JPH09248701A - 整流子加工機 - Google Patents
整流子加工機Info
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- JPH09248701A JPH09248701A JP8465696A JP8465696A JPH09248701A JP H09248701 A JPH09248701 A JP H09248701A JP 8465696 A JP8465696 A JP 8465696A JP 8465696 A JP8465696 A JP 8465696A JP H09248701 A JPH09248701 A JP H09248701A
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- mica
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Abstract
(57)【要約】
【課題】直流回転機の電機子を構成する整流子の外径加
工と、各マイカのアンダーカット加工とを1台のみのモ
ータを備えた1台の加工機で高精度に行う。 【解決手段】ベッド6の上面に配設された主軸台7に、
回転可能に装着された主軸9を、ダイレクトドライブ方
式のスピンドルサーボモータMの回転子38の空間部3
8aに固設し、該モータMの回転力を主軸9に直接伝達
することによって、低速から高速までの広範囲における
変速と高精度な位置決めとを可能にして、整流子3の外
径加工と各マイカ5を切り込むアンダーカット加工とを
行う。
工と、各マイカのアンダーカット加工とを1台のみのモ
ータを備えた1台の加工機で高精度に行う。 【解決手段】ベッド6の上面に配設された主軸台7に、
回転可能に装着された主軸9を、ダイレクトドライブ方
式のスピンドルサーボモータMの回転子38の空間部3
8aに固設し、該モータMの回転力を主軸9に直接伝達
することによって、低速から高速までの広範囲における
変速と高精度な位置決めとを可能にして、整流子3の外
径加工と各マイカ5を切り込むアンダーカット加工とを
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流回転機の電機
子を構成する整流子を加工するための整流子加工機に関
するものであり、更に詳しくは、整流子の外径加工と各
マイカのアンダーカット加工とが1台の加工機でできる
ようにした整流子加工機に関するものである。
子を構成する整流子を加工するための整流子加工機に関
するものであり、更に詳しくは、整流子の外径加工と各
マイカのアンダーカット加工とが1台の加工機でできる
ようにした整流子加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5ないし図7を参照しながら、従来の
整流子の加工方法を説明する。直流回転機の電機子Rは
回転軸1と、該回転軸1の外周部に同軸形状で組込まれ
た円筒形状のコア2と、同じく円筒形状の整流子3とか
ら構成されている。整流子3は、その軸中心から放射状
に配設された多数のセグメント4と、それらの間に組み
込まれた多数のマイカ5とによって構成されている。電
気の導体である各セグメント4は、電気の絶縁体である
各マイカ5によって絶縁されている。また、各マイカ5
の外周部は、各セグメント4の外周部より所定の深さだ
け内側に切り込まれており、この部分がそれぞれマイカ
溝5aを形成している。直流回転機が作動中、各セグメ
ント4はブラシ(図示せず)と接触しながら回転してい
るため、それらの外周部が徐々に磨耗し、その結果、整
流子3の外周部に環状の溝(条痕)が形成される。これ
らの部分では各マイカ溝5aの深さは、所定の寸法より
も浅くなる。すると、ブラシが振動してチャタリングを
起こし、円滑な給電ができなくなるばかりでなく、ブラ
シが異常磨耗するという不具合が発生した。そのため直
流回転機では、整流子3を定期的に補修加工する必要が
あった。即ち、整流子3の外周部を切削加工して条痕を
消滅させ、続いて各マイカ5を所定の深さまで切り込む
という加工であった。各マイカ5を切り込む加工方法
は、「アンダーカット加工」と称されている。このよう
に、電機子Rを補修加工する場合には、旋盤と専用の整
流子加工機A’とを使用していた。次に、この整流子加
工機A’について説明する。
整流子の加工方法を説明する。直流回転機の電機子Rは
回転軸1と、該回転軸1の外周部に同軸形状で組込まれ
た円筒形状のコア2と、同じく円筒形状の整流子3とか
ら構成されている。整流子3は、その軸中心から放射状
に配設された多数のセグメント4と、それらの間に組み
込まれた多数のマイカ5とによって構成されている。電
気の導体である各セグメント4は、電気の絶縁体である
各マイカ5によって絶縁されている。また、各マイカ5
の外周部は、各セグメント4の外周部より所定の深さだ
け内側に切り込まれており、この部分がそれぞれマイカ
溝5aを形成している。直流回転機が作動中、各セグメ
ント4はブラシ(図示せず)と接触しながら回転してい
るため、それらの外周部が徐々に磨耗し、その結果、整
流子3の外周部に環状の溝(条痕)が形成される。これ
らの部分では各マイカ溝5aの深さは、所定の寸法より
も浅くなる。すると、ブラシが振動してチャタリングを
起こし、円滑な給電ができなくなるばかりでなく、ブラ
シが異常磨耗するという不具合が発生した。そのため直
流回転機では、整流子3を定期的に補修加工する必要が
あった。即ち、整流子3の外周部を切削加工して条痕を
消滅させ、続いて各マイカ5を所定の深さまで切り込む
という加工であった。各マイカ5を切り込む加工方法
は、「アンダーカット加工」と称されている。このよう
に、電機子Rを補修加工する場合には、旋盤と専用の整
流子加工機A’とを使用していた。次に、この整流子加
