JPH09254384A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH09254384A
JPH09254384A JP6405796A JP6405796A JPH09254384A JP H09254384 A JPH09254384 A JP H09254384A JP 6405796 A JP6405796 A JP 6405796A JP 6405796 A JP6405796 A JP 6405796A JP H09254384 A JPH09254384 A JP H09254384A
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JP
Japan
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piezoelectric element
liquid chamber
driving
laminated piezoelectric
substrate
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Pending
Application number
JP6405796A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Makita
秀行 牧田
Michio Umezawa
道夫 梅沢
Osamu Naruse
修 成瀬
Masayuki Iwase
政之 岩瀬
Tsutomu Sasaki
勉 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非駆動部の誤動作による画像品質の劣化を生
じる。 【解決手段】 基板1上に駆動部4の外部電極25にの
み接続可能な電極27aを有する共通電極パターン27
と、駆動部4の外部電極26にのみ接続可能な電極28
aからなる個別電極パターン28とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドに関し、特に積層型圧電素子をアクチュエータ素子
に用いるインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録時の振
動、騒音が殆どなく、特にカラー化が容易なことから、
コンピュータ等のデジタル処理装置のデータを出力する
プリンタの他、ファクシミリやコピー機等にも用いられ
るようになっている。このようなインクジェット記録装
置に用いられるインクジェットヘッドとして、アクチュ
エータ素子として積層型圧電素子を用いて加圧液室を加
圧して加圧液室に連通したノズルからインクを液滴化し
て噴射させる所謂ピエゾアクチュエータ方式のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
積層型圧電素子を用いたピエゾアクチュエータ方式のイ
ンクジェットヘッドにあっては、加圧液室を加圧する駆
動部と液室部材を支持する非駆動部を交互に配置する構
造にすることで、1のノズルから噴射された液滴の速度
と多数のノズルから噴射された液滴の速度の比率で表わ
される相互干渉を低減することができる。
【0004】しかしながら、このように積層型圧電素子
からなる駆動部と非駆動部とを交互に配置する場合、非
駆動部が組立不良や加工不良によって、或いは、導電性
のゴミが電極間にブリッジしたり、ヘッドに接続するF
PCケーブル等の半田接合時の半田の飛散などによっ
て、電気的に接続されると、駆動部に電圧を印加したと
き非駆動部も変位してしまい、インク滴の飛翔速度が著
しく低下して画像品質が劣化するという不都合が生じ
る。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、非駆動部の誤動作による画像品質の劣化を防止す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェットヘッドは、ノズルと加圧
液室に対応する積層型圧電素子を基板上に配置し、前記
積層型圧電素子は前記加圧液室を加圧する駆動部と液室
部材を支持する非駆動部を交互に配置してなり、前記駆
動部の変位で前記加圧液室を加圧して前記ノズルからイ
ンク滴を吐出させるインクジェットヘッドにおいて、前
記駆動部の共通電極及び/又は個別電極側の外部電極に
のみ接続可能な電極パターンを前記基板上に設けた。
【0007】請求項2のインクジェットヘッドは、ノズ
ルと加圧液室に対応する積層型圧電素子を基板上に配置
し、前記積層型圧電素子は前記加圧液室を加圧する駆動
部と液室部材を支持する非駆動部を交互に配置してな
り、前記駆動部の変位で前記加圧液室を加圧して前記ノ
ズルからインク滴を吐出させるインクジェットヘッドに
おいて、前記積層型圧電素子の個別電極側の外部電極に
接続可能な電極パターンを前記基板上に形成すると共
に、前記非駆動部に対応する電極パターンの少なくとも
一部を除去して、前記駆動部の個別電極側の外部電極に
のみ駆動波形を印加可能とした。
【0008】請求項3のインクジェットヘッドは、ノズ
ルと加圧液室に対応する積層型圧電素子を基板上に配置
し、前記積層型圧電素子は前記加圧液室を加圧する駆動
部と液室部材を支持する非駆動部を交互に配置してな
り、前記駆動部の変位で前記加圧液室を加圧して前記ノ
ズルからインク滴を吐出させるインクジェットヘッドに
おいて、前記駆動部及び非駆動部は、内部電極を短冊状
にパターン化して前記駆動部に対応する部分にのみ設け
た積層型圧電素子を分割して形成した。
【0009】請求項4のインクジェットヘッドは、ノズ
ルと加圧液室に対応する積層型圧電素子を基板上に配置
し、前記積層型圧電素子は前記加圧液室を加圧する駆動
部と液室部材を支持する非駆動部を交互に配置してな
り、前記駆動部となる積層型圧電素子の変位で前記加圧
液室を加圧して前記ノズルからインク滴を吐出させるイ
ンクジェットヘッドにおいて、前記駆動部及び非駆動部
は、前記外部電極の外側に前記非駆動部となる部分に選
択的に絶縁性材料を設けた積層型圧電素子を分割して形
成した。
【0010】請求項5のインクジェットヘッドは、ノズ
ルと加圧液室に対応する積層型圧電素子を基板上に配置
し、前記積層型圧電素子は前記加圧液室を加圧する駆動
部と液室部材を支持する非駆動部を交互に配置してな
り、前記駆動部の変位で前記加圧液室を加圧して前記ノ
ズルからインク滴を吐出させるインクジェットヘッドに
おいて、前記駆動部及び非駆動部は、前記外部電極の内
側に前記非駆動部となる部分に選択的に絶縁性材料を設
けた積層型圧電素子を分割して形成した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用したイン
クジェットヘッドの一例を示す分解斜視図、図2は同イ
ンクジェットヘッドの要部断面図、図3は同インクジェ
ットヘッドの図2と直交する方向の要部断面図である。
【0012】このインクジェットヘッドは、セラミッ
ク、ガラスエポキシ樹脂等からなる絶縁性の基板1上
に、2個の積層型圧電素子2を接合して配置し、これら
の各列の積層型圧電素子2の周囲を取り囲むフレーム3
を接合している。ここで、積層型圧電素子2は、アクチ
ュエータ素子となる駆動部4と単に液室部材を固定支持
する非駆動部5を交互に配置している。また、積層型圧
電素子2及びフレーム3の上面はほぼ同一平面に位置出
し又は研削加工している。
【0013】そして、これらの積層型圧電素子2及びフ
レーム3の上面に振動板7を接合している。この振動板
7は、変位部となるダイヤフラム8と、非駆動部5に接
合する梁9、フレーム3に接合するベース10から形成
し、またダイヤフラム8は駆動部4に対向する凸部11
及び薄膜部分12から形成している。なお、基板1と積
層型圧電素子2及び振動板7との接合は接着剤6によっ
て行っている。
【0014】この振動板7上に2層構造の感光性樹脂フ
ィルム等からなる液室流路形成部材13を接着し、この
液室流路形成部材13上に複数のノズル14を形成した
ノズルプレート15を接着している。液室流路形成部材
13は上部隔壁17及び下部隔壁18からなり、振動板
7及びノズルプレート15と共に、駆動部4に対向する
加圧液室19、加圧液室19の両側等に位置する共通液
室20、加圧液室19と共通液室20を連通する流体抵
抗部を兼ねたインク供給路21を形成している。
【0015】ここで、積層型圧電素子2は、図2及び図
3に示すように、厚さ20〜50μm/1層のPZT
(=Pb(Zr・Ti)O3)23と、厚さ数μm/1層の
銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電極24とを
交互に積層したものである。圧電素子を、厚さ20〜5
0μm/1層の積層型とすることによって駆動電圧の低
電圧化を図れ、例えば20〜50Vのパルス電圧で圧電
素子の電界強度1000V/mmを得ることができる。な
お、圧電素子として用いる材料は上記に限られるもので
なく、一般に圧電素子材料として用いられるBaTi
3、PbTiO3、(NaK)NbO3等の強誘電体などを
用いることもできる。
【0016】この積層型圧電素子2の各内部電極24は
1層おきにAgPdからなる左右の外部電極25,26に
接続している。一方、基板1上には、積層型圧電素子2
の各列の間に位置して駆動部4に対して駆動波形を印加
するための共通電極パターン27を形成すると共に、駆
動部4に対して選択信号を与えるための個別電極パター
ン28を設けている。
【0017】これらの各電極パターン27,28は後述
するように各駆動部4に対してのみ形成して、各駆動部
4の外部電極25を銀ペースト等の導電性接着剤30を
介して共通電極パターン27に接続し、外部電極26を
同じく導電性接着剤30を介して個別電極パターン28
に接続している。なお、共通電極パターン27はフレー
ム3の中央部に形成した穴部31内に導電性接着剤30
を塗布することで各パターン部の導通を取るようにして
いる。そして、共通電極パターン27及び個別電極パタ
ーン28にはそれぞれFPCケーブル32,33を接続
する。
【0018】さらに、基板1、フレーム3及び振動板7
には、外部から供給されるインクを共通液室20に供給
するためのインク供給孔35,36,37をそれぞれ形
成している。これらの各部は、組付後、ヘッドホルダ3
8及びノズルカバー39に内収納保持している。
【0019】このインクジェットヘッドにおいては、共
通電極パターン27を介して駆動部4に駆動波形を印加
し、個別電極パターン28を介して記録画像に応じた選
択信号を駆動部4に印加することによって、選択された
駆動部4に積層方向の変位が生起して対応する加圧液室
19を振動板7のダイヤフラム8を介して加圧し、これ
によって加圧液室19内のインクが加圧されてノズル1
4からインク滴となって噴射して記録媒体に画像を記録
する。
【0020】ここで、このインクジェットヘッドの組付
け工程について図4乃至図7を参照して簡単に説明す
る。まず、図4及び図5に示すように、予め共通電極パ
ターン27及び個別電極パターン28(パターンの具体
例は後述する。)を形成した基板1上に、2枚のプレー
ト状の積層型圧電素子2,2を接着剤によって所定位置
に接着接合する。そして、プレート状積層型圧電素子2
の両端面に形成した外部電極25,26と各電極パター
ン27,28との電気的導通をとるために、図6及び図
7に示すように積層型圧電素子2の外部電極25,26
と各電極パターン27,28との間に銀ペーストからな
る導電性接着剤30を塗布する。
【0021】そして、基板1上に積層型圧電素子2,2
を接着接合してなる被加工物を、ダイシングソーのテー
ブルにセットして、例えば電鋳ブレードを用いて基板1
まで及ぶスリット加工を施してスリット溝43(図1参
照)を形成し、指定の本数分のスリット加工を施すこと
でプレート状の積層型圧電素子2,2を所要数の駆動部
4及び非駆動部5に分割する。その後、基板1上にフレ
ーム3を接着剤6で接合し、FPCケーブル32,33
を基板1の共通電極パターン27及び個別電極パターン
28に熱と加圧で接合することによって、アクチュエー
タユニットを形成する。
【0022】一方、予めエレクトロンフォーミング工法
(電鋳)を用いてNi(ニッケル)の金属プレートから
なるダイヤフラム8等を有する振動板7及びノズル14
を有するノズルプレート15を製造して、振動板7上に
ドライフィルムレジスト等を用いて下部隔壁18を形成
する一方、ノズルプレート14にドライフィルムレジス
ト等を用いて上部隔壁17を形成して、これらを位置合
せして接合することによって液室ユニットを形成し、上
述したアクチュエータユニットと接合してインクジェッ
トヘッドを完成する。
【0023】このように駆動部と非駆動部とを交互に配
置した積層型圧電素子を備えたインクジェットヘッドに
おいては、前述したように非駆動部に対して駆動波形が
