JPH09249683A - N−アセチル−d−ノイラミン酸エステル誘導体、及びその製造法 - Google Patents
N−アセチル−d−ノイラミン酸エステル誘導体、及びその製造法Info
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- JPH09249683A JPH09249683A JP8069696A JP8069696A JPH09249683A JP H09249683 A JPH09249683 A JP H09249683A JP 8069696 A JP8069696 A JP 8069696A JP 8069696 A JP8069696 A JP 8069696A JP H09249683 A JPH09249683 A JP H09249683A
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Abstract
(57)【要約】
【発明の目的】従来知られている無保護のN−アセチル
−D−ノイラミン酸をエステル化する方法は、メチルア
ルコール中で酸性樹脂を用いて、メチルエステル基を導
入する方法が知られている。従来のアルコール中、酸性
樹脂を用いる無保護のN−アセチル−D−ノイラミン酸
のエステル化法では、メタノール以外のアルコールを用
いて、メチル基以外のエステル基を導入することは困難
である。本発明者らは上記の事情に鑑み鋭意研究した結
果、N−アセチル−D−ノイラミン酸塩とハロゲン化ア
ルキルを反応させることにより、無保護のN−アセチル
−D−ノイラミン酸から1位のカルボキシル基に種々の
エステル基が導入された種々のN−アセチル−D−ノイ
ラミン酸エステル誘導体が効率良く得られることを知り
本発明に到達した。
−D−ノイラミン酸をエステル化する方法は、メチルア
ルコール中で酸性樹脂を用いて、メチルエステル基を導
入する方法が知られている。従来のアルコール中、酸性
樹脂を用いる無保護のN−アセチル−D−ノイラミン酸
のエステル化法では、メタノール以外のアルコールを用
いて、メチル基以外のエステル基を導入することは困難
である。本発明者らは上記の事情に鑑み鋭意研究した結
果、N−アセチル−D−ノイラミン酸塩とハロゲン化ア
ルキルを反応させることにより、無保護のN−アセチル
−D−ノイラミン酸から1位のカルボキシル基に種々の
エステル基が導入された種々のN−アセチル−D−ノイ
ラミン酸エステル誘導体が効率良く得られることを知り
本発明に到達した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】N−アセチル−D−ノイラミ
ン酸は天然の生理活性を示す糖鎖の末端に広く見られ、
これらの化合物は、医薬品、農薬、化粧品、試薬類など
として注目されている。本発明のN−アセチル−D−ノ
イラミン酸エステル誘導体は、これらの化合物を製造す
る際に、重要な合成中間体として使用することができ
る。
ン酸は天然の生理活性を示す糖鎖の末端に広く見られ、
これらの化合物は、医薬品、農薬、化粧品、試薬類など
として注目されている。本発明のN−アセチル−D−ノ
イラミン酸エステル誘導体は、これらの化合物を製造す
る際に、重要な合成中間体として使用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】従来知られている無保護のN−アセチル
−D−ノイラミン酸をエステル化する方法としては、メ
チルアルコール中で酸性樹脂を用いて、メチルエステル
基を導入する方法がある。
−D−ノイラミン酸をエステル化する方法としては、メ
チルアルコール中で酸性樹脂を用いて、メチルエステル
基を導入する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアルコール中、
酸性樹脂を用いる無保護のN−アセチル−D−ノイラミ
ン酸のエステル化法では、メタノール以外のアルコール
を用いて、メチル基以外のエステル基を導入することは
困難である。
酸性樹脂を用いる無保護のN−アセチル−D−ノイラミ
ン酸のエステル化法では、メタノール以外のアルコール
を用いて、メチル基以外のエステル基を導入することは
困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、N−アセ
チル−D−ノイラミン酸塩とハロゲン化アルキルを反応
させることにより、無保護のN−アセチル−D−ノイラ
ミン酸から1位のカルボキシル基に種々のエステル基が
導入された種々のN−アセチル−D−ノイラミン酸エス
テル誘導体が効率良く得られることを知り本発明に到達
した。以下、本発明を詳細に説明する。
チル−D−ノイラミン酸塩とハロゲン化アルキルを反応
させることにより、無保護のN−アセチル−D−ノイラ
ミン酸から1位のカルボキシル基に種々のエステル基が
導入された種々のN−アセチル−D−ノイラミン酸エス
テル誘導体が効率良く得られることを知り本発明に到達
した。以下、本発明を詳細に説明する。
