JPH09254215A - 射出成形金型装置 - Google Patents
射出成形金型装置Info
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- JPH09254215A JPH09254215A JP6825296A JP6825296A JPH09254215A JP H09254215 A JPH09254215 A JP H09254215A JP 6825296 A JP6825296 A JP 6825296A JP 6825296 A JP6825296 A JP 6825296A JP H09254215 A JPH09254215 A JP H09254215A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形金型装置における温度調整を迅速か
つ効率的に行なう。 【解決手段】 型締め状態になった時に作られる成形品
用のキャビティCに成形樹脂を供給して成形品を得るも
ので、キャビティを作る金型(型板4,12)に半導体
型ヒートポンプ素子17,18が取り付けてある。キャ
ビティCの近傍の金型内には温度センサ(図示略)が埋
設してあり、検出温度データをヒートポンプ素子の制御
を行なう温度制御装置に出力可能である。これにより温
度センサから出力される温度データを受け、半導体型ヒ
ートポンプ素子への通電が制御される。半導体型ヒート
ポンプ素子は、金型に対して吸熱または放熱を行なっ
て、金型、特にキャビティ近傍を直接的に加熱または冷
却することにより温度調整可能である。これに水や油等
の流体を熱交換媒体とする温度調整手段を併用すればさ
らに迅速・確実な金型温度の制御が可能となる。
つ効率的に行なう。 【解決手段】 型締め状態になった時に作られる成形品
用のキャビティCに成形樹脂を供給して成形品を得るも
ので、キャビティを作る金型(型板4,12)に半導体
型ヒートポンプ素子17,18が取り付けてある。キャ
ビティCの近傍の金型内には温度センサ(図示略)が埋
設してあり、検出温度データをヒートポンプ素子の制御
を行なう温度制御装置に出力可能である。これにより温
度センサから出力される温度データを受け、半導体型ヒ
ートポンプ素子への通電が制御される。半導体型ヒート
ポンプ素子は、金型に対して吸熱または放熱を行なっ
て、金型、特にキャビティ近傍を直接的に加熱または冷
却することにより温度調整可能である。これに水や油等
の流体を熱交換媒体とする温度調整手段を併用すればさ
らに迅速・確実な金型温度の制御が可能となる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は射出成形金型装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り射出成形品の品質を決定付け
る重要なファクターとして射出成形金型装置の温度管理
が挙げられる。なかでもキャビティ部の温度は、成形品
の射出や固化に及ぼす影響が大きく、それだけ成形品の
品質に及ぼす影響が大きいことから種々の温度管理のた
めの手段が採用されている。
る重要なファクターとして射出成形金型装置の温度管理
が挙げられる。なかでもキャビティ部の温度は、成形品
の射出や固化に及ぼす影響が大きく、それだけ成形品の
品質に及ぼす影響が大きいことから種々の温度管理のた
めの手段が採用されている。
【0003】射出成形金型装置の温度管理は、主として
金型内に温度調整用流体の通路を設け、パイプを介して
外部の温度調整装置と金型装置内との間とで流体を循環
させて、流体の熱交換作用によって温度調整することが
行われている。金型にパイプを接続するものでは、金型
の交換毎にパイプの着脱作業を要するために、金型交換
作業を面倒にしているという問題があった。
金型内に温度調整用流体の通路を設け、パイプを介して
外部の温度調整装置と金型装置内との間とで流体を循環
させて、流体の熱交換作用によって温度調整することが
行われている。金型にパイプを接続するものでは、金型
の交換毎にパイプの着脱作業を要するために、金型交換
作業を面倒にしているという問題があった。
【0004】これに対して実公平4−27633号公報
では、金型のパーティングライン面に温度調整用の配管
の接続部を形成することにより、この配管の着脱を要せ
ずに金型の交換を可能にした金型を提案している。
では、金型のパーティングライン面に温度調整用の配管
の接続部を形成することにより、この配管の着脱を要せ
ずに金型の交換を可能にした金型を提案している。
【0005】また、流体を熱交換媒体とする温度調整手
段では、金型の温度変化への対応が間接的なものとな
り、迅速な対応が不十分なことから、これを避けるため
に、キャビティの表面を予め高周波誘導加熱装置を用い
て直接的に加熱する方法が提案されている(特公昭58
−40504号公報)。
段では、金型の温度変化への対応が間接的なものとな
り、迅速な対応が不十分なことから、これを避けるため
に、キャビティの表面を予め高周波誘導加熱装置を用い
て直接的に加熱する方法が提案されている(特公昭58
−40504号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
流体の熱交換作用を利用するものは、上述したように、
温度変化への対応が間接的であるためにタイムラグを生
じ、精度の高い温度管理ができないという問題がある。
また、高周波誘導加熱により金型を直接的に加熱する場
合には、温度変化に対する対応は迅速化するが、加熱だ
けに限定されるため、適用できる成形品の材質に制約が
あり、かつ装置や操作が複雑化するなどの問題がある。
流体の熱交換作用を利用するものは、上述したように、
温度変化への対応が間接的であるためにタイムラグを生
じ、精度の高い温度管理ができないという問題がある。
また、高周波誘導加熱により金型を直接的に加熱する場
合には、温度変化に対する対応は迅速化するが、加熱だ
けに限定されるため、適用できる成形品の材質に制約が
あり、かつ装置や操作が複雑化するなどの問題がある。
【0007】また、カセット式金型を採用する場合に
は、上記した流体の通路は、ベース金型に設けるだけで
あるため、肝腎のキャビティの周辺の温度調整には不十
分となっているという問題がある。
は、上記した流体の通路は、ベース金型に設けるだけで
あるため、肝腎のキャビティの周辺の温度調整には不十
分となっているという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の射出成形金型装置では、キャビティの温
度制御を高精度に行なう手段として半導体型ヒートポン
プ素子を採用してある。具体的には、キャビティ部を構
成する固定側金型及び可動側金型の各側部に半導体型ヒ
ートポンプ素子を取り付け、これに温度制御装置を接続
することにより、金型内部のキャビティ近傍の温度変化
に対応して金型を直接的に加熱または冷却可能にしてあ
る。
めに、本発明の射出成形金型装置では、キャビティの温
度制御を高精度に行なう手段として半導体型ヒートポン
プ素子を採用してある。具体的には、キャビティ部を構
成する固定側金型及び可動側金型の各側部に半導体型ヒ
ートポンプ素子を取り付け、これに温度制御装置を接続
することにより、金型内部のキャビティ近傍の温度変化
に対応して金型を直接的に加熱または冷却可能にしてあ
る。
【0009】また、射出成形金型装置はキャビティ以外
の部分でも温度管理が成形品の品質決定の重要なファク
ターとなることから、半導体型ヒートポンプの採用と併
せて従来技術で用いられている流体を熱交換媒体とする
金型温度調整手段を採用して射出成形金型装置全体の温
度調整の効率化を図るようにしてある。
の部分でも温度管理が成形品の品質決定の重要なファク
ターとなることから、半導体型ヒートポンプの採用と併
せて従来技術で用いられている流体を熱交換媒体とする
金型温度調整手段を採用して射出成形金型装置全体の温
度調整の効率化を図るようにしてある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、型締めにより固定側金
型と可動側金型とでキャビティを作り、キャビティに成
形樹脂を供給して成形品を得る射出成形金型装置であ
り、キャビティが位置する各金型には、該キャビティの
温度を調整する半導体型ヒートポンプ素子が設けてあ
る。
型と可動側金型とでキャビティを作り、キャビティに成
形樹脂を供給して成形品を得る射出成形金型装置であ
り、キャビティが位置する各金型には、該キャビティの
温度を調整する半導体型ヒートポンプ素子が設けてあ
る。
【0011】好ましくは、各金型は、温度管理手段とし
て上記した半導体型ヒートポンプ素子を採用するととも
に、流体を熱交換媒体とする温度調整手段を併用され
る。
て上記した半導体型ヒートポンプ素子を採用するととも
に、流体を熱交換媒体とする温度調整手段を併用され
る。
【0012】
【実施例】初めに、本実施例における射出成形金型装置
の全体の構成について説明する。
の全体の構成について説明する。
【0013】図1,2は、本発明の説明に必要な範囲で
各要素の位置関係を示したもので、ガイド軸、サポート
軸その他の部材の表示を省略してある。
各要素の位置関係を示したもので、ガイド軸、サポート
軸その他の部材の表示を省略してある。
【0014】図1に示すように、本発明を実現する射出
成形金型装置は、型締め状態において固定側金型Pと可
