JPH09251373A - 音声合成方法および音声合成装置 - Google Patents

音声合成方法および音声合成装置

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JPH09251373A
JPH09251373A JP8058866A JP5886696A JPH09251373A JP H09251373 A JPH09251373 A JP H09251373A JP 8058866 A JP8058866 A JP 8058866A JP 5886696 A JP5886696 A JP 5886696A JP H09251373 A JPH09251373 A JP H09251373A
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speech
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JP8058866A
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Naoto Iwahashi
直人 岩橋
Keiichi Yamada
敬一 山田
Satoshi Miyazaki
敏 宮崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールにおける必要な部分だけを合成音
とする。 【解決手段】 電子メールにおいて、音声合成処理の対
象とする行の行頭には、その旨を指示するコマンドとし
ての音声化コマンド「\speech」が記述されており、こ
の音声化コマンド「\speech」が行頭に記述されている
行だけが、合成音とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声合成方法およ
び音声合成装置に関する。特に、理解し易い合成音を得
ることができるようにする音声合成方法および音声合成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のテキスト音声合成装置の
一例の構成を示している。この音声合成装置は、テキス
ト音声合成部2、音声出力部5、およびスピーカ6から
構成されている。
【0003】音声合成すべき、例えば日本語などのテキ
ストファイルとされた漢字仮名混じり文(入力文)は、
テキスト音声合成部2に供給される。テキスト音声合成
部2は、言語処理部3および音声合成部4から構成され
ており、テキストファイルは、言語処理部3に入力され
る。言語処理部3では、まず、テキストファイルを構成
する入力文中の各語句に対して、漢字の読みが付され
る。さらに、言語処理部3では、入力文の統語構造が解
析され、その解析結果に基づいて、アクセントに関する
アクセント情報が付加される。その後、音声合成部4に
おいて、入力文に付された読みおよびアクセント情報に
基づいて、韻律制御が行われながら、入力文に対応する
合成音が生成される。
【0004】即ち、音声合成部4では、例えば入力文に
付された読みに対応する音素片データが、アクセント情
報その他に基づいて、強調や、抑揚、ポーズなどの入力
文の文章の内容に即した韻律制御を行いながら接続され
る。
【0005】具体的には、音声合成部4では、アクセン
ト情報その他に基づいて、合成音に適当な抑揚や強調部
分、ポーズを付加するための韻律情報が生成され、音素
片データが、韻律情報に基づいて接続される。即ち、韻
律情報に、例えば入力文のピッチパターンや、入力文を
構成する各音韻の継続時間、各音韻のパワーなどが含ま
れているときは、まず、ピッチパターンに基づいて、音
素片データを接続する間隔が調整され(音素片データの
ピッチ周期が調整され)、また、音韻の継続時間に基づ
いて、その音韻に対応する音素片データを繰り返し接続
する回数が制御される。さらに、音韻のパワーに基づい
て、その音韻に対応する音素片データの振幅が制御され
る。
【0006】以上のようにして音素片データを、韻律情
報に基づいて接続して得られた音声波形は、音声出力部
5に供給される。音声出力部5は、例えばD/A変換器
およびアンプなどを内蔵しており、テキスト音声合成部
2(音声合成部4)からの音声データをD/A変換し、
さらに、そのレベルを適正に調整して、スピーカ6に供
給する。これにより、スピーカ6からは、入力文に対応
した合成音が出力される。
【0007】ところで、最近では、インターネットが急
速に普及し、メッセージのやりとりを電子メール(E-ma
il)で行うことが多くなってきた。電子メールは、相手
が不在かどうかに拘らず送信することができ、また、相
手方からすれば、送信されてきた電子メールは、いつで
も見ることができるので、電話のように、自身または相
手方のいずれかが不在であるために連絡をとることがで
きないといったようなことがない。
【0008】しかしながら、電子メールを見るには、コ
ンピュータなどの端末が必要であり、従って、例えば外
出先から自身宛の電子メールを確認することは困難であ
った。
【0009】そこで、いわゆるパソコン通信サービスを
提供しているNIFTY−Serve(商標)などで
は、電子メールの合成音による読み上げサービスが行わ
れている。このサービスによれば、ユーザが、電話機に
よって、センタ局にアクセスすると、自身宛の電子メー
ルが合成音により読み上げられるようになされており、
これにより、ユーザは、コンピュータがなくても、電子
メールを確認することができるようになされている。
【0010】このような電子メールの合成音による読み
上げは、図8に示したような音声合成装置によって行わ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8の音声