工機A’について説明する。
【0003】図5に、従来の整流子加工機A’の側面図
を示す。ベッド6の長手方向の一端部に、主軸台7が配
設されている。主軸台7の内側にはモータM’が装着さ
れていて、該モータM’のモータ軸8は、歯車による変
速装置Gを介して主軸9と連結されている。主軸9の一
端部には、チャック11が装着されている。ベッド6の
長手方向の他端部には、主軸9の軸方向に沿って心押台
12が配設されている。この心押台12は、該ベッド6
の上面に設けられた一対のガイド13に案内されて、ベ
ッド6の長手方向に沿って移動可能である。心押台12
の上部には、心押軸14が装着されている。この心押軸
14は、主軸9の中心軸に同一な直線上に配置されてい
て、心押台12の上端面に取付けられたクランプレバー
15を緩め、ハンドル16を回転させることにより、前
記の直線に沿って前進又は後退させることができる。加
工される電機子Rは、その回転軸1の一端部がチャック
11によって把持されていて、他端部が心押軸14によ
って支持されている。
を示す。ベッド6の長手方向の一端部に、主軸台7が配
設されている。主軸台7の内側にはモータM’が装着さ
れていて、該モータM’のモータ軸8は、歯車による変
速装置Gを介して主軸9と連結されている。主軸9の一
端部には、チャック11が装着されている。ベッド6の
長手方向の他端部には、主軸9の軸方向に沿って心押台
12が配設されている。この心押台12は、該ベッド6
の上面に設けられた一対のガイド13に案内されて、ベ
ッド6の長手方向に沿って移動可能である。心押台12
の上部には、心押軸14が装着されている。この心押軸
14は、主軸9の中心軸に同一な直線上に配置されてい
て、心押台12の上端面に取付けられたクランプレバー
15を緩め、ハンドル16を回転させることにより、前
記の直線に沿って前進又は後退させることができる。加
工される電機子Rは、その回転軸1の一端部がチャック
11によって把持されていて、他端部が心押軸14によ
って支持されている。
【0004】ベッド6の上面で、主軸9の軸方向に沿っ
て、一対のガイドレール17が取付けられている。一対
のガイドレール17の上面には、往復台18が取付けら
れている。往復台18の下方で一対のガイドレール17
の間には、ボールねじ19が前記一対のガイドレール1
7に沿って支承されている。ボールねじ19のナット1
9a(図3参照)は、往復台18の下面に取付けられて
いる。ボールねじ19の一端部は、ベッド6の上面に設
置されたモータM1 のモータ軸21に連結されていて、
該モータM1 を作動させることによって、往復台18を
一対のガイドレール17に沿って移動させることができ
る。
て、一対のガイドレール17が取付けられている。一対
のガイドレール17の上面には、往復台18が取付けら
れている。往復台18の下方で一対のガイドレール17
の間には、ボールねじ19が前記一対のガイドレール1
7に沿って支承されている。ボールねじ19のナット1
9a(図3参照)は、往復台18の下面に取付けられて
いる。ボールねじ19の一端部は、ベッド6の上面に設
置されたモータM1 のモータ軸21に連結されていて、
該モータM1 を作動させることによって、往復台18を
一対のガイドレール17に沿って移動させることができ
る。
【0005】図5ないし図7に示されるように、往復台
18の上面で、一対のガイドレール17の長手方向に直
角で水平な方向には、あり形状のガイド22が設けられ
ていて、その上方にベース23が装着されている。この
ベース23は、往復台18の一側面に取付けられたモー
タM2 と図示しない手段とによって、前記ガイド22に
沿って移動可能である。ベース23の上面には、往復台
18の移動方向に沿って一対のガイドレール24が取付
けられている。この一対のガイドレール24の上面に
は、刃物台25が装着されている。ベース23の一方の
端部からブラケット26が立設されていて、該ブラケッ
ト26と刃物台25との間にばね27が取付けられてい
る。ベース23の他端部からは、ブラケット28が立設
されている。該ブラケット28の上部は内側に張り出し
ていて、その張出し部28aの上面にはモータM3 が立
設されている。モータM3 のモータ軸29は、ブラケッ
ト28の張出し部28aの下面より突出していて、カム
31が取付けられている。モータM3 を作動させること
によって、カム31が回転する。カム31の回転によっ
て一方の端部に押し付けられた刃物台25は、ばね27
の付勢力によって押し戻され、再びカム31の回転によ
って一方の端部に押し付けられる。即ち、刃物台25は
一対のガイドレール24に沿って往復直線運動を行う。
刃物台25の先端部には、支持体32を介して刃具33
が取付けられている。この刃具33には鋸刃が使用され
る。
18の上面で、一対のガイドレール17の長手方向に直
角で水平な方向には、あり形状のガイド22が設けられ
ていて、その上方にベース23が装着されている。この
ベース23は、往復台18の一側面に取付けられたモー
タM2 と図示しない手段とによって、前記ガイド22に
沿って移動可能である。ベース23の上面には、往復台
18の移動方向に沿って一対のガイドレール24が取付
けられている。この一対のガイドレール24の上面に
は、刃物台25が装着されている。ベース23の一方の
端部からブラケット26が立設されていて、該ブラケッ
ト26と刃物台25との間にばね27が取付けられてい
る。ベース23の他端部からは、ブラケット28が立設
されている。該ブラケット28の上部は内側に張り出し
ていて、その張出し部28aの上面にはモータM3 が立
設されている。モータM3 のモータ軸29は、ブラケッ
ト28の張出し部28aの下面より突出していて、カム
31が取付けられている。モータM3 を作動させること
によって、カム31が回転する。カム31の回転によっ
