JPH09254442A - 像形成装置 - Google Patents
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- JPH09254442A JPH09254442A JP6351896A JP6351896A JPH09254442A JP H09254442 A JPH09254442 A JP H09254442A JP 6351896 A JP6351896 A JP 6351896A JP 6351896 A JP6351896 A JP 6351896A JP H09254442 A JPH09254442 A JP H09254442A
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- forming body
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- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/0202—Dielectric layers for electrography
- G03G5/0217—Inorganic components
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/04036—Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors
- G03G15/04045—Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors for exposing image information provided otherwise than by directly projecting the original image onto the photoconductive recording material, e.g. digital copiers
- G03G15/04054—Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors for exposing image information provided otherwise than by directly projecting the original image onto the photoconductive recording material, e.g. digital copiers by LED arrays
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/32—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い比誘電率及び焦電効果を有するPZT膜
からなる誘電体層9を使用し、誘電体層9を高温処理す
ることなく形成することによって、高濃度の現像を可能
にし、かつ低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体
1を有する像形成装置を低コストで提供する。 【解決手段】 誘電体層9を表面に有する潜像形成体1
に、書込み電極2の接触により、記録情報の静電潜像を
形成し、帯電した液体現像剤11にて現像し、用紙7に
転写する。誘電体層9を水熱法により結晶成長させたP
ZT(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する。
からなる誘電体層9を使用し、誘電体層9を高温処理す
ることなく形成することによって、高濃度の現像を可能
にし、かつ低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体
1を有する像形成装置を低コストで提供する。 【解決手段】 誘電体層9を表面に有する潜像形成体1
に、書込み電極2の接触により、記録情報の静電潜像を
形成し、帯電した液体現像剤11にて現像し、用紙7に
転写する。誘電体層9を水熱法により結晶成長させたP
ZT(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潜像を形成し、こ
の潜像を現像して像形成する、例えばプリンタ、複写
機、ワードプロセッサ及びファクシミリ等の像形成装置
に関するものである。
の潜像を現像して像形成する、例えばプリンタ、複写
機、ワードプロセッサ及びファクシミリ等の像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からプリンタ等の像形成装置におい
ては、種々の像形成プロセスが採用されている。
ては、種々の像形成プロセスが採用されている。
【0003】例えば、図10に示すように、誘電体層5
1を表面に有する潜像形成体50に、マルチスタイラス
(Multi Stylars:多芯針)電極52にて情報を電気的に
書込んで静電潜像を形成し、これを帯電した記録材料粒
子53にて現像し、紙等の記録媒体54に転写する記録
方式は、古くから公知であり、多数の文献や解説書に記
載されているものである。
1を表面に有する潜像形成体50に、マルチスタイラス
(Multi Stylars:多芯針)電極52にて情報を電気的に
書込んで静電潜像を形成し、これを帯電した記録材料粒
子53にて現像し、紙等の記録媒体54に転写する記録
方式は、古くから公知であり、多数の文献や解説書に記
載されているものである。
【0004】一方、誘電体材料に関しては、高い比誘電
率及び自発分極を有する強誘電体の厚膜形成法として、
近年、水熱法によってPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)
厚膜を形成するものが開発されている。例えば、特開平
5−259525号公報には、水熱法によるPZT厚膜
の具体的な形成プロセスが開示されると共に、その優れ
たPZT厚膜による圧電性をアクチュエータに応用した
技術が開示されている。
率及び自発分極を有する強誘電体の厚膜形成法として、
近年、水熱法によってPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)
厚膜を形成するものが開発されている。例えば、特開平
5−259525号公報には、水熱法によるPZT厚膜
の具体的な形成プロセスが開示されると共に、その優れ
たPZT厚膜による圧電性をアクチュエータに応用した
技術が開示されている。
【0005】しかし、このような水熱法によるPZT厚
膜における静電記録技術への応用例は、未だ開示されて
いない。
膜における静電記録技術への応用例は、未だ開示されて
いない。
【0006】また、これとは別に、強誘電体の持つ焦電
効果を記録技術に応用した像形成方法例として、本願出
願人は、既に、特願平7−186034号において、光
情報を光電変換を介して局所的なジュール熱とし、近接
する強誘電体の温度上昇による表面電荷の発生を潜像と
する方法を提案した。
効果を記録技術に応用した像形成方法例として、本願出
願人は、既に、特願平7−186034号において、光
情報を光電変換を介して局所的なジュール熱とし、近接
する強誘電体の温度上昇による表面電荷の発生を潜像と
する方法を提案した。
【0007】具体的には、図11に示すように、透明基
体62上に、透明電極層63、光導電層64、電極層6
5、及び強誘電体からなる焦電材層66が順次積層され
ている潜像形成体61を使用し、内部から情報光源68
にて情報光を光導電層64内へ照射する。これにより、
光導電層64内に電気キャリアが発生し、この電気キャ
リアはバイアス電圧67からエネルギーを受けることに
より電流となると共に、この電流にてジュール熱が発生
する。このジュール熱が焦電材層66に伝達されること
により、焦電効果にてその表面に電荷が発生し、静電潜
像が形成される。
体62上に、透明電極層63、光導電層64、電極層6
5、及び強誘電体からなる焦電材層66が順次積層され
ている潜像形成体61を使用し、内部から情報光源68
にて情報光を光導電層64内へ照射する。これにより、
光導電層64内に電気キャリアが発生し、この電気キャ
リアはバイアス電圧67からエネルギーを受けることに
より電流となると共に、この電流にてジュール熱が発生
する。このジュール熱が焦電材層66に伝達されること
により、焦電効果にてその表面に電荷が発生し、静電潜
像が形成される。
【0008】このような像形成方法及び像形成装置によ
って、高価なサーマルヘッド等の昇温手段や、潜像形成
体に対する帯電手段を不要とし、低コストでの像形成を
可能とするものとしている。
って、高価なサーマルヘッド等の昇温手段や、潜像形成
体に対する帯電手段を不要とし、低コストでの像形成を
可能とするものとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記出願人
が提案した従来の像形成装置においては、潜像形成体の
構成要素である強誘電体としての焦電材層の材料とし
て、有機系焦電材料では得られない高い焦電効果を有す
る材料、すなわち焦電電荷量の大きい材料であるPZT
を用いている。
が提案した従来の像形成装置においては、潜像形成体の
構成要素である強誘電体としての焦電材層の材料とし
て、有機系焦電材料では得られない高い焦電効果を有す
る材料、すなわち焦電電荷量の大きい材料であるPZT
を用いている。
【0010】しかしながら、上記のPZTは、一般に、
スパッタ法、CVD法、又はゾルゲル法等にて成膜され
るので、これらの製法においては、500℃以上の高温
処理が必要となる。
スパッタ法、CVD法、又はゾルゲル法等にて成膜され
