JPH09253996A - 棒状部材の端部加工装置 - Google Patents

棒状部材の端部加工装置

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JPH09253996A
JPH09253996A JP9362296A JP9362296A JPH09253996A JP H09253996 A JPH09253996 A JP H09253996A JP 9362296 A JP9362296 A JP 9362296A JP 9362296 A JP9362296 A JP 9362296A JP H09253996 A JPH09253996 A JP H09253996A
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JP
Japan
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rod
tool
processing
machining
rotary
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JP9362296A
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Katsuhiro Fujita
克浩 藤田
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状部材の端部の外周を加工する端部加工装
置であって、直径、長さの異なった多種類の棒状部材に
ついて、切り込み量や送り量の調整を簡単に行える棒状
部材の端部加工装置を提供すること。 【解決手段】 棒状部材Wを加工する回転加工部30
と、棒状部材Wを前記回転加工部30の回転中心位置に
おいて固定支持するクランプ部10とを備え、前記回転
加工部30は、回転駆動される基盤32と、この基盤3
2に取付けられて、前記棒状部材Wに対して近接・離隔
する方向に移動する加工工具34と、回転加工部30の
回転による遠心力を前記加工工具34を棒状部材Wに対
して近接方向に付勢する力に変換する変換機構35と、
基盤32に取り付けられて前記加工工具34を、前記棒
状部材Wに対して離隔する方向に付勢する付勢手段3
7,38とからなる構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、棒状部材の端部
の外周を加工する端部加工装置に関するものである。
尚、ここでいう棒状部材とは、中心に穴を有する棒、即
ち筒状、或は管状の部材を含む。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】棒状部材の端面や、端
部の外周を研削したり、研磨する場合、この棒状部材
(以下ワークという)を回転させ、このワークに研削加
工や研磨加工のための加工工具を切り込ませて行なう
が、前記ワークを回転させるための主軸(駆動軸)への
固定は長尺なものほど難しくなる。また、ワークの長さ
や、径の種類が多いほど、ワークに対する加工工具の切
り込み量や送り量を調整する必要があって、この作業が
繁雑になる。また、前記加工工具が磨耗するなどした場
合や、磨耗した加工工具を新品に交換した場合等におい
ては、前記切り込み量や送り量を調整する必要がある。
【0003】従って、この発明が解決しようとする課題
は、直径、長さの異なった多種類のワークについて、前
記切り込み量や送り量の調整を簡単に行える棒状部材の
端部加工装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、棒状部材の
端部の外周を加工する端部加工装置であって、前記棒状
部材を加工する回転加工部と、棒状部材を前記回転加工
部の回転中心位置において固定支持するクランプ部とを
備え、前記回転加工部は、回転駆動される基盤と、この
基盤に取付けられて、前記棒状部材に対して近接・離隔
する方向に移動する加工工具と、回転加工部の回転によ
る遠心力を前記加工工具を棒状部材に対して近接方向に
付勢する力に変換する変換機構と、基盤に取り付けられ
て前記加工工具を、前記棒状部材に対して離隔する方向
に付勢する付勢手段とからなる構成によって、上述の課
題に解決するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態は、棒状部
材をワークとし、このワークの端部の外周を加工する端
部加工装置において実現される。このような加工は、例
えば、棒状部材の端部にネジを転造する際の下加工とし
て行なわれる。
【0006】前記端部加工装置は、前記ワークを加工す
る回転加工部と、ワークを前記回転加工部の回転中心位
