JPH09256536A - 大規模建築構造物の屋根構造 - Google Patents

大規模建築構造物の屋根構造

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JPH09256536A
JPH09256536A JP8066885A JP6688596A JPH09256536A JP H09256536 A JPH09256536 A JP H09256536A JP 8066885 A JP8066885 A JP 8066885A JP 6688596 A JP6688596 A JP 6688596A JP H09256536 A JPH09256536 A JP H09256536A
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JP
Japan
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facility
roof structure
event area
roof
scale building
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Withdrawn
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JP8066885A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Miyashita
正毅 宮下
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋内式、屋外式の切替可能で、内部に屋根構造
の収納場所を必要とせず、隣接しても同時使用に支障が
ない大規模建築構造物の屋根構造。 【解決手段】イベントエリア31の周囲に観客スタンド
32が設けられた施設30を対象として、施設30の少
なくともイベントエリア31を覆う屋根構造体40を有
する大規模建築構造物1の屋根構造であって、施設30
を中に挟んで平行に位置する少なくとも一対のレール
7、8と、レール7、8上に走行可能に載置され、施設
30を覆う屋根構造体40とを備えてなり、一対のレー
ル7、8が、施設30の外方に延長して敷設され、屋根
構造体40が、施設30の少なくともイベントエリア3
1を覆う位置から、施設30の外側の位置までの間にお
いて移動可能とされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競技場などの大規
模建築構造物の屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サッカー、野球などの競技場において、
悪天候時にも競技を開催したい、そして、競技中の歓
声、飛球等の外部への影響を抑えたい等の理由から、屋
内式の競技場としたいという要求がある。一方、主とし
てサッカー競技場等では、天然芝の育成に日照が必要で
ある、競技開催中の会場内の雰囲気を盛り上げるため、
自然光を採光したほうがよい等の理由から、屋外式の競
技場にしたいという要求が存在する。従来、この2つの
相反する要求を両立させるためには、屋根を観客席上部
のみ設置するという屋内式、屋外式の折衷方式、もしく
は、開閉式の屋根を構造全体に設置するという屋内式、
屋外式の切り替方式という解決手段がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の屋内
式、屋外式の折衷方式、切り替え方式という、従来取ら
れていた解決手段において、前者の場合には、競技者
が、雨等にさらされることを避け得ず、観客も雨等に影
響を受けるため、競技の開催が天候に左右され、屋内式
という要素が機能していないという問題があった。そし
て、この場合、複数の競技場が隣接して建設された際に
は、競技中の歓声、飛球などが、相互に競技の障害とな
り得るという問題があった。さらに、近年、コスト上の
問題などから、非競技開催時には、競技場をコンサート
ホール、イベント会場等として使用することが考慮され
るようになり、完全な屋内式化が望ましいという要求に
対応できないという問題があった。
【0004】また、後者の場合には、必要に応じて屋内
式、屋外式の切り替えは可能であるが、開閉式の屋根を
収納するスペースが必要なため、競技会場が、100パ
ーセント屋外式化ができない可能性が高い。そして、1
00パーセント屋外式化を可能とするためには、屋根の
収納スペースを会場外部に設けなければならないという
問題があった。また、複数の競技場を隣接してつくる場
合には、コストをなるべく抑えるために、屋根の開閉を
連動させたいという要求があった。
【0005】本発明は、上記の事情を考慮し、屋内式、
屋外式の切り替えが容易にでき、競技場内部に屋根構造
の収納場所を必要とせず、安価で、同時使用に支障がな
い隣接した競技場等建築構造物の屋根構造体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の大規模建
築構造物の屋根構造においては、イベントエリアの周囲
に観客スタンドが設けられた施設を対象として、該施設
の少なくとも前記イベントエリアを覆う屋根構造体を有
する大規模建築構造物の屋根構造であって、前記施設を
中に挟んで平行に位置する少なくとも一対のレールと、
該レール上に走行可能に載置され、前記施設の少なくと
