JPH09258134A - 投写型光学装置 - Google Patents

投写型光学装置

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JPH09258134A
JPH09258134A JP8063478A JP6347896A JPH09258134A JP H09258134 A JPH09258134 A JP H09258134A JP 8063478 A JP8063478 A JP 8063478A JP 6347896 A JP6347896 A JP 6347896A JP H09258134 A JPH09258134 A JP H09258134A
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JP
Japan
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primary color
unit
color light
light
adjusting
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Withdrawn
Application number
JP8063478A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Ohashi
範之 大橋
Masaru Isawa
優 石和
Takahiro Nakano
貴浩 中野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投写型光学装置に関し、スクリーン上の画像
表示位置を容易に変えられるように該投写型光学装置を
構成して作業性アップによる生産性向上を図る。 【構成】 光源部11と、該光源部11からの光束を第1の
原色光と2個の原色光とに分離し、該2個の原色光は第
2の原色光と第3の原色光とに分離せしめた後に、各原
色光を合成して光束化する光学ユニット32と、各原色光
ごとに所要の処理を施す処理ユニット363 と、投写レン
ズ部13とが筐体311 に固定された投写型光学装置であっ
て、各処理ユニットをそれぞれの光軸に対して直交する
面内の同一方向に同じ量だけ移動させる処理ユニット調
整機構部35を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば液晶ディスプ
レイ分野におけるプロジェクタの如く、光源からの光を
3原色に分光して平行光束化し所要の処理を施してから
合成して所定のスクリーンに拡大投写せしめるカラー用
の投写型光学装置に係り、特にスクリーン上の画像表示
位置を容易に変えられるように該投写型光学装置を構成
することで、画像表示位置変更作業の作業性アップを図
った投写型光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の投写型光学装置の構成例
を示した図であり、図12は従来の他の投写型光学装置
の構成例を説明する図である。
【0003】なお以下の文中では、投写型光学装置が液
晶のカラーディスプレイ用プロジェクタである場合を例
としているので、3原色を処理するための処理ユニット
を液晶ユニットとして説明する。
【0004】また、上記図11と図12における各投写
型光学装置を区別するために文中では便宜上、図11の
装置を投写型光学装置(A) とし図12の装置を投写型光
学装置(B) として説明する。
【0005】図11で投写型光学装置(A) 1は大別する
と、一点鎖線Aで囲まれた光源部11と一点鎖線Bで囲ま
れた光学系12と一点鎖線Cで囲まれた投写レンズ部13と
を主要部として構成されているものである。
【0006】この内光源部11は例えば放物面鏡の如きリ
フレクタ111 とその焦点に位置せしめたメタルハライド
ランプの如き光源112 とからなり、該光源112 からリフ
レクタ方向に射出する光は全て該リフレクタ111 で反射
した後平行光束L′となって該光源部11から射出するよ
うになっている。
【0007】なお該光源112 の光学系側の頂点域には遮
光部112aが形成されており、該光源と対面する光学系内
光学素子には少なくとも該光源からの直接光が到達し得
ないようになっている。
【0008】また光学系12は、上記光源部11からの平行
光束L′を第1及び第2のダイクロイックミラー 121-1
