JPH09250794A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09250794A
JPH09250794A JP8062479A JP6247996A JPH09250794A JP H09250794 A JPH09250794 A JP H09250794A JP 8062479 A JP8062479 A JP 8062479A JP 6247996 A JP6247996 A JP 6247996A JP H09250794 A JPH09250794 A JP H09250794A
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知己 梅田
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Ryoji Sato
良次 佐藤
Takashi Kato
喬 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の感覚に合わせ、冷・暖能力、運転費
用、騒音を含めて快適に運転可能な空気調和装置を実現
する。 【解決手段】室内機102と室外機101とからなる空
気調和機に、室外空気温度検出手段33、室外湿度検出
手段34、輻射計11、室内機吸込温度検出手段90
1、室内機吸込湿度検出手段32等の各種センサーを設
け、この各種センサーの情報を利用して、圧縮機の回転
数センサー914等からの運転情報を予め記憶装置17
に記憶してある値と比較する。さらに、利用者が設定し
た利用者環境設定手段1からの入力順に応じて冷・暖能
力、運転費用、騒音の3つの評価指標間に優先度を設け
る。この優先度に応じて、比較値を補正する指令を運転
情報演算制御装置14が空気調和機運転制御装置16に
指令する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に係り、
特に利用者に快適な空調空間を提供する快適空気調和機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の快適空気調和機は、特開平4−1
90050号公報に記載のように、静音モードと省エネ
モ−ドの選択手段を有する制御装置を備えている。そし
てこの制御装置は、凝縮器冷却用ファンの速度制御手段
に、相対的に低速度の低騒音運転モ−ドと相対的に高速
度の省エネモ−ドとを設定するとともに、低騒音運転モ
−ドまたは省エネモ−ドに選択的に切り替えるための切
替手段を有している。これにより、それぞれの要求に応
えた運転が実施可能である。
【0003】また、特開平4−28949号公報に記載
の空気調和機においては、能力モ−ドと静音モ−ドの選
択手段を備えており、使用者が静音優先もしくは能力優
先を必要に応じて任意に選択できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、冷・暖能力(空調環境)または静音
(騒音)、空調環境に対する消費電力の割合であるエネ
ルギ効率または静音(騒音)の各2指標に対して1指標
を優先して空気調和機の運転を図ることについては開示
されているものの、冷・暖能力、静音(騒音)およびエ
ネルギ効率の3つの指標の中から2指標以上を同時に考
慮して空気調和機を運転することに関して配慮されてお
らず、使用者のニ−ズにきめ細かく対応する点で十分で
はなく、使用者に不満感が残るという不具合があった。
【0005】ところで使用者にとって、冷・暖能力(暑
い、ちょうど良いおよび寒いという量)、消費電力やエ
ネルギ効率(冷・暖能力/消費入力電力で表される量)
と騒音(やかましい、がまんできるおよび快適といった
量)は、空気調和機を利用する際の重要な評価指標であ
る。この中で例えば評価指標「冷・暖能力」は、実際の
室内温度と望ましい温度の温度差が大きいときに、空気
調和機を起動する場合に優先度が高い。そして、この場
合短時間運転であるから、消費電力よりも静音が空調環
境と同程度に優先される。一方、評価指標としての「消
費電力」や「エネルギ効率」は、空気調和機の運転時の
電力料金に直結するとともに、地球環境保全の面から重
要である。また、オフイスや工場向けの業務用空気調和
機の消費電力量は膨大であり、例えば夏場の午後には一
年中で総電力が最大となる時間帯が存在する。この場
合、電力のピ−クカット要請に応えるため、評価指標と
しての「エネルギ効率」を最優先し、次で、静音(騒
音)よりも室内温度を設定値に保つこと、すなわち評価
指標「冷・暖能力」が優先される。評価指標「静音」が
優先されるのは、周囲騒音が小さい例えば夜間、退勤後
のオフィス、病院および睡眠時運転等の場合である。こ
の場合、冷・暖能力/時間は小さくて良い。また、人間
の活動量とそれに伴う発熱量はともに比較的少なく、空
調能力を余り必要とせず、省エネが重視される。
【0006】ところで、これら3つの指標を独立に選択
することは困難であり、現実にはトレ−ドオフの関係に
ある。従って、全ての指標を最優先する制御は不可能で
ある。しかしながら、上記したように、利用者が求める
3指標の優先度合は空気調和機を運転する周囲の条件に
より異なる。一般に、同時に3指標全てを最優先する運
転の要求は殆ど無く、空気調和機の運転制御範囲内で利
用者にとって好ましい2指標を同時に優先して運転する
ことが求められている。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、空調環
境、運転費用および騒音を評価指標にして、利用者の感
覚に合った快適な運転が可能な空気調和機を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様は、圧縮機と凝縮器と減圧手段と
蒸発器とを順次配管接続して形成された空気調和機にお
いて、冷・暖能力と効率と騒音の3指標を入力可能な快
適優先度入力手段と、これら3つの指標が入力された順
に指標間に優先度を割当て記憶する快適優先度記憶手段
とを設けたものである。
【0009】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様は、圧縮機と凝縮器と減圧手段と蒸発器とを備えた
空気調和機において、冷・暖能力と効率と騒音の3指標
を入力可能な快適優先度入力手段と、これら3つの指標
の中の少なくとも2つの指標に付与された優先度を記憶
する快適優先度記憶手段とを設けたものである。
【0010】上記目的を達成するための本発明の第3の
態様は、室内機と室外機とを配管接続して構成され、目
標室内温度等の室内環境を設定する利用者環境設定手段
と、この利用者環境設定手段から入力された設定値を記
憶する利用者環境記憶手段と、室内機および室外機の設
置された環境における空気温度等の環境情報を検知する
環境情報検知手段と、この環境情報検知手段が検知した
情報を記憶する環境情報記憶手段とを備えた空気調和機
において、冷・暖能力と効率と騒音の3つの評価指標を
入力可能な利用者快適優先度入力手段と、この快適優先
度入力手段から入力された前記3指標間の優先度を記憶
する快適優先度記憶手段とを設けるとともに、利用者環
境設定手段および快適優先度入力手段から入力された情
報と、環境情報検知手段により検知された環境情報と、
利用者環境記憶手段と環境情報記憶手段と快適優先度記
憶手段とに記憶された記憶情報とに基づいて空気調和機
