JPH09262294A - 注射器、注射針および注射針廃棄容器 - Google Patents
注射器、注射針および注射針廃棄容器Info
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- JPH09262294A JPH09262294A JP9025908A JP2590897A JPH09262294A JP H09262294 A JPH09262294 A JP H09262294A JP 9025908 A JP9025908 A JP 9025908A JP 2590897 A JP2590897 A JP 2590897A JP H09262294 A JPH09262294 A JP H09262294A
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Abstract
あり、両頭針を備える注射針の着脱を螺合およびその解
除といった作業を行う必要がなく、注射針の着脱が極め
て容易に行える注射器およびそれに用いられる注射針お
よび注射針廃棄容器を提供する。 【解決手段】 注射器1は、薬液カートリッジ収納部3
と、薬液カートリッジ内のガスケットを押すためのプラ
ンジャー4と、注射針取付部5を備える。注射針取付部
5は、注射針ハブを保持するハブ保持部6と、注射器の
後端側に移動可能な移動部材7と、移動部材7が注射器
1の後端側に移動するとハブ保持部5による注射針ハブ
の保持が解除され、移動部材7が注射器の先端側に位置
するとハブ保持部6による注射針ハブの保持が可能とな
るハブ着脱機構(注射針着脱機構)を備える。
Description
タイプの注射器、例えば、歯科用注射器およびそれに使
用される両頭針を備える注射針、およびその廃棄容器に
関する。
リッジの装着および離脱が可能であり、金属などの滅菌
可能な材料により形成された再利用可能な注射器が用い
られている。注射器の先端部には、注射針ハブ取付部が
形成されており、通常、取付部は、ネジ山を有してい
る。このような注射器に使用される注射針は、先端およ
び後端に刃面を有する中空針(両頭針)と、その中間部
に固着され、後端が開口した注射針ハブからなるものが
用いられている。注射針のハブの後端内面には、注射器
の注射針取付部のネジ山に螺合するネジ溝が形成されて
おり、両者の螺合により、注射針は注射器に固定され
る。注射器に装着される薬液カートリッジは、先端側に
注射針の後端側刃先によって刺通可能な閉塞部材と後端
側に摺動可能なガスケットとを備え、内部には薬液、例
えば、歯科用麻酔剤が充填されている。注射器は、薬液
カートリッジのガスケットを押圧するためのプランジャ
ーを備える。
けには、注射針ハブを回転させて行うことが必要であ
り、注射器は再利用されるので、使用後は、注射針を取
り外さなければならない。取り外し作業においても、注
射針ハブを回転させることが必要となり、作業が容易で
はない。この時に不注意に作業を行うと、誤って指に刺
す危険性もあった。また、歯科では、口腔内という狭い
部位に注射を行うため、注射針の針を意図的に湾曲ある
いは屈曲させて使用するケースが多く、一度曲げた針を
元の形状に戻すことが困難なため、1つの薬液カートリ
ッジの使用途中で注射針を交換することも多い。この時
においても、螺合による注射針の取付けシステムでは、
注射針の交換作業は容易なものではなかった。
ートリッジの装着および離脱が可能であり、再利用可能
な注射器であって、両頭針を備える注射針の着脱を螺合
およびその解除といった作業を行う必要がなく、注射針
の着脱が極めて容易に行える注射器およびそれに用いら
れる注射針および注射器より安全かつ容易に注射針の離
脱とその収容ができる注射針廃棄容器を提供するもので
ある。
ッジ収納部と、薬液カートリッジ内のガスケットを押す
ためのプランジャーと、注射針取付部とを備え、ハブと
先端側に形成された穿刺針部と後端側に形成されたカー
トリッジ刺通針部を備える中空針と該中空針の中間部に
固着されたハブとを備える注射針を装着可能な注射器で
あって、前記注射針取付部は、注射針ハブを保持するハ
ブ保持部と、注射器の後端側に移動可能な移動部材と、
該移動部材が注射器の後端側に移動すると前記ハブ保持
部による注射針ハブの保持が解除され、前記移動部材が
注射器の先端側に位置すると前記ハブ保持部による注射
針ハブの保持が可能となるハブ着脱機構を備える注射器
である。
部を収納し、さらに、該移動用部材内には、該移動用部
材と前記ハブ保持部とにより圧縮されたバネ部材を有し
ていることが好ましい。また、前記ハブ保持部は、複数
のハブ保持用爪を備えるハブ保持部材と、該ハブ保持部
材と一体あるいは該ハブ保持部材に固着され、注射針の
カートリッジ刺通針部が挿通可能な誘導路形成部材を有
することが好ましい。さらに、前記移動部材は、外筒部
材と、該外筒部材と同軸的に設けられた内筒部材を有
し、該内筒部材は、注射針装着時にハブ内に侵入し、装
着された注射針のハブのガタツキを抑制するためのハブ
内侵入可能部と、後端側に伸びるカートリッジ押圧部と
を有することが好ましい。さらに、前記ハブ保持用爪
は、移動部材が注射器の後端側に移動することにより、
外方に押し広げられるように変形するものであることが
好ましい。また、前記注射針ハブは、後端部に形成され
たフランジを有し、前記ハブ保持用爪は、先端部に形成
されたハブ誘導用傾斜部と、該傾斜部より後方に形成さ
れ、前記ハブのフランジと係合するフランジ係合部とを
有することが好ましい。そして、前記注射針取付部は、
注射針装着時に注射針ハブと接触し、注射針の回転を抑
制するための注射針回転抑制部を有することが好まし
