JPH09259065A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH09259065A
JPH09259065A JP8093395A JP9339596A JPH09259065A JP H09259065 A JPH09259065 A JP H09259065A JP 8093395 A JP8093395 A JP 8093395A JP 9339596 A JP9339596 A JP 9339596A JP H09259065 A JPH09259065 A JP H09259065A
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JP
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processing
peripheral device
peripheral
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requesting
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JP8093395A
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Koji Igawa
幸治 井川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は全ての処理を1つの処理装置で行な
わずに、高性能化された周辺機器に処理を分散させるこ
とにより、システム全体の処理性能を向上させる。 【解決手段】 処理装置1で処理しなければならない処
理量が自装置だけで処理不可能な量になったとき、中央
処理装置10によって処理を依頼可能な周辺機器がある
かどうかをチェックし、処理を依頼可能な周辺装置があ
るとき、この周辺機器に処理の一部を依頼することによ
り、システム全体の処理速度などを向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワープロ装置、パ
ソコン装置、ワークステーション装置などやこれらに接
続されるプリンタ装置、スキャナ装置などの周辺機器を
含むシステムで使用される処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ分野においては、従来、ハ
ードウェアについて、各種の革新的な技術が開発され、
処理速度や処理可能データ量が格段に進歩した。しかし
ながら、最近では、ソフトウェアの高性能化もめざまし
く、複雑な処理を伴う高機能なソフトウェアが開発され
た後、このソフトウェアが要求する処理性能を持つハー
ドウェアが開発されて、このソフトウェアが一気に普及
するという、ソフトウェア先行型に移行している。した
がって、ユーザは、使いたいソフトウェアがあっても、
これを快適に使用することがでるだけのパフォーマンス
を持つハードウェアが開発されて、発売されるのを待た
なくてはならない。特に、パーソナルコンピュータ装置
(パソコン装置)分野では、ソフトウェア(OSやアプ
リケーションなど)が要求する処理を全て1台のコンピ
ュータ装置で処理することが多いことから、この傾向が
顕著である。一方、プリンタ装置などの周辺機器の分野
も、最近、めざましい発達を遂げ、このプリンタ装置が
接続されるホストコンピュータ装置の処理性能を凌ぐ性
能を持つものも開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在で
は、プリンタ装置などの周辺機器については、ホストコ
ンピュータ装置側で全ての処理を行なった結果のみを受
信して、これを印刷するなど、周辺機器本来の処理だけ
を行なうのみである。したがって、ユーザがアプリケー
ションなどのソフトウェアを動作させて、データを印刷
させる場合などでは、ホストコンピュータ装置に匹敵す
る処理性能を持つ周辺機器が接続されているにもかかわ
らず、ホストコンピュータ装置側で印刷に必要な処理を
行なった後、この処理結果をプリンタ装置に送信して、
プリントさせるようにしていることから、このプリンタ
装置が高速な処理性能を持っていても、ホストコンピュ
ータ装置から印刷要請があるまで、何もしないで待機状
態を継続していることが多い。また、プリンタ装置など
の周辺機器とデータ送受信を行なうデータ送受信インタ
フェースについては、ネットワーク規格や双方向セント
ロニクス規格の普及により、ホストコンピュータ装置
と、周辺機器との間の情報交換が自由に行われる環境が
整ってきているが、現在、この環境を有効に活用して分
散処理するという概念すらない。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、請求項1では、全ての処理を1つの処理装置で
行なわずに、高性能化された周辺機器に処理を分散させ
ることにより、システム全体の処理性能を向上させるこ
とができる処理装置を提供することを目的としている。
請求項2では、依頼した処理に対する周辺機器側の処理
性能を把握することにより、最も効果的に処理を分散化
させることができ、これによって周辺機器の性能を効率
良く活用して、システム全体の処理性能を向上させるこ
とができる処理装置を提供することを目的としている。
請求項3では、分散処理を依頼した周辺機器が、本来の
処理を行なう必要が発生したり、誤って電源が切られた
りするなどの事故があっても、次に処理能力が高い周辺
機器に処理を再依頼することにより、システム全体の処
理性能が低下するのを未然に防止することができる処理
装置を提供することを目的としている。請求項4では、
各周辺機器の処理性能と、これら各周辺機器の稼動率と
を加味して優先順位を付けることにより、システム全体
の平均的な処理性能を大幅に向上させることができる処
理装置を提供することを目的としている。請求項5で
は、処理時間の長い処理を周辺機器に依頼する場合など
のように、処理を依頼した周辺機器本来の処理が途中で
発生し、依頼した処理が待たされる可能性が高いとき、
複数の周辺機器に同じ処理を依頼して、並行処理させる
ことにより、システム全体の平均的な処理性能を大幅に
向上させることができる処理装置を提供することを目的
としている。請求項6では、イメージ処理などを行なう
場合、処理そのものよりも、処理対象となるイメージデ
ータを依頼先に送信するのに要する時間と、処理後のデ
ータを依頼先から受信するのに要する時間とが長くなっ
てしまうことから、イメージ処理性能のみならず、デー
タの送受信性能なども考慮した優先順位付けを行なうこ
とにより、システム全体として、最も効率的な処理を実
現することができる処理装置を提供することを目的とし
ている。請求項7では、どの周辺機器に処理を依頼中で
あるかをユーザに告知することにより、処理の依頼対象
となっている周辺機器の電源が遮断されるなどの事故を
未然に防止するとともに、ユーザの判断で、他の周辺機
器に対して、本来の処理を指示するように促し、これに
よってシステム全体の処理性能が低下するのを未然に防
止することができる処理装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、表示装置や入力装置のう
ち、必要な装置を持ち、入力されたデータを処理し、必
要に応じてこの処理結果を表示する処理装置において、
1つ以上の周辺機器と双方向で情報伝送を行なう通信イ
ンタフェース回路を持ち、前記各周辺機器の処理能力、
処理状況、稼動状況を把握し、この把握内容に基づき各
周辺機器の処理能力に応じた処理を各周辺機器に依頼す
ることを特徴としている。請求項2では、請求項1に記
載の処理装置において、各周辺機器の処理能力を自装置
の処理能力に対する相対性能比で管理し、各周辺機器に
処理を依頼する際、前記管理内容に基づき各周辺機器の
中で、最も短い時間で処理を完了することが予想される
周辺機器を選択して、処理を依頼することを特徴として
いる。請求項3では、請求項1に記載の処理装置におい
て、処理を依頼した周辺機器が処理を実行できない状況
になったとき、この周辺機器の次に処理能力が高い周辺
機器に処理を再依頼することを特徴としている。請求項
4では、請求項1に記載の処理装置において、複数の周
辺機器の処理能力とこれら各周辺機器の稼動率とを掛け
合わせた値に基づいて、処理を依頼する周辺機器の優先
順位を決定することを特徴としている。請求項5では、
請求項1に記載の処理装置において、グラフィック描画
処理または処理に時間がかかってしまう処理のうち、少
なくともいずれか一方の処理を周辺機器に依頼すると
き、複数の周辺機器に対して、同じ処理を依頼すること
を特徴としている。請求項6では、請求項1に記載の処
理装置において、各周辺機器とのデータ送受信速度を管
理し、処理対象となるデータ量が膨大であり、その送受
信に時間がかかってしまうとき、データ送受信速度が速
い周辺機器に優先的に処理を依頼することを特徴として
いる。請求項7では、請求項1に記載の処理装置におい
て、周辺機器に処理を依頼したとき、どの周辺機器に処
理を依頼中であるかを表示することを特徴としている。
【0006】上記の構成により、請求項1では、表示装
置や入力装置のうち、必要な装置を持ち、入力されたデ
ータを処理し、必要に応じてこの処理結果を表示する処
理装置において、1つ以上の周辺機器と双方向で情報伝
送を行なう通信インタフェース回路を持ち、前記各周辺
機器の処理能力、処理状況、稼動状況を把握し、この把
握内容に基づき各周辺機器の処理能力に応じた処理を各
周辺機器に依頼することにより、全ての処理を1つの処
理装置で行なわずに、高性能化された周辺機器に処理を
分散させ、システム全体の処理性能を向上させる。請求
項2では、請求項1に記載の処理装置において、各周辺
機器の処理能力を自装置の処理能力に対する相対性能比
で管理し、各周辺機器に処理を依頼する際、前記管理内
容に基づき各周辺機器の中で、最も短い時間で処理を完
了することが予想される周辺機器を選択して、処理を依
頼することにより、最も効果的に処理を分散化させ、こ
れによって周辺機器の性能を効率良く活用して、システ
ム全体の処理性能を向上させる。請求項3では、請求項
1に記載の処理装置において、処理を依頼した周辺機器
が処理を実行できない状況になったとき、この周辺機器
の次に処理能力が高い周辺機器に処理を再依頼すること
により、分散処理を依頼した周辺機器が、本来の処理を
行なう必要が発生したり、誤って電源が切られたりする
などの事故があっても、次に処理能力が高い周辺機器に
処理を再依頼し、これによってシステム全体の処理性能
が低下するのを未然に防止する。請求項4では、請求項
1に記載の処理装置において、複数の周辺機器の処理能
力とこれら各周辺機器の稼動率とを掛け合わせた値に基
づいて、処理を依頼する周辺機器の優先順位を決定する
ことにより、各周辺機器の処理性能と、これら各周辺機
器の稼動率とを加味して優先順位を付け、これによって
システム全体の平均的な処理性能を大幅に向上させる。
請求項5では、請求項1に記載の処理装置において、グ
ラフィック描画処理または処理に時間がかかってしまう
処理のうち、少なくともいずれか一方の処理を周辺機器
に依頼するとき、複数の周辺機器に対して同じ処理を依
頼することにより、処理時間の長い処理を周辺機器に依
頼する場合などのように、処理を依頼した周辺機器本来
の処理が途中で発生し、依頼した処理が待たされる可能
性が高いときでも、システム全体の平均的な処理性能を
大幅に向上させる。請求項6では、請求項1に記載の処
理装置において、各周辺機器とのデータ送受信速度を管
理し、処理対象となるデータ量が膨大であり、その送受
信に時間がかかってしまうとき、データ送受信速度が速
い周辺機器に優先的に処理を依頼するにより、イメージ
処理などを行なう場合、処理そのものよりも、処理対象
となるイメージデータを依頼先に送信するのに要する時
間と、処理後のデータを依頼先から受信するのに要する
時間が長くなってしまときでも、システム全体として、
最も効率的な処理を実現する。請求項7では、請求項1
に記載の処理装置において、周辺機器に処理を依頼した
とき、どの周辺機器に処理を依頼中であるかを表示する
ことにより、どの周辺機器に処理を依頼中であるかをユ
ーザに告知し、これによって処理の依頼対象となってい
る周辺機器の電源が遮断されるなどの事故を未然に防止
するとともに、ユーザの判断で、他の周辺機器に対して
本来の処理を指示するように促し、システム全体の処理
性能が低下することを未然に防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による処理
装置の一形態例を示すブロック図である。この図に示す
処理装置1は、入力装置2と、表示装置3と、シリアル
通信制御回路4と、シリアル通信インタフェース5と、
パラレル通信制御回路6と、双方向セントロニクスイン
タフェース7と、ネットワーク制御回路8と、ネットワ
ークインタフェース9と、中央処理装置10と、記憶装
置11とを備えており、ユーザの処理指示に基づきこの
処理を実行するのに必要な各種処理を生成し、これらの
各種処理を実行する際、各周辺機器に依頼可能な処理に
ついては、これらの各種処理を実行するのに最適な周辺
機器を選択して、処理を依頼し、これを実行させる。前
記入力装置2は、キーボード装置、マウス装置、光磁気
ディスク機構など、文字、数値などを入力するのに必要
な装置や記録媒体授受機構などを備えており、これらの
各装置や機構が操作されて各種の指令やデータなどが入
力されたとき、これを入力データとして中央処理装置1
0に供給する。
【0008】また、表示装置3は、LCD装置、CRT
装置など文字や罫線などを可視化する装置を備えてお
り、中央処理装置10から表示用データが供給されたと
き、これを取り込んで可視化する。また、シリアル通信
制御回路4は、RS232C規格などのシリアル通信を
制御する制御素子などを備えており、中央処理装置10
から送信データが供給されたとき、この送信データをシ
リアル信号に変換して、シリアル通信インタフェース5
に供給し、またこのシリアル通信インタフェース5によ
ってシリアル信号が受信されたとき、このシリアル信号
を取り込んで、パラレル信号に変換し、これを受信デー
タとして、中央処理装置10に供給する。シリアル通信
インタフェース5は、RS232C規格などのシリアル
インタフェースコネクタなどによって構成されており、
シリアルケーブル11を介して周辺機器の1つ、例えば
図2に示す如く第2プリンタ装置12に接続され、シリ
アル通信制御回路4からシリアル信号が出力されたと
き、これをシリアルケーブル11を介して前記第2プリ
ンタ装置12に送信し、またこの第2プリンタ装置12
からシリアル信号が出力されたとき、シリアルケーブル
11を介してこれを取り込んでシリアル通信制御回路4
に供給する。
【0009】また、パラレル通信制御回路6は、双方向
セントロニクス規格などのパラレル通信を制御する制御
素子などを備えており、中央処理装置10から送信デー
タが供給されたとき、この送信データをパラレル信号に
変換して、前記双方向セントロニクスインタフェース7
に供給し、またこの双方向セントロニクスインタフェー
ス7によってパラレル信号が受信されたとき、このパラ
レル信号を取り込んで、通常のパラレル信号に変換し、
これを受信データとして中央処理装置10に供給する。
双方向セントロニクスインタフェース7は、双方向セン
トロニクス規格などのパラレルインタフェースコネクタ
などによって構成されており、パラレルケーブル13を
介して周辺機器の1つ、例えば図2に示す如く第1プリ
ンタ装置14に接続され、前記パラレル通信制御回路6
からパラレル信号が出力されたとき、これをパラレルケ
ーブル13を介して前記第1プリンタ装置14に送信
し、またこの第1プリンタ装置14からパラレル信号が
出力されたとき、パラレルケーブル13を介してこれを
取り込んで、前記パラレル通信制御回路6に供給する。
【0010】また、ネットワーク制御回路8は、10B
aseT規格などのネットワーク通信を制御する制御素
子などを備えており、中央処理装置10から送信データ
が供給されたとき、この送信データを通信信号に変換し
て、前記ネットワークインタフェース9に供給し、また
このネットワークインタフェース9によって通信信号が
受信されたときこの通信信号を取り込んで、パラレル信
号に変換し、これを受信データとして中央処理装置10
に供給する。ネットワークインタフェース9は、10B
aseT規格などのネットワークインタフェースコネク
タなどによって構成されており、通信ケーブル15を介
して周辺機器の1つ、例えば図2に示す如く第3プリン
タ装置16、複数のパソコン装置17、18、ワークス
テーション装置19などが接続されたネットワーク20
を構成するネットワークケーブル21のノード22に接
続され、前記ネットワーク通信制御回路8から通信信号
が出力されたとき、これを通信ケーブル15を介して前
記ネットワーク20に接続された第3プリンタ装置1
6、各パソコン装置17、18、ワークステーション装
置19などに送信し、またこれら第3プリンタ装置1
6、各パソコン装置17、18、ワークステーション装
置19などから通信信号が出力されたとき、ネットワー
クケーブル21、ノード22、通信ケーブル15を介し
てこれを取り込んで、前記ネットワーク通信制御回路8
に供給する。
【0011】また、中央処理装置10は、各種のデータ
処理などを行なうCPUなどを備えており、前記入力装
置2から供給された入力データに基づき前記記憶装置1
1を使用しながら、指定された処理を行なうとともに、
この処理において、周辺機器に処理の一部を依頼した方
が良いかどうかを判断し、周辺機器に処理を依頼した方
が良いと判断したとき、最も最適な周辺機器を選択し
て、シリアル通信制御回路4、パラレル通信制御回路
6、ネットワーク制御回路8のうち、選択した周辺機器
に対応する制御回路を制御して、処理を依頼することに
より、前記処理を最も効率良く実行する。また、記憶装
置11は、RAM回路、光磁気ディスク機構やハードデ
ィスク機構などデータの書込みと読み出しとが行なえる
装置を備えており、中央処理装置10から書込みデータ
が供給されたときこれを記憶し、中央処理装置10から
読み出し指令が出力されたときこの読み出し指令によっ
て指定された内容を読み出し、これを読み出しデータと
して中央処理装置10に供給する。この場合、中央処理
装置10から出力される書込みデータによって、記憶装
置11内部に図3に示す如くシリアル通信制御回路4、
パラレル通信制御回路6、ネットワーク制御回路8を通
して各周辺機器と通信を行なって得られたこれら各周辺
機器の普遍的な情報となる能力(双方向の可否、通信速
度、処理速度、稼動率、グラフィック描画の可否、イメ
ージ圧縮の可否、ディザ処理の可否、イメージ拡大縮小
の可否、浮動小数点演算の可否など)に関する情報がま
とめられた周辺機器管理データリスト23と、図4に示
す如く前記各周辺機器と通信を行なったときの最新情報
に基づいて得られた、現時点における各周辺機器の状況
(稼動状況、処理依頼状況、依頼内容、電源状況、エラ
ー状況など)に関する情報がまとめられた周辺機器動作
状況管理データリスト24とが格納されて、これら周辺
管理データリスト23と、周辺機器動作状況管理データ
リスト24とを参照することにより、各周辺機器の能力
や稼動状況などが分かるようにされている。
【0012】次に、図5〜図7に示すフローチャートを
参照しながら、この形態例の動作について説明する。ま
ず、中央処理装置10において、自装置のパフォーマン
スでは、充分に対応することができないような過負荷な
処理が集中した場合には、中央処理装置10によって周
辺機器に処理の一部を依頼することができるかどうかが
チェックされ(ステップST1)、周辺機器に依頼する
ことができる処理があれば、記憶装置11に格納されて
いる周辺機器管理データリスト23が参照されて、依頼
したい処理を実行可能な能力を持つ周辺機器があるかど
うかが調べられる(ステップST2)。依頼したい処理
を実行することができる周辺機器が見つかれば(ステッ
プST3)、中央処理装置10によって記憶装置11に
格納されている周辺機器動作状況管理データリスト24
が参照されて(ステップST4)、該当する全ての周辺
機器のうち、処理を依頼することができる状態にある周
辺機器が見つけ出される(ステップST5)。
【0013】この際、電源がオフにされているもの、本
来の処理を実行中のもの、既に他の処理を依頼中である
ものが対象から除外されることから、現時点における各
周辺機器の動作状況が図4の周辺機器動作状況管理デー
タリスト24で示される状況であるときには、第1プリ
ンタ装置14、第2プリンタ装置12、第3プリンタ装
置16が全て処理を依頼することができない周辺機器と
判断される。依頼可能な周辺機器が1つしか無いときに
は(ステップST6)、中央処理装置10によってシリ
アル通信制御回路4、パラレル通信制御回路6、ネット
ワーク制御回路8のうち、周辺機器に対応する制御回路
が選択され、この制御回路を介して周辺機器に処理が依
頼されるとともに(ステップST7)、処理を依頼中で
あることを示す情報が周辺機器動作状況管理データリス
ト24に書き込まれる(ステップST8)。また、この
とき、依頼可能な周辺機器が複数個見つかれば(ステッ
プST6)、中央処理装置10によって依頼したい処理
の内容に応じた最適な周辺機器が決定される。
【0014】例えば、依頼したい処理がイメージデータ
の処理であれば(ステップST14)、データの送受信
に多くの時間が費されることから、中央処理装置10に
よって周辺機器管理データリスト23が参照されたと
き、複数の周辺機器の中にある処理依頼候補のうち、最
も通信速度が速い周辺機器が最適候補にされ(ステップ
ST15)、この周辺機器に対し処理依頼が出されると
ともに、表示装置3上に処理を依頼した周辺機器の名
称、依頼した処理の内容などを示すメッセージが表示さ
れる(ステップST16)。また、依頼したい処理がグ
ラフィック処理であれば(ステップST14、ST1
7)、依頼した処理が完了するまでの時間が長くなり、
処理途中で周辺機器本来の業務(例えば、周辺機器がプ
リンタ装置であれば、印刷依頼など)が発生して、依頼
している処理が中断される可能性が高いことから、中央
処理装置10によって周辺機器管理データリスト23が
参照されたとき、複数の周辺機器の中にある処理依頼候
補のうち、複数の周辺機器が候補に選択され、この周辺
機器に対し処理依頼が出されるとともに、表示装置3上
に処理を依頼した周辺機器の名称、依頼した処理の内容
などを示すメッセージが表示される(ステップST1
8)。これによって、これらの各周辺機器のうちのいず
れかが依頼した処理を中断しても、処理が中断されたま
まで長々と待たされるという危険が回避される。
【0015】また、依頼したい処理がイメージデータ処
理でも、グラフィック処理でもない処理であれば(ステ
ップST14、ST17)、中央処理装置10によって
周辺機器管理データリスト23が参照されたとき、複数
の周辺機器の中にある処理依頼候補のうち、処理性能期
待値が算出される(ステップST19)。この場合、処
理性能期待値は、中央処理装置10の性能値に対する各
周辺機器の相対的な性能値(例えば、処理速度)と、各
周辺機器が依頼された処理を実行することができる可能
性(1−稼動率で表わされる値)とが掛け合わされた値
であり、各周辺機器の電源が投入されている全時間の中
で稼動率が20%であれば、残り80%が未稼動状態で
あると推定されることから、処理を依頼しても、80%
の確率で依頼された処理を実行することができると推定
され、この“1−稼動率”と、処理速度とが掛け合わさ
れて、求められる。
【0016】これによって、いくら処理性能が高くて
も、本来の業務が頻繁に発生して、中央処理装置10か
ら依頼された処理を充分にこなせないような候補の優先
順位が低くされ、逆に多少処理速度が低くても、本来の
業務に関する発生頻度が小さく、中央処理装置10から
依頼された処理に専念することができる候補の優先順位
が高くされる。これらの各周辺機器の処理性能期待値が
得られた後、中央処理装置10によってこれらの各処理
性能期待値が相互に比較され、最も処理性能期待値が高
い周辺機器が平均的に安定した処理を実行することがで
きる最適候補として選択され(ステップST20)、こ
の周辺機器に対し、処理依頼が出され、表示装置3上に
処理を依頼した周辺機器の名称、依頼した処理の内容な
どを示すメッセージが表示される(ステップST2
1)。この後、中央処理装置10によって、上述した選
択基準で選択された周辺機器に処理を依頼中であること
を示す情報が生成されて、これが周辺機器動作状況管理
データリスト24に書き込まれる(ステップST8)。
【0017】以後、中央処理装置10によってシリアル
通信制御回路4、パラレル通信制御回路6、ネットワー
ク制御回路8を通して、各周辺機器のうち処理を依頼し
た周辺機器の動作状況が定期的にチェックされて、この
チェック動作で得られた動作状況に基づき記憶装置11
内に格納されている周辺機器動作状況管理データリスト
24が書き換えられるとともに(ステップST9)、依
頼した処理を実行している周辺機器に対し、本来の業務
依頼があれば(ステップST10、ST11)、上述し
た決定手順が再度繰り返されて処理の依頼先として、次
に最適な候補が選択され、この候補に対して同じ処理が
再度、依頼される。依頼した処理が完了して周辺機器か
ら処理が完了したことを示す信号が出力されれば(ステ
ップST10)、シリアル通信制御回路4、パラレル通
信制御回路6、ネットワーク制御回路8のうち、周辺機
器に対応する制御回路によってこれが受信されて、中央
処理装置10によって処理の実行結果が取り込まれると
ともに(ステップST12)、処理完了内容に基づき記
憶装置11内に格納されている周辺機器動作状況管理デ
ータリスト24が書き換えられる(ステップST1
3)。
【0018】このように、この形態例では、請求項1に
対応する部分において、全ての処理を1つの処理装置の
みで行なわずに、高性能化された周辺機器に処理を分散
させるようにしているので、システム全体の処理性能を
向上させることができる。また、この形態例では、請求
項2に対応する部分において、各周辺機器と通信を行な
って、依頼した処理に対する周辺機器側の処理性能を把
握し、これを周辺機器管理データリストにまとめて管理
するようにしているので、最も効果的に処理を分散化さ
せることができ、これによって周辺機器の性能を効率良
く活用して、システム全体の処理性能を向上させること
ができる。また、この形態例では、請求項3に対応する
部分において、分散処理を依頼した周辺機器が、本来の
処理を行なう必要が発生したり、誤って電源が切られた
りするなどの事故があっても、次に処理能力が高い周辺
機器を選択してこの周辺機器に処理を再依頼するように
したているので、処理を依頼した周辺機器に対して本来
の業務依頼が発生しても、システム全体の処理性能が低
下するのを未然に防止することができる。
【0019】また、この形態例では、請求項4に対応す
る部分において、各周辺機器の処理性能と、これら各周
辺機器の稼動率とを加味して優先順位を付けて、処理を
依頼する周辺機器を選択するようにしているので、各周
辺機器のうち、未稼動状態となっている周辺機器を優先
して処理を依頼することができ、これによってシステム
全体の平均的な処理性能を大幅に向上させることができ
る。また、この形態例では、請求項5に対応する部分に
おいて、処理時間の長い処理を周辺機器に依頼する場合
などのように、処理を依頼した周辺機器本来の処理が途
中で発生し、依頼した処理が待たされる可能性が高いと
き、複数の周辺機器に同じ処理を依頼して、並行処理さ
せるようにしているので、依頼した処理が途中で中断さ
れて、処理の完了までの時間が長くなるのを防止するこ
とができ、これによってシステム全体の平均的な処理性
能を大幅に向上させることができる。
【0020】また、この形態例では、請求項6に対応す
る部分において、イメージ処理などを行なう場合、処理
そのものよりも、処理対象となるイメージデータを依頼
先に送信するのに要する時間と、処理後のデータを依頼
先から受信するのに要する時間とが長くなってしまうこ
とから、イメージ処理性能のみならず、データの送受信
性能なども考慮した優先順位付けを行なうようにしてい
るので、データの送受信によって生じるタイムロスを小
さくして、システム全体として、最も効率的な処理を実
現することができる。また、この形態例では、請求項7
に対応する部分において、どの周辺機器に処理を依頼中
であるかを表示装置上にメッセージ形式で表示してユー
ザに告知するようにしているので、処理の依頼対象とな
っている周辺機器の電源が遮断されるなどの事故を未然
に防止するとともに、ユーザの判断で、他の周辺機器に
対して本来の処理を指示するように促し、これによって
システム全体の処理性能が低下するのを未然に防止する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、全ての処理を1つの処理装置で行なわず
に、高性能化された周辺機器に処理を分散させることに
より、システム全体の処理性能を向上させることができ
る。請求項2では、依頼した処理に対する周辺機器側の
処理性能を把握することにより、最も効果的に処理を分
散化させることができ、これによって周辺機器の性能を
効率良く活用して、システム全体の処理性能を向上させ
ることができる。請求項3では、分散処理を依頼した周
辺機器が、本来の処理を行なう必要が発生したり、誤っ
て電源が切られたりするなどの事故があっても、次に処
理能力が高い周辺機器に処理を再依頼することにより、
システム全体の処理性能が低下するのを未然に防止する
ことができる。請求項4では、各周辺機器の処理性能
と、これら各周辺機器の稼動率とを加味して優先順位を
付けることにより、システム全体の平均的な処理性能を
大幅に向上させることができる。請求項5では、処理時
間の長い処理を周辺機器に依頼する場合などのように、
処理を依頼した周辺機器本来の処理が途中で発生し、依
頼した処理が待たされる可能性が高いとき、複数の周辺
機器に同じ処理を依頼して、並行処理させることによ
り、システム全体の平均的な処理性能を大幅に向上させ
ることができる。請求項6では、イメージ処理などを行
なう場合、処理そのものよりも、処理対象となるイメー
ジデータを依頼先に送信するのに要する時間と、処理後
のデータを依頼先から受信するのに要する時間とが長く
なってしまうことから、イメージ処理性能のみならず、
データの送受信性能なども考慮した優先順位付けを行な
うことにより、システム全体として、最も効率的な処理
を実現することができる。請求項7では、どの周辺機器
に処理を依頼中であるかをユーザに告知することによ
り、処理の依頼対象となっている周辺機器の電源が遮断
されるなどの事故を未然に防止するとともに、ユーザの
判断で、他の周辺機器に対して本来の処理を指示するよ
うに促し、これによってシステム全体の処理性能が低下
するのを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理装置の一形態例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示す処理装置を使用したシステムの一例
を示すブロック図である。
【図3】図1に示す記憶装置に格納される周辺機器管理
データリストの一例を示す模式図である。
【図4】図1に示す記憶装置に格納される周辺機器動作
状況管理データリストの一例を示す模式図である。
【図5】図1に示す処理装置の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図6】図1に示す処理装置の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図7】図1に示す処理装置の動作例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…処理装置、2…入力装置、3…表示装置、4…シリ
アル通信制御回路(通信インタフェース回路)、5…シ
リアル通信インタフェース、6…パラレル通信制御回路
(通信インタフェース回路)、7…双方向セントロニク
スインタフェース、8…ネットワーク制御回路(通信イ
ンタフェース回路)、9…ネットワークインタフェー
ス、10…中央処理装置、11…記憶装置、11…シリ
アルケーブル、12…第2プリンタ装置(周辺機器)、
13…パラレルケーブル、14…第1プリンタ装置(周
辺機器)、15…通信ケーブル、16…第3プリンタ装
置(周辺機器)、17…パソコン装置(周辺機器)、1
8…パソコン装置(周辺機器)、19…ワークステーシ
ョン装置(周辺機器)、20…ネットワーク、21…ネ
ットワークケーブル、22…ノード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置や入力装置のうち、必要な装置
    を持ち入力されたデータを処理し、必要に応じてこの処
    理結果を表示する処理装置において、 1つ以上の周辺機器と双方向で情報伝送を行なう通信イ
    ンタフェース回路を持ち、前記各周辺機器の処理能力、
    処理状況、稼動状況を把握し、この把握内容に基づき各
    周辺機器の処理能力に応じた処理を各周辺機器に依頼す
    ることを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理装置において、 各周辺機器の処理能力を自装置の処理能力に対する相対
    性能比で管理し、各周辺機器に処理を依頼する際、前記
    管理内容に基づき各周辺機器の中で最も短い時間で処理
    を完了することが予想される周辺機器を選択して、処理
    を依頼することを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の処理装置において、 処理を依頼した周辺機器が処理を実行できない状況にな
    ったとき、この周辺機器の次に処理能力が高い周辺機器
    に処理を再依頼することを特徴とする処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の処理装置において、 複数の周辺機器の処理能力とこれら各周辺機器の稼動率
    とを掛け合わせた値に基づいて、処理を依頼する周辺機
    器の優先順位を決定することを特徴とする処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の処理装置において、 グラフィック描画処理または処理に時間を要する処理の
    うち、少なくともいずれか一方の処理を周辺機器に依頼
    するとき、複数の周辺機器に対して同じ処理を依頼する
    ことを特徴とする処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の処理装置において、 各周辺機器とのデータ送受信速度を管理し、処理対象と
    なるデータ量が膨大であり、その送受信に時間を要する
    とき、データ送受信速度が速い周辺機器に優先的に処理
    を依頼することを特徴とする処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の処理装置において、 周辺機器に処理を依頼したとき、どの周辺機器に処理を
    依頼中であるかを表示することを特徴とする処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059519A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Nec Corp 情報処理システムと情報処理方法およびそのプログラム
JP2014003364A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Toshiba Corp 通信装置および通信方法

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