JPH09252524A - 保護継電装置と交流混触検出回路 - Google Patents
保護継電装置と交流混触検出回路Info
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- JPH09252524A JPH09252524A JP8058769A JP5876996A JPH09252524A JP H09252524 A JPH09252524 A JP H09252524A JP 8058769 A JP8058769 A JP 8058769A JP 5876996 A JP5876996 A JP 5876996A JP H09252524 A JPH09252524 A JP H09252524A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】交流電源混触または直流電源の接地事故が発生
し、誤ったサイリスタ駆動信号が入力されても、確実に
ミストリップを防止できる保護継電装置を提供するこ
と。 【解決手段】外部からの遮断器引外し指令を第1フォト
カプラ回路にて受け、遮断器を引外すように構成した保
護継電装置において、外部引外し指令により付勢される
第1フォトカプラ回路と並列に、第1フォトカプラ回路
と導通方向を逆とした第2フォトカプラ回路を設け、第
2フォトカプラ回路出力で第1フォトカプラ回路出力を
ロックするようにした遮断器引外し回路を構成している
ので、交流電源混触または直流電源の接地事故が発生し
ても不用意に遮断器を引外すことはない。
し、誤ったサイリスタ駆動信号が入力されても、確実に
ミストリップを防止できる保護継電装置を提供するこ
と。 【解決手段】外部からの遮断器引外し指令を第1フォト
カプラ回路にて受け、遮断器を引外すように構成した保
護継電装置において、外部引外し指令により付勢される
第1フォトカプラ回路と並列に、第1フォトカプラ回路
と導通方向を逆とした第2フォトカプラ回路を設け、第
2フォトカプラ回路出力で第1フォトカプラ回路出力を
ロックするようにした遮断器引外し回路を構成している
ので、交流電源混触または直流電源の接地事故が発生し
ても不用意に遮断器を引外すことはない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流制御電源の接
地や交流電源混触が生じても誤って遮断器を引外すこと
のない保護継電装置と交流電源混触を検出する交流混触
検出回路に関する。
地や交流電源混触が生じても誤って遮断器を引外すこと
のない保護継電装置と交流電源混触を検出する交流混触
検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、保護継電装置のディジタル化及び
保守の省力化に伴い、また、事故時の高速遮断を目的と
してサイリスタ回路を用いて遮断器を直接引外す、直接
トリップ方式を適用することが多い。これに伴い、外部
機器や他装置からの遮断器引外し指令を保護継電装置に
取り込み、サイリスタトリップ回路を経由して遮断器を
引外すことが行われていた。ところで、このようなトリ
ップ指令の装置への取り込みは、高感度なフォトカプラ
素子を用いているが、保護継電装置の直流制御電源の正
極または負極が誤って接地された場合、または交流混触
が生じた場合は、他装置につながる外部ケーブルの浮遊
容量の影響によってフォトカプラがONとなり、誤って
遮断器を引外すことが考えられる。
保守の省力化に伴い、また、事故時の高速遮断を目的と
してサイリスタ回路を用いて遮断器を直接引外す、直接
トリップ方式を適用することが多い。これに伴い、外部
機器や他装置からの遮断器引外し指令を保護継電装置に
取り込み、サイリスタトリップ回路を経由して遮断器を
引外すことが行われていた。ところで、このようなトリ
ップ指令の装置への取り込みは、高感度なフォトカプラ
素子を用いているが、保護継電装置の直流制御電源の正
極または負極が誤って接地された場合、または交流混触
が生じた場合は、他装置につながる外部ケーブルの浮遊
容量の影響によってフォトカプラがONとなり、誤って
遮断器を引外すことが考えられる。
【0003】以下、従来のサイリスタトリップ回路の一
例を、他装置からのトリップ指令回路とサイリスタ引外
し回路を示す図5及びこの図5の直流制御電源の正極P
に交流電源が混触した場合の各部の応動を示すタイミン
グチャートを示す図6を用いて説明する。