【0005】まず、N−アセチル−D−ノイラミン酸塩
は、水溶液中、N−アセチル−D−ノイラミン酸と当量
の無機塩基とを反応させ、濃縮、乾燥して得ることがで
きる。無機塩基としては周知のものを使用することがで
きる。例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム、
炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸ルビジウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化ルビジウム、水酸
化バリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ
化カリウム、ヨウ化ルビジウム、フッ化リチウム、フッ
化ナトリウム、フッ化カリウム及び塩基性樹脂が挙げら
れる。反応温度は室温、反応時間は数分で十分である。
は、水溶液中、N−アセチル−D−ノイラミン酸と当量
の無機塩基とを反応させ、濃縮、乾燥して得ることがで
きる。無機塩基としては周知のものを使用することがで
きる。例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸セシウム、炭酸リチウム、
炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸ルビジウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化ルビジウム、水酸
化バリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ
化カリウム、ヨウ化ルビジウム、フッ化リチウム、フッ
化ナトリウム、フッ化カリウム及び塩基性樹脂が挙げら
れる。反応温度は室温、反応時間は数分で十分である。
【0006】N−アセチル−D−ノイラミン酸塩をジメ
チルホルムアミド等の溶媒中、ハロゲン化アルキルと反
応させると収率良く目的の化合物であるN−アセチル−
D−ノイラミン酸エステルを容易に得ることができる。
チルホルムアミド等の溶媒中、ハロゲン化アルキルと反
応させると収率良く目的の化合物であるN−アセチル−
D−ノイラミン酸エステルを容易に得ることができる。
【0007】本発明の原料の一つとして利用されるハロ
ゲン化アルキルには、周知のハロゲン化アルキルを使用
することができる。例えば、臭化メチル、臭化エチル、
臭化プロピル、臭化オクチル、臭化アリル、臭化ベンジ
ル、及び臭化p−メトキシベンジル、ヨウ化メチル、ヨ
ウ化エチル、ヨウ化プロピル、ヨウ化オクチル、ヨウ化
アリル、ヨウ化ベンジル、及びヨウ化p−メトキシベン
ジル、塩化ベンジル、塩化p−メトキシベンジル、塩化
オクチル、塩化アリル等を挙げることができる。ハロゲ
ン化アルキル基の当量数は、当量から大過剰までの範囲
である。
ゲン化アルキルには、周知のハロゲン化アルキルを使用
することができる。例えば、臭化メチル、臭化エチル、
臭化プロピル、臭化オクチル、臭化アリル、臭化ベンジ
ル、及び臭化p−メトキシベンジル、ヨウ化メチル、ヨ
ウ化エチル、ヨウ化プロピル、ヨウ化オクチル、ヨウ化
アリル、ヨウ化ベンジル、及びヨウ化p−メトキシベン
ジル、塩化ベンジル、塩化p−メトキシベンジル、塩化
オクチル、塩化アリル等を挙げることができる。ハロゲ
ン化アルキル基の当量数は、当量から大過剰までの範囲
である。
【0008】有機溶媒は、ジメチルホルムアミド以外に
周知のものを使用することができる。例えば、塩化メチ
レン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、酢酸エチ
ル、ヘキサメチレンホスホリックトリアミド、アセトニ
トリル等を挙げることができる。
周知のものを使用することができる。例えば、塩化メチ
レン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、酢酸エチ
ル、ヘキサメチレンホスホリックトリアミド、アセトニ
トリル等を挙げることができる。
【0009】反応温度は特に制限はなく、通常0℃〜1
50℃、好ましくは、50℃〜120℃の範囲である。
反応時間も、数十分から数十時間、好ましくは1〜5時
間の範囲で、特に制限はない。また、N−アセチル−D
−ノイラミン酸塩とハロゲン化アルキルを反応させる際
に、18−クラウン−6等のクラウンエーテルを系内に
添加して反応を行うことができるのは言うまでもない。
50℃、好ましくは、50℃〜120℃の範囲である。
反応時間も、数十分から数十時間、好ましくは1〜5時
間の範囲で、特に制限はない。また、N−アセチル−D
−ノイラミン酸塩とハロゲン化アルキルを反応させる際
に、18−クラウン−6等のクラウンエーテルを系内に
添加して反応を行うことができるのは言うまでもない。
【0010】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明するが、以下の実施例により何等制限を受けるも
のではない。
に説明するが、以下の実施例により何等制限を受けるも
のではない。
【0011】
【実施例1】N−アセチル−D−ノイラミン酸0.50
0g(1.6mmol)を水5mlとメタノール3ml
に溶解させ、炭酸セシウム0.260g(0.80mm
ol)を加え、室温で数分反応させた後に、溶媒を減圧
下、留去して固形物質を得た。これにジメチルホルムア
ミド8mlと臭化メチル0.10ml(1.7mmo
l)を加え、40℃で2時間30分反応させた後に、酸
性樹脂IRA−120を加えて、30分撹拌させた。濾
過後、有機溶媒を減圧下、留去させて油状物質を得た。
この化合物の構造確認のため、得られた油状物質に無水
酢酸15.8mlと60%過塩素酸0.12mlで調製
した混合溶液を1.6ml加え、室温で2時間30分反
応させた後に、この混合物を氷水にあけ、クロロホルム
で抽出を行い、有機層を飽和の塩化アンモニウム、塩化
ナトリウム水溶液で洗浄を行った。有機溶媒を無水硫酸
ナトリウムで乾燥させ、無機物をろ過後、有機溶媒を減
圧下、留去して得られる油状物質をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製を行いメチル5−アセトアミド
−4,7,8,9−テトラ−O−アセチル−3,5−ジ
デオキシ−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピ
ラノースが0.460g(収率58%)得られた。1H
−NMR=3.85(3H,OCH3)
0g(1.6mmol)を水5mlとメタノール3ml
に溶解させ、炭酸セシウム0.260g(0.80mm
ol)を加え、室温で数分反応させた後に、溶媒を減圧
下、留去して固形物質を得た。これにジメチルホルムア
ミド8mlと臭化メチル0.10ml(1.7mmo
l)を加え、40℃で2時間30分反応させた後に、酸
性樹脂IRA−120を加えて、30分撹拌させた。濾
過後、有機溶媒を減圧下、留去させて油状物質を得た。
この化合物の構造確認のため、得られた油状物質に無水
酢酸15.8mlと60%過塩素酸0.12mlで調製
した混合溶液を1.6ml加え、室温で2時間30分反
応させた後に、この混合物を氷水にあけ、クロロホルム
で抽出を行い、有機層を飽和の塩化アンモニウム、塩化
ナトリウム水溶液で洗浄を行った。有機溶媒を無水硫酸
ナトリウムで乾燥させ、無機物をろ過後、有機溶媒を減
圧下、留去して得られる油状物質をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製を行いメチル5−アセトアミド
−4,7,8,9−テトラ−O−アセチル−3,5−ジ
デオキシ−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピ
ラノースが0.460g(収率58%)得られた。1H
−NMR=3.85(3H,OCH3)
【0012】
【実施例2】N−アセチル−D−ノイラミン酸1.55
g(5.0mmol)を水15mlに溶解させ、炭酸セ
シウム0.816g(2.5mmol)を加え、室温で
数分反応させた後に、溶媒を減圧下、留去して固形物質
を得た。これにジメチルホルムアミド20mlと臭化ア
リル0.520ml(6.0mmol)を加え、60℃
で2時間30分反応させた後に、酸性樹脂IRA−12
0を加えて、30分撹拌させた。ろ過後、有機溶媒を減
圧下、留去させて油状物質を得た。この化合物の構造確
認のため、得られた油状物質に無水酢酸49.5mlと
60%過塩素酸水溶液0.37mlで調製した混合溶液
5.0mlを加え、室温で2時間30分反応させた後
に、この混合物を氷水にあけ、クロロホルムで抽出を行
い、有機層を飽和の塩化アンモニウム、塩化ナトリウム
水溶液で洗浄を行った。有機溶媒を無水硫酸ナトリウム
で乾燥させ、無機物をろ過後、有機溶媒を減圧下、留去
して得られる油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製を行い、アリル5−アセトアミド−4,
7,8,9−テトラ−O−アセチル−3,5−ジデオキ
シ−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピラノー
スが1.475g(収率57%)得られた。1H−NM
R=2.021,2.025,2.098,2.142
(CH3COα),2.032,2.039,2.08
1,2.093(CH3COβ),5.886−5.9
84(1H、m),5.855(NHα),6.262
(NHβ),13C−NMR=35.94(C−3β),
36.06(C−3α),62.69(C−9α),6
3.63(C−9β),94.68(C−2β),9
4.93(C−2β)
g(5.0mmol)を水15mlに溶解させ、炭酸セ
シウム0.816g(2.5mmol)を加え、室温で
数分反応させた後に、溶媒を減圧下、留去して固形物質
を得た。これにジメチルホルムアミド20mlと臭化ア
