JPH09249285A - コンテナ - Google Patents

コンテナ

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Publication number
JPH09249285A
JPH09249285A JP8059766A JP5976696A JPH09249285A JP H09249285 A JPH09249285 A JP H09249285A JP 8059766 A JP8059766 A JP 8059766A JP 5976696 A JP5976696 A JP 5976696A JP H09249285 A JPH09249285 A JP H09249285A
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JP
Japan
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plate
container
frame
floor
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP8059766A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Isobe
清 磯部
Takashi Kimura
隆 木村
Takayoshi Imai
隆嘉 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP8059766A priority Critical patent/JPH09249285A/ja
Publication of JPH09249285A publication Critical patent/JPH09249285A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床部又は上部の箱部に損傷があってもそのい
ずれか一方のみを交換し得るようにして使用期間の長期
化を図ることによりその経済性を高め、更には全体の重
量を軽量化すると共に錆の発生を防いで、見た目も綺麗
なコンテナを提供すること。 【解決手段】 別体として形成された箱部20を金属
材、好ましくは鉄鋼材から構成された床部11上に乗せ
て着脱可能に連結し、この箱部20が少なくとも底部を
除く複数の面部分に外壁板31を取り付けて構成されて
いると共に少なくともその1つの面部分を開閉可能なド
ア部30としていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテナに関し、更
に詳細には貨物を鉄道、トラック又は船舶などで輸送す
る際に使用するコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンテナは、例えば特公
平1−139387号公報に開示されているようによく
知られている。一般に、従来のコンテナは、その全体が
鉄鋼製の支柱と鋼板とを溶接等の接合手段を用いて組み
立てることで製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコン
テナは、すべてが鋼鉄材で構成されていたため非常に重
量が重く、しかも野ざらしにされることが多いため長期
間使用していると錆が発生し、見た目も悪いという問題
があった。
【0004】また、コンテナは、通常、フォークリフト
などにより貨車やトラック等に乗せたり降ろしたりする
と共に、荷台とコンテナの床部とを専用の連結具で連結
したりもする。このようなことから、コンテナは、一般
的には床部が最も酷使される部分であり、従って損傷も
受け易い。
【0005】ところが、従来のコンテナは、前述したよ
うに鋼鉄材ですべて一体に構成されていたため、床部が
破損したりして使用不能になった場合、コンテナをもは
や貨物の輸送容器として再生することはできず廃棄処分
とされていた。しかし、実際には床部を除く外壁部には
ほとんど損傷がなく、従って非常に不経済であるという
問題があった(この逆の場合即ち外壁部に損傷がある場
合も同じ)。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、床部又は箱部に損傷があ
ってもそのいずれか一方のみを交換し得るようにして使
用期間の長期化を図ることによりその経済性を高め、更
には全体の重量を軽量化すると共に錆の発生を防いで、
見た目も綺麗なコンテナを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はコンテナであ
り、前述の技術的課題を解決するために以下のような構
成とした。すなわち、本発明のコンテナは、金属材から
構成された床部と、この床部上に乗せられて固定される
箱部とから構成され、前記箱部が前記床部に着脱可能な
締結手段で連結され、且つ少なくとも底部を除く複数の
面部分に外壁板を取り付けて構成されていると共に少な
くともその1つの面部分を開閉可能なドア部としている
ことを特徴とする。
【0008】<本発明における具体的構成>本発明のコ
ンテナは、前述した必須の構成要素からなるが、その構
成要素が具体的に以下のような場合であっても成立す
る。その具体的構成要素とは、前記箱部が金属製、通常
はアルミ製のフレーム(以下、フレームはアルミ製とし
て説明する)に前記外壁板として金属と合成樹脂との積
層板を取り付けて構成されていることを特徴とする。
【0009】また、本発明のコンテナでは、アルミ製の
前記フレームを、底面を区画する底部フレーム部、上面
を区画する上部フレーム部、及びこの上部フレームを前
記底部フレームに対して支える支柱で構成することがで
き、そして外壁板として使用される前記積層板を前記各
フレーム部を利用して取り付けることができる。
【0010】更に、本発明のコンテナでは、前記積層板
としてステンレス又はアルミニウム等の金属板と合成樹
脂板とを積層して構成した複合板を使用することが好ま
しい。
【0011】このように構成された本発明のコンテナに
よると、金属材から構成された床部上にこれとは別に製
造された箱部を乗せて着脱可能な締結手段で連結固定し
たことにより、使用中に床部が破損して貨車やトラック
などの荷台に固定できなくなったり、或いはコンテナ同
士の積み重ねに支障を生じる等コンテナとしての使用に
問題を生じるようになった時には、例えばボルト及びナ
ットのような締結手段を外して床部と箱部との連結を解
除し、金属材からなる床部のみを交換して、再生する。
床部の材質は、鉄鋼、アルミニウム等が考えられが、通
常は強度上鉄鋼材が用いられる(以下、床部は鉄鋼材と
して説明する)。
【0012】床部と箱部とを別々に製造し、これらを連
結してコンテナを構成させる考え方をとると、箱部は床
部と同様な材料で形成する必要もなくなり、そのため前
述したように軽量なアルミ材で形成すればコンテナの全
体重量を従来のものに比べて著しく軽減することができ
る。
【0013】その際、箱部の少なくとも底部を除く複数
の面部分を構成する外壁板として、ステンレス又はアル
ミニウム等の金属板と合成樹脂板とを積層してなる複合
板を使用すると、この箱部の重量を相当に軽くすること
ができるのみならず、この積層板が断熱性にもすぐれて
いることから輸送中のコンテナ内荷物の変質も防止でき
且つ錆の発生もないことから見た目も綺麗であるなど極
めて多くの利点を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンテナを図に示
される実施の形態について更に詳細に説明する。図1に
は本発明の一実施形態に係るコンテナ10が概略的に示
されている。このコンテナ10は、基本的には鉄鋼材か
ら形成された床部11とこの床部11上に乗せられて固
定される箱部20とから構成されている。
【0015】床部11は、図2、図3及び図4に示され
るように間隔をあけて平行に配置され且つコンテナ10
の奥行き寸法より若干長い長さのコ字形部材12と、こ
れらコ字形部材12の長手方向に直交する方向に横断す
るように配置された断面コ字形状の6つのチャンネル部
材13と、これら6つのチャンネル部材13の両端側に
コ字形部材12と平行に配置され且つチャンネル材から
なる端部梁14とから主に構成されている。
【0016】2つのコ字形部材12は、コンテナ10を
貨車やトラックの荷台から上げ下ろしする際にコンテナ
の真下にフォークリフトのフォークを入れて持ち上げる
べく全体を支持するためのチャンネル鋼材で、図3から
明らかようにフォークリフトのフォークが入る幅寸法の
開放部を下に向け且つフォーク間隔と同じ間隔をあけて
配置されている。このような意味からこのコ字形部材1
2をフォーク溝形成部材と称する。
【0017】また、このフォーク溝形成部材12を横切
って配置された6つのチャンネル部材13は、床部11
の主梁として作用するものであり、開放部を横方向に向
けて配置されている。このチャンネル部材即ち主梁13
とフォーク溝形成部材12とは、主梁13の適所下部側
に切欠部15を形成し、この切欠部15をフォーク溝形
成部材12に上方から嵌め込むように両者を組み合わ
せ、両者の当接部を溶接により堅固に接合して一体化さ
れている。
【0018】6つの主梁13の両端側にフォーク溝形成
部材12と平行に配置された端部梁14は、主梁13の
各端部の上半部を切り欠くことで形成された下半突出部
を端部梁14の溝内に挿入して当接させ、その当接部を
溶接等により固着することで一体化されている。
【0019】この端部梁14の両端部には、脚部16が
取り付けられている。この脚部16も鋼板をU字形に折
り曲げ、その一側板16aの水平に折り曲げられた上部
を端部チャンネル部材14の下部に溶接で固着し、且つ
ほぼ三角形状に形成された他側板16bの縦方向縁部を
外側に位置する主梁13の溝内に挿入して当接させ、溶
接により堅固に接合して一体化されている。
【0020】他方、このような床部11の上には、別体
として製作された箱部20が乗せられて固定される。こ
の箱部20は、図1からも明らかなように6面体を構成
し得るフレームによって構成されている。
【0021】このフレームは、矩形の底面を区画する底
部フレーム部21と、これと同一形状の上面を区画する
上部フレーム部22と、この上部フレーム22を底部フ
レーム21に対して支えると共に各フレーム部21、2
2と協働して4つの相対向する側面を区画する支柱23
とにより構成されている。これらの各フレーム部21、
22及び支柱23のすべては、軽量の金属材で形成され
ている。その場合、アルミ材は特にその構成材料として
好ましい。
【0022】底部フレーム部21及び上部フレーム22
においてコンテナの側部となる側の相対向する一対の部
材は断面コ字形のチャンネル材で構成され、各チャンネ
ル材はその開放部を横方向内方に向けて配置されている
(コンテナの側方側に位置する底部フレーム部21のチ
ャンネル材を部分的に示す図5参照)。箱部20を構成
する底部フレーム部21の相対向する一対のチャンネル
材は、当該箱部20が床部11上に乗せられる時、前述
した床部11の端部梁14上に乗せられて位置決めされ
る。
【0023】端部梁14上に位置決めされた底部フレー
ム部21のチャンネル材における下板21aは、図5に
示されるようにボルト24aとナット24bとによる締
結手段により着脱可能に連結される。このような締結手
段は、チャンネル材の長手方向に沿って所定の間隔で設
けられることにより所定の連結強度が確保されている。
【0024】更に、この底部フレーム部21のチャンネ
ル材における上板21bの内端部には、継手板25が皿
ネジ26aとナット26bにより締結され、上板21b
端部から内方へ突出する継手板25の一部分は皿ネジ2
7aとナット27bとにより主梁13の上板に締結され
ている。
【0025】しかし、底部フレーム部21の上板21b
は主梁13の上板よりも高い位置となるように設計され
ており、そのため継手板25と主梁13の上板とを締結
する場合には、その間に円筒状のスペーサ28を配置
し、皿ネジ27aをこのスペーサ28内を通して共締め
するようにされている。この継手板25と主梁13の上
板との段差hは、この部分に木製の床板(図示せず)を
配置するために設けられている。
【0026】このように箱部20の底部フレーム部21
を床部11にボルト24aや皿ネジ27a及びナット2
4b、27b等を用いて連結する場合、問題となるのは
電位の相違による腐食の速度である。通常、鉄とアルミ
では、その電位が異なることからアルミの腐食が速い。
そのためアルミ製のフレームと鋼鉄性の床部11とは電
気的に絶縁状態で連結しておくことが好ましい。
【0027】そこで、図5に示されるようにボルト24
aは絶縁性のスリーブ33を通し、更に絶縁性の座金3
4を介在させておくことが望ましい。また、前述した継
手板25と主梁13の上板との締結に際しても、ナット
27bと主梁13の上板との間に絶縁性の座金34を入
れておくことが好ましい。そして、円筒状のスペーサ2
8も絶縁部材を用いることが望ましい。
【0028】そして、底部フレーム部21と端部梁14
との密着面には絶縁性の塗料等を塗布しておくことが必
要である。このような塗料の塗布に代えて絶縁性のゴム
薄板又は同様なシール材からなるパッキン材を介在させ
るようにしてもよいことは言うまでもない。
【0029】底部フレーム部21のチャンネル材におけ
る上板21bには内側フランジ板21c及び外側フラン
ジ板21dが間隔をあけて一体的に立設されている。こ
のような底部フレーム部21のチャンネル材の端部にお
いて、断面H形をした支柱23は図6に示されるように
内外フランジ板21c、21d上に立てられている。
【0030】断面H形をした支柱23の端部は、内外フ
ランジ板21c、21d間に形成された溝の深さ寸法だ
け外板23aが除去されて中板23bだけが突出するよ
うに形成されており、この突出する中板23bを内外フ
ランジ板21c、21d間の溝内に嵌合させるようにし
て支柱23の立設が図られている。
【0031】ただし、この支柱23と底部フレーム部2
1及び上部フレーム部22との連結は、更にその連結コ
ーナ部に三角形状の構造補強板(図示せず)を内外フラ
ンジ板21c、21d間溝部と支柱23の溝部とに配置
してブラインドリベットで固定することにより堅固な接
合が図られている。
【0032】底部フレーム部21及び上部フレーム部2
2において、コンテナ10の正面側及び背面側に位置し
且つ図5に示される前述した側方側のチャンネル材に端
部同士が接合される相対向する一対の部材は、やはり同
様な断面コ字形のチャンネル材で構成されている。ただ
し、この正面側及び背面側の各チャンネル材は上板に内
外フランジ板のない構造のものが使用されている。
【0033】ところで、コンテナ10には、図1に示さ
れるようにその正面側及び背面側に開閉扉即ちドア部3
0が設けられ、このドア部30が設置される正面側及び
背面側の周囲縁部には張出し部29が設けられている。
この張出し部29は図1では省略されているが、コンテ
ナ10の側縁部に位置するものについては図6に示され
るように前述した支柱23の外板23aにブラインドリ
ベットにより接続されている。
【0034】また、コンテナ10の下縁部と上縁部に位
置する張出し部29については、上板に内外フランジ板
のないチャンネル材に張出し部29の取付け板29a、
29bで上下から挟み込むようにして装着してブライン
ドリベット等を用いて固着される。
【0035】前述したようにして構成されるフレームに
よって区画される2つの側面及び1つの上面には外壁板
31が取り付けられる。この外壁板31は図1に示され
るように複数枚の矩形板31aを配列して構成すること
ができ、その場合は図6に示されるように矩形板31a
の端部が支柱23の外板23a上に重ねられてブライン
ドリベットで固着される。
【0036】底部フレーム部21と上部フレーム部22
におけるコンテナの側部となる側の相対向する一対の断
面コ字形のチャンネル材には図5から明らかなように外
壁板31が取り付けられた時、このチャンネル材の外側
面と外壁板31とが同一平面となるように内側フランジ
板21dが外壁板31の厚み分だけ内側にずらして形成
されている。
【0037】この外壁板31としては積層板を使用する
ことが好ましい。その場合、この積層板としてステンレ
スやアルミニウム等の金属板と合成樹脂板とを積層して
構成された複合板を使用することが断熱効果や防錆効果
の上で特に好ましい。このような複合板は例えば株式会
社アルポリックで製造販売されている商品名「アルポリ
ック」板等が好適であり、このアルポリック板は既に公
知であり、非常に優れたものとして多くの構造建築物の
外壁材として使用されている。従ってその詳細な構造の
説明は省略する。
【0038】このような外壁板31に対向するようにコ
ンテナ10の内側には内壁板32として木製の板材が例
えばその端部を支柱23の他方の外板23a上に重ねて
ブラインドリベットで固着されて取り付けられている
(図6参照)。その場合、木製の板材として、例えばベ
ニヤ板を使用することが好ましい。
【0039】このようにコンテナ10の内壁板32とし
て木製の板材を使用する理由は、木材には吸湿性と適度
な弾性があり、コンテナ内部に搬入された貨物への結露
等の発生を防止し得る点から特に好ましいとされてい
る。勿論、前述した外壁板31として複合板を使用する
と同時に内壁板32としてベニヤ板を使用することが、
大気の温度や湿度に左右されずに輸送貨物を最も良好に
保存し得ることはいうまでもない。
【0040】なお、このコンテナ10における箱部20
を構成するフレーム、内壁板32或いは外壁板31等
は、前述したようにすべてブラインドリベット等を用い
てフレームに取り付けられているため、もしこれらが部
分的に損傷を受けた場合でもその破損部のみを容易に交
換することができる。その意味からも、このコンテナ1
0は使用期間の長期化を図ることが可能となり、経済効
率を高めることができる。
【0041】また、本実施形態におけるコンテナ10、
特に箱部20ではリベット等を用いることで組立て性を
重視した構成としていることから、各構成部分を溶接に
より固着して一体化していた従来のコンテナに比べ、そ
の組立て及び補修も極めて容易にできるという利点を備
える。更に、本実施形態のコンテナ10における箱部2
0は、前述したようにリベットを多用した組み立てによ
っているため、組立て又は補修に際して溶接技術を必要
としないことから、特に溶接技術を持った職人でなくと
も容易に組み立て又は補修をすることができる。
【0042】前述した実施形態におけるコンテナ10で
は、床部11と箱部20とが図5に示されるようにボル
ト24aとナット24bとによる締結手段で着脱可能に
連結されている。しかし、ここで言う「着脱可能」とは
簡単に取り外しができることを意味するものではなく、
要するには床部11と箱部20とは別体物であり、これ
を分離可能に連結していることを意味しているのであ
る。
【0043】コンテナ10は、その性質上床部11と箱
部20を頻繁に着脱するようなことはありえず、一度連
結した時には相当な強度で両者の一体化が図られねばな
らないことは言うまでもない。そのような趣旨から、着
脱可能な締結手段とは、両者を分離する時の作業が多少
困難にはなるがリベット又は同様な連結手段で締結する
場合も含むものである。
【0044】ところで、コンテナ10の構成要素とされ
ているフレームがアルミ製のチャンネル部材やH形部材
を多用して形成されていることは、これまでの説明から
理解されるところであるが、このようなチャンネル材同
士の端部を接合して矩形のフレーム部を構成する際、幅
寸法の異なるチャンネル材の端部同士を如何にして綺麗
に接合するかという点について説明する。
【0045】例えば、図7及び図8に示されるようなチ
ャンネル材40、41の端部同士を接合するとする。一
方のチャンネル材40はコ字形断面形状で且つ幅寸法が
1であり、他方のチャンネル材41はコ字形断面形状
で且つ幅寸法がL2である。そして、幅寸法L1とL2
関係はL1>L2とする。
【0046】通常、幅寸法の同一な部材同士を90度の
角度で接合して矩形のフレームを形成する場合には、例
えば額縁のように各部材の端部を正確に45度の角度で
カットして、そのカット面を接合していることはよく知
られている。しかし、幅寸法が異なる場合には、図9に
示されるように両者の接合面が一致するような任意の角
度でカットするのが一般的である。
【0047】しかしながら、この部材がチャンネル材や
H形部材である場合には、図9に示されるようにたとえ
幅全体について接合面が一致しても、図10に示される
ようにこのチャンネル材を構成している板部分のカット
面が一致しなくなる。これは、両者のチャンネル材が同
じ厚みの板部分で形成されているにもかかわらず、その
幅寸法が異なるため、幅全体についての接合面の一致を
図れば、逆に斜めにカットされた板部分の接合面が一致
しなくなるのである。
【0048】このような場合、いずれか一方のチャンネ
ル材を構成している板部分の厚みを変更すればよいので
あるが、それでは幾種類もの部品を製作しなければなら
なくなるので現実的ではない。そこで、同じ板厚で且つ
幅寸法の異なるチャンネル材或いはH形部材の端部同士
を90度の角度で接合して矩形のフレームを形成する場
合には、以下のようにして継ぎ合わせる。
【0049】すなわち、図11に示されるように両チャ
ンネル材40、41のそれぞれの端部をその外縁及び内
縁から内側に正確に45度の角度で切り込んだカット部
40a、40b、及び41a、41bを形成する。この
カット部40a、40b、及び41a、41bの長さ
は、最低でもこのチャンネル材40、41の板部分を完
全に越える長さとされる。
【0050】そして、各チャンネル材40、41のそれ
ぞれの端部には、更に所定の長さの各カット部40a、
40b、41a、41bの内端を結ぶ直線のカット部4
0c、41cを形成する。このようなチャンネル材4
0、41の端部形状は、あたかも平坦部を介在させて連
続する2段のスロープ(斜面部)のようでもある。
【0051】このようにチャンネル材40、41の端部
における形状を工夫することにより同じ板厚で且つ幅寸
法の異なるチャンネル材或いはH形部材の端部同士を幅
全体についての接合面を一致させられると同時に板部分
の接合面も一致させることができるのである。
【0052】なお、前述した例は、チャンネル材同士を
90度の角度で接合して矩形のフレームを形成する場合
について説明したが、フレームがもし正6角形状であれ
ば、そのチャンネル材の外縁及び内縁から切り込まれる
角度は、チャンネル材の継ぎ合わせ角度(正6角形の場
合には120度)の2等分線即ち60度の角度で切り込
んだカット部とすることが必要である。
【0053】このようなチャンネル材の接合構造を用い
ると、肉厚が同じで且つ幅の異なるチャンネル材の接合
について完全な接合面の一致を保つことができるため、
その接合強度も向上するのみならず、接合部も実に綺麗
に仕上げることができることになる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンテナ
によれば、金属材から構成された床部上に箱部を乗せて
着脱可能な締結手段で連結して固定し、その箱部の少な
くとも底部を除く複数の面部分に外壁板を取り付けて構
成するようにしたことにより、床部又は箱部に損傷があ
った場合そのいずれか一方のみを交換できることから使
用期間の長期化を図ることができ、その結果コンテナの
経済性を高めることができる。
【0055】更に、本発明のコンテナによれば、箱部が
床部とは別体に形成されるため、箱部の構成要素を軽量
な金属、例えばアルミニウム材等を使用することにより
箱部全体の重量を軽量化でき、また外壁板として積層板
を使用することと相まって長期間に亘り使用しても全体
に錆の発生を防くことができ、その結果見た目も綺麗で
あるという利点を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンテナを概略的に
示す斜視図である。
【図2】図1に示されるコンテナを構成する鋼鉄製の床
部を示す平面図である。
【図3】図2に示される床部の正面図である。
【図4】図2に示される床部の側面図である。
【図5】図1に示されるコンテナを構成する箱部の底部
フレーム部を床部に乗せてボルトで締結した状態を示す
部分的な断面図である。
【図6】図1に示されるコンテナを構成する箱部の底部
フレーム部に立てられた支柱に外壁板、内壁板及び張出
し部材を取り付けた状態を概略的に示す部分的な断面図
である。
【図7】本発明のコンテナの製造に関連してフレームを
構成するチャンネル材の接合構造を説明すべく一方のチ
ャンネル材の断面形状を示す断面図である。
【図8】本発明のコンテナの製造に関連してフレームを
構成するチャンネル材の接合構造を説明すべく他方のチ
ャンネル材の断面形状を示す断面図である。
【図9】板厚が同じで幅寸法が異なるチャンネル材端部
同士を常法に基づいて継ぎ合わせた状態を示す部分的な
正面図である。
【図10】図9に示されるチャンネル材端部同士の接合
部を部分的に拡大して示す正面図である。
【図11】本発明のコンテナで採用された新規な方法に
より板厚が同じで幅寸法が異なるチャンネル材端部同士
を接合した状態を示す接合部の部分的な正面図である。
【符号の説明】
10 コンテナ 11 床部 12 フォーク溝形成部材(コ字形部材) 13 主梁(チャンネル部材) 14 端部梁(チャンネル材) 15 切欠部 16 脚部 20 箱部 21 底部フレーム部 21a 上板 21b 下板 21c 内側フランジ板 21d 外側フランジ板 22 上部フレーム部 23 支柱 24a ボルト(締結手段) 24b ナット(締結手段) 25 継手板 28 スペーサ 30 ドア部 31 外壁板 32 内壁板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材から構成された床部と、この床部
    上に乗せられて固定される箱部とから構成され、 前記箱部が前記床部に着脱可能な締結手段で連結され、
    且つ少なくとも底部を除く複数の面部分に外壁板を取り
    付けて構成されていると共に少なくともその1つの面部
    分を開閉可能なドア部としていることを特徴とするコン
    テナ。
  2. 【請求項2】 前記箱部が金属製のフレームに前記外壁
    板として積層板を取り付けて構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のコンテナ。
  3. 【請求項3】 前記フレームをアルミ製とし、このフレ
    ームが底面を区画する底部フレーム部、上面を区画する
    上部フレーム部、及びこの上部フレームを前記底部フレ
    ームに対して支える支柱から構成され、外壁板として使
    用される前記積層板が前記各フレーム部を利用して取り
    付けられていることを特徴とする請求項2に記載のコン
    テナ。
  4. 【請求項4】 前記積層板が金属板と合成樹脂板とを積
    層して構成された複合板であることを特徴とする請求項
    3に記載のコンテナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018146108A1 (en) * 2017-02-07 2018-08-16 Holland Container Innovations B.V. Intermodal container and protective shield therefor

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