JPH09250724A - 粗粒を含む廃液の乾燥燃焼装置 - Google Patents
粗粒を含む廃液の乾燥燃焼装置Info
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- JPH09250724A JPH09250724A JP8062632A JP6263296A JPH09250724A JP H09250724 A JPH09250724 A JP H09250724A JP 8062632 A JP8062632 A JP 8062632A JP 6263296 A JP6263296 A JP 6263296A JP H09250724 A JPH09250724 A JP H09250724A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 含水率が高くしかも粗粒を含む廃液を少ない
燃料消費量で効率良く焼却処理できる乾燥燃焼装置であ
る。 【構成】 粗粒を含む廃液を濾液と粗粒とに分離する分
離器と、蓋板付水平固定円筒、水平固定円筒にはめ込ま
れた底板付水平回転円筒、蓋板上部に設けられ粗粒を回
転円筒の底板に向けて噴射する粗粒噴射管、粗粒噴射管
近くに設けられた燃焼バーナー、固定円筒上部に設けら
れた排気管及び固定円筒底部に設けられた灰分排出管を
有する回転燃焼炉と、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板
より径が小さい水平円筒の軸線上に設けられ濾液を水平
方向に噴射する濾液微粒化ノズル、濾液微粒化ノズル近
くに設けられた燃料噴霧ノズル及び燃料噴霧ノズルの周
囲に燃焼用空気を供給する空気供給管を有し、回転燃焼
炉の水平固定円筒の蓋板下部に設けられた開口部に取り
つけられた濾液乾燥筒と、必要な配管類を有するもので
ある。
燃料消費量で効率良く焼却処理できる乾燥燃焼装置であ
る。 【構成】 粗粒を含む廃液を濾液と粗粒とに分離する分
離器と、蓋板付水平固定円筒、水平固定円筒にはめ込ま
れた底板付水平回転円筒、蓋板上部に設けられ粗粒を回
転円筒の底板に向けて噴射する粗粒噴射管、粗粒噴射管
近くに設けられた燃焼バーナー、固定円筒上部に設けら
れた排気管及び固定円筒底部に設けられた灰分排出管を
有する回転燃焼炉と、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板
より径が小さい水平円筒の軸線上に設けられ濾液を水平
方向に噴射する濾液微粒化ノズル、濾液微粒化ノズル近
くに設けられた燃料噴霧ノズル及び燃料噴霧ノズルの周
囲に燃焼用空気を供給する空気供給管を有し、回転燃焼
炉の水平固定円筒の蓋板下部に設けられた開口部に取り
つけられた濾液乾燥筒と、必要な配管類を有するもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高含水率でしかも
粗粒を含む廃液、例えば穀類を皮殻ごと破砕したものを
原料として醸造したのち蒸留した焼酎の蒸溜残渣液とか
屎尿、を効率よく焼却処理できる乾燥燃焼装置に関する
ものである。
粗粒を含む廃液、例えば穀類を皮殻ごと破砕したものを
原料として醸造したのち蒸留した焼酎の蒸溜残渣液とか
屎尿、を効率よく焼却処理できる乾燥燃焼装置に関する
ものである。
【0002】近年世界的に地球環境保護の意識が高まっ
ており、日本国内でも、産業廃棄物の処理に関する規制
が次第に厳しくなってきている。これと関連して廃棄物
処理業者の処理コストも高騰し、製品製造コストに占め
る廃棄物処理コストも無視できない状況となってきてい
る。そのため、多くの産業分野で産業廃棄物を自己処理
する機運が高まっている。例えば、活性汚泥に関しては
焼却炉や有機肥料化装置などが使われ始めているが、急
速に普及するまでには至っていない。焼酎廃液や屎尿そ
の他の固形分が僅かしか含まれない廃液は今なお大量に
海洋投棄されているが、これらの海洋投棄は遠からず全
面禁止となることから、これらの廃液を効率良く低燃費
で焼却できる焼却炉の開発が期待されている。
ており、日本国内でも、産業廃棄物の処理に関する規制
