JPH09254062A - 産業用ロボットの姿勢決定方法及び姿勢決定装置 - Google Patents
産業用ロボットの姿勢決定方法及び姿勢決定装置Info
- Publication number
- JPH09254062A JPH09254062A JP6985596A JP6985596A JPH09254062A JP H09254062 A JPH09254062 A JP H09254062A JP 6985596 A JP6985596 A JP 6985596A JP 6985596 A JP6985596 A JP 6985596A JP H09254062 A JPH09254062 A JP H09254062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- posture
- point
- tool
- teaching
- singular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ツールの姿勢を徐々に変化させることができる
産業用ロボットの姿勢決定方法を提供する。 【解決手段】CAM装置13は、各教示点61〜65の
うち、特異点となる教示点62,63を検出し、それら
特異点となる教示点62,63の前後の教示点61,6
4の姿勢に基づいて、それら前後の教示点61,64の
姿勢の変化量を等分し、その当分した変化量を特異点と
なる教示点62,63の位置に応じて前の教示点61の
姿勢71に加えることで、特異点となる教示点62,6
3における研磨工具28の姿勢72a,73aを再演算
し、決定する。
産業用ロボットの姿勢決定方法を提供する。 【解決手段】CAM装置13は、各教示点61〜65の
うち、特異点となる教示点62,63を検出し、それら
特異点となる教示点62,63の前後の教示点61,6
4の姿勢に基づいて、それら前後の教示点61,64の
姿勢の変化量を等分し、その当分した変化量を特異点と
なる教示点62,63の位置に応じて前の教示点61の
姿勢71に加えることで、特異点となる教示点62,6
3における研磨工具28の姿勢72a,73aを再演算
し、決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用ロボットの姿
勢決定方法、姿勢決定装置、及び、産業用ロボットシス
テムに関するものである。
勢決定方法、姿勢決定装置、及び、産業用ロボットシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、金型等のワーク表面を磨くため
の磨きロボットの軸構成を示す概略図である。磨きロボ
ットは、互いに直交した第1〜第3軸51〜53よりな
る直動軸3軸と、第4,第5軸54,55よりなる手首
回転2軸により構成されている。そして、第5軸55の
先端にはツール56が取着されている。ツール56は、
そのツール56の先端方向をEZ軸とし、そのEZ軸と
直交するEX軸、EY軸とするツール座標によりその姿
勢が表現される。そして、磨き工程において、ツール5
6は、EZ軸をその回転軸とする回転ツールが用いられ
る。
の磨きロボットの軸構成を示す概略図である。磨きロボ
ットは、互いに直交した第1〜第3軸51〜53よりな
る直動軸3軸と、第4,第5軸54,55よりなる手首
回転2軸により構成されている。そして、第5軸55の
先端にはツール56が取着されている。ツール56は、
そのツール56の先端方向をEZ軸とし、そのEZ軸と
直交するEX軸、EY軸とするツール座標によりその姿
勢が表現される。そして、磨き工程において、ツール5
6は、EZ軸をその回転軸とする回転ツールが用いられ
る。
【0003】図8に示すように、ワーク57には、研磨
工程においてその時々のツール56の姿勢を決定するた
めの教示点58及び、その教示点58において研磨する
面と直交する面直方向ベクトル59が設定されている。
尚、教示点58は、磨きロボットの直動3軸に対応した
ワーク座標のX軸,Y軸,Z軸により表現される。
工程においてその時々のツール56の姿勢を決定するた
めの教示点58及び、その教示点58において研磨する
面と直交する面直方向ベクトル59が設定されている。
尚、教示点58は、磨きロボットの直動3軸に対応した
ワーク座標のX軸,Y軸,Z軸により表現される。
【0004】磨きロボットのコントローラ(図示略)
は、ワーク57上に設定された教示点58において、そ
の教示点58の面直方向ベクトル59とツール56のE
Z軸とが平行になるように各軸51〜55を制御する。
そして、コントローラはツール56を回転させ、ワーク
表面を磨くようになっている。
は、ワーク57上に設定された教示点58において、そ
の教示点58の面直方向ベクトル59とツール56のE
Z軸とが平行になるように各軸51〜55を制御する。
そして、コントローラはツール56を回転させ、ワーク
表面を磨くようになっている。
【0005】図6に示すように、ワーク60にはその形
状に応じて複数(図6において5つ)の教示点61〜6
5が予め演算により求められている。コントローラは、
第1〜第5軸51〜55を駆動制御して、各教示点61
〜65間を直線にて補完してツール56を移動させると
ともに、ツール56のEZ軸が各教示点61〜65の位
置と面直方向ベクトル66〜70とに基づいて磨きロボ
ットの姿勢、即ち、コントローラは、各教示点61〜6
5におけるツール56の姿勢71〜75を決定し、その
姿勢となるように第1〜第5軸を駆動制御するようにな
っている。また、コントローラは、各教示点61〜65
間では、ツール56の姿勢を徐々に変化させて次の教示
点に到達したときにその教示点において決定した姿勢7
2〜75となるように制御している。
状に応じて複数(図6において5つ)の教示点61〜6
5が予め演算により求められている。コントローラは、
第1〜第5軸51〜55を駆動制御して、各教示点61
〜65間を直線にて補完してツール56を移動させると
ともに、ツール56のEZ軸が各教示点61〜65の位
置と面直方向ベクトル66〜70とに基づいて磨きロボ
ットの姿勢、即ち、コントローラは、各教示点61〜6
5におけるツール56の姿勢71〜75を決定し、その
姿勢となるように第1〜第5軸を駆動制御するようにな
っている。また、コントローラは、各教示点61〜65
間では、ツール56の姿勢を徐々に変化させて次の教示
点に到達したときにその教示点において決定した姿勢7
2〜75となるように制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磨き工程に
おけるツール56には、回転ツールが使用されるため、
ツール座標のEX軸及びEY軸は、任意の方向でよい。
そのため、ツール56のEZ軸と、ワーク60のZ軸と
が平行になると、第4軸54を回転させても、ツール5
6の姿勢は変化しない。この時の教示点をみがきにおけ
る特異点といい、第4軸54の値は不定となる。例え
ば、図6においては、教示点62,63が特異点とな
る。以後、特異点となる教示点62,63と、特異点で
はない教示点61,64,65とを区別するために、特
異点となる教示点62,63を単に特異点62,63と
いう。そして、この特異点62,63では、コントロー
ラは、例えば、教示点61から教示点65までのツール
の軌跡(図6において破線矢印で示す)に対応してその
ツール56の姿勢を適当に決定するようになっている。
おけるツール56には、回転ツールが使用されるため、
ツール座標のEX軸及びEY軸は、任意の方向でよい。
そのため、ツール56のEZ軸と、ワーク60のZ軸と
が平行になると、第4軸54を回転させても、ツール5
6の姿勢は変化しない。この時の教示点をみがきにおけ
る特異点といい、第4軸54の値は不定となる。例え
ば、図6においては、教示点62,63が特異点とな
る。以後、特異点となる教示点62,63と、特異点で
はない教示点61,64,65とを区別するために、特
異点となる教示点62,63を単に特異点62,63と
いう。そして、この特異点62,63では、コントロー
ラは、例えば、教示点61から教示点65までのツール
の軌跡(図6において破線矢印で示す)に対応してその
ツール56の姿勢を適当に決定するようになっている。
【0007】しかしながら、特異点63から特異点では
ない教示点64へ移動する際に、その教示点におけるE
X軸及びEY軸の方向が特異点における方向と大きく異
なる(角度が大きい)場合がある。図6では、特異点6
3における姿勢73と教示点64における姿勢74とで
は、その姿勢73,74の変化量が大きい。このとき、
第4軸54又は第5軸55の動作量が大きくなるので、
ツール56がワーク60にくい込んでしまう場合があ
る。
ない教示点64へ移動する際に、その教示点におけるE
X軸及びEY軸の方向が特異点における方向と大きく異
なる(角度が大きい)場合がある。図6では、特異点6
3における姿勢73と教示点64における姿勢74とで
は、その姿勢73,74の変化量が大きい。このとき、
第4軸54又は第5軸55の動作量が大きくなるので、
ツール56がワーク60にくい込んでしまう場合があ
る。
【0008】また、ツール56は、特異点63から教示
点64に到達するときに、ツール56の姿勢が教示点6
4における姿勢74になっていなければならない。その
ため、第4軸54又は第5軸55を大きく動作させなけ
ればならないので、特異点63から次の教示点64に移
動させるのに必要な時間は、第4,第5軸54,55の
回動速度によって決定されてしまう。従って、ツール5
6の先端が特異点63から教示点64に移動する時間が
他の教示点間を移動する時間に比べて長くなるので、ツ
ール56先端をワーク60に対して所定速度で移動させ
ることができなくなる。ツール56の移動速度が変化す
ると磨きむらができてしまうので、みがき品質を低下さ
せてしまうという問題があった。
点64に到達するときに、ツール56の姿勢が教示点6
4における姿勢74になっていなければならない。その
ため、第4軸54又は第5軸55を大きく動作させなけ
ればならないので、特異点63から次の教示点64に移
動させるのに必要な時間は、第4,第5軸54,55の
回動速度によって決定されてしまう。従って、ツール5
6の先端が特異点63から教示点64に移動する時間が