に制御指令を出力する制御量演算手段を設けたものであ
る。
【0011】好ましくは、空気調和機の運転状態を検出
する運転情報検知手段と、この運転情報検知手段が検知
した運転情報を記憶する運転情報記憶手段とを設け、制
御量演算手段は運転情報検知手段が検知した情報と、運
転情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて空気調和
機に制御指令を出力するものである。
【0012】また好ましくは、利用者環境設定手段およ
び快適優先度入力手段から入力された情報と、環境情報
検知手段により検知された環境情報と、利用者環境記憶
手段と環境情報記憶手段と快適優先度記憶手段とに記憶
された記憶情報とに基づいて空気調和機の制御目標を設
定する制御目標決定手段と、この制御目標決定手段にお
いて設定された制御目標に基づき空気調和機の制御指令
値を決定する制御量決定手段とを制御量演算手段に設け
たものである。
【0013】そして、制御量演算手段に、環境情報と利
用者環境設定情報と快適優先度情報とから制御目標を決
定する制御目標決定手段と、この制御目標に基づき空気
調和機の制御量を決定する制御量決定手段を設けてもよ
い。さらに、制御目標決定手段は空気調和機の運転情報
をも利用するようにしてもよい。
【0014】また、予め設定した環境情報と実測または
推定により求められた環境情報との偏差演算手段と、冷
凍サイクル制御推定量記憶手段と、標準サイクル制御量
演算手段と、性能因子推定量記憶手段と、標準性能因子
演算手段と、性能因子増減率推定量記憶手段と、目標性
能因子増減率演算手段とを、制御目標決定手段に設けて
もよい。
【0015】また、制御目標決定手段に、予め設定され
た環境情報と実測の環境情報とを比較する偏差演算手段
と、冷凍サイクルの制御推定量を記憶する記憶手段と、
標準サイクル制御量演算手段と、冷媒及び空気の物性値
記憶手段と、空調機の諸元を記憶する記憶手段と、標準
状態での性能因子を演算する演算手段と、標準状態から
のずれに起因する性能因子のずれを補正するために推定
により求めた性能因子の増減率を記憶する記憶手段と、
実際の運転状態に基づいて性能因子を補正するために性
能因子の増減率を演算する演算手段とを設けてもよい。
【0016】また、制御量決定手段に、サイクル機器制
御量推定記憶手段と制御量演算手段とを設けるのが好ま
しく、制御目標決定手段は、環境情報と利用者環境設定
情報と快適優先度とを入力し、目標性能因子の増減率を
出力するときに学習機能を備えればなお好ましい。さら
に、制御量決定手段は、目標性能因子の増減率を入力
し、制御量を出力する際に学習機能を備えればなお好ま
しい。
【0017】また、制御目標決定手段に、環境情報と利
用者環境設定情報と快適優先度を入力して目標性能因子
増減率を出力する際、ファジィー推論ルールを用いて推
定する推定手段を設けてもよく、制御量決定手段に、性
能因子増減率を入力してサイクル制御量を出力する際、
ファジィ−推論ルールを用いて推定する推定手段を設け
てもよい。
【0018】さらに、少なくとも環境情報と利用者環境
設定情報と快適優先度情報とを入力し、圧縮機と室内熱
交換器に付設した冷却ファンと室外熱交換器に付設した
冷却ファンの回転数等からなる空気調和機の制御量の指
令値を出力する際に、ファジィ−推論を用いて推定する
知的制御手段を設けてもよく、この知的制御手段は運転
情報をも入力してファジィー推論を実行するものであっ
てもよい。
【0019】さらに、圧縮機と室内熱交換器に付設した
冷却ファンと室外熱交換器に付設した冷却ファンの少な
くともいずれかの回転数が可変であり、この可変回転数
の機器を変化させて冷凍サイクルの運転状態を制御して
もよく、減圧手段または絞り手段の絞り度を可変にし
て、この絞り度の変化により冷凍サイクルの運転状態を
制御してもよい。
【0020】さらに、冷・暖能力と効率と騒音の3つの
指標に対して、利用者がそれぞれ連続的またはほぼ連続
的に設定できる設定手段を設けてもよく、冷・暖能力と
効率と騒音の3つの評価指標間の優先順を入力できる快
適優先度入力手段を設けてもよく、さらに、冷・暖能力
と効率と騒音の3指標あるいはこれら3指標と相関の高
い制御量の中の少なくとも2つの制御結果を表示する表
示手段を設けてもよい。
【0021】また、圧縮機と室内熱交換器に付設した冷
却ファンと室外熱交換器に付設した冷却ファンの中の少
なくとも1つの発生する音を時間的に小刻みに変化させ
るゆらぎ手段を空気調和機に設けてもよい。
【0022】上記目的を達成するための本発明の第4の
態様は、圧縮機と四方弁と室外熱交換器とこの室外熱交
換器に送風する室外冷却ファンと膨張弁とを備えた室外
機と、室外熱交換器とこの室内熱交換器に送風する室内
冷却ファンとを備えた室内機とを配管接続して形成され
た空気調和機であって、この空気調和機が設置された室
外及び室内の環境情報を検知する複数のセンサーを有す
る環境情報検出手段と、この環境情報検出手段により検
出された情報から環境情報を演算する環境情報演算制御
装置と、空気調和機の運転状態を検出する複数のセンサ
ーを有する運転情報検知手段と、この運転情報検知手段
から得られた情報に基づいて空気調和機を運転制御する
空気調和機運転制御装置と、この空気調和機運転制御装
置に空気調和機の運転制御量の指令を付与する運転情報
演算制御装置と、この空気調和機の消費電力量を検出す
る電力量検出手段と、空気調和機の利用者が望む空調環
境を設定可能な利用者環境設定手段と、空気調和機の室
内機の発生する音の大きさを検出可能な騒音検出手段と
を備え、前起電力量検出手段から得られた電力量と、前
記騒音検出手段が検出した騒音と、前記運転情報演算制
御装置で演算された空気調和機の効率とを空気調和機の
3つの評価指標とし、この3つの指標間に優先度を設定
可能な快適優先度入力手段を設けたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明による空気調和機の実施の
形態を、いくつかの実施例により図1ないし図20を用
いて説明する。◆図1は、本発明の一実施例の空気調和
機の構成を示すブロック図である。空気調和機7は、室
外に設置される正番機101と、屋内103に設置され
る室内機102とからなり、圧縮機21、四方弁22、
室外熱交換器23、減圧装置24、室内熱交換器25を
順次配管接続して構成される。冷房運転時には、圧縮機
21から吐出された高温高圧のガス冷媒は室外熱交換器
23において室外機ファン26から送られる空気により
冷却され、高圧の液冷媒となる。この冷媒が減圧装置2
4に流入し、室内空気温度よりも低い温度の気液二相状
態の冷媒となる。そして、室内熱交換器25において、
室内ファン27から送風された室内空気より熱を奪い蒸
発し、再び圧縮機21に戻る。また暖房運転時には、四
方弁22を切り替えることで、冷媒の循環方向を逆転さ
せる。即ち、冷媒は圧縮機21、四方弁22、室内熱交
換器25、減圧装置24、室外熱交換器23、四方弁2
2の順に流れ、再び圧縮機21に戻る。なお、本実施例
においては、減圧装置24として、電子膨張弁を使用し
ている。
【0024】本発明の空気調和機には、利用者が冷・暖
能力、効率、騒音の3指標の優先度を選択する快適優先
度入力手段5と、利用者が自動運転、冷房運転、暖房運
転、ドライ運転、除湿運転等の運転モードや室内空気の
