JPH09262785A - デパレタイズ用ハンド装置 - Google Patents
デパレタイズ用ハンド装置Info
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- JPH09262785A JPH09262785A JP9902496A JP9902496A JPH09262785A JP H09262785 A JPH09262785 A JP H09262785A JP 9902496 A JP9902496 A JP 9902496A JP 9902496 A JP9902496 A JP 9902496A JP H09262785 A JPH09262785 A JP H09262785A
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Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像処理などを要しない簡単な構成によっ
て、確実にワークの中央部を吸着して持ち上げることの
できるデパレタイズ用ハンド装置を提供する。 【解決手段】 ロボットの手首10に取付けた吸着パッ
ド11でワークWを吸着し、ロボットの作動によってワ
ークWをデパレタイズする。吸着パッド11が吸着する
ワークWの辺の位置を検出するセンサ17,18を2個
以上手首10に設ける。2個以上のセンサ17,18が
同時にワークWを検出するように吸着パッド11のワー
クWへの吸着位置を変更させる制御部20を設ける。
て、確実にワークの中央部を吸着して持ち上げることの
できるデパレタイズ用ハンド装置を提供する。 【解決手段】 ロボットの手首10に取付けた吸着パッ
ド11でワークWを吸着し、ロボットの作動によってワ
ークWをデパレタイズする。吸着パッド11が吸着する
ワークWの辺の位置を検出するセンサ17,18を2個
以上手首10に設ける。2個以上のセンサ17,18が
同時にワークWを検出するように吸着パッド11のワー
クWへの吸着位置を変更させる制御部20を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットなどに積
み上げられた、例えば米や穀物類を収納した袋などのワ
ークを一つずつ吸着してデパレタイジングするデパレタ
イズ用ハンド装置に関する。
み上げられた、例えば米や穀物類を収納した袋などのワ
ークを一つずつ吸着してデパレタイジングするデパレタ
イズ用ハンド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パレタイジングロボットやハ
ンドリングロボットを利用することによって、袋などの
デパレタイジング作業の自動化が実施されている。この
ようなデパレタイジングの自動化に用いるハンド装置と
しては、例えば特開平6−80370号公報に開示され
ているように、吸着パッドをデパレタイジングすべきワ
ークに当接させたのちに、吸着パッドに対しこれが連結
されたチャンバを介して吸引力を作用させ、ワークを吸
着パッドに吸着して吊り上げて運ぶ構成としたものが知
られている。
ンドリングロボットを利用することによって、袋などの
デパレタイジング作業の自動化が実施されている。この
ようなデパレタイジングの自動化に用いるハンド装置と
しては、例えば特開平6−80370号公報に開示され
ているように、吸着パッドをデパレタイジングすべきワ
ークに当接させたのちに、吸着パッドに対しこれが連結
されたチャンバを介して吸引力を作用させ、ワークを吸
着パッドに吸着して吊り上げて運ぶ構成としたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
ように、パレット1上に積み上げられる袋などのワーク
Wは、パレタイズ(積み上げ)時の位置の誤差や運搬時
の振動等によって内側に倒れ込むように荷崩れしたり、
或いは外側に荷が割れ崩れる状態となっていることが多
く、全てのワークWが規則正しく積み上げられることは
殆どない。これに対し、ロボットの手首(ハンド)2
は、パレット1の上に規則正しくワークWが積み上げら
れているという前提で、予め定められた所定位置に向か
うようになっている。そのため、パレット1に対するワ
ークWの位置ずれが大きく、吸着パッド3がワークWの
中央部に当接するするように制御できなかった場合に
は、図7に示すように、ワークWの中央部からずれた箇
所を偏心吸着して吊り上げることになる。この吸着位置
のずれによりワークWに発生するモーメント量を吸着パ
ッド3による吸着力で保持できなった場合には、デパレ
タイジング作業中においてワークWが吸着パッド3から
外れて落下することがある。