置において固定支持するクランプ部とで構成され、前記
ワークを固定状態に保持したまま、回転する回転加工部
によって、このワークの端部を加工する。この加工は、
端部外周の研磨、研削等であり、従って加工工具は、研
磨、研削加工に対応した研磨材、研削工具である。
【0007】前記回転加工部は、回転駆動される基盤
と、この基盤に取付けられて、前記ワークに対して近接
・離隔する方向に移動する加工工具と、回転加工部の回
転による遠心力を前記加工工具を棒状部材に対して近接
方向に付勢する力に変換する変換機構と、基盤に取り付
けられて前記加工工具を、前記棒状部材に対して離隔す
る方向に付勢する付勢手段とからなる。即ち、回転加工
部の回転によって加工工具はワークに向けて近接するよ
うに移動する。従って、ワークへの切り込み量は前記遠
心力によって決定されるため、前記回転加工部の回転数
は、適宜の制御器によって、所望の切り込み量に対応さ
せて調整される。
【0008】前記加工工具は、ワークに向けて近接・離
隔する方向に移動可能に基盤に取付けたものであり、こ
の際、近接・離隔の方向は、必ずしも前記ワークの中心
に向かう必要はない。また、この移動可能な取り付け
は、前記基盤上に適宜の案内部材を配置してこの案内部
材に沿って直線的に往復動作させたものでも、適宜の箇
所に設けた回転支軸を中心に旋回するように往復動作さ
せる構成を含む。
【0009】前記変換機構は、回転加工部の回転により
作用する遠心力を、前記加工工具を棒状部材に対して近
接させる方向の力に変換するもので、遠心力を受けるお
もり部材を前記回転加工部の回転軸を挟んで対向する側
に配置し、遠心力を受けるおもり部材が回転加工部の外
周方向に移動する力を加工工具のワークへの近接方向の
駆動力として利用する機構や、前記おもり部材に作用す
る遠心力を公知のリンク機構等を介して前記加工工具に
伝達するものを含む。
【0010】また、前記付勢部材は、加工工具をワーク
に対して離隔する方向に付勢するものであり、前記遠心
力による加工工具の移動方向と逆方向に作用するもので
ある。従って、工具台に作用する遠心力は、この付勢部
材によって弱められ、回転加工部の回転によって生じる
工具台を移動させる力は減少するため、回転数による加
工工具に作用する力の調整が容易である。また、この付
勢部材は、工具台を初期位置に復帰させる機能を有する
ものである。
【0011】更に、回転加工部に、2つ以上の加工工具
を備えるものにおいては、各加工工具の移動を同期させ
る同期機構を設ける。この同期機構は、前記加工工具の
移動量、遠心力による力を各加工工具で均一化するため
のもので、各加工工具によるワークへの切り込み量、圧
接力を均一化するものである。 この同期機構は、特
に、回転加工部が水平な軸のまわりに回転するものであ
る場合に、効果的である。即ち、この場合、変換機構を
介して加工工具に作用する遠心力は、回転加工部の中心
から外方に向けて均一に作用するが、重力は、全て鉛直
下方に作用するため、ワークへの切り込み量や圧接力が
異なることになる。そのため、この同期機構により重力
の影響を打消すことができる。この同期機構としては、
リンク機構,チェーンとスプロケット,ラックとピニオ
ン等の公知の手段を利用できる。
【0012】更に、前記回転加工部の回転中心に、前記
ワークの端面、或は内面加工用の加工工具を設けること
により、この加工工具によって、ワークの端面や内面を
加工することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の具体的な実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。尚、図面に示す実施例は、ワー
クWの端部にネジ部を転造加工する場合、その下処理加
工としてワークWの端部の外周の黒皮の除去、及びその
端面のバリ取りを行なう装置に適用した例について図示
したもので、図1は、この発明に係る棒状部材の端部加
工装置の具体的実施例の側面説明図,図2は、図1のII
−II部矢視図,図3は、図1のIII −III 部矢視図,図
4は、図1の平面説明図,図5は、図1の正面説明図で
ある。
【0014】図面において、端部加工装置は、前記ワー
クWを加工する回転加工部30と、ワークWを前記回転
加工部30の回転中心位置において固定支持するクラン
プ部10とで構成され、これらは共通の架台1上に配置
してある。
【0015】前記クランプ部10は、未加工のワークW
を加工のための所定位置に固定するためのもので、それ
ぞれVブロック形状とした固定片11と可動片12とで
構成される。前記固定片11は前記架台1上に固定して
あり、前記可動片12は上下方向に往復動作することに
より、この固定片11に対して近接、離隔する。このク
ランプ部10には、図1の左側から、ワークWが搬入さ
