JPH09254371A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH09254371A JPH09254371A JP6682996A JP6682996A JPH09254371A JP H09254371 A JPH09254371 A JP H09254371A JP 6682996 A JP6682996 A JP 6682996A JP 6682996 A JP6682996 A JP 6682996A JP H09254371 A JPH09254371 A JP H09254371A
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Abstract
上、形成された記録画像におけるインクの定着性の向
上、インクのにじみの発生の抑制等を可能とし、高品位
な記録画像の形成を可能とする。 【解決手段】 希釈液として20℃における表面張力が
30dyn/cm以上,70dyn/cm以下であり、
かつ20℃における粘度が1cp以上,15cp以下で
ある希釈液を使用し、インクと上記希釈液を定量混合し
た後、これらの混合液滴を吐出して被記録材上に被着さ
せて記録を行う。
Description
定量混合した後、これらの混合液滴を吐出して被記録材
上に被着させることにより記録を行うプリンタ装置に関
する。詳しくは、希釈液の物性を規定することにより、
高品位な記録画像の形成を可能とするプリンタ装置に係
わるものである。
ップパブリッシングと称されるコンピュータを使用した
文書作成が盛んに行われるようになってきており、最近
では文字や図形だけでなく、写真のようなカラーの自然
画像を文字,図形とともに出力するといった要求も増加
してきている。さらに、パーソナルユースの分野におい
ても、年賀状やグリーティングカード等の作成が盛んに
行われるようになってきており、上記のような要求が増
加してきている。そして、これに伴い、高品位な自然画
像をプリントすることが要求され、中間調の表示による
階調表現が重要となっている。
印刷時に必要な時だけインク液滴をノズルより吐出して
紙,フィルム等の被記録材に被着させて記録する、いわ
ゆるオンデマンド型のプリンタ装置は、小型化,低コス
ト化の可能性を有するため、近年急速に普及しつつあ
る。
させる方法としては、様々な方法が提案されているが、
ピエゾ素子を用いる方法または発熱素子を用いる方法が
一般的である。前者はピエゾ素子の変形によりインクに
圧力を加えて吐出させる方法である。後者は、発熱素子
によりノズル内のインクを加熱気化させて発生する泡の
圧力でインクを吐出させる方法である。
階調表現を上述のインク液滴を吐出するオンデマンド型
のプリンタ装置で疑似的に行う方法としては、様々な方
法が提案されている。すなわち、第1の方法としてはピ
エゾ素子或いは発熱素子に与える電圧パルスの電圧やパ
ルス幅を変化させて吐出する液滴サイズを制御し、印刷
ドットの径を可変として階調を表現するものが挙げられ
る。
ゾ素子或いは発熱素子に与える電圧やパルス幅を下げす
ぎるとインクが吐出しなくなるため最小液滴径に限界が
あり、表現可能な階調段数が少なく、特に低濃度の表現
が非常に困難であるという欠点を有している。従って、
自然画像のプリントアウトには不満足なものである。
化させずに1画素を例えば4×4のドットよりなるマト
リクスで構成し、このマトリクス単位でいわゆるディザ
法や誤差拡散法といった画像処理により階調表現を行う
方法が挙げられる。この場合には、これに加えて輪郭部
の強調処理やスムージング処理といった画像処理技術を
組み合わせる場合もある。
素を4×4のマトリクスで構成した場合、17階調の濃
度を表現することができるが、例えば上記第1の方法と
同じドット密度で印刷した場合には解像度が1/4に劣
化してしまい、荒さが目立つため、これも自然画像のプ
リントアウトには不満足なものである。
密なものとすると、回路の複雑化や演算処理速度の低
下、すなわち、プリントアウト時間の長時間化を招き好
ましくない。
ド型のプリンタ装置の問題点を原理的に解明するため
に、例えば特開平5−201024号公報に示されるよ
うに、インクと透明溶媒である希釈液を所定の混合比で
