JPH09247199A - マルチキャスト接続方法 - Google Patents

マルチキャスト接続方法

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JPH09247199A
JPH09247199A JP5208696A JP5208696A JPH09247199A JP H09247199 A JPH09247199 A JP H09247199A JP 5208696 A JP5208696 A JP 5208696A JP 5208696 A JP5208696 A JP 5208696A JP H09247199 A JPH09247199 A JP H09247199A
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JP5208696A
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Mitsuaki Kakemizu
光明 掛水
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Ultra High Speed Network and Computer Technology Laboratories
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Ultra High Speed Network and Computer Technology Laboratories
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かな時間で発端末と各着端末とを接続でき
るとともに、ネットワークの帯域資源を効率よく利用す
ることができるマルチキャスト接続方法を提供する。 【解決手段】 各階層のサブネットマネージャは、発端
末RTまたは上位のサブネットマネージャからのMC接
続要求に応じて、その階層における発着端点を接続する
MC接続ルート情報(MCツリー)に基づき、MC接続
ルートを構成する各サブネットワーク間リンクまたは交
換ノード間リンクの帯域予約を並列的に実施し、その帯
域予約が成功した接続ルート上の各下位サブネットワー
クに対して下位サブネットワーク内のMC接続を並列的
に要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャスト接
続方法に関し、特に複数の交換ノードで構成されるネッ
トワークを介して複数の端末を一斉に接続/解放するマ
ルチキャスト接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の交換ノードで構成されるネットワ
ークを利用して、等しい速度でネットワークにデータが
送信されるCBR(Constant Bit Rate )のトラフィッ
ク特性を有する音声や、短期間に多量のデータがネット
ワークに送出されるバースト的なトラフィック特性を有
するコンピュータ処理された画像情報などを、複数の端
末に対して一斉に送信する場合、発端末からの仮想回線
(Virtual Channel:以下VCという)接続要求に応じ
て、発端末と各着端末との間を接続するルートの決定お
よび必要伝送容量に基づく帯域の予約を行うとともに、
通信終了後のVC解放要求に応じて、予約した帯域の解
放を行う必要がある。
【0003】従来、このようなマルチキャスト接続方法
について検討がなされている。例えば、ITUやATM
Forumでは、まず発端末と任意の着端末とを1:
1で接続した後、他の着端末を1パーティ(part
y)ずつ増減させ、発端末と複数の着端末とをマルチキ
ャストにて接続する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来のマルチキャスト接続方法では、各着端末を1パ
ーティずつ増減させるものとなっているため、複数のパ
ーティを一括して接続するには、発端末と個々の着端末
とをそれぞれ別個に1:1接続のVCを確立する必要が
あり、同一リンクに複数のVCが存在するなど、ネット
ワークの帯域資源が効率よく利用されず、呼損率を増大
させるという問題点があった。本発明はこのような課題
を解決するためのものであり、僅かな時間で発端末と各
着端末とを接続できるとともに、ネットワークの帯域資
源を効率よく利用することができるマルチキャスト接続
方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるマルチキャスト接続方法は、ネ
ットワークが、所定のリンクにより相互に接続された複
数の交換ノードからなる第1層のサブネットワークと、
所定のリンクにより相互に接続された複数の第m−1層
(mは2以上の正整数)のサブネットワークからなる第
m層とから構成される階層構造を有し、第m層では、発
端末を収容する交換ノードまたは第m+1層からのマル
チキャスト接続要求に応じて、各第m層サブネットワー
ク間をマルチキャスト接続する所定のマルチキャスト接
続ルートに基づき、このマルチキャスト接続ルートを構
成する各第m層サブネットワーク間リンクに対して帯域
予約要求を並列的に送出し、帯域予約が成功した接続ル
ートを構成する各第m層サブネットワークに対して、個
々の第m層サブネットワーク内におけるマルチキャスト
接続を要求するマルチキャスト接続要求を並列的に送出
し、第m層サブネットワークは、第m層からのマルチキ
ャスト接続要求に応じて、第m層サブネットワーク内の
第m−1層に対して第m−1層におけるマルチキャスト
接続要求を送出し、第1層では、発端末を収容する交換
ノードまたは第2層からのマルチキャスト接続要求に応
じて、各第1層サブネットワーク間をマルチキャスト接
続する所定のマルチキャスト接続ルートに基づき、この
マルチキャスト接続ルートを構成する各第1層サブネッ
トワーク間リンクに対して帯域予約要求を並列的に送出
し、帯域予約が成功した接続ルートを構成する各第1層
サブネットワークに対して個々の第1層サブネットワー
ク内でのマルチキャスト接続を要求するマルチキャスト
接続要求を並列的に送出し、第1層サブネットワークで
は、第1層からのマルチキャスト接続要求に応じて、各
交換ノード間をマルチキャスト接続する所定のマルチキ
ャスト接続ルートに基づき、このマルチキャスト接続ル
ートを構成する交換ノード間リンクに対して帯域予約要
求を並列的に送出し、各交換ノードでは、収容するリン
クに対する帯域予約要求に応じて、所望の通信容量に応
じた帯域予約を行うようにしたものである。
【0006】したがって、各階層では、所定のマルチキ
ャスト接続ルートに基づいて、その階層サブネットワー
ク間リンクに帯域予約要求が並列的に送出され、帯域予
約が成功した接続ルートを構成する各サブネットワーク
に対して、各サブネットワーク内におけるマルチキャス
ト接続要求が並列的に接続され、各サブネットワークで
は下位階層に対してマルチキャスト接続要求が送出さ
れ、このような並列的なマルチキャスト接続処理が、交
換ノードから構成される第1層まで繰り返し実施され
る。
【0007】また、各マルチキャスト接続ルートとし
て、発側端点および着側端点を同じくするマルチキャス
ト接続ルートのうち、経由するサブネットワーク数また
は交換ノード数が最も少ないマルチキャスト接続ルート
を用いるようにしたものである。したがって、各マルチ
キャスト接続ルートとして、発側端点および着側端点を
同じくするマルチキャスト接続ルートのうち、経由する
サブネットワーク数または交換ノード数が最も少ないマ
ルチキャスト接続ルートが用いられる。
【0008】また、各マルチキャスト接続ルートとし
て、発側端点および着側端点を同じくするマルチキャス
ト接続ルートのうち、経由するサブネットワーク数また
は交換ノード数が最も少ないマルチキャスト接続ルート
であって、かつ、そのマルチキャスト接続ルートを構成
する各リンクの予約可能帯域量が最も大きいマルチキャ
スト接続ルートを用いるようにしたものである。したが
って、各マルチキャスト接続ルートとして、発側端点お
よび着側端点を同じくするマルチキャスト接続ルートの
うち、経由するサブネットワーク数または交換ノード数
が最も少ないマルチキャスト接続ルートであって、か
つ、そのマルチキャスト接続ルートを構成する各リンク
の予約可能帯域量が最も大きいマルチキャスト接続ルー
トが用いられる。
【0009】また、マルチキャスト接続ルートのうち、
所定の接続ルートにて帯域予約要求が失敗した場合に
は、帯域予約に失敗した接続ルート上の着側端点とマル
チキャスト接続ルートの発側端点との間を所定の1対1
接続要求を送出するようにしたものである。したがっ
て、マルチキャスト接続ルートのうち、所定の接続ルー
トにて帯域予約要求が失敗した場合には、帯域予約に失
敗した接続ルート上の着側端点とマルチキャスト接続ル
ートの発側端点との間を所定の1対1接続要求が送出さ
れる。
【0010】さらに、発端末からのマルチキャスト接続
要求を識別するための呼識別子を、マルチキャスト接続