合成装置においては、入力されたテキストファイルを処
理単位として音声合成処理が行われる。即ち、1つのテ
キストファイルが、音声合成装置に入力されると、その
テキストファイルに含まれるすべてのテキストデータが
音声合成の対象となり、従って、音声合成装置に、テキ
ストファイルとしての、例えば電子メールが入力された
場合には、その電子メールに含まれるすべてのテキスト
データを対象に、上述したような音声合成処理が行われ
る。
【0012】しかしながら、電子メールには、例えば図
9に示すように、日本語の漢字仮名混じり文の他に、記
号を組み合わせて作成された図や、差出人の細かな感情
を表すための、いわゆるフェイスマーク(例えば、(^
^)など)、電子メールが転送されてくるまでの経路を
表す情報などを含むメールヘッダ、差出人の、いわゆる
署名なども含まれており、このような部分まで合成音と
すると、その内容が理解し難くなる課題があった。
【0013】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、理解し易い合成音を得ることができるよ
うにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の音声合
成方法は、入力文に含まれる所定の指示情報を認識し、
その指示情報に対応して、入力文から、音声合成する部
分を抽出し、その音声合成する部分に対応する合成音の
みを生成することを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の音声合成装置は、入力文
に含まれる所定の指示情報を認識する認識手段と、認識
手段により認識された指示情報に対応して、入力文か
ら、音声合成する部分を抽出する抽出手段と、抽出手段
により抽出された音声合成する部分に対応する合成音を
生成する音声合成手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項1に記載の音声合成方法において
は、入力文に含まれる所定の指示情報を認識し、その指
示情報に対応して、入力文から、音声合成する部分を抽
出し、その音声合成する部分に対応する合成音のみを生
成するようになされている。
【0017】請求項4に記載の音声合成装置において
は、認識手段は、入力文に含まれる所定の指示情報を認
識し、抽出手段は、認識手段により認識された指示情報
に対応して、入力文から、音声合成する部分を抽出する
ようになされている。音声合成手段は、抽出手段により
抽出された音声合成する部分に対応する合成音を生成す
るようになされている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0019】即ち、請求項4に記載の音声合成装置は、
入力文に対応する合成音を生成する音声合成装置であっ
て、入力文に含まれる所定の指示情報を認識する認識手
段(例えば、図1や図3に示すコマンド認識処理部1な
ど)と、認識手段により認識された指示情報に対応し
て、入力文から、音声合成する部分を抽出する抽出手段
(例えば、図1や図3に示すコマンド認識処理部1な
ど)と、抽出手段により抽出された音声合成する部分に
対応する合成音を生成する音声合成手段(例えば、図1
や図3に示すテキスト音声合成部2など)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の音声合成装置は、入力文
の所定の部分に対し、指示情報を付加する付加手段(例
えば、図3に示すメールヘッダ処理部31など)をさら
に備えることを特徴とする。
【0021】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0022】図1は、本発明を適用した音声合成装置の
一実施例の構成を示している。なお、図中、図8におけ
る場合と対応する部分については、同一の符号を付して
あり、以下では、その説明は、適宜省略する。即ち、こ
の音声合成装置は、コマンド認識処理部1が新たに設け
られている他は、図8の音声合成装置と同様に構成され
ている。
【0023】コマンド認識処理部1は、入力文に含まれ
る所定の指示情報を認識し、その指示情報に対応して、
入力文から、音声合成する部分を抽出するようになされ
ている。そして、コマンド認識処理部1は、その抽出し
た部分のみを、後段のテキスト音声合成部2に供給する
ようになされている。
【0024】次に、その動作について説明する。なお、
ここでは、指示情報は、例えば、テキストファイルにお
ける音声合成する部分を、行単位で指示するもの(この
ような指示情報を、以下、適宜、音声化コマンドとい
う)とする。また、行は、改行コードまでを1行とし、
従って、テキストファイルの先頭から最初の改行コード
までが1行を構成し、その後は、改行コードから次の改
行コードまでが1行を構成し、最後の改行コードから、
テキストファイルの最後までが1行を構成するものとす
る。さらに、音声化コマンドは、例えば「\speech」で
表され、ある行を音声合成する場合には、その行頭に記
述されるものとする。
【0025】いま、例えば、次のようなテキストファイ
ルTF1が、コマンド認識処理部1に入力されたものと
する(なお、先頭と終わりの括弧「、」でくくられた部
分が、テキストファイルの内容を表す)。
【0026】テキストファイルTF1:「この文章は、
本発明の実施例を説明するためのテキスト文です。従来
テキスト音声合成では、ひとつのテキストファイルを単
位として合成処理するため、テキストファイルの中に、
そのテキストの記述者が音声合成したい部分と音声合成
したくない部分があっても、その選択はできず、すべて
のテキストを音声合成してしまっていました。そのた
め、例えばこの行以前に書かれた内容は音声合成せず、
この行以降を音声合成したいという要望があったとして
