JPH0925767A - 化粧枠 - Google Patents

化粧枠

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JPH0925767A
JPH0925767A JP7175680A JP17568095A JPH0925767A JP H0925767 A JPH0925767 A JP H0925767A JP 7175680 A JP7175680 A JP 7175680A JP 17568095 A JP17568095 A JP 17568095A JP H0925767 A JPH0925767 A JP H0925767A
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sash frame
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Kenji Ogawa
健治 小川
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定部材とサッシ枠との間に当接調整部材を
挿入することにより共通の部材を使用して複数種類の寸
法の異なる化粧枠を提供する。 【解決手段】 サッシ枠(50)を固定するために設けられ
た建築躯体(62)の開口部の開口面を化粧するための化粧
枠(10)であって、建築躯体(62)に固定される固定部材(2
0)と、その固定部材(20)に係合して固定部材(20)の反サ
ッシ枠(50)側を覆って化粧する化粧部材(30)とを備え、
前記固定部材(20)とサッシ枠(50)との間には、一端が固
定部材(20)に嵌合されるとともに他端がサッシ枠(50)端
部に当接する当接調整部材(40)が取付可能に形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は勝手口や玄関等の
建築躯体の開口部に用いる化粧枠構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、玄関枠等のいわゆる建築躯体の開
口部の開口面を化粧するための化粧枠は、古くは木製の
ものが使用され、次に、塩ビ製のフィルム等で被覆した
化粧合板や、樹脂製のものが使用されていた。従来の化
粧枠につき、図4及び図5を用いて玄関ドアの場合を説
明する。ここで図4は、従来の玄関入口の化粧枠を示す
ための横断面図であり、図5は、縦断面図である。
【0003】玄関ドア枠が固定されるべき建物躯体70
には、玄関ドア枠固定用の開口部が設けられている。こ
こに説明する建物躯体70は、枠状の芯材72の両面に
固定された面材73を備えて形成される建築パネル71
によって組み上げられ、最終的に室外側には外壁74
を、室内側には内壁75を固定している。このように形
成された開口部に対して固定される玄関ドア枠は、ドア
上枠85、ドア縦枠86,86およびドア下枠87によ
って四角枠を形成するものである。
【0004】ドア上枠85は、開口部上縁に固定される
角材たるドア上枠固定用角材80に対して固定される。
また、ドア縦枠86,86は、開口部側縁に固定される
角材たるドア縦枠固定用角材81,81に対して、パッ
キン83を介在させて固定される。開口部に固定された
ドア枠に対しては、その枠内にドアパネル90を固定す
る。また、ドア上枠固定用角材80の室内側およびドア
縦枠固定用角材81の室内側には、化粧木枠82を接着
剤により固定して外観品質の向上を図っている。
【0005】そして、建物の種類により建物躯体70の
厚さが異なると、その建物躯体70の厚さに対応した化
粧木枠82を使用していた。さらに、設計仕様の異なる
ドア枠に適用したり、玄関や勝手口等の化粧木枠82を
必要とする場所の違いにより寸法が異なり、その種々の
寸法に化粧木枠82を対応させるため、種々の寸法、形
状の化粧木枠82を何種類も用意していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の化粧枠
においては、以下のような問題があった。幅寸法の異な
る化粧木枠82を各別に用意することは、その準備、固
定場所によって使用されるそれぞれの選定組合せ、これ
らの部材管理、取り扱いその他が非常に面倒になり、極
めて煩わしいものとなるという問題点があった。
【0007】また、予め工場等で各種寸法の化粧木枠8
2の完成品を一括して大量生産することが困難なため、
大量生産による製造コストの低減が難しくなるという問
題点があった。さらに、天然木材を使用した化粧木枠8
