JPH09246552A - 重畳されたフィールドプレート構造を有する電力半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
重畳されたフィールドプレート構造を有する電力半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH09246552A JPH09246552A JP8146307A JP14630796A JPH09246552A JP H09246552 A JPH09246552 A JP H09246552A JP 8146307 A JP8146307 A JP 8146307A JP 14630796 A JP14630796 A JP 14630796A JP H09246552 A JPH09246552 A JP H09246552A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/111—Field plates
- H10D64/112—Field plates comprising multiple field plate segments
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高いブレークダウン電圧を得るために重畳さ
れたフィールドプレート構造を有する高電圧電力半導体
装置を提供すること。 【解決手段】 陽極と陰極の間に主電流が流れるように
する主接合部を備え、n型の半導体層64上にあるp型
の主接合領域72上に設けられた主フィールドプレート
80aと半導体層64上にあるn型またはp型の金属接
触用の不純物領域上に設けられた最終のフィールドプレ
ート80dの間に少なくとも1つ以上のフローティング
フィールドプレート80b,80cが絶縁膜を介在して
重畳される。電圧印加の際、フィールドプレート80a
〜80dとこれらの間にそれぞれ介在している絶縁膜か
らなる複数の静電容量C1〜C3が直列に設けられる構
造を有する。したがって、陽極と陰極の間に高電圧が印
加された際、これを適切に分配することにより、半導体
のブレークダウン電圧を無限平面ブレークダウン電圧の
近くまで向上できる。
れたフィールドプレート構造を有する高電圧電力半導体
装置を提供すること。 【解決手段】 陽極と陰極の間に主電流が流れるように
する主接合部を備え、n型の半導体層64上にあるp型
の主接合領域72上に設けられた主フィールドプレート
80aと半導体層64上にあるn型またはp型の金属接
触用の不純物領域上に設けられた最終のフィールドプレ
ート80dの間に少なくとも1つ以上のフローティング
フィールドプレート80b,80cが絶縁膜を介在して
重畳される。電圧印加の際、フィールドプレート80a
〜80dとこれらの間にそれぞれ介在している絶縁膜か
らなる複数の静電容量C1〜C3が直列に設けられる構
造を有する。したがって、陽極と陰極の間に高電圧が印
加された際、これを適切に分配することにより、半導体
のブレークダウン電圧を無限平面ブレークダウン電圧の
近くまで向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力半導体装置、よ
り具体的には高いブレークダウン電圧を得ることを可能
とした重畳されたフィールドプレート構造を有する高電
圧の電力半導体装置およびその製造方法(a power semi
conductor device with a overlapped field plate str
ucture and a method of fabricating the same)に関す
る。
り具体的には高いブレークダウン電圧を得ることを可能
とした重畳されたフィールドプレート構造を有する高電
圧の電力半導体装置およびその製造方法(a power semi
conductor device with a overlapped field plate str
ucture and a method of fabricating the same)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な種類の電力半導体装置の中
でスイッチング機能を備えた電力半導体装置が優れたス
イッチング特性を得るためには、スイッチ−オン(swit
ch-on)の際に電力消耗が少なく、またスイッチング速度
(switching speed)も速くなければならない。さらに、
スイッチ−オフ(switch-off)の際には大きい耐圧、す
なわち高いブレークダウン電圧がなければならない。
でスイッチング機能を備えた電力半導体装置が優れたス
イッチング特性を得るためには、スイッチ−オン(swit
ch-on)の際に電力消耗が少なく、またスイッチング速度
(switching speed)も速くなければならない。さらに、
スイッチ−オフ(switch-off)の際には大きい耐圧、す
なわち高いブレークダウン電圧がなければならない。
【0003】近年、このような電力半導体装置としてI
GBT(insulated gate bipolar transistor)またはS
Iダイリスターが注目されている。図12は従来技術に
おけるIGBT素子の構造を示す断面図である。図12
において、陽極(11:コレクタ電極)が形成される高
濃度のp+ 型の半導体基板12の上には高濃度のn+ 型
のバッファ層13が設けられ、このn+ 型のバッファ層
13の上には低濃度のn- 型の半導体層14が設けられ
ている。また、このn- 型の半導体層14の表面には熱
拡散によりp型の主接合領域15が設けられ、このp型
の不純物領域15の表面領域には熱拡散によって高濃度
のn+ 型の不純物領域16が設けられている。
GBT(insulated gate bipolar transistor)またはS
Iダイリスターが注目されている。図12は従来技術に
おけるIGBT素子の構造を示す断面図である。図12
において、陽極(11:コレクタ電極)が形成される高
濃度のp+ 型の半導体基板12の上には高濃度のn+ 型
のバッファ層13が設けられ、このn+ 型のバッファ層
13の上には低濃度のn- 型の半導体層14が設けられ
ている。また、このn- 型の半導体層14の表面には熱
拡散によりp型の主接合領域15が設けられ、このp型
の不純物領域15の表面領域には熱拡散によって高濃度
のn+ 型の不純物領域16が設けられている。
【0004】上記p型の不純物領域15およびn+ 型の
不純物領域16の上には陰極17(エミッタ電極)が設
置されている。そしてn- 型の半導体層14の上にはゲ
ート絶縁膜18を介してゲート電極19が設けられてい
る。
不純物領域16の上には陰極17(エミッタ電極)が設
置されている。そしてn- 型の半導体層14の上にはゲ
ート絶縁膜18を介してゲート電極19が設けられてい
る。
【0005】また、図13は通常的なSIサイリスタ素
子の構造を示している。図13に示すように、前述した
IGBTと同様に陽極21(ドレイン電極)が設けられ
る高濃度のp+ 型の半導体基板22の上には高濃度のn
+ 型のバッファ層23および低濃度のn- 型の半導体層
24が設けられている。
子の構造を示している。図13に示すように、前述した
IGBTと同様に陽極21(ドレイン電極)が設けられ
る高濃度のp+ 型の半導体基板22の上には高濃度のn