れ、このワークWの端部を固定片11及び可動片12の
V字状溝間に挟みこむことにより、前記所定位置に固定
する。
【0016】前記クランプ部10は、ワークWを前記所
定位置に位置決めするためのストッパー機構20を備え
る。このストッパー機構20は、クランプ部10に搬入
されるワークWの先端側に設けられており、搬入される
ワークWに対して径方向(図1の上下方向)に往復動作
するストッパー片21を備える。このストッパー片21
に、挿入されるワークWの先端面を当接させる。
【0017】前記回転加工部30は、駆動力が付与され
る主軸31に取付けてある。この主軸31は、クランプ
部10において固定状態のワークWに向けて軸方向に往
復動可能となっている。尚、前記主軸31は、回転加工
部30の回転中心であり、この回転中心に、前記クラン
プ部10において固定されるワークWの中心軸は一致す
る。
【0018】前記回転加工部30は、主軸31に固定し
た基盤32と、この基盤32に取付けられて、前記棒状
部材Wに対して近接・離隔する方向に移動する加工工具
34と、回転加工部30の回転による遠心力を前記加工
工具34を棒状部材Wに対して近接方向に付勢する力に
変換する変換機構35と、基盤32に取り付けられて前
記加工工具34を、前記棒状部材Wに対して離隔する方
向に付勢する付勢手段37,38とで構成される。
【0019】前記加工工具34は、この実施例では2つ
を対向配置して用いており、各加工工具34は、前記基
盤32の両側に配置した工具台33を介して前記基盤3
2に取付けられる。各工具台33は、前記基盤32の両
側に固定した案内部材33aに沿って直線状に往復動作
可能となっており、両者は互いに略平行であって、回転
加工部30の回転軸からの距離も同じとしてある。そし
て、この各工具台33に前記加工工具34を脱着自在に
取り付けてある。この配置により、加工工具34は前記
回転加工部30の回転中心を挟んで対称位置としてあ
る。尚、この工具台33を3個以上設ける場合には、各
工具台33を回転加工部30の回転中心の回りに等間隔
で配置すればよい。
【0020】前記変換機構35は、回転加工部30の回
転による遠心力を前記加工工具34を棒状部材Wに対し
て近接方向に付勢する力に変換するため、前記工具台3
3とバランスウェイト36とで構成してある。この実施
例では、各工具台33において、加工工具34と対向す
る側にバランスウェイト36を取り付けることによっ
て、遠心力を加工工具34をワークWに近接させる方向
に変換している。即ち、回転加工部30の回転によって
工具台33がバランスウェイト36の側に移動すると、
加工工具34がワークWに向けて移動するように、前記
加工工具34,工具台33,バランスウェイト36の重
量配分、並びに工具台34に対するバランスウェイト3
6の取付位置を設定してある。従って、ワークWへの切
り込み量は前記遠心力によって決定されるため、前記回
転加工部30の回転数は、適宜の制御器によって、所望
の切り込み量に対応させて調整される。またこの加工工
具34は、端部外周の研磨の場合は、ブラシや砥石等で
あり、研削の場合にはバイト等である。
【0021】また、前記回転加工部30には、前記加工
工具34を前記遠心力による移動方向と逆の方向に付勢
する付勢手段を設けてある。この付勢手段は、工具台3
3の加工工具34の取り付け側において、基盤32との
間に配置され、前記工具台33をワークWに対して離隔
する方向に常時付勢する第1付勢部材37と、基盤32
の裏面側において、前記加工工具34がワークWに近接
する位置まで工具台33が移動した後に作用する第2付
勢部材38である。前記第1付勢部材37は、この実施
例では引張スプリングであり、上述の機能の他、回転加
工部30の回転数を減少、或は停止した場合に加工工具
34を初期位置に復帰させる機能を有する。また、前記
第2付勢部材38は、この実施例では圧縮スプリングで
あり、工具台33に取付けられて基盤32の裏面側に延
びる押し板39によって圧縮され、付勢力を発揮する。
この押し板39と第2付勢部材38とは、前述したよう
に加工工具34がワークWに近接する位置まで工具台3
3が移動した後に作用するように、所定の間隔を保持し
て対向させてある。また、これらの第1,第2付勢部材
37,38は、遠心力により加工工具34に加わる力を
調整することにより、主軸31の回転数の変化量に対す
る加工工具34に加わる力の変化量を減少させるもの
で、これによって、加工工具34のワークWに対する圧
接力の調整を容易にする。この作用は、特に、第2付勢
部材38において強く発揮されるように、その付勢力を
設定してある。
【0022】更に、この実施例においては、回転加工部
30が、2つ以上の加工工具34を備えるため、前記加