と 121-2に導いてR,G,Bの3原色光に分解し、次い
で該各3原色光線上に位置する被投写体としての3原色
用液晶パネル 122-1,122-2,122-3でそれぞれの色光強度
を変調してから第3及び第4のダイクロイックミラー12
1-3と 121-4によって色合成された平行光束L″として
光学系12から導出し、投写レンズ13を経てスクリーン14
に投写するようになっている。
【0009】なお上記の各液晶パネル 122-1,122-2,122
-3は、それぞれに対応する集光レンズ 123-1,123-2,123
-3と対をなして液晶ユニット 124-1,124-2,124-3として
一体化されている。
【0010】また図の 125-1,125-2は光を所定方向に導
くためのミラー板である。一方他の投写型光学装置を説
明する図12で投写型光学装置(B) 2は、図11で説明
した光源部11と一点鎖線Bで囲まれた光学系21と3個の
図11で説明した投写レンズ部13とで構成されている。
【0011】そして特にこの場合の光学系21は、上記光
源部11からの平行光束L′を第1及び第2のダイクロイ
ックミラー 121-1と 121-2に導いてR,G,Bの3原色
光に分解し、次いで該各3原色光軸上に位置する被投写
体としての3原色用液晶ユニット 124-1,124-2,124-3
それぞれの色光強度が変調された平行光束L″にし、そ
のまま各光軸上に位置する投写レンズ13-1, 13-2, 13-3
を経てスクリーン14上に投写合成するようになってい
る。
【0012】なお図の 125は光を所定方向に導くための
ミラー板である。かかる構成になる投写型光学装置(A)
1や投写型光学装置(B) 2では、光源部11と光学系12,2
1 及び投写レンズ部13が筐体に一体化された状態で配置
されているので、上述したダイクロイックミラーや液晶
ユニット, ミラー板等の各光学素子の位置決めを確実に
行うことによってスクリーン14上に容易に投写できるメ
リットがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる従来の投
写型光学装置(A),(B) では、スクリーン上の画像表示位
置が該スクリーンに対して上下左右にずれていると、例
えば上下方向のずれは光学装置自体の台足長さ等で該装
置の設置角度(チルト)を調整することで修整しまた左
右方向のずれは該装置を左右方向にシフトさせて調整す
る等の如く、画像表示位置をスクリーンに対して調整す
るのに装置全体を動かす必要がある。
【0014】従って、これらの調整作業によってスクリ
ーン上の表示画像が台形状に歪んだり焦点ぼけが生じ易
くなると共に、装置が大型化したり狭い場所に設置され
ているとき等では該調整作業の作業性に難点が生ずると
言う問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、光源から光
束を射出する光源部と、該光束光軸上に配置した第1の
ダイクロイックミラーで該光束を第1の原色光と2個の
原色光からなる光束とに分離し、2個の原色光からなる
該光束は光軸上に配置した第2のダイクロイックミラー
で第2の原色光と第3の原色光とに分離させた後に、上
記第1の原色光と該第3の原色光とを光軸交点に配置し
た第3のダイクロイックミラーで合成光とし、該合成光
と上記第2の原色光とを各光軸交点に配置した第4のダ
イクロイックミラーで合成する光学ユニットと、分離さ
れた上記第1の原色光光軸上と上記第2の原色光光軸上
と上記第3の原色光光軸上のそれぞれに配置されて各原
色光ごとに所要の処理を施す処理ユニットと、上記光学
ユニットから射出する処理された光束をスクリーンに投
写する投写レンズ部、とが少なくとも筐体に固定されて
なり、前記各処理ユニットをそれぞれの光軸と直交する
面内で上記光学ユニットから射出する合成光を同軸にさ
せる方向に同じ量だけ同時に移動させる処理ユニット調
整機構部を備えている投写型光学装置によって解決され
る。
【0016】また、光源から光束を射出する光源部と、
該光束を該光束光軸に配置した第1のダイクロイックミ
ラーで第1の原色光と2個の原色光からなる光束とに分
離し、2個の原色光からなる該光束は光軸上に配置した
第2のダイクロイックミラーで第2の原色光と第3の原
色光とに分離させて同一面内で平行して整列する3原色
光のそれぞれに分離する光学ユニットと、該各原色光光
