JPH09253095A - カプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置 - Google Patents

カプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置

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JPH09253095A
JPH09253095A JP8093033A JP9303396A JPH09253095A JP H09253095 A JPH09253095 A JP H09253095A JP 8093033 A JP8093033 A JP 8093033A JP 9303396 A JP9303396 A JP 9303396A JP H09253095 A JPH09253095 A JP H09253095A
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capsule
push plate
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tooth
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聡美 水落
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末成分と液体成分とが混合練和された歯牙
修復材をカプセル内から所望量だけ患者の治療部位に向
けて押し出すための押出し装置を提供する。 【解決手段】 上方前端の歯牙修復材用カプセルの装着
部位1aに向けて前部のピストンロッド押し戻し用スプリ
ング7dが設けられた案内路1b,中央部の支持部1c,後部
の案内路1dに挿通されているリセットプッシャー2内
に、少なくともプッシュプレート6に係合される部分に
一定ピッチの溝3aが設けられているピストンロッド3が
挿通されており、該案内路1dの直下にはストッパープレ
ート位置調整用ネジ4が螺合されているハウジング本体
1内に、スプリング5b,6bでそれぞれ常時押圧されてい
て傾斜状態では係合穴5a,6aが該ロッド3の外周に係合
してその摩擦力で該ロッド3の移動を阻止するストッパ
ープレート5と該ロッド3を移動させるプッシュプレー
ト6とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カプセル内に所定
量づつ隔離されて収納されている歯科用セメントの如き
歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが混合練和
された後の歯牙修復材用カプセルを装着され、その混合
練和された歯牙修復材を所望量だけ患者の治療部位に向
けて押し出すための、カプセル内で混合練和された歯牙
修復材の押出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科治療において歯のう蝕部分に歯科用
セメントの如き歯牙修復材を充填するには、従来はその
歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とを所定量づ
つ計量して練和板上に取り出しスパチュラなどを使用し
て混合練和した後にその混合練和された歯牙修復材を所
望量だけスパチュラなどを使用してすくい取って患者の
治療部位に充填していたが、一般に1回の歯科治療に要
する歯牙修復材量は非常に僅かでありしかも歯牙修復材
を構成する粉末成分と液体成分とはその混合割合が正確
でないと所望の強度等の性能が生じないので混合前の計
量等の準備に長時間を要し、更に粉末成分と液体成分と
を混合練和した歯牙修復材は短時間で硬化するため患者
に不潔感や不快感を与えない状態で混合練和から患者の
治療部位に充填できる状態に速やかに移行させることが
困難なばかりか、混合練和に使用した後のスパチュラや
練和板には硬化した歯牙修復材が付着したままで残るの
でその清掃も面倒であるという欠点があった。
【0003】そこで、このような欠点を解消するため
に、歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが所定
量づつ隔離されて一つの歯牙修復材用カプセル内に収納
されていて、歯牙修復材を使用する前にその歯牙修復材
用カプセル内で粉末成分と液体成分とを隔離している隔
