JPH09255298A - クランプ装置 - Google Patents
クランプ装置Info
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- JPH09255298A JPH09255298A JP6083896A JP6083896A JPH09255298A JP H09255298 A JPH09255298 A JP H09255298A JP 6083896 A JP6083896 A JP 6083896A JP 6083896 A JP6083896 A JP 6083896A JP H09255298 A JPH09255298 A JP H09255298A
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分割されたスプリットアームを備えたクラン
プ装置において、スプリットアームに外力が加わるまで
の無負荷時には、隣接するスプリットアームが確実に同
期できるようにする。 【解決手段】 左右のスプリットアーム5L,5Rをク
ランプホルダ4に取付軸7L,7Rを介して回動可能に
取り付け、クランプシリンダにて個々に回動されるよう
にする。取付軸7L,7Rはスプリットアーム5L,5
Rと一体に回動する構成とし、両取付軸7L,7Rの対
向する軸端面間に摩擦パッド24を介装し、スプリット
アーム5L,5Rに外力が加わるまでの無負荷時には、
摩擦パッド24の摩擦力により左右のスプリットアーム
5L,5Rの開閉作動が同期する構成とした。
プ装置において、スプリットアームに外力が加わるまで
の無負荷時には、隣接するスプリットアームが確実に同
期できるようにする。 【解決手段】 左右のスプリットアーム5L,5Rをク
ランプホルダ4に取付軸7L,7Rを介して回動可能に
取り付け、クランプシリンダにて個々に回動されるよう
にする。取付軸7L,7Rはスプリットアーム5L,5
Rと一体に回動する構成とし、両取付軸7L,7Rの対
向する軸端面間に摩擦パッド24を介装し、スプリット
アーム5L,5Rに外力が加わるまでの無負荷時には、
摩擦パッド24の摩擦力により左右のスプリットアーム
5L,5Rの開閉作動が同期する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
アタッチメントの1つとして知られるクランプ装置に係
り、例えば新聞紙やクラフト紙のようなロール状物品
(以下、ロール紙という)の荷役作業、特に異径掴み作
業に好適なクランプ装置に関する。
アタッチメントの1つとして知られるクランプ装置に係
り、例えば新聞紙やクラフト紙のようなロール状物品
(以下、ロール紙という)の荷役作業、特に異径掴み作
業に好適なクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール紙を取り扱うための従来のロール
クランプ装置は、スイング式ロングアームと固定式ショ
ートアームとを備えたものが一般的であり、積み重ねら
れた異径のロール紙を同時に掴む作業に適応させるため
に、スイング式のロングアームを左右方向(幅方向)に
おいて2分割し、その分割されたアーム、即ちスプリッ
トアームを個々にクランプシリンダにより開閉作動でき
るように構成している。このようなスプリット式のロー
ルクランプ装置としては、たとえば実開昭57−711
98号公報がある。
クランプ装置は、スイング式ロングアームと固定式ショ
ートアームとを備えたものが一般的であり、積み重ねら
れた異径のロール紙を同時に掴む作業に適応させるため
に、スイング式のロングアームを左右方向(幅方向)に
おいて2分割し、その分割されたアーム、即ちスプリッ
トアームを個々にクランプシリンダにより開閉作動でき
るように構成している。このようなスプリット式のロー
ルクランプ装置としては、たとえば実開昭57−711
98号公報がある。
【0003】ところで、上記したスプリット式ロールク
ランプ装置の場合、異径ロール紙の荷役作業時におい
て、閉じ方向に回動されるスプリットアームが大径のロ
ール紙に当接するまでの間及び一方のスプリットアーム
が開き方向のストロークエンドに達するまでの間、即
ち、スプリットアームに外力が加わるまでの無負荷時に
は、スプリットアームが同期して回動することが荷役作
業を行う上で都合がよい。そのために、従来はクランプ
シリンダの油圧回路に分流弁を設け、その分流弁により
クランプシリンダに送られる作動油の流量を制御するこ
とで両スプリットアームの開閉作動の同期を図ってい
る。
ランプ装置の場合、異径ロール紙の荷役作業時におい
て、閉じ方向に回動されるスプリットアームが大径のロ
ール紙に当接するまでの間及び一方のスプリットアーム
