JPH09247910A - 半径方向位置制御巻線付き回転機および回転装置 - Google Patents
半径方向位置制御巻線付き回転機および回転装置Info
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- JPH09247910A JPH09247910A JP5195996A JP5195996A JPH09247910A JP H09247910 A JPH09247910 A JP H09247910A JP 5195996 A JP5195996 A JP 5195996A JP 5195996 A JP5195996 A JP 5195996A JP H09247910 A JPH09247910 A JP H09247910A
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Abstract
小型の回転機および回転装置を提供すること。 【解決手段】 回転軸に同軸に挿通された第1の回転子
および第2の回転子を備え、前記第1の回転子に対応す
る第2の固定子および第2の回転子に対応する第2の固
定子に、トルク発生巻線及び半径方向力発生巻線とを倦
回してなることを特徴とする回転機及び回転装置。
Description
巻線付き回転機およびこれを利用した回転装置に関し、
更に詳しくは、電磁力により回転子の半径方向力を発生
して半径方向位置を制御する機能、あるいは、半径方向
の力を制御する機能、あるいは半径方向の速度を制御す
る機能、あるいは軸方向の力と半径方向の力を同時に制
御する機能を付加した回転機たとえば電動機、あるいは
発電機、およびこのような回転機を利用した回転装置に
関する。
イールなどに用いられる電動機の高速、高出力化の要求
が高まっている{(1) 太田、安藤「200,000r.p.mの高周
波内面研削スピンドル」マシニストvol.29, no.2, 1985, pp.
32-36 、(2)W.K.Volkman and D.C.Jackson, "AC Spindl
e Drive for Machine Tools", IEEE Trans. on Industr
y Application, vol.IA-21, No.5, 1985 pp.1263-12
67、(3)G.E.Osterstorm,"A New Type Turbomolecular V
acuum Pump Bearing", Journal of Vacuum Science Tec
hnology, A1(2), Apr.-June, 1983 、(4)Kume, T.,
Sawa, T., Yoshida, T. and Sawamura, M. "High Spe
ed Vector Control Without Encoder fora High Speed
Spindle Motor", IEEE, IAS Conf.Record, 1990, pp.
390-394}。これらの高速機では軸受での速度限界や保
守などの問題を解決するために磁気軸受が適用されつつ
ある。
成を示している。101はラジアル磁気軸受、102は
電動機あるいは発電機、103はスラスト磁気軸受、1
04は単相インバータ、105は3相インバータ、10
6はインバータと電動機、あるいは磁気軸受間の配線で
ある。電動機の両端に磁気軸受が配置され、この2つの
磁気軸受により主軸の半径方向の位置を制御するもので
ある{(5)Matumura, F., Fujita, M. and Ozaki, Y.,
"Characteristic of Friction on Magnetic Bearing
s", Proc. of International Conference on Electric
Machine (ICEM) 1988 vol.3, pp.331-335、(6)Harberma
nn, H. and Liard, G.L., "An Active Magnetic Bearin
g System", Tribology International Apr. 1980 pp.85
-89、(7)Harbermann, H. and Liard, G.L., "Practical
Magnetic Bearings"IEEE, Spectrum, Sept. 1979,
pp.26-30 、(8)Maslen, E.H., etal, "Magnetic Bearin
g Design for a High Speed Rotor", Proc. of the 1st
International Symposium onMagnetic Bearings, June
1988 pp.137-146}。
発生させるために大きくなる傾向にあり、実際、電動機
の軸長に等しい場合もある。したがって、主軸の軸長が
長くなり、高速回転時に生じる主軸の弾性的な振動が問
題となってしまい、高速回転を実現することは容易では
ない。さらに、高出力化しようとすると電動機の軸長を
長くする必要がある。すると、電磁機械が発生する吸引
力が増加するため磁気軸受のサイズも大形とする必要が
ある。この結果、危険速度が低下してしまい、高速化が
きわめて困難となる。
電動機の磁気回路と、半径方向の力を発生する磁気回路
とを一体化することにより軸長を短くして、高速高出力
を実現するものである。さらに、回転子の位置制御に必
要な半径方向の力を電動機の励磁磁束を利用して発生す
るものである。
回転機械の概念的構成を示す。図12において、107
は半径方向位置制御巻線付き電磁回転機械の1つのユニ
ット、108は半径方向位置制御巻線付き電磁回転機械
の半径方向位置制御巻線電流制御用の3相インバータで
ある。2つの半径方向位置制御巻線付き電磁回転機械の
ユニットは電動機としてトルクを発生させるために4極
巻線と、回転子の半径方向の力を発生させるための2極
の巻線が巻かれている。このように1台の機械でトルク
と半径方向の力が発生できるため、図11の構成に比べ
て軸長が短くでき、また、軸長が同一であれば図11に
比べて高出力化が期待できる。
き電磁回転機械が提案されている{[(9)Bosch, R., "D
evelopment of a Bearingless Electric Motor", Proc.
ofICEM'88 vol.3, pp.331-335、(10)Salazar, A.O.,
Dunford, W., Stephan, R. and Watanabe, E., "A M
agnetic Bearing System using Capacitive Sensorsfor
Position Measurement", IEEE Trans. on Magnetics
vol.26, no.5, 1990 pp.2541-2543、(11)樋口「磁気
浮上技術のFAへの応用」平成元年電気学会全国大会シン
ポジウムS.9-6 、(12)福山寛正(日本精工)「磁気軸受
モータ」公開特許公報(A)昭64−55031、(13)
堺和人(東芝)「自己浮上モータシステム」公開特許公
報(A)平4−236188(14)井上正夫(三菱電機)
「磁気軸受装置」公開特許公報(A)平4−10731
8}。
により軸方向に作用する力を発生して、ディスク形電動
機の軸方向位置を調整しようとしている。ディスク形の
回転機には応用可能と思われるが、広く用いられている
ラジアル形の回転機には応用が難しい。
巻線電流を不平衡にすることにより、半径方向の力を発
生して回転子の半径方向の位置を制御しようとするもの
である。しかし、回転子が中心に位置しているときには
原理的に半径方向力が発生できないという問題点があ
る。
ステッピングモータの磁路を単に共有するものであり、
低速のアクチュエータに適している。しかし、構造上、
極数がきわめて大きい必要があるため超高速回転には適
していない。さらに、高出力の誘導機、永久磁石形電動
機などに多く用いられる正弦波状の起磁力分布、磁束分
布を持つ回転機に応用することは難しい。
永久磁石形回転機に近い構造を提案したものとして、文
献(13),(14) がある。文献(13)では、4相のスイッチド
リラクタンス機の固定子鉄芯のような、8個の歯を構成
した固定子に4極の集中巻線を施し、これを各磁極で分
割し、各磁極の磁束を独立に制御するものである。回転
磁界を発生するとともに、各磁極の磁束の強弱により半
径方向力を発生することもできる。文献(14)も同様の鉄
芯構造となっているが、巻線を分布巻きとして、より正
弦波分布に近い起磁力分布とした点に特徴がある。しか
し、文献(13),(14) では、4分割した巻線を個々に駆動
するため、直交2軸の半径方向力とトルクを発生する1
つのユニットで、2相巻線であれば最小で8台の単相イ
ンバータと16本の配線が必要となってしまう。さら
に、半径方向力制御とトルク制御が同一の巻線電流によ
って行われるため、きわめて高速かつ高精度で容量が大
きい電流駆動器が必要となる。この発明者は既に、電気
学会、あるいは米国電気学会(IEEE)などで、4極の回転
機に2極の巻線を施した電磁機械が半径方向の力を発生
できることを報告している{(15)Akira Chiba, Kouji C
hida and Tadashi Fukao, "Principle and Characteri
stics of a Reluctance Motor with Windings of Magne
tic Bearing",International Power Electronic Confer
ence Record (IPEC) Tokyo, pp.919-926, 1990 April 5
、(16)Akira Chiba, M.A.Rahman and Tadashi Fukao"
RadialForce in a Bearingless Reluctance Motor", IE
EE Transaction on Magnetics,vol.27, No.2, pp.786-7
90 1991 March、(17)Akira Chiba, Desmond T.Poweran
d M.A.Rahman, "Characteristics of a Bearingless In
duction Motor", IEEE Transaction on Magnetics Vo
l.27, No.6, September pp.5199-5201, 1991、(18)S
igehiro Nomura, Akira Chiba, F.Nakamura, K.Iked
a, T.Fukao andM.A.Rahman, "A Radial Position Con
trol of Induction type Bearingless Motor Consideri
ng Phase Delay by the Rotor Squirrel Cage" IEEE,
Power Conversion Conference (PCC-Yokohama) April 2
1, 1993 pp.438-443 IEEE 93TH0406-9、(19)千葉明、
池田紘一、中村福三、泥堂多積、深尾正、M.A.ラーマン
「円筒形回転子を持つベアリングレスモータの無負荷時
の半径方向の力発生原理」電気学会論文誌D, vol.113,
no.4, pp.539-547, 1993、(20)Akira Chiba, TazumiDe
ido, Tadashi Fukao and M.A.Rahman, "An Analysis
of Bearingless ac Motors", IEEE Transaction on En
ergy Conversion, vol.9, no.1, March,1994, pp.