吐出直前に混合して希釈インクとし、この希釈インクを
直ちにノズルより吐出して被記録材に被着させて記録を
行うプリンタ装置を提案してきた。なお、以下、このよ
うな方式のうち、インクを定量媒体とし、希釈液を吐出
媒体とする方式をキャリアジェット方式と称するが、上
記プリンタ装置においては、希釈液を定量媒体とし、イ
ンクを吐出媒体としても何等問題はない。。
タ装置においては、吐出される希釈インク液滴の濃度を
制御し、印刷されるドット毎に濃度を変更することが可
能であり、解像度の劣化を発生させることなく中間階調
が豊富な自然画像をプリントアウトすることが可能であ
る。
たプリンタ装置においては、インクや希釈液の構成材料
の自由度はかなり大きく、その組成比や物性の選択の自
由度もかなり大きい。
プリンタ装置においては、近年、インクと希釈液の混合
液滴の吐出安定性の向上、形成された記録画像における
インクの定着性の向上、インクのにじみの発生の抑制等
の要求が更に高まっている。
されたものであり、インクと希釈液の混合液滴の吐出安
定性の向上、形成された記録画像におけるインクの定着
性の向上、インクのにじみの発生の抑制等を可能とし、
高品位な記録画像の形成を可能とするプリンタ装置を提
供することを目的とする。
めに本発明者等が鋭意検討した結果、インクと希釈液の
混合液滴の吐出安定性、記録画像におけるインクの定着
性、インクのにじみの発生には、希釈液の物性、特に表
面張力と粘度が大きく影響を及ぼすことを見い出した。
液として20℃における表面張力が30dyn/cm以
上,70dyn/cm以下であり、かつ20℃における
粘度が1cp以上,15cp以下である希釈液を使用
し、インクと上記希釈液を定量混合した後、これらの混
合液滴を吐出して被記録材上に被着させることにより記
録を行うことを特徴とするものである。
よく使用されるオフィスや家庭における一般的な環境温
度である。
未満であると、吐出安定性を損なうこととなる。この種
のプリンタ装置内の混合液滴吐出部としてはノズル部が
一般的であり、このノズル部を構成する材料としてはフ
ッ素コーティング材料が一般的である。ところが、上記
のような表面張力の希釈液はフッ素コーティング材料に
対する濡れ性が良好すぎるため、吐出安定性を損なうこ
ととなる。
mよりも高くても、吐出安定性を損なうこととなる。す
なわち、上記のような表面張力の希釈液は、上記フッ素
コーティング材料に対する濡れ性が悪く、フッ素コーテ
ィング材料とのなじみが悪化し、やはり吐出安定性を損
なうこととなる。
℃における表面張力は、30dyn以上,50dyn以
下であることがより好ましい。
混合液滴の粘度が極端に低くなっていしまい、吐出安定
性が著しく悪くなり、吐出されるべき液滴に付随して吐
出されてしまう小液滴であるサテライトの発生等、液滴
のコントロールが困難となる。このため、被記録材上で
の再飛散やドット形成性の低下といった印字特性の劣化
が発生し、結果的にインクの定着性の低下やインクのに
じみが発生する。一方、希釈液の粘度が15cpよりも
高いと、粘度が高く、吐出安定性を損なう他、この希釈
液を吐出させるピエゾ素子や発熱素子といった駆動装置
への供給電力を大きくする必要が生じ、プリンタ装置の
大型化に繋がり、好ましくない。
℃における粘度は1cp以上,5cp以下とされること
がより好ましい。
ては、希釈液中に脂肪族1価アルコール,多価アルコー
ル,多価アルコール誘導体及び水のうちの少なくとも1
種類を含有させて希釈液に上記のような物性をもたせる
ようにすることが好ましい。
は、メチルアルコール,エチルアルコール,n−プロピ
ルアルコール,i−プロピルアルコール,n−ブチルア
ルコール,s−ブチルアルコール,t−ブチルアルコー
ル等の低級アルコールが例示される。これら1価アルコ
ールのうち、エチルアルコール,i−プロピルアルコー
ル,n−ブチルアルコールが好ましく使用される。な
お、この1価アルコールは、希釈液とインクの混合溶液
の普通紙、専用紙等の被記録材への浸透性やドット形成
性、印刷された記録画像の乾燥性を向上させる効果を有
する。
グリコール,ジエチレングリコール,トリエチレングリ
コール,プロピレングリコール,ブチレングリコール,
グリセロール等のアルキレングリコール類、ポリエチレ
ングリコール,ポリプロピレングリコール等のポリアル