+ 型のバッファ層23および低濃度のn- 型の半導体層
24が設けられている。
【0006】そして、n- 型の半導体層24の表面領域
には熱拡散によって高濃度のp+ 型の不純物領域25
(ゲートになる部分)および高濃度のn+ 型の不純物領
域26が設けられている。n+ 型の不純物領域26の上
には陰極27(ソース電極)が設けられ、p+ 型の不純
物領域25の上には絶縁膜28が設けられている。
には熱拡散によって高濃度のp+ 型の不純物領域25
(ゲートになる部分)および高濃度のn+ 型の不純物領
域26が設けられている。n+ 型の不純物領域26の上
には陰極27(ソース電極)が設けられ、p+ 型の不純
物領域25の上には絶縁膜28が設けられている。
【0007】前述したそれぞれの電力半導体装置はゲー
ト制御によって素子に流れる主電流の遮断が可能な素子
である。またこのような電力半導体装置の特に優れた点
はp+ 型の半導体基板12,22からn+ 型のバッファ
層13,23を経て高抵抗のn+ 型の半導体層14,2
4が伝導度変調を引き起こすので電流密度を高めること
ができるという点である。従って双極性のトランジスタ
と比べ、高速スイッチングが可能であり、またオン抵抗
(on−resistance)が低いという利点がある。
ト制御によって素子に流れる主電流の遮断が可能な素子
である。またこのような電力半導体装置の特に優れた点
はp+ 型の半導体基板12,22からn+ 型のバッファ
層13,23を経て高抵抗のn+ 型の半導体層14,2
4が伝導度変調を引き起こすので電流密度を高めること
ができるという点である。従って双極性のトランジスタ
と比べ、高速スイッチングが可能であり、またオン抵抗
(on−resistance)が低いという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のIG
BTまたはSIサイリスタ素子において、不純物領域1
5,25の接合(junction)は均一な電界分布(electr
ic field distribution)を必要とするということはよく
知られている。
BTまたはSIサイリスタ素子において、不純物領域1
5,25の接合(junction)は均一な電界分布(electr
ic field distribution)を必要とするということはよく
知られている。
【0009】すなわち、上記不純物領域の接合におい
て、端部分(edge portions)または大きい曲率(curvat
ure)の部分での電界分布は、平面部分(parallel-plane
portion)とは異なる。すなわち、端部分または曲率が
大きい部分には電界が集中するのでこれらの部分ではさ
らに速くブレークダウンが起こる。
て、端部分(edge portions)または大きい曲率(curvat
ure)の部分での電界分布は、平面部分(parallel-plane
portion)とは異なる。すなわち、端部分または曲率が
大きい部分には電界が集中するのでこれらの部分ではさ
らに速くブレークダウンが起こる。
【0010】このように接合端部分(junction edges)
でのさらに高い電界はその端部分でさらに多い衝撃イオ
ン化(impact ionization)を誘導する。結果的に、不純
物領域の接合のブレークダウンが上記平面部分より端部
分でさらに速く発生する。
でのさらに高い電界はその端部分でさらに多い衝撃イオ
ン化(impact ionization)を誘導する。結果的に、不純
物領域の接合のブレークダウンが上記平面部分より端部
分でさらに速く発生する。
【0011】したがって、前述したそれぞれ電力半導体
装置はその不純物領域の端部分(ラウンド部分)で発生
する高い電界に起因してブレークダウン電圧が極めて劣
化するという問題点があった。このようなブレークダウ
ン電圧を増加させるために様々な構造が開発されてき
た。その中で簡単な製造工程を利用して製造できる2つ
の構造がよく知られている。
装置はその不純物領域の端部分(ラウンド部分)で発生
する高い電界に起因してブレークダウン電圧が極めて劣
化するという問題点があった。このようなブレークダウ
ン電圧を増加させるために様々な構造が開発されてき
た。その中で簡単な製造工程を利用して製造できる2つ
の構造がよく知られている。
【0012】その1つは図14に示す電力半導体装置の
ように、p型の半導体層44の上に設けられた主接合
(main junction)領域46から隔離されているがその近
くに形成されている拡散領域からなるフローティングフ
ィールドリング(floating field ring )48を備えた
電力半導体装置である。また、もう1つの電力半導体装
置は、図15に示されているように、n型の半導体層5
4の上に設けられた不純物領域上に形成された電極が、
p+ 型の不純物領域56の一部分の上にはもちろん、p
−n接合部である端部分を覆うようにして形成されたフ
ィールドプレート58の構造を有する電力半導体装置で
ある。
ように、p型の半導体層44の上に設けられた主接合
(main junction)領域46から隔離されているがその近
くに形成されている拡散領域からなるフローティングフ
ィールドリング(floating field ring )48を備えた
電力半導体装置である。また、もう1つの電力半導体装
置は、図15に示されているように、n型の半導体層5
4の上に設けられた不純物領域上に形成された電極が、
p+ 型の不純物領域56の一部分の上にはもちろん、p
−n接合部である端部分を覆うようにして形成されたフ
ィールドプレート58の構造を有する電力半導体装置で
ある。
【0013】図14に戻って、電圧印加の際、フローテ
ィングフィールドリング48によって空乏層45が主接
合部46の外側に位置しているフィールドリング48の
外部まで延長されるため、主接合部46の端部分に電界
が集中されることを防止しブレークダウン電圧を高くす
ることができる。
ィングフィールドリング48によって空乏層45が主接
合部46の外側に位置しているフィールドリング48の
外部まで延長されるため、主接合部46の端部分に電界
が集中されることを防止しブレークダウン電圧を高くす
ることができる。
【0014】しかし、このようなフィールドリング構造
を有する電力半導体装置でも、無限平面接合部から得る
ことができる耐圧の約60〜80%に過ぎない。そのう
えフィールドリング48を作る際の拡散条件が変化する
ことによって、その絶縁耐圧も変るようになるという問
題点もあった。
を有する電力半導体装置でも、無限平面接合部から得る
ことができる耐圧の約60〜80%に過ぎない。そのう
えフィールドリング48を作る際の拡散条件が変化する
ことによって、その絶縁耐圧も変るようになるという問
題点もあった。
【0015】また、図15に示した電力半導体装置で
は、電圧印加の際、フィールドプレート58によって空
乏層55が上記主接合部56の端部分の外側の位置まで
延長し、フィールドプレート58の外部まで延長して主
接合部56の端部分に電界が集中することを防止するこ
とでブレークダウン電圧を高くすることができる。
は、電圧印加の際、フィールドプレート58によって空
乏層55が上記主接合部56の端部分の外側の位置まで
延長し、フィールドプレート58の外部まで延長して主
接合部56の端部分に電界が集中することを防止するこ
とでブレークダウン電圧を高くすることができる。
【0016】しかし、このようなフィールドプレート構
造を有する電力半導体装置でも無限平面接合部から得る
ことができる耐圧の約60%に過ぎない。
造を有する電力半導体装置でも無限平面接合部から得る
ことができる耐圧の約60%に過ぎない。
【0017】一方、前述した電力半導体装置の中で上記
フィールドプレート構造を有する電力半導体装置におい
て、p−n接合部でのブレークダウン電圧を高くするた
めに前述したフィールドプレート58と半導体層54
(上記不純物領域の一部を含む)の間に設けられる酸化
膜等の絶縁層59を厚くする方法があるが、このような
方法はフィールドプレート58の使用効果を低下させる
だけではなく接合曲率が大きい部分(図15の“A”部
分)に電界が集中してその“A”部分でブレークダウン
が発生する。また、この絶縁層59をむしろ薄くする
と、フィールドプレート58の終りの部分(図15の
“B”部分)でブレークダウンが発生する。
フィールドプレート構造を有する電力半導体装置におい
て、p−n接合部でのブレークダウン電圧を高くするた
めに前述したフィールドプレート58と半導体層54
(上記不純物領域の一部を含む)の間に設けられる酸化
膜等の絶縁層59を厚くする方法があるが、このような
方法はフィールドプレート58の使用効果を低下させる
だけではなく接合曲率が大きい部分(図15の“A”部
分)に電界が集中してその“A”部分でブレークダウン
が発生する。また、この絶縁層59をむしろ薄くする
と、フィールドプレート58の終りの部分(図15の
“B”部分)でブレークダウンが発生する。
【0018】また、前述した電力半導体装置において、
p−n接合部でのブレークダウン電圧を高くするための
方法として半導体層44,54をより厚く設ける方法が
ある。しかし、このような方法では、その半導体層が厚
ければ厚いほどオン特性とスイッチ特性とが却って低下
するという問題点を引き起こす。
p−n接合部でのブレークダウン電圧を高くするための
方法として半導体層44,54をより厚く設ける方法が
ある。しかし、このような方法では、その半導体層が厚
ければ厚いほどオン特性とスイッチ特性とが却って低下
するという問題点を引き起こす。
【0019】また、たとえば特開平7−326743号
公報には、p−n接合の耐圧向上のため、直列接続容量
をp−n接合終端部の絶縁膜上に形成した従来技術が示
されている。しかしながらこの従来技術でも効果的にブ
レークダウン電圧を高くすることはできなかった。
公報には、p−n接合の耐圧向上のため、直列接続容量
をp−n接合終端部の絶縁膜上に形成した従来技術が示
されている。しかしながらこの従来技術でも効果的にブ
レークダウン電圧を高くすることはできなかった。
【0020】したがって、本発明の目的は、前述した種
々の問題点を解決することであり、上に主フィールドプ
レートが設けられる主接合部と最終のフィールドプレー
トが設けられる金属接触用の不純物領域の間に、複数の
フローティングフィールドプレートが絶縁膜を介して部
分的にお互いに重畳されているようにし、主接合部の一
部を含みながら半導体層上に設けられる絶縁膜を厚くし
なくても高いブレークダウン電圧を有する電力半導体装
置とその製造方法を提供することにある。
々の問題点を解決することであり、上に主フィールドプ
レートが設けられる主接合部と最終のフィールドプレー
トが設けられる金属接触用の不純物領域の間に、複数の
フローティングフィールドプレートが絶縁膜を介して部
分的にお互いに重畳されているようにし、主接合部の一
部を含みながら半導体層上に設けられる絶縁膜を厚くし
なくても高いブレークダウン電圧を有する電力半導体装
置とその製造方法を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、複数のフローティン
グフィールドプレートが絶縁膜を間に置いて部分的にお
互いに重畳されているようにし、主接合領域が設けられ
る半導体層をさらに厚くしなくても高いブレークダウン
電圧を有する電力半導体装置とその製造方法を提供する
ことにある。
グフィールドプレートが絶縁膜を間に置いて部分的にお
互いに重畳されているようにし、主接合領域が設けられ
る半導体層をさらに厚くしなくても高いブレークダウン
電圧を有する電力半導体装置とその製造方法を提供する
ことにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の1つの特徴によると、電力半導体装置は
陽極と陰極とを有し、陽極と陰極の間に主電流が流れる
ようにする主接合部を有しながら、また第1の導電型の
半導体層上にある第2の導電型の主接合領域上に設けら
れた主フィールドプレートとこの半導体層上にある第1
の導電型または第2の導電型の金属接触用の不純物領域
上に設けられた最終フィールドプレートの間に少なくと
も2つのフローティングフィールドプレートが絶縁膜を
介在して重畳されている。そして、電圧印加の際、フィ
ールドプレートとこれらの間に、それぞれ介在されてい
る絶縁膜からなる複数の静電容量が直列に設けられる構
造を有する。
ための本発明の1つの特徴によると、電力半導体装置は
陽極と陰極とを有し、陽極と陰極の間に主電流が流れる
ようにする主接合部を有しながら、また第1の導電型の
半導体層上にある第2の導電型の主接合領域上に設けら
れた主フィールドプレートとこの半導体層上にある第1
の導電型または第2の導電型の金属接触用の不純物領域
上に設けられた最終フィールドプレートの間に少なくと
も2つのフローティングフィールドプレートが絶縁膜を
介在して重畳されている。そして、電圧印加の際、フィ
ールドプレートとこれらの間に、それぞれ介在されてい
る絶縁膜からなる複数の静電容量が直列に設けられる構
造を有する。
【0023】この装置において、主フィールドプレート
と少なくとも2つのフローティングフィールドプレート
は主接合領域で金属接触用の不純物領域に近づくに従が
って絶縁膜によって重畳されるフィールドプレートが短
くなるように設けられている。
と少なくとも2つのフローティングフィールドプレート
は主接合領域で金属接触用の不純物領域に近づくに従が
って絶縁膜によって重畳されるフィールドプレートが短
くなるように設けられている。
【0024】この装置において、静電容量は主フィール
ドプレートで最終のフィールドプレート側ほど小さい容
量を有する。
ドプレートで最終のフィールドプレート側ほど小さい容
量を有する。
【0025】本発明の他の特徴によると、陽極と陰極と
を有し、陽極と陰極の間に主電流が流れるように接合部
を有する電力半導体装置の製造方法は、第1の導電型の
不純物を高濃度に含んでいる陽極層の上にこの陽極層の
不純物の濃度より低い第1の導電型の半導体層を設ける
工程と、第1の導電型の半導体層の上にパターニングさ
れた第1の絶縁膜を設ける工程と、第1の絶縁膜より薄
い第2の絶縁膜を第1の絶縁膜と露出された半導体層の
上に設ける工程と、第1,2の絶縁膜の上に第1の導電
膜を設ける工程と、第1の導電膜をパターニングしてフ
ィールドプレートの複数の下部層を設ける工程と、第1
の導電膜のパターニングの際に露出された半導体層に第
2の導電型の不純物を高濃度に注入して不純物領域を設
ける工程と、次いで全体の表面の上に第3の絶縁膜を設
ける工程と、第3の絶縁膜をパターニングして不純物領
域上にそして複数の下部層上にコンタクトホールを設け
る工程と、コンタクトホールを埋めながら第3の絶縁膜
上に第2の導電膜を設ける工程と、複数の下部層と電気
的に接触する第2の導電膜をお互いに電気的に隔離させ
るためにパターニングする工程とを含む。各フィールド
プレートは、第1の導電膜と第2の導電膜とが接続され
て設けられ、フィールドプレートのそれぞれが第3の絶
縁膜を介してその一部分が重畳され、この重畳された部
分の静電容量により陽極と陰極とに印加された電圧を分
圧することができる。
を有し、陽極と陰極の間に主電流が流れるように接合部
を有する電力半導体装置の製造方法は、第1の導電型の
不純物を高濃度に含んでいる陽極層の上にこの陽極層の
不純物の濃度より低い第1の導電型の半導体層を設ける
工程と、第1の導電型の半導体層の上にパターニングさ
れた第1の絶縁膜を設ける工程と、第1の絶縁膜より薄
い第2の絶縁膜を第1の絶縁膜と露出された半導体層の
上に設ける工程と、第1,2の絶縁膜の上に第1の導電
膜を設ける工程と、第1の導電膜をパターニングしてフ
ィールドプレートの複数の下部層を設ける工程と、第1
の導電膜のパターニングの際に露出された半導体層に第
2の導電型の不純物を高濃度に注入して不純物領域を設
ける工程と、次いで全体の表面の上に第3の絶縁膜を設
ける工程と、第3の絶縁膜をパターニングして不純物領
域上にそして複数の下部層上にコンタクトホールを設け
る工程と、コンタクトホールを埋めながら第3の絶縁膜
上に第2の導電膜を設ける工程と、複数の下部層と電気
的に接触する第2の導電膜をお互いに電気的に隔離させ
るためにパターニングする工程とを含む。各フィールド
プレートは、第1の導電膜と第2の導電膜とが接続され
て設けられ、フィールドプレートのそれぞれが第3の絶
縁膜を介してその一部分が重畳され、この重畳された部
分の静電容量により陽極と陰極とに印加された電圧を分
圧することができる。
【0026】この方法において、上記複数のフィールド
プレートは上記不純物領域で上記半導体層側ほど上記絶
縁膜によって重畳されるフィールドプレートが短くな
る。
プレートは上記不純物領域で上記半導体層側ほど上記絶
縁膜によって重畳されるフィールドプレートが短くな
る。
【0027】また、本発明の異なる特徴によると、陽極
と陰極およびゲートを有し、陽極と陰極との間に流れる
主電流をゲートで開閉できるようにした電力半導体装置
の製造方法は、第1の導電型の不純物を高濃度に含んで
いる陽極層の上に第2の導電型の不純物を高濃度に含ん
でいる第1の半導体層を設ける工程と、第1の半導体層
の上にこの第1の半導体層の不純物の濃度より低い第2
の導電型の第2の半導体層を設ける工程と、第2の半導
体層の表面には熱拡散によって設けられ、そして第1の
導電型の不純物を高濃度に含んでいる第1の不純物領域
を設ける工程と、第1の不純物領域の表面には熱拡散に
よって設けられ、そして第2の導電型の不純物を高濃度
に含んでいる第2の不純物領域を設ける工程と、第2の
不純物領域と第2の不純物領域の横表面上に設けられた
絶縁膜から延長されている複数の絶縁膜を間に置いてそ
してそれぞれ少なくとも一部分が重畳されている複数の
フィールドプレートを設ける工程とを含む。そして、陽
極と陰極とに電圧が印加される際、複数のフィールドプ
レートとそれらの間にそれぞれ設けられた複数の絶縁膜
が複数の静電容量を有して電圧を分圧する。
と陰極およびゲートを有し、陽極と陰極との間に流れる
主電流をゲートで開閉できるようにした電力半導体装置
の製造方法は、第1の導電型の不純物を高濃度に含んで
いる陽極層の上に第2の導電型の不純物を高濃度に含ん
でいる第1の半導体層を設ける工程と、第1の半導体層
の上にこの第1の半導体層の不純物の濃度より低い第2
の導電型の第2の半導体層を設ける工程と、第2の半導
体層の表面には熱拡散によって設けられ、そして第1の
導電型の不純物を高濃度に含んでいる第1の不純物領域
を設ける工程と、第1の不純物領域の表面には熱拡散に
よって設けられ、そして第2の導電型の不純物を高濃度
に含んでいる第2の不純物領域を設ける工程と、第2の
不純物領域と第2の不純物領域の横表面上に設けられた
絶縁膜から延長されている複数の絶縁膜を間に置いてそ
してそれぞれ少なくとも一部分が重畳されている複数の
フィールドプレートを設ける工程とを含む。そして、陽
極と陰極とに電圧が印加される際、複数のフィールドプ
レートとそれらの間にそれぞれ設けられた複数の絶縁膜
が複数の静電容量を有して電圧を分圧する。
【0028】この方法において、上記複数のフィールド
プレートは、上記不純物領域で上記半導体層の方ほど上
記絶縁膜によって重畳されるフィールドプレートが短く
なるように形成されている。
プレートは、上記不純物領域で上記半導体層の方ほど上
記絶縁膜によって重畳されるフィールドプレートが短く
なるように形成されている。
【0029】前述した電力半導体装置によると、陰極を
構成する複数のフィールドプレートを絶縁膜を介在して
重畳させることにより接合部の曲率部分に電界が集中さ
れることが防止できるだけでなくその絶縁耐圧も向上さ
せることができる。
構成する複数のフィールドプレートを絶縁膜を介在して
重畳させることにより接合部の曲率部分に電界が集中さ
れることが防止できるだけでなくその絶縁耐圧も向上さ
せることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照し、本発明に
おける重畳されたフィールドプレート構造を有する電力
半導体装置およびその製造方法の実施の形態を詳細に説
明する。図1および図2を参照すると、本発明の実施の
形態における電力半導体装置は、重畳されたフィールド
プレート構造を有する。この重畳されたフィールドプレ
ート構造は、第1の導電型の半導体層64の上に設けら
れた第2の導電型の主接合領域72と、金属接触用の不
純物領域上に直接設けられたフィールドプレート80
a,80dとの間に、少なくとも2つのフローティング
フィールドプレート80b,80cが絶縁膜を介して重
畳されている。このため、本実施の形態における電力半
導体装置は、フィールドプレート80a〜80dとこれ
らの間にそれぞれ介在されている絶縁膜からなる複数の
静電容量が直列に設けられる構造になっている。
おける重畳されたフィールドプレート構造を有する電力
半導体装置およびその製造方法の実施の形態を詳細に説
明する。図1および図2を参照すると、本発明の実施の
形態における電力半導体装置は、重畳されたフィールド
プレート構造を有する。この重畳されたフィールドプレ
ート構造は、第1の導電型の半導体層64の上に設けら
れた第2の導電型の主接合領域72と、金属接触用の不
純物領域上に直接設けられたフィールドプレート80
a,80dとの間に、少なくとも2つのフローティング
フィールドプレート80b,80cが絶縁膜を介して重
畳されている。このため、本実施の形態における電力半
導体装置は、フィールドプレート80a〜80dとこれ
らの間にそれぞれ介在されている絶縁膜からなる複数の
静電容量が直列に設けられる構造になっている。
【0031】すなわち、主接合領域72の表面とこの表
面から離れている半導体層64の表面との間に複数のフ
ィールドプレート80a,80b,80c,80dと複
数の絶縁膜74a,74b,74cから形成された複数
の静電容量C1,C2,C3が直列に配置されている。
面から離れている半導体層64の表面との間に複数のフ
