JPH0925601A - 鉄道用枕木および鉄道橋梁用軌道構造 - Google Patents

鉄道用枕木および鉄道橋梁用軌道構造

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JPH0925601A
JPH0925601A JP17627295A JP17627295A JPH0925601A JP H0925601 A JPH0925601 A JP H0925601A JP 17627295 A JP17627295 A JP 17627295A JP 17627295 A JP17627295 A JP 17627295A JP H0925601 A JPH0925601 A JP H0925601A
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JP
Japan
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concrete
weight
elastic member
sleepers
sleeper
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Pending
Application number
JP17627295A
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English (en)
Inventor
Masahiro Osanai
政廣 小山内
Tsuyoshi Yamamoto
強 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWA CONCRETE KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
KOWA CONCRETE KK
East Japan Railway Co
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Publication date
Application filed by KOWA CONCRETE KK, East Japan Railway Co filed Critical KOWA CONCRETE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート製の枕木を鉄道橋梁に使用して
も騒音の発生を低減できる鉄道橋梁用軌道構造を提供す
る。 【解決手段】 圧縮強度が500kgf/cm2 以上で
あって、単位容積重量が例えば1700kg/m3 程度
の軽量コンクリートで構成された鉄道用枕木上に弾性部
材で形成された軌道パッドを介してレールを支持し、該
鉄道用枕木を弾性部材で形成された弾性支承部材を介し
て橋桁に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製の
鉄道用枕木および鉄道橋梁用軌道構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄道軌道を構成する枕木として、木材、
コンクリート、鉄製のものの他、合成枕木も知られてい
る。また、鉄道橋梁にあっては、枕木は騒音といった環
境対策と、橋梁自体の耐荷重等の構造上の大きな要素の
一つとなっている。
【0003】このため、鉄道橋梁用軌道構造にあって
は、木材製の枕木が使用されているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道橋梁に
使用される枕木を木製からコンクリート製に代えれば、
均質な枕木を安定して供給することができるが、以下の
ような問題があった。
【0005】既存の鉄道橋梁は木製の枕木を使用した場
合を基準にしているため、コンクリート製の枕木に取り
替える場合にも、橋梁の構造部材に加わる応力度が木製
の枕木の場合と同程度であることが必要となる。
【0006】また、コンクリート製の枕木を鉄道橋梁に
使用する場合、騒音の発生についても十分考慮すること
が必要となる。
【0007】本出願に係る第1の発明の目的は、木製枕
木と同程度のコンクリート製の鉄道用枕木を提供するこ
とにある。
【0008】本出願に係る第2の発明の目的は、上記し
た第1の目的を達成した鉄道用枕木を有効に用いること
ができる鉄道橋梁用軌道構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現するコンクリート枕木の構成は、請求項1
に記載のように、圧縮強度が500kgf/cm2 以上
であって、単位容積重量が1700kgf/m3 程度で
あるコンクリート製の鉄道用枕木にある。
【0010】このコンクリート枕木は、充分な強度を有
する一方で、軽量化が図れ、木製の枕木に代えて橋梁用
にも充分使用することができる。
【0011】このようなコンクリートの配合としては、
骨材として軽量細骨材を24重量%〜27重量%、軽量
粗骨材を28重量%〜30重量%、スランプの範囲が5
±1.5cm、空気量の範囲が4.5±1.5%である
配合により、プレストレス処理により形成される。
【0012】なお、軽量コンクリートとすることが軽量
化の点で望ましいが、普通のコンクリートであっても可
能である。
【0013】本出願に係る第2の発明の目的は、請求項
3に記載のように、請求項1または2に記載の鉄道用枕
木上に弾性部材で形成された軌道パッドを介してレール
を支持し、該鉄道用枕木を弾性部材で形成された弾性支
承部材を介して橋桁に取付けたことを特徴とする鉄道橋
梁用軌道構造にある。
【0014】この構成では、レールの沈下を適正な範囲
内に抑え、列車の通過時の騒音を充分に防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
を示すコンクリート枕木を示す。
【0016】図1の(a)は、コンクリート枕木2の側
面図、(b)は同図(a)の平面図を示す。
【0017】コンクリート枕木2は、上面側にレール締
結装置7が固定され、また両端部にはフックボルト孔
3’が上下方向に貫通するように形成されている。さら
に、コンクリート枕木2の裏面側の所定位置には支承弾
性部材5が左右に固定されている。
【0018】本実施の形態によるコンクリート枕木2
は、木製枕木に代えて、鉄道橋梁に用いた時に、橋梁を
構成する橋桁の応力度をできるだけ木製枕木を使用した
場合に近づけるため、軽量コンクリートを用いている。
【0019】本実施の形態のコンクリート枕木2に用い
られる軽量コンクリートは、粗骨材、細骨材ともに軽量
骨材を使用し、またプレストレス法を導入して、ひび割
れや亀裂発生に抵抗できるようにし、通常のコンクリー
トに対して耐力強度を十分に高く、またその圧縮強度も
高いが、単位容積重量が小さいものである。下記の表1
にコンクリートの配合等を示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】上記した表1の実施例1、実施例2は、表
2に示す配合とプレストレス導入時強度によって形成さ
れたものであり、また実施例3〜実施例7は表2の実施
例1の配合により実際に施工したものである。表2にお
いて、実施例1における軽量細骨材Sの重量割合は2
4.7%、軽量粗骨材Gの重量割合は28.6%であ
り、実施例2における軽量細骨材Sの重量割合は26.
