JPH09259271A - 人物照合装置 - Google Patents
人物照合装置Info
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- JPH09259271A JPH09259271A JP6561896A JP6561896A JPH09259271A JP H09259271 A JPH09259271 A JP H09259271A JP 6561896 A JP6561896 A JP 6561896A JP 6561896 A JP6561896 A JP 6561896A JP H09259271 A JPH09259271 A JP H09259271A
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- JP
- Japan
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- unit
- face
- color information
- person
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人物照合をより正確に、かつ全自動で実行す
ることができる人物照合装置を提供する。 【解決手段】 対象の3次元形状情報およびカラー情報
を計測ユニット102で計測する。このカラー情報に基
づいて顔部分のみの3次元形状情報およびカラー情報を
抽出ユニット103で自動的に抽出する。顔の向きや頭
髪等に影響されないその抽出された顔部分のみの3次元
形状情報およびカラー情報の一方または両方を、照合ユ
ニット104により辞書ユニット105の辞書と照合す
る。この辞書ユニット105には、計測ユニット102
により予め計測した複数の人物の顔の3次元形状情報お
よびカラー情報を辞書として蓄積しておく。照合ユニッ
ト104での照合結果は、判定ユニット106にて対象
人物が本人であるか否か、あるいは辞書ユニット105
の登録人物中の誰かといった判定に用いる。
ることができる人物照合装置を提供する。 【解決手段】 対象の3次元形状情報およびカラー情報
を計測ユニット102で計測する。このカラー情報に基
づいて顔部分のみの3次元形状情報およびカラー情報を
抽出ユニット103で自動的に抽出する。顔の向きや頭
髪等に影響されないその抽出された顔部分のみの3次元
形状情報およびカラー情報の一方または両方を、照合ユ
ニット104により辞書ユニット105の辞書と照合す
る。この辞書ユニット105には、計測ユニット102
により予め計測した複数の人物の顔の3次元形状情報お
よびカラー情報を辞書として蓄積しておく。照合ユニッ
ト104での照合結果は、判定ユニット106にて対象
人物が本人であるか否か、あるいは辞書ユニット105
の登録人物中の誰かといった判定に用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔の3次元形状情
報およびカラー情報の照合により人物の照合を、より正
確に、全自動で行なう装置に関するものである。
報およびカラー情報の照合により人物の照合を、より正
確に、全自動で行なう装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、顔の照合を行なう方式としては、
以下のようなものが考えられて来た。
以下のようなものが考えられて来た。
【0003】(1)2次元顔画像による人物照合 TVカメラ等の2次元画像撮影装置を用いて入力された
2次元顔画像の照合をとることにより人物照合を行うも
のである。この方式は、上記TVカメラ等の2次元画像
撮影装置とコンピュータという比較的簡便な装置で実現
できる利点があり、これまで多くの研究例が発表されて
いる。より具体的には、2次元顔画像をそのまま2次元
パターンとして照合する方法、同画像を2次元的にぼか
すことによって得られるぼかし画像を2次元パターンと
して照合する方法、同画像にフーリエ変換等の変換を施
すことによって得られるデータを照合する方法などが提
案されている。また、照合の方法としては、統計的パタ
ーン認識の考えに基づく手法やニューラルネットを利用
する方法が試行されている。
2次元顔画像の照合をとることにより人物照合を行うも
のである。この方式は、上記TVカメラ等の2次元画像
撮影装置とコンピュータという比較的簡便な装置で実現
できる利点があり、これまで多くの研究例が発表されて
いる。より具体的には、2次元顔画像をそのまま2次元
パターンとして照合する方法、同画像を2次元的にぼか
すことによって得られるぼかし画像を2次元パターンと
して照合する方法、同画像にフーリエ変換等の変換を施
すことによって得られるデータを照合する方法などが提
案されている。また、照合の方法としては、統計的パタ