軸上に配置されて各原色光ごとに所要の処理を施す処理
ユニットと、該各処理ユニットから射出する原色光それ
ぞれの光軸上に配置されてスクリーンに投写する投写レ
ンズ部、とが少なくとも筐体に固定されてなり、前記各
処理ユニットをそれぞれの光軸に対して直交する面内の
同一方向に同じ量だけ同時に移動させる処理ユニット調
整機構部を備えていることを特徴とする投写型光学装置
によって解決される。
【0017】一般に光軸上に位置する上記液晶ユニット
を該光軸に対して直交する面内の二次元方向に移動させ
ると、該液晶ユニットの移動方向と対応する方向に画像
表示位置を移動することができる。
【0018】そこで本発明では、上記投写型光学装置
(A),(B) におけるそれぞれ3個の液晶ユニットが電気信
号によって光軸と直交する面内の二次元方向に相対的位
置関係を保ったまま同時に往復動し得るように投写型光
学装置を構成している。
【0019】このことは、スクリーンに対する表示画像
の位置合わせに装置全体を動かす必要がなくせると共
に、3個の液晶ユニット間の相対的位置ずれに起因する
表示画像の色ずれや歪,焦点ぼけ等が発生しないことを
示している。
【0020】従って、スクリーンに対する表示画像の位
置合わせ作業が電気信号で実現できて結果的に該位置合
わせ作業での作業性アップによる生産性向上を期待する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の投写型光学装置
(A) の構成を説明する概略図であり、図2は液晶ユニッ
ト調整部装着前の半完成光学装置を説明する図、図3は
液晶ユニット調整機構部を説明する図、図4は液晶ユニ
ット調整機構部の第1の調整部を説明する構成図、図5
は第1の調整部の完成状態を説明する図、図6は液晶ユ
ニット調整機構部の第2の調整部を説明する構成図、図
7は第2の調整部の完成状態を説明する図である。
【0022】また図8は本発明の投写型光学装置(B) の
構成を説明する概略図であり、図9は液晶ユニット調整
機構部装着前の半完成光学装置を説明する図、図10は
液晶ユニット調整機構部を構成と共に説明する図であ
る。
【0023】なお図ではいずれも図11及び図12で説
明した投写型光学装置(A),(B) に適用させた場合を例と
しているので、図11及び図12と同じ対象部材や部位
には同一の記号を付すと共に重複する説明についてはそ
れを省略する。
【0024】図1で本発明になる投写型光学装置(A) 3
は、半完成光学装置31と該半完成光学装置31に装着され
る液晶ユニット調整機構部35とで構成される。そこで理
解し易くするために先ず、図2で半完成光学装置31を説
明しまた図3乃至図7で液晶ユニット調整機構部35を説
明する。
【0025】半完成光学装置31を示す図2で、(2-1) は
外観を示した斜視図であり、(2-2)は光学素子の配置を
側面視して示したものである。図2で半完成光学装置31
は、図11で説明した光源部11と本発明に係わる光学ユ
ニット12′及び図11で説明した投写レンズ部13とが一
体化された筐体311 に配置固定されて構成されたもので
ある。
【0026】そしてこの場合の光学ユニット12′は、図
11における光学系12から3個の液晶ユニット 124-1,1
24-2,124-3 を取り外した残りの第1乃至第4のダイク
ロイックミラー 121-1,121-2,121-3,121-4と2個のミラ
ー板 125-1,125-2とが、上記光学系12と同じ配置位置に
なるように上記筐体311 に装着固定されているものであ
る。
【0027】そして該筐体311 の片側側面には、上記光
学ユニット12′における3個の液晶ユニット 124-1,124
-2,124-3 の配置位置と対応する領域に液晶ユニットが
そのホルダと共に余裕を持って通し得る大きさの開口窓
311a が形成されている。
【0028】また、該筐体311 の投写レンズ側前面で該
投写レンズ部13の下側近傍には、回転軸が該筐体の壁面
に対して垂直になるように配置した第1の直流モータ32
が、例えばステイ34等によって該壁面から浮いた状態で
装着されており、更に該回転軸の筐体壁面と近接する位
置には歯車33が固定されている。
【0029】一方図3で示す液晶ユニット調整機構部35
は、大別すると第1の調整部36と該第1の調整部36に沿
って移動可能に該調整部36に重ねて装着する第2の調整
部37とからなる。
【0030】そして第1の調整部36は図4で示す如く、