も、それを選択して音声合成することはできませんでし
た。しかし、本発明の方法を使うとそれが可能になりま
す。」
【0027】コマンド認識処理部1では、テキストファ
イルTF1が入力されると、行頭に記述されている音声
化コマンド「\speech」が認識(検索)される。しかし
ながら、この場合、テキストファイルTF1には、行頭
に、音声化コマンド「\speech」が記述されている行が
存在しないため、コマンド認識処理部1では、音声化コ
マンド「\speech」が認識されず、従って、テキストフ
ァイルTF1を構成する行のいずれも抽出されない。そ
の結果、後段のテキスト音声合成部2には、何も供給さ
れず、合成音は出力されない。
【0028】次に、例えば、以下のようなテキストファ
イルTF2が、コマンド認識処理部1に入力されたもの
とする。
【0029】テキストファイルTF2:「この文章は、
本発明の実施例を説明するためのテキスト文です。従来
テキスト音声合成では、ひとつのテキストファイルを単
位として合成処理するため、テキストファイルの中に、
そのテキストの記述者が音声合成したい部分と音声合成
したくない部分があっても、その選択はできず、すべて
のテキストを音声合成してしまっていました。そのた
め、例えばこの行以前に書かれた内容は音声合成せず、 \speech この行以降を音声合成したいという要望があったとしても、そ \speech れを選択して音声合成することはできませんでした。しかし、本 \speech 発明の方法を使うとそれが可能になります。 」
【0030】コマンド認識処理部1では、テキストファ
イルTF2が入力されると、行頭に記述されている音声
化コマンド「\speech」が認識(検索)される。この場
合、テキストファイルTF2の最後の3行の行頭に記述
されている音声化コマンド「\speech」が認識される。
コマンド認識処理部1は、音声化コマンド「\speech」
を認識すると、その音声化コマンド「\speech」が行頭
に記述されている行を、テキストファイルTF2から抽
出し、後段のテキスト音声合成部2に供給する。即ち、
この場合、テキスト音声合成部2には、テキストデータ
「この行以降を音声合成したいという要望があったとし
ても、それを選択して音声合成することはできませんで
した。しかし、本発明の方法を使うとそれが可能になり
ます。」が入力文として供給される。
【0031】従って、テキスト音声合成部2では、音声
化コマンド「\speech」が行頭に記述されている行のみ
を対象に、前述の図8における場合と同様の音声合成処
理が行われ、その結果、スピーカ6からは、テキストフ
ァイルTF2の最後の3行に対応する合成音「この行以
降を音声合成したいという要望があったとしても、それ
を選択して音声合成することはできませんでした。しか
し、本発明の方法を使うとそれが可能になります。」が
出力される。
【0032】以上のように、行頭に記述されている音声
化コマンド「\speech」を認識し、その音声化コマンド
「\speech」が行頭に記述されている行を、テキストフ
ァイルTF2から抽出して音声合成するようにしたの
で、ユーザ(テキストの記述者)は、音声合成すること
を希望する部分(ここでは、行)に、音声化コマンド
「\speech」を記述するだけで、その希望する部分だけ
を合成音で出力させることが可能となる。
【0033】なお、上述の場合においては、音声合成の
対象とする行のすべての行頭に音声化コマンド「\speec
h」を記述するようにしたが、例えば音声合成の対象と
する行が2行以上に亘る場合においては、最初の行の行
頭にだけ音声化コマンド「\speech」を記述し、音声合
成の対象とする部分を括弧で囲むようにすることも可能
である。
【0034】即ち、例えば、以下のようなテキストファ
イルTF3を、コマンド認識処理部1に入力するように
することも可能である。
【0035】テキストファイルTF3:「この文章は、
本発明の実施例を説明するためのテキスト文です。従来
テキスト音声合成では、ひとつのテキストファイルを単
位として合成処理するため、テキストファイルの中に、
そのテキストの記述者が音声合成したい部分と音声合成
したくない部分があっても、その選択はできず、すべて
のテキストを音声合成してしまっていました。そのた
め、例えばこの行以前に書かれた内容は音声合成せず、 \speech{ この行以降を音声合成したいという要望があ
ったとしても、それを選択して音声合成することはでき
ませんでした。しかし、本発明の方法を使うとそれが可
能になります。}」
【0036】この場合、コマンド認識処理部1では、音
声化コマンド「\speech」と、括弧「{」が認識された
後、そこから、括弧「}」までの部分だけが、テキスト
音声合成部2に供給される。
【0037】従って、この場合も、テキストファイルT
F2における場合と同様に、スピーカ6からは、テキス
トファイルTF3の最後の3行に対応する合成音「この
行以降を音声合成したいという要望があったとしても、
それを選択して音声合成することはできませんでした。
しかし、本発明の方法を使うとそれが可能になりま
す。」が出力される。
【0038】次に、以上においては、指示情報として、
テキストファイルにおける音声合成処理の対象とする部
分を指示する音声化コマンド「\speech」を用いるよう
にしたが、その他、指示情報としては、例えばテキスト
ファイルにおいて、音声合成の対象としない部分を指示
するコマンド(以下、適宜、音声化不可コマンドとい
う)を用いることも可能である。ここで、この音声化不
可コマンドを、例えば「\mute」で表し、ある行を音声
合成しない場合には、その行頭に、音声化不可コマンド
「\mute」を記述するものとして、図1の音声合成装置
の動作を説明する。