61-68、(19)千田孝司、茅野、笠原、千葉明、泥堂多
積、深尾正「ラジアル方向位置制御巻線を施した電動機
の基礎的な実験」平成元年3月電気学会全国大会、(20)
河村英之、花澤昌彦、松井幹彦、深尾正、千葉明「ベア
リングレスリラクタンスモータシステムの試作と回転時
の特性」平成3年電気学会産業応用部門全国大会講演論
文集 pp.182-187, 1991 8/27 札幌、(21)野村篤宏、千
葉明、中村福三、深尾正「かご形誘導機タイプベアリン
グレスモータの半径方向力制御の位相補償」電気学会産
業電力電気応用研究会資料IEA-93-37, pp.85-94, 1993,
12/14大崎会館、(22)大島政英、宮澤悟、泥堂多積、千
葉明、中村福三、深尾正「永久磁石型ベアリングレスモ
ータの基礎特性」電気学会リニアドライブ研究会LD-94-
17, pp.57-66, 2/25,浅草橋研修センター}。
ロナスリラクタンス機に2極の巻線を固定子に追加する
ことにより、積極的に回転磁界を不平衡として半径方向
力をトルクとともに発生する新しい半径方向位置制御巻
線付き電磁回転機械を提案している。さらに、永久磁石
形回転子を用いた半径方向位置制御巻線付き電磁回転機
械の解析手法、モデル化の方法、最適な回転子構造など
を報告している。
(1) 直交2軸の半径方向力と、トルクを発生するため
に、3相巻線であれば6本の配線と2台の3相インバー
タだけで済むという、簡単な構造の半径方向位置制御巻
線付き回転機を提供することにある。この発明の他の目
的は、(2) 半径方向力を発生する巻線とトルクを発生す
る巻線が分離しているため、半径方向力制御用インバー
タあるいはパワーアンプは小電力容量で済むという、小
エネルギー型の半径方向位置制御巻線付き回転機を提供
することにある。この発明の他の目的は、(3) 4極と2
極の巻線を用いているため、回転子が中心に位置してい
れば相互結合が0となり、電動機の誘起電圧が半径方向
力制御巻線に生じない半径方向位置制御巻線付き回転機
を提供することにある。この発明の他の目的は、(4) 誘
導機、永久磁石形同期機、シンクロナスリラクタンスモ
ータなどの正弦波起磁力分布、正弦波磁束分布を仮定し
た高出力回転機に広く応用できる半径方向位置制御巻線
付き回転機を提供することにある。この発明の他の目的
は、前記目的(1) 〜(4) の少なくとも一つを達成するこ
とのできる半径方向位置制御巻線付き回転機を提供する
ことにある。
えることにより、回転子に永久磁石が不要になり、遠心
力により回転子を形成する永久磁石がはがれたり、割れ
たりしないで機械的に堅牢な回転機を提供することにあ
る。
可能であり、永久磁石を薄形とすれば起磁力も小さくて
済み、永久磁石の位置、短絡により界磁を調整すること
ができる小型の回転機を提供することにある。
ンスモータと同様の回転子を用いるときには、機械的に
丈夫でイナーシャが小さく高速化が容易であり、軸方向
から見込んだギャップも大きい回転機を提供することに
ある。
ューすることにより、回転子部分でポンプの役目を負わ
せることが可能である回転機を提供することにある。
定子に挿入するのが簡単であり、また、永久磁石のバラ
ツキの影響は少なく、さらに、シンクロナスリラクタン
ス機に比較してギャップ長を大きくとれる利点がある、
などの特長のある回転機を提供することにある。
久磁石を用いるため力率が良く、効率が高い回転機を提
供することにある。
トルクを発生することのできる回転機を提供することに
ある。
ンスモータに比較して、ロータ突極を半ピッチひねるこ
とにより振動、騒音を低減させることのできる小型の回
転機を提供することにある。
ンスモータに比較して、力率がよく、銅損が減少し、効
率の向上した小型の回転機を提供することにある。
び界磁磁束の大きさによらず、半径方向力の方向および
半径方向力の利得を同じ大きさに保つように利得を補償
する機能を有する回転機を提供することにある。
装置を提供することにある。
の請求項1に記載の発明は、回転子と固定子とを有する
電磁回転機であって、前記回転子は回転軸に少なくとも
2個装着され、一方の回転子と他方の回転子とはその磁
極ピッチが互いに半ピッチ相違し、前記固定子は、一方
の回転子を囲繞する一方の固定子鉄芯と、他方の回転子
を囲繞する他方の固定子鉄芯と、前記一方の固定子鉄芯
と他方の回転子鉄芯との間に介装され、かつ界磁起磁力
を発生させる界磁起磁力発生手段と、前記一方の固定子
鉄芯および他方の固定子鉄芯それぞれに設けられたとこ
ろの、回転子にトルクを発生させるトルク発生巻線およ
び回転軸に半径方向力を発生させる半径方向力発生手段
とを有してなることを特徴とする半径方向位置制御巻線
付き回転機であり、請求項2に記載の発明は、前記界磁
起磁力発生手段が、通電可能な界磁巻線であることを特
徴とする前記請求項2に記載の半径方向位置制御巻線付
き回転機であり、請求項3に記載の発明は、前記界磁起
磁力発生手段が、永久磁石であることを特徴とする前記
請求項1に記載の半径方向位置制御巻線付き回転機であ
り、請求項4に記載の発明は、前記永久磁石が回転軸の
軸方向および/または径方向にその位置を変えることに
より、磁力の大きさが調整可能に配置されてなる前記請
求項3に記載の半径方向位置制御巻線付き回転機であ
り、請求項5に記載の発明は、前記永久磁石が一方の固
定子鉄芯と他方の固定子鉄芯との間で径方向に位置可変
に配置されてなる前記請求項3に記載の半径方向位置制
御巻線付き回転機であり、請求項6に記載の発明は、前
記一方の回転子および他方の回転子がホモポーラ型、ク
シ型およびランデル型のいずれかであることを特徴とす
る前記請求項1〜5のいずれかに記載の半径方向位置制
御巻線付き回転機であり、請求項7に記載の発明は、前
記回転子が突極を有することを特徴とする前記請求項1
〜6のいずれかに記載の半径方向位置制御巻線付き回転
機であり、請求項8に記載の発明は、前記突極がスキュ
ーされてなる前記請求項7に記載の半径方向位置制御巻
線付き回転機であり、請求項9に記載の発明は、前記半
径方向力発生手段が、固定子鉄芯の内周面に設けられた
歯部間に設けられた半径方向力発生用巻線である前記請
求項1〜8のいずれかに記載の半径方向位置制御巻線付
き回転機であり、請求項10に記載の発明は、前記半径
方向力発生用巻線が、極数2の巻線数を有してなる前記
請求項9に記載の半径方向位置制御巻線付き回転機であ
り、請求項11に記載の発明は、前記半径方向力発生手
段が、固定子鉄芯の内側面に形成された歯部または歯部
間に設けられた半径方向力発生用永久磁石と、前記歯部
間に設けられた半径方向力発生用巻線と、を有してなる
前記請求項1〜8のいずれかに記載の半径方向位置制御
巻線付き回転機であり、請求項12に記載の発明は、前
記請求項1〜11のいずれかに記載の半径方向位置制御
巻線付き回転機と、回転軸の半径方向の位置を決定する
回転軸位置決定手段と、前記回転軸位置決定手段で決定
された回転軸の半径方向の位置から回転軸の偏位量を求
め、回転軸の偏位を是正するように、半径方向力巻線に
通電される電流を制御する制御手段とを有することを特
徴とする回転装置であり、請求項13に記載の発明は、
前記請求項1〜11のいずれかに記載の半径方向位置制
