JPH09259100A - ニューラルネットワーク装置 - Google Patents

ニューラルネットワーク装置

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JPH09259100A
JPH09259100A JP8062228A JP6222896A JPH09259100A JP H09259100 A JPH09259100 A JP H09259100A JP 8062228 A JP8062228 A JP 8062228A JP 6222896 A JP6222896 A JP 6222896A JP H09259100 A JPH09259100 A JP H09259100A
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JP
Japan
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neural network
neuron
network device
output
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP8062228A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Kimura
智寿 木村
Takeshi Shima
健 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、十分な学習収束性能を備えた大規模
なニューラルネットワーク装置を実現することが困難で
あった。 【解決手段】複数のニューロンブロック1からなる信号
処理層を複数段具備するニューラルネットワーク装置に
おいて、前記ニューロンブロックは順方向の入力信号を
加算する手段6と、この加算値を所定の関数値に変換す
る手段7と、この関数値を累積して保持する手段10
と、逆方向の入力信号を加算する手段6と、前記所定の
関数の微係数を求める手段8と、前記加算された逆方向
の入力信号と前記微係数を乗算する手段9と、この乗算
出力を累積して保持する手段11とを備えたことを特徴
とするニューラルネットワーク装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大規模なネットワー
クをLSI上に実現するのに適するニューラルネットワ
ーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ニューラルネットワーク装置は、個々に
は単純な処理をしているユニットを多数集めることによ
り全体として高度な処理を期待したものであり、従来困
難であったパターン認識や適応制御などの分野への応用
を目的として研究が進められている。
【0003】ニューラルネットワーク装置には学習とい
う重要な働きが不可欠である。その学習には多くの演算
を行い、逐次内部状態を更新することを必要とするため
に、学習を実用的な時間内に行わせるためには、そのニ
ューラルネットワークを実現するLSI上に学習機能を
備えていることが望ましい。
【0004】ここで、いわゆる多層構造型ニューラルネ
ットワークの学習にはバックプロパゲーション法(以下
BP法とする)、あるいはその改良されたものが多く用
いられている。
【0005】
【数1】
【0006】従って、学習機能を備えたニューラルネッ
トワークLSIでは、各シナプスに学習の履歴を保持す
る機能を持たせなければならない。ところがニューラル
ネットワークでは、シナプスはニューロン数のおよそ2
のべき乗倍の数が必要となる。よって、十分な学習性能
を持たせたまま大規模なネットワークを作ることとは非
常に困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のニュ
ーラルネットワーク装置では、学習機能をシナプスに持
たせていたために、シナプスの回路構成が複雑になり、
限られたチップ面積上に大規模なネットワークを構築す
るのが困難であった。
【0008】そこで本発明の目的は、上記従来のニュー
ラルネットワーク装置の問題点を解決し、十分な学習性
能を備えた大規模なネットワークの実現を可能とするニ
ューラルネットワーク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、複数のニューロンブロックから
なる信号処理層を複数段具備するニューラルネットワー
ク装置において、前記ニューロンブロックは順方向の入
力信号を加算する手段と、この加算値を所定の関数値に
変換する手段と、この関数値を累積して保持する手段
と、逆方向の入力信号を加算する手段と、前記所定の関
数の微係数を求める手段と、前記加算された逆方向の入
力信号と前記微係数を乗算する手段と、この乗算出力を
累積して保持する手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また本発明によるニューラルネットワーク
装置は、複数のパターンを学習するために必要な学習の
履歴を蓄積する機能をニューロンに備えていることを特
徴とする。
【0011】本発明のニューラルネットワーク装置によ
れば、学習の履歴をニューロンに持たせることにより、
各シナプスでの処理機能を少なくしてシナプスの回路構
成を簡単にすることができる。これによりニューラルネ
ットワーク装置全体としては大幅なハードウェア量の削
減となり、限られた面積を持つLSI上に十分な学習性
能を維持しつつ大規模なネットワークを構築することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ説明する。
【0013】
【数2】 であらわされるエネルギー曲面をその勾配方向に向かっ
て極小または最小値まで進めようとする値である。
【0014】図1に2入力- 中間層2ニューロン- 1出
力のネットワークに問題を学習させたときの慣性係数α
と収束率の関係を示す。縦軸は1000個の異なる初期値に
ついて1000回の学習繰り返しの後学習に成功した数を示
す。図から慣性係数αの値が0.5程度までであれば収
束率は良く、大き過ぎると学習収束性が悪くなっている
ことがわかる。
【0015】したがって式(2)のように慣性係数を含
む項を持たせることにより複数のパターンを学習させる
ときの学習収束性を高めることが可能となるが、この時
の慣性係数はあまり大きな値に設定しない方がよい。次
に式(2)を書き直すと次式のようになる。
【0016】
【数3】
【0017】慣性係数αは過去の学習の履歴の減衰の度
合を表しており、この値がある程度以上に大きくなる
と、その繰り返しの重みの更新量がその時点での勾配方
向から離れて学習収束性を悪くしていることがわかる。
【0018】このことは見方を変えると次のようにも考
えられる。複数のパターンを繰り返し提示して学習をお
こなうとき、式(6)の右辺第1項は現在の重みの値で
決まる点における、その提示パターンに対するエネルギ
ー曲面の勾配情報を持っている。ところが右辺第2項に
含まれている情報は、以前の重みの値の点における別の
提示パターンに対するエネルギー曲面の勾配情報であ
り、現時点での重みの更新には関係の薄い情報である。
【0019】またBP法で、主に学習がローカルミニマ
ムに落ち込むことを避ける目的で重みの更新量にランダ
ムノイズを乗せる手法が知られている。このとき重みの
更新の式(2)は、
【0020】
【数4】 という形になる。この場合ランダムノイズの大きさが学
習収束性と関係しており、ランダムノイズが小さいとき
には効果があるが、ランダムノイズがある程度大きくな
ると学習収束性を悪くする。図2にランダムノイズの大
きさと学習収束性の関係のグラフを示す。
【0021】次に図3に示すように各ニューロンにその
前向き出力及び逆伝搬出力を慣性係数αを持たせて累積
をとる機能を持たせた場合のニューロンの構成例を示
す。前向き信号入力端子2より入力された順方向信号は
入力総和部6により加算された後、非線形関数生成部7
で所定の関数値に変換され前向き信号出力端子3から出
力される。一方逆向き信号入力端子4から入力された逆
方向信号は入力総和部6により加算された後、非線形関
数微係数生成部8により求められた微係数と乗算部9で
乗算され、逆向き信号出力端子5から出力される。
【0022】ここで順方向信号の出力の累積値を記憶す
る前向き信号累積記憶部10を前向き信号出力端子の前
段に設けると共に、逆方向信号の出力の累積値を記憶す
る逆向き信号累積記憶部12を逆向き信号出力端子5の
前段に設けることにより、ニューロンの数に比例した数
の記憶部を具備するだけで出力の履歴を保持することが
可能となり、ハードウェアの増大を抑制しつつ十分な学
習機能を備えたニューラルネットワーク装置を構成する
ことが可能となる。この時重みの更新量は次式のよう
に、前段のニューロン出力の累積値と後段のニューロン
の逆伝搬出力の累積値の積に比例係数ηを掛けたものと
する。
【0023】
【数5】
【0024】ここで慣性係数αが小さいとき(8)式の
右辺第3項および第4項はノイズとして扱うことができ
る、αが大きくなるとこの項の影響が無視できなくなり
学習収束性は悪くなる。
【0025】図4に本発明による学習収束性を示すグラ
フを示す。図1同様に2-2-1 ネットワークにEXOR問題を
学習させたときの収束率を示している。図よりBP法同
様慣性係数αが小さいところで良好な学習収束性を持
ち、その度合はBP法と同等であることがわかる。さら
に図5に示す学習の繰り返しと誤差の関係のグラフから
も、本発明による学習法がBP法同様に誤差が変化して
いる様子がわかる。
【0026】従って、従来各シナプスに持たせていた学
習の履歴を各ニューロンに持たせてもBP法と同等の学
習性能が得られることがわかる。さらに、ノイズとして
扱った(8)式の右辺第3項および第4項は逆伝搬信号
δを含んでいるために、学習がすすむにつれてこの項は
小さくなりノイズの大きさも小さくなる。
【0027】以上説明したようにニューロン部にその出
力を累積する機能ブロックを組み込むと、個々のニュー
ロン部という視点からはハードウェア量の増加になる
が、システム全体の視点からはハードウェア量の減少に
つながる。例えば1層あたり100ニューロンの3層構
造ネットワーク規模で考えると、従来のように各シナプ
スに重みの更新の履歴を累積する機能を持たせると20
000個のメモリブロックが必要となるのに対して、各
ニューロンに持たせると400個のメモリブロックで足
りることになる。一般にニューラルネットワークではニ
ューロン規模(ニューロン数)をNとしたときシナプス
の数はNの累乗に近い値となる。従って大規模なネット
ワークほど本発明の優位性が顕著になる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
ニューロンにその出力の履歴を累積する機能を持たせて
いるために、システム全体としてはニューロン数に比例
した数の記憶部を必要とする。ところがこれは従来のよ
うに各シナプスに学習の履歴を持たせた場合のニューロ
ン数の2乗に比例した数の要求よりも少ない。従って大
規模なネットワークをハードウェア化することに非常に
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 BP法での慣性係数αと学習収束性の関係を
表した図。
【図2】 BP法にノイズを乗せたときのノイズの大き
さと学習収束性の関係を表した図。
【図3】 本発明のニューロン構成を表した図。
【図4】 本発明による学習法での慣性係数αと学習収
束性の関係を表した図。
【図5】 BP法と本発明による学習法での学習の繰り
返しと誤差の関係の関係を表した図。
【符号の説明】
1…ニューロン,2…前向き信号入力,3…前向き信号
出力,4…逆向き信号入力,5…逆向き信号出力,6…
入力総和部,7…非線形関数生成部,8…非線形関数微
係数生成部,9…乗算部,10…前向き信号出力累積記
憶部,11…逆向き信号累積記憶部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のニューロンブロックからなる信号処
    理層を複数段具備するニューラルネットワーク装置にお
    いて、前記ニューロンブロックは順方向の入力信号を加
    算する手段と、この加算値を所定の関数値に変換する手
    段と、この関数値を累積して保持する手段と、逆方向の
    入力信号を加算する手段と、前記所定の関数の微係数を
    求める手段と、前記加算された逆方向の入力信号と前記
    微係数を乗算する手段と、この乗算出力を累積して保持
    する手段とを備えたことを特徴とするニューラルネット
    ワーク装置。
  2. 【請求項2】多層構造型ニューラルネットワークを構成
    する個々のニューロンブロックに当該ニューロンの出力
    を累積する機能を持ったことを特徴とするニューラルネ
    ットワーク装置。
  3. 【請求項3】前記ニューロンの出力は入力層側から出力
    層側へ向かう前向き信号と出力層側から入力層側へ向か
    う逆伝搬信号とした請求項2記載のニューラルネットワ
    ーク装置。
  4. 【請求項4】前記ニューロンの出力を累積する機能部で
    は過去の値に慣性係数αを掛けることを特徴とする請求
    項3記載のニューラルネットワーク装置。
  5. 【請求項5】前記慣性係数αの値を1以下と限定するこ
    とを特徴とする請求項4記載のニューラルネットワーク
    装置。
  6. 【請求項6】シナプスの重みの更新は前記ニューロン出
    力の累積値をもとになされることを特徴とする請求項2
    記載のニューラルネットワーク装置。
  7. 【請求項7】前記ニューロン出力の累積値をゼロクリア
    する機能を持ったことを特徴とする請求項2記載のニュ
    ーラルネットワーク装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載のニューラルネットワーク装
    置において、ゼロクリア操作を一連のパターン提示のサ
    イクルが始まるときに行うことを特徴とするニューラル
    ネットワーク装置。
JP8062228A 1996-03-19 1996-03-19 ニューラルネットワーク装置 Pending JPH09259100A (ja)

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JP8062228A JPH09259100A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 ニューラルネットワーク装置

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JP8062228A JPH09259100A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 ニューラルネットワーク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095861A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社東芝 ニューラルネットワーク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095861A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 株式会社東芝 ニューラルネットワーク装置

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