JPH09256970A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH09256970A JPH09256970A JP8068199A JP6819996A JPH09256970A JP H09256970 A JPH09256970 A JP H09256970A JP 8068199 A JP8068199 A JP 8068199A JP 6819996 A JP6819996 A JP 6819996A JP H09256970 A JPH09256970 A JP H09256970A
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- JP
- Japan
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- container
- low pressure
- plate
- container body
- peripheral surface
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/10—Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
- F01C21/102—Adjustment of the interstices between moving and fixed parts of the machine by means other than fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/30—Casings or housings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一定以上のシール状態でシール箇所を仕切る
ことができ、しかも組み立て性を改善することのできる
スクロール圧縮機を提供すること。 【解決手段】 容器本体9aと、容器本体9aの筒開口
に溶接により封着される容器蓋体9bと、容器本体9a
内に径方向および軸回り方向の動きを拘束された状態
で、かつ軸方向には微小変位可能な状態で配置され板状
渦巻歯を有する固定スクロールと、板状渦巻歯を有し固
定スクロールとともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて
圧縮室を形成する揺動スクロールと、溶接後に収縮する
容器本体9a内に設けられ密閉容器内の空間を吸込側の
低圧空間31と吐出側の高圧空間30とに仕切る高低圧
セパレーター4と、容器本体9aの低圧側の内周面に固
定され揺動スクロールを摺動自在に支持するフレーム3
とを備えているスクロール圧縮機において、高低圧セパ
レーター4の外周面に全周にわたって切欠かれた第1の
段部4eを設け、溶接後に収縮する容器本体9aの内周
面と第1の段部4eの先端面との間で高圧空間30と低
圧空間31とを仕切る構成にされている。
ことができ、しかも組み立て性を改善することのできる
スクロール圧縮機を提供すること。 【解決手段】 容器本体9aと、容器本体9aの筒開口
に溶接により封着される容器蓋体9bと、容器本体9a
内に径方向および軸回り方向の動きを拘束された状態
で、かつ軸方向には微小変位可能な状態で配置され板状
渦巻歯を有する固定スクロールと、板状渦巻歯を有し固
定スクロールとともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて
圧縮室を形成する揺動スクロールと、溶接後に収縮する
容器本体9a内に設けられ密閉容器内の空間を吸込側の
低圧空間31と吐出側の高圧空間30とに仕切る高低圧
セパレーター4と、容器本体9aの低圧側の内周面に固
定され揺動スクロールを摺動自在に支持するフレーム3
とを備えているスクロール圧縮機において、高低圧セパ
レーター4の外周面に全周にわたって切欠かれた第1の
段部4eを設け、溶接後に収縮する容器本体9aの内周
面と第1の段部4eの先端面との間で高圧空間30と低
圧空間31とを仕切る構成にされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば空気調和
機、冷凍機などに用いられるスクロール圧縮機に関する
ものである。
機、冷凍機などに用いられるスクロール圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は特開昭63−80088号公報
に開示された従来のスクロール圧縮機の縦断面図であ
る。図10において、1は固定スクロールであり、その
片側(下側)の面には板状渦巻歯1aが形成されてい
る。また、板状渦巻歯1aと反対側(上側)の面には、
中空円筒状の凸部が形成されており、その凸部の外周面
には高圧空間と低圧空間とを仕切るシール材10Aを収
納する溝が形成されている。2は揺動スクロールであ
り、その片側(上側)の面には板状渦巻歯2aが形成さ
れており、また反対側(下側)の面には主軸8から駆動
力を受けるボス部2bが突設されている。3はフレーム
であり、その外周部は容器本体9aに固着されており、
上端面は高低圧セパレーター4に固定されている。ま
た、フレーム3は、揺動スクロール2のスラスト負荷を
支持するとともに、主軸8をラジアル方向に支持する。
12は板バネであり、複数個のボルト用キリ穴が設けら
れている。板バネ12は、その中央側の2箇所のキリ穴
にボルトが挿入され、フレーム3の上端面に固定されて
いる。これによって、固定スクロール1は、フレーム3
に対し、板バネ12により軸方向に弾性連結されて微小
変位可能となってはいるものの、ラジアル方向並びに軸
回りの回転方向には基本的には固定連結されることにな
る。ちなみに、板バネ12は固定スクロール1の反渦巻
側の端面に係合されている。また、高低圧セパレーター
4は、フレーム3に対して位置決めされることなく容器
本体9aの内周面に全周溶接されている。また、図11
および図12に示したように、吐出空間17と圧縮途中
のガスを導いた中間圧空隙部4aが、高低圧セパレータ
ー4と固定スクロール1の台板部1bとの間で形成され
ているものもある。
に開示された従来のスクロール圧縮機の縦断面図であ
る。図10において、1は固定スクロールであり、その
片側(下側)の面には板状渦巻歯1aが形成されてい
る。また、板状渦巻歯1aと反対側(上側)の面には、
中空円筒状の凸部が形成されており、その凸部の外周面
には高圧空間と低圧空間とを仕切るシール材10Aを収
納する溝が形成されている。2は揺動スクロールであ
り、その片側(上側)の面には板状渦巻歯2aが形成さ
れており、また反対側(下側)の面には主軸8から駆動
力を受けるボス部2bが突設されている。3はフレーム
であり、その外周部は容器本体9aに固着されており、
上端面は高低圧セパレーター4に固定されている。ま
た、フレーム3は、揺動スクロール2のスラスト負荷を
支持するとともに、主軸8をラジアル方向に支持する。
12は板バネであり、複数個のボルト用キリ穴が設けら
れている。板バネ12は、その中央側の2箇所のキリ穴
にボルトが挿入され、フレーム3の上端面に固定されて
いる。これによって、固定スクロール1は、フレーム3
に対し、板バネ12により軸方向に弾性連結されて微小
変位可能となってはいるものの、ラジアル方向並びに軸
回りの回転方向には基本的には固定連結されることにな
る。ちなみに、板バネ12は固定スクロール1の反渦巻
側の端面に係合されている。また、高低圧セパレーター
4は、フレーム3に対して位置決めされることなく容器
本体9aの内周面に全周溶接されている。また、図11
および図12に示したように、吐出空間17と圧縮途中
のガスを導いた中間圧空隙部4aが、高低圧セパレータ
ー4と固定スクロール1の台板部1bとの間で形成され
ているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10に示したような
従来のスクロール圧縮機では、吐出空間(高圧空間)と
吸入空間(低圧空間)とを仕切る高低圧セパレーター4
が、容器本体9aと容器蓋体9bとに動じ溶接されてい
る。このため、高低圧セパレーター4と容器本体9aと
容器蓋体9bを隙間なく高精度に嵌合されなければ、同
時溶接時に気密不良を生じるため、これらの嵌合部につ
いて高い加工精度が要求される。
従来のスクロール圧縮機では、吐出空間(高圧空間)と
