JPH09260259A - 投影露光方法及び装置 - Google Patents
投影露光方法及び装置Info
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- JPH09260259A JPH09260259A JP8072025A JP7202596A JPH09260259A JP H09260259 A JPH09260259 A JP H09260259A JP 8072025 A JP8072025 A JP 8072025A JP 7202596 A JP7202596 A JP 7202596A JP H09260259 A JPH09260259 A JP H09260259A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70858—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
- G03F7/70883—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of optical system
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエハを投影光学系の光軸方向に移動して露
光を行う際のスループットを向上すると共に、ウエハの
光軸方向の位置制御精度、及びショット毎の露光動作の
再現性等を格段に向上する。 【解決手段】 投影光学系PLを介してレチクルのパタ
ーンをウエハW上に投影した状態で、Zステージ20に
よってウエハWを光軸AX方向(Z方向)に沿った一方
向に移動して露光を行う。送光スリット板1〜ミラー
6、及びミラー7〜フォトマルチプライア15よりなる
焦点位置検出系でウエハWのZ方向の位置を計測し、こ
の計測値と予め設定されている動作条件とのずれ(連動
関係の誤差)を検知し、検知されたずれが許容範囲を超
えるときは、後に露光されるショット領域に対して、Z
方向の位置を制御するための動作条件を修正する。
光を行う際のスループットを向上すると共に、ウエハの
光軸方向の位置制御精度、及びショット毎の露光動作の
再現性等を格段に向上する。 【解決手段】 投影光学系PLを介してレチクルのパタ
ーンをウエハW上に投影した状態で、Zステージ20に
よってウエハWを光軸AX方向(Z方向)に沿った一方
向に移動して露光を行う。送光スリット板1〜ミラー
6、及びミラー7〜フォトマルチプライア15よりなる
焦点位置検出系でウエハWのZ方向の位置を計測し、こ
の計測値と予め設定されている動作条件とのずれ(連動
関係の誤差)を検知し、検知されたずれが許容範囲を超
えるときは、後に露光されるショット領域に対して、Z
方向の位置を制御するための動作条件を修正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、液晶表示素子、撮像素子(CCD)、又は薄膜磁気
ヘッド等を製造するためのフォトリソグラフィ工程でマ
スクパターンを感光基板上に転写するために使用される
投影露光方法及び装置に関し、更に詳しくは、感光基板
上に微小パターンを投影露光する際、投影光学系の見か
け上の焦点深度を増加させる露光法を可能にした投影露
光方法に関する。
子、液晶表示素子、撮像素子(CCD)、又は薄膜磁気
ヘッド等を製造するためのフォトリソグラフィ工程でマ
スクパターンを感光基板上に転写するために使用される
投影露光方法及び装置に関し、更に詳しくは、感光基板
上に微小パターンを投影露光する際、投影光学系の見か
け上の焦点深度を増加させる露光法を可能にした投影露
光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の投影露光装置として、例
えば特開昭63−64037号公報(以下、「文献1」
という)に開示されている装置が知られている。文献1
では、半導体ウエハの表面に形成されたレジスト層と、
レチクルパターンを投影する投影光学系の像面とを相対
的に光軸方向に移動させて多重露光することで、現像さ
れたレジスト像が、あたかも焦点深度の大きい投影光学
系を介して転写されたような像質を持つことが開示され
ている。この場合、文献1に示された装置では、第1の
露光を行った後、ウエハを保持するZステージを光軸方
向に一定量だけ移動させてから、同一レチクルパターン
で第2の露光を行っている。更に、Zステージの光軸方
向のステップ位置は2点以上であってもよいことが示さ
れている。
えば特開昭63−64037号公報(以下、「文献1」
という)に開示されている装置が知られている。文献1
では、半導体ウエハの表面に形成されたレジスト層と、
レチクルパターンを投影する投影光学系の像面とを相対
的に光軸方向に移動させて多重露光することで、現像さ
れたレジスト像が、あたかも焦点深度の大きい投影光学
系を介して転写されたような像質を持つことが開示され
ている。この場合、文献1に示された装置では、第1の
露光を行った後、ウエハを保持するZステージを光軸方
向に一定量だけ移動させてから、同一レチクルパターン
で第2の露光を行っている。更に、Zステージの光軸方
向のステップ位置は2点以上であってもよいことが示さ
れている。
【0003】これと同様に、見かけ上の焦点深度を拡大
する効果が得られる手法として、特開昭58−1744
6号公報(以下、「文献2」という)に開示されたよう
に、ウエハ上の1ショットの露光動作中にウエハを光軸
方向に振動させる方法も知られている。この場合、文献
2には振動の波形が明記されていないが、一般的な正弦
波状の振動と考えると、その振動振幅や周波数を適当な
値に設定することで、文献1と全く同様に焦点深度の拡
大効果が得られることが述べられている。
する効果が得られる手法として、特開昭58−1744
6号公報(以下、「文献2」という)に開示されたよう
に、ウエハ上の1ショットの露光動作中にウエハを光軸
方向に振動させる方法も知られている。この場合、文献
2には振動の波形が明記されていないが、一般的な正弦
波状の振動と考えると、その振動振幅や周波数を適当な
値に設定することで、文献1と全く同様に焦点深度の拡
大効果が得られることが述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記2つの従
来技術のうち、文献1のように光軸方向に互いに分離し
た複数点の夫々で露光を行う方法では、ウエハ上の1シ
ョットの露光を完了するためのシャッターの開閉動作回
数が増えることになり、必然的にスループット(生産
性)が低くなるといった問題が生じる。また、文献2の
ようにウエハを振動させながら露光する方法において
は、シャッター開閉は1回でよいが、その代わりにシャ
ッターの開時間が振動周期に対して丁度整数倍になるよ
うに設定する必要がある。
来技術のうち、文献1のように光軸方向に互いに分離し
た複数点の夫々で露光を行う方法では、ウエハ上の1シ
ョットの露光を完了するためのシャッターの開閉動作回
数が増えることになり、必然的にスループット(生産
性)が低くなるといった問題が生じる。また、文献2の
ようにウエハを振動させながら露光する方法において
は、シャッター開閉は1回でよいが、その代わりにシャ
ッターの開時間が振動周期に対して丁度整数倍になるよ
うに設定する必要がある。
【0005】更に従来技術において、振動方式であれば
振動中心を光軸方向のどの位置に正確に設定するのか、
離散的な光軸方向の位置毎に露光する方式であれば、そ
の離散的な面の位置をウエハ面に対してどのように保証
するかについては明確ではなかった。このため従来技術
においては、ウエハを投影光学系の光軸方向に移動して
露光する際のスループットや光軸方向の位置の制御精度
の点で、甚だ不満足なものになっていた。
振動中心を光軸方向のどの位置に正確に設定するのか、
離散的な光軸方向の位置毎に露光する方式であれば、そ
の離散的な面の位置をウエハ面に対してどのように保証
するかについては明確ではなかった。このため従来技術
においては、ウエハを投影光学系の光軸方向に移動して
露光する際のスループットや光軸方向の位置の制御精度
の点で、甚だ不満足なものになっていた。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、ウエハを光軸方
向に移動して露光を行う際に、スループットを向上でき
ると共に、ウエハの光軸方向の位置制御精度、及びショ
ット毎の露光動作の再現性等を格段に向上できる投影露
光方法を提供することを目的とする。本発明は、更にそ
のような投影露光方法を実施できる投影露光装置を提供
することをも目的とする。
向に移動して露光を行う際に、スループットを向上でき
ると共に、ウエハの光軸方向の位置制御精度、及びショ
ット毎の露光動作の再現性等を格段に向上できる投影露
光方法を提供することを目的とする。本発明は、更にそ
のような投影露光方法を実施できる投影露光装置を提供
することをも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による投影露光方
法は、マスク(R)のパターンを投影光学系(PL)を
介して感光基板(W)上の複数のショット領域に投影露
光するに際して、その感光基板(W)上の各ショット領
域をその投影光学系(PL)の光軸方向に移動して露光
を行う投影露光方法において、その感光基板(W)上の
先行して露光されるショット領域を予め設定された動作
条件に基づいて、その投影光学系(PL)の光軸(A
X)方向の一方向に移動しつつ露光したとき(ステップ
201〜211)、その感光基板(W)のその光軸(A
X)方向の位置と露光経過時間との連動関係を検知して
(ステップ212,213)、その検知された連動関係
が所定の第1の許容範囲より大きい誤差を有するときに
(ステップ214)、その後に露光されるショット領域
に対してその動作条件を補正するものである(ステップ
216)。
法は、マスク(R)のパターンを投影光学系(PL)を
介して感光基板(W)上の複数のショット領域に投影露
光するに際して、その感光基板(W)上の各ショット領
域をその投影光学系(PL)の光軸方向に移動して露光
を行う投影露光方法において、その感光基板(W)上の
先行して露光されるショット領域を予め設定された動作
条件に基づいて、その投影光学系(PL)の光軸(A
X)方向の一方向に移動しつつ露光したとき(ステップ
201〜211)、その感光基板(W)のその光軸(A
X)方向の位置と露光経過時間との連動関係を検知して
(ステップ212,213)、その検知された連動関係
が所定の第1の許容範囲より大きい誤差を有するときに
(ステップ214)、その後に露光されるショット領域
に対してその動作条件を補正するものである(ステップ
216)。
【0008】斯かる本発明によれば、その感光基板
(W)を光軸(AX)に沿った一方向のみに移動して露
光を行うため、従来の露光方法に比べてスループットが
格段に向上し、焦点深度が大きく、且つ再現性のある露
光が可能である。また、その連動関係の誤差がその第1
の許容範囲より大きいときに、次のショット領域に対し
てその動作条件を補正しているため、学習効果によっ
て、その感光基板(W)の光軸方向の位置制御精度が向
上する。
(W)を光軸(AX)に沿った一方向のみに移動して露
光を行うため、従来の露光方法に比べてスループットが
格段に向上し、焦点深度が大きく、且つ再現性のある露
光が可能である。また、その連動関係の誤差がその第1
の許容範囲より大きいときに、次のショット領域に対し
てその動作条件を補正しているため、学習効果によっ
て、その感光基板(W)の光軸方向の位置制御精度が向
上する。
【0009】この場合、その先行して露光されるショッ
ト領域について検知された連動関係がその第1の許容範
囲より大きい第2の許容範囲を更に超える誤差を有する
ときに所定のエラー処理(当該ショット領域が不良ショ
ットとなる可能性がある旨の表示等)を行うと共に、そ
の動作条件の補正を行わないことが望ましい。これによ
って、例えば測定エラー等によって連動関係の誤差が特
に大きくなったショット領域は学習対象から除外され
て、その感光基板の位置制御精度の低下が防止される。
ト領域について検知された連動関係がその第1の許容範
囲より大きい第2の許容範囲を更に超える誤差を有する
ときに所定のエラー処理(当該ショット領域が不良ショ
ットとなる可能性がある旨の表示等)を行うと共に、そ
の動作条件の補正を行わないことが望ましい。これによ
って、例えば測定エラー等によって連動関係の誤差が特
に大きくなったショット領域は学習対象から除外され
て、その感光基板の位置制御精度の低下が防止される。
【0010】次に、本発明による投影露光装置は、マス
ク(M)のパターンを感光基板(W)上の所定領域に結
像投影するための投影光学系(PL)と、その感光基板
(W)を保持してその投影光学系(PL)の光軸(A
X)とほぼ垂直な面内で2次元移動させて、その感光基
板(W)上の互いに異なる所定領域の夫々を順次露光す
るための2次元ステージ(21)と、その投影光学系
(PL)の結像面とその感光基板(W)とのその光軸
(AX)方向に関する相対間隔を連続的に変更する間隔
変更手段(18〜20)と、その所定領域に対して適正
露光量を与える露光動作と連動してその間隔変更手段
(18〜20)を動作させる制御手段(300の一部の
手段)とを備えた投影露光装置において、その感光基板
(W)上の先行して露光される所定領域を、予め設定さ
れた動作条件で露光したとき、その間隔変更手段(18
〜20)の動作とその露光動作との連動関係の状態を検
知する状態検知手段(1〜15,301,304〜30
6)と、この検知された状態が不適正なときは、その先
行する所定領域の後に露光される所定領域に対して、そ
の制御手段の動作条件、又は露光動作の条件を規定した
変数を修正する修正手段(300の他の一部の手段、3
02,303)とを備えたものである。
ク(M)のパターンを感光基板(W)上の所定領域に結
像投影するための投影光学系(PL)と、その感光基板
(W)を保持してその投影光学系(PL)の光軸(A
X)とほぼ垂直な面内で2次元移動させて、その感光基
板(W)上の互いに異なる所定領域の夫々を順次露光す
るための2次元ステージ(21)と、その投影光学系
(PL)の結像面とその感光基板(W)とのその光軸
(AX)方向に関する相対間隔を連続的に変更する間隔
変更手段(18〜20)と、その所定領域に対して適正
露光量を与える露光動作と連動してその間隔変更手段
(18〜20)を動作させる制御手段(300の一部の
手段)とを備えた投影露光装置において、その感光基板
(W)上の先行して露光される所定領域を、予め設定さ
れた動作条件で露光したとき、その間隔変更手段(18
〜20)の動作とその露光動作との連動関係の状態を検
知する状態検知手段(1〜15,301,304〜30
6)と、この検知された状態が不適正なときは、その先
行する所定領域の後に露光される所定領域に対して、そ
の制御手段の動作条件、又は露光動作の条件を規定した
変数を修正する修正手段(300の他の一部の手段、3
02,303)とを備えたものである。
【0011】斯かる本発明によれば、本発明の投影露光
方法が実施できる。即ち、ほぼ同じ条件で繰り返して露
光動作が行われるとき、先行する露光動作時における投
影光学系(PL)の例えば下側に設けられた間隔変更手
段(18〜20)の連続移動の連動関係を学習、解析し
てその連動誤差を求めて、後続の露光動作の際にその誤
差分が補正されるように変数を修正し、その結果を反映
して、次のショット露光を行う。更に、1回のショット
露光におけるその間隔変更手段の移動方向は、上から
下、若しくは下から上の何れか一方向である。これよ
り、従来の露光装置に比べ、スループットが格段に向上
し、全てのショット露光に対して安定した焦点深度の拡
大効果と、良好な露光再現性とが得られる。
方法が実施できる。即ち、ほぼ同じ条件で繰り返して露
光動作が行われるとき、先行する露光動作時における投
影光学系(PL)の例えば下側に設けられた間隔変更手
段(18〜20)の連続移動の連動関係を学習、解析し
てその連動誤差を求めて、後続の露光動作の際にその誤
差分が補正されるように変数を修正し、その結果を反映
して、次のショット露光を行う。更に、1回のショット
露光におけるその間隔変更手段の移動方向は、上から
下、若しくは下から上の何れか一方向である。これよ
り、従来の露光装置に比べ、スループットが格段に向上
し、全てのショット露光に対して安定した焦点深度の拡
大効果と、良好な露光再現性とが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による投影露光方法
及び装置の実施の形態の一例につき図面を参照して説明
する。図1は本例による投影露光装置の概略図であり、
この図1において、照明系の最終段を構成するコンデン
サーレンズCLは、半導体回路等の転写パターンが描画
されているレチクルRに均一な照度の照明光を照射す
る。投影光学系PLは、両側テレセントリックな条件
で、レチクルRの転写パターンを1/5、又は1/10
等に縮小し、ウエハW上に投影露光する。ウエハWには
不図示の感光層(フォトレジスト)が塗布されており、
ウエハホルダーを含むZステージ20(ウエハステー
ジ)上に吸着されている。以下、投影光学系PLの光軸
AXに平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で、図1
の紙面に平行にX軸を、図1の紙面に垂直にY軸を取っ
て説明する。
及び装置の実施の形態の一例につき図面を参照して説明
する。図1は本例による投影露光装置の概略図であり、
この図1において、照明系の最終段を構成するコンデン
サーレンズCLは、半導体回路等の転写パターンが描画
されているレチクルRに均一な照度の照明光を照射す
る。投影光学系PLは、両側テレセントリックな条件
で、レチクルRの転写パターンを1/5、又は1/10
等に縮小し、ウエハW上に投影露光する。ウエハWには
不図示の感光層(フォトレジスト)が塗布されており、
ウエハホルダーを含むZステージ20(ウエハステー
ジ)上に吸着されている。以下、投影光学系PLの光軸
AXに平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で、図1
の紙面に平行にX軸を、図1の紙面に垂直にY軸を取っ
て説明する。
【0013】このとき、Zステージ20は、ステップ・
アンド・リピート方式の露光のショット毎にレチクルR
の投影像とウエハWとを光軸AXと垂直な面内で位置決
め等するため、XY方向に移動が可能なXYステージ2
1上に設けられている。Zステージ20は投影光学系P
Lの光軸AX方向(Z方向)に微動可能になっており、
投影光学系PLによるレチクルRの像面(共役面)にウ
エハWの表面(ウエハW面)を位置合わせするために使
用される。
アンド・リピート方式の露光のショット毎にレチクルR
の投影像とウエハWとを光軸AXと垂直な面内で位置決
め等するため、XY方向に移動が可能なXYステージ2
1上に設けられている。Zステージ20は投影光学系P
Lの光軸AX方向(Z方向)に微動可能になっており、
投影光学系PLによるレチクルRの像面(共役面)にウ
エハWの表面(ウエハW面)を位置合わせするために使
用される。
【0014】更に、Zステージ20は投影光学系PLの
分解能(開口数N.A.)が向上するに従って減少する有効
焦点深度の幅内で、より高い精度(0.1μm以下)で
ウエハW面の位置決めができるように移動制御される。
また、Zステージ20上のウエハWの近傍には、各種基
準マークが形成されていると共に、試験的な露光を行う
際にも使用できる基準マーク部材FMが固定されてい
る。
分解能(開口数N.A.)が向上するに従って減少する有効
焦点深度の幅内で、より高い精度(0.1μm以下)で
ウエハW面の位置決めができるように移動制御される。
また、Zステージ20上のウエハWの近傍には、各種基
準マークが形成されていると共に、試験的な露光を行う
際にも使用できる基準マーク部材FMが固定されてい
る。
【0015】また、投影光学系PLは、使用環境下での
大気圧、気温、ウエハWの処理時の露光パワー、及び照
射光量等でフォーカス位置や倍率(ディストーション)
等の条件で光学性能が変動することが知られている。そ
のため、それらの環境条件や露光条件の情報S11を入力
して、投影光学系PLの光学特性の変動を算出する変動
量モニター100と、算出された変動量に応じて投影光
学系PL内の気圧を調整する圧力調整器102とを設
け、光学特性の変動を補正するようにしている。
大気圧、気温、ウエハWの処理時の露光パワー、及び照
射光量等でフォーカス位置や倍率(ディストーション)
等の条件で光学性能が変動することが知られている。そ
のため、それらの環境条件や露光条件の情報S11を入力
して、投影光学系PLの光学特性の変動を算出する変動
量モニター100と、算出された変動量に応じて投影光
学系PL内の気圧を調整する圧力調整器102とを設
け、光学特性の変動を補正するようにしている。
【0016】図2は、図1の投影露光装置の斜入射光式
の自動焦点合わせ(以下、「AF」という)機構の概略
図であり、この図2において、ウエハW上のレジスト層
に対して、非感光性、且つ広い波長幅を有する照明光A
Lは、送光用スリット板1、レンズ系2、第1のミラー
3、絞り4、投射レンズ5、及び第2のミラー6を介し
て、ウエハWに斜めに入射する結像光束となる。これに
よって、ウエハW上の投影光学系PLの光軸AXが通る
位置、即ちレチクルRの転写パターンの投影領域の中央
には、1次元のスリット像が形成される。ウエハWで反
射した反射光は第3のミラー7、対物レンズ8、リレー
レンズ9、振動ミラー10、及び平行平板ガラス(以
下、「ハービング」という)12を介して、受光用スリ
ット板14上にそのスリット像を再結像する。上述のA
F機構では、ウエハWが光軸AX方向の所定の合焦位置
にきたとき、送光用スリット板1、ウエハW、及び受光
用スリット板14の3点が相互に共役になるように設定
されている。なお、送光用スリット板1から受光用スリ
ット板14までで構成されているAF機構は、投影光学
系PLに対して微動することなく配置されている。
の自動焦点合わせ(以下、「AF」という)機構の概略
図であり、この図2において、ウエハW上のレジスト層
に対して、非感光性、且つ広い波長幅を有する照明光A
Lは、送光用スリット板1、レンズ系2、第1のミラー
3、絞り4、投射レンズ5、及び第2のミラー6を介し
て、ウエハWに斜めに入射する結像光束となる。これに
よって、ウエハW上の投影光学系PLの光軸AXが通る
位置、即ちレチクルRの転写パターンの投影領域の中央
には、1次元のスリット像が形成される。ウエハWで反
射した反射光は第3のミラー7、対物レンズ8、リレー
レンズ9、振動ミラー10、及び平行平板ガラス(以
下、「ハービング」という)12を介して、受光用スリ
ット板14上にそのスリット像を再結像する。上述のA
F機構では、ウエハWが光軸AX方向の所定の合焦位置
にきたとき、送光用スリット板1、ウエハW、及び受光
用スリット板14の3点が相互に共役になるように設定
されている。なお、送光用スリット板1から受光用スリ
ット板14までで構成されているAF機構は、投影光学
系PLに対して微動することなく配置されている。
【0017】ここで、ウエハWが投影光学系PLの最良
結像(以下、「ベストフォーカス」という)面に合焦し
ているとすると、受光用スリット板14上のスリット像
は、振動ミラー10の作用で受光用スリット板14のス
リットを中心に振動することになる。ウエハWがベスト
フォーカス面から±Z方向にずれた場合、受光用スリッ
ト板14上のスリット像の振動中心は、±Z方向のずれ
量に応じて変位する。次に、フォトマルチプライヤ(P
MT)15は受光用スリット板14を通過した光量を光
電検出し、その光電信号を同期検波回路(PSD)17
に出力する。また、発振器(OSC.)16は、振動ミ
ラー10を駆動するアクチュエータ(以下、「M−DR
V」という)11へ周波数fの交流ドライブ信号を出力
し、且つ同期検波回路17へ周波数fの基準信号を出力
する。
結像(以下、「ベストフォーカス」という)面に合焦し
ているとすると、受光用スリット板14上のスリット像
は、振動ミラー10の作用で受光用スリット板14のス
リットを中心に振動することになる。ウエハWがベスト
フォーカス面から±Z方向にずれた場合、受光用スリッ
ト板14上のスリット像の振動中心は、±Z方向のずれ
量に応じて変位する。次に、フォトマルチプライヤ(P
MT)15は受光用スリット板14を通過した光量を光
電検出し、その光電信号を同期検波回路(PSD)17
に出力する。また、発振器(OSC.)16は、振動ミ
ラー10を駆動するアクチュエータ(以下、「M−DR
V」という)11へ周波数fの交流ドライブ信号を出力
し、且つ同期検波回路17へ周波数fの基準信号を出力
する。
【0018】次に、同期検波回路17は発振器16から
の基準信号とフォトマルチプライア15からの光電信号
とを入力して、基準信号に対して光電信号を同期検波す
る。同期検波は、従来からよく知られている光電顕微鏡
のものと同じであって、受光用スリット板14のスリッ
ト中心とAF系で発生したスリット像の振動中心とが一
致したとき、フォトマルチプライア15の光電信号は、
発振器16の発振信号の周波数fの丁度2倍の周波数2
fとなり、同期検波回路17の検波出力FSは零にな
る。受光用スリット板14上で振動するスリット像の振
動中心がずれると、同期検波回路17は、ずれの方向、
即ちウエハWの位置がベストフォーカス面から±Z方向
にどちらに変位したかを示す異なる極性の検波出力FS
を発生する。これより、同期検波回路17の検波出力F
SはウエハWの位置がベストフォーカス面に合焦してい
る状態では零となり、ウエハWが例えば投影光学系PL
側に近づいたときに正、そしてウエハWが投影光学系P
Lから遠ざかったときに負となる連続した電圧変化を示
す。検波出力FSは別名Sカーブ信号とも呼ばれ、零点
近傍には電圧変化とウエハWの±Z方向の位置変化との
関係がほぼリニアになる範囲が存在し、この範囲をZス
テージ20の移動のためのサーボ制御に使う。
の基準信号とフォトマルチプライア15からの光電信号
とを入力して、基準信号に対して光電信号を同期検波す
る。同期検波は、従来からよく知られている光電顕微鏡
のものと同じであって、受光用スリット板14のスリッ
ト中心とAF系で発生したスリット像の振動中心とが一
致したとき、フォトマルチプライア15の光電信号は、
発振器16の発振信号の周波数fの丁度2倍の周波数2
fとなり、同期検波回路17の検波出力FSは零にな
る。受光用スリット板14上で振動するスリット像の振
動中心がずれると、同期検波回路17は、ずれの方向、
即ちウエハWの位置がベストフォーカス面から±Z方向
にどちらに変位したかを示す異なる極性の検波出力FS
を発生する。これより、同期検波回路17の検波出力F
SはウエハWの位置がベストフォーカス面に合焦してい
る状態では零となり、ウエハWが例えば投影光学系PL
側に近づいたときに正、そしてウエハWが投影光学系P
Lから遠ざかったときに負となる連続した電圧変化を示
す。検波出力FSは別名Sカーブ信号とも呼ばれ、零点
近傍には電圧変化とウエハWの±Z方向の位置変化との
関係がほぼリニアになる範囲が存在し、この範囲をZス
テージ20の移動のためのサーボ制御に使う。
【0019】また、Zステージ20はXYステージ21
上に設けられたモータ19を駆動回路(以下、「Z−D
RV」という)18によってサーボ制御されることで移
動する。通常のモードにおいて、Z−DRV18は同期
検波回路17からの検波出力FSを偏差情報として入力
し、その検波出力FSが主制御ユニット(以下、「MC
U」という)30からの目標値DSと一致するようにモ
ータ19を駆動する。
上に設けられたモータ19を駆動回路(以下、「Z−D
RV」という)18によってサーボ制御されることで移
動する。通常のモードにおいて、Z−DRV18は同期
検波回路17からの検波出力FSを偏差情報として入力
し、その検波出力FSが主制御ユニット(以下、「MC
U」という)30からの目標値DSと一致するようにモ
ータ19を駆動する。
【0020】以上のように、振動ミラー10、M−DR
V11、スリット板14、フォトマルチプライア15、
発振器16、同期検波回路17、Z−DRV18、モー
タ19及びZステージ20によって、AF機構の閉ルー
プ制御系が構成される。また、モータ19に設けられた
エンコーダ、あるいはポテンショメータ等により、Zス
テージ20の移動量を検出し、移動量信号ESが出力さ
れる。
V11、スリット板14、フォトマルチプライア15、
発振器16、同期検波回路17、Z−DRV18、モー
タ19及びZステージ20によって、AF機構の閉ルー
プ制御系が構成される。また、モータ19に設けられた
エンコーダ、あるいはポテンショメータ等により、Zス
テージ20の移動量を検出し、移動量信号ESが出力さ
れる。
【0021】なお、AF機構の光路中のハービング12
は、ウエハWからの反射光束を受光用スリット板14上
のスリット像の振動方向にシフトさせるように傾けるも
ので、焦点合わせすべき面を光軸AX方向に所定量だけ
シフトさせるオフセット機構として働く。上述の実施の
形態では、投影光学系PLの見かけ上の焦点深度を増大
させる方法として、特開昭58−17446号公報(文
献2)の露光方法と同様に、1回の露光動作中(シャッ
ター開放中)にZステージ20を所定の速度特性で光軸
AX方向に連続移動させる。但し、文献2の露光方法と
異なる点は、1回の露光動作でのZステージ20の移動
は下から上、又は上から下への何れか一方向のみにした
点である。これはスループットを最大限に高める効果が
あるためである。
は、ウエハWからの反射光束を受光用スリット板14上
のスリット像の振動方向にシフトさせるように傾けるも
ので、焦点合わせすべき面を光軸AX方向に所定量だけ
シフトさせるオフセット機構として働く。上述の実施の
形態では、投影光学系PLの見かけ上の焦点深度を増大
させる方法として、特開昭58−17446号公報(文
献2)の露光方法と同様に、1回の露光動作中(シャッ
ター開放中)にZステージ20を所定の速度特性で光軸
AX方向に連続移動させる。但し、文献2の露光方法と
異なる点は、1回の露光動作でのZステージ20の移動
は下から上、又は上から下への何れか一方向のみにした
点である。これはスループットを最大限に高める効果が
あるためである。
【0022】図3は、図2中のMCU30の内部構成と
シャッターの制御機構とをまとめたブロック図であり、
MCU30は中央演算処理ユニット(以下、「CPU」
という)300を中心として構成され、不図示のホスト
コンピュータからの露光時のシャッター開放指令TGに
応答して計時を開始するタイマー301、Zステージ2
0の動作条件を決めるための各種変数が格納されるデー
タ記憶部302、Z−DRV18へ目標値DSを出力す
るデジタル−アナログ変換器(以下、「DAC」とい
う)303、同期検波回路17からの検波出力FSのレ
ベルをデジタル値に変換するアナログ−デジタル変換器
(以下、「ADC」という)304、モータ19による
Zステージ20の変位の移動量信号ESをデジタル値と
して発生する位置検出回路305、及びシャッターが開
き始めてから完全に閉じ終わるまでの実時間をモニター
するシャッター時間モニター部306を備えている。C
PU300は、これらのタイマー301、記憶部30
2、DAC303,ADC304、位置検出回路30
5、及びシャッター時間モニター306との間で相互に
情報の交換を行い、一連の制御動作を実行していく。
シャッターの制御機構とをまとめたブロック図であり、
MCU30は中央演算処理ユニット(以下、「CPU」
という)300を中心として構成され、不図示のホスト
コンピュータからの露光時のシャッター開放指令TGに
応答して計時を開始するタイマー301、Zステージ2
0の動作条件を決めるための各種変数が格納されるデー
タ記憶部302、Z−DRV18へ目標値DSを出力す
るデジタル−アナログ変換器(以下、「DAC」とい
う)303、同期検波回路17からの検波出力FSのレ
ベルをデジタル値に変換するアナログ−デジタル変換器
(以下、「ADC」という)304、モータ19による
Zステージ20の変位の移動量信号ESをデジタル値と
して発生する位置検出回路305、及びシャッターが開
き始めてから完全に閉じ終わるまでの実時間をモニター
するシャッター時間モニター部306を備えている。C
PU300は、これらのタイマー301、記憶部30
2、DAC303,ADC304、位置検出回路30
5、及びシャッター時間モニター306との間で相互に
情報の交換を行い、一連の制御動作を実行していく。
【0023】また、図1、図2には示していなかった
が、照明系の例えば露光光源とオプティカルインテグレ
ータとの間には、ロータリーシャッター(以下、「シャ
ッター」と略称する)40が配置され、このシャッター
40の回転によって、レチクルRへの照明光の通過と遮
断とを切り換える。シャッター40は、モータ41によ
って回転させられ、その制御はシャッター駆動部42に
より行われる。シャッター駆動部42は、シャッター開
放指令TGが発せられるとシャッター40の翼の端面が
照明光を遮光しない位置まで、モータ41を回転させ
る。シャッター40が開いてレチクルRに照明光が到達
するようになると、光電センサー43にもそれに応じた
光量で照明光の一部が受光される。その光電センサー4
3の光電信号PSは光量積算部(インテグレータ)44
に入力され、ウエハW上での露光量に相当した積算値が
算出される。露光量の設定部45には目標露光量(適正
露光量)に対応した値が設定されており、光量積算部4
4はその目標露光量の値と一致したか否かを判断し、一
致したときはシャッター駆動部42へシャッター40を
閉じるための指令を出力する。これによってウエハWへ
与えられる各ショット毎の露光量をほぼ一定にする自動
露光制御方式で露光量が制御される。
が、照明系の例えば露光光源とオプティカルインテグレ
ータとの間には、ロータリーシャッター(以下、「シャ
ッター」と略称する)40が配置され、このシャッター
40の回転によって、レチクルRへの照明光の通過と遮
断とを切り換える。シャッター40は、モータ41によ
って回転させられ、その制御はシャッター駆動部42に
より行われる。シャッター駆動部42は、シャッター開
放指令TGが発せられるとシャッター40の翼の端面が
照明光を遮光しない位置まで、モータ41を回転させ
る。シャッター40が開いてレチクルRに照明光が到達
するようになると、光電センサー43にもそれに応じた
光量で照明光の一部が受光される。その光電センサー4
3の光電信号PSは光量積算部(インテグレータ)44
に入力され、ウエハW上での露光量に相当した積算値が
算出される。露光量の設定部45には目標露光量(適正
露光量)に対応した値が設定されており、光量積算部4
4はその目標露光量の値と一致したか否かを判断し、一
致したときはシャッター駆動部42へシャッター40を
閉じるための指令を出力する。これによってウエハWへ
与えられる各ショット毎の露光量をほぼ一定にする自動
露光制御方式で露光量が制御される。
【0024】以上の構成において、レチクルRのパター
ンをウエハW上の複数のショット領域の夫々に露光する
ために、XYステージ21はステップ・アンド・リピー
ト方式で移動され、各ショット領域が投影光学系PLの
直下に位置決めされると、直ちに露光開始を示すシャッ
ター開放指令TGが不図示のホストコンピュータから送
られてくる。但し、ステッピングの後、ダイ・バイ・ダ
イ・アライメント、又はサイト・バイ・サイト・アライ
メント等のショット領域毎のアライメントを行うとき
は、そのアライメントが完了してからシャッター開放指
令TGが送られてくる。
ンをウエハW上の複数のショット領域の夫々に露光する
ために、XYステージ21はステップ・アンド・リピー
ト方式で移動され、各ショット領域が投影光学系PLの
直下に位置決めされると、直ちに露光開始を示すシャッ
ター開放指令TGが不図示のホストコンピュータから送
られてくる。但し、ステッピングの後、ダイ・バイ・ダ
イ・アライメント、又はサイト・バイ・サイト・アライ
メント等のショット領域毎のアライメントを行うとき
は、そのアライメントが完了してからシャッター開放指
令TGが送られてくる。
【0025】図4は、光電センサー43からの光電信号
PSの波形と、Zステージ20のZ方向の位置変化特性
との連動関係を示したタイミングチャートである。図4
(A)は光電センサー43からの光電信号PSの波形の
一例を示し、縦軸は光電信号PSの信号レベル、横軸は
時間tを表す。ここで、図4(A)の波形は、レチクル
R、又はウエハW上での露光量変化と一義的に対応した
ものになっている。
PSの波形と、Zステージ20のZ方向の位置変化特性
との連動関係を示したタイミングチャートである。図4
(A)は光電センサー43からの光電信号PSの波形の
一例を示し、縦軸は光電信号PSの信号レベル、横軸は
時間tを表す。ここで、図4(A)の波形は、レチクル
R、又はウエハW上での露光量変化と一義的に対応した
ものになっている。
【0026】図4(A)において、露光開始の指令時刻
T0 でホストコンピュータよりシャッター開放指令TG
が発せられ、約数ミリ秒程度の遅延時間の後の露光開始
の始動時刻T1 で、図3のシャッター40が照明光を通
過させ始める。そして、ほぼ一定時間(10〜30ミリ
秒程度)が経過した露光開始の完了時刻T2 で、シャッ
ター40が全開状態となり、光電信号PSは最大値IL
mのレベルで定常となる。この間、光量積算部44は、
光電信号PSの積分動作を続行し、設定部45で設けら
れた目標露光量に達した時点(露光終了の指令時刻T
3 )で、シャッター駆動部42に閉成(閉鎖)指令を出
力する。そして、約数ミリ秒程度の遅延時間が経過した
露光終了の始動時刻T4 で、シャッター40は照明光の
遮断を開始し、最終的に露光終了の完了時刻T5 で、照
明光を完全に遮断して停止する。
T0 でホストコンピュータよりシャッター開放指令TG
が発せられ、約数ミリ秒程度の遅延時間の後の露光開始
の始動時刻T1 で、図3のシャッター40が照明光を通
過させ始める。そして、ほぼ一定時間(10〜30ミリ
秒程度)が経過した露光開始の完了時刻T2 で、シャッ
ター40が全開状態となり、光電信号PSは最大値IL
mのレベルで定常となる。この間、光量積算部44は、
光電信号PSの積分動作を続行し、設定部45で設けら
れた目標露光量に達した時点(露光終了の指令時刻T
3 )で、シャッター駆動部42に閉成(閉鎖)指令を出
力する。そして、約数ミリ秒程度の遅延時間が経過した
露光終了の始動時刻T4 で、シャッター40は照明光の
遮断を開始し、最終的に露光終了の完了時刻T5 で、照
明光を完全に遮断して停止する。
【0027】ここで、シャッター40の開放動作時間
(T2 −T1 )と、シャッター40の閉成動作時間(T
5 −T4 )とはほぼ同じ値になり、またシャッター開放
前の遅延時間TL1(T1 −T0 )とシャッター閉成前の
遅延時間TL2(T4 −T3 )とは、シャッター40、モ
ータ41、及びシャッター駆動部42の機械特性、並び
にそれらの電気的応答性等に応じてそれぞれ一定の値と
なる。
(T2 −T1 )と、シャッター40の閉成動作時間(T
5 −T4 )とはほぼ同じ値になり、またシャッター開放
前の遅延時間TL1(T1 −T0 )とシャッター閉成前の
遅延時間TL2(T4 −T3 )とは、シャッター40、モ
ータ41、及びシャッター駆動部42の機械特性、並び
にそれらの電気的応答性等に応じてそれぞれ一定の値と
なる。
【0028】なお、図3中のシャッター時間モニター3
06は、図4(A)中の露光開始の始動時刻T1 から完
了時刻T5 までの実効露光時間TEX(T5 −T1 )に対
応したデジタル値をCPU300に出力するものであ
る。図4(B)は、図4(A)の露光動作に対して理想
的に連動したZステージ20(より正確にはウエハWの
表面)のZ方向の位置(光軸AX方向の位置)変化特性
の一例を示したもので、縦軸はZ位置h、横軸は時間t
を表す。
06は、図4(A)中の露光開始の始動時刻T1 から完
了時刻T5 までの実効露光時間TEX(T5 −T1 )に対
応したデジタル値をCPU300に出力するものであ
る。図4(B)は、図4(A)の露光動作に対して理想
的に連動したZステージ20(より正確にはウエハWの
表面)のZ方向の位置(光軸AX方向の位置)変化特性
の一例を示したもので、縦軸はZ位置h、横軸は時間t
を表す。
【0029】図4(B)のZ位置hの零点は、AF機構
が検出するベストフォーカス面の位置を示し、ここでは
ベストフォーカス面を中心として±Z1 の範囲でZステ
ージ20を移動させるものとする。即ち、1回の露光動
作の間、投影光学系PLのベストフォーカス面が、図4
(B)中の零点の位置に存在すると考えると、これに対
してウエハWの表面が位置−Z1 から位置+Z1 まで連
続的に+Z方向へ移動したことになる。
が検出するベストフォーカス面の位置を示し、ここでは
ベストフォーカス面を中心として±Z1 の範囲でZステ
ージ20を移動させるものとする。即ち、1回の露光動
作の間、投影光学系PLのベストフォーカス面が、図4
(B)中の零点の位置に存在すると考えると、これに対
してウエハWの表面が位置−Z1 から位置+Z1 まで連
続的に+Z方向へ移動したことになる。
【0030】図4(B)において、露光開始時にZステ
ージ20上のウエハW表面は、−Z 1 にあり、露光開始
の完了時刻T2 後のシャッター全開下でZステージ20
の始動時刻Ta から移動速度VS で移動し、露光終了の
始動時刻T4 前の停止時刻T c で位置+Z1 に達して停
止する。そしてウエハW表面がベストフォーカス面(零
点)を横切る中点時刻Tb は、始動時刻Ta と停止時刻
Tc とのほぼ中間になり、且つ実効露光時間TEXの中点
になる。
ージ20上のウエハW表面は、−Z 1 にあり、露光開始
の完了時刻T2 後のシャッター全開下でZステージ20
の始動時刻Ta から移動速度VS で移動し、露光終了の
始動時刻T4 前の停止時刻T c で位置+Z1 に達して停
止する。そしてウエハW表面がベストフォーカス面(零
点)を横切る中点時刻Tb は、始動時刻Ta と停止時刻
Tc とのほぼ中間になり、且つ実効露光時間TEXの中点
になる。
【0031】このように、1回の露光動作中にZステー
ジ20を図4(B)のようなタイミング条件のもとに±
Z1 の範囲内で移動させたときの、Z方向の微小位置毎
に得られる露光量の重みを図5に示す。図5より、露光
量の重みは位置−Z1 と+Z 1 の近傍で極大となり、そ
の間のZ位置では極めて小さなものとなる。この結果、
従来の2回露光方式(特開昭63−64037号公報
(文献1))とほぼ同等の焦点深度の拡大効果が得られ
る。なお、図5における縦軸はウエハ表面のZ位置hを
表し、横軸は露光量の重み比率(相対重み)wを表す。
ジ20を図4(B)のようなタイミング条件のもとに±
Z1 の範囲内で移動させたときの、Z方向の微小位置毎
に得られる露光量の重みを図5に示す。図5より、露光
量の重みは位置−Z1 と+Z 1 の近傍で極大となり、そ
の間のZ位置では極めて小さなものとなる。この結果、
従来の2回露光方式(特開昭63−64037号公報
(文献1))とほぼ同等の焦点深度の拡大効果が得られ
る。なお、図5における縦軸はウエハ表面のZ位置hを
表し、横軸は露光量の重み比率(相対重み)wを表す。
【0032】次に、ウエハW上の各ショット領域(被露
光領域)に対してステップ・アンド・リピート方式で露
光を実行する場合における、本例の実施の形態のAF機
構の動作を説明する。但し、ウエハWの第1ショット露
光の前にシャッター時間モニター306による実計測、
又は理論的な計算により、1回の実効露光時間TEXは、
ほぼ正確に求められているものとする。また、データ記
憶部302には、露光動作中のZステージ20の移動速
度VS 、振り幅±Z1 等が初期設定値として入力されて
いるものとする。なお、振り幅±Z1 はオペレータが適
宜指定できるものである。
光領域)に対してステップ・アンド・リピート方式で露
光を実行する場合における、本例の実施の形態のAF機
構の動作を説明する。但し、ウエハWの第1ショット露
光の前にシャッター時間モニター306による実計測、
又は理論的な計算により、1回の実効露光時間TEXは、
ほぼ正確に求められているものとする。また、データ記
憶部302には、露光動作中のZステージ20の移動速
度VS 、振り幅±Z1 等が初期設定値として入力されて
いるものとする。なお、振り幅±Z1 はオペレータが適
宜指定できるものである。
【0033】先ず、図3のAF機構のMCU30内のC
PU300は、実効露光時間TEX、Zステージ20の移
動速度VS 、及び振り幅±Z1 が与えられた時点で、Z
ステージ20の始動時刻Ta と停止時刻Tc とを決定す
る。移動速度VS はZステージ20の固有値であり、通
常ほぼ最大速度の近傍に設定されている。そこでZステ
ージ20の振り幅の絶対値2Z1 及び移動速度VS か
ら、Zステージ20の始動時刻Ta から停止時刻Tc ま
での移動時間Tssを2Z1 /VS の演算によって求め
る。但し、Zステージ20の移動速度VS は、始動時、
及び停止時に変動するため、実際は計算上で求めた移動
時間Tssよりも若干大きな値に補正する必要がある。
PU300は、実効露光時間TEX、Zステージ20の移
動速度VS 、及び振り幅±Z1 が与えられた時点で、Z
ステージ20の始動時刻Ta と停止時刻Tc とを決定す
る。移動速度VS はZステージ20の固有値であり、通
常ほぼ最大速度の近傍に設定されている。そこでZステ
ージ20の振り幅の絶対値2Z1 及び移動速度VS か
ら、Zステージ20の始動時刻Ta から停止時刻Tc ま
での移動時間Tssを2Z1 /VS の演算によって求め
る。但し、Zステージ20の移動速度VS は、始動時、
及び停止時に変動するため、実際は計算上で求めた移動
時間Tssよりも若干大きな値に補正する必要がある。
【0034】次に、CPU300は、実効露光時間TEX
から移動時間Tssを差し引いた値の1/2を求める。こ
の値は、露光開始の始動時刻T1 からZステージ20の
始動時刻Ta までのZステージ20の待機時間Te1、又
はZステージ20の停止時刻Tc から露光終了の完了時
刻T5 までのZステージ20の待機時間Te2に相当する
ため、この時点でZステージ20の始動時刻Ta が特定
されたことになる。なお、露光開始始動時刻T1 を基準
として始動時刻Ta を特定する代わりに、露光開始の指
令時刻T0 を基準としてもよい。その場合、遅延時間T
L1分を待機時間Te1に加えておく。以上の計算が終わる
と、CPU300は待機時間Te1、又は(Te1+TL1)
の値を初期変数の1つとして、データ記憶部302に保
存する。このときCPU300は、実効露光時間TEXの
中点時刻Tb までの時間{Te1+(Tss/2)}、又は
{Te1+(Tss/2)+TL1}も算出して、初期変数の
1つとして記憶部302に保存する。
から移動時間Tssを差し引いた値の1/2を求める。こ
の値は、露光開始の始動時刻T1 からZステージ20の
始動時刻Ta までのZステージ20の待機時間Te1、又
はZステージ20の停止時刻Tc から露光終了の完了時
刻T5 までのZステージ20の待機時間Te2に相当する
ため、この時点でZステージ20の始動時刻Ta が特定
されたことになる。なお、露光開始始動時刻T1 を基準
として始動時刻Ta を特定する代わりに、露光開始の指
令時刻T0 を基準としてもよい。その場合、遅延時間T
L1分を待機時間Te1に加えておく。以上の計算が終わる
と、CPU300は待機時間Te1、又は(Te1+TL1)
の値を初期変数の1つとして、データ記憶部302に保
存する。このときCPU300は、実効露光時間TEXの
中点時刻Tb までの時間{Te1+(Tss/2)}、又は
{Te1+(Tss/2)+TL1}も算出して、初期変数の
1つとして記憶部302に保存する。
【0035】ところで、図4(B)のようにZステージ
20を移動させるために、本例では、DAC303から
出力されるZステージ20の変動の目標値DSを位置±
Z1に対応して変化させるようにした。以下、そのこと
について説明する。図6は、本例の同期検波回路17か
らの検波出力FSの変化特性を示し、縦軸は出力電圧レ
ベルV、横軸はフォーカス位置のずれ量(ベストフォー
カス面とウエハW面とのずれ量)ΔZを表す。この検波
出力FSは零点(合焦点)を中心に電圧Vとずれ量ΔZ
とがリニアになる範囲が存在し、零点からウエハW面が
位置+Z1 に変位したとき、検波出力FSは電圧+V1
になり、位置−Z1 に変位したとき電圧−V1 になる。
そこで、DAC303から出力されるZステージ20の
変動の目標値DSを−V1 に固定したとすると、ウエハ
W面はベストフォーカス面から−Z1 に位置するように
Zステージ20のサーボ制御が行われる。
20を移動させるために、本例では、DAC303から
出力されるZステージ20の変動の目標値DSを位置±
Z1に対応して変化させるようにした。以下、そのこと
について説明する。図6は、本例の同期検波回路17か
らの検波出力FSの変化特性を示し、縦軸は出力電圧レ
ベルV、横軸はフォーカス位置のずれ量(ベストフォー
カス面とウエハW面とのずれ量)ΔZを表す。この検波
出力FSは零点(合焦点)を中心に電圧Vとずれ量ΔZ
とがリニアになる範囲が存在し、零点からウエハW面が
位置+Z1 に変位したとき、検波出力FSは電圧+V1
になり、位置−Z1 に変位したとき電圧−V1 になる。
そこで、DAC303から出力されるZステージ20の
変動の目標値DSを−V1 に固定したとすると、ウエハ
W面はベストフォーカス面から−Z1 に位置するように
Zステージ20のサーボ制御が行われる。
【0036】図7は、本例の実施の形態におけるZステ
ージ20のモータ19用のZ−DRV18の概略構成図
であり、この図7において、差動アンプ180は目標値
DSと検波出力FSとの電圧差(DS−FS)を出力す
る。次に、差動アンプ181は帰還回路184から出力
される速度帰還出力Sv と差動アンプ180で得た電圧
差(DS−FS)との差をパワーアンプ182に出力す
る。モータ19はパワーアンプ182のドライブ電圧に
応じた速度で回転し、その回転速度はタコジェネレータ
183で検出される。帰還回路184はタコジェネレー
タ183からの検出信号に積分処理、ゲイン補正等を加
えて速度帰還出力Sv として出力する。この回路は、モ
ータ19のドライブ時に回転速度を安定にする速度フィ
ードバック系であり、本例では、CPU300からの速
度制御指令CDに応答して帰還回路184からの速度帰
還出力Sv に対するゲインを極端に低下させる機能を備
えている。即ち、速度帰還量を最小限に抑えた状態を作
ることによって、モータ19の回転速度を高め、それに
よって、Zステージ20の移動速度VS を極力大きくす
るのである。
ージ20のモータ19用のZ−DRV18の概略構成図
であり、この図7において、差動アンプ180は目標値
DSと検波出力FSとの電圧差(DS−FS)を出力す
る。次に、差動アンプ181は帰還回路184から出力
される速度帰還出力Sv と差動アンプ180で得た電圧
差(DS−FS)との差をパワーアンプ182に出力す
る。モータ19はパワーアンプ182のドライブ電圧に
応じた速度で回転し、その回転速度はタコジェネレータ
183で検出される。帰還回路184はタコジェネレー
タ183からの検出信号に積分処理、ゲイン補正等を加
えて速度帰還出力Sv として出力する。この回路は、モ
ータ19のドライブ時に回転速度を安定にする速度フィ
ードバック系であり、本例では、CPU300からの速
度制御指令CDに応答して帰還回路184からの速度帰
還出力Sv に対するゲインを極端に低下させる機能を備
えている。即ち、速度帰還量を最小限に抑えた状態を作
ることによって、モータ19の回転速度を高め、それに
よって、Zステージ20の移動速度VS を極力大きくす
るのである。
【0037】ここで、目標値DSが零で検波出力FSも
零点の安定している状態から、目標値DSを+V1 に変
化させると、その瞬間からモータ19は高速に回転し始
め、Zステージ20は零点から位置+Z1 へ向けて移動
する。そしてZステージ20が位置+Z1 にくると、D
S=FS=+V1 で安定し、その系は静定する。従っ
て、Zステージ20の振り幅±Z1 は、検波出力FSの
特性上でリニアな範囲に限られるが、焦点深度の拡大を
得るのに最適な振り幅は、投影光学系PLの焦点深度の
幅(例えば±1μm)程度と考えられているので、十分
に対応できる範囲である。なお、Zステージ20の振り
幅±Z1 をそれ以上にしたいときは、図2に示したハー
ビング12の傾きをZステージ20の移動期間中に連続
的に変えるようにすると共に、Zステージ20の駆動系
であるモータ19は常に検波出力FSの零点(又は一定
の電圧点)が得られるようにサーボ制御すればよい。
零点の安定している状態から、目標値DSを+V1 に変
化させると、その瞬間からモータ19は高速に回転し始
め、Zステージ20は零点から位置+Z1 へ向けて移動
する。そしてZステージ20が位置+Z1 にくると、D
S=FS=+V1 で安定し、その系は静定する。従っ
て、Zステージ20の振り幅±Z1 は、検波出力FSの
特性上でリニアな範囲に限られるが、焦点深度の拡大を
得るのに最適な振り幅は、投影光学系PLの焦点深度の
幅(例えば±1μm)程度と考えられているので、十分
に対応できる範囲である。なお、Zステージ20の振り
幅±Z1 をそれ以上にしたいときは、図2に示したハー
ビング12の傾きをZステージ20の移動期間中に連続
的に変えるようにすると共に、Zステージ20の駆動系
であるモータ19は常に検波出力FSの零点(又は一定
の電圧点)が得られるようにサーボ制御すればよい。
【0038】次に、図8、図9は本例おけるステップ・
アンド・リピート方式の露光動作を示すフローチャート
であり、この図8、図9において、一連の動作は主にC
PU300のソフトウェアによる制御のもとで実行され
る。また、本来は割り込み(イベント・トリガ)方式で
処理すべきところもあるが、理解を容易にするため、単
一ルーチンの形で表してある。
アンド・リピート方式の露光動作を示すフローチャート
であり、この図8、図9において、一連の動作は主にC
PU300のソフトウェアによる制御のもとで実行され
る。また、本来は割り込み(イベント・トリガ)方式で
処理すべきところもあるが、理解を容易にするため、単
一ルーチンの形で表してある。
【0039】先ず、図8のステップ200で不図示のホ
ストコンピュータは、XYステージ21の位置をウエハ
W上の1番目のショット領域が露光されるような座標に
すべく、ステッピング座標を指定する。これによってX
Yステージ21は、その1番目のショット領域が投影光
学系PLからの投影像の位置に重なるようにステッピン
グされる。次に、ステップ201でCPU300は、デ
ータ記憶部302にセットされた振り幅±Z1 の値に基
づいて、位置−Z1 に対応した検波出力FSのレベルと
同じ値、即ち電圧−V1 を目標値DSとするようなデジ
タル値をDAC303へ出力する。これにより、Zステ
ージ20はウエハW面がベストフォーカス面に対して−
Z1 だけ変位するような位置にサーボロックされる。X
Yステージ21、Zステージ20の各々の位置決めが完
了して静定状態になると、ステップ202でホストコン
ピュータよりMCU30に対してシャッター開放指令T
Gが発せられ、シャッター40駆動用のモータ41が起
動し、同時に光量積算部44の光量積分動作、及びタイ
マー301の計時が開始する。タイマー301の計時開
始後、CPU300は、ステップ203でタイマー30
1の計時値を読み込み、ステップ204でその値がZス
テージ20の始動時刻Ta に達したか否かを判断する。
ここで、先に図4によって説明したように、シャッター
開放指令TGが発生してからZステージ20の始動時刻
Ta までの時間は、記憶部302内に(TL1+Te1)と
して入力されているので、CPU300はステップ20
4において、タイマー301のシャッター開閉動作の計
時値が(TL1+Te1)になったか否かを判断する。
ストコンピュータは、XYステージ21の位置をウエハ
W上の1番目のショット領域が露光されるような座標に
すべく、ステッピング座標を指定する。これによってX
Yステージ21は、その1番目のショット領域が投影光
学系PLからの投影像の位置に重なるようにステッピン
グされる。次に、ステップ201でCPU300は、デ
ータ記憶部302にセットされた振り幅±Z1 の値に基
づいて、位置−Z1 に対応した検波出力FSのレベルと
同じ値、即ち電圧−V1 を目標値DSとするようなデジ
タル値をDAC303へ出力する。これにより、Zステ
ージ20はウエハW面がベストフォーカス面に対して−
Z1 だけ変位するような位置にサーボロックされる。X
Yステージ21、Zステージ20の各々の位置決めが完
了して静定状態になると、ステップ202でホストコン
ピュータよりMCU30に対してシャッター開放指令T
Gが発せられ、シャッター40駆動用のモータ41が起
動し、同時に光量積算部44の光量積分動作、及びタイ
マー301の計時が開始する。タイマー301の計時開
始後、CPU300は、ステップ203でタイマー30
1の計時値を読み込み、ステップ204でその値がZス
テージ20の始動時刻Ta に達したか否かを判断する。
ここで、先に図4によって説明したように、シャッター
開放指令TGが発生してからZステージ20の始動時刻
Ta までの時間は、記憶部302内に(TL1+Te1)と
して入力されているので、CPU300はステップ20
4において、タイマー301のシャッター開閉動作の計
時値が(TL1+Te1)になったか否かを判断する。
【0040】なお、この間、シャッター時間モニター3
06は、露光の始動時刻T1 から計時をスタートする。
そして、Zステージ20の始動時刻Ta に達したと判断
されると、CPU300はステップ205で目標値DS
をZステージ20の位置+Z 1 に対応した電圧+V1 に
するための出力値をDAC303に出力する。これに伴
って、図7に示したZ−DRV18は、Zステージ20
を位置−Z1 から位置+Z1 へ向けて、ほぼ最高の移動
速度VS で移動を開始する。その後、ステップ206
で、直ちにCPU300は同期検波回路17の検波出力
FSのレベルをADC304を介して読み込み、そのレ
ベルがほぼ零になったか否かをステップ207で判断す
る。検波出力FSがほぼ零になったか否かの検知は、検
波出力FSをウィンドウ幅の狭いゼロ検出コンパレータ
等に通し、そのゼロ検出信号(パルス)に応答してCP
U300に割り込みをかけることで行った方が現実的で
ある。
06は、露光の始動時刻T1 から計時をスタートする。
そして、Zステージ20の始動時刻Ta に達したと判断
されると、CPU300はステップ205で目標値DS
をZステージ20の位置+Z 1 に対応した電圧+V1 に
するための出力値をDAC303に出力する。これに伴
って、図7に示したZ−DRV18は、Zステージ20
を位置−Z1 から位置+Z1 へ向けて、ほぼ最高の移動
速度VS で移動を開始する。その後、ステップ206
で、直ちにCPU300は同期検波回路17の検波出力
FSのレベルをADC304を介して読み込み、そのレ
ベルがほぼ零になったか否かをステップ207で判断す
る。検波出力FSがほぼ零になったか否かの検知は、検
波出力FSをウィンドウ幅の狭いゼロ検出コンパレータ
等に通し、そのゼロ検出信号(パルス)に応答してCP
U300に割り込みをかけることで行った方が現実的で
ある。
【0041】ここで、Zステージ20が位置+Z1 に向
けて移動をスタートした直後では、検波出力FSはまだ
零点に達していないため、ステップ207の判断は
「否」となり、CPU300はステップ209へシーケ
ンスを進める。そして、検波出力FSが目標値DSより
小さい間は、動作はステップ206に戻る。また、ステ
ップ207で検波出力FSが零と判断されると、CPU
300はステップ208でその時点でのタイマー301
の計時値である中点計時値Tmcを読み込んで、データ記
憶部302に格納する。この中点計時値Tmcは、タイマ
ー読み込み時による実測値であるため、計算で求めた図
4(B)中の中点時刻Tb と合致していたか否かを後で
チェックするために使われる。そして、ステップ208
の後、CPU300はステップ206へシーケンスを戻
す。ここで、ステップ207からステップ208への条
件分岐は1度だけに制限してもよいし、全く制限しなく
てもよい。
けて移動をスタートした直後では、検波出力FSはまだ
零点に達していないため、ステップ207の判断は
「否」となり、CPU300はステップ209へシーケ
ンスを進める。そして、検波出力FSが目標値DSより
小さい間は、動作はステップ206に戻る。また、ステ
ップ207で検波出力FSが零と判断されると、CPU
300はステップ208でその時点でのタイマー301
の計時値である中点計時値Tmcを読み込んで、データ記
憶部302に格納する。この中点計時値Tmcは、タイマ
ー読み込み時による実測値であるため、計算で求めた図
4(B)中の中点時刻Tb と合致していたか否かを後で
チェックするために使われる。そして、ステップ208
の後、CPU300はステップ206へシーケンスを戻
す。ここで、ステップ207からステップ208への条
件分岐は1度だけに制限してもよいし、全く制限しなく
てもよい。
【0042】こうして検波出力FSが零点を横切った後
でZステージ20が位置+Z1 に達するまでは、ステッ
プ206,207,209のループが実行され、ステッ
プ209で検波出力FSのレベルがステップ205で設
定された目標値DS(+V1)とほぼ等しくなると、C
PU300はステップ210でそのときのタイマー30
1の計時値であるZステージ20の停止計時値Tmeを読
み込んで記憶部302に格納する。その後CPU300
はステップ211で、第1ショット目の露光動作の終了
を待つ。なお、停止計時値Tmeは、図4(B)中のZス
テージ20の停止時刻Tc をチェックするために使われ
る。
でZステージ20が位置+Z1 に達するまでは、ステッ
プ206,207,209のループが実行され、ステッ
プ209で検波出力FSのレベルがステップ205で設
定された目標値DS(+V1)とほぼ等しくなると、C
PU300はステップ210でそのときのタイマー30
1の計時値であるZステージ20の停止計時値Tmeを読
み込んで記憶部302に格納する。その後CPU300
はステップ211で、第1ショット目の露光動作の終了
を待つ。なお、停止計時値Tmeは、図4(B)中のZス
テージ20の停止時刻Tc をチェックするために使われ
る。
【0043】以上によって第1ショット目の露光が終了
すると、CPU300は図9のステップ212で実時間
モニター306から実効露光時間TEXを読み込んで記憶
部302へ格納する。そして、CPU300はステップ
213でシャッター40の駆動による露光動作とZステ
ージ20の移動制御との連動関係の誤差を解析する。先
ず、CPU300は第1ショット目の露光動作より、
{Tme−(Te1+TL1)}の演算を行う。ここで、{T
me−(Te1+TL1)}を、実移動時間Tss’と定義す
る。更にCPU300は、(TEX−Tss’)の演算を行
い、この値の1/2の実待機時間Te'を求める。この実
待機時間Te'は、誤差がなければ、図4(B)中の待機
時間Te1、及び待機時間Te2に等しくなるものである。
すると、CPU300は図9のステップ212で実時間
モニター306から実効露光時間TEXを読み込んで記憶
部302へ格納する。そして、CPU300はステップ
213でシャッター40の駆動による露光動作とZステ
ージ20の移動制御との連動関係の誤差を解析する。先
ず、CPU300は第1ショット目の露光動作より、
{Tme−(Te1+TL1)}の演算を行う。ここで、{T
me−(Te1+TL1)}を、実移動時間Tss’と定義す
る。更にCPU300は、(TEX−Tss’)の演算を行
い、この値の1/2の実待機時間Te'を求める。この実
待機時間Te'は、誤差がなければ、図4(B)中の待機
時間Te1、及び待機時間Te2に等しくなるものである。
【0044】しかしながら、特に1番目のショット領域
に関していえば、それら三者の値、即ち実待機時間Te'
と待機時間Te1、及びTe2とは互いに大きく異なったも
のになる可能性が大きい。そこで本例では、実待機時間
Te'と待機時間Te2との誤差分ΔTe'を算出し、それが
許容量以上か否かを判断するようにする。ここで、待機
時間Te2は、Zステージ20が位置+Z1 になったとき
に、ステップ210で読み込んだ停止計時値Tmeからシ
ャッター開放スタート時の遅延時間Te1を引いた値を更
に実時間モニター306で読み取った実効露光時間TEX
から減算することによって求めることができる。そして
CPU300は、先ずステップ214において誤差分Δ
Te'が第1許容値より大きいか、又はそれ以下であるか
を判断する。その第1許容値は、通常の測定誤差によっ
て定まる誤差分を僅かに超える程度に設定されている。
に関していえば、それら三者の値、即ち実待機時間Te'
と待機時間Te1、及びTe2とは互いに大きく異なったも
のになる可能性が大きい。そこで本例では、実待機時間
Te'と待機時間Te2との誤差分ΔTe'を算出し、それが
許容量以上か否かを判断するようにする。ここで、待機
時間Te2は、Zステージ20が位置+Z1 になったとき
に、ステップ210で読み込んだ停止計時値Tmeからシ
ャッター開放スタート時の遅延時間Te1を引いた値を更
に実時間モニター306で読み取った実効露光時間TEX
から減算することによって求めることができる。そして
CPU300は、先ずステップ214において誤差分Δ
Te'が第1許容値より大きいか、又はそれ以下であるか
を判断する。その第1許容値は、通常の測定誤差によっ
て定まる誤差分を僅かに超える程度に設定されている。
【0045】ここで、誤差分ΔTe'が第1許容値より大
きかった場合、ステップ215に進み、更に誤差分ΔT
e'を第2許容値(第1許容値より大きい値である)と比
較し、誤差分ΔTe'が第2許容値より大きかった場合に
は、ステップ217でアラーム等の警告を発し、露光動
作の監視用のCRTディスプレイ等にそのショット領域
を表示すると共に、そのショット領域での測定値は補正
計算に使用しない。これは、あまりに大きい誤差を有す
るショット領域は学習対象とはしないで、何らかの動作
エラーがあったとみなすことを意味している。その後、
シーケンスは、ステップ218に進む。その第2許容値
の設定値としては、例えば、それまでの誤差分ΔTe'の
測定値のばらつき(標準偏差σ)の2倍などが考えられ
る。
きかった場合、ステップ215に進み、更に誤差分ΔT
e'を第2許容値(第1許容値より大きい値である)と比
較し、誤差分ΔTe'が第2許容値より大きかった場合に
は、ステップ217でアラーム等の警告を発し、露光動
作の監視用のCRTディスプレイ等にそのショット領域
を表示すると共に、そのショット領域での測定値は補正
計算に使用しない。これは、あまりに大きい誤差を有す
るショット領域は学習対象とはしないで、何らかの動作
エラーがあったとみなすことを意味している。その後、
シーケンスは、ステップ218に進む。その第2許容値
の設定値としては、例えば、それまでの誤差分ΔTe'の
測定値のばらつき(標準偏差σ)の2倍などが考えられ
る。
【0046】また、ステップ215で、誤差分ΔTe'が
第2許容値以下であった場合は、ステップ216で以下
に示すように、記憶部302内の変数(パラメータ)を
修正する。例えば、1番目のショット領域(第1ショッ
ト)の露光前に入力しておいたZステージ20の移動開
始までの時間(Te1+TL1)を、誤差分ΔTe'で補正し
た時間{(Te1+TL1)−ΔTe'}に更新すればよい。
一方、ステップ214で誤差分ΔTe'が第1許容値以下
であるときには、変数の修正を行うことなくステップ2
18に移行する。
第2許容値以下であった場合は、ステップ216で以下
に示すように、記憶部302内の変数(パラメータ)を
修正する。例えば、1番目のショット領域(第1ショッ
ト)の露光前に入力しておいたZステージ20の移動開
始までの時間(Te1+TL1)を、誤差分ΔTe'で補正し
た時間{(Te1+TL1)−ΔTe'}に更新すればよい。
一方、ステップ214で誤差分ΔTe'が第1許容値以下
であるときには、変数の修正を行うことなくステップ2
18に移行する。
【0047】また、ステップ216における別の補正方
法としては、第1ショット目の実効露光時間TEXの1/
2の時間と、先のステップ208で読み込んだ停止計時
値T meから遅延時間TL1を引いた時間とがほぼ等しいか
否かを判断し、その誤差が許容値以上のときは、誤差分
ΔTe'として時間(Te1+TL1)に補正を加えることも
考えられる。
法としては、第1ショット目の実効露光時間TEXの1/
2の時間と、先のステップ208で読み込んだ停止計時
値T meから遅延時間TL1を引いた時間とがほぼ等しいか
否かを判断し、その誤差が許容値以上のときは、誤差分
ΔTe'として時間(Te1+TL1)に補正を加えることも
考えられる。
【0048】次に、CPU300は、ステップ218で
ウエハW上の全ショットに対する露光動作が終了したか
否かを判断し、終了していないときは、再び図8のステ
ップ200に戻り、ステップ200からのシーケンスを
実行する。以上のステップ200〜217までの一連の
シーケンスがウエハW上の各ショット毎に繰り返され、
第1ショット目よりは第2ショット目、第2ショット目
よりは第3ショット目…という具合に、シャッター40
の開閉動作(ショット露光動作)とZステージ20の移
動動作との連動関係の正確さは高められていく。即ち、
常に直前のショット露光時に学習した連動状態を後続の
ショット露光時の連動制御に反映させるのである。
ウエハW上の全ショットに対する露光動作が終了したか
否かを判断し、終了していないときは、再び図8のステ
ップ200に戻り、ステップ200からのシーケンスを
実行する。以上のステップ200〜217までの一連の
シーケンスがウエハW上の各ショット毎に繰り返され、
第1ショット目よりは第2ショット目、第2ショット目
よりは第3ショット目…という具合に、シャッター40
の開閉動作(ショット露光動作)とZステージ20の移
動動作との連動関係の正確さは高められていく。即ち、
常に直前のショット露光時に学習した連動状態を後続の
ショット露光時の連動制御に反映させるのである。
【0049】ここで、1枚のウエハW上の全部のショッ
ト領域に対して順次、上述のように学習を行いながら連
続して露光を行っていったとき、ステップ214で誤差
分ΔTe'が第1許容値以下となる状態が継続して生じる
可能性がある。この場合には、学習効果が飽和したとみ
なして学習機能を停止させて、露光動作のみを行えば、
スループットの向上の観点から優位である。
ト領域に対して順次、上述のように学習を行いながら連
続して露光を行っていったとき、ステップ214で誤差
分ΔTe'が第1許容値以下となる状態が継続して生じる
可能性がある。この場合には、学習効果が飽和したとみ
なして学習機能を停止させて、露光動作のみを行えば、
スループットの向上の観点から優位である。
【0050】以上、本例では、連動関係の最適化を図る
ために、シャッター40の動作とZステージ20の移動
との時間的なタイミングを解析するようにしたが、その
他、図5のような露光量の重み比率を解析して連動関係
の最適化を図ることもできる。また、変数(パラメー
タ)修正も時間だけではなく、予め設定されたZステー
ジ20の移動速度VS を微妙に変化させることも可能で
ある。
ために、シャッター40の動作とZステージ20の移動
との時間的なタイミングを解析するようにしたが、その
他、図5のような露光量の重み比率を解析して連動関係
の最適化を図ることもできる。また、変数(パラメー
タ)修正も時間だけではなく、予め設定されたZステー
ジ20の移動速度VS を微妙に変化させることも可能で
ある。
【0051】更に本例では、ウエハWの表面(ウエハ
面)がベストフォーカス面を横切る中点計時値Tmcをモ
ニターしているので、Zステージ20の速度むらも或る
程度特定することができ、それによって速度特性をコン
トロールするような速度変数の修正も可能である。Zス
テージ20は、タイマー301の計時を基準に考える
と、(Te1+TL1)だけの時間の経過後に移動を開始
し、中点計時値Tmcで零点を横切り、そして停止計時値
Tmeで停止する。このため理想的には、(Te1+TL1+
Tme)/2が中点計時値Tmcになるはずである。しかし
ながら、Zステージ20のスタート時の速度変化特性
(立上り特性)と停止時の速度変化特性(立下り特性)
とに差があると、その対称性が大きく崩れてくることに
なる。そこで、Zステージ20(より正確にはウエハ
面)が零点を横切る時刻を中心として速度特性の対称性
を求め、対称性が悪いときはZステージ20の速度制御
を調整するようにすればよい。一例として、図7に示し
た帰還回路184による速度帰還量をZステージ20の
移動開始点から停止点までの間で変化させるような帰還
指令CDを与えればよい。
面)がベストフォーカス面を横切る中点計時値Tmcをモ
ニターしているので、Zステージ20の速度むらも或る
程度特定することができ、それによって速度特性をコン
トロールするような速度変数の修正も可能である。Zス
テージ20は、タイマー301の計時を基準に考える
と、(Te1+TL1)だけの時間の経過後に移動を開始
し、中点計時値Tmcで零点を横切り、そして停止計時値
Tmeで停止する。このため理想的には、(Te1+TL1+
Tme)/2が中点計時値Tmcになるはずである。しかし
ながら、Zステージ20のスタート時の速度変化特性
(立上り特性)と停止時の速度変化特性(立下り特性)
とに差があると、その対称性が大きく崩れてくることに
なる。そこで、Zステージ20(より正確にはウエハ
面)が零点を横切る時刻を中心として速度特性の対称性
を求め、対称性が悪いときはZステージ20の速度制御
を調整するようにすればよい。一例として、図7に示し
た帰還回路184による速度帰還量をZステージ20の
移動開始点から停止点までの間で変化させるような帰還
指令CDを与えればよい。
【0052】ところで、上記の実施の形態の一例では、
ウエハWに対する1番目のショット領域で得られる焦点
深度の拡大効果は、必ずしも安定しているとはいえな
い。そのため、1番目のショット領域内のパターン解像
が不十分になり、半導体等のデバイスチップとして不良
になることが起こり得るという問題が発生する。そこ
で、図10は、ウエハ面上における露光ショット位置の
順番の一例を示した模式図であり、この図10におい
て、ウエハW上に配列されるショット領域のうち、第1
ショット領域は常にウエハWの周縁で一部欠けてしまう
ショット領域(欠けショット)S11を露光するように指
定させることにより、上述の本来の1番目のショット領
域のパターン解像不足という問題を解決できる。欠けシ
ョットS11自体は本来デバイスチップとして機能しない
ものであり、この欠けショットS11に対する露光は一種
のダミー露光である。なお、図10中の各ほぼ正方形の
ショット領域S11,S12,…,S93,S94の中心を結ぶ
矢印は、XYステージ21によるステッピング方向を表
している。また、ウエハWの周縁部のレジストも露光し
ておきたい場合は、周縁部に存在する全ての欠けショッ
トも露光するようにステッピングを行うことも可能であ
る。そこで、上述の露光変数の修正を欠けショット露光
時に行うようにしてもよい。この場合、ウエハW上でX
方向に配列された1列の欠けていないショット領域(正
常ショット)を露光している間は露光変数の修正を行わ
ず、連続して露光される正常ショットに続く周縁部の欠
けショットで、図9中のステップ212〜217を実行
して変数の修正を行うことになる。
ウエハWに対する1番目のショット領域で得られる焦点
深度の拡大効果は、必ずしも安定しているとはいえな
い。そのため、1番目のショット領域内のパターン解像
が不十分になり、半導体等のデバイスチップとして不良
になることが起こり得るという問題が発生する。そこ
で、図10は、ウエハ面上における露光ショット位置の
順番の一例を示した模式図であり、この図10におい
て、ウエハW上に配列されるショット領域のうち、第1
ショット領域は常にウエハWの周縁で一部欠けてしまう
ショット領域(欠けショット)S11を露光するように指
定させることにより、上述の本来の1番目のショット領
域のパターン解像不足という問題を解決できる。欠けシ
ョットS11自体は本来デバイスチップとして機能しない
ものであり、この欠けショットS11に対する露光は一種
のダミー露光である。なお、図10中の各ほぼ正方形の
ショット領域S11,S12,…,S93,S94の中心を結ぶ
矢印は、XYステージ21によるステッピング方向を表
している。また、ウエハWの周縁部のレジストも露光し
ておきたい場合は、周縁部に存在する全ての欠けショッ
トも露光するようにステッピングを行うことも可能であ
る。そこで、上述の露光変数の修正を欠けショット露光
時に行うようにしてもよい。この場合、ウエハW上でX
方向に配列された1列の欠けていないショット領域(正
常ショット)を露光している間は露光変数の修正を行わ
ず、連続して露光される正常ショットに続く周縁部の欠
けショットで、図9中のステップ212〜217を実行
して変数の修正を行うことになる。
【0053】次に、上述の実施の形態の変形例につき説
明する。先ず、図9のステップ217では、連動関係の
誤差が第2許容値より大きい場合のエラー処理として、
CRTディスプレイ等への警告表示を行っている。それ
以外に、図1において、XYステージ21を駆動して投
影光学系PLの露光フィールド内に基準マーク部材FM
の反射面を設定し、この反射面を光軸AX方向に移動し
ながら試験的に露光を行うようにしてもよい。この際に
も、例えば実待機時間Te'と待機時間Te2との誤差分Δ
Te'を算出し、その誤差分ΔTe'を第2許容値と比較す
る。そして、その誤差分ΔTe'が第2許容値より大きい
ときには、ソフトウェア的なエラー要因があると推定さ
れる。一方、その誤差分ΔTe'が第2許容値以下である
ときには、露光に使用されたウエハWの表面状態等に何
らかの異常があったことが推定される。このように基準
マーク部材FMを用いて試験的に露光を行うことによっ
て、エラー要因を或る程度特定できる。
明する。先ず、図9のステップ217では、連動関係の
誤差が第2許容値より大きい場合のエラー処理として、
CRTディスプレイ等への警告表示を行っている。それ
以外に、図1において、XYステージ21を駆動して投
影光学系PLの露光フィールド内に基準マーク部材FM
の反射面を設定し、この反射面を光軸AX方向に移動し
ながら試験的に露光を行うようにしてもよい。この際に
も、例えば実待機時間Te'と待機時間Te2との誤差分Δ
Te'を算出し、その誤差分ΔTe'を第2許容値と比較す
る。そして、その誤差分ΔTe'が第2許容値より大きい
ときには、ソフトウェア的なエラー要因があると推定さ
れる。一方、その誤差分ΔTe'が第2許容値以下である
ときには、露光に使用されたウエハWの表面状態等に何
らかの異常があったことが推定される。このように基準
マーク部材FMを用いて試験的に露光を行うことによっ
て、エラー要因を或る程度特定できる。
【0054】また、図10を参照して説明した例ではウ
エハWの周縁部の欠けショットを学習対象としていた
が、フォトレジストの塗布むら等の影響によってウエハ
Wの周縁部でZ方向の位置計測の信頼性の低いことが明
らかであるような欠けショットについては、データの信
頼性が低いとみなされるため、学習対象から外すように
してもよい。
エハWの周縁部の欠けショットを学習対象としていた
が、フォトレジストの塗布むら等の影響によってウエハ
Wの周縁部でZ方向の位置計測の信頼性の低いことが明
らかであるような欠けショットについては、データの信
頼性が低いとみなされるため、学習対象から外すように
してもよい。
【0055】更に、上述の実施の形態では、図2に示す
ように、焦点位置検出系は投影光学系PLの露光フィー
ルド内の1点でウエハWのZ方向の位置を検出してい
る。しかしながら、その露光フィールド内の複数点でウ
エハWのZ方向の位置をそれぞれ検出する所謂多点の焦
点位置検出系(AF系)を使用してもよい。このように
多点の焦点位置検出系を使用する場合、図9のステップ
213では、複数の計測点のそれぞれについて例えば実
待機時間Te'と待機時間Te2との誤差分ΔTe'を算出し
て、これらの誤差分を第1許容値及び第2許容値と比較
するようにしてもよい。そして、これらの誤差分がその
第1許容値以下となるように、図2のZステージ20の
傾斜角の補正(レベリング)を行うようにする。これに
よって、Z方向への移動動作と共に、レベリングの動作
についても学習によって最適化が行われる。
ように、焦点位置検出系は投影光学系PLの露光フィー
ルド内の1点でウエハWのZ方向の位置を検出してい
る。しかしながら、その露光フィールド内の複数点でウ
エハWのZ方向の位置をそれぞれ検出する所謂多点の焦
点位置検出系(AF系)を使用してもよい。このように
多点の焦点位置検出系を使用する場合、図9のステップ
213では、複数の計測点のそれぞれについて例えば実
待機時間Te'と待機時間Te2との誤差分ΔTe'を算出し
て、これらの誤差分を第1許容値及び第2許容値と比較
するようにしてもよい。そして、これらの誤差分がその
第1許容値以下となるように、図2のZステージ20の
傾斜角の補正(レベリング)を行うようにする。これに
よって、Z方向への移動動作と共に、レベリングの動作
についても学習によって最適化が行われる。
【0056】また、このように多点の焦点位置検出系を
使用する場合、図10の1番目のショット領域S11のよ
うな欠けショットでは、露光フィールド内の全ての計測
点で正確なZ方向の位置のデータが得られるとは限らな
い。そこで、欠けショットでは、正確なZ方向の位置デ
ータが得られる計測点のみで学習を行うようにする。こ
れによって、多点の焦点位置検出系を使用する場合で
も、正確に且つ迅速に露光動作の補正を行うことができ
る。
使用する場合、図10の1番目のショット領域S11のよ
うな欠けショットでは、露光フィールド内の全ての計測
点で正確なZ方向の位置のデータが得られるとは限らな
い。そこで、欠けショットでは、正確なZ方向の位置デ
ータが得られる計測点のみで学習を行うようにする。こ
れによって、多点の焦点位置検出系を使用する場合で
も、正確に且つ迅速に露光動作の補正を行うことができ
る。
【0057】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得ることは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】本発明の投影露光方法によれば、感光基
板上のショット領域を投影光学系の光軸に沿った一方向
に移動しつつ露光するため、従来の露光方法に比べてス
ループットが格段に向上すると共に、焦点深度が大き
く、且つ再現性のある露光が行える利点がある。また、
検知された連動関係が所定の第1の許容範囲より大きい
誤差を有するときに、その後に露光されるショット領域
に対して動作条件を補正しているため、学習効果によっ
て感光基板(ウエハ等)の光軸方向の位置制御精度、及
びショット領域毎の露光動作の再現性等を格段に向上で
きる利点がある。
板上のショット領域を投影光学系の光軸に沿った一方向
に移動しつつ露光するため、従来の露光方法に比べてス
ループットが格段に向上すると共に、焦点深度が大き
く、且つ再現性のある露光が行える利点がある。また、
検知された連動関係が所定の第1の許容範囲より大きい
誤差を有するときに、その後に露光されるショット領域
に対して動作条件を補正しているため、学習効果によっ
て感光基板(ウエハ等)の光軸方向の位置制御精度、及
びショット領域毎の露光動作の再現性等を格段に向上で
きる利点がある。
【0059】また、その先行して露光されるショット領
域について検知された連動関係がその第1の許容範囲よ
り大きい第2の許容範囲を有するときに所定のエラー処
理を行うと共に、その動作条件の補正を行わない場合に
は、測定エラー等によって誤差が特に大きくなったショ
ット領域が学習対象から外される。従って、ショット領
域毎の露光動作の再現性等が更に向上できる。
域について検知された連動関係がその第1の許容範囲よ
り大きい第2の許容範囲を有するときに所定のエラー処
理を行うと共に、その動作条件の補正を行わない場合に
は、測定エラー等によって誤差が特に大きくなったショ
ット領域が学習対象から外される。従って、ショット領
域毎の露光動作の再現性等が更に向上できる。
【0060】次に、本発明の投影露光装置によれば、そ
の投影露光方法が実施できる。即ち、感光基板上の先行
して露光される所定領域を、予め設定された動作条件で
露光したとき、投影露光系と感光基板との間隔変更手段
の動作と露光動作との連動関係の状態を検知する状態検
知手段において、検知された状態が不適正なときは、先
行する所定領域の後に露光される所定領域に対して、制
御手段の動作条件、又は露光動作の条件を規定した変数
を修正する修正手段を備えたことにより、従来の露光装
置に比べ、スループットが格段に向上し、全てのショッ
ト露光に対して安定した焦点の深度の拡大効果と、良好
な露光の再現性とが得られる利点がある。
の投影露光方法が実施できる。即ち、感光基板上の先行
して露光される所定領域を、予め設定された動作条件で
露光したとき、投影露光系と感光基板との間隔変更手段
の動作と露光動作との連動関係の状態を検知する状態検
知手段において、検知された状態が不適正なときは、先
行する所定領域の後に露光される所定領域に対して、制
御手段の動作条件、又は露光動作の条件を規定した変数
を修正する修正手段を備えたことにより、従来の露光装
置に比べ、スループットが格段に向上し、全てのショッ
ト露光に対して安定した焦点の深度の拡大効果と、良好
な露光の再現性とが得られる利点がある。
【図1】本発明の実施の形態の一例の投影露光装置を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図2】図1の投影露光装置の自動焦点合わせ(AF)
機構を示す概略構成図である。
機構を示す概略構成図である。
【図3】図2のMCU30の内部構成、及びシャッター
の制御機構を示すブロック図である。
の制御機構を示すブロック図である。
【図4】(A)はその実施の形態の一例での露光動作中
の光電センサー43からの光電信号の波形を示す図、
(B)はその露光動作に理想的に連動したZステージ2
0のZ方向の位置変化を示す図である。
の光電センサー43からの光電信号の波形を示す図、
(B)はその露光動作に理想的に連動したZステージ2
0のZ方向の位置変化を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例における、Z方向の
微小位置変位に対する露光量の重みの比率の変化を示す
図である。
微小位置変位に対する露光量の重みの比率の変化を示す
図である。
【図6】図3の制御系の一部である同期検波回路17の
フォーカス位置のずれ量に対する検波出力FSの変化特
性の一例を示す図である。
フォーカス位置のずれ量に対する検波出力FSの変化特
性の一例を示す図である。
【図7】図2のZステージのモータ19用の駆動回路1
8を示す概略構成図である。
8を示す概略構成図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例における、1枚のウ
エハの各ショット領域への露光動作を示すフローチャー
トである。
エハの各ショット領域への露光動作を示すフローチャー
トである。
【図9】図8に続く露光動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図10】ウエハW上におけるショット露光の順序の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
PL 投影光学系 R レチクル W ウエハ 1 送光用スリット板 10 振動ミラー 11 M−DRIVE(アクチュエータ) 12 ハービング(平行平板ガラス) 14 受光用スリット板 15 フォトマルチプライヤ(PMT) 16 発振器(OSC.) 17 同期検波回路(PSD) 18 Z−DRV(駆動回路) 19 モータ 20 Zステージ 21 XYステージ 30 MCU(主制御ユニット) 300 CPU(中央演算処理ユニット) 301 タイマー 302 データ記憶部 303 DAC(デジタル−アナログ変換器) 304 ADC(アナログ−デジタル変換器)
Claims (3)
- 【請求項1】 マスクに形成されたパターンを投影光学
系を介して感光基板上の複数のショット領域に投影露光
するに際して、前記感光基板上の各ショット領域を前記
投影光学系の光軸方向に移動して露光を行う投影露光方
法において、 前記感光基板上の先行して露光されるショット領域を予
め設定された動作条件に基づいて、前記投影光学系の光
軸方向の一方向に移動しつつ露光したとき、前記感光基
板の前記光軸方向の位置と露光経過時間との連動関係を
検知して、 該検知された連動関係が所定の第1の許容範囲より大き
い誤差を有するときに、その後に露光されるショット領
域に対して前記動作条件を補正することを特徴とする投
影露光方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の投影露光方法であって、 前記先行して露光されるショット領域について検知され
た連動関係が、前記第1の許容範囲より大きい第2の許
容範囲を更に超える誤差を有するときに所定のエラー処
理を行うと共に、前記動作条件の補正を行わないことを
特徴とする投影露光方法。 - 【請求項3】 マスクに形成されたパターンを感光基板
上の所定領域に結像投影するための投影光学系と、 前記感光基板を保持して、前記投影光学系の光軸とほぼ
垂直な面内で2次元移動させて、前記感光基板上の互い
に異なる所定領域の夫々を順次露光するための2次元ス
テージと、 前記投影光学系の結像面と前記感光基板との前記光軸方
向に関する相対間隔を連続的に変更する間隔変更手段
と、 前記所定領域に対して適正露光量を与える露光動作と連
動して前記間隔変更手段を動作させる制御手段とを備え
た投影露光装置において、 前記感光基板上の先行して露光される所定領域を、予め
設定された動作条件で露光したとき、前記間隔変更手段
の動作と前記露光動作との連動関係の状態を検知する状
態検知手段と、 該検知された状態が不適正なときは、前記先行する所定
領域の後に露光される所定領域に対して、前記制御手段
の動作条件、若しくは露光動作の条件を規定した変数を
修正する修正手段と、を備えたことを特徴とする投影露
光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8072025A JPH09260259A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 投影露光方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8072025A JPH09260259A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 投影露光方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09260259A true JPH09260259A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13477468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8072025A Withdrawn JPH09260259A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 投影露光方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09260259A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005062706A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-10 | Adtec Engineeng Co Ltd | 露光装置 |
| KR101017203B1 (ko) * | 2008-09-01 | 2011-02-25 | 주식회사 동부하이텍 | 반도체 노광공정에서의 웨이퍼 변형 감지 장치 및 방법 |
| JP2014143306A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Canon Inc | 露光方法、露光装置、それを用いたデバイスの製造方法 |
| CN114518221A (zh) * | 2022-03-16 | 2022-05-20 | 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) | 一种基于曝光系统的物镜焦平面倾斜值的检测方法及装置 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8072025A patent/JPH09260259A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005062706A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-10 | Adtec Engineeng Co Ltd | 露光装置 |
| KR101017203B1 (ko) * | 2008-09-01 | 2011-02-25 | 주식회사 동부하이텍 | 반도체 노광공정에서의 웨이퍼 변형 감지 장치 및 방법 |
| JP2014143306A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Canon Inc | 露光方法、露光装置、それを用いたデバイスの製造方法 |
| CN114518221A (zh) * | 2022-03-16 | 2022-05-20 | 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) | 一种基于曝光系统的物镜焦平面倾斜值的检测方法及装置 |
| CN114518221B (zh) * | 2022-03-16 | 2024-05-03 | 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) | 一种基于曝光系统的物镜焦平面倾斜值的检测方法及装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |