JPH0924634A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0924634A JPH0924634A JP7177041A JP17704195A JPH0924634A JP H0924634 A JPH0924634 A JP H0924634A JP 7177041 A JP7177041 A JP 7177041A JP 17704195 A JP17704195 A JP 17704195A JP H0924634 A JPH0924634 A JP H0924634A
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- Japan
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- toner
- paper
- image forming
- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用コストが低廉で処理が高速な画像形成装置
を提供する。 【解決手段】画像形成装置の印字ヘッド1は、多数個の
発熱体を図の紙面垂直方向に一列に配設して備えた先端
部がプラテン2と対向して画像転写部Dを形成する。記
録紙搬送路3は用紙Pを画像転写部Dへ給送し、カート
リッジ7は巻き取り駆動によりカートリッジ6からトナ
ー担持フィルム5を引出し、プラテンローラ2は矢印A
方向に回転して用紙Pをトナー担持フィルム5と共に搬
送して右方に移動させる。トナー付着装置4a、4b、
4c又は4dは、上記移動して通過するトナー担持フィ
ルム5の下面副走査方向の印字データに応じた範囲に選
択的にトナーtを吸着させる。印字ヘッド1は1色毎に
先端を回動させてプラテン2にトナー担持フィルム5、
トナー付着面、及び用紙Pを重ねて圧接し、トナー画像
を用紙Pに転写する。用紙Pは、1色毎に進退して色ト
ナーを塗り重ねられる。
を提供する。 【解決手段】画像形成装置の印字ヘッド1は、多数個の
発熱体を図の紙面垂直方向に一列に配設して備えた先端
部がプラテン2と対向して画像転写部Dを形成する。記
録紙搬送路3は用紙Pを画像転写部Dへ給送し、カート
リッジ7は巻き取り駆動によりカートリッジ6からトナ
ー担持フィルム5を引出し、プラテンローラ2は矢印A
方向に回転して用紙Pをトナー担持フィルム5と共に搬
送して右方に移動させる。トナー付着装置4a、4b、
4c又は4dは、上記移動して通過するトナー担持フィ
ルム5の下面副走査方向の印字データに応じた範囲に選
択的にトナーtを吸着させる。印字ヘッド1は1色毎に
先端を回動させてプラテン2にトナー担持フィルム5、
トナー付着面、及び用紙Pを重ねて圧接し、トナー画像
を用紙Pに転写する。用紙Pは、1色毎に進退して色ト
ナーを塗り重ねられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナーを熱転写方式
により用紙に転写し、画像を形成する画像形成装置に関
する。
により用紙に転写し、画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、ホストコンピュータ等のホスト機
器から出力される印字情報に従って用紙に印字を行う画
像形成装置として、電子写真方式や熱転写方式を採用し
たプリンタ装置が知られている。
器から出力される印字情報に従って用紙に印字を行う画
像形成装置として、電子写真方式や熱転写方式を採用し
たプリンタ装置が知られている。
【0003】例えば、電子写真方式を用いたプリンタ装
置は、感光ドラムの周りに帯電器、露光ヘッド、現像
器、転写器等を配設し、帯電器により予め所定電荷を保
持した感光ドラムに対して露光ヘッドで印字情報に従っ
た光書き込みを行い、感光ドラムに静電潜像を形成す
る。この静電潜像は、トナーが収納された現像器により
顕像化(トナー像化)され、転写器で用紙に転写され
る。転写された用紙はトナー像を定着器で熱定着され、
機外へ排出される。
置は、感光ドラムの周りに帯電器、露光ヘッド、現像
器、転写器等を配設し、帯電器により予め所定電荷を保
持した感光ドラムに対して露光ヘッドで印字情報に従っ
た光書き込みを行い、感光ドラムに静電潜像を形成す
る。この静電潜像は、トナーが収納された現像器により
顕像化(トナー像化)され、転写器で用紙に転写され
る。転写された用紙はトナー像を定着器で熱定着され、
機外へ排出される。
【0004】また、熱転写方式のプリンタ装置は、印字
情報に従って発熱するサーマルヘッドと用紙間に、ベー
スフィルム面にインクの塗布されたインクリボンを介装
し、印字情報に従ってサーマルヘッドを選択的に発熱
し、インクリボン上のインクを溶かし、この溶融したイ
ンクに対応する用紙上の位置に印字を行うものが実用化
されている。これに使用されるインクリボンは用紙とほ
ぼ同じ幅で長尺の帯状をなしている。この長手方向に用
紙一枚分の面積に略対応する大きさのインク面が面順次
に形成されている。この印字後のインク面は、印字によ
るインクの転写で、印字した所だけインクが抜けてい
る。したがって、一度使用したインクリボンは再度使用
することはできない。
情報に従って発熱するサーマルヘッドと用紙間に、ベー
スフィルム面にインクの塗布されたインクリボンを介装
し、印字情報に従ってサーマルヘッドを選択的に発熱
し、インクリボン上のインクを溶かし、この溶融したイ
ンクに対応する用紙上の位置に印字を行うものが実用化
されている。これに使用されるインクリボンは用紙とほ
ぼ同じ幅で長尺の帯状をなしている。この長手方向に用
紙一枚分の面積に略対応する大きさのインク面が面順次
に形成されている。この印字後のインク面は、印字によ
るインクの転写で、印字した所だけインクが抜けてい
る。したがって、一度使用したインクリボンは再度使用
することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに電子写真方式のプリンタ装置は、高価な感光ドラム
を使用しなければならない。したがって装置の価格が上
昇するという欠点を有している。また、この方式は定着
器も必要であるため装置が大型化するという欠点も有し
ている。
うに電子写真方式のプリンタ装置は、高価な感光ドラム
を使用しなければならない。したがって装置の価格が上
昇するという欠点を有している。また、この方式は定着
器も必要であるため装置が大型化するという欠点も有し
ている。
【0006】一方、熱転写方式のプリンタ装置は、高価
な感光ドラムを使用せず、また、定着器も不用であるか
ら低廉であり且つ装置を小型化できるという利点を有し
ている。ところで、一般に、文書の印字面積率は5%程
度であって、インクリボンのフィルム上に塗布されてい
るインクの使用後における非印字の残留部分は全体の9
5%にもなる。そして、上述したように一度使用したイ
ンクリボンは再利用することができないから、インクが
95%も残留しているインクリボンはそのまま捨てられ
ることになる。したがって、結果的にはこの方式は不経
済であり使用コストが高価なものになるという欠点を有
している。また、用紙表面が平滑でないとインクが用紙
の凸部にのみ転写されて凹部が白抜けの状態になり易い
という性質があるため普通紙の使用が困難で専用紙の使
用が奨励される。このため、使用コストが更に高価なも
のになるという問題がある。また、そればかりでなく、
カラー印字を行う場合、たとえ1色の印字でよい場合で
も3色又は4色のインクが面順次に塗布されたインクリ
ボンを用いなければならない。従って、使用しない色の
インクは全て無駄になるから使用コストが一段と高価な