壁を破壊したら直ちに自動練和機にその歯牙修復材用カ
プセルを装着して粉末成分と液体成分とを混合練和さ
せ、しかる後にその歯牙修復材用カプセルを歯牙修復材
の押出し装置にセットして混合練和された歯牙修復材を
その歯牙修復材用カプセルのノズルから所望量だけ患者
の治療部位に向けて押し出す治療方法が普及してきた。
【0004】このような治療方法に使用される歯牙修復
材用カプセルの形状・構造や、歯牙修復材の押出し装置
には種々のものが提案されているが、歯科治療において
近年歯科医から特に要望されている事項は以下の4要件
を満たす装置の開発である。 粉末成分と液体成分とを混合練和された歯牙修復材
用カプセルを歯牙修復材の押出し装置にセットした後、
混合練和された歯牙修復材を歯牙修復材用カプセル内か
ら押し出すのに大きな力を必要としないこと 混合練和された歯牙修復材を所望の量だけ確実に歯
牙修復材用カプセル内から押し出すことができること いつも略同じ把持状態で混合練和された歯牙修復材
を歯牙修復材用カプセル内から押し出すことができるこ
と 歯牙修復材の押出し操作を中断した後に再び開始し
ても遊びが無く直ちに混合練和された歯牙修復材を歯牙
修復材用カプセル内から押し出すことができること。
【0005】すなわち、従来の歯牙修復材の押出し装置
として、例えば特公昭58-20629号公報に開示されている
「歯科用ガンに用いるノズル構造体」のように注射器と
同様に管状ハウジングの後部開口部からプランジャを押
し込む構造では、粉末成分と液体成分とを混合練和され
た歯牙修復材はペースト状になって流動性が低下してい
ると共に歯牙修復材用カプセルとの摩擦が大きくなって
いる場合が多いので押し出すのに大きな力が必要になっ
て前記要件を満たさないと共に、粉末成分と液体成分
とを混合練和された歯牙修復材を押し出すに従ってプラ
ンジャを押し込み量が増大していくから前記要件を満
たさないのであり、また特公昭50-5510号公報の第8図
に開示されている「小出し器」のようにバネの力の逆ら
ってロッドを移動させて歯牙修復材用カプセルの後部を
押す構造では、歯牙修復材の押出し操作を中断するとロ
ッドの先端は歯牙修復材用カプセルと離れてしまうため
再び歯牙修復材の押出し操作を開始してもなかなか歯牙
修復材が歯牙修復材用カプセル内から押し出されてこな
いので前記要件を満たさないのであり、更に特開昭58
-81033号公報の第1図に開示されている「万能歯科用注
射器」のようにラチェット機構を備えているとロッドの
移動が段階的になり歯牙修復材を所望の量だけ確実に歯
牙修復材用カプセル内から押し出すことができることが
できないため前記要件を満たさないのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解消し、前記した四つの要件をすべて満たす
新規な歯牙修復材用のカプセル内で混合練和された歯牙
修復材の押出し装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる課題
を解決すべく種々検討した結果、前記要件を満たすた
めには歯牙修復材用カプセルの後部を押すためのピスト
ンロッドに力を付与する機構として人力を挺子の原理を
応用して増大して伝達できる機構を採用することが、前
記要件を満たすためには歯牙修復材用カプセルの後部
を押すピストンロッドの移動機構がラチェット機構のよ
うに段階的に移動と停止を繰り返す機構ではないこと
が、前記要件を満たすためには歯牙修復材用カプセル
の後部を押すために付与した力を取り除くと歯牙修復材
用カプセルの後部を押すピストンロッドを移動させる部
材が初期状態に戻るがその部材に力を付与すると直ちに
ピストンロッドを移動させることができる機構を採用す
ることが、前記要件を満たすためにはラチェット機構
と同様に歯牙修復材用カプセルの後部を押すピストンロ
ッドが歯牙修復材用カプセルの後部を押す方向に移動し
たらその移動位置が変化しないように維持できるがラチ
ェット機構のように段階的ではなくて無段階で操作でき
る機構を採用することがそれぞれ必要であることを究明
し、種々検討の結果、このような四つの要件を満たす本
発明に係るカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押
出し装置の開発に成功したのである。
【0008】すなわち本発明は、カプセル内で混合練和
された歯牙修復材の押出し装置を、上方には、前端に歯