2は、乾燥による含有水分の調整等の製品品質を一定に
するための手間が小さくなかった。
【0008】さらにまた、木質からなる化粧木枠82を
固定する場合、表面に釘の頭部が見えるのは外観が悪く
なるため、釘やねじを使用することなく、接着剤により
固定するが、現場施工において養生時間が必要となって
取付作業時間が長くなるという問題点があった。本発明
が解決すべき課題は、現場施工を容易にして、開口面へ
の取付作業時間を短縮でき、種類数を減少させ、更に製
品品質のばらつきが少ない化粧枠構造を提供することに
ある。
【0009】ここで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、開口面への取付作業時間
を短縮することができるうえに固定部材とサッシ枠との
間に当接調整部材を挿入することにより共通の部材を使
用して複数種類の寸法の異なる化粧枠を提供しようとす
るものである。
【0010】これに加えて、請求項2記載の発明は、当
接調整片の突出長さを調整することができて、任意の幅
に調整可能な化粧枠を提供しようとするものである。こ
れに加えて、請求項3記載の発明は、固定部材を直接サ
ッシ枠の端部に当接する場合に固定部材やサッシ枠の寸
法や形状にバラツキが生じても内側突片がサッシ枠と当
接することなく、室内側に面する外側突片がサッシ枠と
必ず当接するようにして室内側の側面に隙間が発生する
のを抑えることができる化粧枠を提供しようとするもの
である。
【0011】これに加えて、請求項4記載の発明は、手
間をかけずに製品品質のばらつきが少ないうえに木目模
様を呈するように形成した化粧枠を提供しようとするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、サッシ枠(50)を固定するために設けられた建築躯体
(例えば壁パネル60に固定された調整材62)の開口部の
開口面を化粧するための化粧枠(10)であって、建築躯体
(62)に固定される固定部材(20)と、その固定部材(20)に
係合して固定部材(20)の反サッシ枠(50)側を覆って化粧
する化粧部材(30)とを備え、前記固定部材(20)とサッシ
枠(50)との間には、一端が固定部材(20)に嵌合されると
ともに他端がサッシ枠(50)端部に当接する当接調整部材
(40)が取付可能に形成されていることを特徴とする。
【0013】ここで、「当接調整部材(40)」は、固定部
材(20)とサッシ枠(50)との間隔が離れている場合にも、
当接調整部材(40)を固定部材(20)に取り付けることによ
り、その間に当接調整部材(40)を挿入することができ
て、寸法の異なる2種類の化粧枠(10)にも共通の固定部
材(20)及び化粧部材(30)を使用することができるもので
ある。すなわち、当接調整部材(40)を固定部材(20)とサ
ッシ枠(50)との間に取り付ければ、固定部材(20)とサッ
シ枠(50)との間隔が離れている場合に対応することがで
き、また、当接調整部材(40)を固定部材(20)とサッシ枠
(50)との間に取り付けなければ、固定部材(20)とサッシ
枠(50)との間隔が離れていない場合に対応することがで
きる。したがって、2種類の寸法の異なるものに適用可
能な化粧枠(10)を提供できるものである。
【0014】また、「固定部材(20)」は、その反サッシ
枠側を化粧部材(30)により覆うため、固定部材(20)を建
築躯体(62)に固定する場合、固定部材(20)をねじ(65)に
より固定しても、そのねじ(65)の頭部の部分は化粧部材
(30)により覆われて室内から隠すことができるものであ
る。すなわち、本化粧枠(10)は、現場での取付におい
て、接着剤を使用して養生時間を必要とすることなく、
短時間で取付作業を行うことができるものである。
【0015】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の特徴点に加え、当接調整部材(40)は、サッシ枠(5
0)側に向かって延設されてサッシ枠(50)の端部に当接す
る当接調整片(43)を備え、その当接調整片(43)は、その
サッシ枠(50)側に突出する突出長さを固定部材(20)とサ
ッシ枠(50)との間隔に応じて切断することにより調整で
きるように形成したことを特徴とする。
【0016】ここで、「当接調整片(43)」は、その突出
長さをサッシ枠(50)と固定部材(20)との間隔に応じて先
端側から基端側に向かって切断することにより、固定部
材(20)とサッシ枠(50)との間の間隔が異なる種々のタイ
プのものにも取り付けることができるものである。すな
わち、サッシ枠(50)等の化粧枠(10)を取り付ける周囲の
部材の寸法が種々異なるものにも適用可能な化粧枠(10)
を提供することができるものである。これにより、請求
項1記載の化粧枠(10)が2種類の寸法の異なる周囲部材
に取付可能であったが、請求項2記載の化粧枠は更に複
数種類の寸法の異なる周囲部材に取り付けることができ
て対応できるものである。
【0017】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
または請求項2記載の特徴点に加え、固定部材(20)のサ
ッシ枠(50)側には、当接調整部材(40)が嵌合可能な嵌合
溝(24)を備え、その嵌合溝(24)は、その建築躯体(62)側
の側面を形成する内側突片(27)と、嵌合溝(24)の室内側
に面する側面を形成する外側突片(26)とからなり、その
外側突片(26)の先端は、前記内側突片(27)の先端よりサ
ッシ枠(50)側に突出するように形成したことを特徴とす
る。
【0018】ここで、「嵌合溝(24)」は、外側突片(26)
と内側突片(27)とを備え、それらの間に当接調整部材(4
0)の嵌合突出片(41)を挟み込むことにより当接調整部材
(40)を嵌合するようにしたものである。さらに、嵌合溝
(24)の外側突片(26)の先端を内側突片(27)の先端よりサ
ッシ枠(50)側に突出させたことにより、当接調整部材(4
0)を取り付けずに直接、固定部材(20)をサッシ枠(50)に
当接する場合に、必ず室内側に面する外側突片(26)の先
端がサッシ枠(50)に当接するようにしたものである。す
なわち、固定部材(20)の成形寸法のバラツキや、固定部
材(20)が当接するサッシ枠(50)の端面の形状のバラツキ
があっても、内側突片(27)の先端とサッシ枠(50)とが当
接して室内側に位置する外側突片(26)とサッシ枠(50)と
の間に隙間が発生するようなことがないようにしたもの
である。
【0019】請求項4記載の発明は、上記した請求項
1、請求項2または請求項3記載の特徴点に加え、固定
部材(20)、化粧部材(30)および当接調整部材(40)は、セ
ルロース系材料の微粉末の表面にこの微粉末よりも小径
でかつ硬い微粉末を担持させて作成した粉体を混合した
樹脂を着色成形することによって木目模様を呈するよう
に形成したことを特徴とする。
【0020】ここで、「固定部材(20)、化粧部材(30)お
よび当接調整部材(40)」は、上述したように木質ではな
いため、木質と比較して水分の吸収が少なく、乾燥等の
手間がかからないものから形成されているものである。
また、ここで「セルロース系材料」とは木粉等をいう。
また、「微粉末よりも小径でかつ固い微粉末」とは、酸
化チタン、フェライト、アルミニウム、ニッケル、銀等
の金属微粉末、あるいはセラミック等の非金属微粉末を
いうものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて、更に詳しく説明する。図1,2は、本発明
の第1の実施の形態を示すものであり、図1は玄関入口
の縦枠に固定した化粧枠の横断面図、図2は化粧枠の分
解平面図をそれぞれ示す。まず、本発明の実施の形態に
おける構成について説明する。
【0022】本発明の実施の形態に係る化粧枠は、サッ
シ枠50を固定するために設けられた建築躯体の開口部の
開口面を化粧するためのものである。この開口部は引き
戸51を用いる玄関であって、図1に示すように、この玄
関は、建築躯体となる壁パネル60と、この壁パネル60の
室内側であって玄関入口の縦枠となる調整材62と、この
調整材62の室内側に取り付けられたサッシ枠50と、この
サッシ枠50の内部を横方向にスライドする引き戸51とを
備えているものである。また、壁パネル60の室内側の表
面には壁仕上げ部材61が形成されている。
【0023】本化粧枠10は、玄関入口の縦枠となる調整
材62に固定される固定部材20と、その固定部材20に係合
して固定部材20の反サッシ枠側を覆って化粧する化粧部
材30とを備えている。そして、固定部材20とサッシ枠50
との間には、一端が固定部材20に嵌合されるとともに他
端がサッシ枠50の端部に当接する当接調整部材40が組立
可能に形成されている。
【0024】前記固定部材20は、そのサッシ枠50側にあ
って当接調整部材40が嵌合可能な嵌合溝24と、固定部材
20の反サッシ枠側にあって化粧部材30がはめ込み可能な
はめ込み固定部21とを備えている。前記嵌合溝24は、そ
の調整材62側の側面を形成する内側突片27と、嵌合溝24
の室内側に面する側面を形成する外側突片26とからな
り、その外側突片26の先端は、内側突片27の先端よりサ
ッシ枠50側に突出するように形成されている。そして、
外側突片26と内側突片27との互いに面する側には横断面
形状が鋸歯凹凸状の凹凸部25が形成されている。
【0025】前記はめ込み固定部21は、固定部材20の本
体から反サッシ枠側に平行に突出する二条の板状のもの
であって横断面形状がコ字状に形成されている。この二
条のはめ込み固定部21の互いに面する内側の側面には、
鋸刃状の凹凸状に形成された凹凸部22が形成されてい
る。また、この凹凸部22が形成された側面の反対側の側
面には、化粧枠10の長手方向に沿って仮止め用の溝状の
係止溝23が形成されている。そして、固定部材20の本体
はねじ65により、調整材62の端面に固定されている。
【0026】前記化粧部材30のの本体のサッシ枠50側に
は、固定部材20のはめ込み固定部21をはめ込み可能な二
個のはめ込み固定溝31が形成されている。このはめ込み
固定溝31には、はめ込み固定部21がはめ込まれた場合
に、はめ込み固定部21の凹凸部22が面するはめ込み固定
溝31の壁面に同様の鋸歯凹凸状の凹凸部32が形成されて
いる。また、はめ込み固定溝31の内壁面の先端近傍に
は、その表面から突出して前記係止溝23に係止可能な係
止突部33が形成されている。この係止突部33は前記係止
溝23に係止することにより、固定部材20に化粧部材30を
強固に結合する前に一時的に仮止めするために形成され
ているものである。
【0027】前記当接調整部材40は、サッシ枠50側に向
かって延設されてサッシ枠50の端部に当接する当接調整
片43を備えている。その当接調整片43は、そのサッシ枠
50側に突出する突出長さを固定部材20とサッシ枠50との
間隔に応じて切断することにより調整できるように形成
されている。また、当接調整部材40の反サッシ枠50側に
は、固定部材20の嵌合溝24に取付可能な嵌合取付部44が
形成されている。この嵌合取付部44は、当接調整部材40
の本体から反サッシ枠側に突出する二条の嵌合突出片41
により形成されている。そして、二条の嵌合突出片41に
は、これらを嵌合溝24の内部に押し込んだ場合に嵌合溝
24内部の凹凸部25と噛み合い可能な凹凸部41が形成され
ている。
【0028】前記固定部材20、化粧部材30および当接調
整部材40は、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微
粉末よりも小径でかつ硬い微粉末を担持させて作成した
粉体を混合した樹脂を着色成形することによって木目模
様を呈するように形成されている。次に、上記した発明
の実施の形態における作用及び効果について説明する。
【0029】先ず、固定部材20の本体とその内側突片27
の外側面とから形成される角部に調整材62の反サッシ枠
側の角部がはまり込むように固定部材20を調整材62に当
てる。そして、固定部材20の本体に反サッシ枠側からね
じ65をねじ込むことにより、調整材62に固定部材20を固
定することができる。固定部材20とサッシ枠50との間に
は当接調整部材40が取付可能に形成されている。このた
め、固定部材20とサッシ枠50との間隔が離れている場合
には、固定部材20の嵌合溝24の内部に当接調整片43の嵌
合取付部44をはめ込むことにより、それらの間に当接調
整部材40を取り付けた状態で化粧枠10を形成することが
できる。その際、嵌合溝24の内面に形成された凹凸部25
と取付部44の外面に形成された凹凸部42とが強固に噛み
合うことにより両者の結合を強固なものとすることがで
きる。そして、固定部材20とサッシ枠50との間隔が離れ
ていない場合には、当接調整部材40を取り付けない状態
で化粧枠10を形成することができる。すなわち、サッシ
枠50側に向かって突出する長さの異なる2種類の化粧枠
10を当接調整部材40を使用することにより共通の固定部
材20及び化粧部材30を用いて形成することができる。こ
れにより、部材数の低減を図ることができる。
【0030】また、当接調整部材40の当接調整片43は、
その突出長さをサッシ枠50と固定部材20との間隔に応じ
て先端側から基端側に向かって切断することにより、固
定部材20とサッシ枠50との間の間隔が異なる種々のタイ
プのものにも取り付けることができる。すなわち、サッ
シ枠50等の化粧枠10を取り付ける周囲の部材の寸法が種
々異なるものにも適用可能な化粧枠10を提供することが
できる。
【0031】次に、固定部材20のはめ込み固定部21に化
粧部材30のはめ込み固定溝31が入り込むように、固定部
材20の反サッシ枠側に化粧部材30を押し込む。これによ
り、固定部材20に化粧部材30を取り付けることができ
る。その際、はめ込み固定部21の凹凸部22がはめ込み固
定溝31の凹凸部32に噛み合うことにより、両者の結合を
強固なものにすることができる。
【0032】また、化粧枠10は、セルロース系材料の微
粉末の表面にこの微粉末よりも小径でかつ固い微粉末を
担持させて形成した粉体を混合した樹脂を着色成形する
ことによって木目模様を呈するように形成されているた
め、外部から見える浴室上がり框50に木目模様を出すこ
とができる。また、粉体を混合した樹脂からなるため通
常の木質材料よりも水分を吸収し難く、仮に水分が付着
しても水分をふき取ったり、乾燥させる手間が不要であ
って、メンテナンスを容易にすることができる。すなわ
ち、外観上は木目模様を呈することができて木製品と同
様の外観を形成することができるが、耐水性に関しては
木製品と比較してはるかに水に強い化粧枠10を提供する
ことができる。
【0033】さらに、固定部材20の反サッシ枠側は化粧
部材30により覆われるため、固定部材20を建築躯体62に
固定する場合、固定部材20をねじ65により固定しても、
そのねじ65の頭部の部分は化粧部材30により覆われて室
内から隠すことができる。すなわち、本化粧枠10は現場
での取付において、接着剤を使用して養生時間を必要と
することなく、短時間で取付作業を行うことができる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係る化
粧枠であって、玄関入口の上横枠に固定された化粧枠の
縦断面図を示すものである。本化粧枠10は、引き戸51を
組み込んだサッシ枠50を有する玄関入口の開口面上部の
水平横方向に渡された調整材64の室内側の端面に固定し
てあるものである。本実施の形態においては、固定部材
20とサッシ枠50との間隔が第1の実施の形態と比較して
狭いため、固定部材20には第1の実施の形態において取
り付けていた当接調整部材40を取り付けずに固定部材20
の外側突片26の先端が直接、サッシ枠50の端面に当接し
ている。その他の構成を第1の実施の形態と比較する
と、化粧枠10を取り付ける場所の違いにより化粧枠10の
長手方向が第1の実施の形態では垂直縦方向であったの
に対して、本実施の形態では水平横方向となっている点
が異なるが、その他の構成は第1の実施の形態と略同様
の構成となっている。
【0035】上述したように、固定部材20とサッシ枠50
との間隔が狭い場合には、第1の実施の形態で使用した
当接調整部材40を取り付けないことで、本実施の形態の
ように使用箇所が異なり、寸法も異なるタイプのものに
も第1の実施の形態で使用した共通の固定部材20と化粧
部材30とを使用することができる。これにより、部材数
の低減を図ることができて、製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0036】また、上述したような構成からなる本化粧
枠10において、固定部材20の嵌合溝24は、嵌合溝24の外
側突片26が内側突片27よりサッシ枠50側に突出してい
る。このため、本実施の形態のように当接調整部材40を
取り付けずに直接、固定部材20をサッシ枠50に当接する
場合、必ず室内側に面する外側突片26がサッシ枠50の端
面に当接する。すなわち、固定部材20の成形寸法のバラ
ツキや、固定部材20が当接するサッシ枠50の端面の形状
のバラツキがあっても、内側突片27とサッシ枠50とが当
接して室内側に位置する外側突片26とサッシ枠50との間
に隙間が発生することを抑えることができる。
【0037】なお、上記した第1及び第2の実施の形態
に係る化粧枠は、玄関のサッシ枠の室内側を化粧するも
のであったが、使用する箇所は特にこれに限定されるも
のではなく、玄関以外にも、勝手口や、窓等の建物に形
成される他の開口部の周囲を化粧する場合にも使用する
ことができるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、開口面への取付作業時間を短縮す
ることができるうえに固定部材とサッシ枠との間に当接
調整部材を挿入することにより共通の部材を使用して複
数種類の寸法の異なる化粧枠を提供することができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、当接調整片
の突出長さを調整することができて、任意の幅に調整可
能な化粧枠を提供することができる。請求項3記載の発
明によれば、固定部材を直接サッシ枠の端部に当接する
場合に固定部材やサッシ枠の寸法や形状にバラツキが生
じても内側突片がサッシ枠と当接することなく、室内側
に面する外側突片がサッシ枠と必ず当接するようにして
室内側の側面に隙間が発生するのを抑えることができる
化粧枠を提供することができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、手間をかけ
ずに製品品質のばらつきが少ないうえに木目模様を呈す
るように形成した化粧枠を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すものであり、
玄関入口の縦枠に固定した化粧枠を示す横断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示すものであり、
化粧枠を示す分解平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すものであり、
玄関入口の上横枠に固定した化粧枠を示す縦断面図であ
る。
【図4】従来の玄関入口の化粧枠を示す横断面図であ
る。
【図5】従来の玄関入口の化粧枠を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 化粧枠 20 固定部材 21 はめ込み固定部 22 凹凸部 23 係止溝 24 嵌合溝 25 凹凸部 26 外側突片 27 内側突片 30 化粧部材 31 はめ込み固定溝 32 凹凸部 33 係止突部 40 当接調整部材 41 嵌合突出片 42 凹凸部 43 当接調整片 44 嵌合取付部 50 サッシ枠 51 引き戸 60 壁パネル 61 壁仕上げ部材 62〜64 調整材 65 ねじ 70 建物躯体 71 建築パネル 72 芯材 73 面材 74 外壁 75 内壁 80 ドア上枠固定用角材 81 ドア縦枠固定
用角材 82 化粧木枠 83 パッキン 85 ドア上枠 86 ドア縦枠 87 ドア下枠 90 ドアパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠を固定するために設けられた建
    築躯体の開口部の開口面を化粧するための化粧枠であっ
    て、 建築躯体に固定される固定部材と、 その固定部材に係合して固定部材の反サッシ枠側を覆っ
    て化粧する化粧部材とを備え、 前記固定部材とサッシ枠との間には、一端が固定部材に
    嵌合されるとともに他端がサッシ枠端部に当接する当接
    調整部材が取付可能に形成されていることを特徴とする
    化粧枠。
  2. 【請求項2】 当接調整部材は、サッシ枠側に向かって
    延設されてサッシ枠の端部に当接する当接調整片を備
    え、 その当接調整片は、そのサッシ枠側に突出する突出長さ
    を固定部材とサッシ枠との間隔に応じて切断することに
    より調整できるように形成したことを特徴とする請求項
    1記載の化粧枠。
  3. 【請求項3】 固定部材のサッシ枠側には、当接調整部
    材が嵌合可能な嵌合溝を備え、 その嵌合溝は、その建築躯体側の側面を形成する内側突
    片と、嵌合溝の室内側に面する側面を形成する外側突片
    とからなり、 その外側突片の先端は、前記内側突片の先端よりサッシ
    枠側に突出するように形成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の化粧枠。
  4. 【請求項4】 固定部材、化粧部材および当接調整部材
    は、セルロース系材料の微粉末の表面にこの微粉末より
    も小径でかつ硬い微粉末を担持させて作成した粉体を混
    合した樹脂を着色成形することによって木目模様を呈す
    るように形成したことを特徴とする請求項1、請求項2
    または請求項3記載の化粧枠。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947087U (ja) * 1983-08-01 1984-03-28 ワイケイケイ株式会社 サツシの額縁取付装置
JPS62101988U (ja) * 1985-12-18 1987-06-29
JPH07139264A (ja) * 1993-11-19 1995-05-30 Misawa Homes Co Ltd 開口部化粧構造

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