御巻線付き回転機と、回転軸の半径方向の位置を決定す
る回転軸位置決定手段と、前記回転軸位置決定手段で決
定された回転軸の半径方向の位置から回転軸の偏位量を
求め、回転軸の偏位を是正するように、半径方向力巻線
に通電される電流を制御する制御手段と、前記回転機の
負荷状態および界磁磁束の大きさによらず、半径方向力
の方向および半径方向力発生手段の利得を同じ大きさに
維持するように補償する利得補償手段とを有することを
特徴とする回転装置であり、請求項14に記載の発明
は、前記回転軸位置決定手段が、回転軸および回転子の
いずれかの回転部分の半径方向の位置を検出するセンサ
である前記請求項12または13に記載の回転装置であ
り、請求項15に記載の発明は、前記回転軸位置決定手
段が、回転軸の偏心によりトルク発生巻線中に発生する
起電力に基づいて回転軸の偏位を決定可能に構成されて
なる前記請求項12または13に記載の回転装置であ
り、請求項16に記載の発明は、前記回転軸位置決定手
段が、トルク発生巻線および/または半径方向力巻線中
を通電される電流の電流値および電圧値に基づいて回転
軸の半径方向の位置を検出する検出手段である前記請求
項12〜15のいずれかに記載の回転装置であり、請求
項17に記載の発明は、前記制御手段が、前記回転軸位
置決定手段から出力される回転軸の半径方向位置に基づ
いて決定された回転軸の偏位を是正するための、半径方
向力巻線に通電する瞬時電流値に追従する電流を出力す
る半導体電力変換装置を含んでなる前記請求項12〜1
5のいずれかに記載の回転装置であり、請求項18に記
載の発明は、半導体電力変換装置がインバータである前
記請求項17に記載の回転装置であり、請求項19に記
載の発明は、前記請求項1〜11に記載の半径方向位置
制御巻線付き回転機と、回転軸が回転軸中心から偏位す
ることにより半径方向力巻線中に発生する誘起電圧また
は誘起電流を検出する誘起量検出手段と、前記誘起量検
出手段から出力される検出信号に基づいて、半径方向力
巻線中に発生した誘起量を相殺または増幅する電流また
は電圧を決定し、それを半径方向力巻線に出力する制御
手段とを有することを特徴とする回転装置である。
位置制御巻線付き回転機における回転子の半径方向に作
用する力の発生原理を示している。
芯、N4は4極巻線、N2は2極巻線、Ψ4 は4極磁
束、Ψ2 は2極磁束、Fは半径方向力、n2は2極巻線
N2に直交する2極巻線である。固定子鉄芯1にはトル
クを発生するための4極巻線N4が施されている。
に位置している場合、この4極巻線N4に正方向すなわ
ち図1において定義されるN4の方向(×印は、紙面の
表から紙背に突き抜ける方向を示す。また●印は、紙面
の紙背から表面に突き出る方向を示す。)の電流が流れ
ると4極の対称磁束Ψ4 が発生する。
ず。)とに二相交流電流を流すことにより4極の回転磁
界が発生する。あるいは、前記二相4極巻線N4の代わ
りに三相4極巻線を用い、三相交流電流を流しても良
い。
かご形誘導機として回転子にトルクが発生する。また、
4極の永久磁石回転子であれば通常の永久磁石形電動機
としてトルクを発生する。
は発電機巻線としての役割を果たす4極巻線N4に加え
て、回転子の半径方向に作用する力すなわち半径方向力
を発生するための2極巻線N2も施されている。以下で
は、この電動機巻線および発電機巻線を回転機巻線と総
称することにする。
の表から紙背に突き抜ける方向を示す。また●印は、紙
面の紙背から表面に突き出る方向を示す。)に電流を流
すと、図1に示すような2極の磁束Ψ2 が発生する。回
転子鉄芯2の紙面下部のギャップでは、4極巻線N4の
電流による磁束の方向が2極巻線N2の磁束の方向と逆
である。したがって、このギャップでは磁束密度が低下
する。一方、回転子の紙面上部のギャップでは、4極巻
線N4の磁束の方向と2極巻線N2の磁束の方向が一致
しているため磁束密度は増加する。
転子鉄芯2に紙面上方向へ作用する半径方向の力Fが生
じる。この半径方向の力Fの大きさは2極巻線N2を流
れる電流の大きさを制御することにより調整できる。ま
た、半径方向の力Fの方向を逆にするためには、2極巻
線N2の電流の方向を反転すればよい。
は、2極巻線N2と直交する2極巻線n2を施し、その
電流を調整すればよい。このように直交した2極巻線n
2の電流の大きさ、方向を調整することにより所望の大
きさを有する所望の半径方向の力を発生できる。
巻線N2,n2を半径方向位置制御に用いているが、4
極巻線N4を半径方向力発生に、2極巻線N2,n2を
電動機駆動に用いることも可能である。
線N2,n2を施す形式の半径方向位置制御巻線付き電
磁回転機は、発明者の知る限りでは、(23)千葉明、深尾
正「電動機の回転磁界を利用した半径方向回転体位置制
御装置つき電磁回転機械」公開特許公報(A)平2-1935
47号公報に記載されてある。その後、カナダ国ニューフ
ァンドランドメモリアル大学、スイス工科大学(ET
H)、茨城大学などでも研究、開発が行われている{(2
4)J.Bichsel,"The Bearingless Electrical Machine",
NASA-CP-3152-PT-2, pp.561-573, 1992 、(25)出島、岡
田、大石「磁気浮上回転モータの研究」電気学会第4回
シンポジウム電磁力関連のダイナミックス講演論文集p
p.251-260}。
極数をNとすれば、新たに施す巻線の極数は(N±2)
極とすればよいことが報告されている。例えば、2極の
電動機であれば、4極巻線、4極の電動機であれば、2
極巻線あるいは6極巻線である。もし、8極の電動機で
あれば、6極あるいは10極となる。
いた極数の組み合わせの巻線を用いる点に一つの特長が
ある。すなわち、この発明に係る半径方向位置制御巻線
付き回転機においては、回転子巻線が8極であれば、2
極巻線N2,n2を施すことにより半径方向力を発生す
る。
巻線付き回転機は、永久磁石形機、リラクタンス機、誘
導機のいづれの場合でも、回転子鉄芯が軸方向に2つ構
成された形式をしている。これは、両端の2つの鉄芯に
より軸端においてそれぞれ2軸の半径方向力を発生し、
合計して半径方向4軸の半径方向力の発生を行うために
必要である。
芯が必要なのであれば、この2つの回転子鉄芯を個々に
独立して設けるのではなく、この両者をうまく組み合わ
せることが望ましい。
形電磁回転機は、図2に示すように、回転軸3に2個の
回転子鉄芯2A,2Bが同軸に挿通配置された形式をし
ている。さらに、図3に示すように、この回転子鉄芯2
A,2Bを軸方向に短縮するために斜めに切った形式を
しているのがくし形、ランデル形電磁回転機である。
電動機に比較して、これら電動機の磁束方向が一方向で
あるので、鉄芯の利用率が悪く、出力の割に体積、重量
が大きいと言われていた。すなわち、磁束方向が一方向
であるホモポーラ形電動機などは、出力の割に電動機重
量、および体積が大きくなる傾向にあった。このため、
インバータを伴った駆動装置、高速回転の発電機などの
特殊用途を以外では、これらの回転機はあまり用いられ
ていなかった。
た鉄芯で構成されているだけであるために、回転子の構
造が簡単であり、回転子が堅牢で、丈夫である。回転子
の構造はこのようにシンクロナスリラクタンス機とほぼ
等しい構成であるものの、2つの電機子間すなわち固定
