JPH09257666A - 流体の同時の吸引及び分与を行う注射装置及び方法 - Google Patents

流体の同時の吸引及び分与を行う注射装置及び方法

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JPH09257666A
JPH09257666A JP9083441A JP8344197A JPH09257666A JP H09257666 A JPH09257666 A JP H09257666A JP 9083441 A JP9083441 A JP 9083441A JP 8344197 A JP8344197 A JP 8344197A JP H09257666 A JPH09257666 A JP H09257666A
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piston
injection device
sections
chambers
chamber
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JP9083441A
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Paul Gherson
ポール、ガースン
Carl Gebauer
カール、ゲボーア
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Bayer Corp
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Bayer AG
Bayer Corp
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一ピストンの一方向への移動時に各別の隔
離された流体を同時に吸引し分与することのできる注射
装置を提供することにある。 【解決手段】 注射装置10の室14、16はそれぞれ
口22、24を備えている。注射装置の内部のピストン
30は、室14、16内で可動な中間区分36と、一方
の室14内だけで可動な第1の端部区分32と、他方の
室16内だけで可動な第2の端部区分34とを備えてい
る。端部区分は、中間区分より小さいか、又は大さい直
径を持つ。ピストンを第1の方向に動かすときは、一方
の口22に吸引力を生じさせ、又他方の口24に分与圧
力を生じさせる。ピストンの逆向きの移動により各口2
2、24に反対の作用が生ずる。中間区分36と室1
4、16の互いに対向する隣接してない端部部分42、
44とに、圧縮シール48、54、56を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体に作用する多重機
能装置、ことに単一のピストン及び2つの室を持ち同時
に流体を一方の室に吸引し流体を他方の室から分与し又
これ等の作用を逆にする注射装置(syringe)に
関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,268,147号明細書
に示してあるような試料液体用分析システムは、多くの
互いに異なる液体試料に自動的に比較的高い速度で多種
類の試験を行う。試料の試験操作の手順には典型的に
は、1つ又は複数の源からの試料流体及び/又は試薬の
吸引と吸引した流体の試験又は分析のための引続く分与
とを含む。若干の例ではタイミング上の考慮又はその他
の作業上の要求によって、一方の流体試料には各別の吸
引作業を又別の流体試料には各別の分与作業をそれぞれ
同時に行うことが望ましい。
【0003】一方の流体試料の吸引と同時の別の流体試
料の分与とは、通常、同時に処理しようとする各流体試
料用の流量調節式及び/又は容積式の各別のポンプによ
りこれ等のポンプを同期して作動するように配置して行
われる。2個又はそれ以上のポンプの同期運転を行うの
に必要な電気的協働及び機械的協働は、ポンプ作用シス
テムの複雑な回路及びやっかいな回路網を必要とする。
たとえば各ポンプ内の互いに異なるレベルの摩擦抵抗に
よって、多重のポンプ作用の予期される同期化に相違が
あれば、試験結果が無効になる。
【0004】米国特許第3,640,434号及び同第