工工具34のワークWへの近接移動を同期させる同期機
構40を設けてある。この同期機構40は、各加工工具
34のワークWへの圧接力や、近接方向の移動距離を均
一化するものであり、特にこの実施例にように回転加工
部30が水平軸を中心に回転するものの場合には、各工
具台33は重力の影響を受け、ワークWに作用する加工
工具34の圧接力に相違が生じるのを防止するものであ
る。この同期機構40は、前記各工具台33のそれぞれ
に取付けたラック41と、前記主軸31に同軸に回転自
在に取付けた歯車42で構成されるもので、各ラック4
1と歯車42の噛み合わせにより、前記工具台33は同
期して近接・離隔する。尚、前記ラック41は、この実
施例においては、前記第2付勢部材38と当接する押し
板39を利用して取付けてある。
【0023】さて、以上の構成において、ワークWの加
工要領を説明する。先ず、待機状態においては、前記ク
ランプ部10の可動片12は、上方に退避しており、ま
た、回転加工部30はワークWの加工位置より退避して
いる。一方、ストッパー機構20においては、ストッパ
ー片21は、上方に突出してワークWの加工位置近傍に
位置している。この状態において、ワークWをクランプ
部10の固定片11上に載置し、ワークWの先端面がス
トッパー片21に当接するまで挿入する。この後、前記
可動片12を固定片11に向けて降下させ、この固定片
11と可動片12とで前記ワークWを把持し、所定位置
に固定する。ワークWの固定が確認されると、前記スト
ッパー片21は下降し、前記ワークWの加工位置より退
避する。
【0024】次に、前記回転加工部30は、前記ストッ
パー片21の待避後、前記回転加工部30は、主軸31
の軸線方向の移動により、クランプ部10において固定
状態のワークWに向けて移動する。そして、回転加工部
30の加工工具34が前記ワークWの加工部分に対応す
る位置に達すると、この位置で主軸31の軸方向の移動
を停止し、主軸31を回転させる。この主軸31の回転
により、各バランスウェイト36は、遠心力の作用によ
り、回転加工部30の中心から外方に飛び出す方向に移
動する。一方、前記加工工具34は、バランスウェイト
36とは逆に、回転加工部30の中心に向かって移動す
る。このとき、工具台33は、前記第1付勢部材37の
付勢力に抗して互いに近接する。そして、前記加工工具
34が、ワークWの端面近傍にまで移動すると、前記工
具台33の押し板39は、第2付勢部材38に当接す
る。そして、この第2付勢部材38の付勢力に抗して、
更にワークWに向けて移動した後接触し、所定の圧接
力、切り込み量で加工を行う。また、この時、ワークW
の軸方向の加工範囲において、主軸31を前後に繰り返
し往復動作させることによって、ワークWの軸方向の加
工を均一化するのが好ましい。
【0025】尚、この工具台33の移動に際しては、前
記同期機構40の働きにより、近接・離隔方向につい
て、それぞれが同じ移動量となっているため、各加工工
具34によるワークWへの圧接力、切り込み量は同じと
なる。また、この実施例のように回転加工部30を水平
な軸(主軸)の回りに回転させる場合には、各加工工具
34に作用する付勢力には、重力の影響が大きくなる。
即ち、この実施例において、バランスウェイト36が上
方にある工具台33では、その加工工具34はワークW
から遠ざかる方向に付勢され、バランスウェイト36が
下方にある工具台33では、その加工工具34はワーク
Wに近づく方向に付勢される。そこで、この同期機構4
0により両者を同期して近接・離隔する構成によって、
重力の影響を打ち消している。従って、この発明の端面
加工装置においては、重力の影響を受けることなく、ワ
ークWの周囲において均一な加工を施すことができる。
【0026】前記ワークWの加工が終了すると、前記回
転加工部30は回転を停止する。すると、前記工具台3
3は、第1付勢部材37によりワークWから離隔する方
向に付勢され、加工工具34は初期位置に復帰する。そ
して主軸31を初期位置に退入させた後、クランプ部1
0の可動片12を上方に移動させてクランプ状態を解除
し、ワークWを取り出す。以後、この作業のくり返しに
より、ワークWの加工を行う。この発明の端部加工装置
においては、ワークWへの加工工具34の圧接や切り込
みは、遠心力を利用して行っているため、加工工具34
の磨耗による再調整は不要である。また、前記加工工具
34の圧接力や切り込み量は、前記主軸31の回転数を
制御することによって行えるため、従来のような、圧接
力や切り込み量の調整作業が不要である。
【0027】更に、図示する実施例においては、前記回
転加工部30の回転中心に、前記ワークWの内面加工用
の加工工具50を設け、この内面加工工具50によっ
て、ワークWの内面を加工するように構成している。即
