JPH09253579A - 粒状物の搬送装置 - Google Patents
粒状物の搬送装置Info
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- JPH09253579A JPH09253579A JP6155896A JP6155896A JPH09253579A JP H09253579 A JPH09253579 A JP H09253579A JP 6155896 A JP6155896 A JP 6155896A JP 6155896 A JP6155896 A JP 6155896A JP H09253579 A JPH09253579 A JP H09253579A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送過程で粒状物から異物を分離し排除で
き、異物が除去された粒状物を効率良く次工程へ搬送で
きる、粒状物の搬送装置を提供する。 【解決手段】 直管状の円筒体(2)と、この円筒体(2)
の内部で回転する螺旋羽根(13)を備えた搬送部材(3)
と、この搬送部材(3)に連動連結した駆動部(4)とから
構成する。円筒体(2)の軸心(5)と水平面との交差角度
(a)を75度以下に設定する。この円筒体(2)に投入口
(7)と排出口(10)とを開口し、投入口(7)と排出口(10)
との間で円筒体(2)内に粒状物搬送路(S)を形成する。
この粒状物搬送路(S)の少なくとも一部の下側周壁に、
搬送する粒状物(18)の外形よりも小さな異物排出路(39)
を透設する。
き、異物が除去された粒状物を効率良く次工程へ搬送で
きる、粒状物の搬送装置を提供する。 【解決手段】 直管状の円筒体(2)と、この円筒体(2)
の内部で回転する螺旋羽根(13)を備えた搬送部材(3)
と、この搬送部材(3)に連動連結した駆動部(4)とから
構成する。円筒体(2)の軸心(5)と水平面との交差角度
(a)を75度以下に設定する。この円筒体(2)に投入口
(7)と排出口(10)とを開口し、投入口(7)と排出口(10)
との間で円筒体(2)内に粒状物搬送路(S)を形成する。
この粒状物搬送路(S)の少なくとも一部の下側周壁に、
搬送する粒状物(18)の外形よりも小さな異物排出路(39)
を透設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤やカプセル等
の粒状物を搬送する搬送装置に関し、詳しくは、粒状物
間に混入している粉末状や顆粒状の異物を粒状物から分
離して排除し、粒状物のみを効率よく搬送するための装
置に関する。
の粒状物を搬送する搬送装置に関し、詳しくは、粒状物
間に混入している粉末状や顆粒状の異物を粒状物から分
離して排除し、粒状物のみを効率よく搬送するための装
置に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、錠剤の糖衣工程では素錠に糖衣
成分と水分とを交互に散布して糖衣錠にするが、この糖
衣工程において錠剤に付着しなかった糖衣成分が細かな
粉粒状の異物となって糖衣錠群の中に混入することがあ
る。これらの異物が糖衣錠間に混入したままでは、正常
な製品として出荷できないばかりか、印刷工程などの次
工程に送られると次工程の装置に噛み込んで作動障害を
生じたり、印刷不良など製品の品質低下をきたしたりす
る虞れがある。そのため、特に糖衣工程から次工程へ錠
剤を搬送する場合にはこれらの異物を錠剤から除去する
必要がある。
成分と水分とを交互に散布して糖衣錠にするが、この糖
衣工程において錠剤に付着しなかった糖衣成分が細かな
粉粒状の異物となって糖衣錠群の中に混入することがあ
る。これらの異物が糖衣錠間に混入したままでは、正常
な製品として出荷できないばかりか、印刷工程などの次
工程に送られると次工程の装置に噛み込んで作動障害を
生じたり、印刷不良など製品の品質低下をきたしたりす
る虞れがある。そのため、特に糖衣工程から次工程へ錠
剤を搬送する場合にはこれらの異物を錠剤から除去する
必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、上記糖衣工程から次工程へ錠剤を
搬送する場合、錠剤を搬送する前に異物が混入した錠剤
を篩にかけて錠剤から異物を分離し排除していた。
搬送する場合、錠剤を搬送する前に異物が混入した錠剤
を篩にかけて錠剤から異物を分離し排除していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
糖衣した錠剤を搬送する前に篩掛け工程により異物を錠
剤から分離し、その後、異物がとり除かれた錠剤を搬送
するように構成してあるため、篩掛け工程の設備を要す
るうえ、次工程へ搬送するまでに工数がかかり、錠剤を
効率良く搬送することができなかった。
糖衣した錠剤を搬送する前に篩掛け工程により異物を錠
剤から分離し、その後、異物がとり除かれた錠剤を搬送
するように構成してあるため、篩掛け工程の設備を要す
るうえ、次工程へ搬送するまでに工数がかかり、錠剤を
効率良く搬送することができなかった。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、搬送過程で
粒状物から異物を分離し排除でき、異物が除去された粒
状物を効率良く次工程へ搬送できる、粒状物の搬送装置
を提供することを技術的課題とする。
粒状物から異物を分離し排除でき、異物が除去された粒
状物を効率良く次工程へ搬送できる、粒状物の搬送装置
を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、例えば本発明の実施の形態を示す図1から
図9に基づいて説明すると、粒状物の搬送装置を次のよ
うに構成したものである。即ち、直管状の円筒体(2)
と、この円筒体(2)の内部に回転可能に配設した搬送部
材(3)と、この搬送部材(3)に連動連結した駆動部(4)
とを備え、上記搬送部材(3)を円筒体(2)の軸心(5)に
沿って配設した回転軸(12)とその回転軸(12)の周面から
突出している螺旋羽根(13)とから構成し、上記円筒体
(2)を、上記軸心(5)と水平面との交差角度(a)が75
度以下となるように設定して配置し、この円筒体(2)に
投入口(7)と排出口(10)とを開口して、この投入口(7)
と排出口(10)との間で円筒体(2)の内部に粒状物搬送路
(S)を形成し、上記粒状物搬送路(S)の少なくとも一部
の下側周壁に異物排出路(39)を透設して、この異物排出
路(39)の粒状物搬送路(S)に開口する入口(43)を搬送す
る粒状物(18)の外形よりも小さく形成したことを特徴と
するものである。
するために、例えば本発明の実施の形態を示す図1から
図9に基づいて説明すると、粒状物の搬送装置を次のよ
うに構成したものである。即ち、直管状の円筒体(2)
と、この円筒体(2)の内部に回転可能に配設した搬送部
材(3)と、この搬送部材(3)に連動連結した駆動部(4)
とを備え、上記搬送部材(3)を円筒体(2)の軸心(5)に
沿って配設した回転軸(12)とその回転軸(12)の周面から
突出している螺旋羽根(13)とから構成し、上記円筒体
(2)を、上記軸心(5)と水平面との交差角度(a)が75
度以下となるように設定して配置し、この円筒体(2)に
投入口(7)と排出口(10)とを開口して、この投入口(7)
と排出口(10)との間で円筒体(2)の内部に粒状物搬送路
(S)を形成し、上記粒状物搬送路(S)の少なくとも一部
の下側周壁に異物排出路(39)を透設して、この異物排出
路(39)の粒状物搬送路(S)に開口する入口(43)を搬送す
る粒状物(18)の外形よりも小さく形成したことを特徴と
するものである。
【0007】ここで、本発明装置で搬送する粒状物と
は、医薬品の錠剤に限らず、カプセルやペレットをはじ
め、菓子などの食品やビーズなどの装飾品など、適度の
かたさと一定の大きさを有するものであればよく、また
その形状も、球形、カプセル、円柱形、直方体、ドーナ
ツ形、その他の特殊形状など、あらゆる形状のものを適
用できる。従って、錠剤についても、異物を比較的混入
し易い糖衣錠はもとより、これ以外の、素錠や、裸錠、
フィルム錠など、あらゆる錠剤の搬送に適用することが
できる。また、上記異物とは、粒状物群の中に元から混
入していたり、粒状物の製造、加工あるいは搬送過程で
生じたりする、粒状物よりは小形の粉末状や顆粒状の固
形物を言い、一般にはカスや屑、ごみ等と言われ、種々
の形状を有する。