子間に永久磁石あるいは界磁巻線などによる界磁発生機
構を合わせ持っている。そこで、力率1で運転すること
が可能であり、効率の向上を達成することができる。こ
のように永久磁石あるいは界磁巻線があるものの、これ
らが固定子側に構成されているため、永久磁石形回転子
を伴った半径方向位置制御巻線電磁回転機に対して半径
方向位置制御巻線付き回転機には以下の特長がある。
どが必要なく、単に突極状に打ち抜いた鋼板たとえばケ
イ素鋼を積層したもの、あるいは突極状の塊状鉄芯で済
み、回転子が簡単で、堅牢かつ丈夫であるので、高速回
転に適している。
場合にはその永久磁石のために、永久磁石の放熱が容易
であり、減磁などの問題が起きにくく、回転子の高温で
の動作が可能である。さらに、永久磁石による起磁力
を、永久磁石の数、永久磁石の位置、電機子鉄芯間に設
ける永久磁石起磁力短絡経路の磁気抵抗の調整などによ
り界磁弱め運転が可能である。しかも、このようにして
も永久磁石に減磁起磁力が加わらないため、永久磁石の
減磁が起きにくい。
電機を製作する際、永久磁石を施した回転子を採用する
場合に、その回転子を挿入する作業が難しいという問題
点がある。この発明の半径方向位置制御巻線付き回転機
であれば、回転子を挿入後に永久磁石を挿入することが
でき、製作が容易であるという特長がある。
機は、以上のような永久磁石機を原理とした半径方向位
置制御巻線付き電磁回転機械に対する特長を備えてい
る。さらに、誘導機の原理を用いた方式に比較すると、
力率がよく、力率の調整が可能で、効率がよいという特
長がある。
た部分は、従来の文献{(26)千葉明、林口治「超高速A
Cドライブ技術とその応用例」平成6年電気学会全国大
会シンポジウムS.9-8,pp.S.9-27-30,1994.3/30}にも報
告されている。
速回転を実現する電動機、発電機として期待されてい
る。
固定子側にあり、界磁電流を調整することにより界磁磁
束を調整することができる。したがって、力率はよく、
界磁弱め運転も容易である。既に30kW、86,000rpm の電
動機が製作されている。
機と同様に固定子側にあり、突極形をした回転子を90゜
位相をつけて2つ主軸に直列に構成している。1.5 万rp
m,30kWの試作例などが報告されている。櫛形電動機と同
様にホモポーラ形電動機の界磁巻線は永久磁石により置
き換えることが可能である。この場合、固定子に永久磁
石が配置されるため、永久磁石の機械的な問題を避ける
ことができる。
は、磁気軸受だけの機能を実現するものとして、米国な
どにおいて、二基のラジアル磁気軸受を、図12のよう
に配置し、さらに、図4に示されるように、2つの鉄芯
間に永久磁石を配置したものが提案されている。そこで
は、従来の磁気軸受で必要となるバイアス電流が永久磁
石により代用できるため、所要電流値が少なく、また、
巻線量を減少することが可能であるため、小形化が実現
できたとの報告がある。しかし、回転部分を駆動するト
ルクを発生することができなかった。この発明に係る半
径方向位置制御巻線付き回転機は、回転部分を駆動する
トルクと半径方向力との両者を発生する点に特徴があ
る。半径方向力を発生して従来の磁気軸受などのよう
に、回転部分の磁気力による支持、あるいは電磁振動の
除去、機械的アンバランスによる振動の除去、低減、危
険速度の通過などの機能を持たせる点に一つの特長があ
る。
機は、ホモポーラ形あるいはくし形、あるいはランデル
形などの電動機あるいは発電機において、界磁巻線ある
いは永久磁石などの界磁起磁力発生機構を挟み込むよう
に構成された電機子鉄芯の巻線スロット(鉄芯の内周面
に形成された歯部と歯部との間隙)に、電動機あるいは
発電機として動作するためのトルク発生用の巻線を備
え、この巻線に加えて半径方向力を積極的に発生する半
径方向力発生用の巻線を施し、さらに要すれば半径方向
力を発生する巻線と半径方向力を発生する永久磁石(半
径方向力発生用永久磁石)とを施し、この巻線に電流を
流すことにより半径方向力を発生する機能をさらに付加
している。
向位置制御巻線付き回転機、回転部分の半径方向の位置
を検出するセンサ、あるいはこの半径方向位置を各巻線
の電圧、電流などから推定する制御装置、更に要すれば
半径方向力および半径方向力発生系の利得を同じ大きさ
に保つように補償する利得補償手段などを備え、この半
径方向位置を半径方向位置指令値と比較し、誤差を比
例、微分、積分制御器などで増幅して半径方向力の指令
値を発生し、半径方向力の指令値と一致する半径方向力
を発生するための瞬時電流値を演算する機能を備え、こ
の瞬時電流値に追従する電流を供給するインバータなど
の半導体電力変換装置を備え、あるいは、上記センサな
どから制御装置までの装置の代わりに半径方向力を発生
するための巻線の誘起電圧あるいは電流を打ち消す手
法、あるいは半径方向力を発生する巻線にRLCなどの
受動回路網を備え、半径方向力を発生する巻線の電流を
調整し、その結果、磁気力により非接触で回転部分を支
持するようにしてなる。
力を発生しながら、回転するためのトルクを発生するこ
とが可能である。そこで、機械的、電磁的な半径方向の
振動の抑制や、磁気力による回転部分の非接触支持が可
能である。このため、超高速回転を実現することがで
き、さらに、小形、高出力化、低価格化が可能である。
さらに、固定子の一部を形成する固定子鉄芯間に永久磁
石を設けるので一般の回転子に永久磁石を持つ永久磁石
形モータに較べ機械的に丈夫であり、また、磁石を取り
除いたり、磁石短絡路を設けることにより、永久磁石形
モータの問題とされている高速運転時における逆起電力
を減少して簡単に界磁弱め運転が実現できる。さらに、
永久磁石形モータの製作上問題となる回転子をモータに
挿入する工程においても回転子に永久磁石がないために
誘導機などと同様に簡単に行え、コストに関しても有利
になる。一方、誘導機に比較すると、回転子に巻線が必
要なく単純構造であるため高速回転にも耐え得り、運転
時の温度上昇に対して強い。
すると、 1. 固定子に永久磁石があり、はがれたり、割れたりし
ない。
久磁石を薄形とすれば起磁力も小さくて済む。また、永
久磁石の位置、短絡により界磁を調整することができ
る。
ータを用いるため機械的に丈夫でイナーシャが小さく、
高速化が容易である。また、軸方向から見込んだギャッ
プも大きい。
ることにより、回転子部分でポンプの役目を負わせるこ
とが可能である。つまり、スキューされた回転子が、ポ
ンプ、ファン、ブロワー、コンプレッサー等における羽
根車と同等の作用効果を奏する。
のが簡単である。また、永久磁石のバラツキの影響は少
ない。さらに、シンクロナスリラクタンス機に比較して
ギャップ長を大きくとれる利点がある。などの特長があ
る。
て、 6. 固定子鉄芯間に永久磁石を用いるために、力率が良
く、効率が高い。
リラクタンスモータに比較して、 8. ロータ突極を半ピッチひねることにより振動、騒音
が低減できる。
する、などの特長がある。
き回転機の一例を示す説明図である。
である。図5に示されるように、この実施例における回
転機は、回転軸3の軸方向に沿って、回転子2A,2B
を囲繞するように配置された第1の固定子1Aと第2の
固定子1Bとの間に、着磁された永久磁石4を有してい
