JPH09248301A - X線検出器の特性改善方法及びx線ct装置 - Google Patents
X線検出器の特性改善方法及びx線ct装置Info
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- JPH09248301A JPH09248301A JP8059301A JP5930196A JPH09248301A JP H09248301 A JPH09248301 A JP H09248301A JP 8059301 A JP8059301 A JP 8059301A JP 5930196 A JP5930196 A JP 5930196A JP H09248301 A JPH09248301 A JP H09248301A
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャリブレーションスキャンで得た補正デー
タにより感度補正を行う場合に、感度補正の矛盾を生じ
ることのないX線CT装置を実現する。 【解決手段】 感度の初期設定のためのキャリブレーシ
ョンスキャンを行ってX線検出器の各チャネルの感度む
ら補正のための補正データを生成し、被検体の測定のた
めの実スキャンで得られた測定データの補正を行うX線
CT装置であって、キャリブレーションスキャンの1回
転に要する時間を実スキャンに要する時間と等しく設定
し、複数n回転のキャリブレーションスキャンを行わせ
る制御手段22と、n回転のキャリブレーションスキャ
ンにより得られたn個のデータを平均して補正データを
生成するキャリブレーション手段40と、このキャリブ
レーション手段により求められた補正データを用いて実
スキャンで収集したデータを補正するデータ補正手段3
2と、を備えたことを特徴とする。
タにより感度補正を行う場合に、感度補正の矛盾を生じ
ることのないX線CT装置を実現する。 【解決手段】 感度の初期設定のためのキャリブレーシ
ョンスキャンを行ってX線検出器の各チャネルの感度む
ら補正のための補正データを生成し、被検体の測定のた
めの実スキャンで得られた測定データの補正を行うX線
CT装置であって、キャリブレーションスキャンの1回
転に要する時間を実スキャンに要する時間と等しく設定
し、複数n回転のキャリブレーションスキャンを行わせ
る制御手段22と、n回転のキャリブレーションスキャ
ンにより得られたn個のデータを平均して補正データを
生成するキャリブレーション手段40と、このキャリブ
レーション手段により求められた補正データを用いて実
スキャンで収集したデータを補正するデータ補正手段3
2と、を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明が属する利用分野】本発明はX線CT(Computed
Tomography )装置に用いられるX線検出器の感度に関
する特性改善方法、及び、X線検出器の感度特性の改善
について配慮されたX線CT装置に関する。
Tomography )装置に用いられるX線検出器の感度に関
する特性改善方法、及び、X線検出器の感度特性の改善
について配慮されたX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線CT装置は放射線を被検体の全周
に亘って照射し、これを検出装置により検出し、断層像
を画像再構成して診断の用に供する装置であり、なかで
もX線照射を行うX線CT装置が最も良く知られてい
る。
に亘って照射し、これを検出装置により検出し、断層像
を画像再構成して診断の用に供する装置であり、なかで
もX線照射を行うX線CT装置が最も良く知られてい
る。
【0003】そのX線断層撮影装置の概略構成を図3に
示す。この図3において、1はX線断層撮影を行うため
のX線を放射するX線管で、その放射X線はコリメータ
2Aによって扇状に整形され、更にボータイフィルタ2
Bにより通過X線量の調整がなされて画像再構成領域3
を照射する。
示す。この図3において、1はX線断層撮影を行うため
のX線を放射するX線管で、その放射X線はコリメータ
2Aによって扇状に整形され、更にボータイフィルタ2
Bにより通過X線量の調整がなされて画像再構成領域3
を照射する。
【0004】4はX線管1から照射されたX線を検出し
てX線エネルギーに比例した電気信号を生成するX線検
出器で、多数の検出素子から構成されている。尚、ボー
タイフィルタ2Bは、通過X線量の調整を行うことで、
被検体通過後のX線強度が空間的に一様になるようにし
て、X線検出器4の測定レンジの範囲を抑えて分解能の
向上を図るためのものである。
てX線エネルギーに比例した電気信号を生成するX線検
出器で、多数の検出素子から構成されている。尚、ボー
タイフィルタ2Bは、通過X線量の調整を行うことで、
被検体通過後のX線強度が空間的に一様になるようにし
て、X線検出器4の測定レンジの範囲を抑えて分解能の
向上を図るためのものである。
【0005】以上の構成のX線断層撮影装置において、
X線管1から放射されたX線はコリメータ2Aにより扇
状に整形されて、画像再構成領域3を照射し、画像再構
成領域3を透過したX線はX線検出器4において電気信
号に変換される。
X線管1から放射されたX線はコリメータ2Aにより扇
状に整形されて、画像再構成領域3を照射し、画像再構
成領域3を透過したX線はX線検出器4において電気信
号に変換される。
【0006】また、このような装置において用いられる
X線検出器4として、従来は主としてXeガス検出器が
用いられている。このようなガス検出器は、一般に、入
射X線から収集電荷へのエネルギー変換効率は50%を
超えることが難しいとされている。
X線検出器4として、従来は主としてXeガス検出器が
用いられている。このようなガス検出器は、一般に、入
射X線から収集電荷へのエネルギー変換効率は50%を
超えることが難しいとされている。
【0007】これに対して、固体検出器はX線やγ線の
フォトンからのエネルギー変換が直接的で効率が良い。
このため、固体検出器が近年X線CT用検出器として用
いられるようになってきた。