は、医薬品の錠剤に限らず、カプセルやペレットをはじ
め、菓子などの食品やビーズなどの装飾品など、適度の
かたさと一定の大きさを有するものであればよく、また
その形状も、球形、カプセル、円柱形、直方体、ドーナ
ツ形、その他の特殊形状など、あらゆる形状のものを適
用できる。従って、錠剤についても、異物を比較的混入
し易い糖衣錠はもとより、これ以外の、素錠や、裸錠、
フィルム錠など、あらゆる錠剤の搬送に適用することが
できる。また、上記異物とは、粒状物群の中に元から混
入していたり、粒状物の製造、加工あるいは搬送過程で
生じたりする、粒状物よりは小形の粉末状や顆粒状の固
形物を言い、一般にはカスや屑、ごみ等と言われ、種々
の形状を有する。
【0008】上記円筒体はポリカーボネート等の合成樹
脂やステンレス鋼等の金属、或いはガラスなど、材質は
特に限定されないが、内面の仕上状態は搬送性能ととも
に粒状物の損傷防止に大きく影響するので、粒状物の損
傷を防止するためには内面を滑らかに形成することが望
ましい。
脂やステンレス鋼等の金属、或いはガラスなど、材質は
特に限定されないが、内面の仕上状態は搬送性能ととも
に粒状物の損傷防止に大きく影響するので、粒状物の損
傷を防止するためには内面を滑らかに形成することが望
ましい。
【0009】この円筒体を合成樹脂で形成した場合に
は、材質に緩衝性があるため粒状物を損傷する虞れが少
ないうえ、表面の摩擦係数が低く異物が滑り易いため、
異物は円筒体内を容易に移動して異物排出路から確実に
排出できるので好ましい。
は、材質に緩衝性があるため粒状物を損傷する虞れが少
ないうえ、表面の摩擦係数が低く異物が滑り易いため、
異物は円筒体内を容易に移動して異物排出路から確実に
排出できるので好ましい。
【0010】また、円筒体を金属材料で形成した場合
は、円筒体の内面の真円度や表面粗度を高精度に加工で
きるので、螺旋羽根の外周縁と円筒体内面との接触を防
ぎながらも両者間の間隙を所定寸法以下に設定できる利
点がある。
は、円筒体の内面の真円度や表面粗度を高精度に加工で
きるので、螺旋羽根の外周縁と円筒体内面との接触を防
ぎながらも両者間の間隙を所定寸法以下に設定できる利
点がある。
【0011】上記円筒体の軸心は、水平面との交差角度
が75度以下であればよく、水平方向に向けた場合、或
いは斜め下方に向けた場合を含む。この搬送方向を斜め
上方に向けた場合、軸心と水平面との交差角度は、粒状
物が滑落し易いほど小さくしないと搬送効率が低下する
が、この角度を小さくし過ぎると所定距離だけ上方へ搬
送するために水平方向に長い搬送距離を必要とし、搬送
装置が大形となる。このため、この交差角度は30度以
上に設定するのが好ましく、45度程度に設定すると装
置を小形にしながらも広範囲の粒状物に適用することが
できる。
が75度以下であればよく、水平方向に向けた場合、或
いは斜め下方に向けた場合を含む。この搬送方向を斜め
上方に向けた場合、軸心と水平面との交差角度は、粒状
物が滑落し易いほど小さくしないと搬送効率が低下する
が、この角度を小さくし過ぎると所定距離だけ上方へ搬
送するために水平方向に長い搬送距離を必要とし、搬送
装置が大形となる。このため、この交差角度は30度以
上に設定するのが好ましく、45度程度に設定すると装
置を小形にしながらも広範囲の粒状物に適用することが
できる。
【0012】上記搬送部材の螺旋羽根は、粒状物が損傷
されることなく滑らかに移動できるものであればよく、
超高密度ポリエチレン等の合成樹脂、ステンレス鋼など
の金属などで形成することができる。但し、この螺旋羽
根も耐衝撃性や耐摩耗性に優れた材質が好ましく、合成
樹脂が好適であり、特に、超高密度ポリエチレン等の場
合は自己潤滑性や加工性に優れているので一層好まし
い。なお、回転軸と螺旋羽根とを合成樹脂で一体に形成
する場合であっても、回転軸に金属芯を埋設するなどし
て回転中の撓みを少なくすることが望ましい。
されることなく滑らかに移動できるものであればよく、
超高密度ポリエチレン等の合成樹脂、ステンレス鋼など
の金属などで形成することができる。但し、この螺旋羽
根も耐衝撃性や耐摩耗性に優れた材質が好ましく、合成
樹脂が好適であり、特に、超高密度ポリエチレン等の場
合は自己潤滑性や加工性に優れているので一層好まし
い。なお、回転軸と螺旋羽根とを合成樹脂で一体に形成
する場合であっても、回転軸に金属芯を埋設するなどし
て回転中の撓みを少なくすることが望ましい。
【0013】上記異物排出路は、粒状物搬送路の一部に
のみ、例えば投入口近傍部にのみ設けてもよいが、全長
に亘って設けてもよく、この異物排出路を設けた部分を
長くするほど異物をより確実に排除することができる。
のみ、例えば投入口近傍部にのみ設けてもよいが、全長
に亘って設けてもよく、この異物排出路を設けた部分を
長くするほど異物をより確実に排除することができる。
【0014】また、この異物排出路の入口は、粒状物搬
送路の少なくとも下側周壁に透設してあればよいが、粒
状物搬送路の全周に亘って設けてもよく、この場合は搬
送装置を組み立てる際に円筒体の方向性を考慮する必要
がないので組立作業を簡単にすることができる。
送路の少なくとも下側周壁に透設してあればよいが、粒
状物搬送路の全周に亘って設けてもよく、この場合は搬
送装置を組み立てる際に円筒体の方向性を考慮する必要
がないので組立作業を簡単にすることができる。
【0015】上記異物排出路は周知の方法、例えばドリ
ルやパンチなどを用いる方法で形成することができる
が、粒状物搬送路の内面に返りがでないように加工する
ことが望ましい。また、異物排出路を設ける部分の円筒
体を網材料で構成し、この網目で異物排出路を構成して
もよい。
ルやパンチなどを用いる方法で形成することができる
が、粒状物搬送路の内面に返りがでないように加工する
ことが望ましい。また、異物排出路を設ける部分の円筒
体を網材料で構成し、この網目で異物排出路を構成して
もよい。
【0016】
(1) 駆動部により搬送部材を回転させると、投入口へ投
入された粒状物は螺旋羽根で押され、粒状物搬送路を搬
送されて排出口から排出される。このとき、粒状物搬送
路の下側周壁に異物排出路が透設されているので、粒状
物に混入している細かな異物はこの異物排出路から円筒
体の外部へ排出され粒状物から分離される。一方、この
異物排出路の入口は粒状物の外形よりも小さいため、粒
状物はこの異物排出路から排出されることなく排出口に
向けて円滑に搬送される。
入された粒状物は螺旋羽根で押され、粒状物搬送路を搬
送されて排出口から排出される。このとき、粒状物搬送
路の下側周壁に異物排出路が透設されているので、粒状
物に混入している細かな異物はこの異物排出路から円筒
体の外部へ排出され粒状物から分離される。一方、この
異物排出路の入口は粒状物の外形よりも小さいため、粒
状物はこの異物排出路から排出されることなく排出口に
向けて円滑に搬送される。
【0017】(2) また、粒状物は回転する螺旋羽根によ
り排出口に向けて、円筒体の軸心方向に沿って搬送され
るが、螺旋羽根との摩擦により回転方向にも押されて一
部の粒状物が他の粒状物に対し相対的に移動する。この
ため、粒状物間に挟まって円筒体の周壁から離れていた
異物も、粒状物の相対的な移動とともに次第に周壁に接
近することになり、ついには異物排出路から外部へ排出
されることになる。なお、搬送部材の回転速度を高める
と粒状物の一部がこの搬送部材の回転軸の上側を越える
ことになり、粒状物同士の相対的な移動が頻繁になるの
で、粒状物間に挟まった異物は一層速やかに移動して異
物排出路から外部へ排出される。
り排出口に向けて、円筒体の軸心方向に沿って搬送され
るが、螺旋羽根との摩擦により回転方向にも押されて一
部の粒状物が他の粒状物に対し相対的に移動する。この
ため、粒状物間に挟まって円筒体の周壁から離れていた
異物も、粒状物の相対的な移動とともに次第に周壁に接
近することになり、ついには異物排出路から外部へ排出
されることになる。なお、搬送部材の回転速度を高める
と粒状物の一部がこの搬送部材の回転軸の上側を越える
ことになり、粒状物同士の相対的な移動が頻繁になるの
で、粒状物間に挟まった異物は一層速やかに移動して異
物排出路から外部へ排出される。
【0018】(3) 上記異物排出路の入口を円形に形成し
た場合には、粒状物がどの方向に向いても入口の開口長
さが一定で、しかも入口の周縁が滑らかな曲線であるた
め、粒状物はこの入口に引っ掛かる虞れがない。ただ
し、本発明の異物排出路の入口形状は円形のものに限定
されず、例えば矩形や他の形状にしたり、あるいは長い