キレングリコール類、チオグリコール等が例示される。
エチレングリコールジメチルエーテル,ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル等の上述した多価アルコール
の低級アルキルエーテル類、エチレングリコールジアセ
テート等の上述した多価アルコールの低級カルボン酸エ
ステル等が例示される。なお、これら多価アルコール及
びその誘導体は、プリンタ装置のノズルの目詰まりを防
止する他、希釈液中に水が含有されている場合には、氷
点を降下させ、保存性を向上する効果を有する。
くとも1種及び水を含有する場合には、モノ,ジ,トリ
エタノールアミン等のアルコールアミン類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオキサン等
のエーテル類を添加するようにしても良い。
剤、消泡剤、pH調整剤、防カビ剤等を含有させるよう
にしても良い。
は、定量混合及び混合液滴の吐出が、液体収容容器に対
してピエゾ素子の変形により圧力を加えて押し出すこと
により行われる、或いは液体収容容器内の液体を発熱素
子により加熱し、圧力を加えて押し出すことにより行わ
れることが好ましい。
と希釈液を定量混合した後、これらの混合液滴を吐出し
て被記録材上に被着させることにより記録を行うプリン
タ装置の希釈液として、20℃における表面張力が、3
0dyn/cm以上,70dyn/cm以下であり、か
つ20℃における粘度が、1cp以上,15cp以下の
ものを使用している。そして、このような希釈液が、プ
リンタ装置内の混合液滴吐出部として一般的なノズル部
を構成する材料として一般的に使用されるフッ素コーテ
ィング材料に対して適度な濡れ性を有し、かつ適度な粘
度を有するため、混合液滴の吐出安定性が良好となる。
ば、混合液滴を吐出させる際にさほど大きな駆動力を要
することがなく、また被記録材上での再飛散等が発生す
ることもなく、インクの定着性が向上し、インクのにじ
みの発生も抑制される。
装置の具体的な実施の形態について図面を参照しながら
詳細に説明する。
オンデマンド型のプリンタ装置であり、インクを定量側
に、希釈液を吐出側に設け、これらを混合した混合液を
記録紙等の被記録材に吐出する、いわゆるキャリアジェ
ット方式のプリンタ装置である。そして、本例において
は、インク或いは希釈液の定量手段としてピエゾ素子の
ような圧力素子を用いた例について述べる。
ノズルを有するオリフィスプレート1とこれに接続さ
れ、内部に第1の液体2が充填される第1の液体収容容
器4及び内部に第2の液体3が充填される第2の液体収
容容器5により構成される。
ように、第1のプレート11と、第2のプレート12
と、第3のプレート13とからなり、この第3のプレー
ト13を厚み方向より第1のプレート11と第2のプレ
ート12によって挟み込んで積層した、いわゆる積層プ
レートとして形成されている。
ば積層プレートの一方の面1aには、第1,2の供給口
21,22が設けられ、第2のプレート12、言い換え
れば積層プレートの他方の面1bには、上記第1,2の
供給口21,22から供給される2種の液体を混合した
混合液を吐出するノズル23が形成されている。
ート11と第2のプレート12の間に設けられている。
この第3のプレート13は、ドライフィルムレジストか
らなり、プレートの内面方向に流路24を有している。
かかる流路24は、第1,2の供給口21,22と接続
されると共に、ノズル23とも接続するようになされて
いる。
は、図3にオリフィスプレートの第1,2の供給口2
1,22が設けられる面1aとは反対側の面1bから見
た平面図に示すように、円形の貫通孔として、第1のプ
レート11に形成されている。なお、かかる第1,2の
供給口21,22は、必ずしも円形の貫通孔でなくても
よく、例えば楕円形状或いは矩形形状であっても構わな
い。
対向する位置に設けられ、第1の供給口21の開口径よ
りも大きな開口径を有した円形の貫通孔として形成され
ている。なお、ノズル23は、上記のように第1の供給
口21の開口径よりも大きな開口径とすることが望まし
いが、該第1の供給口21の開口径と同じ、或いはこれ
よりも小径であってもよい。また、ノズル23は、第
1,2の供給口21,22と同じく円形の貫通孔でなく
てもよく、例えば楕円形状或いは矩形形状であっても構
わない。
ノズル23と対向しない第2の供給口22よりノズル2
3へ向かって次第にその幅が狭まるようなテーパー形状
とされている。なお、流路24は、ストレート形状或い
は次第にその幅の広がるテーパー形状であっても構わな
い。そして、流路24の先端部は、ノズル23の側壁に
接続され、ノズル23の一部を形成することとなる。
れる第1,2の液体収容容器4,5について述べる。
ように、内部に略箱状の空洞部6を有する容器であり、
空洞部6の上面にあたる開口6aが上記オリフィスプレ
ート1の第1の供給口21に接続されている。また第2
の液体収容容器5も同様に内部に略箱状の空洞部7を有
する容器であり、空洞部7の上面にあたる開口7aが第
2の供給口22に接続されている。
6の開口6aに対向する底面6b側には該空洞部6と接
続され、外部とも接続される貫通孔8が設けられ、第2
の液体収容容器5の空洞部7の開口7aに対向する底面
7b側にも該空洞部7と接続され、外部とも接続される
貫通孔9が設けられている。
貫通孔8,空洞部6,第1の供給口21が接続され第1
の溶液2として希釈液が充填される貫通孔が形成される
こととなる。一方、貫通孔9,空洞部7,第2の供給口
22,流路24も接続され第2の溶液3としてインクが
充填される貫通孔が形成されることとなる。
5の外壁面には、ピエゾ素子等の如き圧電素子31,3
2がそれぞれ設けられる。かかる圧電素子31,32
は、この圧電素子31,32に供給される信号により変
形し、その変形時における圧力により液体収容容器4,
5内の圧力をそれぞれ変化させるものである。
リンタ装置においては、圧電素子31,32に与える電
圧パルスを調節することにより、混合液に含まれる第2
の液体3の混合比率、すなわちインク濃度を調節するこ
とができる。
う場合には、先ず、図1中に示すように、第2の供給口
22から供給されるインクである第2の溶液3を毛細管
現象により流路24に充填して流路24の先端部24a
に第2のメニスカスM2 を形成し、第1の供給口21か
ら供給される希釈液である第1の溶液2による第1のメ
ニスカスM1 を毛細管現象により第1の供給口21の先
端部21aに形成する。
体収容容器5に設けられるピエゾ素子32に電圧パルス
を与えて該第2の液体収容容器5に圧力を加え、空洞部
7の圧力を高めると共に流路24内の圧力P2を上昇せ
しめる。その結果、図4に示すように、第2の液体3の
第2のメニスカスM2 は、混合室となるノズル23側へ
と移動し、第2の液体3がノズル23内へと押し出され
る。なお、このとき、第2の液体3の押し出される量
は、ピエゾ素子32により第2の液体収容容器5に与え
られる圧力の大きさによって制御され、ピエゾ素子32
に供給される電圧パルスの電圧値またはパルス幅によっ
て制御されることとなる。
調整することにより、第2のメニスカスM2 は、図5に
示すように、第1の液体2の第1のメニスカスM1 とノ
ズル23内において接触することとなる。その結果、ノ
ズル23内に第2の液体の液滴33が残されることとな
る。
ピエゾ素子32へ供給する電圧パルスをもとの値に戻
す。すると、流路24内の第2の液体3の圧力上昇が存
在しない場合においては、第2の液体3の第2のメニス
カスM2 は、第1の液体2の第1のメニスカスM1 と接
触しない位置に存在することが安定であるので、図6に
示すように、流路24側に後退し、第1の液体2と分離
され、最終的には流路24の先端部24aに形成され
る。そして、図7に示すように、ノズル23内部におい
ては、中間濃度を有した混合液10が形成される。
過渡的な状態を説明するために図示したものであり、こ
の第2の液体の液滴33が単独に存在する時間は極短時
間である。すなわち、直ちに第1の液体2と混ざり合っ
て混合液10を形成する。
上昇量及び上昇時間、すなわち、ピエゾ素子32に与え
る電圧パルスの電圧値或いはパルス幅をさらに増加させ
ることにより、混合液10に含まれる第2の液体3の混
合比率、すなわちインク濃度を上昇させることができ
る。つまり、生成される混合液10の混合比(インク濃
度)は、圧力P2の上昇量及び上昇時間、すなわちピエ
ゾ素子32に与える電圧パルスの電圧値或いはパルス幅
により調節される。従って、この段階で中間調の濃度表
現が可能な希釈インクである混合液が調整されることと
なる。
体収容容器4に設けられるピエゾ素子31に電圧パルス
を与えて第1の液体収容容器4に圧力を加え、空洞部6
の圧力を高めると共に第1の供給口21内の圧力P1を
上昇せしめる。すると、混合液10がノズル23側へ向
かって移動することとなる。ここで、第1の供給口21
内の圧力P1、言い替えれば第1の液体2の圧力を増大
すると、混合液10は、図8に示すように、ノズル23
より大気中に吐出され、このノズル23と対向して設け
られる被記録材である記録紙(図示は省略する。)に付
着する。
は、希釈液として、20℃における表面張力が30dy
n/cm以上,70dyn/cm以下であり、かつ20
℃における粘度が1cp以上,15cp以下であるもの
を使用している。そして、上記希釈液がノズル23を構
成する材料として一般的なフッ素コーティング材料に対
して適度な濡れ性を有し、かつ適度な粘度を有するた
め、混合液10の吐出安定性が良好となり、高品位な記
録画像の形成が可能となる。
混合液10を吐出させる際にさほど大きな駆動力を要す
ることがなく、ピエゾ素子31への供給電圧或いはパル
ス幅をさほど大きくする必要がなく、プリンタ装置を大
型化する必要もない。さらに、希釈液の粘度が上記範囲
であれば、被記録材上での混合液10の再飛散等が発生
することがなく、形成された記録画像におけるインクの
定着性が向上し、インクのにじみの発生が抑制され、こ
のことからも高品位な記録画像の形成が可能となる。
供給口21には、新たな第1のメニスカスM1 が生成さ
れることとなる。なお、このとき、上記プリンタ装置に
おいては、圧力を加える圧力パルスとなる電圧パルスの
1パルスに対して混合液の1液滴が吐出され、この動作
を繰り返し行うことにより、中間調で階調を表現した記
録画像が形成される。
には、例えば、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
といった各色に対応する上述のようなプリンタ装置を用
意し、これらを一組(ここでは4個のプリンタ装置が一
組となる。)のヘッドアッセンブリとして使用し、この
ヘッドアッセンブリをライン上に多数個配列して記録画
像を形成するようにすれば良い。
一例であり、各動作のタイミングや状態、例えば混合液
の形状、充填動作等は供給口やノズルの大きさ等の構造
的要素、インクや希釈液の粘性や表面張力等の物理的要
素、吐出周波数等の動作条件によって変化する。また、
上述のプリンタ装置において、オリフィスプレート,各
液体収容容器の形状等の変更も可能である。
た第2の液体3の圧力P2の上昇量及び上昇時間、すな
わち、ピエゾ素子32に与える電圧パルスの電圧値或い
はパルス幅を調節することにより、混合液10に含まれ
る第2の液体3の混合比率、すなわちインク濃度を調節
することができ、1ドット毎に濃度を変化させることが
可能であり、このドットを多数形成することで、中間調
の階調表現が可能となり、正確な階調表現による自然画
像の形成が可能となる。
ゾ素子31,32として電圧の印加により長手方向に伸
びるいわゆるd33モードの積層ピエゾ素子を使用した例
について述べたが、ピエゾ素子として電圧の印加により
長手方向に縮むいわゆるd31モードの積層ピエゾ素子を
使用しても良いことは言うまでもない。
量にピエゾ素子を使用したプリンタ装置の例について述
べたが、本発明はインク或いは希釈液の定量に発熱素子
を使用したプリンタ装置にも適用可能であることは言う
までもない。また、ピエゾ素子の代わりに電磁変換素子
や電歪素子等によるアクチュエータを採用しても良く、
これら駆動装置の種類によっては、第1の液体収容容器
4或いは第2の液体収容容器5の内部に設けるようにし
ても良い。
希釈液を吐出側とした例について述べたが、希釈液を定
量側とし、インクを吐出側としても良い。
は、希釈液の表面張力及び粘度を規定することにより、
高品位な記録画像の形成が可能とされ、装置の大型化等
も必要ない。
構成のプリンタ装置を用いて画像記録を行い、混合液滴
の吐出安定性を調査した。
なわち、水にエチレングリコールモノメチルグリコール
を添加し、表1に示すような表面張力及び粘度の実施サ