て一方の端部に押し付けられた刃物台25は、ばね27
の付勢力によって押し戻され、再びカム31の回転によ
って一方の端部に押し付けられる。即ち、刃物台25は
一対のガイドレール24に沿って往復直線運動を行う。
刃物台25の先端部には、支持体32を介して刃具33
が取付けられている。この刃具33には鋸刃が使用され
る。
【0006】図6及び図7を参照しながら、各マイカ5
のアンダーカット加工を説明する。補修される電機子R
は、予めその整流子3を構成する多数のセグメント4の
外周部が、旋盤によって切削加工されている。そのた
め、各マイカ溝5aの深さが規定値よりも浅くなってい
る。補修される電機子Rが、整流子加工機A’を構成す
るチャック11と心押軸14とによって所定の位置に保
持される。モータM1 を作動させ、往復台18を整流子
3のほぼ中央部に位置させる。図示しない光学的或いは
電気的手段によって、各マイカ溝5aの中心部が割り出
され、各マイカ溝5aに刃具33(鋸刃)が進入する。
刃具33の長さは、整流子3の軸方向の長さよりも僅か
に短い。刃物台25が複数回往復移動することによっ
て、各マイカ5は所定の深さに切り込まれる。1つのマ
イカ5の加工が終了すると、電機子RはモータM’によ
って、(360°/マイカ5の枚数)で決まる角度だけ
低速で回転して、隣接するマイカ5のマイカ溝5aの中
心部を割り出して加工を行う。しかし、電機子Rの低速
回転は、歯車による変速装置Gによって行われていたた
め、各歯車のバックラッシによる誤差が大きく、マイカ
溝5aの中心部の割り出し精度が悪かった。そのため、
図8に示されるように、従来のアンダーカット加工では
各マイカ溝5aにマイカの残渣部5bができてしまい、
これらのマイカの残渣部5bは人手によって取り除かれ
ていた。しかし、電機子Rは多数のマイカ溝5aを有し
ており、これらのマイカの残渣部5bをすべて除去する
ためには多くの工数が必要であったうえ、単調な作業で
あった。
のアンダーカット加工を説明する。補修される電機子R
は、予めその整流子3を構成する多数のセグメント4の
外周部が、旋盤によって切削加工されている。そのた
め、各マイカ溝5aの深さが規定値よりも浅くなってい
る。補修される電機子Rが、整流子加工機A’を構成す
るチャック11と心押軸14とによって所定の位置に保
持される。モータM1 を作動させ、往復台18を整流子
3のほぼ中央部に位置させる。図示しない光学的或いは
電気的手段によって、各マイカ溝5aの中心部が割り出
され、各マイカ溝5aに刃具33(鋸刃)が進入する。
刃具33の長さは、整流子3の軸方向の長さよりも僅か
に短い。刃物台25が複数回往復移動することによっ
て、各マイカ5は所定の深さに切り込まれる。1つのマ
イカ5の加工が終了すると、電機子RはモータM’によ
って、(360°/マイカ5の枚数)で決まる角度だけ
低速で回転して、隣接するマイカ5のマイカ溝5aの中
心部を割り出して加工を行う。しかし、電機子Rの低速
回転は、歯車による変速装置Gによって行われていたた
め、各歯車のバックラッシによる誤差が大きく、マイカ
溝5aの中心部の割り出し精度が悪かった。そのため、
図8に示されるように、従来のアンダーカット加工では
各マイカ溝5aにマイカの残渣部5bができてしまい、
これらのマイカの残渣部5bは人手によって取り除かれ
ていた。しかし、電機子Rは多数のマイカ溝5aを有し
ており、これらのマイカの残渣部5bをすべて除去する
ためには多くの工数が必要であったうえ、単調な作業で
あった。
【0007】上記したように、電機子Rを補修加工する
場合、整流子3の外径を加工し、次に各マイカ5をアン
ダーカット加工するという二段階の工程を必要とした。
そのため、実公昭62−36589号公報に記載される
ように、旋盤による整流子の外径加工と、整流子加工機
による各マイカのアンダーカット加工とを1台の機械で
行うという考案が開示されている。しかし、この考案に
係る加工機は、外径加工時に主軸を高速回転させるモー
タと、アンダーカット加工時に主軸を割出し回転させる
モータとの2台のモータを備えており、しかも主軸を割
出し回転させるモータの回転は歯車列を介して主軸に伝
達される構成であるために、各歯車のバックラッシによ
って高精度な割り出しをするのは困難であった。
場合、整流子3の外径を加工し、次に各マイカ5をアン
ダーカット加工するという二段階の工程を必要とした。
そのため、実公昭62−36589号公報に記載される
ように、旋盤による整流子の外径加工と、整流子加工機
による各マイカのアンダーカット加工とを1台の機械で
行うという考案が開示されている。しかし、この考案に
係る加工機は、外径加工時に主軸を高速回転させるモー
タと、アンダーカット加工時に主軸を割出し回転させる
モータとの2台のモータを備えており、しかも主軸を割
出し回転させるモータの回転は歯車列を介して主軸に伝
達される構成であるために、各歯車のバックラッシによ
って高精度な割り出しをするのは困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、整流子の外径加工と、各マイカのアンダー
カット加工とが、1台のみのモータを備えた1台の機械
で高精度に行うことができるようにすることを課題とし
ている。
具合に鑑み、整流子の外径加工と、各マイカのアンダー
カット加工とが、1台のみのモータを備えた1台の機械
で高精度に行うことができるようにすることを課題とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採用した手段は、直流回転機の電機子を構成
する整流子を加工するための整流子加工機であって、主
軸台に回転可能にして装着された主軸と、前記主軸台に
相対向して配設された支持台に装着され、主軸の軸中心
線と同一な直線上に配設された支持軸と、主軸と支持軸
とを結ぶ直線に沿って移動可能な往復台とを備え、前記