スリット状にしたりしてもよい。
た場合には、粒状物がどの方向に向いても入口の開口長
さが一定で、しかも入口の周縁が滑らかな曲線であるた
め、粒状物はこの入口に引っ掛かる虞れがない。ただ
し、本発明の異物排出路の入口形状は円形のものに限定
されず、例えば矩形や他の形状にしたり、あるいは長い
スリット状にしたりしてもよい。
【0019】(4) 異物排出路をスリットで構成した場合
には、1つの異物排出路の入口の開口面積が大きく、粒
状物搬送路内の異物が効率よく捕捉されるので、異物の
排出が促進される。しかもこのスリットを螺旋羽根の外
周縁とは交差する方向に設けると、スリット上に位置す
る粒状物は回転する螺旋羽根により押されてスリット上
を円滑に通過し、排出口に向けて搬送される。
には、1つの異物排出路の入口の開口面積が大きく、粒
状物搬送路内の異物が効率よく捕捉されるので、異物の
排出が促進される。しかもこのスリットを螺旋羽根の外
周縁とは交差する方向に設けると、スリット上に位置す
る粒状物は回転する螺旋羽根により押されてスリット上
を円滑に通過し、排出口に向けて搬送される。
【0020】(5) 異物排出路の通路方向を鉛直方向に近
付けて形成した場合には、この異物排出路に入った異物
は、重力の作用により外部へ円滑に排出される。しか
も、この場合、粒状物搬送路の搬送方向が斜め上方に傾
斜していると、異物排出路の入口は搬送方向下流側の周
縁が鈍角に形成されるので、粒状物はこの周縁に引っ掛
かることなく円滑に搬送される。
付けて形成した場合には、この異物排出路に入った異物
は、重力の作用により外部へ円滑に排出される。しか
も、この場合、粒状物搬送路の搬送方向が斜め上方に傾
斜していると、異物排出路の入口は搬送方向下流側の周
縁が鈍角に形成されるので、粒状物はこの周縁に引っ掛
かることなく円滑に搬送される。
【0021】(6) 円筒体の異物排出路を設けた部分を覆
う状態に外管を配置し、この外管の端部を円筒体に密閉
状態に固定した場合には、錠剤搬送路から異物排出路を
経て外部へ排出された異物は外管の内面に受け止めら
れ、散乱することなく簡単に除去される。また、外管の
端部は円筒体に密閉状態に固定されていることから、粒
状物搬送路がクローズド化された状態にあり、また、粒
状物搬送路内に洗浄液を満たすなどして、装置を分解す
ることなく洗浄することができる。
う状態に外管を配置し、この外管の端部を円筒体に密閉
状態に固定した場合には、錠剤搬送路から異物排出路を
経て外部へ排出された異物は外管の内面に受け止めら
れ、散乱することなく簡単に除去される。また、外管の
端部は円筒体に密閉状態に固定されていることから、粒
状物搬送路がクローズド化された状態にあり、また、粒
状物搬送路内に洗浄液を満たすなどして、装置を分解す
ることなく洗浄することができる。
【0022】(7) 螺旋羽根の外周縁と円筒体の内面との
間に搬送する粒状物の外形よりも小さな寸法の間隙を形
成した場合には、螺旋羽根の周縁部が円筒体内面に触れ
ることがなく、両者の接触による摩滅や異物の発生が抑
制される。また、粒状物は螺旋羽根の回転により搬送さ
れるのに対し、細かな異物はこの間隙を通過するので螺
旋羽根の回転では搬送されない。なお、上記螺旋羽根の
外周縁と円筒体内面との間の間隙は、螺旋羽根の外周縁
に沿って部分的に形成してもよいが、螺旋羽根の周縁部
が全長に亘って円筒体内面に触れないように形成するこ
とが望ましい。
間に搬送する粒状物の外形よりも小さな寸法の間隙を形
成した場合には、螺旋羽根の周縁部が円筒体内面に触れ
ることがなく、両者の接触による摩滅や異物の発生が抑
制される。また、粒状物は螺旋羽根の回転により搬送さ
れるのに対し、細かな異物はこの間隙を通過するので螺
旋羽根の回転では搬送されない。なお、上記螺旋羽根の
外周縁と円筒体内面との間の間隙は、螺旋羽根の外周縁
に沿って部分的に形成してもよいが、螺旋羽根の周縁部
が全長に亘って円筒体内面に触れないように形成するこ
とが望ましい。
【0023】(8) 粒状物搬送路に圧力気体供給手段を連
通連結した場合には、粒状物間に挟まった異物がこの圧
力気体供給手段から供給される圧力気体により移動し、
異物排出路から円筒体の外部へ円滑に排出される。
通連結した場合には、粒状物間に挟まった異物がこの圧
力気体供給手段から供給される圧力気体により移動し、
異物排出路から円筒体の外部へ円滑に排出される。
【0024】(9) 円筒体に振動装置を連動連結した場合
には、この振動装置により円筒体が振動するので、粒状
物間に挟まった異物が下方に振り落とされ、異物排出路
から円筒体の外部へ円滑に排出される。
には、この振動装置により円筒体が振動するので、粒状
物間に挟まった異物が下方に振り落とされ、異物排出路
から円筒体の外部へ円滑に排出される。
【0025】(10) 搬送部材の表面に撹拌部材を突設し
た場合には、この撹拌部材が搬送部材の回転とともに粒
状物の塊内を通過するので、粒状物が撹拌されて粒状物
間に挟持されていた異物が下方に移動し、異物排出路か
ら円筒体の外部へ円滑に排出される。
た場合には、この撹拌部材が搬送部材の回転とともに粒
状物の塊内を通過するので、粒状物が撹拌されて粒状物
間に挟持されていた異物が下方に移動し、異物排出路か
ら円筒体の外部へ円滑に排出される。
【0026】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1から図3は本発明の実施の形態1を示
し、図1は錠剤の搬送装置の一部破断側面図、図2は図
1のA−A線矢視断面図、図3は図1の錠剤搬送路にお
ける要部拡大図である。
き説明する。図1から図3は本発明の実施の形態1を示
し、図1は錠剤の搬送装置の一部破断側面図、図2は図
1のA−A線矢視断面図、図3は図1の錠剤搬送路にお
ける要部拡大図である。
【0027】この錠剤の搬送装置(1)は、錠剤の製造工
程において、例えば打錠機から製品移送容器や、移送容
器からコーティング器、これらの装置や容器から検査器
や印刷器など、各種機器間の搬送、工程間の搬送、或い
は工程内での搬送等で、錠剤を斜め上方へ搬送する場合
に用いられ、図1に示すように、内面(17)の平滑な直管
状の円筒体(2)と、この円筒体(2)の内部に回転可能に
配設した搬送部材(3)と、円筒体(2)の上端に固定して
搬送部材(3)に連動連結した駆動部である電動モータ
(4)とを備えている。なお、この錠剤の搬送装置(1)は
搬送工程の設備として設置場所に固定してもよいが、分
解や組付け作業を容易にする等のために、例えば台車や
昇降手段などを備えた支持装置に支持して、移動可能に
構成してもよい。
程において、例えば打錠機から製品移送容器や、移送容
器からコーティング器、これらの装置や容器から検査器
や印刷器など、各種機器間の搬送、工程間の搬送、或い
は工程内での搬送等で、錠剤を斜め上方へ搬送する場合
に用いられ、図1に示すように、内面(17)の平滑な直管
状の円筒体(2)と、この円筒体(2)の内部に回転可能に
配設した搬送部材(3)と、円筒体(2)の上端に固定して
搬送部材(3)に連動連結した駆動部である電動モータ
(4)とを備えている。なお、この錠剤の搬送装置(1)は
搬送工程の設備として設置場所に固定してもよいが、分
解や組付け作業を容易にする等のために、例えば台車や
昇降手段などを備えた支持装置に支持して、移動可能に
構成してもよい。
【0028】上記円筒体(2)は透明のポリカーボネート
製で、軸心(5)と水平面との交差角度、即ち円筒体(2)
の傾斜角度(a)を変更可能に図外の支持装置に支持し
て、通常の運転中はこの傾斜角度(a)を45度となるよ
うに傾斜させてある。そしてこの円筒体(2)の下部(6)
上面に錠剤投入口(7)を開口して前工程から投入路(8)
を介して錠剤を供給可能に構成し、上部(9)下面に錠剤
排出口(10)を開口して次工程への排出路(11)へ錠剤を排
出可能に構成し、この錠剤投入口(7)と錠剤排出口(10)
との間で円筒体(2)の内部に錠剤搬送路(S)を形成して
ある。
製で、軸心(5)と水平面との交差角度、即ち円筒体(2)
の傾斜角度(a)を変更可能に図外の支持装置に支持し
て、通常の運転中はこの傾斜角度(a)を45度となるよ
うに傾斜させてある。そしてこの円筒体(2)の下部(6)
上面に錠剤投入口(7)を開口して前工程から投入路(8)
を介して錠剤を供給可能に構成し、上部(9)下面に錠剤
排出口(10)を開口して次工程への排出路(11)へ錠剤を排
出可能に構成し、この錠剤投入口(7)と錠剤排出口(10)
との間で円筒体(2)の内部に錠剤搬送路(S)を形成して
ある。
【0029】なお、上記円筒体(2)の傾斜角度(a)は、
錠剤の滑り易さや搬送効率、搬送高さ、設置スペース等
により75度以下の範囲において上向き、下向き又は水
平に適宜設定される。また、この実施の形態1では錠剤
投入口(7)や錠剤排出口(10)を密封して前・後工程間で
の錠剤搬送をインライン化するだけでなく、簡単にクロ
ーズド化してあるが、搬送する粒状物の種類や用途等に
応じて、大気開放して用いてもよい。
錠剤の滑り易さや搬送効率、搬送高さ、設置スペース等
により75度以下の範囲において上向き、下向き又は水
平に適宜設定される。また、この実施の形態1では錠剤
投入口(7)や錠剤排出口(10)を密封して前・後工程間で
の錠剤搬送をインライン化するだけでなく、簡単にクロ
ーズド化してあるが、搬送する粒状物の種類や用途等に
応じて、大気開放して用いてもよい。
【0030】図1に示すように、上記錠剤投入口(7)の
上方には錠剤投入空間(28)を設け、この錠剤投入空間(2
8)の下寄り部に前記投入路(8)の端部(8a)を開口して、
錠剤投入口(7)の上方に錠剤が過剰に滞留しないように
構成してある。また、上記錠剤投入口(7)の搬送方向下
流側には、円筒体(2)の上面に錠剤流入空間(29)を形成
して錠剤投入口(7)との間に堰(30)を設けてあり、この
堰(30)の下端と上記搬送部材(3)の外周縁(16)との間を
錠剤の外形よりも大きくあけてある。このため、一時的
に多量の錠剤が投入されるとこの錠剤流入空間(29)に錠
剤が流入し、錠剤投入口(7)の周縁と搬送部材(3)の外
周縁(16)との間に錠剤が挟まれる虞れをなくして損傷を
防止するように構成してある。
上方には錠剤投入空間(28)を設け、この錠剤投入空間(2
8)の下寄り部に前記投入路(8)の端部(8a)を開口して、
錠剤投入口(7)の上方に錠剤が過剰に滞留しないように
構成してある。また、上記錠剤投入口(7)の搬送方向下
流側には、円筒体(2)の上面に錠剤流入空間(29)を形成
して錠剤投入口(7)との間に堰(30)を設けてあり、この
堰(30)の下端と上記搬送部材(3)の外周縁(16)との間を
錠剤の外形よりも大きくあけてある。このため、一時的
に多量の錠剤が投入されるとこの錠剤流入空間(29)に錠
剤が流入し、錠剤投入口(7)の周縁と搬送部材(3)の外
周縁(16)との間に錠剤が挟まれる虞れをなくして損傷を
防止するように構成してある。
【0031】上記搬送部材(3)は、円筒体(2)の軸心
(5)に沿って配設した回転軸(12)と、この回転軸(12)の
周面から螺旋状に突設し、外周縁(16)を上記円筒体(2)
の内面(17)に沿わせた螺旋羽根(13)とからなる。この回
転軸(12)と螺旋羽根(13)は超高密度ポリエチレン樹脂で
一体に形成してあり、回転軸(12)の内部には強度を高め
るためステンレス鋼製の芯材(14)を埋設してある。な
お、図1に示すように、上記螺旋羽根(13)の下端部には
閉塞部(31)を設けてあり、錠剤投入口(7)から投入され
た錠剤を下部(6)に滞留させることなく円滑に錠剤排出
口(10)へ搬送するように構成してある。
(5)に沿って配設した回転軸(12)と、この回転軸(12)の
周面から螺旋状に突設し、外周縁(16)を上記円筒体(2)
の内面(17)に沿わせた螺旋羽根(13)とからなる。この回
転軸(12)と螺旋羽根(13)は超高密度ポリエチレン樹脂で
一体に形成してあり、回転軸(12)の内部には強度を高め
るためステンレス鋼製の芯材(14)を埋設してある。な
お、図1に示すように、上記螺旋羽根(13)の下端部には
閉塞部(31)を設けてあり、錠剤投入口(7)から投入され
た錠剤を下部(6)に滞留させることなく円滑に錠剤排出
口(10)へ搬送するように構成してある。
【0032】上記芯材(14)の内部には給気路(36)を形成
してあり、図2及び図3に示すように、この給気路(36)
に連通させた複数個の噴出口(37)を適当間隔をおいて回
転軸(12)の周面に開口してある。この給気路(36)の一端
には、図1に示すように、圧力空気供給手段(35)を連通
連結してあり、上記噴出口(37)を介して加圧空気を上記
錠剤搬送路(S)内へ噴出可能に構成してある。
してあり、図2及び図3に示すように、この給気路(36)
に連通させた複数個の噴出口(37)を適当間隔をおいて回
転軸(12)の周面に開口してある。この給気路(36)の一端
には、図1に示すように、圧力空気供給手段(35)を連通
連結してあり、上記噴出口(37)を介して加圧空気を上記
錠剤搬送路(S)内へ噴出可能に構成してある。
【0033】図2及び図3に示すように、上記螺旋羽根
(13)の外周縁(16)と上記円筒体(2)の内面(17)との間に
は搬送する錠剤(18)の外形よりも小さい間隙(19)を形成
してあり、搬送部材(3)は円筒体(2)の内面(17)を擦る
ことなく円滑に回転できるうえ、錠剤(18)がこの間隙(1
9)に入り込むことがない。
(13)の外周縁(16)と上記円筒体(2)の内面(17)との間に
は搬送する錠剤(18)の外形よりも小さい間隙(19)を形成
してあり、搬送部材(3)は円筒体(2)の内面(17)を擦る
ことなく円滑に回転できるうえ、錠剤(18)がこの間隙(1
9)に入り込むことがない。
【0034】前記円筒体(2)は、錠剤投入口(7)の上方
で分割可能に構成してあり、フランジ固定部(27)により
下部円筒体(2d)と上部円筒体(2u)とに分解可能に構成し
てある。この上部円筒体(2u)の上下両端寄り部にはそれ
ぞれ円環状の取付板(38)を固定してあり、両取付板(38
・38)間の円筒体(2)の周壁に、全周に亘って多数の異
物排出路(39)を透設し、上記両取付板(38・38)間に外管
(40)を気密状に固定して円筒体(2)の異物排出路(39)を
設けた部分を覆ってある。この外管(40)の下端部には、
異物収容容器(41)が付設してあり、また必要に応じて図
1の仮想線で示す集塵用吸風機(42)が連結してある。
で分割可能に構成してあり、フランジ固定部(27)により
下部円筒体(2d)と上部円筒体(2u)とに分解可能に構成し
てある。この上部円筒体(2u)の上下両端寄り部にはそれ
ぞれ円環状の取付板(38)を固定してあり、両取付板(38
・38)間の円筒体(2)の周壁に、全周に亘って多数の異
物排出路(39)を透設し、上記両取付板(38・38)間に外管
(40)を気密状に固定して円筒体(2)の異物排出路(39)を
設けた部分を覆ってある。この外管(40)の下端部には、
異物収容容器(41)が付設してあり、また必要に応じて図
1の仮想線で示す集塵用吸風機(42)が連結してある。
【0035】上記異物排出路(39)の錠剤搬送路(S)に開
口した入口(43)は、図3に示すように、錠剤(18)の外形
よりも小さく形成してあり、また、錠剤搬送路(S)を搬
送される錠剤(18)が引っ掛かることがないようにこの入
口(43)の周縁を滑らかにしてある。
口した入口(43)は、図3に示すように、錠剤(18)の外形
よりも小さく形成してあり、また、錠剤搬送路(S)を搬
送される錠剤(18)が引っ掛かることがないようにこの入
口(43)の周縁を滑らかにしてある。
【0036】上記電動モータ(4)の回転により、図2に
示すように、螺旋羽根(13)とともに錠剤(18)も回転しよ
うとし、錠剤(18)の一部は回転軸(12)の上側を越える
が、重力の作用と円筒体(2)内面(17)との摩擦抵抗とに
より、大半の錠剤(18)は回転軸(12)の上側を越えること
ができず、この結果、錠剤(18)は螺旋羽根(13)の表面上
を滑りながら上方の錠剤排出口(10)へ向けて押圧され搬
送される。
示すように、螺旋羽根(13)とともに錠剤(18)も回転しよ
うとし、錠剤(18)の一部は回転軸(12)の上側を越える
が、重力の作用と円筒体(2)内面(17)との摩擦抵抗とに
より、大半の錠剤(18)は回転軸(12)の上側を越えること
ができず、この結果、錠剤(18)は螺旋羽根(13)の表面上
を滑りながら上方の錠剤排出口(10)へ向けて押圧され搬
送される。
【0037】なお、この搬送部材(3)の回転速度は、高
速になり過ぎると多くの錠剤(18)が螺旋羽根(13)ととも
に回転軸(12)の回りを回転してしまい、搬送効率が低下
するうえ、錠剤(18)に大きな外力が加わることがある。
このため、この搬送部材(3)の回転速度は錠剤(18)の滑
り易さや円筒体(2)の傾斜角度(a)、あるいは螺旋羽根
(13)のリード角などに応じて適切な値、例えば500r.
p.m.以下、好ましくは200r.p.m.以下となるように設
定される。
速になり過ぎると多くの錠剤(18)が螺旋羽根(13)ととも
に回転軸(12)の回りを回転してしまい、搬送効率が低下
するうえ、錠剤(18)に大きな外力が加わることがある。
このため、この搬送部材(3)の回転速度は錠剤(18)の滑
り易さや円筒体(2)の傾斜角度(a)、あるいは螺旋羽根
(13)のリード角などに応じて適切な値、例えば500r.
p.m.以下、好ましくは200r.p.m.以下となるように設
定される。
【0038】この実施の形態1では錠剤(18)との摩擦を
少なくしてあるので、錠剤(18)から粉末が生じる、いわ
ゆる粉立ちは発生しにくいが、本装置を用いる搬送工程
の前の工程が例えば糖衣工程である場合には、錠剤に付
着しなかったグラニュウ糖、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン等の糖衣成分がカスや屑となって錠剤群の中に挟持さ
れている場合がある。
少なくしてあるので、錠剤(18)から粉末が生じる、いわ
ゆる粉立ちは発生しにくいが、本装置を用いる搬送工程
の前の工程が例えば糖衣工程である場合には、錠剤に付
着しなかったグラニュウ糖、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン等の糖衣成分がカスや屑となって錠剤群の中に挟持さ
れている場合がある。
【0039】これらの異物(44)は、搬送中に錠剤(18)の
一部が螺旋羽根(13)との摩擦等により相対的に移動して
次第に錠剤搬送路(S)の下側周壁に接近する。この錠剤
搬送路(S)の下側周壁には異物排出路(39)が透設してあ
るので、上記異物(44)はこの異物排出路(39)から円筒体
(2)の外部へ排出され、錠剤(18)から完全に分離され
る。一方、この異物排出路(39)の錠剤搬送路(S)に開口
した入口(43)は錠剤(18)の外形よりも小さいため、錠剤
(18)はこの異物排出路(39)から外部へ排出されることは
なく、錠剤排出口(10)へ向けて円滑に搬送される。
一部が螺旋羽根(13)との摩擦等により相対的に移動して
次第に錠剤搬送路(S)の下側周壁に接近する。この錠剤
搬送路(S)の下側周壁には異物排出路(39)が透設してあ
るので、上記異物(44)はこの異物排出路(39)から円筒体
(2)の外部へ排出され、錠剤(18)から完全に分離され
る。一方、この異物排出路(39)の錠剤搬送路(S)に開口
した入口(43)は錠剤(18)の外形よりも小さいため、錠剤
(18)はこの異物排出路(39)から外部へ排出されることは
なく、錠剤排出口(10)へ向けて円滑に搬送される。
【0040】上記異物排出路(39)から排出された異物(4
4)は、外管(40)内面を滑って下方の前記異物収容容器(4
1)内に集められる。そしてこの異物収容容器(41)は異物
(44)で満たされる前に取り外され、集められた異物(44)
は廃棄処分されたり、場合によっては資源として再利用
される。
4)は、外管(40)内面を滑って下方の前記異物収容容器(4
1)内に集められる。そしてこの異物収容容器(41)は異物
(44)で満たされる前に取り外され、集められた異物(44)
は廃棄処分されたり、場合によっては資源として再利用
される。
【0041】また、本実施の形態1では螺旋羽根(13)の
外周縁(16)と円筒体(2)の内面(17)との間に間隙(19)を
形成してあるので、搬送中に錠剤(18)から分離し移動し
て錠剤搬送路(S)の下側周壁に至った異物はこの間隙(1
9)を通過し、この結果、螺旋羽根(13)の回転によっては
直接搬送されることがなく、錠剤(18)から容易に分離さ
れる。
外周縁(16)と円筒体(2)の内面(17)との間に間隙(19)を
形成してあるので、搬送中に錠剤(18)から分離し移動し
て錠剤搬送路(S)の下側周壁に至った異物はこの間隙(1
9)を通過し、この結果、螺旋羽根(13)の回転によっては
直接搬送されることがなく、錠剤(18)から容易に分離さ
れる。
【0042】さらに、例えば図1に示すように錠剤搬送
路(S)の一端に送風機(21)を連通連結し、この送風機(2
1)を錠剤(18)の搬送中に作動させ、円筒体(2)内へ送り
込んだ空気流にのせて異物(44)を錠剤(18)から一層効果
的に分離するように構成してもよい。この場合、錠剤(1
8)から分離された異物(44)は、一部は異物排出路(39)か
ら排出され、残部は円筒体(2)の内面に沿って移動して
円筒体(2)の他端に接続した排気管(32)から排出され、
集塵装置(33)に集められる。なお、前記給気路(36)及び
噴出口(37)を介して圧力空気供給手段(35)からの加圧空
気を回転軸(12)の周面から噴出する場合は、上記送
風機(21)を省略してもよい。
路(S)の一端に送風機(21)を連通連結し、この送風機(2
1)を錠剤(18)の搬送中に作動させ、円筒体(2)内へ送り
込んだ空気流にのせて異物(44)を錠剤(18)から一層効果
的に分離するように構成してもよい。この場合、錠剤(1
8)から分離された異物(44)は、一部は異物排出路(39)か
ら排出され、残部は円筒体(2)の内面に沿って移動して
円筒体(2)の他端に接続した排気管(32)から排出され、
集塵装置(33)に集められる。なお、前記給気路(36)及び
噴出口(37)を介して圧力空気供給手段(35)からの加圧空
気を回転軸(12)の周面から噴出する場合は、上記送
風機(21)を省略してもよい。
【0043】また、図1の仮想線に示すように、振動装
置(45)を上記円筒体(2)に連動連結し、この振動装置(4
5)の作動により錠剤(18)に振動を与えて付着した異物(4
4)や錠剤(18)間に挟持された異物(44)を振り落とし、異
物排出路(39)から効果的に排出するように構成してもよ
い。
置(45)を上記円筒体(2)に連動連結し、この振動装置(4
5)の作動により錠剤(18)に振動を与えて付着した異物(4
4)や錠剤(18)間に挟持された異物(44)を振り落とし、異
物排出路(39)から効果的に排出するように構成してもよ
い。
【0044】また、錠剤(18)は搬送部材(3)により塊状
態となって順次搬送されていくが、例えば図3の仮想線
に示すように、回転軸(12)や螺旋羽根(13)の表面に棒状
や羽根状等の撹拌部材(46)を突設すると、搬送部材(3)
の回転に伴ってこの撹拌部材(46)が錠剤(18)の塊内を通
過して撹拌するので、錠剤(18)に付着した異物(44)や錠
剤(18)間に挟持された異物(44)は下方へ移動し、異物排
出路(39)から効果的に排出される。
態となって順次搬送されていくが、例えば図3の仮想線
に示すように、回転軸(12)や螺旋羽根(13)の表面に棒状
や羽根状等の撹拌部材(46)を突設すると、搬送部材(3)
の回転に伴ってこの撹拌部材(46)が錠剤(18)の塊内を通
過して撹拌するので、錠剤(18)に付着した異物(44)や錠
剤(18)間に挟持された異物(44)は下方へ移動し、異物排
出路(39)から効果的に排出される。
【0045】上記円筒体(2)の下端(2a)には蓋部(34)を
フランジ固定部(27)で分離可能に固定してあり、この蓋
部(34)に軸受(15)を介して上記回転軸(12)の下端部を回
転可能に枢支してある。一方、円筒体(2)の上端(2b)も
上記下端(2a)と同様に蓋部を分離可能に固定してこの蓋
部に軸受を介して上記回転軸(12)の上端部を回転可能に
枢支してあり、さらにこの上端(2b)側の蓋部にギヤケー
ス(25)を介して上記電動モータ(4)を取り付けてある。
上記フランジ固定部(27)による固定を解除して円筒体
(2)下端の蓋部(34)を取り外すことにより、搬送部材
(3)を円筒体(2)の下方から挿抜して簡単に分解し組立
てできるように構成してある。
フランジ固定部(27)で分離可能に固定してあり、この蓋
部(34)に軸受(15)を介して上記回転軸(12)の下端部を回
転可能に枢支してある。一方、円筒体(2)の上端(2b)も
上記下端(2a)と同様に蓋部を分離可能に固定してこの蓋
部に軸受を介して上記回転軸(12)の上端部を回転可能に
枢支してあり、さらにこの上端(2b)側の蓋部にギヤケー
ス(25)を介して上記電動モータ(4)を取り付けてある。
上記フランジ固定部(27)による固定を解除して円筒体
(2)下端の蓋部(34)を取り外すことにより、搬送部材
(3)を円筒体(2)の下方から挿抜して簡単に分解し組立
てできるように構成してある。
【0046】従って、本発明の搬送装置(1)は、保守整
備が容易であるうえ、分解洗浄も簡単に行うことができ
る。しかしながら、この実施の形態1では、異物排出路
(39)を透設した部分に外管(40)を気密状に固定してある
ので、搬送する錠剤の種類を切り替える際に、分解や再
組立の不要ないわゆるインライン洗浄を行うことも可能
である。
備が容易であるうえ、分解洗浄も簡単に行うことができ
る。しかしながら、この実施の形態1では、異物排出路
(39)を透設した部分に外管(40)を気密状に固定してある
ので、搬送する錠剤の種類を切り替える際に、分解や再
組立の不要ないわゆるインライン洗浄を行うことも可能
である。
【0047】即ち、上記円筒体(2)の下端(2a)の蓋部(3
4)には端面に洗浄用導入口(20)を設けてあり、この洗浄
用導入口(20)に送液ポンプ(26)を介して洗浄液タンク(2
3)を接続してある。一方、円筒体(2)の上端(2b)の上面
には洗浄用排出口(22)を開口してある。
4)には端面に洗浄用導入口(20)を設けてあり、この洗浄
用導入口(20)に送液ポンプ(26)を介して洗浄液タンク(2
3)を接続してある。一方、円筒体(2)の上端(2b)の上面
には洗浄用排出口(22)を開口してある。
【0048】そして、錠剤(18)の搬送を終了すると、各
開閉弁(24)を操作して洗浄液タンク(23)を洗浄用導入口
(20)に連通させ、洗浄液を送液ポンプ(26)で供給して円
筒体(2)内に満たし、洗浄用排出口(22)から洗浄液を排
出する。円筒体(2)内は回転軸(12)と螺旋羽根(13)から
なる搬送部材(3)を配設しているだけであり、また、円
筒体(2)のうち異物排出路(39)を透設した部分は上記外
管(40)により気密状に覆われているので、上記洗浄液に
より簡単に洗浄される。
開閉弁(24)を操作して洗浄液タンク(23)を洗浄用導入口
(20)に連通させ、洗浄液を送液ポンプ(26)で供給して円
筒体(2)内に満たし、洗浄用排出口(22)から洗浄液を排
出する。円筒体(2)内は回転軸(12)と螺旋羽根(13)から
なる搬送部材(3)を配設しているだけであり、また、円
筒体(2)のうち異物排出路(39)を透設した部分は上記外
管(40)により気密状に覆われているので、上記洗浄液に
より簡単に洗浄される。
【0049】このとき、円筒体(2)は錠剤投入口(7)の
形状が比較的複雑であるため、洗浄液を供給する前に、
前記フランジ固定部(27)の固定を解除して下部円筒体(2
d)を取り外し、同じ長さ寸法で直管状の交換用円筒体を
組付けておくとよい。これにより円筒体(2)の内面(17)
が均一形状となり、上記異物排出路(39)内や搬送部材
(3)の隅々まで良好に洗浄できるとともに、取り外した
下部円筒体(2d)も、長さが短く内面の隅々まで手が届き
易いので簡単に洗浄することができる。
形状が比較的複雑であるため、洗浄液を供給する前に、
前記フランジ固定部(27)の固定を解除して下部円筒体(2
d)を取り外し、同じ長さ寸法で直管状の交換用円筒体を
組付けておくとよい。これにより円筒体(2)の内面(17)
が均一形状となり、上記異物排出路(39)内や搬送部材
(3)の隅々まで良好に洗浄できるとともに、取り外した
下部円筒体(2d)も、長さが短く内面の隅々まで手が届き
易いので簡単に洗浄することができる。
【0050】上記洗浄時に圧力空気供給手段(35)からの
加圧空気を噴出口(37)から噴出させると、そのバブリン
グ効果により円筒体(2)の内面(17)や搬送部材(3)を良
好に洗浄することができる。また、この洗浄時に円筒体
(2)の軸心(5)と水平面との交差角度(a)を変更して、
例えば、円筒体(2)の下部(6)を真下にする垂直姿勢か
ら水平姿勢や、上記下部(6)を真上にする垂直姿勢にま
で変更することにより円筒体(2)の内面(17)や異物排出
路(39)内、搬送部材(3)の隅々等を良好に洗浄すること
ができる。さらに、上記洗浄時に螺旋羽根(13)を例えば
150r.p.m.以上の高速で正逆回転させることにより、
円筒体(2)内で洗浄液を撹拌して装置を効率よく洗浄す
ることができる。
加圧空気を噴出口(37)から噴出させると、そのバブリン
グ効果により円筒体(2)の内面(17)や搬送部材(3)を良
好に洗浄することができる。また、この洗浄時に円筒体
(2)の軸心(5)と水平面との交差角度(a)を変更して、
例えば、円筒体(2)の下部(6)を真下にする垂直姿勢か
ら水平姿勢や、上記下部(6)を真上にする垂直姿勢にま
で変更することにより円筒体(2)の内面(17)や異物排出
路(39)内、搬送部材(3)の隅々等を良好に洗浄すること
ができる。さらに、上記洗浄時に螺旋羽根(13)を例えば
150r.p.m.以上の高速で正逆回転させることにより、
円筒体(2)内で洗浄液を撹拌して装置を効率よく洗浄す
ることができる。
【0051】洗浄が終了すると、次に各開閉弁(24)を切
り替え、圧力空気供給手段(35)から噴出口(37)を介して
乾燥空気を円筒体(2)内に導入することにより、円筒体
(2)の内面(17)と搬送部材(3)とを乾燥することができ
る。なお、この乾燥処理においても、螺旋羽根(13)を回
転させることにより遠心力で洗浄液を液切りし、乾燥空
気中を高速で回転させて螺旋羽根(13)の表面上に大量の
乾燥空気を隈無く流して素早く乾燥させることができ
る。
り替え、圧力空気供給手段(35)から噴出口(37)を介して
乾燥空気を円筒体(2)内に導入することにより、円筒体
(2)の内面(17)と搬送部材(3)とを乾燥することができ
る。なお、この乾燥処理においても、螺旋羽根(13)を回
転させることにより遠心力で洗浄液を液切りし、乾燥空
気中を高速で回転させて螺旋羽根(13)の表面上に大量の
乾燥空気を隈無く流して素早く乾燥させることができ
る。
【0052】この実施の形態1では円筒体(2)の下部
(6)から洗浄液等を導入したが、上部(9)から導入して
もよく、また、円筒体(2)に設けた洗浄用導入口(20)と
洗浄用排出口(22)とを用いて洗浄液を流通させたが、錠
剤投入口(7)と錠剤排出口(10)とを利用して、洗浄液や
乾燥用空気を円筒体(2)内に流通させてもよい。
(6)から洗浄液等を導入したが、上部(9)から導入して
もよく、また、円筒体(2)に設けた洗浄用導入口(20)と
洗浄用排出口(22)とを用いて洗浄液を流通させたが、錠
剤投入口(7)と錠剤排出口(10)とを利用して、洗浄液や
乾燥用空気を円筒体(2)内に流通させてもよい。
【0053】上記実施の形態1では搬送部材(3)を回転
軸(12)に1条の螺旋羽根(13)を固設して構成したが、複
数条の螺旋羽根を固設して構成してもよい。また、この
実施の形態1では上部円筒体(2u)と搬送部材(3)とをそ
れぞれ1部材で構成しているが、本発明は複数の円筒体
や搬送部材をそれぞれ直列に接続して構成することも可
能である。さらに、上記実施の形態1では電動モータ
(4)を円筒体(2)の上部に固定したが、円筒体の下部に
固定してもよく、あるいは円筒体には直接固定せず、伝
動機構を介して搬送部材に連動連結してもよい。
軸(12)に1条の螺旋羽根(13)を固設して構成したが、複
数条の螺旋羽根を固設して構成してもよい。また、この
実施の形態1では上部円筒体(2u)と搬送部材(3)とをそ
れぞれ1部材で構成しているが、本発明は複数の円筒体
や搬送部材をそれぞれ直列に接続して構成することも可
能である。さらに、上記実施の形態1では電動モータ
(4)を円筒体(2)の上部に固定したが、円筒体の下部に
固定してもよく、あるいは円筒体には直接固定せず、伝
動機構を介して搬送部材に連動連結してもよい。
【0054】本実施の形態1では錠剤搬送路(S)の略全
長に亘って異物排出路(39)を形成したが、錠剤搬送路
(S)が十分に長い場合には、例えば錠剤投入口(7)側の
一部にのみ形成してもよい。また、この異物排出路(39)
は錠剤搬送路(S)の少なくとも下側周壁に透設してあれ
ばよい。
長に亘って異物排出路(39)を形成したが、錠剤搬送路
(S)が十分に長い場合には、例えば錠剤投入口(7)側の
一部にのみ形成してもよい。また、この異物排出路(39)
は錠剤搬送路(S)の少なくとも下側周壁に透設してあれ
ばよい。
【0055】即ち、図4は実施の形態2を示す縦断面図
であり、異物排出路(39)を錠剤搬送路(S)の下側周壁に
透設し、この異物排出路(39)を透設した部分のみを覆う
状態に外管(40)を円筒体に固定してある。他の構成は上
記実施の形態1と同様であり、錠剤(18)に混入している
異物(44)は錠剤(18)から分離して異物排出路(39)から円
筒体(2)の外部へ排出される。
であり、異物排出路(39)を錠剤搬送路(S)の下側周壁に
透設し、この異物排出路(39)を透設した部分のみを覆う
状態に外管(40)を円筒体に固定してある。他の構成は上
記実施の形態1と同様であり、錠剤(18)に混入している
異物(44)は錠剤(18)から分離して異物排出路(39)から円
筒体(2)の外部へ排出される。
【0056】上記実施の形態1及び2では、いずれも外
管(40)の端部を円筒体(2)に密閉状態に固定してあり、
錠剤搬送路(S)をクローズド化してある。しかしなが
ら、本発明の装置では、クローズド化する必要がなけれ
ば必ずしも外管(40)の端部を円筒体(2)に密閉状態に固
定する必要はない。
管(40)の端部を円筒体(2)に密閉状態に固定してあり、
錠剤搬送路(S)をクローズド化してある。しかしなが
ら、本発明の装置では、クローズド化する必要がなけれ
ば必ずしも外管(40)の端部を円筒体(2)に密閉状態に固
定する必要はない。
【0057】即ち、図5は実施の形態3を示す縦断面図
であり、円筒体(2)の下方に樋状の受け部材(47)を配置
し、異物排出路(39)から排出される異物(44)を受け止め
集めることができるように構成してある。なお、図5及
び図6に示すように、この実施の形態3では上記異物排
出路(39)の通路方向を鉛直方向に形成してある。このた
め、異物排出路(39)の入口(43)に入った異物(44)は重力
の作用により円滑に外部へ排除できるうえ、図6に示す
ように、この入口(43)の周縁のうち錠剤(18)の搬送方向
下流側が鈍角となるため、錠剤(18)はこの周縁に引っ掛
かることなく円滑に搬送される。
であり、円筒体(2)の下方に樋状の受け部材(47)を配置
し、異物排出路(39)から排出される異物(44)を受け止め
集めることができるように構成してある。なお、図5及
び図6に示すように、この実施の形態3では上記異物排
出路(39)の通路方向を鉛直方向に形成してある。このた
め、異物排出路(39)の入口(43)に入った異物(44)は重力
の作用により円滑に外部へ排除できるうえ、図6に示す
ように、この入口(43)の周縁のうち錠剤(18)の搬送方向
下流側が鈍角となるため、錠剤(18)はこの周縁に引っ掛
かることなく円滑に搬送される。
【0058】図7は実施の形態4を示し、異物排出路(3
9)を外開きのテーパー形状に形成したものである。即
ち、本発明の異物排出路(39)は入口(43)が錠剤など粒状
物(18)の外形よりも小さければよく、この実施の形態4
のように異物排出路(39)を外開きのテーパー形状にして
おくと、入口(43)に入った異物(44)は円滑に外部へ排除
される。
9)を外開きのテーパー形状に形成したものである。即
ち、本発明の異物排出路(39)は入口(43)が錠剤など粒状
物(18)の外形よりも小さければよく、この実施の形態4
のように異物排出路(39)を外開きのテーパー形状にして
おくと、入口(43)に入った異物(44)は円滑に外部へ排除
される。
【0059】上記実施の形態1〜4では、いずれも異物
排出路(39)の通路断面を円形に形成してあるが、本発明
の異物排出路は他の形状に形成してもよい。
排出路(39)の通路断面を円形に形成してあるが、本発明
の異物排出路は他の形状に形成してもよい。
【0060】即ち、図8は実施の形態5の円筒体の要部
底面図であり、異物排出路(39)を円筒体(2)の軸心(5)
と直交する平面上に形成した細長いスリットで構成した
ものである。
底面図であり、異物排出路(39)を円筒体(2)の軸心(5)
と直交する平面上に形成した細長いスリットで構成した
ものである。
【0061】また、図9は実施の形態6の円筒体の要部
底面図であり、異物排出路(39)を円筒体(2)の軸心(5)
と平行なスリットで構成したものである。この場合、ス
リット状の異物排出路(39)上に位置する錠剤(18)は螺旋
羽根(13)によりスリット方向に対して真横から押圧され
ることが少なく、スリット上を円滑に通過して錠剤排出
口(10)に向けて搬送される。
底面図であり、異物排出路(39)を円筒体(2)の軸心(5)
と平行なスリットで構成したものである。この場合、ス
リット状の異物排出路(39)上に位置する錠剤(18)は螺旋
羽根(13)によりスリット方向に対して真横から押圧され
ることが少なく、スリット上を円滑に通過して錠剤排出
口(10)に向けて搬送される。
【0062】上記実施の形態1〜6では、いずれも医薬
品である錠剤を搬送する場合について説明したが、他の
粒状物を搬送する場合にも同様に適用できることはいう
までもない。また本発明は、混入している異物を分離し
排除しながら粒状物を効率よく搬送することを目的とし
ており、上記実施の形態の構成に限定されるものではな
い。従って、円筒体や搬送部材の材料、外径、螺旋羽根
の形状や構造、搬送部材の回転速度等は、それぞれ搬送
する粒状物の種類や搬送高さ、設置スペース等に応じて
適宜設定され組み合わせて適用される。
品である錠剤を搬送する場合について説明したが、他の
粒状物を搬送する場合にも同様に適用できることはいう
までもない。また本発明は、混入している異物を分離し
排除しながら粒状物を効率よく搬送することを目的とし
ており、上記実施の形態の構成に限定されるものではな
い。従って、円筒体や搬送部材の材料、外径、螺旋羽根
の形状や構造、搬送部材の回転速度等は、それぞれ搬送
する粒状物の種類や搬送高さ、設置スペース等に応じて
適宜設定され組み合わせて適用される。
【0063】なお、上記実施の形態は錠剤を斜め上方へ
搬送する場合について説明したが、本発明装置は粒状物
を水平方向や斜め下方へ搬送する場合にも適用すること
ができ、同様に有効な効果を奏することができる。
搬送する場合について説明したが、本発明装置は粒状物
を水平方向や斜め下方へ搬送する場合にも適用すること
ができ、同様に有効な効果を奏することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され作用する
ことから、次の効果を奏する。
ことから、次の効果を奏する。
【0065】(1) 搬送部材の回転により粒状物を搬送
する過程で、粒状物群の中に含まれていた異物が異物排
出路から外部へ排出されるので、異物を含む粒状物を搬
送するだけで簡単かつ確実に粒状物から異物を除去する
ことができ、粒状物のみを効率よく搬送することができ
る。しかも、粒状物搬送路の周壁に異物排出路を透設し
た搬送装置で搬送するだけで異物を除去できるので、前
記従来技術のような篩掛け工程の設備や追加の工数を必
要とせず、安価に実施できる。
する過程で、粒状物群の中に含まれていた異物が異物排
出路から外部へ排出されるので、異物を含む粒状物を搬
送するだけで簡単かつ確実に粒状物から異物を除去する
ことができ、粒状物のみを効率よく搬送することができ
る。しかも、粒状物搬送路の周壁に異物排出路を透設し
た搬送装置で搬送するだけで異物を除去できるので、前
記従来技術のような篩掛け工程の設備や追加の工数を必
要とせず、安価に実施できる。
【0066】(2) 異物排出路の入口を円形に形成した場
合には、この異物排出路を透設する加工が容易であるう
え、粒状物がこの異物排出路の入口に引っ掛かる虞れが
ないので、この引っ掛かりによる粒状物の損傷を防いで
円滑に粒状物を排出口へ搬送することができる。
合には、この異物排出路を透設する加工が容易であるう
え、粒状物がこの異物排出路の入口に引っ掛かる虞れが
ないので、この引っ掛かりによる粒状物の損傷を防いで
円滑に粒状物を排出口へ搬送することができる。
【0067】(3) 異物排出路をスリットで形成した場合
には、1つの異物排出路の入口の開口面積が大きく、粒
状物搬送路内の異物を効率よく捕捉して排出することが
できる。しかも、このスリットを螺旋羽根の外周縁とは
交差する方向に設けた場合には、粒状物は螺旋羽根に押
されてこのスリット上を円滑に通過できるので、粒状物
を傷ついたり破損したりすることなく搬送することがで
きる。
には、1つの異物排出路の入口の開口面積が大きく、粒
状物搬送路内の異物を効率よく捕捉して排出することが
できる。しかも、このスリットを螺旋羽根の外周縁とは
交差する方向に設けた場合には、粒状物は螺旋羽根に押
されてこのスリット上を円滑に通過できるので、粒状物
を傷ついたり破損したりすることなく搬送することがで
きる。
【0068】(4) 異物排出路の通路方向を鉛直方向に近
づけて形成すると、この異物排出路に入った異物を外部
へ円滑に排出できるうえ、粒状物搬送路の搬送方向を斜
め上方に傾斜させている場合には粒状物が異物排出路の
入口周縁に引っ掛かりにくいので、斜め上方の排出口に
向けて粒状物を円滑に搬送することができる。
づけて形成すると、この異物排出路に入った異物を外部
へ円滑に排出できるうえ、粒状物搬送路の搬送方向を斜
め上方に傾斜させている場合には粒状物が異物排出路の
入口周縁に引っ掛かりにくいので、斜め上方の排出口に
向けて粒状物を円滑に搬送することができる。
【0069】(5) 円筒体の異物排出路を設けた部分を覆
う状態に外管を配置し、この外管の端部を円筒体に密閉
状態に固定した場合には、異物排出路から外部へ排出さ
れた異物を散乱させることなく外管の内面に受け止めて
簡単に除去できる。しかも、粒状物搬送路がクローズド
化されているため、外部から新たな異物が混入する虞れ
がないうえ、粒状物搬送路内に洗浄液を満たすなどし
て、装置を組み立てた状態でのいわゆるインライン洗浄
や乾燥を容易に行うことができる。従って、殊に医薬品
の製造工程においては、相互汚染を生じることなく、簡
単かつ確実に製造品目を変更できるという大きな利点が
ある。
う状態に外管を配置し、この外管の端部を円筒体に密閉
状態に固定した場合には、異物排出路から外部へ排出さ
れた異物を散乱させることなく外管の内面に受け止めて
簡単に除去できる。しかも、粒状物搬送路がクローズド
化されているため、外部から新たな異物が混入する虞れ
がないうえ、粒状物搬送路内に洗浄液を満たすなどし
て、装置を組み立てた状態でのいわゆるインライン洗浄
や乾燥を容易に行うことができる。従って、殊に医薬品
の製造工程においては、相互汚染を生じることなく、簡
単かつ確実に製造品目を変更できるという大きな利点が
ある。
【0070】(6) 螺旋羽根の外周縁と円筒体の内面との
間に搬送する粒状物の外形よりも小さな寸法の間隙を形
成した場合には、螺旋羽根の周縁部と円筒体内面との接
触による摩滅や異物の発生を抑制できるうえ、粒状物は
螺旋羽根により搬送されるのに対し細かな異物はこの間
隙を通過して搬送されないことから、これらの異物を粒
状物から効果的に分離することができる。
間に搬送する粒状物の外形よりも小さな寸法の間隙を形
成した場合には、螺旋羽根の周縁部と円筒体内面との接
触による摩滅や異物の発生を抑制できるうえ、粒状物は
螺旋羽根により搬送されるのに対し細かな異物はこの間
隙を通過して搬送されないことから、これらの異物を粒
状物から効果的に分離することができる。
【0071】(7) 粒状物搬送路に圧力気体供給手段を連
通連結した場合には、粒状物間に挟まった異物がこの圧
力気体供給手段から供給される圧力気体により移動する
ので、異物排出路から円筒体の外部へ異物を円滑に排出
することができる。
通連結した場合には、粒状物間に挟まった異物がこの圧
力気体供給手段から供給される圧力気体により移動する
ので、異物排出路から円筒体の外部へ異物を円滑に排出
することができる。
【0072】(8) 円筒体に振動装置を連動連結した場合
には、この振動装置の振動で粒状物間に挟まった異物が
下方に振り落とされるので、異物排出路から円筒体の外
部へ異物を円滑に排出することができる。
には、この振動装置の振動で粒状物間に挟まった異物が
下方に振り落とされるので、異物排出路から円筒体の外
部へ異物を円滑に排出することができる。
【0073】(9) 搬送部材の表面に撹拌部材を突設した
場合には、この撹拌部材により粒状物の塊が撹拌されて
粒状物間に挟まった異物が下方へ移動するので、異物排
出路から円筒体の外部へ異物を円滑に排出することがで
きる。
場合には、この撹拌部材により粒状物の塊が撹拌されて
粒状物間に挟まった異物が下方へ移動するので、異物排
出路から円筒体の外部へ異物を円滑に排出することがで
きる。
【図1】本発明の実施の形態1を示す、錠剤の搬送装置
の一部破断側面図である。
の一部破断側面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図1の錠剤搬送路における要部拡大図である。
【図4】実施の形態2を示す、図2相当図である。
【図5】実施の形態3を示す、図2相当図である。
【図6】実施の形態3を示す、異物排出路周辺の要部拡
大図である。
大図である。
【図7】実施の形態4を示す、図6相当図である。
【図8】実施の形態5を示す、円筒体の要部底面図であ
る。
る。
【図9】実施の形態6を示す、図8相当図である。
2…円筒体、 3…搬送部材、 4…駆動部(電動モータ)、 5…円筒体の軸心、 7…投入口(錠剤投入口)、 10…排出口(錠剤排出口)、 12…回転軸、 13…螺旋羽根、 16…螺旋羽根の外周縁、 17…円筒体の内面、 18…粒状物(錠剤)、 19…間隙、 35…圧力気体供給手段(圧力空気供給手段)、 39…異物排出路、 40…外管、 43…異物排出路の入口、 45…振動装置、 46…撹拌部材、 a…円筒体の軸心と水平面との交差角度(円筒体の傾斜
角度)、 S…粒状物搬送路(錠剤搬送路)。
角度)、 S…粒状物搬送路(錠剤搬送路)。
Claims (9)
- 【請求項1】 直管状の円筒体(2)と、この円筒体(2)
の内部に回転可能に配設した搬送部材(3)と、この搬送
部材(3)に連動連結した駆動部(4)とを備え、 上記搬送部材(3)を円筒体(2)の軸心(5)に沿って配設
した回転軸(12)とその回転軸(12)の周面から突出してい
る螺旋羽根(13)とから構成し、 上記円筒体(2)を、上記軸心(5)と水平面との交差角度
(a)が75度以下となるように設定して配置し、この円
筒体(2)に投入口(7)と排出口(10)とを開口して、この
投入口(7)と排出口(10)との間で円筒体(2)の内部に粒
状物搬送路(S)を形成し、 上記粒状物搬送路(S)の少なくとも一部の下側周壁に異
物排出路(39)を透設して、この異物排出路(39)の粒状物
搬送路(S)に開口する入口(43)を搬送する粒状物(18)の
外形よりも小さく形成したことを特徴とする、粒状物の
搬送装置。 - 【請求項2】 異物排出路(39)の入口(43)が円形であ
る、請求項1に記載の粒状物の搬送装置。 - 【請求項3】 異物排出路(39)が螺旋羽根(13)の螺旋状
の外周縁(16)とは交差する方向に設けたスリットであ
る、請求項1に記載の粒状物の搬送装置。 - 【請求項4】 異物排出路(39)の通路方向を鉛直方向に
近付けて形成した、請求項1から請求項3のいずれか1
項に記載の粒状物の搬送装置。 - 【請求項5】 円筒体(2)の異物排出路(39)を設けた部
分を覆う状態に外管(40)を配置し、この外管(40)の端部
を円筒体(2)に密閉状態に固定した、請求項1から請求
項4のいずれか1項に記載の粒状物の搬送装置。 - 【請求項6】 螺旋羽根(13)の外周縁(16)と円筒体(2)
の内面(17)との間に搬送する粒状物(18)の外形よりも小
さな寸法の間隙(19)を形成した、請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載の粒状物の搬送装置。 - 【請求項7】 粒状物搬送路(S)に圧力気体供給手段(3
5)を連通連結した、請求項1から請求項6のいずれか1
項に記載の粒状物の搬送装置。 - 【請求項8】 円筒体(2)に振動装置(45)を連動連結し
た、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の粒状
物の搬送装置。 - 【請求項9】 搬送部材(3)の表面に撹拌部材(46)を突
設した、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の
粒状物の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155896A JPH09253579A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 粒状物の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155896A JPH09253579A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 粒状物の搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253579A true JPH09253579A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13174571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6155896A Withdrawn JPH09253579A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 粒状物の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253579A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008221045A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Atex Co Ltd | 揚穀選別機 |
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-
1996
- 1996-03-19 JP JP6155896A patent/JPH09253579A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
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| CN114408583B (zh) * | 2022-02-23 | 2024-04-26 | 杭州日至盛净化设备有限公司 | 一种暴风雪式吸附剂加料机 |
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|---|---|---|---|
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