牙修復材用カプセルの装着部位が、前部にピストンロッ
ドが移動自在に挿通される案内路が貫通して、中央部に
プッシュプレートを支持すると共に該ピストンロッドの
案内路も兼ねる支持部が垂下されて、後部に該ピストン
ロッドの後端に装着されるリセットプッシャーが挿通さ
れるリセットプッシャー案内路が貫通してそれぞれ設け
られていると共に該リセットプッシャー案内路の直下に
螺設されているメネジにストッパープレート位置調整用
ネジが螺合されており、また前部の下方にはレバーの初
期位置を規定するための座ぐり部が設けられているハウ
ジング本体と、前記ハウジング本体の案内路と支持部の
案内路とを貫通し後端が該リセットプッシャー内に挿入
されており該ハウジング本体内で少なくともプッシュプ
レートに係合される部分に一定ピッチの溝が設けられて
おり、初期状態において該ハウジング本体内の案内路内
の後端に位置する部分に止め輪嵌着用の溝が設けられて
いると共に該溝より前方に段部が設けられていて該段部
より前方の直径が歯牙修復材用カプセルの後端と係合す
る直径となっているピストンロッドと、上端が前記リセ
ットプッシャーの前端上部に、下部が前記ストッパープ
レート位置調整用ネジの前端に当接するようにストッパ
ープレート用スプリングで常時押圧されており、傾斜し
ている状態では係合穴の上端と下端とが該係合穴を貫通
している前記ピストンロッドの外周に係合してその摩擦
力で該ピストンロッドがその軸方向に移動するのを阻止
し、前記リセットプッシャーが前方に押し込まれて該ピ
ストンロッドの軸心に対して直角になると該ピストンロ
ッドの外周に係合しなくなって該ピストンロッドがその
軸方向に移動するのを阻止しなくなるストッパープレー
トと、レバーが操作されない状態では前記ハウジング本
体内の支持部の前面に上部後面が当接するようにプッシ
ュプレート用スプリングで常時押圧されて前記ピストン
ロッドの軸心に対して直角な状態になって該ピストンロ
ッドが貫通している係合穴が該ピストンロッドの外周に
係合しなくなり、レバーが操作されてその上端が支持部
の前面に当接して傾斜した状態になると係合穴の上端と
下端とが該ピストンロッドの外周に係合してその摩擦力
で該ピストンロッドをその軸方向に前方に移動させるプ
ッシュプレートと、前記ハウジング本体の前端の装着部
位より後方に螺合されておりその内面に前記ピストンロ
ッドの前部が軸方向に摺動して移動し得る貫通穴が穿設
されている固定ナットと、該ピストンロッドに遊嵌され
ており該ピストンロッドの止め輪嵌着用の溝に係合され
ている止め輪でその後面を支持されているリングの前面
と該固定ナットの後面との間に設けられており前記スト
ッパープレートの係合穴が該ピストンロッドの外周に係
合している摩擦力に打ち勝って該ピストンロッドをその
軸方向に押し戻さない力を付与するピストンロッド押し
戻し用スプリングと、前記ハウジング本体に固定された
レバー軸に回転自在に装着されており、上部後端に該ハ
ウジング本体の後部のスプリング支持部材にその後端を
装着された引張りスプリングの前端が装着されたスプリ
ング支持部が設けられており、前部にハウジング本体の
座ぐり部と当接する突起部が設けられており、上部に前
記プッシュプレートの下端後部に当接するプッシュプレ
ート押圧部が設けられているレバーと、より成る構造に
することによって、前記課題を解決することができるこ
とを究明して本発明を完成したのである。
【0009】また、ピストンロッドのハウジング本体内
でリセットプッシャー内前部に挿入される部分にまで一
定ピッチの溝が設けられているとピストンロッドの押出
し操作が確実になるばかりでなく押し出した位置でのピ
ストンロッドの停止も確実になり、ストッパープレート
の係合穴が横に広がった楕円形であり、プッシュプレー
トの係合穴が横に広がった楕円形であると、係合穴とピ
ストンロッドの外周との係合が線接触になるのでピスト
ンロッドとの係合がより確実になって好ましく、レバー
のプッシュプレート押圧部に硬質の当接部材が取り付け
られているとレバーのプッシュプレート押圧部の摩耗が
少なくなって好ましいことも究明したのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係るカ
プセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置につ
いて詳細に説明する。図1は本発明装置の1実施例の側