印加されると、非駆動部に変位が生起されてしまうの
で、これを防止する必要がある。そこで、本発明に係る
非駆動部の変位を防止する構成例について図6以降を参
照して説明する。
【0024】図8及び図9は本発明の第1実施例の説明
に供する説明図である。この第1実施例では、図8に示
すように基板1上に駆動部4の外部電極25にのみ接続
可能な電極27aを有する共通電極パターン27と、駆
動部4の外部電極26にのみ接続可能な電極28aから
なる個別電極パターン28とを設けている。
【0025】そこで、この基板1上に図9に示すように
プレート状の積層型圧電素子2を接着接合し、前述した
ようにしてスリット加工を施して駆動部4及び非駆動部
5を分割形成することによって、分割された積層型圧電
素子2の内の駆動部4の外部電極25,26のみが共通
電極パターン27の電極27a及び個別電極パターン2
8の電極28aにそれぞれ導電性接着剤30を介して電
気的に接続され、非駆動部5の外部電極25,26は導
電性接着剤30が塗布されていても共通電極パターン2
7及び個別電極パターン28に接続されることはない。
【0026】したがって、導電性のゴミが駆動部4と非
駆動部5との間にブリッジしたり、FPCケーブル3
2,33を各電極パターン27及び28に半田で接合す
るときに、半田が飛び散って駆動部4と非駆動部5とが
電気的に接続されたとしても、非駆動部5に対して駆動
波形や選択信号が印加されて動作することがなくなる。
【0027】このように、駆動部の共通電極及び/又は
個別電極側の外部電極にのみ接続可能な電極パターンを
基板上に設けることによって、比較的低コストで、加工
不良や組立不良その他のゴミ等による非駆動部の誤動作
を防止することができて、画像品質の劣化を防止するこ
とができる。
【0028】図10及び図11は本発明の第2実施例の
説明に供する説明図である。この第2実施例では、図1
0に示すように基板1上にべた塗りで共通電極パターン
27及び個別電極パターン28をそれぞれ設けて、図1
1に示すようにプレート状積層型圧電素子2及び基板1
に前述したようにしてスリット加工を施して駆動部4及
び非駆動部5を分割形成して、個別電極パターン28を
駆動部4に導電性接着剤で接続した電極28aと非駆動
部5に導電性接着剤で接続した電極28bに分割する。
【0029】そして、非駆動部5に対応する個別電極パ
ターン28の電極28bについては、エキシマレーザー
等によって少なくともFPCケーブル32,33と接合
されない位置まで除去している。
【0030】したがって、FPCケーブル32,33を
各電極パターン27及び28に接合するときに、接合位
置ずれが生じても、FPCケーブル32,33が非駆動
部5の電極28bに接続されることがなく、非駆動部5
に駆動波形が印加され動作することがなくなる。
【0031】このように、積層型圧電素子の個別電極側
の外部電極に接続可能な電極パターンを基板上に形成す
ると共に、非駆動部に対応する電極パターンの少なくと
も一部を除去して、駆動部の個別電極側の外部電極にの
み駆動波形を印加可能とすることによって、基板上に微
細な電極パターンを形成する必要がなく、非駆動部の個
別電極側を電気的に断線することができ、加工不良や組
立不良その他のゴミ等による非駆動部の誤動作を防止す
ることができて、画像品質の劣化を防止することができ
る。
【0032】図12及び図13は本発明の第3実施例の
説明に供する説明図である。この第3実施例では、前述
したように積層型圧電素子2は、図12にも示すように
PZT23と内部電極24とを交互に積層し、内部電極
24を1層おきに交互に外部電極25,26に接続した
構成をなすが、この積層型圧電素子2の内部電極24を
図13(a)、(b)に示すように駆動部4となる部分
のみに存在するように短冊状にパターン化して形成し、
この積層型圧電素子2を分割して駆動部4及び非駆動部
5を形成する。
【0033】したがって、積層型圧電素子2にスリット
加工を施して駆動部4と非駆動部5に分割したときに、
非駆動部5には内部電極24がなくなるので、非駆動部
5の外部電極25,26が共通電極パターン27及び個
別電極パターン28に接続されていても、非駆動部5が
動作することはない。これによって、基板1上に形成す
る共通電極パターン27及び個別電極パターン28は図