もイベントエリアを覆う前記屋根構造体とを備えてな
り、前記一対のレールが、前記施設の外方に延長して敷
設され、前記屋根構造体が、前記施設の少なくともイベ
ントエリアを覆う位置から、該施設の外側の位置までの
間において移動可能とされていることを特徴とする。こ
の大規模建築構造物の屋根構造体では、屋根構造体がレ
ール上に走行可能として載置されているため、イベント
エリアが開放可能となっている。
【0007】請求項2記載の大規模建築構造物の屋根構
造においては、イベントエリアの周囲に観客スタンドが
設けられた施設が複数隣接して設けられ、それら施設の
少なくとも前記イベントエリアを覆う屋根構造体を有す
る大規模建築構造物の屋根構造であって、前記各施設を
中に挟んで平行に位置する一対のレールと、前記屋根構
造体が一の施設のイベントエリアを覆う位置から該一の
施設を外方へ露出させるよう該一の施設から離れて他の
施設のイベントエリアを覆う位置まで移動可能とされて
いることを特徴とする。この大規模建築構造物の屋根構
造体では、屋根構造体がレール上に走行可能として載置
されているため、屋根構造体が複数の隣接した建築構造
物間を移動可能となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1、図2は、本発明の一実施
の形態を示す図であって、本発明による屋根構造を備え
た大規模建築構造物を示すものである。図において、符
号1は大規模建築構造物である。大規模建築構造物1
は、サッカー場20(一の施設)、野球場30(他の施
設)、および、屋根構造体40から概略構成されてい
る。大規模建築構造物1は、平面視したとき矩形とされ
ており、平面視して正方形のサッカー場20、および平
面視して正方形の野球場30が隣接した構造となってい
る。大規模建築構造物1の周囲には、側壁2、3、4、
5が設置され、サッカー場20と野球場30の境界部分
には、仕切壁6が設置されている。
【0009】サッカー場20には、中央に競技をおこな
うフィールド21(イベントエリア)が設置され、フィ
ールド21の両サイドには観客スタンド22、23が平
行に設置されている。観客スタンド22、23は、図2
に示すように、フィールド21側から外側に向けて客席
位置が高くなるよう傾斜している。フィールド21は、
天然芝で覆われており、サッカーコートが設置されてい
る。
【0010】野球場30には、中央に競技を行うグラン
ド31が設置され、周囲には、観客スタンド32が、略
L字形をなして設置されている。観客スタンド32も、
観客スタンド22と同様に外側に向けて客席位置が高く
なるよう傾斜している。
【0011】大規模建築構造物1の長辺側の両側壁3、
5の上端部には、レール7、8が設けられている。レー
ル7、8上には、屋根構造体40が、レール7、8の延
在方向に移動可能であるよう設置されている。
【0012】図3、図4に示すように、屋根構造体40
は、略直方体とされた上部構造体41に、車輪42、4
2…を備えた構成とされており、車輪42、42…が、
レール7、8上に移動自在に設置されている。上部構造
体41は、トラス梁43、支柱44等の骨組と、屋根板
45、壁板部46から構成されている。ここで、トラス
梁43は、上弦材と下弦材の少なくとも一方の弦材にP
C鋼材を一体に取り付け、このPC鋼材を緊張すること
によりプレストレスを導入したハイブリッド梁構造とさ
れている。図5に示すように、壁板部46には、下方に
突出可能に構成された仕切板47と、仕切板47の収納
部48が設けられている。
【0013】上記の構成において、図6に示すように、
サッカー場20を屋内式施設として使用する場合には、
屋根構造体40は、壁板部46が平面視して側壁2、仕
切壁6と一致する位置にある。この際、図5に示され
た、壁板部46に設置された仕切板47は、壁板部46
と側壁2の間、および壁板部46と仕切壁6の間を閉塞
している。この場合、野球場30は、完全に屋外式施設
となっている。したがって、サッカー場20内部の空間
は、完全に外部から独立している。
【0014】図7に示すように、野球場30を屋内式施
設として使用する場合や、天然芝の育成などのためサッ
カー場20のフィールド21に太陽光線Sを照射したい
場合には、まず、仕切板47を収納部48内に収納す
る。その後、屋根構造体40を車輪42によってレール
7、8上を図7中矢印B方向に移動させる。
【0015】そして、図8に示すように、屋根構造体4
0を、壁板部46が平面視して仕切壁6、側壁4と一致
する位置まで移動して、屋根構造体40を停止する。そ
して、図5に示された、仕切板47を、壁板部46と仕
切板6の間、および壁板部46と側壁4の間を閉塞する
よう、収納部48から下方に突出させる。この場合、サ
ッカー場20は、完全に屋外式施設となっている。した
がって、野球場30内部の空間は、完全に外部から独立
している。
【0016】上述したように、この大規模建築構造物1
の屋根構造においては、屋根構造体40がレール7、8
上を移動可能とされているので、隣接されたサッカー場
20と野球場30の屋外式、屋内式の切り替えが、屋根
構造体40を移動するだけで可能となっている。また、
一方の施設を屋外式としたときには、屋根構造体40は
他方の施設の上方に位置しているため、屋根構造体40
の収納場所を必要としない。したがって、2つの施設の
屋根構造体が共通な構造とされているので、安価に構築