動側金型QとによってキャビティCを作り、このキャビ
ティに成形樹脂を供給することにより成形品を得るもの
である。
成形金型装置は、型締め状態において固定側金型Pと可
動側金型QとによってキャビティCを作り、このキャビ
ティに成形樹脂を供給することにより成形品を得るもの
である。
【0015】固定側金型Pは、固定側取付板1の前面に
ランナストリッパープレート2が接離可能に当接してあ
り、このランナストリッパープレートの前面に固定側ベ
ースプレート3が同様に接離可能に当接してある。さら
に固定側ベースプレート3の前面には固定側型板4が固
着してある。
ランナストリッパープレート2が接離可能に当接してあ
り、このランナストリッパープレートの前面に固定側ベ
ースプレート3が同様に接離可能に当接してある。さら
に固定側ベースプレート3の前面には固定側型板4が固
着してある。
【0016】固定側取付板1及びランナストリッパープ
レート2の中央部には、成形機本体のノズルが挿入され
るスプルーブシュ5が装着してある。スプルーブシュ5
はロケートリング6によって固定側取付板1に固定して
ある。スプルーブシュ5の先端に設けてあるスプルー5
aの先端は、固定側ベースプレート3の背面に形成して
あるサブランナ部3aと対向している。サブランナ部3
aの一隅には、固定側ベースプレート3及び固定側型板
4とにわたってテーパ状に設けてあるランナ部3b,4
aの端部が対向しており、型締め(図示)状態におい
て、サブランナ部3aとキャビティCとを連通可能であ
る。ランナ部3bの端部には、固定側取付板1及びラン
ナストリッパープレート2を貫通するように設けられた
ランナロックピン7の先端部が位置している。
レート2の中央部には、成形機本体のノズルが挿入され
るスプルーブシュ5が装着してある。スプルーブシュ5
はロケートリング6によって固定側取付板1に固定して
ある。スプルーブシュ5の先端に設けてあるスプルー5
aの先端は、固定側ベースプレート3の背面に形成して
あるサブランナ部3aと対向している。サブランナ部3
aの一隅には、固定側ベースプレート3及び固定側型板
4とにわたってテーパ状に設けてあるランナ部3b,4
aの端部が対向しており、型締め(図示)状態におい
て、サブランナ部3aとキャビティCとを連通可能であ
る。ランナ部3bの端部には、固定側取付板1及びラン
ナストリッパープレート2を貫通するように設けられた
ランナロックピン7の先端部が位置している。
【0017】可動側金型Qは、可動側取付板8の前面に
スペーサブロック9が設けてあり、このスペーサブロッ
クの前面には受板10が設けてあり、受板10の前面に
は、可動側ベースプレート11が、その前面にはさらに
可動側型板12が設けてある。可動側型板12のほぼ中
央部には、キャビティコア13が設けてあり、型締め状
態において、このキャビティコアと可動側型板12に形
成してあるキャビティ部及び固定側型板4の前面とによ
って囲まれたキャビティCを形成可能である。
スペーサブロック9が設けてあり、このスペーサブロッ
クの前面には受板10が設けてあり、受板10の前面に
は、可動側ベースプレート11が、その前面にはさらに
可動側型板12が設けてある。可動側型板12のほぼ中
央部には、キャビティコア13が設けてあり、型締め状
態において、このキャビティコアと可動側型板12に形
成してあるキャビティ部及び固定側型板4の前面とによ
って囲まれたキャビティCを形成可能である。
【0018】スペーサブロック9の中央部には、スペー
サ部9aが形成してあり、このスペーサ部内には、エジ
ェクタプレート14が進退可能に設けてある。エジェク
タプレート14の前面には、エジェクタピン15が立設
してある。エジェクタピン15は、受板10、可動側ベ
ースプレート11及びキャビティコア13にそれぞれ設
けてある挿通孔を挿通して、先端が前方へ突出可能にし
てある。
サ部9aが形成してあり、このスペーサ部内には、エジ
ェクタプレート14が進退可能に設けてある。エジェク
タプレート14の前面には、エジェクタピン15が立設
してある。エジェクタピン15は、受板10、可動側ベ
ースプレート11及びキャビティコア13にそれぞれ設
けてある挿通孔を挿通して、先端が前方へ突出可能にし
てある。
【0019】可動側取付板8の中央部には、エジェクタ
ロッド(図示せず。)が挿通可能な透孔8aが設けてあ
る。この透孔8aから図示してない射出成形金型装置本
体のシリンダによってエジェクタロッドが進入して、エ
ジェクタプレート14を前進させると、エジェクタピン
15の先端がキャビティコア13の先端から突出するこ
とにより、型開き状態において、キャビティ内に残され
た成形品を突き落とし可能である。エジェクタロッドが