他の教示点間を移動する時間に比べて長くなるので、ツ
ール56先端をワーク60に対して所定速度で移動させ
ることができなくなる。ツール56の移動速度が変化す
ると磨きむらができてしまうので、みがき品質を低下さ
せてしまうという問題があった。
【0009】本発明の目的はツールの姿勢を徐々に変化
させることができる産業用ロボットの姿勢決定方法及び
姿勢決定装置を提供することにある。
させることができる産業用ロボットの姿勢決定方法及び
姿勢決定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに 請求項1に記載の発明は、産業用ロボットの先端
に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて予め設
定されたワーク上の複数の教示点におけるワークの面に
垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算し、それ
ぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定方法であって、
各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定となる
教示点を検出し、その検出した教示点を特異点とし、一
連の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように検
出した特異点におけるツールの姿勢を再演算して各教示
点におけるツールの姿勢を決定するようにしたことを要
旨とする。
めに 請求項1に記載の発明は、産業用ロボットの先端
に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて予め設
定されたワーク上の複数の教示点におけるワークの面に
垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算し、それ
ぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定方法であって、
各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定となる
教示点を検出し、その検出した教示点を特異点とし、一
連の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように検
出した特異点におけるツールの姿勢を再演算して各教示
点におけるツールの姿勢を決定するようにしたことを要
旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、産業用ロボット
の先端に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて
予め設定されたワーク上の複数の教示点におけるワーク
の面に垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算
し、それぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定方法で
あって、各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不
定となる教示点を検出し、その検出した教示点を特異点
とし、その検出した特異点に対応して基準となる前後の
教示点を決定し、それら基準となる前後の教示点の間で
ツールの姿勢が徐々に変化するように特異点におけるツ
ールの姿勢を再演算して各教示点におけるツールの姿勢
を決定するようにしたことを要旨とする。
の先端に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて
予め設定されたワーク上の複数の教示点におけるワーク
の面に垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算
し、それぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定方法で
あって、各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不
定となる教示点を検出し、その検出した教示点を特異点
とし、その検出した特異点に対応して基準となる前後の
教示点を決定し、それら基準となる前後の教示点の間で
ツールの姿勢が徐々に変化するように特異点におけるツ
ールの姿勢を再演算して各教示点におけるツールの姿勢
を決定するようにしたことを要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の産業用ロボットの姿勢決定方法において、特異点にお
けるツールの姿勢を再演算する際に、基準となる前後の
教示点間の姿勢の変化量を求め、その求めた変化量を特
異点の数に応じて等分し、基準となる前の教示点の姿勢
に特異点の位置に応じて等分した変化量を加えて該特異
点におけるツールの姿勢を演算するようにしたことを要
旨とする。
の産業用ロボットの姿勢決定方法において、特異点にお
けるツールの姿勢を再演算する際に、基準となる前後の
教示点間の姿勢の変化量を求め、その求めた変化量を特
異点の数に応じて等分し、基準となる前の教示点の姿勢
に特異点の位置に応じて等分した変化量を加えて該特異
点におけるツールの姿勢を演算するようにしたことを要
旨とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、産業用ロボット
の先端に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて
予め設定されたワーク上の複数の教示点におけるワーク
の面に垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算
し、それぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定装置で
あって、前記各教示点のうち、演算されたツールの姿勢
が不定となる教示点を検出し、その検出した教示点を特
異点とする特異点検出手段と、前記特異点検出手段によ
り検出された特異点におけるツールの姿勢を、一連の作
業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように再演算す
る姿勢再演算手段とを備えたことを要旨とする。
の先端に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて
予め設定されたワーク上の複数の教示点におけるワーク
の面に垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算
し、それぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定装置で
あって、前記各教示点のうち、演算されたツールの姿勢
が不定となる教示点を検出し、その検出した教示点を特
異点とする特異点検出手段と、前記特異点検出手段によ
り検出された特異点におけるツールの姿勢を、一連の作
業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように再演算す
る姿勢再演算手段とを備えたことを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、産業用ロボット
の先端に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて
予め設定されたワーク上の複数の教示点におけるワーク
の面に垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算
し、それぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定装置で
あって、前記各教示点のうち、演算されたツールの姿勢
が不定となる教示点を検出し、その検出した教示点を特
異点とする特異点検出手段と、前記特異点検出手段によ
り検出された特異点に対応して基準となる前後の教示点
を決定する基準教示点決定手段と、前記基準教示点決定
手段により決定された基準となる前後の教示点の間でツ
ールの姿勢が徐々に変化するように特異点におけるツー
ルの姿勢を再演算する姿勢再演算手段とを備えたことを
要旨とする。
の先端に取着されたツールの姿勢を一連の作業に応じて
予め設定されたワーク上の複数の教示点におけるワーク
の面に垂直な面直方向ベクトルに対応するように演算
し、それぞれ決定する産業用ロボットの姿勢決定装置で
あって、前記各教示点のうち、演算されたツールの姿勢
が不定となる教示点を検出し、その検出した教示点を特
異点とする特異点検出手段と、前記特異点検出手段によ
り検出された特異点に対応して基準となる前後の教示点
を決定する基準教示点決定手段と、前記基準教示点決定
手段により決定された基準となる前後の教示点の間でツ
ールの姿勢が徐々に変化するように特異点におけるツー
ルの姿勢を再演算する姿勢再演算手段とを備えたことを
要旨とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の産業用ロボットの姿勢決定装置において、前記姿勢再
演算手段は、特異点におけるツールの姿勢を再演算する
際に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量を求
め、その求めた変化量を特異点の数に応じて等分し、基
準となる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて等分
した変化量を加えて該特異点におけるツールの姿勢を演
算するようにしたことを要旨とする。
の産業用ロボットの姿勢決定装置において、前記姿勢再
演算手段は、特異点におけるツールの姿勢を再演算する
際に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量を求
め、その求めた変化量を特異点の数に応じて等分し、基
準となる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて等分