例を、他装置からのトリップ指令回路とサイリスタ引外
し回路を示す図5及びこの図5の直流制御電源の正極P
に交流電源が混触した場合の各部の応動を示すタイミン
グチャートを示す図6を用いて説明する。
【0004】図5において、11は直流制御電源、Pと
Nは夫々直流制御電源の正極と負極、12は他装置から
のトリップ接点、13は直流電源の正極に混触した交流
電源、C1,C2は他装置のトリップ接点を取り込むた
めの外部ケーブルの浮遊容量、PC1,PC2はフォト
カプラ素子、R1,R2は制限抵抗器、D1,D2はフ
ォトカプラの保護ダイオード、N1,N2はNOT論
理、T11,T12は過度入力による誤動作防止用のオ
ンディレー・タイマ、T21,T22はオフディレー・
タイマ、TH1,TH2はサイリスタである。
Nは夫々直流制御電源の正極と負極、12は他装置から
のトリップ接点、13は直流電源の正極に混触した交流
電源、C1,C2は他装置のトリップ接点を取り込むた
めの外部ケーブルの浮遊容量、PC1,PC2はフォト
カプラ素子、R1,R2は制限抵抗器、D1,D2はフ
ォトカプラの保護ダイオード、N1,N2はNOT論
理、T11,T12は過度入力による誤動作防止用のオ
ンディレー・タイマ、T21,T22はオフディレー・
タイマ、TH1,TH2はサイリスタである。
【0005】まず、直流制御電源のP極に混触している
交流電源13の正の半波時に流れる電流のルートについ
て説明する。交流電源の正の半波時に流れる電流のルー
トは2つあり、第1ルートは交流電源13−制限抵抗R
1−フォトカプラPC1−外部ケーブルの浮遊容量C1
−アース−交流電源13の順に流れるルート、第2ルー
トは交流電源13−直流電源11−保護ダイオードD2
−制限抵抗R2−外部ケーブルの浮遊容量C2−アース
−交流電源13の順に流れるルートである。
交流電源13の正の半波時に流れる電流のルートについ
て説明する。交流電源の正の半波時に流れる電流のルー
トは2つあり、第1ルートは交流電源13−制限抵抗R
1−フォトカプラPC1−外部ケーブルの浮遊容量C1
−アース−交流電源13の順に流れるルート、第2ルー
トは交流電源13−直流電源11−保護ダイオードD2
−制限抵抗R2−外部ケーブルの浮遊容量C2−アース
−交流電源13の順に流れるルートである。
【0006】第1ルートに流れる電流によりフォトカプ
ラPC1が交流電源の正の半波時ONとなり、後段のN
OT論理N1の出力が“1”、更にオンディレー・タイ
マT11の時限後オフディレー・タイマT21が“1”
となり、サイリスタTH1がONとなる。次いで交流電
源が負の半波に変わると、PC1がOFFとなり、NO
T論理N1出力が“0”、オンディレー・タイマT11
瞬時OFF、オフディレー・タイマT21の時限後サイ
リスタTH1がOFFとなる。
ラPC1が交流電源の正の半波時ONとなり、後段のN
OT論理N1の出力が“1”、更にオンディレー・タイ
マT11の時限後オフディレー・タイマT21が“1”
となり、サイリスタTH1がONとなる。次いで交流電
源が負の半波に変わると、PC1がOFFとなり、NO
T論理N1出力が“0”、オンディレー・タイマT11
瞬時OFF、オフディレー・タイマT21の時限後サイ
リスタTH1がOFFとなる。
【0007】第2ルートに流れる電流は、フォトカプラ
PC2に対し逆極性の向きに流れるので、ダイオードD
2により電流がバイパスされ、結局、フォトカプラPC
2は交流電源の正の半波時はOFFのままである。
PC2に対し逆極性の向きに流れるので、ダイオードD
2により電流がバイパスされ、結局、フォトカプラPC
2は交流電源の正の半波時はOFFのままである。
【0008】次に、交流電源の負の半波時に流れる電流
のルートについて説明する。まず、第1ルートは、交流
電源13−アース−浮遊容量C2−制限抵抗R2−フォ
トカプラPC2−直流電源11−交流電源13の順に流
れるルート、第2ルートは、交流電源13−アース−浮
遊容量C1−保護ダイオードD1−制限抵抗R1−交流
電源13の順に流れるルートである。
のルートについて説明する。まず、第1ルートは、交流
電源13−アース−浮遊容量C2−制限抵抗R2−フォ
トカプラPC2−直流電源11−交流電源13の順に流
れるルート、第2ルートは、交流電源13−アース−浮
遊容量C1−保護ダイオードD1−制限抵抗R1−交流
電源13の順に流れるルートである。
【0009】第1ルートに流れる電流によりフォトカプ