ち、前記主軸31の内部に、軸線方向に往復動作する軸
部材51を設け、この軸部材51と主軸31とをキー、
スプライン等の公知の回り止め手段を利用して、主軸3
1と一体的に回転し、かつ軸方向の移動を許容する状態
とする。そして、この軸部材51の先端に内面加工工具
50を設ける。この内面加工工具50は、例えば、ワー
クWの外周面の面取りや端面の仕上げ加工、管形状のワ
ークWの内周面の面取り等の切削用のバイトとしてあ
る。このような切削加工用のバイトは、研磨加工等の工
具と比べて、比較的低い回転数で加工するものであるか
ら、ワークWをクランプ部10に固定後、前記回転加工
部30の加工工具34がワークWに接する回転数以下の
回転数の際に、前記軸部材51をワークWに向けて突出
させ、加工する。尚、この内面加工工具50は、前記の
工具台33の加工工具34と同様の加工を行うものであ
れば、前記外周面の加工とほぼ同じ回転数で加工を行え
るため、加工工具34による加工中に、前記軸部材51
をワークWに向けて突出させ、加工することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る棒状
部材の端部加工装置によれば、回転加工の回転に基づく
遠心力によって、ワークの端部への加工工具の加圧力を
付与するようにしたので、送り量や切り込み量を自動的
に調整することができ、複雑な送り機構を不要とする。
また、加工工具の磨耗や交換の際にも前記の切り込み量
を調整する必要が無くなるので、作業工数が低減する。
更に、回転加工部の回転数を調整することにより、端部
の内面の加工も行なうことができる。従って、この発明
に係る棒状部材の端部加工装置によれば、上述のような
簡単な構成により、多種の径のワークにおいても、工具
の切り込み量などの繁雑な調整作業を行なうことなく、
簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る棒状部材の端部加工装置の具体
的実施例の側面説明図である。
【図2】図1のII−II部矢視図である。
【図3】図1のIII −III 部矢視図である。
【図4】図1の平面説明図である。
【図5】図1の正面説明図である。
【符号の説明】
W ワーク(棒状部材) 10 クランプ部 30 回転加工部 31 主軸 32 基盤 33 工具台 34 加工工具 40 同期機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状部材Wの端部の外周を加工する端部
    加工装置であって、前記棒状部材Wを加工する回転加工
    部30と、棒状部材Wを前記回転加工部30の回転中心
    位置において固定支持するクランプ部10とを備え、前
    記回転加工部30は、回転駆動される基盤32と、この
    基盤32に取付けられて、前記棒状部材Wに対して近接
    ・離隔する方向に移動する加工工具34と、回転加工部
    30の回転による遠心力を前記加工工具34を棒状部材
    Wに対して近接方向に付勢する力に変換する変換機構3
    5と、基盤32に取り付けられて前記加工工具34を、
    前記棒状部材Wに対して離隔する方向に付勢する付勢手
    段37,38とからなることを特徴とする棒状部材の端
    部加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転加工部30が、2つ
    以上の加工工具34を備えるものにおいて、加工工具3
    4の棒状部材Wへの近接移動を同期させる同期機構40
    を設けてあることを特徴とする棒状部材の端部加工装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回転加工部30の回転中心には、前
    記棒状部材Wの端面、或は内面加工用の加工工具50を
    備えたことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の
    棒状部材の端部加工装置。
JP9362296A 1996-03-21 1996-03-21 棒状部材の端部加工装置 Pending JPH09253996A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111570351A (zh) * 2020-06-04 2020-08-25 江西西里科技有限公司 离心装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111570351A (zh) * 2020-06-04 2020-08-25 江西西里科技有限公司 离心装置

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