往復台には、該往復台の移動方向に直角で水平な方向に
移動可能な第1及び第2の刃物台が取付けられ、これら
の刃物台には第1及び第2の各刃具が装着されていて、
主軸と支持軸との相対向するそれぞれの端部に設けら
れ、電機子の何れかの端部を把持するための各把持手段
によって電機子の各端部を把持し、ダイレクトドライブ
方式のスピンドルサーボモータによって支承された主軸
を高速で回転させながら第1の刃具によって整流子の外
周部を切削する外径加工と、同じく主軸を低速で回転さ
せ、整流子のマイカ溝の中心を割り出しながら第2の刃
具によってマイカを切り込むアンダーカット加工との2
種類の加工ができるように構成したことである。
に本発明が採用した手段は、直流回転機の電機子を構成
する整流子を加工するための整流子加工機であって、主
軸台に回転可能にして装着された主軸と、前記主軸台に
相対向して配設された支持台に装着され、主軸の軸中心
線と同一な直線上に配設された支持軸と、主軸と支持軸
とを結ぶ直線に沿って移動可能な往復台とを備え、前記
往復台には、該往復台の移動方向に直角で水平な方向に
移動可能な第1及び第2の刃物台が取付けられ、これら
の刃物台には第1及び第2の各刃具が装着されていて、
主軸と支持軸との相対向するそれぞれの端部に設けら
れ、電機子の何れかの端部を把持するための各把持手段
によって電機子の各端部を把持し、ダイレクトドライブ
方式のスピンドルサーボモータによって支承された主軸
を高速で回転させながら第1の刃具によって整流子の外
周部を切削する外径加工と、同じく主軸を低速で回転さ
せ、整流子のマイカ溝の中心を割り出しながら第2の刃
具によってマイカを切り込むアンダーカット加工との2
種類の加工ができるように構成したことである。
【0010】加工される電機子を、主軸の一端部に取付
けられた把持手段と、主軸と相対向して配設された支持
軸の一端部に取付けられた把持手段とで支持し、往復台
を所定の位置まで移動させる。主軸は、ダイレクトドラ
イブ方式のスピンドルサーボモータによって支承されて
いる。該モータを作動し、電機子を所定の速度で回転さ
せながら刃物台に取付けた刃具によって加工を行う。整
流子の外径加工を行う場合には、電機子を高速で回転さ
せる。各マイカのアンダーカット加工を行う場合には、
電機子を低速で回転させながら、各マイカ溝の中心部を
割り出す。
けられた把持手段と、主軸と相対向して配設された支持
軸の一端部に取付けられた把持手段とで支持し、往復台
を所定の位置まで移動させる。主軸は、ダイレクトドラ
イブ方式のスピンドルサーボモータによって支承されて
いる。該モータを作動し、電機子を所定の速度で回転さ
せながら刃物台に取付けた刃具によって加工を行う。整
流子の外径加工を行う場合には、電機子を高速で回転さ
せる。各マイカのアンダーカット加工を行う場合には、
電機子を低速で回転させながら、各マイカ溝の中心部を
割り出す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。なお本発明は、主軸9を駆動させる
構造に特徴を有し、整流子加工機Aの他の部分の構成
は、「従来の技術」の項目で説明したものとほぼ同一で
ある。従って、以下の説明では、上記した「従来の技
術」の項目で説明した部分と同一部分には同一符号を付
し、重複説明を避けて本発明の特徴的部分についてのみ
説明する。
に詳細に説明する。なお本発明は、主軸9を駆動させる
構造に特徴を有し、整流子加工機Aの他の部分の構成
は、「従来の技術」の項目で説明したものとほぼ同一で
ある。従って、以下の説明では、上記した「従来の技
術」の項目で説明した部分と同一部分には同一符号を付
し、重複説明を避けて本発明の特徴的部分についてのみ
説明する。
【0012】図1は、本発明に係る整流子加工機Aの側
面図である。従来の整流子加工機A’と同様に、ベッド
6の長手方向の一端部に主軸台7が配設されていて、他
端部には心押台12が配設されている。主軸台7の内部
には、主軸9がその両端部付近を各軸受34,35によ
って回転可能に支承されている。主軸9の一方の端部に
はチャック11が取付けられていて、他方の端部にはデ
ィスク板36が取付けられている。主軸台7の一側面部
には、ディスクブレーキ37が装着されている。主軸9
が回転している際に、ディスクブレーキ37を作動させ
ると、ディスク板36が該ブレーキ37によって挟み込
まれて主軸9の回転が停止し、その結果電機子Rの回転
が停止する。
面図である。従来の整流子加工機A’と同様に、ベッド
6の長手方向の一端部に主軸台7が配設されていて、他
端部には心押台12が配設されている。主軸台7の内部
には、主軸9がその両端部付近を各軸受34,35によ
って回転可能に支承されている。主軸9の一方の端部に
はチャック11が取付けられていて、他方の端部にはデ
ィスク板36が取付けられている。主軸台7の一側面部
には、ディスクブレーキ37が装着されている。主軸9
が回転している際に、ディスクブレーキ37を作動させ
ると、ディスク板36が該ブレーキ37によって挟み込
まれて主軸9の回転が停止し、その結果電機子Rの回転
が停止する。
【0013】主軸9の軸方向のほぼ中央部は、ダイレク
トドライブ方式のスピンドルサーボモータM(以下、
「DDモータM」と記す)が組み込まれている。このD
DモータMは、円筒形状の回転子38が、該回転子38
と同軸でリング形状の固定子39の内側部を回転すると
いう構成である。回転子38の軸方向の中央部は中空形
状で空間部38aを形成しており、この空間部38aを
介して回転子38と主軸9とが固設されている。即ち、
主軸9は回転子38と同軸となって回転するため、DD
モータMの回転力が直接主軸9に伝達される。このDD
モータMはサーボモータであり、図示しない外部のコン
トローラからの制御信号によって高精度の位置決めが可
能である。同時に、その回転数を自由に変えることがで