が次第に厳しくなってきている。これと関連して廃棄物
処理業者の処理コストも高騰し、製品製造コストに占め
る廃棄物処理コストも無視できない状況となってきてい
る。そのため、多くの産業分野で産業廃棄物を自己処理
する機運が高まっている。例えば、活性汚泥に関しては
焼却炉や有機肥料化装置などが使われ始めているが、急
速に普及するまでには至っていない。焼酎廃液や屎尿そ
の他の固形分が僅かしか含まれない廃液は今なお大量に
海洋投棄されているが、これらの海洋投棄は遠からず全
面禁止となることから、これらの廃液を効率良く低燃費
で焼却できる焼却炉の開発が期待されている。
【0003】
【従来の技術】従来の固定床焼却炉、回転炉(ロータリ
ーキルン)などは固形物を対象とした焼却炉であるた
め、高含水率の廃液を単独処理することは難しく、固形
物に一部混入させて処理するなどの方法がとられてい
た。また現在稼動している脱水汚泥専用焼却炉も基本的
には固形物専用焼却炉と同じ機構であるため、含水率が
85%前後で蒸発負荷が高い上に発熱量が低く、しかも
分散燃焼し難い性状の廃液を完全燃焼させるための炉内
温度は800℃以上にする必要があり、結果として燃料
効率は非常に低くなる。
ーキルン)などは固形物を対象とした焼却炉であるた
め、高含水率の廃液を単独処理することは難しく、固形
物に一部混入させて処理するなどの方法がとられてい
た。また現在稼動している脱水汚泥専用焼却炉も基本的
には固形物専用焼却炉と同じ機構であるため、含水率が
85%前後で蒸発負荷が高い上に発熱量が低く、しかも
分散燃焼し難い性状の廃液を完全燃焼させるための炉内
温度は800℃以上にする必要があり、結果として燃料
効率は非常に低くなる。
【0004】85%以上の水分を有する廃液は外見はス
ラリー状のものが多いが、このスラリーを焼却炉内に噴
霧しようとすると、一般に噴霧乾燥に使用されている噴
霧ノズルのオリフィスは極めて小径のため、廃液中の粗
粒が閉塞してしまうので使えない。そのため、大きな通
過径の管路から圧力空気と共に噴射させる方法もとられ
ているが、効率良く瞬間的に乾燥させるほどの微粒化は
望めない。ここで粗粒とは、噴霧ノズルのオリフィスを
閉塞するような大きさ、即ち径が1mm以上の粒状又は
長繊維状の異物を言う。
ラリー状のものが多いが、このスラリーを焼却炉内に噴
霧しようとすると、一般に噴霧乾燥に使用されている噴
霧ノズルのオリフィスは極めて小径のため、廃液中の粗
粒が閉塞してしまうので使えない。そのため、大きな通
過径の管路から圧力空気と共に噴射させる方法もとられ
ているが、効率良く瞬間的に乾燥させるほどの微粒化は
望めない。ここで粗粒とは、噴霧ノズルのオリフィスを
閉塞するような大きさ、即ち径が1mm以上の粒状又は
長繊維状の異物を言う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、含水率が高
くしかも粗粒を含む廃液を少ない燃料消費量で効率良く
焼却処理できる乾燥燃焼装置を提供することを目的とす
る。
くしかも粗粒を含む廃液を少ない燃料消費量で効率良く
焼却処理できる乾燥燃焼装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる粗粒を含
む廃液の乾燥燃焼装置は、粗粒を含む廃液を濾液と粗粒
とに分離する分離器と、蓋板を有する水平固定円筒、水
平固定円筒にはめ込まれた底板を有する水平回転円筒、
蓋板上部に設けられ粗粒を回転円筒の底板に向けて噴射
する粗粒噴射管、粗粒噴射管近くに設けられ火炎を回転
円筒の底板に向けて噴射する燃焼バーナー、固定円筒上
部に設けられた排気管及び固定円筒底部に設けられた灰
分排出管を有する回転燃焼炉と、回転燃焼炉の水平固定
円筒の蓋板より径が小さい水平円筒の軸線上に設けられ
濾液を水平方向に噴射する濾液微粒化ノズル、濾液微粒
化ノズル近くに設けられた燃料噴霧ノズル及び燃料噴霧
ノズルの周囲に燃焼用空気を供給する空気供給管を有
し、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板下部に設けられた
開口部に取りつけられた濾液乾燥筒と、分離器で分離さ