【0039】いま、例えば、上述のテキストファイルT
F1が、コマンド認識処理部1に入力されたものとす
る。
【0040】コマンド認識処理部1では、テキストファ
イルTF1が入力されると、行頭に記述されている音声
化不可コマンド「\mute」が認識(検索)される。しか
しながら、この場合、テキストファイルTF1には、行
頭に、音声化不可コマンド「\mute」が記述されている
行が存在しないため、コマンド認識処理部1では、音声
化不可コマンド「\mute」が認識されず、従って、テキ
ストファイルTF1を構成する行すべてが抽出される。
【0041】その結果、後段のテキスト音声合成部2に
は、テキストファイルTF1全体が、入力文として供給
され、これにより、スピーカ6からは、テキストファイ
ルTF1を構成するすべての行に対応する合成音「この
文章は、本発明の実施例を説明するためのテキスト文で
す。従来テキスト音声合成では、ひとつのテキストファ
イルを単位として合成処理するため、テキストファイル
の中に、そのテキストの記述者が音声合成したい部分と
音声合成したくない部分があっても、その選択はでき
ず、すべてのテキストを音声合成してしまっていまし
た。そのため、例えばこの行以前に書かれた内容は音声
合成せず、この行以降を音声合成したいという要望があ
ったとしても、それを選択して音声合成することはでき
ませんでした。しかし、本発明の方法を使うとそれが可
能になります。」が出力される。
【0042】次に、例えば、以下のようなテキストファ
イルTF4が、コマンド認識処理部1に入力されたもの
とする。
【0043】テキストファイルTF4:「 \mute この文章は、本発明の実施例を説明するためのテキスト文です。 \mute 従来テキスト音声合成では、ひとつのテキストファイルを単位 \mute として合成処理するため、テキストファイルの中に、そのテキス \mute トの記述者が音声合成したい部分と音声合成したくない部分があ \mute っても、その選択はできず、すべてのテキストを音声合成してし \mute まっていました。そのため、 \mute 例えばこの行以前に書かれた内容は音声合成せず、 この行以降を音声合成したいという要望があったとして
も、それを選択して音声合成することはできませんでし
た。しかし、本発明の方法を使うとそれが可能になりま
す。」
【0044】コマンド認識処理部1では、テキストファ
イルTF4が入力されると、行頭に記述されている音声
化不可コマンド「\mute」が認識(検索)される。この
場合、テキストファイルTF4の第1行から第7行まで
の行頭に記述されている音声化不可コマンド「\mute」
が認識される。コマンド認識処理部1は、音声化不可コ
マンド「\mute」を認識すると、その音声化不可コマン
ド「\mute」が行頭に記述されている行を除く部分を、
テキストファイルTF4から抽出し、後段のテキスト音
声合成部2に供給する。即ち、この場合、テキスト音声
合成部2には、テキストデータ「この行以降を音声合成
したいという要望があったとしても、それを選択して音
声合成することはできませんでした。しかし、本発明の
方法を使うとそれが可能になります。」が入力文として
供給される。
【0045】従って、テキスト音声合成部2では、音声
化不可コマンド「\mute」が行頭に記述されている行を
除く部分(行)のみを対象に、音声合成処理が行われ、
その結果、スピーカ6からは、テキストファイルTF4
の最後の3行に対応する合成音「この行以降を音声合成
したいという要望があったとしても、それを選択して音
声合成することはできませんでした。しかし、本発明の
方法を使うとそれが可能になります。」が出力される。
【0046】以上のように、行頭に記述されている音声
化不可コマンド「\mute」を認識し、その音声化不可コ
マンド「\mute」が行頭に記述されている行を除く行
を、テキストファイルTF4から抽出して音声合成する
ようにしたので、ユーザは、音声合成しないことを希望
する部分(ここでは、行)に、音声化不可コマンド「\m
ute」を記述するだけで、その希望する部分が合成音で
出力されることを防止することができる。即ち、言い換
えれば、上述の音声化コマンド「\speech」を用いる場
合と同様に、ユーザは、音声合成することを希望する部
分以外に、音声化不可コマンド「\mute」を記述するだ
けで、その希望する部分だけを合成音で出力するように
することができる。
【0047】なお、上述の場合においては、音声合成し
ない行のすべての行頭に音声化不可コマンド「\mute」
を記述するようにしたが、例えば音声合成の対象とする
行が2行以上に亘る場合においては、音声化コマンド
「\speech」を用いる場合と同様に、最初の行の行頭に
だけ音声化不可コマンド「\mute」を記述し、音声合成
の対象とする部分を括弧で囲むようにすることも可能で
ある。
【0048】即ち、例えば、以下のようなテキストファ
イルTF5を、コマンド認識処理部1に入力するように
することも可能である。
【0049】テキストファイルTF5:「 \mute{ この文章は、本発明の実施例を説明するため
のテキスト文です。従来テキスト音声合成では、ひとつ
のテキストファイルを単位として合成処理するため、テ
キストファイルの中に、そのテキストの記述者が音声合
成したい部分と音声合成したくない部分があっても、そ
の選択はできず、すべてのテキストを音声合成してしま
っていました。そのため、例えばこの行以前に書かれた
内容は音声合成せず、}この行以降を音声合成したいと
いう要望があったとしても、それを選択して音声合成す
ることはできませんでした。しかし、本発明の方法を使
うとそれが可能になります。」
【0050】この場合、コマンド認識処理部1では、音
声化不可コマンド「\mute」と、括弧「{」が認識された
後、そこから、括弧「}」までの部分を除く部分だけ
が、テキスト音声合成部2に供給される。
【0051】従って、この場合も、テキストファイルT
F4における場合と同様に、スピーカ6からは、テキス
トファイルTF5の最後の3行に対応する合成音「この
行以降を音声合成したいという要望があったとしても、
それを選択して音声合成することはできませんでした。
しかし、本発明の方法を使うとそれが可能になりま
す。」が出力される。
【0052】なお、テキストファイルを作成、編集する
ためのエディタには、例えばある行と、他の行とを指定
すると(例えば、マウスなどでクリックすると)、その
指定された行の間にあるすべての行に、音声化コマンド
「\speech」または音声化不可コマンド「\mute」を付さ
せるようにすることが可能である(あるいは、そのすべ
ての行を囲む括弧({,})と、音声化コマンド「\speec
h」または音声化不可コマンド「\mute」とをを付させる
ようにすることが可能である)。
【0053】次に、図2は、本発明を適用したネットワ
ークシステムの一実施例の構成を示している。ユーザ
は、コンピュータ11を有し、例えばPSTN(Public
Switched Telephone Network)やISDN(Integrate
d Service Digital Network)などの公衆網12、ある
いは図示せぬ専用線を介して、サービスプロバイダ(接
続業者)が有するSP(Service Provider)サーバ13
に接続されている。そして、SPサーバ13は、インタ
ーネット14に接続されている。即ち、コンピュータ1
1は、SPサーバ13を介して、インターネット14に
接続されている。
【0054】なお、図2の実施例では、コンピュータ1
1のユーザ以外のユーザのコンピュータとして、コンピ
ュータ15だけが、公衆網12と、SPサーバ13と同
様に構成されるSPサーバ16(他のサービスプロバイ
ダが有するサーバ)とを介してインターネット14に接
続されているが、その他のユーザのコンピュータも同様
にして、SPサーバ13、あるいは他のサービスプロバ
イダが有するサーバや、大学や企業その他に設置されて
いるサーバ(ホストコンピュータ)を介して、インター
ネット14に接続されている。
【0055】また、ユーザは、インターネット14に直
接接続することも可能であるが、通常は、サービスプロ
バイダと契約し、図2に示したように、公衆網12を介
して、SPサーバ13または16にアクセスすること
で、インターネット14に接続される。
【0056】インターネット14においては、TCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)と呼ばれるプロトコルにしたがって、コンピュー
タ相互間で通信を行うようになされている。また、イン
ターネット14上には、WWWが構築されており、この
WWWでは、HTTP(Hyper Text Transfer Protoco
l)と呼ばれるプロトコルにより、データの転送を行
い、HTML(Hyper TextMarkup Language)で画面を
記述することにより、情報の検索や表示を、簡単に行う
ことができるようになされている。さらに、インターネ
ット14においては、WWWの他、例えば、いわゆる電
子メール(E−mail)や、パソコン通信でいうとこ
ろの掲示板に相当するネットニュースなどのサービスも
提供されており、端末(コンピュータ)を有するユーザ
どうしは、電子メールのやりとりをしたり、また、特定
のテーマについての記事を書き込み、その記事を読むこ
とができるようになされている。なお、電子メールは、
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)と呼ばれ
るプロトコルで、また、ネットニュースにおける記事
は、NNTP(Network News Transfer Protocol)と呼
ばれるプロトコルで、それぞれ転送されるようになされ
ている。
【0057】ところで、図2のネットワークシステムに
おいては、コンピュータ11や15などの他、例えば電
話機(携帯電話機)17などによっても公衆網12を介
して、SPサーバ13(あるいは16)にアクセスする
ことができるようになされており、これにより、例えば
コンピュータ11のユーザは、電話機17のプッシュボ
タン17Aを操作して、SPサーバ13に所定のコマン
ドを与え、コンピュータ11のユーザ宛に送信されてき
た電子メールを、合成音で聴くことができるようになさ
れている(このように電子メールを合成音で提供するサ
ービスを、以下、適宜、音声化サービスという)。
【0058】即ち、例えば、いま、コンピュータ15の
ユーザが、ソフトウェアである電子メールを作成するた
めの電子メール用アプリケーション15Aによって電子
メールを作成し、コンピュータ11のユーザ宛に送信し
たものとすると、その電子メールは、公衆網12を介し
て、SPサーバ16で受信される。SPサーバ16は、
コンピュータ11のユーザ宛の電子メールを受信する
と、その電子メールを、インターネット14を介して、
コンピュータ11と接続されているSPサーバ13に転
送する。これに対応して、SPサーバ13では、コンピ
ュータ11のユーザ宛の電子メールが記憶される。
【0059】その後、コンピュータ11のユーザが、コ
ンピュータ11を操作して、電子メール用アプリケーシ
ョン11Aを起動することにより、公衆網12を介し
て、SPサーバ13にアクセスし、自身宛の電子メール
を要求すると、SPサーバ13は、そのユーザ宛の電子
メールを、公衆網12を介して、コンピュータ11に送
信する。コンピュータ11では、SPサーバ13からの
電子メールが受信され、例えば、図示せぬディスプレイ
に表示される。これにより、ユーザは、自身宛の電子メ
ールを見る(読む)ことができる。
【0060】また、コンピュータ11のユーザが、電話
機17のプッシュボタン17Aを操作し、音声化サービ
ス専用の電話番号をダイヤルすることにより、公衆網1
2を介して、SPサーバ13にアクセスすると、SPサ
ーバ13と電話機17との間で通信リンクが確立され
る。そして、ユーザが、自身宛の電子メールを要求する
コマンドを、プッシュボタン17Aを操作することによ
り入力すると、その操作に対応したプッシュボタン信号
(プッシュトーン信号)(あるいは、ダイヤルパルス)
が、電話機17から、公衆網12を介してSPサーバ1
3に送信される。
【0061】SPサーバ13では、電話機17からプッ
シュボタン信号を受信すると、そのプッシュボタン信号
が解析(解読)される。そして、プッシュボタン信号
が、コンピュータ11のユーザ宛の電子メールを要求す
るものである場合、SPサーバ13は、そのユーザ宛の
電子メールを、音声合成処理することにより合成音と
し、公衆網12を介して、電話機17に送信する。これ
により、電話機17のスピーカ17Bからは、電子メー
ルを読み上げた合成音が出力される。
【0062】従って、ユーザは、外出先などから、電話
機17によって自身宛の電子メールを確認することがで
きる。
【0063】次に、図3は、図2のSPサーバ13の構
成例を示している。通信部21は、インターネット14
を介して通信を行ったり、また、公衆網12を介して、
コンピュータ11や電話機17と通信を行うために必要
な通信制御を行うようになされている。コマンド処理部
22は、SPサーバ13全体を制御する他、コンピュー
タ11からの要求や、電話機17から送信されてくるプ
ッシュボタン信号を解析し、その解析結果に対応した処
理を行うようになされている。テキストメール記憶部2
3は、SPサーバ13を有する接続業者と契約したユー
ザ宛に送信されてきた電子メールを記憶するようになさ
れている。なお、テキストメール記憶部23には、接続
業者と契約したユーザ宛の電子メールを記憶する記憶領
域が、各ユーザごとに設けられており(このようにユー
ザごとに設けられた記憶領域を、以下、適宜、メールボ
ックスという)、各ユーザ宛の電子メールは、コマンド
処理部22の制御の下、そのユーザのメールボックスに
記憶されるようになされている。
【0064】音声合成装置24は、メールヘッダ処理部
31が新たに設けられている他は、図1の音声合成装置
と同様に構成されている。メールヘッダ処理部31は、
電子メールのヘッダ(メールヘッダ)の所定の部分に対
し、指示情報(音声化コマンド「\speech」または音声
化不可コマンド「\mute」)を付加し、コマンド認識処
理部1に出力するようになされている。
【0065】以上のように構成されるSPサーバ13に
おいては、例えばコンピュータ15のユーザから、イン
ターネット14を介して、コンピュータ11のユーザ宛
に電子メールが送信されてくると、その電子メールは、
通信部21で受信され、コマンド処理部22の制御の
下、テキストメール記憶部23に転送されて記憶され
る。
【0066】その後、コンピュータ11のユーザが、コ
ンピュータ11を操作することにより、公衆網12を介
して、SPサーバ13にアクセスし、自身宛の電子メー
ルを要求すると、コマンド処理部22は、そのユーザ用
のメールボックス(テキストメール記憶部23)から電
子メールを読み出し、通信部21に送信させる。これに
より、電子メールは、通信部21から、公衆網12を介
して、コンピュータ11に送信され、ユーザは、自身宛
の電子メールを見ることができる。
【0067】また、電話機17のユーザ(ここでは、コ
ンピュータ11のユーザでもある)が、電話機17によ
って、公衆網12を介して、SPサーバ13にアクセス
し、自身宛の電子メールを要求するように、プッシュボ
タン17Aを操作すると、その操作に対応するプッシュ
ボタン信号は、電話機17からSPサーバ13に送信さ
れ、通信部21において受信される。コマンド処理部2
2では、通信部21で受信されたプッシュボタン信号が
解読され、その解読結果に対応して、電話機17のユー
ザ宛の電子メールが、テキストメール記憶部23から読
み出され、音声合成装置24に転送される。
【0068】ここで、コンピュータ11のユーザ宛の電
子メール(入力文)は、例えば図4に示すように、音声
合成処理の対象とする行の行頭に、音声化コマンド「\s
peech」が付加されているものとする。
【0069】従って、この場合、コマンド処理部22か
ら音声合成装置24に対して転送された電子メールが、
メールヘッダ処理部31を介して、そのままコマンド認
識処理部1に供給された場合、音声化コマンド「\speec
h」が付加された行だけが音声合成処理の対象とされる
ため、メールヘッダや、本文中に記述されたフェイスマ
ークおよび図、さらには、署名における電子メールアド
レスなどの部分は合成音とされず、その結果、電子メー
ルの内容を理解し易い合成音を得ることができる。
【0070】ところで、図4に示した電子メールに対す
る音声化コマンド「\speech」の付加は、その電子メー
ルの差出人(ここでは、コンピュータ15のユーザ)に
よって行われるが、ユーザが音声化コマンド「\speec
h」を付加することができるのは、電子メールの本文と
署名の部分に限られる。即ち、電子メールのメールヘッ
ダの部分については、電子メールの差出人であるユーザ
が、勝手にその形式を変更することはできず、従って、
音声化コマンド「\speech」を付加することはできな
い。
【0071】しかしながら、メールヘッダにおけるメー
ルの送信者(差出人)(From:で始まる部分)や、タイ
トル(Subject:で始まる部分)、日付(Date:で始まる
部分)などは、電子メールによるコミュニケーションを
図る上で重要な情報(以下、適宜、重要情報という)で
あり、このような部分まで、音声合成処理の対象から除
外してしまうのは好ましくない。
【0072】そこで、音声合成装置24のメールヘッダ
処理部31は、メールヘッダの重要情報が記述された行
の行頭に、音声化コマンド「\speech」を付加するよう
になされている。
【0073】即ち、コマンド処理部22から音声合成装
置24に対して、電子メールが転送されてくると、メー
ルヘッダ処理部31において、その電子メールのメール
ヘッダから、重要情報が記述された行(例えば、Fro
m:,Subject:,Dateそれぞれで始まる行)が検出され
る。さらに、メールヘッダ処理部31では、その重要情
報が記述された行の行頭に、音声化コマンド「\speec
h」が付加され、これにより、図4に示した電子メール
は、図5に示すようにされる。そして、図5に示すよう
にされた電子メールは、コマンド認識処理部1に出力さ
れ、以下、図1で説明した場合と同様の音声合成処理が
行われる。
【0074】音声合成装置24において得られた合成音
(音声出力部3より出力される合成音)は、コマンド処
理部22を介して、通信部21に供給され、通信部21
では、その合成音が、公衆網12を介して、電話機17
に送信される。その結果、電話機17のスピーカ17B
からは、図5において、行頭に音声化コマンド「\speec
h」が記述された行に対応する合成音 「Subject: mail no example Date: Wed, 6 Dec 1995 17:59:46 From: mail_sender@***.***.sony.co.jp 宮崎@ソニーです。 一通のメールには、上に示すような、メールヘッダ、送
信者の感情を表現するフェイスマーク、記号を組み合わ
せて作った図、それから一番下に示すような、メール送
信者の署名などが含まれています。宮崎 敏@ソニー株
式会社」が出力される。
【0075】従って、この場合、コンピュータ15のユ
ーザは、重要な部分についてだけ、コンピュータ11の
ユーザに聴いてもらうことができ、また、コンピュータ
11のユーザは、不必要な合成音を聴かさせる煩雑さか
ら解放されることになる。即ち、正確で迅速なコミュニ
ケーションを図ることが可能となる。
【0076】次に、上述の場合においては、音声合成処
理の対象とする行の行頭に、音声化コマンド「\speec
h」が付加された電子メールを対象としたが、音声化不
可コマンド「\mute」が付加された電子メールについて
も、同様に処理することが可能である。
【0077】即ち、コンピュータ11のユーザ宛の電子
メールが、例えば図6に示すようなものであった場合、
メールヘッダ処理部31においては、その電子メールの
メールヘッダから、重要情報が記述された行(ここで
は、上述したように、From:,Subject:,Dateそれぞれ
で始まる行)が検出される。さらに、メールヘッダ処理
部31では、その重要情報が記述された行を除く行の行
頭に、音声化不可コマンド「\mute」が付加され、これ
により、図6に示した電子メールは、図7に示すように
される。そして、図7に示すようにされた電子メール
は、コマンド認識処理部1に出力され、以下、図1で説
明した場合と同様の音声合成処理が行われる。
【0078】従って、この場合、音声合成装置24から
は、図7において、行頭に音声化不可コマンド「\mut
e」が記述された行を除く行に対応する合成音 「Subject: mail no example Date: Wed, 6 Dec 1995 17:59:46 From: mail_sender@***.***.sony.co.jp 宮崎@ソニーです。 一通のメールには、上に示すような、メールヘッダ、送
信者の感情を表現するフェイスマーク、記号を組み合わ
せて作った図、それから一番下に示すような、メール送
信者の署名などが含まれています。宮崎 敏@ソニー株
式会社」が出力される。
【0079】以上、本発明を適用した音声合成装置およ
びネットワークシステムについて説明したが、本発明
は、その他、音声合成を用いるあらゆるシステムに適用
可能である。
【0080】なお、本実施例においては、行頭に、音声
化コマンドまたは音声化不可コマンドを記述し、行単位
で、音声合成を行うかどうかを指示するようにしたが、
音声合成を行うかどうかは、その他の任意の単位で指示
するようにすることが可能である。
【0081】また、本実施例では、音声化コマンドとし
て、「\speech」を用いるようにしたが、音声化コマン
ドとしては、その他の任意の表記(例えば、「\voice」
や「\音声合成」など)を用いることが可能である。同
様に、音声化不可コマンドについても、「\mute」以外
の任意の表記(例えば、「\del」や「\音声化不可」な
ど)を用いることが可能である。但し、音声化コマンド
および音声化不可コマンドとしては、テキストファイル
において記述されない(あるいは、記述される頻度が少
ない)表記とするのが望ましい。
【0082】さらに、本実施例においては、音声化コマ
ンドまたは音声化不可コマンドのうちのいずれか一方だ
けをテキストファイルに記述するようにしたが、テキス
トファイルには、例えば音声化コマンドおよび音声化不
可コマンドの両方を混在させるようにすることも可能で
ある。但し、この場合、音声化コマンドおよび音声化不
可コマンドのいずれも記述されていない行については、
音声合成処理の対象とするのか、または対象としないの
かを、あらかじめ決めておく必要がある。
【0083】また、本実施例では特に言及しなかった
が、テキストファイルを記述する言語は、特に限定され
るものではない。即ち、テキストファイルは、例えば日
本語や、英語、フランス語、あるいは、2以上の言語が
混在したものであっても良い。