4,679,446号の各明細書に示してあるように、
単一の容積形アクチュエータを使って注射装置内の2つ
又はそれ以上の各別の室から同時に分与するピペットを
設けることはよく知られている。しかし前記したピペッ
トはいずれも同時に1つの室から1種類の流体試料を分
与し又別の室から別の流体試料を吸引することはできな
い。
【0005】米国特許第4,941,808号及び同第
5,383,372号の各明細書に示してあるように単
一の室内に2個の各別のピストンを持つピペットを設け
逐次に流体を吸引し分与することも又よく知られてい
る。単一の室配置によって、流入する吸引流体及び流体
する分与流体は相互に混合し相互汚染を生ずる。さらに
前記した単一室構造では、単一のピストンの一方向運動
によって各別の互いに隔離された試料を同時に吸引し分
与することはできない。
【0006】すなわち一方向における単一のピストン部
材の移動時に各別の互いに隔離された流体試料を同時に
吸引し分与することのできる注射装置又はピペットを提
供することが望ましい。
【0007】
【発明の開示】本発明の複数の目的のうちには、流体の
同時の吸引及び分与を行う新規な装置と、各別の互いに
隔離された試料流体の同時の吸引及び分与を行う新規な
装置と、2つの各別の互いに連通してない室内で単一の
ピストンが作動できる、流体の吸引及び分与を同時に行
う新規な装置と、一方の注射装置室から流体を分与する
と共に別の注射装置室内への流体の吸引を行うようにし
た単一のピストンを持つ新規な注射装置と、一方向に移
動するピストンにより互いに隔離された各別の流体試料
の吸引及び分与が同時に生ずる、流体の同時の吸引及び
分与を行う新規なピストン作動装置と、単一のピストン
及び2つの各別の室を持ち一方向におけるピストンの移
動により1種類の流体試料を1つの室内に吸引し又別の
室から別の流体試料を分与する新規な注射装置と、流体
を同時に吸引し分与する新規な方法とを提供することが
ある。
【0008】本発明のその他の目的及び特長は大体以下
に述べる。
【0009】本発明によれば流体の吸引及び分与を同時
に行う装置は注射装置の形を持つ。本注射装置は、端と
端とを接して配置され注射装置本体内部で互いに連通で
きない第1及び第2の細長い室を形成する注射装置本体
を備える。各注射装置室は流体の流入用及び流出用の口
を持つ。すなわち各室口は、二重の用途を持つ口であり
流体の吸引及び分与の両用に使う。所望により各室に対
し複数の重複用途をもつ口を設けてもよい。
【0010】細長いピストンは、注射装置内に滑動でき
るように配置され第1及び第2の細長い室を貫いて延び
ている。このピストンは、第1の室内で可動な第1の区
分と第2の室内で可動な第2の区分とを持つ。本注射装
置は又、第1及び第2のピストン区分を接合する中間区
分を備える。ピストンのこの中間区分は第1及び第2の
室内で可動である。ピストンの第1及び第2の区分は、
それぞれこのピストンの中間区分の直径とは異なる各直
径を持つ。しかしこのピストンの中間区分の直径は、第
1及び第2の各ピストン区分の直径より大きいか又はこ
れ等の直径より小さい。
【0011】本発明の1実施例では、第1及び第2のピ
ストン区分はこのピストンの中間区分の直径より大きさ
の小さい直径を持つ。第1及び第2のピストン区分は、
これ等が共にこのピストンの中間区分の直径より寸法が
小さい場合に、互いに等しい直径を備えてもよいし又は
互いに異なる直径を備えてもよい。
【0012】本発明の他の実施例では第1及び第2のピ
ストン区分は、このピストンの中間区分の直径より寸法
の大きい直径を持つ。第1及び第2のピストン区分は、
このような直径がこのピストンの中間区分の直径より寸
法が大きい場合に、互いに等しい直径を備えてもよいし
又は互いに異なる直径を備えてもよい。
【0013】本発明の複数の実施例では、第1の室を第
2室から隔離するように注射装置本体内の一定の位置に
環状の圧縮シールを設けてある。この圧縮シールはピス
トンの中間部分を囲み漏れを密封するシールを形成す
る。第1及び第2のピストン区分を漏れを密封する状態
に囲むように注射装置本体の互いに隣接してない対向す
る各端部にも又圧縮シールを設けてある。
【0014】本発明の複数の実施例では、注射装置本体