れた粗粒を回転燃焼炉の粗粒噴射管に供給する配管及び
分離器で分離された濾液を濾液乾燥筒の濾液微粒化ノズ
ルに供給する配管とを有するものである。
む廃液の乾燥燃焼装置は、粗粒を含む廃液を濾液と粗粒
とに分離する分離器と、蓋板を有する水平固定円筒、水
平固定円筒にはめ込まれた底板を有する水平回転円筒、
蓋板上部に設けられ粗粒を回転円筒の底板に向けて噴射
する粗粒噴射管、粗粒噴射管近くに設けられ火炎を回転
円筒の底板に向けて噴射する燃焼バーナー、固定円筒上
部に設けられた排気管及び固定円筒底部に設けられた灰
分排出管を有する回転燃焼炉と、回転燃焼炉の水平固定
円筒の蓋板より径が小さい水平円筒の軸線上に設けられ
濾液を水平方向に噴射する濾液微粒化ノズル、濾液微粒
化ノズル近くに設けられた燃料噴霧ノズル及び燃料噴霧
ノズルの周囲に燃焼用空気を供給する空気供給管を有
し、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板下部に設けられた
開口部に取りつけられた濾液乾燥筒と、分離器で分離さ
れた粗粒を回転燃焼炉の粗粒噴射管に供給する配管及び
分離器で分離された濾液を濾液乾燥筒の濾液微粒化ノズ
ルに供給する配管とを有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の乾燥燃焼装置の具
体的構成の一例を説明する為の図、図2は図1に示した
乾燥燃焼装置における濾液乾燥筒の細部を説明する為の
図である。本発明の乾燥燃焼装置は、大別して、粗粒を
含む廃液を濾液と粗粒とに分離する分離器2、回転燃焼
炉5、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板下部に(円形の
蓋板の垂直な直径上の一点に中心が合致するように)設
けられた開口部に取りつけられた濾液乾燥筒14及び所
要の配管から構成されている。廃液はタンク1からポン
プなどにより分離器2に供給され、瀘液はタンク3に、
粗粒はタンク4に分離される。粗粒は高度に脱水されて
いる必要はないので、分離器としては小型で効率的なロ
ータリースクリーン方式のものが好ましく用いられる。
ロータリースクリーンを使用した場合、粗粒は80重量
%程度の含水率で回転燃焼炉5の粗粒噴射管10に送ら
れる。回転燃焼炉5は、蓋板6を有する水平固定円筒
7、水平固定円筒にはめ込まれた底板8を有する水平回
転円筒9、蓋板上部(円形の蓋板の垂直な直径上)に設
けられ粗粒を回転円筒の底板8に向けて噴射する粗粒噴
射管10、粗粒噴射管近くに設けられ火炎を回転円筒の
底板8に向けて噴射する燃焼バーナー11、固定円筒上
部に設けられた排気管12及び固定円筒底部に設けられ
た灰分排出管13を有する。濾液乾燥筒14は、回転燃
焼炉の水平固定円筒の蓋板6より径が小さい水平円筒の
軸線上に設けられ濾液を水平方向に噴射する濾液微粒化
ノズル15、濾液微粒化ノズル近くに設けられた燃料噴
霧ノズル16及び燃料噴霧ノズルの周囲に燃焼用空気を
供給する空気供給管17を有する。噴射された濾液が急
速乾燥されるように、濾液微粒化ノズル15としては圧
力噴霧ノズルが好ましい。また濾液乾燥筒の燃料噴霧ノ
ズル16は濾液微粒化ノズル15を囲むように3本以上
設けることが好ましい。所要の配管としては、分離器で
分離されたタンク4内の粗粒を回転燃焼炉の粗粒噴射管
10に供給する配管18及び分離器で分離されたタンク
3内の濾液を濾液乾燥筒14の濾液微粒化ノズル15に
供給する配管19を有する。
体的構成の一例を説明する為の図、図2は図1に示した
乾燥燃焼装置における濾液乾燥筒の細部を説明する為の
図である。本発明の乾燥燃焼装置は、大別して、粗粒を
含む廃液を濾液と粗粒とに分離する分離器2、回転燃焼
炉5、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板下部に(円形の
蓋板の垂直な直径上の一点に中心が合致するように)設
けられた開口部に取りつけられた濾液乾燥筒14及び所
要の配管から構成されている。廃液はタンク1からポン
プなどにより分離器2に供給され、瀘液はタンク3に、