した変化量を加えて該特異点におけるツールの姿勢を演
算するようにしたことを要旨とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の
うちのいずれか1項に記載の産業用ロボットの姿勢決定
装置において、前記特異点検出手段に先立ち、予め設定
されたワーク上の複数の教示点における面直方向ベクト
ルにそれぞれ対応してツールの姿勢を演算する姿勢演算
手段を備えたことを要旨とする。
うちのいずれか1項に記載の産業用ロボットの姿勢決定
装置において、前記特異点検出手段に先立ち、予め設定
されたワーク上の複数の教示点における面直方向ベクト
ルにそれぞれ対応してツールの姿勢を演算する姿勢演算
手段を備えたことを要旨とする。
【0017】従って、請求項1に記載の発明によれば、
ワーク上の複数の教示点のうち、演算されたツールの姿
勢が不定となる教示点が検出されて特異点とされ、一連
の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように検出
された特異点におけるツールの姿勢が再演算されて各教
示点におけるツールの姿勢が決定される。
ワーク上の複数の教示点のうち、演算されたツールの姿
勢が不定となる教示点が検出されて特異点とされ、一連
の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように検出
された特異点におけるツールの姿勢が再演算されて各教
示点におけるツールの姿勢が決定される。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、ワーク上
の複数の教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定
となる教示点が検出されて特異点とされ、その検出され
た特異点に対応して基準となる前後の教示点が決定さ
れ、それら基準となる前後の教示点の間でツールの姿勢
が徐々に変化するように特異点におけるツールの姿勢が
再演算されて各教示点におけるツールの姿勢が決定され
る。
の複数の教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定
となる教示点が検出されて特異点とされ、その検出され
た特異点に対応して基準となる前後の教示点が決定さ
れ、それら基準となる前後の教示点の間でツールの姿勢
が徐々に変化するように特異点におけるツールの姿勢が
再演算されて各教示点におけるツールの姿勢が決定され
る。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、特異点に
おけるツールの姿勢が再演算される際に、基準となる前
後の教示点間の姿勢の変化量が求められ、その求められ
た変化量が特異点の数に応じて等分され、基準となる前
の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて等分した変化量
が加えられて該特異点におけるツールの姿勢が演算され
る。
おけるツールの姿勢が再演算される際に、基準となる前
後の教示点間の姿勢の変化量が求められ、その求められ
た変化量が特異点の数に応じて等分され、基準となる前
の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて等分した変化量
が加えられて該特異点におけるツールの姿勢が演算され
る。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、特異点検
出手段は、ワーク上の複数の教示点のうち、演算された
ツールの姿勢が不定となる教示点を検出し、その検出し
た教示点を特異点とする。姿勢再演算手段は、特異点検
出手段により検出された特異点におけるツールの姿勢を
一連の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように
再演算し、各教示点におけるツールの姿勢が決定され
る。
出手段は、ワーク上の複数の教示点のうち、演算された
ツールの姿勢が不定となる教示点を検出し、その検出し
た教示点を特異点とする。姿勢再演算手段は、特異点検
出手段により検出された特異点におけるツールの姿勢を
一連の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように
再演算し、各教示点におけるツールの姿勢が決定され
る。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、特異点検
出手段は、ワーク上の複数の教示点のうち、演算された
ツールの姿勢が不定となる教示点を検出し、その検出し
た教示点を特異点とする。基準教示点決定手段は、特異
点検出手段により検出された特異点に対応して基準とな
る前後の教示点を決定する。姿勢再演算手段は、基準教
示点決定手段により決定された基準となる前後の教示点
の間でツールの姿勢が徐々に変化するように特異点にお
けるツールの姿勢を再演算し、各教示点におけるツール
の姿勢が決定される。
出手段は、ワーク上の複数の教示点のうち、演算された
ツールの姿勢が不定となる教示点を検出し、その検出し
た教示点を特異点とする。基準教示点決定手段は、特異
点検出手段により検出された特異点に対応して基準とな
る前後の教示点を決定する。姿勢再演算手段は、基準教
示点決定手段により決定された基準となる前後の教示点
の間でツールの姿勢が徐々に変化するように特異点にお
けるツールの姿勢を再演算し、各教示点におけるツール
の姿勢が決定される。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、姿勢再演
算手段は、特異点におけるツールの姿勢を再演算する際
に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量を求め、
その求めた変化量を特異点の数に応じて等分し、基準と
なる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて等分した
変化量を加えて該特異点におけるツールの姿勢を演算す
る。
算手段は、特異点におけるツールの姿勢を再演算する際
に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量を求め、
その求めた変化量を特異点の数に応じて等分し、基準と
なる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて等分した
変化量を加えて該特異点におけるツールの姿勢を演算す
る。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、特異点検
出手段に先立ち、姿勢演算手段によって予め設定された
ワーク上の複数の教示点における面直方向ベクトルにそ
れぞれ対応してツールの姿勢が演算される。
出手段に先立ち、姿勢演算手段によって予め設定された
ワーク上の複数の教示点における面直方向ベクトルにそ
れぞれ対応してツールの姿勢が演算される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図4及び図6に従って説明する。
の形態を図1〜図4及び図6に従って説明する。
【0025】図1は、磨きロボットシステム11の概略
斜視図である。磨きロボットシステム11は、CAD装
置12、CAM装置13、コントローラ14、及び、磨
きロボット15により構成されている。磨きロボット1
5の側方に配置された定盤16上には、ワークとしての
金型17が載置され図示しない治具により固定されてい
る。
斜視図である。磨きロボットシステム11は、CAD装
置12、CAM装置13、コントローラ14、及び、磨
きロボット15により構成されている。磨きロボット1
5の側方に配置された定盤16上には、ワークとしての
金型17が載置され図示しない治具により固定されてい
る。
【0026】CAD装置12は、金型17を設計するた
めに利用される。CAD装置12により作成された金型
17のCADデータは、CAM装置13に送信される。
CAM装置13は、磨きロボット15を駆動制御するた
めのプログラムを作成するために利用され、そのプログ
ラムはコントローラ14に送信される。
めに利用される。CAD装置12により作成された金型
17のCADデータは、CAM装置13に送信される。
CAM装置13は、磨きロボット15を駆動制御するた
めのプログラムを作成するために利用され、そのプログ
ラムはコントローラ14に送信される。
【0027】コントローラ14は、磨きロボット15を
駆動制御するために利用される。磨きロボット15は、
ベッド21、コラム22、クロスレール23、アーム2
4、及び、旋回軸部25が設けられている。ベッド21
は、定盤16の側方に水平方向に延びるように設置され
ている。ベッド21にはコラム22がそのベッド21に
沿って水平方向に移動可能に立設されている。コラム2
2には、クロスレール23がそのコラム22に沿って垂
直方向に移動可能に取着されている。
駆動制御するために利用される。磨きロボット15は、
ベッド21、コラム22、クロスレール23、アーム2
4、及び、旋回軸部25が設けられている。ベッド21
は、定盤16の側方に水平方向に延びるように設置され
ている。ベッド21にはコラム22がそのベッド21に
沿って水平方向に移動可能に立設されている。コラム2
2には、クロスレール23がそのコラム22に沿って垂
直方向に移動可能に取着されている。
【0028】クロスレール23には、アーム24がその
クロスレール23に沿って水平方向に移動可能に指示さ
れている。そのアーム24の移動方向は、コラム22が
移動する方向と直交する方向に設定されている。従っ
て、磨きロボット15は、ベッド21に対して、コラム
22、クロスレール23、及び、アーム24により図6
に示す第1〜第3軸よりなる直交する直動3軸を構成し
ている。
クロスレール23に沿って水平方向に移動可能に指示さ
れている。そのアーム24の移動方向は、コラム22が
移動する方向と直交する方向に設定されている。従っ
て、磨きロボット15は、ベッド21に対して、コラム
22、クロスレール23、及び、アーム24により図6