が開き方向のストロークエンドに達するまでの間、即
ち、スプリットアームに外力が加わるまでの無負荷時に
は、スプリットアームが同期して回動することが荷役作
業を行う上で都合がよい。そのために、従来はクランプ
シリンダの油圧回路に分流弁を設け、その分流弁により
クランプシリンダに送られる作動油の流量を制御するこ
とで両スプリットアームの開閉作動の同期を図ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の分流弁を利用してスプリットアームの同期を行う形
式のクランプ装置では、分流弁の性能の関係で、特にク
ランプシリンダに送り込まれる作動油が少ないときに同
期不良を生ずることがある。即ち、アーム開閉時の回動
抵抗が左右のスプリットアームで相違することに原因し
て回動抵抗の小さいスプリットアームのクランプシリン
ダが先行して作動し、その結果、両クランプアームが大
きくずれて荷役作業がやり難くなるという問題がある。
そして、スプリットアームの同期不良問題は、分流弁の
有無に拘らず発生し、またスプリットアームを回動させ
る駆動手段が油圧モータであっても発生する。
来の分流弁を利用してスプリットアームの同期を行う形
式のクランプ装置では、分流弁の性能の関係で、特にク
ランプシリンダに送り込まれる作動油が少ないときに同
期不良を生ずることがある。即ち、アーム開閉時の回動
抵抗が左右のスプリットアームで相違することに原因し
て回動抵抗の小さいスプリットアームのクランプシリン
ダが先行して作動し、その結果、両クランプアームが大
きくずれて荷役作業がやり難くなるという問題がある。
そして、スプリットアームの同期不良問題は、分流弁の
有無に拘らず発生し、またスプリットアームを回動させ
る駆動手段が油圧モータであっても発生する。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、分割されたスプ
リットアームを備えたクランプ装置において、スプリッ
トアームの同期不良を解消することにある。
ものであり、その目的とするところは、分割されたスプ
リットアームを備えたクランプ装置において、スプリッ
トアームの同期不良を解消することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、幅方向に分割された構成の複数のスプ
リットアームを備えたクランプ装置において、前記スプ
リットアームを無負荷時には相互に連動させ、負荷時に
はその連動を解除する連動手段が備えられたことを特徴
とする。ここで、負荷時とは、荷役作業のためのアーム
開閉時において、閉じ側へ移動されたスプリットアーム
が掴むべき荷物に当接し、又は開き側へ移動されたスプ
リットアームがストロークエンドに達することで外力が
加えられた状態を言い、無負荷時とはそのような外力が
加えられていない状態を言う。
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、幅方向に分割された構成の複数のスプ
リットアームを備えたクランプ装置において、前記スプ
リットアームを無負荷時には相互に連動させ、負荷時に
はその連動を解除する連動手段が備えられたことを特徴
とする。ここで、負荷時とは、荷役作業のためのアーム
開閉時において、閉じ側へ移動されたスプリットアーム
が掴むべき荷物に当接し、又は開き側へ移動されたスプ
リットアームがストロークエンドに達することで外力が
加えられた状態を言い、無負荷時とはそのような外力が
加えられていない状態を言う。
【0007】従って、上述のように構成された請求項1
の発明によれば、分割された複数のスプリットアームは
外力が加えられていない無負荷時には、連動手段を介し
て連動され、外力が加えられた負荷時にはその連動を解
除する。即ち、スプリットアームは荷物に当接したりス
トロークエンドに達したりして外力を受けない限り連動
し、同期不良が解消される。
の発明によれば、分割された複数のスプリットアームは
外力が加えられていない無負荷時には、連動手段を介し
て連動され、外力が加えられた負荷時にはその連動を解
除する。即ち、スプリットアームは荷物に当接したりス
トロークエンドに達したりして外力を受けない限り連動
し、同期不良が解消される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のクラン
プ装置において、前記連動手段が、前記スプリットアー
ムの対向面間に介装された摩擦部材からなることを特徴
とする。従って、請求項2の発明によると、無負荷時に
はスプリットアームが摩擦部材の摩擦力により連動さ
れ、負荷時には摩擦部材が滑ることで連動が解除され