ものになるという問題も有していた。
な感光ドラムを使用せず、また、定着器も不用であるか
ら低廉であり且つ装置を小型化できるという利点を有し
ている。ところで、一般に、文書の印字面積率は5%程
度であって、インクリボンのフィルム上に塗布されてい
るインクの使用後における非印字の残留部分は全体の9
5%にもなる。そして、上述したように一度使用したイ
ンクリボンは再利用することができないから、インクが
95%も残留しているインクリボンはそのまま捨てられ
ることになる。したがって、結果的にはこの方式は不経
済であり使用コストが高価なものになるという欠点を有
している。また、用紙表面が平滑でないとインクが用紙
の凸部にのみ転写されて凹部が白抜けの状態になり易い
という性質があるため普通紙の使用が困難で専用紙の使
用が奨励される。このため、使用コストが更に高価なも
のになるという問題がある。また、そればかりでなく、
カラー印字を行う場合、たとえ1色の印字でよい場合で
も3色又は4色のインクが面順次に塗布されたインクリ
ボンを用いなければならない。従って、使用しない色の
インクは全て無駄になるから使用コストが一段と高価な
ものになるという問題も有していた。
【0007】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
使用コストが低廉で処理が高速な画像形成装置を提供す
ることである。
使用コストが低廉で処理が高速な画像形成装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
画像形成装置の構成を述べる。本発明は、記録情報に応
じて選択的にトナーを溶融する記録手段と、該記録手段
に対向配置されたプラテンと、表面にトナー粒子を担持
して搬送するベルト状のトナー担持体と、該トナー担持
体と用紙とを重ねて上記記録手段と上記プラテンとの対
向部に搬送する搬送手段とを有して、上記記録手段が上
記トナー担持体上のトナーを記録情報に応じて選択的に
溶融させ、該溶融トナーを上記用紙に転写して該用紙上
にドット画像を形成する画像形成装置を前提とする。
画像形成装置の構成を述べる。本発明は、記録情報に応
じて選択的にトナーを溶融する記録手段と、該記録手段
に対向配置されたプラテンと、表面にトナー粒子を担持
して搬送するベルト状のトナー担持体と、該トナー担持
体と用紙とを重ねて上記記録手段と上記プラテンとの対
向部に搬送する搬送手段とを有して、上記記録手段が上
記トナー担持体上のトナーを記録情報に応じて選択的に
溶融させ、該溶融トナーを上記用紙に転写して該用紙上
にドット画像を形成する画像形成装置を前提とする。
【0009】本発明の画像形成装置は、上記記録手段の
上流において上記トナー担持体にトナーを付着させる複
数のトナー付着手段と、該複数のトナー付着手段による
トナーの付着を上記トナー付着手段毎に変化させる付着
制御手段とを備えて構成される。
上流において上記トナー担持体にトナーを付着させる複
数のトナー付着手段と、該複数のトナー付着手段による
トナーの付着を上記トナー付着手段毎に変化させる付着
制御手段とを備えて構成される。
【0010】上記搬送手段は、例えば請求項2記載のよ
うに、上記用紙を上記記録手段と上記プラテンとの対向
部において往復搬送する。上記トナー担持体は、例えば
請求項3記載のように、トナー担持面に粘着部材を設け
てなる。また、例えば請求項4記載のように、トナー担
持面が弾性部材である。
うに、上記用紙を上記記録手段と上記プラテンとの対向
部において往復搬送する。上記トナー担持体は、例えば
請求項3記載のように、トナー担持面に粘着部材を設け
てなる。また、例えば請求項4記載のように、トナー担
持面が弾性部材である。
【0011】また、画像形成装置は、例えば請求項5記
載のように、上記プラテンを加熱する加熱手段を更に設
けてなる。また、例えば請求項6記載のように、上記加
熱手段をトナーの溶融温度以下に加熱制御する制御手段
を更に有する。
載のように、上記プラテンを加熱する加熱手段を更に設
けてなる。また、例えば請求項6記載のように、上記加
熱手段をトナーの溶融温度以下に加熱制御する制御手段
を更に有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、実施の形態としての
画像形成装置の主要部の構成を模式的に示す側断面図で
ある。同図に示すように、この画像形成装置は、サーマ
ルヘッド1、プラテンロール2、記録紙搬送路3、トナ
ー付着装置4(4a、4b、4c、4d)、トナー担持
フィルム5、フィルムカートリッジ6及び7で構成され
ている。
を参照しながら説明する。図1は、実施の形態としての
画像形成装置の主要部の構成を模式的に示す側断面図で
ある。同図に示すように、この画像形成装置は、サーマ
ルヘッド1、プラテンロール2、記録紙搬送路3、トナ
ー付着装置4(4a、4b、4c、4d)、トナー担持
フィルム5、フィルムカートリッジ6及び7で構成され
ている。
【0013】上記のサーマルヘッド1は、その先端部が
プラテンロール2と対向して画像転写部Dを形成してい
る。そのサーマルヘッド1の先端には多数個の発熱体が
内蔵され、同図の紙面垂直方向に一列に配設されてい
る。これら配設されている発熱体の数は、例えばこの画
像形成装置が印字密度300dpi(ドット/インチ)
であり、A4判の用紙を縦方向に搬送しながら線順次に
印字可能な場合、およそ2,500個が配設されてい
る。これらの個々の発熱体にはホスト機器から出力され
る印字情報にしたがったパルス電圧が印加され、これに
より個々の発熱体は選択的に発熱制御される。
プラテンロール2と対向して画像転写部Dを形成してい
る。そのサーマルヘッド1の先端には多数個の発熱体が
内蔵され、同図の紙面垂直方向に一列に配設されてい
る。これら配設されている発熱体の数は、例えばこの画
像形成装置が印字密度300dpi(ドット/インチ)
であり、A4判の用紙を縦方向に搬送しながら線順次に
印字可能な場合、およそ2,500個が配設されてい
る。これらの個々の発熱体にはホスト機器から出力され
る印字情報にしたがったパルス電圧が印加され、これに
より個々の発熱体は選択的に発熱制御される。
【0014】一方、プラテンローラ2は、筒状部材で構
成され、図の矢印Aで示す時計回り方向に回転可能に構
成されている。記録紙搬送路3は、案内ロール、ガイド
板等で形成され、給紙カセットなどの不図示の給紙機構
から送出される記録紙(用紙)Pを上記画像転写部Dへ
往復搬送する。
成され、図の矢印Aで示す時計回り方向に回転可能に構
成されている。記録紙搬送路3は、案内ロール、ガイド
板等で形成され、給紙カセットなどの不図示の給紙機構
から送出される記録紙(用紙)Pを上記画像転写部Dへ
往復搬送する。
【0015】トナー担持手段であるトナー担持フィルム
5は、ポリイミド等の耐熱性のある材料からなり、フィ
ルムカートリッジ6からフィルムカートリッジ7までの
間を不図示の駆動手段による巻き取りによって移動す
る。
5は、ポリイミド等の耐熱性のある材料からなり、フィ
ルムカートリッジ6からフィルムカートリッジ7までの
間を不図示の駆動手段による巻き取りによって移動す
る。
【0016】トナー付着装置4内には非磁性トナーtが
収納され、上述のトナー担持フィルム5が上記の移動に
よりトナー付着装置4を通過する間に、トナー付着装置
4内のトナーtがトナー担持フィルム5の下面に吸着す
る。
収納され、上述のトナー担持フィルム5が上記の移動に
よりトナー付着装置4を通過する間に、トナー付着装置
4内のトナーtがトナー担持フィルム5の下面に吸着す
る。
【0017】このトナー担持フィルム5に吸着したトナ
ーtは、トナー担持フィルム5の図の矢印Bで示す右方
向への移動にしたがって、トナー担持フィルム5と共に
画像転写部Dの位置まで移動する。
ーtは、トナー担持フィルム5の図の矢印Bで示す右方
向への移動にしたがって、トナー担持フィルム5と共に
画像転写部Dの位置まで移動する。
【0018】上述した用紙Pは、この画像転写部Dに搬
送されるトナー担持フィルム5のトナー付着面に当接し
てトナー担持フィルム5と重ねられ、トナー担持フィル
ム5と共に図の矢印Bで示す右方向に移動する。このト
ナー担持フィルム5と共に移動する間に、後述するよう
にトナー画像が転写される。トナー画像が転写された用
紙Pは、転写されたトナー画像に影響を与えられないよ
うに、用紙搬送路3に伴われて機外へ排出される。
送されるトナー担持フィルム5のトナー付着面に当接し
てトナー担持フィルム5と重ねられ、トナー担持フィル
ム5と共に図の矢印Bで示す右方向に移動する。このト
ナー担持フィルム5と共に移動する間に、後述するよう
にトナー画像が転写される。トナー画像が転写された用
紙Pは、転写されたトナー画像に影響を与えられないよ
うに、用紙搬送路3に伴われて機外へ排出される。
【0019】続いて、図2に、上記画像形成装置の制御
部の主要回路の構成を示す。同図に示すように、CPU
(中央処理装置)11にはI/F(インターフェース)
コントローラ12を介して外部のホスト機器から印字デ
ータが入力する。CPU11には、特には図示しないが
プログラム用のメモリ及び印字データ用のページバッフ
ァが内蔵されている。また、各種の入出力ポート機能を
備えている。CPU11は、上記のプログラムに従い、
上記ホスト機器から入力する印字データに基づいて、入
出力ポートを介して各部と制御信号を入出力する処理を
行う。
部の主要回路の構成を示す。同図に示すように、CPU
(中央処理装置)11にはI/F(インターフェース)
コントローラ12を介して外部のホスト機器から印字デ
ータが入力する。CPU11には、特には図示しないが
プログラム用のメモリ及び印字データ用のページバッフ
ァが内蔵されている。また、各種の入出力ポート機能を
備えている。CPU11は、上記のプログラムに従い、
上記ホスト機器から入力する印字データに基づいて、入
出力ポートを介して各部と制御信号を入出力する処理を
行う。
【0020】それらの出力ポートは、トナー付着装置4
aに、Bk(ブラック、黒)のトナーをトナー担持フィ
ルム5に塗布する(付着させる)信号を出力し、トナー
付着装置4bに、Y(イエロー、黄色)のトナーをトナ
ー担持フィルム5に塗布する信号を出力し、トナー付着
装置4cに、M(マゼンタ、赤色染料名)のトナーをト
ナー担持フィルム5に塗布する信号を出力し、そしてト
ナー付着装置4dに、C(シアン、緑味のある青色)の
トナーをトナー担持フィルム5に塗布する信号を出力す
る。尚、この画像形成装置では、印字をBk(ブラッ
ク)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)及びC(シア
ン)の順序で行うように構成されている。
aに、Bk(ブラック、黒)のトナーをトナー担持フィ
ルム5に塗布する(付着させる)信号を出力し、トナー
付着装置4bに、Y(イエロー、黄色)のトナーをトナ
ー担持フィルム5に塗布する信号を出力し、トナー付着
装置4cに、M(マゼンタ、赤色染料名)のトナーをト
ナー担持フィルム5に塗布する信号を出力し、そしてト
ナー付着装置4dに、C(シアン、緑味のある青色)の
トナーをトナー担持フィルム5に塗布する信号を出力す
る。尚、この画像形成装置では、印字をBk(ブラッ
ク)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)及びC(シア
ン)の順序で行うように構成されている。
【0021】また、上記の出力ポートは、更に、サーマ
ルヘッド1の先端をプラテンロール2に圧接する方向へ
回動させる信号をヘッド圧着駆動機構14に出力し、サ
ーマルヘッド1の発熱体に選択的且つ熱履歴に応じてパ
ルス電圧を印加するヘッド駆動機構15に、印字データ
に応じた印字信号を出力する。そして、用紙Pを画像転
写部Dに往復搬送する用紙搬送モータ16に、用紙搬送
距離に対応する駆動パルス信号を出力する。
ルヘッド1の先端をプラテンロール2に圧接する方向へ
回動させる信号をヘッド圧着駆動機構14に出力し、サ
ーマルヘッド1の発熱体に選択的且つ熱履歴に応じてパ
ルス電圧を印加するヘッド駆動機構15に、印字データ
に応じた印字信号を出力する。そして、用紙Pを画像転
写部Dに往復搬送する用紙搬送モータ16に、用紙搬送
距離に対応する駆動パルス信号を出力する。
【0022】続いて、上記構成の画像形成装置の動作を
再び図1を用いて説明する。先ずCPU11は、I/F
コントローラ12から入力する印字データを各色毎に4
色同時にページバッファに展開する。尚、この場合、4
色を1色づつページバッファに展開し、1色の印字終了
毎に次の色をページバッファに展開するようにしてもよ
い。そのようにすれば、メモリ容量を削減することがで
きる。
再び図1を用いて説明する。先ずCPU11は、I/F
コントローラ12から入力する印字データを各色毎に4
色同時にページバッファに展開する。尚、この場合、4
色を1色づつページバッファに展開し、1色の印字終了
毎に次の色をページバッファに展開するようにしてもよ
い。そのようにすれば、メモリ容量を削減することがで
きる。
【0023】CPU11は、上述した印字の順序に従っ
て、先ずBk(ブラック)の印字データを判断して、副
走査方向(用紙Pの縦方向、つまり搬送方向)の印字デ
ータに対応する領域(トナー担持フィルム5面の長さ)
にBk(ブラック)トナーの塗布を行うようトナー付着
装置4aを制御する。次にY(イエロー)の印字データ
があるか否かを判断し、印字データがあれば、副走査方
向の印字データに対応する領域に、Y(イエロー)トナ
ーの塗布を行うようにトナー付着装置4bを制御する。
続いてM(マゼンタ)の印字データを判断して、この場
合も同様に印字データがあれば、副走査方向の印字デー
タに対応する領域に、M(マゼンタ)トナーの塗布を行
うようにトナー付着装置4cを制御する。そして、更に
C(シアン)の印字データを判断し、印字データがあれ
ば、副走査方向の印字データに対応する領域に、C(シ
アン)トナーの塗布を行うようにトナー付着装置4dを
制御する。上記いずれの場合も、印字データがなかった
場合は、直ちに次の色の印字データの判断を行う。
て、先ずBk(ブラック)の印字データを判断して、副
走査方向(用紙Pの縦方向、つまり搬送方向)の印字デ
ータに対応する領域(トナー担持フィルム5面の長さ)
にBk(ブラック)トナーの塗布を行うようトナー付着
装置4aを制御する。次にY(イエロー)の印字データ
があるか否かを判断し、印字データがあれば、副走査方
向の印字データに対応する領域に、Y(イエロー)トナ
ーの塗布を行うようにトナー付着装置4bを制御する。
続いてM(マゼンタ)の印字データを判断して、この場
合も同様に印字データがあれば、副走査方向の印字デー
タに対応する領域に、M(マゼンタ)トナーの塗布を行
うようにトナー付着装置4cを制御する。そして、更に
C(シアン)の印字データを判断し、印字データがあれ
ば、副走査方向の印字データに対応する領域に、C(シ
アン)トナーの塗布を行うようにトナー付着装置4dを
制御する。上記いずれの場合も、印字データがなかった
場合は、直ちに次の色の印字データの判断を行う。
【0024】図3(b),(c) は、上記のように判断された
印字データに応じてトナーが選択的にトナー担持フィル
ム5に塗布された状態の例を示す図である。また、同図