【0084】さらに、図2の実施例では、コンピュータ
ネットワークとして、インターネット14を利用した場
合について説明したが、本発明は、その他のコンピュー
タネットワークを利用したネットワークシステムにも適
用可能である。
【0085】また、図2の実施例においては、メールヘ
ッダにおけるメールの送信者、タイトル、および日付を
重要情報とするようにしたが、重要情報の設定は、任意
に行うことが可能である。即ち、重要情報として、メー
ルの送信者、タイトル、および日付以外の、例えば電子
メールのコピーの転送先(Cc:で始まる行)などを設定
したり、また、メールヘッダのすべてを重要情報とする
ことも可能である。さらに、メールヘッダのすべてを重
要情報としないようにすることも可能である。
【0086】さらに、図2の実施例では、音声合成装置
24を、SPサーバ13に設けるようにしたが、音声合
成装置24をコンピュータ11に設け、コンピュータ1
1に、受信した電子メールを読み上げさせるようにする
ことなども可能である。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の音声合成方法および請
求項4に記載の音声合成装置によれば、入力文に含まれ
る所定の指示情報が認識され、その指示情報に対応し
て、入力文から、音声合成する部分が抽出されて合成音
が生成される。従って、必要な部分についての、理解し
易い合成音を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した音声合成装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したネットワークシステムの一実
施例の構成を示す図である。
【図3】図2のSPサーバ13の構成例を示すブロック
図である。
【図4】電子メールを示す図である。
【図5】電子メールを示す図である。
【図6】電子メールを示す図である。
【図7】電子メールを示す図である。
【図8】従来の音声合成装置の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】電子メールを示す図である。
【符号の説明】
1 コマンド認識処理部, 2 テキスト音声合成部,
3 言語処理部,4 音声合成部, 5 音声出力
部, 6 スピーカ, 11 コンピュータ,12 公
衆網, 13 SPサーバ, 14 インターネット,
15 コンピュータ, 16 SPサーバ, 17
電話機, 17A プッシュボタン,17B スピー
カ, 21 通信部, 22 コマンド処理部, 23
テキストメール記憶部, 31 メールヘッダ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/54 9466−5K H04L 11/20 101B 12/58

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文に対応する合成音を生成する音声
    合成方法であって、 前記入力文に含まれる所定の指示情報を認識し、 その指示情報に対応して、前記入力文から、音声合成す
    る部分を抽出し、 その音声合成する部分に対応する合成音のみを生成する
    ことを特徴とする音声合成方法。
  2. 【請求項2】 前記指示情報は、前記入力文のうち、音
    声合成する部分または音声合成しない部分を指示するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の音声合成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記指示情報は、前記入力文のうち、音
    声合成する部分または音声合成しない部分を、行単位で
    指示するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    音声合成方法。
  4. 【請求項4】 入力文に対応する合成音を生成する音声
    合成装置であって、 前記入力文に含まれる所定の指示情報を認識する認識手
    段と、 前記認識手段により認識された前記指示情報に対応し
    て、前記入力文から、音声合成する部分を抽出する抽出
    手段と、 前記抽出手段により抽出された音声合成する部分に対応
    する合成音を生成する音声合成手段とを備えることを特
    徴とする音声合成装置。
  5. 【請求項5】 前記入力文の所定の部分に対し、前記指
    示情報を付加する付加手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項4に記載の音声合成装置。
  6. 【請求項6】 前記入力文は、コンピュータネットワー
    クを介して送信されてきた電子メールであり、 前記付加手段は、前記電子メールのヘッダの所定の部分
    に対し、前記指示情報を付加することを特徴とする請求
    項5に記載の音声合成装置。
JP8058866A 1996-03-15 1996-03-15 音声合成方法および音声合成装置 Pending JPH09251373A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076643A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Hitachi Communication Technologies Ltd 通信端末装置および通信端末装置を適用した駅運転指令システム
JP2011216112A (ja) * 2011-07-12 2011-10-27 Fujitsu Ltd 表示プログラム

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