温湿度条件、風向、風量のモード、タイマー設定を選択
する利用者環境設定手段1が備えられている。快適度優
先度入力手段5から入力された各項目の優先度の情報
が、快適優先度設定装置29に送られて設定値として記
憶装置17(6)に記憶される。また、利用者環境設定
手段1から入力された各項目の優先度の情報が、環境条
件設定装置13に送られ設定値として記憶装置17
(2)2に記憶される。
【0025】空気調和機の運転においては、運転状態を
監視するために、室内機及び室外機に各種のセンサーが
設けられており、各センサー(運転情報検知手段9)か
らの出力を運転情報演算制御装置14が取り込み、記憶
装置17(4)に記憶する。センサーとしては、例え
ば、圧縮機21の回転数検出センサー914、圧縮機2
1の吐出冷媒温度検出センサー903、室外ファン26
の回転数検出センサー912、室内ファン27の回転数
検出センサー913、電流計または電力計915があ
る。
【0026】一方、室内機102及び室外機101に環
境情報を得るためのセンサーが設けられており、各セン
サーからの出力を環境情報演算制御装置15が取り込
み、記憶手段17(4)に記憶する。この環境情報用セ
ンサーとしては、例えば、室外温度検出センサー33、
室外湿度検出センサー34、室内吸込み空気温度検出セ
ンサー901、室内吸込み空気湿度センサー32、室内
吹出し空気温度検出センサー902、室内吹出し空気湿
度センサー109、輻射センサー111等がある。
【0027】空気調和機は、例えば、次のように運転さ
れる。利用者が利用者環境設定手段1から入力した利用
者環境情報は、環境条件設定装置13で設定され、記憶
装置17(2)に記憶される。そして、この情報に対応
する圧縮機21の回転数、室外ファン26の回転数、室
内ファン27の回転数等の空気調和機の運転条件を、予
め記憶装置17(10)に記憶されている運転パターン
情報から空気調和機の制御目標設定手段81が選択す
る。この情報に基づいて空気調和機運転制御装置16が
圧縮機21、室外ファン26、室内ファン27を駆動す
る。なお、これらの機器の駆動に必要な電力は電源28
から供給される。空気調和機運転制御装置16には、演
算回路の他に、圧縮機モータ等の回転数を変化させるイ
ンバータ回路、交流電源と直流電源とを変換する変換回
路等の回路も含まれる。また、圧縮機吐出温度センサー
903で検出された温度が、予め記憶装置17に記憶さ
れている圧縮機回転数に対する圧縮機吐出温度となるよ
うに、膨張弁(減圧装置4)の弁開度を制御してサイク
ル内を流れる冷媒の循環量が調整される。自動運転モー
ドの時は、室内吸込み空気温度センサー901で検出し
た空気温度と利用者が設定した温度との差を空気調和機
運転制御装置16が計算し、その差に応じて、圧縮機2
1、室外ファン26および室内ファン27の回転数、膨
張弁(減圧装置)24の弁開度にフィードバック制御す
るようにしてもよい。
【0028】図2は本発明における情報の流れを示す図
である。図2に示すように、制御量演算手段8が空気調
和機7に接続されており、この制御量演算手段8には目
標室内温度等の室内環境を設定する利用者環境設定手段
1とこの利用者環境設定手段1により入力した情報を記
憶する利用者環境記憶手段2、後に詳述する温度や湿度
等の環境情報を検知する環境情報検知手段3と、この環
境情報検知手段3が検知した情報を記憶する環境情報記
憶手段4、および快適優先度入力手段5とこの快適優先
度入力手段5を用いて入力した情報を記憶する快適優先
度記憶手段6が接続されている。ここで、快適優先度入
力手段5は、空調環境あるいは室内温度時間変化率で表
される空気調和機の冷・暖能力を示す冷・暖能力51、
空気調和機の消費電力あるいはエネルギ効率で表される
効率52、および騒音53の3指標の中の少なくとも2
指標を、利用者が任意に設定するものである。
【0029】制御量演算手段8は、利用者環境設定手段
1、利用者環境記憶手段2、環境情報検知手段3、環境
情報記憶手段4、快適優先度入力手段5及び利用者優先
度入力記憶手段6からの情報に基づいて空気調和機7の
制御量を演算し、その演算結果に基づいて空気調和機7
を制御する。ここで、空気調和機のエネルギ効率は、室
内での冷・暖能力すなわち、冷房能力あるいは暖房能力
(kW)を消費電力量(kW)で除した値であり、室内
温度時間変化率は、単位時間当りの室内温度の増減率で
表わされる。
【0030】ところで、空気調和機の利用者にとって、
冷・暖能力(暑い、ちょうど良い、寒い)、消費電力や
エネルギ効率(=冷・暖能力/消費入力電力)、および
騒音(やかましい、がまんできる、快適)の3指標は、
空気調和機を利用する際の重要な指標であることは前述
したとおりであり、冷・暖能力、効率、および騒音の3
指標に対して利用者が優先度合を快適優先度入力手段5
から選択できれば、快適かつ複合的で総合的な利用者ニ
−ズを反映した空気調和機の運転を実現できる。
【0031】図2に示した情報の流れに対し、空気調和
機の運転情報をも利用する情報の流れを図3に示す。制
御量演算手段8には、運転情報検知手段9およびこの運
転情報検知手段9から検知された情報を記憶する運転情
報記憶手段10が接続されており、制御量演算手段8は
これらの情報をも用いて空気調和機7を制御している。
なお、現在の空気調和機の主流はヒ−トポンプ式である
から、冷房運転時には、室内熱交換器は蒸発器として、
室外熱交換器は凝縮器として働く。一方、暖房運転時に
は、室内外の熱交換器はそれぞれ凝縮器および蒸発器と
して、冷房運転時とは逆に作用する。このヒートポンプ
式空気調和機の運転情報の検出手段9の詳細を図3に示
す。
【0032】運転情報の検出手段9は、空気調和機の室
内機本体内部又は本体近傍に設けた空気出口部の吸込空
気温度931を検出する吸込温度検出手段901、空気
調和機の室内機本体内部又は本体近傍に設けた空気出口
部の吹出空気温度932を検出する吹出温度検出手段9
02、圧縮機の吐出部に設けた吐出冷媒温度933を検
出する吐出温度検出手段903、圧縮機の吸込部に設け
た吸込冷媒温度934を検出する吸込温度検出手段90
4、圧縮機の吐出部に設けた冷媒吐出圧力935を検出
する圧縮機吐出圧力検出手段905、圧縮機の吸込部に
設けた吸込冷媒圧力936を検出する圧力検出手段90
6、室外熱交換器内に設けた冷媒の飽和温度937を検
出する室外熱交換器配管中間温度検出手段907、室内
熱交換器に設けた室内熱交換器の冷媒飽和温度938を
検出する室内熱交換器配管中間温度検出手段908、室
内熱交換器の出口に設けた出口冷媒温度939を検出す
る室内熱交換器出口温度検出手段909、電動膨張弁等
の減圧装置に設けた減圧装置の入口冷媒温度940を検
出する減圧装置入口温度検出手段910、室内熱交換器
の出口に設けた室内熱交換器出口冷媒圧力941を検出
する室内熱交換器出口圧力手段911、室外ファンに設
けた室外ファンの回転数942を検出する室外ファン回
転数検出手段912、室内ファンに設けた室内ファンの
回転数943を検出する室外ファン回転数検出手段91
3、圧縮機に設けた圧縮機の回転数944を検出する圧
縮機回転数検出手段914、圧縮機モ−タ近傍に設けた
消費電力945を推定する圧縮機モ−タ入力電流検出手
段915、室内ファン近傍に設けたモ−タ消費電力94
6を推定する室内ファンモ−タ入力電流検出手段91
6、室外ファン近傍に設けたモ−タ消費電力947を推
定する室外ファンモ−タ入力電流検出手段917、室内
熱交換器の入口部に設けた室内熱交換器の冷媒温度94
8を検出する室内熱交換器入口温度検出手段909、室
外熱交換器の入口部に設けた室外熱交換器の入口部冷媒
温度949を検出する室外熱交換器入口温度検出手段9
19、室外熱交換器の出口部に設けた室外熱交換器の冷
媒温度950を検出する室外熱交換器出口温度検出手段
920、室内熱交換器の出口部に設けた室外熱交換器の
出口部の温度951を検出する室内熱交換器出口部温度
検出手段921を備えている。
【0033】これら検出手段の中で、熱交換器23、2
5や減圧機構24や圧縮機21の配管内の冷媒温度の検
出には、配管表面に取り付けた熱電対、サ−ミスタ等を
用いる。ここで、冷房能力や暖房能力および消費電力の
算出には、図9に示した全ての情報を必ずしも必要とは
しない。コストや要求精度を勘案して、この中のいくつ
かのセンサーを選択的に用いれば良い。電流検出手段と
しては各種電流計があり、回転数の検出にはエンコー
ダ、パルス回転計、タコジェネレータ等を、圧力の検出
にはブルドン管式圧力計、歪ゲージ式圧力計等がある。
なお、これらの検出値はディジタル計算機で処理される
都合上、ディジタル化が容易な信号が得られるものが望
ましい。
【0034】利用者が入力する冷・暖能力、効率、騒音
の快適優先度の3指標は、具体的には次のものに対応し
ている。◆冷・暖能力の指標は、室内機の冷房能力、暖
房能力や、室内空気温度の上昇率や下降率に対応する。
ここで、室内機の冷房運転時の冷房能力及び暖房運転時
の暖房能力は、次式で表される。
【0035】Q=ρ・V・Δh ・・・・・・(1) Q:冷房能力または暖房能力 ρ:吸込み空気の密度 V:室内ファンを流通する空気の体積流量 Δh:室内吸込み空気と吹出し空気とのエンタルピー差 また、冷房運転時の冷房能力は次式でも与えられる。一
般に空気は湿り空気であり、冷房運転時には減湿を生じ
るため、空気の顕熱量と潜熱量を考慮する必要がある。
【0036】 Q=ρ・V・Cp・ΔT+hw・ρ・V・Δx ・・・・・(2) Q :冷房能力 ρ :吸込み空気の密度 V :室内ファンを流通する空気の体積流量 Cp:空気の比熱 ΔT:室内吸込み空気と吹出し空気との温度差 hw:水のエンタルピー Δx:室内吸込み空気と吹出し空気との絶対湿度差 暖房運転時の暖房能力は、顕熱量だけを考慮すればよい
ので、式(2)の第1項のみとなる。
【0037】Q=ρ・V・Cp・ΔT ・・・・・(3) Q :暖房能力 ρ :吸込み空気の密度 V :室内ファンを流通する空気の体積流量 Cp:空気の比熱 ΔT:室内吸込み空気と吹出し空気との温度差 ここで、空気の比熱、空気の密度、水のエンタルピー及
び湿り空気線図は予め記憶装置17に記憶されている。
室内吸込み及び吹出し空気の温度(例えば乾球温度、湿
球温度)は、それぞれ室内吸込み空気温度検出センサー
901と室内吹出し空気温度検出センサー902で検出
する。また、室内吸込み及び吹出し空気の湿度(例えば
相対湿度)は、各々室内吸込み空気湿度センサー32、
室内吹出し空気湿度センサー109で検出する。空気の
密度、空気の絶対湿度は、記憶装置17に記憶されてい
る湿り空気線図上で、乾球温度と湿球温度、乾球温度と
相対湿度、湿球温度と相対湿度のいずれかの組み合わせ
にから決定される。また室内ファンを流通する空気の体
積流量は、予め記憶装置17に記憶されているファン回
転数とファン風量(体積流量)との関係から、室内ファ
ン回転数検出センサー913で検出された回転数の情報
から算出される。また、室内に設けられている輻射計1
11からの情報を考慮してもよい。◆なお、上記冷房能
力、暖房能力及び室内温度の上昇率や下降率は、制御量
演算手段8で演算され、その情報は記憶装置17に記憶
される。
【0038】効率の指標は、消費電力量や成績係数に対
応している。本実施例では、消費電力量は電源28と空
気調和機運転制御装置16との間に設けられている電流
計915から環境情報検知手段14(3)が検出し、そ
の情報を記憶装置17(4)に記憶する。ここで、成績
係数は、冷房運転時、暖房運転時において、それぞれ冷
房能力と入力、暖房能力と入力との比である。入力は前
述の消費電力量であり、冷房能力、暖房能力は前述の式
(1)から式(3)で表される量である。
【0039】ところで、制御部の消費電力が空気調和機
の中で占める割合が相対的に少ない場合には、空気調和
機の消費電力Wtは、圧縮機の消費電力Wcと室内冷却フ
ァンの消費電力Wiと室外冷却ファンの消費電力Woの和
で表される。圧縮機の消費電力(Wc)945は、モ−
タを含む圧縮機の電力特性が既知であるから、圧縮機モ
−タの入力電流検出手段915が検出した入力電流値か
ら算出できる。室内冷却ファンの消費電力(Wi)94
6および室外冷却ファンの消費電力(Wo)947を、
室内冷却ファンに設けた電流検出手段916および室外
冷却ファンに設けた電流検出手段917で検出された入
力電流値から算出する。勿論製造コストを許容出来る場
合には、各モ−タの消費電力を電力計で直接計測するか
または消費電流量を電流計を用いて間接的に検出しても
良い。省エネルギ−の尺度であるエネルギ効率は、空気
調和機の冷房または暖房能力qを消費電力Wtで除した
値であるから、上式を用いて冷・暖能力を算出して求め
ることができる。◆なお、上記消費電力量や成績係数
は、制御量演算手段8で演算され、その情報は記憶装置
17(4)に記憶される。
【0040】騒音の指標は、室内機の運転音に対応す
る。本実施例では、室内機の騒音は室内ファンによる送
風音が支配的であり、またファンの送風音はファンの回
転数の6乗に比例するため、予め記憶装置17(4)に
記憶されているファン回転数と送風音との関係から運転
音を算出する。また、室内機に騒音計または騒音検出用
のマイクロフォンを設置してもよい。
【0041】騒音の指標は、室内と室外の2種類の騒音
に対応する。室内騒音は、室内熱交換器に設けた冷却用
のファンの騒音とそのファンを駆動するモ−タの電磁音
と管内を流れる冷媒の流動音からなる。一方、室外騒音
は、さらに圧縮機音で構成される。この中で、モ−タ電
磁音、管内を流れる冷媒流動音、圧縮機音は、それぞれ
モ−タ又は冷媒配管又は圧力容器でほぼ密閉された壁を
透過して放射され、それらの壁の表面振動の大きさにほ
ぼ比例するので、表面にエネルギ−を消失可能なダンピ
ング材を添付する方法で解決できる例が多い。
【0042】一方、空気調和機の主たる騒音源である室
内外のファンにおいて発生する騒音の原因は、ファンの
表面及び周囲近傍での渦である。しかし、この渦の発生
を防止するために、冷却風の流れを阻害する密閉又は半
密閉構造を空気調和機が採用することは不可能である。
したがって騒音の有効な低減策は、ファンを大型化する
ことであるが、コンパクト性を要求される空気調和機に
とってはこの手法は採用できるものではない。なお、フ
ァン騒音はファンの回転数の約6乗に比例するので、予
め記憶装置17(4)に記憶されているファン回転数と
送風音との関係から運転音を算出する。また、室内機に
騒音計または騒音検出用のマイクロフォン112を設置
して騒音を検出するようにしてもよい。なお、室内機の
運転音は、運転情報演算制御装置14で演算され、その
結果は記憶装置17に記憶される。
【0043】図5に、環境情報検知手段3の詳細を示
す。環境情報検知手段3は、室内温度を検出する室内温
度検知手段301、室内湿度を検出する室内温度検知手
段302、室外温度を検出する室外温度検知手段30
3、室外湿度を検出する室外温度検知手段304、日射
量を検出する日射量検知手段305の各検知手段を備え
ている。これらの情報の中で、室内温度は空気調和機の
運転による吸熱あるいは排熱により変化し、室内湿度は
加湿あるいは除湿により変化する。なお、これらの情報
全てを必ずしも必要とする訳ではなく、必要に応じて使
いわければ良い。
【0044】図6に、制御量演算手段8の詳細を示す。
制御量演算手段8は、室内温度等の環境情報と、目標室
内温度等の利用者環境設定情報と、快適優先度情報との
3種の情報から、制御目標を決定する制御目標決定手段
81と、この制御目標決定手段81により決定された制
御目標に基づき、空気調和機7の制御量を決定する制御
量決定手段82とから構成されている。◆ところで、制
御量演算手段8は、上記3種の情報に加えて図3で示し
た運転情報をも利用するようにしても良い(図7参
照)。この場合、更に快適な空気調和機の運転が可能に
なる。
【0045】図8に、図6中に示した制御目標決定手段
81の詳細を示す。利用者設定環境情報の一つである目
標室内温度と環境情報としての室内温度との温度差を偏
差演算手段811において演算する。そして、温度差
と、サイクル制御量である圧縮機や冷却ファンの回転数
の基準状態における関係等が、サイクル制御推定量記憶
手段812に記憶されている。偏差演算手段811とサ
イクル制御推定量記憶手段812の各出力情報に基づい
て、基準となるサイクル制御量を標準サイクル制御量演
算手段813が演算する。
【0046】冷・暖能力因子推定量記憶手段814に
は、基準となる効率、空調能力あるいは標準の室内温度
の時間変化率の冷・暖能力、騒音の各指標もしくは3こ
れら3指標と相関の高い量、すなわち性能因子とサイク
ル制御量の関係が記憶されている。標準冷・暖能力因子
演算手段815は、標準サイクル制御量演算手段813
の出力情報に基づいて冷・暖能力因子推定量記憶手段8
14を参照し、基準となる性能因子を演算する。
【0047】冷・暖能力性能因子増減率推定量記憶手段
816は、効率、冷・暖能力と騒音の3指標の増減率あ
るいは3指標と相関の高い量、すなわち性能因子の増減
率と快適優先度の関係を記憶する。
【0048】目標性能因子増減率演算手段817は、標
準性能因子演算手段815の出力に基づいて能力因子増
減率推定量記憶手段816を参照するとともに、快適優
先度入力手段5からの入力に基づき快適優先度記憶手段
6を参照して得られた快適優先度情報を用いて、効率、
冷・暖能力、騒音の3指標の目標性能因子増減率を演算
する。
【0049】この図8に示した実施例では、デ−タベ−
ス化して記憶した情報を用いているが、温度が高い/低
い、音が大きい/小さいという評価は、使用者の感覚に
より決定されるものであり、あいまいさが残る。従っ
て、ある予め定められた制御ル−ルを用い、ファジィ演
算を使えば、サイクル制御推定量を計算するときや、効
率、冷・暖能力、騒音の3指標の目標性能因子の増減率
を演算するときに有効である。
【0050】次に、図9に運転情報をも用いて目標能力
因子の増減率を求める図8の変形例を示す。この場合、
制御量決定手段82は、図7に示した冷・暖能力因子推
定量記憶手段814の代わりに、物性値記憶手段818
及び空気調和機諸元記憶手段819を備えている。そし
て、物性値記憶手段818には冷媒及び空気の物性値が
記憶されており、空気調和機諸元記憶手段819には圧
縮機の吐出量やファンの吐出風量と回転数の関係が記憶
されている。標準能力因子演算手段815は、標準サイ
クル制御量演算手段813と偏差演算手段8101の各
出力情報と空気調和機の運転情報とを用いて標準能力因
子を演算する。図8に示した実施例では、標準能力因子
を演算する際、温度差とサイクル制御量である圧縮機や
冷却ファンの回転数の関係を用いているが、本変形例に
おいては、冷媒及び空気の物性値と、空気調和機の諸元
を用いて標準能力因子を求めることができ、制御システ
ムが簡素になる。
【0051】図10に、制御量決定手段82の詳細な構
成を示す。制御目標決定手段81が有するサイクル機器
制御推定量記憶手段821には、冷・暖能力因子増減率
とサイクル制御量の関係が記憶されている。制御量演算
手段822は、目標能力因子増減率演算手段817の出
力を用いて、サイクル機器制御推定量記憶手段821を
参照してサイクル機器の制御量を求め、圧縮機や、室内
熱交換器冷却ファンや、室外熱交換器冷却ファン等のの
空気調和機7のサイクル機器を制御する。
【0052】次に、快適優先度の入力後の空気調和機の
制御装置の作用について説明する。◆利用者が快適優先
度の各指標に対し、例えば5段階評価で優先度を快適優
先度入力手段5から入力すると、その情報が快適優先度
設定装置29に設定され、記憶装置17に記録される。
空気調和機運転制御装置16は、記憶装置17から利用
者の入力した環境条件を取り出し、その情報に対応した
基準となる標準運転条件を予め記憶装置17に記憶され
ている運転条件情報から選択する。この運転条件の情報
としては、例えば圧縮機の回転数や室内及び室外のファ
ンの回転数がある。この時、空気調和機運転制御装置1
6において、標準運転時における冷・暖能力、効率や運
転音等の指標が算出される。次に、利用者が入力した快
適優先度入力手段5から入力された値を、快適優先度設
定装置29において各項目の重み付け係数に変換し、記
憶装置17に記憶する。空気調和機運転制御装置16
は、この情報を記憶装置17から取り出し、先に算出し
た標準運転時における冷・暖能力、効率や運転音の指標
の各々に重み付けし、その情報に対応する運転条件を予
め記憶装置17に記憶されている運転条件情報から選択
し、実運転条件情報とする。この実運転条件の情報とし
ては、上記したと同様、例えば圧縮機の回転数や室内及
び室外のファン回転数がある。空気調和機運転制御装置
16は、この圧縮機の回転数や室内及び室外ファンの回
転数の設定値に基づいて、圧縮機21、室外ファン26
及び室内ファン27を制御する。
【0053】また、空気調和機の運転中においては、運
転情報演算制御装置14と環境情報演算制御装置15と
が作動して各種情報を逐次センシング及び演算し、新し
い情報を記憶装置17に記憶する。空気調和機運転制御
装置16もまた逐次記憶装置17から新しい情報を引き
出し、再度演算して得られた実運転条件情報と標準運転
情報とを常に比較し、利用者が入力した設定に沿うよう
にフィードバック制御を行う。
【0054】図11から図14に、上述した制御に用い
られる快適優先度入力手段5の詳細を示す。快適優先度
入力手段5は、3つの指標、すなわち、冷・暖能力ある
いは室内温度の時間変化率で表される空気調和機の冷・
暖能力501と、空気調和機の消費電力あるいはエネル
ギ効率で表される効率502と、騒音503の3指標の
中の少なくとも2指標を、利用者が任意に設定できるよ
うにするものである。快適優先度入力手段5には、冷・
暖能力、効率、騒音の3種の指標に対応して、冷・暖能
力選択範囲表示部511、消費電力選択範囲表示部52
1、騒音選択範囲表示部531が備えられており。それ
ぞれの表示部には選択範囲ボタンが複数個、図11の場
合には各6個、設置されている。各選択範囲ボタン51
2、522、532を押した順にこれら3指標間の優先
順位が割り当てられ、各選択範囲の優先順位に応じた信
号が快適優先度入力手段5から出力される。
【0055】本実施例においては、初めにある指標につ
いて範囲選択ボタン群中の1つのボタンを押すと、他の
選択指標の選択可能な範囲がボタンの点灯あるいは点滅
により利用者に明示され、利用者は点灯または点滅して
いる範囲の中から選択することになる。この様子を図1
2に示す。各選択指標は、6段階の選択範囲を有してい
る。最優先として、冷・暖能力選択指標表示部513の
選択範囲ボタン群514中のボタン515を押す。する
と、消費電力指標表示部523の選択ボタン群524中
の第3から5段階の範囲を示すボタン525が点灯する
(塗りつぶし表示)。同様に、騒音指標表示部533の
選択ボタン群534中の第1から3段階の範囲を示すボ
タン535が点灯する。そこで、次に優先させるものと
して、例えば、消費電力の選択範囲ボタン群中の第4段
階のボタンを押したとすれば、騒音の選択範囲ボタン群
中の第1段階のボタンのみが点灯する。この結果、各選
択範囲の優先順位に応じた信号が、快適優先度入力手段
5から出力される。
【0056】ところで、定常運転の場合には、冷・暖能
力は設定温度に基づいて決められ、選択する必要がな
い、そこで、消費電力と騒音について選択可能な範囲を
ボタンの点灯あるいは点滅により利用者に明示し、その
範囲の中で選択できるようにする。この場合、消費電力
と騒音選択ボタンのいずれか先に押した方が優先され
る。
【0057】図13に、快適優先度入力手段5の他の実
施例を示す。快適優先度入力手段5の表示部は、冷・暖
能力516、消費電力526、騒音536の選択指標に
ついて、それぞれの優先割合が518,528,538
であるとして円グラフ上に示される。各指標毎の選択割
合は、0から100%の間の値であり、全ての選択割合
の合計は100%である。それぞれの選択ボタン51
7、527、537を押す時間又は回数により、各指標
の優先割合が円グラフで表示され、選択範囲の優先割合
の多い順に優先度が設定され、優先順位の割合に応じた
信号が快適優先度入力手段5から出力される。
【0058】図14に、快適優先度入力手段5のさらに
他の変形例を示す。快適優先度入力手段5は、冷・暖能
力指標表示部543、消費電力指標553、騒音選択指
標表示部563を有しており、それぞれの表示部には、
選択範囲ボタン群545,555,565が設けられて
いる。定常運転の場合に冷・暖能力、消費電力、騒音の
運転範囲を、ボタンを点灯させて利用者に明示し、利用
者はこの表示から、例えば電気を多く使用しているよう
であれば、消費電力選択範囲ボタンを用いて、消費電力
量が低減するように空気調和機に指令を与える。また、
騒音が気になるようであれば、騒音選択範囲ボタンを用
いて騒音が低減するように空気調和機に指令を与える。
さらに、暑過ぎるまたは寒過ぎる場合には、冷・暖能力
選択ボタンを用いて、冷・暖能力を変化させ指令を与え
る。また、各指標に対して、ロックボタン544、55
4、564が設けられており、このロックボタンを押す
ことにより、その選択指標の選択値を保持することがで
きる。
【0059】なお、本実施例では、快適優先度入力手段
5と利用者環境設定手段1とは分離しているが、一体化
されていてもよい。また、快適優先度設定装置29、運
転情報演算制御装置14、環境条件設定装置13、環境
情報演算制御装置15、空気調和機運転制御装置16お
よび記憶装置17は分離しているが、一体化されていて
もよい。
【0060】また、冷・暖能力及び効率、騒音の各指標
あるいはこれら各指標と相関の高い各量の中の少なくと
も2指標(2量)に対する制御結果を表示する表示手段
を設けるようにしてもよい。なお、表示個所は限定され
るものでなく、快適優先度入力手段5と利用者環境設定
手段3を一体にした部材内に制御結果を表示する構成で
あれば、コスト低減とスペ−ス効率の工場が可能とな
る。
【0061】図15に、知的制御量演算手段11を用い
て空気調和機を制御する本発明の他の実施例を示す。知
的制御量演算手段11は、環境情報と、利用者環境設定
情報と、快適優先度情報と、運転情報とに基づいて、フ
ァジィ−演算又は学習機能を有するニュ−ラルネットワ
−クを用いて知的制御量を演算する。この知的制御量の
演算の一例を、図16ないし図21を用いて以下に示
す。
【0062】図16に、室内機熱交換器に付設する冷却
ファンの回転数を推定する推論ル−ルの一例を示す。こ
の例においては、3指標の中の効率指標としての消費電
力と、冷・暖能力指標としての冷・暖能力とを取上げい
る。この2つの指標に対して、サイクル制御量の一例と
して室内機の熱交換器に付設する冷却ファンの回転数を
推定している。具体的には、消費電力を下げるとともに
冷・暖能力上げたい時には圧縮機の回転数を下げ、冷却
ファンの回転数を上げる。また、冷・暖能力を維持しか
つ消費電力を下げたい時は、冷却ファンの回転数を上げ
て冷・暖能力を高めると共に、圧縮機の回転数を下げて
圧縮機への電気入力を減少させる。なおこの時、騒音は
制御されない。
【0063】図17に、圧縮機の回転数を推定する推論
ル−ルの一例を示す。この場合、3指標の中で、冷・暖
能力と騒音を用いて、サイクル制御量の一つである圧縮
機の回転数を推定する。そして、冷・暖能力を上げかつ
騒音を小さくしたい時には、冷却ファンの回転数を下
げ、圧縮機の回転数を上げる。また、騒音が大きくても
よいから急速に冷房したいときには、冷却ファンの回転
数と圧縮機の回転数の双方とも増加させる。このとき、
消費電力は制御されない。このように、各サイクルの制
御量と3指標あるいはこの3指標と相関の高い3つの制
御量の中から少なくとも2指標又は2つの制御量を組合
せたル−ルを作成できる。
【0064】図18から図20に、ファジィ−制御を用
いた場合のメンバシップ関数の一例を示す。この中で、
図18は効率の変化量、図19は騒音の変化量、図20
は冷・暖能力の変化量のメンバシップ関数を夫々示して
いる。メンバシップ関数に対する適合度を表すグレ−ド
を求め、図16および図17に示したす制御ル−ルを用
いて冷却ファンや圧縮機の回転数を制御する。
【0065】なお上記実施例では、騒音として空気調和
機から室内に放射される室内騒音について主として述べ
たが、屋外の環境を保全する必要が有るときは室外騒音
に対して、同様な考え方で推論ル−ルを構築して対処す
れば良い。◆また、上記実施例においては、室内機と室
外機が分離したセパレ−ト型空気調和機について説明し
たが、例えば窓掛け型空気調和機、冷蔵庫、ショ−ケ−
スのように冷凍サイクルがすべて同一空間にあるような
ものでも、上述した方法と同様な方法で対処できる。
【0066】以上述べたように、本実施例によれば、空
気調和機において、冷・暖能力、消費電力やエネルギ効
率(=冷・暖能力/消費入力電力)と騒音の3指標に対
して利用者が複数の優先度合を選択できるので、利用者
は快適な空気調和空間を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空気
調和機においては、冷・暖能力、エネルギ効率(電力料
金等)と騒音の3つの評価指標に対して利用者が複数の
優先度合を選択できるので、利用者の感覚にフィットし
た空気調和機の運転ができ、従って快適な空気調和空間
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の構成を示す模式図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の情報の流れを示す図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の情報の流れを示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例に用いられる運転情報検知手
段の詳細な構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に用いられる環境情報検知手
段の詳細な構成を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の制御量演算手段の詳細な構
成を示す図である。
【図7】本発明の制御量演算手段の他の実施例の詳細な
構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の制御目標決定手段の詳細な
構成を示す図である。
【図9】本発明の制御目標決定手段の他の実施例の詳細
な構成を示す図である。
【図10】本発明の一実施例の制御量決定手段の詳細な
構成を示す図である。
【図11】本発明の一実施例の快適優先度入力手段の詳
細な構成を示す図である。
【図12】図11に示した快適優先度入力手段の動作状
態を示す図である。
【図13】本発明の快適優先度入力手段の他の実施例の
詳細な構成を示す図である。
【図14】本発明の快適優先度入力手段の更に他の実施
例の詳細な構成を示す図である。
【図15】ファジィ−又はニュ−ラルネットワ−クを用
いた空気調和機の模式図である。
【図16】ファジィ−を用いた場合に、室内機熱交換器
に付設する冷却ファンの回転数を推定する推論テーブル
の一例である。
【図17】ファジィ−を用いた場合に、圧縮機の回転数
を推定する推論テーブルの一例である。
【図18】ファジィ−制御に用いる効率指標のメンバシ
ップ関数の一例である。
【図19】ファジィ−制御に用いる騒音指標のメンバシ
ップ関数の一例である。
【図20】ファジィ−制御に用いる冷・暖能力指標のメ
ンバシップ関数の一例である。
【符号の説明】
1……利用者環境設定手段、2……利用者環境記憶手
段、3……環境情報検知手段、4……環境情報記憶手
段、5……快適優先度入力手段、6……快適優先度記憶
手段、7……空調機器、8……制御量演算手段、9……
運転情報検知手段、10……運転情報記憶手段、83…
…制御目標決定手段、82……制御量決定手段、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 弘 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 佐藤 良次 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 加藤 喬 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 関根 洋治 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と凝縮器と減圧手段と蒸発器とを順
    次配管接続して形成された空気調和機において、 冷・暖能力と効率と騒音の3指標を入力可能な快適優先
    度入力手段と、これら3つの指標が入力された順に該指
    標間に優先度を割当て記憶する快適優先度記憶手段とを
    設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】圧縮機と凝縮器と減圧手段と蒸発器とを順
    次配管接続して形成された空気調和機において、 冷・暖能力と効率と騒音の3指標を入力可能な快適優先
    度入力手段と、これら3つの指標の中の少なくとも2つ
    の指標に付与された優先度を記憶する快適優先度記憶手
    段とを設けたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】室内機と室外機とを配管接続して構成さ
    れ、目標室内温度等の室内環境を設定する利用者環境設
    定手段と、この利用者環境設定手段から入力された設定
    値を記憶する利用者環境記憶手段と、前記室内機および
    室外機の設置された環境における空気温度等の環境情報
    を検知する環境情報検知手段と、この環境情報検知手段
    が検知した情報を記憶する環境情報記憶手段とを備えた
    空気調和機において、 冷・暖能力と効率と騒音の3つの評価指標を入力可能な
    利用者快適優先度入力手段と、この快適優先度入力手段
    から入力された前記3指標間の優先度を記憶する快適優
    先度記憶手段とを設けるとともに、前記利用者環境設定
    手段および前記快適優先度入力手段から入力された情報
    と、前記環境情報検知手段により検知された環境情報
    と、前記利用者環境記憶手段と前記環境情報記憶手段と
    前記快適優先度記憶手段とに記憶された記憶情報とに基
    づいて空気調和機に制御指令を出力する制御量演算手段
    を設けたことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】空気調和機の運転状態を検出する運転情報
    検知手段と、この運転情報検知手段が検知した運転情報
    を記憶する運転情報記憶手段とを設け、前記制御量演算
    手段は前記運転情報検知手段が検知した情報と、前記運
    転情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて空気調和
    機に制御指令を出力することを特徴とする請求項3に記
    載の空気調和機。
  5. 【請求項5】前記制御量演算手段は、前記利用者環境設
    定手段および前記快適優先度入力手段から入力された情
    報と、前記環境情報検知手段により検知された環境情報
    と、前記利用者環境記憶手段と前記環境情報記憶手段と
    前記快適優先度記憶手段とに記憶された記憶情報とに基
    づいて空気調和機の制御目標を設定する制御目標決定手
    段と、この制御目標決定手段において設定された制御目
    標に基づき空気調和機の制御指令値を決定する制御量決
    定手段とを備えたことを特徴とする請求項3または請求
    項4に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】前記制御目標決定手段は、利用者の環境情
    報の設定値と利用者の環境情報の検出値または推定値と
    の偏差を演算する偏差演算手段と、基準状態におけるこ
    の偏差と冷凍サイクルの制御量との関係を記憶するサイ
    クル制御推定量記憶手段と、前記偏差演算手段の出力を
    用いて前記サイクル制御推定量記憶手段に記憶された情
    報を参照して基準となる冷凍サイクルの制御量を演算す
    る標準サイクル制御量演算手段と、前記効率、冷・暖能
    力及び騒音の3指標に含まれる能力因子と前記冷凍サイ
    クルの制御量との関係を記憶する能力因子推定量記憶手
    段と、前記標準サイクル制御量演算手段の出力を用いて
    この能力因子推定量記憶手段に記憶された情報を参照し
