JPH09257176A - フランジ付管の締結装置 - Google Patents

フランジ付管の締結装置

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JPH09257176A
JPH09257176A JP8096221A JP9622196A JPH09257176A JP H09257176 A JPH09257176 A JP H09257176A JP 8096221 A JP8096221 A JP 8096221A JP 9622196 A JP9622196 A JP 9622196A JP H09257176 A JPH09257176 A JP H09257176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
fastening
fixture
tool
tightening
Prior art date
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Pending
Application number
JP8096221A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Watabe
真二 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ付管同士の接続を、特別な工具を利
用することなく、現場において任意の取付角(振り角)
で容易に接続できる締結装置を提供すること。 【解決手段】 フランジ付管1同士の締結装置であっ
て、固定具20と締付具30とからなり、前記固定具2
0は、突合せ状態のフランジ2の外周縁を挟持し得る溝
部21を備えたものであり、前記締付具30は、フラン
ジ2の外周縁に前記溝部21でもって配置した所定個数
の固定具20に掛け渡される環状の巻付部31と、この
巻付部31を縮径するように締め付ける締付部32とを
備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フランジを備え
た管(フランジ付管)同士を接続する際に、突合せ状態
のフランジ同士の締結を行う締結装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】管の接続構造には、種々の形態があり、
フランジ継手は、最も多用される継手の一形態である。
このようなフランジ付管は、例えば、煙突や排気筒等の
配管においても利用されているが、このフランジ付管同
士の接続には前記フランジのそれぞれに設けた復数個の
ボルト挿通孔を利用して行なわれている。しかし、前記
のボルト挿通孔は、一定の角度でもって所定間隔で穿孔
したものであるため、このフランジ付管がその先で分岐
部分や方向転換部分を有する場合に、この分岐方向や方
向転換方向を任意の向きに導出することはできない。ま
た既存のボルト挿通孔は、一般に周方向に長く所謂長孔
形状としてあるが、これでも任意の箇所に分岐管を導出
するのが難しい。また、現物合わせによって新たにボル
ト挿通孔を明けるにしても、工具を揃えるなど新たな手
間がかかってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明が解
決しようとする課題は、フランジ付管同士の接続を、特
別な工具を利用することなく、しかも、現場において任
意の取付角(振り角)で容易に接続できる締結装置を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、フランジ付
管同士の締結装置であって、固定具と締付具とからな
り、前記固定具は、突合せ状態のフランジ2の外周縁を
挟持し得る溝部を備えたものであり、前記締付具は、フ
ランジ2の外周縁に前記溝部でもって配置した所定個数
の固定具に掛け渡される環状の巻付部と、この巻付部を
縮径するように締め付ける締付部とを備えた構成によ
り、上述課題を解決するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態は、フラン
ジを突合わせて接続するフランジ継手において実施され
るものであって、このフランジ付管は、用途を限定しな
い。フランジ付管は、互いの管の端部のフランジを突合
せ、フランジ同士を締結することによって管の接続がな
される。この発明に係る締結装置は、このようなフラン
ジ付管の接続に際して、前記フランジの外周に所定個数
の固定具を配置し、この固定具を締付具によって締め付
けることによって行なうものである。この締付具は、前
記環状の巻付部を縮径するように締め付ける締付部とを
備えている。前記固定具は、突合せ状態のフランジ部の
外周縁を挟持し得る溝部を備えており、この固定具に掛
け渡した巻付部を締付部によって縮径するように締め付
けると、溝部は前記フランジを軸方向に締めつける。従
って、突合せ状態のフランジはその外周縁でもって締結
されるため、一方の管を周方向に捩じった所望の位置で
接続できる。
【0006】このように、前記締付具を固定具に掛け渡
し、締め付けることによって、溝部は前記フランジを軸
方向に締め付けるため、この締付具の締付力を緩めるこ
とにより、フランジ間の締結力が低下し、突合せた管の
取付角度位置を調整できるものである。尚、ここでいう
取付角度位置とは、一方の管に対する他方の管の振れ角
のことである。
【0007】更に、前記締付具の巻付部に対して、固定
具が巻付部の周方摺動自在となるように、前記巻付部を
摺動自在に嵌め込む引掛部を形成する。この構成によ
り、固定具と締付具を一体化し、作業性を向上する。ま
た、固定具と締付具が摺動自在であることにより、細か
な位置調整や、ゆるみの調整を行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係るフランジ付管の締結装
置の実施例について、図面を参照しながら説明する。
尚、図1は、この発明に係るフランジ付管の締結装置の
具体的実施例の外観を説明するための側面説明図、図2
は、図1の平面図、図3は、図1に示す締結装置の締付
具の正面形状を説明するための側面図で、各図面は、こ
の発明に係る締結装置10によってフランジ付管1,1
を接続した状態を示している。
【0009】図1において、締結装置10は、固定具2
0と締付具30とで構成される。前記固定具20は、一
方の面に溝部21を有し、他方の面において、この溝部
21の両側に該当する位置に、後述する締付具30の巻
付部31を係止する引掛部22を形成している。この実
施例における固定具20は、板状部材を折曲して構成し
た例を示すもので、前記溝部21は引掛部22側の面か
らみると凸部となっており、前記引掛部22は、その凸
部の両側の谷の部分となる。従って、この実施例におい
ての固定具20は、溝部21と引掛部22により、断面
略M字形状(或は、断面W字形状)となっている。前記
溝部21は、突合せ状態のフランジ2を挟みこむ寸法を
有するもので、後述するようにフランジ2の締付力を増
すためと、作業性の向上のためにフランジ2への嵌め込
み方向に対して傾斜を持たせてある。一方、引掛部22
は、後述する締付具30の巻付部31を確実に所定位置
に保持するために、前記固定具20の両側の縁部を折り
返して形成してあり、この折返し部分によって、巻付部
31がこの引掛部22から脱落するのを防止する。
【0010】前記締付具30は、固定具20に掛け渡さ
れる環状の巻付部31と、この巻付部31を縮径するよ
うに締め付ける締付部32とを備えたものである。前記
環状の巻付部31は、図示する実施例では、対をなす線
材を利用したものとしてある。この線材は、例えば金属
製の線材や、複数本の線材を撚り合わせた線材等であ
り、線材の断面形状は、円,矩形等の多様なものが利用
できる。前記締付部32は、前記巻付部31の両端部を
固定する一対の端部材33と、この端部材33間に挿通
される締付ボルト34及び締付ナット35とで構成され
る。即ち、後述するように、締付ボルト34及び締付ナ
ット35の締め付けにより、前記端部材33を互いに近
接させることにより、巻付部31を縮径するように締め
付ける。
【0011】尚、この固定具20や、締付具30は、金
属製、合成樹脂製等であって、材質を選ばない。また、
固定具20は、加工に際して板材を折曲加工しても、鋳
造、射出成形等によって行ってもよい。
【0012】以上構成の締結装置において、図1〜図3
を参照しながら、フランジ付管1の接続要領を説明す
る。先ず、フランジ付管1は、互いのフランジ2を突合
せた状態にする。尚、フランジ2を突合せ状態にする際
に、適宜、このフランジ2間にパッキン3を介在させて
もよい。次に、前記締付ボルト34と締付ナット35の
締結を外した状態で、締結装置10を前記突合せ状態の
フランジ2の周縁を取囲むように配置する。そして、こ
のフランジ2の周縁に固定具20をその溝部21でもっ
て嵌め込んでいく。前記固定具20は、接続するフラン
ジ付管1の径によって使用する個数を適宜増減するが、
接続の安定性の見地からいえば、少なくとも3個以上を
使用するのが好ましい。次に、前記締付ボルト34と締
付ナット35とを結合し、締め付けることによって、前
記端部材33を互いに近接させることにより、巻付部3
1を縮径するように締め付ける。この締付により、固定
具20はフランジ2の中心に向けて押圧され、溝部21
の傾斜によってフランジ2を軸方向に締めつける。従っ
て、突合せ状態のフランジ2はその外周縁でもって締結
されるため、一方の管1を他方の管1に対して周方向に
捩じった所望の位置で接続できる。また、締結後におい
て、フランジ付管1の位置を調整する場合には、前記締
付ボルト34と締付ナット35の締付力を緩めることに
より、フランジ2間の締結力を低下させることによって
行なうことができる。
【0013】また、上述の接続作業時において、フラン
ジ付管1を突き合わせる前に、締付ボルト34と締付ナ
ット35を緩めた締結装置10を、フランジ付管1に挿
通しておくことにより、締付ボルト34,締付ナット3
5の締結作業を省略するようにしてもよい。
【0014】尚、この実施例においては、前記固定具2
0の両側の縁部を更に折り返し、前記引掛部22上の巻
付部31に覆い被さるように構成することにより、前記
巻付部31に固定具20を着脱自在に、引っ掛かり状態
で連結することができる。この構造によると、巻付部3
1に対して所定個数の固定具20を予め引っ掛けて置く
ことができ、また、取り外しも容易なので、現場におい
て、フランジ2の径や、締結強度等に応じて固定具20
の個数の増減を容易に行なうことができ、また、巻付部
31からの固定具20の分離も抑制できるため、作業性
を高めることができる。
【0015】以下では、この発明におけるフランジ付管
の締結装置について、固定具20の他の具体的形態につ
いて図4を参照しながら説明する。尚、図4は、この発
明におけるフランジ付管の締結装置の固定具の他の実施
例の断面形状を説明するための図面である。先ず、図4
(a) に示すものは、巻付部31の各線材に対して、前記
固定具20の引掛部22を巻付けるようにカシメ固定し
たもので、固定具20と締付具30を一体としたもので
ある。この構成の場合には、接続するフランジ付管1の
フランジ2の径が一定の場合において、専用の締結具と
しての使用が好ましい。尚、この際のカシメを若干弱く
行い、前記引掛部22を、締付具30の巻付部31に対
して、固定具20が巻付部31の周方摺動自在となるよ
うに形成することにより、固定具20の取付位置の細か
な調整ができ、また、固定具20の位置を調整すること
により、巻付部31の張り具合を調整を行なうことがで
きる。また、図1に示す実施例では、前記固定具20に
おける溝部21を比較的浅く形成することによって、フ
ランジ2の厚みに対する汎用性を持たせているが、図4
(b) に示すように、溝部21を深く、傾斜を小さく形成
して、前記フランジ2の周縁に一層深く嵌り込む形状と
し、フランジ2間の締付力を増すように構成してもよ
い。更に、図4(c) に示すように、前記固定具20を、
その溝部21でもってフランジ2に嵌め込んだ時点で固
定具20が所定位置に仮止め状態で保持できるように構
成したものでもよい。この図4(c) の例の場合には、溝
部21における傾斜角を前記図4(b) に示すものよりも
小さくし、また、溝部21の開口幅も当接状態のフラン
ジ2の厚みより若干広く形成したものである。この場合
には、前記固定具20を、その溝部21でもってフラン
ジ2に嵌め込むと、固定具20は、前記フランジ2の周
縁に仮止め状態に配置されるとともに、フランジ付管1
も固定具20によって仮止めが行なわれた状態になるた
め、締付具30による締結作業を容易にする。尚、この
図4(c) の例の場合には、前記固定具20を仮止め状態
でフランジ2の外周縁に装着することができるため、上
述の図1〜図3に示す実施例や、図4(a),(b) に示すよ
うな実施例のように、前記引掛部22と巻付部31との
連結を行なわなくても、作業性に関しての影響は少ない
が、必要に応じて同様に前記引掛部22を、締付具30
の巻付部31に対して、固定具20が巻付部31の周方
摺動自在となるように形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、突き合わせ状態のフランジの外周縁に、その外周縁
を挟みこむように所定個数の固定具を配置し、この固定
具を締付け具によって締め付けることによって、前記フ
ランジを軸方向に締めつける構成であるから、突合せ状
態のフランジはその外周縁でもって締結されるため、一
方の管を周方向に捩じった所望の位置で接続できる。ま
た、管の取付角度の調整は、前記締付具の締付力を緩め
て、フランジ間の締結力を低下させれば、突合せた管の
取付角度位置を容易に調整できる。更に、前記巻付部に
対して、固定具が巻付部の周方摺動自在となるように、
前記巻付部を摺動自在に嵌め込む引掛部を形成する。こ
の構成により、固定具と締付具を一体化し、作業性を向
上する。また、固定具と締付具が摺動自在であることに
より、細かな位置調整や、ゆるみの調整(所謂、増し絞
め)を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフランジ付管の締結装置の具体
的実施例の外観を説明するための側面説明図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1に示す締結装置の締付具の正面形状を説明
するための側面図である。
【図4】この発明におけるフランジ付管の締結装置の固
定具の他の実施例の断面形状を説明するための図面であ
る。
【符号の説明】
1 フランジ付管 2 フランジ 10 締結装置 20 固定具 21 溝部 22 引掛部 30 締付具 31 巻付部 32 締付部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ付管1同士の締結装置であっ
    て、固定具20と締付具30とからなり、前記固定具2
    0は、突合せ状態のフランジ2の外周縁を挟持し得る溝
    部21を備えたものであり、前記締付具30は、フラン
    ジ2の外周縁に前記溝部21でもって配置した所定個数
    の固定具20に掛け渡される環状の巻付部31と、この
    巻付部31を縮径するように締め付ける締付部32とを
    備えたものであることを特徴とするフランジ付管の締結
    装置。
  2. 【請求項2】 前記固定具20は、前記締付具30の巻
    付部31を摺動自在に嵌め込む引掛部22を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のフランジ付管の締結装
    置。
JP8096221A 1996-03-25 1996-03-25 フランジ付管の締結装置 Pending JPH09257176A (ja)

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