ィールドプレート80a,80b,80c,80dと複
数の絶縁膜74a,74b,74cから形成された複数
の静電容量C1,C2,C3が直列に配置されている。
【0032】このような重畳されたフィールドプレート
構造を有する電力半導体装置において、陽極と陰極とに
電圧が印加される際、複数のフィールドプレート80
a,80b,80cとそれらの間にそれぞれ設けられた
複数の絶縁膜74a,74b,74cからなる複数の静
電容量C1,C2,C3が、図2に示すように直列に配
列されているため、印加された電圧が分配されてブレー
クダウン電圧を高めることができる。
構造を有する電力半導体装置において、陽極と陰極とに
電圧が印加される際、複数のフィールドプレート80
a,80b,80cとそれらの間にそれぞれ設けられた
複数の絶縁膜74a,74b,74cからなる複数の静
電容量C1,C2,C3が、図2に示すように直列に配
列されているため、印加された電圧が分配されてブレー
クダウン電圧を高めることができる。
【0033】図1に戻って、本実施の形態による電力半
導体装置は、陽極60が設けられ、この上に第1の導電
型の不純物を高濃度に含んでいる陽極層またはバッファ
層62が形成されている。そして、この上に第1の導電
型の不純物を低濃度に含んでいる半導体層64、そして
その上に第2の導電型の不純物を高濃度に含んでいる主
接合領域72が設けられている。さらに、この主接合領
域72の一部の表面上と半導体層64の表面上に、絶縁
膜66が設けられている。この絶縁膜66と延長形成さ
れている複数の絶縁膜74a,74b,74cとをそれ
ぞれの間に置いて設けられ、図1に示すように、それぞ
れ少なくとも一部分が重なっている複数のフィールドプ
レート80a,80b,80cとにより重畳されたフィ
ールドプレート構造が形成されている。
導体装置は、陽極60が設けられ、この上に第1の導電
型の不純物を高濃度に含んでいる陽極層またはバッファ
層62が形成されている。そして、この上に第1の導電
型の不純物を低濃度に含んでいる半導体層64、そして
その上に第2の導電型の不純物を高濃度に含んでいる主
接合領域72が設けられている。さらに、この主接合領
域72の一部の表面上と半導体層64の表面上に、絶縁
膜66が設けられている。この絶縁膜66と延長形成さ
れている複数の絶縁膜74a,74b,74cとをそれ
ぞれの間に置いて設けられ、図1に示すように、それぞ
れ少なくとも一部分が重なっている複数のフィールドプ
レート80a,80b,80cとにより重畳されたフィ
ールドプレート構造が形成されている。
【0034】前述したような重畳されたフィールドプレ
ート構造によると、図2に示されているように、陽極と
陰極とに電圧が印加される際、複数のフィールドプレー
ト80a,80b,80cとそれらの間にそれぞれ設け
られた複数の絶縁膜74a,74b,74cとが直列に
接続された複数の静電容量C1,C2,C3が形成され
る。
ート構造によると、図2に示されているように、陽極と
陰極とに電圧が印加される際、複数のフィールドプレー
ト80a,80b,80cとそれらの間にそれぞれ設け
られた複数の絶縁膜74a,74b,74cとが直列に
接続された複数の静電容量C1,C2,C3が形成され
る。
【0035】したがって、この複数の静電容量C1,C
2,C3によって印加された電圧が分圧されてそのブレ
ークダウンの電圧を高めることができ、それによって本
実施の形態における電力半導体装置の絶縁耐圧が向上さ
れる。
2,C3によって印加された電圧が分圧されてそのブレ
ークダウンの電圧を高めることができ、それによって本
実施の形態における電力半導体装置の絶縁耐圧が向上さ
れる。
【0036】図3〜図9は本実施の形態における電力半
導体装置の製造方法を示す工程別断面図であり、これら
図において図1または図2に示した各構成要素と同一機
能を有する構成要素については同一の参照符号を記して
ある。
導体装置の製造方法を示す工程別断面図であり、これら
図において図1または図2に示した各構成要素と同一機
能を有する構成要素については同一の参照符号を記して
ある。
【0037】図3を参照すると、陽極が形成されるとと
もに高濃度で厚さが薄いn+ 型の陽極層またはバッファ
層62の上には燐(P)をドーパントした低濃度のn-
型の半導体層64をエピタキシャル成長により設けた
後、その半導体層64の上に所定の厚さを有する酸化膜
を設ける。次いで、前記n- 型の半導体層64上にある
酸化膜をパターニングして酸化膜パターン66を形成す
る。
もに高濃度で厚さが薄いn+ 型の陽極層またはバッファ
層62の上には燐(P)をドーパントした低濃度のn-
型の半導体層64をエピタキシャル成長により設けた
後、その半導体層64の上に所定の厚さを有する酸化膜
を設ける。次いで、前記n- 型の半導体層64上にある
酸化膜をパターニングして酸化膜パターン66を形成す
る。
【0038】図4において、酸化膜パターン66を形成
した後、酸化工程を実行して半導体層64の露出表面上
に薄い酸化膜68を設け、そしてこれら酸化膜66,6
8の上に金属導電膜または導電性を有するポリシリコン
膜70を蒸着する。なお、説明の便宜上、以下はこの膜
をポリシリコン膜として説明する。
した後、酸化工程を実行して半導体層64の露出表面上
に薄い酸化膜68を設け、そしてこれら酸化膜66,6
8の上に金属導電膜または導電性を有するポリシリコン
膜70を蒸着する。なお、説明の便宜上、以下はこの膜
をポリシリコン膜として説明する。
【0039】続いて不純物領域形成用マスクを用いて上
記ポリシリコン膜70と酸化膜68とを除去すると、図
5に示したように、不純物領域が設けられる部分がオー
プンされ、そしてポリシリコン膜70は4つの下部ポリ
シリコン部分70a,70b,70c,70dに間隔W
1,W2,W3を隔てて分離される。
記ポリシリコン膜70と酸化膜68とを除去すると、図
5に示したように、不純物領域が設けられる部分がオー
プンされ、そしてポリシリコン膜70は4つの下部ポリ
シリコン部分70a,70b,70c,70dに間隔W
1,W2,W3を隔てて分離される。
【0040】次に、図6に示したように、p+ 型の不純
物のイオン注入および熱拡散工程を実行し、上記オープ
ンされた領域にp+ 型の主接合領域72を設ける。
物のイオン注入および熱拡散工程を実行し、上記オープ
ンされた領域にp+ 型の主接合領域72を設ける。
【0041】また、導電性のポリシリコン部分70a〜
70dと露出された酸化膜66の表面を含み、上記p+
型の主接合領域72上に絶縁膜であるPSG膜74を図
7に示されたように塗布する。
70dと露出された酸化膜66の表面を含み、上記p+
型の主接合領域72上に絶縁膜であるPSG膜74を図
7に示されたように塗布する。
【0042】次に、図8に示したように上記PSG膜7
4をパターニングし、上記p+ 型の主接合領域72上と
上記ポリシリコン部分74a〜74d上とに開口部を設
ける。これら開口部によって上記PSG膜74はPSG
部分74a,74b,74cに区分される。
4をパターニングし、上記p+ 型の主接合領域72上と
上記ポリシリコン部分74a〜74d上とに開口部を設
ける。これら開口部によって上記PSG膜74はPSG
部分74a,74b,74cに区分される。
【0043】最後に金属膜をこれら開口部を充填しなが
ら上記基板上に設けた後、写真蝕刻工程によってこの金
属膜をパターニングすると図9に示したように開口部を
通じてポリシリコン部分70a〜70dと電気的に接触
してそしてPSG部分74a,74b,74cによって
お互いに電気的に絶縁されている金属膜76a,76
b,76c,76dが形成される。
ら上記基板上に設けた後、写真蝕刻工程によってこの金
属膜をパターニングすると図9に示したように開口部を
通じてポリシリコン部分70a〜70dと電気的に接触
してそしてPSG部分74a,74b,74cによって
お互いに電気的に絶縁されている金属膜76a,76
b,76c,76dが形成される。
【0044】ここで、図1に示すように、上記ポリシリ
コンおよび金属部分70a,76aは陰極として使用さ
れるフィールドプレート80aを構成し、ポリシリコン
および金属部分70b,76bは第1のフローティング
フィールドプレート80bを構成し、ポリシリコンおよ
び金属部分70c,76cは第2のフローティングフィ
ールドプレート80cを構成し、そしてポリシリコンお
よび金属部分70d,76dは他のフィールドプレート
80dを構成する。
コンおよび金属部分70a,76aは陰極として使用さ
れるフィールドプレート80aを構成し、ポリシリコン
および金属部分70b,76bは第1のフローティング
フィールドプレート80bを構成し、ポリシリコンおよ
び金属部分70c,76cは第2のフローティングフィ
ールドプレート80cを構成し、そしてポリシリコンお
よび金属部分70d,76dは他のフィールドプレート
80dを構成する。
【0045】上記フィールドプレート80a〜80dの
中のフィールドプレート80aは動作領域である上記p
+ 型の主接合領域72と電気的に接触されているため陰
極として使用される。
中のフィールドプレート80aは動作領域である上記p
+ 型の主接合領域72と電気的に接触されているため陰
極として使用される。
【0046】また、上記フィールドプレート80aと第
1のフローティングフィールドプレート80bにおいて
水平的に重畳される部分は約72μmであり、第1のフ
ローティングフィールドプレート80bと第2のフロー
ティングフィールドプレート80cの重畳部分は約32
μmであり、第2のフローティングフィールドプレート
80cと他のフィールドプレート80dの重畳部分は約
16μmである。
1のフローティングフィールドプレート80bにおいて
水平的に重畳される部分は約72μmであり、第1のフ
ローティングフィールドプレート80bと第2のフロー
ティングフィールドプレート80cの重畳部分は約32
μmであり、第2のフローティングフィールドプレート
80cと他のフィールドプレート80dの重畳部分は約
16μmである。
【0047】このように重畳された部分の長さは上記p
+ 型の主接合領域72から離れれば離れるほど約1/2
ずつ小さくなり直列に接続された静電容量のキャパシタ
ンスも約1/2ずつ減少されるように形成されている。
+ 型の主接合領域72から離れれば離れるほど約1/2
ずつ小さくなり直列に接続された静電容量のキャパシタ
ンスも約1/2ずつ減少されるように形成されている。
【0048】なお、本実施の形態では2つのフローティ
ングフィールドプレート80b,80cが設けられてい
る構造とこのような構造を製造する方法について説明し
ているが、本発明はとくにこれに限定されるものではな
く、フローティングフィールドプレートが少なくとも2
つ以上に設けられていればよい。
ングフィールドプレート80b,80cが設けられてい
る構造とこのような構造を製造する方法について説明し
ているが、本発明はとくにこれに限定されるものではな
く、フローティングフィールドプレートが少なくとも2
つ以上に設けられていればよい。
【0049】すなわち、前述した重畳されたフィールド
プレート構造を有する電力半導体装置において、陽極と
陰極とに電圧が印加される際、複数のフィールドプレー
ト80a,80b,80c,80dとそれらの間にそれ
ぞれ設けられた複数の絶縁膜74a,74b,74cか
らなる複数の静電容量C1,C2,C3が直列に配列さ
れているので、印加された電圧が分配されるだけではな
く絶縁耐圧が大きく向上する。
プレート構造を有する電力半導体装置において、陽極と
陰極とに電圧が印加される際、複数のフィールドプレー
ト80a,80b,80c,80dとそれらの間にそれ
ぞれ設けられた複数の絶縁膜74a,74b,74cか
らなる複数の静電容量C1,C2,C3が直列に配列さ
れているので、印加された電圧が分配されるだけではな
く絶縁耐圧が大きく向上する。
【0050】上記電力半導体装置に電源電圧を印加する
際、上記主接合領域の深さ(5μm,3μm)そして上
記酸化膜66と半導体層64の界面電荷の変動によって
電圧降下が生じる実験結果を次の表に示す。この表は上
記条件の下でシュミレーションにより得たものである。
際、上記主接合領域の深さ(5μm,3μm)そして上
記酸化膜66と半導体層64の界面電荷の変動によって
電圧降下が生じる実験結果を次の表に示す。この表は上
記条件の下でシュミレーションにより得たものである。
【0051】
【表1】
【0052】上記表から分かるように、本実施の形態に
よれば電圧が大きく落ちることはない。
よれば電圧が大きく落ちることはない。
【0053】また、図10および図11に示されている
ように、本実施の形態の電力半導体装置に電圧が印加さ
れた際、重畳されたフィールドプレートが主接合領域7
2で金属接触用の不純物領域の方ほど絶縁膜66と半導
体層64との界面電位が高くなり、そしてその界面電界
が各フローティングフィールドプレートと絶縁膜とから
なる直列に接続された静電容量によって各ピークの高さ
がお互いにほぼ同じくなるように調節されていることを
示している。
ように、本実施の形態の電力半導体装置に電圧が印加さ
れた際、重畳されたフィールドプレートが主接合領域7
2で金属接触用の不純物領域の方ほど絶縁膜66と半導
体層64との界面電位が高くなり、そしてその界面電界
が各フローティングフィールドプレートと絶縁膜とから
なる直列に接続された静電容量によって各ピークの高さ
がお互いにほぼ同じくなるように調節されていることを
示している。
【0054】なお、本実施の形態では第1の導電型の不
純物を高濃度に含んでいる陽極層の上にこの陽極層の不
純物濃度より低い第1の導電型の半導体層を形成すると
したが、本発明は特にこれに限定されるものではない。
すなわち、本発明ではたとえば第1の導電型の不純物を
高濃度に含んでいる陽極層の上に第2の導電型の不純物
を高濃度に含んでいる第1の半導体層を設け、この第1
の半導体層の上に第1の半導体層の不純物の濃度より低
い第2の導電型の第2の半導体層を設けてもよい。
純物を高濃度に含んでいる陽極層の上にこの陽極層の不
純物濃度より低い第1の導電型の半導体層を形成すると
したが、本発明は特にこれに限定されるものではない。
すなわち、本発明ではたとえば第1の導電型の不純物を
高濃度に含んでいる陽極層の上に第2の導電型の不純物
を高濃度に含んでいる第1の半導体層を設け、この第1
の半導体層の上に第1の半導体層の不純物の濃度より低
い第2の導電型の第2の半導体層を設けてもよい。
【0055】この場合、第2の半導体層の表面は熱拡散
またはイオン注入によって形成され、第1の導電型の不
純物を高濃度に含んでいる第1の不純物領域と、第2の
導電型の不純物を高濃度に含んでいる第2の不純物領域
が設けられる。そして、前述した実施の形態と同様にこ
の場合でも、第1の不純物領域と第2の不純物領域の横
表面上に設けられた絶縁膜から延長されている複数の絶
縁膜を間に置いて、それぞれ少なくとも一部分が重畳さ
れている複数のフィールドプレートが形成される。そし
て、陽極と陰極とに電圧が印加される際、複数のフィー
ルドプレートとそれらの間にそれぞれ設けられた複数の
絶縁膜が複数の静電容量を有して電圧が分配される。
またはイオン注入によって形成され、第1の導電型の不
純物を高濃度に含んでいる第1の不純物領域と、第2の
導電型の不純物を高濃度に含んでいる第2の不純物領域
が設けられる。そして、前述した実施の形態と同様にこ
の場合でも、第1の不純物領域と第2の不純物領域の横
表面上に設けられた絶縁膜から延長されている複数の絶
縁膜を間に置いて、それぞれ少なくとも一部分が重畳さ
れている複数のフィールドプレートが形成される。そし
て、陽極と陰極とに電圧が印加される際、複数のフィー
ルドプレートとそれらの間にそれぞれ設けられた複数の
絶縁膜が複数の静電容量を有して電圧が分配される。
【0056】この実施の形態においても、複数のフィー
ルドプレートは、不純物領域で半導体層の側ほど絶縁膜
によって重畳されるフィールドプレートが短くなるよう
に形成されている。したがって、この電力半導体装置で
も、陰極を構成する複数のフィールドプレートを絶縁膜
を介在させて重畳させることにより接合部の曲率部分に
電界が集中することを防止できるだけでなく、その絶縁
耐圧も向上させることができる。
ルドプレートは、不純物領域で半導体層の側ほど絶縁膜
によって重畳されるフィールドプレートが短くなるよう
に形成されている。したがって、この電力半導体装置で
も、陰極を構成する複数のフィールドプレートを絶縁膜
を介在させて重畳させることにより接合部の曲率部分に
電界が集中することを防止できるだけでなく、その絶縁
耐圧も向上させることができる。
【0057】また、本実施の形態では特に主電流の電流
制御を行うゲートについては記載していないが、勿論、
本発明はゲートを備え、陽極と陰極との間に流れる主電
流をゲートにより開閉制御する構造にも適用可能であ
る。すなわち、たとえば図1に示すフィールドプレート
80aをゲート電極とすることで、このフィールドプレ
ート80aの外部まで延長する空乏層の形成が可能とな
る。したがって、主接合領域72の端部分に電界が集中
することを効果的に防止することができ、ブレークダウ
ン電圧を高くすることが可能となる。
制御を行うゲートについては記載していないが、勿論、
本発明はゲートを備え、陽極と陰極との間に流れる主電
流をゲートにより開閉制御する構造にも適用可能であ
る。すなわち、たとえば図1に示すフィールドプレート
80aをゲート電極とすることで、このフィールドプレ
ート80aの外部まで延長する空乏層の形成が可能とな
る。したがって、主接合領域72の端部分に電界が集中
することを効果的に防止することができ、ブレークダウ
ン電圧を高くすることが可能となる。
【0058】以上、詳細に説明したように、本実施の形
態における電力半導体装置によると、陰極を構成する複
数のフィールドプレートを絶縁膜を介在して重畳させる
ことにより接合部の曲率部分に電界が集中されることが
防止できるだけでなく、その絶縁耐圧も向上させること
ができる構造を有する。
態における電力半導体装置によると、陰極を構成する複
数のフィールドプレートを絶縁膜を介在して重畳させる
ことにより接合部の曲率部分に電界が集中されることが
防止できるだけでなく、その絶縁耐圧も向上させること
ができる構造を有する。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
る重畳されたフィールドプレート構造を有する電力半導
体装置によれば、陰極を構成する複数のフィールドプレ
ートが絶縁膜を介してお互いに一定の部分が重畳されて
いるので、これらのフィールドプレートと絶縁膜が直列
接続された複数の静電容量を構成する。
る重畳されたフィールドプレート構造を有する電力半導
体装置によれば、陰極を構成する複数のフィールドプレ
ートが絶縁膜を介してお互いに一定の部分が重畳されて
いるので、これらのフィールドプレートと絶縁膜が直列
接続された複数の静電容量を構成する。
【0060】このような構造で、陽極と陰極に電圧が印
加される際、上記複数の静電容量によって印加された電
圧が分配されてブレークダウン電圧を高めることができ
る。その結果、電力半導体装置の絶縁耐圧が向上でき
る。
加される際、上記複数の静電容量によって印加された電
圧が分配されてブレークダウン電圧を高めることができ
る。その結果、電力半導体装置の絶縁耐圧が向上でき
る。
【図1】本発明の実施の形態による重畳されたフローテ
ィングフィールドプレート構造を有する電力半導体装置
の構造を示している断面図。
ィングフィールドプレート構造を有する電力半導体装置
の構造を示している断面図。
【図2】図1の電力半導体装置のフローティングフィー
ルドプレート構造の等価回路図。
ルドプレート構造の等価回路図。
【図3】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図4】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図5】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図6】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図7】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図8】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図9】図1に示した電力半導体装置の実施の形態を製
造するプロセス段階を示している断面図。
造するプロセス段階を示している断面図。
【図10】図1に示した電力半導体装置に約550ボル
トの電源電圧を印加した場合、距離によるシリコンと酸
化膜の界面電位の変化を示すグラフである。
トの電源電圧を印加した場合、距離によるシリコンと酸
化膜の界面電位の変化を示すグラフである。
【図11】図1に示した電力半導体装置に約550ボル
トの電源電圧を印加した場合、距離によるシリコンと酸
化膜の界面電界の変化を示しているグラフである。
トの電源電圧を印加した場合、距離によるシリコンと酸
化膜の界面電界の変化を示しているグラフである。
【図12】従来の電力半導体装置の構造を示している断
面図。
面図。
【図13】従来の他の電力半導体装置の構造を示してい
る断面図。
る断面図。
【図14】従来のフローティングフィールドリング構造
を有する電力半導体装置の構造を概略的に示している図
面。
を有する電力半導体装置の構造を概略的に示している図
面。
【図15】従来のフローティングフィールドプレート構
造を有する電力半導体装置の構造を概略的に示している
断面図。
造を有する電力半導体装置の構造を概略的に示している
断面図。
60 陽極 62 n+ 型のバッファ層 64 n- 型の半導体層 66 酸化膜 72 p+ 型の主接合領域 74a,74b,74c 絶縁膜 80a,80b,80c フィールドプレート(陰
極)
極)
Claims (6)