ように、パレット1上に積み上げられる袋などのワーク
Wは、パレタイズ(積み上げ)時の位置の誤差や運搬時
の振動等によって内側に倒れ込むように荷崩れしたり、
或いは外側に荷が割れ崩れる状態となっていることが多
く、全てのワークWが規則正しく積み上げられることは
殆どない。これに対し、ロボットの手首(ハンド)2
は、パレット1の上に規則正しくワークWが積み上げら
れているという前提で、予め定められた所定位置に向か
うようになっている。そのため、パレット1に対するワ
ークWの位置ずれが大きく、吸着パッド3がワークWの
中央部に当接するするように制御できなかった場合に
は、図7に示すように、ワークWの中央部からずれた箇
所を偏心吸着して吊り上げることになる。この吸着位置
のずれによりワークWに発生するモーメント量を吸着パ
ッド3による吸着力で保持できなった場合には、デパレ
タイジング作業中においてワークWが吸着パッド3から
外れて落下することがある。
【0004】そこで、上述のようなデパレタイズ用ハン
ド装置の吸着失敗の問題を解消するために、ワークWの
位置ずれを画像処理により検出して、その検出結果に基
づいてハンド装置における吸着パッド3の位置を補正す
るようにした装置(例えば、特開平2−269587号
公報参照)が提案されている。しかしながら、この装置
では、袋などのように任意形状に変形するワークWを画
像認識するのが難しいことから、画像信号の複雑な処理
が必要となって高価なものとなる。しかも、ワークWで
ある袋の収納物が小麦粉や石炭などのように塵埃を外部
に発するものである場合には、撮像カメラのレンズが汚
損されて所期の効果を得られなくなるので、レンズの汚
損防止対策が必要となり、さらにコスト高になるととも
に、レンズを頻繁に清掃する必要がある。
ド装置の吸着失敗の問題を解消するために、ワークWの
位置ずれを画像処理により検出して、その検出結果に基
づいてハンド装置における吸着パッド3の位置を補正す
るようにした装置(例えば、特開平2−269587号
公報参照)が提案されている。しかしながら、この装置
では、袋などのように任意形状に変形するワークWを画
像認識するのが難しいことから、画像信号の複雑な処理
が必要となって高価なものとなる。しかも、ワークWで
ある袋の収納物が小麦粉や石炭などのように塵埃を外部
に発するものである場合には、撮像カメラのレンズが汚
損されて所期の効果を得られなくなるので、レンズの汚
損防止対策が必要となり、さらにコスト高になるととも
に、レンズを頻繁に清掃する必要がある。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、画像処理などを要しない簡単な構成によって、
確実にワークの中央部を吸着して持ち上げることのでき
るデパレタイズ用ハンド装置を提供することにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、画像処理などを要しない簡単な構成によって、
確実にワークの中央部を吸着して持ち上げることのでき
るデパレタイズ用ハンド装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るデパレタイズ用ハンド装置
は、ロボットの手首に吸着パッドを取付け、前記吸着パ
ッドでワークを吸着し、前記ロボットの作動によって前
記ワークをデパレタイズするデパレタイズ用ハンド装置
であって、前記吸着パッドが吸着する前記ワークの辺の
位置を検出するセンサを2個以上前記手首に設け、前記
2個以上のセンサが同時に前記ワークを検出するように
前記吸着パッドの前記ワークへの吸着位置を変更させる
制御部を設けている。
に、本発明の請求項1に係るデパレタイズ用ハンド装置
は、ロボットの手首に吸着パッドを取付け、前記吸着パ
ッドでワークを吸着し、前記ロボットの作動によって前
記ワークをデパレタイズするデパレタイズ用ハンド装置
であって、前記吸着パッドが吸着する前記ワークの辺の
位置を検出するセンサを2個以上前記手首に設け、前記
2個以上のセンサが同時に前記ワークを検出するように
前記吸着パッドの前記ワークへの吸着位置を変更させる
制御部を設けている。
【0007】上記デパレタイズ用ハンド装置によれば、
デパレタイズするワークが変わる毎に、そのワークの形
状に応じて2個のセンサの吸着パッドに対する位置関係
を予め調節して、両センサが共にワークの同一の辺を検
出する状態時に吸着パッドがワークの中央部に位置する
よう設定しておけば、制御部は、吸着パッドの位置を変
更しながら両センサが同時にワークの辺を検出するよう
作動制御する。両センサが同時にワークの辺を検出した
時点で吸着パッドをワークに当接させて吸着すれば、吸