粗粒はタンク4に分離される。粗粒は高度に脱水されて
いる必要はないので、分離器としては小型で効率的なロ
ータリースクリーン方式のものが好ましく用いられる。
ロータリースクリーンを使用した場合、粗粒は80重量
%程度の含水率で回転燃焼炉5の粗粒噴射管10に送ら
れる。回転燃焼炉5は、蓋板6を有する水平固定円筒
7、水平固定円筒にはめ込まれた底板8を有する水平回
転円筒9、蓋板上部(円形の蓋板の垂直な直径上)に設
けられ粗粒を回転円筒の底板8に向けて噴射する粗粒噴
射管10、粗粒噴射管近くに設けられ火炎を回転円筒の
底板8に向けて噴射する燃焼バーナー11、固定円筒上
部に設けられた排気管12及び固定円筒底部に設けられ
た灰分排出管13を有する。濾液乾燥筒14は、回転燃
焼炉の水平固定円筒の蓋板6より径が小さい水平円筒の
軸線上に設けられ濾液を水平方向に噴射する濾液微粒化
ノズル15、濾液微粒化ノズル近くに設けられた燃料噴
霧ノズル16及び燃料噴霧ノズルの周囲に燃焼用空気を
供給する空気供給管17を有する。噴射された濾液が急
速乾燥されるように、濾液微粒化ノズル15としては圧
力噴霧ノズルが好ましい。また濾液乾燥筒の燃料噴霧ノ
ズル16は濾液微粒化ノズル15を囲むように3本以上
設けることが好ましい。所要の配管としては、分離器で
分離されたタンク4内の粗粒を回転燃焼炉の粗粒噴射管
10に供給する配管18及び分離器で分離されたタンク
3内の濾液を濾液乾燥筒14の濾液微粒化ノズル15に
供給する配管19を有する。
【0008】タンク4内の粗粒はフィーダー20により
粗粒噴射管10に送られる。粗粒噴射管10の管端近く
の側面には圧縮空気21を供給し、粗粒と混合しながら
噴射管先端より底板8(焼却炉壁)に向けて噴射させ
る。噴射管の先端は、例えば十字型に加工して粗粒が広
範囲に分散されるように工夫することが望ましい。燃焼
バーナー11には燃料22及び燃焼用空気23を供給す
る。
粗粒噴射管10に送られる。粗粒噴射管10の管端近く
の側面には圧縮空気21を供給し、粗粒と混合しながら
噴射管先端より底板8(焼却炉壁)に向けて噴射させ
る。噴射管の先端は、例えば十字型に加工して粗粒が広
範囲に分散されるように工夫することが望ましい。燃焼
バーナー11には燃料22及び燃焼用空気23を供給す
る。
【0009】図2は濾液乾燥筒14の細部を説明するた
めの図である。タンク3の瀘液は高圧ポンプ24で昇圧
され、配管19により濾液乾燥筒14の中心に取り付け
られた濾液微粒化ノズル15に接続されている。濾液微
粒化ノズル15の周囲には複数(3ケ以上)の燃料噴霧
ノズル16と、その周囲に燃焼用空気供給管17が配置
されている。燃料噴霧ノズル16はリング状のヘッダー
管25に取り付けられており、燃料は燃料タンクから燃
料ポンプによりヘッダー管25に供給される。燃焼空気
は濾液乾燥筒14の背部に取り付けられた空気チャンバ
ー26から各々の燃料空気管に均一に整流されて供給さ
れるよう、ハニカム27と多孔板28が併用されてい
る。燃焼空気はブロワー29により空気チャンバー25
に供給される。燃料噴霧ノズルの先端近くに点火プラグ
30と燃焼監視用フレームアイ31が取り付けられてい
る。
めの図である。タンク3の瀘液は高圧ポンプ24で昇圧
され、配管19により濾液乾燥筒14の中心に取り付け
られた濾液微粒化ノズル15に接続されている。濾液微
粒化ノズル15の周囲には複数(3ケ以上)の燃料噴霧
ノズル16と、その周囲に燃焼用空気供給管17が配置
されている。燃料噴霧ノズル16はリング状のヘッダー
管25に取り付けられており、燃料は燃料タンクから燃
料ポンプによりヘッダー管25に供給される。燃焼空気
は濾液乾燥筒14の背部に取り付けられた空気チャンバ
ー26から各々の燃料空気管に均一に整流されて供給さ
れるよう、ハニカム27と多孔板28が併用されてい
る。燃焼空気はブロワー29により空気チャンバー25
に供給される。燃料噴霧ノズルの先端近くに点火プラグ
30と燃焼監視用フレームアイ31が取り付けられてい
る。
【0010】本発明の乾燥燃焼装置では、燃焼バーナー
から噴射される火炎が垂直壁面(底板8)で反転して回
転燃焼炉内に充満し原料と接触するので、細長い炉中で
原料と火炎が向流する形式の従来の回転燃焼炉(ロータ
リーキルン)に比べて炉の長さを数分の一にすることが
できる。例えば、毎時1000kgの麦焼酎残渣液を処
理するに必要な装置の水平回転円筒の長さは1.2m程
度、直径は1.6m程度で良い。
から噴射される火炎が垂直壁面(底板8)で反転して回
転燃焼炉内に充満し原料と接触するので、細長い炉中で
原料と火炎が向流する形式の従来の回転燃焼炉(ロータ
リーキルン)に比べて炉の長さを数分の一にすることが
できる。例えば、毎時1000kgの麦焼酎残渣液を処
理するに必要な装置の水平回転円筒の長さは1.2m程
度、直径は1.6m程度で良い。
【0011】
【使用例1】粗粒を含んだ高含水率の廃液で、現在でも
主に海洋投棄されているものとして焼酎などの蒸溜残渣
液や屎尿などがある。焼酎残渣液の性状は米、麦、芋な
どの原料により幾分異なり、甲類、乙類の製法によって
も固形分濃度が異なる。しかし何れも適当な目開きの分
離器、例えばロータリースクリーンにより、80%前後
の含水率の粗粒と瀘液に分離することができる。例えば
総固形分含有率11.5重量%で粗粒4.5重量%の麦
焼酎残渣液を1000kgをロータリースクリーン処理
すると、91%の含水率の瀘液770kgと80%の含
水率の粗粒230kgに分離される。粗粒は粗粒噴射管
10により回転燃焼炉5内に高速で噴射され、水平回転
円筒の底板8(垂直壁面)に吹き付けられる。壁面に吹
き付けられた粗粒は燃焼バーナー11の火炎により加熱
され、乾燥すると塊状となって底板8(垂直壁面)から
剥離し、回転円筒部で燃焼し、灰となって灰分排出管1
3から排出される。230kgのスラリー状の粗粒を炉
内で燃焼させるための燃料(重油)消費量は30kg前
後であり、炉内燃焼温度は650℃以上となるため臭気
は殆ど発生しない。一方、瀘液は濾液微粒化ノズル15
により微粒化して噴霧され、周囲の燃料噴霧ノズル16
から噴霧された重油の燃焼による高温ガスにより瞬間的
に乾燥されるため、ガス温度は300℃以下まで急激に
低下し、乾燥微粉末は乾燥筒内では燃焼せずにガスと共
に回転燃焼炉内に吹き込まれる。770kgの瀘液を乾
燥させるために必要な燃料(重油)消費量は65kg前
後である。回転燃焼炉内に吹き込まれた乾燥微粉末は慣
性で回転円筒の底板に吹きつけられ、粗粒スラリーと混
合しながら燃焼バーナーの火炎により完全燃焼される。
乾燥ガスは排気管側に上昇する際、燃焼バーナーの火炎
と高温ガスに触れることにより、臭気成分は分解され
る。乾燥ガスは排気管部で回転燃焼炉の燃焼ガスと混合
し、550℃前後で排気管12から排出される。
主に海洋投棄されているものとして焼酎などの蒸溜残渣
液や屎尿などがある。焼酎残渣液の性状は米、麦、芋な
どの原料により幾分異なり、甲類、乙類の製法によって
も固形分濃度が異なる。しかし何れも適当な目開きの分
離器、例えばロータリースクリーンにより、80%前後
の含水率の粗粒と瀘液に分離することができる。例えば
総固形分含有率11.5重量%で粗粒4.5重量%の麦
焼酎残渣液を1000kgをロータリースクリーン処理
すると、91%の含水率の瀘液770kgと80%の含
水率の粗粒230kgに分離される。粗粒は粗粒噴射管
10により回転燃焼炉5内に高速で噴射され、水平回転
円筒の底板8(垂直壁面)に吹き付けられる。壁面に吹
き付けられた粗粒は燃焼バーナー11の火炎により加熱
され、乾燥すると塊状となって底板8(垂直壁面)から
剥離し、回転円筒部で燃焼し、灰となって灰分排出管1
3から排出される。230kgのスラリー状の粗粒を炉
内で燃焼させるための燃料(重油)消費量は30kg前
後であり、炉内燃焼温度は650℃以上となるため臭気
は殆ど発生しない。一方、瀘液は濾液微粒化ノズル15
により微粒化して噴霧され、周囲の燃料噴霧ノズル16
から噴霧された重油の燃焼による高温ガスにより瞬間的
に乾燥されるため、ガス温度は300℃以下まで急激に
低下し、乾燥微粉末は乾燥筒内では燃焼せずにガスと共
に回転燃焼炉内に吹き込まれる。770kgの瀘液を乾
燥させるために必要な燃料(重油)消費量は65kg前
後である。回転燃焼炉内に吹き込まれた乾燥微粉末は慣
性で回転円筒の底板に吹きつけられ、粗粒スラリーと混
合しながら燃焼バーナーの火炎により完全燃焼される。
乾燥ガスは排気管側に上昇する際、燃焼バーナーの火炎
と高温ガスに触れることにより、臭気成分は分解され
る。乾燥ガスは排気管部で回転燃焼炉の燃焼ガスと混合
し、550℃前後で排気管12から排出される。
【0012】
【使用例2】通常の活性汚泥は廃棄物処理業者に支払う
負担を軽くするため、凝集剤を加えてデカンターやロー
ラーフィルターなどで脱水処理を行っている。地域によ
り費用が異なるものの、活性汚泥の引き取り費用はトン
当り1万5千円〜2万円と考えられる。更に凝集剤の費
用もトン当り数千円必要である。本発明の装置で脱水処
理しない活性汚泥の焼却を行った使用例では、汚泥の保
水性が強いため、焼酎残渣液と同じ目開きのロータリー
スクリーンは使えない。そのため、スクリーンの目開き
を大きくして僅かな大径固形異物だけを分離し、殆どの
汚泥を瀘液側に通過させる。この場合、圧力噴霧ノズル
は使えないため、オリフィス径の大きな特殊旋回ノズル
を用い、圧縮空気を併用することにより微粒化させる方
法を採用する。凝集剤を使用しない活性汚泥の含水率は
95%前後で、焼却と云うより乾燥処理の趣が強い。こ
のため、焼却炉の大きさは焼酎残渣液の場合より更に小
さくて良く、燃焼バーナーは排気に未燃焼粉塵を飛散さ
せないためのアフターバーナーとして機能させるための
セッティングとなっている。使用例による燃料(重油)
消費量は固形分含量が少なく、炉内での発熱量が減るた
め、焼酎残渣液の場合よりやや多く1トン処理換算で重
油消費量は100kg前後である。しかし、この場合で
も、純処理コストは3千2百円程度で済み、設備焼却費
を含めても、5千円以下で十分処理が可能である。
負担を軽くするため、凝集剤を加えてデカンターやロー
ラーフィルターなどで脱水処理を行っている。地域によ
り費用が異なるものの、活性汚泥の引き取り費用はトン
当り1万5千円〜2万円と考えられる。更に凝集剤の費
用もトン当り数千円必要である。本発明の装置で脱水処
理しない活性汚泥の焼却を行った使用例では、汚泥の保
水性が強いため、焼酎残渣液と同じ目開きのロータリー
スクリーンは使えない。そのため、スクリーンの目開き
を大きくして僅かな大径固形異物だけを分離し、殆どの
汚泥を瀘液側に通過させる。この場合、圧力噴霧ノズル
は使えないため、オリフィス径の大きな特殊旋回ノズル
を用い、圧縮空気を併用することにより微粒化させる方
法を採用する。凝集剤を使用しない活性汚泥の含水率は
95%前後で、焼却と云うより乾燥処理の趣が強い。こ
のため、焼却炉の大きさは焼酎残渣液の場合より更に小
さくて良く、燃焼バーナーは排気に未燃焼粉塵を飛散さ
せないためのアフターバーナーとして機能させるための
セッティングとなっている。使用例による燃料(重油)
消費量は固形分含量が少なく、炉内での発熱量が減るた
め、焼酎残渣液の場合よりやや多く1トン処理換算で重
油消費量は100kg前後である。しかし、この場合で
も、純処理コストは3千2百円程度で済み、設備焼却費
を含めても、5千円以下で十分処理が可能である。
【0013】
【発明の効果】焼却炉容積を従来の数分の1に縮小で
き、しかも、排気温度を500℃以下に下げても完全燃
焼を可能ならしめ、結果として大幅な燃料低減を可能に
する。
き、しかも、排気温度を500℃以下に下げても完全燃
焼を可能ならしめ、結果として大幅な燃料低減を可能に
する。
【図1】本発明の廃液の乾燥燃焼装置を説明するための
図である。
図である。
【図2】図1に示した廃液の乾燥燃焼装置における濾液
乾燥筒の細部を説明するための図である。
乾燥筒の細部を説明するための図である。
1 廃液タンク 2 分離器 3 瀘液タンク 4 粗粒タンク 5 回転燃焼炉 6 固定円筒の蓋板 7 水平固定円筒 8 回転円筒の底板 9 水平回転円筒 10 粗粒噴射管 11 燃焼バーナー 12 排気管 13 灰分排出管 14 濾液乾燥筒 15 濾液微粒化ノズル 16 燃料噴霧ノズル 17 空気供給管 18 粗粒配管 19 濾液配管 20 フィーダー 21 圧縮空気 22 燃料 23 燃焼用空気 24 高圧ポンプ 25 ヘッダー管 26 空気チャンバー 27 ハニカム 28 多孔板 29 ブロワー 30 点火プラグ 31 燃焼監視用フレームアイ 32 コンベアー 33 燃焼灰タンク
Claims (4)
- 【請求項1】 粗粒を含む廃液を濾液と粗粒とに分離す
る分離器と、蓋板を有する水平固定円筒、水平固定円筒
にはめ込まれた底板を有する水平回転円筒、蓋板上部に
設けられ粗粒を回転円筒の底板に向けて噴射する粗粒噴
射管、粗粒噴射管近くに設けられ火炎を回転円筒の底板
に向けて噴射する燃焼バーナー、固定円筒上部に設けら
れた排気管及び固定円筒底部に設けられた灰分排出管を
有する回転燃焼炉と、回転燃焼炉の水平固定円筒の蓋板
より径が小さい水平円筒の軸線上に設けられ濾液を水平
方向に噴射する濾液微粒化ノズル、濾液微粒化ノズル近
くに設けられた燃料噴霧ノズル及び燃料噴霧ノズルの周
囲に燃焼用空気を供給する空気供給管を有し、回転燃焼
炉の水平固定円筒の蓋板下部に設けられた開口部に取り
つけられた濾液乾燥筒と、分離器で分離された粗粒を回
転燃焼炉の粗粒噴射管に供給する配管及び分離器で分離
された濾液を濾液乾燥筒の濾液微粒化ノズルに供給する
配管とを有する粗粒を含む廃液の乾燥燃焼装置。 - 【請求項2】 廃液を粗粒と濾液に分離する分離器がロ
ータリースクリーン方式である請求項1に記載の乾燥燃
焼装置。 - 【請求項3】 濾液乾燥筒の濾液微粒化ノズルが圧力噴
霧ノズルである請求項1又は請求項2に記載の乾燥燃焼
装置。 - 【請求項4】 濾液乾燥筒の燃料噴霧ノズルが、濾液微
粒化ノズルを囲むように3本以上設けられている請求項
1、請求項2又は請求項3に記載の乾燥燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062632A JPH09250724A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 粗粒を含む廃液の乾燥燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062632A JPH09250724A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 粗粒を含む廃液の乾燥燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250724A true JPH09250724A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13205902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8062632A Pending JPH09250724A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 粗粒を含む廃液の乾燥燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250724A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037186A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Birumen Kagoshima:Kk | 高含水率廃棄物の焼却装置 |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP8062632A patent/JPH09250724A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037186A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Birumen Kagoshima:Kk | 高含水率廃棄物の焼却装置 |
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