に示す第1〜第3軸よりなる直交する直動3軸を構成し
ている。
【0029】図1に示すように、アーム24の先端下面
には旋回軸部25が設けられている。旋回軸部25は、
旋回アーム26及びスピンドルヘッド27により構成さ
れている。旋回アーム26は、アーム24の先端下面に
水平回動可能に支持されている。旋回アーム26の下端
にはスピンドルヘッド27が垂直回動可能に支持されて
いる。従って、旋回軸部25は、旋回アーム26及びス
ピンドルヘッド27によって図6に示す第4軸,第5軸
よりなる回転2軸を構成している。
には旋回軸部25が設けられている。旋回軸部25は、
旋回アーム26及びスピンドルヘッド27により構成さ
れている。旋回アーム26は、アーム24の先端下面に
水平回動可能に支持されている。旋回アーム26の下端
にはスピンドルヘッド27が垂直回動可能に支持されて
いる。従って、旋回軸部25は、旋回アーム26及びス
ピンドルヘッド27によって図6に示す第4軸,第5軸
よりなる回転2軸を構成している。
【0030】スピンドルヘッド27には、ツールとして
の研磨工具28が取着されている。研磨工具28は、ツ
ール座標によってその姿勢が表される。ツール座標は、
研磨工具28の回転軸と平行なEZ軸と、そのEZ軸と
直交するとともに互いに直交するEX軸及びEY軸とに
より表現される。
の研磨工具28が取着されている。研磨工具28は、ツ
ール座標によってその姿勢が表される。ツール座標は、
研磨工具28の回転軸と平行なEZ軸と、そのEZ軸と
直交するとともに互いに直交するEX軸及びEY軸とに
より表現される。
【0031】コントローラ14が磨きロボット15の各
軸を制御することによって、研磨工具28の姿勢を示す
ツール座標のEZ軸が、金型17上に設定された教示点
における面直方向ベクトルと平行になるように姿勢制御
される。また、研磨工具28は、押し付けユニットによ
って所定の押圧力で金型17の加工面に押圧される。そ
して、研磨工具28は、モータによって回転駆動され、
金型17の表面を磨くようになっている。
軸を制御することによって、研磨工具28の姿勢を示す
ツール座標のEZ軸が、金型17上に設定された教示点
における面直方向ベクトルと平行になるように姿勢制御
される。また、研磨工具28は、押し付けユニットによ
って所定の押圧力で金型17の加工面に押圧される。そ
して、研磨工具28は、モータによって回転駆動され、
金型17の表面を磨くようになっている。
【0032】コントローラ14は、CAM装置13から
受信したプログラムに基づいて、磨きロボット15の各
軸を駆動制御し、先端に取着された研磨工具28の姿勢
を制御しつつ、その研磨工具28を磨き軌跡に沿って移
動させる。この研磨工具28の移動によって、磨きロボ
ット15は、定盤16上に固定された金型17の表面を
磨くようになっている。
受信したプログラムに基づいて、磨きロボット15の各
軸を駆動制御し、先端に取着された研磨工具28の姿勢
を制御しつつ、その研磨工具28を磨き軌跡に沿って移
動させる。この研磨工具28の移動によって、磨きロボ
ット15は、定盤16上に固定された金型17の表面を
磨くようになっている。
【0033】図2は、磨きロボットシステム11の概略
ブロック図である。磨きロボットシステム11は、CA
D装置12、CAM装置13、コントローラ14、及
び、磨きロボット15とから構成されている。CAD装
置12にはCAM装置13が接続されている。CAD装
置12は、金型17のCADデータを所定のフォーマッ
トのデータでCAM装置13に転送する。尚、本実施の
形態では、CAD装置12は、一般的なIGES(Init
ial Graphic Exchange Specification)形式のデータを
転送するようになっている。
ブロック図である。磨きロボットシステム11は、CA
D装置12、CAM装置13、コントローラ14、及
び、磨きロボット15とから構成されている。CAD装
置12にはCAM装置13が接続されている。CAD装
置12は、金型17のCADデータを所定のフォーマッ
トのデータでCAM装置13に転送する。尚、本実施の
形態では、CAD装置12は、一般的なIGES(Init
ial Graphic Exchange Specification)形式のデータを
転送するようになっている。
【0034】CAM装置13は、CAD装置12から入
力したCADデータに基づいて、図3に示すフローチャ
ートに従って姿勢決定処理を実行し、一連の磨き動作の
各教示点における研磨工具28の姿勢を決定する。この
とき、CAM装置13は、研磨工具28の姿勢を、先ず
従来と同様に演算する。次に、CAM装置13は、演算
した研磨工具28の姿勢のうち、特異点となる教示点を
検出し、その検出した教示点に対して、他の教示点の姿
勢に基づいて姿勢を再演算して研磨工具28の姿勢を決
定する。
力したCADデータに基づいて、図3に示すフローチャ
ートに従って姿勢決定処理を実行し、一連の磨き動作の
各教示点における研磨工具28の姿勢を決定する。この
とき、CAM装置13は、研磨工具28の姿勢を、先ず
従来と同様に演算する。次に、CAM装置13は、演算
した研磨工具28の姿勢のうち、特異点となる教示点を
検出し、その検出した教示点に対して、他の教示点の姿
勢に基づいて姿勢を再演算して研磨工具28の姿勢を決
定する。
【0035】CAM装置13は、特異点となる教示点の
前後の教示点の姿勢に基づいて、それら前後の教示点の
姿勢の変化量を等分し、その等分した変化量を前の教示
点の姿勢に加えることで、特異点となる教示点における
研磨工具28の姿勢を決定する。また、特異点となる教
示点が複数の場合、これら複数の教示点を特異点群とよ
ぶ。この特異点群においても、CAM装置13は、特異
点群の前後の教示点の姿勢に基づいて、それら前後の教
示点の姿勢の変化量を特異点群を構成する教示点の数に
応じて等分する。そして、CAM装置13は、その等分
した姿勢の変化量を前の教示点の姿勢に教示点の位置に
応じて加えることで、特異点群を構成する各教示点にお
ける研磨工具28の姿勢を決定する。
前後の教示点の姿勢に基づいて、それら前後の教示点の
姿勢の変化量を等分し、その等分した変化量を前の教示
点の姿勢に加えることで、特異点となる教示点における
研磨工具28の姿勢を決定する。また、特異点となる教
示点が複数の場合、これら複数の教示点を特異点群とよ
ぶ。この特異点群においても、CAM装置13は、特異
点群の前後の教示点の姿勢に基づいて、それら前後の教
示点の姿勢の変化量を特異点群を構成する教示点の数に
応じて等分する。そして、CAM装置13は、その等分
した姿勢の変化量を前の教示点の姿勢に教示点の位置に
応じて加えることで、特異点群を構成する各教示点にお
ける研磨工具28の姿勢を決定する。
【0036】尚、一連の磨き動作の先頭の教示点,最後
の教示点が特異点となる場合がある。この場合、CAM
装置13は、その先頭の教示点を前の教示点として他の
特異点となる教示点の姿勢を再演算し、研磨工具28の
姿勢を決定する。また、CAM装置13は、その最後の
教示点を後の教示点として他の特異点となる教示点の姿
勢を再演算し、研磨工具28の姿勢を決定する。
の教示点が特異点となる場合がある。この場合、CAM
装置13は、その先頭の教示点を前の教示点として他の
特異点となる教示点の姿勢を再演算し、研磨工具28の
姿勢を決定する。また、CAM装置13は、その最後の
教示点を後の教示点として他の特異点となる教示点の姿
勢を再演算し、研磨工具28の姿勢を決定する。
【0037】そして、CAM装置13は、決定した研磨
工具28の姿勢に基づいて、磨きロボット15のプログ
ラムを作成し、その作成したプログラムをコントローラ
14に転送するようになっている。
工具28の姿勢に基づいて、磨きロボット15のプログ
ラムを作成し、その作成したプログラムをコントローラ
14に転送するようになっている。
【0038】図2に示すように、コントローラ14に
は、第1〜第5モータ31〜35、及び、スピンドルモ
ータ36が接続されている。第1〜第3モータ31〜3
3は、図6に示す第1〜第3軸の直動3軸、即ち、コラ
ム22、クロスレール23、アーム24を移動させるた
めに用いられる。また、第4,第5モータ34,35
は、図6に示す第4,第5軸の回動2軸、即ち、旋回軸
部25を回動させるために用いられる。
は、第1〜第5モータ31〜35、及び、スピンドルモ
ータ36が接続されている。第1〜第3モータ31〜3
3は、図6に示す第1〜第3軸の直動3軸、即ち、コラ
ム22、クロスレール23、アーム24を移動させるた
めに用いられる。また、第4,第5モータ34,35
は、図6に示す第4,第5軸の回動2軸、即ち、旋回軸
部25を回動させるために用いられる。
【0039】即ち、コントローラ14は、第1モータ3
1を駆動制御してコラム22を水平移動させ、第2モー
タ32を駆動制御してクロスレール23を垂直移動さ
せ、第3モータ33を駆動制御してアーム24を水平移
動させる。また、コントローラ14は、第4モータ34
を駆動制御して旋回アーム26を水平回動させ、第5モ
ータ35を駆動制御してスピンドルヘッド27を垂直回
動させる。
1を駆動制御してコラム22を水平移動させ、第2モー
タ32を駆動制御してクロスレール23を垂直移動さ
せ、第3モータ33を駆動制御してアーム24を水平移
動させる。また、コントローラ14は、第4モータ34
を駆動制御して旋回アーム26を水平回動させ、第5モ
ータ35を駆動制御してスピンドルヘッド27を垂直回
動させる。
【0040】そして、コントローラ14は、CAM装置
13から転送された教示点データ及びプログラムに基づ
いて、第1〜第5モータ31〜35を駆動制御してスピ
ンドルヘッド27に取着された研磨工具28の姿勢を制
御する。また、コントローラ14は、スピンドルモータ
36を駆動制御して研磨工具28を回転させるととも
に、その研磨工具28を教示点に沿って移動させ、金型
17の磨き作業を行うようになっている。
13から転送された教示点データ及びプログラムに基づ
いて、第1〜第5モータ31〜35を駆動制御してスピ
ンドルヘッド27に取着された研磨工具28の姿勢を制
御する。また、コントローラ14は、スピンドルモータ
36を駆動制御して研磨工具28を回転させるととも