リル0.520ml(6.0mmol)を加え、60℃
で2時間30分反応させた後に、酸性樹脂IRA−12
0を加えて、30分撹拌させた。ろ過後、有機溶媒を減
圧下、留去させて油状物質を得た。この化合物の構造確
認のため、得られた油状物質に無水酢酸49.5mlと
60%過塩素酸水溶液0.37mlで調製した混合溶液
5.0mlを加え、室温で2時間30分反応させた後
に、この混合物を氷水にあけ、クロロホルムで抽出を行
い、有機層を飽和の塩化アンモニウム、塩化ナトリウム
水溶液で洗浄を行った。有機溶媒を無水硫酸ナトリウム
で乾燥させ、無機物をろ過後、有機溶媒を減圧下、留去
して得られる油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製を行い、アリル5−アセトアミド−4,
7,8,9−テトラ−O−アセチル−3,5−ジデオキ
シ−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピラノー
スが1.475g(収率57%)得られた。1H−NM
R=2.021,2.025,2.098,2.142
(CH3COα),2.032,2.039,2.08
1,2.093(CH3COβ),5.886−5.9
84(1H、m),5.855(NHα),6.262
(NHβ),13C−NMR=35.94(C−3β),
36.06(C−3α),62.69(C−9α),6
3.63(C−9β),94.68(C−2β),9
4.93(C−2β)
【0013】
【実施例3】N−アセチル−D−ノイラミン酸1.54
g(5.0mmol)を水15mlに溶解させ、炭酸セ
シウム0.819g(2.5mmol)を加え、室温で
数分反応させた後に、溶媒を減圧下、留去して固形物質
を得た。これにジメチルホルムアミド20mlと臭化ベ
ンジル0.720ml(6.0mol)を加え、80℃
で2時間30分反応させた後に、酸性樹脂IRA−12
0を加えて、30分撹拌させた。ろ過後、有機溶媒を減
圧下、留去させて油状物質を得た。この化合物の構造確
認のため、得られた油状物質に無水酢酸53.2mlと
60%過塩素酸水溶液0.37mlで調製した混合溶液
5.4mlを加え、室温で2時間30分反応させた後
に、この混合物を氷水にあけ、クロロホルムで抽出を行
い、有機層を飽和の塩化アンモニウム、塩化ナトリウム
水溶液で洗浄を行った。有機溶媒を無水硫酸ナトリウム
で乾燥させ、無機物をろ過後、有機溶媒を減圧下、留去
して得られる油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製を行い、ベンジル 5−アセトアミド−
4,7,8,9−テトラ−O−アセチル−3,5−ジデ
オキシ−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピラ
ノースが1.362g(収率48%)得られた。1H−
NMR=1.890,1.971,2.002,2.0
14,2.021,2.045,2.063,2.06
7,2.069,2.135(CH3COα及びβ),
6.100,6.376(NHα及びβ),13C−NM
R=35.90(C−3β),36.06(C−3
α),62.60(C−9α),63.55(C−9
β),94.77(C−2β),95.02(C−2
α)
g(5.0mmol)を水15mlに溶解させ、炭酸セ
シウム0.819g(2.5mmol)を加え、室温で
数分反応させた後に、溶媒を減圧下、留去して固形物質
を得た。これにジメチルホルムアミド20mlと臭化ベ
ンジル0.720ml(6.0mol)を加え、80℃
で2時間30分反応させた後に、酸性樹脂IRA−12
0を加えて、30分撹拌させた。ろ過後、有機溶媒を減
圧下、留去させて油状物質を得た。この化合物の構造確
認のため、得られた油状物質に無水酢酸53.2mlと
60%過塩素酸水溶液0.37mlで調製した混合溶液
5.4mlを加え、室温で2時間30分反応させた後
に、この混合物を氷水にあけ、クロロホルムで抽出を行
い、有機層を飽和の塩化アンモニウム、塩化ナトリウム
水溶液で洗浄を行った。有機溶媒を無水硫酸ナトリウム
で乾燥させ、無機物をろ過後、有機溶媒を減圧下、留去
して得られる油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製を行い、ベンジル 5−アセトアミド−
4,7,8,9−テトラ−O−アセチル−3,5−ジデ
オキシ−D−グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピラ
ノースが1.362g(収率48%)得られた。1H−
NMR=1.890,1.971,2.002,2.0
14,2.021,2.045,2.063,2.06
7,2.069,2.135(CH3COα及びβ),
6.100,6.376(NHα及びβ),13C−NM
R=35.90(C−3β),36.06(C−3
α),62.60(C−9α),63.55(C−9