後退すると、エジェクタプレート14及びエジェクタピ
ン15は、戻しバネ(図示略)によって原位置に復帰可
能である。
ロッド(図示せず。)が挿通可能な透孔8aが設けてあ
る。この透孔8aから図示してない射出成形金型装置本
体のシリンダによってエジェクタロッドが進入して、エ
ジェクタプレート14を前進させると、エジェクタピン
15の先端がキャビティコア13の先端から突出するこ
とにより、型開き状態において、キャビティ内に残され
た成形品を突き落とし可能である。エジェクタロッドが
後退すると、エジェクタプレート14及びエジェクタピ
ン15は、戻しバネ(図示略)によって原位置に復帰可
能である。
【0020】固定側型板4及び可動側型板12の内部の
キャビティCが作られるべき位置の近傍には、それぞれ
熱電対からなる温度センサ(図示略)が設けてある。温
度センサの出力端子(図示略)は、射出成形金型装置の
外部に設けてある温度制御装置(図示略)に接続してあ
り、常時キャビティCの表面温度を計測可能にしてあ
る。
キャビティCが作られるべき位置の近傍には、それぞれ
熱電対からなる温度センサ(図示略)が設けてある。温
度センサの出力端子(図示略)は、射出成形金型装置の
外部に設けてある温度制御装置(図示略)に接続してあ
り、常時キャビティCの表面温度を計測可能にしてあ
る。
【0021】また、キャビティCが位置する金型すなわ
ち各型板4,12の各側周部には、ペルチェ素子からな
る半導体型ヒートポンプ素子17,18が固着してあ
る。半導体型ヒートポンプ素子17,18の取付部は板
状に形成してあり、それぞれ型板の側部にねじ止めによ
って固定されている。
ち各型板4,12の各側周部には、ペルチェ素子からな
る半導体型ヒートポンプ素子17,18が固着してあ
る。半導体型ヒートポンプ素子17,18の取付部は板
状に形成してあり、それぞれ型板の側部にねじ止めによ
って固定されている。
【0022】半導体型ヒートポンプ素子は周知の通り、
2枚の分離されたプレートに直流電流を流し、一方のプ
レートにpタイプの半導体を接続し、他方のプレートに
nタイプの半導体を接続し、各半導体の他端を出力プレ
ートで接続したものからなり、電流の流れる方向によっ
て出力プレートで放熱(加熱)または吸熱(冷却)作用
が行われるものである。
2枚の分離されたプレートに直流電流を流し、一方のプ
レートにpタイプの半導体を接続し、他方のプレートに
nタイプの半導体を接続し、各半導体の他端を出力プレ
ートで接続したものからなり、電流の流れる方向によっ
て出力プレートで放熱(加熱)または吸熱(冷却)作用
が行われるものである。
【0023】本実施例では温度制御装置を、半導体型ヒ
ートポンプ素子を吸熱作用を生じさせるように電流方向
を設定してある。半導体型ヒートポンプ素子への通電
は、既述の温度制御装置によって行なわれる。すなわ
ち、温度センサから温度制御装置へ出力された温度デー
タが、予め設定してある温度よりも高い時は、半導体型
ヒートポンプ素子に通電して金型の熱を吸収して金型を
冷却し、金型温度がこれよりも低い時は通電を停止し
て、キャビティへ供給される射出樹脂による温度上昇を
待つ。この間に射出成形金型装置は稼働し続けているた
め、金型温度は徐々に上昇して設定温度よりも高くな
る。ここで再び半導体型ヒートポンプ素子への通電を再
開することにより金型を冷却可能である。
ートポンプ素子を吸熱作用を生じさせるように電流方向
を設定してある。半導体型ヒートポンプ素子への通電
は、既述の温度制御装置によって行なわれる。すなわ
ち、温度センサから温度制御装置へ出力された温度デー
タが、予め設定してある温度よりも高い時は、半導体型
ヒートポンプ素子に通電して金型の熱を吸収して金型を
冷却し、金型温度がこれよりも低い時は通電を停止し
て、キャビティへ供給される射出樹脂による温度上昇を
待つ。この間に射出成形金型装置は稼働し続けているた
め、金型温度は徐々に上昇して設定温度よりも高くな
る。ここで再び半導体型ヒートポンプ素子への通電を再
開することにより金型を冷却可能である。
【0024】また、成形樹脂の種類によっては、金型温
度を運転中に自然に上昇する温度よりも高くするように
要求されることがある。このような場合は、電流の流れ
る方向を反対にして出力プレートから放熱して金型を加
熱するようにすることも可能である。なお、温度制御装
置によって、金型の温度に対応して、吸熱と放熱とを任
意に切り換え可能となるように設定してもよい。
度を運転中に自然に上昇する温度よりも高くするように
要求されることがある。このような場合は、電流の流れ
る方向を反対にして出力プレートから放熱して金型を加
熱するようにすることも可能である。なお、温度制御装
置によって、金型の温度に対応して、吸熱と放熱とを任
