JPH09257143A - 圧電駆動型小形弁 - Google Patents
圧電駆動型小形弁Info
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- JPH09257143A JPH09257143A JP9185796A JP9185796A JPH09257143A JP H09257143 A JPH09257143 A JP H09257143A JP 9185796 A JP9185796 A JP 9185796A JP 9185796 A JP9185796 A JP 9185796A JP H09257143 A JPH09257143 A JP H09257143A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 極微小流量を高精度に安定に制御する。
【解決手段】 流路孔2を有する圧電膜1と、支持梁
6に支持されて流路孔2に押し付けられる弁蓋5と、圧
電膜1の電極3、4とを有し、電極3、4間に電圧を印
加することにより圧電膜1の流路孔2を変形させ流路を
形成する。
6に支持されて流路孔2に押し付けられる弁蓋5と、圧
電膜1の電極3、4とを有し、電極3、4間に電圧を印
加することにより圧電膜1の流路孔2を変形させ流路を
形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧印加により圧
電膜を変形して流路を変化させる圧電駆動型の小形弁に
係り、特に各種半導体デバイスの製造行程で用いられる
反応ガスの微小流量制御に好適な小形弁に関するもので
ある。
電膜を変形して流路を変化させる圧電駆動型の小形弁に
係り、特に各種半導体デバイスの製造行程で用いられる
反応ガスの微小流量制御に好適な小形弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造行程において、C
VD(化学的気相堆積)法は、各種薄膜の作成プロセス
として重要な役割を果しており、さらにその反応ガスの
流量制御に用いられる小形弁には、高い性能が要求され
る。従来の電磁力を用いた小形弁では、製作精度などの
問題から、流量が最小100μl(マイクロリットル)
/min(分)程度までしか制御できないなど、微小流
量を安定に制御させることが困難であった。
VD(化学的気相堆積)法は、各種薄膜の作成プロセス
として重要な役割を果しており、さらにその反応ガスの
流量制御に用いられる小形弁には、高い性能が要求され
る。従来の電磁力を用いた小形弁では、製作精度などの
問題から、流量が最小100μl(マイクロリットル)
/min(分)程度までしか制御できないなど、微小流
量を安定に制御させることが困難であった。
【0003】そこで、本発明者らは、図6に示すような
電磁駆動型の小形弁Bを提案した。これは、弁機構のみ
を小形化し、電磁力による力を外付けのコイルにより付
与するようにしたものである。図6において、弁機構は
スプリングを兼ねた弁蓋51と流路孔52を設けた弁座
53から成っている。スプリングはNiFe合金軟鉄磁
性材料であり、形状は卍型である。弁機構取付用のステ
ンレスパイプ54の外側のコイル55で発生する磁場勾
配によって弁蓋51が駆動され、図6において上下方向
に弁蓋51が変位することにより弁座53上での流路孔
52が開閉し、流量制御が可能となる。この小形弁Bで
は、10μl/min以下の極微小流量を高い精度で制
御できる。56は基板、57はOリングである。
電磁駆動型の小形弁Bを提案した。これは、弁機構のみ
を小形化し、電磁力による力を外付けのコイルにより付
与するようにしたものである。図6において、弁機構は
スプリングを兼ねた弁蓋51と流路孔52を設けた弁座
53から成っている。スプリングはNiFe合金軟鉄磁
性材料であり、形状は卍型である。弁機構取付用のステ
ンレスパイプ54の外側のコイル55で発生する磁場勾
配によって弁蓋51が駆動され、図6において上下方向
に弁蓋51が変位することにより弁座53上での流路孔
52が開閉し、流量制御が可能となる。この小形弁Bで
は、10μl/min以下の極微小流量を高い精度で制
御できる。56は基板、57はOリングである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単独の
小形弁Bでは全体としては非常に小さな流量しか流すこ
とができず、複数個を並列に用いようとしても、駆動の