るので、これらの製法においては、500℃以上の高温
処理が必要となる。
【0011】このため、PZTをスパッタ法又はCVD
法を用いて寸法の大きい潜像形成体の表面に成膜する場
合においては、大容量の真空チェンバーが必要となり、
コストアップを招来するという問題を有している。
法を用いて寸法の大きい潜像形成体の表面に成膜する場
合においては、大容量の真空チェンバーが必要となり、
コストアップを招来するという問題を有している。
【0012】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、高い比誘電率及び焦電効果を有するPZT膜からな
る強誘電体層を使用することを前提とし、強誘電体層を
高温処理することなく形成することによって、高濃度の
現像を可能にし、かつ低消費エネルギー化を可能にする
潜像形成体を有する像形成装置を低コストで提供するこ
とにある。
み、高い比誘電率及び焦電効果を有するPZT膜からな
る強誘電体層を使用することを前提とし、強誘電体層を
高温処理することなく形成することによって、高濃度の
現像を可能にし、かつ低消費エネルギー化を可能にする
潜像形成体を有する像形成装置を低コストで提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の像
形成装置は、上記の課題を解決するために、誘電体層を
表面に有する潜像形成体に、書込みヘッドの接触によ
り、記録情報の静電潜像を形成し、帯電した現像剤にて
現像し、記録媒体に転写する像形成装置において、上記
誘電体層を、水熱法により結晶成長させたPZT(チタ
ン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成したことを特徴としてい
る。
形成装置は、上記の課題を解決するために、誘電体層を
表面に有する潜像形成体に、書込みヘッドの接触によ
り、記録情報の静電潜像を形成し、帯電した現像剤にて
現像し、記録媒体に転写する像形成装置において、上記
誘電体層を、水熱法により結晶成長させたPZT(チタ
ン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成したことを特徴としてい
る。
【0014】上記の構成によれば、潜像形成体の表面に
形成されたPZT膜からなる誘電体層と書込みヘッドと
の接触部分において、書込みヘッドにて誘電体層に例え
ば印字パターンに応じた書込みを行う。
形成されたPZT膜からなる誘電体層と書込みヘッドと
の接触部分において、書込みヘッドにて誘電体層に例え
ば印字パターンに応じた書込みを行う。
【0015】これによって、誘電体層には、表面電荷が
発生し、潜像形成体に印字パターンに応じた静電潜像が
形成される。誘電体層に発生した表面電荷は、現像行程
において帯電した現像剤に吸着力を作用させ、その結
果、潜像形成体の表面の静電潜像が現像される。この現
像は、例えば加熱装置にて加熱されることにより記録媒
体に転写記録される。
発生し、潜像形成体に印字パターンに応じた静電潜像が
形成される。誘電体層に発生した表面電荷は、現像行程
において帯電した現像剤に吸着力を作用させ、その結
果、潜像形成体の表面の静電潜像が現像される。この現
像は、例えば加熱装置にて加熱されることにより記録媒
体に転写記録される。
【0016】ここで、本発明においては、誘電体層をP
ZT膜にて形成している。すなわち、PZT膜は、比誘
電率εr が例えば300〜1000と大きく、従来技術
にて使用された酸化亜鉛等と比べて2桁近く大きいの
で、表面電荷量が極めて大きくなる。このため、同じ電
圧で書き込んだ場合、蓄積される電荷量は、従来の酸化
亜鉛等と比べて約2桁大きくなり、帯電した現像剤によ
る現像プロセスにおいて、現像速度を高めると共に、高
記録濃度を可能とする。
ZT膜にて形成している。すなわち、PZT膜は、比誘
電率εr が例えば300〜1000と大きく、従来技術
にて使用された酸化亜鉛等と比べて2桁近く大きいの
で、表面電荷量が極めて大きくなる。このため、同じ電
圧で書き込んだ場合、蓄積される電荷量は、従来の酸化
亜鉛等と比べて約2桁大きくなり、帯電した現像剤によ
る現像プロセスにおいて、現像速度を高めると共に、高
記録濃度を可能とする。
【0017】一方、PZT膜の形成に際して、従来のス
パッタ法、CVD法、又はゾルゲル法等による成膜方法
では、500℃以上の高温処理が必要となる。このた
め、PZT膜をスパッタ法又はCVD法等を用いて寸法
の大きい潜像形成体の表面に成膜する場合においては、
大容量の真空チェンバーが必要となり、コストアップを
招来する。
パッタ法、CVD法、又はゾルゲル法等による成膜方法
では、500℃以上の高温処理が必要となる。このた
め、PZT膜をスパッタ法又はCVD法等を用いて寸法
の大きい潜像形成体の表面に成膜する場合においては、
大容量の真空チェンバーが必要となり、コストアップを
招来する。
【0018】しかし、本発明においては、PZT膜から
なる誘電体層を、特に、水熱法により結晶成長させるこ
とによって形成している。この水熱法では、例えば12
0〜200℃等の比較的低温、かつ例えば5気圧程度の
低圧下での液相結晶成長による成膜法を採用するため、
大面積及び立体曲面への成膜が低コストで可能である。
なる誘電体層を、特に、水熱法により結晶成長させるこ
とによって形成している。この水熱法では、例えば12
0〜200℃等の比較的低温、かつ例えば5気圧程度の
低圧下での液相結晶成長による成膜法を採用するため、
大面積及び立体曲面への成膜が低コストで可能である。
【0019】したがって、高い比誘電率を有するPZT
膜からなる誘電体層の形成に際して、高温処理すること
がなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要とすること
もない。
膜からなる誘電体層の形成に際して、高温処理すること
がなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要とすること
もない。
【0020】この結果、高濃度の現像を可能にし、かつ
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体を有する像
形成装置を低コストにて提供することができる。
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体を有する像
形成装置を低コストにて提供することができる。
【0021】請求項2に係る発明の像形成装置は、上記
の課題を解決するために、請求項1記載の像形成装置に
おいて、上記誘電体層は、その表面粗さが0.2μm以
下となるように、研磨されるか又は他の誘電材料にてコ
ーティングされていることを特徴としている。
の課題を解決するために、請求項1記載の像形成装置に
おいて、上記誘電体層は、その表面粗さが0.2μm以
下となるように、研磨されるか又は他の誘電材料にてコ
ーティングされていることを特徴としている。
【0022】すなわち、水熱法によりPZT膜を形成し
た場合に、例えば膜厚20μmでは、通常1〜2μm程
度の凹凸が存在している。したがって、このような表面
形状の不均一性を有してそのままで使用すると、平均粒
径0.2μmの現像剤粒子が潜像形成体の表面の凹部に
嵌まり込み、記録媒体表面に転写されないことが生じ
る。
た場合に、例えば膜厚20μmでは、通常1〜2μm程
度の凹凸が存在している。したがって、このような表面
形状の不均一性を有してそのままで使用すると、平均粒
径0.2μmの現像剤粒子が潜像形成体の表面の凹部に
嵌まり込み、記録媒体表面に転写されないことが生じ
る。
【0023】しかし、本発明の誘電体層では、例えば研
磨されるか又は他の誘電材料にてコーティングされるこ
とにより、その表面粗さが0.2μm以下となるように
形成されているので、平均粒径0.2μmの現像剤粒子
が潜像形成体の表面の凹部に嵌まり込むのを防止するこ
とができる。
磨されるか又は他の誘電材料にてコーティングされるこ
とにより、その表面粗さが0.2μm以下となるように
形成されているので、平均粒径0.2μmの現像剤粒子
が潜像形成体の表面の凹部に嵌まり込むのを防止するこ
とができる。
【0024】したがって、潜像形成体の誘電体層から記
録媒体の表面への転写率が高くなり、転写記録時の画質
を向上させることができる。
録媒体の表面への転写率が高くなり、転写記録時の画質
を向上させることができる。
【0025】請求項3に係る発明の像形成装置は、上記
の課題を解決するために、請求項1記載の像形成装置に
おいて、上記潜像形成体の内部には、現像を記録媒体に
転写するための加熱手段が設けられ、この加熱手段は、
潜像形成体の表面に吸着しかつ帯電している現像剤に、
誘電体層におけるPZT膜の焦電効果により反発力を与
えて、記録媒体に転写させることを特徴としている。
の課題を解決するために、請求項1記載の像形成装置に
おいて、上記潜像形成体の内部には、現像を記録媒体に
転写するための加熱手段が設けられ、この加熱手段は、
潜像形成体の表面に吸着しかつ帯電している現像剤に、
誘電体層におけるPZT膜の焦電効果により反発力を与
えて、記録媒体に転写させることを特徴としている。
【0026】上記の構成においては、現像を記録媒体に
転写させるに際して、加熱手段にてPZT膜の誘電体層
を昇温させることにより、焦電効果による反発力を与え
て、記録媒体に転写させる。
転写させるに際して、加熱手段にてPZT膜の誘電体層
を昇温させることにより、焦電効果による反発力を与え
て、記録媒体に転写させる。
【0027】すなわち、PZT膜が加熱されることによ
り、自発分極値が減少し、結果として、潜像形成体の表
面が、局所的に潜像とは逆極性でバイアスされることに