ーン認識の考えに基づく手法やニューラルネットを利用
する方法が試行されている。
【0004】(2)3次元顔画像による人物照合 これに対し、顔を含む頭部の3次元形状を計測し、これ
に基づいて人物照合を行なう研究例も発表されている。
それらの方式はいずれも3次元形状情報のみを使用する
方法である。このため、顔だけでなく頭部の一部もしく
は全部を含む3次元形状情報を使用して照合を行なう
か、あるいは、あかじめ人間の手間によって切り出され
た顔の部分のみの3次元形状情報を使用して照合を行な
うことが行なわれいる。
に基づいて人物照合を行なう研究例も発表されている。
それらの方式はいずれも3次元形状情報のみを使用する
方法である。このため、顔だけでなく頭部の一部もしく
は全部を含む3次元形状情報を使用して照合を行なう
か、あるいは、あかじめ人間の手間によって切り出され
た顔の部分のみの3次元形状情報を使用して照合を行な
うことが行なわれいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の(1)で述べた各種の2次元顔画像による人物照合
方式には、原理的に避けて通れない重大な問題がある。
それは、人間の顔は本質的に3次元物体であり、TVカ
メラ等の2次元画像撮影装置を用いて入力されるデータ
は、撮影時の顔と装置の間の距離および顔の向きによっ
て大きく異なるという本質的問題である。
来の(1)で述べた各種の2次元顔画像による人物照合
方式には、原理的に避けて通れない重大な問題がある。
それは、人間の顔は本質的に3次元物体であり、TVカ
メラ等の2次元画像撮影装置を用いて入力されるデータ
は、撮影時の顔と装置の間の距離および顔の向きによっ
て大きく異なるという本質的問題である。
【0006】一例として、我々は正面から見た顔を言葉
では簡単に正面顔と表現するが、実際問題として物理的
に一定した正面を定めることは至難の技である。
では簡単に正面顔と表現するが、実際問題として物理的
に一定した正面を定めることは至難の技である。
【0007】そして、例えば証明写真等の2次元顔画像
をよく観察すれば簡単にわかることであるが、同じよう
に正面を見ている顔を撮影した場合でも、ほんのわずか
な顔の向き(上下左右)によって得られる2次元顔画像
データは大きく異なってくるのである。
をよく観察すれば簡単にわかることであるが、同じよう
に正面を見ている顔を撮影した場合でも、ほんのわずか
な顔の向き(上下左右)によって得られる2次元顔画像
データは大きく異なってくるのである。
【0008】上記(1)で述べた従来の各種手法は、こ
れらの顔の向きの変動による2次元顔画像データの変動
をある程度までは吸収することができるのみである。こ
のように、計測のたびに本質的に異なるデータを利用し
て行なう照合能力にはどうしても限界があり、高い精度
で照合を行なうことはできない。
れらの顔の向きの変動による2次元顔画像データの変動
をある程度までは吸収することができるのみである。こ
のように、計測のたびに本質的に異なるデータを利用し
て行なう照合能力にはどうしても限界があり、高い精度
で照合を行なうことはできない。
【0009】これに対し、上記従来の(2)で述べた3
次元顔画像による人物照合方式には、2次元顔画像によ
る場合のような本質的問題はない。しかしその中で、顔
だけでなく頭部の一部もしくは全部を含む3次元形状情
報を使用して照合を行なう手法では、計測時ごとに簡単
に大きく異なってしまう頭髪の影響のために精度の高い
照合を行なうことが困難であるという問題がある。ま
た、あかじめ人間の手間によって切り出された顔の部分
のみの3次元形状情報を使用して照合を行なう手法で
は、人手を介する必要があり、手間がかかる問題があ
る。
次元顔画像による人物照合方式には、2次元顔画像によ
る場合のような本質的問題はない。しかしその中で、顔
だけでなく頭部の一部もしくは全部を含む3次元形状情
報を使用して照合を行なう手法では、計測時ごとに簡単
に大きく異なってしまう頭髪の影響のために精度の高い
照合を行なうことが困難であるという問題がある。ま
た、あかじめ人間の手間によって切り出された顔の部分
のみの3次元形状情報を使用して照合を行なう手法で
は、人手を介する必要があり、手間がかかる問題があ
る。
【0010】このように、従来の方式では、それぞれに
欠点があり、正確な人物照合を完全自動で行なうことは
できないという欠点があった。
欠点があり、正確な人物照合を完全自動で行なうことは
できないという欠点があった。
【0011】本発明は、そのような従来方式の欠点を除
去するためのものであり、人物照合をより正確に、かつ
全自動で実行することができる人物照合装置を提供する
ことを目的とする。
去するためのものであり、人物照合をより正確に、かつ