い。さらに、前記注射針回転抑制部は、前記移動部材の
軸に対してほぼ直交するように、かつ注射針装着時に注
射針ハブと接触可能な位置に形成された平板部の表面に
形成され、注射針ハブの後端部と係合可能なリブである
ことが好ましい。そして、前記ハブ保持部は、例えば、
先端側にハブ保持用爪を備える複数のハブ保持部材と、
カートリッジ刺通針部が挿通可能な誘導路を有し、かつ
該ハブ保持部材の後端部を回動可能に支持もしくは保持
するハブ保持部材支持部材と、該ハブ保持部材支持部材
と前記ハブ保持部材とにより圧縮され前記ハブ保持部材
をハブを保持可能な方向に付勢するための弾性部材とを
備えるものである。また、前記移動部材が注射器の後端
側に移動することにより、前記ハブ保持部材を付勢する
弾性部材は圧縮され、前記ハブ保持部材は、注射針ハブ
の保持が解除される方向に前記ハブ保持部材支持部材に
対して回動するものである。
よび後端に刃面が形成された中空針と、該中空針の中間
部に固定され、後端側が開口した注射針ハブとからなる
注射針であって、前記ハブは、該注射針が取り付けられ
る注射器の注射針取付部に形成された注射針回転抑制部
と接触するハブ側のハブ回転抑制部を備える注射針であ
る。
注射器に装着されるための注射針であって、該注射針
は、先端および後端に刃面が形成された中空針と、該中
空針の中間部に固定され、後端側が開口した注射針ハブ
とを備え、さらに、前記ハブは、前記注射器の注射針取
付部に形成された注射針回転抑制部と係合するハブ側の
ハブ回転抑制部を備える注射針である。そして、前記ハ
ブ側のハブ回転抑制部は、前記ハブの後端部に形成さ
れ、前記リブと係合可能な溝部であることが好ましい。
前記ハブの内面は、ねじ溝を有していることが好まし
い。
注射器のための注射針廃棄容器であって、該廃棄容器
は、廃棄容器本体と、該廃棄容器本体の上面部に設けら
れた筒状の注射針離脱用部材からなり、該離脱用部材
は、離脱用部材内に前記注射器の注射針取付部を誘導す
るための誘導部と、誘導部より下方に形成され、前記注
射針取付部の少なくとも先端部分を収納可能な内部空間
と、この内部空間を形成する離脱用部材の内側面より内
方に突出し、ハブ保持部と実質的に接触することなく、
かつ移動用部材の通過を阻止するリブを有する注射針廃
棄容器である。
射針を図面に示した実施例を用いて説明する。図1は、
注射針を取り付けた平面図である。図2は、注射針を取
り付けた状態の本発明の注射器の先端部の拡大断面図で
ある。図3は、図2に示した注射器の注射針取付部を構
成するハブ保持部材の平面図であり、図4は、図3に示
したハブ保持部材の正面図である。図5は、図2に示し
た注射器の注射針取付部を構成する移動部材の平面図で
あり、図6は、図5に示した移動部材のA−A線断面図
である。
3と、薬液カートリッジ内のガスケットを押すためのプ
ランジャー4と、注射針取付部5を備える。注射針取付
部5は、注射針ハブを保持するハブ保持部6と、注射器
の後端側に移動可能な移動部材7と、移動部材7が注射
器1の後端側に移動するとハブ保持部6による注射針ハ
ブの保持が解除され、移動部材7が注射器の先端側に位
置するとハブ保持部6による注射針ハブの保持が可能と
なるハブ着脱機構(注射針着脱機構)を備える。注射針
2は、先端および後端に刃面が形成された中空針21
と、中空針21の中間部に固定され、後端側が開口した
注射針ハブ22とからなる。
トリッジ収納部3を有する注射器本体11と、薬液カー
トリッジ9内のガスケット91を押すためのプランジャ
ー4と、このプランジャー4の後端に固定されたプラン
ジャー押圧部12と、注射器本体11の後端部に設けら
れ、指をかけるための把持部13と、注射針取付部5を
有する。図1に示す状態では、プランジャー4の先端部
は、薬液カートリッジ9内に侵入しており、ガスケット
91と接触している。プランジャー4を後方に下げるこ
とにより、薬液カートリッジは収納部3より離脱可能で
ある。
び注射針着脱機構を図面を参照して具体的に説明する。
注射針取付部5は、図2に示すような構造をしている。
なお、図2は、注射針取付部5に注射針が取り付けられ
た状態を示している。薬液カートリッジ9を装着した注
射器1に注射針2が取り付けられた状態では、図2に示
すように、注射針2の中空針21の後端側刃先21c
は、カートリッジ9の先端部を閉塞する封止部材92を
刺通し、カートリッジ内の薬液を吐出可能となってい
る。この注射器の注射針取付部5は、注射針のハブ22
を螺合によることなく装着でき、かつその離脱も容易で
ある。いわゆる注射器への注射針のワンタッチ装着およ
びワンタッチ離脱(ワンタッチ着脱)が可能となってい
る。注射針取付部5は、注射針ハブを保持するハブ保持
部6と、注射器の後端側に移動可能な移動部材7とを備
える。
うな形状をしており、ハブ保持用爪62を備えるハブ保
持部材60と注射針のカートリッジ刺通針部21bのた
めの筒状の誘導路形成部材61からなり、両者は固着さ
れている。なお、あらかじめ一体物により作成してもよ
い。
すように、円筒部65と、この円筒部65の上面周縁部
に等角度間隔に設けられた複数(具体的には、3つ)の
ハブ保持用爪62を備え、爪62は、上から、ハブ誘導
用傾斜部62b、この傾斜部62bの終端部に形成さ
れ、ハブ22のフランジ23と係合するフランジ係合部
62a、爪62を外方に広がるように変形させるために
設けられた内方突出部62cと、この内方突出部62c
の前方に形成された第2の傾斜面62eと、爪62の変
形および変形後の復帰を容易にするために形成された変
形容易部62dを備える。また、円筒部65の後端部内
面には、注射器の本体部11の先端部外面に形成された
ねじ山11aと螺合するねじ溝66が形成されている。