ンプル1〜3を調整した。なお、表1中に示す表面張力
及び粘度は、温度20℃における表面張力及び粘度であ
る。また、実施サンプル3にイソプロピルアルコールを
添加し、表1に示すような表面張力及び粘度の実施サン
プル4,5を調整した。
チルグリコールとグリセリンを添加し、表1に示すよう
な表面張力及び粘度の実施サンプル6〜8を調整した。
また、実施サンプル8に非イオン性界面活性剤を添加
し、表1に示すような表面張力及び粘度の実施サンプル
9,10を調整した。
びイソプロピルアルコールを添加し、表1に示すような
表面張力及び粘度の実施サンプル11,12を調整し
た。また、水にグリセリンを添加し、表1に示すような
表面張力及び粘度の実施サンプル13を調整した。
アルコール及び非イオン性界面活性剤を添加し、表1に
示すような表面張力及び粘度の比較サンプル1を調整し
た。また、水にグリセリン及びイソプロピルアルコール
を添加し、表1に示すような表面張力及び粘度の比較サ
ンプル2〜4を調整した。さらには、水単独であり、表
1に示すような表面張力及び粘度の比較サンプル5も用
意した。
インクを用意し、インクサンプル1,2とした。なお、
上記インクサンプル1,2においては、イエロー,マゼ
ンタ,シアンの各色を用意した。
サンプル1〜5の希釈液とインクサンプル1,2の各色
のインクを組み合わせて使用し、前述したようなプリン
タ装置により各色のカラーパターンを記録画像として形
成した場合の混合液滴の吐出安定性を調査した。
とし、吐出安定性が特に優れるものを◎、吐出安定性に
優れるものを○、実用上問題のないものを△、実用上問
題のあるものを×として評価した。結果を希釈液とイン
クの組合わせとともに表2に示す。
が30〜70dyn/cmであり、20℃における粘度
が1〜15cpである実施サンプル1〜13において
は、インクの種類に関係なく、実用上問題ないレベルの
結果が得られた。
面張力は50dyn以下であることが好ましいことが確
認された。
0,11,12の結果から粘度は5cp以下であること
が好ましいことも確認された。さらにまた、実施サンプ
ル2,4,5,7,11,12の結果から、希釈液とし
て、20℃における表面張力が、50dyn/cm以下
であり、かつ20℃における粘度が、5cp以下の希釈
液を使用すれば、さらに良好な結果が得られることが確
認された。
に、希釈液として、20℃における表面張力が、30d
yn/cm以上,70dyn/cm以下であり、かつ2
0℃における粘度が、1cp以上,15cp以下の希釈
液を使用すれば、当該希釈液が、プリンタ装置内の混合
液滴吐出部として一般的なノズル部を構成する材料とし
て一般的に使用されるフッ素コーティング材料に対して
適度な濡れ性を有し、かつ適度な粘度を有するため、混
合液滴の吐出安定性が良好となることが確認され、この
ようなプリンタ装置によれば、高品位な記録画像の形成
が可能となることが確認された。
ピエゾ素子等の駆動装置への供給電圧或いはパルス幅を
さほど大きくする必要がなく、プリンタ装置を大型化す
る必要もない。さらに、希釈液の粘度を上記範囲とすれ
ば、被記録材上での混合液滴の再飛散等が発生すること
がなく、形成された記録画像におけるインクの定着性が
向上し、インクのにじみの発生が抑制され、このような
プリンタ装置によれば、高品位な記録画像の形成が可能
となることが確認された。
明のプリンタ装置においては、希釈液として、20℃に
おける表面張力が、30dyn/cm以上,70dyn
/cm以下であり、かつ20℃における粘度が、1cp
以上,15cp以下のものを使用している。そして、こ
のような希釈液が、プリンタ装置内の混合液滴吐出部と
して一般的なノズル部を構成する材料として一般的に使
用されるフッ素コーティング材料に対して適度な濡れ性
を有し、かつ適度な粘度を有するため、混合液滴の吐出
安定性が良好となり、高品位な記録画像の形成が可能と
なる。
混合液滴を吐出させる際にさほど大きな駆動力を要する
ことがなく、プリンタ装置を大型化する必要もない。さ
らに、希釈液の粘度が上記範囲であれば、被記録材上で
の再飛散等が発生することもなく、インクの定着性が向
上し、インクのにじみの発生も抑制され、このことから
も高品位な記録画像の形成が可能となる。
部概略断面図である。