き、低速から高速までの変速が可能である。また、各マ
イカ5のアンダーカット加工が行われている場合には、
DDモータMにはサーボロックがかかっているため、電
機子Rの回転が抑止されている。
トドライブ方式のスピンドルサーボモータM(以下、
「DDモータM」と記す)が組み込まれている。このD
DモータMは、円筒形状の回転子38が、該回転子38
と同軸でリング形状の固定子39の内側部を回転すると
いう構成である。回転子38の軸方向の中央部は中空形
状で空間部38aを形成しており、この空間部38aを
介して回転子38と主軸9とが固設されている。即ち、
主軸9は回転子38と同軸となって回転するため、DD
モータMの回転力が直接主軸9に伝達される。このDD
モータMはサーボモータであり、図示しない外部のコン
トローラからの制御信号によって高精度の位置決めが可
能である。同時に、その回転数を自由に変えることがで
き、低速から高速までの変速が可能である。また、各マ
イカ5のアンダーカット加工が行われている場合には、
DDモータMにはサーボロックがかかっているため、電
機子Rの回転が抑止されている。
【0014】ベッド6の上面には、主軸9の軸方向に沿
って一対のガイドレール17とボールねじ19とが取付
けられている。一対のガイドレール17の上面には、往
復台41が取付けられている。往復台41の下方で、一
対のガイドレール17の間には、ボールねじ19が前記
一対のガイドレール17に沿って支承されている。ボー
ルねじ19のナット19aは、往復台41の下面に取付
けられている。ボールねじ19の一端部は、モータM1
のモータ軸21に連結されていて、該モータM1 を作動
させることによって、往復台41を一対のガイドレール
17に沿って移動させることができる。
って一対のガイドレール17とボールねじ19とが取付
けられている。一対のガイドレール17の上面には、往
復台41が取付けられている。往復台41の下方で、一
対のガイドレール17の間には、ボールねじ19が前記
一対のガイドレール17に沿って支承されている。ボー
ルねじ19のナット19aは、往復台41の下面に取付
けられている。ボールねじ19の一端部は、モータM1
のモータ軸21に連結されていて、該モータM1 を作動
させることによって、往復台41を一対のガイドレール
17に沿って移動させることができる。
【0015】往復台41の上面には、一対のガイドレー
ル17の長手方向と直角な水平方向に、二個のあり形状
のガイド42,43が並列に設けられている。一方のガ
イド42の上方に刃物台44が装着されていて、他方の
ガイド43の上方にはベース45が装着されている。こ
のベース45は、往復台41の一側面に取付けられたモ
ータM2 と図示しない手段とによって、前記ガイド43
に沿って移動可能である。ベース45の上面には、往復
台41の移動方向に沿って一対のガイドレール24が取
付けられている。この一対のガイドレール24の上面に
は、刃物台46が装着されている。ベース45の一方の
端部からは、ブラケット26が立設されていて、該ブラ
ケット26と刃物台46との間にばね27が取付けられ
ている。ベース45の他端部からは、ブラケット28が
立設されている。該ブラケット28の上部は内側に張り
出していて、その張出し部28aの上面にはモータM3
が立設されている。モータM3 のモータ軸29は、ブラ
ケット28の張出し部28aの下面より突出していて、
カム31が取付けられている。モータM3 を作動させる
ことによってカム31が回転する。カム31の回転によ
って一方の端部に押し付けられた刃物台46は、ばね2
7の付勢力によって押し戻され、再びカム31の回転に
よって一方の端部に押し付けられる。即ち、刃物台46
は一対のガイドレール24に沿って往復直線運動を行
う。
ル17の長手方向と直角な水平方向に、二個のあり形状
のガイド42,43が並列に設けられている。一方のガ
イド42の上方に刃物台44が装着されていて、他方の
ガイド43の上方にはベース45が装着されている。こ
のベース45は、往復台41の一側面に取付けられたモ
ータM2 と図示しない手段とによって、前記ガイド43
に沿って移動可能である。ベース45の上面には、往復
台41の移動方向に沿って一対のガイドレール24が取
付けられている。この一対のガイドレール24の上面に
は、刃物台46が装着されている。ベース45の一方の
端部からは、ブラケット26が立設されていて、該ブラ
ケット26と刃物台46との間にばね27が取付けられ
ている。ベース45の他端部からは、ブラケット28が
立設されている。該ブラケット28の上部は内側に張り
出していて、その張出し部28aの上面にはモータM3
が立設されている。モータM3 のモータ軸29は、ブラ
ケット28の張出し部28aの下面より突出していて、
カム31が取付けられている。モータM3 を作動させる
ことによってカム31が回転する。カム31の回転によ
って一方の端部に押し付けられた刃物台46は、ばね2
7の付勢力によって押し戻され、再びカム31の回転に
よって一方の端部に押し付けられる。即ち、刃物台46
は一対のガイドレール24に沿って往復直線運動を行
う。
【0016】これらの刃物台44,46のうち、一方の
刃物台44は、整流子3の外径を加工するための刃具4
7を取付けるためのものであり、往復台41の一側面に
設けられたハンドル48と図示しない手段とによって、
前記の一方のガイド42に沿って移動可能である。この
刃物台44の上面には、クランプレバー49が取付けら
れている。クランプレバー49を緩めてハンドル48を
所定の方向に回転させると、刃物台44は前進する。整
流子3の外径を加工する際には、モータM1 を作動させ
て往復台41を所定の位置まで移動させ、DDモータM
を作動させて電機子Rを高速で回転させる。ハンドル4
8を所定の方向に回転させて、刃物台44を前進させ
