JPH09255390A - 吹付材料及びそれを用いた吹付工法 - Google Patents
吹付材料及びそれを用いた吹付工法Info
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Abstract
や長期の強度が大で、W/Cを低下させても流動性が良
く、管内の閉塞等が殆どなく作業性が良好であり、従来
の吹付厚さより薄くすることが可能であり、施工コスト
の削減や施工スピードの短縮化できる吹付材料及びそれ
を用いた吹付工法を提供すること。 【解決手段】 セメント、セッコウ、及びリン酸塩を主
成分とし、必要に応じ、減水剤、凝結遅延剤、凝結促進
剤、及び超微粉からなる群より選ばれた一種又は二種以
上の混和材を配合したセメントモルタルと、カルシウム
アルミネート、必要に応じてアルミン酸アルカリ塩及び
/又はアルカリ炭酸塩を主成分とする急結剤とを含有し
た吹付材料であり、該吹付材料使用する吹付工法を構成
とする。
Description
道、及び導水路等のトンネルにおいて露出した地山面へ
吹付ける吹付材料及びそれを用いた吹付工法に関する。
なお、本発明のセメントモルタルとは、ペースト、モル
タル、及びコンクリートを総称するものである。
た地山の崩落を防止するために急結剤をコンクリートに
配合した急結性コンクリートの吹付工法が行われている
(特公昭52−4149号公報)。この工法は、通常、掘削工
事現場に設置した、セメント、骨材、及び水の計量混合
プラントで吹付コンクリートを製造し、それをアジテー
タ車で運搬し、コンクリートポンプで圧送し、途中に設
けた合流管で、他方から圧送した急結剤と混合し、急結
性吹付コンクリートとして地山面に所定の厚さになるま
で吹付ける工法である。しかしながらこの工法では、地
山に付着せずに落下する量と吹付ける量との割合である
リバウンド(跳ね返り)率が15〜30重量%と多く、ま
た、粉塵も多くて作業環境が悪いために塵肺等の影響が
心配され、リバウンド率が小さく、粉塵のより少ない工
法が求められていたが、現状では未だ充分満足できる吹
付材料や吹付工法がなく、その改良が強く望まれてい
た。
有したコンクリートは、急結剤を含有していないコンク
リートと比較して、初期強度の立ち上がりは良好である
が、長期強度は急結剤を含有していないコンクリートよ
りも30〜50%前後低くなるなど強度発現性が悪くなる傾
向があった。それでもその初期強度は、従来の吹付工法
において地山の崩落を防止するのに充分な強度であり、
かなり不安定な地山においては、吹付け厚さを厚くする
こと等で対処されてきた。しかしながら、吹付け厚さを
厚くすることは、吹付コンクリートを多量に使用するこ
とであり、経済性や作業効率上あまり好ましくはない。
それゆえ、特に、大断面トンネルの掘削においては、経
済性や作業効率を考慮すれば、吹付コンクリートを高強
度化し、吹付け厚さを薄くすることが好ましく、それに
よって、作業時間や掘削時間の短縮化が図れるものであ
る。
を達成するための方法としては、水セメント比を低下さ
せる方法、使用するセメントを微粉末化して急結剤を混
合し吹付ける方法、並びに、セッコウとカルシウムアル
ミネートとをあらかじめ配合して吹付コンクリートと混
合して吹付ける方法等が提案されている(特開昭50−16
717号公報、特開昭50− 16718号公報、特開昭50− 2562
3号公報)。しかしながら、水セメント比を低下させる
方法では、吹付コンクリートを空気圧送するとき圧送性
が低下し、管内が閉塞したり、急結剤との混合性が低下
するなどの問題が生じる場合があった。また、使用する
セメントを微粉末化して急結剤を混合し吹付ける方法で
は、微粉末化してない普通セメントを使用した時の吹付
コンクリートと比較した場合の長期強度の低下は多少緩
和されるか又は同等レベルとなるだけであり、普通セメ
ントを使用した吹付コンクリートの強度を大きく上回る
充分な強度発現性を得ることは困難であった。
ウとを配合した急結剤を使用する方法は、セメント100
重量部に対して、急結剤を10重量部以上使用する必要が
あり、より高い急結力やより高い初期強度を必要とする
場合は、20重量部以上使用する必要があった。そのた
め、吹付け途中で作業を中断し、急結剤を追加する必要
が生じたり、吹付け作業中に急結剤がなくなっ場合はコ
ンクリートが落下して危険となったり、粉塵の発生量が
増加したりする等の作業性や安全衛生の面で問題が生じ
るという課題があった。また、カルシウムアルミネート
とセッコウとを混合した急結剤は、セッコウ中に含まれ
る水分や遊離SO3と、カルシウムアルミネート表面とが
反応し、急結性の低下を招くと考えられている。その結
果、急結剤の貯蔵期間が長くなるにつれ急結力が低下
し、この貯蔵期間の長い急結剤を使用すると、トンネル
の天井であるトンネル天場から吹付コンクリートが落下
したり、湧水がある箇所には付着しなかったり、リバウ
ンド率が大きくなったりする等の課題があった。
する場合の課題を種々検討した結果、ある特定の吹付材
料を使用し吹付けを行うことで前記課題が解決できる知
見を得て本発明を完成するに至った。
ト、セッコウ、及びリン酸塩を主成分とするセメントモ
ルタルと、カルシウムアルミネートを主成分とする急結
剤とを含有してなる吹付材料であり、カルシウムアルミ
ネートと、アルミン酸アルカリ塩及び/又はアルカリ炭
酸塩とを主成分とする急結剤を含有してなる吹付材料で
あり、さらに、減水剤、凝結遅延剤、凝結促進剤、及び
超微粉からなる群より選ばれた一種又は二種以上の混和
材を配合してなる吹付材料である。そして、該吹付材料
を使用する吹付工法であり、セメント100 重量部に対し
て、セッコウ1〜25重量部を混合する吹付工法であり、
セメント、セッコウ、及びリン酸塩を混合してなるドラ
イセメントモルタルと、カルシウムアルミネートを主成
分とする急結剤とを、また、セメント、セッコウ、リン
酸塩、及び水を混合してなるセメントモルタルと、カル
シウムアルミネートを主成分とする急結剤とを流動中合
流混合する吹付工法である。
により、従来の急結剤添加による長期強度低下を改善
し、また、水セメント比が低くてもコンクリートの流動
性が良好な性状を付与したもので、普通ポルトランドセ
メントを使用した急結性吹付コンクリートの強度を上回
る高強度急結性吹付コンクリートを得るための吹付材料
及びその吹付工法に関するものである。
通、早強、中庸熱、及び超早強等の各種ポルトランドセ
メント、これらポルトランドセメントに高炉スラグやフ
ライアッシュを混合した各種混合セメント、並びに、市
販の微粒子セメント等が使用可能である。また、これら
のセメントを粉砕あるいは分級し粒子径を小さくした微
粉末セメントの使用も可能である。
クリートの高強度化を目的にセメントに混合するもので
あり、例えば、無水セッコウ、半水セッコウ、及び二水
セッコウが使用でき、これらの一種又は二種以上が使用
可能であり、強度発現性の面から無水セッコウの使用が
好ましい。セッコウの粒度は、セメント製造時等に使用
される程度、例えば、ブレーン値で3,000cm2/g程度が好
ましく、さらに微粉末化することはより好ましい。セッ
コウの使用量は、セメント100 重量部に対して、1〜25
重量部が好ましく、5〜20重量部がより好ましい。1重
量部未満では長期強度が向上しがたく、25重量部を越え
ると初期凝結が遅れ、地山に対する付着性が低下する場
合があり、また、長期間経過すると、膨張してコンクリ
ートが破壊する場合がある。
クリートの圧送性を改善するもので、特に、吹付コンク
リートを練り置いた場合、低水セメント比でも、吹付コ
ンクリートの流動性を比較的長時間良好にするものであ
る。リン酸塩は凝結遅延剤の一種であり、有機酸類やア
ルカリ炭酸塩類のような凝結遅延剤と違い、少量で大き
な遅延効果を発揮するため、水セメント比を低くしても
充分な流動性を確保することが可能である。また、有機
酸類やアルカリ炭酸塩類を使用する場合は、水セメント
比が低い場合、コンクリートに充分な流動性を出すため
には多量に加える必要があり、その分、急結剤を添加し
ても強度発現性は悪くなるが、リン酸塩は、急結剤添加
後の強度発現性に与える影響が少ないものである。リン
酸塩としては、リン酸、ピロリン酸、トリメタリン酸、
ヘキサメタリン酸、トリポリリン酸、及びテトラポリリ
ン酸等のナトリウム塩又はカリウム塩が挙げられる。具
体的には、リン酸一ナトリウム、リン酸二ナトリウム、
リン酸三ナトリウム、リン酸一カリウム、リン酸二カリ
ウム、リン酸三カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロ
リン酸カリウム、トリメタリン酸ナトリウム、トリメタ
リン酸カリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、ヘキサ
メタリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、トリ
ポリリン酸カリウム、テトラポリリン酸ナトリウム、及
びテトラポリリン酸カリウム等が挙げられ、これらの中
で、強度発現性の面からリン酸一ナトリウムやトリポリ
リン酸ナトリウムの使用が好ましい。リン酸塩の粒度は
特に限定されるものではないが、溶解性の面から0.3 mm
以下が好ましい。また、リン酸塩は、クエン酸、酒石
酸、及びリンゴ酸又はそのナトリウムやカリウム塩等の
有機酸類、また、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、及び
重炭酸ナトリウム等のアルカリ炭酸塩と併用することも
可能である。リン酸塩の使用量は、セメント100 重量部
に対して、0.05〜5重量部が好ましく、0.2 〜3重量部
がより好ましい。0.05重量部未満では充分な流動性が得
にくく、5重量部を越えると強度発現性を阻害する場合
がある。
骨材強度が高いものが好ましいが特に制限されるもので
はない。細骨材としては、最大直径が5cm以下が好まし
く、川砂、山砂、石灰砂、及び珪砂等が使用可能であ
る。また、粗骨材としては、最大直径が5〜20mmが好ま
しく、ポンプ圧送性を考慮すると5〜15mmがより好まし
い。
セメント、セッコウ、及びリン酸塩を混合したもので、
水を混合しない乾燥状態のドライセメントモルタル、水
と混合したセメントモルタルいずれも使用可能である。
という)で60%以下が好ましく、45%以下がより好まし
い。60%を越えると強度が出にくく、急結剤の使用量が
多くなりコスト高になる場合がある。
に、減水剤、凝結遅延剤、凝結促進剤、及び超微粉から
なる群より選ばれた一種又は二種以上の混和材を併用す
ることが可能である。
善する目的で使用するもので、液状のもの、粉状のもの
いずれも使用可能である。具体的には、ポリオール誘導
体、リグニンスルホン酸塩又はその誘導体、及び高性能
減水剤等が挙げられ、高強度発現性を付与する面から高
性能減水剤を使用することが好ましい。ここで、高性能
減水剤としては、ナフタレンスルホン酸塩、アルキルア
リルスルホン酸塩のホルマリン縮合物、及びポリカルボ
ン酸系高分子化合物等の使用が可能であり、液状又は粉
末状いずれも使用可能である。高性能減水剤の使用量
は、固形分としてセメント100 重量部に対して、0.05〜
5重量部が好ましく、0.1 〜3重量部がより好ましい。
0.05重量部未満では効果がなく、5重量部を越えるとセ
メントモルタルの粘性が強すぎ、施工性が悪化する場合
がある。
凝結時間を調節する面から、凝結遅延剤や凝結促進剤を
併用できる。
炭酸塩などが使用可能である。有機酸類としては、グル
コン酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、及び乳酸又はそ
の塩等が挙げられ、これらの一種又は二種以上が使用で
きる。有機酸類の使用量は、セメント100 重量部に対し
て、0.01〜3重量部が好ましく、0.05〜2重量部がより
好ましい。0.01重量部未満では効果がなく、3重量部を
越えると硬化が遅延しすぎて硬化不良となる場合があ
る。
ム、炭酸カリウム、及び重炭酸ナトリウム等が挙げら
れ、これらの一種又は二種以上が使用できる。アルカリ
炭酸塩の使用量は、セメント100 重量部に対して、0.01
〜10重量部が好ましい。0.01重量部未満では効果がな
く、10重量部を越えると硬化が遅延しすぎて、硬化不良
となる場合がある。
ウム等のアルカリ金属水酸化物、消石灰、及び明ばん等
が挙げられ、これらの一種又は二種以上が使用できる。
凝結促進剤の使用量は、セメント100 重量部に対して、
0.05〜20重量部が好ましい。0.05重量部未満では効果が
なく、20重量部を越えると配管が閉塞する場合がある。
10μm以下のもので、セメント量の低減、粉塵の低減、
及びコンクリートの圧送性の向上を可能とするものであ
る。具体的には、微粉スラグ、フライアッシュ、ベント
ナイト、カオリン、及びシリカフューム等の超微粉が使
用可能である。また、本発明の目的を損なわない限り、
平均粒径が10μmを越える微粉の併用も可能である。超
微粉の使用量は、セメント100 重量部に対して、1〜10
0 重量部が好ましく、2〜30重量部がより好ましい。1
重量部未満では効果がなく、100 重量部を越えると凝結
や硬化が遅れる場合がある。
ルミネートを主成分とするものである。カルシウムアル
ミネートとは、初期にコンクリートの凝結を起こさせる
急結成分であり、CaO 原料やAl2O3 原料などを使用し
て、キルンで焼成したり、電気炉で溶融したりするなど
熱処理して得られるものである。また、カルシウムアル
ミネートの鉱物成分としては、CaO をC 、Al2O3 をA と
すると、C3A 、C12A7 、CA、及びCA2 等と示されるカル
シウムアルミネート熱処理物を粉砕したもの等が挙げら
れる。その他、カルシウムアルミネートの鉱物成分とし
て、SiO2を多く含むアルミノケイ酸カルシウム、C12A7
の1つのCaO をハロゲン化合物、例えば、CaF2で置き換
えたC11A7 ・ CaF2、及びSO3 成分を含むC4A3・ SO3 等を
含有するものも使用可能であるが、これらのうち、C12A
7 組成に対応する熱処理物を急冷した非晶質カルシウム
アルミネートが反応活性の面から好ましい。カルシウム
アルミネートの粒度は、ブレーン値で3,000cm2/g以上が
好ましく、4,000cm2/g以上が急結性や初期強度発現性の
面から好ましい。3,000cm2/g未満では急結力が低下する
場合がある。カルシウムアルミネートの使用量は、セメ
ント100 重量部に対して、0.5 〜20重量部が好ましく、
5〜15重量部がより好ましい。0.5 重量部未満では初期
凝結を起こすことが難しい場合があり、20重量部を越え
ると長期強度発現を阻害する場合がある。
ルミネートに、アルミン酸アルカリ塩及び/又はアルカ
リ炭酸塩を併用することが可能である。本発明で使用す
るアルミン酸アルカリ塩(以下アルミン酸塩という)と
は、初期凝結を促進するものであり、具体的には、アル
ミン酸リチウム、アルミン酸ナトリウム、及びアルミン
酸カリウム等が挙げられ、これらの一種又は二種以上が
使用できる。アルミン酸塩の使用量は、カルシウムアル
ミネート100 重量部に対して、0.1〜50重量部が好まし
く、2〜25重量部がより好ましい。0.1 重量部未満では
併用効果がなく、50重量部を越えると長期強度発現を阻
害する場合がある。
強度発現性を向上させるものであり、アルミン酸塩と併
用することにより急結力が向上できる。具体的には、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、及び重炭酸ナトリウム等
が使用可能である。アルカリ炭酸塩の使用量は、カルシ
ウムアルミネート100 重量部に対して、0.1 〜200 重量
部が好ましく、0.5 〜50重量部がより好ましい。0.1 重
量部未満では併用効果がなく、200 重量部を越えると長
期強度が低下する場合がある。
ないが、セメント100 重量部に対して、0.5 〜20重量部
が好ましく、5〜15重量部がより好ましい。0.5 重量部
未満では初期凝結を起こすことが難しい場合があり、20
重量部を越えると長期強度発現を阻害する場合がある。
結剤と混合する前に、あらかじめ、セメント、セッコ
ウ、及びリン酸塩を混合してあれば特に制限されるもの
ではなく、コンクリートを混練するときにセッコウとリ
ン酸塩を添加する方法等が可能である。さらに、JIS で
規定されているセメント中の三酸化硫黄(SO3) の含有率
は3.0 〜4.5 重量%程度以下であるので、セメント製造
時にこのJIS の規定値を越える量のセッコウを混合する
方法も可能である。
る吹付設備等が使用でき、本発明では、乾式吹付法や湿
式吹付法のいずれの吹付工法も可能である。本発明の吹
付工法では、要求される物性、経済性、及び施工性等か
らペースト、モルタル、及びコンクリートとして吹付け
を行うことが可能である。本発明の吹付工法は特に限定
されるものではないが、乾式吹付工法の場合、セメン
ト、セッコウ、リン酸塩、細骨材、粗骨材、及び急結剤
を混合し、空気圧送し、途中で、例えば、Y字管の一方
から水を加え、湿潤状態で吹付ける方法などが実施可能
である。また、湿式吹付工法の場合、例えば、セメン
ト、セッコウ、リン酸塩、細骨材、粗骨材、及び水を加
え混練し、空気圧送し、途中で、例えば、Y字管の一方
から、急結剤を加え吹付ける方法等が挙げられる。
る。
m3、粗骨材713kg/m3、及び水180kg/m3とし、セメント10
0 重量部に対して、セッコウ10重量部と表1に示すリン
酸塩とを混合して吹付コンクリートとしスランプの経時
変化を測定した。結果を表1に併記する。
表面積5,400cm2/g 細骨材 :新潟県姫川産川砂、表面水5%、比重2.61 粗骨材 :新潟県姫川産川砂利、表乾状態、最大直径
15mm以下、比重2.65 リン酸塩A:トリポリリン酸ナトリウム、市販品 リン酸塩B:リン酸一ナトリウム、市販品
m3、粗骨材713kg/m3、及び水180kg/m3とし、セメント10
0 重量部に対して、表2に示すセッコウとリン酸塩A1
重量部とを混合して吹付コンクリートとし、セメント10
0 重量部に対して、表2に示すカルシウムアルミネート
からなる急結剤を混合して急結性吹付コンクリートを調
製した。調製した急結性吹付コンクリートを吹付機、ア
リバー社製商品名 「アリバ−208」を用い、4m3/hの
条件で型枠に吹付け、圧縮強度を測定した。結果を表2
に併記する。
ウト型枠と50×50×20cmの型枠に吹付けし、材齢1時間
と3時間はプルアウト型枠の供試体で、材齢1日以降は
50×50×20cmの型枠から採取したφ5×10cmの供試体
で、所定材齢における圧縮強度を測定した。材齢1時間
と3時間の短期強度は、プルアウト型枠表面から、ピン
を吹付コンクリートで被覆し、型枠の裏側よりピンを引
き抜き、そのときの引抜き強度を求め、引抜き強度×4
/供試体表面積=圧縮強度の式から圧縮強度を算出。材
齢1日以降は、φ5×10cmの供試体を20トン耐圧機で測
定
に示すリン酸塩Aを混合して実施例1と同様に吹付コン
クリートを調製し、カルシウムアルミネートを急結剤と
して、セメント100 重量部に対して10重量部混合したこ
と以外は実施例1と同様に行った。結果を表3に併記す
る。
酸塩A1重量部を混合して吹付コンクリートを調製し、
カルシウムアルミネートからなる急結剤を、セメント10
0 重量部に対して、表4に示すように混合したこと以外
は実施例1と同様に行った。結果を表4に併記する。
酸塩A1重量部とを混合して吹付コンクリートを調製
し、カルシウムアルミネート100 重量部に対して、表5
に示すアルミン酸塩とアルカリ炭酸塩とを混合した急結
剤を、セメント100 重量部に対して10重量部混合したこ
と以外は実施例1と同様に行った。結果を表5に併記す
る。
酸塩A1重量部とを配合したこと以外は実施例1と同様
にドライ吹付コンクリートを混合し、ベルトコンベアで
吹付機に搬入した。カルシウムアルミネート100 重量部
とアルミン酸塩10重量部とを配合して急結剤とし、ベル
トコンベア上で、ドライコンクリート中のセメント100
重量部に対して、10重量部になるように混合して急結性
ドライ吹付コンクリートを調製した。調製した急結性ド
ライ吹付コンクリートを吹付機から空気圧送し、Y字管
により水をW/Cが45%となるように加え、乾式吹付施
工を実施し、1時間と28日の圧縮強度と圧送性を測定し
た。結果を表6に併記する。その結果、配管の閉塞等の
トラブルもなく吹付施工が実施できた。なお、比較のた
めにリン酸塩Aを添加せずに同じ条件で乾式吹付施工を
実施したところ、管が閉塞気味で強度発現性のバラツキ
が大きかった。
ているかを目視、圧送性の○は良好、×はコンクリート
の吐出量にバラツキがあり閉塞気味を示す
酸塩1重量部、及び表7に示す減水剤を混合し、実施例
1と同様に吹付コンクリートとし、これを空気圧送し、
Y字管の一方より、カルシウムアルミネート100 重量部
とアルミン酸塩10重量部を混合した急結剤を、セメント
100 重量部に対して、10重量部になるように添加したこ
と以外は実施例1と同様に行い、吹付コンクリートの混
練直後のスランプと圧縮強度を測定した。結果を表7に
併記する。
重1.20
酸塩1重量部、及び表8に示す凝結遅延剤と凝結促進剤
を混合したこと以外は実施例6と同様に行い、圧縮強度
を測定した。結果を表8に併記する。
量混合物 凝結促進剤:消石灰、市販品
ン酸塩A1重量部、及び表8に示す超微粉とを混合した
こと以外は実施例6と同様に行い、リバウンド率を測定
した。結果を表9に併記する。
均粒径4μm 超微粉β:シリカヒューム、市販品 超微粉γ:カオリン、市販品
期や長期の強度発現性を大幅に改善することができる。
また、W/Cを低下させてもリン酸塩の効果で流動性が
良好となるため管内の閉塞等が殆どなく作業性が良好と
なる。したがって、従来の吹付厚さより薄くすることが
可能であり、施工コストの削減や施工スピードの短縮化
を実現することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 セメント、セッコウ、及びリン酸塩を主
成分とするセメントモルタルと、カルシウムアルミネー
トを主成分とする急結剤とを含有してなる吹付材料。 - 【請求項2】 急結剤が、カルシウムアルミネートとア
ルミン酸アルカリ塩及び/又はアルカリ炭酸塩とを主成
分とすることを特徴とする請求項1記載の吹付材料。 - 【請求項3】 さらに、減水剤、凝結遅延剤、凝結促進
剤、及び超微粉からなる群より選ばれた一種又は二種以
上の混和材を配合してなる請求項1又は2記載の吹付材
料。 - 【請求項4】 請求項1〜3のうちの1項記載の吹付材
料を使用することを特徴とする吹付工法。 - 【請求項5】 セメント100 重量部に対して、セッコウ
1〜25重量部を混合することを特徴とする請求項4記載
の吹付工法。 - 【請求項6】 セメント、セッコウ、及びリン酸塩を混
合してなるドライセメントモルタルと、カルシウムアル
ミネートを主成分とする急結剤とを流動中合流混合する
ことを特徴とする請求項4又は5記載の吹付工法。 - 【請求項7】 セメント、セッコウ、リン酸塩、及び水
を混合してなるセメントモルタルと、カルシウムアルミ
ネートを主成分とする急結剤とを流動中合流混合するこ
とを特徴とする請求項4又は5記載の吹付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06107196A JP3478451B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 吹付材料及びそれを用いた吹付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06107196A JP3478451B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 吹付材料及びそれを用いた吹付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255390A true JPH09255390A (ja) | 1997-09-30 |
| JP3478451B2 JP3478451B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=13160549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06107196A Expired - Lifetime JP3478451B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 吹付材料及びそれを用いた吹付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3478451B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000044307A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-15 | Taiheiyo Cement Corp | 高流動吹付けコンクリ−ト用急結剤 |
| JP2016511217A (ja) * | 2013-03-15 | 2016-04-14 | ハーキュリーズ・インコーポレイテッドHercules Incorporated | 開放時間が延長された水硬性組成物 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP06107196A patent/JP3478451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000044307A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-15 | Taiheiyo Cement Corp | 高流動吹付けコンクリ−ト用急結剤 |
| JP2016511217A (ja) * | 2013-03-15 | 2016-04-14 | ハーキュリーズ・インコーポレイテッドHercules Incorporated | 開放時間が延長された水硬性組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3478451B2 (ja) | 2003-12-15 |
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