全自動で実行することができる人物照合装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による第1の発明は、顔の3次元形状情報お
よびカラー情報の二つを用いて人物の照合を行うための
人物照合装置であって、対象の3次元形状情報およびカ
ラー情報を計測するための計測ユニットと、前記計測さ
れたカラー情報に基づいて顔部分のみの3次元形状情報
およびカラー情報を抽出するための抽出ユニットと、前
記抽出された顔部分のみの3次元形状情報およびカラー
情報のいずれか一方もしくは両方に基づいて辞書と照合
を行うための照合ユニットと、前記計測ユニットによっ
て予め計測した複数の人物の顔の3次元形状情報および
カラー情報を辞書として蓄積するための辞書ユニット
と、前記照合ユニットでの照合結果の判定を行うための
判定ユニットと、を備えることを特徴とする。
め、本発明による第1の発明は、顔の3次元形状情報お
よびカラー情報の二つを用いて人物の照合を行うための
人物照合装置であって、対象の3次元形状情報およびカ
ラー情報を計測するための計測ユニットと、前記計測さ
れたカラー情報に基づいて顔部分のみの3次元形状情報
およびカラー情報を抽出するための抽出ユニットと、前
記抽出された顔部分のみの3次元形状情報およびカラー
情報のいずれか一方もしくは両方に基づいて辞書と照合
を行うための照合ユニットと、前記計測ユニットによっ
て予め計測した複数の人物の顔の3次元形状情報および
カラー情報を辞書として蓄積するための辞書ユニット
と、前記照合ユニットでの照合結果の判定を行うための
判定ユニットと、を備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明による第2の発明は、上記第
1の発明の人物照合装置において、前記判定ユニット
が、事前に与えられたしきい値と、前記照合ユニットで
の計算結果の比較を行うための比較ユニットと、を新た
に備えることを特徴とする。
1の発明の人物照合装置において、前記判定ユニット
が、事前に与えられたしきい値と、前記照合ユニットで
の計算結果の比較を行うための比較ユニットと、を新た
に備えることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明による第3の発明は、上記
第2の発明の人物照合装置において、前記判定ユニット
が、前記照合ユニットでの複数の計算結果の中から最小
値を求める最小値検出ユニットを新たに備えることを特
徴とする。
第2の発明の人物照合装置において、前記判定ユニット
が、前記照合ユニットでの複数の計算結果の中から最小
値を求める最小値検出ユニットを新たに備えることを特
徴とする。
【0015】本発明では、カラー情報を用いて顔部分の
みの3次元形状情報とカラー情報を自動的に抽出し、顔
部分のみの3次元形状情報とカラー情報の一方もしくは
両方を用いた人物照合により、頭髪等の影響を受けず、
かつ2次元顔画像のように顔の向き等に影響されること
なく、人物照合をより正確に、かつ全自動で実行可能と
する。
みの3次元形状情報とカラー情報を自動的に抽出し、顔
部分のみの3次元形状情報とカラー情報の一方もしくは
両方を用いた人物照合により、頭髪等の影響を受けず、
かつ2次元顔画像のように顔の向き等に影響されること
なく、人物照合をより正確に、かつ全自動で実行可能と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図を用いて詳しく説明する。
図を用いて詳しく説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の発明の実施形態例
を示す構成図であって、101は、顔を含む人物頭部、
102は、3次元形状情報およびカラー情報を計測する
ための計測ユニット、103は、カラー情報にもとづい
て人物の顔部分のみの3次元形状情報およびカラー情報
を抽出するための抽出ユニット、104は、該3次元形
状情報およびカラー情報の両方にもとづいて照合を行な
うための照合ユニット、105は、該計測ユニット10
2によってあらかじめ計測した一般に複数の人物の顔の
3次元形状情報およびカラー情報を辞書として蓄積する
ための辞書ユニット、106は、照合結果の判定を行な
うための判定ユニット、107は、判定結果、である。
を示す構成図であって、101は、顔を含む人物頭部、
102は、3次元形状情報およびカラー情報を計測する
ための計測ユニット、103は、カラー情報にもとづい
て人物の顔部分のみの3次元形状情報およびカラー情報
を抽出するための抽出ユニット、104は、該3次元形
状情報およびカラー情報の両方にもとづいて照合を行な
うための照合ユニット、105は、該計測ユニット10
2によってあらかじめ計測した一般に複数の人物の顔の
3次元形状情報およびカラー情報を辞書として蓄積する
ための辞書ユニット、106は、照合結果の判定を行な