吸入空間(低圧空間)とを仕切る高低圧セパレーター4
が、容器本体9aと容器蓋体9bとに動じ溶接されてい
る。このため、高低圧セパレーター4と容器本体9aと
容器蓋体9bを隙間なく高精度に嵌合されなければ、同
時溶接時に気密不良を生じるため、これらの嵌合部につ
いて高い加工精度が要求される。
【0004】この発明は、上述の問題点を解消するため
に成されたものであって、一定以上のシール状態でシー
ル箇所を仕切ることができ、しかも組立性を改善するこ
とのできるスクロール圧縮機の提供を目的とする。
に成されたものであって、一定以上のシール状態でシー
ル箇所を仕切ることができ、しかも組立性を改善するこ
とのできるスクロール圧縮機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、この発明に係るスクロール圧縮機は、筒状の容器
本体と、容器本体の筒開口に溶接により封着されて容器
本体とともに密閉容器を構成する容器蓋体と、容器本体
内に径方向および軸回り方向の動きを拘束された状態
で、かつ軸方向には微小変位可能な状態で配置され板状
渦巻歯を有する固定スクロールと、板状渦巻歯を有し固
定スクロールとともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて
圧縮室を形成する揺動スクロールと、溶接後に収縮する
容器本体内に設けられ密閉容器内の空間を吸込側の低圧
空間と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーター
と、容器本体の低圧側の内周面に固定され揺動スクロー
ルを摺動自在に支持するフレームとを備えていることを
前提構成とするスクロール圧縮機において、高低圧セパ
レーターの外周面に全周にわたって切欠かれた第1の段
部を設け、溶接後に収縮する容器本体の内周面と第1の
段部の先端面との間で高圧空間と低圧空間とを仕切る構
成にされている。
めに、この発明に係るスクロール圧縮機は、筒状の容器
本体と、容器本体の筒開口に溶接により封着されて容器
本体とともに密閉容器を構成する容器蓋体と、容器本体
内に径方向および軸回り方向の動きを拘束された状態
で、かつ軸方向には微小変位可能な状態で配置され板状
渦巻歯を有する固定スクロールと、板状渦巻歯を有し固
定スクロールとともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて
圧縮室を形成する揺動スクロールと、溶接後に収縮する
容器本体内に設けられ密閉容器内の空間を吸込側の低圧
空間と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーター
と、容器本体の低圧側の内周面に固定され揺動スクロー
ルを摺動自在に支持するフレームとを備えていることを
前提構成とするスクロール圧縮機において、高低圧セパ
レーターの外周面に全周にわたって切欠かれた第1の段
部を設け、溶接後に収縮する容器本体の内周面と第1の
段部の先端面との間で高圧空間と低圧空間とを仕切る構
成にされている。
【0006】また、上述の前提構成において、高低圧セ
パレーターと対面する位置の容器本体の内周面に、全周
にわたって切欠かれた第2の段部を設け、溶接後に収縮
する容器本体の第2の段部の先端面と高低圧セパレータ
ーの外周面との間で高圧空間と低圧空間とを仕切る構成
としたものである。
パレーターと対面する位置の容器本体の内周面に、全周
にわたって切欠かれた第2の段部を設け、溶接後に収縮
する容器本体の第2の段部の先端面と高低圧セパレータ
ーの外周面との間で高圧空間と低圧空間とを仕切る構成
としたものである。
【0007】また、上述の前提構成において、高低圧セ
パレーターと対面する位置の容器本体の内周面に、径方
向内向きに突出するリング状突部を全周にわたって設
け、溶接後に収縮する容器本体のリング状突部の先端面
と高低圧セパレーターの外周面との間で高圧空間と低圧
空間とを仕切る構成としたものである。
パレーターと対面する位置の容器本体の内周面に、径方
向内向きに突出するリング状突部を全周にわたって設
け、溶接後に収縮する容器本体のリング状突部の先端面
と高低圧セパレーターの外周面との間で高圧空間と低圧
空間とを仕切る構成としたものである。
【0008】また、上述の前提構成において、高低圧セ
パレーターの外周面に全周にわたる周溝部を形成し、高
低圧セパレーターの外周面から外向きに突出する径の第
1のリング状弾性部材を周溝部に装着し、溶接後に収縮
する容器本体の内周面と第1のリング状弾性部材の外周
面との間で高圧空間と低圧空間とを仕切る構成としたも
のである。
パレーターの外周面に全周にわたる周溝部を形成し、高
低圧セパレーターの外周面から外向きに突出する径の第
1のリング状弾性部材を周溝部に装着し、溶接後に収縮
する容器本体の内周面と第1のリング状弾性部材の外周
面との間で高圧空間と低圧空間とを仕切る構成としたも
のである。
【0009】また、上述の前提構成において、高低圧セ
パレーターに当該外周面から外向きに突出する径の第2
のリング状弾性部材を固着し、溶接後に収縮する容器本
体の内周面と第2のリング状弾性部材の外周面との間で
高圧空間と低圧空間とを仕切る構成としたものである。
パレーターに当該外周面から外向きに突出する径の第2
のリング状弾性部材を固着し、溶接後に収縮する容器本
体の内周面と第2のリング状弾性部材の外周面との間で
高圧空間と低圧空間とを仕切る構成としたものである。
【0010】また、上述の前提構成において、高低圧セ
パレーターの片面を密封状に被う第1の高圧チャンバー
を容器蓋体内に一体に連結して設け、高低圧セパレータ
ーと第1の高圧チャンバーとに囲まれた空間を高圧空間
とする構成としたものである。
パレーターの片面を密封状に被う第1の高圧チャンバー
を容器蓋体内に一体に連結して設け、高低圧セパレータ
ーと第1の高圧チャンバーとに囲まれた空間を高圧空間
とする構成としたものである。
【0011】また、上述の前提構成において、密閉容器
とは別個独立に構成され、かつ、高低圧セパレーターの
片面を密封状に被う第2の高圧チャンバーを密閉容器内
に配備し、高低圧セパレーターと第2の高圧チャンバー
とに囲まれた空間を高圧空間とする構成としたものであ
る。
とは別個独立に構成され、かつ、高低圧セパレーターの
片面を密封状に被う第2の高圧チャンバーを密閉容器内
に配備し、高低圧セパレーターと第2の高圧チャンバー
とに囲まれた空間を高圧空間とする構成としたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 発明の実施の形態1.図1は実施の形態1によるスクロ
ール圧縮機を示した縦断面図である。図1において、1
は固定スクロールであり、その片側(下側)の面には板
状渦巻歯1aが形成されている。また、円筒形状である
台板部1bの外周1cに台板部中心を対称として扇状突
設部1eが設けられている。扇状突設部1eには台板部
1bと同心状にボルト穴(図示せず)が設けられてお
り、ボルト16により板バネ13を固定するようになっ
ている。更に、固定スクロール1の台板部1bには連絡
路1dが設けられており、圧縮途中のガス(中間圧)
を、固定スクロール1の台板部1bと高低圧セパレータ
ー4と第1、第2のシールリング10、11とによって
形成される中間圧空隙部4aに導いている。2は揺動ス
クロールであり、その片側(上側)の面には板状渦巻歯
2aが形成されており、また反対側(下側)の面には主
軸8と嵌合して主軸8から駆動力を受けるボス部2bが
突設されている。この揺動スクロール2は、固定スクロ
ール1とともに互いの板状渦巻歯1a,2aを組み合わ
せて圧縮室Pを形成するようになっている。3はフレー
ムであり、その外周部は密閉容器9の低圧側の内周面に
固着されており、その上端面は高低圧セパレーター4と
ボルト締結されている。また、フレーム3は、揺動スク
ロール2のスラスト負荷を支持するとともに、主軸8を
ラジアル方向に支持する。17はスペーサーであり、板
バネ13を介して固定スクロール1をフレーム3に支持
するとともに、中間圧空隙部4aの軸方向寸法を高低圧
セパレーター4と当接させて調節している。尚、スペー
サー17は、軸方向寸法の調節のために厚さの異なる数
種類のものが用意される。また、このスペーサー17は
高低圧セパレーター4にネジ等により締結されても良い
し、高低圧セパレーター4と一体的に形成されても構わ
ない。高低圧セパレーター4には、下方に高圧空間30
と中間圧空隙部4aとを仕切る第1のシールリング1
0、及び中間圧空隙部4aと低圧空間31とを仕切る第
2のシールリング11を収納するリング溝(符号付け省
略)がそれぞれ形成されている。これらの第1、第2の
シールリング10,11とリング溝により、それぞれ第
1、第2のシール部が構成されている。7はオルダム継
ぎ手であり、揺動スクロール2の自転を拘束するととも
に揺動スクロール2のとフレーム3との回転方向の位相
決めを行っている。8は主軸であり、揺動スクロール2
を駆動するトルクを電動機Mから与えられるようになっ
ている。9aは筒状の容器本体、9bは容器本体9aの
上面筒開口に溶接により封着されて容器本体9aととも
に密閉容器9を構成する容器蓋体である。尚、固定スク
ロール1は、容器本体9a内に径方向および軸回り方向
の動きを拘束された状態で、かつ軸方向には微小変位可
能な状態で配置されている。
に基づいて説明する。 発明の実施の形態1.図1は実施の形態1によるスクロ
ール圧縮機を示した縦断面図である。図1において、1
は固定スクロールであり、その片側(下側)の面には板
状渦巻歯1aが形成されている。また、円筒形状である
台板部1bの外周1cに台板部中心を対称として扇状突
設部1eが設けられている。扇状突設部1eには台板部
1bと同心状にボルト穴(図示せず)が設けられてお
り、ボルト16により板バネ13を固定するようになっ
ている。更に、固定スクロール1の台板部1bには連絡
路1dが設けられており、圧縮途中のガス(中間圧)
を、固定スクロール1の台板部1bと高低圧セパレータ
ー4と第1、第2のシールリング10、11とによって
形成される中間圧空隙部4aに導いている。2は揺動ス
クロールであり、その片側(上側)の面には板状渦巻歯
2aが形成されており、また反対側(下側)の面には主
軸8と嵌合して主軸8から駆動力を受けるボス部2bが
突設されている。この揺動スクロール2は、固定スクロ
ール1とともに互いの板状渦巻歯1a,2aを組み合わ
せて圧縮室Pを形成するようになっている。3はフレー
ムであり、その外周部は密閉容器9の低圧側の内周面に
固着されており、その上端面は高低圧セパレーター4と
ボルト締結されている。また、フレーム3は、揺動スク
ロール2のスラスト負荷を支持するとともに、主軸8を
ラジアル方向に支持する。17はスペーサーであり、板
バネ13を介して固定スクロール1をフレーム3に支持
するとともに、中間圧空隙部4aの軸方向寸法を高低圧
セパレーター4と当接させて調節している。尚、スペー
サー17は、軸方向寸法の調節のために厚さの異なる数
種類のものが用意される。また、このスペーサー17は
高低圧セパレーター4にネジ等により締結されても良い
し、高低圧セパレーター4と一体的に形成されても構わ
ない。高低圧セパレーター4には、下方に高圧空間30
と中間圧空隙部4aとを仕切る第1のシールリング1
0、及び中間圧空隙部4aと低圧空間31とを仕切る第
2のシールリング11を収納するリング溝(符号付け省
略)がそれぞれ形成されている。これらの第1、第2の
シールリング10,11とリング溝により、それぞれ第
1、第2のシール部が構成されている。7はオルダム継
ぎ手であり、揺動スクロール2の自転を拘束するととも
に揺動スクロール2のとフレーム3との回転方向の位相
決めを行っている。8は主軸であり、揺動スクロール2
を駆動するトルクを電動機Mから与えられるようになっ
ている。9aは筒状の容器本体、9bは容器本体9aの
上面筒開口に溶接により封着されて容器本体9aととも
に密閉容器9を構成する容器蓋体である。尚、固定スク
ロール1は、容器本体9a内に径方向および軸回り方向
の動きを拘束された状態で、かつ軸方向には微小変位可
能な状態で配置されている。
【0013】引き続き、この実施の形態1によるスクロ
ール圧縮機の動作に付いて説明する。まず、密閉容器9
内に導入されたガスは、固定スクロール1と揺動スクロ
ール2の板状渦巻歯1aならびに2aにより形成される
圧縮室Pに取り込まれ、揺動スクロール2の旋回による
圧縮室体積の減少によって圧縮され、吐出口1eから吐
出される。同時にまた、この過程において圧縮途中のガ
スを連絡路1dから中間空隙部4aに導き、固定スクロ
ール1を揺動スクロール2に押さえ付けるように作用さ
せる。一方で、液圧縮等が生じた場合、固定スクロール
1と揺動スクロール2の板状渦巻歯1a,2aにより形
成される圧縮室P内の圧力が異常な高圧となり、中間空
隙部4a内の圧力によって固定スクロール1を揺動スク
ロール2に向けて押さえ付ける力(下方向の力)よりも
圧縮室P内の圧力によって固定スクロール1を上方に押
し上げる力(上方向の力)の方が勝り、固定スクロール
1を上方へ押し上げる。この結果、圧縮室P内の圧力は
低圧空間31に解放され、板状渦巻歯等の破損を防ぐよ
うになっている。
ール圧縮機の動作に付いて説明する。まず、密閉容器9
内に導入されたガスは、固定スクロール1と揺動スクロ
ール2の板状渦巻歯1aならびに2aにより形成される
圧縮室Pに取り込まれ、揺動スクロール2の旋回による
圧縮室体積の減少によって圧縮され、吐出口1eから吐
出される。同時にまた、この過程において圧縮途中のガ
スを連絡路1dから中間空隙部4aに導き、固定スクロ
ール1を揺動スクロール2に押さえ付けるように作用さ
せる。一方で、液圧縮等が生じた場合、固定スクロール
1と揺動スクロール2の板状渦巻歯1a,2aにより形
成される圧縮室P内の圧力が異常な高圧となり、中間空
隙部4a内の圧力によって固定スクロール1を揺動スク
ロール2に向けて押さえ付ける力(下方向の力)よりも
圧縮室P内の圧力によって固定スクロール1を上方に押
し上げる力(上方向の力)の方が勝り、固定スクロール
1を上方へ押し上げる。この結果、圧縮室P内の圧力は
低圧空間31に解放され、板状渦巻歯等の破損を防ぐよ
うになっている。
【0014】上記のように構成されるスクロール圧縮機
において、図2に、高低圧セパレーター4と容器本体9
aと容器蓋体9bとの配置を示す。高低圧セパレーター
4の外周面に全周にわたって切欠かれた第1の段部4e
が設けられている。そこで、溶接後に収縮する容器本体
9aの内周面と第1の段部4eの先端面との間で高圧空
間30と低圧空間31とを仕切る構成にされている。こ
のスクロール圧縮機を組み立てるにあたって、高低圧セ
パレーター4は、スペーサー17を介してフレーム3に
ボルト(図示せず)により固定され、高低圧セパレータ
ー4の第1の段部4eが密閉容器溶接後の容器本体9a
の径方向収縮により容器本体9aの内周面に密着し、吐
出側の高圧空間30と吸込側の低圧空間31とを仕切っ
てシールする。また、溶接後の容器本体9aの径方向収
縮量は、密閉容器溶接部9eに近い程大きいため、高低
圧セパレーター4の第1の段部4eの位置を適正にする
ことにより、容器本体9aの高低圧セパレーター4への
過度の密着による高低圧セパレーター4の変形を防ぎ、
中間空隙部4aや第1、第2のシールリング10,11
の動作を確保することができる。同時に、第1の段部4
eの切り欠かれた部分の存在によって、高低圧セパレー
ター4の外周と容器本体9aとの隙間を適度に確保する
ことで、高低圧セパレーター4のフレーム3への組立性
を向上させることができる。
において、図2に、高低圧セパレーター4と容器本体9
aと容器蓋体9bとの配置を示す。高低圧セパレーター
4の外周面に全周にわたって切欠かれた第1の段部4e
が設けられている。そこで、溶接後に収縮する容器本体
9aの内周面と第1の段部4eの先端面との間で高圧空
間30と低圧空間31とを仕切る構成にされている。こ
のスクロール圧縮機を組み立てるにあたって、高低圧セ
パレーター4は、スペーサー17を介してフレーム3に
ボルト(図示せず)により固定され、高低圧セパレータ
ー4の第1の段部4eが密閉容器溶接後の容器本体9a
の径方向収縮により容器本体9aの内周面に密着し、吐
出側の高圧空間30と吸込側の低圧空間31とを仕切っ
てシールする。また、溶接後の容器本体9aの径方向収
縮量は、密閉容器溶接部9eに近い程大きいため、高低
圧セパレーター4の第1の段部4eの位置を適正にする
ことにより、容器本体9aの高低圧セパレーター4への
過度の密着による高低圧セパレーター4の変形を防ぎ、
中間空隙部4aや第1、第2のシールリング10,11
の動作を確保することができる。同時に、第1の段部4
eの切り欠かれた部分の存在によって、高低圧セパレー
ター4の外周と容器本体9aとの隙間を適度に確保する
ことで、高低圧セパレーター4のフレーム3への組立性
を向上させることができる。
【0015】発明の実施の形態2.図3は実施の形態2
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、高低圧セパレーター4と対面
する位置の容器本体9aの内周面に、全周にわたって切
欠かれた第2の段部9cが設けられている。高低圧セパ
レーター4は、スペーサー17を介してフレーム3にボ
ルト(図示せず)で固定される。そして、密閉容器溶接
後の容器本体9aの径方向収縮により容器本体9aの第
2の段部9cの先端面が高低圧セパレーター4の外周面
に密着し、高圧空間30と低圧空間31とを仕切ってシ
ールする。この実施の形態2においては、溶接後の容器
本体9aの径方向収縮量が密閉容器溶接部9eに近い程
大きいため、第2の段部9cの位置を適正にすることに
より容器本体9aの高低圧セパレーター4への過度の密
着による高低圧セパレーター4の変形を防ぎ、中間空隙
部4aや第1、第2のシールリング10,11の動作を
確保することができる。同時に、第2の段部9cの切り
欠かれた部分の存在によって、高低圧セパレーター4の
外周面と容器本体9aとの隙間を適度に確保することが
できるので、高低圧セパレーター4のフレーム3への組
立性を向上させることができる。また、容器本体9aの
第2の段部9cが高低圧セパレーター4の外周面に密着
するため、密閉容器溶接後の容器本体9aの縦方向の収
縮(下方向の収縮)があっても、第2の段部9cが高低
圧セパレーター4の外周面を滑るため、縦方向収縮によ
る高低圧セパレーター4の変形を防ぐこともできる。
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、高低圧セパレーター4と対面
する位置の容器本体9aの内周面に、全周にわたって切
欠かれた第2の段部9cが設けられている。高低圧セパ
レーター4は、スペーサー17を介してフレーム3にボ
ルト(図示せず)で固定される。そして、密閉容器溶接
後の容器本体9aの径方向収縮により容器本体9aの第
2の段部9cの先端面が高低圧セパレーター4の外周面
に密着し、高圧空間30と低圧空間31とを仕切ってシ
ールする。この実施の形態2においては、溶接後の容器
本体9aの径方向収縮量が密閉容器溶接部9eに近い程
大きいため、第2の段部9cの位置を適正にすることに
より容器本体9aの高低圧セパレーター4への過度の密
着による高低圧セパレーター4の変形を防ぎ、中間空隙
部4aや第1、第2のシールリング10,11の動作を
確保することができる。同時に、第2の段部9cの切り
欠かれた部分の存在によって、高低圧セパレーター4の
外周面と容器本体9aとの隙間を適度に確保することが
できるので、高低圧セパレーター4のフレーム3への組
立性を向上させることができる。また、容器本体9aの
第2の段部9cが高低圧セパレーター4の外周面に密着
するため、密閉容器溶接後の容器本体9aの縦方向の収
縮(下方向の収縮)があっても、第2の段部9cが高低
圧セパレーター4の外周面を滑るため、縦方向収縮によ
る高低圧セパレーター4の変形を防ぐこともできる。
【0016】発明の実施の形態3.図4は実施の形態3
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、高低圧セパレーター4と対面
する位置の容器本体9aの内周面に、径方向内向きに突
出するリング上突部9dが全周にわたって設けられてい
る。高低圧セパレーター4は、スペーサー17を介して
フレーム3にボルト(図示せず)で固定される。そし
て、密閉容器溶接後の容器本体9aの径方向収縮によ
り、容器本体9a側のリング上突部9dの先端面が高低
圧セパレーター4の外周面に密着し、高圧空間30と低
圧空間31とを仕切ってシールする。この実施の形態3
においては、溶接後の容器本体9aの径方向収縮量が密
閉容器溶接部9eに近い程大きいため、リング状突部9
dの位置を適正にすることにより、容器本体9aの高低
圧セパレーター4への過度の密着による高低圧セパレー
ター4の変形を防ぎ、中間空隙部4aや第1、第2のシ
ールリング10,11の動作を確保することができる。
同時に、リング状突部9d上下の切り欠かれた部分の存
在によって、高低圧セパレーター4の外周面と容器本体
9aとの隙間を適度に確保することで、高低圧セパレー
ター4のフレーム3への組立性を向上させることができ
る。また、剛性が弱い容器本体9aのリング状突部9d
が高低圧セパレーター4の外周面に密着するため、密閉
容器溶接後の容器本体9aの縦方向収縮(下方向収縮)
に対し、リング状突部9dが高低圧セパレーター4の外
周面を滑べるため、縦方向収縮による高低圧セパレータ
ー4の変形を防ぐこともできる。
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、高低圧セパレーター4と対面
する位置の容器本体9aの内周面に、径方向内向きに突
出するリング上突部9dが全周にわたって設けられてい
る。高低圧セパレーター4は、スペーサー17を介して
フレーム3にボルト(図示せず)で固定される。そし
て、密閉容器溶接後の容器本体9aの径方向収縮によ
り、容器本体9a側のリング上突部9dの先端面が高低
圧セパレーター4の外周面に密着し、高圧空間30と低
圧空間31とを仕切ってシールする。この実施の形態3
においては、溶接後の容器本体9aの径方向収縮量が密
閉容器溶接部9eに近い程大きいため、リング状突部9
dの位置を適正にすることにより、容器本体9aの高低
圧セパレーター4への過度の密着による高低圧セパレー
ター4の変形を防ぎ、中間空隙部4aや第1、第2のシ
ールリング10,11の動作を確保することができる。
同時に、リング状突部9d上下の切り欠かれた部分の存
在によって、高低圧セパレーター4の外周面と容器本体
9aとの隙間を適度に確保することで、高低圧セパレー
ター4のフレーム3への組立性を向上させることができ
る。また、剛性が弱い容器本体9aのリング状突部9d
が高低圧セパレーター4の外周面に密着するため、密閉
容器溶接後の容器本体9aの縦方向収縮(下方向収縮)
に対し、リング状突部9dが高低圧セパレーター4の外
周面を滑べるため、縦方向収縮による高低圧セパレータ
ー4の変形を防ぐこともできる。
【0017】発明の実施の形態4.図5は実施の形態1
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、高低圧セパレーター4の外周
面に周溝部20aが全周にわたって形成されている。ま
た、第1のリング状弾性部材20が、高低圧セパレータ
ー4の外周面から外向きに突出する径に形成され、周溝
部20a内に装着されている。高低圧セパレーター4
は、スペーサー17を介してフレーム3にボルト(図示
せず)で固定される。そして、密閉容器溶接後の容器本
体9aの径方向収縮により、容器本体9aの内周面が第
1のリング状弾性部材20の外周面に密着することで、
高圧空間30と低圧空間31とを仕切ってシールする。
この実施の形態4においては、第1のリング状弾性部材
20を用いているため、溶接後の容器本体9aの過剰な
径方向並びに縦方向の収縮が第1のリング状弾性部材2
0により十分に吸収されるので、高低圧セパレーター4
の変形を防ぎ、中間空隙部4aや第1、第2のシールリ
ング10,11の動作を確保することができる。同様の
効果は、リング状弾性部材を容器本体9a側に設けた周
溝部(図示せず)内に収め、高低圧セパレーター4の外
周面との間でシールを行う場合にも得られる。
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、高低圧セパレーター4の外周
面に周溝部20aが全周にわたって形成されている。ま
た、第1のリング状弾性部材20が、高低圧セパレータ
ー4の外周面から外向きに突出する径に形成され、周溝
部20a内に装着されている。高低圧セパレーター4
は、スペーサー17を介してフレーム3にボルト(図示
せず)で固定される。そして、密閉容器溶接後の容器本
体9aの径方向収縮により、容器本体9aの内周面が第
1のリング状弾性部材20の外周面に密着することで、
高圧空間30と低圧空間31とを仕切ってシールする。
この実施の形態4においては、第1のリング状弾性部材
20を用いているため、溶接後の容器本体9aの過剰な
径方向並びに縦方向の収縮が第1のリング状弾性部材2
0により十分に吸収されるので、高低圧セパレーター4
の変形を防ぎ、中間空隙部4aや第1、第2のシールリ
ング10,11の動作を確保することができる。同様の
効果は、リング状弾性部材を容器本体9a側に設けた周
溝部(図示せず)内に収め、高低圧セパレーター4の外
周面との間でシールを行う場合にも得られる。
【0018】発明の実施の形態5.図6は実施の形態5
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、第2のリング状弾性部材21
が高低圧セパレーター4の外周面から外向きに突出する
径の大きさに形成されたものであって、高低圧セパレー
ター4の外周上面に固設されている。高低圧セパレータ
ー4は、スペーサー17を介してフレーム3にボルト
(図示せず)で固定される。また、環状に形成された第
2のリング状弾性部材21が高低圧セパレーター4外周
部上面に同心円状にボルト22によって取りつけられて
おり、密閉容器溶接後の容器本体9aの径方向収縮によ
り容器本体9aの内周面が第2のリング状弾性部材21
の外周面に密着することで、高圧空間30と低圧空間3
1とを仕切ってシールする。この実施の形態5において
は、第2のリング状弾性部材21を用いているため、溶
接後の容器本体9aの過剰な径方向並びに縦方向の収縮
は第2のリング状弾性部材21により十分に吸収される
ので、高低圧セパレーター4の変形を防ぎ、中間空隙部
4aや第1、第2のシールリング10,11の動作を確
保することができる。
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4と容
器本体9aと容器蓋体9bとの配置を示した図である。
この実施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成
は、図1に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同
様である。ここでは特に、第2のリング状弾性部材21
が高低圧セパレーター4の外周面から外向きに突出する
径の大きさに形成されたものであって、高低圧セパレー
ター4の外周上面に固設されている。高低圧セパレータ
ー4は、スペーサー17を介してフレーム3にボルト
(図示せず)で固定される。また、環状に形成された第
2のリング状弾性部材21が高低圧セパレーター4外周
部上面に同心円状にボルト22によって取りつけられて
おり、密閉容器溶接後の容器本体9aの径方向収縮によ
り容器本体9aの内周面が第2のリング状弾性部材21
の外周面に密着することで、高圧空間30と低圧空間3
1とを仕切ってシールする。この実施の形態5において
は、第2のリング状弾性部材21を用いているため、溶
接後の容器本体9aの過剰な径方向並びに縦方向の収縮
は第2のリング状弾性部材21により十分に吸収される
ので、高低圧セパレーター4の変形を防ぎ、中間空隙部
4aや第1、第2のシールリング10,11の動作を確
保することができる。
【0019】発明の実施の形態6.図7は実施の形態6
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4、容
器本体9a、容器蓋体9b、並びに容器蓋体9bと一体
の第1の高圧チャンバー9fを示した図である。この実
施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成は、図1
に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同様であ
る。ここでは特に、高低圧セパレーター4の片面を密封
状に被う第1の高圧チャンバー9fが、容器蓋体9bの
内面に一体に連結して設けられている。高低圧セパレー
ター4は、スペーサー17を介してフレーム3にボルト
(図示せず)で固定される。また、高低圧セパレーター
4の上部には円筒部4fが上向きに突出して形成されて
おり、この円筒部4fと、その外周に設けられた円溝部
(図示せず)に収納されているシール材23と、第1の
高圧チャンバー9fとにより、高圧空間30が形成され
ている。このように構成したので、スクロール圧縮機の
組立性を向上させることができる。また、第1の高圧チ
ャンバー9fと高低圧セパレーター4とに囲まれた空間
により高圧空間30を形成するようにしたので、低圧空
間31と高圧空間30を仕切ることができる。殊に、容
器本体9aと高低圧セパレーター4とは直に接触してい
ないため、溶接後に容器本体9aが収縮変形しても高低
圧セパレーター4が変形することはない。
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4、容
器本体9a、容器蓋体9b、並びに容器蓋体9bと一体
の第1の高圧チャンバー9fを示した図である。この実
施の形態におけるスクロール圧縮機の汎用構成は、図1
に示した実施の形態1のスクロール圧縮機と同様であ
る。ここでは特に、高低圧セパレーター4の片面を密封
状に被う第1の高圧チャンバー9fが、容器蓋体9bの
内面に一体に連結して設けられている。高低圧セパレー
ター4は、スペーサー17を介してフレーム3にボルト
(図示せず)で固定される。また、高低圧セパレーター
4の上部には円筒部4fが上向きに突出して形成されて
おり、この円筒部4fと、その外周に設けられた円溝部
(図示せず)に収納されているシール材23と、第1の
高圧チャンバー9fとにより、高圧空間30が形成され
ている。このように構成したので、スクロール圧縮機の
組立性を向上させることができる。また、第1の高圧チ
ャンバー9fと高低圧セパレーター4とに囲まれた空間
により高圧空間30を形成するようにしたので、低圧空
間31と高圧空間30を仕切ることができる。殊に、容
器本体9aと高低圧セパレーター4とは直に接触してい
ないため、溶接後に容器本体9aが収縮変形しても高低
圧セパレーター4が変形することはない。
【0020】発明の実施の形態7.図8は実施の形態7
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4、容
器本体9a、容器蓋体9b、第2の高圧チャンバー25
を示した図である。この実施の形態におけるスクロール
圧縮機の汎用構成は、図1に示した実施の形態1のスク
ロール圧縮機と同様である。ここでは特に、第2の高圧
チャンバー25が、密閉容器9とは別個独立に構成さ
れ、かつ、高低圧セパレーター4の片面を密封状に被う
ように密閉容器9内に配備されている。高低圧セパレー
ター4はスペーサー17を介してフレーム3にボルト
(図示せず)で固定されている。また、第2の高圧チャ
ンバー25は、高低圧セパレーター4の上部にボルト2
6によって固定されることにより、これらに囲まれた空
間が高圧空間30として形成される。この実施の形態7
によれば、高圧ガス流による振動の伝達を第2の高圧チ
ャンバー25と密閉容器9との間で絶縁できる。従っ
て、スクロール圧縮機の騒音や振動を低減化することが
できる。また、第2の高圧チャンバー25と高低圧セパ
レーター4との間で高圧空間30が形成されるので、こ
れにより低圧空間31と高圧空間30を仕切ることがで
きる。そして、容器本体9aと高低圧セパレーター4は
直に接触していないため、溶接後に容器本体9aが収縮
変形しても高低圧セパレーター4が変形することはな
い。
におけるスクロール圧縮機の高低圧セパレーター4、容
器本体9a、容器蓋体9b、第2の高圧チャンバー25
を示した図である。この実施の形態におけるスクロール
圧縮機の汎用構成は、図1に示した実施の形態1のスク
ロール圧縮機と同様である。ここでは特に、第2の高圧
チャンバー25が、密閉容器9とは別個独立に構成さ
れ、かつ、高低圧セパレーター4の片面を密封状に被う
ように密閉容器9内に配備されている。高低圧セパレー
ター4はスペーサー17を介してフレーム3にボルト
(図示せず)で固定されている。また、第2の高圧チャ
ンバー25は、高低圧セパレーター4の上部にボルト2
6によって固定されることにより、これらに囲まれた空
間が高圧空間30として形成される。この実施の形態7
によれば、高圧ガス流による振動の伝達を第2の高圧チ
ャンバー25と密閉容器9との間で絶縁できる。従っ
て、スクロール圧縮機の騒音や振動を低減化することが
できる。また、第2の高圧チャンバー25と高低圧セパ
レーター4との間で高圧空間30が形成されるので、こ
れにより低圧空間31と高圧空間30を仕切ることがで
きる。そして、容器本体9aと高低圧セパレーター4は
直に接触していないため、溶接後に容器本体9aが収縮
変形しても高低圧セパレーター4が変形することはな
い。
【0021】発明の実施の形態8.図9は実施の形態8
によるスクロール圧縮機を示した縦断面図である。図9
において、1は固定スクロールであり、その片側(下
側)の面には板状渦巻歯1aが形成されている。2は揺
動スクロールであり、その片側(上側)の面には板状渦
巻歯2aが形成されており、反対側(下側)の面には主
軸8から駆動力を受けるボス部2bが突設されている。
3はフレームであり、外周面全周にわたって外向きに突
設された外周突部3aを介して容器本体9aに固着さ
れ、その固着箇所の上方を高圧空間30、下方を低圧空
間31として密封状に仕切っている。また、フレーム3
は、揺動スクロール2のスラスト負荷を支持するととも
に、主軸8をラジアル方向に支持する。7はオルダム継
ぎ手であり、揺動スクロール2の自転を拘束するととも
に揺動スクロール2とフレーム3との回転方向の位相決
めを行っている。8は主軸であり、揺動スクロール2を
駆動するトルクを電動機Mから与えられるようになって
いる。
によるスクロール圧縮機を示した縦断面図である。図9
において、1は固定スクロールであり、その片側(下
側)の面には板状渦巻歯1aが形成されている。2は揺
動スクロールであり、その片側(上側)の面には板状渦
巻歯2aが形成されており、反対側(下側)の面には主
軸8から駆動力を受けるボス部2bが突設されている。
3はフレームであり、外周面全周にわたって外向きに突
設された外周突部3aを介して容器本体9aに固着さ
れ、その固着箇所の上方を高圧空間30、下方を低圧空
間31として密封状に仕切っている。また、フレーム3
は、揺動スクロール2のスラスト負荷を支持するととも
に、主軸8をラジアル方向に支持する。7はオルダム継
ぎ手であり、揺動スクロール2の自転を拘束するととも
に揺動スクロール2とフレーム3との回転方向の位相決
めを行っている。8は主軸であり、揺動スクロール2を
駆動するトルクを電動機Mから与えられるようになって
いる。
【0022】引き続き、この実施の形態8によるスクロ
ール圧縮機の動作に付いて説明する。まず、密閉容器9
内に導入されたガスは、固定スクロール1と揺動スクロ
ール2の板状渦巻歯1a,2aにより形成される圧縮室
Pに取り込まれ、揺動スクロール2の旋回による圧縮室
体積の減少によって圧縮され、吐出口1eから高圧空間
30へ吐出される。ここで、このスクロール圧縮機を組
み立てるにあたり、フレーム3の外周突部3aは、容器
蓋体9bと容器本体9aとの溶接後における容器本体9
aの径方向の収縮により容器本体9aの内周面に密着し
て固着支持される。また、溶接後の容器本体9aの径方
向収縮量は、密閉容器溶接部9eに近い程大きいため、
フレーム3の外周突部3aの位置を適正にすることで、
容器本体9aへの過度の密着によるフレーム3の変形を
防止できる。
ール圧縮機の動作に付いて説明する。まず、密閉容器9
内に導入されたガスは、固定スクロール1と揺動スクロ
ール2の板状渦巻歯1a,2aにより形成される圧縮室
Pに取り込まれ、揺動スクロール2の旋回による圧縮室
体積の減少によって圧縮され、吐出口1eから高圧空間
30へ吐出される。ここで、このスクロール圧縮機を組
み立てるにあたり、フレーム3の外周突部3aは、容器
蓋体9bと容器本体9aとの溶接後における容器本体9
aの径方向の収縮により容器本体9aの内周面に密着し
て固着支持される。また、溶接後の容器本体9aの径方
向収縮量は、密閉容器溶接部9eに近い程大きいため、
フレーム3の外周突部3aの位置を適正にすることで、
容器本体9aへの過度の密着によるフレーム3の変形を
防止できる。
【0023】尚、この実施の形態8に示したようなフレ
ーム3の固定方法は、実施の形態1〜7で示したいずれ
のスクロール圧縮機にも適用できるのはいうまでもな
い。
ーム3の固定方法は、実施の形態1〜7で示したいずれ
のスクロール圧縮機にも適用できるのはいうまでもな
い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、溶接後の容器本体の径方向収縮によって高低圧セ
パレーター外周面の第1の段部を容器本体内周面に密着
させることにより、高圧空間と低圧空間とを確実に仕切
ることができる。また、溶接前の第1の段部と容器本体
内周面との隙間や高低圧セパレーター外周面における第
1の段部の位置を変えることにより、容器本体の収縮に
よる高低圧セパレーターの締めしろを調節することがで
き、以て容器本体の過度の収縮による高低圧セパレータ
ーの変形を防ぐことができる。また、高低圧セパレータ
ーのフレームへの組立性も向上させることができる。
れば、溶接後の容器本体の径方向収縮によって高低圧セ
パレーター外周面の第1の段部を容器本体内周面に密着
させることにより、高圧空間と低圧空間とを確実に仕切
ることができる。また、溶接前の第1の段部と容器本体
内周面との隙間や高低圧セパレーター外周面における第
1の段部の位置を変えることにより、容器本体の収縮に
よる高低圧セパレーターの締めしろを調節することがで
き、以て容器本体の過度の収縮による高低圧セパレータ
ーの変形を防ぐことができる。また、高低圧セパレータ
ーのフレームへの組立性も向上させることができる。
【0025】請求項2の発明によれば、溶接後の容器本
体の径方向収縮によって容器本体内周面の第2の段部を
高低圧セパレーター外周面に密着させることにより、高
圧空間と低圧空間とを確実に仕切ることができる。その
一方で、容器本体の縦方向収縮に対しては第2の段部が
高低圧セパレーター外周面を滑るため、高低圧セパレー
ターが容器本体の縦方向収縮に引っ張られて位置ずれす
ることがなくなる。また、溶接前の高低圧セパレーター
外周面と第2の段部との隙間や容器本体内周面における
第2の段部の位置を変えることにより、容器本体の収縮
による高低圧セパレーターの締めしろを調節することが
でき、以て容器本体の過度の収縮による高低圧セパレー
ターの変形を防ぐことができる。また、高低圧セパレー
ターのフレームへの組立性も向上させることができる。
体の径方向収縮によって容器本体内周面の第2の段部を
高低圧セパレーター外周面に密着させることにより、高
圧空間と低圧空間とを確実に仕切ることができる。その
一方で、容器本体の縦方向収縮に対しては第2の段部が
高低圧セパレーター外周面を滑るため、高低圧セパレー
ターが容器本体の縦方向収縮に引っ張られて位置ずれす
ることがなくなる。また、溶接前の高低圧セパレーター
外周面と第2の段部との隙間や容器本体内周面における
第2の段部の位置を変えることにより、容器本体の収縮
による高低圧セパレーターの締めしろを調節することが
でき、以て容器本体の過度の収縮による高低圧セパレー
ターの変形を防ぐことができる。また、高低圧セパレー
ターのフレームへの組立性も向上させることができる。
【0026】請求項3の発明によれば、溶接後の容器本
体の径方向収縮によって容器本体内周面のリング状突部
を高低圧セパレーター外周面に密着させることにより、
高圧空間と低圧空間とを確実に仕切ることができる。そ
の一方で、容器本体の縦方向収縮に対してはリング状突
部の剛性が低いので縦方向収縮が生じると、リング状突
部が高低圧セパレーター外周面を滑るため、高低圧セパ
レーターが容器本体の縦方向収縮に引っ張られて位置ず
れすることがなくなる。また、溶接前の高低圧セパレー
ター外周面とリング状突部との隙間や容器本体内周面に
おけるリング状突部の位置を変えることにより、容器本
体収縮による高低圧セパレーターの締めしろを調節する
ことができ、以て容器本体の過度の収縮による高低圧セ
パレーターの変形を防ぐことができる。また、高低圧セ
パレーターのフレームへの組立性も向上させることがで
きる。
体の径方向収縮によって容器本体内周面のリング状突部
を高低圧セパレーター外周面に密着させることにより、
高圧空間と低圧空間とを確実に仕切ることができる。そ
の一方で、容器本体の縦方向収縮に対してはリング状突
部の剛性が低いので縦方向収縮が生じると、リング状突
部が高低圧セパレーター外周面を滑るため、高低圧セパ
レーターが容器本体の縦方向収縮に引っ張られて位置ず
れすることがなくなる。また、溶接前の高低圧セパレー
ター外周面とリング状突部との隙間や容器本体内周面に
おけるリング状突部の位置を変えることにより、容器本
体収縮による高低圧セパレーターの締めしろを調節する
ことができ、以て容器本体の過度の収縮による高低圧セ
パレーターの変形を防ぐことができる。また、高低圧セ
パレーターのフレームへの組立性も向上させることがで
きる。
【0027】請求項4の発明によれば、高低圧セパレー
ター外周面の周溝部に装着されている第1のリング状弾
性部材が溶接後の容器本体の径方向収縮により容器本体
内周面と密着することによって、高圧空間と低圧空間と
を一層確実に仕切ることができる。また、弾性部材によ
るシールであるため、高低圧セパレーターと容器本体と
の隙間が不均一であっても確実にシールできるととも
に、溶接後に容器本体が過度に収縮しても第1のリング
状弾性部材が緩衝材となるため高低圧セパレーターの変
形を防ぐことができる。また、高低圧セパレーターのフ
レームへの組立性も向上させることができる。
ター外周面の周溝部に装着されている第1のリング状弾
性部材が溶接後の容器本体の径方向収縮により容器本体
内周面と密着することによって、高圧空間と低圧空間と
を一層確実に仕切ることができる。また、弾性部材によ
るシールであるため、高低圧セパレーターと容器本体と
の隙間が不均一であっても確実にシールできるととも
に、溶接後に容器本体が過度に収縮しても第1のリング
状弾性部材が緩衝材となるため高低圧セパレーターの変
形を防ぐことができる。また、高低圧セパレーターのフ
レームへの組立性も向上させることができる。
【0028】請求項5の発明によれば、高低圧セパレー
ターに固設した第2のリング状弾性部材が溶接後の容器
本体の径方向収縮により容器本体内周面と密着すること
によって、高圧空間と低圧空間とが一層確実に仕切られ
る。また、弾性部材によってシールされるため、容器本
体が溶接によって過度に収縮しても弾性部材が緩衝材と
なるため、高低圧セパレーターの変形を防ぐことができ
る。また、高低圧セパレーターのフレームへの組立性も
向上させることができる。
ターに固設した第2のリング状弾性部材が溶接後の容器
本体の径方向収縮により容器本体内周面と密着すること
によって、高圧空間と低圧空間とが一層確実に仕切られ
る。また、弾性部材によってシールされるため、容器本
体が溶接によって過度に収縮しても弾性部材が緩衝材と
なるため、高低圧セパレーターの変形を防ぐことができ
る。また、高低圧セパレーターのフレームへの組立性も
向上させることができる。
【0029】請求項6の発明によれば、容器蓋体と第1
の高圧チャンバーとを一体に構成したので、スクロール
圧縮機の組立性を向上させることができる。また、第1
の高圧チャンバーと高低圧セパレーターとの間で高圧空
間を形成するようにしたので、これにより低圧空間と高
圧空間を仕切ることができる。そして、容器本体と高低
圧セパレーターとは直に接触していないため、溶接後に
容器本体が収縮変形しても高低圧セパレーターを変形す
ることはない。
の高圧チャンバーとを一体に構成したので、スクロール
圧縮機の組立性を向上させることができる。また、第1
の高圧チャンバーと高低圧セパレーターとの間で高圧空
間を形成するようにしたので、これにより低圧空間と高
圧空間を仕切ることができる。そして、容器本体と高低
圧セパレーターとは直に接触していないため、溶接後に
容器本体が収縮変形しても高低圧セパレーターを変形す
ることはない。
【0030】請求項7の発明によれば、密閉容器と第2
の高圧チャンバーとを別個独立に構成したので、高圧ガ
ス流による振動の伝達を第2の高圧チャンバーと密閉容
器との間で絶縁できる。従って、スクロール圧縮機の騒
音や振動を低減化することができる。また、第2の高圧
チャンバーと高低圧セパレーターとの間で高圧空間が形
成されるので、これにより低圧空間と高圧空間を仕切る
ことができる。そして、容器本体と高低圧セパレーター
は直に接触していないため、溶接後に容器本体が収縮変
形しても高低圧セパレーターが変形することはない。
の高圧チャンバーとを別個独立に構成したので、高圧ガ
ス流による振動の伝達を第2の高圧チャンバーと密閉容
器との間で絶縁できる。従って、スクロール圧縮機の騒
音や振動を低減化することができる。また、第2の高圧
チャンバーと高低圧セパレーターとの間で高圧空間が形
成されるので、これにより低圧空間と高圧空間を仕切る
ことができる。そして、容器本体と高低圧セパレーター
は直に接触していないため、溶接後に容器本体が収縮変
形しても高低圧セパレーターが変形することはない。
【図1】 この発明の実施の形態1によるスクロール圧
縮機の要部を示した縦断面図である。
縮機の要部を示した縦断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による高低圧セパレ
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2による高低圧セパレ
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態3による高低圧セパレ
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態4による高低圧セパレ
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態5による高低圧セパレ
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
ーターと密着容器との密着状態を示した部分断面図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態6による高低圧セパレ
ーターと高圧チャンバーによる高圧空間の形成状態を示
した部分断面図である。
ーターと高圧チャンバーによる高圧空間の形成状態を示
した部分断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による高低圧セパレ
ーターと高圧チャンバーによる高圧空間の形成状態を示
した部分断面図である。
ーターと高圧チャンバーによる高圧空間の形成状態を示
した部分断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態8によるスクロール圧
縮機の要部を示した縦断面図である。
縮機の要部を示した縦断面図である。
【図10】 従来のスクロール圧縮機を示した縦断面図
である
である
【図11】 従来のスクロール圧縮機の要部を示した部
分断面図である
分断面図である
【図12】 従来のスクロール圧縮機の要部を示した部
分断面図である
分断面図である
1 固定スクロール、1a 板状渦巻歯、2 揺動スク
ロール、2a 板状渦巻歯、3 フレーム、4 高低圧
セパレーター、4e 第1の段部、9 密閉容器、9a
容器本体、9b 容器蓋体、9c 第2の段部、9d
リング状突部、9e 密閉容器溶接部、9f 第1の
高圧チャンバー、20 第1のリング状弾性部材、20
a 周溝部、21 第2のリング状弾性部材、22 ボ
ルト、25第2の高圧チャンバー、30 高圧空間、3
1 低圧空間、P 圧縮室。
ロール、2a 板状渦巻歯、3 フレーム、4 高低圧
セパレーター、4e 第1の段部、9 密閉容器、9a
容器本体、9b 容器蓋体、9c 第2の段部、9d
リング状突部、9e 密閉容器溶接部、9f 第1の
高圧チャンバー、20 第1のリング状弾性部材、20
a 周溝部、21 第2のリング状弾性部材、22 ボ
ルト、25第2の高圧チャンバー、30 高圧空間、3
1 低圧空間、P 圧縮室。
フロントページの続き (72)発明者 原 正一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 豊田 憲彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記高低圧セパレーターの外
周面に全周にわたって切欠かれた第1の段部を設け、溶
接後に収縮する上記容器本体の内周面と上記第1の段部
の先端面との間で上記高圧空間と上記低圧空間とを仕切
ることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項2】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記高低圧セパレーターと対
面する位置の上記容器本体の内周面に、全周にわたって
切欠かれた第2の段部を設け、溶接後に収縮する上記容
器本体の第2の段部の先端面と上記高低圧セパレーター
の外周面との間で上記高圧空間と上記低圧空間とを仕切
ることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項3】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記高低圧セパレーターと対
面する位置の上記容器本体の内周面に、径方向内向きに
突出するリング状突部を全周にわたって設け、溶接後に
収縮する上記容器本体のリング状突部の先端面と上記高
低圧セパレーターの外周面との間で上記高圧空間と上記
低圧空間とを仕切ることを特徴とするスクロール圧縮
機。 - 【請求項4】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記高低圧セパレーターの外
周面に全周にわたる周溝部を形成し、上記高低圧セパレ
ーターの外周面から外向きに突出する径の第1のリング
状弾性部材を上記周溝部に装着し、溶接後に収縮する上
記容器本体の内周面と上記第1のリング状弾性部材の外
周面との間で上記高圧空間と上記低圧空間とを仕切るこ
とを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項5】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記高低圧セパレーターに当
該外周面から外向きに突出する径の第2のリング状弾性
部材を固設し、溶接後に収縮する上記容器本体の内周面
と上記第2のリング状弾性部材の外周面との間で上記高
圧空間と上記低圧空間とを仕切ることを特徴とするスク
ロール圧縮機。 - 【請求項6】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記高低圧セパレーターの片
面を密封状に被う第1の高圧チャンバーを上記容器蓋体
内に一体に連結して設け、上記高低圧セパレーターと上
記第1の高圧チャンバーとに囲まれた空間を上記高圧空
間とすることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項7】 筒状の容器本体と、上記容器本体の筒開
口に溶接により封着されて上記容器本体とともに密閉容
器を構成する容器蓋体と、上記容器本体内に径方向およ
び軸回り方向の動きを拘束された状態で、かつ軸方向に
は微小変位可能な状態で配置され板状渦巻歯を有する固
定スクロールと、板状渦巻歯を有し上記固定スクロール
とともに互いの板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成
する揺動スクロールと、溶接後に収縮する上記容器本体
内に設けられ上記密閉容器内の空間を吸込側の低圧空間
と吐出側の高圧空間とに仕切る高低圧セパレーターと、
上記容器本体の低圧側の内周面に固定され上記揺動スク
ロールを摺動自在に支持するフレームとを備えているス
クロール圧縮機において、上記密閉容器とは別個独立に
構成され、かつ、上記高低圧セパレーターの片面を密封
状に被う第2の高圧チャンバーを上記密閉容器内に配備
し、上記高低圧セパレーターと上記第2の高圧チャンバ
ーとに囲まれた空間を上記高圧空間とすることを特徴と
するスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8068199A JPH09256970A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8068199A JPH09256970A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09256970A true JPH09256970A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13366897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8068199A Pending JPH09256970A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09256970A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003083308A1 (en) | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Daikin Industries,Ltd. | Rotary compressor |
| KR100609159B1 (ko) * | 2004-01-09 | 2006-08-02 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| WO2009041390A1 (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-02 | Sanden Corporation | スクロール型流体機械 |
| WO2020258718A1 (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 广东美芝精密制造有限公司 | 压缩机储液器和具有其的压缩机 |
| JP7719400B1 (ja) * | 2024-04-08 | 2025-08-06 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機、冷凍装置、及び圧縮機の組立方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63239391A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
| JPS63268995A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-07 | Toshiba Corp | スクロ−ル形圧縮機 |
| JPH05157061A (ja) * | 1991-12-05 | 1993-06-22 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
| JPH0693982A (ja) * | 1992-09-10 | 1994-04-05 | Toshiba Corp | スクロ−ル式圧縮機 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8068199A patent/JPH09256970A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| EP3892859A4 (en) * | 2019-06-24 | 2022-03-23 | Guangdong Meizhi Precision-Manufacturing Co., Ltd. | Compressor liquid accumulator and compressor comprising same |
| US12050040B2 (en) | 2019-06-24 | 2024-07-30 | Guangdong Meizhi Precision-Manufacturing Co., Ltd. | Compressor liquid accumulator and compressor comprising same |
| JP7719400B1 (ja) * | 2024-04-08 | 2025-08-06 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機、冷凍装置、及び圧縮機の組立方法 |
| WO2025216166A1 (ja) * | 2024-04-08 | 2025-10-16 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機、冷凍装置、及び圧縮機の組立方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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