ることが、構造上の一つの特徴である。
置き換えることもできる。永久磁石は突極状の固定子鉄
心に対応した形状あるいは分割された永久磁石から形成
されることができる。
されてなる第1の固定子1Aと第2の固定子1Bとが配
置されている。なお、この固定子1A,1Bは、金属薄
板の積層体ではなく、塊状の金属で形成されていても良
い。図5に示される固定子1A,1Bは、4極のシンク
ロナスリラクタンスモータの固定子を軸方向に直交する
方向で2分割し、永久磁石を挟み込んだ構造を有する。
前記第1の固定子1Aに囲繞され、かつ回転軸3を挿通
する第1の回転子2Aと、前記第2の固定子1Bに囲繞
され、かつ前記回転軸3に同軸に挿通された第2の回転
子2Bとを有する。
定子と同様に突極状の積層薄板、あるいは塊状の鉄など
の金属により形成されているが、通常のシンクロナスリ
ラクタンスモータと異り、永久磁石によって作られる磁
極のN極側とS極側、すなわちN極側領域とS極側領域
では、回転子の突極が半ピッチひねって積層されてい
る。換言すると、第1の回転子2Aに形成される磁極と
第2の回転子2Bに形成される磁極とは、半ピッチの相
違がある。
極であるが、この発明においては、回転子鉄心は必ずし
も4極である必要はなく、たとえば2極、あるいは6
極、8極などの整数であればよい。この回転子における
突極は回転軸に沿う長手辺ないし長手面を有して形成さ
れていてもよく、また回転子における突極が回転軸に対
して螺旋を描くように形成され、つまりスキューしてい
てもよい。この回転子をスキューすることにより、ポン
プ、ファン、ブロワー、コンプレッサ等における羽根車
の役目を行うことができる。この際、突極比が低減しな
いように固定子もスキューすることもできる。
における界磁の形成例を示している。図6では、円筒状
に巻いたコイル5Aが、界磁起磁力発生手段である界磁
巻線として、円筒形状に形成された固定子鉄心の中央部
に埋め込まれており、このコイル5Aに電流を流すこと
により図6に示すような磁路を持つ界磁磁束が発生す
る。図6に示される回転機においては、コイル5Aの両
側に位置する固定子がそれぞれ第1の固定子1Aおよび
第2の固定子1Bである。
すように固定子の鉄心を二つに分割して、一方を第1の
固定子1Aの鉄芯、他方を第2の固定子1Bの鉄芯とす
る。そして、第1の固定子1Aの鉄芯と第2の固定子1
Bの鉄芯との間に、軸方向に着磁した永久磁石5Bが、
挿入配置されてなる。この永久磁石5Bの形状はトロイ
ダルコア状であっても、いくつかの永久磁石を並べた形
式であってもよい。この永久磁石により図4に示すよう
な磁路の界磁磁束が発生する。
なる界磁起磁力手段により、その両側に配置される第1
の固定子1Aの中央空間に位置する第1の回転子2Aと
第2の固定子1Bの中央空間に位置する第2の回転子2
Bとは、それぞれN、Sに着磁される。
回転子の磁束量は、界磁起磁力手段が界磁巻線である場
合は、界磁巻線電流を調整することにより、決定され
る。一方、界磁起磁力手段が永久磁石である場合には、
回転子の磁束量は、いくつかの方法により決定される。
チュエータ、螺子、レバーなどの機械的位置調整手段に
より軸方向および/または径方向に移動すること、ある
いは、2つの固定子間を磁気的に結ぶ経路を構成するこ
とにより、磁束量が調整される。
小さな永久磁石を並べて形成されているときに、換言す
ると永久磁石が分割されたいくつかの小型永久磁石の組
み合わせからなるときに、これらの小型永久磁石のいく
つかまたは全部が、アクチュエーター、螺子、あるいは
レバー等の機械的位置調整手段により、回転軸の軸方向
および/または径方向に位置を変えることができるよう
に(位置可変可能に)、配置されていると、磁力の大き
さが可変調整されることができるようになって、好まし
い。
に磁性体を埋め込んだ短絡路を構成するカバーで被い、
この短絡路により生じる磁気抵抗をカバーを回転するこ
とにより調整すること、あるいは、棒状の磁性体を2つ
の鉄心間に多数構成し、その数を調整すること、あるい
は、その数ではなく、その鉄心とのギャップ長を調整す
ることなどの方法が挙げられる。
左側から見通した場合、すなわち、図5に示される回転
機の軸線方向から見た場合の回転子と巻線とを示す概念
図である。
ーラ回転機として動作するために必要な巻線6(以下、
場合に応じてトルク発生巻線6と称することがある。)
と、半径方向力を発生するための2極の巻線(以下、場
合に応じて半径方向力巻線と称されることがある。)か
ら構成されている。
6は等しい方向に巻かれている。したがって、8極巻線
6は2つの鉄心間を貫いて巻くことが可能である。この
ようにすることにより、2つの鉄心間のコイルエンドを
省略することができ、小形化が達成される。また、コイ
ルエンドを省略しない場合には、回転子をひねるのでは
なく、固定子を半ピッチひねることも可能である。もち
ろん、回転子を半ピッチひねって、固定子はひねらずに
構成してもよい。一方、半径方向力発生手段である2極
の巻線すなわち半径方向力巻線は2つの固定子それぞれ
に施される。この2極の巻線は3相巻線あるいはそれ以
上であっても、2相巻線であってもよい。この2極の巻
線に電流を流すことにより半径方向力を発生する。い
ま、簡単のため、2相巻線であるとすると、第1および
第2の固定子鉄心に2相巻線があるので、合計4つの電
流量が存在する。この4つの電流量が調整されることに
より、回転体の4軸の半径方向力が調整される。
回転子2A,2Bは8極の永久磁石形回転子に等価な状
態に着磁されている。したがって、8極の2相、あるい
は3相あるいはそれ以上の相数のトルク発生巻線に平衡
正弦波電流を流すことによって、8極の永久磁石形電動
機あるいは発電機と等しい原理でトルクを発生する。
図である。いま、回転子がN極に着磁している鉄心で
は、図8に示すα巻線7aに図示する方向の電流を流す
と図に示す磁路の磁束が発生し、4つの各極での磁束量
が増減し、図8に示す方向の吸引力が回転子に作用す
る。もし、α巻線7aに図8におけるのとは反対方向の
電流を流せば、図8に示した磁束の方向が反転し、図8
に示した方向と反対方向の吸引力が発生する。
と紙面に向かって上方向の力が発生し、負方向の電流に
より紙面に向かって下方向の力が発生する。これらの半
径方向の力の大きさは、α,β巻線7a,7bに流す電
流の大きさを調整することにより増減することが可能で
ある。また、ベクトル的に加算すれば、任意の方向の半
径方向力を発生することができる。
段は、固定子鉄芯の内周面に設けられた歯部と派部との
間に、半径方向力を発生させるための巻線(半径方向力
発生巻線)を設けることにより、上述した原理によって
半径方向力を発生させることができるのであるが、場合
によっては、前記歯部と歯部との間に設けられた半径方
向力発生巻線と永久磁石との組み合わせによっても、半
径方向力を発生させることができ、また歯部と歯部との
間隙に設けられた半径方向力発生巻線と歯部に設けられ
た永久磁石との組み合わせによっても、半径方向力を発
生させることができる。
転装置を示す説明図である。
かにしたように、同様な原理により、S極に着磁した鉄
心の領域でも、S極に着磁した回転子を囲繞する固定子
に施した半径方向力巻線たとえば2極巻線に通電される
電流の大きさ、および電流の方向を調整することによ
り、任意の方向の任意の大きさの半径方向力を発生する
ことが可能である。
されている。電流を流す方向と発生する半径方向力の方
向および大きさとは、回転子の回転位置、負荷、あるい
は発生トルクの大きさに依存する。
ように、半径方向力の指令値に実際に発生する半径方向
力が一致するよう、予め半径方向力と2極巻線電流の関
係を表す行列式を求め、この逆行列を半径方向力指令値
に演算し、2極巻線の瞬時電流指令値を算出する制御系
を構成する。この部分は図9でゲイン補償、電流指令値
発生ブロックにより実現される。この際、電動機、ある
いは発電機制御装置から、回転子の回転角度、回転磁界
の方向などの量を得ることもある。
流の比の変動をあらかじめ回転角度の情報よりフィード
フォワード制御によりゲイン調整する機能でも代用でき
る。さらに、極数が多い場合にはこのような半径方向力
と2極電流の比の変動は小さくなるので、省略すること
も可能である。この場合、文献(15-23) と異なり、静置
状態の半径方向力を発生するために、回転速度の2倍に
近い周波数の電流を流す必要はなく、直流電流ですむた
め簡単であり、また、回転子の回転速度情報が不要であ
る点に特長がある。
な電流を供給する増幅器、あるいはインバータなどが必
要である。この制御系をこのようにすれば、半径方向力
の指令値と電磁回転機械内部で発生する半径方向力が常
に一致する。
方向の変位を渦電流センサあるいはインダクタンスセン
サなどで電気的に検出し、あるいは、2極の巻線の電流
あるいは電圧などを検出して半径方向の変位を電気的に
推定する機構を備えて半径方向位置を推定し、これを半
径方向位置指令値と比較し、従来において磁気軸受など
で用いられている比例、積分微分制御器などで増幅し、
半径方向力の指令値を発生する。このような構成によ
り、磁気力により軸を非接触で磁気支持すること、換言
すると磁気力により回転軸を非接触状態で浮上させて支
持することが可能である。
軸ふれを検出して、危険速度でダンピングを増加するよ
うにして、危険速度での軸振動を減衰することが可能で
ある。あるいは、固定子側に設けられた加速度検出器な
どにより半径方向の加速度を検出して、これを打ち消す
ような半径方向力指令値を発生し、半径方向の振動を減
衰することも可能である。このように、従来の磁気軸受
と同様の作用を行うことが可能である。
も可能である。もし、回転子が常に中心に位置していれ
ば、8極の対称磁界が発生しているため、2極の巻線と
の相互結合はつねに0となる。しかし、回転子が偏心す
ると2極の巻線に磁束が鎖交し、誘起電圧が発生する。
そこで、この2極の巻線を超伝導材料などの低抵抗の巻
線で構成し、両端を短絡すれば、誘起電圧を打ち消す方
向の電流が流れ、半径方向力を発生し、主軸を元の位置
へ戻す作用が働く。
転できるかは2極の巻線の抵抗値に依存する。
インダクタンス、コンデンサなどの素子を接続すれば、
インダクタンスなどにより高速回転域でのダンピング量
や、コンデンサにより低速回転域でのダンピング量を調
整できる。
電動機であったが、他の極数の組み合わせでもベアリン
グレスモータ(磁気浮上型電動機)を構成することが可
能である。図2は4極のホモポーラ回転機のシャフト
(回転軸)と回転子との構成を示している。図5では4
極の回転子突極が2基設けられているが、図2では2極
の回転子突極が2基設けられている。
における磁束分布を示している。N極に着磁されている
回転子からは磁気抵抗が小さい突極部分を通って界磁磁
束が流れている。図10にaで示す巻線は2極の巻線で
あり、この巻線に電流を流すことにより半径方向力を発
生することができる。すなわち、aの巻線に正方向の電
流を流すとψa で示す2極の磁界が発生する。この磁束
により、突極上端では磁束が強められ、下の突極では磁
束が弱められる。そこで、紙面に沿って上方向(図10
中の矢印方向)に向かう半径方向力を発生することがで
きる。一方、負方向の電流を流すことにより下方向に向
かう、すなわち図10中の矢印とは反対方向に向かう半
径方向力を発生することが可能である。
b で示す磁束が発生する。この磁束はいわゆるq軸方向
の磁路を通るため、等しい電流値を流したとしたときは
ψaよりも小さい。しかし、このψb により、上部突極
の右端では磁束が強められ、左端では磁束密度が減少す
る。さらに、下部突極でも、右端では磁束が強められ、
左端では磁束が減少する。したがって、紙面に向かって
右方向に作用する半径方向力が発生する。一方、b巻線
に負方向の電流を流すと紙面に向かって左方向に作用す
る半径方向力が発生する。
ば、2極の巻線を施せば半径方向力を発生できる。この
原理は、q軸磁路を通る点をのぞけば、8極の場合とほ
ぼ等しい。そこで、6極、あるいは10極以上などの2
n(ただしnは整数を示す。)の極数を有するホモポー
ラ機では、2極の巻線を施すことにより半径方向力を発
生することが可能である。この結論は、従来の極数プラ
スマイナス2極の巻線を施せばよいとする原理とは異な
る新しい原理である。
発生原理と半径方向力発生原理とを説明した。前述のよ
うに、これらの原理はくし形同期機にも応用できる。図
3は4極のくし形同期機におけるところの、第1の回転
子および第2の回転子よりなる回転子とこれらを挿通し
て設けられた回転軸との構成を示している。
ポーラ機の突極部分をもう一方の回転子の方向に軸方向
にのばして突極構成となっている。この磁気回路では高
速回転に対して機械的な問題が生じることがあるので、
第1の回転子の突極と第2の回転子の突極との間隙を非
磁性体で埋めることにより、円筒型回転子に構成するこ
とが望ましい。固定子には4極のトルク発生巻線たとえ
ば電動機巻線あるいは発電機巻線と、2極の半径方向力
発生巻線とが必要となる。また、6、8、10極などの
2nの極数を有する回転子でも、各極数に対応した固定
子巻線が発電機、あるいは電動機として必要であり、半
径方向力を制御するためには2極の巻線が必要である。
2極巻線は固定子を軸方向に分割して施す。
述すると、図9に示されるように、この発明の一実施例
である回転装置10は、この発明の一実施例である回転
機11と、半径方向位置コントローラ12と、ゲイン補
償電流指令値発生器13と、半径方向力巻線用インバー
タ14と、モータコントローラ15と、トルク発生巻線
制御用インバータ16とを有する。
ラ型電動機である。回転機11は、回転軸に、第1の回
転子および第2の回転子よりなる一対の回転子を直列状
態で装着している。第1の回転子2Aおよび第2の回転
子2Bそれぞれは、円筒状の第1の固定子(図示せ
ず。)および第2の固定子(図示せず。)に囲繞されて
いる。第1の固定子には、固定子鉄芯(図示せず。)
に、トルク発生巻線(図示せず。)が倦回され、かつ、
半径方向力巻線が倦回されている。この第1の固定子に
おける半径方向力巻線は、α巻線7aとβ巻線(図示せ
ず。)とからなり、α巻線7aとβ巻線とは互いに直交
する方向に配設されている。図9においてはα巻線7a
が模式的に示されている。第2の固定子においても、第
1の固定子と同様に、トルク発生巻線および半径方向力
巻線が倦回され、半径方向力巻線は、α巻線7aとこれ
に直交する方向に倦回されたβ巻線とからなる。回転軸
3の一端近傍には、回転軸3に直交する面内においてX
軸方向における回転軸3の偏位を検出するX軸偏位検出
センサ17aと、回転軸3に直交する面内においてY軸
方向における回転軸3の偏位を検出するY軸偏位検出セ
ンサ17bとが、設けられる。さらに、この回転軸3の
一端には、回転角度検出手段18が設けられる。この回
転角度検出手段18は、ロータリエンコーダを含んで構
成される。もっとも、回転角度検出手段18は、ロータ
リエンコーダの代わりに、トルク発生巻線に通電される
電流の電流値または電圧値から回転軸3の回転角度を決
定する他の手段で置き換えることもできる。たとえば、
同期電動機であることからトルク発生巻線に印加される
回転磁界と回転子の回転は周波数が同一にして位相のみ
異なる。このことより、センサーレスベクトル制御に見
られるように、印加電圧波形と回転子の回転磁界による
電流波形を比較し、回転磁界と回転子の回転との間の位
相を求めることで、回転軸の回転角度をロータリーエン
コーダ等の検出手段を用いずに決定することができる。
れるX軸偏位検出信号はX偏位比較器19aに出力さ
れ、前記Y軸偏位検出センサ17bから出力されるY軸
偏位検出信号はY軸偏位比較器19bに出力される。
設定されたX軸方向の位置を示す基準信号α* と、入力
するX軸偏位検出信号とを比較して、差信号εαを求め
る比較器である。Y軸偏位比較器19bは、回転軸3
の、予め設定されたY軸方向の位置を示す基準信号β*
と、入力するY軸偏位検出信号とを比較して、差信号ε
βを求める比較器である。このようなX偏位比較器19
aおよびY軸偏位比較器19bは、基準信号と測定され
た、あるいは検出された信号とを比較するところの、従
来から公知の比較器を採用することができ、しかもその
ような比較器は当業者において自明であるから、それら
の詳細な説明はしない。
偏位比較器19aおよびY軸偏位比較器19bから出力
される差信号εα、εβを入力して回転軸3の半径方向
の力を示す指令値F* α、F* βを出力する機能を有す
る。この機能を実現するために、たとえば比例積分微分
コントローラが採用されることができる。
方向位置コントローラ12から出力される指令値F*
α、F* βを入力して、半径方向力発生用巻線に出力す
る電圧瞬時値および/または電流瞬時値を算出して半径
方向力巻線用インバータ14に支持信号i* α、i* β
を出力する機能を有し、回転子の回転角度に対するゲイ
ン補償、界磁起磁力の受動に対するゲイン補償を行う。
前記支持信号i* α、i* βを入力して、第1の回転子
2Aに対応する第1の固定子に倦回された半径方向力発
生用巻線αと半径方向力発生用巻線βとに、所定の電圧
瞬時値および/または電流瞬時値を有する正負両方向の
電流を供給する機能を有する。
径方向力は制御巻線と直交する方向に発生するので、制
御巻線と直交する方向の変位を検出するセンサの信号に
合わせて制御巻線に電流を流すことで半径方向の制御を
することができる。当然、二組の制御巻線を用いて2軸
制御も行うことができるが、直交する二つの変位検出セ
ンサと一つの制御巻線により、2軸制御することもでき
る。すなわち、制御巻線はそれと直交する方向にのみ力
を発生するので同方向の制御は、センサによる検出値を
90度位相を遅らせた力を発生することで予測制御する
ことができる。
る回転角度検出信号は、モータコントローラ15および
必要に応じてゲイン補償電流指令値発生器13に出力さ
れる。
1の回転速度およびトルクの値が設定されていて、入力
する回転角度検出信号により演算される回転速度および
回転磁界に対する回転子の遅れ位相とそこから求められ
るトルクとを比較することで偏差を求め、これに対して
トルク発生インバータに瞬時電流値と周波数とを指示す
ることにより制御を行う。
角度検出信号は、ゲイン補償電流指令値発生器13にも
出力され、このゲイン補償電流指令値発生器13におい
ては、制御巻線により発生する磁極と回転子突起部であ
る磁極の相対位相として入力することで、回転軸の半径
方向位置制御の補正を必要に応じて行うことができる。
特に一対の制御巻線にて二対の直交する変位センサによ
る変位信号に基づき2軸制御を行う場合に必要である。
た作用により回転軸3の偏位が是正される。
す説明図である。図13に示されるようにこの回転装置
は、非干渉化補償器を備える。
ように、指令値F* α、F* βそれぞれを入力し、ま
た、モータコンドローラ(電動機制御装置)から出力さ
れる角速度、トルクおよび回転速度を示すデータ(I
d*、If*、Iq*)を入力し、(M0'+M1')Id +Mf'
Id 、および(M0'−M1')Iq の演算を行い、次い
で、Kdq=[{(M0'+M1')Id +Mf'Id }2 +
(M0'−M1')2 Iq2]-1の演算を行って補償された指
令値F*'α、F*'βを出力するようになっている。この
Kdqは、半径方向位置制御ゲインを一定に保持するため
の値である。ここで、この(M0'+M1')は、回転子突
極中心方向でのトルク発生用巻線と半径方向力発生用巻
線との相互インダクタンスを、偏位させた距離で微分し
た値であり、単位は[H/m]である。また、(M0'−
M1')は、回転子の突極を電気角で90度ずらしたとき
の相互インダクタンスの距離での微分値である。
されているので、この発明の目的を達成し、以下に記載
されるような効果を奏する。
半径方向に磁気力を発生しながら、回転するためのトル
クを発生することが可能である。そこで、機械的、電磁
的な半径方向の振動の抑制や、磁気力による回転部分の
非接触支持が可能である。このため、超高速回転を実現
することができ、さらに、小形、高出力化、低価格化が
可能である。
を発生させる原理を示す概念説明図である。
子を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
起磁力発生手段を組み込んだ固定子および回転子を示す
説明図である。
面斜視説明図である。
起磁力発生手段を組み込んだ固定子および回転子を示す
説明図である。
子と半径方向力巻線およびトルク発生用巻線との関係を
示す説明図である。
子と半径方向力巻線との関係を示す説明図である。
んだ回転装置を示す概念説明図である。
磁束と回転子との関係を示す説明図である。
部断面斜視図である。
部断面斜視図である。
置を示す説明図である。
非干渉化補償器を示す説明図である。
第2の固定子、2・・・回転子、2A・・・第1の回転
子、2B・・・第2の回転子、3・・・回転軸3、4・
・・コイル、5A・・・コイル、5B・・・永久磁石、
6・・・巻線、7a・・・α巻線、7b・・・β巻線、
10・・・回転装置、11・・・回転機、12・・・半
径方向位置コントローラ、13・・・ゲイン補償電流指
令値発生器、14・・・半径方向力巻線用インバータ、
15・・・モータコントローラ、16・・・トルク発生
巻線制御用インバータ、17a・・・X軸偏位検出セン
サ、17b・・・Y軸偏位検出センサ、18・・・回転
角度検出器、19a・・・X偏位比較器、19b・・・
Y軸偏位比較器。
Claims (19)
- 【請求項1】 回転子と固定子とを有する電磁回転機で
あって、 前記回転子は回転軸に少なくとも2個装着され、一方の
回転子と他方の回転子とはその磁極ピッチが互いに半ピ
ッチ相違し、 前記固定子は、一方の回転子を囲繞する一方の固定子鉄
芯と、他方の回転子を囲繞する他方の固定子鉄芯と、前
記一方の固定子鉄芯と他方の回転子鉄芯との間に介装さ
れ、かつ界磁起磁力を発生させる界磁起磁力発生手段
と、前記一方の固定子鉄芯および他方の固定子鉄芯それ
ぞれに設けられたところの、回転子にトルクを発生させ
るトルク発生巻線および回転軸に半径方向力を発生させ
る半径方向力発生手段とを有してなることを特徴とする
半径方向位置制御巻線付き回転機。 - 【請求項2】 前記界磁起磁力発生手段が、通電可能な
界磁巻線であることを特徴とする前記請求項2に記載の
半径方向位置制御巻線付き回転機。 - 【請求項3】 前記界磁起磁力発生手段が、永久磁石で
あることを特徴とする前記請求項1に記載の半径方向位
置制御巻線付き回転機。 - 【請求項4】 前記永久磁石が回転軸の軸方向および/
または径方向にその位置を変えることにより、磁力の大
きさが調整可能に配置されてなる前記請求項3に記載の
半径方向位置制御巻線付き回転機。 - 【請求項5】 前記永久磁石が一方の固定子鉄芯と他方
の固定子鉄芯との間で径方向に位置可変に配置されてな
る前記請求項3に記載の半径方向位置制御巻線付き回転
機。 - 【請求項6】 前記一方の回転子および他方の回転子が
ホモポーラ型、クシ型およびランデル型のいずれかであ
ることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載
の半径方向位置制御巻線付き回転機。 - 【請求項7】 前記回転子が突極を有することを特徴と
する前記請求項1〜6のいずれかに記載の半径方向位置
制御巻線付き回転機。 - 【請求項8】 前記突極がスキューされてなる前記請求
項7に記載の半径方向位置制御巻線付き回転機。 - 【請求項9】 前記半径方向力発生手段が、固定子鉄芯
の内周面に設けられた歯部間に設けられた半径方向力発
生用巻線である前記請求項1〜8のいずれかに記載の半
径方向位置制御巻線付き回転機。 - 【請求項10】 前記半径方向力発生用巻線が、極数2
の巻線数を有してなる前記請求項9に記載の半径方向位
置制御巻線付き回転機。 - 【請求項11】 前記半径方向力発生手段が、固定子鉄
芯の内側面に形成された歯部または歯部間に設けられた
半径方向力発生用永久磁石と、前記歯部間に設けられた
半径方向力発生用巻線と、を有してなる前記請求項1〜
8のいずれかに記載の半径方向位置制御巻線付き回転
機。 - 【請求項12】 前記請求項1〜11のいずれかに記載
の半径方向位置制御巻線付き回転機と、回転軸の半径方
向の位置を決定する回転軸位置決定手段と、前記回転軸
位置決定手段で決定された回転軸の半径方向の位置から
回転軸の偏位量を求め、回転軸の偏位を是正するよう
に、半径方向力巻線に通電される電流を制御する制御手
段とを有することを特徴とする回転装置。 - 【請求項13】 前記請求項1〜11のいずれかに記載
の半径方向位置制御巻線付き回転機と、回転軸の半径方
向の位置を決定する回転軸位置決定手段と、前記回転軸
位置決定手段で決定された回転軸の半径方向の位置から
回転軸の偏位量を求め、回転軸の偏位を是正するよう
に、半径方向力巻線に通電される電流を制御する制御手
段と、前記回転機の負荷状態および界磁磁束の大きさに
よらず、半径方向力の方向および半径方向力発生手段の
利得を同じ大きさに維持するように補償する利得補償手
段とを有することを特徴とする回転装置。 - 【請求項14】 前記回転軸位置決定手段が、回転軸お
よび回転子のいずれかの回転部分の半径方向の位置を検
出するセンサである前記請求項12または13に記載の
回転装置。 - 【請求項15】 前記回転軸位置決定手段が、回転軸の
偏心によりトルク発生巻線中に発生する起電力に基づい
て回転軸の偏位を決定可能に構成されてなる前記請求項
12または13に記載の回転装置。 - 【請求項16】 前記回転軸位置決定手段が、トルク発
生巻線および/または半径方向力巻線中を通電される電
流の電流値および電圧値に基づいて回転軸の半径方向の
位置を検出する検出手段である前記請求項12〜15の
いずれかに記載の回転装置。 - 【請求項17】 前記制御手段が、前記回転軸位置決定
手段から出力される回転軸の半径方向位置に基づいて決
定された回転軸の偏位を是正するための、半径方向力巻
線に通電する瞬時電流値に追従する電流を出力する半導
体電力変換装置を含んでなる前記請求項12〜16のい
ずれかに記載の回転装置。 - 【請求項18】 半導体電力変換装置がインバータであ
る前記請求項17に記載の回転装置。 - 【請求項19】 前記請求項1〜11に記載の半径方向
位置制御巻線付き回転機と、回転軸が回転軸中心から偏
位することにより半径方向力巻線中に発生する誘起電圧
または誘起電流を検出する誘起量検出手段と、前記誘起
量検出手段から出力される検出信号に基づいて、半径方
向力巻線中に発生した誘起量を相殺または増幅する電流
または電圧を決定し、それを半径方向力巻線に出力する
制御手段とを有することを特徴とする回転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05195996A JP3716028B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 半径方向位置制御巻線付き回転機および回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05195996A JP3716028B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 半径方向位置制御巻線付き回転機および回転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09247910A true JPH09247910A (ja) | 1997-09-19 |
| JP3716028B2 JP3716028B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=12901412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05195996A Expired - Lifetime JP3716028B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 半径方向位置制御巻線付き回転機および回転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3716028B2 (ja) |
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- 1996-03-08 JP JP05195996A patent/JP3716028B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| JP3716028B2 (ja) | 2005-11-16 |
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