10に示すようなベタ塗りのパターンで十分であり、ス
リット加工後に上記第2実施例のように一部を除去する
必要もなくなる。
【0034】つまり、一般的な積層型圧電素子は、図1
4(a)、(b)に示すようにPZT23上に内部電極
24を全面的に設けているために、スリット加工を施し
て駆動部と非駆動部に分割した場合でも、分割された個
々の部分は圧電素子として機能して駆動電圧を印加する
ことで変位を生じるのであるが、内部電極24を図13
に示したようにパターン化することで、分割後の内部電
極のない部分は圧電素子として機能することがなくな
る。
【0035】このように、駆動部と非駆動部は、内部電
極を短冊状にパターン化して駆動部に対応する部分にの
み設けた積層型圧電素子を分割して形成することによっ
て、駆動部の内部電極が外部電極を介して基板上の電極
パターンと接続され、非駆動部には内部電極がないの
で、比較的低コストで、加工不良や組立て不良による非
駆動部の誤動作を防止することができる。また、基板上
の電極の微細なパターン化が不要になり、コスト的にも
有利である。
【0036】図15及び図16は本発明の第4実施例を
説明する説明図である。この第4実施例では、積層型圧
電素子2の内部電極24を接続した外部電極25,26
の外側に非駆動部5となる部分に対応して選択的に絶縁
性材料41を設けて、この積層型圧電素子2を分割して
駆動部4及び非駆動部5を形成する。
【0037】したがって、積層型圧電素子2にスリット
加工を施して駆動部4と非駆動部5に分割したときに、
非駆動部5の外部電極25,26の外側に絶縁性材料4
1が設けられているために導電性接着剤30を塗布して
も、非駆動部5の外部電極25,26と共通電極パター
ン27及び個別電極パターン28とが電気的に接続され
ないので、非駆動部5が動作することはない。これによ
って、この実施例でも基板1上に形成する共通電極パタ
ーン27及び個別電極パターン28は図10に示すよう
なベタ塗りのパターンで十分であり、スリット加工後に
上記第2実施例のように一部を除去する必要もなくな
る。
【0038】このように、駆動部と非駆動部は、外部電
極の外側に非駆動部となる部分に絶縁性材料を設けた積
層型圧電素子を分割して形成することによって、駆動部
の内部電極が外部電極を介して基板上の電極パターンと
接続され、非駆動部の外部電極が基板上の電極パターン
と接続されないので、比較的低コストで、加工不良や組
立て不良による非駆動部の誤動作を防止することができ
る。また、基板上の電極の微細なパターン化が不要にな
り、コスト的にも有利である。
【0039】図17及び図18は本発明の第5実施例を
説明する説明図である。この第5実施例では、積層型圧
電素子2の内部電極24と接続する外部電極25,26
の内側に非駆動部5となる部分に対応して選択的に絶縁
性材料41を設けて、この積層型圧電素子2を分割して
駆動部4及び非駆動部5を形成する。
【0040】したがって、積層型圧電素子2にスリット
加工を施して駆動部4と非駆動部5に分割したときに、
非駆動部5の外部電極25,26の内側に絶縁性材料4
1が設けられているため、導電性接着剤30を介して外
部電極25,26と基板上の電極パターン27,28を
電気的に接続しても非駆動部5の内部電極24と共通電
極パターン27及び個別電極パターン28とが電気的に
接続されないので、非駆動部5が動作することはない。
これによって、この実施例でも基板1上に形成する共通
電極パターン27及び個別電極パターン28は図10に
示すようなベタ塗りのパターンで十分であり、スリット
加工後に上記第2実施例のように一部を除去する必要も
なくなる。
【0041】このように、駆動部と非駆動部は、外部電
極の内側に非駆動部となる部分に絶縁性材料を設けた積
層型圧電素子を分割して形成することによって、駆動部
の内部電極が外部電極を介して基板上の電極パターンと
接続され、非駆動部の内部電極が基板上の電極パターン
と接続されないので、比較的低コストで、加工不良や組
立て不良による非駆動部の誤動作を防止することができ
る。また、基板上の電極の微細なパターン化が不要にな
り、コスト的にも有利である。
【0042】なお、上記各実施例においては、積層型圧
電素子のd33方向の変位を用いて加圧液室を加圧する
インクジェットヘッドについて説明したが、積層型圧電
素子のd31方向の変位を用いて加圧液室を加圧するイ
ンクジェットヘッドにも同様に適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェットヘッドによれば、駆動部の共通電極及び/又は
個別電極側の外部電極にのみ接続可能な電極パターンを
基板上に設けたので、比較的低コストで、加工不良や組
立て不良などによる非駆動部の誤動作を防止することが
でき、画像品質の劣化を防止できる。
【0044】請求項2のインクジェットヘッドによれ
ば、積層型圧電素子の個別電極側の外部電極に接続可能
な電極パターンを基板上に形成すると共に、非駆動部に
対応する電極パターンの少なくとも一部を除去して、駆
動部の個別電極側の外部電極にのみ駆動波形を印加可能
としたので、比較的低コストで、加工不良や組立て不良
などによる非駆動部の誤動作を防止することができ、画
像品質の劣化を防止できる。
【0045】請求項3のインクジェットヘッドによれ
ば、駆動部及び非駆動部は、内部電極を短冊状にパター
ン化して駆動部に対応する部分にのみ設けた積層型圧電
素子を分割して形成したので、加工不良や組立て不良な
どによる非駆動部の誤動作を防止することができ、画像
品質の劣化を防止できると共に、積層型圧電素子の内部
電極及び基板上の電極パターンの微細化が不要になって
低コスト化を図れる。
【0046】請求項4のインクジェットヘッドによれ
ば、駆動部及び非駆動部は、外部電極の外側に前記非駆
動部となる部分に選択的に絶縁性材料を設けた積層型圧
電素子を分割して形成したので、加工不良や組立て不良
などによる非駆動部の誤動作を防止することができ、画
像品質の劣化を防止できると共に、積層型圧電素子の内
部電極及び基板上の電極パターンの微細化が不要になっ
て低コスト化を図れる。
【0047】請求項5のインクジェットヘッドによれ
ば、駆動部及び非駆動部は、外部電極の内側に非駆動部
となる部分に選択的に絶縁性材料を設けた積層型圧電素
子を分割して形成したので、加工不良や組立て不良など
による非駆動部の誤動作を防止することができ、画像品
質の劣化を防止できると共に、積層型圧電素子の内部電
極及び基板上の電極パターンの微細化が不要になって低
コスト化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットヘッドの一例
を示す分解斜視図
【図2】同インクジェットヘッドの模式的断面図
【図3】同インクジェットヘッドの図2と直交する方向
の模式的断面図
【図4】同インクジェットヘッドのアクチュエータ部の
組立ての説明に供する平面説明図
【図5】図4のC−C線に沿う模式的断面説明図
【図6】同インクジェットヘッドのアクチュエータ部の
組立ての説明に供する平面説明図
【図7】図6のD−D線に沿う模式的断面説明図
【図8】本発明の第1実施例の電極パターンの説明に供
する平面説明図
【図9】同実施例のスリット加工後の説明に供する平面
説明図
【図10】本発明の第2実施例の電極パターンの説明に
供する平面説明図
【図11】同実施例のスリット加工後の説明に供する平
面説明図
【図12】本発明の第3実施例の積層型圧電素子の説明
に供する模式的断面図
【図13】同実施例の積層型圧電素子の内部電極パター
ンの説明に供する平面説明図
【図14】一般的な積層型圧電素子の内部電極パターン
の説明に供する平面説明図
【図15】本発明の第4実施例の積層型圧電素子の説明
に供する模式的断面図
【図16】同実施例の積層型圧電素子の外部電極の説明
に供する平面説明図
【図17】本発明の第5実施例の積層型圧電素子の説明
に供する模式的断面図
【図18】同実施例の積層型圧電素子の外部電極の説明
に供する平面説明図
【符号の説明】
1…基板、2…積層型圧電素子、3…フレーム、4…駆
動部、5…非駆動部、7…ノズルプレート、13…液室
流路形成部材、14…ノズル、15…ノズルプレート、
24…内部電極、25,26…外部電極、27…共通電
極パターン、28…個別電極パターン、30…導電性接
着剤、41…絶縁性材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩瀬 政之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐々木 勉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルと加圧液室に対応する積層型圧電
    素子を基板上に配置し、前記積層型圧電素子は前記加圧
    液室を加圧する駆動部と液室部材を支持する非駆動部を
    交互に配置してなり、前記駆動部の変位で前記加圧液室
    を加圧して前記ノズルからインク滴を吐出させるインク
    ジェットヘッドにおいて、前記駆動部の共通電極及び/
    又は個別電極側の外部電極にのみ接続可能な電極パター
    ンを前記基板上に設けたことを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
  2. 【請求項2】 ノズルと加圧液室に対応する積層型圧電
    素子を基板上に配置し、前記積層型圧電素子は前記加圧
    液室を加圧する駆動部と液室部材を支持する非駆動部を
    交互に配置してなり、前記駆動部の変位で前記加圧液室
    を加圧して前記ノズルからインク滴を吐出させるインク
    ジェットヘッドにおいて、前記積層型圧電素子の個別電
    極側の外部電極に接続可能な電極パターンを前記基板上
    に形成すると共に、前記非駆動部に対応する電極パター
    ンの少なくとも一部を除去して、前記駆動部の個別電極
    側の外部電極にのみ駆動波形を印加可能としたことを特
    徴とするインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 ノズルと加圧液室に対応する積層型圧電
    素子を基板上に配置し、前記積層型圧電素子は前記加圧
    液室を加圧する駆動部と液室部材を支持する非駆動部を
    交互に配置してなり、前記駆動部の変位で前記加圧液室
    を加圧して前記ノズルからインク滴を吐出させるインク
    ジェットヘッドにおいて、前記駆動部及び非駆動部は、
    内部電極を短冊状にパターン化して前記駆動部に対応す
    る部分にのみ設けた積層型圧電素子を分割して形成した
    ことを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 ノズルと加圧液室に対応する積層型圧電
    素子を基板上に配置し、前記積層型圧電素子は前記加圧
    液室を加圧する駆動部と液室部材を支持する非駆動部を
    交互に配置してなり、前記駆動部となる積層型圧電素子
    の変位で前記加圧液室を加圧して前記ノズルからインク
    滴を吐出させるインクジェットヘッドにおいて、前記駆
    動部及び非駆動部は、前記外部電極の外側に前記非駆動
    部となる部分に選択的に絶縁性材料を設けた積層型圧電
    素子を分割して形成したことを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
  5. 【請求項5】 ノズルと加圧液室に対応する積層型圧電
    素子を基板上に配置し、前記積層型圧電素子は前記加圧
    液室を加圧する駆動部と液室部材を支持する非駆動部を
    交互に配置してなり、前記駆動部の変位で前記加圧液室
    を加圧して前記ノズルからインク滴を吐出させるインク
    ジェットヘッドにおいて、前記駆動部及び非駆動部は、
    前記外部電極の内側に前記非駆動部となる部分に選択的
    に絶縁性材料を設けた積層型圧電素子を分割して形成し
    たことを特徴とするインクジェットヘッド。
JP6405796A 1996-03-21 1996-03-21 インクジェットヘッド Pending JPH09254384A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106994829A (zh) * 2015-12-21 2017-08-01 精工爱普生株式会社 振动板结构以及压电元件应用设备
JP2019064157A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド
JP2022128659A (ja) * 2021-02-24 2022-09-05 ブラザー工業株式会社 圧電アクチュエータ、及び、その製造方法

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