することができる。そして、いずれの場合も、一方の施
設内部の空間が、外部から独立とすることができるの
で、両施設を同時に使用した際にも、歓声、飛球などで
支障がでることがない。
【0017】上記の実施の形態においては、サッカー場
20と、野球場30からなる施設が2つ隣接された場合
である。この発明の構成は、上記の構成のものに限られ
ることなく、例えば、施設がサッカー場20単独の構成
であって、屋根構造体40移動用のレール7、8を施設
(サッカー場20)の外部の方向まで延在させて敷設し
て、施設(サッカー場20)を屋内式で使う場合には屋
根構造体40で覆っておき、開放して使う場合には、屋
根構造体40を施設(サッカー場20)の外側まで移動
させてもよい。また、さらに上記の施設は、3以上でも
よく、各施設間に平行にレールを設置して、その間を屋
根構造体が移動できるように構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の大規模建築構造物の屋根構造に
よれば、施設を中に挟んで平行に位置する少なくとも一
対のレールを、施設の外側まで延在させる、あるいは、
施設間に亙ってレールを平行に敷設し、そのレール上を
屋根構造を移動させるように構成したから、屋内式、屋
外式の切り替えが容易にでき、競技場内部に屋根構造の
収納場所を必要とせず、安価で、隣接した競技場等にお
いても、同時使用に支障がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における大規模建築構造物
の平面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における屋根構造体の側面
図である。
【図4】本発明の実施の形態における屋根構造体の上部
構造の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態における屋根構造体の壁板
部の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態における屋根構造体の移動
を表す模式図である。
【図7】同模式図である。
【図8】同模式図である。
【符号の説明】
1…大規模建築構造物 7、8…レール 20…サッカー場(施設) 21…フィールド(イベントエリア) 22、23…観客スタンド 30…野球場(施設) 31…グランド(イベントエリア) 32…観客スタンド 40…屋根構造体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベントエリアの周囲に観客スタンドが
    設けられた施設を対象として、該施設の少なくとも前記
    イベントエリアを覆う屋根構造体を有する大規模建築構
    造物の屋根構造であって、前記施設を中に挟んで平行に
    位置する少なくとも一対のレールと、該レール上に走行
    可能に載置され、前記施設の少なくともイベントエリア
    を覆う前記屋根構造体とを備えてなり、前記一対のレー
    ルが、前記施設の外方に延長して敷設され、前記屋根構
    造体が、前記施設の少なくともイベントエリアを覆う位
    置から、該施設の外側の位置までの間において移動可能
    とされていることを特徴とする大規模建築構造物の屋根
    構造。
  2. 【請求項2】 イベントエリアの周囲に観客スタンドが
    設けられた施設が複数隣接して設けられ、それら施設の
    少なくとも前記イベントエリアを覆う屋根構造体を有す
    る大規模建築構造物の屋根構造であって、前記各施設を
    中に挟んで平行に位置する一対のレールと、前記屋根構
    造体が一の施設のイベントエリアを覆う位置から該一の
    施設を外方へ露出させるよう該一の施設から離れて他の
    施設のイベントエリアを覆う位置まで移動可能とされて
    いることを特徴とする大規模建築構造物の屋根構造体。
JP8066885A 1996-03-22 1996-03-22 大規模建築構造物の屋根構造 Withdrawn JPH09256536A (ja)

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JPH09256536A true JPH09256536A (ja) 1997-09-30

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JP8066885A Withdrawn JPH09256536A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 大規模建築構造物の屋根構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018172934A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 Jsc株式会社 アリーナ及びアリーナの施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018172934A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 Jsc株式会社 アリーナ及びアリーナの施工方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20030603