着パッドはワークの中央部を確実に吸着する。
デパレタイズするワークが変わる毎に、そのワークの形
状に応じて2個のセンサの吸着パッドに対する位置関係
を予め調節して、両センサが共にワークの同一の辺を検
出する状態時に吸着パッドがワークの中央部に位置する
よう設定しておけば、制御部は、吸着パッドの位置を変
更しながら両センサが同時にワークの辺を検出するよう
作動制御する。両センサが同時にワークの辺を検出した
時点で吸着パッドをワークに当接させて吸着すれば、吸
着パッドはワークの中央部を確実に吸着する。
【0008】本発明の請求項2に係るデパレタイズ用ハ
ンド装置は、請求項1において、前記手首側に、前記ワ
ークの上面を検知するセンサを設けている。それによ
り、2個以上のセンサによりワークの辺を検出するのに
先立って、これらのセンサを水平移動することによりワ
ークの辺を検出することのできる高さを決定することが
できる。
ンド装置は、請求項1において、前記手首側に、前記ワ
ークの上面を検知するセンサを設けている。それによ
り、2個以上のセンサによりワークの辺を検出するのに
先立って、これらのセンサを水平移動することによりワ
ークの辺を検出することのできる高さを決定することが
できる。
【0009】請求項3に係るデパレタイズ用ハンド装置
は、請求項1または2において、前記手首は水平面内で
回転可能であり、前記センサの1個が前記ワークを検出
すると、前記センサの残りが前記ワークを検出するま
で、前記手首を回転させるようにしている。それによ
り、2個以上のセンサの配列方向に対して辺が比較的大
きな角度を有する状態にワークが置かれていても、先
ず、手首に対する吸着パッドの平行移動によって、1個
のセンサでワークの辺を検出し、そのセンサが辺を検出
した状態を保持しながら手首を水平面内で回転させれ
ば、残りのセンサが辺を検出する。
は、請求項1または2において、前記手首は水平面内で
回転可能であり、前記センサの1個が前記ワークを検出
すると、前記センサの残りが前記ワークを検出するま
で、前記手首を回転させるようにしている。それによ
り、2個以上のセンサの配列方向に対して辺が比較的大
きな角度を有する状態にワークが置かれていても、先
ず、手首に対する吸着パッドの平行移動によって、1個
のセンサでワークの辺を検出し、そのセンサが辺を検出
した状態を保持しながら手首を水平面内で回転させれ
ば、残りのセンサが辺を検出する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明
の一実施の形態に係るデパレタイズ用ハンド装置を示
し、(a)は正面図、(b)は切断平面図である。同図
において、ロボットの手首10に吸着パッド11取り付
けられており、手首10は、垂直多関節ロボットおける
四つのリンクを平行四辺形状に回転関節で連結した周知
のリンク機構に連結されており、上下方向および水平方
向に移動自在になっているとともに、水平面内で回転自
在になっている。吸着パッド11は、(b)に示すよう
に、長方形状となった下端部が開口しており、例えば真
空ポンプなどにより吸気管12を通じ吸引力の作用を受
けて、下端開口にワークWを吸着する。
態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明
の一実施の形態に係るデパレタイズ用ハンド装置を示
し、(a)は正面図、(b)は切断平面図である。同図
において、ロボットの手首10に吸着パッド11取り付
けられており、手首10は、垂直多関節ロボットおける
四つのリンクを平行四辺形状に回転関節で連結した周知
のリンク機構に連結されており、上下方向および水平方
向に移動自在になっているとともに、水平面内で回転自
在になっている。吸着パッド11は、(b)に示すよう
に、長方形状となった下端部が開口しており、例えば真
空ポンプなどにより吸気管12を通じ吸引力の作用を受
けて、下端開口にワークWを吸着する。
【0011】吸気管12の中間部には、2本の支持杆1
3,14が互いに平行に位置して片持ち式に取り付けら
れており、この各支持杆13,14にはそれぞれセンサ
17,18が手動により位置調節できるように取り付け
られている。このセンサ17,18としては、検出片が
スプリングにより構成された接触型のリミットスイッチ
が用いられており、このセンサ17,18は平面視で長
方形の袋からなるワークWの長辺を検出するものであ
る。吸気管12の中間部におけるセンサ17,18の取
付部とは反対側の箇所には、ワークWの上面検知用セン
サ19が手動により位置調節できるように取り付けられ
ており、この上面検知用センサ19としては、検出片が
スプリングにより構成された接触型のリミットスイッチ
が用いられている。
3,14が互いに平行に位置して片持ち式に取り付けら
れており、この各支持杆13,14にはそれぞれセンサ
17,18が手動により位置調節できるように取り付け
られている。このセンサ17,18としては、検出片が
スプリングにより構成された接触型のリミットスイッチ
が用いられており、このセンサ17,18は平面視で長
方形の袋からなるワークWの長辺を検出するものであ
る。吸気管12の中間部におけるセンサ17,18の取
付部とは反対側の箇所には、ワークWの上面検知用セン
サ19が手動により位置調節できるように取り付けられ
ており、この上面検知用センサ19としては、検出片が
スプリングにより構成された接触型のリミットスイッチ
が用いられている。
【0012】図2は上記デパレタイズ用ハンド装置の電
気制御系のブロック構成図である。同図において、CP
U基盤20は、このハンド装置を制御する中央処理回路
や位置補正回路部20aなどが形成されており、ワーク
Wの長辺を検出する2個のセンサ17,18および上面
検知用センサ19のそれぞれの検出信号がI/Oインタ
フェース21を介して位置補正回路部20aに入力さ
れ、位置補正回路部20aは入力信号に基づき吸着パッ
ド11の位置を微調整して修正するためのデータを算出
し、中央処理回路部は算出されたデータに基づいてサー
ボドライバD1〜D4に制御信号を出力する。サーボド
ライバD1〜D4は入力された制御信号に基づいて対応
するサーボモータM1〜M4を回転させるとともに、こ
のサーボモータM1〜M4の回転を検出するエンコーダ
E1〜E4の回転検出信号によりサーボモータM1〜M
4をフィードバック制御する。それにより、手首10を
含む垂直多関節ロボットの各駆動部の作動が制御され
る。
気制御系のブロック構成図である。同図において、CP
U基盤20は、このハンド装置を制御する中央処理回路
や位置補正回路部20aなどが形成されており、ワーク
Wの長辺を検出する2個のセンサ17,18および上面
検知用センサ19のそれぞれの検出信号がI/Oインタ
フェース21を介して位置補正回路部20aに入力さ
れ、位置補正回路部20aは入力信号に基づき吸着パッ
ド11の位置を微調整して修正するためのデータを算出
し、中央処理回路部は算出されたデータに基づいてサー
ボドライバD1〜D4に制御信号を出力する。サーボド
ライバD1〜D4は入力された制御信号に基づいて対応
するサーボモータM1〜M4を回転させるとともに、こ
のサーボモータM1〜M4の回転を検出するエンコーダ
E1〜E4の回転検出信号によりサーボモータM1〜M
4をフィードバック制御する。それにより、手首10を
含む垂直多関節ロボットの各駆動部の作動が制御され
る。
【0013】次に、上記デパレタイズ用ハンド装置の動
作について、図3,図4のフローチャートおよび図5の
動作説明図を参照しながら説明する。先ず、デパレタイ
ズすべきワークWの形状に応じて2個のセンサ17,1
8の吸着パッド11に対する位置関係を予め調節する。
すなわち、両センサ17,18を手動操作により支持杆
13,14に沿って移動させて、吸着パッド11をワー
クWの中央部に位置させたときに両センサ17,18が
共にワークWの長辺を同時に検出する位置関係に設定す
る。この設定後は、両センサ17,18が吸着パッド1
1と一体に移動する。
作について、図3,図4のフローチャートおよび図5の
動作説明図を参照しながら説明する。先ず、デパレタイ
ズすべきワークWの形状に応じて2個のセンサ17,1
8の吸着パッド11に対する位置関係を予め調節する。
すなわち、両センサ17,18を手動操作により支持杆
13,14に沿って移動させて、吸着パッド11をワー
クWの中央部に位置させたときに両センサ17,18が
共にワークWの長辺を同時に検出する位置関係に設定す
る。この設定後は、両センサ17,18が吸着パッド1
1と一体に移動する。
【0014】CPU基板20の中央処理回路部は、所定
のサーボモータM1〜M4を回転させて手首10を作動
し、吸着パッド11をデパレタイズすべきワークWの上
方位置に移動させたのちに、吸着パッド11を下降させ
てワークWに対し僅かに上方位置に停止させる(ステッ
プS1)。続いて、手首10を作動して吸着パッド11
を一定距離だけ降下させたのちに(ステップS2)、上
面検知用センサ19がオンしたか否かを判別する(ステ
ップS3)。上面検知用センサ19がオンするまで、吸
着パッド11を一定距離だけ降下させて高さの微調整を
続ける。すなわち、2個のセンサ17,18によりワー
クWの長辺を検出するのに先立って、これらのセンサ1
7,18を水平移動させることによりワークWの長辺を
確実に検出することのできる高さになるように垂直方向
の位置決めを行う。これにより、続いて行うセンサ1