うための判定ユニット、107は、判定結果、である。
【0018】本装置の主な動作は、辞書作成モード、照
合モードの2つのモードからなる。なお、計測ユニット
102の一例としては、すでに3次元形状とカラーを同
時計測可能なスキャナが存在する(資料1「Y.Sue
naga and Y.Watanabe:“A Me
thod for the Synchronized
Aquisition of Cylindrica
l Range and Color Data”,I
EICE Trans.,vol.E−74,No.1
0,pp.3407−3416(1991.10)」参
照)。
合モードの2つのモードからなる。なお、計測ユニット
102の一例としては、すでに3次元形状とカラーを同
時計測可能なスキャナが存在する(資料1「Y.Sue
naga and Y.Watanabe:“A Me
thod for the Synchronized
Aquisition of Cylindrica
l Range and Color Data”,I
EICE Trans.,vol.E−74,No.1
0,pp.3407−3416(1991.10)」参
照)。
【0019】最初に辞書作成モードについて説明する。
このモードにおいては、人物頭部101の3次元形状情
報および表面カラー情報を計測ユニット102を使用し
て同時に計測し、さらに、抽出ユニット103を使用し
てカラー情報に基づいて人物の顔部分の情報のみを抽出
し、顔部分のみの3次元形状情報とカラー情報をセット
にしたもの(以下では、簡単のため、これを単に顔デー
タと呼ぶ)を求める。この顔データを求める作業を、本
発明装置の適用対象となる全ての人物について、1人ず
つ行ない、人物名もしくは人物番号と対照できる形の表
(以下、簡単のため、これを辞書と呼ぶ)として辞書ユ
ニット105に格納する。
このモードにおいては、人物頭部101の3次元形状情
報および表面カラー情報を計測ユニット102を使用し
て同時に計測し、さらに、抽出ユニット103を使用し
てカラー情報に基づいて人物の顔部分の情報のみを抽出
し、顔部分のみの3次元形状情報とカラー情報をセット
にしたもの(以下では、簡単のため、これを単に顔デー
タと呼ぶ)を求める。この顔データを求める作業を、本
発明装置の適用対象となる全ての人物について、1人ず
つ行ない、人物名もしくは人物番号と対照できる形の表
(以下、簡単のため、これを辞書と呼ぶ)として辞書ユ
ニット105に格納する。
【0020】次に、照合モードについて説明する。この
モードでは、照合すべき人物の頭部101の3次元形状
情報および表面カラー情報を計測ユニット102を使用
して同時に計測し、さらに、抽出ユニット103を使用
してカラー情報に基づいて人物の顔部分の情報のみを抽
出し、顔部分のみの3次元形状情報とカラー情報をセッ
トにした顔データを求める。その顔データを照合ユニッ
ト104において、辞書ユニット105の中に辞書とし
て蓄積してある顔データと照合する処理を行ない、照合
結果106を求める。なお、後に、図3および図5を用
いて説明するように、この照合には、個人同定のための
照合(本発明による第2の発明)、人物確認のための照
合(本発明による第3の発明)の2種類などがあり得
る。
モードでは、照合すべき人物の頭部101の3次元形状
情報および表面カラー情報を計測ユニット102を使用
して同時に計測し、さらに、抽出ユニット103を使用
してカラー情報に基づいて人物の顔部分の情報のみを抽
出し、顔部分のみの3次元形状情報とカラー情報をセッ
トにした顔データを求める。その顔データを照合ユニッ
ト104において、辞書ユニット105の中に辞書とし
て蓄積してある顔データと照合する処理を行ない、照合
結果106を求める。なお、後に、図3および図5を用
いて説明するように、この照合には、個人同定のための
照合(本発明による第2の発明)、人物確認のための照
合(本発明による第3の発明)の2種類などがあり得
る。
【0021】図2は、抽出ユニット103の構成と動作
を説明するための図であり、201は、カラー情報分類
機構、202は、顔部分抽出用マスク、203は、顔部
分抽出機構、である。以下、この動作について説明す
る。なお、以下の説明では簡単のため、RGBカラー空
間を使用するが、YUV空間などの他のカラー空間を使
用することも可能であり、その場合にも以下に述べる論
理は全く同様に適用可能である。
を説明するための図であり、201は、カラー情報分類
機構、202は、顔部分抽出用マスク、203は、顔部
分抽出機構、である。以下、この動作について説明す
る。なお、以下の説明では簡単のため、RGBカラー空
間を使用するが、YUV空間などの他のカラー空間を使
用することも可能であり、その場合にも以下に述べる論
理は全く同様に適用可能である。
【0022】まず、カラー情報分類機構201の制御に
より、あらかじめ、顔部分抽出用マスク202の全体を
“オフ”にクリアしておく。
より、あらかじめ、顔部分抽出用マスク202の全体を
“オフ”にクリアしておく。
【0023】次に、カラー情報分類機構201の制御に
より、計測ユニット102から送られる各点のカラー情
報がRGBカラー空間の中のどの位置にあるかを調べ、
そのカラーが顔の肌色とみなせるかどうかを判定し、そ
れが顔の肌色とみなせる場合にのみ、顔部分抽出用マス
ク202の対応する点を“オン”にする。この動作を全
ての点について実施することにより、顔部分の点のみが
“オン”かつ、それ以外の点は“オフ”となるような顔
部分抽出用マスク202が出来上がる。
より、計測ユニット102から送られる各点のカラー情
報がRGBカラー空間の中のどの位置にあるかを調べ、
そのカラーが顔の肌色とみなせるかどうかを判定し、そ
れが顔の肌色とみなせる場合にのみ、顔部分抽出用マス
ク202の対応する点を“オン”にする。この動作を全
ての点について実施することにより、顔部分の点のみが
“オン”かつ、それ以外の点は“オフ”となるような顔
部分抽出用マスク202が出来上がる。
【0024】最後に、顔部分抽出機構203において、
この顔部分抽出用マスク202を利用し、計測ユニット
102から送られる3次元形状情報およびカラー情報の
両方についてそれぞ顔部分のみを抽出(即ち、顔以外の
部分の3次元情報およびカラー情報を廃棄)し、それを
辞書ユニット105に送る。
この顔部分抽出用マスク202を利用し、計測ユニット
102から送られる3次元形状情報およびカラー情報の
両方についてそれぞ顔部分のみを抽出(即ち、顔以外の
部分の3次元情報およびカラー情報を廃棄)し、それを
辞書ユニット105に送る。
【0025】次に照合ユニット104について説明す
る。照合処理は、具体的には新たに計測した顔データと
辞書として蓄積されている顔データの間の最小誤差を求
める問題に帰着される。この最小誤差を求めるための方
法として、説明の簡単化のため、以下では顔データの重
心を一致させたのち重心回りに顔データを微小回転させ
て誤差を求めるという方法について説明するが、これは
照合処理の方法の一例に過ぎず、実際にはこれ以外にも
さまざまな最適化手法や数値計算手法がある。
る。照合処理は、具体的には新たに計測した顔データと
辞書として蓄積されている顔データの間の最小誤差を求
める問題に帰着される。この最小誤差を求めるための方
法として、説明の簡単化のため、以下では顔データの重
心を一致させたのち重心回りに顔データを微小回転させ
て誤差を求めるという方法について説明するが、これは
照合処理の方法の一例に過ぎず、実際にはこれ以外にも
さまざまな最適化手法や数値計算手法がある。
【0026】図3は、照合ユニット104の一構成例を
示す図であり、301は、抽出ユニット103から送ら
れた照合処理をすべき顔データ(照合顔データ)、30
2は、辞書から取り出した顔データ(辞書顔データ)、
303は、重心ユニット、304は、微小回転ユニッ
ト、305は、誤差計算ユニット、306は、最小誤
差、307は、計測した顔データ301を平行移動さ
せ、辞書顔データ302と重心位置が合ようにした顔デ
ータ(重心適合顔データ)、308は、重心適合顔デー
タ301を微小回転させたもの(回転顔データ)であ
る。また、図4は照合ユニット104の動作を示す図で
ある。
示す図であり、301は、抽出ユニット103から送ら
れた照合処理をすべき顔データ(照合顔データ)、30
2は、辞書から取り出した顔データ(辞書顔データ)、
303は、重心ユニット、304は、微小回転ユニッ
ト、305は、誤差計算ユニット、306は、最小誤
差、307は、計測した顔データ301を平行移動さ
せ、辞書顔データ302と重心位置が合ようにした顔デ
ータ(重心適合顔データ)、308は、重心適合顔デー
タ301を微小回転させたもの(回転顔データ)であ
る。また、図4は照合ユニット104の動作を示す図で
ある。
【0027】以下、図3と図4を参照しつつ照合ユニッ
ト104の動作を説明する。
ト104の動作を説明する。
【0028】まず、重心ユニット303において、照合
顔データ301、および、辞書顔データ302の各々に
ついて、3次元形状の重心を求める。そして重心の位置
が一致するように照合顔データ301の位置を3次元空
間内で平行移動させることにより、重心適合顔データ3
07を求める(図4(a))。
顔データ301、および、辞書顔データ302の各々に
ついて、3次元形状の重心を求める。そして重心の位置
が一致するように照合顔データ301の位置を3次元空
間内で平行移動させることにより、重心適合顔データ3
07を求める(図4(a))。
【0029】次に、微小回転ユニット304において重
心適合顔データ307を重心回りに微小回転させること