る。整流子3の外径加工を開始すると同時にモータM1
を作動させ、往復台41を一対のガイドレール17に沿
って移動させる。こうすることによって、整流子3の外
周部が切削加工される。
刃物台44は、整流子3の外径を加工するための刃具4
7を取付けるためのものであり、往復台41の一側面に
設けられたハンドル48と図示しない手段とによって、
前記の一方のガイド42に沿って移動可能である。この
刃物台44の上面には、クランプレバー49が取付けら
れている。クランプレバー49を緩めてハンドル48を
所定の方向に回転させると、刃物台44は前進する。整
流子3の外径を加工する際には、モータM1 を作動させ
て往復台41を所定の位置まで移動させ、DDモータM
を作動させて電機子Rを高速で回転させる。ハンドル4
8を所定の方向に回転させて、刃物台44を前進させ
る。整流子3の外径加工を開始すると同時にモータM1
を作動させ、往復台41を一対のガイドレール17に沿
って移動させる。こうすることによって、整流子3の外
周部が切削加工される。
【0017】刃物台46は、各マイカ5をアンダーカッ
ト加工するための刃具51を取付けるためのものであ
る。この刃物台46は、往復台41の一側面に取付けら
れたモータM2 と図示しない手段とによって、ガイド4
3に沿って移動可能である。図2及び図3に示されるよ
うに、刃物台46には、該刃物台46に着脱可能なアタ
ッチメントB1 が装着されている。このアタッチメント
B1 は、刃具51とその刃具51を保持する支持体52
とから構成されている。電機子Rの補修加工において、
各マイカ5をアンダーカット加工する場合、整流子3に
はそれぞれのマイカ溝5aが僅かながら残っているた
め、刃具51には鋸刃51aが使用される。即ち、図2
及び図3において、アタッチメントB1 に取付けられた
刃具51は、鋸刃51aである。しかし、新規に電機子
Rを製作した場合においては、図4に示されるように、
刃具51にはフライスカッター51bが使用される。次
に、その理由を説明する。
ト加工するための刃具51を取付けるためのものであ
る。この刃物台46は、往復台41の一側面に取付けら
れたモータM2 と図示しない手段とによって、ガイド4
3に沿って移動可能である。図2及び図3に示されるよ
うに、刃物台46には、該刃物台46に着脱可能なアタ
ッチメントB1 が装着されている。このアタッチメント
B1 は、刃具51とその刃具51を保持する支持体52
とから構成されている。電機子Rの補修加工において、
各マイカ5をアンダーカット加工する場合、整流子3に
はそれぞれのマイカ溝5aが僅かながら残っているた
め、刃具51には鋸刃51aが使用される。即ち、図2
及び図3において、アタッチメントB1 に取付けられた
刃具51は、鋸刃51aである。しかし、新規に電機子
Rを製作した場合においては、図4に示されるように、
刃具51にはフライスカッター51bが使用される。次
に、その理由を説明する。
【0018】新規に電機子Rを製作した場合には、各セ
グメント4の間に組み込まれた各マイカ5は、各セグメ
ント4と同一な外周部を形成しており、マイカ溝5aは
存在しない。この状態で、図示しない光学的或いは電気
的手段によって、各マイカ5の中心部の位置が割り出さ
れる。そして、各マイカ5の中心部にフライスカッター
51bが進入して加工することによって、各マイカ溝5
aが形成される。1つのマイカ5の加工が終了すると、
電機子RはDDモータMによって、(360°/マイカ
5の枚数)で決まる角度だけ回転し、隣接するマイカ5
の加工を行う。フライスカッター51bが各マイカ5を
加工する際に、それらの上下に配置された各セグメント
4の内側部分を僅かに削ることによって、加工後の各マ
イカ溝5aに各マイカ5の残渣部5bが残らないように
している。そのため、フライスカッター51bの厚み
は、各マイカ5の幅よりも僅かに大きくなっている。
グメント4の間に組み込まれた各マイカ5は、各セグメ
ント4と同一な外周部を形成しており、マイカ溝5aは
存在しない。この状態で、図示しない光学的或いは電気
的手段によって、各マイカ5の中心部の位置が割り出さ
れる。そして、各マイカ5の中心部にフライスカッター
51bが進入して加工することによって、各マイカ溝5
aが形成される。1つのマイカ5の加工が終了すると、
電機子RはDDモータMによって、(360°/マイカ
5の枚数)で決まる角度だけ回転し、隣接するマイカ5
の加工を行う。フライスカッター51bが各マイカ5を
加工する際に、それらの上下に配置された各セグメント
4の内側部分を僅かに削ることによって、加工後の各マ
イカ溝5aに各マイカ5の残渣部5bが残らないように
している。そのため、フライスカッター51bの厚み
は、各マイカ5の幅よりも僅かに大きくなっている。
【0019】鋸刃51aをフライスカッター51bに交
換する場合には、鋸刃51aを装着したアタッチメント
B1 を、フライスカッター51bを装着したアタッチメ
ントB2 に交換すればよい。次に、このアタッチメント
B2 について説明する。図4に示されるように、刃物台
46に取付けられている各ボルト53を緩めると、アタ
ッチメントB1 を構成する支持体52を取外すことがで
きる。その後、この部分にアタッチメントB2 を構成す
る支持体54を装着して、各ボルト53を締付ける。支
持体54の先端部54aは水平方向に二股形状となって
いて、それらの間の空間部54bには支点軸55を介し
てフライスカッター51bが回転可能に支承されてい
る。支点軸55の下端部には、プーリ56が取付けられ
ている。支持体54のほぼ中央部の上面には、モータM
4 が立設されていて、該モータM4のモータ軸(図示せ
ず)は、支持体54の下方に支承されたプーリ57と連
結されている。このプーリ57は、前述のプーリ56と
ベルト58を介して連結されているため、モータM4 を
作動させることによってフライスカッター51bが回転
する。上記したように、アタッチメントB1,B2 を交換
することによって、新規製作時の電機子Rの加工にも、
補修時の電機子Rの加工にも対応可能である。
換する場合には、鋸刃51aを装着したアタッチメント
B1 を、フライスカッター51bを装着したアタッチメ
ントB2 に交換すればよい。次に、このアタッチメント
B2 について説明する。図4に示されるように、刃物台
46に取付けられている各ボルト53を緩めると、アタ
ッチメントB1 を構成する支持体52を取外すことがで
きる。その後、この部分にアタッチメントB2 を構成す
る支持体54を装着して、各ボルト53を締付ける。支
持体54の先端部54aは水平方向に二股形状となって
いて、それらの間の空間部54bには支点軸55を介し
てフライスカッター51bが回転可能に支承されてい
る。支点軸55の下端部には、プーリ56が取付けられ
ている。支持体54のほぼ中央部の上面には、モータM
4 が立設されていて、該モータM4のモータ軸(図示せ
ず)は、支持体54の下方に支承されたプーリ57と連
結されている。このプーリ57は、前述のプーリ56と
ベルト58を介して連結されているため、モータM4 を
作動させることによってフライスカッター51bが回転
する。上記したように、アタッチメントB1,B2 を交換
することによって、新規製作時の電機子Rの加工にも、
補修時の電機子Rの加工にも対応可能である。
【0020】本実施例においては、往復台41の上面に
二基の刃物台44,46を装着し、それぞれの刃物台4
4,46に整流子3の外径加工用の刃具47と、各マイ
カ5をアンダーカット加工するための刃具51を取付け
た構成とし、1台で外径加工とアンダーカット加工とが
できる装置として説明しているが、二基の刃物台44,
46を一基とし、アンダーカット加工のための専用機と
してもよい。また、予め本発明に係る整流子加工機Aを
用いて整流子3を加工し、その後で回転軸1とコア2と
を組付けてもよい。その場合、整流子加工機Aで整流子
3を加工する際に、整流子3を支持する仮シャフトが必
要である。加工中の電機子Rを回転可能に保持する手段
として、本実施例においてはチャック11と心押軸14
とを用いているが、両方ともチャック11であっても構
わない。
二基の刃物台44,46を装着し、それぞれの刃物台4
4,46に整流子3の外径加工用の刃具47と、各マイ
カ5をアンダーカット加工するための刃具51を取付け
た構成とし、1台で外径加工とアンダーカット加工とが
できる装置として説明しているが、二基の刃物台44,
46を一基とし、アンダーカット加工のための専用機と
してもよい。また、予め本発明に係る整流子加工機Aを
用いて整流子3を加工し、その後で回転軸1とコア2と
を組付けてもよい。その場合、整流子加工機Aで整流子
3を加工する際に、整流子3を支持する仮シャフトが必
要である。加工中の電機子Rを回転可能に保持する手段
として、本実施例においてはチャック11と心押軸14
とを用いているが、両方ともチャック11であっても構
わない。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る整流子加工機は、主軸をダ
イレクトドライブ方式のスピンドルサーボモータによっ
て、回転・制御しているため、低速から高速までの広い
範囲の変速が可能である。そのため、整流子の外径加工
とマイカのアンダーカット加工とが、1台のみのモータ
を備えた1台の加工機で可能となる。また、モータの回
転子と主軸とが一体となっていて、歯車列のバックラッ
シがないために、高精度な位置決めが可能であり、割り
出し精度が向上する。そのため、マイカのアンダーカッ
ト加工を高精度に行うことができる。
イレクトドライブ方式のスピンドルサーボモータによっ
て、回転・制御しているため、低速から高速までの広い
範囲の変速が可能である。そのため、整流子の外径加工
とマイカのアンダーカット加工とが、1台のみのモータ
を備えた1台の加工機で可能となる。また、モータの回
転子と主軸とが一体となっていて、歯車列のバックラッ
シがないために、高精度な位置決めが可能であり、割り
出し精度が向上する。そのため、マイカのアンダーカッ
ト加工を高精度に行うことができる。
【図1】本発明に係る整流子加工機Aの側面図である。
【図2】同じく部分平面図である。
【図3】鋸刃51aのアタッチメントB1 を装着した状
態を示す図1のX1 −X1 矢視図である。
態を示す図1のX1 −X1 矢視図である。
【図4】同じくフライスカッター51bのアタッチメン
トB2 を装着した状態を示す図である。
トB2 を装着した状態を示す図である。
【図5】従来の整流子加工機A’の側面図である。
【図6】図5のX2 −X2 の部分矢視図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】整流子3のマイカ5の残渣部5bを示す図であ
る。
る。
A',A:整流子加工機 M:スピンドルサーボモータ R:電機子 3:整流子 5:マイカ 5a:マイカ溝 7:主軸台 9:主軸 11:チャック(把持手段) 12:心押台(支持台) 14:心押軸(支持軸) 41:往復台 44:刃物台(第1の刃物台) 46:刃物台(第2の刃物台) 47:刃具(第1の刃具) 51:刃具(第2の刃具) 51a:鋸刃 51b:フライスカッター
Claims (2)
- 【請求項1】 直流回転機の電機子を構成する整流子を
加工するための整流子加工機であって、 主軸台に回転可能にして装着された主軸と、 前記主軸台に相対向して配設された支持台に装着され、
主軸の軸中心線と同一な直線上に配設された支持軸と、 主軸と支持軸とを結ぶ直線に沿って移動可能な往復台と
を備え、 前記往復台には、該往復台の移動方向に直角で水平な方
向に移動可能な第1及び第2の刃物台が取付けられ、こ
れらの刃物台には第1及び第2の各刃具が装着されてい
て、 主軸と支持軸との相対向するそれぞれの端部に設けら
れ、電機子の何れかの端部を把持するための各把持手段
によって電機子の各端部を把持し、ダイレクトドライブ
方式のスピンドルサーボモータによって支承された主軸
を高速で回転させながら第1の刃具によって整流子の外
周部を切削する外径加工と、同じく主軸を低速で回転さ
せ、整流子のマイカ溝の中心を割り出しながら第2の刃
具によってマイカを切り込むアンダーカット加工との2
種類の加工ができるように構成したことを特徴とする整
流子加工機。 - 【請求項2】 直流回転機の電機子を構成する整流子を
加工するための整流子加工機であって、 主軸台に回転可能にして装着された主軸と、 前記主軸台に相対向して配設された支持台に装着され、
主軸の軸中心線と同一な直線上に配設された支持軸と、 主軸と支持軸とを結ぶ直線に沿って移動可能な往復台と
を備え、 前記往復台には、該往復台の移動方向に直角で水平な方
向に移動可能な刃物台が取付けられ、該刃物台には刃具
が装着されていて、 電機子の各端部を、主軸と支持軸との相対向するそれぞ
れの端部に設けられ、電機子の何れかの端部を把持する
ための各把持手段によって把持し、ダイレクトドライブ
方式のスピンドルサーボモータによって支承された主軸
を低速で回転させ、整流子のマイカ溝の中心を割り出し
ながらマイカを切り込むアンダーカット加工ができるよ
うに構成したことを特徴とする整流子加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8465696A JPH09248701A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 整流子加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8465696A JPH09248701A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 整流子加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248701A true JPH09248701A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13836769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8465696A Pending JPH09248701A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 整流子加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09248701A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009107067A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密ロール旋盤 |
| JP2009107066A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密ロール旋盤 |
| CN103447790A (zh) * | 2013-08-02 | 2013-12-18 | 华瑞电器股份有限公司 | 一种换向器自动开盖脱壳方法及装置 |
| CN104600540A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-06 | 上海昭程整流子科技有限公司 | 开盖脱壳机分料机构 |
| CN104795714A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-07-22 | 上海昭程整流子科技有限公司 | 开盖脱壳单元 |
| CN114160812A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-03-11 | 南京工程学院 | 一种快速定位系统 |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP8465696A patent/JPH09248701A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009107067A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密ロール旋盤 |
| JP2009107066A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Toshiba Mach Co Ltd | 精密ロール旋盤 |
| CN103447790A (zh) * | 2013-08-02 | 2013-12-18 | 华瑞电器股份有限公司 | 一种换向器自动开盖脱壳方法及装置 |
| CN104600540A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-06 | 上海昭程整流子科技有限公司 | 开盖脱壳机分料机构 |
| CN104795714A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-07-22 | 上海昭程整流子科技有限公司 | 开盖脱壳单元 |
| CN114160812A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-03-11 | 南京工程学院 | 一种快速定位系统 |
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