7,18によるワークWの長辺の検出を確実に且つ迅速
に行えることになる。
のサーボモータM1〜M4を回転させて手首10を作動
し、吸着パッド11をデパレタイズすべきワークWの上
方位置に移動させたのちに、吸着パッド11を下降させ
てワークWに対し僅かに上方位置に停止させる(ステッ
プS1)。続いて、手首10を作動して吸着パッド11
を一定距離だけ降下させたのちに(ステップS2)、上
面検知用センサ19がオンしたか否かを判別する(ステ
ップS3)。上面検知用センサ19がオンするまで、吸
着パッド11を一定距離だけ降下させて高さの微調整を
続ける。すなわち、2個のセンサ17,18によりワー
クWの長辺を検出するのに先立って、これらのセンサ1
7,18を水平移動させることによりワークWの長辺を
確実に検出することのできる高さになるように垂直方向
の位置決めを行う。これにより、続いて行うセンサ1
7,18によるワークWの長辺の検出を確実に且つ迅速
に行えることになる。
【0015】吸着パッド11のワークWに対する高さの
位置決めが終了すると、続いて手首10を水平移動させ
るのに際して上面検知用センサ19が邪魔になるのを防
ぐために、手首10を作動して吸着パッド11を僅かな
一定量だけ上昇させる(ステップS5)。この状態で両
センサ17,18が共にオフであるか否かを確認する
(ステップS5)。両センサ17,18が共にオフであ
る場合、手首10をワークWの方向に一定量ずつ水平移
動させながら(ステップS6)、その移動させる毎に両
センサ17,18が共にオフであるか否かの確認を行う
(ステップS5)。
位置決めが終了すると、続いて手首10を水平移動させ
るのに際して上面検知用センサ19が邪魔になるのを防
ぐために、手首10を作動して吸着パッド11を僅かな
一定量だけ上昇させる(ステップS5)。この状態で両
センサ17,18が共にオフであるか否かを確認する
(ステップS5)。両センサ17,18が共にオフであ
る場合、手首10をワークWの方向に一定量ずつ水平移
動させながら(ステップS6)、その移動させる毎に両
センサ17,18が共にオフであるか否かの確認を行う
(ステップS5)。
【0016】両センサ17,18が共にオフ状態でなく
なったと判別したときに(ステップS5)、先ず、両セ
ンサ17,18が共にオン状態になったか否かを判別す
る(ステップS7)。例えば、ワークWが荷崩れしない
で正規の位置に規則正しく積み上げられていた場合に
は、高さ位置を決めて水平移動させるだけで両センサ1
7,18が共に同時にオン状態となる。すなわち、吸着
パッド11が即座にワークWの中央部に対向する。その
場合には、手首10を作動して吸着パッド11をワーク
Wに当接させて吸着したのちに(ステップS8)、吸着
パッド11を上昇させてワークWを持ち上げて、次のス
テップに進む。
なったと判別したときに(ステップS5)、先ず、両セ
ンサ17,18が共にオン状態になったか否かを判別す
る(ステップS7)。例えば、ワークWが荷崩れしない
で正規の位置に規則正しく積み上げられていた場合に
は、高さ位置を決めて水平移動させるだけで両センサ1
7,18が共に同時にオン状態となる。すなわち、吸着
パッド11が即座にワークWの中央部に対向する。その
場合には、手首10を作動して吸着パッド11をワーク
Wに当接させて吸着したのちに(ステップS8)、吸着
パッド11を上昇させてワークWを持ち上げて、次のス
テップに進む。
【0017】両センサ17,18が共にオンでない場合
には、次に、一方のセンサ17のみがオンしているか否
かを判別する(ステップS9)。ここで、図5を参照し
ながら説明を続ける。吸着パッド11がワークWに対し
同図(a)に示す実線位置のように位置ずれしている場
合、吸着パッド11を矢印方向に所定ピッチPずつ移動
させる(ステップS6)。破線、1点鎖線および2点鎖
線でそれぞれ示した吸着パッド11および両サンセ1
7,18は、所定ピッチPずつ順次移動させたときの位
置を示している。同図(a)に示した例では、3回目の
ピッチ移動時に一方のセンサ17の検知片のみがワーク
Wの長辺に当接してオンしている。なお、センサ17が
3回目のヒッチ移動時に2/3Pしか移動していないの
は、スプリングからなる検知片がワークWの長辺に接触
して移動を阻止されたためである。
には、次に、一方のセンサ17のみがオンしているか否
かを判別する(ステップS9)。ここで、図5を参照し
ながら説明を続ける。吸着パッド11がワークWに対し
同図(a)に示す実線位置のように位置ずれしている場
合、吸着パッド11を矢印方向に所定ピッチPずつ移動
させる(ステップS6)。破線、1点鎖線および2点鎖
線でそれぞれ示した吸着パッド11および両サンセ1
7,18は、所定ピッチPずつ順次移動させたときの位
置を示している。同図(a)に示した例では、3回目の
ピッチ移動時に一方のセンサ17の検知片のみがワーク
Wの長辺に当接してオンしている。なお、センサ17が
3回目のヒッチ移動時に2/3Pしか移動していないの
は、スプリングからなる検知片がワークWの長辺に接触
して移動を阻止されたためである。
【0018】上述のように、一方のセンサ17のみがオ
ンしたのを判別されると(ステップS9)、手首10を
作動して吸着パッド11を図5(b)に矢印で示すよう
に反時計方向に一定量ずつ、つまり一定角度ずつ回転さ
せながら(ステップS10)、回転させる毎に状態が変
化したか否か、つまり一方のセンサ17がオン状態から
オフ状態に変わったか否かを判別する(ステップS1
1)。図5(b)の例では、吸着パッド11が2点鎖線
の位置から実線の位置まで回転したときに一方のセンサ
17がオン状態からオフ状態にら変わっている。このと
き、吸着パッド11は、ワークWに対してその中央部に
おいてほぼ平行になるよう位置を修正されている。した
がって、一方のセンサ17がオン状態からオフ状態に変
わったと判別した時点で(ステップS11)、吸着パッ
ド11を降下させてワークWを吸着する(ステップS
8)。
ンしたのを判別されると(ステップS9)、手首10を
作動して吸着パッド11を図5(b)に矢印で示すよう
に反時計方向に一定量ずつ、つまり一定角度ずつ回転さ
せながら(ステップS10)、回転させる毎に状態が変
化したか否か、つまり一方のセンサ17がオン状態から
オフ状態に変わったか否かを判別する(ステップS1
1)。図5(b)の例では、吸着パッド11が2点鎖線
の位置から実線の位置まで回転したときに一方のセンサ
17がオン状態からオフ状態にら変わっている。このと
き、吸着パッド11は、ワークWに対してその中央部に
おいてほぼ平行になるよう位置を修正されている。した
がって、一方のセンサ17がオン状態からオフ状態に変
わったと判別した時点で(ステップS11)、吸着パッ
ド11を降下させてワークWを吸着する(ステップS
8)。
【0019】吸着パッド11がワークWに対して図5の
状態とは逆方向にずれている場合には、ワークWへのピ
ッチ移動によって他方のセンサ18のみがオンになるの
で、手首10を作動して吸着パッド11を時計方向に一
定角度ずつ回転させながら(ステップS12)、回転さ
せる毎に状態が変化したか否か、つまり他方のセンサ1
8がオン状態からオフ状態に変わったか否かを判別する
(ステップS13)。この場合も、他方のセンサ18が
オン状態からオフ状態に変わったときに、吸着パッド1
1は、上記と同様に、ワークWに対してその中央部にお
いてほぼ平行になるよう位置を修正されているので、他
方のセンサ18がオン状態からオフ状態に変わったと判
別した時点で(ステップS13)、吸着パッド11を降
下させてワークWを吸着する(ステップS8)。
状態とは逆方向にずれている場合には、ワークWへのピ
ッチ移動によって他方のセンサ18のみがオンになるの
で、手首10を作動して吸着パッド11を時計方向に一
定角度ずつ回転させながら(ステップS12)、回転さ
せる毎に状態が変化したか否か、つまり他方のセンサ1
8がオン状態からオフ状態に変わったか否かを判別する
(ステップS13)。この場合も、他方のセンサ18が
オン状態からオフ状態に変わったときに、吸着パッド1
1は、上記と同様に、ワークWに対してその中央部にお
いてほぼ平行になるよう位置を修正されているので、他
方のセンサ18がオン状態からオフ状態に変わったと判
別した時点で(ステップS13)、吸着パッド11を降
下させてワークWを吸着する(ステップS8)。
【0020】上述のようにすることにより、2個のセン
サ17,18の配列方向に対して長辺が比較的大きな角
度を有する状態にワークWが置かれていても、先ず、手
首10に対する吸着パッド11の平行移動によって、1
個のセンサ17または18でワークWの長辺を検出し、
そのセンサ17または18が長辺を検出した状態を保持
しながら手首10を水平面内で回転させると、残りのセ
ンサ18または17が長辺を検出した時点で吸着パッド
11がワークWの中央部に対向するので、偏心吸着を防
止するための吸着パッド11の位置修正を極めて迅速に
行える。
サ17,18の配列方向に対して長辺が比較的大きな角
度を有する状態にワークWが置かれていても、先ず、手
首10に対する吸着パッド11の平行移動によって、1
個のセンサ17または18でワークWの長辺を検出し、
そのセンサ17または18が長辺を検出した状態を保持
しながら手首10を水平面内で回転させると、残りのセ
ンサ18または17が長辺を検出した時点で吸着パッド
11がワークWの中央部に対向するので、偏心吸着を防
止するための吸着パッド11の位置修正を極めて迅速に
行える。
【0021】また、ワークWの辺を検出することのみに
よってワークWの偏心吸着を防止しているので、複雑な
画像処理などを要することなく、ワークWを落下するこ
となのない安定した状態に確実に吸着することができ
る。なお、上記の実施形態では、オン状態のセンサ1
7,18がオフ状態に変わって時点で吸着パッド11で
ワークWを吸着するよう制御するようにしているが、ワ
ークWに向かっての移動と回転とを繰り返して、両セン
サ17,18を共にオンした時点、或いは、共に両セン
サ17,18が共にオン状態において、ワークWから後
退する方向に移動させて両センサ17,18同時にオフ
した時点で、ワークWを吸着するようにすれば、吸着パ
ッド1がワークWの中央部において極めて正確に平行に
位置する。
よってワークWの偏心吸着を防止しているので、複雑な
画像処理などを要することなく、ワークWを落下するこ
となのない安定した状態に確実に吸着することができ
る。なお、上記の実施形態では、オン状態のセンサ1
7,18がオフ状態に変わって時点で吸着パッド11で
ワークWを吸着するよう制御するようにしているが、ワ
ークWに向かっての移動と回転とを繰り返して、両セン
サ17,18を共にオンした時点、或いは、共に両セン
サ17,18が共にオン状態において、ワークWから後
退する方向に移動させて両センサ17,18同時にオフ
した時点で、ワークWを吸着するようにすれば、吸着パ
ッド1がワークWの中央部において極めて正確に平行に
位置する。
【0022】また、上記の実施の形態では、ワークWが
平面視で長方形の袋などからなる場合であり、このよう
なワークWは積み上げた場合に長辺の方向にしか荷崩れ
しないことから、2個のセンサ17,18によってワー
クWの長辺を検出している。但し、ワークWが平面視で
ほぼ正方形の形状である場合には、2個のセンサ17,
18によりワークWの長辺を検出したのちに、1個のセ
ンサによりワークWの短辺を検出するようにするのが好
ましい。この場合、長辺検知用センサ17,18は、短
辺検知用センサによる検知動作の邪魔にならないよう
に、ワークWに対して平行方向または上方に退避させる
か、揺動させるようにすればよい。
平面視で長方形の袋などからなる場合であり、このよう
なワークWは積み上げた場合に長辺の方向にしか荷崩れ
しないことから、2個のセンサ17,18によってワー
クWの長辺を検出している。但し、ワークWが平面視で
ほぼ正方形の形状である場合には、2個のセンサ17,
18によりワークWの長辺を検出したのちに、1個のセ
ンサによりワークWの短辺を検出するようにするのが好
ましい。この場合、長辺検知用センサ17,18は、短
辺検知用センサによる検知動作の邪魔にならないよう
に、ワークWに対して平行方向または上方に退避させる
か、揺動させるようにすればよい。
【0023】さらに、上記実施の形態では、センサ17
〜19として接触型のリミットスイッチを用いたが、非
接触型のセンサを用いることもできる。例えば、図6に
示すように、超音波距離計やレーザセンサなどのセンサ
22を用いて、所定距離X内における物体の有無により
ワークWを非接触で検出したり、あるいは、図7に示す
ように、投光器24aと受光器24bからなる光学セン
サ24を用いて、光の遮断によりワークWを非接触で検
出するようにしてもよい。
〜19として接触型のリミットスイッチを用いたが、非
接触型のセンサを用いることもできる。例えば、図6に
示すように、超音波距離計やレーザセンサなどのセンサ
22を用いて、所定距離X内における物体の有無により
ワークWを非接触で検出したり、あるいは、図7に示す
ように、投光器24aと受光器24bからなる光学セン
サ24を用いて、光の遮断によりワークWを非接触で検
出するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、ワークの辺を検出して偏心吸着がな
いようにするので、複雑な画像処理をすることなく、確
実にワークを吸着できるという効果を奏する。
項1記載の発明は、ワークの辺を検出して偏心吸着がな
いようにするので、複雑な画像処理をすることなく、確
実にワークを吸着できるという効果を奏する。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1の効果に
加えて、ワークの辺を検知すべき高さが確保されるとい
う効果を奏する。
加えて、ワークの辺を検知すべき高さが確保されるとい
う効果を奏する。
【0026】請求項3記載の発明は、手首に対する吸着
パッドの平行移動と回転移動によって、偏心吸着の修正
が迅速に行われるという効果を奏する。
パッドの平行移動と回転移動によって、偏心吸着の修正
が迅速に行われるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施の形態に係るデパレタイズ用ハ
ンド装置を示し、(A)は正面図、(b)は切断平面図
である。
ンド装置を示し、(A)は正面図、(b)は切断平面図
である。
【図2】同上装置における電気制御系のブロック構成図
である。
である。
【図3】同上装置の制御処理を示すフローチャート(そ
の1)である。
の1)である。
【図4】同上装置の制御処理を示すフローチャート(そ
の2)である。
の2)である。
【図5】(a),(b)は同上装置の動作の説明図であ
る。
る。
【図6】本発明の他の実施形態に係るデパレタイズ用ハ
ンド装置を示す要部の正面図である。
ンド装置を示す要部の正面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態に係るデパレタイ
ズ用ハンド装置を示す要部の正面図である。
ズ用ハンド装置を示す要部の正面図である。
【図8】ハンド装置によりワークをデパレタイズしてい
る状態を示す側面図である。
る状態を示す側面図である。
10 手首 11 吸着パッド 17,18 辺検知用のセンサ 19 上面検知用のセンサ 22,24 センサ 20 CPU基板(制御部) W ワーク
Claims (3)
- 【請求項1】 ロボットの手首に吸着パッドを取付け、
前記吸着パッドでワークを吸着し、前記ロボットの作動
によって前記ワークをデパレタイズするデパレタイズ用
ハンド装置であって、 前記吸着パッドが吸着する前記ワークの辺の位置を検出
するセンサを2個以上前記手首に設け、 前記2個以上のセンサが同時に前記ワークを検出するよ
うに前記吸着パッドの前記ワークへの吸着位置を変更さ
せる制御部を設けたことを特徴とするデパレタイズ用ハ
ンド装置。 - 【請求項2】 前記手首側に、前記ワークの上面を検知
するセンサが設けられた請求項1記載のデパレタイズ用
ハンド装置。 - 【請求項3】 前記手首は水平面内で回転可能であり、
前記センサの1個が前記ワークを検出すると、前記セン
サの残りが前記ワークを検出するまで、前記手首を回転
させるようにした請求項1または2記載のデパレタイズ
用ハンド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9902496A JPH09262785A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | デパレタイズ用ハンド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9902496A JPH09262785A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | デパレタイズ用ハンド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262785A true JPH09262785A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14235681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9902496A Pending JPH09262785A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | デパレタイズ用ハンド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262785A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019006553A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 東洋工機株式会社 | 真空リフト装置 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP9902496A patent/JPH09262785A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019006553A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 東洋工機株式会社 | 真空リフト装置 |
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