面図、図2は図1に示した本発明装置の側断面説明図、
図3は図1の正面図、図4は図1に示した本発明装置に
カプセルを取り付けた状態を示す平面図、図5はピスト
ンロッドの形状を示す側面図である。
【0011】図面中、1はハウジング本体であってその
上方には、前端に歯牙修復材を構成する粉末成分と液体
成分とが所定量づつ隔離されて収納されておりその隔壁
を破壊して粉末成分と液体成分とが混合練和された歯牙
修復材用カプセルCの装着部位1aが設けられていると共
に、前部に後述するピストンロッドが移動自在に挿通さ
れる案内路1bが貫通して設けられており、中央部に後述
するプッシュプレートを支持すると共にピストンロッド
の案内路も兼ねる支持部1cが垂下されており、後部には
ピストンロッドの後端に装着されるリセットプッシャー
が挿通されるリセットプッシャー案内路1dが貫通して設
けられており、更にその後部のリセットプッシャー案内
路1dの直下にストッパープレート位置調整用ネジ螺合用
のメネジ1eが螺設されており、また前部の下方には、後
述するレバーの初期位置を規定するための座ぐり部1fが
設けられている。
【0012】2はハウジング本体1の上方後部に貫通し
て設けられているリセットプッシャー案内路1dに挿通さ
れているリセットプッシャーであり、このリセットプッ
シャー2は後端が閉塞された筒状を成していて、前部外
周に設けられているフランジ2aによりハウジング本体1
のリセットプッシャー案内路1dから抜け出ることが防止
されている。
【0013】3はハウジング本体1の案内路1bと支持部
1cの案内路とを貫通し後端がリセットプッシャー2内に
挿入されているピストンロッドであり、ハウジング本体
1内で少なくともプッシュプレート6に係合される部分
に一定ピッチの溝3aが、好ましくはハウジング本体1内
でリセットプッシャー2内前部に挿入される部分にまで
一定ピッチの溝3aが設けられており、また初期状態にお
いてハウジング本体1の案内路1b内の後端に位置する部
分に止め輪嵌着用の溝3bが設けられていると共にその溝
3bより前方に段部3cが設けられていてこの段部3cより前
方の直径は装着部位1aに装着されている歯牙修復材用カ
プセルC内の混合練和された歯牙修復材を押し出すため
に歯牙修復材用カプセルCの後端と係合する直径となっ
ている。
【0014】4はハウジング本体1の後部のリセットプ
ッシャー案内路1dの直下に螺設されているメネジ1eに螺
合されているストッパープレート位置調整用ネジであ
り、ハウジング本体1の後部からのドライバーのよる操
作によりその前端の位置が調整される。
【0015】5は上端がリセットプッシャー2の前端上
部に、下部がストッパープレート位置調整用ネジ4の前
端に当接するようにストッパープレート用スプリング5b
で常時押圧されているストッパープレートであり、この
ストッパープレート5に貫通して設けられている係合穴
5aを前記ピストンロッド3が貫通していて、図2に示す
如くストッパープレート5が傾斜している状態では係合
穴5aの上端と下端とがピストンロッド3の外周に係合し
てその摩擦力でピストンロッド3がその軸方向に移動す
るのを阻止しており、リセットプッシャー2が前方に押
し込まれてピストンロッド3の軸心に対して直角になる
とピストンロッド3の外周に係合しなくなってピストン
ロッド3がその軸方向に移動するのを阻止しなくなるの
である。このストッパープレート5に貫通して設けられ
ている係合穴5aの形状としては、ピストンロッド3の直
径より僅かに大きな丸穴でもよいが、このように係合穴
5aが丸穴の場合には係合穴5aとピストンロッド3の外周
との係合は点接触になるので、線接触になるように横に
広がった楕円形であることが好ましい。
【0016】6は後述するレバーが操作されない状態で
はハウジング本体1内に垂下されている支持部1cの前面
に上部後面が当接するようにプッシュプレート用スプリ
ング6bで常時押圧されているプッシュプレートであり、
このプッシュプレート6に貫通して設けられている係合
穴6aを前記ピストンロッド3が貫通していて、レバーが
操作されて図2に示すストッパープレート5の如くその
上端が支持部1cの前面に当接して傾斜した状態になると
係合穴6aの上端と下端とがピストンロッド3の外周に係
合してその摩擦力でピストンロッド3をその軸方向に前
方に移動し、レバーが操作されない状態になるとプッシ
ュプレート用スプリング6bで押圧されてピストンロッド