5%、軽量粗骨材Gの重量割合は29.1%であった。
【0023】実施例3〜実施例7の軽量コンクリート製
の枕木は、スランプが平均5.7cm、空気量が平均
5.5%で、圧縮強度は1日目(δ1 )で平均465k
gf/cm2 となり、28日経過後(δ28)に平均57
6kgf/cm2 となり、設計基準強度である500k
gf/cm2 を十分上回るものであった。
【0024】一方、このときの実際施工の軽量コンクリ
ート枕木の単位容積重量は平均で1.687kgf/m
3 であった。すなわち、通常のコンクリートの単位重量
が約2.40t/m3 であるのに対し、本実施例の軽量
コンクリートは約1.70t/m3 程度となり、約29
%の軽量化が図れた。
【0025】なお、表1において、TP重量は、キャピ
ング(ペースト)を約2〜3mm含んでいるので、実際
の単位重量は、ペーストの重量(100g)を減らして
計算した値となっている。
【0026】また、実施例2の配合に基づいて、同様の
試験を行ったが、上記した実施例3〜実施例7と略同様
の結果が得られた。
【0027】(第2の実施の形態)図2は第2の実施の
形態を示す鉄道橋梁用軌道構造の概略断面図で、枕木と
しては図1に示す第1の実施の形態の軽量コンクリート
枕木を使用している。
【0028】1は鉄製または鋼製の骨組梁材を組み付け
た橋桁で、該橋桁1の上部にはコンクリート枕木2がフ
ックボルト3を介して固定している。また、コンクリー
ト枕木2上にはレール4が敷設され、公知の締結装置7
によりコンクリート枕木2上に支持固定されている。
【0029】コンクリート枕木2と橋桁1との間には、
ゴム等の低弾性率を有する弾性体から成る耐衝撃性、耐
荷重性を有する支承弾性部材5が配置され、更に、コン
クリート枕木2とレール4との間には低弾性率を有する
弾性体から成る耐衝撃性、耐荷重性を有する軌道パット
弾性部材6が介装されている。
【0030】支承弾性部材5と軌道パット弾性部材6と
は適度の弾性と振動に対する緩衝性とを備えた例えばゴ
ム材等を用い、コンクリート枕木2に作用する衝撃を伴
った荷重を少なくするようにし、且つ騒音の発生を少な
くして周辺への影響を軽減している。
【0031】支承弾性部材5と軌道パット弾性部材6と
のバネ常数は、下記の表3に示す如く、例えば支承弾性
部材5がks =10(表3A)乃至50t/cm(表3
B)の範囲、軌道パット弾性部材6が60t/cm、プ
レストレス圧縮量がΔls =0.2乃至0.04cmの
場合、軌道パット弾性部材6と支承弾性部材5との換算
バネ常数が夫々Kd =30乃至60t/cm(動的状
態)、及びKs =20乃至40t/cm(静的状態)程
度の場合には、レール面の沈下量はδd =1.7乃至
1.0mm(動的状態)及びδs =1.5乃至0.9m
m(静的状態)程度であり、列車走行に支障を生じな
い。また、軌道パット弾性部材6と支承弾性部材5との
換算バネ常数が小さい程、コンクリート枕木2に作用す
るレール4の圧力は小さくなるので、コンクリート枕木
2の設計に対し有利となる。
【0032】
【表3】
【0033】また、軽量コンクリートは通常のコンクリ
ートより傷が付き易い特徴がある。したがって、橋梁用
の枕木として使用する場合にはコンクリート枕木2に圧
接するレール4や鉄製や鋼製の橋桁1の部分には前記し
た支承弾性部材5と軌道パット弾性部材6とが介装され
ることにより全く摩耗の虞がなくなる。
【0034】また、使用中の橋梁の木製枕木を軽量コン
クリート製のコンクリート枕木2に取り替える場合には
鉄製や鋼製の橋桁1の耐力を検討する必要があるが、橋
桁1の設計は蒸気機関車の荷重で行なわれていたが、現
在の電気機関車や電車荷重は前者よりかなり軽量になっ
ているので枕木重量が若干大きくても応力が許容値に収
まる場合が多く利用範囲は広い。
【0035】鉄道橋梁用軌道構造に軽量コンクリート使
用のコンクリート枕木2を採用した荷重と応力に関して
の利点は、下記の表4に示す如く、コンクリート単位容
積重量とコンクリート枕木2の重量、及び橋梁上のコン