意に切り換え可能となるように設定してもよい。
【0025】図1に示すように、上記した半導体型ヒー
トポンプ素子による温度調整では、温度制御が不十分な
場合に備えて、これと併せて従来技術で採用している水
または油等の流体を熱交換媒体とする流路(金型温度調
整手段)3c,10a,11aを採用してある。すなわ
ち、固定側ベースプレート3、受板10及び可動側ベー
スプレート11にはそれぞれ、流体用の流路3c,10
a,11aが設けてある。これらの流路の各端部には流
体用パイプが接続してあり(図示略)、金型内を熱交換
媒体としての流体が流通可能である。半導体型ヒートポ
ンプ素子は、各型板に取り付けて主としてキャビティの
温度を調整可能にしたものであるが、このように流体を
用いた温度調整手段は金型全体の温度を調整するもので
あるため、ランナやキャビティコアの温度も十分に調整
可能となる長所がある。
トポンプ素子による温度調整では、温度制御が不十分な
場合に備えて、これと併せて従来技術で採用している水
または油等の流体を熱交換媒体とする流路(金型温度調
整手段)3c,10a,11aを採用してある。すなわ
ち、固定側ベースプレート3、受板10及び可動側ベー
スプレート11にはそれぞれ、流体用の流路3c,10
a,11aが設けてある。これらの流路の各端部には流
体用パイプが接続してあり(図示略)、金型内を熱交換
媒体としての流体が流通可能である。半導体型ヒートポ
ンプ素子は、各型板に取り付けて主としてキャビティの
温度を調整可能にしたものであるが、このように流体を
用いた温度調整手段は金型全体の温度を調整するもので
あるため、ランナやキャビティコアの温度も十分に調整
可能となる長所がある。
【0026】上記実施例では、半導体型ヒートポンプ素
子を型板の側部に固着するようにしてあるが、これを型
板内部のキャビティに近い部分に埋設するようにしても
よい。このようにキャビティの近傍を直接的に加熱また
は冷却することにより熱効率がよくなる上に温度制御の
即効性が期待できる。また、温度センサとして熱電対を
採用してあるが、これを抵抗温度計やサーミスタ温度計
を採用してもよい。
子を型板の側部に固着するようにしてあるが、これを型
板内部のキャビティに近い部分に埋設するようにしても
よい。このようにキャビティの近傍を直接的に加熱また
は冷却することにより熱効率がよくなる上に温度制御の
即効性が期待できる。また、温度センサとして熱電対を
採用してあるが、これを抵抗温度計やサーミスタ温度計
を採用してもよい。
【0027】また、上記実施例では、いずれも型板をベ
ースプレートに固着した形式の射出成形金型装置に適用
してあるが、カセット金型だけを自由に交換可能にした
カセット金型式射出成形金型装置にも適用可能である。
カセット金型式射出成形金型装置の場合は、ベースプレ
ートとカセット金型との間に間隔ができるため、ベース
金型だけを温度調整しても、カセット金型にはその効果
が不十分であったり、温度調整の効果が遅れがちであっ
たりする難点があったが、本発明を適用して、カセット
金型を直接的に温度調整可能とすれば、上記した短所が
解消されることになる。
ースプレートに固着した形式の射出成形金型装置に適用
してあるが、カセット金型だけを自由に交換可能にした
カセット金型式射出成形金型装置にも適用可能である。
カセット金型式射出成形金型装置の場合は、ベースプレ
ートとカセット金型との間に間隔ができるため、ベース
金型だけを温度調整しても、カセット金型にはその効果
が不十分であったり、温度調整の効果が遅れがちであっ
たりする難点があったが、本発明を適用して、カセット
金型を直接的に温度調整可能とすれば、上記した短所が
解消されることになる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、半導体型ヒートポンプ素子に
よって、金型のキャビティの近傍を直接的に加熱または
冷却可能な構成にしてあるので、温度変化に対する温度
調整の応答が速くなり、最適の温度条件で射出成形を継
続可能となる。
よって、金型のキャビティの近傍を直接的に加熱または
冷却可能な構成にしてあるので、温度変化に対する温度
調整の応答が速くなり、最適の温度条件で射出成形を継
続可能となる。
【0029】また、半導体型ヒートポンプ素子の採用に
併せて、従来から採用している流体を熱交換媒体とする
温度調整手段を採用すれば、金型全体の温度調整が行な
い易くなるとともに、半導体型ヒートポンプ素子の負担
を軽減可能となる。
併せて、従来から採用している流体を熱交換媒体とする
温度調整手段を採用すれば、金型全体の温度調整が行な
い易くなるとともに、半導体型ヒートポンプ素子の負担