ラPC2が交流電源の負の半波時ONとなり、後段のN
OT論理N2の出力が“1”、更にオンディレー・タイ
マT12の時限後オフディレー・タイマT22が“1”
となり、サイリスタTH2がONとなる。次いで、交流
電源が正の半波に変わると、PC2がOFFとなり、N
OT論理N2出力が“0”、オンディレー・タイマT1
2瞬時OFF、オフディレー・タイマT22の時限後サ
イリスタTH2がOFFとなる。
ラPC2が交流電源の負の半波時ONとなり、後段のN
OT論理N2の出力が“1”、更にオンディレー・タイ
マT12の時限後オフディレー・タイマT22が“1”
となり、サイリスタTH2がONとなる。次いで、交流
電源が正の半波に変わると、PC2がOFFとなり、N
OT論理N2出力が“0”、オンディレー・タイマT1
2瞬時OFF、オフディレー・タイマT22の時限後サ
イリスタTH2がOFFとなる。
【0010】第2ルートに流れる電流は、フォトカプラ
PC1に対し逆極性の向きに流れるので、ダイオードD
1により電流がバイパスされ、フォトカプラPC1は交
流電源の負の半波時はOFFのままである。
PC1に対し逆極性の向きに流れるので、ダイオードD
1により電流がバイパスされ、フォトカプラPC1は交
流電源の負の半波時はOFFのままである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の応動を図6のタ
イミングチャートに纏めているが、同図(イ)の交流電
圧のタイミングチャートに示すレベルL1,L2は、フ
ォトカプラPC1,PC2の感度電圧であり、このレベ
ル以上の電圧入力にて同図(ロ)及び同図(ニ)に示す
ように、フォトカプラPC1,PC2がONするので、
フォトカプラPC1,PC2が交流混触によって交流の
半波毎、交互にON,OFFを繰り返すことになる。更
に同図(ハ)及び同図(ホ)に示すように、サイリスタ
TH1,TH2は一旦オンディレー・タイマT11,T
12以上のフォトカプラ動作があると、後段のオフディ
レー・タイマT21,T22によって引き延ばしがかか
ることから、同図(ヘ)に示すように、サイリスタTH
1,TH2が同時にONする期間が生じ、誤ってトリッ
プ出力を出してしまう可能性がある。なお、以上の説明
では、直流電源負極への交流混触の説明は省略したが、
上記と同様に誤ってトリップ出力を出してしまう可能性
がある。
イミングチャートに纏めているが、同図(イ)の交流電
圧のタイミングチャートに示すレベルL1,L2は、フ
ォトカプラPC1,PC2の感度電圧であり、このレベ
ル以上の電圧入力にて同図(ロ)及び同図(ニ)に示す
ように、フォトカプラPC1,PC2がONするので、
フォトカプラPC1,PC2が交流混触によって交流の
半波毎、交互にON,OFFを繰り返すことになる。更
に同図(ハ)及び同図(ホ)に示すように、サイリスタ
TH1,TH2は一旦オンディレー・タイマT11,T
12以上のフォトカプラ動作があると、後段のオフディ
レー・タイマT21,T22によって引き延ばしがかか
ることから、同図(ヘ)に示すように、サイリスタTH
1,TH2が同時にONする期間が生じ、誤ってトリッ
プ出力を出してしまう可能性がある。なお、以上の説明
では、直流電源負極への交流混触の説明は省略したが、
上記と同様に誤ってトリップ出力を出してしまう可能性
がある。
【0012】上記問題を解決するためになされたもので
あり、本発明の請求項1および請求項2の目的は、保護
継電装置の直流制御電源と交流電源の混触により他装置
からのトリップ指令受け回路への誤ったサイリスタ駆動
信号が入力されても、確実にミストリップを防止できる
保護継電装置を提供することにある。本発明の請求項3
の目的は、交流電源の混触を検出してミストリップを防
止する交流混触検出回路を提供することにある。
あり、本発明の請求項1および請求項2の目的は、保護
継電装置の直流制御電源と交流電源の混触により他装置
からのトリップ指令受け回路への誤ったサイリスタ駆動
信号が入力されても、確実にミストリップを防止できる
保護継電装置を提供することにある。本発明の請求項3
の目的は、交流電源の混触を検出してミストリップを防
止する交流混触検出回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、外部からの遮断器引外し指令
を第1フォトカプラ回路にて受け、遮断器を引外すよう
に構成した保護継電装置において、前記外部引外し指令
により付勢される前記第1フォトカプラ回路と並列に、
前記第1フォトカプラ回路と導通方向を逆とした第2フ
ォトカプラ回路を設け、この第2フォトカプラ回路出力
で前記第1フォトカプラ回路出力をロックするようにし
た遮断器引外し回路を構成したことを特徴とする。
め、本発明の請求項1は、外部からの遮断器引外し指令
を第1フォトカプラ回路にて受け、遮断器を引外すよう
に構成した保護継電装置において、前記外部引外し指令
により付勢される前記第1フォトカプラ回路と並列に、
前記第1フォトカプラ回路と導通方向を逆とした第2フ
ォトカプラ回路を設け、この第2フォトカプラ回路出力
で前記第1フォトカプラ回路出力をロックするようにし
た遮断器引外し回路を構成したことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項2は、外部からの遮断器引
外し指令を第1フォトカプラ回路にて受け、遮断器を引
外すように構成した保護継電装置において、前記外部引
外し指令により付勢される前記第1フォトカプラ回路と
並列に、前記第1フォトカプラ回路と導通方向を逆とし
た第2フォトカプラ回路を設け、この第2フォトカプラ
回路出力による引外しロックは、並列になっていない側
の外部引外し指令により付勢される第3フォトカプラ回
路出力をロックするように構成したことを特徴とする。
外し指令を第1フォトカプラ回路にて受け、遮断器を引
外すように構成した保護継電装置において、前記外部引
外し指令により付勢される前記第1フォトカプラ回路と
並列に、前記第1フォトカプラ回路と導通方向を逆とし
た第2フォトカプラ回路を設け、この第2フォトカプラ
回路出力による引外しロックは、並列になっていない側
の外部引外し指令により付勢される第3フォトカプラ回
路出力をロックするように構成したことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項3の交流混触検出回路は、
正極と接地間に、第1抵抗と第1フォトカプラと第1コ
ンデンサを第1フォトカプラのカソード側を正極となる
ように直列に接続し、負極と接地間に、第2抵抗と第2
フォトカプラと第2コンデンサを第2フォトカプラのア
ソード側が負極側となるように直列に接続したことを特
徴とする。
正極と接地間に、第1抵抗と第1フォトカプラと第1コ
ンデンサを第1フォトカプラのカソード側を正極となる
ように直列に接続し、負極と接地間に、第2抵抗と第2
フォトカプラと第2コンデンサを第2フォトカプラのア
ソード側が負極側となるように直列に接続したことを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1対応)による保護継電装置の他装置からのトリップ指
令受け回路及びサイリスタトリップ回路図であり、既に
説明した図5の従来技術と異なる点は、引外し回路へA
ND論理A1,A2を設け、更にフォトカプラPC1,
PC2と並列に接続しているフォトカプラ保護用ダイオ
ードの代わりにフォトカプラPC3,PC4を取付け、
そのカソードCaが正極側へ向くように取付け、その出
力を先のAND論理A1,A2の条件とした点であり、
その他の点は同一であるので、同一部分は同一符号を付
して重複説明は省略する。
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1対応)による保護継電装置の他装置からのトリップ指
令受け回路及びサイリスタトリップ回路図であり、既に
説明した図5の従来技術と異なる点は、引外し回路へA
ND論理A1,A2を設け、更にフォトカプラPC1,
PC2と並列に接続しているフォトカプラ保護用ダイオ
ードの代わりにフォトカプラPC3,PC4を取付け、
そのカソードCaが正極側へ向くように取付け、その出
力を先のAND論理A1,A2の条件とした点であり、
その他の点は同一であるので、同一部分は同一符号を付
して重複説明は省略する。
【0017】同図において、直流制御電源のP極に混触
している交流電源の正の半波のタイミングについて検討
する。交流電源の正の半波時に流れる電流のルートは2
つあり、第1ルートは交流電源13−制限抵抗R1−フ
ォトカプラPC1−外部ケーブルの浮遊容量C1−アー
ス−交流電源13の間に流れるルート、第2ルートは交
流電源13−直流電源11−フォトカプラPC4−制限
抵抗R2−外部ケーブルの浮遊容量C2−アース−交流