- 【請求項1】 陽極と陰極とを備え、前記陽極と陰極と
の間で主電流が流れるようにする主接合部を有する電力
半導体装置において、 第1の導電型の半導体層の上に形成された第2の導電型
の主接合領域上に設けられた主フィールドプレートと、 前記半導体層の上に形成された第1の導電型または第2
の導電型の金属接触用の不純物領域上に設けられた最終
フィールドプレートとを有し、 前記主フィールドプレートと最終フィールドプレートと
の間には少なくとも1つのフローティングフィールドプ
レートが絶縁膜を介して重畳され、 電圧の印加の際、前記主フィールドプレート、フローテ
ィングフィールドプレートおよび最終フィールドプレー
トとの間にそれぞれ介在されている絶縁膜からなる複数
の静電容量が直列に設けられる構造を有することを特徴
とする重畳されたフィールドプレート構造を有する電力
半導体装置。 - 【請求項2】 陽極と陰極とを備え、前記陽極と陰極と
の間に主電流が流れるように接合部を有する電力半導体
装置の製造方法において、 前記陽極が設けられ、そして第1の導電型の不純物を高
濃度に含んでいる陽極層の上にこの陽極層の不純物濃度
より低い第1の導電型の半導体層を設ける工程と、 前記第1の導電型の半導体層の上にパターニングされた
第1の絶縁膜を設ける工程と、 前記第1の絶縁膜より薄い第2の絶縁膜を前記半導体層
の上に設ける工程と、 前記第1,2の絶縁膜の上に第1の導電膜を設ける工程
と、 前記第1の導電膜をパターニングしてフィールドプレー
トの複数の下部層を設ける工程と、 前記第1の導電膜のパターニングの際に露出された前記
半導体層に第2の導電型の不純物を高濃度に注入して不
純物領域を設ける工程と、 次いで全体の表面の上に第3の絶縁膜を設ける工程と、 前記第3の絶縁膜をパターニングして前記不純物領域の
上に、そして前記複数の下部層の上にコンタクトホール
を設ける工程と、 前記コンタクトホールを埋めながら前記第3の絶縁膜の
上に第2の導電膜を設ける工程と、 前記複数の下部層と電気的に接触する第2の導電膜をお
互いに電気的に隔離させるためにパターニングする工程
を含み、 前記複数のフィールドプレートはそれぞれ少なくとも一
部分が重畳されているため、前記陽極と陰極とに電圧が
印加される際前記複数のフィールドプレートとそれらの
間にそれぞれ設けられた前記第3の絶縁膜が複数の静電
容量を有して電圧を分配することを特徴とする電力半導
体装置の製造方法。 - 【請求項3】 陽極と陰極とを備え、前記陽極と陰極と
の間に流れる主電流が前記ゲートで開閉できるようにし
た電力半導体装置の製造方法において、 前記陽極が設けられ、そして第1の導電型の不純物を高
濃度に含んでいる陽極層の上に第1の導電型の不純物を
高濃度に含んでいる第1の半導体層を設ける工程と、 前記第1の半導体層の上にこの第1の半導体層の不純物
の濃度より低い第1の導電型の第2の半導体層を設ける
工程と、 前記第2の半導体層の表面にイオン注入および熱拡散に
よって設けられ、そして第2の導電型の不純物を高濃度
に含んでいる第1の不純物領域を設ける工程と、 前記第2の半導体層の表面にイオン注入および熱拡散に
よって設けられ、そして第2の導電型の不純物を高濃度
に含んでいる第2の不純物領域を設ける工程と、 前記第2の不純物領域と前記第2の不純物領域の横表面
上に設けられた絶縁膜から延長されている複数の絶縁膜
を間に置いてそしてそれぞれ少なくとも一部分が重畳さ
れている複数のフィールドプレートを設ける工程とを含
み、 前記陽極と陰極とに電圧が印加される際、前記複数のフ
ィールドプレートとそれらの間にそれぞれ設けられた複
数の絶縁膜が複数の静電容量を有して電圧を分配するこ
とを特徴とする電力半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 陽極と陰極とを備え、前記陽極と陰極と
の間に流れる主電流が前記ゲートで開閉できるようにし
た電力半導体装置の製造方法において、 前記陽極が設けられてそして第1の導電型の不純物を高
濃度に含んでいる陽極層の上に不純物の濃度が高い第1
の導電型の第1の半導体層と不純物の濃度が比較的低い
第1の導電型の第2の半導体層とを設ける工程と、 前記第2の半導体層の表面にイオン注入によって設けら
れ、そして第2の導電型の不純物を高濃度に含んでいる
第3の不純物領域を設ける工程と、 前記不純物領域と前記不純物領域の横表面上に設けられ
た絶縁膜から延長されている複数の絶縁膜を間に置き、
そしてそれぞれ少なくとも一部分が重畳されている複数
のフィールドプレートを設ける工程とを含み、 前記陽極と陰極とに電圧が印加される際、前記複数のフ
ィールドプレートとそれらの間にそれぞれ設けられた複
数の絶縁膜が複数の静電容量を有して電圧を分配するこ
とを特徴とする電力半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 陽極と陰極およびゲートを備え、前記陽
極と陰極との間に流れる主電流が前記ゲートで開閉でき
るようにした電力半導体装置の製造方法において、 前記陽極が設置されて、そして第1の導電型の不純物を
高濃度に含んでいる陽極層の上に第2の導電型の不純物
を高濃度に含んでいる第1の半導体層を設ける工程と、 前記第1の半導体層の上にこの第1の半導体層の不純物
の濃度より低い第2の導電型の第2の半導体層を設ける
工程と、 前記第2の半導体層の表面にイオン注入および熱拡散に
よって設けられ、そして第1の導電型の不純物を高濃度
に含んでいる第1の不純物領域を設ける工程と、 前記第2の半導体層の表面にはイオン注入および熱拡散
によって設けられ、そして第2の導電型の不純物を高濃
度に含んでいる第2の不純物領域を設ける工程と、 前記第2の不純物領域と前記第2の不純物領域の横表面
上に設けられた絶縁膜から延長されている複数の絶縁膜
を間に置いてそしてそれぞれ少なくとも一部分が重畳さ
れている複数のフィールドプレートを設ける工程とを含
み、 前記陽極と陰極とに電圧が印加される際、前記複数のフ
ィールドプレートとそれらの間にそれぞれ設けられた複
数の絶縁膜が複数の静電容量を有して電圧を分配するこ
とを特徴とする電力半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 陽極と陰極およびゲートを備え、前記陽
極と陰極との間に流れる主電流が前記ゲートで開閉でき
るようにした電力半導体装置の製造方法において、 前記陽極が設けられてそして第1の導電型の不純物を高
濃度に含んでいる陽極層の上に不純物の濃度が高い第2
の導電型の第1の半導体層と不純物の濃度が比較的低い
第2の導電型の第2の半導体層を設ける工程と、 前記第2の半導体層の表面にはイオン注入によって設け
られ、そして第1の導電型の不純物を高濃度に含んでい
る第3の不純物領域を設ける工程と、 前記不純物領域と前記不純物領域の横表面上に設けられ
た絶縁膜から延長されている複数の絶縁膜を間に置き、
そしてそれぞれ少なくとも一部分が重畳されている複数
のフィールドプレートを設ける工程とを含み、 前記陽極と陰極とに電圧が印加される際、前記複数のフ
ィールドプレートとそれらの間にそれぞれ設けられた複
数の絶縁膜が複数の静電容量を有して電圧を分配するこ
とを特徴とする電力半導体装置の製造方法。
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