要求から派生するすべての要求に格納し、交換ノードで
は、受信した帯域予約要求に含まれる呼識別子に基づい
て、同一のマルチキャスト接続要求による帯域予約要求
か否か判定し、同一のマルチキャスト接続要求により帯
域予約が行われている場合には、新たな帯域予約を行わ
ないようにしたものである。したがって、発端末からの
マルチキャスト接続要求を識別するための呼識別子が、
マルチキャスト接続要求から派生するすべての要求に格
納され、交換ノードでは、受信した帯域予約要求に含ま
れる呼識別子に基づいて、同一のマルチキャスト接続要
求による帯域予約要求か否か判定され、同一のマルチキ
ャスト接続要求により帯域予約が行われている場合に
は、新たな帯域予約が行われない。
【0011】また、各階層ごとにマルチキャスト接続終
了時のマルチキャスト接続ルートを保持しておき、第m
層では、発端末を収容する交換ノードまたは第m+1層
からのマルチキャスト解放要求に応じて、保持しておい
たマルチキャスト接続ルートを構成する各第m層サブネ
ットワーク間リンクに対して帯域解放要求を並列的に送
出するとともに、マルチキャスト接続ルート上の各第m
層サブネットワークに対して、個々の第m層サブネット
ワーク内におけるマルチキャスト解放を要求するマルチ
キャスト解放要求を並列的に送出し、第m層サブネット
ワークは、第m層からのマルチキャスト解放要求に応じ
て、第m層サブネットワーク内の第m−1層に対して第
m−1層におけるマルチキャスト解放要求を送出し、第
1層では、発端末を収容する交換ノードまたは第2層か
らのマルチキャスト解放要求に応じて、保持しておいた
マルチキャスト接続ルートを構成する各第1層サブネッ
トワーク間リンクに対して帯域解放要求を並列的に送出
するとともに、マルチキャスト接続ルート上の各第1層
サブネットワークに対して個々の第1層サブネットワー
ク内でのマルチキャスト解放を要求するマルチキャスト
解放要求を並列的に送出し、第1層サブネットワークで
は、第1層からのマルチキャスト解放要求に応じて、保
持していたマルチキャスト接続ルートを構成する交換ノ
ード間リンクに対して帯域解放要求を並列的に送出し、
各交換ノードでは、収容するリンクに対する帯域解放要
求に応じて、所望の帯域解放を行うようにしたものであ
る。
【0012】したがって、各階層では、マルチキャスト
接続終了時に保持されたマルチキャスト接続ルートに基
づいて、その階層サブネットワーク間リンクに帯域解放
要求が並列的に送出されるとともに、マルチキャスト接
続ルートを構成する各サブネットワークに対して、各サ
ブネットワーク内におけるマルチキャスト解放要求が並
列的に接続され、各サブネットワークでは下位階層に対
してマルチキャスト解放要求が送出され、このような並
列的なマルチキャスト解放処理が、交換ノードから構成
される第1層まで繰り返し実施される。
【0013】また、発端末およびすべての着端末を同一
サブネットワークに収容する階層より1つ下位の階層で
は、発端末からの所定のルーチング登録要求に応じて、
発端末を発側端点とするとともにすべての着端末を着側
端点とするマルチキャスト接続ルートのうち、経由する
サブネットワーク数または交換ノード数が最も少ないマ
ルチキャスト接続ルートを、それぞれのマルチキャスト
接続ルートを構成する各リンクの予約可能帯域量が大き
い順に逐次並び替える処理を開始し、その後の発端末か
らのマルチキャスト接続要求に応じて、予約可能帯域量
が最も大きいマルチキャスト接続ルートを選択してマル
チキャスト接続処理を行い、発端末からの所定のルーチ
ング削除要求に応じて、前記マルチキャスト接続ルート
の並び替え処理を停止するようにしたものである。
【0014】したがって、発端末およびすべての着端末
を同一サブネットワークに収容する階層より1つ下位の
階層では、発端末からの所定のルーチング登録要求に応
じて、対象となるマルチキャスト接続ルートのうち、経
由するサブネットワーク数または交換ノード数が最も少
ないマルチキャスト接続ルートを、それぞれ各リンクの
予約可能帯域量が大きい順に逐次並び替える処理が開始
され、その後の発端末からのマルチキャスト接続要求に
応じて、予約可能帯域量が最も大きいマルチキャスト接
続ルートが選択されてマルチキャスト接続処理が行わ
れ、発端末からの所定のルーチング削除要求に応じて、
前記マルチキャスト接続ルートの並び替え処理が停止さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である階層
ネットワークシステムを示すブロック図であり、同図に
おいて、RTは発端末、LF1〜LF5は着端末、SN
1〜SN4は相互に接続された複数の下位サブネットワ
ークをそれぞれ有する2層サブネットワークであり、2
層サブネットワークSN1−SN2間がリンクL6によ
り接続され、着端末LF4がリンクL4を介して2層サ
ブネットワークSN2に接続されている。
【0016】また、2層サブネットワークSN1−SN
3間、およびSN3−SN4間が、それぞれリンクL
7,L8により接続され、着端末LF5がリンクL5を
介して2層サブネットワークSN4に接続されている。
各2層サブネットワークSN1〜SN4には、これらサ
ブネットワークを管理する2層サブネットマネージャS
M1〜SM4が配設されている。
【0017】2層サブネットワークSN1において、S
N11〜SN13はサブネットワークSN1の下位に位
置する1層サブネットワークであり、1層サブネットワ
ークSN11−SN12間がリンクL11により接続さ
れている。また、1層サブネットワークSN12−SN
13間はリンクL12により接続されており、着端末L
F3がリンクL3を介して1層サブネットワークSN1
3に接続されている。
【0018】各1層サブネットワークSN11〜SN1
3には、これらネットワークを管理する1層サブネット
マネージャSM11〜SM13が配設されている。1層
サブネットワークSN12において、N21〜N24は
実際にサブネットワーク間および端末間を結ぶ各リンク
を収容し、上位サブネットマネージャや各端末からの帯
域予約/解放要求に応じて、所定のリンクに対する帯域
予約/解放を行う交換ノードである。
【0019】交換ノードN21−N22間はリンクL2
1により接続され、同じくN21−N23間、N21−
N24間、およびN22−N23間は、それぞれリンク
L22、L23、およびL24により接続されている。
なお、1層サブネットワークSN11およびSN13に
おいても、1層サブネットワークSN12と同様に、リ
ンクにより相互に接続された複数の交換ノードが存在す
る。
【0020】また、2層サブネットワークSN2〜SN
4においても、2層サブネットワークSN1と同様に、
リンクにより相互に接続された複数の1層サブネットワ
ークが存在する。各階層のサブネットマネージャおよび
各交換ノードは、それぞれ所定の通信回線を介して相互
に接続されており、それぞれ同一階層におけるサブネッ
トワークまたは交換ノードの管理情報を共通して利用す
るものとなっている。
【0021】さらに、上下に隣接する階層のサブネット
マネージャ間、およびサブネットマネージャ−交換ノー
ド間も、所定の通信回線を介して接続されている。した
がって、呼処理のための制御メッセージとして、リンク
の帯域予約/解放要求およびその要求に対する帯域予約
要求/解放応答などのメッセージが直接やり取りされ
る。
【0022】また、交換ノードで算出された各リンク割
当可能帯域量がそれぞれのリンクを管理する管理元サブ
ネットマネージャに直接通知され、リアルタイムで各リ
ンクのリンク使用率が把握される。これにより、各サブ
ネットマネージャは、自己が接続されている階層のサブ
ネットワーク間の接続状況を把握しており、各種MC接
続形態に対して各リンクでの帯域予約が成功する可能性
の最も高い接続ルートを、常時、更新保持している。
【0023】図2はサブネットマネージャおよび交換ノ
ードを示すブロック図であり、(a)はサブネットマネ
ージャ、(b)は交換ノードを示している。以下、サブ
ネットマネージャとして1層サブネットワークSN12
を管理する1層サブネットマネージャSM12を例に説
明し、交換ノードとして1層サブネットワークSN12
を構成する交換ノードN21を例に説明する。
【0024】図2(a)において、12は自己が管理す
る1層サブネットワークSN12内の交換ノードであっ
て、端末を収容する交換ノード(N22,N23)、お
よび他のサブネットワークと隣接する交換ノード(N2
1,N23,N24)の各交換ノード間ごとに、1対1
のVC接続における最適ルートを順に記憶するサブネッ
ト内ルーチングテーブルを保持するサブネット内ルーチ
ングテーブル保持部である。
【0025】13は同一階層において接続されている同
位の1層サブネットワーク、ここでは同一2層サブネッ
トワーク内の自己と同位の1層サブネットワークであっ
て、端末を収容する交換ノードを含む1層サブネットワ
ーク(SN11〜SN13)、および他の2層サブネッ