に固定するための円盤状部68と、この円盤状部68の
中心部より突出する筒状部63と、円盤状部68の筒状
部63の基端付近に形成された2つの切欠部67a,6
7bを有する。筒状部63の内部には、注射針のカート
リッジ刺通針部21bのための誘導路61aが形成され
ている。
は、図5および図6に示すように、外筒部材70と、こ
の外筒部材70の中央に同心的に固定された内筒部材7
1からなる。外筒部材70は、中央より若干先端側とな
る位置に形成された平板部70aを備え、平板部70a
の中央は、内筒部材71の挿通のために開口しており、
さらに、平板部70aの周縁部には、等角度間隔に形成
された複数(具体的には、3つ)の切欠部74を有して
いる。この切欠部74は、上述した爪62を通過させる
ための開口である。なお、爪62および切欠部74は、
2つでもよく、また4つ以上でもよい。好ましくは、製
造上の利点および強度面より3つである。
ハブ22と接触し、注射針の回転を抑制するための注射
針回転抑制部を有する。具体的には、平板部70aの中
央開口部付近(内筒部材71に近接する部位)の表面に
は、後述する注射針ハブ22の回転防止用溝24と係合
する注射針回転防止用リブ72を有している。この実施
例では、等角度間隔に形成された4つのリブ72が形成
されている。このリブ72は、長手方向に垂直に切断し
たときの断面が三角形となるようなリブとなっている。
なお、リブ72はひとつでもよいが、より確実にハブの
回転を防止するためには、複数設けられる事が好まし
く、2〜10個程度が好適である。特に、好ましくは、
3〜8個である。また、平板部70aの中央開口部付近
(内筒部材71に近接する部位)の裏面には、環状の凹
部75が形成されており、内筒部材71の外面と共同し
て、後述する弾性部材(バネ部材)8の端部の収納部を
形成している。
1の筒状部63を挿通するための通路71aを備え、中
央部に付近には、移動用外筒部材70との接合のために
肩部71bと、注射針装着時にハブ22内に侵入しハブ
22のガタツキを抑制するためのハブ内侵入可能部71
cと、後端側に伸びる2本のカートリッジを押し下げる
ためのカートリッジ押圧部73a、73bを備える。こ
のカートリッジ押圧部73a、73bは、図5に破線で
示すように、断面形状がほぼ三日月状となっている。こ
のカートリッジ押圧部73a,73bは、図3に示され
ている切欠部67a,67bを貫通して、下方に移動可
能となっている。なお、カートリッジ押圧部は1本でも
よいが、上述のように複数(2本)設けることにより、
カートリッジの移動を容易にする。ハブ内侵入可能部7
1cは、円筒状に形成されているが、多角筒状であって
もよい。また、ハブ内侵入部71cは、ハブ22の内に
両側面が係合しないように挿入可能な大きさおよび形状
となっている。
示すように、上述した移動部材7内に、弾性部材(バネ
部材)8とハブ保持部6が収納されることにより組み立
てられている。弾性部材としてはバネ部材が用いられて
いる。バネ部材としては、ほぼ移動部材7の2本のカー
トリッジ押圧部73a、73bを被包する筒状のものが
用いられている。なお、弾性部材は、バネ部材に限定さ
れるものではなく、たとえば、ゴムチューブなどでもよ
い。また、ハブ保持部6の3つの爪62は、移動部材7
の平板部70aに形成された3つの切欠部74より突出
する。移動部材7とハブ保持部6は、両者間に介装され
たバネ部材8により、両者間が広がるように付勢されて
いる。しかし、注射針を取り付けない状態では、爪62
の係合部62aが移動部材7の平板部70aと当接(係
合)するため、両者は分離しない。言い換えれば、爪6
2の係合部62aが移動部材7の平板部70aと係合す
ることによりバネ部材は圧縮された状態となっている。
1bを誘導路61a内に挿入し、押し進めると、注射針
のハブ22のフランジ23が爪62の傾斜面62bに接
触する。さらに、押し進めると、ハブ22のフランジ2
3により、爪62が外方に広がるように変形し、フラン
ジ23が爪62の係合部62aを乗り越えると、爪62
が元の状態に復帰し、図2のように、注射針取付部5に
注射針が固定される。この状態では、注射針を取り付け
る以前より移動部材7は若干基端側に移動した状態とな
り、注射針ハブは、フランジが爪62の係合部62aと
移動部材7の平板部70aとの間に挟まれ、かつ圧縮さ
れたバネ部材の反発力により狭圧されることにより、保
持されている。
る。中空針21は、先端側に患者へ穿刺するための穿刺
針部21aと後端側にカートリッジの閉塞部材を刺通す
るためのカートリッジ刺通針部21bを備えるいわゆる
両頭針である。ハブ22は、図7および図8に示すよう
に、中空針挿通用通路22aと、フランジ23と、ハブ
の後端面に環状に均等に形成された多数の放射状に伸び
る溝24を有する。この環状に形成された多数の溝24
は、上述した移動部材7の平板部70aに形成された注
射針回転防止用リブ72と係合し、注射針の回転を抑制
する。また、ハブ22の側面部25の内面には、通常の
注射器への螺合による取り付けを可能とするために、ね
じ溝26が形成されており、また、側面部25は、螺合
のための回転を容易とするために、図8に破線で示すよ
うに多角形状(具体的には、八角形)に形成されてい
る。注射針取付部5を含む注射器1の全体は、オートク
レーブ滅菌可能な程度の耐久性のある材料、例えば、金
属(具体的には、ステンレス鋼)、硬質かつ耐熱性樹脂
などで形成されている。
の後端内周面に形成されたねじ溝66を注射器本体11
の先端部側面に形成されたねじ山11aに螺合させるこ
とにより、図2および図9のように取り付けられる。図
9は、注射針2を注射器1より離脱させる時の状態を示