フォトンからのエネルギー変換が直接的で効率が良い。
このため、固体検出器が近年X線CT用検出器として用
いられるようになってきた。
【0008】そして、X線検出器4の各チャネルの感度
のばらつきを補正するために、被検体にX線を照射する
実スキャンに先立って、所定のファントムにX線を照射
して各チャネルの出力データから補正データを生成して
おくことが行なわれている。
のばらつきを補正するために、被検体にX線を照射する
実スキャンに先立って、所定のファントムにX線を照射
して各チャネルの出力データから補正データを生成して
おくことが行なわれている。
【0009】このような補正データは基準となるデータ
であるためSN比が良いことが望ましい。そして、デー
タのSN比を向上させるには、X線のカウント値を大き
くしてランダムノイズの影響を相対的に減らすことが必
要である。
であるためSN比が良いことが望ましい。そして、デー
タのSN比を向上させるには、X線のカウント値を大き
くしてランダムノイズの影響を相対的に減らすことが必
要である。
【0010】すなわち、X線管電流若しくはスキャン時
間をn倍にすることで、X線のカウント値はn倍にな
り、このときのランダムノイズのパワーは√n倍にな
る。結果として、SN比が√n倍(=n/√n)改善さ
れることになる。
間をn倍にすることで、X線のカウント値はn倍にな
り、このときのランダムノイズのパワーは√n倍にな
る。結果として、SN比が√n倍(=n/√n)改善さ
れることになる。
【0011】実際にはX線管1の許容管電流には上限が
定まっているので、スキャン時間を増やすことで対処す
ることが可能である。例えば、1秒/1回転で実スキャ
ンを行う装置において、補正データを生成する際には3
秒/1回転のキャリブレーションスキャンを行うように
している。
定まっているので、スキャン時間を増やすことで対処す
ることが可能である。例えば、1秒/1回転で実スキャ
ンを行う装置において、補正データを生成する際には3
秒/1回転のキャリブレーションスキャンを行うように
している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにして長時
間のキャリブレーションスキャンを行うことでSN比の
良い補正データを得ることが可能になるが、実スキャン
とキャリブレーションスキャンとで回転速度が異なるた
めに以下のような問題点を生じることがある。
間のキャリブレーションスキャンを行うことでSN比の
良い補正データを得ることが可能になるが、実スキャン
とキャリブレーションスキャンとで回転速度が異なるた
めに以下のような問題点を生じることがある。
【0013】X線管1は画像再構成領域3の周囲を回転
するものであるので、大きな遠心力が働く。その際、実
スキャン(1秒/1回転)とキャリブレーションスキャ
ン(3秒/1回転)とでは各部に作用する力の大きさが
異なることにより、X線管1内のX線を発生する焦点位
置が微妙にずれることが確認されている。
するものであるので、大きな遠心力が働く。その際、実
スキャン(1秒/1回転)とキャリブレーションスキャ
ン(3秒/1回転)とでは各部に作用する力の大きさが
異なることにより、X線管1内のX線を発生する焦点位
置が微妙にずれることが確認されている。
【0014】このため、図4に示したように、実スキャ
ンとキャリブレーションスキャンとでボータイフィルタ
2Bを通過するX線の位置が異なるものになる。従っ
て、ボータイフィルタでのX線の透過長が異なることに
なって、実スキャンとキャリブレーションスキャンとで
X線強度分布が一致しなくなる。また、X線検出器4に
も大きな遠心力が働いてずれが生じることがある。
ンとキャリブレーションスキャンとでボータイフィルタ
2Bを通過するX線の位置が異なるものになる。従っ
て、ボータイフィルタでのX線の透過長が異なることに
なって、実スキャンとキャリブレーションスキャンとで
X線強度分布が一致しなくなる。また、X線検出器4に
も大きな遠心力が働いてずれが生じることがある。
【0015】この結果、感度補正に矛盾が生じることに
なる。これにより、再構成された画像にアーティファク
トが発生するようになる。実スキャンは今後更に短時間
で実行される可能性があるものの、キャリブレーション
スキャンはSN比改善のため長時間で行われるため、以
上のような問題が更に大きくなることが予想される。
なる。これにより、再構成された画像にアーティファク
トが発生するようになる。実スキャンは今後更に短時間
で実行される可能性があるものの、キャリブレーション
スキャンはSN比改善のため長時間で行われるため、以
上のような問題が更に大きくなることが予想される。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、実スキャンに対してキャリブレーショ
ンスキャンで得た補正データにより感度補正を行う場合
に、感度補正の矛盾を生じることのないX線検出器の特
性改善方法を実現することである。
で、その目的は、実スキャンに対してキャリブレーショ
ンスキャンで得た補正データにより感度補正を行う場合
に、感度補正の矛盾を生じることのないX線検出器の特
性改善方法を実現することである。
【0017】また、本発明の他の目的は、実スキャンに
対してキャリブレーションスキャンで得た補正データに
より感度補正を行う場合に、感度補正の矛盾を生じるこ
とのないX線CT装置を実現することである。
対してキャリブレーションスキャンで得た補正データに
より感度補正を行う場合に、感度補正の矛盾を生じるこ
とのないX線CT装置を実現することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段であ
る本発明は以下の(1)〜(3)に説明するようなもの
である。
る本発明は以下の(1)〜(3)に説明するようなもの
である。
【0019】(1)第1の発明は、感度の初期設定のた
めのキャリブレーションスキャンを行ってX線検出器の
各チャネルの感度むら補正のための補正データを生成
し、被検体の測定のための実スキャンで得られた測定デ
ータの補正を行うX線検出器の特性改善方法であって、
実スキャンと同じ回転速度での複数回転のキャリブレー
ションスキャンにより得られたデータから補正データを
生成し、このようにして求めた補正データを用いて実ス
キャンで収集したデータを補正することを特徴とするX
線検出器の特性改善方法である。
めのキャリブレーションスキャンを行ってX線検出器の
各チャネルの感度むら補正のための補正データを生成
し、被検体の測定のための実スキャンで得られた測定デ
ータの補正を行うX線検出器の特性改善方法であって、
実スキャンと同じ回転速度での複数回転のキャリブレー
ションスキャンにより得られたデータから補正データを
生成し、このようにして求めた補正データを用いて実ス
キャンで収集したデータを補正することを特徴とするX
線検出器の特性改善方法である。
【0020】第1の発明であるX線検出器の特性改善方
法においては、実スキャンと同じ回転速度でキャリブレ
ーションスキャンを行うため、X線照射の焦点やボータ
イフィルタ付近又はX線検出器付近でのずれが発生しな
い。このため、感度補正によって実スキャンとキャリブ
レーションスキャンの矛盾が発生しない。
法においては、実スキャンと同じ回転速度でキャリブレ
ーションスキャンを行うため、X線照射の焦点やボータ
イフィルタ付近又はX線検出器付近でのずれが発生しな
い。このため、感度補正によって実スキャンとキャリブ
レーションスキャンの矛盾が発生しない。
【0021】そして、実スキャンと同じ回転速度のキャ
リブレーションスキャンを複数回転行うようにしている
ので、感度補正の矛盾が生じない状態において、感度補
正データのSN比を向上させることができる。
リブレーションスキャンを複数回転行うようにしている
ので、感度補正の矛盾が生じない状態において、感度補
正データのSN比を向上させることができる。
【0022】従って、矛盾の生じることのない感度補正
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
【0023】(2)第2の発明は、感度の初期設定のた
めのキャリブレーションスキャンを行ってX線検出器の
各チャネルの感度むら補正のための補正データを生成
し、被検体の測定のための実スキャンで得られた測定デ
ータの補正を行うX線CT装置であって、実スキャンと
同じ回転速度で複数回転のキャリブレーションスキャン
を行わせる制御手段と、複数回転のキャリブレーション
スキャンにより得られたデータから補正データを生成す
るキャリブレーション手段と、このキャリブレーション
手段により求められた補正データを用いて実スキャンで
収集したデータを補正するデータ補正手段と、を備えた
ことを特徴とするX線CT装置である。
めのキャリブレーションスキャンを行ってX線検出器の
各チャネルの感度むら補正のための補正データを生成
し、被検体の測定のための実スキャンで得られた測定デ
ータの補正を行うX線CT装置であって、実スキャンと
同じ回転速度で複数回転のキャリブレーションスキャン
を行わせる制御手段と、複数回転のキャリブレーション
スキャンにより得られたデータから補正データを生成す
るキャリブレーション手段と、このキャリブレーション
手段により求められた補正データを用いて実スキャンで
収集したデータを補正するデータ補正手段と、を備えた
ことを特徴とするX線CT装置である。
【0024】第2の発明であるX線CT装置において
は、実スキャンと同じ回転速度でキャリブレーションス
キャンを行うため、X線照射の焦点やボータイフィルタ
付近又はX線検出器付近でのずれが発生しない。
は、実スキャンと同じ回転速度でキャリブレーションス
キャンを行うため、X線照射の焦点やボータイフィルタ
付近又はX線検出器付近でのずれが発生しない。
【0025】このため、感度補正によって実スキャンと
キャリブレーションスキャンの矛盾が発生しない。そし
て、実スキャンと同じ回転速度のキャリブレーションス
キャンを複数回転行うようにしているので、感度補正の
矛盾が生じない状態において、感度補正データのSN比
を向上させることができる。
キャリブレーションスキャンの矛盾が発生しない。そし
て、実スキャンと同じ回転速度のキャリブレーションス
キャンを複数回転行うようにしているので、感度補正の
矛盾が生じない状態において、感度補正データのSN比
を向上させることができる。
【0026】従って、矛盾の生じることのない感度補正
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
【0027】(3)第3の発明は、感度の初期設定のた
めのキャリブレーションスキャンを行ってX線検出器の
各チャネルの感度むら補正のための補正データを生成
し、被検体の測定のための実スキャンで得られた測定デ
ータの補正を行うX線CT装置であって、キャリブレー
ションスキャンの1回転に要する時間を実スキャンに要
する時間と等しく設定し、複数n回転のキャリブレーシ
ョンスキャンを行わせる制御手段と、n回転のキャリブ
レーションスキャンにより得られたn個のデータを平均
して補正データを生成するキャリブレーション手段と、
このキャリブレーション手段により求められた補正デー
タを用いて実スキャンで収集したデータを補正するデー
タ補正手段と、を備えたことを特徴とするX線CT装置
である。
めのキャリブレーションスキャンを行ってX線検出器の
各チャネルの感度むら補正のための補正データを生成
し、被検体の測定のための実スキャンで得られた測定デ
ータの補正を行うX線CT装置であって、キャリブレー
ションスキャンの1回転に要する時間を実スキャンに要
する時間と等しく設定し、複数n回転のキャリブレーシ
ョンスキャンを行わせる制御手段と、n回転のキャリブ
レーションスキャンにより得られたn個のデータを平均
して補正データを生成するキャリブレーション手段と、
このキャリブレーション手段により求められた補正デー
タを用いて実スキャンで収集したデータを補正するデー
タ補正手段と、を備えたことを特徴とするX線CT装置
である。
【0028】第3の発明においては、実スキャンと同じ