トワークと隣接する1層サブネットワーク(SN12)
の各1層サブネットワーク間ごとに、1対1のVC接続
における最適ルートを順に記憶するサブネット間ルーチ
ングテーブルを保持するサブネット間ルーチングテーブ
ル保持部である。
【0026】11は各交換ノードからのリンク割当可能
帯域量の通知に基づいて、自己が管理するサブネットワ
ークSN12内の交換ノードN21〜N24であって、
端末や他のサブネットワークとのリンクを収容する各交
換ノード間ごとに、その間を1対1で結ぶルート群を経
由ノード数およびリンク割当可能帯域量に応じて最適な
ルートを逐次抽出し、サブネット間ルーチングテーブル
12に順に更新格納するテーブル管理部である。
【0027】また、テーブル管理部11は、他の1層サ
ブネットワークSN11,SN13との境界リンクのリ
ンク割当可能帯域量を、同一階層において接続されてい
る自己と同位の1層サブネットマネージャSM11,S
M13と相互に交換することにより、端末や他の2層サ
ブネットワークとのリンクを収容する各1層サブネット
ワーク間ごとに、その間を1対1で結ぶルート群を経由
ノード数およびリンク割当可能帯域量に応じて最適なル
ートを逐次抽出し、サブネット間ルーチングテーブル1
3に順に更新格納する。
【0028】16は同一階層において接続されている自
己と同位の1層サブネットワークSM11〜SM13の
うち、いずれかを発側および着側端点としてMC接続す
るすべてのMC接続形態について、それぞれ経由ノード
数が最も少ない1つ以上のMC接続ルートからなるルー
チングテーブルを作成し保持するMCテーブル作成部で
ある。
【0029】なお、発側端点および着側端点とは、木構
造からなるMC接続ルートの各端点、すなわち端末ある
いは他のサブネットワークとの境界リンクを収容するサ
ブネットワークまたは交換ノードを示している。特に、
発側端点とはMC接続ルート上、発端末に最も近い端点
であり、着側端点とはMC接続ルート上、各着端末に最
も近い端点である。
【0030】また、サブネットマネージャSM12の場
合、自己が管理するサブネットワークSN12が交換ノ
ードから構成されていることから、これら交換ノードN
21〜N24間をMC接続するためのルーチングテーブ
ルも作成し保持する。なお、これらルーチングテーブル
は、サブネットワークの構成が変更された場合にのみ、
MCテーブル作成部16にて作成される。
【0031】17は所定のルーチング登録要求に応じ
て、ルーチングテーブルの作成に必要な発側および着側
を示す端点情報などに基づいて、MCテーブル作成部1
6から対応するルーチングテーブルを読出し、そのルー
チングテーブルをMCテーブル管理部18を介してMC
ルーチングテーブル保持部19に登録するとともに、所
定のルーチングテーブル削除要求に応じて、対応するル
ーチングテーブルをMCルーチングテーブル保持部19
から削除するMCルーチングテーブル登録/削除部であ
る。
【0032】MCテーブル管理部18は、MCルーチン
グテーブル登録/削除部16により登録されたMCルー
チングテーブル保持部19内の各ルーチングテーブル
を、各交換ノードからのリンク割当可能帯域量の通知に
基づいて、割当可能帯域量の大きな順に、常時、ソーテ
ィング(並び換え)を行う。したがって、各ルーチング
テーブルでは、それぞれ格納されている各MC接続ルー
トがリンク割当可能帯域量の大きな順に、逐次、ソーテ
ィングされ保持される。
【0033】14は所定のMC接続要求に応じて、その
端点情報に対応する最も予約可能帯域量が大きいMC接
続ルート情報をMCルーチングテーブル保持部19から
取得し、そのMC接続ルートを構成する所定のリンク、
サブネットワークまたは交換ノードに対して帯域予約に
よりパス設定を要求するとともに、このMC接続ルート
情報を設定ルート保持部15に格納し、一方、所定のM
C解放要求に応じて、設定ルート保持部15に格納され
ているMC接続ルート情報に基づいて所定のリンク、サ
ブネットワークまたは交換ノードに対して帯域解放によ
りパス解放を要求するパス設定/解放要求部である。
【0034】なお、MCルーチングテーブル保持部19
から取得されたMC接続ルートに基づいてMC接続処理
を行った結果、すべての接続ルートにて帯域予約が失敗
となった場合、パス設定/解放要求部14は、MCルー
チングテーブル保持部19の同一ルーチングテーブルか
ら、次に予約可能帯域量が大きいMC接続ルートを取得
し、MC接続処理を繰り返し実施する。また、このMC
接続処理の繰り返し回数は、帯域予約要求に含まれる通
信品質パラメータ(QOS)により規定される。
【0035】また、パス設定/解放要求部14は、所定
の1対1接続要求に応じて、その端点情報に対応する1
対1接続ルート情報をサブネット内ルーチングテーブル
保持部12またはサブネット間ルーチングテーブル保持
部13から取得し、その1対1接続ルート情報に基づい
て所定のリンク、サブネットワークまたは交換ノードに
対して帯域予約によりパス設定を要求するとともに、こ
の1対1接続ルート情報を設定ルート保持部15に格納
し、一方、所定の1対1解放要求に応じて、設定ルート
保持部15に格納されている1対1接続ルート情報に基
づいて所定のリンク、サブネットワークまたは交換ノー
ドに対してパス解放を要求する。
【0036】さらに、パス設定/解放要求部14では、
各MC接続要求または1対1接続要求に含まれている呼
識別子を、それぞれのパス設定要求に継承して通知す
る。また、設定ルート保持部15にMC接続ルート情報
および1対1接続ルート情報を格納する際にも、この呼
識別子が継承されて格納される。なお、この呼識別子
は、最初にMC接続要求を送出するサブネットマネージ
ャ、すなわち登録サブネットマネージャにて、ネットワ
ーク全体で固有のものとして付与される。
【0037】以上の説明において、交換ノード群からな
る1層サブネットワークを管理するサブネットマネージ
ャを例に説明したが、サブネットワーク群からなるサブ
ネットワークを管理するサブネットマネージャ、例えば
2層サブネットマネージャSM1〜SM4でも前述と同
様の構成を有している。ただし、前述の交換ノードが下
位サブネットワークに置き換えられる。
【0038】また図2(b)において、21は交換ノー
ドに接続されている各リンクの使用率を保持するリンク
使用率保持部、22はリンク使用率21に保持されてい
るリンク使用率とそのリンクの空き帯域およびセル(ま
たはパケット)廃棄率から算出されたリンク割当可能帯
域量を、所定のタイミングで各リンクの管理元サブネッ
トマネージャに対して通知する比較通知部である。
【0039】23は上位のサブネットマネージャからの
帯域予約/解放要求に含まれている呼識別子に基づい
て、個々の帯域予約/解放要求が同一のMC接続呼のも
のかどうかを判定する同一MC呼判定部である。この判
定により、同一リンクに対して同一MC接続呼による重
複した帯域予約/解放処理が回避される。
【0040】なお、各交換ノードは、一般のATM交換
機やパケット交換機などと同様に、収容するリンクに対
する呼制御管理機能やリンク上を流れるデータの交換機
能を有している。特に、自己が収容する所定のリンクに
対する帯域予約要求に応じて、そのリンク上の空き帯域
に、要求された帯域量を確保するとともに、自己が収容
する所定のリンクに対する帯域解放要求に応じて、要求
されたパスに使用していた帯域を解放するものとなって
いる。
【0041】次に、図3,4を参照して、本発明の動作
として、発端末RTと着端末LF1〜LF5とをMC接
続する場合のMC接続処理について説明する。図3は登
録サブネットマネージャによる2層サブネットワーク間
(第2層)のMC接続処理を示すシーケンス図、図4は
各サブネットワーク間(各階層)におけるMC接続処理
を示すフローチャートである。
【0042】まず、発端末RTは実際のMC接続要求に
先だって、発側および着側の端末をMC接続するための
MC接続ルートを登録するため、これら端末を示すアド
レス情報を含む所定のMCルーチング登録要求R30を
送出する。このMCルーチング登録要求R30は、発端
末RTを収容するサブネットワークSN11内の所定の
交換ノードN11(図示せず)で受信され、これらアド
レス情報が解析される。
【0043】発端末および各着端末は、それぞれ次のよ
うなアドレスを有している。 発端末RT =1;11;11;RT 着端末LF1=1;12;22;LF1 着端末LF2=1;12;23;LF2 着端末LF3=1;13;31;LF3 着端末LF4=2;14;44;LF4 着端末LF5=4;11;15;LF5
【0044】各アドレスは、各サブネットワークおよび
交換ノードN11を識別するための識別子(以下、ID
という)の列からなり、図1に示した2層のネットワー
クでは、上位から2層サブネットワークID;1層サブ
ネットワークID;交換ノードID;端末IDの順にネ
ットワーク構成を示している。したがって、例えば着端
末LF2は、そのアドレスにより、2層サブネットワー
クSM1の1層サブネットワークSM12内にある交換