3の軸心に対して元の直角な状態になってピストンロッ
ド3の外周に係合しなくなるのである。このプッシュプ
レート6に貫通して設けられている係合穴6aの形状とし
ては、ピストンロッド3の直径より僅かに大きな丸穴で
もよいが、このように係合穴6aが丸穴の場合には係合穴
6aとピストンロッド3の外周との係合は点接触になるの
で、線接触になるように横に広がった楕円形であること
が好ましい。
【0017】7はハウジング本体1の前端の装着部位1a
より後方に螺合されている固定ナットであって、その内
面にはピストンロッド3の前部がその軸方向に摺動して
移動し得る貫通穴7aが穿設されており、ピストンロッド
3に遊嵌されておりピストンロッド3の止め輪嵌着用の
溝3bに係合されている止め輪7bでその後面を支持されて
いるリング7cの前面とこの固定ナット7の後面との間に
はピストンロッド押し戻し用スプリング7dが設けられて
いる。このピストンロッド押し戻し用スプリング7dは、
前記ストッパープレート5の係合穴5aがピストンロッド
3の外周に係合している状態ではストッパープレート5
の係合穴5aとピストンロッド3との摩擦力に打ち勝って
ピストンロッド3をその軸方向に押し戻すことがない
が、ストッパープレート5がピストンロッド3の軸心に
対して直角になって係合穴5aがピストンロッド3の外周
に係合しなくなるとピストンロッド3をその軸方向に後
方に押し戻す力を付与するものである。
【0018】8はハウジング本体1に固定されたレバー
軸8aに回転自在に装着されたレバーであり、このレバー
8には上部後端にハウジング本体1の後部に設けられた
六角ボルトの如きスプリング支持部材9aにその後端を装
着された引張りスプリング9の前端が装着されたスプリ
ング支持部8dが設けられており、前部にハウジング本体
1の座ぐり部1fと当接する突起部8bが設けられており、
上部に前記プッシュプレート6の下端後部に当接するプ
ッシュプレート押圧部8cが設けられていて、この引張り
スプリング9の引張り力によりレバー8を操作しない状
態では突起部8bがハウジング本体1の座ぐり部1fと当接
し、係合部8cがプッシュプレート6の下端後部に当接し
た状態を維持する。なお、このレバー8のプッシュプレ
ート押圧部8cには、プッシュプレート6の下端後部との
当接により摩耗しないように硬質の当接部材8eが取り付
けられていることが好ましく、この当接部材8eは回転自
在なコロであるとプッシュプレート6の下端後部を押圧
する操作を滑らかに行うことができるので好ましい。
【0019】このような構造の本発明に係るカプセル内
で混合練和された歯牙修復材の押出し装置を使用するに
は、歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とが所定
量づつ隔離されて収納されている歯牙修復材用カプセル
C内で粉末成分と液体成分とを隔離している隔壁を破壊
したら直ちに自動練和機にその歯牙修復材用カプセルC
を装着して粉末成分と液体成分とを混合練和させ、しか
る後にその歯牙修復材用カプセルCをハウジング本体1
の上部前端に設けられている歯牙修復材用カプセルの装
着部位1aにセットする。
【0020】次いで、ハウジング本体1の後部を握って
歯牙修復材用カプセルCの先端ノズルを患者の治療部位
に向け、レバー軸8aを中心として引張りスプリング9の
引張り力に抗してレバー8をハウジング本体1の後部側
に回転させると、レバー8の前部の突起部8bがハウジン
グ本体1の座ぐり部1fから離れ、プッシュプレート用ス
プリング6bの力に抗してプッシュプレート押圧部8c(当
接部材8eが設けられている場合には当接部材8e)がプッ
シュプレート6の下端後部を押圧して前方に移動させる
ので、プッシュプレート6はその上端がハウジング本体
1の支持部1cの前面に当接して傾斜した状態になり、プ
ッシュプレート6の係合穴6aの上端と下端とがピストン
ロッド3の外周に当接してその摩擦力でピストンロッド
3をその軸方向に前方に移動し、その前端部が歯牙修復
材用カプセルCの後部に係合して練和された歯牙修復材
用カプセルC内の歯牙修復材が所望量だけ患者の治療部
位に向けて押し出されるのである。この際、ピストンロ
ッド3のプッシュプレート6の係合穴6aと係合する位置
には一定ピッチの溝3aが設けられているので、この溝3a
とプッシュプレート6の係合穴6aとが係合してピストン
ロッド3が歯牙修復材用カプセルC内の歯牙修復材を押
し出せなくなる現象の発生は確実に防止される。
【0021】しかる後に、レバー8に付与していた力を
抜くと、レバー8は引張りスプリング9の引張り力によ
りレバー軸8aを中心としてハウジング本体1の後部側か
ら離れる方向に回転してその前部の突起部8bがハウジン
グ本体1の座ぐり部1fに当接してその回転を停止して初
期位置に戻り、プッシュプレート6はプッシュプレート
用スプリング6bの圧縮力で押圧されて元のピストンロッ
ド3の軸心に対して直角な状態になってピストンロッド
3の外周と係合しなくなるが、プッシュプレート押圧部
8c(当接部材8eが設けられている場合には当接部材8e)
はプッシュプレート6の下端後部に当接した状態となる
のである。
【0022】この際、上端がリセットプッシャー2の前
端上部にまた下部がストッパープレート位置調整用ネジ
4の前端に当接するようにストッパープレート用スプリ
ング5bで常時押圧されているストッパープレート5に貫
通して設けられている係合穴5aの上端と下端とはピスト
ンロッド3の後部外周に係合していてその摩擦力でピス
トンロッド3がその軸方向に移動するのを阻止されてい
るので、ピストンロッド3は歯牙修復材用カプセルC内
の歯牙修復材が所望量だけ押し出した位置で停止した状
態を維持する。このような状態は、ピストンロッド3の
後部のリセットプッシャー2内前部に挿入される位置ま
で一定ピッチの溝3aが設けられていると、何等かの外力
がピストンロッド3に作用したり、ハウジング本体1に
衝撃力が加わったりしてストッパープレート5に貫通し
て設けられている係合穴5aの上端と下端とピストンロッ
ド3の後部外周との係合状態が維持できないような現象
が発生しても、ストッパープレート5に貫通して設けら
れている係合穴5aがこの溝3aに係合してピストンロッド
3がその軸方向に移動するのが確実に阻止されるので好
ましい。
【0023】しかる後に再度歯牙修復材用カプセルCの
先端ノズルを患者の治療部位に向けて、レバー軸8aを中
心として引張りスプリング9の引張り力に抗してレバー
8をハウジング本体1の後部側に回転させると、前記し
たのと同様にして直ちに練和された歯牙修復材用カプセ
ルC内の歯牙修復材が所望量だけ患者の治療部位に向け
て押し出されるのである。
【0024】かくして治療が終了すると、ハウジング本
体1の後端上部のリセットプッシャー2を前方に向けて
押し込めば、リセットプッシャー2の前面でストッパー
プレート用スプリング5bの押圧力に抗してストッパープ
レート5が前方に移動してピストンロッド3の軸心に対
して直角な状態になってストッパープレート5に貫通し
て設けられている係合穴5aがピストンロッド3の外周に
係合しなくなるので、リセットプッシャー2を押し込む
ために付与していた力を抜くと、ピストンロッド3はピ
ストンロッド押し戻し用スプリング7dの圧縮力によって
後方に押し戻され、またストッパープレート5はストッ
パープレート用スプリング5bの押圧力によって上端がリ
セットプッシャー2の前端上部にまた下部がストッパー
プレート位置調整用ネジ4の前端に当接する初期状態に
戻るのである。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係るカプ
セル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装置は、比
較的簡単な構造であるので安価且つ容易に製造できるの
みならず、以下に列挙する如き種々の効果を奏するもの
であり、その歯科分野に貢献する価値の非常に大きなも
のである。 歯牙修復材を構成する粉末成分と液体成分とを混合
練和された歯牙修復材用カプセルを歯牙修復材の押出し
装置にセットしたら、混合練和された歯牙修復材を歯牙
修復材用カプセル内から押し出すのに付与する力はレバ
ーを介して挺子の原理を応用して増大して伝達される機
構を採用しているので、粉末成分と液体成分とを混合練
和された歯牙修復材がペースト状になって流動性が低下
していると共に歯牙修復材用カプセルとの摩擦が大きく
なっていても小さな力で容易に押出し操作を行うことが
できる。 歯牙修復材用カプセルの後部と係合して混合練和さ
れた歯牙修復材を押し出すピストンロッドの移動機構が
ラチェット機構のように段階的に移動と停止を繰り返す
機構ではなく、ピストンロッドの外周と係合してピスト
ンロッドの移動を行わしめる係合穴を有するプッシュプ
レートを採用したので、粉末成分と液体成分とを混合練
和された歯牙修復材を滑らかに連続的に押し出すことが
できる。 歯牙修復材用カプセルの後部を押すためにレバーに
付与した力を取り除いた状態においてレバーは直ちにピ
ストンロッドの移動を行わせる状態になっているので、
1回のレバー操作の後に次のレバー操作を行おうとする
場合に無駄な時間を要することがないばかりか、操作さ
れるレバーは初期位置に戻っているので繰返し行うレバ
ー操作が常に同一状態であるので操作し易い。 歯牙修復材用カプセルの後部を押すためにレバーに
付与した力を取り除いてもピストンロッドの外周と係合
してその位置でピストンロッドの移動を停止させる係合
穴を有するストッパープレートを採用したので、歯牙修
復材用カプセルの後部と係合して混合練和された歯牙修
復材を押し出すピストンロッドを任意の位置で停止させ
ておいて次にレバーを操作すると直ちに粉末成分と液体
成分とを混合練和された歯牙修復材を滑らかに押し出す
ことができ、1回のレバー操作の後に次のレバー操作を
行おうとする場合に無駄な時間を要することがない。 そしてピストンロッドの外周の所定位置にはプッシ
ュプレートの係合穴との係合状態を確実に維持する溝が
設けられているので、粉末成分と液体成分とを混合練和
された歯牙修復材がペースト状になって流動性が低下し
ていると共に歯牙修復材用カプセルとの摩擦が大きくな
っていても、ピストンロッドとプッシュプレートの係合
穴との係合状態が維持されて押出し操作に支障を生じる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例の側面図である。
【図2】図1に示した本発明装置の側断面説明図であ
る。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図1に示した本発明装置に歯牙修復材用カプセ
ルを取り付けた状態を示す平面図である。
【図5】ピストンロッドの形状を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング本体 1a 装着部位 1b 案内路 1c 支持部 1d リセットプッシャー案内路 1e メネジ 1f 座ぐり部 2 リセットプッシャー 2a フランジ 3 ピストンロッド 3a 溝 3b 止め輪嵌着用溝 3c 段部 4 ストッパープレート位置調整用ネジ 5 ストッパープレート 5a 係合穴 5b ストッパープレート用スプリング 6 プッシュプレート 6a 係合穴 6b プッシュプレート用スプリング 7 固定ナット 7a 貫通穴 7b 止め輪 7c リング 7d ピストンロッド押し戻し用スプリング 8 レバー 8a レバー軸 8b 突起部 8c プッシュプレート押圧部 8d スプリング支持部 8e 当接部材 9 引張りスプリング 9a スプリング支持部材 C 歯牙修復材用カプセル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方には、前端に歯牙修復材用カプセル
    (C)の装着部位(1a)が、前部にピストンロッド(3)が移
    動自在に挿通される案内路(1b)が貫通して、中央部にプ
    ッシュプレート(6)を支持すると共に該ピストンロッド
    (3)の案内路も兼ねる支持部(1c)が垂下されて、後部に
    該ピストンロッド(3)の後端に装着されるリセットプッ
    シャー(2)が挿通されるリセットプッシャー案内路(1d)
    が貫通してそれぞれ設けられていると共に該リセットプ
    ッシャー案内路(1d)の直下に螺設されているメネジ(1e)
    にストッパープレート位置調整用ネジ(4)が螺合されて
    おり、また前部の下方にはレバー(8)の初期位置を規定
    するための座ぐり部(1f)が設けられているハウジング本
    体(1)と、 該ハウジング本体(1)のリセットプッシャー案内路(1d)
    に挿通されており、後端が閉塞された筒状を成し前部外
    周にフランジ(2a)が設けられているリセットプッシャー
    (2)と、 前記ハウジング本体(1)の案内路(1b)と支持部(1c)の案
    内路とを貫通し後端が該リセットプッシャー(2)内に挿
    入されており該ハウジング本体(1)内で少なくともプッ
    シュプレート(6)に係合される部分に一定ピッチの溝(3
    a)が設けられており、初期状態において該ハウジング本
    体(1)内の案内路(1b)内の後端に位置する部分に止め輪
    嵌着用の溝(3b)が設けられていると共に該溝(3b)より前
    方に段部(3c)が設けられていて該段部(3c)より前方の直
    径が歯牙修復材用カプセル(C)の後端と係合する直径と
    なっているピストンロッド(3)と、 上端が前記リセットプッシャー(2)の前端上部に、下部
    が前記ストッパープレート位置調整用ネジ(4)の前端に
    当接するようにストッパープレート用スプリング(5b)で
    常時押圧されており、傾斜している状態では係合穴(5a)
    の上端と下端とが該係合穴(5a)を貫通している前記ピス
    トンロッド(3)の外周に係合してその摩擦力で該ピスト
    ンロッド(3)がその軸方向に移動するのを阻止し、前記
    リセットプッシャー(2)が前方に押し込まれて該ピスト
    ンロッド(3)の軸心に対して直角になると該ピストンロ
    ッド(3)の外周に係合しなくなって該ピストンロッド
    (3)がその軸方向に移動するのを阻止しなくなるストッ
    パープレート(5)と、 レバー(8)が操作されない状態では前記ハウジング本体
    (1)内の支持部(1c)の前面に上部後面が当接するように
    プッシュプレート用スプリング(6b)で常時押圧されて前
    記ピストンロッド(3)の軸心に対して直角な状態になっ
    て該ピストンロッド(3)が貫通している係合穴(6a)が該
    ピストンロッド(3)の外周に係合しなくなり、レバー
    (8)が操作されてその上端が支持部(1c)の前面に当接し
    て傾斜した状態になると係合穴(6a)の上端と下端とが該
    ピストンロッド(3)の外周に係合してその摩擦力で該ピ
    ストンロッド(3)をその軸方向に前方に移動させるプッ
    シュプレート(6)と、 前記ハウジング本体(1)の前端の装着部位(1a)より後方
    に螺合されておりその内面に前記ピストンロッド(3)の
    前部が軸方向に摺動して移動し得る貫通穴(7a)が穿設さ
    れている固定ナット(7)と、該ピストンロッド(3)に遊
    嵌されており該ピストンロッド(3)の止め輪嵌着用の溝
    (3b)に係合されている止め輪(7b)でその後面を支持され
    ているリング(7c)の前面と該固定ナット(7)の後面との
    間に設けられており前記ストッパープレート(5)の係合
    穴(5a)が該ピストンロッド(3)の外周に係合している摩
    擦力に打ち勝って該ピストンロッド(3)をその軸方向に
    押し戻さない力を付与するピストンロッド押し戻し用ス
    プリング(7d)と、 前記ハウジング本体(1)に固定されたレバー軸(8a)に回
    転自在に装着されており、上部後端に該ハウジング本体
    (1)の後部のスプリング支持部材(9a)にその後端を装着
    された引張りスプリング(9)の前端が装着されたスプリ
    ング支持部(8d)が設けられており、前部にハウジング本
    体(1)の座ぐり部(1f)と当接する突起部(8b)が設けられ
    ており、上部に前記プッシュプレート(6)の下端後部に
    当接するプッシュプレート押圧部(8c)が設けられている
    レバー(8)と、 より成ることを特徴とするカプセル内で混合練和された
    歯牙修復材の押出し装置。
  2. 【請求項2】 ピストンロッド(3)のハウジング本体
    (1)内でリセットプッシャー(2)内前部に挿入される部
    分にまで一定ピッチの溝(3a)が設けられている請求項1
    に記載のカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出
    し装置。
  3. 【請求項3】 ストッパープレートの係合穴(5a)が横に
    広がった楕円形であり、プッシュプレート(6)の係合穴
    (6a)が横に広がった楕円形である請求項1又は2に記載
    のカプセル内で混合練和された歯牙修復材の押出し装
    置。
  4. 【請求項4】 レバー(8)のプッシュプレート押圧部(8
    c)に硬質の当接部材(8e)が取り付けられている請求項1
    から3までのいずれか1項に記載のカプセル内で混合練
    和された歯牙修復材の押出し装置。
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