なる。このため、吸着されていた帯電現像剤は、表面か
ら反発力を受け、これによって、記録媒体への転写が容
易となる。
り、自発分極値が減少し、結果として、潜像形成体の表
面が、局所的に潜像とは逆極性でバイアスされることに
なる。このため、吸着されていた帯電現像剤は、表面か
ら反発力を受け、これによって、記録媒体への転写が容
易となる。
【0028】請求項4に係る発明の像形成装置は、上記
の課題を解決するために、誘電体層を表面に有する潜像
形成体に、書込みヘッドの接触により、記録情報の静電
潜像を形成し、帯電した現像剤にて現像し、記録媒体に
転写する像形成装置において、上記誘電体層を、水熱法
により結晶成長させたPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)
膜にて形成する一方、上記書込みヘッドは、情報光源か
らの情報光を受けて電導キャリアを発生する光導電層を
表面に有する回転体にて形成されていることを特徴とし
ている。
の課題を解決するために、誘電体層を表面に有する潜像
形成体に、書込みヘッドの接触により、記録情報の静電
潜像を形成し、帯電した現像剤にて現像し、記録媒体に
転写する像形成装置において、上記誘電体層を、水熱法
により結晶成長させたPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)
膜にて形成する一方、上記書込みヘッドは、情報光源か
らの情報光を受けて電導キャリアを発生する光導電層を
表面に有する回転体にて形成されていることを特徴とし
ている。
【0029】上記の構成によれば、潜像形成体の表面に
形成されたPZT膜からなる誘電体層と書込みヘッドと
の接触部分において、書込みヘッドにて誘電体層に例え
ば印字パターンに応じた書込みが行われ、潜像形成体に
印字パターンに応じた静電潜像が形成される。この潜像
は、帯電した現像剤にて現像され、例えば転写装置にて
加熱されることにより記録媒体に転写記録される。
形成されたPZT膜からなる誘電体層と書込みヘッドと
の接触部分において、書込みヘッドにて誘電体層に例え
ば印字パターンに応じた書込みが行われ、潜像形成体に
印字パターンに応じた静電潜像が形成される。この潜像
は、帯電した現像剤にて現像され、例えば転写装置にて
加熱されることにより記録媒体に転写記録される。
【0030】ここで、本発明においては、誘電体層をP
ZT膜にて形成しているので、比誘電率εr が大きく、
表面電荷量が極めて大きくなる。このため、現像速度を
高めると共に、高記録濃度を可能とする。
ZT膜にて形成しているので、比誘電率εr が大きく、
表面電荷量が極めて大きくなる。このため、現像速度を
高めると共に、高記録濃度を可能とする。
【0031】一方、PZT膜の形成に際して、水熱法に
より結晶成長させることによって形成している。この水
熱法では、例えば120〜200℃等の比較的低温、か
つ例えば5気圧程度の低圧下での液相結晶成長による成
膜法を採用するため、大面積及び立体曲面への成膜が低
コストで可能である。したがって、高い比誘電率を有す
るPZT膜からなる誘電体層の形成に際して、高温処理
することがなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要と
することもない。
より結晶成長させることによって形成している。この水
熱法では、例えば120〜200℃等の比較的低温、か
つ例えば5気圧程度の低圧下での液相結晶成長による成
膜法を採用するため、大面積及び立体曲面への成膜が低
コストで可能である。したがって、高い比誘電率を有す
るPZT膜からなる誘電体層の形成に際して、高温処理
することがなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要と
することもない。
【0032】この結果、高濃度の現像を可能にし、かつ
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体を有する像
形成装置を低コストにて提供することができる。
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体を有する像
形成装置を低コストにて提供することができる。
【0033】また、本発明では、特に、情報を潜像形成
体に書き込むために、上記書込みヘッドとして、情報光
源からの情報光を受けて電導キャリアを発生する光導電
層を表面に有する回転体にて形成されたものを使用して
いる。
体に書き込むために、上記書込みヘッドとして、情報光
源からの情報光を受けて電導キャリアを発生する光導電
層を表面に有する回転体にて形成されたものを使用して
いる。
【0034】したがって、書込みヘッドと潜像形成体と
の接触動作が、摺動ではなく回転接触となるので、これ
によって、書込みヘッドの磨耗を著しく低減し、書込み
ヘッドの寿命を延ばすことができる。
の接触動作が、摺動ではなく回転接触となるので、これ
によって、書込みヘッドの磨耗を著しく低減し、書込み
ヘッドの寿命を延ばすことができる。
【0035】請求項5に係る発明の像形成装置は、上記
の課題を解決するために、請求項4記載の像形成装置に
おいて、上記回転体は透明基体、透明電極層及び光導電
層が順次積層されてなり、かつ上記情報光源は上記回転
体の内部に設けられる一方、上記潜像形成体には誘電体
層の下層に電極層が形成され、これら回転体の透明電極
層と潜像形成体の電極層との間で、潜像形成体の誘電体
層を介して充電回路が構成されることを特徴としてい
る。
の課題を解決するために、請求項4記載の像形成装置に
おいて、上記回転体は透明基体、透明電極層及び光導電
層が順次積層されてなり、かつ上記情報光源は上記回転
体の内部に設けられる一方、上記潜像形成体には誘電体
層の下層に電極層が形成され、これら回転体の透明電極
層と潜像形成体の電極層との間で、潜像形成体の誘電体
層を介して充電回路が構成されることを特徴としてい
る。
【0036】上記の構成によれば、回転体の内部に配設
した情報光源からの情報光が、透明基体及び透明電極層
を透過して光導電層に照射される。これにより、光導電
層には、電導キャリアが発生する。ここで、例えば、回
転体の透明電極層には例えばプラス電圧を与え、潜像形
成体の電極層を接地電位とすることにより、誘電体層は
充電され、電荷潜像が形成される。この結果、効率良
く、記録情報を誘電体層に書き込むことが可能となる。
した情報光源からの情報光が、透明基体及び透明電極層
を透過して光導電層に照射される。これにより、光導電
層には、電導キャリアが発生する。ここで、例えば、回
転体の透明電極層には例えばプラス電圧を与え、潜像形
成体の電極層を接地電位とすることにより、誘電体層は
充電され、電荷潜像が形成される。この結果、効率良
く、記録情報を誘電体層に書き込むことが可能となる。
【0037】
〔実施の形態1〕本発明における実施の一形態につい
て、図1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通り
である。尚、本実施の形態にて採用する画像形成方法
は、例えば、潜像形成体を利用する像形成装置としての
プリンタ、複写機、ワードプロセッサ及びファクシミリ
等の各種の情報機器全般について適用が可能であるが、
本実施の形態ではプリンタに適用したものについて説明
する。
て、図1ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通り
である。尚、本実施の形態にて採用する画像形成方法
は、例えば、潜像形成体を利用する像形成装置としての
プリンタ、複写機、ワードプロセッサ及びファクシミリ
等の各種の情報機器全般について適用が可能であるが、
本実施の形態ではプリンタに適用したものについて説明
する。
【0038】本実施の形態のプリンタは、図1に示すよ
うに、回転自在の円筒ドラムからなる潜像形成体1と、
この潜像形成体1に接し潜像形成体1に情報を書き込む
ための書込みヘッドとしての書込み電極2と、現像剤と
しての液体現像剤11を潜像形成体1に供給付着させて
現像する現像槽3と、潜像形成体1の内部に設けられる
加熱手段としての加熱装置4等を主たる構成要素として
いる。また、現像した画像を、送りローラ5にて背面板
6に沿って搬送された記録媒体としての用紙7に転写す
ることにより記録するようになっている。
うに、回転自在の円筒ドラムからなる潜像形成体1と、
この潜像形成体1に接し潜像形成体1に情報を書き込む
ための書込みヘッドとしての書込み電極2と、現像剤と
しての液体現像剤11を潜像形成体1に供給付着させて
現像する現像槽3と、潜像形成体1の内部に設けられる
加熱手段としての加熱装置4等を主たる構成要素として
いる。また、現像した画像を、送りローラ5にて背面板
6に沿って搬送された記録媒体としての用紙7に転写す
ることにより記録するようになっている。
【0039】尚、その他の部材として、潜像形成体1の
表面に残存する廃現像剤を掻き落とすための例えば図示
しないクリーニングブレード等を備えている。
表面に残存する廃現像剤を掻き落とすための例えば図示
しないクリーニングブレード等を備えている。
【0040】また、上記潜像形成体1は、本実施の形態
では、円筒ドラムとなっているが、必ずしも円筒ドラム
にする必要はなく、例えばベルト状とすることも可能で
ある。
では、円筒ドラムとなっているが、必ずしも円筒ドラム
にする必要はなく、例えばベルト状とすることも可能で
ある。
【0041】上記の潜像形成体1は、円筒形状の例えば
透明ガラスや透明樹脂等からなる円筒基体8の表面に、
誘電体材料にてなる誘電体層9を成膜したものからなっ
ている。
透明ガラスや透明樹脂等からなる円筒基体8の表面に、
誘電体材料にてなる誘電体層9を成膜したものからなっ
ている。
【0042】上記の誘電体層9は、書込み及び転写に対
して効率的に行えるように、比誘電率が高く、かつ焦電
効果を起こさせる焦電材にて形成されているものであ
る。
して効率的に行えるように、比誘電率が高く、かつ焦電
効果を起こさせる焦電材にて形成されているものであ
る。
【0043】すなわち、比誘電率が高いと、表面電荷量
が極めて大きくなる。このため、同じ電圧で書き込んだ
場合、蓄積される電荷量は、従来の酸化亜鉛等と比べて
約2桁大きくなり、帯電した現像剤による現像プロセス
において、現像速度を高めると共に、高記録濃度を可能
とするものである。
が極めて大きくなる。このため、同じ電圧で書き込んだ
場合、蓄積される電荷量は、従来の酸化亜鉛等と比べて
約2桁大きくなり、帯電した現像剤による現像プロセス
において、現像速度を高めると共に、高記録濃度を可能
とするものである。
【0044】また、上記の焦電効果とは、図2に示すよ
うに、誘電体の分極の大きさが温度によって変化し、常
温点における自発分極値PS と昇温したときの昇温点に
おける分極値との変化分ΔPが表面電荷として観測され
る現象である。ここで、自発分極とは、外部電界がなく
ても材料自身で分極している状態、すなわち正負の電荷
中心がずれている状態にあることをいう。この自発分極
は通常は表面に吸着した電荷によって中和されている
が、温度変化によって自発分極の大きさが変化すると両
者の差が表面電荷として現れるものである。
うに、誘電体の分極の大きさが温度によって変化し、常
温点における自発分極値PS と昇温したときの昇温点に
おける分極値との変化分ΔPが表面電荷として観測され
る現象である。ここで、自発分極とは、外部電界がなく
ても材料自身で分極している状態、すなわち正負の電荷
中心がずれている状態にあることをいう。この自発分極
は通常は表面に吸着した電荷によって中和されている
が、温度変化によって自発分極の大きさが変化すると両
者の差が表面電荷として現れるものである。
【0045】一方、転写を効率的に行うべく、必要十分
な電荷量を発生させるためには、焦電材料の条件とし
て、常温で自発分極値PS が大きく、かつキュリー点T
cについてある程度の温度変化幅が必要である。そし
て、この温度変化幅は、例えばキュリー点Tcが100
°C以上及び200°C以下のものが好ましい。この理
由は、キュリー点Tcが低すぎると装置の使用環境変化
に敏感すぎること、及びキュリー点Tcが100°C以
下の材料であると、室温との温度差が最大約70deg
しかとれず、また、それ以上昇温すると自発分極がなく
なり、温度が下がっても自発分極が回復しないためであ
る。
な電荷量を発生させるためには、焦電材料の条件とし
て、常温で自発分極値PS が大きく、かつキュリー点T
cについてある程度の温度変化幅が必要である。そし
て、この温度変化幅は、例えばキュリー点Tcが100
°C以上及び200°C以下のものが好ましい。この理
由は、キュリー点Tcが低すぎると装置の使用環境変化
に敏感すぎること、及びキュリー点Tcが100°C以
下の材料であると、室温との温度差が最大約70deg
しかとれず、また、それ以上昇温すると自発分極がなく
なり、温度が下がっても自発分極が回復しないためであ
る。
【0046】逆に、キュリー点Tcが高すぎると投入エ
ネルギーが大きくなり、熱応答の低下や材料の劣化等の
悪影響を招くおそれがある。そして、キュリー点Tcが
200°C以上の材料の場合には、室温との温度差は十
分とれるが、焦電係数が常温付近で小さいことにより効
率が低くなる。そこで、本実施の形態の誘電体層9は、
キュリー点Tcが100°C以上及び200°C以下の
材料を選ぶようにしている。
ネルギーが大きくなり、熱応答の低下や材料の劣化等の
悪影響を招くおそれがある。そして、キュリー点Tcが
200°C以上の材料の場合には、室温との温度差は十
分とれるが、焦電係数が常温付近で小さいことにより効
率が低くなる。そこで、本実施の形態の誘電体層9は、
キュリー点Tcが100°C以上及び200°C以下の
材料を選ぶようにしている。
【0047】具体的には、誘電体層9は、チタン酸ジル
コン酸鉛(PZT)を、図3(a)(b)に示すプロセ
スにて10μmに成膜したものからなっている。尚、誘
電体層9の層厚は10μmに限定されるものではなく、
例えば1〜20μmの範囲であればよい。
コン酸鉛(PZT)を、図3(a)(b)に示すプロセ
スにて10μmに成膜したものからなっている。尚、誘
電体層9の層厚は10μmに限定されるものではなく、
例えば1〜20μmの範囲であればよい。
【0048】先ず、同図(a)に示すように、潜像形成
体1の円筒基体8をPb(NO3 )2 0.2mol/
l、ZrOCl2 0.2mol/l、及びKOH2mo
l/lの混合水溶液中に浸し、温度160℃で10時間
の水熱による表面処理を行い、円筒基体8の表面にPZ
Tの結晶核9aを形成する。
体1の円筒基体8をPb(NO3 )2 0.2mol/
l、ZrOCl2 0.2mol/l、及びKOH2mo
l/lの混合水溶液中に浸し、温度160℃で10時間
の水熱による表面処理を行い、円筒基体8の表面にPZ
Tの結晶核9aを形成する。
【0049】次に、同図(b)に示すように、結晶を成
長させるため、Pb(NO3 )2 0.2mol/l、Z
rOCl2 0.2mol/l、TiCl4 0.2mol
/l、及びKOH2mol/lの混合水溶液中に上記結
晶核9aが形成された潜像形成体1を入れて、120℃
で48時間の水熱処理を行い、誘電体層9としてのPZ
T膜の形成を行う。
長させるため、Pb(NO3 )2 0.2mol/l、Z
rOCl2 0.2mol/l、TiCl4 0.2mol
/l、及びKOH2mol/lの混合水溶液中に上記結
晶核9aが形成された潜像形成体1を入れて、120℃
で48時間の水熱処理を行い、誘電体層9としてのPZ
T膜の形成を行う。
【0050】次いで、上記潜像形成体1を酢酸水溶液中
で超音波洗浄し、乾燥させる。その後、上記潜像形成体
1における誘電体層9の表面を平均粒径1μmの酸化セ
リウム研磨材にて表面粗さが中心線平均粗さ(JIS
B0601『表面粗さの定義と表示』)で0.2μm以
下となるように研磨する。
で超音波洗浄し、乾燥させる。その後、上記潜像形成体
1における誘電体層9の表面を平均粒径1μmの酸化セ
リウム研磨材にて表面粗さが中心線平均粗さ(JIS
B0601『表面粗さの定義と表示』)で0.2μm以
下となるように研磨する。
【0051】これによって、バルクセラミックPZTに
匹敵する焦電特性を有するPZTを形成することが可能
となる。
匹敵する焦電特性を有するPZTを形成することが可能
となる。
【0052】尚、本実施の形態では、このように誘電体
層9の表面を表面粗さ0.2μm以下とするために、研
磨により行っているが、必ずしもこれに限らず、図1に
おいて拡大図で示すように、例えばテフロン等の他の誘
電材料10にて、塗布及び乾燥するコーティングにより
行うことも可能である。
層9の表面を表面粗さ0.2μm以下とするために、研
磨により行っているが、必ずしもこれに限らず、図1に
おいて拡大図で示すように、例えばテフロン等の他の誘
電材料10にて、塗布及び乾燥するコーティングにより
行うことも可能である。
【0053】一方、図1に示す書込み電極2は、潜像形
成体1に印字パターンの静電潜像を形成するためのもの
であり、潜像形成体1の表面に接触して設けられてい
る。そして、本実施の形態では、書込み電極2はタング
ステン電極にて形成されている。タングステンは耐磨耗
性を有しているので、この書込み電極2は長寿命に耐え
る電極となっている。
成体1に印字パターンの静電潜像を形成するためのもの
であり、潜像形成体1の表面に接触して設けられてい
る。そして、本実施の形態では、書込み電極2はタング
ステン電極にて形成されている。タングステンは耐磨耗
性を有しているので、この書込み電極2は長寿命に耐え
る電極となっている。
【0054】詳細には、図4(a)に示すように、書込
み電極2は、図示しないポリイミドシート上に厚さ18
μmのタングステン箔22を接着し、エッチングにより
パターン形成した後、ガラスエポキシ基板等のヘッド基
板21に貼着したものからなっている。そして、各電極
は、図4(b)に示すように、ヘッド基板21の裏面に
て電極端子23…に連結されている。
み電極2は、図示しないポリイミドシート上に厚さ18
μmのタングステン箔22を接着し、エッチングにより
パターン形成した後、ガラスエポキシ基板等のヘッド基
板21に貼着したものからなっている。そして、各電極
は、図4(b)に示すように、ヘッド基板21の裏面に
て電極端子23…に連結されている。
【0055】ここで、本実施の形態おいては、例えば、
図5に示すように、潜像形成体1の表面に、複数の各記
録画素に対応する金属電極パターン15…をそれぞれ形
成することが可能である。このように形成することによ
って、書込み電極2と潜像形成体1の表面との接触部分
においては、金属電極と金属面との接触となるため、電
荷の移動及び拡がりがスムーズに行われ、画素領域が一
定となる。したがって、書込み画素が均一となり、電荷
注入が安定するので、書込み電圧も低減できることにな
る。
図5に示すように、潜像形成体1の表面に、複数の各記
録画素に対応する金属電極パターン15…をそれぞれ形
成することが可能である。このように形成することによ
って、書込み電極2と潜像形成体1の表面との接触部分
においては、金属電極と金属面との接触となるため、電
荷の移動及び拡がりがスムーズに行われ、画素領域が一
定となる。したがって、書込み画素が均一となり、電荷
注入が安定するので、書込み電圧も低減できることにな
る。
【0056】一方、図1に示すように、書込み電極2の
下流側には現像槽3が設けられている。現像槽3には、
現像剤としての液体現像剤11が収容されており、帯電
させた液体現像剤11を潜像形成体1に供給付着させて
現像するようになっている。
下流側には現像槽3が設けられている。現像槽3には、
現像剤としての液体現像剤11が収容されており、帯電
させた液体現像剤11を潜像形成体1に供給付着させて
現像するようになっている。
【0057】この現像槽3には、図6(a)(b)に示
すように、ケース30の上部に現像ローラ31、ブレー
ド32及び噴射ノズル33等が設けられている。上記液
体現像剤11は、多孔質体35に含浸された状態で現像
槽3内に収容されている。現像槽3では、噴射ノズル3
3にて液体現像剤11をブレード32に向けて噴射させ
ることにより、液体現像剤11がブレード32に案内さ
れて現像ローラ31の表面に液体現像剤層36を形成す
る。
すように、ケース30の上部に現像ローラ31、ブレー
ド32及び噴射ノズル33等が設けられている。上記液
体現像剤11は、多孔質体35に含浸された状態で現像
槽3内に収容されている。現像槽3では、噴射ノズル3
3にて液体現像剤11をブレード32に向けて噴射させ
ることにより、液体現像剤11がブレード32に案内さ
れて現像ローラ31の表面に液体現像剤層36を形成す
る。
【0058】ところで、本実施の形態では現像剤として
液体現像剤11を使用している。この液体現像剤11
は、アイソパーG1l(Esso社製)中に平均粒径
0.3μmのカーボンブラックを10gと帯電制御剤と
を共に分散させ、コロイド状にしたものからなってい
る。尚、コロイドとは、直径が0.5μm程度以下の微
粒子が溶媒中に分散しているものをいう。
液体現像剤11を使用している。この液体現像剤11
は、アイソパーG1l(Esso社製)中に平均粒径
0.3μmのカーボンブラックを10gと帯電制御剤と
を共に分散させ、コロイド状にしたものからなってい
る。尚、コロイドとは、直径が0.5μm程度以下の微
粒子が溶媒中に分散しているものをいう。
【0059】また、上記コロイド粒子は、平均帯電量1
0-17 〜10-16 クーロン程度の電荷を帯びており、図
7に示すように、絶縁溶媒中で負に帯電し、かつ帯電に
より相互に反発力が作用して分散している。尚、コロイ
ド粒子近傍の溶媒分子は正に帯電している。この液体現
像剤11の特徴は次の点である。 帯電装置が不要である。 粒子径が粉体に比べて1桁小さく、高精細な画像が得
られる。 粒子の帯電量を帯電制御剤の添加により容易に変える
ことができ、低電圧潜像を現像する場合においても帯電
量を大きくすることができる。
0-17 〜10-16 クーロン程度の電荷を帯びており、図
7に示すように、絶縁溶媒中で負に帯電し、かつ帯電に
より相互に反発力が作用して分散している。尚、コロイ
ド粒子近傍の溶媒分子は正に帯電している。この液体現
像剤11の特徴は次の点である。 帯電装置が不要である。 粒子径が粉体に比べて1桁小さく、高精細な画像が得
られる。 粒子の帯電量を帯電制御剤の添加により容易に変える
ことができ、低電圧潜像を現像する場合においても帯電
量を大きくすることができる。
【0060】尚、本実施の形態において、粉体の現像剤
ではなく液体現像剤11を使用しているのは、液体の扱
いは粉体に比べて、補給、移送、攪拌及びトナー濃度制
御等の点で容易だからである。また、近年インクジェッ
ト記録装置のインク供給装置としてさまざまな工夫がな
され、処理はむしろ粉体よりも簡単になっている。例え
ば、液体現像剤11は多孔質体35に含浸しているの
で、転置してもこぼれず、取り扱いが容易である。
ではなく液体現像剤11を使用しているのは、液体の扱
いは粉体に比べて、補給、移送、攪拌及びトナー濃度制
御等の点で容易だからである。また、近年インクジェッ
ト記録装置のインク供給装置としてさまざまな工夫がな
され、処理はむしろ粉体よりも簡単になっている。例え
ば、液体現像剤11は多孔質体35に含浸しているの
で、転置してもこぼれず、取り扱いが容易である。
【0061】次に、図1に示すように、回転自在の潜像
形成体1における現像槽3のさらに下流側には、潜像形
成体1における用紙7に転写する部分の内側に、ヒータ
からなる加熱装置4が備えられている。
形成体1における現像槽3のさらに下流側には、潜像形
成体1における用紙7に転写する部分の内側に、ヒータ
からなる加熱装置4が備えられている。
【0062】上記加熱装置4は、潜像形成体1の表面に
吸着しかつ帯電している液体現像剤11に、誘電体層9
におけるPZT膜の焦電効果により反発力を与えて、用
紙7に転写させるようになっている。
吸着しかつ帯電している液体現像剤11に、誘電体層9
におけるPZT膜の焦電効果により反発力を与えて、用
紙7に転写させるようになっている。
【0063】次に、上記の構成を有するプリンタの像形
成方法について説明する。まず、図1に示すように、例
えば周速度20mm/secで矢印方向に回転する潜像
形成体1の表面である誘電体層9が現像槽3に触れてい
る状態で、この誘電体層9に書込み電極2にて例えば4
0(V)で印字パターンに応じた書込みを行う。
成方法について説明する。まず、図1に示すように、例
えば周速度20mm/secで矢印方向に回転する潜像
形成体1の表面である誘電体層9が現像槽3に触れてい
る状態で、この誘電体層9に書込み電極2にて例えば4
0(V)で印字パターンに応じた書込みを行う。
【0064】これによって、誘電体層9には、表面電荷
が発生し、潜像形成体1に印字パターンに応じた静電潜
像が形成される。潜像形成体1において発生した表面電
荷は、やがて、現像槽3の位置において、液体現像剤1
1中の帯電した図示しない色材粒子への吸着力として作
用し、この色材粒子が潜像形成体1の表面に吸着される
ことにより現像される。現像された潜像形成体1はさら
に回転し、送りローラ5にて搬送中の用紙7に接触部に
て直ちに転写される。
が発生し、潜像形成体1に印字パターンに応じた静電潜
像が形成される。潜像形成体1において発生した表面電
荷は、やがて、現像槽3の位置において、液体現像剤1
1中の帯電した図示しない色材粒子への吸着力として作
用し、この色材粒子が潜像形成体1の表面に吸着される
ことにより現像される。現像された潜像形成体1はさら
に回転し、送りローラ5にて搬送中の用紙7に接触部に
て直ちに転写される。
【0065】このように、本実施の形態のプリンタで
は、潜像形成体1の表面に形成されたPZT膜からなる
誘電体層9と書込み電極2との接触部分において、書込
み電極2にて誘電体層9印字パターンに応じた書込みを
行う。
は、潜像形成体1の表面に形成されたPZT膜からなる
誘電体層9と書込み電極2との接触部分において、書込
み電極2にて誘電体層9印字パターンに応じた書込みを
行う。
【0066】これによって、誘電体層9には、表面電荷
が発生し、潜像形成体1に印字パターンに応じた静電潜
像が形成される。誘電体層9に発生した表面電荷は、現
像行程において帯電した液体現像剤11に吸着力を作用
させ、その結果、潜像形成体1の表面の静電潜像が現像
される。この現像は、加熱装置4にて加熱されることに
より用紙7に転写記録される。これにより、例えば、画
素の大きさが約10-8m2 、画素密度が300DPIの
精細画像が得られる。
が発生し、潜像形成体1に印字パターンに応じた静電潜
像が形成される。誘電体層9に発生した表面電荷は、現
像行程において帯電した液体現像剤11に吸着力を作用
させ、その結果、潜像形成体1の表面の静電潜像が現像
される。この現像は、加熱装置4にて加熱されることに
より用紙7に転写記録される。これにより、例えば、画
素の大きさが約10-8m2 、画素密度が300DPIの
精細画像が得られる。
【0067】ここで、本実施の形態においては、誘電体
層9をPZT膜にて形成している。すなわち、PZT膜
は、比誘電率εr が例えば300〜1000と大きく、
従来技術にて使用された酸化亜鉛等と比べて2桁近く大
きいので、表面電荷量が極めて大きくなる。このため、
同じ電圧で書き込んだ場合、蓄積される電荷量は、従来
の酸化亜鉛等と比べて約2桁大きくなり、帯電した液体
現像剤11による現像プロセスにおいて、現像速度を高
めると共に、高記録濃度を可能とする。
層9をPZT膜にて形成している。すなわち、PZT膜
は、比誘電率εr が例えば300〜1000と大きく、
従来技術にて使用された酸化亜鉛等と比べて2桁近く大
きいので、表面電荷量が極めて大きくなる。このため、
同じ電圧で書き込んだ場合、蓄積される電荷量は、従来
の酸化亜鉛等と比べて約2桁大きくなり、帯電した液体
現像剤11による現像プロセスにおいて、現像速度を高
めると共に、高記録濃度を可能とする。
【0068】一方、PZT膜の形成に際して、従来のス
パッタ法、CVD法、又はゾルゲル法等による成膜方法
では、500℃以上の高温処理が必要となる。このた
め、PZT膜をスパッタ法又はCVD法等を用いて寸法
の大きい潜像形成体1の表面に成膜する場合において
は、大容量の真空チェンバーが必要となり、コストアッ
プを招来する。
パッタ法、CVD法、又はゾルゲル法等による成膜方法
では、500℃以上の高温処理が必要となる。このた
め、PZT膜をスパッタ法又はCVD法等を用いて寸法
の大きい潜像形成体1の表面に成膜する場合において
は、大容量の真空チェンバーが必要となり、コストアッ
プを招来する。
【0069】しかし、本実施の形態においては、PZT
膜からなる誘電体層9を、特に、水熱法により結晶成長
させることによって形成している。この水熱法では、例
えば120〜200℃等の比較的低温、かつ例えば5気
圧程度の低圧下での液相結晶成長による成膜法を採用す
るため、大面積及び立体曲面への成膜が低コストで可能
である。
膜からなる誘電体層9を、特に、水熱法により結晶成長
させることによって形成している。この水熱法では、例
えば120〜200℃等の比較的低温、かつ例えば5気
圧程度の低圧下での液相結晶成長による成膜法を採用す
るため、大面積及び立体曲面への成膜が低コストで可能
である。
【0070】したがって、高い比誘電率を有するPZT
膜からなる誘電体層9の形成に際して、高温処理するこ
とがなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要とするこ
ともない。
膜からなる誘電体層9の形成に際して、高温処理するこ
とがなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要とするこ
ともない。
【0071】この結果、高濃度の現像を可能にし、かつ
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体1を有する
プリンタを低コストにて提供することができる。
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体1を有する
プリンタを低コストにて提供することができる。
【0072】また、水熱法によりPZT膜を形成した場
合に、例えば膜厚20μmでは、通常1〜2μm程度の
凹凸が存在している。したがって、このような表面形状
の不均一性を有してそのままで使用すると、平均粒径
0.2μmの液体現像剤11の粒子が潜像形成体1の表
面の凹部に嵌まり込み、用紙7の表面に転写されないこ
とが生じる。
合に、例えば膜厚20μmでは、通常1〜2μm程度の
凹凸が存在している。したがって、このような表面形状
の不均一性を有してそのままで使用すると、平均粒径
0.2μmの液体現像剤11の粒子が潜像形成体1の表
面の凹部に嵌まり込み、用紙7の表面に転写されないこ
とが生じる。
【0073】しかし、本実施の形態の誘電体層9では、
例えば研磨されるか又は他の誘電材料にてコーティング
されることにより、その表面粗さが0.2μm以下とな
るように形成されているので、平均粒径0.2μmの液
体現像剤11の粒子が潜像形成体1の表面の凹部に嵌ま
り込むのを防止することができる。
例えば研磨されるか又は他の誘電材料にてコーティング
されることにより、その表面粗さが0.2μm以下とな
るように形成されているので、平均粒径0.2μmの液
体現像剤11の粒子が潜像形成体1の表面の凹部に嵌ま
り込むのを防止することができる。
【0074】したがって、潜像形成体1の誘電体層9か
ら用紙7の表面への転写率が高くなり、転写記録時の画
質を向上させることができる。また、書込み電極2との
磨耗を少なくして長寿命化を図ることが可能となる。
ら用紙7の表面への転写率が高くなり、転写記録時の画
質を向上させることができる。また、書込み電極2との
磨耗を少なくして長寿命化を図ることが可能となる。
【0075】また、本実施の形態では、潜像形成体1の
内部には、現像を用紙7に転写するための加熱装置4が
設けられ、この加熱装置4は、潜像形成体1の表面に吸
着しかつ帯電している液体現像剤11に、誘電体層9に
おけるPZT膜の焦電効果により反発力を与えて、用紙
7に転写させる。
内部には、現像を用紙7に転写するための加熱装置4が
設けられ、この加熱装置4は、潜像形成体1の表面に吸
着しかつ帯電している液体現像剤11に、誘電体層9に
おけるPZT膜の焦電効果により反発力を与えて、用紙
7に転写させる。
【0076】すなわち、PZT膜が加熱されることによ
り、自発分極値が減少し、結果として、潜像形成体1の
表面が、局所的に潜像とは逆極性でバイアスされること
になる。このため、吸着されていた帯電された液体現像
剤11は、表面から反発力を受け、これによって、用紙
7への転写が容易となる。
り、自発分極値が減少し、結果として、潜像形成体1の
表面が、局所的に潜像とは逆極性でバイアスされること
になる。このため、吸着されていた帯電された液体現像
剤11は、表面から反発力を受け、これによって、用紙
7への転写が容易となる。
【0077】また、転写のために、用紙7の背面からの
コロナ放電等による帯電装置が不要となる。したがっ
て、装置の小型化、コストダウン、及びオゾン無発生が
達成できる。
コロナ放電等による帯電装置が不要となる。したがっ
て、装置の小型化、コストダウン、及びオゾン無発生が
達成できる。
【0078】また、書込み電極2は、タングステン電極
にて形成されている。したがって、タングステンは耐磨
耗性を有しているので、書込み電極2を長寿命に耐える
電極とすることができる。
にて形成されている。したがって、タングステンは耐磨
耗性を有しているので、書込み電極2を長寿命に耐える
電極とすることができる。
【0079】さらに、潜像形成体1の表面には、複数の
各記録画素に対応する金属電極パターン15…をそれぞ
れ形成することが可能である。これによって、金属電極
と金属面との接触となるため、電荷の移動及び拡がりが
スムーズに行われ、画素領域が一定となる。したがっ
て、書込み画素が均一となり、電荷注入が安定するの
で、書込み電圧も低減できることになる。
各記録画素に対応する金属電極パターン15…をそれぞ
れ形成することが可能である。これによって、金属電極
と金属面との接触となるため、電荷の移動及び拡がりが
スムーズに行われ、画素領域が一定となる。したがっ
て、書込み画素が均一となり、電荷注入が安定するの
で、書込み電圧も低減できることになる。
【0080】〔比較例〕誘電体層9の表面粗さの比較と
して、研磨工程を省いた表面粗さが0.7μmの潜像形
成体1を用いて印字実験を行った。
して、研磨工程を省いた表面粗さが0.7μmの潜像形
成体1を用いて印字実験を行った。
【0081】この結果、印字量が増加するにつれて、い
わゆる白抜けが発生し、用紙7の印字品位が低下した。
この理由は、色材粒子を転写した後の潜像形成体1の表
面の凹部に色材粒子の一部がトラップされて残り、図示
しないクリーニングブレードによっても上記色材粒子を
取り除くことができないからである。
わゆる白抜けが発生し、用紙7の印字品位が低下した。
この理由は、色材粒子を転写した後の潜像形成体1の表
面の凹部に色材粒子の一部がトラップされて残り、図示
しないクリーニングブレードによっても上記色材粒子を
取り除くことができないからである。
【0082】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図8及び図9に基づいて説明すれば、以下の通
りである。尚、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図
面に示した部材と同一の機能を有する部材については、
同一の符号を付し、その説明を省略する。
について図8及び図9に基づいて説明すれば、以下の通
りである。尚、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図
面に示した部材と同一の機能を有する部材については、
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0083】本実施の形態のプリンタは、図8に示すよ
うに、書込みヘッドが、情報光源からの情報光を受けて
電導キャリアを発生する光導電層を表面に有する回転体
にて形成されている。
うに、書込みヘッドが、情報光源からの情報光を受けて
電導キャリアを発生する光導電層を表面に有する回転体
にて形成されている。
【0084】すなわち、書込みヘッドとしての光導電体
ドラム40は、透明基体としての円筒ガラス管41の外
周面に透明電極層としてのITO(Indium Tin Oxide:
インジウムすず酸化物)42を蒸着し、その上にCVD
により、光導電層としての多結晶シリコン膜43を例え
ば5μm厚に成膜してなっている。
ドラム40は、透明基体としての円筒ガラス管41の外
周面に透明電極層としてのITO(Indium Tin Oxide:
インジウムすず酸化物)42を蒸着し、その上にCVD
により、光導電層としての多結晶シリコン膜43を例え
ば5μm厚に成膜してなっている。
【0085】また、この光導電体ドラム40の内部に
は、情報光源としてのLEDアレイ44が設けられてお
り、このLEDアレイ44から印字信号等の情報に応じ
て上記多結晶シリコン膜43に光照射を行なうようにな
っている。
は、情報光源としてのLEDアレイ44が設けられてお
り、このLEDアレイ44から印字信号等の情報に応じ
て上記多結晶シリコン膜43に光照射を行なうようにな
っている。
【0086】尚、このLEDアレイ44の代用として共
通光源と液晶シャッタアレイとを使用することも可能で
ある。
通光源と液晶シャッタアレイとを使用することも可能で
ある。
【0087】一方、本実施の形態における潜像形成体1
には、誘電体層9の下層に、つまり円筒基体8と誘電体
層9との間に、電極層としての金属電極16が形成され
ている。
には、誘電体層9の下層に、つまり円筒基体8と誘電体
層9との間に、電極層としての金属電極16が形成され
ている。
【0088】したがって、この潜像形成体1の誘電体層
9と上記光導電体ドラム40の多結晶シリコン膜43と
が接触する場合には、上記潜像形成体1の金属電極16
と光導電体ドラム40の多結晶シリコン膜43との間
で、潜像形成体1の誘電体層9を介して充電回路が構成
されることになる。
9と上記光導電体ドラム40の多結晶シリコン膜43と
が接触する場合には、上記潜像形成体1の金属電極16
と光導電体ドラム40の多結晶シリコン膜43との間
で、潜像形成体1の誘電体層9を介して充電回路が構成
されることになる。
【0089】上記構成の書込みヘッドでは、光導電体ド
ラム40の内側に配設したLEDアレイ44の情報光
が、円筒ガラス管41及びITO42を通過して多結晶
シリコン膜43に照射される。これによって、多結晶シ
リコン膜43の中では、電導キャリアが発生する。
ラム40の内側に配設したLEDアレイ44の情報光
が、円筒ガラス管41及びITO42を通過して多結晶
シリコン膜43に照射される。これによって、多結晶シ
リコン膜43の中では、電導キャリアが発生する。
【0090】ここで、光照射は、正確には光導電体ドラ
ム40と潜像形成体1との接触部分に届くように行われ
る。したがって、多結晶シリコン膜43に発生した電導
キャリアは、多結晶シリコン膜43の表面まで移動す
る。そして、光導電体ドラム40のITO42には、プ
ラス電圧が印加されていると共に、潜像形成体1の金属
電極16は接地電位としている。したがって、潜像形成
体1の誘電体層9は充電され、その結果、電荷潜像が形
成される。
ム40と潜像形成体1との接触部分に届くように行われ
る。したがって、多結晶シリコン膜43に発生した電導
キャリアは、多結晶シリコン膜43の表面まで移動す
る。そして、光導電体ドラム40のITO42には、プ
ラス電圧が印加されていると共に、潜像形成体1の金属
電極16は接地電位としている。したがって、潜像形成
体1の誘電体層9は充電され、その結果、電荷潜像が形
成される。
【0091】上記の充電回路の等価回路は、図9のよう
に示される。電源電圧46がITO42に、スイッチ4
7が多結晶シリコン膜43に、キャパシタ48が誘電体
層9にそれぞれ相当することを示している。このよう
に、本実施の形態では、書込みヘッドとしての光導電体
ドラム40により潜像形成体1の誘電体層9への書き込
みが行われるようになっている。
に示される。電源電圧46がITO42に、スイッチ4
7が多結晶シリコン膜43に、キャパシタ48が誘電体
層9にそれぞれ相当することを示している。このよう
に、本実施の形態では、書込みヘッドとしての光導電体
ドラム40により潜像形成体1の誘電体層9への書き込
みが行われるようになっている。
【0092】尚、前期実施の形態1においては、加熱手
段としてヒータからなる加熱装置4を使用していたが、
本実施の形態の加熱装置17は、図8に示すように、ロ
ーラ型のものとなっており、ローラの表面温度を例えば
約80℃として潜像形成体1の内側に接触回転させてい
る。また、加熱手段としては、この他、キセノンランプ
光を集光させる方法も可能であるが、この場合には、円
筒基体8をガラス等の透明材料にて形成する。
段としてヒータからなる加熱装置4を使用していたが、
本実施の形態の加熱装置17は、図8に示すように、ロ
ーラ型のものとなっており、ローラの表面温度を例えば
約80℃として潜像形成体1の内側に接触回転させてい
る。また、加熱手段としては、この他、キセノンランプ
光を集光させる方法も可能であるが、この場合には、円
筒基体8をガラス等の透明材料にて形成する。
【0093】このように、本実施の形態のプリンタは、
誘電体層9を、水熱法により結晶成長させたPZT(チ
タン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する一方、書込みヘッ
ドは、LEDアレイ44からの情報光を受けて電導キャ
リアを発生する多結晶シリコン膜43を表面に有する回
転体としての光導電体ドラム40にて形成されている。
誘電体層9を、水熱法により結晶成長させたPZT(チ
タン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する一方、書込みヘッ
ドは、LEDアレイ44からの情報光を受けて電導キャ
リアを発生する多結晶シリコン膜43を表面に有する回
転体としての光導電体ドラム40にて形成されている。
【0094】したがって、光導電体ドラム40と潜像形
成体1との接触動作が、摺動ではなく回転接触となるの
で、これによって、光導電体ドラム40の磨耗を著しく
低減し、光導電体ドラム40の寿命を延ばすことができ
る。
成体1との接触動作が、摺動ではなく回転接触となるの
で、これによって、光導電体ドラム40の磨耗を著しく
低減し、光導電体ドラム40の寿命を延ばすことができ
る。
【0095】また、本実施の形態では、光導電体ドラム
40は、円筒ガラス管41、ITO42及び多結晶シリ
コン膜43が順次積層されてなり、かつLEDアレイ4
4は光導電体ドラム40の内部に設けられる。さらに、
潜像形成体1には、誘電体層9の下層に金属電極16が
形成され、これら光導電体ドラム40のITO42と潜
像形成体1の金属電極16との間で、潜像形成体1の誘
電体層9を介して充電回路が構成される。
40は、円筒ガラス管41、ITO42及び多結晶シリ
コン膜43が順次積層されてなり、かつLEDアレイ4
4は光導電体ドラム40の内部に設けられる。さらに、
潜像形成体1には、誘電体層9の下層に金属電極16が
形成され、これら光導電体ドラム40のITO42と潜
像形成体1の金属電極16との間で、潜像形成体1の誘
電体層9を介して充電回路が構成される。
【0096】上記の構成によれば、光導電体ドラム40
の内部に配設したLEDアレイ44からの情報光が、円
筒ガラス管41及びITO42を透過して多結晶シリコ
ン膜43に照射される。これにより、多結晶シリコン膜
43には、電導キャリアが発生する。ここで、光導電体
ドラム40のITO42には例えばプラス電圧を与え、
潜像形成体1の金属電極16を接地電位とすることによ
り、誘電体層9は充電され、電荷潜像が形成される。こ
の結果、効率良く、記録情報を誘電体層9に書き込むこ
とが可能となる。
の内部に配設したLEDアレイ44からの情報光が、円
筒ガラス管41及びITO42を透過して多結晶シリコ
ン膜43に照射される。これにより、多結晶シリコン膜
43には、電導キャリアが発生する。ここで、光導電体
ドラム40のITO42には例えばプラス電圧を与え、
潜像形成体1の金属電極16を接地電位とすることによ
り、誘電体層9は充電され、電荷潜像が形成される。こ
の結果、効率良く、記録情報を誘電体層9に書き込むこ
とが可能となる。
【0097】また、LEDアレイ44の情報光は、光導
電体ドラム40と潜像形成体1との接触部分に照射され
る。
電体ドラム40と潜像形成体1との接触部分に照射され
る。
【0098】したがって、多結晶シリコン膜43に発生
した電導キャリアは、多結晶シリコン膜43の表面まで
移動するので、効率的に記録情報を潜像形成体1に書き
込むことができる。
した電導キャリアは、多結晶シリコン膜43の表面まで
移動するので、効率的に記録情報を潜像形成体1に書き
込むことができる。
【0099】
【発明の効果】請求項1に係る発明の像形成装置は、以
上のように、誘電体層を、水熱法により結晶成長させた
PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成した構成で
ある。
上のように、誘電体層を、水熱法により結晶成長させた
PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成した構成で
ある。
【0100】それゆえ、誘電体層をPZT膜にて形成し
ているので、比誘電率εr が例えば300〜1000と
大きく、従来技術にて使用された酸化亜鉛等と比べて2
桁近く大きい。したがって、表面電荷量が極めて大きく
なり、同じ電圧で書き込んだ場合、蓄積される電荷量
は、従来の酸化亜鉛等と比べて約2桁大きくなり、帯電
した現像剤による現像プロセスにおいて、現像速度を高
めると共に、高記録濃度を可能とする。
ているので、比誘電率εr が例えば300〜1000と
大きく、従来技術にて使用された酸化亜鉛等と比べて2
桁近く大きい。したがって、表面電荷量が極めて大きく
なり、同じ電圧で書き込んだ場合、蓄積される電荷量
は、従来の酸化亜鉛等と比べて約2桁大きくなり、帯電
した現像剤による現像プロセスにおいて、現像速度を高
めると共に、高記録濃度を可能とする。
【0101】一方、PZT膜の形成に際して、特に、水
熱法により結晶成長させることによって形成している。
この水熱法では、例えば120〜200℃等の比較的低
温、かつ例えば5気圧程度の低圧下での液相結晶成長に
よる成膜法を採用するため、大面積及び立体曲面への成
膜が低コストで可能である。
熱法により結晶成長させることによって形成している。
この水熱法では、例えば120〜200℃等の比較的低
温、かつ例えば5気圧程度の低圧下での液相結晶成長に
よる成膜法を採用するため、大面積及び立体曲面への成
膜が低コストで可能である。
【0102】したがって、高い比誘電率を有するPZT
膜からなる誘電体層の形成に際して、高温処理すること
がなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要とすること
もない。
膜からなる誘電体層の形成に際して、高温処理すること
がなく、かつ大容量の真空チェンバーを必要とすること
もない。
【0103】この結果、高濃度の現像を可能にし、かつ
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体を有する像
形成装置を低コストにて提供することができるという効
果を奏する。
低消費エネルギー化を可能にする潜像形成体を有する像
形成装置を低コストにて提供することができるという効
果を奏する。
【0104】請求項2に係る発明の像形成装置は、以上
のように、請求項1記載の像形成装置において、上記誘
電体層は、その表面粗さが0.2μm以下となるよう
に、研磨されるか又は他の誘電材料にてコーティングさ
れている構成である。
のように、請求項1記載の像形成装置において、上記誘
電体層は、その表面粗さが0.2μm以下となるよう
に、研磨されるか又は他の誘電材料にてコーティングさ