を軽減可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
P 固定側金型 Q 可動側金型 C キャビティ 3c,10a,11a 金型温度調整手段 4,12 型板 17,18 半導体型ヒートポンプ素子
Claims (2)
- 【請求項1】 型締めにより固定側金型と可動側金型と
で成形用キャビティを作り、上記キャビティに成形樹脂
を供給して成形品を得る射出成形金型装置であり、上記
キャビティが位置する上記各金型には、該キャビティの
温度を調整する半導体型ヒートポンプ素子が設けてある
ことを特徴とする射出成形金型装置。 - 【請求項2】 請求項1において、各上記金型には、流
体を熱交換媒体とする温度調整手段を併用してあること
を特徴とする射出成形金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6825296A JPH09254215A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 射出成形金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6825296A JPH09254215A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 射出成形金型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254215A true JPH09254215A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13368390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6825296A Abandoned JPH09254215A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 射出成形金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09254215A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006142647A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 型締装置 |
| TWI418459B (zh) * | 2006-08-09 | 2013-12-11 | Konica Minolta Opto Inc | Optical parts for forming molds and optical parts manufacturing methods |
| CN103722680A (zh) * | 2013-05-27 | 2014-04-16 | 昆山德安模具设计有限公司 | 一种多功能注塑机 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP6825296A patent/JPH09254215A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006142647A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 型締装置 |
| TWI418459B (zh) * | 2006-08-09 | 2013-12-11 | Konica Minolta Opto Inc | Optical parts for forming molds and optical parts manufacturing methods |
| US8852471B2 (en) | 2006-08-09 | 2014-10-07 | Konica Minolta Opto, Inc. | Optical-parts molding die and optical-parts manufacturing method |
| CN103722680A (zh) * | 2013-05-27 | 2014-04-16 | 昆山德安模具设计有限公司 | 一种多功能注塑机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041012 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041202 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
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