に、その研磨工具28を教示点に沿って移動させ、金型
17の磨き作業を行うようになっている。
【0041】次に、図3のフローチャートに従って、C
AM装置13の姿勢決定処理を詳述する。CAM装置1
3には、CAD装置12から転送されたIGES形式の
CADデータに基づいて、磨きロボット15の教示点デ
ータが予め作成され、記憶されている。CAM装置13
は、作業者の操作に基づいて、予めディスク装置等に記
憶された姿勢決定処理のプログラムが起動されると、ス
テップ(以下、単にSという)1〜S4に於ける各処理
を実行し、研磨工具28の姿勢を決定する。そして、C
AM装置13は、決定した研磨工具28の姿勢に基づい
て磨きロボット15を制御するためのプログラムを作成
する。
AM装置13の姿勢決定処理を詳述する。CAM装置1
3には、CAD装置12から転送されたIGES形式の
CADデータに基づいて、磨きロボット15の教示点デ
ータが予め作成され、記憶されている。CAM装置13
は、作業者の操作に基づいて、予めディスク装置等に記
憶された姿勢決定処理のプログラムが起動されると、ス
テップ(以下、単にSという)1〜S4に於ける各処理
を実行し、研磨工具28の姿勢を決定する。そして、C
AM装置13は、決定した研磨工具28の姿勢に基づい
て磨きロボット15を制御するためのプログラムを作成
する。
【0042】S1は姿勢演算手段であって、先ず、CA
M装置13は、教示点における研磨工具28の姿勢を演
算する。この演算において、CAM装置13は、記憶さ
れているCADデータから金型17表面を磨く曲面のデ
ータを作成し、曲面のデータに基づいて研磨上具28の
先端の軌跡を生成する。次に、CAM装置13は、その
軌跡に基づいて、図6に示すように、複数(図6におい
て5つ)の教示点61〜65と、各教示点61〜65に
おける面直方向ベクトル66〜70を生成する。尚、図
6には、研磨工具28の先端の軌跡を、破線矢印で表示
している。
M装置13は、教示点における研磨工具28の姿勢を演
算する。この演算において、CAM装置13は、記憶さ
れているCADデータから金型17表面を磨く曲面のデ
ータを作成し、曲面のデータに基づいて研磨上具28の
先端の軌跡を生成する。次に、CAM装置13は、その
軌跡に基づいて、図6に示すように、複数(図6におい
て5つ)の教示点61〜65と、各教示点61〜65に
おける面直方向ベクトル66〜70を生成する。尚、図
6には、研磨工具28の先端の軌跡を、破線矢印で表示
している。
【0043】そして、CAM装置13は、各教示点61
〜65の位置と面直方向ベクトル66〜70とに基づい
て、各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢7
1〜75を軌跡に沿って順次演算する。このとき、教示
点62,63における面直方向ベクトル67,68は、
ワーク座標のZ軸と平行であるので、演算される研磨工
具28の姿勢72,73のEZ軸は、ワーク座標のZ軸
と平行になり、第4軸、即ち、旋回アーム26の回動角
度は不定となる。従って、CAM装置13は、教示点6
2,63における第4軸の回転角度、即ち、研磨工具2
8の姿勢72,73を示すツール座標のEX軸、EY軸
を、研磨工具28の軌跡に基づいて演算する。そして、
各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢の演算
が終了すると、CAM装置13は、S1からS2に移
る。
〜65の位置と面直方向ベクトル66〜70とに基づい
て、各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢7
1〜75を軌跡に沿って順次演算する。このとき、教示
点62,63における面直方向ベクトル67,68は、
ワーク座標のZ軸と平行であるので、演算される研磨工
具28の姿勢72,73のEZ軸は、ワーク座標のZ軸
と平行になり、第4軸、即ち、旋回アーム26の回動角
度は不定となる。従って、CAM装置13は、教示点6
2,63における第4軸の回転角度、即ち、研磨工具2
8の姿勢72,73を示すツール座標のEX軸、EY軸
を、研磨工具28の軌跡に基づいて演算する。そして、
各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢の演算
が終了すると、CAM装置13は、S1からS2に移
る。
【0044】S2は特異点検出手段であって、CAM装
置13は、S1において演算した各教示点61〜65の
姿勢に基づいて、特異点となる教示点を検出する。即
ち、図6に示すように、CAM装置13は、各教示点6
1〜65における研磨工具28の姿勢71〜75のEZ
軸がワーク座標のZ軸と平行か否かをそれぞれ判断す
る。そして、CAM装置13は、その判断結果に基づい
て、EZ軸とZ軸とが平行な場合にその教示点を特異点
として検出する。そして、特異点の検出を終了すると、
CAM装置13は、S2からS3に移る。
置13は、S1において演算した各教示点61〜65の
姿勢に基づいて、特異点となる教示点を検出する。即
ち、図6に示すように、CAM装置13は、各教示点6
1〜65における研磨工具28の姿勢71〜75のEZ
軸がワーク座標のZ軸と平行か否かをそれぞれ判断す
る。そして、CAM装置13は、その判断結果に基づい
て、EZ軸とZ軸とが平行な場合にその教示点を特異点
として検出する。そして、特異点の検出を終了すると、
CAM装置13は、S2からS3に移る。
【0045】図7に示すように、教示点61における研
磨工具28の姿勢71のEZ軸はワーク座標のZ軸と平
行ではない。従って、CAM装置13は、教示点61は
特異点ではないと判断する。次に、教示点62における
研磨工具28の姿勢72のEZ軸はワーク座標のZ軸と
平行である。従って、CAM装置13は、教示点62は
特異点であると判断する。同様にして各教示点63〜6
5における研磨工具28の姿勢73〜75のEZ軸がワ
ーク座標のZ軸と平行か否かを判断し、その判断結果に
基づいて、教示点63を特異点と判断し、教示点64,
65を特異点ではないと判断する。従って、CAM装置
13は、教示点62,63を特異点として検出する。以
後、検出した特異点となる教示点62,63を、他の教
示点61,64,65と区別するために、特異点62,
63という。
磨工具28の姿勢71のEZ軸はワーク座標のZ軸と平
行ではない。従って、CAM装置13は、教示点61は
特異点ではないと判断する。次に、教示点62における
研磨工具28の姿勢72のEZ軸はワーク座標のZ軸と
平行である。従って、CAM装置13は、教示点62は
特異点であると判断する。同様にして各教示点63〜6
5における研磨工具28の姿勢73〜75のEZ軸がワ
ーク座標のZ軸と平行か否かを判断し、その判断結果に
基づいて、教示点63を特異点と判断し、教示点64,
65を特異点ではないと判断する。従って、CAM装置
13は、教示点62,63を特異点として検出する。以
後、検出した特異点となる教示点62,63を、他の教
示点61,64,65と区別するために、特異点62,
63という。
【0046】S3は基準教示点決定手段であって、CA
M装置13は、S2において検出した特異点に対して研
磨工具28の姿勢の基準とする教示点を決定する。この
とき、CAM装置13は、一連の磨き動作に基づいて、
特異点となる教示点の前後に特異点ではない教示点があ
る場合、それら特異点ではない教示点を基準の教示点と
して決定する。一方、一連の磨き動作の先頭又は最後の
教示点が特異点の場合、CAM装置13は、その先頭又
は最後の特異点となる教示点を基準の教示点として決定
する。そして、基準となる前後の教示点を決定すると、
CAM装置13は、S3からS4に移る。
M装置13は、S2において検出した特異点に対して研
磨工具28の姿勢の基準とする教示点を決定する。この
とき、CAM装置13は、一連の磨き動作に基づいて、
特異点となる教示点の前後に特異点ではない教示点があ
る場合、それら特異点ではない教示点を基準の教示点と
して決定する。一方、一連の磨き動作の先頭又は最後の
教示点が特異点の場合、CAM装置13は、その先頭又
は最後の特異点となる教示点を基準の教示点として決定
する。そして、基準となる前後の教示点を決定すると、
CAM装置13は、S3からS4に移る。
【0047】例えば、図6に示すように、教示点61〜
65のうちで特異点62,63の場合、特異点62の前
には特異点ではない教示点61が存在し、特異点63の
後に特異点ではない教示点64が存在する。従って、C
AM装置13は、特異点62の前の特異点ではない教示
点61と、特異点63の後の特異点ではない教示点64
とをそれぞれ基準の教示点として決定する。尚、一連の
磨き動作の先頭の教示点61が特異点である場合、CA
M装置13は、その先頭の教示点61を基準の教示点と
して決定する。また、最後の教示点65が特異点である
場合、CAM装置13は、その最後の教示点65を基準
の教示点として決定する。
65のうちで特異点62,63の場合、特異点62の前
には特異点ではない教示点61が存在し、特異点63の
後に特異点ではない教示点64が存在する。従って、C
AM装置13は、特異点62の前の特異点ではない教示
点61と、特異点63の後の特異点ではない教示点64
とをそれぞれ基準の教示点として決定する。尚、一連の
磨き動作の先頭の教示点61が特異点である場合、CA
M装置13は、その先頭の教示点61を基準の教示点と
して決定する。また、最後の教示点65が特異点である
場合、CAM装置13は、その最後の教示点65を基準
の教示点として決定する。
【0048】S4は姿勢再演算手段であって、CAM装
置13は、S3において基準となる前後の教示点61,
64に基づいて、特異点62,63の姿勢を再演算す
る。このとき、基準となる前の教示点61の姿勢をP
A、基準となる後の教示点64の姿勢をPB、各特異点
62,63の姿勢をそれぞれPi(i=1,2)とする
と、特異点62,63の姿勢Piは、 Pi=PA+((PB−PA)/(n+1))*i となる。但し、nは特異点の数であって、本実施例の場
合はn=2となる。
置13は、S3において基準となる前後の教示点61,
64に基づいて、特異点62,63の姿勢を再演算す
る。このとき、基準となる前の教示点61の姿勢をP