(a)には、比較のため通常の4色のインクリボンのイン
ク配列の例を示している。尚、同図(a) に示すインクリ
ボン21、及び同図(b),(c) に示すトナー担持フィルム
5は、いずれも、図の矢印Bで示す右方向に搬送される
ものとして示している。
印字データに応じてトナーが選択的にトナー担持フィル
ム5に塗布された状態の例を示す図である。また、同図
(a)には、比較のため通常の4色のインクリボンのイン
ク配列の例を示している。尚、同図(a) に示すインクリ
ボン21、及び同図(b),(c) に示すトナー担持フィルム
5は、いずれも、図の矢印Bで示す右方向に搬送される
ものとして示している。
【0025】同図(a) に示すように、通常のインクリボ
ン21は、Bk(ブラック)インク21a、Y(イエロ
ー)インク21b、M(マゼンタ)インク21c及びC
(シアン)インク21dが、夫々同一の面積でインクリ
ボン21の長手方向に面順次に塗布されて構成されてい
る。これらは4色1組となって使用されるものであるた
め、印字の内容により色毎のインクの使用量に変化があ
っても、常に一定の長さのインクリボンが消費される。
例えば、Bk(ブラック)とY(イエロー)のみの印字
データを記録する場合でも、上記4色1組のインク面が
使用されるから、実際に使用されるBk(ブラック)と
Y(イエロー)以外のM(マゼンタ)とC(シアン)の
2色は使用されないまま捨てられることになる。
ン21は、Bk(ブラック)インク21a、Y(イエロ
ー)インク21b、M(マゼンタ)インク21c及びC
(シアン)インク21dが、夫々同一の面積でインクリ
ボン21の長手方向に面順次に塗布されて構成されてい
る。これらは4色1組となって使用されるものであるた
め、印字の内容により色毎のインクの使用量に変化があ
っても、常に一定の長さのインクリボンが消費される。
例えば、Bk(ブラック)とY(イエロー)のみの印字
データを記録する場合でも、上記4色1組のインク面が
使用されるから、実際に使用されるBk(ブラック)と
Y(イエロー)以外のM(マゼンタ)とC(シアン)の
2色は使用されないまま捨てられることになる。
【0026】これに対して、本例では、同図(b) に示す
ように、例えばBk(ブラック)のトナーtaとM(マ
ゼンタ)のトナーtcが、実際の使用量に応じてほぼ同
一の大きさで夫々広い範囲α及び範囲γにわたって塗布
される。そして、Y(イエロー)のトナーtbとC(シ
アン)のトナーtdが、これも実際の使用量に応じて夫
々狭い範囲β及び範囲δに塗布される。この例では、Y
(イエロー)のトナーtbの塗布範囲βは、C(シア
ン)のトナーtdの塗布範囲δよりも狭く、4色の中で
は最も僅かしか塗布されていない。
ように、例えばBk(ブラック)のトナーtaとM(マ
ゼンタ)のトナーtcが、実際の使用量に応じてほぼ同
一の大きさで夫々広い範囲α及び範囲γにわたって塗布
される。そして、Y(イエロー)のトナーtbとC(シ
アン)のトナーtdが、これも実際の使用量に応じて夫
々狭い範囲β及び範囲δに塗布される。この例では、Y
(イエロー)のトナーtbの塗布範囲βは、C(シア
ン)のトナーtdの塗布範囲δよりも狭く、4色の中で
は最も僅かしか塗布されていない。
【0027】このように、色調データ(分光データ)を
副走査方向に調べて、例えば上記の範囲α、β、γ及び
δのように使用すべき色が存在する範囲で、印字すべき
色のトナーを副走査方向に塗布するようにしている。し
たがって、使用するトナーにも、またトナー担持フィル
ム5にも不使用となる部分がなく、無駄がないため消耗
部材が経済的である。
副走査方向に調べて、例えば上記の範囲α、β、γ及び
δのように使用すべき色が存在する範囲で、印字すべき
色のトナーを副走査方向に塗布するようにしている。し
たがって、使用するトナーにも、またトナー担持フィル
ム5にも不使用となる部分がなく、無駄がないため消耗
部材が経済的である。
【0028】また、同図(c) は、Bk(ブラック)のト
ナーtaとY(イエロー)のトナーtbのみが、夫々同
じような大きさの領域に繰り返し塗布されている。これ
は、この場合の印字画像が黒と黄色のみからなる画像で
あり、このような画像を少なくとも連続して用紙に2枚
印字する場合のトナー担持フィルム5の状態を表してい
る。この場合も、4色のうち不使用となるM(マゼン
タ)とC(シアン)については初めからトナーを塗布し
ないので、トナーもトナー担持フィルム5も無駄に消費
されることがない。
ナーtaとY(イエロー)のトナーtbのみが、夫々同
じような大きさの領域に繰り返し塗布されている。これ
は、この場合の印字画像が黒と黄色のみからなる画像で
あり、このような画像を少なくとも連続して用紙に2枚
印字する場合のトナー担持フィルム5の状態を表してい
る。この場合も、4色のうち不使用となるM(マゼン
タ)とC(シアン)については初めからトナーを塗布し
ないので、トナーもトナー担持フィルム5も無駄に消費
されることがない。
【0029】上記の図3(b),(c) に示す例で明らかなよ
うに、たとえ1色又は2色の印字であっても、不使用と
なるトナーの塗布面が無いから、通常のインクリボンの
ようにトナー担持フィルム5を空送りする必要がなく、
したがって、印字速度が速くなる。
うに、たとえ1色又は2色の印字であっても、不使用と
なるトナーの塗布面が無いから、通常のインクリボンの
ようにトナー担持フィルム5を空送りする必要がなく、
したがって、印字速度が速くなる。
【0030】図2に示すCPU11は、一方では、上記
のようにトナー付着装置4を制御してトナー担持フィル
ム5にトナーを塗布し、他方では、ヘッド圧着駆動機構
14にサーマルヘッド1の先端をプラテン2方向へ回動
させる信号を出力してサーマルヘッド1をプラテン2方
向に圧着させ、これによりトナー担持フィルム5と用紙
Pを画像転写部Dに挟持させ、用紙搬送モータ16を図
1の矢印Eで示す正方向(図の右方向)に駆動して用紙
Pをトナー担持フィルム5と共に印字方向に搬送する。
そして、この画像転写部Dにトナー担持フィルム5のB
k(ブラック)トナーtaの領域(付着面)がきている
ときはBk(ブラック)の印字データに従ってヘッド駆
動機構15を介してサーマルヘッド1を駆動する。ま
た、他の色の場合も順次同様に行う。例えばY(イエロ
ー)トナーtbの領域がきているときはY(イエロー)
の印字データに従ってヘッド駆動機構15を介しサーマ
ルヘッド1を駆動する。M(マゼンタ)又はC(シア
ン)の場合も上記と同様に行う。これにより、所定の色
のトナーが後述するようにトナー担持フィルム5から用
紙Pに転写される。
のようにトナー付着装置4を制御してトナー担持フィル
ム5にトナーを塗布し、他方では、ヘッド圧着駆動機構
14にサーマルヘッド1の先端をプラテン2方向へ回動
させる信号を出力してサーマルヘッド1をプラテン2方
向に圧着させ、これによりトナー担持フィルム5と用紙
Pを画像転写部Dに挟持させ、用紙搬送モータ16を図
1の矢印Eで示す正方向(図の右方向)に駆動して用紙
Pをトナー担持フィルム5と共に印字方向に搬送する。
そして、この画像転写部Dにトナー担持フィルム5のB
k(ブラック)トナーtaの領域(付着面)がきている
ときはBk(ブラック)の印字データに従ってヘッド駆
動機構15を介してサーマルヘッド1を駆動する。ま
た、他の色の場合も順次同様に行う。例えばY(イエロ
ー)トナーtbの領域がきているときはY(イエロー)
の印字データに従ってヘッド駆動機構15を介しサーマ
ルヘッド1を駆動する。M(マゼンタ)又はC(シア
ン)の場合も上記と同様に行う。これにより、所定の色
のトナーが後述するようにトナー担持フィルム5から用
紙Pに転写される。
【0031】このように印字処理を行って、1色の印字
が終了するとサーマルヘッド1の圧着を解除して、用紙
搬送モータ16を図1の矢印Fで示す逆方向(図の左方
向)に回転駆動し、用紙Pを送り戻して初めの印字位置
に設定する。続いて、次の色による印字を再び上述した
手順で行う。これを繰り返すことにより、所望の複数色
が1枚の用紙Pに塗り重ねられてフルカラー又は所望の
色合いの画像が印字される。
が終了するとサーマルヘッド1の圧着を解除して、用紙
搬送モータ16を図1の矢印Fで示す逆方向(図の左方
向)に回転駆動し、用紙Pを送り戻して初めの印字位置
に設定する。続いて、次の色による印字を再び上述した
手順で行う。これを繰り返すことにより、所望の複数色
が1枚の用紙Pに塗り重ねられてフルカラー又は所望の
色合いの画像が印字される。
【0032】図4は、上記の印字を実行する画像転写部
Dの模式的拡大図である。尚、同図に示す各部材は前述
の図1に示す各部材と夫々同一であるので、この図4で
は図1と同一の番号を付して示し、また動作の方向を示
す記号も図1と同一の記号を付して示してある。図4に
示すように、画像記録部Dには、サーマルヘッド1とプ
ラテンロール2との間に、用紙Pとトナー担持フィルム
5とが、トナーtの付着したフィルム面を用紙面に付け
て重なった状態で挟持される。そして、サーマルヘッド
1は、トナー担持フィルム5とトナーtと用紙Pとをプ
ラテンロール2に圧接する。この状態で、トナー担持フ
ィルム5とトナーtと用紙Pとが、プラテンロール2の
回転に伴って図の矢印B又は矢印Eで示す右方向に移動
する。
Dの模式的拡大図である。尚、同図に示す各部材は前述
の図1に示す各部材と夫々同一であるので、この図4で
は図1と同一の番号を付して示し、また動作の方向を示
す記号も図1と同一の記号を付して示してある。図4に
示すように、画像記録部Dには、サーマルヘッド1とプ
ラテンロール2との間に、用紙Pとトナー担持フィルム
5とが、トナーtの付着したフィルム面を用紙面に付け
て重なった状態で挟持される。そして、サーマルヘッド
1は、トナー担持フィルム5とトナーtと用紙Pとをプ
ラテンロール2に圧接する。この状態で、トナー担持フ
ィルム5とトナーtと用紙Pとが、プラテンロール2の
回転に伴って図の矢印B又は矢印Eで示す右方向に移動
する。
【0033】図5(a),(b) は、このときの上記画像記録
部D近傍の状態を更に拡大して示す図である。同図(a),
(b) には、サーマルヘッド1内に配設されている発熱体
1aも示している。尚、同図(a) に移動方向として示す
矢印A、B及びCは、いずれも図1及び図2に移動方向
として示した矢印A、B及びCを再掲したものである。
同図(a) に示すように、前述したトナー担持フィルム
5、トナーt及び用紙Pがプラテンロール2と共に右方
へ移動する間に、CPU11からの制御によりサーマル
ヘッド1の発熱体1aが選択的に通電されて発熱し、こ
の発熱により、トナー担持フィルム5に吸着していたト
ナーtが溶けて用紙Pに付着する、つまり転写される。
部D近傍の状態を更に拡大して示す図である。同図(a),
(b) には、サーマルヘッド1内に配設されている発熱体
1aも示している。尚、同図(a) に移動方向として示す
矢印A、B及びCは、いずれも図1及び図2に移動方向
として示した矢印A、B及びCを再掲したものである。
同図(a) に示すように、前述したトナー担持フィルム
5、トナーt及び用紙Pがプラテンロール2と共に右方
へ移動する間に、CPU11からの制御によりサーマル
ヘッド1の発熱体1aが選択的に通電されて発熱し、こ
の発熱により、トナー担持フィルム5に吸着していたト
ナーtが溶けて用紙Pに付着する、つまり転写される。
【0034】同図(b) は、この用紙Pへのトナーtの転
写状態を示す図である。同図に示すように、印字データ
に基づいて発熱体1aが発熱すると、この熱はトナー担
持フィルム5を介してトナーtに伝わり、この伝達され
た熱がガラス転移点の温度(例えば、約150°C)に
達するとトナーtが溶融し、トナーt´となって用紙P
に転写される。尚、溶けたトナーt´が用紙Pに転写
し、トナー担持フィルム5側に付着しないのは、もとも
とトナー担持フィルム5とトナーtとの静電吸着力が弱
く、また、溶融したトナーt´はその粘性により用紙P
に転写し易くなるためである。このようにして用紙Pに
は印字データに従って発熱した発熱体1aの位置に対応
する紙面上にトナーt´が転写される。
写状態を示す図である。同図に示すように、印字データ
に基づいて発熱体1aが発熱すると、この熱はトナー担
持フィルム5を介してトナーtに伝わり、この伝達され
た熱がガラス転移点の温度(例えば、約150°C)に
達するとトナーtが溶融し、トナーt´となって用紙P
に転写される。尚、溶けたトナーt´が用紙Pに転写
し、トナー担持フィルム5側に付着しないのは、もとも
とトナー担持フィルム5とトナーtとの静電吸着力が弱
く、また、溶融したトナーt´はその粘性により用紙P
に転写し易くなるためである。このようにして用紙Pに
は印字データに従って発熱した発熱体1aの位置に対応
する紙面上にトナーt´が転写される。
【0035】このようにして、サーマルヘッド1による
上述した印字(トナーtの転写)を用紙Pの副走査方向
に線順次に行いながら1ページに対応する1色の印字が
終了すると、前述したように用紙Pを逆搬送して次の色
のトナーの印字(転写)を行う。
上述した印字(トナーtの転写)を用紙Pの副走査方向
に線順次に行いながら1ページに対応する1色の印字が
終了すると、前述したように用紙Pを逆搬送して次の色
のトナーの印字(転写)を行う。
【0036】上記のようにして、印字動作を繰り返すこ
とにより、印字データに従ったドット画像(トナー画
像)が用紙Pに形成される。そして、トナー画像が形成
された用紙Pは、例えば機外の排紙トレイ等の上に排出
される。
とにより、印字データに従ったドット画像(トナー画
像)が用紙Pに形成される。そして、トナー画像が形成
された用紙Pは、例えば機外の排紙トレイ等の上に排出
される。
【0037】尚、図5(a),(b) に示すように、トナーt
はそれぞれが独立してトナー担持フィルム5上に吸着し
ている。したがって、トナーtが用紙Pへ転写される際
に用紙Pの凹凸に個々のトナーtが柔軟に接触できる。
このため、用紙Pの凸部凹部ともにトナーtの転写が完
全に行われる。それゆえに、例えば熱転写型インクリボ
ンを用いた記録方法の場合のように、普通紙への印字が
困難であるといった問題は生じない。
はそれぞれが独立してトナー担持フィルム5上に吸着し
ている。したがって、トナーtが用紙Pへ転写される際
に用紙Pの凹凸に個々のトナーtが柔軟に接触できる。
このため、用紙Pの凸部凹部ともにトナーtの転写が完
全に行われる。それゆえに、例えば熱転写型インクリボ
ンを用いた記録方法の場合のように、普通紙への印字が
困難であるといった問題は生じない。
【0038】上述のように、本実施例の画像形成装置1
は、トナー担持フィルム5にトナーtを静電吸着し、画
像転写部Dにおいて発熱体1a(サーマルヘッド1)の
発熱に従ってトナーtを用紙Pに線順次に転写して、ト
ナー画像を作成するものである。
は、トナー担持フィルム5にトナーtを静電吸着し、画
像転写部Dにおいて発熱体1a(サーマルヘッド1)の
発熱に従ってトナーtを用紙Pに線順次に転写して、ト
ナー画像を作成するものである。
【0039】次に、図6(a),(b) は、上記実施の形態に
おいて、トナー担持フィルムに粘着層を形成した場合に
おける画像転写部近傍の断面図である。同図(a),(b)
は、画像転写部Dにトナーtを付着したトナー担持フィ
ルム15(15a、15b)及び用紙Pがプラテン2の
回転に伴って画像転写部Dを右方向に移動しているとき
の断面図である。また、同図(a),(b) において、前述の
図5(a),(b) に示した部材と同一の部材には図5(a),
(b) と同一の番号を付して示している。
おいて、トナー担持フィルムに粘着層を形成した場合に
おける画像転写部近傍の断面図である。同図(a),(b)
は、画像転写部Dにトナーtを付着したトナー担持フィ
ルム15(15a、15b)及び用紙Pがプラテン2の
回転に伴って画像転写部Dを右方向に移動しているとき
の断面図である。また、同図(a),(b) において、前述の
図5(a),(b) に示した部材と同一の部材には図5(a),
(b) と同一の番号を付して示している。
【0040】上記の図6(a),(b) に示す例において、ト
ナー担持フィルム15は、ベースフィルム15aと粘着
層15bで構成されている。粘着層15bはベースフィ
ルム15aの外側の面つまりトナー付着装置4及び用紙
Pに接する方の面に形成されている。ベースフィルム1
5aは前述したトナー担持フィルム5と同様、ポリイミ
ド等の耐熱性のあるフィルムで構成されている。また、
粘着層15bの粘着力はそれほど強いものではなく、ト
ナーtを保持し、保持したトナーtが落下することなく
画像転写部Dまで搬送できる程度の粘着力である。
ナー担持フィルム15は、ベースフィルム15aと粘着
層15bで構成されている。粘着層15bはベースフィ
ルム15aの外側の面つまりトナー付着装置4及び用紙
Pに接する方の面に形成されている。ベースフィルム1
5aは前述したトナー担持フィルム5と同様、ポリイミ
ド等の耐熱性のあるフィルムで構成されている。また、
粘着層15bの粘着力はそれほど強いものではなく、ト
ナーtを保持し、保持したトナーtが落下することなく
画像転写部Dまで搬送できる程度の粘着力である。
【0041】このトナー担持フィルム15の構成におい
ても、トナー担持フィルム15がトナー付着装置4を移
動する間に、CPU11からのトナー付着装置4への制
御により、トナー担持フィルム15の粘着層15bにト
ナーtが付着する。前述のように、この粘着層15bの
粘着力はトナーtを落下させることなく、確実に画像転
写部Dまで搬送できる程度の粘着力を有しており、これ
により、上記粘着層15bに付着したトナーtはトナー
担持フィルム15に伴われて画像転写部Dまで搬送され
る。
ても、トナー担持フィルム15がトナー付着装置4を移
動する間に、CPU11からのトナー付着装置4への制
御により、トナー担持フィルム15の粘着層15bにト
ナーtが付着する。前述のように、この粘着層15bの
粘着力はトナーtを落下させることなく、確実に画像転
写部Dまで搬送できる程度の粘着力を有しており、これ
により、上記粘着層15bに付着したトナーtはトナー
担持フィルム15に伴われて画像転写部Dまで搬送され
る。
【0042】そして、この場合も、図6(b) に示すよう
に、画像転写部Dにはサーマルヘッド1とプラテンロー
ル2に用紙P、トナーt及びトナー担持フィルム5が重
なって挟持されて、右方に移動する間に、印字データに
従って発熱体1aが発熱する。この熱はトナー担持フィ
ルム15のベースフィルム15a及び粘着層15bを介
してトナーtに伝わり、この伝達された熱がトナーtの
溶融温度に達すると、トナーtは溶けてトナーt´とな
り用紙Pに転写される。
に、画像転写部Dにはサーマルヘッド1とプラテンロー
ル2に用紙P、トナーt及びトナー担持フィルム5が重
なって挟持されて、右方に移動する間に、印字データに
従って発熱体1aが発熱する。この熱はトナー担持フィ
ルム15のベースフィルム15a及び粘着層15bを介
してトナーtに伝わり、この伝達された熱がトナーtの
溶融温度に達すると、トナーtは溶けてトナーt´とな
り用紙Pに転写される。
【0043】この場合、トナーtをトナー担持フィルム
15に保持する力は粘着層15bの粘着力である。した
がって、一見、溶けたトナーt´は用紙Pに転写され
ず、トナー担持フィルム15(粘着層15b)側に付着
しそうである。しかしながら、実際には、粘着層15b
には付着しない。その理由を以下に説明する。
15に保持する力は粘着層15bの粘着力である。した
がって、一見、溶けたトナーt´は用紙Pに転写され
ず、トナー担持フィルム15(粘着層15b)側に付着
しそうである。しかしながら、実際には、粘着層15b
には付着しない。その理由を以下に説明する。
【0044】すなわち、トナーtが溶融していないと
き、用紙Pとトナーtの付着力(摩擦による静電力)を
F1とし、粘着層15bとトナーtの粘着力をF2とす
ると、トナーtが溶融していないときは粘着層15bの
粘着力が強く、F2>F1であり、トナーtは粘着層1
5b(トナー担持フィルム15)側に粘着したままであ
る。したがって、通電されない発熱体1aに対応する用
紙Pの位置にはトナーtが転写されることなく、所謂用
紙Pの地汚れを防止できる。
き、用紙Pとトナーtの付着力(摩擦による静電力)を
F1とし、粘着層15bとトナーtの粘着力をF2とす
ると、トナーtが溶融していないときは粘着層15bの
粘着力が強く、F2>F1であり、トナーtは粘着層1
5b(トナー担持フィルム15)側に粘着したままであ
る。したがって、通電されない発熱体1aに対応する用
紙Pの位置にはトナーtが転写されることなく、所謂用
紙Pの地汚れを防止できる。
【0045】一方、通電された発熱体1aでは、対応す
る位置のトナーtが溶融し、溶融したトナーt´の表面
エネルギー(トナーt´の表面張力)は低下し、溶融し
たトナーt´と粘着層15bとの粘着力は低下する。ま
た、トナーtが溶融してトナーt´になると、その粘性
により、トナーt´と用紙Pとの付着力が増大する。し
たがって、トナーtが溶融したときのトナーt´と粘着
層15bとの粘着力をF2´とし、トナーt´と用紙P
との付着力をF1´とすると、F1´>F2´となり、
用紙Pに溶融したトナーt´が転写される。従って、発
熱体1aが発熱すると、用紙Pにのみ溶融したトナーt
´が確実に転写される。
る位置のトナーtが溶融し、溶融したトナーt´の表面
エネルギー(トナーt´の表面張力)は低下し、溶融し
たトナーt´と粘着層15bとの粘着力は低下する。ま
た、トナーtが溶融してトナーt´になると、その粘性
により、トナーt´と用紙Pとの付着力が増大する。し
たがって、トナーtが溶融したときのトナーt´と粘着
層15bとの粘着力をF2´とし、トナーt´と用紙P
との付着力をF1´とすると、F1´>F2´となり、
用紙Pに溶融したトナーt´が転写される。従って、発
熱体1aが発熱すると、用紙Pにのみ溶融したトナーt
´が確実に転写される。
【0046】以上のメカニズムを以下に更に詳しく説明
する。接着理論では固体の表面に液体が接触したときの
接着エネルギー(Wa)、即ち上記F1´、F2´は下
記の式で現される。
する。接着理論では固体の表面に液体が接触したときの
接着エネルギー(Wa)、即ち上記F1´、F2´は下
記の式で現される。
【0047】Wa=γs+γL−(√γs−√γL)2
/(1−0.015 √γs・√γL) 但し、γs:固体の表面張力 γL:液体の表面張力 溶融トナーは粘度の高い液体と看做するため上式は粘着
層と溶融トナーの界面及び用紙Pと溶融トナーの界面に
適用できる。従ってF1´及びF2´は、 F1 ´=γp+γt−(√rp−√rt)2 /(1−0.
015 √rp・√rt) 但し、γp:用紙Pの表面張力 γt:溶融トナーの表面張力 F2´=γa+γt−(√γa−√γt)2 /(1−0.
015 √γa・√γt) 但し、γa:粘着層の表面張力 ここで溶融トナーの表面張力は23〔dyn/cm〕程度であ
り、用紙Pの表面張力は45〔dyn/cm〕程度である。ま
た、粘着層に天然ゴム系の材料を用いた場合の粘着層6
−2の表面張力は24〔dyn/cm〕程度となる。これらの
数値を用いて上記F1´、F2´を求めると、 F1´=61〔erg/cm2 〕 F2´=47〔erg/cm2 〕 となる。従って溶融トナーt´を用紙Pに確実に転写す
ることができる。
/(1−0.015 √γs・√γL) 但し、γs:固体の表面張力 γL:液体の表面張力 溶融トナーは粘度の高い液体と看做するため上式は粘着
層と溶融トナーの界面及び用紙Pと溶融トナーの界面に
適用できる。従ってF1´及びF2´は、 F1 ´=γp+γt−(√rp−√rt)2 /(1−0.
015 √rp・√rt) 但し、γp:用紙Pの表面張力 γt:溶融トナーの表面張力 F2´=γa+γt−(√γa−√γt)2 /(1−0.
015 √γa・√γt) 但し、γa:粘着層の表面張力 ここで溶融トナーの表面張力は23〔dyn/cm〕程度であ
り、用紙Pの表面張力は45〔dyn/cm〕程度である。ま
た、粘着層に天然ゴム系の材料を用いた場合の粘着層6
−2の表面張力は24〔dyn/cm〕程度となる。これらの
数値を用いて上記F1´、F2´を求めると、 F1´=61〔erg/cm2 〕 F2´=47〔erg/cm2 〕 となる。従って溶融トナーt´を用紙Pに確実に転写す
ることができる。
【0048】このように、本例の形態によれば、溶融ト
ナーt´を用紙Pに確実に転写することができると共
に、トナー担持フィルム15に粘着層15bを設けた構
成であるので、用紙P上の転写を行わない位置にはトナ
ーt(t´)が転写されず、地汚れを確実に防止でき
る。
ナーt´を用紙Pに確実に転写することができると共
に、トナー担持フィルム15に粘着層15bを設けた構
成であるので、用紙P上の転写を行わない位置にはトナ
ーt(t´)が転写されず、地汚れを確実に防止でき
る。
【0049】続いて、図7(a),(c) は、トナー担持フィ
ルムに弾性層を形成した実施の形態の例における画像転
写部近傍の断面図である。本例も、前述の図5(a),(b)
に示した部材と同一の部材には図5(a),(b) と同一の番
号を付して示している。
ルムに弾性層を形成した実施の形態の例における画像転
写部近傍の断面図である。本例も、前述の図5(a),(b)
に示した部材と同一の部材には図5(a),(b) と同一の番
号を付して示している。
【0050】この弾性層をトナー担持フィルムに形成し
た構成において、図7(a) に示すように、トナー担持フ
ィルム25は、ベースフィルム25aと弾性層25bで
構成されている。弾性層25bはベースフィルム25a
の外側の面(トナー付着装置4及び用紙Pに接する方の
面)に形成されている。このベースフィルム25aも、
ポリイミド等の耐熱性のあるフィルムで構成されてい
る。また、弾性層25bは所定の硬度のシリコンゴムで
構成されている。
た構成において、図7(a) に示すように、トナー担持フ
ィルム25は、ベースフィルム25aと弾性層25bで
構成されている。弾性層25bはベースフィルム25a
の外側の面(トナー付着装置4及び用紙Pに接する方の
面)に形成されている。このベースフィルム25aも、
ポリイミド等の耐熱性のあるフィルムで構成されてい
る。また、弾性層25bは所定の硬度のシリコンゴムで
構成されている。
【0051】この場合も前述したCPU11による印字
処理により、トナー担持フィルム25の弾性層25bに
付着するトナーtが画像転写部Dにおいて用紙Pに転写
される。
処理により、トナー担持フィルム25の弾性層25bに
付着するトナーtが画像転写部Dにおいて用紙Pに転写
される。
【0052】このトナー担持フィルム25がトナーtを
保持する力は、同図(b) に示すように、弾性層25bが
その可撓性及び柔軟性のゆえにトナーtの上部を包み込
むような形でトナーtと接触することにより有効に活用
されるファンデルワールス(Vandel Waals)の力(固体
表面同士の付着現象において発現する力)である。
保持する力は、同図(b) に示すように、弾性層25bが
その可撓性及び柔軟性のゆえにトナーtの上部を包み込
むような形でトナーtと接触することにより有効に活用
されるファンデルワールス(Vandel Waals)の力(固体
表面同士の付着現象において発現する力)である。
【0053】もし、トナー担持フィルム25が、ポリイ
ミドなどの耐熱性フィルムのみからなり、したがって可
撓性及び柔軟性がない場合は、トナーtはトナー担持フ
ィルム25の表面と点接触状態になり十分な付着力を得
ることができない虞がある。これに対して上記のように
トナー担持面が弾性層25bであると、上述のようにト
ナーtを包み込むような形でトナーtと面接触する。つ
まり、トナーtの上面が弾性層25b内に埋没する。埋
没するほど接触面の直径は大きくなり、接触面の大きさ
は接触面の直径の二乗に比例して広がるから、点接触の
場合に比較して、トナーtとトナー担持フィルム25
(弾性層25b)相互の接触面積は幾何級数的に大きく
なる。したがって、ファンデルワールスの力が飛躍的に
大きく働くようになる。これによって、前述した印字処
理動作においてトナーtを保持して搬送する足る充分な
機能をトナー担持フィルム25に付与することが出来
る。尚、弾性層25bが十分なトナー保持力を有するた
めには硬度がJIS−Aにて30度以下であることが好
ましい。
ミドなどの耐熱性フィルムのみからなり、したがって可
撓性及び柔軟性がない場合は、トナーtはトナー担持フ
ィルム25の表面と点接触状態になり十分な付着力を得
ることができない虞がある。これに対して上記のように
トナー担持面が弾性層25bであると、上述のようにト
ナーtを包み込むような形でトナーtと面接触する。つ
まり、トナーtの上面が弾性層25b内に埋没する。埋
没するほど接触面の直径は大きくなり、接触面の大きさ
は接触面の直径の二乗に比例して広がるから、点接触の
場合に比較して、トナーtとトナー担持フィルム25
(弾性層25b)相互の接触面積は幾何級数的に大きく
なる。したがって、ファンデルワールスの力が飛躍的に
大きく働くようになる。これによって、前述した印字処
理動作においてトナーtを保持して搬送する足る充分な
機能をトナー担持フィルム25に付与することが出来
る。尚、弾性層25bが十分なトナー保持力を有するた
めには硬度がJIS−Aにて30度以下であることが好
ましい。
【0054】そして、この場合も、図7(c) に示すよう
に、画像転写部Dにおい、てサーマルヘッド1とプラテ
ンロール2間に用紙P、トナーt及びトナー担持フィル
ム25が重なって挟持された状態で右方に移動し、この
状態で印字データに従って発熱体1aが発熱し、この熱
がトナー担持フィルム25のベースフィルム25a及び
弾性層25bを介してトナーtに伝わり、この伝達され
た熱がトナーtの溶融温度に達すると、トナーtは溶け
てトナーt´となり用紙Pに転写される。この場合も、
トナーt´はトナー担持フィルム25側に留ることな
く、用紙Pに転写される。その理由は上述の場合と同様
である。
に、画像転写部Dにおい、てサーマルヘッド1とプラテ
ンロール2間に用紙P、トナーt及びトナー担持フィル
ム25が重なって挟持された状態で右方に移動し、この
状態で印字データに従って発熱体1aが発熱し、この熱
がトナー担持フィルム25のベースフィルム25a及び
弾性層25bを介してトナーtに伝わり、この伝達され
た熱がトナーtの溶融温度に達すると、トナーtは溶け
てトナーt´となり用紙Pに転写される。この場合も、
トナーt´はトナー担持フィルム25側に留ることな
く、用紙Pに転写される。その理由は上述の場合と同様
である。
【0055】したがって、本例の形態によっても、トナ
ー画像を用紙Pに作成でき、しかも地汚れも確実に防止
できるものである。次に、さらに他の実施の形態につい
て説明する。
ー画像を用紙Pに作成でき、しかも地汚れも確実に防止
できるものである。次に、さらに他の実施の形態につい
て説明する。
【0056】本例は、プラテンロール2内にヒータ等の
加熱装置を配設した構成である。このヒータにより、例
えば加熱装置の温度をA1に予熱する。この温度A1
は、トナーtが溶融するガラス転移点の温度A2(例え
ば、150°C)より低い温度であり、勿論常温(例え
ば、20°C)より高い温度である。
加熱装置を配設した構成である。このヒータにより、例
えば加熱装置の温度をA1に予熱する。この温度A1
は、トナーtが溶融するガラス転移点の温度A2(例え
ば、150°C)より低い温度であり、勿論常温(例え
ば、20°C)より高い温度である。
【0057】本例は、このような加熱装置をプラテンロ
ール2内に配設し、所定温度(上述の温度A1)に制御
することでトナーtを予熱する。この構成とすること
で、発熱体1aの発熱に基づいて短時間でトナーの溶融
温度である温度A2まで加熱できる。
ール2内に配設し、所定温度(上述の温度A1)に制御
することでトナーtを予熱する。この構成とすること
で、発熱体1aの発熱に基づいて短時間でトナーの溶融
温度である温度A2まで加熱できる。
【0058】図8は、このことを説明する図であり、不
図示の加熱装置によりトナーtを温度A1に予熱した場
合と、予熱しない場合とを比較する図である。トナーt
を予熱しない場合には、発熱体1aにより常温A0から
温度A2まで加熱しなければならず、この為には時間T
2 を要する。これに対し、予熱する場合には、前述のよ
うにトナーtは温度A1に予め予熱されている為、T1
という短時間で溶融温度A2まで加熱することができ
る。したがって、1ライン毎の印字時間を短縮すること
ができ、印字処理を高速に行うことができる。
図示の加熱装置によりトナーtを温度A1に予熱した場
合と、予熱しない場合とを比較する図である。トナーt
を予熱しない場合には、発熱体1aにより常温A0から
温度A2まで加熱しなければならず、この為には時間T
2 を要する。これに対し、予熱する場合には、前述のよ
うにトナーtは温度A1に予め予熱されている為、T1
という短時間で溶融温度A2まで加熱することができ
る。したがって、1ライン毎の印字時間を短縮すること
ができ、印字処理を高速に行うことができる。
【0059】尚、ヒータ等の加熱装置を温度A1に制御
する為の制御手段としての温度制御回路は、特に図示し
ないが、例えばプラテンロール2の近傍に設けられたサ
ーミスタや、このサーミスタの検出温度に基づく制御回
路で構成されている。
する為の制御手段としての温度制御回路は、特に図示し
ないが、例えばプラテンロール2の近傍に設けられたサ
ーミスタや、このサーミスタの検出温度に基づく制御回
路で構成されている。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、トナー担持フィルムと複数のトナー付着装置を用
い、複数色のトナーを印字データに応じてトナー担持フ
ィルムの使用すべき範囲に塗布してこれを用紙に転写す
るので、必要とされるトナーとそのトナーが塗布された
トナー担持フィルムが使用されるのみであり通常のイン
クリボンのように不使用のまま無駄に捨てられる部分が
なく、したがって、使用コストが低減して経済的であ
る。また、同様に不使用のまま無駄に捨てられる部分が
発生しないので、トナー担持フィルムを空送りする無駄
な時間が発生せず、したがって、印字速度が速くなって
印字作業の効率が向上する。
れば、トナー担持フィルムと複数のトナー付着装置を用
い、複数色のトナーを印字データに応じてトナー担持フ
ィルムの使用すべき範囲に塗布してこれを用紙に転写す
るので、必要とされるトナーとそのトナーが塗布された
トナー担持フィルムが使用されるのみであり通常のイン
クリボンのように不使用のまま無駄に捨てられる部分が
なく、したがって、使用コストが低減して経済的であ
る。また、同様に不使用のまま無駄に捨てられる部分が
発生しないので、トナー担持フィルムを空送りする無駄
な時間が発生せず、したがって、印字速度が速くなって
印字作業の効率が向上する。
【図1】実施の形態としての画像形成装置の構成を模式
的に示す側断面図である。
的に示す側断面図である。
【図2】画像形成装置の制御部の主要回路の構成を示す
図である。
図である。
【図3】(a),(b),(c) は判断された印字データに応じて
トナーが選択的にトナー担持フィルムに塗布された状態
の例を示す図である。
トナーが選択的にトナー担持フィルムに塗布された状態
の例を示す図である。
【図4】印字を実行する画像転写部の模式的拡大図であ
る。
る。
【図5】(a),(b) は画像記録部近傍の状態を更に拡大し
て示す図である。
て示す図である。
【図6】(a),(b) はトナー担持フィルムに粘着層を形成
した形態における画像転写部近傍の断面図である。
した形態における画像転写部近傍の断面図である。
【図7】(a),(c) はトナー担持フィルムに弾性層を形成
した形態における画像転写部近傍の断面図、(b) はトナ
ーの付着を説明する図である。
した形態における画像転写部近傍の断面図、(b) はトナ
ーの付着を説明する図である。
【図8】他の形態における加熱装置によりトナーを予熱
した場合と予熱しない場合とを比較する図である。
した場合と予熱しない場合とを比較する図である。
1 サーマルヘッド 1a、15a、25a 発熱体 2 プラテンロール 3 記録紙搬送路 4(4a、4b、4c、4d) トナー付着装置 5 トナー担持フィルム 6、7 フィルムカートリッジ 11 CPU(中央演算処理装置) 12 I/F(インターフェース)コントローラ 14 ヘッド圧着駆動機構 15 ヘッド駆動機構 16 用紙搬送モータ D 画像転写部 t トナー t´ 溶融トナー ta ブラック・トナー tb イエロー・トナー tc マゼンタ・トナー td シアン・トナー α、β、γ、δ 塗布範囲 21 通常のインクリボン
Claims (6)
- 【請求項1】 記録情報に応じて選択的にトナーを溶融
する記録手段と、該記録手段に対向配置されたプラテン
と、表面にトナー粒子を担持して搬送するベルト状のト
ナー担持体と、該トナー担持体と用紙とを重ねて前記記
録手段と前記プラテンとの対向部に搬送する搬送手段と
を有して、前記記録手段が前記トナー担持体上のトナー
を記録情報に応じて選択的に溶融させ、該溶融トナーを
前記用紙に転写して該用紙上にドット画像を形成する画
像形成装置において、 前記記録手段の上流において前記トナー担持体にトナー
を付着させる複数のトナー付着手段と、 該複数のトナー付着手段によるトナーの付着を前記トナ
ー付着手段毎に変化させる付着制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は、前記用紙を前記記録手
段と前記プラテンとの対向部において往復搬送すること
を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記トナー担持体は、トナー担持面に粘
着部材を設けてなることを特徴とする請求項1又は2記
載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記トナー担持体は、トナー担持面が弾
性部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の画
像形成装置。 - 【請求項5】 前記プラテンを加熱する加熱手段を更に
設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
画像形成装置。 - 【請求項6】 前記加熱手段を前記トナーの溶融温度以
下に加熱制御する制御手段を更に有することを特徴とす
る請求項5記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177041A JPH0924634A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177041A JPH0924634A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924634A true JPH0924634A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16024117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177041A Withdrawn JPH0924634A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924634A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6356289B1 (en) * | 1999-04-16 | 2002-03-12 | Ricoh Company, Ltd. | Method and system for forming an image based upon variable adhesion force of developer and image forming surface |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177041A patent/JPH0924634A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6356289B1 (en) * | 1999-04-16 | 2002-03-12 | Ricoh Company, Ltd. | Method and system for forming an image based upon variable adhesion force of developer and image forming surface |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |