブミクロンの時代に入っている。ま
た、集積回路の微細化、高集積化に伴い、配線のチップ
に占める面積が大きくなり、配線の多層化がますます進
展している。さらに、今後の多層配線においては、配線
抵抗を小さく維持する必要から配線のアスペクト比が大
きくなり、その結果、基板表面の凹凸はますます激しく
なっている。したがって、酸化珪素のような絶縁膜の平
坦化は欠くことのできない必須技術となっている。
【0004】従来のSiH4気体原料を用いるCVDプ
ロセスでは基板上の段差や凹凸を平坦化できない。ま
た、このCVDプロセスでは狭い電極間やゲートのトレ
ンチにボイドを形成し著しく膜特性を悪化させる。この
ような欠点を克服するために、最近、SiH4に代わっ
て液体原料であるテトラエトキシシランを用いるCVD
法が実用化され、盛んになっている。
ロセスでは基板上の段差や凹凸を平坦化できない。ま
た、このCVDプロセスでは狭い電極間やゲートのトレ
ンチにボイドを形成し著しく膜特性を悪化させる。この
ような欠点を克服するために、最近、SiH4に代わっ
て液体原料であるテトラエトキシシランを用いるCVD
法が実用化され、盛んになっている。
【0005】また、半導体デバイス製造工程において、
デバイス表面に形成する配線層間を絶縁する目的で酸化
珪素あるいは酸化珪素を主成分として酸化リンや酸化ホ
ウ素を含有する酸化物膜が用いられている。この絶縁性
酸化物膜を形成する方法として、微細な配線層間の被覆
性や生産性のよいことから気体化した原料を反応室に導
き物理的化学的な反応を進めながら膜形成を行うCVD
法が利用されている。
デバイス表面に形成する配線層間を絶縁する目的で酸化
珪素あるいは酸化珪素を主成分として酸化リンや酸化ホ
ウ素を含有する酸化物膜が用いられている。この絶縁性
酸化物膜を形成する方法として、微細な配線層間の被覆
性や生産性のよいことから気体化した原料を反応室に導
き物理的化学的な反応を進めながら膜形成を行うCVD
法が利用されている。
【0006】この気体化した原料としてテトラエトキシ
シランが多用されている。また、テトラエトキシシラン
を主原料としてホウ酸エチルエステルやリン酸トリメチ
ルエステルや亜リン酸トリメチルエステルを混用して酸
化ホウ素や酸化リンを含有する酸化珪素膜を形成するC
VD法が利用されている。
シランが多用されている。また、テトラエトキシシラン
を主原料としてホウ酸エチルエステルやリン酸トリメチ
ルエステルや亜リン酸トリメチルエステルを混用して酸
化ホウ素や酸化リンを含有する酸化珪素膜を形成するC
VD法が利用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テトラエトキ
シシランを原料として利用するCVD法は、基板表面の
凹凸を平坦化する作用があるものの製膜に必要な基板温
度を高く保持しなければならない欠点がある。したがっ
て、本発明者等は、より低い温度で、しかも平坦化特性
も優れた酸化珪素膜をCVD法で製造する方法を先に特
許出願した(特願平2−321462号)。この出願
は、アルコキシシランとモノシランとを併用するもので
あった。しかし、この発明においては、その実施に際
し、原料濃度、反応温度、圧力等の条件が相互に深く関
係していてそれらを制御するに要する費用が高くなると
いう問題点がある。
シシランを原料として利用するCVD法は、基板表面の
凹凸を平坦化する作用があるものの製膜に必要な基板温
度を高く保持しなければならない欠点がある。したがっ
て、本発明者等は、より低い温度で、しかも平坦化特性
も優れた酸化珪素膜をCVD法で製造する方法を先に特
許出願した(特願平2−321462号)。この出願
は、アルコキシシランとモノシランとを併用するもので
あった。しかし、この発明においては、その実施に際
し、原料濃度、反応温度、圧力等の条件が相互に深く関
係していてそれらを制御するに要する費用が高くなると
いう問題点がある。
【0008】本発明者等は、製膜条件を制御する反応系
を鋭意研究した結果、本発明を完成するに至った。すな
わち、本発明は、基板表面の凹凸を平坦化すること、製
膜温度を低下させること、製膜費用を安価にすること等
を目的とし、該先願発明の改良に関するものである。
を鋭意研究した結果、本発明を完成するに至った。すな
わち、本発明は、基板表面の凹凸を平坦化すること、製
膜温度を低下させること、製膜費用を安価にすること等
を目的とし、該先願発明の改良に関するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジシランとテ
トラエトキシシランを主原料として併用し、CVD法に
よって酸化珪素膜を製造する方法である。この場合、テ
トラエトキシシランとジシランとの混合比がテトラエト
キシシラン1モルに対してジシランが0.01〜0.1
モルであることが好ましい。
トラエトキシシランを主原料として併用し、CVD法に
よって酸化珪素膜を製造する方法である。この場合、テ
トラエトキシシランとジシランとの混合比がテトラエト
キシシラン1モルに対してジシランが0.01〜0.1
モルであることが好ましい。
【0010】また、ジシランとテトラエトキシシランか
らなる主原料に、ホウ酸エステル、リン酸エステルある
いは亜リン酸エステルの一種あるいは一種以上の副原料
を併用し、酸化珪素膜中に酸化ホウ素あるいは酸化リン
の一種あるいは一種以上を含有した酸化珪素膜を製造す
る方法である。
らなる主原料に、ホウ酸エステル、リン酸エステルある
いは亜リン酸エステルの一種あるいは一種以上の副原料
を併用し、酸化珪素膜中に酸化ホウ素あるいは酸化リン
の一種あるいは一種以上を含有した酸化珪素膜を製造す
る方法である。
【0011】ジシランとテトラエトキシシランとホウ酸
エステルからなる原料系においては、ホウ酸エステルは
ホウ酸トリメチルエステルあるいはホウ酸トリエチルエ
ステルであり、テトラエトキシシランとホウ酸エステル
との混合比がテトラエトキシシラン1モルに対してホウ
酸エステルが0.01〜0.2モルであり、ジシランが
テトラエトキシシラン1モルに対して0.01〜0.1
モルであることが好ましい。
エステルからなる原料系においては、ホウ酸エステルは
ホウ酸トリメチルエステルあるいはホウ酸トリエチルエ
ステルであり、テトラエトキシシランとホウ酸エステル
との混合比がテトラエトキシシラン1モルに対してホウ
酸エステルが0.01〜0.2モルであり、ジシランが
テトラエトキシシラン1モルに対して0.01〜0.1
モルであることが好ましい。
【0012】ジシランとテトラエトキシシランとリン酸
エステルあるいは亜リン酸エステルからなる原料系にお
いては、リン酸エステルあるいは亜リン酸エテスルはリ
ン酸トリメチルエステルあるいは亜リン酸トリメチルエ
ステルであり、テトラエトキシシランとリン酸エステル
あるいは亜リン酸エステルの混合比がテトラエトキシシ
ラン1モルに対してリン酸エステルあるいは亜リン酸エ
ステルが0.01〜0.2モルであり、ジシランがテト
ラエトキシシラン1モルに対して0.01〜0.1モル
であることが好ましい。
エステルあるいは亜リン酸エステルからなる原料系にお
いては、リン酸エステルあるいは亜リン酸エテスルはリ
ン酸トリメチルエステルあるいは亜リン酸トリメチルエ
ステルであり、テトラエトキシシランとリン酸エステル
あるいは亜リン酸エステルの混合比がテトラエトキシシ
ラン1モルに対してリン酸エステルあるいは亜リン酸エ
ステルが0.01〜0.2モルであり、ジシランがテト
ラエトキシシラン1モルに対して0.01〜0.1モル
であることが好ましい。
【0013】ジシランとテトラエトキシシランとホウ酸
エステルとリン酸エステルあるいは亜リン酸エステルか
らなる原料系においては、ホウ酸エステルとリン酸エス
テルあるいは亜リン酸エステルとテトラエトキシシラン
との混合比がモル比で0.01〜0.2:0.01〜
0.2:1であり、ジシランがテトラエトキシシラン1
モルに対して0.01〜0.1モルであることが好まし
い。
エステルとリン酸エステルあるいは亜リン酸エステルか
らなる原料系においては、ホウ酸エステルとリン酸エス
テルあるいは亜リン酸エステルとテトラエトキシシラン
との混合比がモル比で0.01〜0.2:0.01〜
0.2:1であり、ジシランがテトラエトキシシラン1
モルに対して0.01〜0.1モルであることが好まし
い。
【0014】本発明によれば、テトラエトキシシランあ
るいはテトラエトキシシランとホウ酸エステル、リン酸
エステル、亜リン酸エステル等とを混合した原料からな
る系での製膜温度より少なくとも18℃低い温度で製膜
でき、さらに目的とする膜質によっては少なくとも25
℃低い温度で製膜できる。
るいはテトラエトキシシランとホウ酸エステル、リン酸
エステル、亜リン酸エステル等とを混合した原料からな
る系での製膜温度より少なくとも18℃低い温度で製膜
でき、さらに目的とする膜質によっては少なくとも25
℃低い温度で製膜できる。
【0015】また、テトラエトキシシランとモノシラン
からなる原料系では、その混合比を100分の1の精度
で制御することを要し、混合気体の反応器への供給速度
を200分の11/minの精度に維持し、反応部温度
を±0.7℃に制御しなければ均一で再現性のよい製膜
ができないが、本発明によれば、ジシランとその他の原
料との混合比を40分の1の精度で制御し、混合気体の
反応器への供給速度を50分の11/minの精度で制
御し、反応部温度を±5℃に制御することによって均一
で再現性のよい製膜が可能である。
からなる原料系では、その混合比を100分の1の精度
で制御することを要し、混合気体の反応器への供給速度
を200分の11/minの精度に維持し、反応部温度
を±0.7℃に制御しなければ均一で再現性のよい製膜
ができないが、本発明によれば、ジシランとその他の原
料との混合比を40分の1の精度で制御し、混合気体の
反応器への供給速度を50分の11/minの精度で制
御し、反応部温度を±5℃に制御することによって均一
で再現性のよい製膜が可能である。
【0016】本発明に係るジシランとテトラエトキシシ
ランあるいはこれらとホウ酸エステル、リン酸エステ
ル、亜リン酸エステル等との相互作用と反応機構は明か
ではないが、ジシランのシリコンと水素の結合は反応活
性が高く、基板表面に吸着されると別に反応系内に供給
される酸素あるいはオゾンあるいは水分子と速やかに反
応し、基板表面の構成成分によらずに活性点を形成し、
テトラエトキシシランあるいはホウ酸エステル、リン酸
エステル、亜リン酸エステルが基板表面で分解縮合して
ガラス化する反応の基点をたえず生成するので、局所で
の反応の集中を抑制する結果、従来法に比較して低温で
も均一な製膜が可能になると考えられる。
ランあるいはこれらとホウ酸エステル、リン酸エステ
ル、亜リン酸エステル等との相互作用と反応機構は明か
ではないが、ジシランのシリコンと水素の結合は反応活
性が高く、基板表面に吸着されると別に反応系内に供給
される酸素あるいはオゾンあるいは水分子と速やかに反
応し、基板表面の構成成分によらずに活性点を形成し、
テトラエトキシシランあるいはホウ酸エステル、リン酸
エステル、亜リン酸エステルが基板表面で分解縮合して
ガラス化する反応の基点をたえず生成するので、局所で
の反応の集中を抑制する結果、従来法に比較して低温で
も均一な製膜が可能になると考えられる。
【0017】また、モノシランとテトラエトキシシラン
からなる原料系では、膜形成を目的とする基板表面以外
の気相でもモノシランの反応が進行し、基板表面に固体
類似物として軟質で多孔性の実用に耐えない膜を形成す
る現象が発生する頻度が高かったが、本発明において
は、ジシラン分子中の水素の一部が気相中で反応しても
ジシランのもつSi−Si結合が酸化される速度は遅
く、基板表面において酸化反応が継続するため、反応エ
ネルギーは膜形成のエネルギーとして利用され、テトラ
エトキシシランの基板表面における反応を低温化すると
ともに、基板の表面層の凹凸を平坦化し緻密で実用に耐
え得る絶縁膜を形成すると考えられる。
からなる原料系では、膜形成を目的とする基板表面以外
の気相でもモノシランの反応が進行し、基板表面に固体
類似物として軟質で多孔性の実用に耐えない膜を形成す
る現象が発生する頻度が高かったが、本発明において
は、ジシラン分子中の水素の一部が気相中で反応しても
ジシランのもつSi−Si結合が酸化される速度は遅
く、基板表面において酸化反応が継続するため、反応エ
ネルギーは膜形成のエネルギーとして利用され、テトラ
エトキシシランの基板表面における反応を低温化すると
ともに、基板の表面層の凹凸を平坦化し緻密で実用に耐
え得る絶縁膜を形成すると考えられる。
【0018】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
なお当然のことであるが、以下の実施例は本発明の一例
を示すものであって、本発明はこれらの実施例にのみ限
定されるものではない。
なお当然のことであるが、以下の実施例は本発明の一例
を示すものであって、本発明はこれらの実施例にのみ限
定されるものではない。
【0019】
【実施例1】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、オゾンを流量比率で
0.1:1:2となるように供給して製膜した。その膜
を電子顕微鏡で観察した結果、平坦性に優れ緻密で実用
に耐え得る絶縁膜が形成できた。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、オゾンを流量比率で
0.1:1:2となるように供給して製膜した。その膜
を電子顕微鏡で観察した結果、平坦性に優れ緻密で実用
に耐え得る絶縁膜が形成できた。
【0020】
【実施例2】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、ホウ酸トリメチルエ
ステル、オゾンを流量比率で0.05:1:0.07:
2となるように供給して製膜した。その結果、平坦性に
優れ緻密で実用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、ホウ酸トリメチルエ
ステル、オゾンを流量比率で0.05:1:0.07:
2となるように供給して製膜した。その結果、平坦性に
優れ緻密で実用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
【0021】
【実施例3】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、リン酸トリメチルエ
ステル、オゾンを流量比率で0.05:1:0.07:
2となるように供給して製膜した。その結果、平坦性に
優れ緻密で実用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、リン酸トリメチルエ
ステル、オゾンを流量比率で0.05:1:0.07:
2となるように供給して製膜した。その結果、平坦性に
優れ緻密で実用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
【0022】
【実施例4】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、ホウ酸トリエチルエ
ステル、リン酸トリメチルエステル、オゾンを流量比率
で0.05:1:0.04:0.04:2となるように
供給して製膜した。その結果、平坦性に優れ緻密で実用
に耐え得る絶縁膜が形成できた。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、ホウ酸トリエチルエ
ステル、リン酸トリメチルエステル、オゾンを流量比率
で0.05:1:0.04:0.04:2となるように
供給して製膜した。その結果、平坦性に優れ緻密で実用
に耐え得る絶縁膜が形成できた。
【0023】
【実施例5】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、ホウ酸トリメチルエ
ステル、亜リン酸トリメチルエステル、オゾンを流量比
率で0.05:1:0.02:0.04:2になるよう
に供給して製膜した。その結果、平坦性に優れ緻密で実
用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、ホウ酸トリメチルエ
ステル、亜リン酸トリメチルエステル、オゾンを流量比
率で0.05:1:0.02:0.04:2になるよう
に供給して製膜した。その結果、平坦性に優れ緻密で実
用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
【0024】
【実施例6】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、オゾンを流量比率で
0.1:1:2になるように供給し、供給速度を±3%
変化させて製膜した。その結果、実施例1と同様に、平
坦性に優れ緻密で実用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
ジシラン、テトラエトキシシラン、オゾンを流量比率で
0.1:1:2になるように供給し、供給速度を±3%
変化させて製膜した。その結果、実施例1と同様に、平
坦性に優れ緻密で実用に耐え得る絶縁膜が形成できた。
【0025】
【比較例1】667Pa(約5Torr)の反応室内に
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
モノシラン、テトラエトキシシラン、オゾンを流量比率
で0.05:1:2になるように供給し、供給速度を±
3%変化させて製膜した。その結果、いずれも膜質が粗
大であり、水酸基残存量が多かった。
設置したシリコン基板を370℃に加熱するとともに、
モノシラン、テトラエトキシシラン、オゾンを流量比率
で0.05:1:2になるように供給し、供給速度を±
3%変化させて製膜した。その結果、いずれも膜質が粗
大であり、水酸基残存量が多かった。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、低い製膜温度で緻密な
絶縁膜を形成することができ、基板表面の凹凸の平坦化
特性にも優れている特徴がある。また、原料気体供給速
度などの変動に対して製膜に及ぼす影響が少ないので、
高価な制御装置を必要とせず、汎用的な反応装置で経済
的に製膜できる利点がある。
絶縁膜を形成することができ、基板表面の凹凸の平坦化
特性にも優れている特徴がある。また、原料気体供給速
度などの変動に対して製膜に及ぼす影響が少ないので、
高価な制御装置を必要とせず、汎用的な反応装置で経済
的に製膜できる利点がある。
Claims (6)
- 【請求項1】 ジシランとテトラエトキシシランを主原
料として併用することを特徴とするCVD法による酸化
珪素膜の製造方法。 - 【請求項2】 ジシランとテトラエトキシシランからな
る主原料に、ホウ酸エステル、リン酸エステルあるいは
亜リン酸エステルの一種あるいは一種以上の副原料を併
用し、酸化珪素膜中に酸化ホウ素あるいは酸化リンの一
種あるいは一種以上を含有させることを特徴とするCV
D法による酸化珪素膜の製造方法。 - 【請求項3】 テトラエトキシシランとジシランとの混
合比がテトラエトキシシラン1モルに対してジシランが
0.01〜0.1モルであることを特徴とする請求項1
のCVD法による酸化珪素膜の製造方法。 - 【請求項4】 上記のホウ酸エステルがホウ酸トリメチ
ルエステルあるいはホウ酸トリエチルエステルであり、
テトラエトキシシランとホウ酸エステルとの混合比がテ
トラエトキシシラン1モルに対してホウ酸エステルが
0.01〜0.2モルであり、ジシランがテトラエトキ
シシラン1モルに対して0.01〜0.1モルであるこ
とを特徴とする請求項2のCVD法による酸化珪素膜の
製造方法。 - 【請求項5】 上記のリン酸エステルあるいは亜リン酸
エステルがリン酸トリメチルエステルあるいは亜リン酸
トリメチルエステルであり、テトラエトキシシランとリ
ン酸エステルあるいは亜リン酸エステルとの混合比がテ
トラエトキシシラン1モルに対してリン酸エステルある
いは亜リン酸エステルが0.01〜0.2モルであり、
ジシランがテトラエトキシシラン1モルに対して0.0
1〜0.1モルであることを特徴とする請求項2のCV
D法による酸化珪素膜の製造方法。 - 【請求項6】 ホウ酸エステルとリン酸エステルあるい
は亜リン酸エステルとテトラエトキシシランとの混合比
がモル比で0.01〜0.2:0.01〜0.2:1で
あり、ジシランがテトラエトキシシラン1モルに対して
0.01〜0.1モルであることを特徴とする請求項2
のCVD法による酸化珪素膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9163896A JPH09246267A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | Cvd法による酸化珪素膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9163896A JPH09246267A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | Cvd法による酸化珪素膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246267A true JPH09246267A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=14032082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9163896A Pending JPH09246267A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | Cvd法による酸化珪素膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09246267A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6106892A (en) * | 1997-05-23 | 2000-08-22 | Pilkington Plc | Deposition of silicon oxide coating on glass |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP9163896A patent/JPH09246267A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6106892A (en) * | 1997-05-23 | 2000-08-22 | Pilkington Plc | Deposition of silicon oxide coating on glass |
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