している。ハブ保持部材60およびハブ保持部材60に
固着された誘導路形成部材61は、注射器本体11に対
して移動不能である。しかし、移動部材7は、注射器本
体11およびハブ保持部6に固定されていないので、バ
ネ部材8を圧縮できる力を持って移動部材7を注射器の
後端方向(図9の矢印方向)に押せば、移動部材7は注
射器の後端側に移動する。この移動部材7の後端側への
移動により、移動用外筒部材70の平板部70aに形成
された切欠部74は、ハブ保持部材60の爪62の内面
に沿って後方に移動するとともに、爪62は、後端側に
向かって徐々に肉厚となることにより形成された第2の
傾斜面62eが切欠部74の内側内面74aに接触する
ことにより、徐々に外方に押し広げられ、そして、突出
部62cの平坦面と切欠部74の内側内面74aが接触
し、爪62の係合部62aと注射針のハブ22のフラン
ジは実質的に接触せず、両者の係合は解除されている。
この状態が図9に示す状態である。
内筒部材71も後端方向に移動する。このとき内筒部材
71の後端部に形成されているカートリッジ押圧部73
a、73bは、ハブ保持部材60の切欠部67a,67
bを通過して後端側に移動し、カートリッジ9の先端面
に当接しカートリッジを後端側に押し下げる。移動部材
7の後方への移動距離は、図2に示すA(カートリッジ
刺通針部21bがカートリッジ内に侵入している長さ)
より長いものとなっているため、カートリッジ9の封止
部材92の先端面は、注射針のカートリッジ刺通針部2
1bの刃先21cより後端側となり、実質的に、注射針
のカートリッジ刺通針部21bは、カートリッジと接触
しなくなる。これにより、注射針2と注射針取付部5と
の関係は、注射針ハブ22の基端部内にハブ保持部6の
筒状部材61の先端が侵入しその中に注射針のカートリ
ッジ刺通針部21bが侵入した状態およびハブ侵入可能
部71cの先端部のみがハブの後端部に侵入した状態と
なり、注射針ハブと注射針取付部とは係合していない状
態となるので、注射針2を容易に注射針取付部5より離
脱させることができる。このように、この注射器では、
注射針取付部5と注射針ハブ22との係合の解除とカー
トリッジの封止部材92へのカートリッジ刺通針部21
bの刺通状態の解除とが同時に行えるため、いわゆるワ
ンタッチで注射針を注射器より取り外すことができる。
用いることが好ましい。この廃棄容器51は、廃棄容器
本体52と、廃棄容器本体52の上面部に設けられた筒
状の注射針離脱用部材53からなる。離脱用部材53
は、離脱用部材内に注射器1の注射針取付部5を誘導す
るために、離脱用部材53の上端開口部付近に設けられ
た下方に向かって縮径するテーパー部(誘導部)54
と、このテーパー部54と連続し、注射針取付部5の少
なくとも先端部分を収納可能な内部空間55と、この内
部空間55を形成する離脱用部材53の内側面より内方
に突出し、ハブ保持部6に実質的に接触することなく、
移動用部材7の通過を規制する環状リブ56を有する。
この環状リブ56の内径は、注射針取付部5の先端部
(移動用部材の外筒部の先端部)の外径より小さく、か
つ、ハブ保持部のハブ保持用爪62には実質的に接触し
ないように形成されている。離脱用部材53内に挿入さ
れた注射器1の注射針取付部5は、リブ56に当接し、
その状態でさらに注射器を下方に押すと、上述のよう
に、注射針取付部5の移動用部材7のみは、その状態を
維持し、他の部分は、廃棄容器の下方に移動する。この
ため、相対的には、移動用部材7のみが、注射器の後方
に移動したのと同じ状態となり、注射針取付部5による
注射針2の保持状態が解除され、注射針2に加わる重力
および注射針取付部5の後方への移動時の振動などによ
り、注射針2は、注射器1より離脱し下方に自然に落下
する。よって、このような、注射針取付部5の移動部材
7の移動補助機能を有する廃棄容器を用いることによ
り、実質的に注射針に触れる事なく、注射器1からの離
脱と廃棄が同時に行える。
れず、筺体とこの筺体の開口部を閉塞するように設けら
れ、かつ離脱用部材53を備える蓋部材とにより形成し
てもよい。また、リブ56は、環状ではなく、点在する
突起であってもよい。
する。なお、取り付けられている注射針は、上述したも
のと同じである。図11は、注射針を取り付けた状態の
本実施例の注射器の平面図である。図12は、注射針を
取り付けた状態の注射器の先端部の拡大部分断面図であ
る。図13は、注射器の注射針取付部の構成部品を説明
するための説明図である。図14は、ハブ保持部材を保
持する保持機構を備えたハブ保持部材支持部材の平面図
である。図15は、図14のB−B線断面図である。図
16は、ハブ保持部材の平面図である。図17は、図1
6のC−C線断面図である。図18は、この実施例の注
射器より注射針を離脱する時の作用を説明するための説
明図である。
様に、図11に示すように、薬液カートリッジ収納部3
と、薬液カートリッジ内のガスケットを押すためのプラ
ンジャー4と、注射針取付部5を備える。注射針取付部
5は、注射針ハブを保持するハブ保持部6と、注射器の
後端側に移動可能な移動部材7と、移動部材7が注射器
1の後端側に移動するとハブ保持部6による注射針ハブ
の保持が解除され、移動部材7が注射器の先端側に位置
するとハブ保持部6による注射針ハブの保持が可能とな
るハブ着脱機構(注射針着脱機構)を備える。この注射
器100と上述した注射器1との相違は、ハブ保持機構
の相違のみであり、注射針2については、同じである。
なお、同じ部材については、同じ符号を付す。
示すような構造をしている。なお、図12は、注射針取
付部5に注射針が取り付けられた状態を示している。薬
液カートリッジ9を装着した注射器100に注射針2が
取り付けられた状態では、図2に示すように、注射針2
の中空針21の後端側刃先21cは、カートリッジ9の
先端部を閉塞する封止部材92を刺通し、カートリッジ
内の薬液を吐出可能となっている。
ハブ22を螺合によることなく装着でき、かつその離脱
も容易である。いわゆる注射器への注射針のワンタッチ
装着およびワンタッチ離脱(ワンタッチ着脱)が可能と
なっている。注射針取付部5は、図13に示すように、
注射針ハブを保持するハブ保持部6と、注射器の後端側
に移動可能な移動部材7と、両者間にて圧縮される弾性
部材(この実施例では、バネ部材)8とを備える。
をしている。ハブ保持部6は、図13および図12に示
すように、先端側にハブ保持用爪を備える複数(具体的
には、3つ)のハブ保持部材162と、ハブ保持部材1
62の後端部162eを回動可能に保持する保持機構
(この実施例では、保持溝161aと切欠部161cに
より構成されている)とカートリッジ刺通針部が挿通可
能な誘導路171を有するハブ保持部材支持部材161
と、支持部材161とハブ保持部材162とにより圧縮
され、ハブ保持部材162をハブ22を保持可能な方向
に付勢するための弾性部材115を備える。
図13、図14および図15に示すように、円盤状部1
68と、この円盤状部168上に、等角度間隔で設けら
れた複数(例えば、3または4)のハブ保持部材の保持
機構が形成されている。ハブ保持部材の保持機構は、図
14および図15に示すように、円盤状部168上に形
成されたフランジ状突出部161bと、円盤状部168
との間に形成されたハブ保持部材保持用溝161aと、
フランジ状突出部161bの周縁に等角度間隔形成され
た部分的な切欠部(ハブ後端部収納部)161cとによ
り構成されている。フランジ状突出部161bの切欠部
分および切欠部161cと円盤状部168との間の溝1
61aにより構成されるハブ保持機構内に後述するハブ
保持部材162の後端部分162eが回動可能に収納さ
れる。
する誘導路171を形成する筒状部163が突出してい
る。円盤状部168の筒状部163の基端付近には2つ
の切欠部167a,167bが形成されている。筒状部
163の内部には、注射針のカートリッジ刺通針部21
bのための誘導路171が形成されている。また、円盤
状部168の後端側には、図15に示すように、円筒部
165および円筒部165と円盤状部168との間に
は、段差部169が形成されており、円筒部165の後
端部内面には、注射器の本体部11の先端部外面に形成
されたねじ山と螺合するねじ溝166が形成されてい
る。段差部169は、後述するハブ保持部材162をハ
ブを保持可能な方向に付勢するための弾性部材115
(例えば、バネ部材)との当接面を構成する。
3に示すように、ハブ保持用爪162aを備え、爪16
2aは、先端側からハブ誘導用傾斜部162b、この傾
斜部162bの終端部に形成され、ハブ22のフランジ
23と係合するフランジ係合部162c、ハブ保持部材
162の外側面に形成されており後述する移動部材7と
係合するための突起162d、後端に形成されており上
述したハブ保持部材支持部材161の切欠部161cの
下側(後端側)に位置する部分のハブ保持部材保持用溝
161a内に収納される突起162e、突起162eの
底面に形成されておりハブ保持部材162の回動を可能
とするために先端側に傾斜した傾斜部162fを備えて
いる。図11に示したように、ハブ保持部材162は、
後端の突起162eがハブ保持部材支持部材161のハ
ブ保持部材保持用溝161a内に収納された状態におい
て、軸方向に対して、移動部材7と係合するための突起
162dが外方に突出した状態となる。突起162dの
先端面は、移動部材(正確には、後述する移動部材7の
平板部70aの周縁部に形成された切欠部74の外側端
部75a)との係合面であり、後端面は、ハブ保持部材
162をハブを保持可能な方向に付勢するための弾性部
材115との当接面となっている。
ブ保持部材162の後端部の突起162eの底面は斜面
162fとなっているので、ハブ保持部材支持部材の円
盤状部168の上面にその先端のみが接触しており、そ
の他の部分は接触せず、空間となっている。このため、
ハブ保持部材162は、突起162eの傾斜底面162
f全体が円盤状部168の上面と接触するまで、回動可
能である。
材支持部材161とハブ保持部材162とにより圧縮さ
れ、ハブ保持部材162をハブ22を保持可能な方向に
付勢するための弾性部材115が設けられている。弾性
部材としてバネ部材が用いられており、バネ部材115
の先端側はハブ保持部材162の突起162dの後端面
に当接し、バネ部材115の後端側は、円筒部165と
円盤状部168との間の段差部169に当接し、両者に
より圧縮された状態となっている。このため、バネ部材
の復元力によりハブ保持部材は、後端の突起162eの
先端部分を軸としてハブ方向(言い換えれば、ハブ保持
部の内側方向)に付勢された状態となっている。なお、
弾性部材はさらに圧縮可能である。なお、弾性部材は、
バネ部材に限られるものではなく、ゴムチューブなどで
あってもよい。
材7は、図12,図13,図16および図17に示すよ
うに、外筒部材70と、この外筒部材70の中央に同心
的に固定された内筒部材71とからなる。外筒部材70
は、中央より若干先端側となる位置に形成された平板部
70aを備え、平板部70aの中央は、内筒部材71の
挿通のために開口しており、さらに、平板部70aの周
縁部には、等角度間隔に形成された複数(具体的には、
3つ)の切欠部74を有している。この切欠部74は、
上述したハブ保持部材162の爪162aを通過させる
ための開口である。なお、爪162aおよび切欠部74
は、2つでもよく、また4つもしくはそれ以上でもよ
い。好ましくは、製造上の利点および強度面より3つで
ある。
ハブ22と接触し、注射針の回転を抑制するための注射
針回転抑制部を有する。具体的には、平板部70aの中
央開口部付近(内筒部材71に近接する部位)の表面に
は、後述する注射針ハブ22の回転防止用溝24と係合
する注射針回転防止用リブ72を有している。この実施
例では、等角度間隔に形成された4つのリブ72が形成
されている。このリブ72は、長手方向に垂直に切断し
たときの断面が三角形となるようなリブとなっている。
なお、リブ72はひとつでもよいが、より確実にハブの
回転を防止するためには、複数設けられる事が好まし
く、2〜10個程度が好適である。特に、好ましくは、
3〜8個である。また、平板部70aの中央開口部付近
(内筒部材71に近接する部位)の裏面には、環状の凹
部75が形成されており、内筒部材71の外面と共同し
て、後述する弾性部材(バネ部材)8の端部の収納部を
形成している。
部材161の筒状部163を挿通するための通路71a
を備え、軸方向中央部付近の外面には、移動用外筒部材
70との接合のための肩部71b、この肩部71bより
先端側には注射針装着時にハブ22内に侵入しハブ22
のガタツキを抑制するためのハブ内侵入可能部71c、
後端側に伸びる2本のカートリッジを押し下げるための
カートリッジ押圧部73a、73bを備える。このカー
トリッジ押圧部73a、73bは、図16に破線で示す
ように、断面形状がほぼ三日月状となっている。このカ
ートリッジ押圧部73a,73bは、図14に示されて
いる切欠部67a,67bを貫通して、下方に移動可能
となっている。なお、カートリッジ押圧部は1本でもよ
いが、上述のように複数(2本)設けることにより、カ
ートリッジの移動を容易にする。ハブ内侵入可能部71
cは、円筒状に形成されているが、多角筒状であっても
よい。また、ハブ内侵入部71cは、ハブ22の内にが
たつきを抑制しつつ両側面が係合しないように挿入可能
な大きさおよび形状となっている。
12に示すように、上述した移動部材7内に、弾性部材
(バネ部材)8と弾性部材115を含むハブ保持部6が
収納されることにより組み立てられている。弾性部材と
してはバネ部材が用いられている。バネ部材としては、
移動部材7の2本のカートリッジ押圧部73a、73b
をほぼ被包する筒状のものが用いられている。なお、弾
性部材8は、バネ部材に限定されるものではなく、たと
えば、ゴムチューブなどでもよい。また、ハブ保持部材
162の3つの爪162aは、移動部材7の平板部70
aに形成された3つの切欠部74より突出する。移動部
材7とハブ保持部6は、両者間に介装されたバネ部材8
により、両者間が広がるように付勢されている。しか
し、注射針を取り付けない状態では、爪162aの係合
部162cが移動部材7の平板部70aと当接(係合)
するため、両者は分離しない。言い換えれば、爪162
の係合部162aが移動部材7の平板部70aと係合す
ることによりバネ部材は圧縮された状態となっている。
1bを誘導路171内に挿入し、押し進めると、注射針
のハブ22のフランジ23が爪162aの傾斜面162
bに接触する。さらに、押し進めると、ハブ22のフラ
ンジ23により、ハブ保持部材162が外方に広がるよ
うに回動し、フランジ23が爪162aの係合部162
cを乗り越えると、爪162aが元の状態に復帰し、図
12のように、注射針取付部5に注射針が固定される。
この状態では、注射針を取り付ける以前より移動部材7
は若干基端側に移動した状態となり、注射針ハブ22
は、フランジ23が爪162の係合部162cと移動部
材7の平板部70aとの間に挟まれ、かつ圧縮されたバ
ネ部材の反発力により狭圧されることにより、保持され
ている。
る。中空針21は、先端側に患者へ穿刺するための穿刺
針部21aと後端側にカートリッジの閉塞部材を刺通す
るためのカートリッジ刺通針部21bを備えるいわゆる
両頭針である。ハブ22は、図7および図8に示すよう
に、中空針挿通用通路22aと、フランジ23と、ハブ
の後端面に環状に均等に形成された多数の放射状に伸び
る溝24を有する。この環状に形成された多数の溝24
は、上述した移動部材7の平板部70aに形成された注
射針回転防止用リブ72と係合し、注射針の回転を抑制
する。また、ハブ22の側面部25の内面には、通常の
注射器への螺合による取り付けを可能とするために、ね
じ溝26が形成されており、また、側面部25は、螺合
のための回転を容易とするために、図8に破線で示すよ
うに多角形状(具体的には、八角形)に形成されてい
る。
は、オートクレーブ滅菌可能な程度の耐久性のある材
料、例えば、金属(具体的には、ステンレス鋼)、硬質
かつ耐熱性樹脂などで形成されている。そして、注射針
取付部5は、ハブ保持部材支持部材161の後端内周面
に形成されたねじ溝166を注射器本体11の先端部側
面に形成されたねじ山11aに螺合させることにより、
図12および図18のように取り付けられる。図18
は、注射針2を注射器100より離脱させる時の状態を
示している。ハブ保持部材支持部材161およびこのハ
ブ保持部材支持部材161により保持されたハブ保持部
材162は、注射器本体11に対して移動不能である。
しかし、移動部材7は、注射器本体11およびハブ保持
部6に固定されていないので、バネ部材8を圧縮できる
力を持って移動部材7を注射器の後端方向(図18の矢
印方向)に押せば、移動部材7は注射器の後端側に移動
する。この移動部材7の後端側への移動により、移動用
外筒部材70の平板部70aに形成された切欠部74も
ハブ保持部材162の後方に移動し、ハブ保持部材16
2は、後端側に向かって徐々に肉厚となることにより形
成された傾斜面が切欠部74の内側内面74aに接触す
ることにより、徐々に外方に押され、やがて、移動部材
7の平板部70aの切欠部74の外側部分(肩部75
a)がハブ保持部材162の突起162dと当接(係
合)し、弾性部材115が圧縮され、ハブ保持部材16
2の回動が進行し、3つのハブ保持部材の先端が離間す
る方向(言い換えれば、注射針ハブの保持が解除される
方向)に開き(言い換えれば、ハブ保持部材支持部材1
61に対して回動し)、ハブ保持部材162の係合部1
62cと注射針のハブ22のフランジ23は実質的に接
触せず、両者の係合が解除される。この状態が図18に
示す状態である。
内筒部材71も後端方向に移動する。このとき内筒部材
71の後端部に形成されているカートリッジ押圧部73
a、73bは、ハブ保持部材60の切欠部67a,67
bを通過して後端側に移動し、カートリッジ9の先端面
に当接しカートリッジを後端側に押し下げる。移動部材
7の後方への移動距離は、カートリッジ刺通針部21b
がカートリッジ内に侵入している長さより長いものとな
っているため、カートリッジ9の封止部材92の先端面
は、注射針のカートリッジ刺通針部21bの刃先21c
より後端側となり、実質的に、注射針のカートリッジ刺
通針部21bは、カートリッジと接触しなくなる。これ
により、注射針2と注射針取付部5との関係は、注射針
ハブ22の基端部内にハブ保持部6の筒状部163の先
端が侵入しその中に注射針のカートリッジ刺通針部21
bが侵入した状態およびハブ侵入可能部71cの先端部
のみがハブの後端部に侵入した状態となり、注射針ハブ
と注射針取付部とは係合していない状態となるので、注
射針2を容易に注射針取付部5より離脱させることがで
きる。このように、この注射器では、注射針取付部5と
注射針ハブ22との係合の解除とカートリッジの封止部
材92へのカートリッジ刺通針部21bの刺通状態の解
除とが同時に行えるため、いわゆるワンタッチで注射針
を注射器より取り外すことができる。
持部材とハブ保持部材を別部材にて形成し、ハブ保持部
材を弾性部材により、内側に付勢したものとなってい
る。このため、ハブ保持部材は、いずれの部材にも固定
されておらず、その動きが容易であり、このため、移動
部材の移動時における抵抗が少なく、注射針の着脱がよ
り容易となる。
納部と、薬液カートリッジ内のガスケットを押すための
プランジャーと、注射針取付部とを備え、ハブと先端側
に形成された穿刺針部と後端側に形成されたカートリッ
ジ刺通針部を備える中空針と該中空針の中間部に固着さ
れたハブとを備える注射針を装着可能な注射器であっ
て、前記注射針取付部は、注射針ハブを保持するハブ保
持部と、注射器の後端側に移動可能な移動部材と、該移
動部材が注射器の後端側に移動すると前記ハブ保持部に
よる注射針ハブの保持が解除され、前記移動部材が注射
器の先端側に位置すると前記ハブ保持部による注射針ハ
ブの保持が可能となるハブ着脱機構を備える。このた
め、両頭針を備える注射針の着脱を螺合およびその解除
といった作業を行う必要がなく、注射針の着脱が極めて
容易に行える。
が形成された中空針と、該中空針の中間部に固定され、
後端側が開口した注射針ハブとからなる注射針であっ
て、前記ハブは、該注射針が取り付けられる注射器の注
射針取付部に形成された注射針回転抑制部と接触するハ
ブ側のハブ回転抑制部を備える。このため、螺合による
ことなく注射器に注射針が取りつけられるタイプの注射
器に用いても、注射針が回転することがなく、注射操作
が容易である。
た注射器のための注射針廃棄容器であって、該廃棄容器
は、廃棄容器本体と、該廃棄容器本体の上面部に設けら
れた筒状の注射針離脱用部材からなり、該離脱用部材
は、離脱用部材内に前記注射器の注射針取付部を誘導す
るための誘導部と、誘導部より下方に形成され、前記注
射針取付部の少なくとも先端部分を収納可能な内部空間
と、この内部空間を形成する離脱用部材の内側面より内
方に突出し、ハブ保持部と実質的に接触することなく、
かつ移動用部材の通過を阻止するリブを有する。この廃
棄容器によれば、注射針を取り付けた状態の注射器の注
射針取付部を廃棄容器の注射針離脱用部材内に押し込む
ことにより、実質的に注射針に触れる事なく、注射器よ
り注射針を極めて容易に離脱させることができかつ離脱
と同時に注射針収納することができる。
射器の一実施例の平面図である。
射器の先端部の拡大断面図である。
構成するハブ保持部材の平面図である。
ある。
構成する移動部材の平面図である。
図である。
ブの部分断面図である。
ブの底面図である。
時の作用を説明するための説明図である。
例の断面図である。
施例の注射器の平面図である。
の先端部の拡大部分断面図である。
を説明するための説明図である。
を備えたハブ保持部材支持部材の平面図である。
離脱する時の作用を説明するための説明図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 薬液カートリッジ収納部と、薬液カート
リッジ内のガスケットを押すためのプランジャーと、注
射針取付部とを備え、ハブと先端側に形成された穿刺針
部と後端側に形成されたカートリッジ刺通針部を備える
中空針と該中空針の中間部に固着されたハブとを備える
注射針を装着可能な注射器であって、 前記注射針取付部は、注射針ハブを保持するハブ保持部
と、注射器の後端側に移動可能な移動部材と、該移動部
材が注射器の後端側に移動すると前記ハブ保持部による
注射針ハブの保持が解除され、前記移動部材が注射器の
先端側に位置すると前記ハブ保持部による注射針ハブの
保持が可能となるハブ着脱機構を備えることを特徴とす
る注射器。 - 【請求項2】 前記移動用部材は、前記ハブ保持部を収
納し、さらに、該移動用部材内には、該移動用部材と前
記ハブ保持部とにより圧縮されたバネ部材を有している
請求項1に記載の注射器。 - 【請求項3】 前記ハブ保持部は、複数のハブ保持用爪
を備えるハブ保持部材と、該ハブ保持部材と一体あるい
は該ハブ保持部材に固着され、注射針のカートリッジ刺
通針部が挿通可能な誘導路形成部材を有する請求項1ま
たは2に記載の注射器。 - 【請求項4】 前記移動部材は、外筒部材と、該外筒部
材と同軸的に設けられた内筒部材を有し、該内筒部材
は、注射針装着時にハブ内に侵入し、装着された注射針
のハブのガタツキを抑制するためのハブ内侵入可能部
と、後端側に伸びるカートリッジ押圧部とを有する請求
項1ないし3のいずれかに記載の注射器。 - 【請求項5】 前記ハブ保持用爪は、移動部材が注射器
の後端側に移動することにより、外方に押し広げられる
ように変形するものである請求項3に記載の注射器。 - 【請求項6】 前記注射針ハブは、後端部に形成された
フランジを有し、前記ハブ保持用爪は、先端部に形成さ
れたハブ誘導用傾斜部と、該傾斜部より後方に形成さ
れ、前記ハブのフランジと係合するフランジ係合部とを
有する請求項1ないし5のいずれかに記載の注射器。 - 【請求項7】 前記注射針取付部は、注射針装着時に注
射針ハブと接触し、注射針の回転を抑制するための注射
針回転抑制部を有する請求項1ないし6のいずれかに記
載の注射器。 - 【請求項8】 前記注射針回転抑制部は、前記移動部材
の軸に対してほぼ直交するように、かつ注射針装着時に
注射針ハブと接触可能な位置に形成された平板部の表面
に形成され、注射針ハブの後端部と係合可能なリブであ
る請求項7に記載の注射器。 - 【請求項9】 前記移動用部材は、前記ハブ保持部を収
納し、さらに、該移動用部材内には、該移動用部材と前
記ハブ保持部とにより圧縮された弾性部材を有している
請求項1に記載の注射器。 - 【請求項10】 先端および後端に刃面が形成された中
空針と、該中空針の中間部に固定され、後端側が開口し
た注射針ハブとからなる注射針であって、前記ハブは、
該注射針が取り付けられる注射器の注射針取付部に形成
された注射針回転抑制部と接触するハブ側のハブ回転抑
制部を備えることを特徴とする注射針。 - 【請求項11】 請求項7に記載の注射器に装着される
ための注射針であって、該注射針は、先端および後端に
刃面が形成された中空針と、該中空針の中間部に固定さ
れ、後端側が開口した注射針ハブとを備え、さらに、前
記ハブは、前記注射器の注射針取付部に形成された注射
針回転抑制部と係合するハブ側のハブ回転抑制部を備え
ることを特徴とする注射針。 - 【請求項12】 請求項1に記載の注射器のための注射
針廃棄容器であって、該廃棄容器は、廃棄容器本体と、
該廃棄容器本体の上面部に設けられた筒状の注射針離脱
用部材からなり、該離脱用部材は、離脱用部材内に前記
注射器の注射針取付部を誘導するための誘導部と、誘導
部より下方に形成され、前記注射針取付部の少なくとも
先端部分を収納可能な内部空間と、この内部空間を形成
する離脱用部材の内側面より内方に突出し、ハブ保持部
と実質的に接触することなく、かつ移動用部材の通過を
阻止するリブを有することを特徴とする注射針廃棄容
器。 - 【請求項13】 前記ハブ保持部は、先端側にハブ保持
用爪を備える複数のハブ保持部材と、カートリッジ刺通
針部が挿通可能な誘導路を有し、該ハブ保持部材の後端
部を回動可能に支持するハブ保持部材支持部材と、該ハ
ブ保持部材支持部材と前記ハブ保持部材とにより圧縮さ
れ前記ハブ保持部材をハブを保持可能な方向に付勢する
ための弾性部材とを備える請求項1,2,9のいずれか
に記載の注射器。 - 【請求項14】 前記移動部材が注射器の後端側に移動
することにより、前記ハブ保持部材を付勢する弾性部材
は圧縮され、前記ハブ保持部材は、注射針ハブの保持が
解除される方向に前記ハブ保持部材支持部材に対して回
動するものである請求項13に記載の注射器。 - 【請求項15】 前記移動部材は、外筒部材と、該外筒
部材と同軸的に設けられた内筒部材を有し、該内筒部材
は、注射針装着時にハブ内に侵入し、装着された注射針
のハブのガタツキを抑制するためのハブ内侵入可能部
と、後端側に伸びるカートリッジ押圧部とを有する請求
項13または14に記載の注射器。 - 【請求項16】 前記注射針ハブは、後端部に形成され
たフランジを有し、前記ハブ保持用爪は、先端部に形成
されたハブ誘導用傾斜部と、該傾斜部より後方に形成さ
れ、前記ハブのフランジと係合するフランジ係合部とを
有する請求項13ないし15のいずれかに記載の注射
器。 - 【請求項17】 前記注射針取付部は、注射針装着時に
注射針ハブと接触し、注射針の回転を抑制するための注
射針回転抑制部を有する請求項13ないし16のいずれ
かに記載の注射器。 - 【請求項18】 前記注射針回転抑制部は、前記移動部
材の軸に対してほぼ直交するように、かつ注射針装着時
に注射針ハブと接触可能な位置に形成された平板部の表
面に形成され、注射針ハブの後端部と係合可能なリブで
ある請求項17に記載の注射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02590897A JP3892095B2 (ja) | 1996-01-23 | 1997-01-23 | 注射器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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