矢示A方向から見た正面視がほぼ逆L形で縦方向片の外
側辺の一部に裏面側(図面右側)に折り曲げられた筐体
装着片 361a が形成された第1の調整板361 と、該第1
の調整板361 の縦方向片の内側辺に沿って装着される液
晶ユニット完成体363 を主要部材として構成されている
ものである。
【0031】そして第1の調整板361 は、上記筐体装着
片 361a には上述した歯車33に噛み合うラック 362a が
該筐体装着片 361a の上側端辺から突出するように配置
されたラック板362 が装着され、また該装着片 361a の
下側端辺の近傍には該端辺に平行するスリット 361b が
形成されている。
【0032】更に該第1の調整板361 の縦方向片の表面
側下端近傍には、該調整板側に位置する回転軸が該調整
板361 に対して垂直になるように配置された第2の直流
モータ367 と、該回転軸に固定した歯車368 と噛み合う
ように装着した2個のアイドラ 369-1,369-2 がそれぞ
れ装着されている。
【0033】また上述した液晶ユニット完成体363 は、
L形に折り曲げられた金属板からなるホルダ364 の一方
の片 364′に設けた孔の領域に図11の液晶ユニット 1
24-3に対応する液晶ユニット 124-3が拡大した円内図
(a) に示す如くに固定され、他方の片 364″の端辺近傍
には該端辺に沿うスリット 364a が形成されていると共
に上記アイドラ 369-1に噛み合うラック 365a を備えた
ラック板365 が該ラック365a が該端辺から突出するよ
うに装着されているものである。
【0034】そこで該液晶ユニット完成体363 を、その
ラック 365a が上記アイドラ 369-1と噛み合う位置で上
記スリット 364a を通る例えば2個の首付ねじ366 等で
上記第1の調整板361 に取り付けることで、第1の調整
部36を図5で示すように構成することができる。
【0035】かかる第1の調整部36では第2の直流モー
タ367 を動作させると、該第2の直流モータ367 の近傍
を拡大視した円内図(a) に示す如く、該直流モータ367
の回転軸に固定された歯車368 の回転力がアイドラ 369
-1を介して液晶ユニット完成体363 のラック板365 に伝
達されるので、該直流モータ367 を電気信号によって動
作させることで上記スリット 364a でガイドされた液晶
ユニット完成体363 ひいては上記液晶ユニット 124-3
光軸に対して直交する上下方向に矢示Bの如く往復動さ
せることができる。
【0036】他方第2の調整部37は図6で示す如く、矢
示A方向から見た正面視が上記第1の調整板361 より小
さいほぼ逆L形で縦方向片の先端が内側の横方向に突出
した液晶ユニット装着片 371a に形成された第2の調整
板371 と、該第2の調整板371 の横方向片と該液晶ユニ
ット装着片 371a とに装着される2個の液晶ユニット完
成体373 を主要部材として構成されているものである。
【0037】そして第2の調整板371 は、その液晶ユニ
ット完成体装着片 371a には上記第1の調整部36におけ
る他方のアイドラ 369-2に噛み合うラック 372a を備え
たラック板372 が該ラック 372a が該液晶ユニット完成
体装着片 371a の上端辺から突出するように装着されて
いると共に、横方向片の上側端辺近傍には該端辺と平行
するスリット 371b が設けられている。
【0038】また上記2個の液晶ユニット完成体373 の
それぞれは、ホルダ374 の一方の片374′に設けた孔の
領域に図11の液晶ユニット 124-1と 124-2とに対応す
る液晶ユニット 124-1,124-2が図4同様に固定されてい
ると共に、他方の片 374″の端辺近傍には該液晶ユニッ
ト完成体取付け用の孔 374a が形成されているものであ
る。
【0039】そこで、該2個の液晶ユニット完成体373
の内の1個を図11の液晶ユニット124-1に対応させる
ものとして上記第2の調整板371 の液晶ユニット完成体
装着片 371a にねじ375 で装着すると共に、他方の液晶
ユニット完成体373 を図11の液晶ユニット 124-2に対
応させるものとして該第2の調整板371 の縦方向片の下
側端辺にねじ375 で装着することで、図7で示すように
第2の調整部37を構成することができる。
【0040】かかる第2の調整部37では、2個の液晶ユ
ニット完成体373 の各液晶ユニット124-1,124-2が平行
した状態で該第2の調整板371 に固定されているので、
該第2の調整板371 ひいては第2の調整部37の往復動で
2個の液晶ユニット完成体373 を同時に往復動させるこ
とができる。
【0041】ここで上記第1の調整部36と該第2の調整
部37とを、第1の調整部36のアイドラ 369-2と第2の調
整部37のラック 372a とが噛み合う位置で上記スリット
371b を通る例えば2個の首付ねじ366 等で上記第1の
調整部36に取り付けることで、図3で示した液晶ユニッ
ト調整機構部35を構成することができる。
【0042】かかる液晶ユニット調整機構部35では、第
2の直流モータ367 を動作させることで、その回転軸に
固定された歯車368 の回転が2個のアイドラ 369-1と 3
69-2とを介してラック板365 による液晶ユニット 124-3
の上下方向の往復動とラック板372 による2個の液晶ユ
ニット 124-1と 124-2の左右方向の往復動とを同時に実
現することができる。
【0043】更に、図2で説明した半完成光学装置31と
図3で説明した該液晶ユニット調整機構部35とを該液晶
ユニット調整機構部35におけるラック 362a と半完成光
学装置31における歯車33とを噛み合わせた状態で、該液
晶ユニット調整機構部35のスリット 361b を通る例えば
2個の首付ねじ366 等で係合することで、図1で示した
所要の投写形光学装置(A) 3を構成することができる。
【0044】かかる投写形光学装置3では、第1の直流
モータ32を動作させることで図11における3個の液晶
ユニット 124-1〜 124-3を同時に同じ量だけ矢示X方向
に往復動させられると共に、第2の直流モータ367 を動
作させることで、例えば液晶ユニット 124-1,124-2とは
矢示Y方向にまた液晶ユニット 124-3は矢示Z方向への
如く、をそれぞれの光軸に直交する方向に同時に同じ量
だけ往復動させることができる。
【0045】従って、第1の直流モータ32と第2の直流
モータ367 を同時に動作させることで図11における各
液晶ユニット 124-1〜 124-3が同時に同じ量だけ光軸と
直交する面内の二次元方向に往復動させられるので、投
写型光学装置全体を動かすことなく且つ3個の液晶ユニ
ット間の相対的位置ずれに起因する表示画像の色ずれや
歪,焦点ぼけ等を発生させることなく、スクリーンに対
する表示画像の位置合わせが実現できる投写型光学装置
を実現することができる。
【0046】一方図8で本発明になる他の投写型光学装
置(B) 4は、半完成光学装置41と該半完成光学装置41に
装着される液晶ユニット調整機構部45とで構成される。
そこで上述した投写型光学装置(A) 3と同様に先ず、図
9で半完成光学装置41を説明しまた図10で液晶ユニッ
ト調整機構部45を説明する。
【0047】半完成光学装置41を示す図9で、(9-1) は
外観を示した斜視図であり、(9-2)は光学素子の配置を
側面視して示したものである。図で半完成光学装置41
は、図12で説明した光源部11と本発明に係わる光学ユ
ニット21′及び図12で説明した投写レンズ部13とが、
一体化された筐体411 に内設配置されて構成されたもの
である。
【0048】そしてこの場合の光学ユニット21′は、図
12における光学系21から3個の液晶ユニット 124-1,1
24-2,124-3 を取り外した残りの2個の第1及び第2の
ダイクロイックミラー 121-1,121-2とミラー板 125とが
上記光学系21と同じ配置位置になるように上記筐体411
に固定されているものである。
【0049】そして該筐体411 の片側側面で上記光学系
21における3個の液晶ユニット 124 -1,124-2,124-3
配置位置と対応するほぼ領域には、液晶ユニットがその
ホルダと共に余裕を持って通し得る大きさでほぼ矩形状
の開口窓 411a が形成されている。
【0050】更に該開口窓 411a の投写レンズ側の側辺
近傍には、回転軸が該筐体の壁面に対して垂直になるよ
うに配置した第1の直流モータ412 が例えば図2で説明
したステイ等によって該壁面から浮いた状態で装着され
ており、更に該回転軸の筐体壁面と近接する位置には歯
車413 が固定されている。
【0051】また該第1の直流モータ412 の近傍には2
個のアイドラ 414-1,414-2が該歯車413 と噛み合うよう
に装着されているが、該各アイドラ 414-1,414-2には同
軸に送りねじ 414a が形成されている。
【0052】更に該開口窓 411a の周辺近傍の 2箇所に
はガイドピン415 が立てた状態で固定されている。液晶
ユニット調整機構部の構成を説明する図10で、液晶ユ
ニット調整機構部45は(10-1)で示す第1の調整部46と(1
0-2)で示す第2の調整部47とからなるものである。
【0053】すなわち図の(10-1)で第1の調整部46は、
平面視がほぼ矩形状でその幅寸法が上記筐体411 におけ
る開口窓 411a の幅より狭く長さが該開口窓 411a より
長い第1の調整板461 を主要部材としたものである。
【0054】そして該調整板461 の片面(図では上面)
の片側長辺に沿う領域には、回転軸が該調整板に対して
垂直になるように配置した第2の直流モータ462 が例え
ば図2で説明したステイ等によって該壁面から浮いた状
態で装着されており、更に該回転軸の筐体壁面と近接す
る位置には歯車463 が固定されている。
【0055】そして、該歯車463 の近傍には該歯車463
と噛み合うアイドラ464 が取付けられている。更に該第
1の調整板461 を筐体411 の上記開口窓 411a と対応さ
せたときの上述した送りねじ 414a と対応するそれぞれ
の位置には該送りねじ 414a に噛み合う雌ねじが形成さ
れたスリーブ465 が立てた状態で固定され、また図9で
説明したガイドピン415 と対応する位置には該ガイドピ
ン415 に嵌合するガイド孔 461a が形成されている。
【0056】一方図の(10-2)で第2の調整部47は、幅と
長さが上記第1の調整板よりも小さいほぼ矩形状の第2
の調整板471 と3個の図6で説明した液晶ユニット完成
体373 を主要部材としたものである。
【0057】そして該調整板471 の片面(図では上面)
の片側長辺に沿う領域には、上記第1の調整板461 に設
けたアイドラ464 と対応する位置に該アイドラ464 に噛
み合うラック 472a を備えたラック板472 が該ラック 4
72a を上記長辺から突出させて装着されていると共に、
該長辺に沿うスリット 471a が形成されている。
【0058】更に該調整板471 の他の長辺側には、図6
で説明した液晶ユニット完成体373が図12における液
晶ユニット間配置ピッチと等しいピッチで図6同様に装
着されている。
【0059】そこで、該第2の調整部47をそのラック 4
72a と上述した第1の調整部46のアイドラ464 とが噛み
合う位置で該第1の調整部46に搭載した上で、該第2の
調整部47に設けたスリット 471a を通る首付ねじ366 で
該第2の調整部47を第1の調整部46に取り付けること
で、液晶ユニット調整機構部45を(10-3)に示すように構
成することができる。
【0060】かかる液晶ユニット調整機構部45では、第
2の直流モータ462 を動作させることでアイドラ464 を
介するラック 472a への動力伝達によって第2の調整部
47を第1の調整部46に対してスリット 471a と沿う方向
すなわち図示E方向に往復動させることができるが、該
第2の調整部47には3個の液晶ユニット完成体373 が固
定されているので該各液晶ユニット完成体373 ひいては
図12における各液晶ユニット 124-1〜 124-3を相対的
な位置関係を保った状態で同時に往復動させることがで
きる。
【0061】更に、図9で説明した半完成光学装置41と
図10で説明した該液晶ユニット調整機構部45とを、半
完成光学装置41におけるガイドピン415 と液晶ユニット
調整機構部45のガイド孔 461a とを嵌合させた状態で該
半完成光学装置41の送りねじ44a を第1の直流モータ41
2 で回転させて該液晶ユニット調整機構部45を半完成光
学装置41に係合させると、図8で示した所要の投写形光
学装置(B) 4を構成することができる。
【0062】かかる投写形光学装置4では、第1の直流
モータ412 を動作させると、その歯車413 と噛み合って
回転する送りねじ44a と上述した第1の調整部46のスリ
ーブ465 との噛み合いで図12における3個の液晶ユニ
ット 124-1〜 124-3に対応する3個の液晶ユニット完成
体373 を同時に同じ量だけ矢示X方向に往復動させるこ
とができる。
【0063】また、第2の直流モータ462 を動作させる
ことで3個の液晶ユニット完成体373 ひいては液晶ユニ
ット 124-1〜 124-3を同時に同じ量だけ矢示Z方向に往
復動させることができる。
【0064】従って、第1の直流モータ412 と第2の直
流モータ462 を動作させることで図12における各液晶
ユニット 124-1〜 124-3が同時に同じ量だけ光軸と直交
する二次元方向に往復動させられるので、装置全体を動
かすことなく且つ3個の液晶ユニット間の相対的位置ず
れに起因する表示画像の色ずれや歪,焦点ぼけ等を発生
させることなく、スクリーンに対する表示画像の位置合
わせが実現できる投写型光学装置を実現することができ
る。
【0065】
【発明の効果】上述の如く本発明により、装置全体を動
かすことなく且つ3個の液晶ユニット間の相対的位置ず
れに起因する表示画像の色ずれや歪,焦点ぼけ等を発生
させることなく、スクリーンに対する表示画像の位置合
わせ作業が容易に行える投写型光学装置を提供すること
ができる。
【0066】なお本発明の説明では投写型光学装置が液
晶ディスプレイ分野でのプロジェクタである場合を例と
しているが、光源から射出する光を3原色に分離して所
要の処理を施す光学装置であれば、該処理ユニットが液
晶ユニット以外の如何なる装置にも同等の効果を持って
適用させられることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の投写型光学装置(A) の構成を説明す
る概略図。
【図2】 液晶ユニット調整機構部装着前の半完成光学
装置を説明する図。
【図3】 液晶ユニット調整機構部を説明する図。
【図4】 液晶ユニット調整機構部の第1の調整部を説
明する構成図。
【図5】 第1の調整部の完成状態を説明する図。
【図6】 液晶ユニット調整機構部の第2の調整部を説
明する構成図。
【図7】 第2の調整部の完成状態を説明する図。
【図8】 本発明の投写型光学装置(B) の構成を説明す
る概略図。
【図9】 液晶ユニット調整機構部装着前の半完成光学
装置を説明する図。
【図10】 液晶ユニット調整機構部を構成と共に説明
する図。
【図11】 従来の投写型光学装置の構成例を示した
図。
【図12】 従来の他の投写型光学装置の構成例を説明
する図。
【符号の説明】
3,4 投写型光学装置 11 光源部 12′, 21′ 光学ユニット 13 投写レンズ部 31,41 半完成光学装置 32,412 第1の直流モータ 33,368,413,463 歯車 34 ステイ 35,45 液晶ユニット調整機構部 36,46 第1の調整部 37,47 第2の調整部 121-1〜 121-4 第1〜第4のダイクロイックミラー 124-1〜 124-4 液晶ユニット(処理ユニット) 125-1,125-2 ミラー板 311,411 筐体 311a,411a 開口窓 361,461 第1の調整板 361a 筐体装着片 361b ス
リット 362,365,372,472 ラック板 362a,365a,372
a,472a ラック板 363,373 液晶ユニット完成体 364,374 ホルダ 364a
スリット 366 首付ねじ 367,462 第2の直流モータ 369-1,369-2,414-1,414-2,464 アイドラ 374a 取付け孔 371,471 第2の調整板 371a
k液晶ユニット装着 371b,471a スリット 375 ねじ 414a 送りねじ 415 ガイドピン 461a ガイド孔 465 スリーブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から光束を射出する光源部と、 該光束光軸上に配置した第1のダイクロイックミラーで
    該光束を第1の原色光と2個の原色光からなる光束とに
    分離し、2個の原色光からなる該光束は光軸上に配置し
    た第2のダイクロイックミラーで第2の原色光と第3の
    原色光とに分離させた後に、上記第1の原色光と該第3
    の原色光とを光軸交点に配置した第3のダイクロイック
    ミラーで合成光とし、該合成光と上記第2の原色光とを
    各光軸交点に配置した第4のダイクロイックミラーで合
    成する光学ユニットと、 分離された上記第1の原色光光軸上と上記第2の原色光
    光軸上と上記第3の原色光光軸上のそれぞれに配置され
    て各原色光ごとに所要の処理を施す処理ユニットと、 上記光学ユニットから射出する処理された光束をスクリ
    ーンに投写する投写レンズ部、とが少なくとも筐体に固
    定されてなり、 前記各処理ユニットをそれぞれの光軸と直交する面内で
    上記光学ユニットから射出する合成光を同軸にさせる方
    向に同じ量だけ同時に移動させる処理ユニット調整機構
    部を備えていることを特徴とする投写型光学装置。
  2. 【請求項2】 光源から光束を射出する光源部と、 該光束を該光束光軸に配置した第1のダイクロイックミ
    ラーで第1の原色光と2個の原色光からなる光束とに分
    離し、2個の原色光からなる該光束は光軸上に配置した
    第2のダイクロイックミラーで第2の原色光と第3の原
    色光とに分離させて同一面内で平行して整列する3原色
    光のそれぞれに分離する光学ユニットと、 該各原色光光軸上に配置されて各原色光ごとに所要の処
    理を施す処理ユニットと、 該各処理ユニットから射出する原色光それぞれの光軸上
    に配置されてスクリーンに投写する投写レンズ部、とが
    少なくとも筐体に固定されてなり、 前記各処理ユニットをそれぞれの光軸に対して直交する
    面内の同一方向に同じ量だけ同時に移動させる処理ユニ
    ット調整機構部を備えていることを特徴とする投写型光
    学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の処理ユニット調整機構部
    が、 処理ユニットのみが未装着で筐体側壁片側の該各処理ユ
    ニット配置領域に開口窓が形成された半完成光学装置の
    該開口窓近傍の側壁に、該開口窓の一部を覆った状態で
    該開口窓貫通方向に往復動可能に装着された第1の調整
    部と、該第1の調整部に載置された状態で該第1の調整
    部に対して前記第3の原色光と平行する方向に往復動可
    能に装着された第2の調整部とからなり、 上記第1の調整部には第3の原色光と対応する位置に該
    第3の原色光光軸と直交するように処理ユニットが装着
    され、上記第2の調整部には第1の原色光と第2の原色
    光と対応するそれぞれの位置に該各原色光光軸と直交す
    るように処理ユニットが装着されていると共に、 上記第2の調整部を往復動させた時に、上記第1の調整
    部に装着した処理ユニットが前記光学ユニットからの射
    出光を同軸にさせる方向に同じ量だけ往復動し得るよう
    に構成されていることを特徴とする投写型光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のユニット調整機構部が、 処理ユニットのみが未装着で筐体側壁片側の該各処理ユ
    ニット配置領域に開口窓が形成された半完成光学装置の
    該開口窓近傍の側壁に、該開口窓の一部を覆った状態で
    該開口窓を貫通する方向に往復動可能に装着された第1
    の調整部と、該第1の調整部に載置された状態で該第1
    の調整部に対して3原色光整列方向に往復動し得る第2
    の調整部とからなり、 該第2の調整部には整列した3原色光と対応するそれぞ
    れの位置に該各原色光光軸と直交するように各処理ユニ
    ットが装着されていることを特徴とする投写型光学装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の処理ユニ
    ットが、液晶ユニットであることを特徴とする投写型光
    学装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020067666A (ja) * 2017-11-30 2020-04-30 富士フイルム株式会社 プロジェクタ

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US11194235B2 (en) 2017-11-30 2021-12-07 Fujifilm Corporation Projector
US11899346B2 (en) 2017-11-30 2024-02-13 Fujifilm Corporation Projector with rotatable projection lens
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