A、基準となる後の教示点64の姿勢をPB、各特異点
62,63の姿勢をそれぞれPi(i=1,2)とする
と、特異点62,63の姿勢Piは、 Pi=PA+((PB−PA)/(n+1))*i となる。但し、nは特異点の数であって、本実施例の場
合はn=2となる。
【0049】即ち、CAM装置13は、前の教示点61
の姿勢と後の教示点64の姿勢との変化量を特異点の数
に応じて3(=n+1)等分する。そして、CAM装置
13は、前の教示点61の姿勢に、等分した変化量を加
え、特異点62の姿勢72aを演算する。また、CAM
装置13は、前の教示点61の姿勢に、等分した変化量
の2倍を加え、特異点63の姿勢73aを演算する。
の姿勢と後の教示点64の姿勢との変化量を特異点の数
に応じて3(=n+1)等分する。そして、CAM装置
13は、前の教示点61の姿勢に、等分した変化量を加
え、特異点62の姿勢72aを演算する。また、CAM
装置13は、前の教示点61の姿勢に、等分した変化量
の2倍を加え、特異点63の姿勢73aを演算する。
【0050】その結果、図4に示すように、教示点61
から教示点64までの間の姿勢71,72a,73a,
74の変化量は同じとなる。言い換えれば、前の教示点
61から後の教示点64まで研磨工具28の姿勢が徐々
に変化するようになり、教示点61〜64間において研
磨工具28の姿勢が急激に変化することはない。
から教示点64までの間の姿勢71,72a,73a,
74の変化量は同じとなる。言い換えれば、前の教示点
61から後の教示点64まで研磨工具28の姿勢が徐々
に変化するようになり、教示点61〜64間において研
磨工具28の姿勢が急激に変化することはない。
【0051】そして、CAM装置13は、再演算した特
異点62,63を含む各教示点61〜65における研磨
工具28の姿勢71,72a,73a,74,75に基
づいて、磨きロボット15を制御するためのプログラム
を作成し、姿勢決定処理を終了する。その作成されたプ
ログラムは、CAM装置13からコントローラ14へ転
送される。
異点62,63を含む各教示点61〜65における研磨
工具28の姿勢71,72a,73a,74,75に基
づいて、磨きロボット15を制御するためのプログラム
を作成し、姿勢決定処理を終了する。その作成されたプ
ログラムは、CAM装置13からコントローラ14へ転
送される。
【0052】コントローラ14は、CAM装置13から
転送されたプログラムに基づいて磨きロボット15の第
1〜第5モータ31〜35を駆動制御して研磨工具28
を各教示点61〜65間を直線補完して移動させる。ま
た、コントローラ14は、スピンドルモータ36を駆動
制御して研磨工具28を回転させ、金型17を磨く。
転送されたプログラムに基づいて磨きロボット15の第
1〜第5モータ31〜35を駆動制御して研磨工具28
を各教示点61〜65間を直線補完して移動させる。ま
た、コントローラ14は、スピンドルモータ36を駆動
制御して研磨工具28を回転させ、金型17を磨く。
【0053】このとき、各教示点61〜64間におい
て、研磨工具28の姿勢71,72a,73a,74は
徐々に変化し、急激に変化することはない。その結果、
第4軸となる旋回アーム26の回動量、又は、第5軸の
スピンドルヘッド27の回動量は大きくならないので、
研磨工具28が金型17にくい込むことはない。
て、研磨工具28の姿勢71,72a,73a,74は
徐々に変化し、急激に変化することはない。その結果、
第4軸となる旋回アーム26の回動量、又は、第5軸の
スピンドルヘッド27の回動量は大きくならないので、
研磨工具28が金型17にくい込むことはない。
【0054】また、各教示点61〜65間において、研
磨工具28の姿勢71,72a,73a,74,75は
徐々に変化するので、その研磨工具28の先端を金型1
7に対して一定速度で移動させることができる。その結
果、磨きむらができないので、磨き品質は低下しない。
磨工具28の姿勢71,72a,73a,74,75は
徐々に変化するので、その研磨工具28の先端を金型1
7に対して一定速度で移動させることができる。その結
果、磨きむらができないので、磨き品質は低下しない。
【0055】上記したように本実施の形態においては、
以下の効果を奏する。 (1)CAM装置13は、各教示点61〜65のうち、
特異点となる教示点62,63を検出し、それら特異点
となる教示点62,63の前後の教示点61,64の姿
勢に基づいて、それら前後の教示点61,64の姿勢の
変化量を等分し、その当分した変化量を特異点となる教
示点62,63の位置に応じて前の教示点61の姿勢7
1に加えることで、特異点となる教示点62,63にお
ける研磨工具28の姿勢72a,73aを再演算し、決
定するようにした。その結果、各教示点61〜65間に
おいて、研磨工具28の姿勢71,72a,73a,7
4,75は徐々に変化し、、第4軸となる旋回アーム2
6の回動量、又は、第5軸のスピンドルヘッド27の回
動量は大きくならないので、研磨工具28が金型17に
くい込むのを防ぐことができる。
以下の効果を奏する。 (1)CAM装置13は、各教示点61〜65のうち、
特異点となる教示点62,63を検出し、それら特異点
となる教示点62,63の前後の教示点61,64の姿
勢に基づいて、それら前後の教示点61,64の姿勢の
変化量を等分し、その当分した変化量を特異点となる教
示点62,63の位置に応じて前の教示点61の姿勢7
1に加えることで、特異点となる教示点62,63にお
ける研磨工具28の姿勢72a,73aを再演算し、決
定するようにした。その結果、各教示点61〜65間に
おいて、研磨工具28の姿勢71,72a,73a,7
4,75は徐々に変化し、、第4軸となる旋回アーム2
6の回動量、又は、第5軸のスピンドルヘッド27の回
動量は大きくならないので、研磨工具28が金型17に
くい込むのを防ぐことができる。
【0056】また、各教示点61〜65間において、研
磨工具28の姿勢71,72a,73a,74,75は
徐々に変化するので、その研磨工具28の先端を金型1
7に対して所定速度で移動させることができる。その結
果、磨きむらができないので、磨き品質の低下を防止す
ることができる。
磨工具28の姿勢71,72a,73a,74,75は
徐々に変化するので、その研磨工具28の先端を金型1
7に対して所定速度で移動させることができる。その結
果、磨きむらができないので、磨き品質の低下を防止す
ることができる。
【0057】なお、本発明は上記実施の形態の他、以下
のように実施してもよい。 (1)上記実施の形態では、CAM装置13において、
各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢71〜
75を演算し、特異点となる各教示点62,63におけ
る研磨工具28の姿勢を再演算して、その姿勢72a,
73aを決定するようにしたが、CAM装置13におい
て各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢を演
算し、その演算結果をコントローラ15に転送し、コン
トローラ15において、特異点となる各教示点62,6
3を検出し、各教示点62,63における研磨工具28
の姿勢を再演算して、その姿勢72a,73aを決定す
るようにしてもよい。
のように実施してもよい。 (1)上記実施の形態では、CAM装置13において、
各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢71〜
75を演算し、特異点となる各教示点62,63におけ
る研磨工具28の姿勢を再演算して、その姿勢72a,
73aを決定するようにしたが、CAM装置13におい
て各教示点61〜65における研磨工具28の姿勢を演
算し、その演算結果をコントローラ15に転送し、コン
トローラ15において、特異点となる各教示点62,6
3を検出し、各教示点62,63における研磨工具28
の姿勢を再演算して、その姿勢72a,73aを決定す
るようにしてもよい。
【0058】(2)上記実施の形態では、特異点となる
2つの教示点62,63について姿勢を再演算する場合
について説明したが、特異点となる教示点が1つ、又は
3つ以上の場合でも同様に特異点となる教示点の姿勢を
再演算して決定することが可能であり、同様の作用及び
効果を得ることができる。
2つの教示点62,63について姿勢を再演算する場合
について説明したが、特異点となる教示点が1つ、又は
3つ以上の場合でも同様に特異点となる教示点の姿勢を
再演算して決定することが可能であり、同様の作用及び
効果を得ることができる。
【0059】また、複数の特異点よりなる特異点群が複
数ある場合でも、各特異点群毎にその特異点群の前後の
教示点の姿勢を基準として各特異点の姿勢を再演算して
決定することが可能であり、同様の作用及び効果を得る
ことができる。
数ある場合でも、各特異点群毎にその特異点群の前後の
教示点の姿勢を基準として各特異点の姿勢を再演算して
決定することが可能であり、同様の作用及び効果を得る
ことができる。
【0060】(3)上記実施の形態では、S4の姿勢再
演算手段において、CAM装置13は、前の教示点61
の姿勢と後の教示点64の姿勢との変化量を特異点の数
に応じて等分し、前の教示点61の姿勢に等分した変化
量を加えて特異点62,63の姿勢72a,73aを演
算するようにしたが、前の教示点61の姿勢と後の教示
点64の姿勢との変化量を教示点61から特異点62,
63までの距離に応じて按分し、前の教示点61の姿勢
に按分した変化を加えて特異点62,63の姿勢72
a,73aを演算するようにしてもよい。
演算手段において、CAM装置13は、前の教示点61
の姿勢と後の教示点64の姿勢との変化量を特異点の数
に応じて等分し、前の教示点61の姿勢に等分した変化
量を加えて特異点62,63の姿勢72a,73aを演
算するようにしたが、前の教示点61の姿勢と後の教示
点64の姿勢との変化量を教示点61から特異点62,
63までの距離に応じて按分し、前の教示点61の姿勢
に按分した変化を加えて特異点62,63の姿勢72
a,73aを演算するようにしてもよい。
【0061】例えば、図5に示すように、各教示点間の
距離が等しくない場合、基準となる前の教示点の姿勢を
PAと、基準となる後の教示点の姿勢をPB、各特異点
の姿勢をそれぞれPi(i=1,2)とし、前後の教示
点間の距離をdAB、前の教示点から各特異点までの距
離をdiとすると、特異点の姿勢Piは、 Pi=PA+(PB−PA)*di/dAB として再演算する。この構成によって、各教示点間が等
距離ではない場合でも、ツールの姿勢を徐々に変化させ
ることが可能となる。
距離が等しくない場合、基準となる前の教示点の姿勢を
PAと、基準となる後の教示点の姿勢をPB、各特異点
の姿勢をそれぞれPi(i=1,2)とし、前後の教示
点間の距離をdAB、前の教示点から各特異点までの距
離をdiとすると、特異点の姿勢Piは、 Pi=PA+(PB−PA)*di/dAB として再演算する。この構成によって、各教示点間が等
距離ではない場合でも、ツールの姿勢を徐々に変化させ
ることが可能となる。
【0062】(4)上記実施の形態では、CAM装置1
3とコントローラ14とを別々の構成としたが、CAM
装置13とコントローラ14を一体構成として実施して
もよい。
3とコントローラ14とを別々の構成としたが、CAM
装置13とコントローラ14を一体構成として実施して
もよい。
【0063】(5)上記実施の形態では、金型17を磨
く研磨工具28の姿勢を決定し、その決定した姿勢にに
基づいて磨きロボット15を制御するためのプログラム
を作成するようにしたが、他の産業用ロボットや、マシ
ニングセンタ等の工作機械を制御するためのプログラム
を作成するようにしてもよい。
く研磨工具28の姿勢を決定し、その決定した姿勢にに
基づいて磨きロボット15を制御するためのプログラム
を作成するようにしたが、他の産業用ロボットや、マシ
ニングセンタ等の工作機械を制御するためのプログラム
を作成するようにしてもよい。
【0064】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、上記各形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項2に記載の産業用ロボットの姿勢決定方法
において、特異点におけるツールの姿勢を再演算する際
に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量を求め、
その求めた変化量を基準点から特異点までの距離に応じ
て按分し、基準となる前の教示点の姿勢に特異点の位置
に応じて按分した変化量を加えて該特異点におけるツー
ルの姿勢を演算するようにした産業用ロボットの姿勢決
定方法。この方法によれば、複数の教示点間の距離が異
なる場合においてもツールの姿勢を徐々に変化させるこ
とが可能となる。
したが、上記各形態から把握できる請求項以外の技術思
想について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項2に記載の産業用ロボットの姿勢決定方法
において、特異点におけるツールの姿勢を再演算する際
に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量を求め、
その求めた変化量を基準点から特異点までの距離に応じ
て按分し、基準となる前の教示点の姿勢に特異点の位置
に応じて按分した変化量を加えて該特異点におけるツー
ルの姿勢を演算するようにした産業用ロボットの姿勢決
定方法。この方法によれば、複数の教示点間の距離が異
なる場合においてもツールの姿勢を徐々に変化させるこ
とが可能となる。
【0065】(ロ)請求項5に記載の産業用ロボットの
姿勢決定装置において、前記姿勢再演算手段は、特異点
におけるツールの姿勢を再演算する際に、基準となる前
後の教示点間の姿勢の変化量を求め、その求めた変化量
を基準点から特異点までの距離に応じて按分し、基準と
なる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて按分した
変化量を加えて該特異点におけるツールの姿勢を演算す
るようにした産業用ロボットの姿勢決定装置。この方法
によれば、複数の教示点間の距離が異なる場合において
もツールの姿勢を徐々に変化させることが可能な姿勢決
定装置を提供することができる。
姿勢決定装置において、前記姿勢再演算手段は、特異点
におけるツールの姿勢を再演算する際に、基準となる前
後の教示点間の姿勢の変化量を求め、その求めた変化量
を基準点から特異点までの距離に応じて按分し、基準と
なる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じて按分した
変化量を加えて該特異点におけるツールの姿勢を演算す
るようにした産業用ロボットの姿勢決定装置。この方法
によれば、複数の教示点間の距離が異なる場合において
もツールの姿勢を徐々に変化させることが可能な姿勢決
定装置を提供することができる。
【0066】(ハ)その先端にツールが取着された産業
用ロボットと、請求項4〜7、上記(イ)(ロ)のうち
のいずれか1つに記載の産業用ロボットの姿勢決定装置
とを備え、該装置により決定された産業用ロボットの姿
勢に基づいて該ロボットを制御して一連の作業を行うよ
うにした産業用ロボットシステム。この構成によれば、
産業用ロボットの特異点における姿勢を容易に決定する
ことができ、一連の作業を行うことが可能となる。
用ロボットと、請求項4〜7、上記(イ)(ロ)のうち
のいずれか1つに記載の産業用ロボットの姿勢決定装置
とを備え、該装置により決定された産業用ロボットの姿
勢に基づいて該ロボットを制御して一連の作業を行うよ
うにした産業用ロボットシステム。この構成によれば、
産業用ロボットの特異点における姿勢を容易に決定する
ことができ、一連の作業を行うことが可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜3に記載
の発明によれば、ツールの姿勢を徐々に変化させること
が可能な産業用ロボットの姿勢決定方法を提供すること
ができる。
の発明によれば、ツールの姿勢を徐々に変化させること
が可能な産業用ロボットの姿勢決定方法を提供すること
ができる。
【0068】また、請求項4〜7に記載の発明によれ
ば、ツールの姿勢を徐々に変化させることが可能な産業
用ロボットの姿勢決定装置を提供することができる。
ば、ツールの姿勢を徐々に変化させることが可能な産業
用ロボットの姿勢決定装置を提供することができる。
【図1】 一実施の形態の磨きロボットシステムの概略
斜視図。
斜視図。
【図2】 一実施の形態の磨きロボットシステムのブロ
ック図。
ック図。
【図3】 一実施の形態の姿勢決定処理のフローチャー
ト。
ト。
【図4】 再演算後のロボットの姿勢を示す説明図。
【図5】 別のロボットの姿勢の姿勢再演算手段を示す
説明図。
説明図。
【図6】 従来のロボットの姿勢を示す説明図。
【図7】 産業用ロボットの軸を示す概略図。
【図8】 加工面と研磨工具の姿勢との関係を示す説明
図。
図。
13…姿勢演算手段、特異点検出手段、基準教示点決定
手段、及び、姿勢再演算手段としてのCAM装置、14
…コントローラ、15…産業用ロボットとしての磨きロ
ボット、17,60…ワークとしての金型、28…ツー
ルとしての研磨工具、61〜65…教示点、66〜70
…面直方向ベクトル、71〜75…姿勢、72a,73
a…再演算した姿勢
手段、及び、姿勢再演算手段としてのCAM装置、14
…コントローラ、15…産業用ロボットとしての磨きロ
ボット、17,60…ワークとしての金型、28…ツー
ルとしての研磨工具、61〜65…教示点、66〜70
…面直方向ベクトル、71〜75…姿勢、72a,73
a…再演算した姿勢
Claims (7)
- 【請求項1】 産業用ロボットの先端に取着されたツー
ルの姿勢を一連の作業に応じて予め設定されたワーク上
の複数の教示点におけるワークの面に垂直な面直方向ベ
クトルに対応するように演算し、それぞれ決定する産業
用ロボットの姿勢決定方法であって、 各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定となる
教示点を検出し、その検出した教示点を特異点とし、一
連の作業の中でツールの姿勢が徐々に変化するように検
出した特異点におけるツールの姿勢を再演算して各教示
点におけるツールの姿勢を決定するようにした産業用ロ
ボットの姿勢決定方法。 - 【請求項2】 産業用ロボットの先端に取着されたツー
ルの姿勢を一連の作業に応じて予め設定されたワーク上
の複数の教示点におけるワークの面に垂直な面直方向ベ
クトルに対応するように演算し、それぞれ決定する産業
用ロボットの姿勢決定方法であって、 各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定となる
教示点を検出し、その検出した教示点を特異点とし、そ
の検出した特異点に対応して基準となる前後の教示点を
決定し、それら基準となる前後の教示点の間でツールの
姿勢が徐々に変化するように特異点におけるツールの姿
勢を再演算して各教示点におけるツールの姿勢を決定す
るようにした産業用ロボットの姿勢決定方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の産業用ロボットの姿勢
決定方法において、特異点におけるツールの姿勢を再演
算する際に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変化量
を求め、その求めた変化量を特異点の数に応じて等分
し、基準となる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応じ
て等分した変化量を加えて該特異点におけるツールの姿
勢を演算するようにした産業用ロボットの姿勢決定方
法。 - 【請求項4】 産業用ロボットの先端に取着されたツー
ルの姿勢を一連の作業に応じて予め設定されたワーク上
の複数の教示点におけるワークの面に垂直な面直方向ベ
クトルに対応するように演算し、それぞれ決定する産業
用ロボットの姿勢決定装置であって、 前記各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定と
なる教示点を検出し、その検出した教示点を特異点とす
る特異点検出手段と、 前記特異点検出手段により検出された特異点におけるツ