β),94.77(C−2β),95.02(C−2
α)
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば無保護の
N−アセチル−D−ノイラミン酸から容易にN−アセチ
ル−D−ノイラミン酸エステル誘導体を製造することが
できる。これらエステル誘導体は、医薬品、農薬、化粧
品、試薬類で重要な合成中間体となる。
N−アセチル−D−ノイラミン酸から容易にN−アセチ
ル−D−ノイラミン酸エステル誘導体を製造することが
できる。これらエステル誘導体は、医薬品、農薬、化粧
品、試薬類で重要な合成中間体となる。
Claims (7)
- 【請求項1】 【化1】 一般式化1(式中R1は炭素数2〜10のアルキル基、
アルケニル基、アラルキル基、R2は水素、アシル基を
示す。)で表わされるN−アセチル−D−ノイラミン酸
エステル誘導体。 - 【請求項2】 【化2】 式化2(式中Allはアリル基、Rは水素またはアセチ
ル基を示す。)で表わされる請求項1記載のN−アセチ
ル−D−ノイラミン酸エステル誘導体。 - 【請求項3】 【化3】 式化3(式中Bnはベンジル基、Rは水素またはアセチ
ル基を示す。)で表わされる請求項1記載のN−アセチ
ル−D−ノイラミン酸エステル誘導体。 - 【請求項4】 【化4】 水酸基が遊離の式化4(式中Xは金属イオンを示す。)
で表わされるN−アセチル−D−ノイラミン酸塩とハロ
ゲン化アルキルとを反応させることを特徴とする、一般
式化1(式中R1は炭素数2〜10のアルキル基、アル
ケニル基、アラルキル基、R2は水素、アシル基を示
す。)で表わされるN−アセチル−D−ノイラミン酸エ
ステル誘導体の製造法。 - 【請求項5】ジメチルホルムアミド中で反応させること
を特徴とする請求項4記載の製造法。 - 【請求項6】加熱して反応させることを特徴とする請求
項4記載の製造法。 - 【請求項7】N−アセチル−D−ノイラミン酸塩とし
て、セシウム塩を用いることを特徴とする請求項4記載
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069696A JPH09249683A (ja) | 1996-03-09 | 1996-03-09 | N−アセチル−d−ノイラミン酸エステル誘導体、及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069696A JPH09249683A (ja) | 1996-03-09 | 1996-03-09 | N−アセチル−d−ノイラミン酸エステル誘導体、及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09249683A true JPH09249683A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13725502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8069696A Pending JPH09249683A (ja) | 1996-03-09 | 1996-03-09 | N−アセチル−d−ノイラミン酸エステル誘導体、及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09249683A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6180591B1 (en) * | 1996-09-30 | 2001-01-30 | Clariant Gmbh | Use of N-(3-dialkylamino) propyl-N-polyhydroxyalkylcarboxamides and their acid adducts as thickeners for liquid aqueous surfactant systems |
| US6437150B1 (en) | 1998-04-20 | 2002-08-20 | Givaudan Sa | Compounds having protected hydroxy groups |
| US6479682B1 (en) | 1998-04-20 | 2002-11-12 | Givaudan Sa | Compounds having protected hydroxy groups |
-
1996
- 1996-03-09 JP JP8069696A patent/JPH09249683A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6437150B1 (en) | 1998-04-20 | 2002-08-20 | Givaudan Sa | Compounds having protected hydroxy groups |
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