により、回転顔データ308を求める。微小回転の量お
よび回転の方向を変えて繰り返すことにより、さまざま
な回転量と回転方向を有する多数の回転顔データ308
を求める(図4(b))。
心適合顔データ307を重心回りに微小回転させること
により、回転顔データ308を求める。微小回転の量お
よび回転の方向を変えて繰り返すことにより、さまざま
な回転量と回転方向を有する多数の回転顔データ308
を求める(図4(b))。
【0030】最後に、誤差計算ユニット305におい
て、辞書顔データ302と回転顔データ308の各々の
間の誤差を計算することによって最小誤差306を求
め、それを判定ユニット106に送る(図4(c))。
て、辞書顔データ302と回転顔データ308の各々の
間の誤差を計算することによって最小誤差306を求
め、それを判定ユニット106に送る(図4(c))。
【0031】最小誤差を求めるための方法として上記で
は、顔データの重心を一致させたのち重心回りに顔デー
タを微小回転させて誤差を求めるという方法について説
明したが、実際には上記以外にもさまざまな最適化手法
や数値計算手法があり、それらを用いることが可能であ
ることはいうまでもない。さまざまな手法は計算の複雑
さの度合、計算コストや収束性、安定性などでそれぞれ
特質があるが、最小誤差を求めることが出来るならば原
理的にはいずれも使用可能である。
は、顔データの重心を一致させたのち重心回りに顔デー
タを微小回転させて誤差を求めるという方法について説
明したが、実際には上記以外にもさまざまな最適化手法
や数値計算手法があり、それらを用いることが可能であ
ることはいうまでもない。さまざまな手法は計算の複雑
さの度合、計算コストや収束性、安定性などでそれぞれ
特質があるが、最小誤差を求めることが出来るならば原
理的にはいずれも使用可能である。
【0032】なお、辞書顔データをS、回転顔データを
Dで表すとすると、両者の間の2乗誤差は、以下で表現
できる。
Dで表すとすると、両者の間の2乗誤差は、以下で表現
できる。
【0033】
【数1】
【0034】これらSおよびDとしては、具体的には、
3次元形状情報とカラー情報の両方もしくはいずれか一
方を使用することが可能である。また、上述のように照
合を行なう手法についても多くのものがある。
3次元形状情報とカラー情報の両方もしくはいずれか一
方を使用することが可能である。また、上述のように照
合を行なう手法についても多くのものがある。
【0035】図5は、本発明の第2の発明による実施形
態例を示す図であって、ある人物が本当にその人物であ
るかどうかを再確認する目的で構成された上記判定ユニ
ット106の一構成例を示すものであり、501は、比
較ユニット、502は、しきい値、である。
態例を示す図であって、ある人物が本当にその人物であ
るかどうかを再確認する目的で構成された上記判定ユニ
ット106の一構成例を示すものであり、501は、比
較ユニット、502は、しきい値、である。
【0036】この判定ユニット106の動作は簡単であ
り、最小誤差306があらかじめ定めたしきい値502
よりも小さいならば、その人物は確かに本人であるとい
う判定結果を、そうでなければ本人ではないという判定
し、判定結果107として出力する。
り、最小誤差306があらかじめ定めたしきい値502
よりも小さいならば、その人物は確かに本人であるとい
う判定結果を、そうでなければ本人ではないという判定
し、判定結果107として出力する。
【0037】図6は、本発明の第3の発明の実施形態例
を示す図であって、ある人物が予め辞書に登録されてい
る人物のうちの誰であるかを調べる目的で構成された上
記判定ユニット106の一構成例を示すものであり、6
01は、最小値検出ユニット、602は、最小値、50
1は、比較ユニット、502は、しきい値、である。こ
の場合は、その人物の顔データを、辞書ユニット105
の中に辞書として蓄積されている全人物の顔データと比
較し、それら全ての場合の最小誤差306を判定ユニッ
ト106に送る。判定ユニット106では受け取った複
数の最小誤差を比較し、その中での最小値602を求め
る。その最小値602を与える人の番号(あるいは氏
名、説明の都合上、仮に人物Aとする)を記憶する。
を示す図であって、ある人物が予め辞書に登録されてい
る人物のうちの誰であるかを調べる目的で構成された上
記判定ユニット106の一構成例を示すものであり、6
01は、最小値検出ユニット、602は、最小値、50
1は、比較ユニット、502は、しきい値、である。こ
の場合は、その人物の顔データを、辞書ユニット105
の中に辞書として蓄積されている全人物の顔データと比
較し、それら全ての場合の最小誤差306を判定ユニッ
ト106に送る。判定ユニット106では受け取った複
数の最小誤差を比較し、その中での最小値602を求め
る。その最小値602を与える人の番号(あるいは氏
名、説明の都合上、仮に人物Aとする)を記憶する。
【0038】さらに、その最小値602を比較ユニット
501によって予め定めたしきい値502と比較し、そ
れがしきい値502よりも小さい場合には対応する人物
Aであると判定し、判定結果107として出力する。最
小値602がしきい値502よりも大きい場合には該当
人物なしと判定し、判定結果107として出力する。
501によって予め定めたしきい値502と比較し、そ
れがしきい値502よりも小さい場合には対応する人物
Aであると判定し、判定結果107として出力する。最
小値602がしきい値502よりも大きい場合には該当
人物なしと判定し、判定結果107として出力する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来とは異なり、たとえ髪型が変わっても、ある程度以
上の顔部分の3次元情報とカラー情報を計測することが
可能である限り、より正確な照合を人手を介さず完全自
動で実行できるという利点が得られる。
従来とは異なり、たとえ髪型が変わっても、ある程度以
上の顔部分の3次元情報とカラー情報を計測することが
可能である限り、より正確な照合を人手を介さず完全自
動で実行できるという利点が得られる。
【0040】また、本発明の第2の発明によれば、特
に、本人かどうかの同定を、より正確に全自動で行うこ
とができる。
に、本人かどうかの同定を、より正確に全自動で行うこ
とができる。
【0041】さらに、本発明の第3の発明によれば、特
に、ある人物が予め辞書に登録されている人物のうちの
誰であるかを、精度よく全自動で調べることができる。
に、ある人物が予め辞書に登録されている人物のうちの
誰であるかを、精度よく全自動で調べることができる。
【図1】本発明の第1の発明の実施形態例を示す構成図
である。
である。
【図2】上記実施形態例における抽出ユニットの構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】上記実施形態例における照合ユニットの構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】(a),(b),(c)は、上記照合ユニット
の動作を説明する図である。
の動作を説明する図である。
【図5】本発明の第2の発明の実施形態例における判定
ユニットの構成例を示す図である。
ユニットの構成例を示す図である。
【図6】本発明の第3の発明の実施形態例における判定
ユニットの構成例を示す図である。
ユニットの構成例を示す図である。
【符号の説明】 101…顔を含む人物頭部 102…計測ユニット 103…抽出ユニット 104…照合ユニット 105…辞書ユニット 106…判定ユニット 107…判定結果 201…カラー情報分類機構 202…顔部分抽出用マスク 203…顔部分抽出機構 301…照合顔データ 302…辞書顔データ 303…重心ユニット 304…微小回転ユニット 305…誤差計算ユニット 306…最小誤差 307…重心適合顔データ 308…回転顔データ 501…比較ユニット 502…しきい値 601…最小値検出ユニット 602…最小値
Claims (3)
- 【請求項1】 顔の3次元形状情報およびカラー情報の
二つを用いて人物の照合を行うための人物照合装置であ
って、 対象の3次元形状情報およびカラー情報を計測するため
の計測ユニットと、 前記計測されたカラー情報に基づいて顔部分のみの3次
元形状情報およびカラー情報を抽出するための抽出ユニ
ットと、 前記抽出された顔部分のみの3次元形状情報およびカラ
ー情報のいずれか一方もしくは両方に基づいて辞書と照
合を行うための照合ユニットと、 前記計測ユニットによって予め計測した複数の人物の顔
の3次元形状情報およびカラー情報を辞書として蓄積す
るための辞書ユニットと、 前記照合ユニットでの照合結果の判定を行うための判定
ユニットと、 を備えることを特徴とする人物照合装置。 - 【請求項2】 前記判定ユニットは、事前に与えられた
しきい値と、前記照合ユニットでの計算結果の比較を行
うための比較ユニットと、を新たに備えることを特徴と
する請求項1に記載の人物照合装置。 - 【請求項3】 前記判定ユニットは、前記照合ユニット
での複数の計算結果の中から最小値を求める最小値検出
ユニットを新たに備えることを特徴とする請求項2に記
載の人物照合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6561896A JPH09259271A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 人物照合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6561896A JPH09259271A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 人物照合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09259271A true JPH09259271A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13292199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6561896A Pending JPH09259271A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 人物照合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09259271A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1143375A3 (en) * | 2000-04-03 | 2004-05-26 | Nec Corporation | Device, method and record medium for image comparison |
| JP2006065419A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 人検出装置 |
| US7177450B2 (en) | 2000-03-31 | 2007-02-13 | Nec Corporation | Face recognition method, recording medium thereof and face recognition device |
| JP2007164669A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Yamatake Corp | 3次元パターン位置・姿勢検出装置 |
| US7321370B2 (en) | 2000-11-20 | 2008-01-22 | Nec Corporation | Method and apparatus for collating object |
| JP2009060379A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びそのプログラム |
| US8035640B2 (en) | 2006-03-29 | 2011-10-11 | Nec Corporation | Restoring and collating system and method for 3-dimensional face data |
| WO2019017079A1 (ja) * | 2017-07-19 | 2019-01-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照合装置及び照合方法 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP6561896A patent/JPH09259271A/ja active Pending
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| US8218815B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-07-10 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pick-up apparatus having a function of recognizing a face and method of controlling the apparatus |
| US8611605B2 (en) | 2007-08-31 | 2013-12-17 | Casio Computer Co., Ltd. | Image pick-up apparatus having a function of recognizing a face and method of controlling the apparatus |
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| JPWO2019017079A1 (ja) * | 2017-07-19 | 2020-05-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照合装置及び照合方法 |
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