電源13の順に流れるルートである。
している交流電源の正の半波のタイミングについて検討
する。交流電源の正の半波時に流れる電流のルートは2
つあり、第1ルートは交流電源13−制限抵抗R1−フ
ォトカプラPC1−外部ケーブルの浮遊容量C1−アー
ス−交流電源13の間に流れるルート、第2ルートは交
流電源13−直流電源11−フォトカプラPC4−制限
抵抗R2−外部ケーブルの浮遊容量C2−アース−交流
電源13の順に流れるルートである。
【0018】第1ルートに流れる電流により、フォトカ
プラPC1内のフォトダイオードに電流は流れるが、こ
の正の半波時は第2ルートに流れる電流によってフォト
カプラPC4内のフォトダイオードに電流が流れ、フォ
トカプラPC4出力はONとなる。従って、フォトカプ
ラPC4のコレクタ端子Cは“0”レベルとなり、AN
D論理A1,A2の出力をロックするので、後段のタイ
マT11,T12の出力は“0”であり、サイリスタT
H1がONすることはない。サイリスタTH2回路につ
いても同様に、フォトカプラPC2の回路に流れる電流
は逆極性であることからフォトカプラPC2出力はOF
Fであり、サイリスタTH2がONとなることはない。
プラPC1内のフォトダイオードに電流は流れるが、こ
の正の半波時は第2ルートに流れる電流によってフォト
カプラPC4内のフォトダイオードに電流が流れ、フォ
トカプラPC4出力はONとなる。従って、フォトカプ
ラPC4のコレクタ端子Cは“0”レベルとなり、AN
D論理A1,A2の出力をロックするので、後段のタイ
マT11,T12の出力は“0”であり、サイリスタT
H1がONすることはない。サイリスタTH2回路につ
いても同様に、フォトカプラPC2の回路に流れる電流
は逆極性であることからフォトカプラPC2出力はOF
Fであり、サイリスタTH2がONとなることはない。
【0019】次に、交流電源の負の半波時に流れる電流
の影響について検討する。交流電源の負の半波時に流れ
る電流のルートは2つあり、第1ルートは交流電源13
−アース−浮遊容量C2−制限抵抗R2−フォトカプラ
PC2−直流電源11の順に流れるルートであり、第2
ルートは交流電源13−アース−浮遊容量C1−フォト
カプラPC3−制限抵抗R1−交流電源13の順に流れ
るルートである。
の影響について検討する。交流電源の負の半波時に流れ
る電流のルートは2つあり、第1ルートは交流電源13
−アース−浮遊容量C2−制限抵抗R2−フォトカプラ
PC2−直流電源11の順に流れるルートであり、第2
ルートは交流電源13−アース−浮遊容量C1−フォト
カプラPC3−制限抵抗R1−交流電源13の順に流れ
るルートである。
【0020】第1ルートに流れる電流によりフォトカプ
ラPC2内のフォトダイオードに電流が流れフォトカプ
ラPC2はONとなるが、この時、第2ルートに流れる
電流によりフォトカプラPC3内のフォトダイオードに
電流が流れ、フォトカプラPC3出力はONとなり、A
ND論理A1,A2の出力をロックするので、サイリス
タTH2がONすることはない。また、この時フォトカ
プラPC1の回路に流れる電流は逆極性となり、フォト
カプラPC1出力はOFFであり、サイリスタTH1が
ONとなることはない。
ラPC2内のフォトダイオードに電流が流れフォトカプ
ラPC2はONとなるが、この時、第2ルートに流れる
電流によりフォトカプラPC3内のフォトダイオードに
電流が流れ、フォトカプラPC3出力はONとなり、A
ND論理A1,A2の出力をロックするので、サイリス
タTH2がONすることはない。また、この時フォトカ
プラPC1の回路に流れる電流は逆極性となり、フォト
カプラPC1出力はOFFであり、サイリスタTH1が
ONとなることはない。
【0021】なお、以上の説明は、直流制限電源の負極
への交流電源混触については説明は省略したが、上記と
同様にサイリスタTH2がONとなることはない。従っ
て、本実施例のようにフォトカプラ回路を他装置からの
トリップ接点を挟むように配置し、そのフォトカプラ回
路と並列に導通方向を逆方向とした他のフォトカプラ回
路を設け、その出力で引外し回路をロックすることによ
り、直流制御電源の正,負極への交流混触が生じても、
サイリスタTH1,TH2がONすることがなく確実に
ミストリップを防止することができる。
への交流電源混触については説明は省略したが、上記と
同様にサイリスタTH2がONとなることはない。従っ
て、本実施例のようにフォトカプラ回路を他装置からの
トリップ接点を挟むように配置し、そのフォトカプラ回
路と並列に導通方向を逆方向とした他のフォトカプラ回
路を設け、その出力で引外し回路をロックすることによ
り、直流制御電源の正,負極への交流混触が生じても、
サイリスタTH1,TH2がONすることがなく確実に
ミストリップを防止することができる。
【0022】図2は本発明の第2実施例(請求項2対
応)による保護継電装置の他装置からのトリップ指令受
け回路及びサイリスタトリップ回路図であり、本実施例
が既に説明した第1実施例と異なる点は、第1実施例の
フォトカプラPC4とAND論理A1を削除した点のみ
であり、その他の点は同一であるので、同一部分は同一
符号を付して重複説明は省略する。
応)による保護継電装置の他装置からのトリップ指令受
け回路及びサイリスタトリップ回路図であり、本実施例
が既に説明した第1実施例と異なる点は、第1実施例の
フォトカプラPC4とAND論理A1を削除した点のみ
であり、その他の点は同一であるので、同一部分は同一
符号を付して重複説明は省略する。
【0023】本実施例では、交流混触による正の半波時
に流れる電流によりフォトカプラPC1内のフォトダイ
オードに電流が流れ、フォトカプラPC1出力がONと
なり、サイリスタTH1がONするが、フォトカプラP
C2に流れる電流は逆極性であることから、フォトカプ
ラPC2出力はOFFでサイリスタTH2はONとなら
ない。また、負の半波時は前述したようにフォトカプラ
PC3出力がONとなり、AND論理A2出力をロック
するので、サイリスタTH2はONとならず、交流混触
によるミストリップを防止することができる。
に流れる電流によりフォトカプラPC1内のフォトダイ
オードに電流が流れ、フォトカプラPC1出力がONと
なり、サイリスタTH1がONするが、フォトカプラP
C2に流れる電流は逆極性であることから、フォトカプ
ラPC2出力はOFFでサイリスタTH2はONとなら
ない。また、負の半波時は前述したようにフォトカプラ
PC3出力がONとなり、AND論理A2出力をロック
するので、サイリスタTH2はONとならず、交流混触
によるミストリップを防止することができる。
【0024】このように、本実施例では、第1実施例の
フォトカプラPC4とAND論理A1を削除し、フォト
カプラPC3とAND論理A2でも交流混触によるミス
トリップを防止することができる。
フォトカプラPC4とAND論理A1を削除し、フォト
カプラPC3とAND論理A2でも交流混触によるミス
トリップを防止することができる。
【0025】なお、本実施例の変形例としてフォトカプ
ラPC3とAND論理A2を削除し、フォトカプラPC
4とAND論理A1だけとした場合も本実施例と同様に
交流混触によるミストリップを防止することができる。
ラPC3とAND論理A2を削除し、フォトカプラPC
4とAND論理A1だけとした場合も本実施例と同様に
交流混触によるミストリップを防止することができる。
【0026】図3は本発明の第3実施例(請求項2対
応)による保護継電装置の他装置からのトリップ指令受
け回路及びサイリスタトリップ回路図であり、第2実施
例と異なる点は、フォトカプラPC4とAND論理A1
を追加した点のみであり、その他の点は同一であるの
で、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略する。
応)による保護継電装置の他装置からのトリップ指令受
け回路及びサイリスタトリップ回路図であり、第2実施
例と異なる点は、フォトカプラPC4とAND論理A1
を追加した点のみであり、その他の点は同一であるの
で、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略する。
【0027】本実施例では、第2実施例に対してフォト
カプラPC4とAND論理A1を追加したものであり、
図1の第1実施例と同様いかなる交流電源混触のタイミ
ングに対してもサイリスタTH1,TH2は決してON
することがなく、高信頼度なトリップ回路とすることが
できる。
カプラPC4とAND論理A1を追加したものであり、
図1の第1実施例と同様いかなる交流電源混触のタイミ
ングに対してもサイリスタTH1,TH2は決してON
することがなく、高信頼度なトリップ回路とすることが
できる。
【0028】図4は本発明の第4実施例(請求項3対
応)の交流混触検出回路図である。同図に示すように、
本実施例は直流制御電源の正極Pと接地間に抵抗R1,
フォトカプラPC3,コンデンサC3を直列に接続し、
また負極Nと接地間に抵抗R2,フォトカプラPC4,
コンデンサC4を直列に接続し、フォトカプラPC3,
PC4の出力をコモンとし、オフディレー・タイマT2
3へ入力する。このオフディレー・タイマT23の出力
で交流混触を検出する。
応)の交流混触検出回路図である。同図に示すように、
本実施例は直流制御電源の正極Pと接地間に抵抗R1,
フォトカプラPC3,コンデンサC3を直列に接続し、
また負極Nと接地間に抵抗R2,フォトカプラPC4,
コンデンサC4を直列に接続し、フォトカプラPC3,
PC4の出力をコモンとし、オフディレー・タイマT2
3へ入力する。このオフディレー・タイマT23の出力
で交流混触を検出する。
【0029】本実施例では、前記各実施例におけるケー
ブルの浮遊容量の代わりにコンデンサC3,C4を設け
たもので、交流混触時は、前記各実施例におけるフォト
カプラPC3,PC4と同じ動作を行うもので、オフデ
ィレー・タイマT23はフォトカプラPC3,PC4の
感動電圧により交流混触検出信号が断続となるのを連続
化するために設けたものである。したがって、本実施例
によると交流混触を検出することができる。
ブルの浮遊容量の代わりにコンデンサC3,C4を設け
たもので、交流混触時は、前記各実施例におけるフォト
カプラPC3,PC4と同じ動作を行うもので、オフデ
ィレー・タイマT23はフォトカプラPC3,PC4の
感動電圧により交流混触検出信号が断続となるのを連続
化するために設けたものである。したがって、本実施例
によると交流混触を検出することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
及び請求項2によれば、他の機器,装置から遮断器引外
し指令受け回路のフォトカプラ回路に導通方向を逆とし
た別のフォトカプラ回路を設け、このフォトカプラ回路
の出力で前記フォトカプラ回路出力をロックするように
したので、保護継電装置の直流制御電源に交流電源混
触、または直流電源の接地事故が発生しても不用意に遮
断器を引外すことのない高信頼度を有する保護継電装置
を提供することができる。
及び請求項2によれば、他の機器,装置から遮断器引外
し指令受け回路のフォトカプラ回路に導通方向を逆とし
た別のフォトカプラ回路を設け、このフォトカプラ回路
の出力で前記フォトカプラ回路出力をロックするように
したので、保護継電装置の直流制御電源に交流電源混
触、または直流電源の接地事故が発生しても不用意に遮
断器を引外すことのない高信頼度を有する保護継電装置
を提供することができる。
【0031】本発明の請求項3よれば、ケーブルの浮遊
容量の代わりにコンデンサを設け、交流混触時は、前記
各請求項におけるフォトカプラと同じ動作を行うもの
で、オフディレー・タイマにより交流混触検出信号を連
続化するようにしているので、交流混触を検出すること
ができる。
容量の代わりにコンデンサを設け、交流混触時は、前記
各請求項におけるフォトカプラと同じ動作を行うもの
で、オフディレー・タイマにより交流混触検出信号を連
続化するようにしているので、交流混触を検出すること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例による他装置からのトリッ
プ指令受け回路及びサイリスタ引外し回路図。
プ指令受け回路及びサイリスタ引外し回路図。
【図2】本発明の第2実施例による他装置からのトリッ
プ指令受け回路図。
プ指令受け回路図。
【図3】本発明の第3実施例による他装置からのトリッ
プ指令受け回路図。
プ指令受け回路図。
【図4】本発明の第4実施例の交流混触検出回路図。
【図5】従来のトリップ指令受け回路及びサイリスタ引
外し回路図。
外し回路図。
【図6】図5の応動を説明するためのタイミングチャー
ト図。
ト図。
PC1,PC2,PC3,PC4…フォトカプラ、D
1,D2,D3,D4…ダイオード、C1,C2…ケー
ブルの浮遊容量、C3,C4…直流カット用コンデン
サ、R1,R2…制限抵抗、T11,T12…オンディ
レー・タイマ、T21,T22,T23…オフディレー
・タンマ、TH1,TH2…サイリスタ、12…外部装
置からのトリップ指令、13…交流電源。
1,D2,D3,D4…ダイオード、C1,C2…ケー
ブルの浮遊容量、C3,C4…直流カット用コンデン
サ、R1,R2…制限抵抗、T11,T12…オンディ
レー・タイマ、T21,T22,T23…オフディレー
・タンマ、TH1,TH2…サイリスタ、12…外部装
置からのトリップ指令、13…交流電源。
Claims (3)
- 【請求項1】 外部からの遮断器引外し指令を第1フォ
トカプラ回路にて受け、遮断器を引外すように構成した
保護継電装置において、前記外部引外し指令により付勢
される前記第1フォトカプラ回路と並列に、前記第1フ
ォトカプラ回路と導通方向を逆とした第2フォトカプラ
回路を設け、この第2フォトカプラ回路出力で前記第1
フォトカプラ回路出力をロックするようにした遮断器引
外し回路を構成したことを特徴とする保護継電装置。 - 【請求項2】 外部からの遮断器引外し指令を第1フォ
トカプラ回路にて受け、遮断器を引外すように構成した
保護継電装置において、前記外部引外し指令により付勢
される前記第1フォトカプラ回路と並列に、前記第1フ
ォトカプラ回路と導通方向を逆とした第2フォトカプラ
回路を設け、この第2フォトカプラ回路出力による引外
しロックは、並列になっていない側の外部引外し指令に
より付勢される第3フォトカプラ回路出力をロックする
ように構成したことを特徴とする保護継電装置。 - 【請求項3】 正極と接地間に、第1抵抗と第1フォト
カプラと第1コンデンサを第1フォトカプラのカソード
側を正極となるように直列に接続し、負極と接地間に、
第2抵抗と第2フォトカプラと第2コンデンサを第2フ
ォトカプラのアソード側が負極側となるように直列に接
続したことを特徴とする交流混触検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8058769A JPH09252524A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 保護継電装置と交流混触検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8058769A JPH09252524A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 保護継電装置と交流混触検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09252524A true JPH09252524A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13093765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8058769A Pending JPH09252524A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 保護継電装置と交流混触検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09252524A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375066B1 (ko) * | 2001-04-19 | 2003-03-07 | 엘지산전 주식회사 | 계전기의 바이털 접점 감지 장치 |
| CN108983011A (zh) * | 2018-09-28 | 2018-12-11 | 上海基胜能源股份有限公司 | 一种智能断路器保护模块的检测系统 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8058769A patent/JPH09252524A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375066B1 (ko) * | 2001-04-19 | 2003-03-07 | 엘지산전 주식회사 | 계전기의 바이털 접점 감지 장치 |
| CN108983011A (zh) * | 2018-09-28 | 2018-12-11 | 上海基胜能源股份有限公司 | 一种智能断路器保护模块的检测系统 |
| CN108983011B (zh) * | 2018-09-28 | 2024-03-26 | 上海基胜能源股份有限公司 | 一种智能断路器保护模块的检测系统 |
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