る。そして摩擦部材からなる連動手段の場合は、構造が
簡単であり、既存のクランプ装置への適用が容易であ
る。
プ装置において、前記連動手段が、前記スプリットアー
ムの対向面間に介装された摩擦部材からなることを特徴
とする。従って、請求項2の発明によると、無負荷時に
はスプリットアームが摩擦部材の摩擦力により連動さ
れ、負荷時には摩擦部材が滑ることで連動が解除され
る。そして摩擦部材からなる連動手段の場合は、構造が
簡単であり、既存のクランプ装置への適用が容易であ
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載のクラン
プ装置において、前記連動手段が、前記スプリットアー
ムの対向面間に介装されるとともに無負荷時には係合
し、負荷時にはその係合が解除される凹部材と凸部材と
から構成されたことを特徴とする。従って、請求項3の
発明によれば、無負荷時には凹部材と凸部材の係合によ
りスプリットアームが連動され、負荷時には凹部材と凸
部材の離脱によりスプリットアームの連動が解除され
る。そして、凹部材と凸部材とから構成される連動手段
の場合は、摩擦部材に比べると、その構造上耐久性を高
めることが可能で、長期にわたってその性能を維持する
ことができる。
プ装置において、前記連動手段が、前記スプリットアー
ムの対向面間に介装されるとともに無負荷時には係合
し、負荷時にはその係合が解除される凹部材と凸部材と
から構成されたことを特徴とする。従って、請求項3の
発明によれば、無負荷時には凹部材と凸部材の係合によ
りスプリットアームが連動され、負荷時には凹部材と凸
部材の離脱によりスプリットアームの連動が解除され
る。そして、凹部材と凸部材とから構成される連動手段
の場合は、摩擦部材に比べると、その構造上耐久性を高
めることが可能で、長期にわたってその性能を維持する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。本実施の形態はロール紙
の荷役作業に好適なロールクランプ装置を対象としたも
ので、図3に示すように、フォークリフトのマスト1に
沿って昇降するリフトブラケット2の前面には、クラン
プホルダ4が回転装置3を介して水平軸線回りに回転可
能に装着されている。クランプホルダ4には、対向する
ロングアーム5とショートアーム6とからなる一対の開
閉可能なクランプアームが設けられ、各アーム5,6の
先端にはそれぞれクランプパッド5a,6aが取り付け
られている。
に基づいて具体的に説明する。本実施の形態はロール紙
の荷役作業に好適なロールクランプ装置を対象としたも
ので、図3に示すように、フォークリフトのマスト1に
沿って昇降するリフトブラケット2の前面には、クラン
プホルダ4が回転装置3を介して水平軸線回りに回転可
能に装着されている。クランプホルダ4には、対向する
ロングアーム5とショートアーム6とからなる一対の開
閉可能なクランプアームが設けられ、各アーム5,6の
先端にはそれぞれクランプパッド5a,6aが取り付け
られている。
【0011】図4に示すように、ロングアーム5は幅方
向(左右方向)において2つに分割されたスプリットア
ーム5L,5Rからなり、その分割された左右のスプリ
ットアーム5L,5Rは、その基部がクランプホルダ4
に対して同芯の取付軸7L,7Rを介して回動可能に枢
着され、それぞれが個々に駆動手段としてのクランプシ
リンダ8L,8Rにより回動されるようになっている。
なお、クランプシリンダ8L,8Rはその基部がクラン
プホルダ4の先端にピン9により回動可能に枢着され、
ピストンロッドの先端が当該スプリットアーム5L,5
Rにピン10により回動可能に枢着されている。
向(左右方向)において2つに分割されたスプリットア
ーム5L,5Rからなり、その分割された左右のスプリ
ットアーム5L,5Rは、その基部がクランプホルダ4
に対して同芯の取付軸7L,7Rを介して回動可能に枢
着され、それぞれが個々に駆動手段としてのクランプシ
リンダ8L,8Rにより回動されるようになっている。
なお、クランプシリンダ8L,8Rはその基部がクラン
プホルダ4の先端にピン9により回動可能に枢着され、
ピストンロッドの先端が当該スプリットアーム5L,5
Rにピン10により回動可能に枢着されている。
【0012】また、スプリットアーム5L,5Rの取付
軸7L,7Rは、図1に示すように、スプリットアーム
5L,5Rの基部外周から径方向に差し込まれた止めピ
ン11により周方向と軸方向の両方向に関して固定さ
れ、クランプホルダ4に対しては径方向の力を受けるメ
タル12と軸方向の力を受けるメタル13を介して回転
可能とされている。このことにより、スプリットアーム