は2つの各別の区分として構成され、室の一方は本体区
分のー方に位置し又室の他方は他方の本体区分内に位置
する。各注射装置本体区分の分離により、各室を隔離す
る圧縮シールの操作ができる。各本体区分の分離により
ピストン部材と注射装置本体内の各室との操作ができ
る。
【0015】本発明の他の実施例では、ピストンの中間
区分を漏れを密封する状態に囲むように注射装置本体の
互いに対向する端部の中間に1対の環状の圧縮シールを
設けてある。対の圧縮シールは、縦並びの関係にあり、
相互に接触してもよいし又は相互にわずかに間隔を隔て
てもよい。
【0016】この構造では一方向におけるピストンの移
動により注射装置の一方の室口に吸引作用を生じ同時に
この注射装置の他方の室口に分与圧力を生ずる。このピ
ストンが反対方向に動くと、逆の作用が生ずる。すなわ
ち一方の室口には分与圧力が生じ、又他方の室口には吸
引力が生ずる。
【0017】本発明は又流体の同時の吸引及び分与を行
う方法にある。本方法は、互いに連通しない2つの室を
本体内部に持つ注射装置本体を形成し、前記各室により
流体を吸引し分与できる各室用の口を設け、注射装置本
体内に細長いピストンをこの本体の両方の室を貫いて延
びるように滑動自在に配置することから成る。本方法で
はさらに、ピストンに注射装置本体の第1及び第2の室
の両方内で可動な中間区分を形成し、さらにそれぞれ注
射装置本体の第1及び第2の室内で可動な第1及び第2
の端部区分をピストンに形成する。本方法では又、ピス
トンの中間区分の直径を第1及び第2のピストン端部区
分の直径とは異なる寸法を持つように形成して中間区分
の直径が第1及び第2の各ピストン端部区分の直径より
大きく又は小さくなるようにすることが必要である。
【0018】従って本発明は以下に述べる構造及び方法
にある。
【0019】
【実施例】添付図面を通じて対応する部品に対応する参
照数字を使ってある。図1には本発明の1実施例によ
る、流体の吸引及び分与を同時に行う注射装置10を示
してある。
【0020】装置10は、2つの各別の室14、16を
端と端とを接して位置させた注射装置本体12すなわち
ハウジングを備えている。注射装置12はたとえば任意
適当なガラス、金属又はプラスチック材料から形成する
ことができる。室14は入口兼出口(inlet an
d outlet port)22を持ち、又室16は
入口兼出口24を持つ。
【0021】たとえばステンレス鋼、プラスチック材又
はセラミック材から形成できる細長いピストン30は、
各室14、16内で往復運動するように注射装置本体1
2内に滑動できるように配置してある。ピストン30
は、室14内だけで可動な第1区分32と室16内だけ
で可動な第2区分34を備える。ピストン30の中間区
分36は、ピストンの第1及び第2の区分32、34を
接合し室14、16の両方で可動である。
【0022】ピストン30は円形の横断面を持つのがよ
く、中間区分36の直径はピストンのに第1区分32及
びピストンの第2区分34の直径より大きい大きさを持
つ。所望により、各ピストン32、34の直径が中間区
分36の直径より小さい場合には、これ等の直径は実質
的に互いに等しくともよいし又は互いに異なってもよ
い。
【0023】たとえば高密度のポリエチレンまたはテフ
ロンTMから形成できる一般に環状の圧縮シール40すな
わちOリングは、注射装置本体内にこの注射装置本体の
互いに対向する端部42、44の中間に設ける。圧縮シ
ール40は注射装置本体12の互いに対向する端部4
2、44間の正確な中間点に又はその他若干の選定した
場所に位置させることができる。
【0024】圧縮シール40は、注射装置本体12の内
面50の環状のくぼみ48内に当てがってある。この構
造では圧縮シール40は注射装置本体12内の一定位置
にある。付加的圧縮シール54、56すなわち各Oリン
グは、注射装置本体12の互いに対向する端部42、4
4で注射装置本体12の内面50の各くぼみ62、64
に設けてある。この構造では圧縮シール54、56は注
射装置本体12内の一定位置に保持してある。
【0025】各圧縮シール40、54、56は、ピスト
ン30に又注射装置本体12の内面に漏れ止めの密封部
を形成するようにピストンの各区分36、32、34を
囲む。すなわち各圧縮シール54、40間に仕切られた
注射装置室14と、各圧縮シール54、56間に仕切ら
れた注射装置室16とは注射装置本体12内で互いに隔
離され互いに連通しない。
【0026】各注射装置室14、16は、圧縮シール4
0の隣接端部65、66と各圧縮シール54、56の互
いに対向する隣接しない端部67、68とを持つ。
【0027】ピストンの第1区分32におけるピストン
30の端部38は、ピストン30を往復運動させる公知
の往復動機構(図示してない)に任意適当な公知の方法
で連結してある。各運動方向におけるピストン30の行
程は中間区分36の長さより短い。
【0028】装置10を使う際には、このような装置の
代りに同時の吸引及び分与の機能が得られるように通常
結合した方式で作動する普通の注射器を代りに使うよう
にしてある。しかし又装置10は、このような機能が望
ましい用途に対し同時の吸引及び分与の機能及びその逆
の機能を果たす手動装置として使うことができるように
してある。
【0029】図1において装置10は、任意の選定した
回数で又は所望により公知の方法で自動的に制御するこ
とのできる任意特定の時間経過を置いてピストン30の
往復運動で作動する。ピストン30を図1に示すように
右方に動かすときは、ピストンの中間区分36は室16
から室14内に移動する。室14は、中間区分36が室
14内に移動する程度が増すに伴い容積が減小し矢印7
0に示すように口22に外向きの分与圧力を生ずる。注
射装置室16から中間区分36が同時に遠ざかることに
より室16の容積が増大し矢印72により示すように入
口兼出口24に吸引力を生ずる。
【0030】図2に示すようにピストン30の逆向きの
運動により、入口兼出口22では矢印74に示した吸引
力を又口24では矢印76により示した分与圧力を生ず
る。各入口兼出口22、24は流体管路(図示してな
い)に連結することができる。
【0031】図1に示すようなピストン30の運動によ
れば、流体は、矢印70により示すように入口兼出口2
2を経て分与され同等に矢印72により示すように入口
兼出口24内に吸引される。図2に示すようにピストン
30の逆向きの移動により矢印74により示すように流
体を室14の入口兼出口22内に吸引し又矢印76によ
り示すように室16の入口兼出口から流体を分与する。
【0032】図3に明らかなように注射装置本体12は
分離できる2つの本体区分80、82に形成することが
できる。本体区分80は、本体区分82のおす形端部部
分86にはまることのできるめす形端部部分84を持
つ。それぞれめす形及びおす形の係合する端部部分8
4、86は任意適当な公知の方法で取りはずしできるよ
うに互いに固着することができる。
【0033】めす形及びおす形の各係合する端部部分8
4、86は圧縮シール40用の環状くぼみ48の一部を
それぞれ備える。すなわち環状くぼみ部分84aはめす
形部分84に位置し、又環状くぼみ部分48bはおす形
部分86に位置している。本体区分80、82の分離に
より、保守又は交換のために圧縮シール40の操作がで
き又検査修理又は交換のためにピストン30の適宜の操
作ができる。さらに注射装置本体12の室14、16も
たとえば検査及び清掃のために操作することができる。
【0034】すなわちピストン30の軸線方向運動によ
り各室に出入する各ピストン部分の間の体積の差に等し
い各室14、16内の容積を押しのける。ピストン移動
による2つの室14、16の容積差は、ピストンの各区
分32、34、36におけるピストン直径の選択により
互いに等しくし又は特定の比率にすることができる。各
室内で押しのけられる正確な容積は、ピストンの2種類
の直径の各横断面積の差とピストンの移動距離との相乗
積に実質的に等しい。若干の例では一方の室が他方の室
より長いことが望ましい。
【0035】他の実施例により流体の同時の吸引及び分
与を行う装置100を図4に例示してある。装置100
は、装置10の室14、16と同様な室104、106
を持つ注射装置本体102を備えている。しかし装置1
00は、注射装置本体102の反対側の端部112、1
14の中間に2つの圧縮シール108、110を設けて
ある点で装置10とは異なっている。各圧縮シール10
8、110は、注射装置本体102内のこのような圧縮
シール108、110の位置を定めるように前記した環
状くぼみ48と同様な環状くぼみ116内に配置してあ
る。装置100はその他の点は装置10と同じである。
【0036】すなわち装置100は、装置10について
前記したようにして相互に分離できる本体区分118、
120を備える。この構造では各本体区分118、12
0の分離により圧縮シール108、110、ピストン3
0及びピストン室104、106を操作できる。装置1
00は装置10について前記したのと同様にして作動す
る。
【0037】流体の同時の吸引及び分与を行う他の実施
例による装置130を図5に示してある。装置130は
室134、136を持つ注射装置本体132を備えてい
る。
【0038】ピストン140は、室134、136内で
移動するように注射装置本体132内に滑動できる状態
に配置してある。ピストン140は、ピストンの第1区
分142及びピストンの第2区分144とピストンの各
区分142、144を互いに接合するピストンの中間区
分146とを備えている。
【0039】図5に明らかなように、ピストンの各区分
142、144は中間区分146の直径より大きい直径
を持つ。各区分142、144は、両区分142、14
4が共に中間区分146より大きい直径をもつ場合には
互いに等しい直径を備えてもよく又は互いに異なる直径
を備えてもよい。
【0040】注射装置本体132内にはこの注射装置本
体の互いに反対の端部152、154の中間に圧縮シー
ル150すなわちOリングを設けてある。又注射装置本
体132の互いに反対の端部152、154には圧縮シ
ール162、164を設けてある。各圧縮シール15
0、162、164は、装置10の各圧縮シール40、
62、64に対して前記したのと同様にしてそれぞれ注
射装置本体152の内面170の一定位置で各環状くぼ
み内に位置させてある。各圧縮シール150、162、
164は、注射装置本体132の内面170と各ピスト
ン区分146、142、144との間に漏れ止めの密封
部を形成する。
【0041】装置130の作用を図示の方向におけるピ
ストン140の移動に対して述べる。ピストン140の
図示のような移動により室134の口174において矢
印176により示した吸引力を生ずる。図示の方向にお
けるピストン140の移動により室138の口180に
矢印178により示した分与圧力を生ずる。ピストン1
40の逆向きの移動により、口174には分与圧力(図
示してない)を又口180には吸引圧力(図示してな
い)をそれぞれ生ずる。その他の点では装置130の作
用は装置10に対して前記したのと同様である。
【0042】装置130は又、装置10の各本体区分8
0、82に対して前記したのと同様にして分離できる本
体区分182、184を備える。
【0043】前記した所から明らかな本発明の若干の利
点として互いに等しい体積の流体又は互いに異なる体積
の流体を同時に吸引し分与する単一の注射機構が得られ
る。本装置の単一ピストン二重室構造は、2つの各別の
注射機構を使う必要のない単一の密実な構造を形成す
る。この注射装置の2つの各室内で押しのけられる容積
は、ピストン直径、室長さ及び室直径の選択により互い
に等しくし又は特定の比率を持つようにすることができ
る。本注射装置の各本体区分の分離により、圧縮シー
ル、ピストン及び各注射装置室を敵宜に操作できる。す
なわちピストンの往復運動だけで、各別の隔離された流
体試料に作用する注射装置本体の各別の室で各別の同等
の吸引機能及び分与機能が得られる。
【0044】以上述べた所から明らかなように本発明の
複数の目的が達成されその他有利な結果が得られる。
【0045】前記した構造及び方法は本発明の範囲を逸
脱しないで種種の変化変型を行うことができ、添付図面
に示した構造は本発明を例示しただけで限定するもので
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による吸引及び分与を行う注
射装置を一部を側面図で示す軸断面図である。
【図2】図1に示した方向とは反対の方向にピストンが
動くときの本装置の別の吸引分与機能を示す図1と同様
な断面図である。
【図3】本装置を分離した状態で示す図1と同様な断面
図である。
【図4】本装置の他の実施例を一部を側面図で示す軸断
面図である。
【図5】本装置のなお別の実施例を一部を側面図で示す
軸断面図である。
【符号の説明】
10 注射装置 12 注射装置本体(ハウジング) 14、16 室 22、24 口 30 ピストン 32、34 端部区分 36 中間区分 42、44 端部 48、54、56 圧縮シール 108、110 圧縮シール

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の同時の吸引及び分与を行う注射装
    置において、(a)流体の入口及び出口用の少なくとも
    1個の口をそれぞれ持ち、注射装置本体内部で相互に連
    通できない第1及び第2の室を形成する注射装置本体
    と、(b)この注射装置本体内に配置され、前記第1及
    び第2の室を貫いて延びるピストンとを備え、(c)こ
    のピストンに、前記第1の室内で可動な第1の区分と、
    前記第2の室内で可動な第2の区分と、前記第1及び第
    2の区分を互いに接合し、前記第1及び第2の室内で可
    動な中間区分とを設け、前記ピストンの前記第1及び第
    2の区分が、前記ピストンの前記中間区分の直径とは異
    なる各直径を持ち、前記中間区分が、前記第1及び第2
    の各区分の直径より大きい又は小さい直径を持つように
    して成る注射装置。
  2. 【請求項2】 前記ピストンの前記第1及び第2の区分
    が、前記ピストンの前記中間区分の直径より大きさの小
    さい直径を持つようにした請求項1の注射装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンの前記の第1及び第2の区
    分の直径を互いに等しくした請求項2の注射装置。
  4. 【請求項4】 前記ピストンの前記第1及び第2の区分
    の直径を互いに等しくないようにした請求項2の注射装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ピストンの前記第1及び第2の区分
    が、前記ピストンの前記中間区分の直径より大きさの大
    きい直径を持つようにした請求項1の注射装置。
  6. 【請求項6】 前記ピストンの前記第1及び第2の区分
    の直径を互いに等しくした請求項5の注射装置。
  7. 【請求項7】 前記ピストンの前記第1及び第2の区分
    の直径を互いに等しくないようにした請求項5の注射装
    置。
  8. 【請求項8】 前記注射装置本体内の一定の位置に第1
    の環状の圧縮シ−ルを設けて、前記第1の室を前記第2
    の室から隔離し、かつ前記のピストンの前記中間部分に
    対し前記第1の環状の圧縮シ−ルが漏れ防止シールを形
    成するように、前記第1の環状の圧縮シールが前記ピス
    トンの前記中間部分を囲んだ請求項1の注射装置。
  9. 【請求項9】 前記注射装置本体に2つの本体区分を設
    け、前記室の一方を前記本体区分の一方内に位置させ、
    前記室の他方を前記本体区分の他方内に位置させた請求
    項8の注射装置。
  10. 【請求項10】 前記2つの本体区分を、前記環状の圧
    縮シ−ルにおいて取りはずしできるように互いに接合す
    ることにより、前記取りはずしできる接合部における前
    記2つの本体区分の分離により前記環状の圧縮シ−ルに
    接近できるようにした請求項9の注射装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の環状の圧縮シ−ルを前記の
    第1及び第2の室の互いに隣接する端部に位置させ、前
    記第1及び第2の室の互いに対向する隣接してない端部
    に第2及び第3の圧縮シ−ルを設けて、前記ピストンの
    前記第1及び第2の区分を囲み、このピストンの前記第
    1及び第2の区分に対し漏れ防止シールを形成するよう
    にした請求項8の注射装置。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2の室の間においてこ
    れ等の第1及び第2の室の隣接端部と、前記室の互いに
    対向する隣接してない端部とに、前記注射装置本体の一
    定の位置に環状の圧縮シールを設けて、前記圧縮シール
    が前記ピストンを囲み、このピストンの前記注射装置本
    体内での往復動を許容することにより、一方向における
    前記ピストンの移動により前記口の一方においては吸引
    圧を生じさせ、同時前記口の他方においては分与圧を生
    じさせ、前記ピストンが反対方向に移動するときは逆の
    作用が生ずるようにした請求項1の注射装置。
  13. 【請求項13】 2つの前記第1の環状の圧縮シ−ルを
    相互に隣接して位置させた請求項8の注射装置。
  14. 【請求項14】 前記各第1の環状の圧縮シ−ルを相互
    に間隔を置いて位置させた請求項13の注射装置。
  15. 【請求項15】 流体の同時の吸引及び分与を行う注射
    装置において、 (a)注射装置本体であつて、 1)互いに対向する端部を持つ第1の室を形成する第1
    の本体区分と、 2)互いに対向する端部を持つ第2の室を形成する第2
    の本体区分とを備え、 3)前記第1及び第2の室を前記注射装置本体内で相互
    に連通できないようにし、前記第1及び第2の各室に、
    流体の入口及び出口の両用の少なくとも1個の口を設
    け、 4)前記第1及び第2の本体区分を端と端とを接して配
    置し、一方の室の一端部が他方の室の一端部に隣接する
    ようにして成る、注射装置本体と、 (b)前記注射装置本体内に配置され前記第1及び第2
    の室を貫いて軸線方向に延びるピストンと、を備え、 (c)前記ピストンに、少なくとも3つの互いに異なる
    連続区分を設け、これ等の3区分を互いに対向する端部
    を持つ中間区分と、この中間区分の各対向端部から延び
    る第1及び第2の延長区分とにより構成し、これ等の第
    1及び第2の延長区分が、それぞれ前記ピストンの前記
    中間区分の直径より共に小さいか又は大きい直径を持つ
    ようにして成る、注射装置。
  16. 【請求項16】 流体の同時の吸引及び分与を行う方法
    において、 (a)注射装置本体内部で互いに連通しない2個の室を
    持つ注射装置本体を形成する段階と、 (b)前記各室により流体を吸引し分与できるようにこ
    れ等の各室用の口を設ける段階と、 (c)前記第1及び第2の室を貫いて延びるようにピス
    トンを前記注射装置本体内に滑動可能に配置する段階
    と、 (d)前記ピストンに、 1)前記第1及び第2の両室内で可動な中間区分と、 2)それぞれ前記第1及び第2の室内で移動するよう
    に、前記中間区分の互いに対向する端部から延びる第1
    及び第2のピストン区分と、を形成する段階と、 (e)前記中間区分の直径を前記の第1及び第2のピス
    トン区分の直径とは異ならせることにより、前記中間区
    分の直径を、前記第1及び第2の各ピストン区分の直径
    より大きく又は小さくなるようにする段階と、を包含す
    る方法。
  17. 【請求項17】 前記ピストンを第1の方向に動かし
    て、一方の室口には吸引力を生じさせ、他方の室口には
    分与圧力を生じさせる請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 前記ピストンを前記第1の方向とは反
    対の方向に動かして、前記一方の室口には分与圧力を生
    じさせ、前記他方の室口には吸引力を生じさせるように
    する請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 注射装置本体を、前記各室に対し1個
    ずつ2つの取りはずしできる各別の区分に形成し、これ
    等の取りはずしできる区分を分離して、この分離区域に
    おいて前記各室に接近できるようにする請求項16の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記2つの取りはずしできる区分の間
    の分離区域に圧縮シ−ルを設ける請求項19の方法。
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