ィスプレートを拡大して示す要部概略断面図である。
ィスプレートを拡大して示す要部概略平面図である。
順に示すものであり、オリフィスプレートにメニスカス
が形成されている状態を模式的に示す断面図である。
順に示すものであり、第2のメニスカスが第1のメニス
カスに接触した状態を模式的に示す断面図である。
順に示すものであり、第2のメニスカスが後退して第1
の液体と分離された状態を模式的に示す断面図である。
順に示すものであり、ノズル内部に混合液が形成された
状態を模式的に示す断面図である。
順に示すものであり、混合液が吐出された状態を模式的
に示す断面図である。
液体、4 第1の液体収容容器、5 第2の液体収容容
器、10 混合液、21 第1の供給孔、22第2の供
給孔、23 ノズル、24 流路、31,32 ピエゾ
素子
Claims (4)
- 【請求項1】 インクと希釈液を定量混合した後、これ
らの混合液滴を吐出して被記録材上に被着させることに
より記録を行うプリンタ装置において、 上記希釈液の20℃における表面張力が、30dyn/
cm以上,70dyn/cm以下であり、かつ当該希釈
液の20℃における粘度が、1cp以上,15cp以下
であることを特徴とするプリンタ装置。 - 【請求項2】 希釈液中に脂肪族1価アルコール,多価
アルコール,多価アルコール誘導体及び水のうちの少な
くとも1種類を含有することを特徴とする請求項1記載
のプリンタ装置。 - 【請求項3】 定量混合及び混合液滴の吐出が、液体収
容容器に対してピエゾ素子の変形により圧力を加えて押
し出すことにより行われることを特徴とする請求項1記
載のプリンタ装置。 - 【請求項4】 定量混合及び混合液滴の吐出が、液体収
容容器内の液体を発熱素子により加熱し、圧力を加えて
押し出すことにより行われることを特徴とする請求項1
記載のプリンタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6682996A JPH09254371A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6682996A JPH09254371A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | プリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254371A true JPH09254371A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13327125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6682996A Abandoned JPH09254371A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09254371A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005113132A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 印刷方法及び組成物 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP6682996A patent/JPH09254371A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005113132A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | 印刷方法及び組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040909 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041201 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050131 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050530 |