ールの姿勢を、一連の作業の中でツールの姿勢が徐々に
変化するように再演算する姿勢再演算手段とを備えた産
業用ロボットの姿勢決定装置。 - 【請求項5】 産業用ロボットの先端に取着されたツー
ルの姿勢を一連の作業に応じて予め設定されたワーク上
の複数の教示点におけるワークの面に垂直な面直方向ベ
クトルに対応するように演算し、それぞれ決定する産業
用ロボットの姿勢決定装置であって、 前記各教示点のうち、演算されたツールの姿勢が不定と
なる教示点を検出し、その検出した教示点を特異点とす
る特異点検出手段と、 前記特異点検出手段により検出された特異点に対応して
基準となる前後の教示点を決定する基準教示点決定手段
と、 前記基準教示点決定手段により決定された基準となる前
後の教示点の間でツールの姿勢が徐々に変化するように
特異点におけるツールの姿勢を再演算する姿勢再演算手
段とを備えた産業用ロボットの姿勢決定装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の産業用ロボットの姿勢
決定装置において、 前記姿勢再演算手段は、特異点におけるツールの姿勢を
再演算する際に、基準となる前後の教示点間の姿勢の変
化量を求め、その求めた変化量を特異点の数に応じて等
分し、基準となる前の教示点の姿勢に特異点の位置に応
じて等分した変化量を加えて該特異点におけるツールの
姿勢を演算するようにした産業用ロボットの姿勢決定装
置。 - 【請求項7】 請求項4〜6のうちのいずれか1項に記
載の産業用ロボットの姿勢決定装置において、 前記特異点検出手段に先立ち、予め設定されたワーク上
の複数の教示点における面直方向ベクトルにそれぞれ対
応してツールの姿勢を演算する姿勢演算手段を備えた産
業用ロボットの姿勢決定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6985596A JPH09254062A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 産業用ロボットの姿勢決定方法及び姿勢決定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6985596A JPH09254062A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 産業用ロボットの姿勢決定方法及び姿勢決定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254062A true JPH09254062A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13414852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6985596A Pending JPH09254062A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 産業用ロボットの姿勢決定方法及び姿勢決定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09254062A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008090734A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
| JP2009054186A (ja) * | 2008-10-27 | 2009-03-12 | Fanuc Ltd | 5軸加工機の数値制御方法 |
| JP2009230552A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
| JP2010036293A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Jtekt Corp | 多関節ロボット |
| JP2011003176A (ja) * | 2009-05-19 | 2011-01-06 | Fanuc Ltd | 5軸加工機用数値制御装置 |
| US7869897B2 (en) | 2007-05-17 | 2011-01-11 | Fanuc Ltd | Numerical control method for five-axis processing machine |
| US9897992B2 (en) | 2012-05-22 | 2018-02-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerical control apparatus |
| JP2022043006A (ja) * | 2020-09-03 | 2022-03-15 | エフ ホフマン-ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | サンプルコンテナ運搬システム |
| JPWO2023135762A1 (ja) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP6985596A patent/JPH09254062A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008090734A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
| US7869897B2 (en) | 2007-05-17 | 2011-01-11 | Fanuc Ltd | Numerical control method for five-axis processing machine |
| JP2009230552A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
| JP2010036293A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Jtekt Corp | 多関節ロボット |
| JP2009054186A (ja) * | 2008-10-27 | 2009-03-12 | Fanuc Ltd | 5軸加工機の数値制御方法 |
| JP2011003176A (ja) * | 2009-05-19 | 2011-01-06 | Fanuc Ltd | 5軸加工機用数値制御装置 |
| US9897992B2 (en) | 2012-05-22 | 2018-02-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerical control apparatus |
| JP2022043006A (ja) * | 2020-09-03 | 2022-03-15 | エフ ホフマン-ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | サンプルコンテナ運搬システム |
| JPWO2023135762A1 (ja) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH079606B2 (ja) | ロボット制御装置 | |
| JPWO2001087532A1 (ja) | 3次元レーザ加工機用制御装置 | |
| JP5872869B2 (ja) | 工具背面での切削点指令により加工を行う数値制御装置 | |
| CN103063213A (zh) | 一种焊接机器人与变位机位姿关系的标定方法 | |
| US20050027398A1 (en) | Articulated robot | |
| CN110586960B (zh) | 用于加工工件的方法、数控装置以及机床 | |
| JP3029228B2 (ja) | スクロール状工作物の加工方法及び装置 | |
| JPH08118205A (ja) | 数値制御工作機械の主軸法線方向制御方法 | |
| CN110515346A (zh) | 一种工业机器人铣削复杂曲面无过切刀具路径插补方法 | |
| JP3367321B2 (ja) | 産業用ロボットの教示データ作成方法、産業用ロボットの教示データ作成装置、及び、産業用ロボットシステム | |
| JP4531297B2 (ja) | 6軸制御ncプログラム生成方法及び生成装置、並びに6軸制御ncプログラム生成プログラム及びこのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
| JP2003044109A (ja) | ワ−ク座標系設定手段を持つ多軸工作機械の数値制御装置 | |
| CN116619060B (zh) | 可消除曲面加工非线性误差的动态可调七轴工作台和方法 | |
| JP3213989B2 (ja) | 産業用ロボットにおける手先部の姿勢制御方法およびその装置 | |
| JPH09244723A (ja) | 産業用ロボットの教示データ作成方法、産業用ロボットの教示データ作成装置、及び、産業用ロボットシステム | |
| JP3576421B2 (ja) | 工作機のワーク姿勢制御方法 | |
| JP4187849B2 (ja) | 円板形工具の制御方法および工具ドレス機 | |
| JP2911160B2 (ja) | グラインダロボット | |
| JP2022187129A (ja) | 情報処理装置および情報処理プログラム | |
| JPH06262484A (ja) | 数値制御工作機械の送り制御装置 | |
| JPH05505893A (ja) | ロボット・セルの経路の制御方法 | |
| JP2000127018A (ja) | 回転駆動型工具及びそれを用いた加工装置 | |
| JPH04259012A (ja) | 数値制御装置 | |
| JP7846139B2 (ja) | 制御装置、教示装置、及び機械システム | |
| JPH06262483A (ja) | 数値制御工作機械 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |