JPH09249129A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
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- JPH09249129A JPH09249129A JP6140096A JP6140096A JPH09249129A JP H09249129 A JPH09249129 A JP H09249129A JP 6140096 A JP6140096 A JP 6140096A JP 6140096 A JP6140096 A JP 6140096A JP H09249129 A JPH09249129 A JP H09249129A
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- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は坂路を走行する際、平坦路を走行す
る場合と同様に操作者の力量を一定とし、搬送速度を一
定とすることを課題とする。 【解決手段】 搬送装置1は、荷物2が載置される台車
3と、台車3の後部に設けられた装置本体4と、装置本
体4の上部に取り付けられた把持部5と、台車3の底部
両側に設けられた前輪6a,6bと、装置本体4の底部
両側に設けられた左右の後輪7a,7bと、後輪7a,
7bを個別に駆動するモータ8a,8bとを有する。ま
た、装置本体4の内部には、台車3の進行方向の傾斜角
度を検出する傾斜角センサ10が取り付けられている。
制御装置11は、傾斜角センサ10により検出された傾
斜角度に応じて坂路の傾斜角に応じたアシスト力、すな
わちモータ8a,8bの駆動力を制御する。よって、坂
路を上る場合でも平坦路と同じように押圧操作して搬送
装置1を走行させることが可能になる。
る場合と同様に操作者の力量を一定とし、搬送速度を一
定とすることを課題とする。 【解決手段】 搬送装置1は、荷物2が載置される台車
3と、台車3の後部に設けられた装置本体4と、装置本
体4の上部に取り付けられた把持部5と、台車3の底部
両側に設けられた前輪6a,6bと、装置本体4の底部
両側に設けられた左右の後輪7a,7bと、後輪7a,
7bを個別に駆動するモータ8a,8bとを有する。ま
た、装置本体4の内部には、台車3の進行方向の傾斜角
度を検出する傾斜角センサ10が取り付けられている。
制御装置11は、傾斜角センサ10により検出された傾
斜角度に応じて坂路の傾斜角に応じたアシスト力、すな
わちモータ8a,8bの駆動力を制御する。よって、坂
路を上る場合でも平坦路と同じように押圧操作して搬送
装置1を走行させることが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送装置に係り、特
に操作者の操作力に応じて台車を駆動させてパワーアシ
ストするよう構成された搬送装置に関する。
に操作者の操作力に応じて台車を駆動させてパワーアシ
ストするよう構成された搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、荷物等を搬送する際に操作者の
押圧操作に応じて台車を駆動させてパワーアシストする
搬送装置の開発が進められている。この種の搬送装置で
は、荷物が載置される台車に車輪を駆動するモータ及び
モータを回転させるバッテリ、モータの駆動トルクを制
御する制御装置などが搭載されている。また、搬送装置
には、操作者の操作力を検出するためのセンサとして、
例えば台車を操作する操作部に力センサが設けられてお
り、制御装置は力センサからの出力信号より得られる操
作力の所定比率(例えば操作力の半分)の駆動力をモー
タが発生するように、モータに供給される電圧を制御す
るようになっている。
押圧操作に応じて台車を駆動させてパワーアシストする
搬送装置の開発が進められている。この種の搬送装置で
は、荷物が載置される台車に車輪を駆動するモータ及び
モータを回転させるバッテリ、モータの駆動トルクを制
御する制御装置などが搭載されている。また、搬送装置
には、操作者の操作力を検出するためのセンサとして、
例えば台車を操作する操作部に力センサが設けられてお
り、制御装置は力センサからの出力信号より得られる操
作力の所定比率(例えば操作力の半分)の駆動力をモー
タが発生するように、モータに供給される電圧を制御す
るようになっている。
【0003】そのため、例えば台車に重い荷物が積載さ
れた場合には、操作部の力センサを強く押圧することに
よりモータの駆動トルクが増大されて操作者の労力が軽
減される。また、台車に積載された荷物が比較的軽い場
合には、操作部の力センサを軽い力で押圧することによ
りモータの駆動トルクが軽減されるように制御する。
れた場合には、操作部の力センサを強く押圧することに
よりモータの駆動トルクが増大されて操作者の労力が軽
減される。また、台車に積載された荷物が比較的軽い場
合には、操作部の力センサを軽い力で押圧することによ
りモータの駆動トルクが軽減されるように制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たパワーアシスト機能を有する搬送装置においては、上
り坂を通過する際でも平坦路を走行するのと同じように
操作者の負担が一定であることが望ましい。
たパワーアシスト機能を有する搬送装置においては、上
り坂を通過する際でも平坦路を走行するのと同じように
操作者の負担が一定であることが望ましい。
【0005】しかしながら、従来の搬送装置では、上り
坂を走行する場合、上り坂の傾斜角度が大きくなるのに
伴って搬送装置を移動させるのに必要な力が増大して
も、操作者の操作力に対するモータの駆動力の比率が一
定のため、従来の搬送装置を使用して荷物を搬送する際
には、上り坂の傾斜角が大きくなるほど操作者はより大
きな操作力を必要とするという問題があった。
坂を走行する場合、上り坂の傾斜角度が大きくなるのに
伴って搬送装置を移動させるのに必要な力が増大して
も、操作者の操作力に対するモータの駆動力の比率が一
定のため、従来の搬送装置を使用して荷物を搬送する際
には、上り坂の傾斜角が大きくなるほど操作者はより大
きな操作力を必要とするという問題があった。
【0006】例えば、操作に慣れていない初心者が搬送
装置を操作する場合、上り坂で力センサへの押圧力を強
くしないと充分な駆動トルクが得られなかったり、ある
いは下り坂で力センサへの押圧力を緩和しないと台車が
より加速されてしまうおそれがある。そのため、従来の
搬送装置では、上り坂あるいは下り坂を通過する際、そ
の傾斜角度に応じて力センサへの押圧力を微妙に調整し
なければならず、操作が難しかった。
装置を操作する場合、上り坂で力センサへの押圧力を強
くしないと充分な駆動トルクが得られなかったり、ある
いは下り坂で力センサへの押圧力を緩和しないと台車が
より加速されてしまうおそれがある。そのため、従来の
搬送装置では、上り坂あるいは下り坂を通過する際、そ
の傾斜角度に応じて力センサへの押圧力を微妙に調整し
なければならず、操作が難しかった。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決した搬送
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。上記本発明は、車輪を有する台車と、該車輪
を駆動する駆動部と、該台車への操作者の操作力の大き
さに応じて該駆動部の駆動力を制御する制御部とを有す
る搬送装置において、前記台車の進行方向の傾斜角度を
検出する傾斜角センサを設け、該傾斜角センサにより検
出された傾斜角度に応じた駆動力で前記車輪を駆動させ
ることを特徴とするものである。
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。上記本発明は、車輪を有する台車と、該車輪
を駆動する駆動部と、該台車への操作者の操作力の大き
さに応じて該駆動部の駆動力を制御する制御部とを有す
る搬送装置において、前記台車の進行方向の傾斜角度を
検出する傾斜角センサを設け、該傾斜角センサにより検
出された傾斜角度に応じた駆動力で前記車輪を駆動させ
ることを特徴とするものである。
【0009】従って、本発明によれば、傾斜角センサに
より検出された傾斜角度に応じた駆動力で車輪を駆動さ
せる。このため、上り坂を通過する際にモータによる駆
動力を平坦路よりも高めて操作者の労力を軽減すること
ができる。
より検出された傾斜角度に応じた駆動力で車輪を駆動さ
せる。このため、上り坂を通過する際にモータによる駆
動力を平坦路よりも高めて操作者の労力を軽減すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。尚、図1は本発明の搬送装置の一
実施例の側面図、図2は搬送装置の背面図である。搬送
装置1は、荷物2が載置される台車3と、台車3の後部
に設けられた装置本体4と、装置本体4の上部に取り付
けられた操作部としての把持部5と、台車3の底部両側
に設けられた前輪6a,6bと、装置本体4の底部両側
に設けられた左右の後輪7a,7bと、後輪7a,7b
を個別に駆動するモータ8a,8bとを有する。
例について説明する。尚、図1は本発明の搬送装置の一
実施例の側面図、図2は搬送装置の背面図である。搬送
装置1は、荷物2が載置される台車3と、台車3の後部
に設けられた装置本体4と、装置本体4の上部に取り付
けられた操作部としての把持部5と、台車3の底部両側
に設けられた前輪6a,6bと、装置本体4の底部両側
に設けられた左右の後輪7a,7bと、後輪7a,7b
を個別に駆動するモータ8a,8bとを有する。
【0011】尚、前輪6a,6bは、進行方向を向くよ
うに旋回可能に設けられている。また、装置本体4の内
部には、モータ8a,8bの駆動源となるバッテリ9が
収納されている。バッテリ9は、搬送装置1が使用され
ないとき、家庭用のAC100V電源により充電され
る。
うに旋回可能に設けられている。また、装置本体4の内
部には、モータ8a,8bの駆動源となるバッテリ9が
収納されている。バッテリ9は、搬送装置1が使用され
ないとき、家庭用のAC100V電源により充電され
る。
【0012】さらに、装置本体4の内部には、台車3の
進行方向の傾斜角度を検出する傾斜角センサ10が取り
付けられている。尚、傾斜角センサ10は台車3の傾斜
状態を検出するためのものであるため、取り付け位置と
しては、台車3に設置された装置本体4の内部でも良い
し、あるいは台車3に直接取り付けるようにしても良
い。
進行方向の傾斜角度を検出する傾斜角センサ10が取り
付けられている。尚、傾斜角センサ10は台車3の傾斜
状態を検出するためのものであるため、取り付け位置と
しては、台車3に設置された装置本体4の内部でも良い
し、あるいは台車3に直接取り付けるようにしても良
い。
【0013】この傾斜角センサ10としては、例えば重
力方向を指す振り子の基準軸からの角度を直接出力する
変位方式のもの、あるいは電磁コイルに電流を流して発
生するトルクと振り子の傾きによるトルクをバランスさ
せ振り子を常に零位に保持するトルクバランス方式のも
のが使用される。
力方向を指す振り子の基準軸からの角度を直接出力する
変位方式のもの、あるいは電磁コイルに電流を流して発
生するトルクと振り子の傾きによるトルクをバランスさ
せ振り子を常に零位に保持するトルクバランス方式のも
のが使用される。
【0014】また、制御装置11は、操作者が把持部5
を押圧して後輪7a,7bが回転すると、モータ8a,
8bのコイルに流れる電流値の大きさにより操作者の操
作力を検知し、この操作力に応じた搬送速度となるよう
にモータ8a,8bを回転駆動させる。
を押圧して後輪7a,7bが回転すると、モータ8a,
8bのコイルに流れる電流値の大きさにより操作者の操
作力を検知し、この操作力に応じた搬送速度となるよう
にモータ8a,8bを回転駆動させる。
【0015】図3は搬送装置1が坂路を上るときに作用
する力関係を説明するための図である。搬送装置1が坂
路を上る場合に傾斜角θを考慮した全体の力Fは、次式
(1)で求められる。
する力関係を説明するための図である。搬送装置1が坂
路を上る場合に傾斜角θを考慮した全体の力Fは、次式
(1)で求められる。
【0016】 F=ma+μmgcosθ+mgsinθ … (1) 尚、式(1)において、θは坂路の傾斜角、μは坂路の
摩擦係数、gは重力加速度、mは搬送装置1及び荷物2
を合わせた質量である。搬送装置1の重さは、予め分か
っているが、荷物2の重さはそのときによって異なるた
め、ここでは総重量mを搬送装置1の自重+αに設定し
ておく。
摩擦係数、gは重力加速度、mは搬送装置1及び荷物2
を合わせた質量である。搬送装置1の重さは、予め分か
っているが、荷物2の重さはそのときによって異なるた
め、ここでは総重量mを搬送装置1の自重+αに設定し
ておく。
【0017】次に、制御装置11が実行する制御処理に
つき図4のフローチャートを参照して説明する。制御装
置11は、装置本体4に設けられたメイン電源スイッチ
(図示せず)がオンに操作されると、図4に示す処理を
実行する。
つき図4のフローチャートを参照して説明する。制御装
置11は、装置本体4に設けられたメイン電源スイッチ
(図示せず)がオンに操作されると、図4に示す処理を
実行する。
【0018】すなわち、電源が投入されると、モータ8
a,8bに電源が入り(S1)、制御装置11にも電源
が入る(S2)。その後、制御システムの初期化を行う
(S3)。次のS4では、電源がオフに操作されるまで
0.1秒毎のタイマ割り込みを行う。S4でタイマ割り
込みに入ると、S5に進み、制御装置11に内蔵されて
いるA/Dコンバータ(図示せず)によってデジタル信
号に変換されたモータの電流値、回転数、傾斜角センサ
10の検出値(傾斜角θ)を読み込む。
a,8bに電源が入り(S1)、制御装置11にも電源
が入る(S2)。その後、制御システムの初期化を行う
(S3)。次のS4では、電源がオフに操作されるまで
0.1秒毎のタイマ割り込みを行う。S4でタイマ割り
込みに入ると、S5に進み、制御装置11に内蔵されて
いるA/Dコンバータ(図示せず)によってデジタル信
号に変換されたモータの電流値、回転数、傾斜角センサ
10の検出値(傾斜角θ)を読み込む。
【0019】次のS6では、S5で読み込んだ変換デー
タを基に操作者の力量fを演算する。そして、S7で
は、操作者の力量fに応じた電流の出力値を制御装置1
1に内蔵されているD/Aコンバータ(図示せず)によ
ってアナログ信号に変換してモータ8a,8bを駆動す
る。そのため、モータ8a,8bは、制御装置11の出
力値によってトルクを制御される。従って、搬送装置1
は、操作者の操作力の大きさに応じた力で後輪7a,7
bを回転駆動させて操作者の労力をアシストする。
タを基に操作者の力量fを演算する。そして、S7で
は、操作者の力量fに応じた電流の出力値を制御装置1
1に内蔵されているD/Aコンバータ(図示せず)によ
ってアナログ信号に変換してモータ8a,8bを駆動す
る。そのため、モータ8a,8bは、制御装置11の出
力値によってトルクを制御される。従って、搬送装置1
は、操作者の操作力の大きさに応じた力で後輪7a,7
bを回転駆動させて操作者の労力をアシストする。
【0020】図5は上記S6の演算処理を詳しく説明す
るためのフローチャートである。図5のS8では、モー
タ8a,8bの回転数から搬送装置1の加速度aを演算
する。尚、本実施例においては、上記S5〜S7の処理
を0.1秒おきに実行するため、現在のモータ8a,8
bの回転数と前回サンプリングしたモータ8a,8bの
回転数とを比較することにより、搬送装置1の加速度a
を算出することができる。
るためのフローチャートである。図5のS8では、モー
タ8a,8bの回転数から搬送装置1の加速度aを演算
する。尚、本実施例においては、上記S5〜S7の処理
を0.1秒おきに実行するため、現在のモータ8a,8
bの回転数と前回サンプリングしたモータ8a,8bの
回転数とを比較することにより、搬送装置1の加速度a
を算出することができる。
【0021】次に搬送装置1を動かすのに必要な力Fを
前述したように式(1)に基づいて演算する(S9)。
すなわち、傾斜角度θの大きさに応じた力Fが求まる。
尚、平坦路を走行する場合には、傾斜角度θ=0として
演算する。次のS10では、モータ8a,8bの駆動力
を電流値と係数kとの乗算により算出する。続いて、操
作者が把持部5を押圧する力量fを演算する(S1
1)。操作者の力量fは、搬送装置1を動かすのに必要
な力Fからモータ8a,8bの駆動力を差し引くことに
より求めることができる。
前述したように式(1)に基づいて演算する(S9)。
すなわち、傾斜角度θの大きさに応じた力Fが求まる。
尚、平坦路を走行する場合には、傾斜角度θ=0として
演算する。次のS10では、モータ8a,8bの駆動力
を電流値と係数kとの乗算により算出する。続いて、操
作者が把持部5を押圧する力量fを演算する(S1
1)。操作者の力量fは、搬送装置1を動かすのに必要
な力Fからモータ8a,8bの駆動力を差し引くことに
より求めることができる。
【0022】次のS12では、操作者の力量fを1とし
たときのアシスト比率B(モータの補助駆動率)に応じ
てモータ8a,8bへの電流出力値を算出するため、ア
シスト比率Bを以下のようにして求める。同じ速度で搬
送装置1を動かすのに、平坦路と傾斜角がθの坂とで、
操作者の力量fが同じになるように設定した場合、アシ
スト比率Bは次式(2)で表される。
たときのアシスト比率B(モータの補助駆動率)に応じ
てモータ8a,8bへの電流出力値を算出するため、ア
シスト比率Bを以下のようにして求める。同じ速度で搬
送装置1を動かすのに、平坦路と傾斜角がθの坂とで、
操作者の力量fが同じになるように設定した場合、アシ
スト比率Bは次式(2)で表される。
【0023】 B={F(θ)−f(0)}/ f(0) … (2) (但し、F(θ)は傾斜角θのときの全体の力、f
(0)は平坦路での操作者の力量) ここで、平坦路ではアシスト比率Bが1、すなわち、全
体の力F(0)に対して半分の力で済むようにした場合
に、 f(0)=1/(1+B)F(0) =1/2F(0) … (3) となり、従って、アシスト比率Bは、次式(4)のよう
になる。
(0)は平坦路での操作者の力量) ここで、平坦路ではアシスト比率Bが1、すなわち、全
体の力F(0)に対して半分の力で済むようにした場合
に、 f(0)=1/(1+B)F(0) =1/2F(0) … (3) となり、従って、アシスト比率Bは、次式(4)のよう
になる。
【0024】 B={F(θ)−(1/2F(0)}/(1/2F(0)) … (4) このアシスト比率Bに応じてモータ8a,8bへの電流
出力値を次式(5)により算出する。 出力値=B×力量f … (5) この式(5)により算出された電流がモータ8a,8b
へ供給される。
出力値を次式(5)により算出する。 出力値=B×力量f … (5) この式(5)により算出された電流がモータ8a,8b
へ供給される。
【0025】このように、制御装置11は、操作者の力
量fをモータ8a,8bの電流変化と速度(モータ回転
数)、搬送総重量から算出し、この力量fをモータの出
力とする制御を行うことにより、坂路の傾斜角に応じた
アシスト力、すなわちモータ8a,8bの駆動力を制御
して坂路を上る場合でも平坦路と同じように押圧操作し
て搬送装置1を走行させることができる。
量fをモータ8a,8bの電流変化と速度(モータ回転
数)、搬送総重量から算出し、この力量fをモータの出
力とする制御を行うことにより、坂路の傾斜角に応じた
アシスト力、すなわちモータ8a,8bの駆動力を制御
して坂路を上る場合でも平坦路と同じように押圧操作し
て搬送装置1を走行させることができる。
【0026】そのため、平坦路を走行するときの速度と
同じ速度で坂路を上る場合でも操作者の力量fが増大せ
ず、操作者の負担を一定にできる。よって、搬送装置1
を押しながら坂路を上る際、操作者は坂路の傾斜角に応
じたアシスト力により平坦路を走行するときと同じ労力
で済み、荷物2を安定且つスムーズに搬送できる。
同じ速度で坂路を上る場合でも操作者の力量fが増大せ
ず、操作者の負担を一定にできる。よって、搬送装置1
を押しながら坂路を上る際、操作者は坂路の傾斜角に応
じたアシスト力により平坦路を走行するときと同じ労力
で済み、荷物2を安定且つスムーズに搬送できる。
【0027】また、坂路を下るときは、上記のように坂
路を上る場合と逆にモータ8a,8bの駆動力を減少さ
せてアシスト力を小さくする。これにより、搬送装置1
が坂路で加速されることが防止される。そのため、搬送
装置1の操作に慣れていない操作者でも、坂路の傾斜角
度の大きさに拘わらず、平坦路を走行するときの速度と
同じ速度で坂路を下る場合でも操作者の力量fは平坦路
の場合と等しくなり、重量物を搬送する際も安全且つス
ムーズに操作することができる。
路を上る場合と逆にモータ8a,8bの駆動力を減少さ
せてアシスト力を小さくする。これにより、搬送装置1
が坂路で加速されることが防止される。そのため、搬送
装置1の操作に慣れていない操作者でも、坂路の傾斜角
度の大きさに拘わらず、平坦路を走行するときの速度と
同じ速度で坂路を下る場合でも操作者の力量fは平坦路
の場合と等しくなり、重量物を搬送する際も安全且つス
ムーズに操作することができる。
【0028】図6は本発明の変形例を示す。装置本体4
の上面には、荷物2の重量を設定するための重量設定ス
イッチ12〜14が配設されている。重量設定スイッチ
12は荷物2が100kg以下の場合にオンに操作され
るスイッチで、重量設定スイッチ13は荷物2が200
kg以下の場合にオンに操作されるスイッチで、重量設
定スイッチ13は荷物2が200kg以上の場合にオン
に操作されるスイッチである。
の上面には、荷物2の重量を設定するための重量設定ス
イッチ12〜14が配設されている。重量設定スイッチ
12は荷物2が100kg以下の場合にオンに操作され
るスイッチで、重量設定スイッチ13は荷物2が200
kg以下の場合にオンに操作されるスイッチで、重量設
定スイッチ13は荷物2が200kg以上の場合にオン
に操作されるスイッチである。
【0029】前述した実施例では、荷物2の重さがその
ときによって異なるため、荷物2の重さをαとして、総
重量mを搬送装置1の自重+αに設定したが、重量設定
スイッチ12〜14を荷物2の重量に応じて選択的に操
作することにより、制御装置11に荷物2の重量を入力
することができる。
ときによって異なるため、荷物2の重さをαとして、総
重量mを搬送装置1の自重+αに設定したが、重量設定
スイッチ12〜14を荷物2の重量に応じて選択的に操
作することにより、制御装置11に荷物2の重量を入力
することができる。
【0030】そのため、制御装置11は、上記S9にお
いて搬送装置1を動かす力Fを演算する際、総重量mが
荷物2の重量に応じて設定されるため、総重量mの重さ
に合ったモータ駆動力が演算される。よって、搬送装置
1は、荷物2の重量が大きい場合には、モータ8a,8
bのアシスト力を増大させ、荷物2の重量が小さい場合
には、モータ8a,8bのアシスト力を減少させるよう
に制御する。
いて搬送装置1を動かす力Fを演算する際、総重量mが
荷物2の重量に応じて設定されるため、総重量mの重さ
に合ったモータ駆動力が演算される。よって、搬送装置
1は、荷物2の重量が大きい場合には、モータ8a,8
bのアシスト力を増大させ、荷物2の重量が小さい場合
には、モータ8a,8bのアシスト力を減少させるよう
に制御する。
【0031】これにより、操作者は、搬送する荷物2に
よって重量が変動しても、ほぼ同じ操作力で荷物2を搬
送することができる。すなわち、搬送装置1が坂路を走
行する場合でも、そのときの荷物2の重量及び坂路の傾
斜角に応じたアシスト率でモータ8a,8bの駆動力が
制御されるので、荷物2の重量変化及び坂路の傾斜角変
化に拘わらずほぼ一定の速度で荷物2を搬送することが
できる。
よって重量が変動しても、ほぼ同じ操作力で荷物2を搬
送することができる。すなわち、搬送装置1が坂路を走
行する場合でも、そのときの荷物2の重量及び坂路の傾
斜角に応じたアシスト率でモータ8a,8bの駆動力が
制御されるので、荷物2の重量変化及び坂路の傾斜角変
化に拘わらずほぼ一定の速度で荷物2を搬送することが
できる。
【0032】図7は本発明の別の変形例を示す。台車3
の上面には、荷物2の重量を測定する重量センサ15が
取り付けられている。この重量センサ15は、例えばロ
ードセルよりなり、台車3に載置された荷物2の重量を
測定し、その重量に応じた電気信号を制御装置11に出
力する。
の上面には、荷物2の重量を測定する重量センサ15が
取り付けられている。この重量センサ15は、例えばロ
ードセルよりなり、台車3に載置された荷物2の重量を
測定し、その重量に応じた電気信号を制御装置11に出
力する。
【0033】従って、荷物2が搬送装置1の台車3に載
置されると共に、荷物2の重量が重量センサ15により
検出される。そして、制御装置11は、重量センサ15
から出力された荷物2の重量αに制御装置11自体の重
量を加算して総重量mを算出する。
置されると共に、荷物2の重量が重量センサ15により
検出される。そして、制御装置11は、重量センサ15
から出力された荷物2の重量αに制御装置11自体の重
量を加算して総重量mを算出する。
【0034】そのため、上記S9において、搬送装置1
を動かす力Fを演算する際、正確な総重量mが設定され
るため、総重量mの重さに合ったモータ駆動力が演算さ
れる。よって、搬送装置1は、荷物2の重量に応じてモ
ータ8a,8bのアシスト力を増大又は減少させるよう
に制御することができる。
を動かす力Fを演算する際、正確な総重量mが設定され
るため、総重量mの重さに合ったモータ駆動力が演算さ
れる。よって、搬送装置1は、荷物2の重量に応じてモ
ータ8a,8bのアシスト力を増大又は減少させるよう
に制御することができる。
【0035】そのため、操作者は、搬送する荷物2の重
量が異なる場合でも、同じ操作力で荷物2を搬送するこ
とができる。すなわち、搬送装置1が坂路を走行する場
合でも、そのときの荷物2の重量及び坂路の傾斜角に応
じたアシスト比率でモータ8a,8bの駆動力が制御さ
れるので、荷物2の重量変化及び坂路の傾斜角変化に拘
わらず一定の速度で荷物2を搬送することができる。
量が異なる場合でも、同じ操作力で荷物2を搬送するこ
とができる。すなわち、搬送装置1が坂路を走行する場
合でも、そのときの荷物2の重量及び坂路の傾斜角に応
じたアシスト比率でモータ8a,8bの駆動力が制御さ
れるので、荷物2の重量変化及び坂路の傾斜角変化に拘
わらず一定の速度で荷物2を搬送することができる。
【0036】尚、上記実施例では、荷物2を台車3に載
置して搬送する場合を一例としてあげたが、これに限ら
ず、例えば搬送装置1が別の台車あるいは車輪を有する
ベッド等を搬送する場合にも適用することができるのは
勿論である。また、上記実施例では、モータ8a,8b
の回転数から算出した加速度aを用いて求めた搬送装置
1を動かすのに必要な力Fから、モータ8a,8bの電
流値から求めたモータの駆動力を差し引くことによって
操作者の力量fを求める搬送装置を一例として挙げた
が、これに限らず、搬送装置の操作部に力センサ等を設
けて直接操作者の力量fを計測する搬送装置に適応する
ことができるのは勿論である。
置して搬送する場合を一例としてあげたが、これに限ら
ず、例えば搬送装置1が別の台車あるいは車輪を有する
ベッド等を搬送する場合にも適用することができるのは
勿論である。また、上記実施例では、モータ8a,8b
の回転数から算出した加速度aを用いて求めた搬送装置
1を動かすのに必要な力Fから、モータ8a,8bの電
流値から求めたモータの駆動力を差し引くことによって
操作者の力量fを求める搬送装置を一例として挙げた
が、これに限らず、搬送装置の操作部に力センサ等を設
けて直接操作者の力量fを計測する搬送装置に適応する
ことができるのは勿論である。
【0037】この場合にも、式(1)、式(2)、式
(5)を用いて傾斜角θに応じたアシスト比率を設定す
ればよい。また、上記実施例では、平坦路でのアシスト
比率Bを1としているが、これに限らず、搬送装置の用
途に応じて平坦路でのアシスト比率を異なる値で設定し
ておくことも可能で、この場合には、式(3)に用いる
アシスト比率Bの値を変更すれば良い。
(5)を用いて傾斜角θに応じたアシスト比率を設定す
ればよい。また、上記実施例では、平坦路でのアシスト
比率Bを1としているが、これに限らず、搬送装置の用
途に応じて平坦路でのアシスト比率を異なる値で設定し
ておくことも可能で、この場合には、式(3)に用いる
アシスト比率Bの値を変更すれば良い。
【0038】また、上記実施例では、坂路での操作者の
操作力f(θ)が同じ速度での平坦路での操作力f
(0)と同じになるようにアシスト比率Bを算出してい
るが、操作者に坂路であることを認識させるため、操作
力f(θ)をf(0)に比べて大きく、但し、アシスト
比率が一定のときよりは小さくするようにしてもよく、
この場合には、B<B’<1となるアシスト比率B’を
算出するように式(2)、式(3)、式(4)を変更す
れば良い。
操作力f(θ)が同じ速度での平坦路での操作力f
(0)と同じになるようにアシスト比率Bを算出してい
るが、操作者に坂路であることを認識させるため、操作
力f(θ)をf(0)に比べて大きく、但し、アシスト
比率が一定のときよりは小さくするようにしてもよく、
この場合には、B<B’<1となるアシスト比率B’を
算出するように式(2)、式(3)、式(4)を変更す
れば良い。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、傾斜角セ
ンサにより検出された傾斜角度に応じた駆動力で車輪を
駆動させるため、上り坂の傾斜角度が大きくなる程操作
者の労力を軽減することができる。よって、操作に慣れ
ていない操作者でも、上り坂の傾斜角度の大きさに関わ
らず、重量物を搬送する際も安全且つスムーズに操作す
ることができる。
ンサにより検出された傾斜角度に応じた駆動力で車輪を
駆動させるため、上り坂の傾斜角度が大きくなる程操作
者の労力を軽減することができる。よって、操作に慣れ
ていない操作者でも、上り坂の傾斜角度の大きさに関わ
らず、重量物を搬送する際も安全且つスムーズに操作す
ることができる。
【図1】本発明になる搬送装置の一実施例の側面図であ
る。
る。
【図2】搬送装置の背面図である。
【図3】坂路を走行する場合の力関係を示す図である。
【図4】制御装置が実行する制御処理のフローチャート
である。
である。
【図5】図4のS6で実行された出力値演算処理を詳し
く説明するためのフローチャートである。
く説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の変形例を説明するための装置本体の平
面図である。
面図である。
【図7】本発明の別の変形例を説明するための側面図で
ある。
ある。
1 搬送装置 2 荷物 3 台車 4 装置本体 5 把持部 6a,6b 前輪 7a,7b 後輪 8a,8b モータ 10 傾斜角センサ 12〜14 重量設定スイッチ 15 重量センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 車輪を有する台車と、該車輪を駆動する
駆動部と、該台車への操作力の大きさに応じて該駆動部
の駆動力を制御する制御部とを有する搬送装置におい
て、 前記台車の進行方向の傾斜角度を検出する傾斜角センサ
を設け、 該傾斜角センサにより検出された傾斜角度に応じた駆動
力で前記車輪を駆動させることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6140096A JPH09249129A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6140096A JPH09249129A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09249129A true JPH09249129A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13170069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6140096A Pending JPH09249129A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09249129A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005153648A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Hisashi Takahashi | パワーアシスト型の移動体 |
| JP2010213769A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Shimadzu Corp | 回診用x線撮影装置 |
| WO2015053086A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | 株式会社村田製作所 | 手押し車 |
| JP2019073041A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 株式会社竹中工務店 | 搬送装置 |
| JP2022105801A (ja) * | 2021-01-05 | 2022-07-15 | 株式会社イーバイク | 電動アシスト台車の駆動方法 |
| JP2023035783A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | 株式会社エクセディ | 移動体用制御装置 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP6140096A patent/JPH09249129A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005153648A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Hisashi Takahashi | パワーアシスト型の移動体 |
| JP2010213769A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Shimadzu Corp | 回診用x線撮影装置 |
| WO2015053086A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | 株式会社村田製作所 | 手押し車 |
| JPWO2015053086A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2017-03-09 | 株式会社村田製作所 | 手押し車 |
| US10183687B2 (en) | 2013-10-11 | 2019-01-22 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Pushcart |
| JP2019073041A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 株式会社竹中工務店 | 搬送装置 |
| JP2022105801A (ja) * | 2021-01-05 | 2022-07-15 | 株式会社イーバイク | 電動アシスト台車の駆動方法 |
| JP2023035783A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | 株式会社エクセディ | 移動体用制御装置 |
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