回転速度でキャリブレーションスキャンを行うため、X
線照射の焦点やボータイフィルタ付近又はX線検出器付
近でのずれが発生しない。このため、感度補正によって
実スキャンとキャリブレーションスキャンの矛盾が発生
しない。
回転速度でキャリブレーションスキャンを行うため、X
線照射の焦点やボータイフィルタ付近又はX線検出器付
近でのずれが発生しない。このため、感度補正によって
実スキャンとキャリブレーションスキャンの矛盾が発生
しない。
【0029】そして、実スキャンと同じ回転速度のキャ
リブレーションスキャンを複数回転行うようにしている
ので、感度補正の矛盾が生じない状態において、平均化
処理によりランダムノイズの影響を減らすことができ、
感度補正データのSN比を向上させることができる。
リブレーションスキャンを複数回転行うようにしている
ので、感度補正の矛盾が生じない状態において、平均化
処理によりランダムノイズの影響を減らすことができ、
感度補正データのSN比を向上させることができる。
【0030】従って、矛盾の生じることのない感度補正
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
【0031】
【発明の実施形態】以下、図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態例のX線検出器の特性改善方法の処理手順を示すフロ
ーチャートである。また、図2は本発明の一実施の形態
例のX線検出器の特性改善方法に用いる装置(X線CT
装置)及び本発明の一実施の形態例のX線CT装置の構
成を示すブロック図である。
の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態例のX線検出器の特性改善方法の処理手順を示すフロ
ーチャートである。また、図2は本発明の一実施の形態
例のX線検出器の特性改善方法に用いる装置(X線CT
装置)及び本発明の一実施の形態例のX線CT装置の構
成を示すブロック図である。
【0032】<X線CT装置の構成>まず、本発明の一
実施の形態例であるX線検出器の特性改善方法に使用す
るX線CT装置、また、本発明の一実施の形態例である
X線CT装置の構成について図2を用いて説明を行な
う。
実施の形態例であるX線検出器の特性改善方法に使用す
るX線CT装置、また、本発明の一実施の形態例である
X線CT装置の構成について図2を用いて説明を行な
う。
【0033】X線管11はX線断層撮影を行うためのX
線を放射し、その放射X線はコリメータ12によって扇
状に整形され、更にボータイフィルタ13によって通過
X線量の調整が行われて画像再構成領域14を照射す
る。尚、ボータイフィルタ13は被検体通過後のX線強
度が空間的に一様になるような働きをしている。
線を放射し、その放射X線はコリメータ12によって扇
状に整形され、更にボータイフィルタ13によって通過
X線量の調整が行われて画像再構成領域14を照射す
る。尚、ボータイフィルタ13は被検体通過後のX線強
度が空間的に一様になるような働きをしている。
【0034】X線検出器15は画像再構成領域14を透
過して入射するX線をそのエネルギーに比例した電気信
号に変換する検出器であり、複数のチャネル分の検出素
子から構成されている。
過して入射するX線をそのエネルギーに比例した電気信
号に変換する検出器であり、複数のチャネル分の検出素
子から構成されている。
【0035】データ収集部(DAS)16はX線検出器
15からのX線のエネルギーに比例した信号(ローデー
タ(Raw Data))を収集するもので、各チャネルの検出
素子の出力を後述するローデータ記憶部31に送る。
15からのX線のエネルギーに比例した信号(ローデー
タ(Raw Data))を収集するもので、各チャネルの検出
素子の出力を後述するローデータ記憶部31に送る。
【0036】オペレータコンソール21は操作者からの
各種指示を受ける操作手段であり、このオペレータコン
ソール21からの指示に従ってシステム制御部22が装
置全体を制御する。また、システム制御部22の制御に
従ってスキャン制御部23がガントリ10の回転などの
スキャン動作全体を制御する。
各種指示を受ける操作手段であり、このオペレータコン
ソール21からの指示に従ってシステム制御部22が装
置全体を制御する。また、システム制御部22の制御に
従ってスキャン制御部23がガントリ10の回転などの
スキャン動作全体を制御する。
【0037】ローデータ記憶部31はデータ収集部16
で収集されたローデータを一時的に記憶する記憶手段で
ある。前処理部32は補正データによる検出素子のばら
つきの補正等の各種処理を実行するものであり、データ
補正手段を構成するものである。
で収集されたローデータを一時的に記憶する記憶手段で
ある。前処理部32は補正データによる検出素子のばら
つきの補正等の各種処理を実行するものであり、データ
補正手段を構成するものである。
【0038】画像再構成部33は前処理の済んだローデ
ータを逆投影することで画像を再構成するものである。
表示装置34は再構成された画像を表示するための画像
表示手段である。
ータを逆投影することで画像を再構成するものである。
表示装置34は再構成された画像を表示するための画像
表示手段である。
【0039】キャリブレーション部40は校正のための
キャリブレーションスキャンとして補正データを生成す
る補正データ生成手段であり、平均化処理部41,補正
データ計算部42及び補正データ記憶部43から構成さ
れている。尚、このキャリブレーション部は、独立した
処理手段として構成することも、また、システム制御部
22等のCPUの内部に実現することも可能である。
キャリブレーションスキャンとして補正データを生成す
る補正データ生成手段であり、平均化処理部41,補正
データ計算部42及び補正データ記憶部43から構成さ
れている。尚、このキャリブレーション部は、独立した
処理手段として構成することも、また、システム制御部
22等のCPUの内部に実現することも可能である。
【0040】平均化処理部41は複数回のキャリブレー
ションスキャンで得られたローデータを平均化するため
の処理手段である。補正データ計算部42は平均化され
たキャリブレーションスキャンのローデータから各チャ
ネルの検出素子の感度のばらつきを補正するための補正
データを生成する計算手段である。補正データ記憶部4
3は生成された補正データを一時的に記憶するための記
憶手段である。
ションスキャンで得られたローデータを平均化するため
の処理手段である。補正データ計算部42は平均化され
たキャリブレーションスキャンのローデータから各チャ
ネルの検出素子の感度のばらつきを補正するための補正
データを生成する計算手段である。補正データ記憶部4
3は生成された補正データを一時的に記憶するための記
憶手段である。
【0041】尚、以上の構成において、各部は各種の処
理プロセッサ等のハードウェアや処理プログラム等また
はこれらが組み合わされたファームウェアにより構成さ
れている。
理プロセッサ等のハードウェアや処理プログラム等また
はこれらが組み合わされたファームウェアにより構成さ
れている。
【0042】<X線検出器の特性改善方法の処理手順>
本発明の実施の形態例であるX線検出器の特性改善方法
の手順、並びに本発明の実施の形態例であるX線CT装
置の動作は、大きく分けて以下に示したような,,
,,,の各工程により構成されている。このス
テップを順を追って説明する。
本発明の実施の形態例であるX線検出器の特性改善方法
の手順、並びに本発明の実施の形態例であるX線CT装
置の動作は、大きく分けて以下に示したような,,
,,,の各工程により構成されている。このス
テップを順を追って説明する。
【0043】データ収集(キャリブレーション
(1),図1ステップ3〜5):まず、システム制御部
22はオペレータコンソール21からの指示入力に従っ
て実行しようとするスキャンがキャリブレーションスキ
ャンか実スキャンかを判断する(図1S1)。
(1),図1ステップ3〜5):まず、システム制御部
22はオペレータコンソール21からの指示入力に従っ
て実行しようとするスキャンがキャリブレーションスキ
ャンか実スキャンかを判断する(図1S1)。
【0044】キャリブレーションスキャンを実行しよう
とする場合には、2以上の正の整数Cを回転数nにセッ
トする(図1S2)。また、回転速度については、キャ
リブレーションスキャンも実スキャンも同一に設定す
る。
とする場合には、2以上の正の整数Cを回転数nにセッ
トする(図1S2)。また、回転速度については、キャ
リブレーションスキャンも実スキャンも同一に設定す
る。
【0045】そして、画像再構成領域14にファントム
を載置してファントムスキャンを実行する(図1S
3)。このファントムスキャンで得たローデータをロー
データ記憶部31に格納する。
を載置してファントムスキャンを実行する(図1S
3)。このファントムスキャンで得たローデータをロー
データ記憶部31に格納する。
【0046】このようにしてファントムスキャンにより
得られたローデータは、実スキャンと同一回転速度で行
なわれているために、遠心力の違いによる各部のずれ等
は発生しない状態で得られたものとなっている。
得られたローデータは、実スキャンと同一回転速度で行
なわれているために、遠心力の違いによる各部のずれ等
は発生しない状態で得られたものとなっている。
【0047】また、システム制御部22はこのファント
ムスキャンについてC回繰り返すように、スキャン制御
部23に指示を与える(図1S3〜6)。これによりガ
ントリ10の回転部は連続したC回のスキャンを行って
データを収集する。
ムスキャンについてC回繰り返すように、スキャン制御
部23に指示を与える(図1S3〜6)。これによりガ
ントリ10の回転部は連続したC回のスキャンを行って
データを収集する。
【0048】このようにしてX線検出器15で検出さ
れ、データ収集部16で収集されたC個のデータはロー
データ記憶部31の所定の領域に記憶される。 平均化処理(キャリブレーション(2),図1ステッ
プ7):ローデータ記憶部31に格納されたC個のキャ
リブレーションスキャンによるローデータが読み出さ
れ、平均化処理部41においてC個のローデータが平均
化される(図1S7)。
れ、データ収集部16で収集されたC個のデータはロー
データ記憶部31の所定の領域に記憶される。 平均化処理(キャリブレーション(2),図1ステッ
プ7):ローデータ記憶部31に格納されたC個のキャ
リブレーションスキャンによるローデータが読み出さ
れ、平均化処理部41においてC個のローデータが平均
化される(図1S7)。
【0049】従って、実スキャンと同一回転速度で実行
されたファントムスキャンによるローデータC個が平均
化処理されるので、信号成分はC倍になり、ノイズ成分
は√C倍になる。これにより、SN比は√C倍(=C/
√C)に向上する。
されたファントムスキャンによるローデータC個が平均
化処理されるので、信号成分はC倍になり、ノイズ成分
は√C倍になる。これにより、SN比は√C倍(=C/
√C)に向上する。
【0050】例えば、1秒の実スキャンと3秒のキャリ
ブレーションスキャンを行っていたのであれば、1秒の
キャリブレーションスキャンを3回実行する。これによ
り、焦点位置のずれなどが発生することなく、SN比は
√3倍になる。
ブレーションスキャンを行っていたのであれば、1秒の
キャリブレーションスキャンを3回実行する。これによ
り、焦点位置のずれなどが発生することなく、SN比は
√3倍になる。
【0051】補正データ算出(キャリブレーション
(3),図1ステップ8):平均化処理によりSN比が
改善されたローデータを用いて、補正データ計算部42
が補正データ(各チャネルの検出素子の感度のばらつき
を補正するためのデータ)を生成する(図1S8)。そ
して、生成した補正データを補正データ記憶部43に格
納する。
(3),図1ステップ8):平均化処理によりSN比が
改善されたローデータを用いて、補正データ計算部42
が補正データ(各チャネルの検出素子の感度のばらつき
を補正するためのデータ)を生成する(図1S8)。そ
して、生成した補正データを補正データ記憶部43に格
納する。
【0052】実スキャン(図1ステップ9,10):
通常の手順により断層撮影のためのスキャンを実行する
(図1S9)。すなわち、システム制御部22は所定の
実スキャンを実行するように、スキャン制御部23に指
示を与える。これによりガントリ10の回転部は所定の
スキャンを行ってデータを収集する(図1S10)。こ
のようにして実スキャンで得られたローデータはローデ
ータ記憶部31に格納される。
通常の手順により断層撮影のためのスキャンを実行する
(図1S9)。すなわち、システム制御部22は所定の
実スキャンを実行するように、スキャン制御部23に指
示を与える。これによりガントリ10の回転部は所定の
スキャンを行ってデータを収集する(図1S10)。こ
のようにして実スキャンで得られたローデータはローデ
ータ記憶部31に格納される。
【0053】データ補正処理(前処理,図1ステップ
11):実スキャンによって得られたX線透過量のデー
タをローデータ記憶部31から読み出して前処理部32
において補正する(図1S11)。
11):実スキャンによって得られたX線透過量のデー
タをローデータ記憶部31から読み出して前処理部32
において補正する(図1S11)。
【0054】すなわち、X線検出器4の各チャネルの感
度のばらつきを補正するための補正データを補正データ
記憶部43から読み出し、前処理部32においてローデ
ータ記憶部31から読み出した実スキャンのローデータ
を補正する。このようにして、ビュー毎(または、スキ
ャン毎)にcount の積分値(Σcount )によって各チャ
ネルの感度のばらつきの補正を実行する。
度のばらつきを補正するための補正データを補正データ
記憶部43から読み出し、前処理部32においてローデ
ータ記憶部31から読み出した実スキャンのローデータ
を補正する。このようにして、ビュー毎(または、スキ
ャン毎)にcount の積分値(Σcount )によって各チャ
ネルの感度のばらつきの補正を実行する。
【0055】ここで使用する補正データは既に説明した
ようにSN比が改善されたものであると共に、補正デー
タを生成する際の焦点位置も実スキャンと同一条件にな
るように生成されているため、感度補正により矛盾が発
生することがない。
ようにSN比が改善されたものであると共に、補正デー
タを生成する際の焦点位置も実スキャンと同一条件にな
るように生成されているため、感度補正により矛盾が発
生することがない。
【0056】画像再構成,表示(図1ステップS1
2,13):以上のようにして補正処理がなされたX線
透過量のデータを用いて画像再構成部33が画像再構成
を実行し(図1S12)、再構成した画像を表示装置3
4に画像表示を行う(図1S13)。また、必要に応じ
て、再構成した画像データを画像データ記憶部(図示せ
ず)に格納する。
2,13):以上のようにして補正処理がなされたX線
透過量のデータを用いて画像再構成部33が画像再構成
を実行し(図1S12)、再構成した画像を表示装置3
4に画像表示を行う(図1S13)。また、必要に応じ
て、再構成した画像データを画像データ記憶部(図示せ
ず)に格納する。
【0057】この場合、実スキャンとキャリブレーショ
ンスキャンとで焦点位置等の条件が同じになる状態で生
成された補正データで感度補正がなされるため、感度補
正の矛盾が発生せず、再構成画像のアーティファクトも
生じない。
ンスキャンとで焦点位置等の条件が同じになる状態で生
成された補正データで感度補正がなされるため、感度補
正の矛盾が発生せず、再構成画像のアーティファクトも
生じない。
【0058】<実施の形態例により得られる効果:従来
例との比較>以上説明したように、キャリブレーション
スキャンの1回転に要する時間を実スキャンに要する時
間と等しく設定し、キャリブレーションスキャンを複数
回実行して得た複数データを平均して補正データを生成
し、この補正データにより感度補正を行う補正を行うX
線検出器の特性改善方法及びX線CT装置によれば、以
下に説明するような効果が得られる。
例との比較>以上説明したように、キャリブレーション
スキャンの1回転に要する時間を実スキャンに要する時
間と等しく設定し、キャリブレーションスキャンを複数
回実行して得た複数データを平均して補正データを生成
し、この補正データにより感度補正を行う補正を行うX
線検出器の特性改善方法及びX線CT装置によれば、以
下に説明するような効果が得られる。
【0059】実スキャンと同じ回転速度でキャリブレ
ーションスキャンを行うため、X線照射の焦点やボータ
イフィルタ付近又はX線検出器付近でのずれが発生しな
い。このため、感度補正によって実スキャンとキャリブ
レーションスキャンの矛盾が発生しない。
ーションスキャンを行うため、X線照射の焦点やボータ
イフィルタ付近又はX線検出器付近でのずれが発生しな
い。このため、感度補正によって実スキャンとキャリブ
レーションスキャンの矛盾が発生しない。
【0060】実スキャンと同じ回転速度のキャリブレ
ーションスキャンを複数回転行うようにしているので、
感度補正の矛盾が生じない状態において、平均化処理に
よりランダムノイズの影響を減らして感度補正データの
SN比を向上させることができる。
ーションスキャンを複数回転行うようにしているので、
感度補正の矛盾が生じない状態において、平均化処理に
よりランダムノイズの影響を減らして感度補正データの
SN比を向上させることができる。
【0061】以上の及びにより、矛盾の生じるこ
とのない感度補正をSN比の良い状態で行うことが可能
になり、アーティファクトの発生しない良好な画像を再
構成することができる。
とのない感度補正をSN比の良い状態で行うことが可能
になり、アーティファクトの発生しない良好な画像を再
構成することができる。
【0062】<その他の好ましい例>また、以上の各実
施の形態例の説明以外に、以下に示すような変形例も考
えられる。
施の形態例の説明以外に、以下に示すような変形例も考
えられる。
【0063】複数回のキャリブレーションスキャンによ
り得たローデータを平均化してから補正データを計算す
る代わりに、複数の補正データを生成した後に平均化し
ても良い。このようにするには、平均化処理部41を補
正データ計算部42の後段に設け、平均化処理部41に
補正データの平均処理を行わせればよい。
り得たローデータを平均化してから補正データを計算す
る代わりに、複数の補正データを生成した後に平均化し
ても良い。このようにするには、平均化処理部41を補
正データ計算部42の後段に設け、平均化処理部41に
補正データの平均処理を行わせればよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したX線検出器の特性改
善方法及びX線CT装置によれば、以下の(1)〜
(3)に示すような効果が得られる。
善方法及びX線CT装置によれば、以下の(1)〜
(3)に示すような効果が得られる。
【0065】(1)第1の発明のX線検出器の特性改善
方法では、実スキャンと同じ回転速度での複数回転のキ
ャリブレーションスキャンにより得られたデータから補
正データを生成し、このようにして求めた補正データを
用いて実スキャンで収集したデータを補正することによ
り、感度補正の矛盾が生じないような感度補正データを
SN比の良い状態で生成することができるので、アーテ
ィファクトの発生しない良好な画像を再構成することが
できる。
方法では、実スキャンと同じ回転速度での複数回転のキ
ャリブレーションスキャンにより得られたデータから補
正データを生成し、このようにして求めた補正データを
用いて実スキャンで収集したデータを補正することによ
り、感度補正の矛盾が生じないような感度補正データを
SN比の良い状態で生成することができるので、アーテ
ィファクトの発生しない良好な画像を再構成することが
できる。
【0066】(2)第2の発明のX線CT装置では、実
スキャンと同じ回転速度での複数回転のキャリブレーシ
ョンスキャンにより得られたデータから補正データを生
成し、このようにして求めた補正データを用いて実スキ
ャンで収集したデータを補正することにより、感度補正
の矛盾が生じないような感度補正データをSN比の良い
状態で生成することができるので、アーティファクトの
発生しない良好な画像を再構成することができる。
スキャンと同じ回転速度での複数回転のキャリブレーシ
ョンスキャンにより得られたデータから補正データを生
成し、このようにして求めた補正データを用いて実スキ
ャンで収集したデータを補正することにより、感度補正
の矛盾が生じないような感度補正データをSN比の良い
状態で生成することができるので、アーティファクトの
発生しない良好な画像を再構成することができる。
【0067】(3)第3の発明のX線CT装置では、実
スキャンと同じ回転速度でキャリブレーションスキャン
を行うため、X線照射の焦点やボータイフィルタ付近又
はX線検出器付近でのずれが発生しないので、感度補正
によって実スキャンとキャリブレーションスキャンの矛
盾が発生しない。
スキャンと同じ回転速度でキャリブレーションスキャン
を行うため、X線照射の焦点やボータイフィルタ付近又
はX線検出器付近でのずれが発生しないので、感度補正
によって実スキャンとキャリブレーションスキャンの矛
盾が発生しない。
【0068】そして、実スキャンと同じ回転速度のキャ
リブレーションスキャンを複数回転行うようにしている
ので、感度補正の矛盾が生じない状態において、平均化
処理によりランダムノイズの影響を減らすことができ、
感度補正データのSN比を向上させることができる。
リブレーションスキャンを複数回転行うようにしている
ので、感度補正の矛盾が生じない状態において、平均化
処理によりランダムノイズの影響を減らすことができ、
感度補正データのSN比を向上させることができる。
【0069】従って、矛盾の生じることのない感度補正
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
をSN比の良い状態で行うことが可能になり、アーティ
ファクトの発生しない良好な画像を再構成することがで
きるようになる。
【図1】本発明の一実施の形態例のX線検出器の特性改
善方法の手順を示すフローチャートである。
善方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施の形態例のX線CT装置の構成
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図3】X線CT装置の主要部の構成例を示す構成図で
ある。
ある。
【図4】実スキャンとキャリブレーションスキャンとで
のX線照射のずれの様子を示す説明図である。
のX線照射のずれの様子を示す説明図である。
11 X線管 12 コリメータ 13 ボータイフィルタ 14 画像再構成領域 15 X線検出器 16 データ収集部 21 オペレータコンソール 22 システム制御部 23 スキャン制御部 31 ローデータ記憶部 32 前処理部 33 画像再構成部 34 表示装置 40 キャリブレーション部 41 平均化処理部 42 補正データ計算部 43 補正データ記憶部
Claims (3)
- 【請求項1】 感度の初期設定のためのキャリブレーシ
ョンスキャンを行ってX線検出器の各チャネルの感度む
ら補正のための補正データを生成し、被検体の測定のた
めの実スキャンで得られた測定データの補正を行うX線
検出器の特性改善方法であって、 実スキャンと同じ回転速度での複数回転のキャリブレー
ションスキャンにより得られたデータから補正データを
生成し、 このようにして求めた補正データを用いて実スキャンで
収集したデータを補正することを特徴とするX線検出器
の特性改善方法。 - 【請求項2】 感度の初期設定のためのキャリブレーシ
ョンスキャンを行ってX線検出器の各チャネルの感度む
ら補正のための補正データを生成し、被検体の測定のた
めの実スキャンで得られた測定データの補正を行うX線
CT装置であって、 実スキャンと同じ回転速度で複数回転のキャリブレーシ
ョンスキャンを行わせる制御手段と、 複数回転のキャリブレーションスキャンにより得られた
データから補正データを生成するキャリブレーション手
段と、 このキャリブレーション手段により求められた補正デー
タを用いて実スキャンで収集したデータを補正するデー
タ補正手段と、 を備えたことを特徴とするX線CT装置。 - 【請求項3】 感度の初期設定のためのキャリブレーシ
ョンスキャンを行ってX線検出器の各チャネルの感度む
ら補正のための補正データを生成し、被検体の測定のた
めの実スキャンで得られた測定データの補正を行うX線
CT装置であって、 キャリブレーションスキャンの1回転に要する時間を実
スキャンに要する時間と等しく設定し、複数n回転のキ
ャリブレーションスキャンを行わせる制御手段と、 n回転のキャリブレーションスキャンにより得られたn
個のデータを平均して補正データを生成するキャリブレ
ーション手段と、 このキャリブレーション手段により求められた補正デー
タを用いて実スキャンで収集したデータを補正するデー
タ補正手段と、 を備えたことを特徴とするX線CT装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059301A JPH09248301A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | X線検出器の特性改善方法及びx線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059301A JPH09248301A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | X線検出器の特性改善方法及びx線ct装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248301A true JPH09248301A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13109423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8059301A Pending JPH09248301A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | X線検出器の特性改善方法及びx線ct装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09248301A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000079114A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-21 | General Electric Co <Ge> | 検出器のセル間ばらつきを監視する方法及び計算機式断層撮影システム |
| JP2007244848A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | データ補正装置、データ補正方法、磁気共鳴イメージング装置およびx線ct装置 |
| JP2008023039A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置 |
| JP2009538670A (ja) * | 2006-06-02 | 2009-11-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | X線撮像機器、並びにx線撮像機器を校正する装置及び方法 |
| US8057098B2 (en) | 2006-01-12 | 2011-11-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray CT apparatus and method of creating correction data for X-ray CT |
| JP2019030663A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | X線コンピュータ断層撮影装置 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059301A patent/JPH09248301A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000079114A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-21 | General Electric Co <Ge> | 検出器のセル間ばらつきを監視する方法及び計算機式断層撮影システム |
| US8057098B2 (en) | 2006-01-12 | 2011-11-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray CT apparatus and method of creating correction data for X-ray CT |
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| JP2008023039A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置 |
| JP2019030663A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | X線コンピュータ断層撮影装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
| A521 | Request for written amendment filed |
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|
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