    標準能力因子を演算する標準能力因子演算手段と、前記
    能力因子及びその増減率と前記快適優先度との関係を記
    憶する能力因子増減率推定量記憶手段と、前記標準能力
    因子演算手段の出力と前記快適優先度情報とを用いて前
    記能力因子増減率推定量記憶手段に記憶された情報を参
    照して能力因子の増減率の目標値を演算する目標能力因
    子増減率演算手段とを備えたことを特徴とする請求項3
    に記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】前記制御目標決定手段は、利用者の環境情
    報の設定値と利用者の環境情報の検出値または推定値と
    の偏差を演算する偏差演算手段と、基準状態におけるこ
    の偏差と冷凍サイクルの制御量との関係を記憶するサイ
    クル制御推定量記憶手段と、前記偏差演算手段の出力を
    用いて前記サイクル制御推定量記憶手段に記憶された情
    報を参照して基準となる冷凍サイクルの制御量を演算す
    る標準サイクル制御量演算手段と、少なくともこの空気
    調和機に使用される冷媒と空気の物性値が記憶された物
    性値記憶手段と、この空気調和機の緒言を記憶する空気
    調和機諸元記憶手段と、前記標準サイクル制御量演算手
    段と前記偏差演算手段の出力と空気調和機の運転情報と
    を用いて前記物性値記憶手段と前記空気調和機諸元記憶
    手段を参照して標準能力因子演算量を演算する標準能力
    因子演算手段と、前記能力因子及びその増減率と前記快
    適優先度との関係を記憶する能力因子増減率推定量記憶
    手段と、前記標準能力因子演算手段の出力と前記快適優
    先度情報とを用いて前記能力因子増減率推定量記憶手段
    に記憶された情報を参照して能力因子の増減率の目標値
    を演算する目標能力因子増減率演算手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】前記制御量決定手段は、能力因子の増減率
    と冷凍サイクルの制御量との関係を記憶するサイクル機
    器制御量推定量記憶手段と、冷凍サイクルの制御量を演
    算する制御量演算手段とを備え、前記制御目標決定手段
    の出力を用いて前記サイクル機器制御推定量記憶手段を
    参照し、前記サイクル制御量演算手段で冷凍サイクルの
    制御量を演算することを特徴とする請求項6または7に
    記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】前記制御目標決定手段は、少なくとも環境
    情報と利用者環境設定情報とを用いて、目標能力因子の
    増減率を演算する際に、学習機能を備えることを特徴と
    する請求項6または7に記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】前記制御量決定手段は、前記目標能力因
    子の増減率を用いて冷凍サイクルの制御量を演算する際
    に、学習機能を備えることを特徴とする請求項6または
    7に記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】前記制御目標決定手段は、環境情報と利
    用者環境設定情報と快適優先度情報を用いてファジィ−
    推論により目標性能因子増減率を推定する推定手段を備
    えたこと特徴とする請求項6または7に記載の空気調和
    機。
  12. 【請求項12】前記制御量決定手段は、能力因子増減率
    を用いてファジィ−推論により冷凍サイクルの制御量を
    推定する推定手段を備えたことを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載の空気調和機。
  13. 【請求項13】少なくとも環境情報と利用者環境設定情
    報と快適優先度情報とを用いて、空気調和機の制御量を
    ファジィ−推論により推定する知的制御量演算手段を備
    えたことを特徴とする請求項6または7に記載の空気調
    和機。
  14. 【請求項14】前記圧縮機と、前記凝縮器に付設した第
    1の冷却ファン、前記蒸発機に付設した第2のファンの
    少なくとも1つの回転数は可変であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の空気調和機。
  15. 【請求項15】前記減圧手段は減圧度が可変であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  16. 【請求項16】前記冷・暖能力と効率と騒音の3指標間
    の優先度合を、連続的に設定可能設定手段を設けたこと
    を特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  17. 【請求項17】前記冷・暖能力、効率、騒音の3指標の
    中の優先度の高い2指標について制御結果を表示する表
    示手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の空気
    調和機。
  18. 【請求項18】前記室内機は冷却ファンを付設した熱交
    換器を有し、前記室外機は圧縮機及び冷却ファンを付設
    した熱交換器を有し、前記室内機の冷却ファンと前記室
    外機の冷却ファンと前記圧縮機の少なくとも1つに、回
    転数を時間的に変調させるゆらぎ手段を設けたことを特
    徴とする請求項3または4に記載の備えた請求項1ある
    いは請求項2に記載の空気調和機。
  19. 【請求項19】圧縮機と四方弁と室外熱交換器とこの室
    外熱交換器に送風する室外冷却ファンと膨張弁とを備え
    た室外機と、室外熱交換器とこの室内熱交換器に送風す
    る室内冷却ファンとを備えた室内機とを配管接続して形
    成された空気調和機であって、この空気調和機が設置さ
    れた室外及び室内の環境情報を検知する複数のセンサー
    を有する環境情報検出手段と、この環境情報検出手段に
    より検出された情報から環境情報を演算する環境情報演
    算制御装置と、空気調和機の運転状態を検出する複数の
    センサーを有する運転情報検知手段と、この運転情報検
    知手段から得られた情報に基づいて空気調和機を運転制
    御する空気調和機運転制御装置と、この空気調和機運転
    制御装置に空気調和機の運転制御量の指令を付与する運
    転情報演算制御装置と、この空気調和機の消費電力量を
    検出する電力量検出手段と、空気調和機の利用者が望む
    空調環境を設定可能な利用者環境設定手段と、空気調和
    機の室内機の発生する音の大きさを検出可能な騒音検出
    手段とを備え、前起電力量検出手段から得られた電力量
    と、前記騒音検出手段が検出した騒音と、前記運転情報
    演算制御装置で演算された空気調和機の効率とを空気調
    和機の3つの評価指標とし、この3つの指標間に優先度
    を設定可能な快適優先度入力手段を設けたことを特徴と
    する空気調和機。
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