れている構成である。
【0105】それゆえ、平均粒径0.2μmの現像剤粒
子が潜像形成体の表面の凹部に嵌まり込むのを防止する
ことができる。
子が潜像形成体の表面の凹部に嵌まり込むのを防止する
ことができる。
【0106】したがって、潜像形成体の誘電体層から記
録媒体の表面への転写率が高くなり、転写記録時の画質
を向上させることができるという効果を奏する。
録媒体の表面への転写率が高くなり、転写記録時の画質
を向上させることができるという効果を奏する。
【0107】請求項3に係る発明の像形成装置は、以上
のように、請求項1記載の像形成装置において、上記潜
像形成体の内部には、現像を記録媒体に転写するための
加熱手段が設けられ、この加熱手段は、潜像形成体の表
面に吸着しかつ帯電している現像剤に、誘電体層におけ
るPZT膜の焦電効果により反発力を与えて、記録媒体
に転写させる構成である。
のように、請求項1記載の像形成装置において、上記潜
像形成体の内部には、現像を記録媒体に転写するための
加熱手段が設けられ、この加熱手段は、潜像形成体の表
面に吸着しかつ帯電している現像剤に、誘電体層におけ
るPZT膜の焦電効果により反発力を与えて、記録媒体
に転写させる構成である。
【0108】それゆえ、現像を記録媒体に転写させるに
際して、PZT膜が加熱されることにより、自発分極値
が減少し、結果として、潜像形成体の表面が、局所的に
潜像とは逆極性でバイアスされることになる。このた
め、吸着されていた帯電現像剤は、表面から反発力を受
け、これによって、記録媒体への転写が容易となるとい
う効果を奏する。
際して、PZT膜が加熱されることにより、自発分極値
が減少し、結果として、潜像形成体の表面が、局所的に
潜像とは逆極性でバイアスされることになる。このた
め、吸着されていた帯電現像剤は、表面から反発力を受
け、これによって、記録媒体への転写が容易となるとい
う効果を奏する。
【0109】請求項4に係る発明の像形成装置は、以上
のように、誘電体層を、水熱法により結晶成長させたP
ZT(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する一方、上
記書込みヘッドは、情報光源からの情報光を受けて電導
キャリアを発生する光導電層を表面に有する回転体にて
形成されている構成である。
のように、誘電体層を、水熱法により結晶成長させたP
ZT(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する一方、上
記書込みヘッドは、情報光源からの情報光を受けて電導
キャリアを発生する光導電層を表面に有する回転体にて
形成されている構成である。
【0110】それゆえ、書込みヘッドと潜像形成体との
接触動作が、摺動ではなく回転接触となるので、これに
よって、書込みヘッドの磨耗を著しく低減し、書込みヘ
ッドの寿命を延ばすことができるという効果を奏する。
接触動作が、摺動ではなく回転接触となるので、これに
よって、書込みヘッドの磨耗を著しく低減し、書込みヘ
ッドの寿命を延ばすことができるという効果を奏する。
【0111】請求項5に係る発明の像形成装置は、以上
のように、請求項4記載の像形成装置において、上記回
転体は透明基体、透明電極層及び光導電層が順次積層さ
れてなり、かつ上記情報光源は上記回転体の内部に設け
られる一方、上記潜像形成体には誘電体層の下層に電極
層が形成され、これら回転体の透明電極層と潜像形成体
の電極層との間で、潜像形成体の誘電体層を介して充電
回路が構成されるものである。
のように、請求項4記載の像形成装置において、上記回
転体は透明基体、透明電極層及び光導電層が順次積層さ
れてなり、かつ上記情報光源は上記回転体の内部に設け
られる一方、上記潜像形成体には誘電体層の下層に電極
層が形成され、これら回転体の透明電極層と潜像形成体
の電極層との間で、潜像形成体の誘電体層を介して充電
回路が構成されるものである。
【0112】それゆえ、回転体の内部に配設した情報光
源からの情報光が、透明基体及び透明電極層を透過して
光導電層に照射される。これにより、光導電層には、電
導キャリアが発生する。ここで、例えば、回転体の透明
電極層には例えばプラス電圧を与え、潜像形成体の電極
層を接地電位とすることにより、誘電体層は充電され、
電荷潜像が形成される。この結果、効率良く、記録情報
を誘電体層に書き込むことが可能となるという効果を奏
する。
源からの情報光が、透明基体及び透明電極層を透過して
光導電層に照射される。これにより、光導電層には、電
導キャリアが発生する。ここで、例えば、回転体の透明
電極層には例えばプラス電圧を与え、潜像形成体の電極
層を接地電位とすることにより、誘電体層は充電され、
電荷潜像が形成される。この結果、効率良く、記録情報
を誘電体層に書き込むことが可能となるという効果を奏
する。
【図1】本発明における像形成装置の一例であるプリン
タの概略を示す構成図である。
タの概略を示す構成図である。
【図2】上記プリンタの潜像形成体に使用される誘電体
層における自発分極の状態を示す特性図である。
層における自発分極の状態を示す特性図である。
【図3】上記潜像形成体に使用される誘電体層を水熱法
によるPZT膜にて形成する方法を示す説明図であり、
(a)は円筒基体に結晶核を形成した状態を示すもの、
(b)は上記結晶核を成長させた状態を示すものであ
る。
によるPZT膜にて形成する方法を示す説明図であり、
(a)は円筒基体に結晶核を形成した状態を示すもの、
(b)は上記結晶核を成長させた状態を示すものであ
る。
【図4】上記のプリンタにおいて使用される書込み電極
の構造を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は底
面図である。
の構造を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は底
面図である。
【図5】誘電体層の表面に金属電極パターンを設けた潜
像形成体の構造を示す斜視図である。
像形成体の構造を示す斜視図である。
【図6】上記のプリンタにおいて使用される現像装置の
構造を示すものであり、(a)は断面図、(b)は斜視
図である。
構造を示すものであり、(a)は断面図、(b)は斜視
図である。
【図7】上記のプリンタにおいて使用される液体現像剤
におけるコロイド粒子の帯電状態及びその周辺の電気分
布を示す説明図である。
におけるコロイド粒子の帯電状態及びその周辺の電気分
布を示す説明図である。
【図8】本発明における他の像形成装置の一例であるプ
リンタの概略を示す構成図である。
リンタの概略を示す構成図である。
【図9】上記の像形成装置の光導電体ドラムによる潜像
形成体への情報書き込み原理を説明するための等価回路
である。
形成体への情報書き込み原理を説明するための等価回路
である。
【図10】従来の像形成方法を採用するプリンタの概略
構成図である。
構成図である。
【図11】従来の他の像形成方法を採用するプリンタの
概略構成図である。
概略構成図である。
1 潜像形成体 2 書込み電極(書込みヘッド) 3 現像槽 4 加熱装置(加熱手段) 7 用紙(記録媒体) 8 円筒基体 9 誘電体層 10 他の誘電材料 11 液体現像剤(現像剤) 16 金属電極(電極層) 22 タングステン箔(タングステン電極) 40 光導電体ドラム(回転体) 41 円筒ガラス管(透明基体) 42 ITO(透明電極層) 43 多結晶シリコン膜(光導電層) 44 LEDアレイ(情報光源)
Claims (5)
- 【請求項1】誘電体層を表面に有する潜像形成体に、書
込みヘッドの接触により、記録情報の静電潜像を形成
し、帯電した現像剤にて現像し、記録媒体に転写する像
形成装置において、 上記誘電体層を、水熱法により結晶成長させたPZT
(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成したことを特徴と
する像形成装置。 - 【請求項2】上記誘電体層は、その表面粗さが0.2μ
m以下となるように、研磨されるか又は他の誘電材料に
てコーティングされていることを特徴とする請求項1記
載の像形成装置。 - 【請求項3】上記潜像形成体の内部には、現像を記録媒
体に転写するための加熱手段が設けられ、この加熱手段
は、潜像形成体の表面に吸着しかつ帯電している現像剤
に、誘電体層におけるPZT膜の焦電効果により反発力
を与えて、記録媒体に転写させることを特徴とする請求
項1記載の像形成装置。 - 【請求項4】誘電体層を表面に有する潜像形成体に、書
込みヘッドの接触により、記録情報の静電潜像を形成
し、帯電した現像剤にて現像し、記録媒体に転写する像
形成装置において、 上記誘電体層を、水熱法により結晶成長させたPZT
(チタン酸ジルコン酸鉛)膜にて形成する一方、 上記書込みヘッドは、情報光源からの情報光を受けて電
導キャリアを発生する光導電層を表面に有する回転体に
て形成されていることを特徴とする像形成装置。 - 【請求項5】上記回転体は透明基体、透明電極層及び光
導電層が順次積層されてなり、かつ上記情報光源は上記
回転体の内部に設けられる一方、上記潜像形成体には誘
電体層の下層に電極層が形成され、これら回転体の透明
電極層と潜像形成体の電極層との間で、潜像形成体の誘
電体層を介して充電回路が構成されることを特徴とする
請求項4記載の像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6351896A JPH09254442A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 像形成装置 |
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