クリート枕木2の重量による鋼製の橋桁1の曲げモーメ
ントは、通常のコンクリートよりも小さい。
【0036】軽量コンクリートを使用した場合の方が通
常コンクリートを使用した場合よりも応力で約23kg
/cm2 少なく、許容応力1300kg/cm2 に対し
ては約9%少ない。
【0037】
【表4】
【0038】
【発明の効果】請求項1、2に記載の発明によれば、通
常のコンクリートに比して単位重量に対する軽量化が図
れ、且つ鉄道橋梁用軌道構造を経済的に構成することが
できる。また、ひび割、亀裂の発生に抵抗することがで
き、新設橋梁や既設橋梁の場合の橋桁への応力上の影響
を最小限に抑えることができ、橋桁の安全性を確保する
ことができる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、弾性軌道
パットと弾性支承部材とによりコンクリート枕木に作用
する衝撃を伴った荷重を減少することができ、コンクリ
ート枕木に作用するレール圧力とレール面の沈下量を抑
制することができる。
【0040】また、橋桁の振動や騒音の発生を抑え、周
辺への影響を軽減することができる。
【0041】さらに、コンクリート枕木に圧接するレー
ルや橋桁の部分の摩耗を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示したコンクリー
ト製枕木を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す鉄道橋梁用軌
道構造の断面図。
【符号の説明】
1…橋桁 2…コンクリート枕木 3…フックボルト 3’…フックボルト孔 4…レール 5…支承弾性部材 6…軌道パット弾性部材 7…締結装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮強度が500kgf/cm2 以上で
    あって、単位容積重量が1700kgf/m3 程度であ
    るコンクリート製の鉄道用枕木。
  2. 【請求項2】 請求項1において、骨材として軽量細骨
    材を24重量%〜27重量%、軽量粗骨材を28重量%
    〜30重量%、スランプの範囲が5±1.5cm、空気
    量の範囲が4.5±1.5%である配合により、プレス
    トレス処理により形成されたことを特徴とする鉄道用枕
    木。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の鉄道用枕木上
    に弾性部材で形成された軌道パッドを介してレールを支
    持し、該鉄道用枕木を弾性部材で形成された弾性支承部
    材を介して橋桁に取付けたことを特徴とする鉄道橋梁用
    軌道構造。
JP17627295A 1995-07-12 1995-07-12 鉄道用枕木および鉄道橋梁用軌道構造 Pending JPH0925601A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014014137A1 (ko) * 2012-07-16 2014-01-23 Gwon Dong Hyeon 오지를 위한 레일장치
CN110886148A (zh) * 2019-12-03 2020-03-17 中铁第四勘察设计院集团有限公司 钢桁梁桥的桥面与轨道组合结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014014137A1 (ko) * 2012-07-16 2014-01-23 Gwon Dong Hyeon 오지를 위한 레일장치
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Effective date: 20040803

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Effective date: 20041130

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