ノードN23に収容されていることがわかる。
【0045】MCルーチング登録要求R30を受信した
交換ノードN11は、これら発着端末のアドレスから、
すべての端末を収容する最も低い階層のサブネットワー
クから1段したの階層であって、発端末RTを収容する
サブネットワーク、ここではサブネットワークSN1の
サブネットマネージャSM1を登録サブネットマネージ
ャとして選択し、受信したMCルーチング登録要求R3
0をMCルーチング登録要求R31として送出する。
【0046】登録サブネットマネージャSM1は、MC
ルーチング登録要求R31の受信に応じて、発端末RT
を発側端点、各着端末LF1〜LF5を着側端点とする
MC接続ルートの登録処理を開始する。まず、登録サブ
ネットマネージャSM1のMCルーチングテーブル登録
/削除部17(図2参照)は、MCテーブル作成部16
にて予め作成された多数のMC接続ルートのうち、発端
末RTを発側端点、各着端末LF1〜LF5を着側端点
とするMC接続ルートであって、かつ、最も経由ノード
が少ないMC接続ルートを所定数だけMCテーブル管理
部18に登録する。
【0047】MCテーブル管理部18は、MCルーチン
グ登録/削除部17により登録された所定数のMC接続
ルートを所定のルーチングテーブルに登録する。登録
後、これらMC接続ルートに含まれる各交換ノードから
通知された個々のリンクのリンク使用率に基づいて、各
MC接続ルートごとにリンク割当可能帯域量を算出する
とともに、算出されたリンク割当可能帯域量に基づい
て、このルーチングテーブル内の各MC接続ルートの並
び替え(ソーティング)を行う。
【0048】したがって、各MC接続ルートを構成する
それぞれのリンクのリンク使用率が更新されたタイミン
グで、新たなリンク割当可能帯域量が算出され、MCル
ーチングテーブル内のMC接続ルートの並び替え(ソー
ティング)が行われ、そのうち最もリンク割当可能帯域
量が大きいものがMCルーチングテーブル保持部19で
保持される。これにより、MCルーチングテーブル保持
部19では、経由ノード数が最も少なく、かつリンク割
当可能帯域量が最も大きい最適なMC接続ルートが、実
際のMC接続要求に先だって、常に、抽出され準備され
るものとなる。
【0049】このようなルーチング登録処理が行われた
後、登録サブネットマネージャSM1は、MCルーチン
グ登録要求R31に対応する応答として、MCルーチン
グ登録要求応答A31を返送する。これにより、このM
Cルーチング登録要求応答R31は、発端末RTを収容
する交換ノードN11を介して、MCルーチング登録要
求応答R30として発端末RTに返送され、発端末RT
にてMC接続ルートの登録完了が確認される。
【0050】この後、発端末RTは、必要に応じて、各
着端末LF1〜LF5に対してデータを実際に送信する
ために、自己RTおよび各着端末LF1〜LF5のアド
レスと、データ通信に必要な帯域量を含むMC接続要求
S32を送出する。これに応じて、発端末RTを収容す
る交換ノードN11は、まず帯域予約要求S33によ
り、発端末RTを接続するリンクL0に対して、発端末
RTから要求された帯域量の予約を行う。
【0051】この帯域予約要求S32に対する帯域予約
要求応答C33により、帯域予約成功が確認された後、
発端末RTを収容する交換ノードから、登録サブネット
マネージャ、すなわち登録サブネットマネージャSM1
に対して、MC接続要求R34が送出される。なお、リ
ンクL0の帯域予約が失敗した場合には、その旨を発端
末RTに通知して処理を終了する。
【0052】このMC接続要求R34に応じて、登録サ
ブネットマネージャSM1では、このMC接続呼を識別
するためにネットワーク全体で固有の呼識別子を決定
し、図4に示すようなMC接続処理を開始する。以降、
このMC接続呼に関するすべての呼制御メッセージには
この呼識別子が順次継承されて格納されるものとなり、
他の接続呼と識別されるものとなる。
【0053】まず、パス設定/解放要求部14は、MC
ルーチングテーブル保持部19から最適なMC接続ルー
トをMCツリー(MC Tree )として取得する(ステップ
40)。このMCツリーは、そのサブネットマネージャ
が存在する階層のサブネットワーク間または交換ノード
間のMC接続ルートをツリー構造(木構造)により示し
ており、サブネットワークSN1を管理する登録サブネ
ットマネージャSM1は、図8(a)に示すようなMC
ツリーを取得する。
【0054】図8(a)のMCツリーでは、ルート(Ro
ot)すなわち発側端点であるサブネットワークSN1か
ら、リーフ(Leef)すなわち着側端点である着端末LF
1〜LF3を接続するとともに、サブネットワークSN
2を介して着端末LF4を接続し、さらにサブネットワ
ークSN3,SN4を介して着端末LF5を接続するM
C接続ルートが示されている。
【0055】続いて、登録サブネットマネージャSM1
は、登録サブネットマネージャであることから(ステッ
プ41:YES)、パス設定/解放要求部14により、
このMCツリーに基づいて、各着端末LF1〜LF5を
個々の収容ノードに接続するリンクL1〜L5、および
2層サブネットワーク間を接続するリンクL6〜L8に
対し、それぞれ帯域予約要求S35を送出する(ステッ
プ41Y)。
【0056】これに応じて、これら各リンクの両端のサ
ブネットワークおよび着端末は、要求された帯域を予約
し、帯域予約要求応答C35を返送する。登録サブネッ
トマネージャSM1は、これら帯域予約要求応答C35
をすべて受信し、これら応答が示す結果に基づいて、要
求した帯域予約の成否を示すサブツリー(Sub Tree)を
生成し(ステップ42)、帯域予約が成功したリンクに
対して帯域予約要求応答確認A35を返送する。
【0057】図8(b)は、登録サブネットマネージャ
SM1により生成されたサブツリーを示している。この
場合、サブネットワークSN1,SN3間を接続するリ
ンクL7にて、帯域予約が失敗(NG)したため、図8
(a)に示した元のMCツリーから、サブネットワーク
SN3,SN4を介して着端末LF5を接続するルート
が削除された形となっている。
【0058】次に、登録サブネットマネージャSM1
は、サブツリーを構成する各サブネットワーク内のMC
接続要求を実施する。まず、前述した着端末収容リンク
およびサブネットワーク間リンクのルート接続要求で接
続失敗ルートがあるか否か判断し(ステップ43)、全
て成功を示す場合には(ステップ43:NO)、サブツ
リーを構成する各サブネットワークに対してサブネット
ワーク内におけるMC接続を要求する(ステップ43
N)。
【0059】また、前述のように、いずれかのルートで
接続に失敗した場合には(ステップ43:YES)、接
続に失敗したルートのみを構成する各リンクに対して、
帯域解放要求R36を送出することにより、すでに予約
した帯域を解放する。この場合、リンクL7の帯域予約
が失敗していることから、このリンクL7を経由する接
続ルート、ここではサブネットワークSN1から着端末
LF5を収容するサブネットワークSN4までの接続ル
ートを構成するリンクL8が解放される。
【0060】次に、登録サブネットマネージャSM1
は、接続失敗により解放したサブネットワーク間を救済
するために、MC接続処理とは別個の1対1接続処理に
て接続を試みる。すなわち、接続失敗により解放したサ
ブネットワークSN1,SN3間を1対1で接続する1
対1接続要求を行う。
【0061】この場合、1対1接続要求は、自己に向け
て送出されることになり、その受信に応じて、登録サブ
ネットマネージャSM1は、パス設定/解放要求部15
により、1対1接続処理を実施する。パス設定/解放要
求部15では、まずサブネットワーク間の接続を行うた
めに、その要求に対応する最適な接続ルートをサブネッ
ト間ルーチングテーブル保持部13から読出し、接続ル
ートを構成する各サブネットワーク間のリンクに対して
帯域予約要求を行う。
【0062】続いて、これら帯域予約要求の成功に応じ
て、接続ルートを構成する各サブネットワーク内の1対
1接続要求を、各サブネットワークのサブネットマネー
ジャに対して送出する。なお、これらサブネットワーク
間およびサブネットワーク内を結ぶための接続要求に
は、受信した1対1接続要求に含まれている元のMC接
続を示す呼識別子が継承されて格納される。
【0063】このようにして、各サブネットワーク内の
1対1接続要求を受信した各サブネットマネージャによ
り、1対1接続処理が前述と同様に繰り返し実施され、
MC接続処理で失敗したサブネットワーク間、前述の例
ではサブネットワークSN1〜SN4間の接続が、MC
接続とは別個の1対1接続により試みられる。また、こ
の1対1接続処理の結果は、要求元であるサブネットワ
ークSM1へ返送される。
【0064】この1対1接続要求と並行して、登録サブ
ネットマネージャSM1は、前述のサブツリーに基づい
て接続が成功した接続ルートを確認し、これら接続ルー
トを構成する下位サブネットワーク、ここではSM1,