5L,5Rはクランプホルダ4に対して軸方向に位置決
めされている。
軸7L,7Rは、図1に示すように、スプリットアーム
5L,5Rの基部外周から径方向に差し込まれた止めピ
ン11により周方向と軸方向の両方向に関して固定さ
れ、クランプホルダ4に対しては径方向の力を受けるメ
タル12と軸方向の力を受けるメタル13を介して回転
可能とされている。このことにより、スプリットアーム
5L,5Rはクランプホルダ4に対して軸方向に位置決
めされている。
【0013】図5はクランプシリンダ8L,8Rの駆動
用油圧回路を示している。図示のように、油圧ポンプ1
4から吐出される作動油はオイルコントロールバルブ1
5の切換操作によりロータリバルブ16を介して左右の
クランプシリンダ8L,8Rに送られるようになってお
り、そのロータリーバルブ16は90度の回転間隔で連
通されるようになっている。ロータリバルブ16内には
左右のクランプシリンダ8L,8Rに送り込まれる流量
(又は戻り油)を制御してクランプシリンダ5L,5R
の作動を同期するための分流弁17が設けられている。
なお、図中18はパイロット式逆止弁、19はタンクを
示す。
用油圧回路を示している。図示のように、油圧ポンプ1
4から吐出される作動油はオイルコントロールバルブ1
5の切換操作によりロータリバルブ16を介して左右の
クランプシリンダ8L,8Rに送られるようになってお
り、そのロータリーバルブ16は90度の回転間隔で連
通されるようになっている。ロータリバルブ16内には
左右のクランプシリンダ8L,8Rに送り込まれる流量
(又は戻り油)を制御してクランプシリンダ5L,5R
の作動を同期するための分流弁17が設けられている。
なお、図中18はパイロット式逆止弁、19はタンクを
示す。
【0014】一方、ショートアーム6は図3に示すよう
に、その基部側がクランプホルダ4に軸20により回動
可能に取り付けられ、そして基端部がクランプホルダ4
にピン21にて枢着され、ロッド先端がショートアーム
6にピン22により枢着された位置調整用のシリンダ2
3により回動されるようになっている。なお、ショート
アーム6は、取り扱うロール紙の径が大きく異なる場合
に、位置調整のために回動され、通常の荷役作業時には
固定状態で使用される。
に、その基部側がクランプホルダ4に軸20により回動
可能に取り付けられ、そして基端部がクランプホルダ4
にピン21にて枢着され、ロッド先端がショートアーム
6にピン22により枢着された位置調整用のシリンダ2
3により回動されるようになっている。なお、ショート
アーム6は、取り扱うロール紙の径が大きく異なる場合
に、位置調整のために回動され、通常の荷役作業時には
固定状態で使用される。
【0015】上述のようなロールクランプ装置におい
て、左右のスプリットアーム5L,5R間には、無負荷
状態の両スプリットアーム5L,5Rの開閉を連動させ
る連動手段が備えられている。本実施の形態に係る連動
手段は、図1に示すように、摩擦部材としてのゴムパッ
ドやブレーキパッドのような高い摩擦力を得ることが可
能な材料からなる摩擦パッド24により構成され、その
摩擦パッド24はスプリットアーム5L,5Rと一体に
回動する取付軸7L,7Rの対向端面に介装されてい
る。
て、左右のスプリットアーム5L,5R間には、無負荷
状態の両スプリットアーム5L,5Rの開閉を連動させ
る連動手段が備えられている。本実施の形態に係る連動
手段は、図1に示すように、摩擦部材としてのゴムパッ
ドやブレーキパッドのような高い摩擦力を得ることが可
能な材料からなる摩擦パッド24により構成され、その
摩擦パッド24はスプリットアーム5L,5Rと一体に
回動する取付軸7L,7Rの対向端面に介装されてい
る。
【0016】摩擦パッド24は円板又はドーナツ状に形
成され、図2に示すように、一方の取付軸(図では左側
の取付軸7Lの場合を示す)にネジ25により固定され
ている。そして、摩擦パッド24はスプリットアーム5
L,5Rの組付時、即ち、取付軸7Lをスプリットアー
ム5L及びクランプホルダ4の軸孔に挿入するときに、
他方の取付軸7Rの軸端面に所定の圧力で加圧され、そ
の加圧状態は取付軸7L,7Rをスプリットアーム5
L,5Rに固定するための止めピン11により保持され
る。なお、摩擦パッド24の取り付けは、接着剤でもよ
いし、摩擦パッド24の一端面又は両端面に角形の凸部
を形成し、それを取付軸7L,7Rの端面に設けた角形
の凹部に嵌め込むような形態でもよい。
成され、図2に示すように、一方の取付軸(図では左側
の取付軸7Lの場合を示す)にネジ25により固定され
ている。そして、摩擦パッド24はスプリットアーム5
L,5Rの組付時、即ち、取付軸7Lをスプリットアー
ム5L及びクランプホルダ4の軸孔に挿入するときに、
他方の取付軸7Rの軸端面に所定の圧力で加圧され、そ
の加圧状態は取付軸7L,7Rをスプリットアーム5
L,5Rに固定するための止めピン11により保持され
る。なお、摩擦パッド24の取り付けは、接着剤でもよ
いし、摩擦パッド24の一端面又は両端面に角形の凸部
を形成し、それを取付軸7L,7Rの端面に設けた角形
の凹部に嵌め込むような形態でもよい。
【0017】次に、上述のように構成されたロールクラ
ンプ装置による異径ロール紙の荷役作業について説明す
る。図6に例示するように、大径ロール紙W1の上に小
径ロール紙W2が外周の一部が整合した状態で縦向きに
段積みされている場合において、まず両ロール紙W1,
W2の外周にショートアーム6のクランプパッド6aを
突き当てる。次いで、オイルコントロールバルブ15を
閉じ側に操作すると、油圧ポンプ14から吐出された作
動油がロータリバルブ16、分流弁17を経て左右のク
ランプシリンダ8L,8Rのボトム室に送り込まれ、左
右のスプリットアーム5L,5Rが取付軸7L,7Rを
枢軸として閉じ側に回動される。
ンプ装置による異径ロール紙の荷役作業について説明す
る。図6に例示するように、大径ロール紙W1の上に小
径ロール紙W2が外周の一部が整合した状態で縦向きに
段積みされている場合において、まず両ロール紙W1,
W2の外周にショートアーム6のクランプパッド6aを
突き当てる。次いで、オイルコントロールバルブ15を
閉じ側に操作すると、油圧ポンプ14から吐出された作
動油がロータリバルブ16、分流弁17を経て左右のク
ランプシリンダ8L,8Rのボトム室に送り込まれ、左
右のスプリットアーム5L,5Rが取付軸7L,7Rを
枢軸として閉じ側に回動される。
【0018】このとき、左右のスプリットアーム5L,
5Rの回動抵抗が異なると、分流弁17の性能によって
は作動油が主に抵抗の小さい側のクランプシリンダ8L
又は8Rに流れ込み、スプリットアーム5L,5Rの同
期不良を生ずることになる。しかるに、本実施の形態に
よれば、左右の取付軸7L,7R間に加圧状態で介在さ
れている摩擦パッド24がその摩擦力により両軸7L,
7Rを連動させる。従って、両スプリットアーム5L,
5Rはその回動抵抗が異なっている場合であっても同期
して回動する。
5Rの回動抵抗が異なると、分流弁17の性能によって
は作動油が主に抵抗の小さい側のクランプシリンダ8L
又は8Rに流れ込み、スプリットアーム5L,5Rの同
期不良を生ずることになる。しかるに、本実施の形態に
よれば、左右の取付軸7L,7R間に加圧状態で介在さ
れている摩擦パッド24がその摩擦力により両軸7L,
7Rを連動させる。従って、両スプリットアーム5L,
5Rはその回動抵抗が異なっている場合であっても同期
して回動する。
【0019】大径ロール紙W1に一方のスプリットアー
ム5Lのクランプパッド5aが当接してそのスプリット
アーム5Lに外力(負荷)が加わると、その後は前記摩
擦パッド24と取付軸7Rとの間に滑りを生じつつ、他
方のスプリットアーム5Rがさらに回動され、そのクラ
ンプパッド5aが小径ロール紙W2に当接される。かく
して、図6に示す如く異径ロール紙が掴まれる。
ム5Lのクランプパッド5aが当接してそのスプリット
アーム5Lに外力(負荷)が加わると、その後は前記摩
擦パッド24と取付軸7Rとの間に滑りを生じつつ、他
方のスプリットアーム5Rがさらに回動され、そのクラ
ンプパッド5aが小径ロール紙W2に当接される。かく
して、図6に示す如く異径ロール紙が掴まれる。
【0020】掴み作用の解除は、オイルコントロールバ
ルブ15を開き側に操作することで行われるが、このと
き、左右のスプリットアーム5L,5Rは摩擦パッド2
4の働きにより掴み時の相対的ずれを保持したまま開き
側に同期して回動される。そして、一方のスプリットア
ーム5Lが先にストロークエンドに達して停止される
と、掴み時と同様に摩擦パッド24に滑りが生じ、他方
のスプリットアーム5Rのみがストロークエンドまで回
動される。
ルブ15を開き側に操作することで行われるが、このと
き、左右のスプリットアーム5L,5Rは摩擦パッド2
4の働きにより掴み時の相対的ずれを保持したまま開き
側に同期して回動される。そして、一方のスプリットア
ーム5Lが先にストロークエンドに達して停止される
と、掴み時と同様に摩擦パッド24に滑りが生じ、他方
のスプリットアーム5Rのみがストロークエンドまで回
動される。
【0021】このように、本実施の形態によれば、左右
のスプリットアーム5L,5Rに外力が加わるまでの無
負荷時には、両スプリットアーム5L,5Rを確実に同
期して回動することができる。即ち、スプリットアーム
5L,5Rの同期不良が解消されるため、同期不良に起
因する荷役作業上の煩わしさが解消され、荷役作業が効
率良く実施される。
のスプリットアーム5L,5Rに外力が加わるまでの無
負荷時には、両スプリットアーム5L,5Rを確実に同
期して回動することができる。即ち、スプリットアーム
5L,5Rの同期不良が解消されるため、同期不良に起
因する荷役作業上の煩わしさが解消され、荷役作業が効
率良く実施される。
【0022】また、本実施の形態では、両スプリットア
ーム5L,5Rの連動手段を摩擦パッド24方式とした
ことにより、簡単な構造で済み、しかも、取付軸7L,
7R間の僅かなスペースを利用して組付けることができ
るため、既存の装置に対しても容易に適用できる。な
お、上記の説明は異径掴みの場合であるが、同径或いは
長寸のロール紙を扱う場合には、両スプリットアーム5
L,5Rは常に同期して開閉回動される。
ーム5L,5Rの連動手段を摩擦パッド24方式とした
ことにより、簡単な構造で済み、しかも、取付軸7L,
7R間の僅かなスペースを利用して組付けることができ
るため、既存の装置に対しても容易に適用できる。な
お、上記の説明は異径掴みの場合であるが、同径或いは
長寸のロール紙を扱う場合には、両スプリットアーム5
L,5Rは常に同期して開閉回動される。
【0023】図7は実施の形態2を示している。この実
施の形態2にあっては、取付軸7L,7Rの対向端面
に、径方向に環状の隙間を残して嵌合する凹部7aと凸
部7bを設定し、その隙間に摩擦パッド24が加圧した
状態で介装されており、その他については前述の実施の
形態1と同様に構成されている。従って、実施の形態2
の場合も前述した実施の形態1と同様の作用効果を得る
ことができる。
施の形態2にあっては、取付軸7L,7Rの対向端面
に、径方向に環状の隙間を残して嵌合する凹部7aと凸
部7bを設定し、その隙間に摩擦パッド24が加圧した
状態で介装されており、その他については前述の実施の
形態1と同様に構成されている。従って、実施の形態2
の場合も前述した実施の形態1と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0024】次に、図8に示す実施の形態3を説明す
る。この実施の形態3では、摩擦パッド24が位置調整
手段を介して取付軸7Lに装着されており、その他につ
いては前述の実施の形態1と同様に構成されている。即
ち、摩擦パッド24がパッドホルダ24aの頭部に接着
され、そのパッドホルダ24aのネジ部24bが取付軸
5Lのネジ孔に軸方向に位置調整可能に取り付けられ、
パッドホルダ24aの頭部は角形に形成されている。従
って、実施の形態3によれば、組付時又は摩耗時にスパ
ナ等の工具を用いてパッドホルダ24aを回すことによ
り、摩擦パッド24の摩擦力(加圧力)を容易に調整す
ることができる。
る。この実施の形態3では、摩擦パッド24が位置調整
手段を介して取付軸7Lに装着されており、その他につ
いては前述の実施の形態1と同様に構成されている。即
ち、摩擦パッド24がパッドホルダ24aの頭部に接着
され、そのパッドホルダ24aのネジ部24bが取付軸
5Lのネジ孔に軸方向に位置調整可能に取り付けられ、
パッドホルダ24aの頭部は角形に形成されている。従
って、実施の形態3によれば、組付時又は摩耗時にスパ
ナ等の工具を用いてパッドホルダ24aを回すことによ
り、摩擦パッド24の摩擦力(加圧力)を容易に調整す
ることができる。
【0025】次に、実施の形態4を図9及び図10に基
づいて説明する。この実施の形態4にあっては、スプリ
ットアーム5L,5Rの連動手段が係脱可能な凸部材凹
部材とから構成されてている。即ち、取付軸7L,7R
の対向端面の同一円周線上において、いずれか一方に
は、凸部材としてのボール27が、他方には凹部材とし
ての円形凹所28が同一間隔で設けられている。
づいて説明する。この実施の形態4にあっては、スプリ
ットアーム5L,5Rの連動手段が係脱可能な凸部材凹
部材とから構成されてている。即ち、取付軸7L,7R
の対向端面の同一円周線上において、いずれか一方に
は、凸部材としてのボール27が、他方には凹部材とし
ての円形凹所28が同一間隔で設けられている。
【0026】ボール27は軸方向に適宜長さを有する縦
孔29内に収容された加圧部材としてのバネ30によっ
て常に円形凹所28に押圧されている。なお、上記のよ
うに構成される連動手段を除いた構成は、実施の形態1
と同様である。
孔29内に収容された加圧部材としてのバネ30によっ
て常に円形凹所28に押圧されている。なお、上記のよ
うに構成される連動手段を除いた構成は、実施の形態1
と同様である。
【0027】従って、実施の形態4によると、両方のス
プリットアーム5L,5Rに外力が加えられていない無
負荷時には、ボール27が円形凹所28に係合した状態
を保持して両取付軸7L,7Rを連動させるため、両ス
プリットアーム5L,5Rが同期して回動する。一方の
スプリットアーム5L,5Rがロール紙に当接したりス
トロークエンドに達したりして外力が加えられた負荷時
には、ボール27がバネ30の加圧力に抗して円形凹所
28から脱出し、両スプリットアーム5L,5Rの連動
が解除される。
プリットアーム5L,5Rに外力が加えられていない無
負荷時には、ボール27が円形凹所28に係合した状態
を保持して両取付軸7L,7Rを連動させるため、両ス
プリットアーム5L,5Rが同期して回動する。一方の
スプリットアーム5L,5Rがロール紙に当接したりス
トロークエンドに達したりして外力が加えられた負荷時
には、ボール27がバネ30の加圧力に抗して円形凹所
28から脱出し、両スプリットアーム5L,5Rの連動
が解除される。
【0028】そして、このボール27と円形凹部28と
を利用した連動手段の場合には、前述した摩擦力を利用
する場合に比べると、耐摩耗性を高めることが可能なこ
とから長期にわたって初期の性能を維持し得る耐久性の
高い連動手段を提供することができる。
を利用した連動手段の場合には、前述した摩擦力を利用
する場合に比べると、耐摩耗性を高めることが可能なこ
とから長期にわたって初期の性能を維持し得る耐久性の
高い連動手段を提供することができる。
【0029】また、図11は実施の形態5を示してい
る。この実施の形態5は連動手段が凸部材と凹部材とか
ら構成される場合の別例であり、凹凸の係合部分を歯形
(波形)に形成したものである。即ち、一方の取付軸7
Lの端部に形成した小径軸部31に、軸端面に歯形状の
凹凸部32を有する摺動軸33を軸方向に摺動可能に嵌
合し、その凹凸部32を他方の取付軸7Rの軸端面に形
成した歯形の凹凸部34に係合させ、小径軸部31と摺
動軸33との間に介装した加圧用の皿バネ又は圧縮コイ
ルバネ35により加圧している。このような構成の連動
手段によってもスプリットアーム5L,5Rの同期不良
を解消するという所期の目的を達成することができる。
る。この実施の形態5は連動手段が凸部材と凹部材とか
ら構成される場合の別例であり、凹凸の係合部分を歯形
(波形)に形成したものである。即ち、一方の取付軸7
Lの端部に形成した小径軸部31に、軸端面に歯形状の
凹凸部32を有する摺動軸33を軸方向に摺動可能に嵌
合し、その凹凸部32を他方の取付軸7Rの軸端面に形
成した歯形の凹凸部34に係合させ、小径軸部31と摺
動軸33との間に介装した加圧用の皿バネ又は圧縮コイ
ルバネ35により加圧している。このような構成の連動
手段によってもスプリットアーム5L,5Rの同期不良
を解消するという所期の目的を達成することができる。
【0030】なお、本発明は図示の実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更してもよ
い。図示の実施の形態では、取付軸5L,5Rを連動手
段で連結する構成としたので、取付スペースが少なくて
済むという利点があるが、これに変え、スプリットアー
ム5L,5Rを連動手段によって連結するようにしても
よい。その場合、回動中心に近い位置の対向する側面間
を利用して、摩擦部材からなる連動手段或いは凸部材と
凹部材とからなる連動手段を構成することが望ましい。
また、回動式のロールクランプ装置に限らず、摺動式
(平行移動式)のクランプ装置や対向する両方のクラン
プアームが可動式のクランプ装置等に適用してもよい。
さらにまた、スプリットアーム5L,5Rの駆動手段
は、油圧シリンダに限らず油圧モータに変更してもよ
い。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更してもよ
い。図示の実施の形態では、取付軸5L,5Rを連動手
段で連結する構成としたので、取付スペースが少なくて
済むという利点があるが、これに変え、スプリットアー
ム5L,5Rを連動手段によって連結するようにしても
よい。その場合、回動中心に近い位置の対向する側面間
を利用して、摩擦部材からなる連動手段或いは凸部材と
凹部材とからなる連動手段を構成することが望ましい。
また、回動式のロールクランプ装置に限らず、摺動式
(平行移動式)のクランプ装置や対向する両方のクラン
プアームが可動式のクランプ装置等に適用してもよい。
さらにまた、スプリットアーム5L,5Rの駆動手段
は、油圧シリンダに限らず油圧モータに変更してもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
分割されたスプリットアームを備えたクランプ装置にお
いて、スプリットアームの同期不良を解消できるため、
荷役作業を効率よく行うことが可能となる。
分割されたスプリットアームを備えたクランプ装置にお
いて、スプリットアームの同期不良を解消できるため、
荷役作業を効率よく行うことが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態1に係るスプリットアーム
取付部と連動手段を示す平面図である。
取付部と連動手段を示す平面図である。
【図2】図1のA部詳細図である。
【図3】ロールクランプ装置の全体側面図である。
【図4】スプリットアームを示す斜視図である。
【図5】クランプシリンダ駆動用の油圧回路図である。
【図6】異径掴みの作業態様を示す説明図である。
【図7】実施の形態2を示す断面図である。
【図8】実施の形態3を示す断面図である。
【図9】実施の形態4を示す断面図である。
【図10】図9のB−B線断面図である。
【図11】実施の形態5を示す一部破断平面図である。
4…クランプホルダ 5…ロングアーム 5L,5R…スプリットアーム 7L,7R…取付軸 8L,8R…クランプシリンダ 24…摩擦パッド 27…ボール 28…円形凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 幅方向に分割された構成の複数のスプリ
ットアームを備えたクランプ装置において、 前記スプリットアームを無負荷時には相互に連動させ、
負荷時にはその連動を解除する連動手段が備えられたク
ランプ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のクランプ装置において、
前記連動手段が、前記スプリットアームの対向面間に介
装された摩擦部材からなるクランプ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のクランプ装置において、
前記連動手段が、前記スプリットアームの対向面間に介
装されるとともに無負荷時には係合し、負荷時にはその
係合が解除される凹部材と凸部材とから構成されたクラ
ンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083896A JPH09255298A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083896A JPH09255298A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | クランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255298A true JPH09255298A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13153912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6083896A Pending JPH09255298A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | クランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09255298A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008081030A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Jtekt Corp | 車輪用転がり軸受装置 |
| CN102092661A (zh) * | 2011-01-30 | 2011-06-15 | 三一集团有限公司 | 堆高机吊具及设有该吊具的堆高机 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP6083896A patent/JPH09255298A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008081030A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Jtekt Corp | 車輪用転がり軸受装置 |
| CN102092661A (zh) * | 2011-01-30 | 2011-06-15 | 三一集团有限公司 | 堆高机吊具及设有该吊具的堆高机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |