JPH09255580A - 健康用部材の製造方法 - Google Patents

健康用部材の製造方法

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JPH09255580A
JPH09255580A JP8106004A JP10600496A JPH09255580A JP H09255580 A JPH09255580 A JP H09255580A JP 8106004 A JP8106004 A JP 8106004A JP 10600496 A JP10600496 A JP 10600496A JP H09255580 A JPH09255580 A JP H09255580A
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Yoshihiro Hirata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チタン系素材を有効成分とした健康用部材を
製造する。 【解決手段】 チタン系素材と粘着剤とを混合してホッ
パー22に投入し、スクリュー24を回転させてチタン
系素材と粘着剤とが湿合したスティック体27を形成す
る。カッター22でスティック体27を切断し、薄片体
28とし、基材25に落下させて、基材25に積層す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は患部への貼り付けに
よって使用する健康用部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】打撲、捻挫、肩こり、筋肉通等の比較的
軽い症状の治癒には、冷湿布、温湿布などが頻繁に行わ
れている。ところがこのような治癒は症状によって、
温、冷の使い分けをする必要があり、専門的な知識を必
要とすると共に、湿布剤の厚さで使用部位が嵩ばって使
用中に不快感を与えている。また、湿布剤の有効時間が
短く、取り換え回数が多いため、使用上不便となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本発
明者は炭化チタン等のチタン系素材を患部に貼り付ける
有効な治療方法を開発した。これはチタン系素材が有す
る吸熱、鎮静等の各種作用を利用するものである。本発
明はかかる治療方法に好適に使用できる健康用部材に対
し、その良好な製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】健康用部材はチタン系素
材を活性部とし、この活性部をシート,テープ等の基材
の表面に積層した構造とするもので、活性部が患部に接
触するように使用する形態となっている。
【0005】このような構造の健康用部材を製造する請
求項1の発明は、チタン系素材の微粒子と粘着剤と邊混
練し、この混練物を基材の表面に積層することを特徴と
するものである。チタン系素材の微粒子を粘着剤と混練
することで、チタン系素材が粘着剤中に分散すると共
に、混練物全体が良好な粘着力を有する。この混練物か
らなる活性部を基材の表面に塗布等により積層すること
で、上述した構造の健康用部材を作製できる。
【0006】請求項2の発明は、チタン系素材の微粒子
と粘着剤とを混練してスティック体に成形した後、この
スティック体をスライスして薄片体とし、この薄片体を
基材の表面に積層することを特徴とするものである。こ
の方法で作製されるスティック体は粘着剤を混合してい
るため、粘着力を有している。従って、スティック体を
スライスした薄片体も粘着力を有しているため、この薄
片体を活性部として、基材の表面に積層することで健康
用部材とすることができる。この場合には、スティック
体をスライスして活性部とするため、均一で、しかも薄
い厚さの活性部とすることができる。
【0007】請求項3の発明は、粘着性樹脂をチタン系
素材にコーティングした微粒子を基材の表面に加圧しな
がら積層することを特徴とするものである。粘着性樹脂
をチタン系素材にコーティングすることにより、その微
粒子は粘着力を備える。この微粒子を加圧しながら基材
の表面を移動させることにより、微粒子は相互に結着し
ながら基材の表面に被着する。これにより所定厚さの活
性部を基材上に積層することができる。
【0008】請求項4の発明は、粘着性樹脂をチタン系
素材にコーティングした微粒子を作製すると共に、表面
に凹部を有した構造の粘着層を基材の表面に積層し、こ
の粘着層の凹部内に前記微粒子を充填することを特徴と
するものである。この方法は基本的には請求項3と同じ
であるが、基材に粘着層を形成し、この粘着層を介して
微粒子を積層するため、大きな結合力を付与することが
できる。また、粘着層は凹部の周囲で露出しており、こ
の露出部分が患部に対して貼着するため、安定した貼着
力を有している。
【0009】請求項5の発明は、チタン系素材と有機バ
インダとを混練した後、薄片状に成形し、この成形体を
脱脂及び焼結して焼結片とする工程と、表面に凹部を有
した構造の粘着層と基材の表面に積層する工程と、前記
粘着層の凹部内に前記焼結片を導入し貼着する工程とを
備えることを特徴とするものである。チタン系素材と有
機バインダーとの混練物を薄片状に成形した後、脱脂
し、焼結することにより、薄片状の焼結片が作製でき
る。この焼結片自体は粘着力を備えていないが、粘着層
を有することにより基材の表面に積層することができ
る。この場合、粘着層は凹部の周囲、すなわち焼結片の
周囲で露出しており、この露出部分の粘着力によって患
部に貼着することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明によって製
造される第1の健康用部材1の態様を示し、台紙3と、
台紙3上に配設された複数のシール2とを備えている。
このシール2を台紙3から剥ぎ取って、患部に貼り付け
るものである。
【0011】シール2は図2に示すように基材5と、こ
の基材5の表面に積層された活性部4とを有している。
基材5は活性部4を支持するものであり、塩化ビニル樹
脂、ポリエステルやポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン樹脂、ナイロンなどのポリアミド樹脂その他の可撓性
の樹脂や、布、紙などの可撓性材料が使用される。
【0012】活性部4はチタン系素材を有効成分として
含有するものである。チタン系素材はチタン(Ti)を
母体とした炭化物である。チタン系素材は医学、臨床学
の分野で骨や歯の補修や矯正用に多用されている物質で
あり、それ自体、人体に無害であるばかりでなく、吸
熱、鎮静等の有効な生理作用を人体に及ぼすことが知ら
れている。また、化学的にも安定であり、経時的な劣
化、変質もなく、長期間その効力を維持している。さら
に、本発明者が研究したところ、チタンは緩やかな電気
及び電磁作用を有していることが判明した。この電気及
び電磁作用は、血液中のヘモグロビン内の鉄元素に対し
て、その活性を行うように働くものである。
【0013】健康用部材に使用されるチタン系素材は、
チタン単体あるいはチタンを含有するチタン化合物やチ
タン合金である。この内、チタン化合物としては、Ti
、TiH等の水素化物や、TiO、Ti
TiO、Ti(OH)、Ti(OH)、MTi
(Mは1価の金属である。)等の酸化物及びその関
連化合物、さらにはTiS、Ti、TiS等の
硫化物、Ti(SO、Ti(SO、Ti
等の酸素酸塩を使用できる。
【0014】さらにチタン化合物としては、TiB、
TiB、TiB、Ti等のホウ化物、TiCか
らなる炭化チタン、TiSi、TiSi、TiSi
等のケイ化物、TiN、Ti、Ti、T
等の窒化物、TiPからなるリン化物を使用
することができる。
【0015】さらに、またチタンとハロゲンとの化合物
を使用することができ、このハロゲン化物としては、例
えばTiCl、TiCl、TiCl、TiB
、TiBr、TiBr、TiI、TiI
TiI等を選択できる。ハロゲン化物としては、これ
に加えて、MTiF、MTiF、MTi
、M[TiCl(OH)]、MTiC
、[Ti(OH)]Cl、M[TiBr
等の複合塩も使用できる。
【0016】一方、チタン合金としては、銅、スズ、
鉄、アルミニウム、クロム、コバルト、モリブデン、タ
ングステン等の金属とチタンとの合金を使用できる。こ
のチタン合金としては、Ti−Al、Ti−V、Ti−
Mo、Ti−Cr、Ti−Mn、Ti−Fe、Ti−A
l−Cr、Ti−Cr−Fe−O等があり、それそれの
合金の組成比を任意に選定することができる。
【0017】チタン系素材としては、チタンを含有する
ものであれば良く、このため、ルチル、イタチタン石、
エイスイ石等を鉱物を使用することができるばかりでな
く、CaTiO、SrTiO、BaTiO、Cd
TiO、PbTiO等のチタン酸塩を使用すること
ができ、さらには以上のチタン系素材を複数、併用して
も良い。
【0018】この態様では、チタン系素材として、炭化
チタンを選択した。この炭化チタンはチタンを炭化する
ことにより生成される化合物である。炭化チタンはチタ
ンの有する上述の作用をそのまま、踏襲している。実
際、炭化チタンが吸熱、鎮静等の生理作用や電気及び電
磁作用をチタンと同様に、有していることを本発明者は
確認している。このような特性を有することに加えて、
チタンを炭化したことにより、チタンよりもさらに化学
的安定性、熱的安定性が増大している。すなわち炭化チ
タンはチタンが有する特性を有するばかりでなく、この
特性が経時的に劣化することなく、そのまま継続的に保
持することができる。これにより炭化チタンはチタン単
体に比べて、さらに優れた医学的、臨床的な特性を有し
ている。
【0019】図1に示す態様では、シール2を1枚ずつ
台紙3より剥離して活性部4が患部に当接するように貼
り付ける。このシール2の取り付け状態において、炭化
チタン等のチタン系素材の鎮静作用及び吸熱作用が患部
に有効に働くため、打撲、腰痛、捻挫、筋肉痛等を解消
できると共に、腫れもなくなる。また、炭化チタン等の
チタン系素材の電気・電磁作用により血液の循環が促進
されるため、血行が良くなる。このため肩こりを解消で
きると共に疲れを軽減することができる。またこの健康
用部材1は台紙3がシート状であるため収納や携帯に場
所をとらないメリットがある。
【0020】図3及び図4は、本発明によって製造され
る第2の健康用部材11の態様を示し、所定幅に裁断し
た長尺のテープをロール状に巻回することにより構成さ
れている。この健康用部材11はテープ状の基材12
と、この基材12の表面に積層された活性部13とを有
している。基材12としては、上述した図1及び図2と
同様の素材を使用できる。
【0021】基材12の上面には、図3に示すように指
標マーク14が適宜な間隔で印刷されている。指標マー
ク14は使用長さの標準を示すものであり、この指標マ
ーク14を目安として切断することにより、1回の使用
量を決定することができる。この場合、指標マーク14
と独立して、あるいは併行して切断用切り欠き部15を
長さ方向に沿って設けることができ、この切り欠き部1
5の形成により、鋏やカッターを用いることなく、テー
プの切断ができ、使用上便利となる。
【0022】この態様では、ロール状態から必要長さを
引き出して切断して、活性層13が患部に当接するよう
に貼り付ける。この取り付け状態において、チタン系素
材の鎮静作用及び吸熱作用が患部に有効に働くため、打
撲、腰痛、捻挫、筋肉痛等を解消できると共に、腫れも
なくなる。また、チタン系素材の電気・電磁作用により
血液の循環が促進されるため、血行が良くなる。このた
め肩こりを解消できると共に、疲れを軽減することがで
きる。
【0023】次に、以上の健康用部材の製造方法の各実
施の形態を説明する。第1の実施の形態は、チタン系素
材と粘着剤とを湿練し、この混練物を基材の表面に積層
するものである。チタン系素材としては、上述したもの
から適宜、選択することができる。粘着剤としてはパイ
ンタール,鉱油等を合成ゴムや天然ゴムに湿合したもの
あるいはポリアクリル酸エステル、ポリビニルエーテル
系樹脂を使用することができる。この粘着剤に対するチ
タン系素材の湿合比は5〜95重量%の範囲で適宜、調
整することができる。
【0024】チタン系素材と粘着剤とを混練した混練物
は、全体が粘着力を有した状態となり、この混練物を基
材の表面に積層することで粘着性ある活性部を作製でき
る。このため、この活性部を患部に直接に、貼り付ける
ことができ、患部の治癒ができる。この場合、混練物の
積層は、基材表面上への押し出し、刷け塗りあるいはロ
ール塗布等、適宜の手段を用いることができ、その積層
厚さも0.1〜4mm程度の範囲で適宜、選定すること
ができる。
【0025】第2の実施の形態は、チタン系素材の微粒
子と粘着剤とを混練してスティック体とし、このスティ
ック体をスライスして薄片体とする。そして、この薄片
体を活性部として基材の表面に積層するものである。
【0026】図5はこの実施の形態の製造に使用する装
置を示し、成形機20と、カッター21とを備えてい
る。成形機20はホッパー22と、ホッパー22に連設
した成形筒23とを備えると共に、成形筒23内にはス
クリュー24が挿入されることで構成されている。これ
に対しカッタ−21は成形筒23の下方に配置される。
25はシート状の基材であり、成形機20の下方で矢印
Aで示す直線方向あるいは一平面内の直交する2方向へ
移動制御される。
【0027】この実施の形態では、微粒子状のチタン系
素材と粘着剤との滉合物26をホッパー22に充填す
る。この湿合物26の充填状態でスクリュー24が回転
し、この回転でチタン系素材と粘着剤とが混練される。
混練された滉練物はスクリュー24の回転で成形筒23
から押し出され、この押し出しにより、連続形状のステ
ィック体27となる。
【0028】カッター22はこのスティック体27を横
断することによって切断し、これにより薄片体28とす
る。この薄片体25の厚さは数μm〜4mmの範囲で適
宜、調整される。この薄片28は下方で移動制御されて
いる基材25上に落下する。この薄片体28は粘着剤が
滉合されているため、その粘着力で基材25に被着す
る。なお、この被着をさらに確実に行う必要がある場合
は、プレス機やローラ等を通過させて、圧力を作用させ
ても良い。また、スティック体27にある程度の硬度を
付与する必要がある場合は、成形筒23を加熱したり、
粘性の大きな粘着剤を使用することが可能である。
【0029】このような実施の形態においても、薄片体
28が活性部となるため、基体に活性部が積層した健康
用部材を製造できる。特に、この実施の形態では、ステ
ィック体27の成形、切断による薄片体28の成形、基
材25への薄片体28の積層を連続的に行う事ができ
る。このため迅速に製造できるメリットがある。
【0030】第3の実施の形態は、粘着性樹脂をチタン
系素材にコーティングした微粒子を基材の表面に加圧し
ながら積層するものである。粘着性樹脂としては、第1
の実施の形態と同様のものを使用できる。この粘着性樹
脂をチタン系素材にコーティングする処理は、粘着性樹
脂に流動性を付与する一方、チタン系素材をノズルから
噴出し、この噴出と同時に樹脂をチタン系素材に吹き付
けることにより行うことができる。また、チタン系素材
と粘着性樹脂とを混練して、チタン系樹脂表面に樹脂が
被覆された状態の混練体を作製し、この混練体を擂潰機
等の粉砕機で粉砕して微粒子としても良い。
【0031】図6はこの微粒子作製後の工程を示し、3
0は基材である。この基材30上に上述した微粒子31
を適量、落下させ、この状態でローラ32を回転しなが
ら移動させる。これにより微粒子31には圧力が作用す
るため、基材30に押し付けられる。かかる微粒子31
は粘着性樹脂がコーティングされて粘着力を有している
ため、ローラの圧力で相互に結着すると共に、基材30
上に所定の厚さとなって被着する。これにより活性部3
3となり、基材30上に活性部33が積層した健康用部
材とすることができる。
【0032】第4の実施の形態は、まず第3の実施の形
態と同様に、粘着性樹脂をチタン系素材にコーティング
した微粒子を作製する。一方、基材の表面には凹部を有
した粘着層を積層し、この粘着層の凹部に上述した微粒
子を充填するものである。
【0033】図7はこの製造工程を示す。同図(a)に
おいて、40は周辺部分が立ち上がった皿形状の基材で
あり、41は基材40の表面に積層された粘着層であ
る。粘着層41は下面開放の成形型(図示省略)を用
い、この成形型の下面に基材40を張設した状態で、成
形型内に粘着剤を注入し、ある程度、硬化させ、その
後、離型することで成形される。これにより基材40と
粘着層41とが接合した構造となる。この場合、粘着層
41は中央部分に凹部42が位置し、この凹部42の周
辺部が高くなった縁部43を有した皿状となるように成
形される。この成形はかかる形状をネガの成形面とした
成形型を用いることにより簡単に行うことができる。
【0034】次に、図7(b)で示すように、粘着層4
1の凹部42内に、微粒子44を充填し、平面に均らす
ことで粘着層41内に活性部46を被着させる。この場
合、ローラ45を回転しながら移動させることで、第3
の実施の形態と同様に、微粒子44が相互に結着すると
共に、この結着状態で粘着層41に所定の厚さとなって
被着する。これにより健康用部材を作製できる。この実
施の形態で作製された健康用部材は粘着層41の縁部4
3が活性部46の周囲で露出しており、この露出した縁
部43が患部に接触する。このため活性部46の粘着性
樹脂の粘着力に加えて、粘着層41の縁部43の粘着力
で患部に貼り付くため、安定した固定ができ、その分、
活性部46の治癒作用が続行するメリットがある。
【0035】図8はこの第4の実施の形態の変形例を示
す。この変形例では、粘着性樹脂をチタン系素材にコー
ティングした微粒子を作製し、この微粒子を薄片状に成
形するものである。そして、薄片状の成形体47を成形
した後、この成形体47を粘着層41の凹部42に落と
し込み、適宜に加圧し、粘着層41の凹部42と成形体
47とを結着させる。これにより、上述した機能を有す
る健康用部材を製造することができる。
【0036】第5の実施の形態はチタン系素材を焼結し
て焼結体とするものである。この焼結はまず、チタン系
素材と有機バインダーとを混合し、成形によって薄片状
の成形体を成形する。有機バインダーとしては、スチレ
ン、ポリビニルアルコールその他の有機化合物を使用す
ることができる。この有機バインダーと微粒子のチタン
系素材を混合し、射出成形、圧縮成形等によって薄片状
に成形する。
【0037】次に、この成形体を600℃程度に加熱す
る。この加熱によって有機バインダーが分解、揮散して
脱脂が行われる。そして、この脱脂処理後に1000〜
1200℃程度に加熱して焼結する。図9はこの焼結後
の工程を示し、50は焼結された薄片状の焼結片であ
る。51は基材であり、その表面に粘着層52が積層さ
れている。この場合、基材51は周辺部分が高くなった
皿形状に成形され、この基材51に対して粘着剤の塗付
あるいは成形型への注入によって粘着層52を積層す
る。これにより粘着層52には、基材51の表面形状が
転写され、凹部53と、凹部53の周囲が高くなった縁
部54とからなる皿形状の粘着層52を成形することが
できる。
【0038】かかる粘着層52の凹部53に対して、焼
結片50を落とし込み、必要に応じて加圧及び/又は加
熱する。焼結片50はそれ自体、粘着力を有していない
が、粘着層52と接することで、その粘着力により粘着
層52と被着する。これにより活性部とすることができ
る。
【0039】この実施の形態で作製される健康用部材は
粘着層52の縁部54が露出しており、この縁部54の
粘着力によって患部に貼着できる。また、焼結片50か
らなる活性部はチタン系素材だけから構成されるため、
チタン系素材の治癒力を有効に作用させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のようにいずれの請求項の発明も、
チタン系素材を有効成分とした活性部を基材の表面に確
実に貼着することができる。これにより健康用部材を良
好に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】健康用部材の第1の態様の正面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】健康用部材の第2の態様の斜視図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】第2の実施の形態に使用される装置の断面図で
ある。
【図6】第3の実施の形態における製造工程の断面図で
ある。
【図7】第4の実施の形態の製造工程の断面であり、
(a)は粘着層の積層工程の断面図、(b)は活性部の
積層工程の断面図である。
【図8】第4の実施の形態の変形例の断面図である。
【図9】第5の実施の形態の製造工程の断面図である。
【符号の説明】
25 基材 27 スティック体 28 薄片体 30 基材 40 基材 51 基材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン系素材の微粒子と粘着剤とを混練
    し、この混練物を基材の表面に積層することを特徴とす
    る健康用部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 チタン系素材の微粒子と粘着剤とを混練
    してスティック体に成形した後、このスティック体をス
    ライスして薄片体とし、この薄片体を基材の表面に積層
    することを特徴とする健康用部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 粘着性樹脂をチタン系素材にコーティン
    グした微粒子を基材の表面に加圧しながら積層すること
    を特徴とする健康用部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 粘着性樹脂をチタン系素材にコーティン
    グした微粒子を作製すると共に、表面に凹部を有した構
    造の粘着眉を基材の表面に積層し、この粘着層の凹部内
    に前記微粒子を充填することを特徴とする健康用部材の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 チタン系素材と有機バインダとを混練し
    た後、薄片状に成形し、この成形体を脱脂及び焼結して
    焼結片とする工程と、表面に凹部を有した構造の粘着層
    と基材の表面に積層する工程と、前記粘着層の凹部内に
    前記焼結片を導入し貼着する工程と、を備えることを特
    徴とする健康用部材の製造方法。
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