SM2に対して、サブネットワーク内におけるMC接続
を要求するMC接続要求R37を送出する。これに応じ
て、SM1,SM2にて、後述するようなサブネットワ
ーク内におけるMC接続処理が実施され、その接続結果
がMC接続要求応答C37により返送される。
【0065】登録サブネットマネージャSM1は、これ
らMC接続要求応答C37の結果応答をすべて受信し、
これら接続結果に基づいてサブサブツリー(Sub2 Tree
)を生成し(ステップ45)、MC接続がすべてまた
は一部成功した登録サブネットマネージャSM1,SM
2に対して、帯域予約要求応答確認A37を返送する。
この場合には、サブネットワークSN1,SN4間の1
対1接続およびサブネットワークSN1内におけるMC
接続の一部が接続失敗となったことから、図8(c)に
示されているようなサブサブツリーが生成されるものと
なる。
【0066】次に、登録サブネットマネージャSM1
は、サブサブツリーに基づいてサブネットワーク内に対
するMC接続要求でMC接続に失敗したルートがあるか
否か判断する(ステップ46)。ここで、接続失敗ルー
トがあった場合には(ステップ46:YES)、前述と
同様に、接続失敗ルートのみを構成するサブネットワー
ク内のMC接続ルートを解放する(ステップ46N)。
【0067】続いて、接続失敗ルートの着側端点である
2層サブネットワークと、発側端点である2層サブネッ
トワークとを接続するための1対1接続処理を実施する
(ステップ47)。ただし、ここでは発側および着側端
点がいずれもサブネットワークSN1であることから、
1対1接続処理が行われない。
【0068】次に、登録サブネットマネージャSM1
は、サブサブツリーおよび1対1接続結果に基づいて、
要求されたMC接続要求に対するルート接続結果を生成
する。ここで、登録サブネットマネージャSM1である
ことから(ステップ48:YES)、帯域解放要求R3
8により、接続に失敗した着端末、この場合着端末LF
3,LF5を収容するリンクL3,L5が解放され、帯
域解放要求応答C38により解放終了が通知される。
【0069】このようにして、接続に失敗した着端末が
あった場合には、その着端末収容リンクを解放し、その
解放が確認された後、登録サブネットマネージャSM1
は、すべてのMC接続の結果を要求元である発端末RT
に対して、MC接続要求応答C34により通知する(ス
テップ49)。また、接続に成功した着端末を収容する
リンクL1,L2,L4に対して、MC接続要求応答確
認A35’が送出される。
【0070】このMC接続要求応答C34は、発端末R
Tを収容する交換ノードを介して、MC接続要求応答C
32として発端末RTへ通知される。このMC接続要求
C32は、発端末RTで受信されて、MC接続が成功し
た着端末LF1,LF2,LF4が確認され、MC接続
要求応答確認A32が送出されるとともに、発端末RT
を収容する交換ノードを介して、MC接続要求応答確認
A34が登録サブネットマネージャSM1に返送され
る。
【0071】これにより、発端末RTと各着端末LF
1,LF2,LF4とをMC接続する一連のMC接続処
理が終了し、発端末RTからこれら着端末に対して、デ
ータの送信が開始される。
【0072】次に、図5を参照して、1層サブネットワ
ーク間(第1層)におけるMC接続処理について説明す
る。図5は1層サブネットワーク間(第1層)における
MC接続処理を示すシーケンス図であり、ここでは、登
録サブネットマネージャSM1からのMC接続要求に応
じて、SM11がサブネットワークSN1内のMC接続
処理を行う場合を例に説明する。
【0073】MC接続要求R37(図3参照)に応じ
て、登録サブネットマネージャSM1はサブネットワー
クSN1内にある1層サブネットマネージャのいずれか
を選択し、MC接続要求S50を送出する。例えば、サ
ブネットマネージャSM11が選択されて、MC接続要
求R50が送出された場合、これに応じてサブネットマ
ネージャSM11は、前述の登録サブネットマネージャ
SM1と同様のMC接続処理(図4参照)を実施する。
【0074】まず、MC接続要求R50により要求され
たMC接続ルートに対応して、図8(d)に示すような
MCツリーを取得する(ステップ40)。この場合、発
側端点(Root)がMC接続ルート上で発端末に最も近い
サブネットワークSN11となり、着側端点(Leef)が
同じく着端末に最も近いサブネットワークSN12,S
N13となる。次に、登録サブネットマネージャではな
いことから(ステップ41:NO)、MCツリーを構成
する各サブネットワーク間リンクL11,L12に対し
て帯域予約要求S51を送出する(ステップ41N)。
【0075】これに応じて、返送された帯域予約要求応
答C51に基づいて、図8(e)に示すようなサブツリ
ーを生成する(ステップ42)。ここで、帯域予約が成
功した場合には、これらのリンクに対して帯域予約要求
応答確認A51を送出し、接続失敗がないので(ステッ
プ43:NO)、サブツリーを構成する各サブネットワ
ークのサブネットマネージャSM11〜SM13に対し
て、各サブネットワーク内におけるMC接続要求R52
を送出する(ステップ43N)。
【0076】続いて、各サブネットマネージャSM11
〜SM13からMC接続要求応答C52を受信し、サブ
サブツリーを生成する(ステップ45)。ここで、サブ
ネットワークSN13にてMC接続が失敗(NG)した
場合には、図8(f)に示すようなサブサブツリーが生
成される。したがって、サブネットワークSN13内の
ルート接続が失敗したことから(ステップ46:YE
S)、このサブネットワークSN13を経由する接続ル
ート、ここではリンクL12が、帯域解放要求R53に
より解放される。
【0077】これに応じて、返送された帯域解放要求応
答C53を確認した後、接続失敗ルート、ここでは発側
端点であるサブネットワークSN11と着側端点である
サブネットワークSN13とを接続するための1対1接
続処理を実施する(ステップ47)。この場合の1対1
接続要求は、前述と同様に自己に対して送出され、所定
の1対1接続処理が実施される。
【0078】次に、サブネットマネージャSM11は、
MC接続処理および1対1接続の結果に基づいて、要求
されたMC接続要求に対するルート接続結果を生成し、
これを要求元である登録サブネットマネージャSM1に
対してMC接続要求応答C50により返送し、サブネッ
トワーク内における一連のMC接続処理を終了する。例
えば、サブネットワークSN11,SN13間の1対1
接続が失敗した場合、ルート接続結果は図8(f)のよ
うなツリー構成となる。
【0079】次に、図6および図7を参照して、交換ノ
ード間(1層サブネットワーク内)におけるMC接続処
理について説明する。図6は交換ノード間(1層サブネ
ットワーク内)におけるMC接続処理を示すシーケンス
図、図7は交換ノード間(1層サブネットワーク内)に
おけるMC接続処理を示すフローチャートであり、ここ
では、サブネットマネージャSM11からのMC接続要
求に応じて、SM12がサブネットワークSN12内の
MC接続処理を行う場合を例に説明する。
【0080】MC接続要求R52(図5参照)に応じ
て、サブネットマネージャSM12は、図7示すような
MC接続処理を実施する。まず、受信したMC接続要求
R52に対応するMCツリーを取得し(ステップ70)
する。この場合、発側端点が交換ノードN21、着側端
点が交換ノードN22,N23,N24であることか
ら、図8(g)のようなMCツリーとなる。
【0081】次に、サブネットマネージャSM12は、
登録サブネットマネージャではないことから(ステップ
71:NO)、このMCツリーに基づいて、各交換ノー
ド間のルートを接続するために、対応する各リンクL2
1〜L23に対して帯域予約要求S60を送出する(ス
テップ71N)。なお、サブネットマネージャSM12
が、登録サブネットマネージャである場合には、これら
交換ノード間リンクへの帯域予約要求と並行して、各着
端末を接続するリンクに対して帯域予約要求が送出され
る(ステップ71Y)。
【0082】帯域予約要求に応じて実際にリンクの帯域
を予約する場合、交換ノードは同一MC呼判定部33に
より、帯域予約要求に含まれる呼識別子で示される接続
呼と同一の呼により予約された帯域予約があるか否か判
定する。ここで、同一の呼により予約された帯域予約が
存在する場合には、そのリンクに新たな帯域を予約せ
ず、すでに予約されている帯域を用いるものとし、その
共用数を帯域解放時に備えて保持しておく。これにより
同一リンクにおける同一呼による帯域予約の重複が回避
され、ネットワーク全体の資源が有効利用される。
【0083】続いてサブネットマネージャSM12は、
帯域予約要求S60に応じて返送された帯域予約要求応
答C60を受信し、サブツリーを生成する(ステップ7
2)。この場合、リンクL22にて帯域予約を失敗した
ことから、サブツリーは図8(h)のような構成とな
る。
【0084】サブネットマネージャSM12は、帯域予
約が成功したリンクL21,L23に対して帯域予約要
求応答確認A60を送出した後、接続失敗があったこと
から(ステップ73:YES)、接続失敗ルートのみを
構成するリンクの解放を行う(ステップ73Y)。な
お、この場合には対応するリンクが存在しない。
【0085】続いて、発側端点と接続失敗ルートの着側
端点、ここでは交換ノードN21,N23を結ぶ1対1
接続要求を行う(ステップ74)。この要求に応じてサ
ブネットマネージャSM12は、前述と同様に、交換ノ
ードN21,N23を結ぶ1対1接続処理を実施する。
【0086】その後、サブネットマネージャSM12
は、登録サブネットマネージャではないことから(ステ
ップ75:NO)、前述したサブツリーに基づいて、ル
ート接続結果をMC接続要求応答C52により返送し
(ステップ76)、一連のMC接続処理を終了する。な
お、サブネットマネージャSM12が、登録サブネット
マネージャである場合には(ステップ75:YES)、
接続に失敗した着端末を収容するリンクが解放された後
(ステップ75Y)、MC接続要求応答C52が返送さ
れる。
【0087】このように、複数の交換ノードまたはサブ
ネットワークから階層的なネットワークを構成し、各階
層では所定のMC接続要求に応じて、その階層における
発着端点を接続するMC接続ルート情報(MCツリー)
に基づき、MC接続ルートを構成する各サブネットワー
ク間リンクの帯域予約を並列的に実施し、その帯域予約
が成功した接続ルート上の各下位サブネットワークに対
して、サブネットワーク内のMC接続を並列的に要求す
るようにしたものである。
【0088】したがって、各階層においてサブネットワ
ーク間を結ぶすべてのリンクに対して、一括して帯域予
約が実施されるとともに、各サブネットワーク内におけ
るMC接続処理が一括して実施されるものとなり、従来
のように、各着端末を1パーティずつ増減させるもの比
較して、マルチキャスト接続処理に要する時間を飛躍的
に短縮することが可能となる。
【0089】また、各階層における発着端点を接続する
MC接続ルート(MCツリー)として、すべての端点情
報についてMC接続ルートを予め作成しておき、MC接
続要求に応じて最も経由ノード数が少ないMC接続ルー
トを選択するようにしたので、最低限のリンクおよび交
換ノードによりMC接続を構成することが可能となり、
ネットワーク全体の資源を有効利用することが可能とな
るとともに、最適なMC接続ルートの選択に要する時間
を短縮することが可能となる。
【0090】さらに、各交換ノードから通知される最新
のリンク使用率に基づいて、各MC接続ルートの予約可
能帯域量を逐次算出し、そのうち最も予約可能帯域量を
有するMC接続ルートを選択するようにしたので、実際
に各リンクに対して帯域予約を実施した場合に成功する
可能性が大きくなり、MC接続要求に対する呼損率を低
減させることが可能となる。
【0091】また、帯域予約に失敗した場合には、その
接続ルートの発側端点と着側端点とを1対1接続要求に
て再度接続を試みるようにしたので、MC接続要求に対
する呼損率を低減させることが可能となる。さらに、個
々のMC接続呼を識別するための呼識別子を設けて、そ
のMC接続呼から生じた1対1接続呼を識別するように
したので、同一リンクにおいて同一のMC接続呼による
帯域予約の重複を回避することが可能となり、ネットワ
ーク資源を有効利用することが可能となる。
【0092】また、MC接続要求に先立って、発端末R
Tからルーチング登録要求R30を送出し、これに応じ
て登録サブネットマネージャSM1にて、対応するMC
接続ルート群からなるルーチングテーブルの並び替え
(ソーティング)を開始するようにしので、この後、デ
ータ送信の必要に応じて発端末RTからMC接続要求R
34が送出された場合、最適なMC接続ルートを迅速に
選択することが可能となり、MC接続処理に要する時間
を短縮することが可能となる。
【0093】次に、図9、および図10を参照して、本
発明の動作として、発端末RTと着端末LF1,LF
2,LF4とのMC接続を解放する場合のMC解放処理
について説明する。図9は登録サブネットマネージャに
よる2層サブネットワーク間(第2層)におけるMC解
放処理を示すシーケンス図、図10は各サブネットワー
ク間におけるMC解放処理を示すフローチャートであ
る。
【0094】各着端末との通信終了に応じて、発端末R
Tは、発端末RTを収容する交換ノードN11(図示せ
ず)に対して、MC解放要求R90を送出する。このM
C解放要求R90は、交換ノードを介してMC解放要求
R91として登録サブネットマネージャSM1に送出さ
れる。これに応じて、登録サブネットマネージャSM1
のパス設定/解放要求部14は、MC接続処理時に設定
ルート保持部15に格納しておいたMC接続ルート情報
を取得する(ステップ100)。
【0095】続いて、登録サブネットマネージャSM1
は、登録サブネットマネージャであることから(ステッ
プ101:YES)、帯域解放要求S92により着端末
LF1,LF2,LF4を接続するリンクL1,L2,
L4およびMC接続ルートを構成する2層サブネットワ
ーク間を結ぶリンクL6の帯域解放を行うとともに、こ
れと並行して、帯域解放要求R93により、MC接続ル
ートを構成する2層サブネットワーク内の接続ルートの
解放を要求する(ステップ101Y)。
【0096】これに応じて各リンクおよび下位層サブネ
ットワークにて帯域解放が実施され、その応答が帯域解
放要求応答C92,C93によりそれぞれ返送される。
登録サブネットマネージャSM1は、これらすべての応
答を確認した後(ステップ102:YES)、発端末R
Tを収容する交換ノードN11に対して帯域解放要求応
答C91を返送する(ステップ103)。これにより、
この交換ノードを介して発端末RTに帯域解放要求応答
C90が返送され、全MC接続ルートの帯域解放処理が
終了する。
【0097】このようにして、発端末RTにおけるデー
タ通信終了に応じて要求されたMC解放要求に応じて、
各着端末とのMC接続が解放され、ネットワーク資源が
他の通信に利用される。したがって、発端末RTにおい
て新たなデータ送信要求が発生した場合には、MC接続
要求が発端末RTからネットワークに送出され、前述し
たようなMC接続処理が実施される。
【0098】また、すべてのデータ通信の終了に応じ
て、発端末RTからルーチング削除要求R94が送出さ
れる。このルーチング削除要求R94は、発端末RTを
収容する交換ノードN11を介して、ルーチング削除要
求R95として登録サブネットマネージャSM1に転送
される。これに応じて、登録サブネットマネージャSM
1のMCルーチングテーブル登録/削除部17は、MC
ルーチングテーブル保持部19に登録されているルーチ
ングテーブルの削除を行う。
【0099】これにより、MC接続処理に先だって、ル
ーチング登録要求R30により登録された所定のルーチ
ングテーブルが、MCルーチングテーブル保持部19か
ら削除される。したがって、MC接続要求のための準備
として、逐次行われていたMCテーブル管理部18によ
るルーチングテーブルの並び替え(ソーティング)が停
止される。
【0100】次に、図11を参照して、1層サブネット
ワーク間(第1層)のMC接続ルートの解放処理につい
て説明する。図11は1層サブネットワーク間(第1
層)におけるMC解放処理を示すシーケンス図である。
なお、フローチャートは図10に示されている。
【0101】サブネットマネージャSM1は、2層サブ
ネットワークSN1内のいずれか1層サブネットマネー
ジャ、例えばサブネットマネージャSM11を選択し、
MC解放要求R110を送出する。これに応じて、サブ
ネットマネージャSM11は、前述と同様に設定ルート
情報を取得する(ステップ100)。
【0102】ここで、登録サブネットマネージャではな
いことから(ステップ101:NO)、帯域解放要求S
111によりMC接続ルートを構成する1層サブネット
ワーク間を結ぶリンクL11の帯域解放を行うととも
に、これと並行して、MC解放要求R112により、M
C接続ルートを構成する1層サブネットワーク内の接続
ルートの解放を要求する(ステップ101N)。
【0103】これに応じて各リンクおよび下位層サブネ
ットワークにて帯域解放が実施され、その応答がそれぞ
れ帯域解放要求応答C111、およびMC帯域解放要求
応答C112により返送される。サブネットマネージャ
SM11は、これらすべての応答を確認した後(ステッ
プ102:YES)、上位の登録サブネットマネージャ
SM1に対してMC解放要求応答C110を返送する
(ステップ103)。これにより、2層サブネットワー
ク内にある全MC接続ルートの帯域解放処理が終了す
る。
【0104】次に、図12および図13を参照して、交
換ノード間(1層サブネットワーク内)のMC接続ルー
トの解放処理について説明する。図12は交換ノード間
(1層サブネットワーク内)におけるMC解放処理を示
すシーケンス図、図13は交換ノード間(1層サブネッ
トワーク内)におけるMC解放処理を示すフローチャー
トである。
【0105】MC解放要求R112(図11参照)に応
じて、サブネットマネージャSM12は、前述と同様に
MC接続ルート情報を取得する(ステップ130)。こ
こで、登録サブネットマネージャではないことから(ス
テップ131:NO)、帯域解放要求S120によりM
C接続ルートを構成する交換ノード間を結ぶ各リンクL
21,L23の解放を要求する(ステップ131N)。
【0106】なお、サブネットマネージャSM12が登
録サブネットマネージャである場合には(ステップ13
1:YES)、前述の交換ノード間ルートの解放と並行
して、各着端末を収容するリンクの解放が行われる(ス
テップ131Y)。これに応じて各リンクにて帯域解放
が実施され、その応答が、それぞれ帯域解放要求応答C
120により返送される。
【0107】交換ノード間ルートを解放した後、サブネ
ットマネージャSM12は、これらすべての応答を確認
した後(ステップ132:YES)、MC解放要求R1
12の要求元であるサブネットマネージャSM11に対
して帯域解放要求応答C112を返送する(ステップ1
33)。これにより、1層サブネットワーク内にある全
MC接続ルートの帯域解放処理が終了する。
【0108】なお、各層のサブネットマネージャは、M
C解放要求の受信に応じて、その呼識別子と同一の呼識
別子を持つ1対1接続ルート情報を、設定ルート保持部
15から検索する。ここで、同一の呼識別子を持つ1対
1接続ルート情報が抽出された場合には、下位サブネッ
トワークのMC解放処理と並列して、その1対1接続情
報に基づいて1対1解放処理を実施する。
【0109】これにより、1対1接続処理と同様に、そ
れぞれの階層にて順次並列的に、1対1解放処理が実施
される。また、各交換ノードでは、帯域解放要求に応じ
て、同一MC呼判定部33によりその呼識別子を判定
し、帯域解放の対象となる帯域が同一の接続呼により共
用されていない場合にはその帯域を直ちに解放し、共用
されている場合には、同一の接続呼からの解放要求であ
っても直ちに解放せず、共用されている数だけ解放が要
求されたとき、すなわち最後の帯域解放要求に応じてそ
の帯域を解放する。
【0110】このように、MC接続処理時に、各階層ご
とにMC接続ルート情報を保持しておき、MC解放要求
に応じて、保持しておいたMC接続ルート情報に基づ
き、MC接続ルートを構成する各サブネットワーク間リ
ンクの帯域解放を並列的に実施するとともに、MC接続
ルート上の各下位サブネットワークに対して、サブネッ
トワーク内のMC解放を並列的に要求するようにしたも
のである。
【0111】また、帯域解放要求に含まれる呼識別子と
同一の呼識別子を有する1対1接続についても、MC解
放処理と並列して1対1解放処理を行うようにしたもの
である。したがって、各階層においてサブネットワーク
間を結ぶすべてのリンクおよび各サブネットワーク内に
おけるMC解放処理、さらには1対1解放処理が一括し
て実施されるものとなり、マルチキャスト解放処理に要
する時間を飛躍的に短縮することが可能となる。
【0112】また、データ通信終了に応じて、発端末R
Tからルーチング削除要求を送出し、これに応じて登録
サブネットマネージャSM1が、MC接続処理のための
準備として行っていたルーチングテーブルの並び替えを
終了するようにしたので、所定発側および着側端点を結
ぶMC接続ルートをそれぞれの予約可能帯域量により、
逐次並び替えるという処理が停止され、登録サブネット
マネージャSM1における処理負担が軽減される。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
交換ノードまたはサブネットワークから階層的なネット
ワークを構成し、各階層では所定のマルチキャスト接続
要求に応じて、その階層における各サブネットワークを
接続するマルチキャスト接続ルートに基づき、そのマル
チキャスト接続ルートを構成する各サブネットワーク間
リンクの帯域予約を並列的に実施し、その帯域予約が成
功した接続ルート上の各下位サブネットワークに対し
て、サブネットワーク内のマルチキャスト接続を並列的
に要求するようにしたものである。
【0114】したがって、各階層においてサブネットワ
ーク間を結ぶすべてのリンクに対して、一括して帯域予
約が実施されるとともに、各サブネットワーク内におけ
るマルチキャスト接続処理が一括して実施されるものと
なり、従来のように、各着端末を1パーティずつ増減さ
せるもの比較して、マルチキャスト接続処理に要する時
間を飛躍的に短縮することが可能となる。
【0115】また、各階層におけるマルチキャスト接続
ルートとして、最も経由ノード数が少ないマルチキャス
ト接続ルートを選択するようにしたので、最低限のリン
クおよび交換ノードによりマルチキャスト接続を構成す
ることが可能となり、ネットワーク全体の資源を有効利
用することが可能となる。
【0116】さらに、各階層におけるマルチキャスト接
続ルートとして、最も経由ノード数が少ないマルチキャ
スト接続ルートであって、かつそのマルチキャスト接続
ルートを構成する各リンクの予約可能帯域量が最も大き
いマルチキャスト接続ルートを選択するようにしたの
で、ネットワーク全体の資源を有効利用することが可能
となるとともに、実際に各リンクに対して帯域予約を実
施した場合に成功する可能性が大きくなり、マルチキャ
スト接続要求に対する呼損率を低減させることが可能と
なる。
【0117】また、帯域予約に失敗した場合には、その
失敗した接続ルートに対応する1対1接続要求にて再度
接続を試みるようにしたので、マルチキャスト接続要求
に対する呼損率を低減させることが可能となる。さら
に、個々のマルチキャスト接続呼を識別するための呼識
別子を設けて、その呼から生じた1対1接続呼を識別す
るようにしたので、同一リンクにおいて同一のマルチキ
ャスト接続呼による帯域予約の重複を回避することが可
能となり、ネットワーク資源を有効利用することが可能
となる。
【0118】このように、マルチキャスト接続終了時
に、各階層ごとにマルチキャスト接続ルートを保持して
おき、マルチキャスト解放要求に応じて、保持しておい
たマルチキャスト接続ルートを構成する各サブネットワ
ーク間リンクの帯域解放を並列的に実施するとともに、
マルチキャスト接続ルート上の各下位サブネットワーク
に対して、サブネットワーク内のマルチキャスト解放を
並列的に要求するようにしたので、各階層においてサブ
ネットワーク間を結ぶすべてのリンクおよび各サブネッ
トワーク内におけるマルチキャスト解放処理が一括して
実施されるものとなり、マルチキャスト解放処理に要す
る時間を飛躍的に短縮することが可能となる。
【0119】また、発端末およびすべての着端末を同一
サブネットワークに収容する階層より1つ下位の階層で
は、発端末からの所定のルーチング登録要求に応じて、
対応するマルチキャスト接続ルートのうち、経由するサ
ブネットワーク数または交換ノード数が最も少ないマル
チキャスト接続ルートを、それぞれ各リンクの予約可能
帯域量が大きい順に逐次並び替える処理を開始するよう
にしたので、この後、データ送信の必要に応じて発端末
RTからMC接続要求R34が送出された場合、最適な
MC接続ルートを迅速に選択することが可能となり、M
C接続処理に要する時間を短縮することが可能となる。
さらに、発端末からの所定のルーチング削除要求に応じ
て、前記マルチキャスト接続ルートの並び替え処理を停
止するようにしたので、この後、発側および着側端点を
結ぶMC接続ルートをそれぞれの予約可能帯域量によ
り、逐次並び替えるという処理が停止され、登録サブネ
ットマネージャSM1における処理負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による階層ネットワー
クシステムのブロック図である。
【図2】 サブネットマネージャおよび交換ノードを示
すブロック図である。
【図3】 2層サブネットワーク間におけるMC接続処
理を示すシーケンス図である。
【図4】 各サブネットワーク間におけるMC接続処理
を示すフローチャートである。
【図5】 1層サブネットワーク間におけるMC接続処
理を示すシーケンス図である。
【図6】 交換ノード間におけるMC接続処理を示すシ
ーケンス図である。
【図7】 交換ノード間におけるMC接続処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】 MC接続ルートの変遷例を示す説明図であ
る。
【図9】 2層サブネットワーク間におけるMC解放処
理を示すシーケンス図である。
【図10】 各サブネットワーク間におけるMC解放処
理を示すフローチャートである。
【図11】 1層サブネットワーク間におけるMC解放
処理を示すシーケンス図である。
【図12】 交換ノード間におけるMC解放処理を示す
シーケンス図である。
【図13】 交換ノード間におけるMC解放処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
RT…発端末、LF1〜LF5…着端末、SN1〜SN
4…2層サブネットワーク、SM1〜SM4…2層サブ
ネットマネージャ、SN11〜SN13…1層サブネッ
トワーク、SM11〜SM13…1層サブネットマネー
ジャ、N21〜N24…交換ノード、L0〜L8,L1
1,L12,L21〜L24…リンク、11…テーブル
管理部、12…サブネット内ルーチングテーブル保持
部、13…サブネット間ルーチングテーブル保持部、1
4…パス設定/解放要求部、15…設定ルート保持部、
16…MCテーブル作成部、17…MCルーチングテー
ブル登録/削除部、18…MCテーブル管理部、19…
MCルーチングテーブル保持部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発端末からのマルチキャスト接続/解放
    要求に応じて、複数の交換ノードからなるネットワーク
    を介して、発端末と複数の着端末とを一斉に接続/解放
    するマルチキャスト接続方法において、 ネットワークは、 所定のリンクにより相互に接続された複数の交換ノード
    からなる第1層のサブネットワークと、 所定のリンクにより相互に接続された複数の第m−1層
    (mは2以上の正整数)のサブネットワークからなる第
    m層とから構成される階層構造を有し、 第m層では、 発端末を収容する交換ノードまたは第m+1層からのマ
    ルチキャスト接続要求に応じて、各第m層サブネットワ
    ーク間をマルチキャスト接続する所定のマルチキャスト
    接続ルートに基づき、このマルチキャスト接続ルートを
    構成する各第m層サブネットワーク間リンクに対して帯
    域予約要求を並列的に送出し、 前記帯域予約が成功した接続ルートを構成する各第m層
    サブネットワークに対して、個々の第m層サブネットワ
    ーク内におけるマルチキャスト接続を要求するマルチキ
    ャスト接続要求を並列的に送出し、 第m層サブネットワークは、第m層からのマルチキャス
    ト接続要求に応じて、前記第m層サブネットワーク内の
    第m−1層に対して第m−1層におけるマルチキャスト
    接続要求を送出し、 第1層では、 発端末を収容する交換ノードまたは第2層からのマルチ
    キャスト接続要求に応じて、各第1層サブネットワーク
    間をマルチキャスト接続する所定のマルチキャスト接続
    ルートに基づき、このマルチキャスト接続ルートを構成
    する各第1層サブネットワーク間リンクに対して帯域予
    約要求を並列的に送出し、 前記帯域予約が成功した接続ルートを構成する各第1層
    サブネットワークに対して個々の第1層サブネットワー
    ク内でのマルチキャスト接続を要求するマルチキャスト
    接続要求を並列的に送出し、 第1層サブネットワークでは、 第1層からのマルチキャスト接続要求に応じて、各交換
    ノード間をマルチキャスト接続する所定のマルチキャス
    ト接続ルートに基づき、このマルチキャスト接続ルート
    を構成する交換ノード間リンクに対して帯域予約要求を
    並列的に送出し、 各交換ノードでは、 収容するリンクに対する帯域予約要求に応じて、所望の
    通信容量に応じた帯域予約を行うようにしたことを特徴
    とするマルチキャスト接続方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチキャスト接続方法
    において、 前記各マルチキャスト接続ルートとして、発側端点およ
    び着側端点を同じくするマルチキャスト接続ルートのう
    ち、経由するサブネットワーク数または交換ノード数が
    最も少ないマルチキャスト接続ルートを用いるようにし
    たことを特徴とするマルチキャスト接続方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマルチキャスト接続方法
    において、 前記各マルチキャスト接続ルートとして、発側端点およ
    び着側端点を同じくするマルチキャスト接続ルートのう
    ち、経由するサブネットワーク数または交換ノード数が
    最も少ないマルチキャスト接続ルートであって、かつ、
    そのマルチキャスト接続ルートを構成する各リンクの予
    約可能帯域量が最も大きいマルチキャスト接続ルートを
    用いるようにしたことを特徴とするマルチキャスト接続
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマルチキャスト接続方法
    において、 マルチキャスト接続ルートのうち、所定の接続ルートに
    て帯域予約要求が失敗した場合には、帯域予約に失敗し
    た接続ルート上の着側端点とマルチキャスト接続ルート
    の発側端点との間を所定の1対1接続要求を送出するよ
    うにしたことを特徴とするマルチキャスト接続方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマルチキャスト接続方法
    において、 発端末からのマルチキャスト接続要求を識別するための
    呼識別子を、前記マルチキャスト接続要求から派生する
    すべての要求に格納し、 交換ノードでは、受信した帯域予約要求に含まれる呼識
    別子に基づいて、同一のマルチキャスト接続要求による
    帯域予約要求か否か判定し、同一のマルチキャスト接続
    要求により帯域予約が行われている場合には、新たな帯
    域予約を行わないようにしたことを特徴とするマルチキ
    ャスト接続方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のマルチキャスト接続方法
    において、 各階層ごとにマルチキャスト接続終了時のマルチキャス
    ト接続ルートを保持しておき、 第m層では、 発端末を収容する交換ノードまたは第m+1層からのマ
    ルチキャスト解放要求に応じて、保持しておいたマルチ
    キャスト接続ルートを構成する各第m層サブネットワー
    ク間リンクに対して帯域解放要求を並列的に送出すると
    ともに、マルチキャスト接続ルート上の各第m層サブネ
    ットワークに対して、個々の第m層サブネットワーク内
    におけるマルチキャスト解放を要求するマルチキャスト
    解放要求を並列的に送出し、 第m層サブネットワークは、第m層からのマルチキャス
    ト解放要求に応じて、前記第m層サブネットワーク内の
    第m−1層に対して第m−1層におけるマルチキャスト
    解放要求を送出し、 第1層では、 発端末を収容する交換ノードまたは第2層からのマルチ
    キャスト解放要求に応じて、保持しておいたマルチキャ
    スト接続ルートを構成する各第1層サブネットワーク間
    リンクに対して帯域解放要求を並列的に送出するととも
    に、マルチキャスト接続ルート上の各第1層サブネット
    ワークに対して個々の第1層サブネットワーク内でのマ
    ルチキャスト解放を要求するマルチキャスト解放要求を
    並列的に送出し、 第1層サブネットワークでは、 第1層からのマルチキャスト解放要求に応じて、保持し
    ていたマルチキャスト接続ルートを構成する交換ノード
    間リンクに対して帯域解放要求を並列的に送出し、 各交換ノードでは、 収容するリンクに対する帯域解放要求に応じて、所望の
    帯域解放を行うようにしたことを特徴とするマルチキャ
    スト接続方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のマルチキャスト接続方法
    において、 発端末およびすべての着端末を同一サブネットワークに
    収容する階層より1つ下位の階層では、 発端末からの所定のルーチング登録要求に応じて、発端
    末を発側端点とするとともにすべての着端末を着側端点
    とするマルチキャスト接続ルートのうち、経由するサブ
    ネットワーク数または交換ノード数が最も少ないマルチ
    キャスト接続ルートを、それぞれのマルチキャスト接続
    ルートを構成する各リンクの予約可能帯域量が大きい順
    に逐次並び替える処理を開始し、その後の発端末からの
    マルチキャスト接続要求に応じて、予約可能帯域量が最
    も大きいマルチキャスト接続ルートを選択してマルチキ
    ャスト接続処理を行い、 発端末からの所定のルーチング削除要求に応じて、前記
    マルチキャスト接続ルートの並び替え処理を停止するよ
    うにしたことを特徴とするマルチキャスト接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014162828A1 (ja) * 2013-04-05 2014-10-09 ソニー株式会社 中継管理装置、中継管理方法、プログラムおよび中継管理システム

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