JPH09261925A - インナーロータ型回転電機のステータ製造方法 - Google Patents

インナーロータ型回転電機のステータ製造方法

Info

Publication number
JPH09261925A
JPH09261925A JP8064710A JP6471096A JPH09261925A JP H09261925 A JPH09261925 A JP H09261925A JP 8064710 A JP8064710 A JP 8064710A JP 6471096 A JP6471096 A JP 6471096A JP H09261925 A JPH09261925 A JP H09261925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
stator
inner rotor
electric machine
rotor type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8064710A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Oka
浩美 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8064710A priority Critical patent/JPH09261925A/ja
Publication of JPH09261925A publication Critical patent/JPH09261925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーロータ型回転電機において、ステー
タコアを用いることなく、コイルを容易に正規の位置に
配設できるようにする。 【解決手段】 外周部に巻芯24を突設した巻枠36を
磁性粉末を混入した樹脂により形成し、この巻枠36の
巻芯24にコイル25を巻装する。この後、巻芯24の
外周側端部を加熱軟化させてハウジング21の溝22に
嵌着し、そして巻芯36の中央基部37を切削などによ
り除去してロータを配設するための空間を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小形のインナーロー
タ型回転電機に好適するステータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インナーロータ型モータはステータの内
側にロータを配置する構造のもので、そのステータ1
は、通常、図11に示すように、電磁鋼板の抜き板を積
層して構成されたステータコア2の巻芯2aにコイル3
を巻装して構成され、ハウジング4の内側に嵌着され
る。そして、ステータコア2の内側空間にロータ5を配
置し、ハウジング4の両端部のブラケット6,6に設け
られた軸受7,7によりロータ5のシャフト8を支承す
る構造となっている。
【0003】また、小形のインナーロータ型モータで
は、上記通常のものとは異なり、図12に示すようにス
テータコアを用いず、複数のコイル9を磁性金属製、例
えば鋼板製ハウジング10の内周面に直接接着等により
固定される。そして、コイル9により囲まれた空間にロ
ータ11を配置し、ハウジング10の両端部に取り付け
られたブラケット12,12の軸受13,13によりロ
ータ11のシャフト14を支承する構造となっている。
なお、図11および図12は、ロータ5,11に永久磁
石形ロータを用いたものとして示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す通常のイ
ンナーロータ型モータでは、ステータコア2により磁気
回路が形成されるので効率の良いモータとなるが、ステ
ータコア2には、巻芯2aの外側に環状のヨーク2bが
存在し、その分だけハウジング4の径寸法が大きくなる
ため、小形化には限度がある。このような理由から、モ
ータ効率よりも小形化が重視される超小形のインナーロ
ータ型モータでは、コイル9をハウジング10の内周面
に直接接着するようにしてステータコアを省くようにし
ているのである。
【0005】しかしながら、超小形のインナーロータ型
モータでは、コイル9およびハウジング10が共にごく
小さいため、その小さなコイル9を径小なハウジング1
0内に挿入して予め設定された位置に正しく接着する作
業は大変難しい。この作業を容易化するには、ステータ
コアを用いれば良いが、これは上述したように小形化の
妨げになるし、径小なステータコアの内周側に突設され
たティースにコイルを巻装する作業が非常に困難なもの
となる。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、コイルやハウジングが小形であって
も、コイルを容易に正規の位置に配設できるインナーロ
ータ型回転電機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インナーロータ型回転電機のステータを製
造する方法において、中央基部の外周に複数の巻芯を突
設してなる巻枠を形成し、この巻枠の前記巻芯にコイル
を巻回して該巻枠をハウジングの内側に配設した後、前
記コイルの内側にロータを配置する空間を形成するため
に前記巻枠のうち少なくとも中央基部の一部を除去する
ことを特徴とするものである(請求項1)。
【0008】また、内側にロータを配置する空間を形成
した筒状の中央基部の外周に複数の巻芯を突設してなる
巻枠を形成し、この巻枠の前記巻芯にコイルを巻回して
該巻枠をハウジングの内側に配設するように構成しても
良い(請求項2)。
【0009】以上の構成によれば、コイルは中央基部の
外周に突設されている巻芯に巻装するので、その巻装作
業は容易に行い得る。また、複数のコイルの位置関係は
中央基部によって一定に定められた状態でハウジングに
取り付けることができる。
【0010】上記構成において、マグネットワイヤを巻
芯に巻回してコイルを形成する作業をなくし、巻芯への
コイルの巻装作業を容易化するために、コイルを電気導
体製のシート材を巻回して樹脂モールドしたコイル素材
を所望厚さに切断して得た形成したスライスコイルから
構成し(請求項3)、或いはコイルを電気絶縁シートに
付着された電気導体層をエッチングして形成されたシー
トコイルから構成することができる(請求項4)。
【0011】また、良好なる磁気回路の形成のために、
巻枠を磁性体により形成することができ(請求項5)、
またコギングトルクの減少化を図るために、巻枠を非磁
性の樹脂により形成することもできる(請求項6)。更
に、運転時の高周波磁界による渦電流の発生をできるだ
け防止するために、巻枠を細状磁性体を混入した樹脂に
より形成しても良い(請求項7)。
【0012】また、ハウジングの内周面には巻芯の外周
側端部を嵌め込む溝を形成することにより、ハウジング
に対する巻芯の位置決め、或いは巻芯の固定の確実化を
図るようにしても良い(請求項8)。この場合、ハウジ
ングの溝からの巻芯の抜け止めを図るために、ハウジン
グの内周面の溝を開口側よりも底部側の方が幅広にした
り(請求項9)、巻芯の外周側端部を先方が幅広の形状
に形成することができる(請求項10)。
【0013】また、ハウジングと巻芯とを溶解又は軟化
により固定する構成とすることにより、両者の固定をよ
り一層確実なものとすることができる(請求項11)。
また、固定作業の容易化のために、ハウジングと巻芯と
は接着により固定しても良い(請求項12)。巻枠のう
ち少なくとも中央基部の一部の除去は溶解により行うこ
とができる(請求項13)。
【0014】また、巻芯の補強のために、巻枠の中央基
部を、複数の巻芯を分離することなく連結状態のままに
する保持部分が残るように除去することができる(請求
項14)。この場合、保持部分が巻芯の軸方向一部分に
存在するようにすることもできる(請求項15)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
〜図5に基づいて説明する。まず、インナーロータ型モ
ータの全体は図5に示されており、同図において、モー
タケースを構成するハウジング21は両端面が共に開放
された円筒状をなしており、このハウジング21の内周
面には、例えば3本の溝22が120°の角度間隔をも
って該ハウジング21の一方の開口端から他方の開口端
に至る途中部位まで形成されている。
【0016】上記ハウジング21は、図4に示すよう
に、細状磁性体、例えば粉状或いは粒状のフェライトや
鉄などの磁性体(以下、磁性粉末)23を混入した樹脂
により形成されている。この場合、磁性粉末23の表面
は酸化鉄或いは樹脂からなる絶縁層23aにより覆われ
ている。
【0017】このようなハウジング21の内側には、図
2にも示すように、一端部を前記溝22に嵌着した3個
の巻芯24が120°の角度間隔をもって配設されてお
り、それら巻芯24にはそれぞれコイル25が巻装され
ている。上記巻芯24は、ハウジング21と同様に磁性
粉末を混入した樹脂により形成されたもので、通常のモ
ータにおけるステータコアの巻芯と同様にコイル25の
磁心としての機能を果たすようになっている。そして、
ステータヨークとして機能するハウジング21と巻芯2
4とでステータコア26が構成され、このステータコア
26とコイル25とでステータ27が構成されている。
【0018】一方、ロータ28は永久磁石形ロータとし
て構成され、シャフト29および該シャフト29の外周
に装着された永久磁石30を備えている。このロータ2
8はハウジング21の内側に永久磁石30が巻芯24と
ラジアル方向に所定のギャップを存して対向するように
配設されている。
【0019】かかるロータ28に対し、ハウジング21
の両端部にはアルミニウム製のブラケット31,32が
嵌着されている。そして、ロータ28のシャフト29の
テーパ状一端部がブラケット31に装着された軸受、例
えば宝石軸受からなるピボット軸受33により回転可能
に支承されていると共に、他端側がブラケット32に装
着された軸受、例えば平軸受34により回転可能に支承
されている。なお、ハウジング21の一端側には例えば
3個の切欠部35が形成されており、各巻芯24に巻装
されたコイル25の両端は外部駆動回路との接続のため
に切欠部35を通じて外方に導出されている。
【0020】以上のようなインナーロータ型モータのス
テータ27は、巻芯24にコイル25を巻装し、その
後、巻芯24をハウジング21の内側に固定することに
よって製造される。すなわち、前記3個の巻芯24は、
図2に示すように互いに分離された状態になっている
が、もともとは図1に示す巻枠36の一部として構成さ
れていたもので、当該巻枠36は中央に例えば円柱状の
基部37を備え、この中央基部37の外周に上記3個の
巻芯24が120°の角度間隔をもって放射状に一体に
突設された形態となっている。そして、この実施例で
は、巻芯24の厚さW1 はハウジング21の溝22の幅
W2 よりもやや大きい寸法に定められている。
【0021】そして、この巻枠36を図示しない巻線機
にセットし、各巻芯24にマグネットワイヤを巻回して
コイル25を形成する。この場合、マグネットワイヤは
熱接着性被覆を施したものが使用されており、巻芯24
にマグネットワイヤを加熱しながら巻回、或いはマグネ
ットワイヤを巻回した後、該マグネットワイヤを加熱す
る。この加熱は例えばマグネットワイヤ(コイル25)
に電流を流して発熱させることによって行われ、この加
熱によりマグネットワイヤの被覆が互いに接着し合った
状態となってコイル25がバラバラにならないように固
められる。
【0022】この後、各巻芯24の外周側端部を加熱軟
化させる。そして、各巻芯24の外周側端部をハウジン
グ21の各溝22に圧入するようにして該ハウジング2
1内に挿入する。このとき、巻芯24の厚さW1 が溝2
2の幅W2 よりも大きく設定されていることにより、加
熱軟化された巻芯24の外周側端部の一部が図3に示す
ように溝22からはみ出してコイル25の一部を覆うよ
うになる。そして、この巻芯24のはみ出し部分24a
によってコイル25がずれ動かないように巻芯24に固
着される。
【0023】次に、ハウジング21を例えば旋盤などの
加工機にセットし、巻枠36の中央基部37を切削除去
する。この中央基部37の除去により、巻芯24の内側
にロータ28を配置する空間38が形成される。この
後、ハウジング21内にロータ28を配置すると共に、
ハウジング21の両端部にブラケット31,32を嵌着
してロータ28のシャフト29をピボット軸受33およ
び平軸受34により支承する。以上により、図5に示す
インナーロータ型モータが製造される。
【0024】以上のような構成のインナーロータ型モー
タにおいて、3個のコイル25に順次通電すると、それ
らコイル25により回転磁界が形成され、その回転磁界
によりロータ28が回転する。この場合、本実施例のイ
ンナーロータ型モータでは、ハウジング21および巻芯
24には磁性粉末23が多量に混入されているので、そ
れらハウジング21および巻芯24によってコイル25
の磁気回路が形成される。また、ロータ28の回転時に
磁性粉末23に高周波磁界が作用するという事情があっ
ても、個々の磁性粉末23は電気的に絶縁されているの
で、上記高周波磁界の誘導作用によりハウジング21お
よび巻芯24に渦電流が発生するおそれがなく、仮に発
生しても微小電流に抑制することができる。このため、
ハウジング21および巻枠36を磁性体で形成した場合
に比べ、ハウジング21や巻芯24での渦電流による損
失を抑制できる。
【0025】以上のような本実施例のインナーロータ型
モータによれば、ステータヨークを兼用するハウジング
21の内側にコイル25を巻装した巻芯24を固定して
ステータ27を構成しているので、ステータコアのティ
ースにコイルを巻装し、そのステータコアをハウジング
の内側に嵌着する構成のものに比べ、モータをより小形
に構成することができる。
【0026】しかも、本実施例では、ハウジング21の
内側に巻芯24を固定した後に、その巻芯24にコイル
25を巻装するのではなく、中央基部37の外周に巻芯
24を有する巻枠36をハウジング21とは別に形成し
ておいて該巻枠36の巻芯24にコイル25を巻装する
ので、巻芯24へのコイル25の巻装作業を容易に行う
ことができる。
【0027】この場合、ステータコアの内周に突設され
たティースにコイルを巻装する構成のもの、或いはハウ
ジングの内側に予め突設された巻芯にコイルを巻装する
構成のものでは、モータの小形化のためにステータコア
或いはハウジングの内径寸法を小さくすると、その径小
なステータコア或いはハウジングの内側に突設されてい
るティース或いは巻芯にコイルを巻装する作業は非常に
困難なものとなる。これに対し本実施例では、モータの
小形化のために、ハウジング21を径小に形成し、これ
に合わせて巻枠36も径小に形成しても、巻芯24は中
央基部37の外周部に突設されているので、コイル25
を容易に巻装することができるものである。
【0028】その上、巻枠36のうち、ロータ28の配
置の邪魔になる部分、本実施例では3個の巻芯24を連
結している中央基部37は巻芯24をハウジング21の
内周部に固定した後に除去する構成であるので、3個の
巻芯24は中央基部37により正確に120°の角度間
隔を保った状態でハウジング21に固定される。このた
め、3個の巻芯24を予め定められた正規の角度間隔を
もってハウジング21に配設する作業を容易に行うこと
ができる。
【0029】ところで、上記のようなコイル25の巻装
作業の容易化および巻芯24の正規位置への配設の容易
化を図るには、ハウジング21および巻枠36を磁性粉
末23の混入されていない樹脂で形成しても良い。しか
しながら、本実施例では、特にハウジング21および巻
枠36を磁性粉末23が混入された樹脂で形成している
ので、上述したようにハウジング21および巻芯24に
より磁気回路が形成される。このため、ハウジング21
および巻枠36を磁性粉末23の混入されていない樹脂
で形成した場合に比べ、モータ電流が無駄に増加するこ
とがなく、モータ効率の向上を図ることができる。
【0030】図6および図7は本発明の第2および第3
の各実施例を示すもので、第1実施例との相違は、コイ
ル25を、巻芯24にマグネットワイヤを巻回すること
により形成するのではなく、別途形成したコイルを巻芯
24に装着する構成としたところにある。
【0031】すなわち、図6に示す第2実施例では、電
気導体製のシート材である帯状導電箔例えば帯状銅箔3
9を帯状絶縁フィルム(図示せず)に重ねて矩形の渦巻
き状に巻回し、これを樹脂モールドして中心部分に巻芯
24に嵌合される穴40aを有したコイルブロック40
を形成する。そして、このコイルブロック(コイル素
材)40を二点鎖線で示すように薄くスライスしてスラ
イスコイル41を得、このスライスコイル41を巻枠3
6の巻芯24に嵌着する構成としている。
【0032】図7に示す第3実施例では、電気絶縁シー
ト例えば薄い樹脂製シートの表面に電気導体層例えば銅
箔を付着して形成したフィルム基板42を用意し、この
フィルム基板42の銅箔をエッチングして多数の単位コ
イル43を形成する。この後、フィルム基板42を二点
鎖線で示すように単位コイル43毎に切断して多数枚の
シートコイル44を得ると共に、各シートコイル44の
中心部に巻芯24に嵌合される穴44aを形成し、その
シートコイル44を1枚或いは複数枚積層して相互に電
気接続し、巻枠36の巻芯24に嵌着する構成としてい
る。
【0033】図8は本発明の第4実施例を示すもので、
これは、巻芯24を嵌着するためのハウジング21の溝
46を開口側よりも底部側の方が幅広となる例えば台形
状(あり溝)に形成すると共に、巻芯24の外周側端部
を先方が幅広の形状、例えば台形状(ありほぞ)に形成
する。この場合、巻芯24の台形状部分を溝46よりも
やや大きく形成しておく。そして、巻芯24の台形状部
分を加熱軟化させて溝46内に嵌合する。
【0034】このように溝46および該溝46に嵌合さ
れる巻芯24の外周側端部を台形状に形成することによ
り、巻芯24が溝46から外れ出ることを防止できる。
なお、この場合、巻芯24の外周側端部は必ずしも台形
状に形成しておく必要はない。その理由は、巻芯24の
外周側端部を加熱軟化させて溝46に嵌合することによ
より、巻芯24の外周側端部は溝46の形状に倣って台
形状となるからである。
【0035】図9は本発明の第5実施例を示すもので、
これは、巻枠36をハウジング21内に配設した後、ロ
ータ28を配置する空間を形成するために中央基部37
を除去する際、該中央基部37の外周部を円筒状に残す
ようにしたものである。このように保持部分としての筒
状部37aを残すようにすると、3個の巻芯24が該筒
状部37aによって繋がったままとなるので、巻芯24
の補強がなされて振れ動きの防止を図ることができる。
【0036】図10は本発明の第6実施例を示すもの
で、これは、巻枠36をハウジング21内に配設した
後、中央基部37を除去する際、該中央基部37の軸方
向の一部例えば一端側外周部をリング状に残すようにし
たものである。このようにリング状部37bを残すよう
にすると、上記第9実施例と同様の効果を得ることがで
きる他、中央基部37が完全に除去された部分にロータ
28の永久磁石30を位置させることにより、図9のも
のに比べ、ハウジング21の径小化に寄与することがで
きる。
【0037】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、次のような拡張または変
更が可能である。中央基部37の形状は円柱状に限ら
ず、筒状であっても良い。また、中央基部37を筒状に
形成する場合、内側の空間がロータ28を収容できる大
きさにすることによって、ハウジング21内に配設した
のち、中央基部37をロータ28の配置空間の形成のた
めに除去せずとも済む。
【0038】巻芯24とハウジング21との固定は接着
により行うようにしても良い。この場合、巻芯24の外
周側端部を図8に示すように台形状に形成しておけば、
ハウジング21の内周面との接着面積が大きくなるの
で、より強固に固定できる。
【0039】巻芯24とハウジング21との固定は一方
または双方を溶解させることによって行うようにしても
良い。
【0040】ロータ28を配置する空間を確保するため
に、巻枠36の一部を除去する加工は、切削に限られ
ず、加熱させた型による溶解、レーザ光による溶解或い
は薬品による溶解によって行うようにしても良い。ロー
タ28の配置空間を確保するために、巻芯24の内周側
端部も除去するようにしても良い。
【0041】巻枠36は例えばケイ素鋼板などの磁性体
により形成しても良く、このようにすれば十分な磁気回
路が形成されるので、モータ効率が良くなる。巻枠36
は磁性粉末23を含まず、樹脂のみによって形成しても
良く、このようにすればコギングトルクを減少すること
ができる。ハウジング21も鉄などの磁性体で形成して
も、また磁性粉末23を含まず、樹脂のみによって形成
しても良い。本発明はインナーロータ型発電機に適用す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンナーロータ型モータ全体としての小形化のために、コ
イルやハウジングを小形に形成しても、コイルを容易に
ハウジング内の正規の位置に配設することができる。ま
た、コイルを巻枠の外周に突出している巻芯に巻装する
ので、巻芯にマグネットワイヤを巻回することによりコ
イルを形成する場合でも、そのコイル巻装作業を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の斜視図
【図2】巻枠の中央基部を除去した後の状態で示す斜視
【図3】部分横断面図
【図4】ハウジングおよび巻枠を形成する材料の構成を
示す拡大断面図
【図5】インナーロータ型モータの縦断側面図
【図6】本発明の第2実施例を示すもので、スライスコ
イルの製造手順を示す斜視図
【図7】本発明の第3実施例を示すもので、シートコイ
ルの製造手順を示す斜視図
【図8】本発明の第4実施例を示す部分図
【図9】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図10】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図11】従来の通常のインナーロータ型モータを示す
図5相当図
【図12】従来の超小形のインナーロータ型モータを示
す図5相当図
【符号の説明】
図中、21はハウジング、22は溝、23は磁性粉末
(細状磁性体)、24は巻芯、25はコイル、27はス
テータ、28はロータ、36は巻枠、37は中央基部、
41はスライスコイル、43はシートコイル、46は溝
である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーロータ型回転電機のステータを
    製造する方法において、中央基部の外周に複数の巻芯を
    突設してなる巻枠を形成し、この巻枠の前記巻芯にコイ
    ルを巻回して該巻枠をハウジングの内側に配設した後、
    前記コイルの内側にロータを配置する空間を形成するた
    めに前記巻枠のうち少なくとも中央基部の一部を除去す
    ることを特徴とするインナーロータ型回転電機のステー
    タ製造方法。
  2. 【請求項2】 インナーロータ型回転電機のステータを
    製造する方法において、内側にロータを配置する空間を
    形成した筒状の中央基部の外周に複数の巻芯を突設して
    なる巻枠を形成し、この巻枠の前記巻芯にコイルを巻回
    して該巻枠をハウジングの内側に配設することを特徴と
    するインナーロータ型回転電機のステータ製造方法。
  3. 【請求項3】 コイルは電気導体製のシート材を巻回し
    て樹脂モールドしたコイル素材を所望厚さに切断して得
    た形成したスライスコイルからなることを特徴とする請
    求項1または2記載のインナーロータ型回転電機のステ
    ータ製造方法。
  4. 【請求項4】 コイルは電気絶縁シートに付着された電
    気導体層をエッチングして形成されたシートコイルから
    なることを特徴とする請求項1または2記載のインナー
    ロータ型回転電機のステータ製造方法。
  5. 【請求項5】 巻枠は磁性体により形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のインナーロータ型
    回転電機のステータ製造方法。
  6. 【請求項6】 巻枠は非磁性の樹脂により形成されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のインナーロ
    ータ型回転電機のステータ製造方法。
  7. 【請求項7】 巻枠は細状磁性体を混入した樹脂により
    形成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    のインナーロータ型回転電機のステータ製造方法。
  8. 【請求項8】 ハウジングの内周面には巻芯の外周側端
    部を嵌め込む溝が形成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載のインナーロータ型回転電機のステー
    タ製造方法。
  9. 【請求項9】 ハウジングの内周面の溝は開口側よりも
    底部側の方が幅広であることを特徴とする請求項8記載
    のインナーロータ型回転電機のステータ製造方法。
  10. 【請求項10】 巻芯の外周側端部は先方が幅広の形状
    に形成されていることを特徴とする請求項1、2、8の
    いずれかに記載のインナーロータ型回転電機のステータ
    製造方法。
  11. 【請求項11】 ハウジングと巻芯とは溶解又は軟化に
    より固定されることを特徴とする請求項1または2記載
    のインナーロータ型回転電機のステータ製造方法。
  12. 【請求項12】 ハウジングと巻芯とは接着により固定
    されることを特徴とする請求項1または2記載のインナ
    ーロータ型回転電機のステータ製造方法。
  13. 【請求項13】 巻枠のうち少なくとも中央基部の一部
    の除去は溶解により行うことを特徴とする請求項1また
    は2記載のインナーロータ型回転電機のステータ製造方
    法。
  14. 【請求項14】 巻枠の中央基部を、複数の巻芯を分離
    することなく連結状態のままにする保持部分が残るよう
    に除去することを特徴とする請求項1または2記載のイ
    ンナーロータ型回転電機のステータ製造方法。
  15. 【請求項15】 保持部分は巻芯の軸方向一部分に存在
    することを特徴とする請求項14記載のインナーロータ
    型回転電機のステータ製造方法。
JP8064710A 1996-03-21 1996-03-21 インナーロータ型回転電機のステータ製造方法 Pending JPH09261925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8064710A JPH09261925A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 インナーロータ型回転電機のステータ製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8064710A JPH09261925A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 インナーロータ型回転電機のステータ製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09261925A true JPH09261925A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13265987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8064710A Pending JPH09261925A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 インナーロータ型回転電機のステータ製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09261925A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002544753A (ja) * 1999-05-11 2002-12-24 ホガナス アクチボラゲット 軟磁気材料から再形成された歯付きステータ
JP2005198483A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Hyundai Motor Co Ltd ブラシレス直流電動機
JP2006067789A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Lg Electronics Inc モータのステータ
GB2423421A (en) * 2005-02-15 2006-08-23 Compact Caddy Ltd Armature construction and a method of manufacture therefor.
JP2007053867A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形電動機
JP2007195333A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Tamagawa Seiki Co Ltd 輪状ステータの組立方法及び輪状ステータ
JP2008043106A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Sumitomo Electric Ind Ltd モータ用分割コア
JP2013223370A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Hokuto Co Ltd 同期回転機
JP2023103356A (ja) * 2013-09-30 2023-07-26 パーシモン テクノロジーズ コーポレイション 構造化磁性材料を利用する構造物と方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002544753A (ja) * 1999-05-11 2002-12-24 ホガナス アクチボラゲット 軟磁気材料から再形成された歯付きステータ
JP2005198483A (ja) * 2003-12-30 2005-07-21 Hyundai Motor Co Ltd ブラシレス直流電動機
JP2006067789A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Lg Electronics Inc モータのステータ
GB2423421A (en) * 2005-02-15 2006-08-23 Compact Caddy Ltd Armature construction and a method of manufacture therefor.
JP2007053867A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形電動機
JP2007195333A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Tamagawa Seiki Co Ltd 輪状ステータの組立方法及び輪状ステータ
JP2008043106A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Sumitomo Electric Ind Ltd モータ用分割コア
JP2013223370A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Hokuto Co Ltd 同期回転機
JP2023103356A (ja) * 2013-09-30 2023-07-26 パーシモン テクノロジーズ コーポレイション 構造化磁性材料を利用する構造物と方法
JP2024113018A (ja) * 2013-09-30 2024-08-21 パーシモン テクノロジーズ コーポレイション モータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4649951B2 (ja) モータおよび電機子の製造方法
JP2844610B2 (ja) モールドモータ
EP0740397B1 (en) Stator structure for rotary electric machine
TW200934062A (en) Stator and rotating electrical machine using the same
JP4665454B2 (ja) モータ
JPH10174394A (ja) ランデルコア型回転電機
JPH09261925A (ja) インナーロータ型回転電機のステータ製造方法
CN114651387B (zh) 旋转电机的定子的制造方法、旋转电机的定子以及旋转电机
JP4348982B2 (ja) アキシャルギャップ型誘導電動機
JP3927319B2 (ja) モータ
CN105556803A (zh) 旋转电机的定子
JPS63194541A (ja) 整流子付小形電動機の電機子
JP3313419B2 (ja) ディスク回転用モータ
JP2001086710A (ja) 永久磁石形モータの製造方法及び着磁装置
JP7543229B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機のステータコア、アキシャルギャップ型回転電機のステータ製造方法
JPS63299745A (ja) 電動機
JP3131635B2 (ja) 電動機
JP4771278B2 (ja) 永久磁石形電動機およびその製造方法
JPH1169683A (ja) 永久磁石形モータ及びその製造方法
JP2606327Y2 (ja) 直流モータの回転子
JP3596811B2 (ja) ブラシレスdcモータ
CN100407560C (zh) 步进电动机及其制造方法
CN108886304A (zh) 电动马达用定子的制造方法、电动马达的制造方法、电动马达用定子以及电动马达
JP2005192386A (ja) ステッピングモータ、およびその製造方法
JPH0731124A (ja) ステッピングモータの極歯ヨーク及びステッピングモータ