JPH09250733A - 鋼製煙突 - Google Patents
鋼製煙突Info
- Publication number
- JPH09250733A JPH09250733A JP5726996A JP5726996A JPH09250733A JP H09250733 A JPH09250733 A JP H09250733A JP 5726996 A JP5726996 A JP 5726996A JP 5726996 A JP5726996 A JP 5726996A JP H09250733 A JPH09250733 A JP H09250733A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- plate
- chimney
- steel chimney
- steel
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼製煙突の内筒の腐食を防止する。
【解決手段】 外面に保温材2を巻装し内面が煙道を構
成する内筒1の内側に隙間aを設けて内板12を張設
し、前記内筒1の下方に、前記隙間aに乾燥空気を流入
させる配管13および送風機14を配置したことを特徴
とする鋼製煙突である。
成する内筒1の内側に隙間aを設けて内板12を張設
し、前記内筒1の下方に、前記隙間aに乾燥空気を流入
させる配管13および送風機14を配置したことを特徴
とする鋼製煙突である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腐食性ガスの雰囲
気で使用される鋼製煙突に関し、特に、腐食防止対策を
施した鋼製煙突に関する。
気で使用される鋼製煙突に関し、特に、腐食防止対策を
施した鋼製煙突に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鋼製煙突は、図5(立面断面図)
に示すように、図示しない入口より流入した排出ガスを
大気へ導く鋼製の内筒1が立設され、該内筒1の周囲に
保温材2が巻装され、さらに、該保温材2をラギングプ
レート3で包囲した外部保温式の構造となっている。
に示すように、図示しない入口より流入した排出ガスを
大気へ導く鋼製の内筒1が立設され、該内筒1の周囲に
保温材2が巻装され、さらに、該保温材2をラギングプ
レート3で包囲した外部保温式の構造となっている。
【0003】また、内筒1の外方には、強度メンバーと
なる外筒4が立設されており、該外筒4と前記内筒1と
は、高さ方向の数カ所に枠状に組まれた支持体5、5・
・により支持されている。
なる外筒4が立設されており、該外筒4と前記内筒1と
は、高さ方向の数カ所に枠状に組まれた支持体5、5・
・により支持されている。
【0004】尚、6は内筒1の保護板、7は雨水等の止
水板であり、8は屋上床、9は煙突基礎、10はベース
プレート、11はアンカーボルトである。
水板であり、8は屋上床、9は煙突基礎、10はベース
プレート、11はアンカーボルトである。
【0005】一般的に、鋼製煙突が腐食されるのは、腐
食性の排出ガス成分が内筒1の表面で結露するためであ
り、腐食を防止するためには結露させない構造とすれば
良いわけで、前述の鋼製煙突は、内筒1の内面を腐食性
の高温排出ガス、例えば、HCL、SOX 、NOX 等、
の雰囲気にさらされても、内筒1の外面を保温すること
により、内筒1自体を高温化することで結露を防止した
構造である。
食性の排出ガス成分が内筒1の表面で結露するためであ
り、腐食を防止するためには結露させない構造とすれば
良いわけで、前述の鋼製煙突は、内筒1の内面を腐食性
の高温排出ガス、例えば、HCL、SOX 、NOX 等、
の雰囲気にさらされても、内筒1の外面を保温すること
により、内筒1自体を高温化することで結露を防止した
構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術における鋼製煙突では以下の問題がある。 (1)煙突の休止中は雨水が内筒内に侵入し腐食させる
恐れがあり、また、排出ガスの条件が、有害ガス除去設
備の故障や排出ガス中の水分量調節のトラブル等で、露
点に達するような場合に、腐食が発生する。 (2)ごみ焼却炉においては、ごみ量に応じて1日おき
に稼働させる等の運転を行うと、耐露点域から露点域へ
遷移する機会が増加するため、内筒の材料である鋼板の
耐蝕性が著しく低下する。そのため、通煙期間をなるべ
く連続となるようにし、断続的な運転を避けるなどの制
限を受けることとなる。
来技術における鋼製煙突では以下の問題がある。 (1)煙突の休止中は雨水が内筒内に侵入し腐食させる
恐れがあり、また、排出ガスの条件が、有害ガス除去設
備の故障や排出ガス中の水分量調節のトラブル等で、露
点に達するような場合に、腐食が発生する。 (2)ごみ焼却炉においては、ごみ量に応じて1日おき
に稼働させる等の運転を行うと、耐露点域から露点域へ
遷移する機会が増加するため、内筒の材料である鋼板の
耐蝕性が著しく低下する。そのため、通煙期間をなるべ
く連続となるようにし、断続的な運転を避けるなどの制
限を受けることとなる。
【0007】また、他の対策として、排出ガスに高温の
空気を混入させ排出ガスの露点温度を高めることが考え
らえるが、排出ガス量に見合った高温空気を送給する必
要があり、膨大な熱量と送風量を要することとなり、コ
スト高となる問題がある。
空気を混入させ排出ガスの露点温度を高めることが考え
らえるが、排出ガス量に見合った高温空気を送給する必
要があり、膨大な熱量と送風量を要することとなり、コ
スト高となる問題がある。
【0008】本発明は、煙突の運転中および休止中にか
かわらず内筒の結露の発生を防止して、腐食を防止する
ことを目的としものである。
かわらず内筒の結露の発生を防止して、腐食を防止する
ことを目的としものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、外面に保
温材を巻装し内面が煙道を構成する内筒の内側に隙間を
設けて内板を張設し、前記内筒の下方に、前記隙間に乾
燥空気を流入させる配管および送風機を配置したことを
特徴とする鋼製煙突により解決される。
温材を巻装し内面が煙道を構成する内筒の内側に隙間を
設けて内板を張設し、前記内筒の下方に、前記隙間に乾
燥空気を流入させる配管および送風機を配置したことを
特徴とする鋼製煙突により解決される。
【0010】前述の手段によれば、内筒と内板との隙間
に、内筒下方から乾燥空気を配管および送風機により流
入させるので、鋼製煙突の運転中は、内筒の外面は保温
材で放熱が防止され、内筒の内面は排出ガスと接触しな
いので結露は発生しない。また、鋼製煙突の休止中は、
雨水等の侵入があっても、内筒の内側表面は乾燥される
ので、腐食性ガスの結露が発生しない。
に、内筒下方から乾燥空気を配管および送風機により流
入させるので、鋼製煙突の運転中は、内筒の外面は保温
材で放熱が防止され、内筒の内面は排出ガスと接触しな
いので結露は発生しない。また、鋼製煙突の休止中は、
雨水等の侵入があっても、内筒の内側表面は乾燥される
ので、腐食性ガスの結露が発生しない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に関する鋼製煙突
を示す立断面図であり、従来技術と同一の箇所は、同一
符合を用いて説明する。
を示す立断面図であり、従来技術と同一の箇所は、同一
符合を用いて説明する。
【0012】図1において、1は鋼製煙突の内筒であ
り、2は保温材、3は前記保温材2を包囲するラギング
プレート、4は外筒である。
り、2は保温材、3は前記保温材2を包囲するラギング
プレート、4は外筒である。
【0013】5は外筒3と内筒1の間に設けられた支持
体、6は内筒保護鋼板、7は止水板である。
体、6は内筒保護鋼板、7は止水板である。
【0014】本発明は、前記内筒1の煙道側に内板12
を円周方向および高さ方向に設ける。
を円周方向および高さ方向に設ける。
【0015】さらに、前記内筒1と内板12との間の隙
間(後述する隙間a)に配管13の一端を位置せしめ、
配管13の中間に送風機14を設け、配管13の他端部
は空気の湿度を除去し、温度制御可能な空気予熱器15
に連結する。
間(後述する隙間a)に配管13の一端を位置せしめ、
配管13の中間に送風機14を設け、配管13の他端部
は空気の湿度を除去し、温度制御可能な空気予熱器15
に連結する。
【0016】前記隙間内に、内筒1の内部圧力以上の乾
燥空気を前記送風機14で送ると、排ガスは内筒1の表
面に接触しないので、排ガス結露による内筒1の腐食は
発生しない。
燥空気を前記送風機14で送ると、排ガスは内筒1の表
面に接触しないので、排ガス結露による内筒1の腐食は
発生しない。
【0017】また、空気予熱器15は、空気温度を制御
するので、排出ガス温度が300℃を越える煙突でも、
それより低い温度の空気を送ることにより、内筒1の温
度を下げれば、耐高温性の材料を内筒1に使用しなくて
も良い。
するので、排出ガス温度が300℃を越える煙突でも、
それより低い温度の空気を送ることにより、内筒1の温
度を下げれば、耐高温性の材料を内筒1に使用しなくて
も良い。
【0018】また、煙突の休止中においては、比較的温
度の高い乾燥空気を発生させることにより、内筒1、内
板12の表面温度を上げて乾燥させ、腐食が防止でき
る。
度の高い乾燥空気を発生させることにより、内筒1、内
板12の表面温度を上げて乾燥させ、腐食が防止でき
る。
【0019】図2は、図1のA矢視断面図で、4は角形
(丸形もあり)の外筒であり、該外筒4の内部には支持
体5が枠状に組んで内筒1を支持する構造となってい
る。
(丸形もあり)の外筒であり、該外筒4の内部には支持
体5が枠状に組んで内筒1を支持する構造となってい
る。
【0020】支持体5は大梁5a、5b、5c、5dで
正方形の大枠50が組まれ、該大枠50の4隅内に小梁
51が設けられ、該小梁51に支持点材52が固着され
ている。
正方形の大枠50が組まれ、該大枠50の4隅内に小梁
51が設けられ、該小梁51に支持点材52が固着され
ている。
【0021】図3は、図1のB部分を拡大した断面図
で、H形鋼等からなる小梁51に支持点材52が固着さ
れている。一方、前記支持点材52の対向位置の内筒1
の外周には内筒補強リング16が固着されており、前記
支持点材52と熱膨張吸収のための間隙を設けて配置さ
れている。
で、H形鋼等からなる小梁51に支持点材52が固着さ
れている。一方、前記支持点材52の対向位置の内筒1
の外周には内筒補強リング16が固着されており、前記
支持点材52と熱膨張吸収のための間隙を設けて配置さ
れている。
【0022】さらに、内筒1の煙道側には、内板12が
ボルト17により内筒1に締結されている。尚、18は
内筒1に固着されたナット、19は座金、20は締付用
ナットである。
ボルト17により内筒1に締結されている。尚、18は
内筒1に固着されたナット、19は座金、20は締付用
ナットである。
【0023】前記内板12は内筒1との間に前記配管1
3からの空気を流入させる隙間aを形成して配置され
る。前記隙間aは、一例として、内板12の板厚が5〜
10mm程度であれば、50mm程度の隙間である。さ
らに、前記内板12は隣接する内板12と膨張代bを設
ける。
3からの空気を流入させる隙間aを形成して配置され
る。前記隙間aは、一例として、内板12の板厚が5〜
10mm程度であれば、50mm程度の隙間である。さ
らに、前記内板12は隣接する内板12と膨張代bを設
ける。
【0024】前記内板12は、セグメント型であるの
で、組合わせにより、内筒1が角形、丸形、いずれにも
適用できる。
で、組合わせにより、内筒1が角形、丸形、いずれにも
適用できる。
【0025】図4は、図3のC断面図で、内板12は内
筒1の円周方向にも膨張代aを設けてボルト17により
内筒1に締結されている。
筒1の円周方向にも膨張代aを設けてボルト17により
内筒1に締結されている。
【0026】尚、本発明は煙突で説明したが、煙突の他
に腐食性の排気ガスのダクトにも適用できる。
に腐食性の排気ガスのダクトにも適用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上であるから、鋼製煙突が運
転中、休止中のいずれの場合も、内筒表面の腐食が防止
される。
転中、休止中のいずれの場合も、内筒表面の腐食が防止
される。
【0028】また、内筒と内板との隙間は小断面積でよ
いので、送風機の容量は少なくて済み、従来の様な鋼製
煙突の結露防止のための設備全体の連続運転も不要なの
で、運転コストは低価で済む利点がある。
いので、送風機の容量は少なくて済み、従来の様な鋼製
煙突の結露防止のための設備全体の連続運転も不要なの
で、運転コストは低価で済む利点がある。
【図1】本発明にかかる鋼製煙突を示す立断面図。
【図2】図1のA矢視断面図。
【図3】図1のB部分断面図。
【図4】図3のC矢視断面図。
【図5】従来技術における鋼製煙突を示す立断面図。
1 内筒 2 保温材 3 ラギングプレート 4 外筒 5 支持体 50 大梁 51 小梁 52 支持点材 6 内筒保護鋼板 7 止水板 8 屋上床 9 煙突基礎 10 ベースプレート 11 アンカーボルト 12 内板 13 配管 14 送風機 15 空気予熱器 16 内筒補強リング 17 ボルト a 空気流入隙間 b 膨張代
Claims (1)
- 【請求項1】 外面に保温材を巻装し内面が煙道を構成
する内筒の内側に隙間を設けて内板を張設し、前記内筒
の下方に、前記隙間に乾燥空気を流入させる配管および
送風機を配置したことを特徴とする鋼製煙突。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5726996A JPH09250733A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 鋼製煙突 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5726996A JPH09250733A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 鋼製煙突 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250733A true JPH09250733A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13050821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5726996A Pending JPH09250733A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 鋼製煙突 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250733A (ja) |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP5726996A patent/JPH09250733A/ja active Pending
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