ためのコイル55の小形化の限界により、全体としての
大きさを小さくできず、その結果、これらの小形弁Bを
集積して配置することが困難であった。
小形弁Bでは全体としては非常に小さな流量しか流すこ
とができず、複数個を並列に用いようとしても、駆動の
ためのコイル55の小形化の限界により、全体としての
大きさを小さくできず、その結果、これらの小形弁Bを
集積して配置することが困難であった。
【0005】本発明の目的は、上記した問題を解決し、
極微小流量を安定に制御可能で、かつ広範囲の流量を高
精度に制御できるようにした小形弁を提供せんとするも
のである。
極微小流量を安定に制御可能で、かつ広範囲の流量を高
精度に制御できるようにした小形弁を提供せんとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、中央部に
流路孔が設けられ厚み方向に分極した圧電材料からなる
圧電膜と、支持梁により支持されて前記流路孔を塞ぐこ
とが可能な弁蓋と、前記圧電膜の上下両面に形成された
電極とを具備し、該電極間に電圧を印加することにより
前記圧電膜の流路孔を変形させて前記弁蓋と前記流路孔
との間の流路を変化させることを特徴とする圧電駆動型
小形弁として構成した。
流路孔が設けられ厚み方向に分極した圧電材料からなる
圧電膜と、支持梁により支持されて前記流路孔を塞ぐこ
とが可能な弁蓋と、前記圧電膜の上下両面に形成された
電極とを具備し、該電極間に電圧を印加することにより
前記圧電膜の流路孔を変形させて前記弁蓋と前記流路孔
との間の流路を変化させることを特徴とする圧電駆動型
小形弁として構成した。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、前記
流路孔の形状および/又は前記電極を、前記流路孔の中
心に対して方向性を持たせて形成したことを特徴とする
圧電駆動型小形弁として構成した。
流路孔の形状および/又は前記電極を、前記流路孔の中
心に対して方向性を持たせて形成したことを特徴とする
圧電駆動型小形弁として構成した。
【0008】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、基板上に多数を平面的に集積配置したことを特徴と
する圧電駆動型小形弁として構成した。
て、基板上に多数を平面的に集積配置したことを特徴と
する圧電駆動型小形弁として構成した。
【0009】第4の発明は、第3の発明において、多数
をマトリクス状に配置するとともに、各々にスイッチン
グ素子を具備させたことを特徴とする圧電駆動型小形弁
として構成した。
をマトリクス状に配置するとともに、各々にスイッチン
グ素子を具備させたことを特徴とする圧電駆動型小形弁
として構成した。
【0010】
[第1の実施の形態]図1は本発明の第1の実施の形態
の圧電駆動型小形弁Aを示す図で、(a)は平面図、
(b)は(a)のb−b線断面図である。1は中央に流
路孔2が形成された弁座としての圧電膜であり、その上
下両面に電極3、4が設けられている。この圧電膜1
は、厚み方向に分極した圧電材料からなる。5はその圧
電膜1の上面に流路孔(貫通孔)2を覆うように形成さ
れた弁蓋であって、一体化した支持梁6により支持され
ている。7はシリコン基板である。8は支持梁4の残留
応力の働く方向を示す。なお、ここでは弁蓋5を4本の
支持梁6で支持しているが、1本あるいは又は2本でも
良い。
の圧電駆動型小形弁Aを示す図で、(a)は平面図、
(b)は(a)のb−b線断面図である。1は中央に流
路孔2が形成された弁座としての圧電膜であり、その上
下両面に電極3、4が設けられている。この圧電膜1
は、厚み方向に分極した圧電材料からなる。5はその圧
電膜1の上面に流路孔(貫通孔)2を覆うように形成さ
れた弁蓋であって、一体化した支持梁6により支持され
ている。7はシリコン基板である。8は支持梁4の残留
応力の働く方向を示す。なお、ここでは弁蓋5を4本の
支持梁6で支持しているが、1本あるいは又は2本でも
良い。
【0011】圧電膜1はPZT(ジルコンチタン酸鉛)
で形成されており、その厚さは数μmである。一体化さ
れている弁蓋5と支持梁6は、化学的に安定なパーマロ
イ(ニッケル鉄合金)もしくはSiN(窒化シリコン)
からなり、厚さは2〜3μmである。また、電極3、4
には金もしくは白金を用い、圧電膜1との接着性を高め
るために、圧電膜1と電極3、4との間に0.01μm
ほどのチタンの膜を設けてある。電極3、4の厚さは金
の場合は0.5μm、白金の場合は0.2〜0.3μm
である。上部からみた小形弁Aの全体の大きさは、数百
μm〜1、2mm四方である。
で形成されており、その厚さは数μmである。一体化さ
れている弁蓋5と支持梁6は、化学的に安定なパーマロ
イ(ニッケル鉄合金)もしくはSiN(窒化シリコン)
からなり、厚さは2〜3μmである。また、電極3、4
には金もしくは白金を用い、圧電膜1との接着性を高め
るために、圧電膜1と電極3、4との間に0.01μm
ほどのチタンの膜を設けてある。電極3、4の厚さは金
の場合は0.5μm、白金の場合は0.2〜0.3μm
である。上部からみた小形弁Aの全体の大きさは、数百
μm〜1、2mm四方である。
【0012】次に図2に参照してこの小形弁Aの動作を
説明する。通常の状態では、図2の(a)に示すよう
に、矢印8で示す支持梁6の残留応力によって弁蓋5は
流路孔2に押し付けられてその流路孔2を塞いでいる。
なお、支持梁6に孔は形成されていない[図1の(a)
参照]が、気体の流通路を判り易くするため便宜上この
ように表した。
説明する。通常の状態では、図2の(a)に示すよう
に、矢印8で示す支持梁6の残留応力によって弁蓋5は
流路孔2に押し付けられてその流路孔2を塞いでいる。
なお、支持梁6に孔は形成されていない[図1の(a)
参照]が、気体の流通路を判り易くするため便宜上この
ように表した。
【0013】この状態で、電極3、4の間に電圧を印加
すると、圧電膜1が厚み方向に延びようとするので、そ
の分だけ他の部分が縮み、とくに面方向については周囲
が固定されているので、図2の(b)に示すように、流
路孔2が矢印9の方向に広がる。この結果、生じた隙間
を矢印10方向に気体が流れ得るようになる。この変形
の大きさは、圧電膜1の大きさを300μm×300μ
m、流路孔2の半径を30μm、圧電膜1に印加する電
界の大きさを1V/μm程度とした場合に、10nmの
オーダとなる。圧電膜1の厚さを1〜5μmとすれば、
印加電圧は1〜5Vとなり、同じシリコン基板上に作成
した制御回路で充分制御することができる。また、小形
弁Aの開閉の速度は、圧電膜1の伸縮動作速度により決
まるので相当高くすることができる。
すると、圧電膜1が厚み方向に延びようとするので、そ
の分だけ他の部分が縮み、とくに面方向については周囲
が固定されているので、図2の(b)に示すように、流
路孔2が矢印9の方向に広がる。この結果、生じた隙間
を矢印10方向に気体が流れ得るようになる。この変形
の大きさは、圧電膜1の大きさを300μm×300μ
m、流路孔2の半径を30μm、圧電膜1に印加する電
界の大きさを1V/μm程度とした場合に、10nmの
オーダとなる。圧電膜1の厚さを1〜5μmとすれば、
印加電圧は1〜5Vとなり、同じシリコン基板上に作成
した制御回路で充分制御することができる。また、小形
弁Aの開閉の速度は、圧電膜1の伸縮動作速度により決
まるので相当高くすることができる。
【0014】図3は圧電膜1の流路孔2の形状、電極
3、4の配列例を示したものである。図3の(a)、
(c)に示す場合は、電極3、4となる金属は圧電膜1
の全体に形成されているものとする(図示せず)。圧電
膜1への電圧の印加により流路孔2が元の形状と相似形
に変形する場合には、支持梁6の残留応力によって弁蓋
5がより深く押えつけられるだけとなるが、通常の場合
は流路孔2の変形は元の形状と相似形とはならないた
め、弁蓋5が押し付けられた状態のままでも部分的に流
路孔2と弁蓋5との間に隙間が生じ、気体がそこを流れ
る。
3、4の配列例を示したものである。図3の(a)、
(c)に示す場合は、電極3、4となる金属は圧電膜1
の全体に形成されているものとする(図示せず)。圧電
膜1への電圧の印加により流路孔2が元の形状と相似形
に変形する場合には、支持梁6の残留応力によって弁蓋
5がより深く押えつけられるだけとなるが、通常の場合
は流路孔2の変形は元の形状と相似形とはならないた
め、弁蓋5が押し付けられた状態のままでも部分的に流
路孔2と弁蓋5との間に隙間が生じ、気体がそこを流れ
る。
【0015】例えば、図3の(a)に示すように、正方
形の圧電膜1の中心に円形の流路孔2が形成されている
場合でも、対角線方向により大きく変形し、変形後の流
路孔2の形状は円形ではなくなる。さらに、図3の
(b)に示すように、電極3、4を圧電膜1に部分的に
配置したり、図3の(c)に示すように、流路孔2の形
状を楕円にするなど、流路孔の形状や電極を流路孔の中
心に対して方向性を持たせて形成することにより、流路
孔2の変形量に方向性が生じ、その結果、変形後の隙間
をより大きくすることができる。このような隙間の絶対
的な大きさは小さいため、弁を開放した場合でも、隙間
を流れる気体の量は微小である。すなわち、圧電膜の変
形による弁の開閉により微量の気体の流れを制御するこ
とが可能となる。
形の圧電膜1の中心に円形の流路孔2が形成されている
場合でも、対角線方向により大きく変形し、変形後の流
路孔2の形状は円形ではなくなる。さらに、図3の
(b)に示すように、電極3、4を圧電膜1に部分的に
配置したり、図3の(c)に示すように、流路孔2の形
状を楕円にするなど、流路孔の形状や電極を流路孔の中
心に対して方向性を持たせて形成することにより、流路
孔2の変形量に方向性が生じ、その結果、変形後の隙間
をより大きくすることができる。このような隙間の絶対
的な大きさは小さいため、弁を開放した場合でも、隙間
を流れる気体の量は微小である。すなわち、圧電膜の変
形による弁の開閉により微量の気体の流れを制御するこ
とが可能となる。
【0016】[第2の実施の形態]図4は本発明の第2
の実施の形態を示す図である。図4の(a)は図1に示
した小形弁Aを複数個一列にシリコン基板上に平面的に
集積化した場合、(b)は小数の小形弁Aをマトリクス
状にシリコン基板上に平面的に集積化した場合である。
11は各小形弁Aの開閉を制御するための制御回路であ
り、同じシリコン基板上に形成される。12は同じシリ
コン基板上に形成される信号線である。
の実施の形態を示す図である。図4の(a)は図1に示
した小形弁Aを複数個一列にシリコン基板上に平面的に
集積化した場合、(b)は小数の小形弁Aをマトリクス
状にシリコン基板上に平面的に集積化した場合である。
11は各小形弁Aの開閉を制御するための制御回路であ
り、同じシリコン基板上に形成される。12は同じシリ
コン基板上に形成される信号線である。
【0017】ここでは、圧電膜1の電極3、4の一方は
接地され、他方が信号線12により制御回路11と接続
されている。各小形弁Aへの制御信号は、オン/オフの
2値信号であり、圧電膜1の駆動電圧として信号線12
を通して伝えられ、弁の開放/閉鎖の状態を決定する。
接地され、他方が信号線12により制御回路11と接続
されている。各小形弁Aへの制御信号は、オン/オフの
2値信号であり、圧電膜1の駆動電圧として信号線12
を通して伝えられ、弁の開放/閉鎖の状態を決定する。
【0018】ここでも、各小形弁Aの単体で扱える流量
は微小なものである。したがって、各弁の制御が開放/
閉鎖のオン/オフのデジタル制御であっても、集積化し
た複数の弁全体においては、制御回路11により開放状
態の弁の数を調節することにより、単体の弁の扱う流量
を最小単位として、全部を閉鎖した流量0から全部を開
放した最大流量までの範囲で、精密な流量制御を行なう
ことが可能となる。また、制御回路11も、デジタル制
御であるので、これを簡単な構成にすることができる。
は微小なものである。したがって、各弁の制御が開放/
閉鎖のオン/オフのデジタル制御であっても、集積化し
た複数の弁全体においては、制御回路11により開放状
態の弁の数を調節することにより、単体の弁の扱う流量
を最小単位として、全部を閉鎖した流量0から全部を開
放した最大流量までの範囲で、精密な流量制御を行なう
ことが可能となる。また、制御回路11も、デジタル制
御であるので、これを簡単な構成にすることができる。
【0019】[第3の実施の形態]図5は本発明の第3
の実施の形態を示す図である。ここでは、図4の(b)
に示した場合に比べて、図5の(a)に示すように、多
数の小形弁Aをマトリクス状に集積化した場合である。
12a、12bは信号線である。信号線12aは制御
線、信号線12bは駆動線として働く。このように集積
化された小形弁Aの数が多いとき、個々の小形弁Aを直
接制御する方法では配線方法に問題が生じるので、図5
の(b)に示すよう、各小形弁Aにスイッチング素子1
3と圧電膜変形動作信号蓄積用の補助コンデンサ14を
設け、信号線を減らすことにより問題を解決している。
スイッチング素子13としてはTFT(薄膜トランジス
タ)を用いる。
の実施の形態を示す図である。ここでは、図4の(b)
に示した場合に比べて、図5の(a)に示すように、多
数の小形弁Aをマトリクス状に集積化した場合である。
12a、12bは信号線である。信号線12aは制御
線、信号線12bは駆動線として働く。このように集積
化された小形弁Aの数が多いとき、個々の小形弁Aを直
接制御する方法では配線方法に問題が生じるので、図5
の(b)に示すよう、各小形弁Aにスイッチング素子1
3と圧電膜変形動作信号蓄積用の補助コンデンサ14を
設け、信号線を減らすことにより問題を解決している。
スイッチング素子13としてはTFT(薄膜トランジス
タ)を用いる。
【0020】次に動作を説明する。信号線12aがアク
ティブの状態では、スイッチング素子13はソース・ド
レイン間で導通状態となり、圧電膜1および補助コンデ
ンサ14に信号線12bと同じ電圧が加わる。したがっ
て、信号線12aによって小形弁Aの開閉状態を制御す
ることができる。信号線12aを非アクティブにする
と、スイッチング素子13のソース・ドレイン間を電荷
が移動することができなくなるが、補助コンデンサ14
には信号線12bの電荷が保持されたままとなり、圧電
膜1は所定時間駆動され続ける。
ティブの状態では、スイッチング素子13はソース・ド
レイン間で導通状態となり、圧電膜1および補助コンデ
ンサ14に信号線12bと同じ電圧が加わる。したがっ
て、信号線12aによって小形弁Aの開閉状態を制御す
ることができる。信号線12aを非アクティブにする
と、スイッチング素子13のソース・ドレイン間を電荷
が移動することができなくなるが、補助コンデンサ14
には信号線12bの電荷が保持されたままとなり、圧電
膜1は所定時間駆動され続ける。
【0021】信号線12aはディスプレイの走査線に相
当し、時分割でアクティブ状態を発生させれば時分割の
分だけ各列の小形弁Aの動作タイミングがずれるもの
の、前記補助コンデンサ14によりそのずれは補償され
る。また、縦横1本つづの信号線により各小形弁Aの開
放/閉鎖の状態を決定することができるため、集積化し
た複数の小形弁Aにおいて任意の数に開放状態の弁を調
節することができる。したがって、全部を閉鎖した流量
0のから全部を開放した最大流量の状態まで、精密な流
量制御を行なうことが可能となる。
当し、時分割でアクティブ状態を発生させれば時分割の
分だけ各列の小形弁Aの動作タイミングがずれるもの
の、前記補助コンデンサ14によりそのずれは補償され
る。また、縦横1本つづの信号線により各小形弁Aの開
放/閉鎖の状態を決定することができるため、集積化し
た複数の小形弁Aにおいて任意の数に開放状態の弁を調
節することができる。したがって、全部を閉鎖した流量
0のから全部を開放した最大流量の状態まで、精密な流
量制御を行なうことが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上から第1の発明によれば単体として
気体を微量且つ一定量づつ安定供給する高精度で高速な
小形弁を実現できる。第2の発明によれば電圧印加によ
り流路孔の形状を元の形状と非相似に変形することがで
き、弁の開放時の隙間を大きくすることができる。第3
の発明によれば小形弁が集積化されるので気体を高精度
・広範囲に流量制御することが可能となる。第4の発明
によれば広範囲な制御範囲を実現するとき、それを制御
する信号線を少なくすることができる。
気体を微量且つ一定量づつ安定供給する高精度で高速な
小形弁を実現できる。第2の発明によれば電圧印加によ
り流路孔の形状を元の形状と非相似に変形することがで
き、弁の開放時の隙間を大きくすることができる。第3
の発明によれば小形弁が集積化されるので気体を高精度
・広範囲に流量制御することが可能となる。第4の発明
によれば広範囲な制御範囲を実現するとき、それを制御
する信号線を少なくすることができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態の圧電駆動型小形
弁を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−
b線断面図である。
弁を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−
b線断面図である。
【図2】 (a)、(b)は図1に示した小形弁の動作
説明図である。
説明図である。
【図3】 (a)は図1に示した小形弁の流路孔の形状
を示す図、(b)は電極を一部に配置した例を示す図、
(c)は流路孔の形状を楕円に変形した場合を示す図で
ある。
を示す図、(b)は電極を一部に配置した例を示す図、
(c)は流路孔の形状を楕円に変形した場合を示す図で
ある。
【図4】 本発明の第2の実施の形態の圧電駆動型小形
弁を示す図で、(a)は複数の小形弁を一列配置で集積
化して制御する場合を示す図、(b)は小数のマトリク
ス状の配置で集積化して制御する場合を示す図である。
弁を示す図で、(a)は複数の小形弁を一列配置で集積
化して制御する場合を示す図、(b)は小数のマトリク
ス状の配置で集積化して制御する場合を示す図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態の圧電駆動型小形
弁を示す図で、(a)は複数の小形弁をマトリクス状の
配置で集積化して制御する場合を、(b)は各小形弁の
駆動回路を示す図である。
弁を示す図で、(a)は複数の小形弁をマトリクス状の
配置で集積化して制御する場合を、(b)は各小形弁の
駆動回路を示す図である。
【図6】 従来の電磁駆動型小形弁の概略を示す断面図
である。
である。
1:圧電膜(弁座)、2:流路孔(貫通孔)、3、4:
電極、5:弁蓋、6:支持梁、7:シリコン基板、8:
支持梁6の残留応力の働く向き、9:流路孔の変形の方
向、10:気体の流路、11:制御回路、12、12
a、12b:信号線、13:スイッチング素子(TF
T)、14:圧電膜変形動作信号蓄積用の補助コンデン
サ。
電極、5:弁蓋、6:支持梁、7:シリコン基板、8:
支持梁6の残留応力の働く向き、9:流路孔の変形の方
向、10:気体の流路、11:制御回路、12、12
a、12b:信号線、13:スイッチング素子(TF
T)、14:圧電膜変形動作信号蓄積用の補助コンデン
サ。
Claims (4)
- 【請求項1】中央部に流路孔が設けられ厚み方向に分極
した圧電材料からなる圧電膜と、支持梁により支持され
て前記流路孔を塞ぐことが可能な弁蓋と、前記圧電膜の
上下両面に形成された電極とを具備し、該電極間に電圧
を印加することにより前記圧電膜の流路孔を変形させて
前記弁蓋と前記流路孔との間の流路を変化させることを
特徴とする圧電駆動型小形弁。 - 【請求項2】前記流路孔の形状および/又は前記電極
を、前記流路孔の中心に対して方向性を持たせて形成し
たことを特徴とする請求項1に記載の圧電駆動型小形
弁。 - 【請求項3】基板上に多数を平面的に集積配置したこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の圧電駆動型小形
弁。 - 【請求項4】多数をマトリクス状に配置するとともに、
各々にスイッチング素子を具備させたことを特徴とする
請求項3に記載の圧電駆動型小形弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09185796A JP3388991B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 圧電駆動型小形弁 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-03-22 JP JP09185796A patent/JP3388991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7667370B2 (en) * | 2003-02-27 | 2010-02-23 | Nxp B.V. | Generating device for generating a useful stream of a medium, in particular for generating sound |
| JP2013090823A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Metoran:Kk | 呼吸補助装置 |
| KR20220069271A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | 한국항공우주연구원 | 컴플라이언트 구조를 가지는 유량 조절 장치 |
| US11927974B2 (en) | 2020-11-20 | 2024-03-12 | Korea Aerospace Research Institute | Flow rate control device with compliant structure |
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